JP2024000194A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラズマを安定して着火させる。【解決手段】内部にプラズマ生成空間が形成される処理容器と、プラズマを生成するための電磁波が印加される電極と、前記電極の外周に沿って設けられた導波路と、誘電体で形成され、前記プラズマ生成空間に前記電磁波を放射する電磁波放射部と、を有したプラズマ処理装置において、前記電極と前記電磁波放射部との間に形成された隙間であり、前記プラズマ生成空間に臨むマルチパクタ放電部を有するプラズマ処理装置が提供される。【選択図】図1

Description

本開示は、プラズマ処理装置に関する。
例えば、特許文献1には、上部電極と下部電極と電磁波放射部とを備え、電磁波放射部は、上部電極及び下部電極の高さ位置の間の高さ位置に設けられ、処理容器の中心方向へ向けて開口するプラズマ処理装置が開示されている。
特開2021-96934号公報
本開示は、プラズマを安定して着火することができるプラズマ処理装置を提供する。
本開示の一の態様によれば、内部にプラズマ生成空間が形成される処理容器と、プラズマを生成するための電磁波が印加される電極と、前記電極の外周に沿って設けられた導波路と、誘電体で形成され、前記プラズマ生成空間に前記電磁波を放射する電磁波放射部と、を有したプラズマ処理装置において、前記電極と前記電磁波放射部との間に形成された隙間であり、前記プラズマ生成空間に臨むマルチパクタ放電部を有するプラズマ処理装置が提供される。
一の側面によれば、プラズマを安定して着火することができる。
一実施形態に係るプラズマ処理装置の一例を示す断面模式図。 一実施形態に係るプラズマ処理装置の他の一例を示す断面模式図。 一実施形態に係るマルチパクタ放電部の拡大図。 マルチパクタ放電を説明するための図。 一実施形態に係るマルチパクタ放電部の隙間のアスペクト比を説明するための図。 一実施形態に係るマルチパクタ放電部の隙間の距離と高周波の周波数の関係の一例を示す図。 一実施形態に係るマルチパクタ放電部の隙間の距離と高周波の周波数の関係の一例を示す図。
以下、図面を参照して本開示を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
本明細書において平行、直角、直交、水平、垂直、上下、左右などの方向には、実施形態の効果を損なわない程度のずれが許容される。角部の形状は、直角に限られず、弓状に丸みを帯びてもよい。平行、直角、直交、水平、垂直、円、一致には、略平行、略直角、略直交、略水平、略垂直、略円、略一致が含まれてもよい。
[プラズマ処理装置]
ALD(Atomic Layer Deposition)装置による成膜では、短時間でプラズマのオン及びオフを繰り返し制御する。このために高速にインピーダンス整合を行い、高速にプラズマを着火させることが重要になっている。一方、ALD装置において比較的低いパワーの高周波の供給及び負性ガスの使用が必要なプロセスでは、プラズマの着火が安定しない場合がある。
そこで、本開示の一実施形態に係るプラズマ処理装置では、ALD装置において安定したプラズマの着火を実現するために、マルチパクタ放電を用いたプラズマの着火を提案する。以下、本開示の一実施形態に係るプラズマ処理装置100の構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、一実施形態に係るプラズマ処理装置100の一例を示す断面模式図である。
プラズマ処理装置100は、上部に開口を有する処理容器1と、処理容器1の上部開口を封止する蓋1Lと、処理容器1内に配置された載置台2(下部電極、ステージ)と、載置台2の上方に位置するプラズマ発生源とを有する。
プラズマ発生源は、載置台2に対向して配置された上部電極5と、電磁波放射口を有する電磁波放射部7を有する。処理容器1内の上部電極5と載置台2の間にはプラズマ生成空間Uが形成されている。電磁波放射部7は、アルミナ(Al)等の誘電体から構成されている。電磁波放射部7の下部から電磁波RFが放射される。電磁波放射部7は、電磁波の導入部であり、処理容器1の内壁面上には、環状上面を有する段差が形成されている。電磁波放射部7は、この段差に係合し、この上面上に配置され、この上面によって支持されている。電磁波放射部7は、処理容器1の全周に沿って嵌め込まれている。つまり、電磁波RFは、処理容器1の周方向に配置された電磁波放射部7から下方に全周に亘って放射される。
載置台2上には、基板Wが配置される。基板Wとしては、プラズマ処理が施されるものであれば、特に限定されないが、半導体基板、ガラスやアルミナなどの絶縁体基板、又は、金属基板などが挙げられる。
処理容器1の内部のガスは、ガス排気口19を介して、排気装置20によって外部に排気することができる。処理容器1の内部には、ガス供給源18から、供給管17を介して、処理ガスが供給される。具体的には、上部電極5は、その内部空間のガス拡散室16を有するシャワー構造を有しており、供給管17は、蓋1Lを貫通し、導波路9を横切り、ガス拡散室16内に連通し接続されている。本例の上部電極5は、金属製のシャワープレート構造を有しており、処理ガスが導入されるガス拡散室16と、ガス拡散室16と処理容器1内の空間とを連通させる複数のガス孔14とを有する。上部電極5は、下面に凹部を備えた上部金属部材5Aと、複数のガス孔14を備えた下部金属部材5Bとからなり、これらの金属部材間の凹部の位置にガス拡散室16が形成されている。ガス拡散室16内に導入された処理ガスは、上部電極5の下部領域に設けられた複数のガス孔14を介して、処理容器1の内部に供給される。上部電極5は、プラズマを生成するための電磁波が印加される電極の一例である。
上部電極5と、蓋1Lの下面及び処理容器1の内面との間には、上部電極5の外周に沿って導波路9が形成されている。電源11から第1整合器10及び電力伝送線路8を介して、上部電極5の上部に電磁波の電力が供給される。供給された電磁波は、導波路9を通って放射状に水平方向に進行する。この電磁波は、処理容器1の内面に当たると、下方に進行し、電磁波放射部7内を通って、その下面及び後述するマルチパクタ放電部15からプラズマ生成空間Uに放出される。電磁波は、VHF帯またはマイクロ波帯の電磁波であってよい。
処理ガスが処理容器1内に導入され、排気装置20によって、プラズマが発生可能な圧力まで処理容器1の内部が減圧された状態で、電磁波が処理容器1の内部に導入されると、上部電極5の下方のプラズマ生成空間Uにプラズマが発生する。プラズマ生成空間Uは、上部電極5の直下に位置することになる。なお、電源11の一方端は、第1整合器10に接続され、他方端はグランドに接続されている。また、電力伝送線路8としては、VHF帯等の電磁波を伝送可能なものであればよく、電磁波伝送部品としては、導波管の他、同軸ケーブルを用いることも可能である。なお、載置台2は、本例では、グランドに電気的に接続されているが、高周波や電磁波等を印加することも可能である。
処理容器1において鉛直方向に延びた中心軸をZ軸とし、Z軸に垂直な軸をX軸とし、Z軸及びX軸の双方に垂直な軸をY軸とする。この場合、XY平面は水平面を構成する。電磁波放射部7の中心軸は、処理容器1の鉛直方向の中心軸(Z軸)に一致している。
上部電極5を上方から見た平面形状は円形であり、その中心の位置は、処理容器1の鉛直方向の中心軸(Z軸)の位置に一致している。上部電極5の下面の外周角部には、全周に亘って上部電極5と電磁波放射部7との間に、上部電極5を切り欠いて形成された隙間(空間)がある。当該隙間は、上部電極5と電磁波放射部7との間に形成され、プラズマ生成空間Uに臨むマルチパクタ放電部15の一例である。
電磁波放射部7は、導波路9の終点に設けられ、下部が内周側に吐出し、上部電極5の外周に設けられた上部電極5の切り欠きを外周から囲む。これにより、マルチパクタ放電部15は、プラズマ生成空間Uと上部電極5と電磁波放射部7とに接する位置に設けられる。マルチパクタ放電部15の隙間の径方向の断面は矩形状である。
マルチパクタ放電部15は、処理容器1の中心軸を囲むように、環状に形成されており、上部電極5の下方から見たマルチパクタ放電部15の隙間の平面形状は、円環である。
マルチパクタ放電部15は、下部電極における基板配置領域(基板Wの直径300mm)の外側領域の上方に配置されている。すなわち、マルチパクタ放電部15の直下においては、プラズマ強度が高くなる傾向があるため、マルチパクタ放電部15の位置を、基板Wの直上から遠ざけることで、基板W上のプラズマ強度の均一性を高めることができる。なお、本例では、マルチパクタ放電部15は、載置台2の外側領域の上方に配置されている。
制御装置200は、ALD法による成膜等の種々の工程をプラズマ処理装置100に実行させるコンピュータが実行可能な命令を処理する。制御装置200は、種々の工程を実行するようにプラズマ処理装置100の各要素を制御するように構成され得る。一実施形態において、制御装置200の一部又は全てがプラズマ処理装置100に含まれてもよい。制御装置200は、処理部、記憶部及び通信インターフェースを含んでもよい。制御装置200は、例えばコンピュータにより実現される。処理部は、記憶部からプログラムを読み出し、読み出されたプログラムを実行することにより種々の制御動作を行うように構成され得る。このプログラムは、予め記憶部に格納されていてもよく、必要なときに、媒体を介して取得されてもよい。取得されたプログラムは、記憶部に格納され、処理部によって記憶部から読み出されて実行される。媒体は、コンピュータに読み取り可能な種々の記憶媒体であってもよく、通信インターフェースに接続されている通信回線であってもよい。処理部は、CPU(Central Processing Unit)であってもよい。記憶部は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。通信インターフェースは、LAN(Local Area Network)等の通信回線を介してプラズマ処理装置100との間で通信を行ってもよい。
以上、説明したように、実施形態に係るプラズマ処理装置100は、上部電極5と、下部電極(載置台2)と、電磁波放射部7とを有する。上部電極5は、複数のガス孔14を備えており、処理容器1内へ処理ガスを吐出可能に設けられている。下部電極(載置台2)は、処理容器1内において基板を保持可能に設けられている。上部電極5の外周角部には切り欠き(溝)があり、電磁波放射部7との間にマルチパクタ放電部15の隙間を構成する。
図2は、一実施形態に係るプラズマ処理装置100の他の一例を示す断面模式図である。図1に示すプラズマ処理装置100と異なる点は、電磁波放射部7とマルチパクタ放電部15の形状と位置である。その他の装置構成は同一であるため、電磁波放射部7とマルチパクタ放電部15の形状と位置について説明する。
電磁波放射部7は、導波路9の終点に設けられ、下部が内周側に吐出し、上部電極5の外周に設けられた上部電極5の切り欠きを外周から囲む。マルチパクタ放電部15は、プラズマ生成空間Uと上部電極5と電磁波放射部7とに接する位置に設けられ、径方向の断面がL字状の隙間(空間)である。すなわち、マルチパクタ放電部15は、電磁波放射部7の下部の突出部に沿ってマルチパクタ放電部15の外周から水平方向に伸び、突出部の上部の角部に沿って90°垂直に曲がってプラズマ生成空間Uへ臨む隙間を構成している。
導波路9を通って放射状に水平方向に進行した電磁波は、処理容器1の内面に当たると、下方に進行し、電磁波放射部7内を通って、その下部の突出部の内側の先端面及びマルチパクタ放電部15からプラズマ生成空間Uに放出され、処理容器1の中心軸に向けて水平方向に進行する。
[マルチパクタ放電部]
マルチパクタ放電部15のバリエーションについて、図3を参照しながら説明する。図3(a)は、図1に示すマルチパクタ放電部15の拡大図である。図3(b)は、図2に示すマルチパクタ放電部15の拡大図である。図3(c)及び(d)のマルチパクタ放電部15は、プラズマ処理装置100に設けられ得るマルチパクタ放電部15の他のバリエーションの例である。
図3(a)のマルチパクタ放電部15が上部電極5の下部の外周角部に形成されているのに対して、図3(c)のマルチパクタ放電部15は、電磁波放射部7の下部の内周角部に形成されている点で異なる。図3(c)のマルチパクタ放電部15は、電磁波放射部7側に形成された切り欠きであり、径方向の断面が矩形状で全周に亘って形成され、プラズマ生成空間Uに臨む隙間である。図3(d)のマルチパクタ放電部15は、上部電極5の下部の外周角部と対向する電磁波放射部7の下部の内周角部とに形成された切り欠きであり、径方向の断面が矩形状で全周に亘って形成され、プラズマ生成空間Uに臨む隙間である。
図3(a)~(d)に示すマルチパクタ放電部15の隙間は、全周に亘って形成されている方が好ましい。プラズマ着火のマージンが増え、かつ、周方向のプラズマを均一に形成できるためである。ただし、マルチパクタ放電部15の隙間は、全周に亘って形成されていなくてもよい。
電界が集中するマルチパクタ放電部15を形成するための切り欠き(凹凸)を電磁波放射部7側に設けると、誘電体の角部やエッジ部でダメージを受け易い。このため、図3(a)~(d)に示すマルチパクタ放電部15のうち、好ましくは金属製の上部電極5に切り欠きを設けた図3(a)及び(b)の構成が好ましい。ただし、図3(c)及び(d)のマルチパクタ放電部15の構成を採用することもできる。
図4は、マルチパクタ放電を説明するための図である。電源11からVHF帯又はマイクロ波帯のような高い周波数を持つ電磁波を供給するとき、処理容器1内にマルチパクタ放電部15を設けることは可能である。30MHz未満の高周波の場合、波長が長くなり、マルチパクタ放電を起こすためにはマルチパクタ放電部15の隙間を大きくする必要があるため、この構造を上部電極5のプラズマと接する部分に設けることは難しい。本実施形態では、電源11からVHF帯又はマイクロ波帯の電磁波を供給し、マルチパクタ放電部15の以下の構造によりプラズマ着火を促進することができる。
本開示のプラズマ処理装置100では、上部電極5の下部の外周角部に切り欠き(溝)を設ける。そして、上部電極5と電磁波放射部7の対向面間の距離(マルチパクタ放電部15の隙間の距離)をマルチパクタ発生共振空間となるように1~10mm(電磁波の真空における波長の1/300程度)として、プラズマ着火を促進する構造とする。
電源11から例えばVHF帯の電磁波(以下、「VHF波」ともいう)が上部電極5に供給されると、マルチパクタ放電部15に発生する電界Eによって電子が加速する。図4(a)に示すように、VHF波がマイナスの周期では、電界Eの向きは電磁波放射部7から上部電極5へ向かう方向であり、これにより、電子は上部電極5から電磁波放射部7へ向かって加速する。加速された電子が電磁波放射部7の側壁に衝突すると、図4(b)に示すように、アルミナ等の誘電体から形成されている電磁波放射部7の側壁から電子が放出される。
電界Eの向きの切り替えタイミングと、電子が壁に衝突するタイミングと、がほぼ同じとき、出てきた電子を加速させることができる。つまり、VHF波の周期をT、電子が上部電極5から電磁波放射部7に到達するまでの平均時間、または、電磁波放射部7から上部電極5に到達するまでの平均時間をtとすると,T/2≒tが成り立つときに,マルチパクタ放電が促進される。
図4(b)の電子が電磁波放射部7の壁に衝突するタイミングと、VHF波がマイナスからプラスの周期に切り替わるタイミングがほぼ同じ場合、図4(c)に示すように、電界Eの向きが上部電極5から電磁波放射部7へ向かう方向に切り替わる。これにより、図4(c)に示すように、電磁波放射部7から放出された電子を上部電極5へ向かって加速させることができる。
同様にして、電子が上部電極5の壁に衝突するタイミングと、VHF波がプラスからマイナスの周期に切り替わるタイミングとがほぼ同じ場合、上部電極5から放出された電子を電磁波放射部7へ向かって加速させることができる(図4(c)及び(d))。このようにして電子の衝突と加速が繰り返し起こることで、図4(f)に示すように、電子が所定数以上に増え、プラズマ着火が生じる。
パッシェンの法則による放電と比較して、マルチパクタ放電の特徴は、電子の衝突により壁から放出された電子に対して更にエネルギーを与えて電子を加速させ、対向する壁へ衝突させて更に多くの電子を放出させることを繰り返す点である。30MHz未満の高周波よりも波長が短いVHF波(30MHz~300MHz)又はマイクロ波(300MHz~3THz)を使用することで、電界の切り替えタイミングと電子が壁に衝突するタイミングをほぼ同じにすることができる。これにより、放出された電子に対して更にエネルギーを与えて電子を加速することができる。
以上から、VHF波が1/2の周期でプラスからマイナス、又はマイナスからプラスへ切り替わるタイミングと、電子が上部電極5や磁波放射部7の壁に衝突するタイミングが同じになるように図3に示す隙間の距離Dを設計すればマルチパクタ放電が起きやすい。
VHF波を上部電極5に供給したとき、マルチパクタ放電部15の電界中での時間tにおける電子の平均速さは、式(1)により示される。
Figure 2024000194000002
式(1)のeは素電荷、Eは電界の振幅、mは電子の質量、ωは角周波数である。例えば220MHzのVHF波を供給した場合、ω=2πFから角周波数ωが算出される。
周波数Fが220MHzにおいて1/2周期である2.2×10-9sから時間T/2を算出できる。1/2周期における電子の最大移動距離は、上部電極5に印加される標準電界E(電界の振幅)に例えば2×10V/mを代入し、eは1.60×10-19(C)、mは9.1×10-31(kg)、ω=2πFから式(2)により3.8mmと算出される。
Figure 2024000194000003
これにより、上部電極5と電磁波放射部7の対向面間の距離Dが3.8mmの隙間があると、マルチパクタ放電を行う可能性が高まる。
[アスペクト比]
また、図3に示す距離D(マルチパクタ放電部15の隙間の距離)に対する深さHを示すアスペクト比は、1以上が好ましい。図5は、一実施形態に係るマルチパクタ放電部15のアスペクト比を説明するための図である。図5(a)は、アスペクト比(H/D)が1以上になるように、マルチパクタ放電部15の隙間を設計する場合を示し、図5(b)は、アスペクト比(H/D)が1未満になるように、マルチパクタ放電部15の隙間を設計する場合を示す。
図4に示した電子の衝突及び電子の放出の観点からマルチパクタ放電部15の隙間に生じる電界Eは、横方向に向かうことが好ましい。図5(a)に示すアスペクト比が1以上の場合、電界Eは、横方向に向かう。電界Eが上部電極5と電磁波放射部7の対向面へ一方向に一様に向かうことにより、最適なマルチパクタ放電に対応する隙間の距離Dを定義でき、電子の衝突確率を高めることができる。これに対して、図5(b)に示すアスペクト比が1未満の場合、電界Eの一部は、電子が放出された壁の近くの側壁に向かって曲がり、電子も電界Eの向かう方向に曲がるため、電子の衝突が少なくなり、マルチパクタ放電が生じ難くなる。以上から、アスペクト比(H/D)は1以上が好ましく、これにより、電子の衝突が多くなりプラズマを安定して着火させ、更に着火タイミングをより早くすることができる。
また、アスペクト比(H/D)が5以下になるように、マルチパクタ放電部15の隙間を設計してもよい。アスペクト比が大きすぎると、マルチパクタ放電部15の隙間の奥(プラズマ生成空間に開口する側の反対側)がプラズマ生成空間Uから遠くなり、隙間の奥の電界Eがプラズマの生成に寄与しない。以上から、アスペクト比(H/D)は1以上であって5以下が好ましく、これにより、プラズマ着火を安定させ、かつ、マルチパクタ放電で生成した電子をプラズマ生成空間Uへ効率よく拡散することができ、プラズマの生成効率を高めることができる。
[マルチパクタ放電部の距離と高周波の周波数の関係]
マルチパクタ放電部15の距離DとVHF波の周波数Fとの関係について説明する。図1に示す金属のシャワー構造を有する上部電極5と誘電体(アルミナ)から成る電磁波放射部7の構造体を同心型のコンデンサーと見なす。電源11から上部電極5にVHF波を供給したとき、周波数が220MHzにおける電磁波放射部7の特性インピーダンスの大きさは、式(3)により算出される。
Figure 2024000194000004
図1に示すように、bはプラズマ処理装置100の中心軸から処理容器1の側壁の内面までの径方向の距離であり、215mmである。aはプラズマ処理装置100の中心軸から上部電極5の外周面までの径方向の距離であり、175mmである。
周波数Fが220×10Hzのとき、ωは、2π×220×10である。真空の誘電率をε、アルミナの比誘電率をεとし、電磁波放射部7の部分の誘電率εは、ε×ε=8.8×10-12×10で算出される。1は図1に示す電磁波放射部7の高さであり、5×10-2mmである。
以上を式(3)に代入すると、特性インピーダンス|Z|は5.3Ωと算出される。これにより、アルミナの電磁波放射部7に印加される電圧は式(4)により73Vと算出される。
Figure 2024000194000005
PはVHF波のパワーであり、ここでは1000Wに設定される。アルミナの電磁波放射部7にかかる電界Eは、マルチパクタ放電部15の隙間のDで示す方向の電界EAl2O3⊥であり、E=EAl2O3⊥=V/Wで示される。式(4)によりアルミナの電磁波放射部7に印加される電圧Vは73Vと求められ、Wは図1に示すように40mmである。よって、式(5)により1830V/mと算出される。
Figure 2024000194000006
マルチパクタ放電部15の真空の隙間と電磁波放射部7の壁との境界面における電束密度の垂直成分Dvacuum⊥はアルミナ(電磁波放射部7)の電束密度DAl2O3⊥と等しい。すなわち、マクスウェルの法則により、マルチパクタ放電部15の隙間と電磁波放射部7のアルミナの境界面において垂直方向の連続性により電束密度は等式で表せる。よって、次式が成り立つ。
εvacuumvacuum⊥=εAl2O3Al2O3⊥
真空の隙間の誘電率εvacuumは、真空の誘電率εに等しく、EAl2O3⊥は式(5)により1830V/mと求められている。また、εAl2O3/εvacuumは10である。以上から、マルチパクタ放電部15の隙間のDで示す方向の電界Evacuum⊥は、約18300V/mと算出される。
PはVHF波のパワーであり、1000Wとして計算した。これに対して、Pを500Wとしたとき、式(6)から電磁波放射部7のアルミナにかかる電界Eは約1300V/mと算出され、マルチパクタ放電部15の隙間のDで示す方向の電界Evacuum⊥は、約13000V/mと求められる。また、Pを2000Wとしたとき、式(6)から電磁波放射部7のアルミナにかかる電界Eは約2600V/mと算出され、マルチパクタ放電部15の隙間のDで示す方向の電界Evacuum⊥は、約26000V/mと求められる。
Figure 2024000194000007
式(2)を一般化した式(7)を以下に示す。
Figure 2024000194000008
両辺に対数を取ると、次のように展開することができ、式(8)を得る。
Figure 2024000194000009
式(8)から、y=ln(D)、x=ln(ω)とおくと、以下の式(9)を得る。
Figure 2024000194000010
これにより、図6に示すように、マルチパクタ放電部15の最適な隙間の距離Dの対数(縦軸)は、電源11から供給される電磁波の周波数をFとしたときの周波数Fの対数(横軸)と1次関数の関係にあることが分かる。
式(9)から、VHF波のパワーPを500W~2000Wに変化させたとき、VHF波の周波数Fを200MHzとすると、VHF波の3/8周期(=1/2周期-1/8周期)では隙間の距離Dは2.6mmとなる。また、VHF波の1/2周期では隙間の距離Dは4.3mmとなる。また、VHF波の5/8周期(=1/2周期+1/8周期)では隙間の距離Dは7.0mmとなる。
図7に、VHF波の3/8周期、1/2周期、5/8周期のときのVHF波の周波数Fと隙間の距離Dとの関係を示す。VHF波の周波数Fを200MHzとしたとき、マルチパクタ放電部15の隙間の距離Dが2.6mm~7.0mmの範囲を超えると、図4に示した半周期毎の電子の減速が大きくなる。これにより、共振現象が起こりにくくなるためにマルチパクタ放電が起きにくくなることがわかる。
よって、隙間の距離Dは、電磁波の1/2周期分±1/8周期分の時間により移動する電子であって、隙間にマルチパクタ放電を発生させる電子の移動距離になるように設定される。なお、ここで用いる1/8周期分の時間は、マルチパクタ放電を発生させる許容時間として経験値から設定した時間である。
以上に説明したように、本実施形態によれば、プラズマを安定して着火することができるプラズマ処理装置100を提供することができる。
プラズマ処理装置は、ALD装置に適用すると好適である。ALD装置では、短時間でプラズマのオン及びオフを繰り返し制御する。このために高速にインピーダンス整合を行い、高速にプラズマを着火させることが重要になっている。この点、本開示のプラズマ処理装置100によれば、短時間でプラズマを安定して着火することができるため、ALD装置に最適な装置である。
今回開示された実施形態に係るプラズマ処理装置は、すべての点において例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。実施形態は、添付の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、様々な形態で変形及び改良が可能である。上記複数の実施形態に記載された事項は、矛盾しない範囲で他の構成も取り得ることができ、また、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
1 処理容器
2 載置台
5 上部電極
7 電磁波放射部
11 電源
15 マルチパクタ放電部
20 排気装置
100 プラズマ処理装置

Claims (10)

  1. 内部にプラズマ生成空間が形成される処理容器と、
    プラズマを生成するための電磁波が印加される電極と、
    前記電極の外周に沿って設けられた導波路と、
    誘電体で形成され、前記プラズマ生成空間に前記電磁波を放射する電磁波放射部と、を有したプラズマ処理装置において、
    前記電極と前記電磁波放射部との間に形成された隙間であり、前記プラズマ生成空間に臨むマルチパクタ放電部を有するプラズマ処理装置。
  2. 前記マルチパクタ放電部は、
    前記電極と前記電磁波放射部との間に、前記電極又は前記電磁波放射部の少なくともいずれかを切り欠いて形成される、
    請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記電極に電磁波の電力を供給する電源を有し、
    前記電極と前記電磁波放射部との対向面の前記隙間の距離をDとし、前記電源から供給される電磁波の周波数をFとしたとき、前記隙間の距離Dの対数と、前記電磁波の周波数Fの対数とは、1次関数の関係にある、
    請求項1又は請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記隙間の距離Dは、前記電磁波の1/2周期分±1/8周期分の時間により移動する電子であって、前記隙間にマルチパクタ放電を発生させる電子の移動距離である、
    請求項3に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記マルチパクタ放電部の隙間のアスペクト比は1以上である、
    請求項1又は請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記マルチパクタ放電部の隙間のアスペクト比は5以下である、
    請求項5に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記マルチパクタ放電部は、前記電極を切り欠いて形成され、前記電極の全周に亘って形成されている、
    請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記電磁波放射部は、前記導波路の終点に設けられ、前記電極の外周に設けられた前記電極の切り欠きを外周から囲む、
    請求項7に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記電磁波は、VHF帯またはマイクロ波帯である、
    請求項1又は請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記プラズマ処理装置は、ALD装置である、
    請求項1又は請求項2に記載のプラズマ処理装置。
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