JP2024002300A - タスク管理装置、車両、及びタスク管理方法 - Google Patents

タスク管理装置、車両、及びタスク管理方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2024002300000001
【課題】車内環境の整備にかかる時間に応じた柔軟な運用を可能にするタスク管理装置、車両及びタスク管理方法を提供する。
【解決手段】システム10において、タスク管理装置20は、用途に応じたモードで運用される少なくとも1台の車両30により第1モードで運搬される第1対象と、少なくとも1台の車両30により第1モードとは異なる第2モードで運搬される第2対象とのいずれかについて得られた情報に基づいて、少なくとも1台の車両30を第1モードから第2モードに切り替える前の、少なくとも1台の車両30の内部環境の整備の所要時間を算出し、算出した所要時間に応じて、少なくとも1台の車両30の配車スケジュールを調整する。
【選択図】図1

Description

本開示は、タスク管理装置、車両、及びタスク管理方法に関する。
特許文献1には、複数用途に使用可能な車両を管理するシステムが開示されている。
特開2020-170456号公報
移動型店舗車両又は配送車両からバスへの変更など、車両の用途の切替え時には、車内清掃など、車内環境の整備に時間がかかることが考えられる。
本開示の目的は、車内環境の整備にかかる時間に応じた柔軟な運用を可能にすることである。
本開示に係るタスク管理装置は、
用途に応じたモードで運用される少なくとも1台の車両により第1モードで運搬される第1対象と、前記少なくとも1台の車両により前記第1モードとは異なる第2モードで運搬される第2対象とのいずれかについて得られた情報に基づいて、前記少なくとも1台の車両を前記第1モードから前記第2モードに切り替える前の、前記少なくとも1台の車両の内部環境の整備の所要時間を算出し、算出した所要時間に応じて、前記少なくとも1台の車両の配車スケジュールを調整する制御部を備える。
本開示に係るタスク管理方法は、
制御部により、用途に応じたモードで運用される少なくとも1台の車両により第1モードで運搬される第1対象と、前記少なくとも1台の車両により前記第1モードとは異なる第2モードで運搬される第2対象とのいずれかについて得られた情報に基づいて、前記少なくとも1台の車両を前記第1モードから前記第2モードに切り替える前の、前記少なくとも1台の車両の内部環境の整備の所要時間を算出することと、
前記制御部により、算出した所要時間に応じて、前記少なくとも1台の車両の配車スケジュールを調整することと
を含む。
本開示によれば、車内環境の整備にかかる時間に応じた柔軟な運用が可能になる。
本開示の実施形態に係るシステムの構成を示す図である。 本開示の実施形態に係るタスク管理装置の構成を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係るタスク管理装置の動作を示すフローチャートである。 図3のステップS101の処理の具体的な手順を示すフローチャートである。 本開示の実施形態に係るタスク管理装置の動作の変形例を示すフローチャートである。 図5のステップS201の処理の具体的な手順を示すフローチャートである。
以下、本開示の一実施形態について、図を参照して説明する。
各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。本実施形態の説明において、同一又は相当する部分については、説明を適宜省略又は簡略化する。
図1を参照して、本実施形態に係るシステム10の構成を説明する。
本実施形態に係るシステム10は、少なくとも1台のタスク管理装置20と、少なくとも1台の車両30とを備える。タスク管理装置20は、ネットワーク40を介して、車両30と通信可能である。
タスク管理装置20は、データセンタなどの施設に設置され、車両30を管理する事業者によって運用される。タスク管理装置20は、クラウドコンピューティングシステム又はその他のコンピューティングシステムに属するサーバなどのコンピュータである。
車両30は、物品の配送、乗客の輸送、又は商品の販売などの用途に応じたモードで運用される。車両30は、内装、外装、又はその両方が変更されることで、モードが切り替えられる。車両30は、例えば、複数のレールを活用した専用フロア構造により、後席の取外し若しくは移動、又はテーブルの設置を、工具を使わずに自由に行える架装車両である。車両30は、例えば、外装の一部として、LCD又は有機ELなどのディスプレイを装備し、ディスプレイに表示するコンテンツを切り替えることで、外装を自由に変えられる。「LCD」は、liquid crystal displayの略語である。「EL」は、electro luminescentの略語である。車両30は、オンデマンドバスとして活用されてもよいし、電源、照明、テーブル、モニタ、若しくはこれらの任意の組合せを装備し、移動先での商談スペース若しくはオフィスとして利用されてもよいし、又は商品の販売、物品の配送、若しくは行政サービスの提供など、その他の用途で活用されてもよい。車両30の内装、外装、又はその両方を変更することで、車両30を曜日又は時間帯によって使い分けることも可能である。
車両30は、例えば、ガソリン車、ディーゼル車、水素車、HEV、PHEV、BEV、又はFCEVなどの任意の種類の自動車である。「HEV」は、hybrid electric vehicleの略語である。「PHEV」は、plug-in hybrid electric vehicleの略語である。「BEV」は、battery electric vehicleの略語である。「FCEV」は、fuel cell electric vehicleの略語である。車両30は、本実施形態ではAVであるが、運転手によって運転されてもよいし、又は任意のレベルで運転が自動化されていてもよい。「AV」は、autonomous vehicleの略語である。自動化のレベルは、例えば、SAEのレベル分けにおけるレベル1からレベル5のいずれかである。「SAE」は、Society of Automotive Engineersの略称である。車両30は、MaaS専用車両でもよい。「MaaS」は、Mobility as a Serviceの略語である。
ネットワーク40は、インターネット、少なくとも1つのWAN、少なくとも1つのMAN、又はこれらの任意の組合せを含む。「WAN」は、wide area networkの略語である。「MAN」は、metropolitan area networkの略語である。ネットワーク40は、少なくとも1つの無線ネットワーク、少なくとも1つの光ネットワーク、又はこれらの任意の組合せを含んでもよい。無線ネットワークは、例えば、アドホックネットワーク、セルラーネットワーク、無線LAN、衛星通信ネットワーク、又は地上マイクロ波ネットワークである。「LAN」は、local area networkの略語である。
図1を参照して、本実施形態の概要を説明する。
タスク管理装置20は、第1対象B1と第2対象B2とのいずれかについて得られた情報に基づいて、少なくとも1台の車両30を第1モードM1から第1モードM1とは異なる第2モードM2に切り替える前の、少なくとも1台の車両30の内部環境の整備の所要時間を算出する。第1対象B1は、少なくとも1台の車両30により第1モードM1で運搬される対象である。第2対象B2は、少なくとも1台の車両30により第2モードM2で運搬される対象である。整備は、例えば、清掃又は臭い除去を含む。タスク管理装置20は、算出した所要時間に応じて、少なくとも1台の車両30の配車スケジュールを調整する。
第1モードM1及び第2モードM2のそれぞれに対応する用途は、任意の用途でよいが、本実施形態では、物品の配送、乗客の輸送、又は商品の販売である。
本実施形態では、移動型店舗車両又は配送車両からバスへの変更など、車両30の用途の切替え時に車両30の内部の環境の整備にかかる時間に応じて、車両30の配車スケジュールを最適化することができる。すなわち、車両30の内部環境の整備にかかる時間に応じた柔軟な運用が可能になる。
図2を参照して、本実施形態に係るタスク管理装置20の構成を説明する。
タスク管理装置20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23とを備える。
制御部21は、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つのプログラマブル回路、少なくとも1つの専用回路、又はこれらの任意の組合せを含む。プロセッサは、CPU若しくはGPUなどの汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。「CPU」は、central processing unitの略語である。「GPU」は、graphics processing unitの略語である。プログラマブル回路は、例えば、FPGAである。「FPGA」は、field-programmable gate arrayの略語である。専用回路は、例えば、ASICである。「ASIC」は、application specific integrated circuitの略語である。制御部21は、タスク管理装置20の各部を制御しながら、タスク管理装置20の動作に関わる処理を実行する。
記憶部22は、少なくとも1つの半導体メモリ、少なくとも1つの磁気メモリ、少なくとも1つの光メモリ、又はこれらの任意の組合せを含む。半導体メモリは、例えば、RAM、ROM、又はフラッシュメモリである。「RAM」は、random access memoryの略語である。「ROM」は、read only memoryの略語である。RAMは、例えば、SRAM又はDRAMである。「SRAM」は、static random access memoryの略語である。「DRAM」は、dynamic random access memoryの略語である。ROMは、例えば、EEPROMである。「EEPROM」は、electrically erasable programmable read only memoryの略語である。フラッシュメモリは、例えば、SSDである。「SSD」は、solid-state driveの略語である。磁気メモリは、例えば、HDDである。「HDD」は、hard disk driveの略語である。記憶部22は、例えば、主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能する。記憶部22には、タスク管理装置20の動作に用いられるデータと、タスク管理装置20の動作によって得られたデータとが記憶される。
通信部23は、少なくとも1つの通信用インタフェースを含む。通信用インタフェースは、例えば、Ethernet(登録商標)などの有線LAN通信規格に対応したインタフェース、又はIEEE802.11などの無線LAN通信規格に対応したインタフェースである。「IEEE」は、Institute of Electrical and Electronics Engineersの略称である。通信部23は、車両30と通信を行う。通信部23は、タスク管理装置20の動作に用いられるデータを受信し、またタスク管理装置20の動作によって得られるデータを送信する。
タスク管理装置20の機能は、本実施形態に係るプログラムを、制御部21としてのプロセッサで実行することにより実現される。すなわち、タスク管理装置20の機能は、ソフトウェアにより実現される。プログラムは、タスク管理装置20の動作をコンピュータに実行させることで、コンピュータをタスク管理装置20として機能させる。すなわち、コンピュータは、プログラムに従ってタスク管理装置20の動作を実行することによりタスク管理装置20として機能する。
プログラムは、非一時的なコンピュータ読取り可能な媒体に記憶しておくことができる。非一時的なコンピュータ読取り可能な媒体は、例えば、フラッシュメモリ、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、又はROMである。プログラムの流通は、例えば、プログラムを記憶したSDカード、DVD、又はCD-ROMなどの可搬型媒体を販売、譲渡、又は貸与することによって行う。「SD」は、Secure Digitalの略語である。「DVD」は、digital versatile discの略語である。「CD-ROM」は、compact disc read only memoryの略語である。プログラムをサーバのストレージに格納しておき、サーバから他のコンピュータにプログラムを転送することにより、プログラムを流通させてもよい。プログラムをプログラムプロダクトとして提供してもよい。
コンピュータは、例えば、可搬型媒体に記憶されたプログラム又はサーバから転送されたプログラムを、一旦、主記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、主記憶装置に格納されたプログラムをプロセッサで読み取り、読み取ったプログラムに従った処理をプロセッサで実行する。コンピュータは、可搬型媒体から直接プログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行してもよい。コンピュータは、コンピュータにサーバからプログラムが転送される度に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行してもよい。サーバからコンピュータへのプログラムの転送は行わず、実行指示及び結果取得のみによって機能を実現する、いわゆるASP型のサービスによって処理を実行してもよい。「ASP」は、application service providerの略語である。プログラムは、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるものを含む。例えば、コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータは、「プログラムに準ずるもの」に該当する。
タスク管理装置20の一部又は全ての機能が、制御部21としてのプログラマブル回路又は専用回路により実現されてもよい。すなわち、タスク管理装置20の一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
図3を参照して、本実施形態に係るタスク管理装置20の動作を説明する。この動作は、本実施形態に係るタスク管理方法に相当する。
ステップS101において、タスク管理装置20の制御部21は、劣化度データDdを参照して、第1対象B1を運搬することによる車両30の内部環境の劣化の度合いを推定する。劣化度データDdは、2種類以上の対象のそれぞれを運搬することによる車両30の内部環境の劣化の度合いを対象の種類ごとに定義するデータである。そのようなデータとして、例えば、車両30で配送される物品、車両30で販売される商品、又は車両30で輸送される乗客などの対象の種類ごとに、対応する劣化度を定義する対応表を用いることができる。この対応表において、鮮魚又は精肉など、臭いを発する物品又は商品に対応する劣化度は、箱入りの荷物など、臭いを発しない物品又は商品に対応する劣化度よりも高めに定義されていてよい。子供など、車内を汚しやすい乗客に対応する劣化度は、大人など、車内を汚しにくい乗客に対応する劣化度よりも高めに定義されていてよい。劣化度は、例えば、汚れの多さ、又は臭いの強さで表される。劣化度データDdは、タスク管理装置20の記憶部22、又は外部のストレージに予め記憶されている。第1対象B1は、車両30により第1モードM1で運搬される対象である。
ステップS101の処理の具体的な手順を図4に示す。
ステップS111において、タスク管理装置20の制御部21は、車両30が第1モードM1で運用されている期間P1の最中に、第1対象B1の種類を検知するまで待機する。第1対象B1の種類は、具体的には以下の手順で検知される。
車両30は、期間P1の最中に、車両30に搭載されたカメラを用いて車両30の内部の画像を撮影する。車両30は、撮影した画像を、車両30に実装された、LTE、4G規格、若しくは5G規格などの移動通信規格、DSRC若しくはセルラーV2XなどのV2X通信規格、又はIEEE802.11などの無線LAN通信規格に対応した通信用インタフェースを介してタスク管理装置20に送信する。「LTE」は、Long Term Evolutionの略語である。「4G」は、4th generationの略語である。「5G」は、5th generationの略語である。「DSRC」は、dedicated short range communicationsの略語である。「V2X」は、vehicle-to-everythingの略語である。
タスク管理装置20の制御部21は、車両30の内部の画像を、通信部23を介して車両30から受信する。制御部21は、受信した画像を解析することで、第1対象B1の種類を検知する。画像解析の方法としては、既知の方法を用いることができる。深層学習などの機械学習が用いられてもよい。
第1対象B1の種類が検知されると、ステップS112の処理が実行される。期間P1の最中に第1対象B1の種類が検知されなければ、図4に示した手順が終了する。
ステップS112において、タスク管理装置20の制御部21は、第1対象B1の種類について劣化度データDdで定義されている劣化の度合いを特定することで、第1対象B1を運搬することによる車両30の内部環境の劣化の度合いを推定する。例えば、第1モードM1に対応する用途が物品の配送又は商品の販売であったとすると、制御部21は、ステップS111で鮮魚又は精肉など、臭いを発する物品又は商品を検知した場合には、車両30の内部環境の臭いの強さで表される劣化度を、ステップS111で箱入りの荷物など、臭いを発しない物品又は商品を検知した場合よりも高めに推定する。第1モードM1に対応する用途が乗客の輸送であったとすると、制御部21は、ステップS111で子供など、車内を汚しやすい乗客を検知した場合には、車両30の内部環境の汚れの多さで表される劣化度を、ステップS111で大人など、車内を汚しにくい乗客を検知した場合よりも高めに推定する。
ステップS102において、タスク管理装置20の制御部21は、ステップS101で第1対象B1について得られた推定結果に基づいて、車両30を第1モードM1から第1モードM1とは第2モードM2に切り替える前の、車両30の内部環境の整備の所要時間を算出する。整備の所要時間は、具体的には以下の手順で算出される。
タスク管理装置20の制御部21は、ステップS101で車両30の内部の汚れの多さを劣化度として推定した場合には、車両30に搭乗する清掃スタッフ又は清掃ロボットが車両30の内部を清掃するのにかかる時間を整備の所要時間として算出する。より具体的には、制御部21は、記憶部22に予め記憶された換算表を参照して、又は予め定義された換算式を用いて、ステップS101で推定した車両30の内部の汚れの多さに対応する清掃時間を整備の所要時間として導出する。導出される清掃時間は、推定された車両30の内部の汚れが多くなるほど、すなわち、劣化度が高くなるほど長くなる。
タスク管理装置20の制御部21は、ステップS101で車両30の内部の臭いの強さを劣化度として推定した場合には、車両30に搭載された空気清浄機が車両30の内部の臭いを除去するのにかかる時間を整備の所要時間として算出する。より具体的には、制御部21は、記憶部22に予め記憶された換算表を参照して、又は予め定義された換算式を用いて、ステップS101で推定した車両30の内部の臭いの強さに対応する空気清浄機の運転時間を整備の所要時間として導出する。導出される運転時間は、推定された車両30の内部の臭いが強くなるほど、すなわち、劣化度が高くなるほど長くなる。
タスク管理装置20の制御部21は、ステップS101で劣化度を推定できなかった場合には、予め設定されたデフォルト値を整備の所要時間の算出値として使用してよい。
ステップS103において、タスク管理装置20の制御部21は、ステップS102で算出した所要時間に応じて、車両30の配車スケジュールを調整する。車両30の配車スケジュールの調整には、車両30を第2モードM2に切り替える時刻の調整、及び車両30を第2モードM2で運用し始める時刻の調整が含まれる。例えば、整備の所要時間が長ければ、制御部21は、車両30を第2モードM2に切り替える時刻を遅らせる。制御部21は、車両30を第2モードM2で運用し始める時刻も遅らせる。整備の所要時間が短ければ、制御部21は、車両30を第2モードM2に切り替える時刻を変えないか、又は早める。制御部21は、車両30を第2モードM2で運用し始める時刻も変えないか、又は早める。
具体的には、まず、タスク管理装置20の制御部21は、車両30の内装又は外装を第2モードM2に対応する内装又は外装に変更するよう作業員に指示する第1指示データDi1を、通信部23を介して作業員の、携帯電話機、スマートフォン、又はタブレットなどの端末装置に送信する。第1指示データDi1は、時刻を指定するデータを含む。作業員の端末装置は、第1指示データDi1を受信すると、受信した第1指示データDi1をディスプレイに表示するか、又はスピーカから音声で出力する。作業員は、表示又は音声で出力された第1指示データDi1に従って、指定された時刻に車両30の内装又は外装を変更する。例えば、第2モードM2に対応する用途がバスであったとすると、作業員は、バスの乗客が座るための後席を取り付けるか、又は後席を特定の位置に移動する。あるいは、作業員は、車両30が外装の一部として装備するディスプレイにバスの行き先などの運行情報を表示させてもよい。
車両30が、車両30の内装又は外装を自動で変更する機能を持つ場合は、タスク管理装置20の制御部21は、第1指示データDi1を作業員の端末装置に送信することに代えて又は加えて、車両30の内装又は外装を第2モードM2に対応する内装又は外装に変更するよう車両30に指示する第2指示データDi2を、通信部23を介して車両30に送信してもよい。そのような変形例において、第2指示データDi2は、時刻を指定するデータを含む。車両30は、第2指示データDi2を、車両30に実装された通信用インタフェースを介してタスク管理装置20から受信する。車両30は、受信した第2指示データDi2に従って、指定された時刻に車両30の内装又は外装を変更する。例えば、第2モードM2に対応する用途がバスであったとすると、車両30は、バスの乗客が座るための後席を特定の位置に移動する。あるいは、車両30は、車両30が外装の一部として装備するディスプレイにバスの行き先などの運行情報を表示してもよい。
次に、タスク管理装置20の制御部21は、車両30の第2モードM2での運用を開始するよう車両30に指示する第3指示データDi3を、通信部23を介して車両30に送信する。第3指示データDi3は、時刻を指定するデータを含む。車両30は、第3指示データDi3を、車両30に実装された通信用インタフェースを介してタスク管理装置20から受信する。車両30は、受信した第3指示データDi3に従って、指定された時刻に移動を開始する。例えば、第2モードM2に対応する用途がバスであったとすると、車両30は、最初に乗客を乗せる地点に向けて発車する。
上述のように、本実施形態では、車両30を物流目的で運用しているときに、運搬している物の特性に応じて、車両30の内部の臭いなどの環境劣化の度合いを推定し、車両30の内部の臭いを除去するなどの環境改善に必要な時間を算出し、時間がかかるかどうかによって、車両30をバスに切り替えて運用し始める時刻を調整することができる。同様に、本実施形態では、車両30をバスとして運用しているときに、運搬している人の特性に応じて、車両30の内部の汚れなどの環境劣化の度合いを推定し、車両30の内部の汚れを除去するなどの環境改善に必要な時間を算出し、時間がかかるかどうかによって、車両30を物流目的に切り替えて運用し始める時刻を調整することができる。すなわち、車両30の内部の環境改善にかかる時間に応じた柔軟な運用が可能になる。車両30がBEVである場合には、車両30の充電のタイミングと車両30の内部の環境改善のタイミングとを合わせてもよい。
図5を参照して、本実施形態に係るタスク管理装置20の動作の一変形例を説明する。
ステップS201において、タスク管理装置20の制御部21は、許容度データDaを参照して、第2対象B2を運搬する際に許容される車両30の内部環境の劣化の度合いを推定する。許容度データDaは、2種類以上の対象のそれぞれを運搬する際に許容される車両30の内部環境の劣化の度合いを対象の種類ごとに定義するデータである。そのようなデータとして、例えば、車両30で配送される物品、車両30で販売される商品、又は車両30で輸送される乗客などの対象の種類ごとに、対応する許容度を定義する対応表を用いることができる。この対応表において、物品又は商品に対応する許容度は、乗客に対応する許容度よりも高めに定義されていてよい。許容度は、例えば、汚れの多さ、又は臭いの強さで表される。許容度データDaは、タスク管理装置20の記憶部22、又は外部のストレージに予め記憶されている。第2対象B2は、車両30により第2モードM2で運搬される対象である。
ステップS201の処理の具体的な手順を図6に示す。
ステップS211において、タスク管理装置20の制御部21は、車両30が第2モードM2で運用される期間P2の前に、第2対象B2の種類を通知されるまで待機する。第2対象B2の種類は、車両30が第2モードM2で運用される際の車両30の利用をユーザが予約するときに、ユーザが入力したデータの一部として送信されるなど、任意のタイミング及び任意の方法でタスク管理装置20に通知されてよい。第2対象B2の種類がタスク管理装置20に直接通知される代わりに、第2モードM2に対応する用途がタスク管理装置20に通知されることで、第2対象B2の種類がタスク管理装置20に間接的に通知されてもよい。例えば、第2モードM2に対応する用途が物品の配送であれば、少なくとも第2対象B2の種類が物品であることがわかる。第2モードM2に対応する用途が商品の販売であれば、少なくとも第2対象B2の種類が商品であることがわかる。第2モードM2に対応する用途が乗客の輸送であれば、少なくとも第2対象B2の種類が乗客であることがわかる。第2対象B2の種類がタスク管理装置20に通知されると、ステップS212の処理が実行される。期間P2の前に第2対象B2の種類がタスク管理装置20に通知されなければ、図6に示した手順が終了する。
ステップS212において、タスク管理装置20の制御部21は、第2対象B2の種類について許容度データDaで定義されている劣化の度合いを特定することで、第2対象B2を運搬する際に許容される車両30の内部環境の劣化の度合いを推定する。例えば、制御部21は、ステップS211で第2モードM2に対応する用途が物品の配送又は商品の販売であると通知された場合には、車両30の内部環境の汚れの多さ、又は臭いの強さで表される許容度を、ステップS211で第2モードM2に対応する用途が乗客の輸送であると通知された場合よりも高めに推定する。
ステップS202において、タスク管理装置20の制御部21は、ステップS201で第2対象B2について得られた推定結果に基づいて、車両30を第1モードM1から第2モードM2に切り替える前の、車両30の内部環境の整備の所要時間を算出する。整備の所要時間は、具体的には以下の手順で算出される。
タスク管理装置20の制御部21は、ステップS201で車両30の内部の汚れの多さを許容度として推定した場合には、車両30に搭乗する清掃スタッフ又は清掃ロボットが車両30の内部を清掃するのにかかる時間を整備の所要時間として算出する。より具体的には、制御部21は、記憶部22に予め記憶された換算表を参照して、又は予め定義された換算式を用いて、ステップS201で推定した車両30の内部の汚れの多さに対応する清掃時間を整備の所要時間として導出する。導出される清掃時間は、許容される車両30の内部の汚れが少なくなるほど、すなわち、許容度が低くなるほど長くなる。
タスク管理装置20の制御部21は、ステップS201で車両30の内部の臭いの強さを許容度として推定した場合には、車両30に搭載された空気清浄機が車両30の内部の臭いを除去するのにかかる時間を整備の所要時間として算出する。より具体的には、制御部21は、記憶部22に予め記憶された換算表を参照して、又は予め定義された換算式を用いて、ステップS201で推定した車両30の内部の臭いの強さに対応する空気清浄機の運転時間を整備の所要時間として導出する。導出される運転時間は、許容される車両30の内部の臭いが弱くなるほど、すなわち、許容度が低くなるほど長くなる。
タスク管理装置20の制御部21は、ステップS201で許容度を推定できなかった場合には、予め設定されたデフォルト値を整備の所要時間の算出値として使用してよい。
ステップS203の処理については、図3のステップS103の処理と同様であるため、説明を省略する。
上述のように、図5に示した例では、車両30をある目的で運用する際に、何を運搬するかに応じて、車両30の内部の汚れなどの環境劣化が許容される度合いを推定し、車両30の内部の汚れを除去するなどの環境改善に必要な時間を算出し、時間がかかるかどうかによって、車両30をその目的で運用し始める時刻を調整することができる。すなわち、車両30の内部の環境改善にかかる時間に応じた柔軟な運用が可能になる。
本実施形態の一変形例として、図3に示した動作に図5のステップS201の処理を追加してもよい。すなわち、ステップS102において、タスク管理装置20の制御部21は、ステップS101で第1対象B1について得られた推定結果と、ステップS201で第2対象B2について得られた推定結果との両方に基づいて、車両30を第1モードM1から第1モードM1とは第2モードM2に切り替える前の、車両30の内部環境の整備の所要時間を算出してもよい。
本実施形態の一変形例として、少なくとも1台の車両30が、共通のルート上又は共通のエリア内を移動する複数台の車両であってもよい。タスク管理装置20の制御部21は、複数台の車両の配車スケジュールを調整して、2台以上の車両を同じ期間に異なるモードで運用してもよい。制御部21は、複数台の車両30の配車スケジュールを調整して、2台以上の車両を異なる期間に同じモードで運用してもよい。例えば、複数台の車両をいつ、どのモードで、どれくらいの期間運用するかを、車両間で差が付くように決めてもよい。すなわち、車両ごとに、物流目的で運用する時間枠、車内を清掃する時間枠、及びバスとして運用する時間枠を、少しずつラグを与えて設定してもよい。
この変形例を更に変形して、タスク管理装置20の制御部21は、時間帯ごとの各モードの需要に応じて、複数台の車両の配車スケジュールを調整してもよい。例えば、何台の車両をいつ、どのモードで、どれくらいの期間運用するかを時間帯ごと、及びモードごとの需要に応じて決めてもよい。各時間帯で、物流目的に利用する車両数とバスとして利用する車両数とを変動させてもよい。遅延車両が発生した場合は、順番の入替えを実施してもよい。
本実施形態の一変形例として、タスク管理装置20は、車両30に備えられてもよい。
以下に本開示の実施形態の一部について例示する。しかしながら、本開示の実施形態はこれらに限定されない点に留意されたい。
[付記1]
用途に応じたモードで運用される少なくとも1台の車両により第1モードで運搬される第1対象と、前記少なくとも1台の車両により前記第1モードとは異なる第2モードで運搬される第2対象とのいずれかについて得られた情報に基づいて、前記少なくとも1台の車両を前記第1モードから前記第2モードに切り替える前の、前記少なくとも1台の車両の内部環境の整備の所要時間を算出し、算出した所要時間に応じて、前記少なくとも1台の車両の配車スケジュールを調整する制御部を備えるタスク管理装置。
[付記2]
前記制御部は、2種類以上の対象のそれぞれを運搬することによる車両の内部環境の劣化の度合いを対象の種類ごとに定義する劣化度データを参照して、前記第1対象を運搬することによる前記少なくとも1台の車両の内部環境の劣化の度合いを推定し、得られた推定結果を前記情報として利用する付記1に記載のタスク管理装置。
[付記3]
前記制御部は、前記少なくとも1台の車両が前記第1モードで運用されている期間の最中に、前記第1対象の種類を検知すると、前記第1対象の種類について前記劣化度データで定義されている劣化の度合いを特定することで、前記第1対象を運搬することによる前記少なくとも1台の車両の内部環境の劣化の度合いを推定する付記2に記載のタスク管理装置。
[付記4]
前記制御部は、2種類以上の対象のそれぞれを運搬する際に許容される車両の内部環境の劣化の度合いを対象の種類ごとに定義する許容度データを参照して、前記第2対象を運搬する際に許容される前記少なくとも1台の車両の内部環境の劣化の度合いを推定し、得られた推定結果を前記情報として利用する付記1に記載のタスク管理装置。
[付記5]
前記制御部は、前記少なくとも1台の車両が前記第2モードで運用される期間の前に、前記第2対象の種類を通知されると、前記第2対象の種類について前記許容度データで定義されている劣化の度合いを特定することで、前記第2対象を運搬する際に許容される前記少なくとも1台の車両の内部環境の劣化の度合いを推定する付記4に記載のタスク管理装置。
[付記6]
前記少なくとも1台の車両は、共通のルート上又は共通のエリア内を移動する複数台の車両である付記1から付記5のいずれか1項に記載のタスク管理装置。
[付記7]
前記制御部は、前記複数台の車両の配車スケジュールを調整して、2台以上の車両を同じ期間に異なるモードで運用する付記6に記載のタスク管理装置。
[付記8]
前記制御部は、前記複数台の車両の配車スケジュールを調整して、2台以上の車両を異なる期間に同じモードで運用する付記6又は付記7に記載のタスク管理装置。
[付記9]
前記制御部は、時間帯ごとの各モードの需要に応じて、前記複数台の車両の配車スケジュールを調整する付記6から付記8のいずれか1項に記載のタスク管理装置。
[付記10]
前記第1モード及び前記第2モードのそれぞれに対応する用途は、物品の配送、乗客の輸送、又は商品の販売である付記1から付記9のいずれか1項に記載のタスク管理装置。
[付記11]
前記整備は、清掃を含む付記1から付記10のいずれか1項に記載のタスク管理装置。
[付記12]
前記整備は、臭い除去を含む付記1から付記11のいずれか1項に記載のタスク管理装置。
[付記13]
付記1から付記12のいずれか1項に記載のタスク管理装置を備える車両。
[付記14]
制御部により、用途に応じたモードで運用される少なくとも1台の車両により第1モードで運搬される第1対象と、前記少なくとも1台の車両により前記第1モードとは異なる第2モードで運搬される第2対象とのいずれかについて得られた情報に基づいて、前記少なくとも1台の車両を前記第1モードから前記第2モードに切り替える前の、前記少なくとも1台の車両の内部環境の整備の所要時間を算出することと、
前記制御部により、算出した所要時間に応じて、前記少なくとも1台の車両の配車スケジュールを調整することと
を含むタスク管理方法。
[付記15]
2種類以上の対象のそれぞれを運搬することによる車両の内部環境の劣化の度合いを対象の種類ごとに定義する劣化度データを参照して、前記第1対象を運搬することによる前記少なくとも1台の車両の内部環境の劣化の度合いを推定することを更に含み、
前記所要時間を算出することは、得られた推定結果を前記情報として利用することを含む付記14に記載のタスク管理方法。
[付記16]
前記第1対象を運搬することによる前記少なくとも1台の車両の内部環境の劣化の度合いを推定することは、前記少なくとも1台の車両が前記第1モードで運用されている期間の最中に、前記第1対象の種類を検知すると、前記第1対象の種類について前記劣化度データで定義されている劣化の度合いを特定することを含む付記15に記載のタスク管理方法。
[付記17]
2種類以上の対象のそれぞれを運搬する際に許容される車両の内部環境の劣化の度合いを対象の種類ごとに定義する許容度データを参照して、前記第2対象を運搬する際に許容される前記少なくとも1台の車両の内部環境の劣化の度合いを推定することを更に含み、
前記所要時間を算出することは、得られた推定結果を前記情報として利用することを含む付記14に記載のタスク管理方法。
[付記18]
前記第2対象を運搬する際に許容される前記少なくとも1台の車両の内部環境の劣化の度合いを推定することは、前記少なくとも1台の車両が前記第2モードで運用される期間の前に、前記第2対象の種類を通知されると、前記第2対象の種類について前記許容度データで定義されている劣化の度合いを特定することを含む付記17に記載のタスク管理方法。
[付記19]
前記少なくとも1台の車両は、共通のルート上又は共通のエリア内を移動する複数台の車両である付記14から付記18のいずれか1項に記載のタスク管理方法。
[付記20]
前記第1モード及び前記第2モードのそれぞれに対応する用途は、物品の配送、乗客の輸送、又は商品の販売である付記14から付記19のいずれか1項に記載のタスク管理方法。
本開示は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、ブロック図に記載の2つ以上のブロックを統合してもよいし、又は1つのブロックを分割してもよい。フローチャートに記載の2つ以上のステップを記述に従って時系列に実行する代わりに、各ステップを実行する装置の処理能力に応じて、又は必要に応じて、並列的に又は異なる順序で実行してもよい。その他、本開示の趣旨を逸脱しない範囲での変更が可能である。
10 システム
20 タスク管理装置
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
30 車両
40 ネットワーク

Claims (20)

  1. 用途に応じたモードで運用される少なくとも1台の車両により第1モードで運搬される第1対象と、前記少なくとも1台の車両により前記第1モードとは異なる第2モードで運搬される第2対象とのいずれかについて得られた情報に基づいて、前記少なくとも1台の車両を前記第1モードから前記第2モードに切り替える前の、前記少なくとも1台の車両の内部環境の整備の所要時間を算出し、算出した所要時間に応じて、前記少なくとも1台の車両の配車スケジュールを調整する制御部を備えるタスク管理装置。
  2. 前記制御部は、2種類以上の対象のそれぞれを運搬することによる車両の内部環境の劣化の度合いを対象の種類ごとに定義する劣化度データを参照して、前記第1対象を運搬することによる前記少なくとも1台の車両の内部環境の劣化の度合いを推定し、得られた推定結果を前記情報として利用する請求項1に記載のタスク管理装置。
  3. 前記制御部は、前記少なくとも1台の車両が前記第1モードで運用されている期間の最中に、前記第1対象の種類を検知すると、前記第1対象の種類について前記劣化度データで定義されている劣化の度合いを特定することで、前記第1対象を運搬することによる前記少なくとも1台の車両の内部環境の劣化の度合いを推定する請求項2に記載のタスク管理装置。
  4. 前記制御部は、2種類以上の対象のそれぞれを運搬する際に許容される車両の内部環境の劣化の度合いを対象の種類ごとに定義する許容度データを参照して、前記第2対象を運搬する際に許容される前記少なくとも1台の車両の内部環境の劣化の度合いを推定し、得られた推定結果を前記情報として利用する請求項1に記載のタスク管理装置。
  5. 前記制御部は、前記少なくとも1台の車両が前記第2モードで運用される期間の前に、前記第2対象の種類を通知されると、前記第2対象の種類について前記許容度データで定義されている劣化の度合いを特定することで、前記第2対象を運搬する際に許容される前記少なくとも1台の車両の内部環境の劣化の度合いを推定する請求項4に記載のタスク管理装置。
  6. 前記少なくとも1台の車両は、共通のルート上又は共通のエリア内を移動する複数台の車両である請求項1に記載のタスク管理装置。
  7. 前記制御部は、前記複数台の車両の配車スケジュールを調整して、2台以上の車両を同じ期間に異なるモードで運用する請求項6に記載のタスク管理装置。
  8. 前記制御部は、前記複数台の車両の配車スケジュールを調整して、2台以上の車両を異なる期間に同じモードで運用する請求項6に記載のタスク管理装置。
  9. 前記制御部は、時間帯ごとの各モードの需要に応じて、前記複数台の車両の配車スケジュールを調整する請求項6に記載のタスク管理装置。
  10. 前記第1モード及び前記第2モードのそれぞれに対応する用途は、物品の配送、乗客の輸送、又は商品の販売である請求項1に記載のタスク管理装置。
  11. 前記整備は、清掃を含む請求項1に記載のタスク管理装置。
  12. 前記整備は、臭い除去を含む請求項1に記載のタスク管理装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載のタスク管理装置を備える車両。
  14. 制御部により、用途に応じたモードで運用される少なくとも1台の車両により第1モードで運搬される第1対象と、前記少なくとも1台の車両により前記第1モードとは異なる第2モードで運搬される第2対象とのいずれかについて得られた情報に基づいて、前記少なくとも1台の車両を前記第1モードから前記第2モードに切り替える前の、前記少なくとも1台の車両の内部環境の整備の所要時間を算出することと、
    前記制御部により、算出した所要時間に応じて、前記少なくとも1台の車両の配車スケジュールを調整することと
    を含むタスク管理方法。
  15. 2種類以上の対象のそれぞれを運搬することによる車両の内部環境の劣化の度合いを対象の種類ごとに定義する劣化度データを参照して、前記第1対象を運搬することによる前記少なくとも1台の車両の内部環境の劣化の度合いを推定することを更に含み、
    前記所要時間を算出することは、得られた推定結果を前記情報として利用することを含む請求項14に記載のタスク管理方法。
  16. 前記第1対象を運搬することによる前記少なくとも1台の車両の内部環境の劣化の度合いを推定することは、前記少なくとも1台の車両が前記第1モードで運用されている期間の最中に、前記第1対象の種類を検知すると、前記第1対象の種類について前記劣化度データで定義されている劣化の度合いを特定することを含む請求項15に記載のタスク管理方法。
  17. 2種類以上の対象のそれぞれを運搬する際に許容される車両の内部環境の劣化の度合いを対象の種類ごとに定義する許容度データを参照して、前記第2対象を運搬する際に許容される前記少なくとも1台の車両の内部環境の劣化の度合いを推定することを更に含み、
    前記所要時間を算出することは、得られた推定結果を前記情報として利用することを含む請求項14に記載のタスク管理方法。
  18. 前記第2対象を運搬する際に許容される前記少なくとも1台の車両の内部環境の劣化の度合いを推定することは、前記少なくとも1台の車両が前記第2モードで運用される期間の前に、前記第2対象の種類を通知されると、前記第2対象の種類について前記許容度データで定義されている劣化の度合いを特定することを含む請求項17に記載のタスク管理方法。
  19. 前記少なくとも1台の車両は、共通のルート上又は共通のエリア内を移動する複数台の車両である請求項14に記載のタスク管理方法。
  20. 前記第1モード及び前記第2モードのそれぞれに対応する用途は、物品の配送、乗客の輸送、又は商品の販売である請求項14から請求項19のいずれか1項に記載のタスク管理方法。
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