JP2024004329A - 表示機 - Google Patents

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真 中里
Makoto Nakazato
慎一 鈴木
Shinichi Suzuki
由成 川津
Yoshinari Kawatsu
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Abstract

【課題】表示部の周囲の枠状領域の広い範囲で導光部材が発光可能となるように、導光部材、及び、導光部材に光を与える発光素子を、効率的に配置することで誘引効果をさらに高めることができる表示機を提供する。【解決手段】表示部によって画像等が表示される中央領域の周囲の矩形枠形状の発光領域で発光させるために矩形枠形状に沿って配置された装飾部を備える表示機であって、装飾部は、それぞれ棒状に延び、発光領域の矩形枠形状に沿って配置された、複数の導光部材と、発光領域の4つの角部にそれぞれ配置された4つの発光素子と、を備える。4つの発光素子はその発光面が所定角度をなし、上記4つの角部において、互いに直交する方向に延びる2つの導光部材の一方の導光部材の入射面が、発光面に対して所定の間隔をおいて互いに平行に対向するように配置され、2つの導光部材の他方は、その入射面が、一方の導光部材の側面に接触するように配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、前面の表示板に映像又は画像を表示可能な表示部を備え、特に直射日光が当たる屋外や屋内の窓際等に設置するのに好適な表示機に関する。
特許文献1の液晶モニタにおいては、液晶画面の左右両側部に導光棒を配置し、これらの導光棒を発光させることによって、液晶画面に対する看者の注意を喚起させ、これにより、看者に対して、液晶画面に表示させる広告内容や告知内容への誘引効果を高めていた。
意匠登録第1430342号公報
本発明は、屋外・屋内のいずれに設置しても視認されやすい映像や画像を表示可能な表示部を有する表示機において、表示部の周囲の枠状領域の幅を狭くすることで表示部をより広くするという近年の動向に対応しつつ、表示部の周囲の枠状領域のより広い範囲で導光部材が発光可能となるように、導光部材、及び、導光部材に光を与える発光素子を、効率的に配置することで誘引効果をさらに高めることができる表示機を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の表示機は、筐体と、筐体の前面を覆う四角板形状の表面板と、表面板の中央領域に映像又は画像を表示させる表示部と、表面板において中央領域の周囲の矩形枠形状の発光領域で発光させるために矩形枠形状に沿って配置された装飾部と、を備える表示機であって、装飾部は、それぞれ棒状に延び、その延伸方向に直交する断面の形状が互いに同一であって、発光領域の矩形枠形状に沿って配置された、複数の導光部材と、発光領域の4つの角部にそれぞれ配置された4つの発光素子と、を備え、複数の導光部材はそれぞれ、その延伸方向の少なくとも一方の端面としての入射面から光が入射するとともに、出射面としての側面から光が射出するように構成され、4つの発光素子は、矩形枠形状の内側へ向くように配置されるとともに、それぞれに対応する4つの角部に対して、互いに直交する矩形枠形状の2辺の延びる方向の両方に対して、平面である発光面が所定角度をなし、4つの角部において、互いに直交する方向に延びる2つの導光部材の一方の導光部材が、その延伸方向に対して、所定角度に対応する角度をなすように切り欠かれた入射面が、発光面に対して所定の間隔をおいて互いに平行に対向するように配置され、2つの導光部材の他方は、その入射面が、一方の導光部材の側面に接触するように配置されており、所定角度は、一方の導光部材の側面から、2つの導光部材の他方に対して光が入射可能な範囲の角度であり、複数の導光部材は、装飾部の矩形枠形状の4辺のうち、少なくとも、互いに対向する2辺においては、その延伸方向の途中に導光部材を配置しない隔離領域が形成されるように配置されており、隔離領域を挟むことなく発光領域の1辺に渡って延びる導光部材は、両端面が入射面とされていることを特徴としている。
本発明の表示機において、導光部材は四角柱形状を有し、導光部材の側面の一面が前方を向くとともに、後方の側面の近傍に出射光を反射可能とする反射板が配置されていることが好ましい。
本発明の表示機において、矩形枠形状の2辺の延びる方向の両方を含む面に対して、発光面が90度の角度をなすことが好ましい。
本発明によると、表示部の周囲の枠状領域の狭幅化を可能とした構成において、表示部の周囲の枠状領域のより広い範囲で導光部材が発光可能となるように、導光部材、及び、導光部材に光を与える発光素子を、効率的に配置することができ、看者に対する誘引効果をさらに高めることができる表示機を提供することができる。
本発明の実施形態に係る表示機の構成を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図である。 本発明の実施形態に係る表示機の構成を示す図であって、(a)は左側面図、(b)は右側面図である。 本発明の実施形態に係る表示機の構成を示す背面図である。 本発明の実施形態に係る表示機の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る表示機内の構成を示す正面図である。 図5のE1部分の拡大図である。 本発明の実施形態に係る表示機の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る表示機を図5のC1-C1’線に沿った位置で切断した断面を簡略化して示した図である。 (a)は第1導光部材、第2導光部材、第1ステー、第2ステー、及び、第3ステーの分解斜視図である。(b)は(a)の第1導光部材、第2導光部材、第1ステー、第2ステー、及び、第3ステーを組み立てた状態を示す。 (a)は本発明の実施形態における、第1導光部材及び第2導光部材と、第1発光面との概略的な位置関係を示す正面から見た図、(b)は変形例における、第1導光部材及び第2導光部材と、第1発光面との概略的な位置関係を正面から見た図である。 本発明の実施形態における、6本の導光部材と、4つのLEDに対応する各発光面との概略的な配置関係を正面から見た図である。 本発明の実施形態における、放音孔カバーと案内カバーを分解して示す斜視図である。 (a)は案内カバー、放音孔カバー、及び、スピーカの配置関係を示す斜視図、(b)は案内カバー及び放音孔カバーで放音孔を覆ったときの状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る表示機を図5のC2-C2’線に沿った位置で切断した断面を簡略化して示した図である。 表示機を横置き状態としたときの斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る表示機100について図面を参照しつつ詳しく説明する。以下の説明では、表示機100に対して、図1(b)に示すZ1-Z2方向を長手方向又は上下方向、Y1-Y2方向を幅方向又は左右方向、図1(a)、(c)に示すX1-X2方向を厚み方向又は前後方向と呼ぶ。図1~図3に示すように表示機100を縦置き状態としたとき、その上下方向(Z1-Z2方向)は鉛直方向に沿っており、横置き状態にしたときは、図15に示すように、右側(Y2側)が上側とされ、幅方向(Y1-Y2方向)が鉛直方向に沿うこととなる。また、筐体10から離れる方向を外側として称することがある。図8においては、排気の流れを矢印で示しており、図13と図14においては音の流れを矢印で示している。以下の説明において、「空気」は、筐体10内にある空気のほか、冷却などの目的で導入された気体も含むものとする。
表示機100は、例えば直射日光が当たる店舗の屋外や店頭はもちろん、屋内の窓際等において設置して使用することが可能とされ、店先や道路に対して設置される。表示機100は、図1~図3に示すように、正面(X1側)及び背面(X2側)から観て縦長の長方形状とされ、全体扁平の面状からなる金属製の筐体10(図4参照)を内部に備える。図4に示すように、筐体10の前面開口102(前面)を覆うように、四角板形状の表面板61が取り付けられ、また、図3に示すように、筐体10の背面開口(不図示)を覆うように背面板63が取り付けられて構成される。筐体10内であって、背面板63の前方には内部基板16が配置され、筐体10に固定されている。表面板61は透明性のあるガラス又は樹脂、背面板63は合成樹脂又は金属材からなる。
図4に示すように、筐体10は、表面板61と対向する、前方から見た状態で矩形状の背面板63と背面板63の4辺のそれぞれにおいて長方形状の表面板61及び背面板63の4辺の対応する辺へ向けて、厚み方向に沿ってそれぞれ延びる4つの側面板、すなわち左側面板11(第1側面板)、底板12(第2側面板)、右側面板13(第3側面板)、及び、天板14(第4側面板)とを備える。ここで、左側面板11と右側面板13は互いに平行に同じ方向に延び、この方向を第1方向とすると、互いに平行に延びる底板12と天板14は、第1方向に直交する第2方向に延びることとなる。
内部基板16の表面板61側には、6本の導光部材21、22、23、24、25、26、4つのLED31、32、33、34(発光ダイオード)、第1スピーカ41、第2スピーカ42、6つのステー51、52、53、54、55、56、排気ファン71、排気ダクト72、吸気ダクト74、制御部90を含む制御基板、及び、電源基板97などが配置されている。排気ファン71、排気ダクト72、吸気ダクト74、制御部90を含む制御基板、及び、電源基板97は、筐体10内の内部基板16上に配置されている。
図1(c)と図8に示すように、底板12には吸気口15が貫通して設けられている。図5に示すように、筐体10の下部であって吸気口15の上方には、吸気ダクト74が設けられている。吸気ダクト74は、後方(X2側)において背面板63を貫通し、背面板63に設けた吸気ダクトカバー75(図3)に連なっている。これらの構成により、筐体10の下方からは吸気口15を通じて、筐体10の背面からは吸気ダクトカバー75と吸気ダクト74を通じて、外気が導入可能となる。
図5と図8に示すように、排気ファン71は、筐体10の上部に配置され、左右方向(Y1-Y2方向)に沿って延びる排気ダクト72が接続されている。排気ダクト72は後方(X2側)において背面板63を貫通し、背面板63に設けた排気ダクトカバー73に連なっている。以上の構成において、排気ファン71を動作させると、吸気口15と吸気ダクト74から筐体10内部へ外気が吸引され、図8に示すように筐体10内を下から上へ流れて、排気ダクト72を通じて外部へ排出される。
ここで、吸気口15は液晶表示部62の下方の底板12に設けられているため、吸気口15から導入された外気は、主に、液晶表示部62の前面及び背面の空間を通って排気ファン71側へ流れ、これにより液晶表示部62を冷却することができる。これに対して、吸気ダクト74から導入された外気は、主に、筐体10内で液晶表示部62よりも後方の空間において排気ファン71側へ流れるため、制御部90や電源基板96などの温度が上昇しやすい構成部材を冷却することができる。
図4に示すように、表面板61の中央領域61aに対して前後方向(X1-X2方向)に隣接する部分には表示部としての液晶表示部62が配置されている。液晶表示部62は、画素がマトリックス状に配置された画面構成を有し、制御部90による制御にしたがって所定の画像を表示する(図7参照)。
なお、表示部としては、液晶表示部に限定されず、有機EL素子、マトリックス状に配置されたLEDなどを用いることもできる。
表面板61の中央領域61aを囲む矩形枠形状の発光領域61bに対し、前後方向(X1-X2方向)に隣接する部分には、装飾部20が配置されている。装飾部20は、発光領域61bの矩形枠形状に沿って配置される6本の導光部材21、22、23、24、25、26と、発光素子としての4つのLED31、32、33、34と、を備える。
4つのLED31、32、33、34は、3原色を発光可能な素子であり、表面板61の背面側であって、発光領域61bの4つの角部61cに対応する位置にそれぞれ配置される。図11に示すように、4つのLED31、32、33、34のそれぞれの発光面31a、32a、33a、34aは、前後方向(X1-X2方向)に沿って見たときに、発光領域61bの矩形枠形状の内側へ向くように配置される。さらに、それぞれが配置される角部61c(図4参照)において、矩形枠形状において互いに直交する2辺の延びる方向(Z1-Z2方向とY1-Y2方向)の両方に対して、平面である発光面が、所定角度として、45度の角度をなしている。具体的には、前方からみたときに、左下に配置される発光面31aは右上方向に向いており、左上に配置される発光面32aは右下方向に向いており、右上に配置される発光面33aは左下方向に向いており、右下に配置される発光面34aは左上方向に向いている。さらに、各発光面は、発光領域61bの矩形枠形状の2辺の延びる方向の両方を含む面に対して、90度の角度をなしている。
図6に示すように、第1LED31は、金属製の支持部材31bに支持されており、この支持部材31bは内部基板16側まで延びている。この構成により、LED31で発生した熱は、支持部材31bを通じて内部基板16側へ伝達される。ほかの3つのLED32、33、34も同様の支持部材で支持されており、それぞれのLEDで発生した熱は内部基板16側へ伝達される。上述の通り、筐体10内部では排気ダクト72の動作によって外気が循環し、背面板63に設けた排気ダクトカバー73から外部へ放出されるため、LED31、32、33、34からそれぞれの支持部材を通じて伝達された熱は効果的に冷却される。このような冷却構造を備えることで、4つのLED31、32、33、34と、導光部材21、22、23、24、25、26と、をより接近させて配置することができるため、中央領域61aの拡大や、発光領域61bの狭幅化を図ることができる。
導光部材21、22、23、24、25、26は、それぞれ棒状をなしており、その延伸方向の両端が入射面とされ、側面が出射面とされるように、アクリルその他の合成樹脂の成形により形成される。なお、後述するように、一方の端面のみを入射面とすることもでき、この場合は、成形時に、又は、成形後に他方の端面が非透光性又は光の透過性が低い面となるように加工等を施すとよい。
導光部材21、22、23、24、25、26は、延伸方向に直交する断面の形状が互いに同一であり、筐体10内において、正面から見て矩形状の液晶表示部62の4つの辺に沿って、液晶表示部62と、左側面板11、底板12、右側面板13、及び、天板14とで挟まれる空間に配置されている。具体的には、第1導光部材21は底板12に沿って配置され、第2導光部材22と第3導光部材23は、導光部材のない隔離領域として、所定の間隔をおいて、左側面板11に沿って配置され、第4導光部材24は天板14に沿って配置され、第5導光部材25と第6導光部材26は、導光部材のない隔離領域として、所定の間隔をおいて、右側面板13に沿って配置されている。これにより、導光部材21、22、23、24、25、26は、発光領域61bに対応した矩形枠形状に配置される。本実施形態では、導光部材21、22、23、24、25、26として、四角柱形状をなしたものを用いるが、全体として棒状であれば、ほかの形状、例えば、円柱形状、三角柱形状、多角柱形状をなすものを用いることもできる。
図5又は図9に示すように、第1導光部材21は、底板12に沿って左右方向(Y1-Y2方向)に延びるように配置され、筐体10に対して第1導光部材21に対応する位置に設けられた第1ステー51に固定される。第1ステー51は、左右方向に沿って延びる金属製の支持材であって、その延伸方向に直交する断面は、前側(X1側)が開いたコの字形状をなしている。ここで、図9(a)では、第1ステー51内に第1導光部材21を挿入する前であって、
図9(b)では、第1導光部材21を前側から挿入し、導光部材中間固定金具51aと耐熱性を有する両面テープ(図示せず)を使用することにより固定することによって前側への移動が規制される。また、図9(b)のように導光部材22については、導光部材末端固定金具52aと耐熱性を有する両面テープ(図示せず)を使用して第2ステー52に固定する。
第1導光部材21は、第1ステー51の内面との間に配置した固定剤、例えば、耐熱性を有する両面テープ(図示せず)で第1ステー51に固定するとともに導光部材中間固定金具51aによって第1ステー51における前方側への移動を規制する。ここで、表示機100の外気温の上昇や直射日光を受けるなどして表示機100内の温度が上昇した場合、第1導光部材21もそれにつれて膨張するため、導光部材中間固定金具51aによる規制や両面テープによる固定の強度は、想定される膨張の程度に合わせて設定される。
第1ステー51を、反射板として、所定の反射率を有する金属材料で構成し、又は、内面に反射コーティングを施すことにより、第1導光部材21の側面からの出射光が反射して、前側へ出射させることができるため、装飾部20として効率的な発光を実現することができる。
第2導光部材22は、左側面板11に沿って上下方向(Z1-Z2方向)に延びるように配置され、筐体10に対して第2導光部材22に対応する位置に設けられた第2ステー52に固定される。図5に示すように、第2導光部材22が延びている範囲は、左側面板11に対し、上下方向の中央付近から下側である。そして、第2導光部材22と一定の間隔をおいて、第3導光部材23が、左側面板11に対し、上下方向の中央付近から上側へ延びている。第3導光部材23は、筐体10に対して第3導光部材23に対応する位置に設けられた第3ステー53に固定される。
図5又は図9に示すように、第2ステー52と第3ステー53は、第1ステー51と同様の金属製の支持材であって、それぞれ上下方向に沿って延びるように筐体10に固定されている。第2ステー52と第3ステー53の延伸方向に直交する断面は、前側(X1側)が開いたコの字形状をなしている。ここで、図9(a)では、第2ステー52内に第2導光部材22を挿入する前であって、図9(b)では、第1導光部材21と同様に、第2導光部材22を前側から挿入し、導光部材末端固定金具52aで前方への移動を規制するとともに、耐熱性を有する両面テープ(図示せず)を使用して第2ステー52に固定する。図9(a)(b)には示さないが、第3導光部材23を第3ステー53に導光部材末端固定金具53aで移動規制する構成は、第2ステー52の導光部材末端固定金具52aを用いた構成と同様である。
また、第2ステー52及び第3ステー53においても、第1ステー51と同様に反射板として機能させるための構成を備える。
図5に示すように第4導光部材24は、天板14に沿って左右方向(Y1-Y2方向)に延びるように配置され、筐体10に対して第4導光部材24に対応する位置に設けられた第4ステー54に固定される。第4ステー54は、第1ステー51と同様の金属製の支持材であって構成も同様である。第4導光部材24と第4ステー54との固定方法は、第1導光部材21と第1ステー51の固定方法と同様である。また、第4ステー54においても、第1ステー51と同様に反射板として機能させるための構成を備える。
第5導光部材25は、右側面板13に沿って上下方向(Z1-Z2方向)に延びるように配置され、筐体10に対して第5導光部材25に対応する位置に固定された第5ステー55に固定される。第5導光部材25が延びている範囲は、右側面板13に対し、上下方向の中央付近から上側である。そして、第5導光部材25と一定の間隔をおいて、第6導光部材26が、右側面板13に対し、上下方向の中央付近から下側へ延びている。第6導光部材26は、筐体10に対して第6導光部材26に対応する位置に設けられた第6ステー56に固定される。
第5ステー55と第6ステー56は、第2ステー52と第3ステー53同様の金属製の支持材であって構成も同様であり、それぞれ上下方向に沿って延びている。第5導光部材25と第5ステー55との固定方法、及び、第6導光部材26と第6ステー56との固定方法は、第2導光部材22と第2ステー52および第3導光部材23と第3ステー53の固定方法と同様である。また、第5ステー55及び第6ステー56においても、第1ステー51と同様に反射板として機能させるための構成を備える。
上述の通り、棒状の導光部材21、22、23、24、25、26は、それぞれ、延伸方向の両端が入射面とされ、側面が出射面とされている。具体的には、図11に示すように、第1導光部材21については、左右方向(Y1-Y2方向)の左端面が第1入射面21aとされ、右端面が第2入射面21cとされ、これらの左右両端面の間の側面21bが出射面とされる。第1導光部材21と平行に延びる第4導光部材24についても、左右方向の左端面が第1入射面24aとされ、右端が第2入射面24cとされ、これら左右両端面の間の側面24bが出射面とされる。
第3導光部材23については、上下方向(Z1-Z2方向)の上端面が第1入射面23aとされ、上下の端面の間の側面23bが出射面とされる。第3導光部材23の下方に位置する第2導光部材22については、上下方向の下端面が第1入射面22aとされ、上下の端面の間の側面22bが出射面とされる。
第3導光部材23と平行に配置される第5導光部材25については、上下方向(Z1-Z2方向)の上端面が第1入射面25aとされ、上下の端面の間の側面25bが出射面とされる。第5導光部材25の下方に位置する第6導光部材26については、上下方向の下端面が第1入射面26aとされ、上下の端面の間の側面26bが出射面とされる。
図4に示すように、4つの角部61cに対応する位置においては、図5に示す4つのLED31、32、33、34がそれぞれ配置されるとともに、図11に示すように互いに直交する方向に延びる2つの導光部材の入射面がそれぞれ配置されている。これら2つの導光部材の一方の導光部材の入射面は、対応するLEDの発光面に対して平行となるような角度に切り欠かれ、そして、発光面に対して所定の間隔をおいて互いに平行に対向するように配置される。他方の導光部材の入射面は、一方の導光部材の側面に接触するように配置される。入射面が切り欠かれる角度は、LEDの発光面の角度に合わせて45度であり、導光部材が延びる方向に対する角度となる。ここで、導光部材がLEDに対向する入射面の角度の形成は、延伸方向に直交する入射面を所望の角度へ切断や切削によって切り欠くほか、例えば、導光部材を成形で形成する場合に所望の角度に対応する成形型によって成形することもできる。
例えば、図10(a)に示すように、第1LED31が配置される角部61cにおいては、左右方向(Y1-Y2方向)に沿って延びる第1導光部材21の入射面21aが45度の角度で切り欠かれており、発光面31aに対して距離D1をおいて配置されている。これに対し、上下方向(Z1-Z2方向)に沿って延びる第2導光部材22の入射面22aは切り欠かれておらず、その全面が、第1導光部材21の左端部において側面21bに接触している。
図11に示すように、上記距離D1は、4つのLED31、32、33、34のそれぞれの発光面31a、32a、33a、34aと、それに対向する導光部材と、で同一に設定され、導光部材21、22、23、24、25、26の長さ、4つのLED31、32、33、34の輝度、などの条件によって適宜設定される。例えば、第1導光部材21と第4導光部材24の長さが436mm、第2導光部材22、第3導光部材23、第5導光部材25、及び、第6導光部材26の長さが360mm、そして、4つのLED31、32、33、34の輝度が20cd/m2の場合は、2.5mmとする。
ここで、第2導光部材22の入射面22aは、その全面が第1導光部材21の側面21bに接触していれば、第1導光部材21の左端部よりも右側にずれた位置に配置してもよい。第3導光部材23の入射面23a、第5導光部材25の入射面25a、第6導光部材26の入射面26aについても同様である。
また、図10(b)に示すように、第2導光部材22の入射面22aを、発光面31aに平行となるように45度の角度で切り欠いて発光面31aに対向させ、第1導光部材21の入射面21aは切り欠くことなく、第2導光部材22の側面22bに全面を接触させるようにしてもよい。この場合、第3導光部材23の入射面23a、第5導光部材25の入射面25a、第6導光部材26の入射面26aについても同様に対応するLEDの発光面に対向させるとよい。
本実施形態では、発光領域61bの矩形枠形状の上下の辺を、第1導光部材21と第4導光部材24でそれぞれ構成する一方、左の辺については、上下に互いに離れて配置された2つの導光部材22、23で構成し、右の辺についても、上下に互いに離れて配置された2つの導光部材25、26で構成していた。これに加えて、又は、これに代えて、上下の2辺のそれぞれについて、左右に離れて配置された2つの導光部材で構成してもよい。
4つのLED31、32、33、34の発光面31a、32a、33a、34aの角度(所定角度)と、対応する角部61cに配置される2つの導光部材の一方の入射面の切り欠き角度とは45度に限定されず、角部61cにおいて、発光面と入射面とが互いに平行に対向すれば45度以外の角度であってもよい。これらの角度の範囲としては、23度以上67度以下とするとよい。この角度範囲では、図10(a)に示す構成を例に挙げると、発光面31aと平行な入射面21aから入射した光は、その入射面21aを有する第1導光部材21の延伸方向(Y1-Y2方向)に進行するとともに、第1導光部材21の側面21bに接触した入射面22aから第2導光部材22内へ入射する光量が多くなる。さらに、角度範囲を40度以上50度以下とすると、第1導光部材21の入射面21aからの入射光の進行方向の約半分が第2導光部材22の入射面22a側へ向かうため、入射面22aから第2導光部材22内へ入射する光量を確保することができる。同様に、各発光面は、発光領域16bの矩形枠形状の2辺の延びる方向の両方を含む面に対して、90度以外の角度をとすることもできる。
発光領域61bにおける発光強度のバランスの調整、発光範囲の設定、発光へのデザイン性の付与などのために、発光領域61b、又は、導光部材の主に前方となる面又は範囲に、光の透過性を変化させるパターンを形成してもよい。パターンの形成は、例えばシルクスクリーン印刷で行い、非透過性のパターンが、導光部材の延伸方向に沿って徐々に減少又は増大するように形成する。
所定の間隔(隔離領域)をおいて配置される、第2導光部材22と第3導光部材23において、互いに対向する端面22c、23cは、入射面又は出射面として機能しないように、例えば、非透光性のコーティングを施したり、粗面加工を施したりしている。これにより、隣り合う導光部材に向けて光が出射されることがなくなり、又は、外部からの予定していない光が入射しないようになって外乱光の影響を受けにくくなるため、所望の状態で発光させることができるため好ましい。第5導光部材25と第6導光部材26についても同様に、互いに間隔を置いて対向する端面25c、26cに光が入射しないようにコーティング等を施すと同様の効果を得ることができる。
上下方向に延びるように配置される導光部材と、左右方向に延びるように配置される導光部材と、で導光性能の異なるものを用いることもできる。これにより、上下方向に延びる導光部材と、左右方向に延びる導光部材と、で発光強度を同一にし、又は、所望の強度比とすることができる。さらに、入射面がLEDに対向する導光部材と、その導光部材の側面としての出射面からの出射光が入射する導光部材と、で導光性能を変えても同様の効果を得ることができる。
以上の構成により、屋外・屋内のいずれに設置しても視認されやすい映像や画像を表示可能な液晶表示部62を有する表示機100において、液晶表示部62の周囲の発光領域61b(枠状領域)の幅を狭くすることで液晶表示部62をより広く配置することができるとともに、液晶表示部62の周囲の枠状領域としての発光領域61bのより広い範囲で、導光部材21、22、23、24、25、26が発光可能となるように、これらの導光部材21、22、23、24、25、26、及び、発光素子としての4つのLED31、32、33、34を、効率的に配置することができ、これにより看者に対する誘引効果をさらに高めることができる。
図5に示すように、上下方向(Z1-Z2方向)の同じ位置に、一対のスピーカ41、42が左右対称となるように設けられている。図12に示すように、スピーカ41、42の放音孔41a、42aは、背面板63を貫通する2つの穴部に連なってそれぞれ配置されており、これらの放音孔41a、42aから後方へ音が発せられる。
図12と図14に示すように、一対の放音孔41a、42aは、一対の放音孔カバー41b、42bにそれぞれ覆われており、一対の放音孔カバー41b、42bは、一対の案内カバー41c、42cにそれぞれ覆われている。
図13(a)に示すように、第1放音孔カバー41bは、前側が開口とされた中空形状を有し、背面板63に対し、ビス等で固定されるフランジ面41b1を備える。フランジ面41b1のうち、背面板63へ配置されたときに下側(Z2側)で左側(Y1側)となる角部が側面も含めて切り欠かれて開口とされた第1切り欠き部41dとされている。第1放音孔カバー41bは、背面板63に密着固定されるため、第1切り欠き部41d以外の部分では、水の浸入を防ぐ密着性を有する。第2放音孔カバー42bも、第1放音孔カバー41bと同一の形状を有し、背面板63上に密着固定されたときに、下側(Z2側)で左側(Y1側)に、第1切り欠き部41dと同様の第2切り欠き部(不図示)が配置される。別言すると、第1放音孔カバー41bと第2放音孔カバー42bは、背面板63上に固定したときに、第1切り欠き部41dと第2切り欠き部が互いに同じ向きにそれぞれ開くように配置される。
図13(a)に示すように、第1案内カバー41cは、前側が開口とされた中空形状を有し、左右方向(Y1-Y2方向)に延びる途中で前側へ屈曲された形状を有する。案内カバー41cの左側(Y1側)の先端がその延伸方向において開いた先端開口41eとされている。案内カバー41cの屈曲形状は、背面板63の背面から左側面11への外面形状に沿った形状となっている(図2(a)、図3参照)。図13(b)に示すように、案内カバー41cは、背面板63に固定された第1放音孔カバー41bを内部空間に収容するように配置した状態で、背面板63に固定され、この配置によって先端開口41eが左側面板11の外方において、前方を向くように配置される(図1(b)参照)。案内カバー41cは、先端開口41eを除いて、外部との空気の出入りのないように、密着固定されている。このように案内カバー41cが固定された状態においては、第1スピーカ41の第1放音孔41aから放出された音は、第1放音孔カバー41bの第1切り欠き部41dから、案内カバー41c内へ進行し、先端開口41eから前方へ放出される(図13(b)、図14)。
第2案内カバー42cは、第1案内カバー41cと左右対称の形状を有し、前側が開口とされた中空形状を有し、左右方向(Y1-Y2方向)に延びる途中で前側へ屈曲された形状を有する。第2案内カバー42cでは、右側(Y2側)の先端がその延伸方向において開いた先端開口42eとされている。第2案内カバー42cの屈曲形状は、背面板63の背面から右側面13への外面形状に沿った形状となっている(図2(b)参照)。第2案内カバー42cは、第1案内カバー41cと同様に、背面板63に固定された第2放音孔カバー42bを内部空間に収容するように配置した状態で、背面板63に固定され、この配置によって先端開口42eが右側面板13の外方において、前方を向くように配置される。第2案内カバー42cは、先端開口42eを除いて、外部との空気の出入りのないように、密着固定されている。このように第2案内カバー42cが固定された状態においては、第2スピーカ42の第2放音孔42aから放出された音は、第2放音孔カバー42bの第2切り欠き部(不図示)から、第2案内カバー42c内へ進行し、先端開口42eから前方へ放出される(図14)。
図3に示すように、第1案内カバー41cと第2案内カバー42cは、上下方向(Z1-Z2方向)において同じ位置に配置され、左右方向において互いに離れていくように配置される。よって、第1先端開口41eと第2先端開口42eは、図1(b)に示すように、左側面板11の外側、及び、右側面板13の外側において、左右対称となる位置で、それぞれ前方を向くように配置される。よって、第1スピーカ41と第2スピーカ42で生成された音は、左右方向からバランス良く前方へ放出される。
上述の通り、図1(b)に示すように表示機100が縦置き状態とされたときは、第1スピーカ41と第2スピーカ42は、水平方向に沿って配置されることとなり、両スピーカで生成された音は、左右方向からバランス良く前方へ放出される。縦置き状態においては、放音孔カバー41b、42bの切り欠き部41d、42b(第2放音孔カバー42bの切り欠き部は不図示)は、左下部に位置していることに加え、背面板63に密着固定された案内カバー41c、42cによって覆われているため、雨や露などの水分が浸入しづらくなっている。
これに対し、図1(b)に示す表示機100を、図15に示すように横置き状態にして使用することもできる。横置き状態においては、第1スピーカ41と第2スピーカ42が鉛直方向に並ぶ配置となる。この場合、放音孔カバー41b、42bの切り欠き部41d、42b(第2放音孔カバー42bの切り欠き部は不図示)は、いずれも右下となり、これだけでも雨や露などの水分が浸入しづらい構造に加え、案内カバー41cの先端開口41eは下向きとなり、さらに雨や露などの水分の侵入がしづらい構造である。案内カバー42cの先端開口42eは上向きになるが、例え雨や露などが侵入しても、案内カバー42cの一番下の面には、水抜きができ、かつ、音漏れの少ない小さな穴(不図示)が設けられていて、表示機100の内部には雨や露などの水分の侵入がしづらい構造になっている。
表示機100はさらに、図7に示すように、制御部90と、入力装置92と、記憶装置93と、温度センサ94、照度センサ95と、を備える。制御部90は、内蔵記憶装置91aと、ファンコントローラ91bと、液晶コントローラ91cと、LEDコントローラ91dと、を備える。これらは、その一部又は全てを筐体10内に設けても良いし、外部に設けて無線又は有線によって筐体10内に設けた回路等と信号の授受を行っても良い。
液晶表示部62は、制御部90が備える液晶コントローラ91cによって動作が制御される。液晶コントローラ91cは、入力装置92から入力された指示信号に基づいて制御信号を生成し、液晶表示部62に与える。また、予め入力装置92から入力された指示信号や画面表示に関する信号を記憶装置93に記憶させ、この信号に基づいた制御信号を液晶コントローラ91cに与えて制御信号を生成させることもできる。
4つのLED31、32、33、34は、制御部90が備えるLEDコントローラ91dによってそれぞれ動作が制御される。LEDコントローラ91dは、入力装置92から入力された指示信号に基づいて制御信号を生成し、それぞれのLEDに与える。また、予め入力装置92から入力された指示信号や画面表示に関する信号を記憶装置93に記憶させ、この信号に基づいた制御信号をLEDコントローラ91dに与えて制御信号を生成させることもできる。LEDコントローラ91dの制御により、4つのLED31、32、33、34を互いに同じ色・強度で発光させるほか、互いに異なる色を発光させたり、点滅発光させたりすることができる。さらに、発光領域61bの各辺で任意の色で発光させたり、各辺で発光のタイミングを変えることにより、4辺全体で回転発光しているかのような表示を行うことができ、これにより、看者の注意を喚起する効果を高めることができる。
制御部90は、電源基板97から供給される電力によって動作し、入力装置92から与えられた信号、及び、温度センサ94と照度センサ95からの検知信号に基づいて、液晶表示部62と4つのLED31、32、33、34とに対する駆動信号を生成し、ファンコントローラ91bに与える制御信号を生成する。
制御部90に内蔵されたファンコントローラ91bは、排気ファン71の駆動のオン・オフを制御する。すなわち、表示機100には温度センサ94と照度センサ95が設けられており、これらのセンサによる検知結果を、ファンコントローラ91b内に予め記憶した閾値と照らし合わせて、自動で駆動もしくは停止する動作を行う。例えば、温度や照度が低いときには、間欠的に駆動させ、又は停止させるように駆動すると、駆動電流を小さくすることができる。また、温度センサ94と照度センサ95の検知結果の時間変化に基づいて、排気ファン71との駆動条件を変えると、駆動電流を抑えつつ最適な条件で所望の冷却性を確保することができる。
図5に示すように、温度センサ94は、内部基板16上において、排気ファン71の下方で、制御部90及び電源基板97よりも上方に設けられている。温度センサは、表示機100内の任意の位置に、任意の数を設けることができるが、例えば、4つのLED31、32、33、34、液晶表示部62、制御部90、及び、電源基板97のように熱を発する部材に近傍に設けると良い。また、表示機100の外側にも温度センサを設けると、表示機100の内外の温度を検知できる。
照度センサ95は、内部基板16上に設けられ、表面板61の下側に設けられた取り入れ孔95a(図1(b)参照)から入射する外光を検知する。照度センサは、外光を取り入れることができれば、表示機100の任意の位置に設けることができる。
また、照度センサ95の設置を省略して温度センサ94の検知結果に基づいて、排気ファン71との駆動を制御するようにしてもよい。
排気ファン71の駆動条件の変更は、入力装置92を用いてファンコントローラ91bから記憶装置93へ制御信号を与え、これによって記憶装置93に記憶されている該当のデータを上書きすることにより行うことができる。また、予め駆動時間帯や駆動する時間の間隔などを考慮して閾値を決定し、季節・天気・設置環境・液晶表示部62の動作温度・太陽光等に対する表示機100の向きなどに応じて駆動条件を変更することもできる。
(実施例)
実施例として、図1(b)、図3等に示すように、左右の案内カバー41c、42cを設け、縦置き状態とした表示機100において、2つのスピーカ41、42から音を放出した場合の音量を測定した。
比較例として、上記実施例の構成に対して、案内カバー41c、42cは設けずに、2つの放音孔41a、42aに2つの放音孔カバー41b、42bをそれぞれ設けた構成において、2つのスピーカ41、42から音を放出した場合の音量を測定した。
測定は、表面板61、左側面板11、背面板63、又は、右側面板13から1.5m離れた位置で、表示機100側へ向けて騒音計を設置し、以下の条件で音量測定を行った。
(1)騒音計:CEM社製、型番DT-85A
(2)音の生成:国際標準音(440Hz)に近い周波数400Hzのサンプル音源を用意し、これをスピーカ41、42から放出した。
表1に示すように、案内カバー41c、42cを設けた実施例は、設けなかった比較例と比べ、前方(X1側)で検知される音量が大きくなっており、先端開口41e、42eを前向きに配置した効果が見られる。また、左側と右側で検知される音量がほぼ同じとなっており、先端開口41e、42eを左右対称に配置した効果が確認できた。
このような構成により、屋外に設置された場合でも、2つのスピーカ41、42の防水性を確保することができ、かつ、正面の看者にバランスのよい音を伝えやすい表示機100を実現することができる。
なお、本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本発明の思想の範囲内において改良または変更が可能である。
10 筐体
11 左側面板(第1側面板)
12 底板(第2側面板)
13 右側面板(第3側面板)
14 天板(第4側面板)
15 吸気口
16 内部基板
20 装飾部
21 第1導光部材
21a、21c 入射面
21b 出射面
22 第2導光部材
22a 入射面
22b 出射面
22c 端面
23 第3導光部材
23a 入射面
23b 出射面
23c 端面
24 第4導光部材
24a、24c 入射面
24b 出射面
25 第5導光部材
25a 入射面
25b 出射面
25c 端面
26 第6導光部材
26a 入射面
26b 出射面
26c 端面
31 第1LED
31a 第1発光面
31b 支持部材
32 第2LED
32a 第2発光面
33 第3LED
33a 第3発光面
34 第4LED
34a 第4発光面
41 第1スピーカ
41a 第1放音孔
41b 第1放音孔カバー
41c 第1案内カバー
41d 切り欠き部
41e 先端開口
42 第2スピーカ
42a 第2放音孔
42b 第2放音孔カバー
42c 第2案内カバー
42d 切り欠き部
42e 先端開口
51 第1ステー
51a 導光部材中間固定金具
52 第2ステー
52a 導光部材末端固定金具
53 第3ステー
53a 導光部材末端固定金具
54 第4ステー
54a 導光部材中間固定金具
61 表面板
61a 中央領域
61b 発光領域
61c 角部
62 液晶表示部(表示部)
63 背面板
71 排気ファン
72 排気ダクト
73 排気ダクトカバー
74 吸気ダクト
75 吸気ダクトカバー
90 制御部
91a 内蔵記憶装置
91b ファンコントローラ
91c 液晶コントローラ
91d LEDコントローラ
92 入力装置
93 記憶装置
94 温度センサ
95 照度センサ
95a 取り入れ孔
97 電源基板
100 表示機
102 前面開口
120 側面カバー

Claims (3)

  1. 筐体と、
    前記筐体の前面を覆う四角板形状の表面板と、
    前記表面板の中央領域に映像又は画像を表示させる表示部と、
    前記表面板において前記中央領域の周囲の矩形枠形状の発光領域で発光させるために前記矩形枠形状に沿って配置された装飾部と、を備える表示機であって、
    前記装飾部は、
    それぞれ棒状に延び、その延伸方向に直交する断面の形状が互いに同一であって、前記発光領域の前記矩形枠形状に沿って配置された、複数の導光部材と、
    前記発光領域の4つの角部にそれぞれ配置された4つの発光素子と、
    を備え、
    前記複数の導光部材はそれぞれ、その延伸方向の少なくとも一方の端面としての入射面から光が入射するとともに、出射面としての側面から光が射出するように構成され、
    前記4つの発光素子は、前記矩形枠形状の内側へ向くように配置されるとともに、それぞれに対応する前記4つの角部に対して、互いに直交する前記矩形枠形状の2辺の延びる方向の両方に対して、平面である発光面が所定角度をなし、
    前記4つの角部において、互いに直交する方向に延びる2つの前記導光部材の一方の導光部材が、その延伸方向に対して、前記所定角度に対応する角度をなすように切り欠かれた入射面が、前記発光面に対して所定の間隔をおいて互いに平行に対向するように配置され、前記2つの導光部材の他方は、その入射面が、前記一方の導光部材の側面に接触するように配置されており、前記所定角度は、前記一方の導光部材の側面から、前記2つの導光部材の他方に対して光が入射可能な範囲の角度であり、
    前記複数の導光部材は、前記装飾部の前記矩形枠形状の4辺のうち、少なくとも、互いに対向する2辺においては、その延伸方向の途中に前記導光部材を配置しない隔離領域が形成されるように配置されており、
    前記隔離領域を挟むことなく前記発光領域の1辺に渡って延びる前記導光部材は、両端面が前記入射面とされていることを特徴とする表示機。
  2. 前記導光部材は四角柱形状を有し、前記導光部材の側面の一面が前方を向くとともに、後方の側面の近傍に出射光を反射可能とする反射板が配置されている請求項1に記載の表示機。
  3. 前記矩形枠形状の2辺の延びる方向の両方を含む面に対して、前記発光面が90度の角度をなす請求項2に記載の表示機。
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