JP2024000152A - エレベータ用巻上機 - Google Patents

Abstract

【課題】機械室を小型化できるエレベータ用巻上機を提供する。【解決手段】エレベータ用巻上機は、回転軸１２を有するモータ１０と、モータ１０を収容するとともに、回転軸１２に沿った方向においてモータ１０の一方側に吸気口１３が形成されたハウジング１１と、吸気口１３を覆うようにハウジング１１に取り付けられ、開口部２１を有するフィルター支持部材２０と、開口部２１を覆うようにフィルター支持部材２０の外側表面２０ｂに取り付けられた吸気フィルター３０と、を備え、吸気フィルター３０は、フィルター支持部材２０に対し、回転軸１２を中心としたハウジング１１の径方向においてハウジング１１の外側から脱着可能である。【選択図】図１

Description

本開示は、吸気フィルターを備えたエレベータ用巻上機に関するものである。

特許文献１には、エレベータ用巻上機が記載されている。このエレベータ用巻上機は、ハウジングを備えている。ハウジングは、ハウジング筒状部と、ハウジング筒状部の軸方向端部に設けられた壁部と、を有している。壁部には、複数の通気口が設けられている。各通気口には、冷却ファン及びフィルターが設けられている。

特許第６０３８３１５号公報

一般に、上記のようなエレベータ用巻上機では、フィルターは、エレベータ用巻上機の正面側の面に設けられている。フィルターの前面には、フィルターを固定するための金網が取り付けられている。

フィルターを交換する際には、まずエレベータ用巻上機の正面側に作業床が設置される。そして、エレベータ用巻上機の正面側から金網が取り外され、エレベータ用巻上機の正面側からフィルターが交換された後に、エレベータ用巻上機の正面側から金網が再び取り付けられる。その後、作業床が撤去される。

このように、エレベータ用巻上機の正面側には、フィルター交換作業のための作業スペースが確保されている必要がある。したがって、エレベータ用巻上機が設置される機械室が大型化してしまうという課題があった。

本開示は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、機械室を小型化できるエレベータ用巻上機を提供することを目的とする。

本開示に係るエレベータ用巻上機は、回転軸を有するモータと、前記モータを収容するとともに、前記回転軸に沿った方向において前記モータの一方側に吸気口が形成されたハウジングと、前記吸気口を覆うように前記ハウジングに取り付けられ、開口部を有するフィルター支持部材と、前記開口部を覆うように前記フィルター支持部材の外側表面に取り付けられた吸気フィルターと、を備え、前記吸気フィルターは、前記フィルター支持部材に対し、前記回転軸を中心とした前記ハウジングの径方向において前記ハウジングの外側から脱着可能である。

本開示によれば、機械室を小型化することができる。

実施の形態１に係るエレベータ用巻上機の概略の断面構成を示す模式図である。 実施の形態１に係るエレベータ用巻上機におけるフィルター支持部材及び吸気フィルターの構成を示す正面図である。 実施の形態１に係るエレベータ用巻上機の吸気フィルターの構成を示す断面図である。 実施の形態２に係るエレベータ用巻上機の概略の断面構成を示す模式図である。 実施の形態２に係るエレベータ用巻上機におけるフィルター支持部材及び吸気フィルターの構成を示す正面図である。

実施の形態１．
実施の形態１に係るエレベータ用巻上機について説明する。本実施の形態に係るエレベータ用巻上機は、機械室に設置されている。図１は、本実施の形態に係るエレベータ用巻上機の概略の断面構成を示す模式図である。図２は、本実施の形態に係るエレベータ用巻上機におけるフィルター支持部材及び吸気フィルターの構成を示す正面図である。

図１には、エレベータ用巻上機の水平断面が示されている。図１の左右方向は、モータ１０の回転軸１２に沿った方向を表している。図１の右方向は、エレベータ用巻上機の正面方向を表している。図１の上方向は、エレベータ用巻上機の一方の側面方向を表している。図１の下方向は、エレベータ用巻上機の他方の側面方向を表している。図２には、エレベータ用巻上機の正面側から回転軸１２に沿ってフィルター支持部材２０及び吸気フィルター３０を見た構成が示されている。図２の上下方向は、鉛直上下方向を表している。図２の右方向は、エレベータ用巻上機の一方の側面方向を表している。図２の左方向は、エレベータ用巻上機の他方の側面方向を表している。

図１及び図２に示すように、エレベータ用巻上機は、モータ１０、ハウジング１１、フィルター支持部材２０及び吸気フィルター３０を有している。図１は模式図であるため、図１中のモータ１０及びハウジング１１は一体物として示されている。モータ１０は、回転軸１２と、不図示の固定子及び回転子と、を有している。回転軸１２は、モータ１０の中心軸線である。回転軸１２は、水平な方向に延びている。固定子は、ハウジング１１に固定されている。固定子は、例えば、回転軸１２を中心とした円筒状の形状を有している。回転子は、固定子に対し、回転軸１２を中心として回転するように構成されている。回転子は、例えば、モータ１０の径方向において固定子よりも内側に配置されている。

回転子は、不図示の駆動シーブと一体に回転する。駆動シーブには、懸架体が巻き掛けられている。懸架体としては、例えば、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。

ハウジング１１は、モータ１０を収容している。ハウジング１１は、円筒部１１ａ及び底部１１ｂを有している。円筒部１１ａは、回転軸１２を中心とした円筒状に形成されている。円筒部１１ａは、モータ１０の径方向において固定子よりも外側に配置されている。底部１１ｂは、回転軸１２に沿った方向において円筒部１１ａの一端に形成されている。底部１１ｂは、回転軸１２と垂直に形成されている。

底部１１ｂの中心部には、吸気口１３が形成されている。吸気口１３は、回転軸１２に沿った方向において、モータ１０の一方側に位置している。底部１１ｂの外周部には、ガイド枠１４が設けられている。

吸気口１３は、回転軸１２を中心とした円形状に形成されている。吸気口１３には、モータ１０を冷却する冷却風が流通する。冷却風は、吸気口１３を通ってハウジング１１内に流入する。

吸気口１３には、フィルター支持部材２０が取り付けられている。フィルター支持部材２０は、吸気口１３を覆うようにハウジング１１の底部１１ｂに取り付けられている。フィルター支持部材２０は、回転軸１２を中心とした円板状の形状を有している。フィルター支持部材２０の外周端部は、ガイド枠１４に回転可能に嵌め込まれている。これにより、フィルター支持部材２０は、回転軸１２と垂直な平面内において、ハウジング１１に対して回転可能となっている。フィルター支持部材２０の回転中心は、回転軸１２と一致していてもよいし、回転軸１２からずれていてもよい。

フィルター支持部材２０は、内側表面２０ａ、外側表面２０ｂ、及び複数の開口部２１を有している。内側表面２０ａ及び外側表面２０ｂは、いずれも回転軸１２と垂直な平面である。内側表面２０ａは、モータ１０側を向いている。外側表面２０ｂは、エレベータ用巻上機の正面側を向いている。

各開口部２１は、内側表面２０ａと外側表面２０ｂとの間を貫通している。各開口部２１には、モータ１０を冷却する冷却風が流通する。各開口部２１は、回転軸１２を中心としたフィルター支持部材２０の径方向において、外側寄りに設けられている。ここで、フィルター支持部材２０の径方向において外側寄りとは、例えば、回転軸１２を中心としフィルター支持部材２０の半径の１／２の半径を有する円筒面よりも外側の範囲を指す。複数の開口部２１は、回転軸１２を中心としたフィルター支持部材２０の周方向に沿って、互いに間隔を空けて配置されている。

フィルター支持部材２０の外側表面２０ｂには、複数の吸気フィルター３０が取り付けられている。各吸気フィルター３０は、開口部２１を覆うように、フィルター支持部材２０の径方向において外側寄りに取り付けられている。複数の吸気フィルター３０は、フィルター支持部材２０の周方向に沿って、互いに間隔を空けて配置されている。各吸気フィルター３０は、回転軸１２を中心としたハウジング１１の径方向においてハウジング１１の外側から脱着可能となるように、フィルター支持部材２０に取り付けられている。

フィルター支持部材２０の外側表面２０ｂには、複数の取っ手２２が設けられている。各取っ手２２は、フィルター支持部材２０の径方向において、外側寄りに設けられている。複数の取っ手２２は、フィルター支持部材２０の周方向に沿って、互いに間隔を空けて配置されている。各取っ手２２は、棒状の形状を有している。各取っ手２２は、外側表面２０ｂからエレベータ用巻上機の正面側に向かって突出している。回転軸１２に沿った方向における各取っ手２２の高さは、回転軸１２に沿った方向におけるガイド枠１４の高さよりも高くなっている。各取っ手２２は、フィルター支持部材２０の周方向において隣り合う２つの開口部２１の間に配置されている。

複数の取っ手２２の配置位置は、作業者がエレベータ用巻上機の側面側に位置しているときに、作業者の手がフィルター支持部材２０の回転角度に関わらず少なくとも１つの取っ手２２に届くように設定されている。本実施の形態では、２つの取っ手２２が設けられているが、３つ以上の取っ手２２が設けられていてもよい。

図３は、本実施の形態に係るエレベータ用巻上機の吸気フィルターの構成を示す断面図である。図３の左右方向は、フィルター本体３１の厚み方向、すなわち冷却風の通過方向を表している。

図３に示すように、吸気フィルター３０は、フィルター本体３１及び枠体３２を有している。吸気フィルター３０は、フィルター本体３１及び枠体３２によりユニット化されている。

枠体３２は、フィルター本体３１の厚み方向における両側から、フィルター本体３１を挟んでいる。枠体３２は、金網又は板金により形成されている。枠体３２は、フィルター本体３１を通過する冷却風の流れが阻害されないように形成されている。フィルター本体３１が柔軟な素材により形成されていても、吸気フィルター３０の形状は、枠体３２によって維持されている。枠体３２には、吸気フィルター３０をフィルター支持部材２０に脱着可能に取り付けるための取付け機構として、ねじ穴等が形成されている。これにより、吸気フィルター３０は、ねじを用いてフィルター支持部材２０に脱着可能に取り付けられる。

本実施の形態の枠体３２は、一対の金網３２ａ、３２ｂと、不図示の板金部材と、を備えた金網付きの板金枠である。一対の金網３２ａ、３２ｂは、フィルター本体３１の厚み方向においてフィルター本体３１の両側に配置されている。金網３２ａは、フィルター本体３１よりもフィルター支持部材２０側に配置されている。金網３２ｂは、フィルター本体３１よりも、エレベータ用巻上機の正面側に配置されている。金網３２ａ及び金網３２ｂのそれぞれの端部同士は、板金部材によって接続されている。

以上のような構成において、エレベータ用巻上機の外部から供給される冷却風は、吸気フィルター３０、開口部２１及び吸気口１３を通ってハウジング１１内に流入し、モータ１０に供給される。これにより、モータ１０は冷却風によって冷却される。モータ１０を通過した冷却風は、不図示の排気口からエレベータ用巻上機の外部に排出される。冷却風と共に浮遊する粉塵は、ハウジング１１内に進入する前に、吸気フィルター３０のフィルター本体３１によって除去される。

吸気フィルター３０に多数の粉塵が付着すると、冷却風の風量が減少し、モータ１０の冷却効果が低下する。このため、吸気フィルター３０は、定期的に交換される。

吸気フィルター３０は、フィルター支持部材２０の外側表面２０ｂに取り付けられている。吸気フィルター３０は、エレベータ用巻上機の外部に露出している。このため、吸気フィルター３０は、エレベータ用巻上機の側面側、すなわち、ハウジング１１の径方向においてハウジング１１の外側から、脱着可能となっている。したがって、作業者は、エレベータ用巻上機の側面側から吸気フィルター３０の交換が可能となる。

本実施の形態では、吸気フィルター３０は、フィルター支持部材２０の径方向において外側寄りに設けられている。このため、エレベータ用巻上機の一方の側面側に位置している場合、作業者側から見て手前側に配置されている吸気フィルター３０には、作業者の手が容易に届く。一方、大型のエレベータ用巻上機の場合、高さの高い位置に配置されている吸気フィルター３０、又は作業者側から見て奥側に配置されている吸気フィルター３０には、作業者の手が届かない場合がある。この場合、取っ手２２を用いてフィルター支持部材２０を回転させることにより、吸気フィルター３０の位置を移動させることができる。これにより、作業者自身が移動しなくても、吸気フィルター３０の位置を作業者の手が届く位置に移動させることができる。このため、作業者は、フィルター支持部材２０における吸気フィルター３０の設置位置に関わらず、エレベータ用巻上機の一方の側面側から吸気フィルター３０を交換できるようになっている。

以上説明したように、本実施の形態に係るエレベータ用巻上機は、モータ１０と、ハウジング１１と、フィルター支持部材２０と、吸気フィルター３０と、を備えている。モータ１０は、回転軸１２を有している。ハウジング１１は、モータ１０を収容している。ハウジング１１には、吸気口１３が形成されている。吸気口１３は、回転軸１２に沿った方向においてモータ１０の一方側に位置している。フィルター支持部材２０は、吸気口１３を覆うようにハウジング１１に取り付けられている。フィルター支持部材２０は、開口部２１を有している。吸気フィルター３０は、開口部２１を覆うようにフィルター支持部材２０の外側表面２０ｂに取り付けられている。吸気フィルター３０は、フィルター支持部材２０に対し、回転軸１２を中心としたハウジング１１の径方向においてハウジング１１の外側から脱着可能である。

この構成によれば、吸気フィルター３０がハウジング１１の径方向においてハウジング１１の外側から脱着可能であるため、作業者は、エレベータ用巻上機の側面側から吸気フィルター３０を交換することができる。このため、エレベータ用巻上機の正面側に確保すべき作業スペースを削減することができる。したがって、上記構成によれば、エレベータ用巻上機が設置される機械室を小型化することができる。また、上記構成によれば、機械室内におけるエレベータ用巻上機の設置位置の自由度を向上させることができる。ハウジング１１の径方向寸法が大きい大型のエレベータ用巻上機の場合、特に高い効果が得られる。

本実施の形態に係るエレベータ用巻上機において、吸気フィルター３０は、フィルター本体３１と、枠体３２と、を有している。枠体３２は、フィルター本体３１の厚み方向における両側からフィルター本体３１を挟んでいる。この構成によれば、吸気フィルター３０がフィルター本体３１及び枠体３２によりユニット化されるため、吸気フィルター３０の脱着が容易になる。したがって、吸気フィルター３０の交換作業の作業性を向上させることができる。また、吸気フィルター３０の脱着が容易になることから、エレベータ用巻上機の側面側からであっても、吸気フィルター３０を容易に交換できる。

本実施の形態に係るエレベータ用巻上機において、枠体３２は、金網又は板金により形成されている。この構成によれば、フィルター本体３１を通過する冷却風の流れが阻害されないように枠体３２を形成することができる。したがって、モータ１０の冷却効果の低下を抑制することができる。

本実施の形態に係るエレベータ用巻上機において、フィルター支持部材２０は、回転軸１２と垂直な平面内において、ハウジング１１に対して回転可能である。この構成によれば、フィルター支持部材２０を回転させることによって、吸気フィルター３０の位置を移動させることができる。これにより、作業者は、吸気フィルター３０の配置位置に関わらず、エレベータ用巻上機の一方の側面側から吸気フィルター３０を交換できる。したがって、吸気フィルター３０の交換作業の作業性を向上させることができる。

本実施の形態に係るエレベータ用巻上機において、フィルター支持部材２０には、取っ手２２が設けられている。この構成によれば、フィルター支持部材２０を作業者が容易に回転させることができる。したがって、吸気フィルター３０の交換作業の作業性を向上させることができる。

実施の形態２．
実施の形態２に係るエレベータ用巻上機について説明する。図４は、本実施の形態に係るエレベータ用巻上機の概略の断面構成を示す模式図である。図５は、本実施の形態に係るエレベータ用巻上機におけるフィルター支持部材及び吸気フィルターの構成を示す正面図である。

図４には、エレベータ用巻上機の水平断面が示されている。図４の左右方向は、モータ１０の回転軸１２に沿った方向を表している。図４の右方向は、エレベータ用巻上機の正面方向を表している。図４の上方向は、エレベータ用巻上機の一方の側面方向を表している。図４の下方向は、エレベータ用巻上機の他方の側面方向を表している。図５には、エレベータ用巻上機の正面側から回転軸１２に沿ってフィルター支持部材２０及び吸気フィルター３０を見た構成が示されている。図５の上下方向は、鉛直上下方向を表している。図５の右方向は、エレベータ用巻上機の一方の側面方向を表している。図５の左方向は、エレベータ用巻上機の他方の側面方向を表している。

図４及び図５に示すように、フィルター支持部材２０には、円弧状の溝２３が形成されている。本実施の形態では、フィルター支持部材２０には、半円弧状の２つの溝２３が形成されている。２つの溝２３は、回転軸１２を中心とした同一の円に沿って延伸している。２つの溝２３のそれぞれは、回転軸１２を中心としたフィルター支持部材２０の径方向において、各吸気フィルター３０よりも外側、すなわち各開口部２１よりも外側に位置している。図４に示す断面において、２つの溝２３のそれぞれは、フィルター支持部材２０の外側表面２０ｂと内側表面２０ａとの間を貫通している。すなわち、２つの溝２３のそれぞれは、スリット状に形成されている。

２つの溝２３のそれぞれには、１つのガイドボルト２４と、複数の固定ボルト２５と、が挿入されている。ガイドボルト２４及び固定ボルト２５のそれぞれは、外側表面２０ｂ側から溝２３に挿入されている。フィルター支持部材２０は、固定ボルト２５によってハウジング１１に固定されている。ガイドボルト２４は、ハウジング１１に対しては固定されており、フィルター支持部材２０に対しては溝２３に沿って移動可能である。

その他の構成は、実施の形態１と同様である。

本実施の形態の構成において、固定ボルト２５が取り外されると、フィルター支持部材２０は、ガイドボルト２４のみによってハウジング１１に支持される。この状態では、ガイドボルト２４が溝２３に沿って相対的に移動することにより、フィルター支持部材２０はハウジング１１に対して回転する。フィルター支持部材２０の回転中心は、回転軸１２と一致していてもよいし、回転軸１２からずれていてもよい。

本実施の形態においても、フィルター支持部材２０は、回転軸１２と垂直な平面内において、ハウジング１１に対して回転可能となる。これにより、本実施の形態では、実施の形態１と同様に、作業者は、吸気フィルター３０の配置位置に関わらず、エレベータ用巻上機の一方の側面側から吸気フィルター３０を交換できる。したがって、吸気フィルター３０の交換作業の作業性を向上させることができる。

１０ モータ、１１ ハウジング、１１ａ 円筒部、１１ｂ 底部、１２ 回転軸、１３ 吸気口、１４ ガイド枠、２０ フィルター支持部材、２０ａ 内側表面、２０ｂ 外側表面、２１ 開口部、２２ 取っ手、２３ 溝、２４ ガイドボルト、２５ 固定ボルト、３０ 吸気フィルター、３１ フィルター本体、３２ 枠体、３２ａ、３２ｂ 金網。

Claims (5)

1. 回転軸を有するモータと、
   前記モータを収容するとともに、前記回転軸に沿った方向において前記モータの一方側に吸気口が形成されたハウジングと、
   前記吸気口を覆うように前記ハウジングに取り付けられ、開口部を有するフィルター支持部材と、
   前記開口部を覆うように前記フィルター支持部材の外側表面に取り付けられた吸気フィルターと、
   を備え、
   前記吸気フィルターは、前記フィルター支持部材に対し、前記回転軸を中心とした前記ハウジングの径方向において前記ハウジングの外側から脱着可能であるエレベータ用巻上機。
2. 前記吸気フィルターは、フィルター本体と、前記フィルター本体の厚み方向における両側から前記フィルター本体を挟んでいる枠体と、を有している請求項１に記載のエレベータ用巻上機。
3. 前記枠体は、金網又は板金により形成されている請求項２に記載のエレベータ用巻上機。
4. 前記フィルター支持部材は、前記回転軸と垂直な平面内において、前記ハウジングに対して回転可能である請求項１～請求項３のいずれか一項に記載のエレベータ用巻上機。
5. 前記フィルター支持部材には、取っ手が設けられている請求項４に記載のエレベータ用巻上機。