JP2024004252A - 車両誘導装置、車両誘導システム、車両誘導方法およびプログラム - Google Patents

車両誘導装置、車両誘導システム、車両誘導方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】物資を運搬する車両を適切に誘導することができる車両誘導装置を得ること。【解決手段】車両誘導装置1は、物資を運搬する車両の待機所と物資の仕分所とを含む災害拠点における、待機所に存在する車両に関する情報である車両情報を取得する車両状況取得部13と、仕分所における物資に関する状況である物資状況を取得する物資状況取得部12と、物資の運搬計画を取得する運搬計画取得部14と、車両情報、物資状況および運搬計画を用いて、待機所から仕分所への車両の誘導方法を決定する車両誘導部15と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、災害拠点内の車両を誘導する車両誘導装置、車両誘導システム、車両誘導方法およびプログラムに関する。
災害の発生時には、災害支援物資の運搬が行われる。特許文献1には、地域毎の人口、災害支援物資の情報(大きさ、重さ、梱包形態など)、輸送手段の情報(稼働可能台数、積載可能梱包数など)、人員シフト表などを記憶し、記憶された情報に基づき、被災地に供給すべき災害支援物資とその量、輸送形態、および災害支援物資の到着日時を自動的に決定する災害支援システムが開示されている。
特開2012-173836号公報
特許文献1に記載の技術は、記憶された情報に基づき物資の運搬計画を立案することができ、避難所までの輸送経路を決定することができる。一方、車両からの物資の積み下ろしおよび車両への物資の積み込みが行われる災害拠点における仕分所では、仕分け作業に時間を要するため、多数の車両が集まると混乱が生じる。このため、災害拠点内で物資を運搬する車両を仕分所に適切に誘導することが望まれる。しかしながら、特許文献1には災害拠点内での車両の誘導に関する開示はない。このため、特許文献1に記載の技術は、物資を運搬する車両を適切に誘導できないという課題があった。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、物資を運搬する車両を適切に誘導することができる車両誘導装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかる車両誘導装置は、物資を運搬する車両の待機所と物資の仕分所とを含む災害拠点における、待機所に存在する車両に関する情報である車両情報を取得する車両状況取得部を備える。車両誘導装置は、さらに、仕分所における物資に関する状況である物資状況を取得する物資状況取得部と、物資の運搬計画を取得する運搬計画取得部と、車両情報、物資状況および運搬計画を用いて、待機所から仕分所への車両の誘導方法を決定する車両誘導部と、を備える。
本開示によれば、物資を運搬する車両を適切に誘導することができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる車両誘導システムの構成例を示す図 実施の形態1の災害拠点の一例を示す図 実施の形態1の災害拠点の一例を示す図 実施の形態1の撮像装置の配置と物資の検出方法との組み合わせのパターンの例を示す図 実施の形態1の第1の処理を示すフローチャート 実施の形態1の搬入計画の一例を示す図 実施の形態1の搬出計画の一例を示す図 実施の形態1の第1の処理で用いられる累積情報の一例を示す図 図5のステップS5で抽出される物品の一例を示す図 実施の形態1の待機情報の一例を示す図 実施の形態1の誘導情報の表示例を示す図 実施の形態1の第2の処理を示すフローチャート 実施の形態1の第2の処理で用いられる累積情報における計画値の一例を示す図 実施の形態1の第2の処理で用いられる累積情報における実測値の一例を示す図 実施の形態1の下流災害拠点ごとの進捗率の一例を示す図 実施の形態1の第3の処理を示すフローチャート 実施の形態1の第3の処理における評価項目の一例を示す図 実施の形態1の第3の処理における評価項目ごとの評価値の一例を示す図 実施の形態1の第4の処理を示すフローチャート 実施の形態1の第4の処理によって表示される情報の一例を示す図 実施の形態1の車両誘導装置を実現するコンピュータシステムの構成例を示す図 実施の形態2にかかる車両誘導システムの構成例を示す図 実施の形態2の受入れ判断処理の一例を示すフローチャート 図23のステップS43で抽出される物品の一例を示す図
以下に、実施の形態にかかる車両誘導装置、車両誘導システム、車両誘導方法およびプログラムを図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる車両誘導システム100の構成例を示す図である。本実施の形態の車両誘導システム100は、車両誘導装置1と、災害拠点200に設けられる撮像装置2-1~2-N(Nは1以上の整数)とを備える。以下、撮像装置2-1~2-Nを個別に区別せずに示すときには、撮像装置2とも記載する。図1では撮像装置2を複数図示しているが、後述するように、撮像装置2は1台でもよい。
車両誘導システム100は、災害拠点200への物資の搬入を行う車両、および災害拠点200からの物資の搬出を行う車両を誘導する。災害拠点200は、物資を運搬する車両の待機所と物資の仕分所とを含む。詳細には、車両誘導システム100は、災害拠点200の待機所で待機している車両を、災害拠点200の仕分所へ誘導する誘導方法を決定し、決定した誘導方法を表示装置3および端末装置4のうちの少なくとも1つへ出力する。なお、表示装置3および端末装置4も、一般には、災害拠点200内に設けられてもよく、表示装置3は、例えば、災害拠点200の待機所に設けられる。端末装置4は、移動可能な装置であってもよく、例えば、車両の運転者、災害拠点200における作業者などのスタッフによって携帯される。車両の運転者が端末装置4を携帯する場合には、例えば、災害拠点200において当該端末装置4が貸し出されてもよい。または、端末装置4は、運転者の携帯端末装置または車両に搭載された端末装置に、車両誘導システム100からの誘導の指示を受けるためのアプリケーションソフトウェアがインストールされたものであってもよい。なお、表示装置3および端末装置4のうちの少なくとも一方が、車両誘導システム100に含まれてもよい。
車両誘導装置1は、画像取得部11、物資状況取得部12、車両状況取得部13、運搬計画取得部14、車両誘導部15、情報記憶部16および出力部17を備える。画像取得部11は、撮像装置2-1~2-Nによって撮像(撮影)された画像である撮像画像を撮像装置2-1~2-Nから受信することで、撮像画像を取得し、取得した撮像画像を物資状況取得部12および車両状況取得部13へ出力する。
複数の撮像装置2のうち少なくとも一部は、無線通信機能を有し、撮像して得られた撮像画像を無線通信回線によって車両誘導装置1へ送信してもよい。撮像装置2が無線通信回線を用いて撮像画像を送信することで、通信ケーブルが不要となり、災害拠点200内の待機所や仕分所の設営位置、災害時の状況などに応じて撮像装置2の位置を容易に変更することができる。また、例えば、無線通信回線として、5G(5th Generation Mobile Communication System:第5世代移動通信システム)回線を用いることで、高伝送速度、大容量、低遅延で撮像画像を送信することができる。特に、ローカル5Gを利用した回線などのように、限られたエリアで専用の無線リソースを用いる専用無線回線が用いられると、Wi-Fi(登録商標)、携帯電話網などの干渉を受けにくく、高画質の撮像画像をリアルタイムに伝送することができる。なお、無線回線は、ローカル5Gを用いた回線に限らず、第6世代移動通信システムにおけるローカル5G相当の仕様を用いた回線などであってもよく、高速伝送が可能であり専用に用いることができる無線回線を用いることができる。また、車両誘導装置1と表示装置3との間の通信も、無線通信回線によって行われてもよい。この無線回線も、5G回線であってもよいし、ローカル5G回線であってもよいし、第6世代移動通信システムにおけるローカル5G相当の仕様を用いた回線などであってもよい。車両誘導装置1と端末装置4との間の通信も、無線通信回線によって行われてもよい。この無線回線も、5G回線であってもよいし、ローカル5G回線であってもよいし、第6世代移動通信システムにおけるローカル5G相当の仕様を用いた回線などであってもよい。
物資状況取得部12は、仕分所における物資に関する状況である物資状況を取得する。例えば、物資状況取得部12は、撮像装置2によって取得された撮像画像を用いて物資状況として取得し、取得した物資状況を車両誘導部15へ出力する。なお、ここでは、撮像装置2によって取得された撮像画像を用いて、物資状況を取得する例を説明するが、これに限らず、物資状況取得部12は、作業者などによって入力された物資状況を取得してもよいし、物資の量を検出するタグリーダー、重量センサなどの検出装置から、物資状況を取得してもよい。
車両状況取得部13は、待機所に存在する車両に関する情報である車両情報を取得する。例えば、車両状況取得部13は、災害拠点200を撮像して得られた撮像画像から車両を検出することにより車両情報を取得し、取得した車両情報を車両誘導部15へ出力する。待機所の車両情報は、例えば、待機所の車両の識別情報を含む。車両の識別情報は、例えば、車両の自動車登録番号(以下、車両ナンバーと呼ぶ)である。以下、待機所の車両情報を車両状況とも呼ぶ。運搬計画取得部14は、計画管理システム5から運搬計画を受信することで、物資の運搬計画を取得し、取得した運搬計画を車両誘導部15へ出力する。
情報記憶部16は、累積情報、閾値情報および待機情報を記憶する。累積情報は、運搬計画を用いて算出される、仕分所に保管される物資の物品ごとの量を示す情報である。閾値情報は、車両誘導部15が、車両誘導方法の決定に用いる閾値を示す情報である。待機情報は、待機所に待機している各車両の待機時間を示す情報である。
車両誘導部15は、車両情報、物資状況および運搬計画を用いて、待機所から仕分所への車両の誘導方法を決定し、決定した誘導情報を示す誘導情報を出力部17へ出力する。出力部17は、車両誘導部15から受け取った誘導情報を表示装置3および端末装置4のうちの少なくとも1つへ出力する。
計画管理システム5は、運搬計画出力部51および計画記憶部52を備える。計画記憶部52は、災害拠点200の物資に関する運搬計画を記憶する。詳細には、計画記憶部52は、災害拠点200に搬入される物資の運搬計画(搬入計画)、および災害拠点200から搬出される物資の運搬計画(搬出計画)を記憶する。計画管理システム5は、例えば、各種の災害拠点における物資の運搬を一元管理するシステムである。なお、ここでは、運搬計画取得部14が計画管理システム5から運搬計画を取得する例を説明するが、これに限らず、運搬計画取得部14は、他の災害拠点をそれぞれ管理する管理システムから運搬計画を取得してもよいし、作業者などから入力された運搬計画を取得してもよい。
図2は、本実施の形態の災害拠点200の一例を示す図である。本実施の形態の災害拠点200には、上流の災害拠点である上流災害拠点201から物資が搬入され、本実施の形態の災害拠点200から下流の災害拠点である下流災害拠点202-1~202-M(Mは1以上の整数)へ物資が搬入される。以下、下流災害拠点202-1~202-Mを個別に区別せずに示すときには、下流災害拠点202とも記載する。図2では、下流災害拠点202を複数図示しているが、下流災害拠点202は1つであってもよい。以下では、災害拠点200は、都道府県によって管理される災害拠点であり、上流災害拠点201は国によって管理される災害拠点であり、下流災害拠点202は市町村によって管理される災害拠点である例を説明するが、各災害拠点はこの例に限定されない。上流災害拠点201は、国によって手配された車両が車両誘導システム100の管理対象の災害拠点200に搬入する物資を積み込む例えば工場および倉庫などでもよい。車両誘導システム100の管理対象の災害拠点200は、広域災害拠点と呼ばれる災害拠点でもよい。下流災害拠点202では、それぞれ被災者に物資が提供される。車両誘導システム100の管理対象の災害拠点200は、図2に例示するように、上流と下流とにそれぞれ災害拠点が存在する災害拠点であればよい。また、本実施の形態では、運搬計画は、被災地域からの具体的な支援要求を待たずに上流から下流への支援が行われるプッシュ型支援における運搬計画であるとする。
図3は、本実施の形態の災害拠点200の一例を示す図である。図3に示した例では、災害拠点200内では、入口から出口まで一方通行の道路を車両が走行する。図3に示した例では、入口から災害拠点200に入場した車両は待機所において待機する。その後、表示装置3または端末装置4に表示された誘導情報に基づいて、仕分所に進むように指示された車両が仕分所へ移動する。仕分所では、車両からの物資の積み下ろしや物資の車両への積み込みが行われる。また、仕分所には、車両から積み下ろされた物資が保管される。
図3に示した例では、災害拠点200には、撮像装置2-1~2-4の4台の撮像装置2が設置されている。撮像装置2-1は入口付近を通過する車両を撮像可能な位置に設置され、撮像装置2-2は、待機所における車両を撮像可能な位置に設置され、撮像装置2-3は、仕分所における車両または物資を撮像可能な位置に設置され、撮像装置2-4は、出口付近を通過する車両を撮像可能な位置に設置される。後述するように、撮像装置2は1台以上であればよく、撮像装置2の台数および設置位置は図3に示した例に限定されない。
図3に示したように、入口付近、出口付近、待機所、仕分所のそれぞれに撮像装置2を設置してもよいが、これらのうちの一部の箇所に撮像装置2を設置してもよい。図4は、本実施の形態の撮像装置2の配置と物資の検出方法との組み合わせのパターンの例を示す図である。図4では、入口付近、出口付近、待機所、仕分所のうちの一部に撮像装置2を設置する例としてパターンP1~P6の6つのパターンを例示しているが、撮像装置2の配置と物資の検出方法との組み合わせはこれらの例に限定されない。
パターンP1は、待機所に、待機所を撮像可能な1台以上の撮像装置2が設置される例であり、待機所における車両情報(車両状況)は、撮像装置2によって撮像された撮像画像を画像解析することで取得される。待機所における車両情報は、上述したように、例えば、待機所における各車両の車両ナンバーを含む。したがって、車両状況取得部13は、例えば、撮像画像から車両ナンバーを検出する。また、仕分所の物資の量に関する情報である物資状況は、待機所の撮像装置2によって撮像された撮像画像を用いて、仕分所へ向かって発車した車両が検出されることで、取得される。すなわち、物資状況取得部12は、例えば、複数の時刻にそれぞれ撮像された撮像画像を用いて、待機所の出口から待機所外へ移動した車両を検出することで、仕分所の車両の車両ナンバーを物資状況として求める。車両誘導部15は、運搬計画と仕分所の車両の車両ナンバーとを用いて、仕分所に到着した車両が運搬する物品(物品名)と量とを求め、求めた量を用いて物品ごとの仕分所における保管量を算出することができる。なお、運搬計画は、例えば、上流災害拠点201から災害拠点200へ運搬される物資の運搬計画と、災害拠点200から下流災害拠点202へ運搬される物資の運搬計画とを含む。また、運搬計画は、後述するように、車両ナンバーと災害拠点200に搬出入される物資である物品の種類を示す情報と対応する量(物資の量)とを含む。物品の種類を示す情報は、例えば物品名であり、以下では、物品の種類を示す情報が物品名である例を説明するが、これに限らず、物品の種類を示す情報は物品の型番、製品名、他の識別番号などであってもよい。
パターンP2は、パターンP1と同様に、待機所に、待機所を撮像可能な1台以上の撮像装置2が設置される例であるが、物資状況は、仕分所の作業者による端末装置4への入力によって把握される。すなわち、物資状況取得部12は、仕分所の作業者が計数した物品ごとの保管量を、端末装置4から受信することで取得する。待機所における車両情報は、撮像装置2によって撮像された撮像画像を画像解析することで取得される。なお、ここでは、仕分所における作業者が図1に示した端末装置4のうちの1台を保持しており、この端末装置4が、仕分所における各物品の保管量の入力を受け付けるようにしたが、仕分所における作業者が各物品の保管量の入力に用いる端末装置は、端末装置4とは別の端末装置であってもよい。すなわち、誘導情報を表示する端末装置4と同様の端末装置が、各物品の保管量の入力を受け付けるためにも用いられてもよいし、各物品の保管量の入力を受け付ける端末装置は、誘導情報を表示する機能を有していなくてもよい。
パターンP3は、パターンP1と同様に、待機所に、待機所を撮像可能な1台以上の撮像装置2が設置される例であるが、物資状況は、タグリーダー、重量センサなどの検出装置により検出される。すなわち、物資状況取得部12は、検出装置から物品ごとの保管量を受信することで、物資状況を取得する。待機所における車両情報は、撮像装置2によって撮像された撮像画像を画像解析することで取得される。なお、一部の物品に関してタグリーダー、重量センサなどの検出装置より保管量を検出し、他の物品に関しては撮像画像または作業者の入力によって保管量が把握されてもよい。
パターンP4は、待機所を撮像する撮像装置2と仕分所を撮像する撮像装置2とが設置される例である。待機所における車両情報は、待機所に設置された撮像装置2によって撮像された撮像画像を画像解析することで取得され、物資状況は、仕分所に設置された撮像装置2によって撮像された撮像画像を画像解析することで取得される。例えば、仕分所に設置された撮像装置2が仕分所における物資を撮像し、撮像画像から物品ごとの保管量が検出されてもよいし、仕分所に設置された撮像装置2が仕分所における車両を撮像し、パターンP1と同様に、仕分所における車両と運搬計画とから、仕分所における物品ごとの保管量が算出されてもよい。
パターンP5は、入口付近を撮像する撮像装置2(入口に設置された撮影装置2)と仕分所を撮像する撮像装置2とが設置される例である。物資状況は、パターンP4と同様に、仕分所に設置された撮像装置2によって撮像された撮像画像を画像解析することで取得される。待機所における車両情報は、入口付近を撮像する撮像装置2によって撮像された撮像画像を画像解析することで取得された車両(の車両ナンバーのリスト)のうち、仕分所に設置された撮像装置2によって撮像された撮像画像から取得された車両(の車両ナンバー)を除くことで決定される。
パターンP6は、出口付近を撮像する撮像装置2(出口に設置された撮影装置2)と待機所を撮像する撮像装置2とが設置される例である。待機所における車両情報は、待機所に設置された撮像装置2によって撮像された撮像画像を画像解析することで取得される。仕分所における車両(の車両ナンバー)は、出口付近に設置された撮像装置2によって撮影された撮像画像を画像解析することで把握することができる。したがって、物資状況は、出口付近に設置された撮像装置2によって撮影された撮像画像を画像解析することで取得される車両(の車両ナンバー)と運搬計画とから算出される。
また、入口と出口とが、出入口として1箇所に設けられる場合には、出入口に設けられた撮像装置2によって、入場する車両と退出する車両とを検出してもよい。例えば、物資状況は、退出した車両と運搬計画から求められ、待機所に待機する車両は、入場する車両から退出した車両を除くことで求められる。また、例えば、入口付近と出口付近との2か所に撮像装置2を設けて、それぞれの撮像画像から待機所における車両情報(車両状況)と物資状況とが取得されてもよく、撮像装置2の配置と、車両状況および物資状況の取得方法は、これらの例に限定されない。撮像装置2の配置は、車両状況の取得、または車両状況および物資状況の取得に必要な撮像画像が取得できるように、災害拠点200の入口、出口、待機所、仕分所などの位置などに応じて決定されればよい。また、物資状況は、撮像画像から取得されてもよいし、作業者によって入力されてもよいし、検出装置によって検出されてもよく、これらの組み合わせにより取得されてもよい。
次に、本実施の形態の車両の誘導処理について説明する。本実施の形態では、以下に述べる誘導処理によって災害拠点200内の車両の誘導が行われる。以下に、第1の処理~第4の処理の4つの処理を例示するが、災害拠点200内の車両の誘導処理は、災害拠点200および下流災害拠点202のうち少なくとも一方の実際の状況に応じて車両の誘導方法が決定される処理であればよく、第1の処理~第4の処理以外の処理であってもよい。また、車両誘導装置1は、例えば第1の処理~第4の処理のうちの2つ以上を実施可能であってもよく、例えば、作業者などの入力によって誘導処理を切替えることが可能であってもよい。
まず、第1の処理について説明する。第1の処理では、車両誘導装置1は、仕分所における各物品の保管量の実測値と計画値との差を用いて、実測値と計画値との差が大きい物品を運搬する車両を優先して仕分所へ誘導する。これにより、計画と実際の状況が異なっている物品を運搬する車両を、優先して仕分所へ誘導することができる。災害時においては、予期せぬ被害やトラブルなどにより、あらかじめ想定された人員の配置ができないことがあり、通行できない道路が生じることもある。このため、運搬計画どおりに物資の運搬ができないことがある。このため、計画と実際の状況に差が生じている物品の運搬を優先するように車両を誘導することが望ましいが、災害時には人手が不足しており、計画と実際の状況の全てを人手により把握して、人手によって車両を誘導することは難しい。本実施の形態の第1の処理では、各物品の保管量の実測値と計画値との差を用いて、仕分所へ優先して誘導する車両を決定する。これにより、人手を省いて、災害拠点200において車両を適切に誘導することができる。
図5は、本実施の形態の第1の処理を示すフローチャートである。車両誘導装置1は、運搬計画、物資状況、待機所の車両情報を取得する(ステップS1)。詳細には、車両誘導部15が、運搬計画取得部14、物資状況取得部12、車両状況取得部13から、それぞれ運搬計画、物資状況、車両状況(待機所の車両情報)を受け取ることで、運搬計画、物資状況、車両状況を取得する。
運搬計画取得部14は、上述したように、例えば計画管理システム5から運搬計画を取得して車両誘導部15へ出力する。運搬計画は、上述したように、災害拠点200への搬入計画と、災害拠点200からの搬出計画とを含む。運搬計画は、災害の発生前に定められた計画であってもよいし、災害発生後に災害の内容や規模に応じて決められた計画であってもよいし、災害発生直後は災害の発生前に定められた計画が用いられ、状況に応じて更新されてもよい。
図6は、本実施の形態の搬入計画の一例を示す図である。図6に示した例では、搬入計画は、出発予定日時、出発地、到着予定日時、搬入先、車両ナンバー、物品(物品名)および積載する物資の量を含む。なお、図6では、日時における日付の記載を省略している。災害拠点200に到着した車両が積載している全ての物品を災害拠点200へ積み下ろす場合には、災害拠点200で積み下ろされる量は車両に積載された物資の量と一致する。一方、車両が複数の災害拠点に物資を運搬する可能性がある場合には、災害拠点200で積み下ろされる量は車両に積載された物資の量と一致するとは限らないため、積載する物資の量の代わりに、災害拠点200で積み下ろす量が用いられてもよい。図6は、一例であり、搬入計画は、到着予定日時と車両ナンバーと物品(物品名)と積載する物資の量(災害拠点200で積み下ろす量)とを含んでいればよい。
図7は、本実施の形態の搬出計画の一例を示す図である。図7に示した例では、搬出計画は、搬入計画と同様に、出発予定日時、出発地、到着予定日時、搬入先、車両ナンバー、物品(物品名)および積載する物資の量を含む。図7においても、日時における日付の記載を省略している。災害拠点200に積荷が無い状態で到着した車両が災害拠点200で物資を積み込む場合には、災害拠点200で積み込まれる量は車両に積載される物資の量と一致する。一方、車両が複数の災害拠点から物資を受け取る可能性がある場合には、災害拠点200で積み込まれる量は車両に積載された物資の量と一致するとは限らないため、積載する物資の量の代わりに、災害拠点200で積み込まれる量が用いられてもよい。図7は、一例であり、搬出計画は、到着予定日時と車両ナンバーと物品(物品名)と積載する物資の量(災害拠点200で積み込む量)とを含んでいればよい。また、図7に示した例では、搬出先である複数の下流災害拠点202に関する情報が1つの搬出計画に含まれているが、下流災害拠点202ごとに搬出計画が生成されていてもよい。
図6および図7には、搬入計画と搬出計画とがそれぞれ示されているが、搬入計画と搬出計画とが一体化された1つの運搬計画が用いられてもよい。また、計画管理システム5には、上流災害拠点201の搬出計画および災害拠点200からの搬出計画が記憶され、運搬計画取得部14は、これらの搬出計画から災害拠点200に関する計画を抽出して運搬計画を生成してもよい。
また、物資状況取得部12は、例えば、撮像装置2によって撮像された撮像画像から各物品の量を検出することで物資状況を取得してもよいし、撮像画像から仕分所における車両を検出し車両の検出結果と運搬計画とを用いて物資状況を検出してもよい。これにより、仕分所の物資状況を人手によらず、正確かつリアルタイムに取得することができる。また、物資状況取得部12は、作業者の入力、または検出装置による検出によって、物資状況を取得してもよい。物資状況取得部12は、取得した物資状況を車両誘導部15へ出力する。
また、車両状況取得部13は、撮像装置2によって撮像された撮像画像から待機所における車両の車両ナンバーを取得し、車両ナンバーを含む車両情報を車両誘導部15へ出力する。これにより、車両情報を人手によらず、正確かつリアルタイムに取得することができる。
図5の説明に戻る。車両誘導部15は、運搬計画と累積情報とを用いて現在の仕分所の各物品の量(保管量)の計画値を算出する(ステップS2)。累積情報は、情報記憶部16に記憶される。累積情報は、物品ごとの災害拠点200における保管量を示す情報であり、初期値は0に設定され、運搬計画において搬入される予定があれば当該予定に対応する搬入量が加算され、運搬計画において搬出される予定があれば当該予定に対応する搬出量が減算される。車両誘導部15は、取得した運搬計画のうち、累積情報に未反映の部分があれば未反映の部分を累積情報に反映する。車両誘導部15は、運搬計画を反映した後の累積情報を参照し、現在の仕分所に対応する各物品の量(保管量)の計画値を算出する。なお、累積情報の初期値は、災害拠点200において予め物資が備蓄されている場合には、備蓄された各物品の量に設定される。
図8は、本実施の形態の第1の処理で用いられる累積情報の一例を示す図である。図8に示すように、累積情報は、各日時の物品ごとの保管量の計画値を含む。車両誘導部15は、累積情報のうち現在の日時に対応する情報を抽出することで、現在の仕分所に対応する各物品の量(保管量)の計画値を算出することができる。
図5の説明に戻る。車両誘導部15は、仕分所の物資状況から各物品の量の実測値を算出する(ステップS3)。詳細には、物資状況が、物品ごとの量自体を示す場合には、車両誘導部15は、物資状況をそのまま各物品の量の実測値として用いることで、各物品の量の実測値を算出する。すなわち、物資状況は、仕分所における物資である各物品の保管量の実測値であってもよく、この場合、物資状況取得部12は、災害拠点200内を撮像して得られた撮像画像から物資を検出することにより、物資状況を取得する。また、物資状況は、物品ごとの仕分所における到着した車両を示す情報であってもよく、この場合、物資状況取得部12は、災害拠点200内を撮像して得られた撮像画像から仕分所に到着した車両を検出することにより、物資状況を取得し、車両誘導部15は、物資状況と運搬計画とを用いて仕分所における保管量の実測値を算出する。すなわち、車両誘導部15は、物資状況が、仕分所の車両の車両ナンバーを示す情報である場合には、車両誘導部15は、運搬計画から、物資状況に含まれる車両ナンバーに対応する情報を参照し、当該車両に対応する物品と積載する物資の量とを抽出する。そして、車両誘導部15は、抽出した物資の量を用いて各物品の量の実測値を算出する。
なお、物資状況が、仕分所の車両の車両ナンバーを示す情報である場合には、累積情報には、計画値に加えて実測値が含まれていてもよい。車両誘導部15は、累積情報における実測値を、抽出した物資の量に基づいて更新することで現在の仕分所における保管量の実測値を得ることができる。
次に、車両誘導部15は、実測値-計画値を算出する(ステップS4)。すなわち、車両誘導部15は、物品ごとに、実測値から計画値を減算した値を算出する。次に、車両誘導部15は、実測値-計画値が第1の閾値以下の物品と実測値-計画値が第2の閾値以上の物品とを抽出する(ステップS5)。第1の閾値は、仕分所に保管されている物品の量が計画に比べて不足していると判断するための閾値であり、負の値に設定される。第2の閾値は、仕分所に保管されている物品の量が計画に比べて過剰であると判断するための閾値であり、正の値に設定される。ステップS5では、仕分所に保管されている量が計画に比べて不足している物品と、仕分所に保管されている量が計画に比べて過剰な物品とが抽出されることになる。第1の閾値および第2の閾値は、物品ごとに設定され、物品ごとの第1の閾値および第2の閾値は閾値情報として情報記憶部16に格納されており、車両誘導部15は、情報記憶部16の閾値情報から第1の閾値および第2の閾値を取得する。
図9は、図5のステップS5で抽出される物品の一例を示す図である。図9には、物品ごとに、計画値、実測値、実測値-計画値、第1の閾値および第2の閾値が示されている。図9に示した例では、抽出対象301として示した2つの実測値-計画値が抽出される。具体的には、薬に関して、実測値-計画値が第2の閾値以上であり、水に関して、実測値-計画値が第1の閾値以下であるため、薬と水がステップS5で抽出されることになる。なお、図9に示した物品、第1の閾値および第2の閾値の各閾値は一例であり、物品は図9に示した例に限定されず、第1の閾値および第2の閾値も図9に示した例に限定されない。第1の閾値および第2の閾値は、作業者、管理者などのユーザによって適宜設定されればよく、物品によらず同じでもよいし物品ごとに異なっていてもよい。また、第1の閾値および第2の閾値は、物品の重要度に応じて決定されてもよく、仕分所の保管可能容量に応じて決定されてもよい。例えば、図9においてテントは他の物品よりも大きく嵩張るため、仕分所の保管可能容量に余裕がない場合には、テントの第2の閾値を他の物品の第2の閾値と比較して小さな値に設定するとよい。
図5の説明に戻る。車両誘導部15は、待機所の車両情報を用いて待機情報を更新する(ステップS6)。詳細には、車両誘導部15は、待機所の車両情報を用いて、情報記憶部16の待機情報を更新する。待機情報は、待機所で待機している車両の待機時間(待ち時間)を示す情報である。例えば、車両が待機所に存在すると最初に判定された日時を待機所到着時刻とし、待機所到着時刻からの経過時間が待機時間となる。仕分所へ誘導された車両は、待機情報から削除される。
図10は、本実施の形態の待機情報の一例を示す図である。図10に示すように、待機情報は、例えば、車両ナンバーと、待機所到着時刻と、待機時間とを含む。なお、入口不付近で撮像された撮像画像を用いて、待機所の車両情報が取得される場合には、待機所到着時刻の代わりに、入口で車両が検出された時刻が用いられる。
図5の説明に戻る。車両誘導部15は、抽出された物品に対応する車両が待機所に存在するか否かを判断する(ステップS7)。詳細には、車両誘導部15は、待機所の車両情報を用いて、待機所に存在する車両の車両ナンバーに対応する物品を運搬計画から求め、求めた物品が、ステップS5で抽出された物品のなかに存在するか否かを判断する。
抽出された物品に対応する車両が待機所に存在しない場合(ステップS7 No)、車両誘導部15は、待機時間が長い車両を誘導する(ステップS8)。詳細には、車両誘導部15は、情報記憶部16の待機情報を参照し、待機時間の長い車両を仕分所へ誘導することを示す誘導情報を生成し、生成した誘導情報を出力部17へ出力する。ステップS8で仕分所へ誘導する車両の数は1台であってもよいし、複数であってもよい。誘導する車両の数は、仕分所の状況などに応じてユーザから指定することが可能であってもよい。
抽出された物品に対応する車両が待機所に存在する場合(ステップS7 Yes)、車両誘導部15は、対象の車両を優先して誘導する(ステップS9)。対象の車両は、ステップS7で、抽出された物品に対応する車両と判定された車両である。詳細には、ステップS9では、車両誘導部15は、対象の車両のうちの1台以上を仕分所へ誘導する。ステップS8と同様に、仕分所へ誘導する車両の数は1台であってもよいし、複数であってもよい。誘導する車両の数は、仕分所の状況などに応じてユーザから指定することが可能であってもよい。対象の車両の数が、1回の誘導の処理で誘導する車両の数より多い場合には、車両誘導部15は、例えば、第1の閾値、または第2の閾値からの逸脱度が大きい車両を優先して誘導してもよいし、あらかじめ定められた重要度に基づいて重要な物品に対応する車両を優先して誘導してもよい。このように、第1の処理では、車両誘導部15は、運搬計画を用いて、仕分所における物資の保管量の計画値を算出し、計画値と物資の保管量の実測値との差を用いて、優先して仕分所へ誘導する車両を決定する。
誘導情報は、例えば、仕分所へ誘導する車両の車両ナンバーを含む。なお、誘導情報は、仕分所へ誘導する車両の車種、画像、車両を運転する運転者の画像などを含んでいてもよい。この場合、運搬計画に、車両の車種、画像、車両を運転する運転者の画像などが含まれていてもよいし、車両誘導装置1は、車両ナンバーごとの車両の車種、画像、車両を運転する運転者の画像などを、運搬計画とは別に取得し、車両ナンバーを用いて対応づけることで、誘導情報に対応する車両の車種、画像、車両を運転する運転者の画像などを含めてもよい。
出力部17は、誘導情報を表示装置3および端末装置4のうちの少なくとも一方に送信することで、誘導情報を表示装置3および端末装置4のうちの少なくとも一方に表示させる。これにより、表示装置3または車両の運転者が保持する端末装置4に誘導情報が表示される場合には、車両の運転者が誘導情報を確認し、運転する車両が仕分所へ向かうことが指示された場合に、車両を仕分所へ移動させる。待機所における作業者の端末装置4に誘導情報が表示される場合には、例えば、誘導情報を確認した作業者が、対応する車両の運転者に仕分所へ向かうことを指示する。
図11は、本実施の形態の誘導情報の表示例を示す図である。例えば、表示装置3には図11に示したように、誘導情報として車両ナンバーとともに仕分所へ向かうことを示し指示が表示される。図11は一例であり、誘導情報の表示方法は図11に示した例に限定されない。
次に、第2の処理について説明する。第2の処理では、車両誘導装置1は、他の災害拠点の一例である下流災害拠点202への物資の運搬の進捗率を用いて、優先して誘導する車両を決定する。これにより、物資の運搬が遅れている下流災害拠点202へ物資を運搬する車両を優先して仕分所へ誘導することができる。すなわち、第2の処理によっても、人手を省いて、災害拠点200において車両を適切に誘導することができる。
図12は、本実施の形態の第2の処理を示すフローチャートである。車両誘導部15は、第1の処理と同様にステップS1を実施した後、運搬計画と累積情報とを用いて、下流災害拠点202ごとに、各物品の下流災害拠点202への搬出量の計画値を算出する(ステップS11)。第2の処理では、情報記憶部16に記憶される累積情報は、下流災害拠点202ごとの各物品の搬出量の計画値および実測値を含む。累積情報における計画値は、初期値は0に設定され、運搬計画において下流災害拠点202に搬出される予定があれば当該予定に対応する搬出量が加算される。
図13は、本実施の形態の第2の処理で用いられる累積情報における計画値の一例を示す図である。図13に示すように、第2の処理で用いられる累積情報は、下流災害拠点202ごとの、各日時の各物品の搬出量の計画値(累積値)を含む。車両誘導部15は、累積情報の計画値のうち現在の日時に対応する情報を抽出することで、現在の各物品の搬出量の計画値(累積値)を算出することができる。
図12の説明に戻る。車両誘導部15は、仕分所の物資状況と累積情報とを用いて、下流災害拠点202ごとに、各物品の下流災害拠点202への搬出量の実測値を算出する(ステップS12)。詳細には、車両誘導部15は、情報記憶部16に記憶されている累積情報を現在の実測値を用いて更新し、更新後の累積情報を用いて各物品の下流災害拠点202への搬出量の実測値を算出する。累積情報における実測値は、初期値は0に設定され、車両誘導部15は、物資状況取得部12から物資状況を取得すると、累積情報における実測値を更新する。なお、第2の処理では、物資状況としては、仕分所における車両の撮像結果から取得された情報が用いられ、車両誘導部15は、物資状況で示される車両の車両ナンバーと運搬計画における搬出計画とに基づいて、車両に対応する物品と対応する量を算出する。または、物資状況として、前回の処理で仕分所に誘導した車両に関する情報を用いて、同様に、車両の車両ナンバーと運搬計画における搬出計画とに基づいて、車両に対応する物品と対応する量を算出してもよい。
図14は、本実施の形態の第2の処理で用いられる累積情報における実測値の一例を示す図である。図14に示すように、第2の処理で用いられる累積情報は、下流災害拠点202ごとの、各日時の各物品の搬出量の実測値(累積値)を含む。車両誘導部15は、累積情報における実測値のうち現在の日時に対応する情報を抽出することで、下流災害拠点202ごとの、現在の各物品の搬出量の実測値(累積値)を算出することができる。
図12の説明に戻る。車両誘導部15は、下流災害拠点202ごとの進捗率を算出する(ステップS13)。詳細には、車両誘導部15は、下流災害拠点202ごとに、各物品の搬出量の実測値を計画値で除算することで進捗率を算出する。
図15は、本実施の形態の下流災害拠点202ごとの進捗率の一例を示す図である。ステップS13では、例えば、図15に示すように、下流災害拠点202ごとに、各物品の進捗率が算出される。
図12の説明に戻る。車両誘導部15は、第1の処理と同様にステップS6を実施する。ステップS6の後、車両誘導部15は、進捗率が低い下流災害拠点202に物資を搬出する車両が待機所に存在するか否かを判断する(ステップS14)。例えば、車両誘導部15は、進捗率が1未満の低い下流災害拠点202を進捗率が低い下流災害拠点202と判定してもよいし、進捗率の平均値を算出し、平均値より進捗率が低い下流災害拠点202を進捗率が低い下流災害拠点202と判定してもよいし、進捗率の閾値を定めておき進捗率が閾値以下の下流災害拠点202を進捗率が低い下流災害拠点202と判定してもよい。
進捗率が低い下流災害拠点202に物資を搬出する車両が待機所に存在しない場合(ステップS14 No)、車両誘導部15は、第1の処理と同様にステップS8を実施する。進捗率が低い下流災害拠点202に物資を搬出する車両が待機所に存在する場合(ステップS14 Yes)、車両誘導部15は、対象の車両を優先して仕分所に誘導する(ステップS15)。対象の車両は、ステップS14で、進捗率が低い下流災害拠点202に物資を搬出する車両と判定された車両である。詳細には、ステップS15では、車両誘導部15は、対象の車両のうちの1台以上を仕分所へ誘導する。誘導する車両の台数は、第1の処理と同様に、1台であってもよいし複数であってもよい。誘導する車両の数は、仕分所の状況などに応じてユーザから指定することが可能であってもよい。
このように、第2の処理では、例えば、物資状況は、物品ごとの仕分所における到着した車両を示す情報であり、物資状況取得部12は、災害拠点200内を撮像して得られた撮像画像から仕分所に到着した車両を検出することにより、物資状況を取得する。車両誘導部15は、物資状況と運搬計画とを用いて仕分所から下流災害拠点202に運搬される物資の搬出量の実測値を算出し、運搬計画を用いて、仕分所から他の災害拠点に運搬される物資の搬出量の計画値を算出し、実測値を計画値で除算した進捗率を用いて、優先して仕分所へ誘導する車両を決定する。
なお、図1に示した構成図では、情報記憶部16に閾値情報が格納されているが、車両誘導装置1が、車両の誘導処理として第2の処理だけを行う場合には、情報記憶部16に閾値情報が格納されなくてよい。
次に、第3の処理について説明する。第3の処理では、車両誘導装置1は、1つ以上の項目の評価値を用いて、車両の総合評価値を決定し、総合評価値を優先度として用いて車両を誘導する。これにより、運搬の優先度の高い車両を優先して仕分所へ誘導することができる。すなわち、第3の処理によっても、人手を省いて、災害拠点200において車両を適切に誘導することができる。
図16は、本実施の形態の第3の処理を示すフローチャートである。車両誘導部15は、第1の処理と同様にステップS1を実施した後、第1の処理と同様のステップS6を実施する。次に、車両誘導部15は、評価項目ごとの評価値を算出し(ステップS21)、総合評価値を算出する(ステップS22)。詳細には、車両誘導部15は、待機所の車両情報に対応する車両ごとに、評価項目ごとの評価値を算出する。評価項目は、1つであっても複数であってもよい。評価項目は、例えば、第1の処理で述べた仕分所の保管量の計画値と実測値との差、第2の処理で述べた下流災害拠点202における進捗率、第1の処理および第2の処理で述べた待機時間のうちの少なくとも1つを用いることができる。また、評価項目は、搬入先の下流災害拠点202における過不足量(搬入先過不足量)を含んでいてもよい。進捗率は、プッシュ型支援における計画の達成率に相当するが、実際には、下流災害拠点202では別の手段による調達が行われることによる物品の余剰、被災者の数が想定より多いことなどによる物品の不足などが生じていることがある。このため、車両誘導装置1は、下流災害拠点202からこれらの情報を取得して、搬入先過不足量として評価項目に含めてもよい。
図17は、本実施の形態の第3の処理における評価項目の一例を示す図である。図17に示した例では、評価項目は、待機時間、計画値-実測値の閾値からの逸脱量、進捗率、搬入先過不足量を含む。計画値-実測値は、第1の処理で述べた仕分所における保管量の計画値-実測値である。進捗率は、第2の処理で述べた下流災害拠点202への搬出量の進捗率である。図17では、待機所で待機している車両に対応する車両ナンバーごとの、各評価項目に対応する値が示されている。搬入先過不足量は、例えば、不足が負の値、余剰が正の値として示される。図17は一例であり、上述したように、評価項目の数は1つ以上であればよい。
図18は、本実施の形態の第3の処理における評価項目ごとの評価値の一例を示す図である。図18では、図17に示した各評価項目に対応する値を評価値に換算した例を示しており、評価値#1~#4は、待機時間、計画値-実測値の閾値からの逸脱量、進捗率、搬入先過不足量にそれぞれ対応する評価値である。各評価項目に関して数値から評価値に変換するための変換情報を、例えば、テーブルまたは計算式によって定めておき、車両誘導部15は、当該情報を用いて図17に示した値を図18に示した評価値#1~#4の評価値に変換する。例えば、待機時間が3分以内であれば評価値#1の値が1となり、待機時間が3分を超え6分以内であれば評価値#1の値が2となり、待機時間が6分を超え10分以内であれば評価値#1の値が3となるといったように、待機時間が長いほど評価値が大きくなるように変換情報を定めておく。また、例えば、計画値-実測値の閾値からの逸脱量が大きいほど評価値が大きくなるように変換情報が定められ、進捗率が大きいほど評価値が小さくなるように変換情報が定められ、搬入先過不足量は値が大きいほど評価値が小さくなるように変換情報が定められる。総合評価値は、例えば、評価値#1~#4の合計値として算出される。または、総合評価値は、評価値#1~#4の重み付け加算の結果であってもよい。この場合、例えば、重要な項目ほど重みが大きくなるように設定される。
図16の説明に戻る。車両誘導部15は、総合評価値の高い順に車両を誘導する(ステップS23)。詳細には、ステップS23では、車両誘導部15は、総合評価値の高い順に1台以上の車両を仕分所へ誘導する。誘導する車両の台数は、第1の処理と同様に、1台であってもよいし複数であってもよい。誘導する車両の数は、仕分所の状況などに応じてユーザから指定することが可能であってもよい。
以上のように、第3の処理では、車両誘導部15は、車両情報および運搬計画を用いて、車両情報によって示される車両ごとに評価値を算出し、評価値に基づいて、優先して仕分所へ誘導する車両を決定する。評価値は、例えば、物資の仕分所における保管量の計画値と保管量の実測値との差と、待機所における待機時間と、物資の運搬先の他の災害拠点への搬出量の計画値と搬出量の実測値との差と、物資の運搬先の他の災害拠点における物資の過不足状況とのうちの少なくとも1つに基づいて算出される。
次に、第4の処理について説明する。第4の処理では、車両誘導装置1は、作業者、管理者などのユーザへ、優先して誘導する車両を決定するための情報を提示し、提示した情報を確認したユーザから入力された情報に応じて車両を誘導する。これにより、人手を省いて、災害拠点200において車両を適切に誘導することができる。
図19は、本実施の形態の第4の処理を示すフローチャートである。車両誘導部15は、第1の処理と同様にステップS1~S4を実施した後、第1の処理と同様のステップS6を実施する。次に、車両誘導部15は、実測値-計画値、待機所の車両に対応する物品および待機時間を表示させる(ステップS31)。詳細には、車両誘導部15は、実測値-計画値、待機所の車両に対応する物品および待機時間のそれぞれの情報を、出力部17へ出力する。出力部17は、端末装置4へこれらの情報を送信する。これにより端末装置4に実測値-計画値、待機所の車両に対応する物品および待機時間が表示される。または、出力部17が表示機能を有し、実測値-計画値、待機所の車両に対応する物品および待機時間を表示してもよい。
図20は、本実施の形態の第4の処理によって表示される情報の一例を示す図である。図20に示した例では、実測値-計画値、待機所の車両に対応する物品および待機時間が表示されているが、表示される情報である提示情報はこの例に限定されない。例えば、運搬計画の対応する車両に関する情報を抽出して表示してもよい。また、車両誘導部15が、第2の処理で説明した進捗率を算出して表示してもよいし、第3の処理で説明した図17に例示した各評価項目の値を算出して表示してもよい。ユーザは、表示された情報を確認すると、例えば、車両誘導装置1の図示しない入力部を用いて、待機所の車両の優先順位を入力する。または、端末装置4に優先順位を入力し、車両誘導装置1の図示しない受信部が受信してもよい。
車両誘導部15は、車両の優先順位の入力を受付ける(ステップS32)。詳細には、車両誘導部15は、図示しない入力部または受信部から優先順位を受け取ることで、優先順位の入力を受付ける。車両誘導部15は、優先順位に従って車両を誘導する(ステップS33)。詳細には、ステップS33では、車両誘導部15は、優先順位の高い順(高優先の順)に1台以上の車両を仕分所へ誘導する。誘導する車両の台数は、第1の処理と同様に、1台であってもよいし複数であってもよい。誘導する車両の数は、仕分所の状況などに応じてユーザから指定することが可能であってもよい。
このように、第4の処理では、車両誘導部15は、車両情報、物資状況および運搬計画を用いて、車両情報に対応する車両が運搬する物資に関する情報を含みユーザに提示される提示情報を生成し、入力された、車両ごとの優先順位に基づいて、待機所から仕分所へ車両を誘導する。出力部17は、提示情報を出力する。提示情報は、例えば、実測値-計画値、待機所の車両に対応する物品、待機時間を含む。提示情報は、これに限らず、第2の処理で説明した進捗率を含んでもよいし、第3の処理で説明した各評価項目の値を含んでもよい。
なお、第1の処理、第2の処理、第3の処理、第4の処理の各処理は、例えば、定期的に行われる。これにより、処理が行われるたびに、仕分所に誘導する車両が決定される。
なお、車両誘導装置1は、上述した第1の処理、第2の処理、第3の処理、第4の処理以外の処理により車両を誘導してもよい。例えば、目的関数を定めておき、待機所に待機している車両を誘導する順序の組み合わせを、一定時間後の目的関数が最良(最小または最大)となるように、最適化問題を解くことにより決定してもよい。例えば、目的関数として、上述した評価項目のうちの1つを用いてもよいし、評価項目を重み付け加算した値を用いてもよい。
次に、本実施の形態の車両誘導装置1のハードウェア構成について説明する。本実施の形態の車両誘導装置1は、コンピュータシステム上で、車両誘導装置1における処理が記述されたプログラム(コンピュータプログラム)が実行されることにより、コンピュータシステムが車両誘導装置1として機能する。図21は、本実施の形態の車両誘導装置1を実現するコンピュータシステムの構成例を示す図である。図21に示すように、このコンピュータシステムは、制御部101と入力部102と記憶部103と表示部104と通信部105と出力部106とを備え、これらはシステムバス107を介して接続されている。
図21において、制御部101は、例えば、CPU等のプロセッサであり、本実施の形態の車両誘導装置1における処理が記述されたプログラムを実行する。入力部102は、たとえばキーボード、マウスなどで構成され、コンピュータシステムの使用者が、各種情報の入力を行うために使用する。記憶部103は、RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)などの各種メモリおよびハードディスクなどのストレージデバイスを含み、上記制御部101が実行すべきプログラム、処理の過程で得られた必要なデータ、などを記憶する。また、記憶部103は、プログラムの一時的な記憶領域としても使用される。表示部104は、ディスプレイ、LCD(液晶表示パネル)などで構成され、コンピュータシステムの使用者に対して各種画面を表示する。通信部105は、通信処理を実施する受信機および送信機である。出力部106は、プリンタ、スピーカなどである。なお、図21は、一例であり、コンピュータシステムの構成は図21の例に限定されない。例えば、コンピュータシステムは出力部106を備えていなくてもよい。
ここで、本実施の形態のプログラムが実行可能な状態になるまでのコンピュータシステムの動作例について説明する。上述した構成をとるコンピュータシステムには、たとえば、図示しないCD(Compact Disc)-ROMドライブまたはDVD(Digital Versatile Disc)-ROMドライブにセットされたCD-ROMまたはDVD-ROMから、プログラムが記憶部103にインストールされる。そして、プログラムの実行時に、記憶部103から読み出されたプログラムが記憶部103の主記憶領域に格納される。この状態で、制御部101は、記憶部103に格納されたプログラムに従って、本実施の形態の車両誘導装置1としての処理を実行する。
なお、上記の説明においては、CD-ROMまたはDVD-ROMを記録媒体として、車両誘導装置1における処理を記述したプログラムを提供しているが、これに限らず、コンピュータシステムの構成、提供するプログラムの容量などに応じて、例えば、通信部105を経由してインターネットなどの伝送媒体により提供されたプログラムを用いることとしてもよい。
例えば、本実施の形態のプログラムは、車両誘導装置1に、車両情報を取得するステップと、物資状況を取得するステップと、運搬計画を取得するステップと、車両情報、物資状況および運搬計画を用いて、待機所から仕分所への車両の誘導方法を決定するステップと、を実行させる。
図1に示した物資状況取得部12、車両状況取得部13および車両誘導部15は、図21に示した記憶部103に記憶されたプログラムが図21に示した制御部101により実行されることにより実現される。物資状況取得部12、車両状況取得部13および車両誘導部15の実現には、図21に示した記憶部103も用いられる。図1に示した画像取得部11、運搬計画取得部14および出力部17は、図21に示した通信部105により実現される。運搬計画取得部14の実現には制御部101も用いられてもよい。出力部17の実現に表示部104も用いられてもよい。図1に示した情報記憶部16は、図21に示した記憶部103の一部である。車両誘導装置1は複数のコンピュータシステムにより実現されてもよい。例えば、車両誘導装置1は、クラウドシステムにより実現されてもよい。
端末装置4および計画管理システム5も、例えば、図21に示したコンピュータシステムにより実現される。
以上のように、本実施の形態では、車両誘導装置1が、運搬計画と、待機所における物資を運搬する車両に関する情報と物資の状況に関する情報とを用いて、車両を誘導するようにした。このため、物資を運搬する車両を適切に誘導することができる。
実施の形態2.
図22は、実施の形態2にかかる車両誘導システムの構成例を示す図である。本実施の形態の車両誘導システム100aは、車両誘導装置1aと、災害拠点200に設けられる撮像装置2-1~2-Nとを備える。実施の形態1と同様の機能を有する構成要素は実施の形態1と同様の符号を付して重複する説明を省略する。以下、実施の形態1と異なる点を主に説明する。
実施の形態1では、上流から下流へプッシュ型支援により物資を運搬する例を説明したが、本実施の形態では、プッシュ型支援に加えてプル型支援にも対応する例を説明する。プル型支援とは、被災地域からの具体的な支援要求に基づき行われる支援である。車両誘導システム100aは、下流災害拠点202において下流災害拠点202の物資を管理する管理装置6から、下流災害拠点202からの物資の支援の要求である支援要求を受信し、支援要求を受入れることが可能である場合には支援要求を反映する。なお、図22では、管理装置6が下流災害拠点202内に設けられているが、管理装置6の設けられる場所は下流災害拠点202内に限定されない。
車両誘導装置1aは、受入判断部18、支援要求取得部19および応答出力部20が追加され、車両誘導部15の代わりに車両誘導部15aを備える以外は、車両誘導装置1と同様である。
管理装置6は、支援要求を車両誘導装置1aへ送信する支援要求出力部61と、車両誘導装置1aから、支援要求に対する応答を受信する受信部62とを備える。支援要求は、例えば、下流災害拠点202への搬送を要求する物品(物品名)を含む。支援要求は、搬送を要求する物品の量を含んでいてもよい。また、支援要求は、搬送を行う車両の車両ナンバーを含んでいてもよい。また、支援要求は、災害拠点200からの搬出を希望する日時を含んでいてもよい。
図23は、本実施の形態の受入れ判断処理の一例を示すフローチャートである。車両誘導装置1aは、支援要求を取得する(ステップS41)。詳細には、支援要求取得部19が、管理装置6から支援要求を受信することで支援要求を取得し、取得した支援要求を受入判断部18へ出力する。すなわち、支援要求取得部19は、他の災害拠点の一例である下流災害拠点202から、他の災害拠点が物資の搬入を要求することを示す支援要求を取得する。
車両誘導装置1aは、実測値-計画値を取得する(ステップS42)。実測値-計画値は、第1の処理における実測値-計画値と同様であり、例えば、車両誘導部15aが実施の形態1の第1の処理と同様の処理により実測値-計画値を算出し、受入判断部18が車両誘導部15aから実測値-計画値を取得する。
車両誘導装置1aは、実測値-計画値が第3の閾値以上の物品を抽出する(ステップS43)。例えば、物品ごとの第3の閾値は、情報記憶部16に閾値情報として記憶されており、ステップS43では、受入判断部18が、閾値情報における第3の閾値を用いて、実測値-計画値が第3の閾値以上の物品を抽出する。なお、受入判断部18は、実測値と運搬計画とを用いて将来の各物品の保管量の実測値-計画値を予測し、予測結果が第3の閾値以上の物品を抽出してもよい。
図24は、図23のステップS43で抽出される物品の一例を示す図である。図24には、物品ごとに、計画値、実測値、実測値-計画値、および第3の閾値が示されている。図24に示した例では、抽出対象302として示した1つの実測値-計画値が抽出される。具体的には、薬に関して、実測値-計画値が第3の閾値以上であるため、薬がステップS24で抽出されることになる。なお、図24に示した物品、第3の閾値は一例であり、物品、第3の閾値は、図24に示した例に限定されない。第3の閾値は、作業者、管理者などのユーザによって適宜設定されればよく、物品によらず同じでもよいし物品ごとに異なっていてもよい。また、第3の閾値は、第2の閾値と同じであってもよいが、第2の閾値と異なっていてもよい。
図23の説明に戻る。受入判断部18は、抽出された物品に支援要求で要求された物品が存在するか否かを判断する(ステップS44)。抽出された物品に支援要求で要求された物品が存在しない場合(ステップS44 No)、受入判断部18は、支援要求の受入れを拒否すると判断する(ステップS45)。抽出された物品に支援要求で要求された物品が存在する場合(ステップS44 Yes)、受入判断部18は、支援要求の受入れを許可すると判断する(ステップS46)。ステップS46では、受入判断部18は、支援要求の受入れを許可すると判断すると、支援要求に対応する支援計画を生成して車両誘導部15aへ出力する。車両誘導部15aは、実施の形態1で述べた運搬計画に加えて、支援計画を用いて、実施の形態1と同様に車両の誘導処理を実施する。または、受入判断部18は、ステップS46では、支援要求に対応する運搬を運搬計画に追加することで運搬計画を修正し、修正した運搬計画を車両誘導部15aへ出力してもよい。
受入判断部18は、判断結果を示す応答を生成し、生成した応答を応答出力部20へ出力する。応答出力部20は、応答を管理装置6へ送信する。
このように、本実施の形態では、受入判断部18が、支援要求、物資状況および運搬計画を用いて、支援要求を受入れるか否かを判断する。例えば、受入判断部18は、仕分所における物資の保管量の実測値が仕分所における物資の保管量の計画値より閾値である第3の閾値以上多い場合に、支援要求を受入れると判断する。
本実施の形態の車両誘導装置1aも、実施の形態1の車両誘導装置1と同様に、例えば、図21に示したコンピュータシステムにより実現される。
図22に示した受入判断部18および車両誘導部15aは、図21に示した記憶部103に記憶されたプログラムが図21に示した制御部101により実行されることにより実現される。受入判断部18および車両誘導部15aの実現には、図21に示した記憶部103も用いられる。図22に示した支援要求取得部19および応答出力部20は、図21に示した通信部105により実現される。車両誘導装置1aは複数のコンピュータシステムにより実現されてもよい。例えば、車両誘導装置1aは、クラウドシステムにより実現されてもよい。管理装置6も、例えば、図21に示したコンピュータシステムにより実現される。
以上のように、本実施の形態の車両誘導装置1aは、仕分所の保管量の実測値と計画値との差異を用いて下流災害拠点202からの支援要求を受入れ可能か否かを判断し、支援要求を受入れ可能な場合には支援要求を反映して、車両の誘導を行うようにした。これにより、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、プル型支援にも対応することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
以下、本開示の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
物資を運搬する車両の待機所と前記物資の仕分所とを含む災害拠点における、前記待機所に存在する前記車両に関する情報である車両情報を取得する車両状況取得部と、
前記仕分所における前記物資に関する状況である物資状況を取得する物資状況取得部と、
前記物資の運搬計画を取得する運搬計画取得部と、
前記車両情報、前記物資状況および前記運搬計画を用いて、前記待機所から前記仕分所への前記車両の誘導方法を決定する車両誘導部と、
を備えることを特徴とする車両誘導装置。
(付記2)
前記車両状況取得部は、前記災害拠点内を撮像して得られた撮像画像から前記車両を検出することにより、前記車両情報を取得することを特徴とする付記1に記載の車両誘導装置。
(付記3)
前記車両情報は、前記車両の自動車登録番号を含み、
前記車両状況取得部は、前記撮像画像から前記自動車登録番号を検出することにより、前記車両情報を取得することを特徴とする付記2に記載の車両誘導装置。
(付記4)
前記物資状況は、前記仕分所における前記物資の保管量の実測値であり、
前記物資状況取得部は、前記災害拠点内を撮像して得られた撮像画像から前記物資を検出することにより、前記物資状況を取得することを特徴とする付記1から3のいずれか1つに記載の車両誘導装置。
(付記5)
前記物資状況は、物品ごとの前記仕分所における到着した前記車両を示す情報であり、
前記運搬計画は、前記車両ごとの、当該車両が運搬する前記物資の量を含み、
前記物資状況取得部は、前記災害拠点内を撮像して得られた撮像画像から前記仕分所に到着した前記車両を検出することにより、前記物資状況を取得し、
前記車両誘導部は、前記物資状況と前記運搬計画とを用いて前記仕分所における保管量の実測値を算出することを特徴とする付記1から3のいずれか1つに記載の車両誘導装置。
(付記6)
前記車両誘導部は、前記運搬計画を用いて、前記仕分所における前記物資の保管量の計画値を算出し、前記計画値と前記実測値との差を用いて、優先して前記仕分所へ誘導する前記車両を決定することを特徴とする付記4または5に記載の車両誘導装置。
(付記7)
前記物資状況は、物品ごとの前記仕分所における到着した前記車両を示す情報であり、
前記運搬計画は、前記車両ごとの、当該車両が運搬する前記物資の量を含み、
前記物資状況取得部は、前記災害拠点内を撮像して得られた撮像画像から前記仕分所に到着した前記車両を検出することにより、前記物資状況を取得し、
前記車両誘導部は、前記物資状況と前記運搬計画とを用いて前記仕分所から他の災害拠点に運搬される前記物資の搬出量の実測値を算出することを特徴とする付記1から3のいずれか1つに記載の車両誘導装置。
(付記8)
前記車両誘導部は、前記運搬計画を用いて、前記仕分所から前記他の災害拠点に運搬される物資の搬出量の計画値を算出し、前記実測値を前記計画値で除算した進捗率を用いて、優先して前記仕分所へ誘導する前記車両を決定することを特徴とする付記7に記載の車両誘導装置。
(付記9)
前記車両誘導部は、前記車両情報および前記運搬計画を用いて、前記車両情報によって示される前記車両ごとに評価値を算出し、前記評価値に基づいて、優先して前記仕分所へ誘導する前記車両を決定し、
前記評価値は、前記物資の仕分所における保管量の計画値と前記保管量の実測値との差と、前記待機所における待機時間と、前記搬出量の実測値を前記物資の運搬先の他の災害拠点への搬出量の計画値で除算した進捗率と、前記物資の運搬先の前記他の災害拠点における前記物資の過不足状況とのうちの少なくとも1つに基づいて算出されることを特徴とする付記1から3のいずれか1つに記載の車両誘導装置。
(付記10)
他の災害拠点から、前記他の災害拠点が前記物資の搬入を要求することを示す支援要求を取得する支援要求取得部と、
前記支援要求、前記物資状況および前記運搬計画を用いて、前記支援要求を受入れるか否かを判断する受入判断部と、
をさらに備えることを特徴とする付記1から9のいずれか1つに記載の車両誘導装置。
(付記11)
前記物資状況は、前記仕分所における前記物資の保管量の実測値であり、
前記物資状況取得部は、前記災害拠点内を撮像して得られた撮像画像から前記物資を検出することにより、前記物資状況を取得することを特徴とする付記10に記載の車両誘導装置。
(付記12)
前記物資状況は、物品ごとの前記仕分所における到着した前記車両を示す情報であり、
前記運搬計画は、前記車両ごとの、当該車両が運搬する前記物資の量を含み、
前記物資状況取得部は、前記災害拠点内を撮像して得られた撮像画像から前記仕分所に到着した前記車両を検出することにより、前記物資状況を取得し、
前記車両誘導部は、前記物資状況と前記運搬計画とを用いて前記仕分所における保管量の実測値を算出することを特徴とする付記10に記載の車両誘導装置。
(付記13)
前記受入判断部は、前記実測値が前記仕分所における前記物資の保管量の計画値より閾値以上多い場合に、前記支援要求を受入れると判断することを特徴とする付記11または12に記載の車両誘導装置。
(付記14)
物資を運搬する車両の待機所と前記物資の仕分所とを含む災害拠点における、前記待機所に存在する前記車両に関する情報である車両情報を取得する車両状況取得部と、
前記仕分所における前記物資に関する状況である物資状況を取得する物資状況取得部と、
前記物資の運搬計画を取得する運搬計画取得部と、
前記車両情報、前記物資状況および前記運搬計画を用いて、前記車両情報に対応する前記車両が運搬する物資に関する情報を含みユーザに提示される提示情報を生成し、入力された、前記車両ごとの優先順位に基づいて、前記待機所から前記仕分所への前記車両を誘導する車両誘導部と、
前記提示情報を出力する出力部と、
を備えることを特徴とする車両誘導装置。
1,1a 車両誘導装置、2,2-1~2-N 撮像装置、3 表示装置、4 端末装置、5 計画管理システム、6 管理装置、11 画像取得部、12 物資状況取得部、13 車両状況取得部、14 運搬計画取得部、15,15a 車両誘導部、16 情報記憶部、17 出力部、18 受入判断部、19 支援要求取得部、20 応答出力部、51 運搬計画出力部、52 計画記憶部、61 支援要求出力部、62 受信部、100,100a 車両誘導システム、200 災害拠点、201 上流災害拠点、202,202-1~202-M 下流災害拠点。

Claims (18)

  1. 物資を運搬する車両の待機所と前記物資の仕分所とを含む災害拠点における、前記待機所に存在する前記車両に関する情報である車両情報を取得する車両状況取得部と、
    前記仕分所における前記物資に関する状況である物資状況を取得する物資状況取得部と、
    前記物資の運搬計画を取得する運搬計画取得部と、
    前記車両情報、前記物資状況および前記運搬計画を用いて、前記待機所から前記仕分所への前記車両の誘導方法を決定する車両誘導部と、
    を備えることを特徴とする車両誘導装置。
  2. 前記車両状況取得部は、前記災害拠点内を撮像して得られた撮像画像から前記車両を検出することにより、前記車両情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の車両誘導装置。
  3. 前記車両情報は、前記車両の自動車登録番号を含み、
    前記車両状況取得部は、前記撮像画像から前記自動車登録番号を検出することにより、前記車両情報を取得することを特徴とする請求項2に記載の車両誘導装置。
  4. 前記物資状況は、前記仕分所における前記物資の保管量の実測値であり、
    前記物資状況取得部は、前記災害拠点内を撮像して得られた撮像画像から前記物資を検出することにより、前記物資状況を取得することを特徴とする請求項1に記載の車両誘導装置。
  5. 前記物資状況は、物品ごとの前記仕分所における到着した前記車両を示す情報であり、
    前記運搬計画は、前記車両ごとの、当該車両が運搬する前記物資の量を含み、
    前記物資状況取得部は、前記災害拠点内を撮像して得られた撮像画像から前記仕分所に到着した前記車両を検出することにより、前記物資状況を取得し、
    前記車両誘導部は、前記物資状況と前記運搬計画とを用いて前記仕分所における保管量の実測値を算出することを特徴とする請求項1に記載の車両誘導装置。
  6. 前記車両誘導部は、前記運搬計画を用いて、前記仕分所における前記物資の保管量の計画値を算出し、前記計画値と前記実測値との差を用いて、優先して前記仕分所へ誘導する前記車両を決定することを特徴とする請求項4または5に記載の車両誘導装置。
  7. 前記物資状況は、物品ごとの前記仕分所における到着した前記車両を示す情報であり、
    前記運搬計画は、前記車両ごとの、当該車両が運搬する前記物資の量を含み、
    前記物資状況取得部は、前記災害拠点内を撮像して得られた撮像画像から前記仕分所に到着した前記車両を検出することにより、前記物資状況を取得し、
    前記車両誘導部は、前記物資状況と前記運搬計画とを用いて前記仕分所から他の災害拠点に運搬される前記物資の搬出量の実測値を算出することを特徴とする請求項1に記載の車両誘導装置。
  8. 前記車両誘導部は、前記運搬計画を用いて、前記仕分所から前記他の災害拠点に運搬される物資の搬出量の計画値を算出し、前記実測値を前記計画値で除算した進捗率を用いて、優先して前記仕分所へ誘導する前記車両を決定することを特徴とする請求項7に記載の車両誘導装置。
  9. 前記車両誘導部は、前記車両情報および前記運搬計画を用いて、前記車両情報によって示される前記車両ごとに評価値を算出し、前記評価値に基づいて、優先して前記仕分所へ誘導する前記車両を決定し、
    前記評価値は、前記物資の仕分所における保管量の計画値と前記保管量の実測値との差と、前記待機所における待機時間と、前記搬出量の実測値を前記物資の運搬先の他の災害拠点への搬出量の計画値で除算した進捗率と、前記物資の運搬先の前記他の災害拠点における前記物資の過不足状況とのうちの少なくとも1つに基づいて算出されることを特徴とする請求項1に記載の車両誘導装置。
  10. 他の災害拠点から、前記他の災害拠点が前記物資の搬入を要求することを示す支援要求を取得する支援要求取得部と、
    前記支援要求、前記物資状況および前記運搬計画を用いて、前記支援要求を受入れるか否かを判断する受入判断部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の車両誘導装置。
  11. 前記物資状況は、前記仕分所における前記物資の保管量の実測値であり、
    前記物資状況取得部は、前記災害拠点内を撮像して得られた撮像画像から前記物資を検出することにより、前記物資状況を取得することを特徴とする請求項10に記載の車両誘導装置。
  12. 前記物資状況は、物品ごとの前記仕分所における到着した前記車両を示す情報であり、
    前記運搬計画は、前記車両ごとの、当該車両が運搬する前記物資の量を含み、
    前記物資状況取得部は、前記災害拠点内を撮像して得られた撮像画像から前記仕分所に到着した前記車両を検出することにより、前記物資状況を取得し、
    前記車両誘導部は、前記物資状況と前記運搬計画とを用いて前記仕分所における保管量の実測値を算出することを特徴とする請求項10に記載の車両誘導装置。
  13. 前記受入判断部は、前記実測値が前記仕分所における前記物資の保管量の計画値より閾値以上多い場合に、前記支援要求を受入れると判断することを特徴とする請求項11または12に記載の車両誘導装置。
  14. 物資を運搬する車両の待機所と前記物資の仕分所とを含む災害拠点における、前記待機所に存在する前記車両に関する情報である車両情報を取得する車両状況取得部と、
    前記仕分所における前記物資に関する状況である物資状況を取得する物資状況取得部と、
    前記物資の運搬計画を取得する運搬計画取得部と、
    前記車両情報、前記物資状況および前記運搬計画を用いて、前記車両情報に対応する前記車両が運搬する物資に関する情報を含みユーザに提示される提示情報を生成し、入力された、前記車両ごとの優先順位に基づいて、前記待機所から前記仕分所への前記車両を誘導する車両誘導部と、
    前記提示情報を出力する出力部と、
    を備えることを特徴とする車両誘導装置。
  15. 物資を運搬する車両の待機所と前記物資の仕分所とを含む災害拠点における前記車両を誘導する車両誘導装置と、
    前記災害拠点内を撮像する撮像装置と、
    を備え、
    前記車両誘導装置は、
    前記撮像装置によって撮像された撮像画像を用いて、前記待機所に存在する前記車両に関する情報である車両情報を取得する車両状況取得部と、
    前記仕分所における前記物資に関する状況である物資状況を取得する物資状況取得部と、
    前記物資の運搬計画を取得する運搬計画取得部と、
    前記車両情報、前記物資状況および前記運搬計画を用いて、前記待機所から前記仕分所への前記車両の誘導方法を決定する車両誘導部と、
    を備えることを特徴とする車両誘導システム。
  16. 前記撮像装置は、無線通信回線により前記撮像画像を前記車両誘導装置へ送信することを特徴とする請求項15に記載の車両誘導システム。
  17. 物資を運搬する車両の待機所と前記物資の仕分所とを含む災害拠点における前記車両を誘導する車両誘導装置における車両誘導方法であって、
    前記待機所に存在する前記車両に関する情報である車両情報を取得するステップと、
    前記仕分所における前記物資に関する状況である物資状況を取得するステップと、
    前記物資の運搬計画を取得するステップと、
    前記車両情報、前記物資状況および前記運搬計画を用いて、前記待機所から前記仕分所への前記車両の誘導方法を決定するステップと、
    を含むことを特徴とする車両誘導方法。
  18. コンピュータシステムに、
    物資を運搬する車両の待機所と前記物資の仕分所とを含む災害拠点における、前記待機所に存在する前記車両に関する情報である車両情報を取得するステップと、
    前記仕分所における前記物資に関する状況である物資状況を取得するステップと、
    前記物資の運搬計画を取得するステップと、
    前記車両情報、前記物資状況および前記運搬計画を用いて、前記待機所から前記仕分所への前記車両の誘導方法を決定するステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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