JP2023547810A - コンパクトな生物学的物質収集システム - Google Patents

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Abstract

組織分離デバイスは、近位端部部分および遠位端部部分を含む、細長い本体部と、遠位端部部分に連結されている組織セパレーターであって、組織セパレーターは、回収のためにサンプル組織に係合するように構成されている、組織セパレーターと、サンプル組織に対して組織セパレーターを付勢するように構成されている圧力印加デバイスとを含むことが可能である。組織回収デバイスを使用して生物学的物質を収集する方法は、組織回収デバイスを患者の解剖学的構造の中へ挿入するステップと、組織回収デバイスの組織コレクターをターゲット組織エリアにガイドするステップと、組織コレクターをターゲット組織の中へ付勢するために圧力印加デバイスを活性化させるステップと、組織回収デバイスによって生物学的物質を収集するステップとを含むことが可能である。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2020年10月16日に出願された米国仮特許出願第63/092,659号の優先権の利益を主張し、それらの内容は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。
本開示は、概して、診断動作または治療動作を提供するために患者の解剖学的構造の中の切開部または開口部の中へ挿入されるように構成された細長い本体部を含む医療用デバイスに関する。
より詳細には、本開示は、たとえば、分析のためにサンプル組織を切断することなどによって、生物学的物質除去プロセスを実施するために患者の解剖学的構造の中へ挿入されることが可能である医療用デバイスに関する。
内視鏡は、1)さまざまな解剖学的部分に向けて他のデバイス(たとえば、治療用デバイスまたは組織収集デバイス)の通路を提供すること、および、2)そのような解剖学的部分のイメージングのうちの1つまたは複数のために使用されることが可能である。そのような解剖学的部分は、消化管(たとえば、食道、胃、十二指腸、膵胆管、腸、および結腸など)、腎臓域(たとえば、腎臓、尿管、膀胱、尿道)、ならびに、他の内部器官(たとえば、生殖器系、副鼻腔、粘膜下領域、気道)などを含むことが可能である。
従来の内視鏡は、たとえば、1つまたは複数の疾患状態を照射すること、イメージングすること、検出すること、および診断すること、解剖学的領域に向けて流体送達(たとえば、流体チャネルを介して生理食塩水または他の調合液)を提供すること、解剖学的領域をサンプリングまたは治療するための1つまたは複数の治療用デバイスの(たとえば、作業チャネルを介した)通路を提供すること、ならびに、流体(たとえば、生理食塩水または他の調合液)を収集するための吸引通路を提供することなどを含む、さまざまな臨床的手順に関与することが可能である。
従来の内視鏡検査では、内視鏡の遠位部分は、たとえば、エレベーターの使用などによって、治療用デバイスを支持および配向するために構成されることが可能である。いくつかのシステムでは、2つの内視鏡が、エレベーターの補助によって、第1の内視鏡がその中に挿入される第2の内視鏡をガイドする状態で、一緒に働くように構成されることが可能である。そのようなシステムは、到達することが困難な身体の中の解剖学的な場所に内視鏡をガイドする際に有用である可能性がある。たとえば、いくつかの解剖学的な場所は、遠回り経路を通した挿入の後にのみ内視鏡によってアクセスされることが可能である。
国際公開第2011/140118A1号パンフレット
本発明者らは、従来の医療用デバイス、ならびに、とりわけ、サンプル生物学的物質を回収するために使用される内視鏡および十二指腸内視鏡によって解決されるべき問題が、なかでも、1)患者の中の奥深くの解剖学的領域の中の場所に内視鏡(および、その中に挿入された器具)をナビゲートすることの困難さ、2)小さな組織サンプルサイズしか取得することができないという不利益、3)十分な量のサンプル材料を取得するために医療用デバイスを繰り返して除去および再挿入しなければならないという時間および関連のコストの増加、ならびに、4)小さな直径のデバイスの中へ特徴(たとえば、操縦性および組織収集特徴)を組み込むことの困難さを含むということを認識した。そのような問題は、とりわけ、十二指腸内視鏡検査手順(たとえば、内視鏡的逆行性胆道膵管造影(Endoscopic Retrograde Cholangio-Pancreatography)、以降では、「ERCP」手順)に存在している可能性があり、十二指腸内視鏡検査手順では、補助スコープ(ドータースコープ(daughter scope)または胆管鏡とも称される)は、「メインスコープ」(マザースコープ(mother scope)または十二指腸内視鏡とも称される)の作業チャネルを通して取り付けられて前進させられることができる。そのうえ、サンプル物質を除去するために使用される組織回収デバイスが、補助スコープを通して挿入される。そうであるので、十二指腸内視鏡、補助スコープ、および組織回収デバイスは、徐々に小さくなり、操縦して介入および治療を行うことがより困難になる。
本開示は、小さな直径の通路を有する補助スコープを通して組織回収デバイス(たとえば、生検鉗子など)を挿入することに関係するシステム、デバイス、および方法を提供することによって、これらのおよび他の問題に対する解決策を提供することを助けることが可能である。組織回収デバイスは、ターゲット組織に対して組織コレクター(たとえば、ブレードまたはオーガー)を付勢するために使用され得る圧力印加デバイスを有することが可能である。圧力印加デバイスは、たとえば、組織コレクターがターゲット組織をより深く貫通することを可能にすることなどによって、組織コレクターがより大きな体積のサンプル材料を除去することを促進させることが可能である。そのうえ、組織回収デバイスは、サンプル材料の1つまたは複数のピースを保持することが可能である受容部とともに使用され、それによって、複数のサンプルおよびより大きなサンプルの収集を可能にすることができる。そうであるので、本開示は、1)組織回収デバイスが解剖学的構造の中へ挿入および再挿入される必要がある回数を低減させることによって、および、2)本明細書で説明されているように、なかでも、それぞれの挿入によって収集されるサンプル材料の体積を増加させることによって、上記に言及された問題および他の問題を解決することを助けることが可能である。生物学的物質収集デバイス、生物学的物質回収デバイス、組織収集デバイス、および組織回収デバイスという用語は、本明細書で相互交換可能に使用される。
例では、組織分離デバイスは、近位端部部分および遠位端部部分を含む、細長い本体部と;遠位端部部分に連結されている組織セパレーターであって、組織セパレーターは、回収のためにサンプル組織に係合するように構成されている、組織セパレーターと;サンプル組織に対して組織セパレーターを付勢するように構成されている圧力印加デバイスとを含むことが可能である。
別の例では、組織回収デバイスを使用して生物学的物質を収集する方法は、組織回収デバイスを患者の解剖学的構造の中へ挿入するステップと;組織回収デバイスの組織コレクターをターゲット組織エリアにガイドするステップと;組織コレクターをターゲット組織の中へ付勢するために圧力印加デバイスを活性化させるステップと;組織回収デバイスによって生物学的物質を収集するステップとを含むことが可能である。
追加的な例では、組織回収デバイスは、軸線に沿って延在し、解剖学的導管の中への挿入のために構成されている細長いシャフトと;細長いシャフトに連結されており、解剖学的導管から組織を分離するように構成されている組織収集デバイスと;組織収集デバイスと解剖学的導管との間の係合を改善するように構成されている励起デバイスと;励起デバイスを選択的に活性化させるように構成されている制御メカニズムとを含むことが可能である。
本開示の生物学的物質収集システムおよびデバイスがそれとともに使用されることが可能である、イメージングおよび制御システムと内視鏡(たとえば、十二指腸内視鏡など)を含む内視鏡検査システムの概略ダイアグラムである。 内視鏡に接続されている制御ユニットを含むイメージングおよび制御システムの概略図を示す、図1の内視鏡検査システムの概略ダイアグラムである。 側視型内視鏡の光学コンポーネントおよびエレベーターメカニズムを含むカメラモジュールを含む、図2の内視鏡の遠位部分の概略上面図である。 光学コンポーネントを示す、図3Aの平面3B-3Bに沿ってとられた拡大断面図である。 エレベーターメカニズムを示す、図3Aの平面3C-3Cに沿ってとられた拡大断面図である。 十二指腸に近接して補助スコープを位置決めするために使用されている内視鏡の遠位部分の概略図であり、補助スコープは、本開示の生物学的物質収集デバイスを受け入れるように構成されている、図である。 細長いシャフトと、組織コレクターと、後退状態にある圧力印加デバイスとを含む、本開示の組織回収デバイスの概略図である。 展開構成にある圧力印加デバイスを備えた組織コレクターの概略図である。 後退状態にある掻き取りデバイスおよびスプリング荷重式アクチュエーターを含む組織回収デバイスの概略図である。 展開状態にあるスプリング荷重式アクチュエーターを備えた図6Aの組織回収デバイスの概略図である。 収集された物質の貯蔵のためのコンテナスペースを示すために平面7A-7Aに沿ってとられた図6Bの組織回収デバイスの水平断面図である。 収集される物質をスライスするためのブレード縁部を示すために平面7B-7Bに沿ってとられた図6Aの組織回収デバイスの側断面図である。 アクチュエーターおよびコンテナの周りに位置決めされているスリーブを示すために平面7C-7Cに沿ってとられた図6Bの組織回収デバイスの側断面図である。 つぶれた状態にある、ボーリングデバイスおよび膨張可能なアクチュエーターを含む組織回収デバイスの概略図である。 拡張状態にある膨張可能なアクチュエーターを備えた図8Aの組織回収デバイスの概略図である。 本開示の組織回収デバイを使用して患者から生物学的物質を収集する方法を図示するブロック図である。
図1は、イメージングおよび制御システム12と内視鏡14とを含む内視鏡検査システム10の概略ダイアグラムである。図1のシステムは、本明細書で説明されているシステム、デバイス、および方法(たとえば、患者の分析または治療のために患者から除去されることとなる組織または他の生物学的物質のサンプルを取得するために使用されることが可能である、生物学的物質および組織の収集、回収、および貯蔵デバイスなど)とともに使用するのに適切な内視鏡検査システムの例示目的の例である。いくつかの例によれば、内視鏡14は、イメージングのために、および/あるいは、生検のための1つもしくは複数のサンプリングデバイス、または、解剖学的領域と関連付けられる疾患状態の治療のための1つもしくは複数の治療用デバイスの通路を提供するために解剖学的領域の中へ挿入可能であり得る。有利な態様では、内視鏡14は、イメージングおよび制御システム12とインターフェース接続し、また、イメージングおよび制御システム12に接続することが可能である。図示されている例では、内視鏡14は、十二指腸内視鏡を含むが、他のタイプの内視鏡も、本開示の特徴および教示とともに使用されることが可能である。
イメージングおよび制御システム12は、コントローラー16、出力ユニット18、入力ユニット20、光供給源22、流体供給源24、および吸引ポンプ26を含むことが可能である。
イメージングおよび制御システム12は、内視鏡検査システム10と連結するためのさまざまなポートを含むことが可能である。たとえば、コントローラー16は、内視鏡14からデータを受け取るための、および、内視鏡14にデータを通信するためのデータ入力/出力ポートを含むことが可能である。光供給源22は、たとえば光ファイバーリンクを介してなど、内視鏡14に光を伝送するための出力ポートを含むことが可能である。流体供給源24は、内視鏡14に流体を伝送するためのポートを含むことが可能である。流体供給源24は、流体のポンプおよびタンクを含むことが可能であり、または、外部タンク、容器、または貯蔵ユニットに接続されることが可能である。吸引ポンプ26は、たとえば、内視鏡14がその中へ挿入される解剖学的領域から流体を引き出すためなど、吸引を発生させるために内視鏡14から真空を引くために使用されるポートを含むことが可能である。出力ユニット18および入力ユニット20は、内視鏡検査システム10の機能を制御し、内視鏡14の出力を見るために、内視鏡検査システム10のオペレーターによって使用されることが可能である。コントローラー16は、内視鏡14がその中へ挿入される解剖学的領域を治療するための信号または他の出力を発生させるために追加的に使用されることが可能である。例では、コントローラー16は、たとえば、焼灼、切断、および凍結などによって、解剖学的領域を治療するために、電気出力、音響出力、および流体出力などを発生させることが可能である。
内視鏡14は、挿入セクション28、機能セクション30、およびハンドルセクション32を含むことが可能であり、それらは、ケーブルセクション34およびカップラーセクション36に連結されることが可能である。
挿入セクション28は、ハンドルセクション32から遠位に延在することが可能であり、ケーブルセクション34は、ハンドルセクション32から近位に延在することが可能である。挿入セクション28は、細長くなっていることが可能であり、曲げセクションおよび遠位端部を含むことが可能であり、機能セクション30は、遠位端部に取り付けられることができる。曲げセクションは、曲がりくねった解剖学的通路(たとえば、胃、十二指腸、腎臓、尿管など)を通して遠位端部を操縦するために(たとえば、ハンドルセクション32の上の制御ノブ38によって)制御可能であり得る。また、挿入セクション28は、細長くなっていることが可能であり機能セクション30の1つまたは複数の治療用ツール(たとえば、図4の補助スコープ134など)の挿入を支持することが可能である1つまたは複数の作業チャネル(たとえば、内部ルーメン)を含むことも可能である。作業チャネルは、ハンドルセクション32と機能セクション30との間に延在することが可能である。追加的な機能性(たとえば、流体通路、ガイドワイヤー、およびプルワイヤーなど)は、挿入セクション28によって(たとえば、吸引通路または灌流通路などを介して)提供されることが可能である。
ハンドルセクション32は、ノブ38およびポート40を含むことが可能である。ノブ38は、挿入セクション28を通って延在するプルワイヤーまたは他の作動メカニズムに連結されることが可能である。ポート40は、さまざまな電気ケーブル、ガイドワイヤー、補助スコープ、および、本開示の組織収集デバイス、流体チューブなどを、挿入セクション28と連結するためにハンドルセクション32に連結するように構成されることが可能である。
例によれば、イメージングおよび制御システム12は、光供給源22、吸引ポンプ26、イメージ処理ユニット42(図2)などを収納するための棚を備えた移動式プラットフォーム(たとえば、カート41)の上に提供されることが可能である。代替的に、図1および図2に示されているイメージングおよび制御システム12のいくつかのコンポーネントは、内視鏡14の上に直接的に提供されることが可能であり、内視鏡を「自己完結型」にするようになっている。
機能セクション30は、患者の解剖学的構造を治療および診断するためのコンポーネントを含むことが可能である。機能セクション30は、イメージングデバイス、照明デバイス、およびエレベーター(たとえば、図3A~図3Cのエレベーター54を参照してさらに説明されているようなものなど)を含むことが可能である。機能セクション30は、本明細書で説明されているような生物学的物質収集システムをさらに含むことが可能である。たとえば、機能セクション30は、1つまたは複数の電極を含むことが可能であり、1つまたは複数の電極は、ハンドルセクション32に導電的に接続されており、イメージングおよび制御システム12に機能的に接続されており、イメージングおよび制御システム12の中に記憶されている比較の生物学的データに基づいて、電極と接触している生物学的物質を分析する。他の例では、機能セクション30は、図5A~図8Bを参照して説明されている組織回収デバイスと同様の、組織コレクターを直接的に組み込むことが可能である。
図2は、イメージングおよび制御システム12ならびに内視鏡14を含む、図1の内視鏡検査システム10の概略ダイアグラムである。図2は、内視鏡14に連結されているイメージングおよび制御システム12のコンポーネントを概略的に図示しており、内視鏡14は、図示されている例では、十二指腸内視鏡を含む。イメージングおよび制御システム12は、コントローラー16を含むことが可能であり、コントローラー16は、イメージ処理ユニット42、治療発生器44およびドライブユニット46、ならびに、光供給源22、入力ユニット20、および出力ユニット18を含むことが可能であり、または、それらに連結されることが可能である。図5A~図8Bを参照してより詳細に下記に議論されているように、コントローラー16は、組織回収デバイス134を含むことが可能であり、または、それと通信していることが可能であり、組織回収デバイス134は、組織の中へそれ自身を押圧してその組織の一部分を収集および貯蔵するように構成されたデバイスを含むことが可能である。コントローラー16は、励起デバイス(たとえば、アクチュエーターまたはブラダー)を活性化させ、組織に対して組織コレクター回収デバイス(たとえば、ブレードまたはオーガー)を付勢するかまたは押し付け、より大きなサンプルの分離および採取を促進させるように構成されることが可能である。
イメージ処理ユニット42および光供給源22は、有線または無線の電気的接続によって、(たとえば、機能ユニット30において)内視鏡14とそれぞれインターフェース接続することが可能である。したがって、イメージングおよび制御システム12は、解剖学的領域を照射し、解剖学的領域を表す信号を収集し、解剖学的領域を表す信号を処理し、解剖学的領域を表すイメージをディスプレイユニット18の上に表示することが可能である。イメージングおよび制御システム12は、所望のスペクトルの光(たとえば、広帯域白色光、および、好適な電磁波長さを使用する狭帯域イメージングなど)を使用して解剖学的領域を照射するための光供給源22を含むことが可能である。イメージングおよび制御システム12は、信号伝送(たとえば、光供給源からの光出力、遠位端部におけるイメージングシステムからのビデオ信号、ならびに、診断デバイスからの診断信号およびセンサー信号など)のために(たとえば、内視鏡コネクターを介して)内視鏡14に接続することが可能である。
流体供給源24(図1)は、コントローラー16と通信していることが可能であり、空気、生理食塩水、または他の流体の1つまたは複数の供給源、ならびに、関連の流体経路(たとえば、空気チャネル、灌流チャネル、吸引チャネル)およびコネクター(バーブフィッティング(barb fitting)、流体シール、およびバルブなど)を含むことが可能である。流体供給源24は、本開示の付勢デバイスまたは圧力印加デバイスのための活性化エネルギーとして利用されることが可能である。また、イメージングおよび制御システム12は、ドライブユニット46を含むことが可能であり、ドライブユニット46は、随意的なコンポーネントであることが可能である。ドライブユニット46は、少なくとも、Frassicaらによる「Rotate-to-Advance Catheterization System」という標題のPCT公開第WO2011/140118A1号に説明されているように、内視鏡14の遠位セクションを前進させるためのモーター駆動のドライブを含むことが可能であり、その文献は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。
図3A~図3Cは、図2の内視鏡14の機能セクション30の第1の例を図示している。図3Aは、機能セクション30の上面図を図示している。図3Bは、図3Aの断面平面3B-3Bに沿ってとられた機能セクション30の断面図を図示している。図3Cは、図3Aの断面平面3C-3Cに沿ってとられた機能セクション30の断面図を図示している。図3A~図3Cは、「側視型内視鏡」(たとえば、十二指腸内視鏡)カメラモジュール50を図示している。側視型内視鏡カメラモジュール50において、照明およびイメージングシステムは、イメージングシステムの視野角が、内視鏡14の中心長手方向軸線A1に対して横方向のターゲット解剖学的構造に対応するように位置決めされている。しかし、生物学的物質回収デバイスは、「端面視型内視鏡」などのような他のタイプの内視鏡とともに使用されることが可能である。
図3Aおよび図3Bの例では、側視型内視鏡カメラモジュール50は、ハウジング52、エレベーター54、流体出口部56、照明レンズ58、および対物レンズ60を含むことが可能である。ハウジング52は、挿入セクション28との流体密封の連結を形成することが可能である。ハウジング52は、エレベーター54のための開口部を含むことが可能である。エレベーター54は、挿入セクション28を通して挿入されるデバイス(たとえば、図4の補助スコープ134など)を移動させるためのメカニズムを含むことが可能である。とりわけ、エレベーター54は、図3Cを参照してより詳細に議論されているように、軸線A1に沿って挿入セクション28を通して延在させられた細長いデバイスを曲げることができるデバイスを含むことが可能である。エレベーター54は、軸線A1に対して所定の角度で細長いデバイスを曲げ、それによって、側視型内視鏡カメラモジュール50に隣接する解剖学的領域を治療またはアクセスするために使用されることが可能である。エレベーター54は、軸線A1、照明レンズ58、および対物レンズ60と並んで(たとえば、その半径方向外向きに)位置付けされている。
図3Bにおいて見ることができるように、挿入セクション28は、中央ルーメン62を含むことが可能であり、さまざまなコンポーネント(たとえば、補助スコープ134(図4))が、中央ルーメン62を通して延在させられ、機能セクション30をハンドルセクション32(図2)と接続することが可能である。たとえば、照明レンズ58は、光伝送器64に接続されることが可能であり、光伝送器64は、光供給源22(図1)に延在する光ファイバーケーブルまたはケーブル束を含むことが可能である。同様に、対物レンズ60は、プリズム66およびイメージングユニット67に連結されることが可能であり、イメージングユニット67は、配線68に連結されることが可能である。また、流体出口部56は、流体ライン69に連結されることが可能であり、流体ライン69は、流体供給源24(図1)に延在するチューブを含むことが可能である。他の細長いエレメント(たとえば、チューブ、ワイヤー、ケーブル)は、ルーメン62を通って延在し、機能セクション30を内視鏡検査システム10のコンポーネント(たとえば、吸引ポンプ26(図1)および治療発生器44(図2)など)と接続することが可能である。
図3Cは、エレベーター54を示す、図3Aの断面平面3C-3Cに沿ってとられた概略断面図である。エレベーター54は、デフレクター55を含むことが可能であり、デフレクター55は、ハウジング52のスペース53の中に配設されることが可能である。デフレクター55は、ワイヤー57に接続されることが可能であり、ワイヤー57は、チューブ59を通って延在し、ハンドルセクション32に接続することが可能である。ワイヤー57は、たとえば、ノブを回転させること、レバーを引っ張ること、または、ハンドルセクション32の上のボタンを押すことなどによって、作動させることができる。ワイヤー57の移動は、デフレクター55の第1の位置からデフレクター55の第2の位置(55'によって示されている)へのピン61の周りでの(たとえば、時計回りの)回転を引き起こすことが可能である。デフレクター55は、ワイヤー57によって作動され、ハウジング52の中のウィンドウ65を通って延在する器具63の遠位部分を移動させることが可能である。
ハウジング52は、デフレクター55を収納する収容スペース53を含むことが可能である。器具63は、ルーメン62を通って延在する鉗子、ガイドワイヤー、またはカテーテルなどを含むことが可能である。器具63は、図4の補助スコープ134、または、組織収集デバイス(たとえば、図5Aの外科用器具200、組織回収デバイス250(図6A)および組織回収デバイス300(図8A)など)、および、他の器具を追加的に含むことが可能である。デフレクター55の近位端部は、リジッドの先端部21に提供されているピン61において、ハウジング62に取り付けられることができる。デフレクター55の遠位端部は、デフレクター55が低下された(または、作動されていない)状態にあるときに、ハウジング62の中にウィンドウ65の下方に位置付けされることが可能である。デフレクター55の遠位端部は、デフレクター55がワイヤー57によって上昇される(または、作動される)ときに、少なくとも部分的にウィンドウ65から外に延在することが可能である。器具63は、デフレクター55の角度付きランプ表面51の上でスライドし、器具63の遠位端部をウィンドウ65に向けて最初に偏向させることが可能である。角度付きランプ表面51は、ルーメン62の軸線に対して第1の角度でウィンドウ65から延在する器具63の遠位部分の延在を促進させることが可能である。角度付きランプ表面51は、器具63を受け入れてガイドするための溝部69(たとえば、v字ノッチ)を含むことが可能である。デフレクター55は、ルーメン62の軸線に対して第2の角度で器具63を曲げるように作動されることが可能であり、第2の角度は、第1の角度よりも垂直に近い。ワイヤー57が解放されるときに、デフレクター55は、ワイヤー57を押すことまたは弛緩させることのいずれかによって、(たとえば、反時計回りに)回転させられ、低下された位置に戻ることが可能である。例では、器具63は、胆管鏡または補助スコープ134(図5)を含むことが可能である。
図3A~図3Cの側視型内視鏡カメラモジュール50は、イメージ信号の収集のための光学コンポーネント(たとえば、対物レンズ60、プリズム66、イメージングユニット67、配線68)、光の伝送または発生のための照明コンポーネント(たとえば、照明レンズ58、光伝送器64)を含むことが可能である。また、内視鏡カメラモジュール50は、電荷結合素子(「CCD」センサー)または相補型金属酸化膜半導体(「CMOS」)センサーなどのような、感光性エレメントを含むことが可能である。いずれの例においても、イメージングユニット67は、(たとえば、有線接続または無線接続を介して)イメージ処理ユニット42(図2)に連結され、イメージ(たとえば、ビデオ信号)を表す感光性エレメントからの信号をイメージ処理ユニット42に伝送し、そして、ディスプレイ(たとえば、出力ユニット18など)の上に表示されるようにすることが可能である。さまざまな例において、イメージングおよび制御システム12ならびにイメージ処理ユニット67は、内視鏡検査手順に適切な所望の分解能(たとえば、少なくとも480p、少なくとも720p、少なくとも1080p、少なくとも4K UHDなど)において出力を提供するように構成されることが可能である。
したがって、内視鏡100が解剖学的構造の中へさらに挿入されるとき、図4を参照して説明されているように、それが操縦されてねじ曲げられなければならないときに伴う複雑さが増大する。そのうえ、解剖学的構造の中のさらに進んだ場所に到達するために、追加的なデバイスが使用されることが可能である(たとえば、補助スコープ134の形態の器具63)。そうであるので、その後に入れ子にされるデバイスの断面積(たとえば、直径)はより小さくなり、それによって、さらにより小さなデバイスを必要とし、それは、図5A~図8Bを参照して説明されているように、製造および操作するのが困難である可能性があり、または、繰り返される介入(たとえば、患者との相互作用)なしに満足のいくように結果をもたらすことが困難である可能性がある。
図4は、十二指腸Dの中に位置決めされている、本開示による内視鏡100の遠位部分の概略図である。内視鏡100は、機能モジュール102、挿入セクションモジュール104、および制御モジュール106を含むことが可能である。制御モジュール106は、コントローラー108を含むことが可能である。制御モジュール106は、内視鏡検査システム10(図1)および制御ユニット16(図2)を参照して説明されているものなどのような、他のコンポーネントを含むことが可能である。追加的に、制御モジュール106は、本明細書で説明されている組織回収デバイスに圧力を印加するための活性化または励起コンポーネント(たとえば、空気供給源110、電気供給源112、および液体供給源114など)を含むことが可能である。内視鏡100は、図1および図2の内視鏡14と同様に構成されることが可能である。
十二指腸Dは、導管壁120、オッディ括約筋122、総胆管124、および主膵管126を含むことが可能である。十二指腸Dは、小腸の上側部を構成している。総胆管124は、胆嚢および肝臓(図示されていない)からの胆液を運び、オッディ括約筋122を通して十二指腸Dの中へ胆液を空にする。主膵管126は、膵臓外分泌腺(図示されていない)から総胆管124へ膵液を運ぶ。ときには、胆管124または膵管126から生物学的物質(たとえば、組織)を除去し、組織を分析し、たとえば、患者の疾患または病気(たとえば、癌など)を診断することが望ましい可能性がある。
機能モジュール102は、エレベーター部分130を含むことが可能である。内視鏡100は、ルーメン132および補助スコープ134をさらに含むことが可能である。補助スコープ134は、ルーメン136を含むことが可能である。簡単化のために示されてはいないが、補助スコープ134は、それ自体、機能的コンポーネント(たとえば、カメラなど)を含み、解剖学的構造を通した内視鏡100からの補助スコープ134のナビゲーションを促進させ、ルーメン132から延在するコンポーネントを見ることを促進させることが可能である。
十二指腸内視鏡検査手順(たとえば、内視鏡的逆行性胆道膵管造影、以降では、「ERCP」手順)において、補助スコープ(ドータースコープまたは胆管鏡とも称される)(たとえば、補助スコープ134など)は、「メインスコープ」(マザースコープまたは十二指腸内視鏡とも称される)(たとえば、内視鏡100など)のルーメン132(または、図3Bにおける内視鏡14の挿入セクション28の中央ルーメン62)を通して取り付けられて前進させられることができる。より詳細に下記に議論されているように、補助スコープ134は、オッディ括約筋122の中へガイドされることが可能である。そこから、補助スコープ134を動作させる外科医は、ルーメン132を通して、消化器系の中の胆嚢、肝臓、または他の場所に向けて、補助スコープ134をナビゲートし、さまざまな手順を実施することが可能である。外科医は、主膵管126の進入口128を越えて総胆管124の通路129の中へ、または、進入口128の中へ、補助スコープ134をナビゲートすることが可能である。補助スコープ134は、たとえば、ルーメン136を通過することなどによって、生物学的物質を取得するために追加的なデバイスを解剖学的構造にガイドするために使用されることが可能である。追加的なデバイスは、治療用手順のためのそれ自身の機能的デバイス(たとえば、光供給源、アクセサリー、および生検チャネルなど)を有することが可能である。図5A~図8Bを参照して説明されているように、追加的なデバイスは、生物学的物質(たとえば、組織など)を集めるためのさまざまな特徴を含むことが可能である。次いで、生物学的物質は、典型的に補助デバイスからの追加的なデバイスの除去によって、患者から除去されることが可能であり、除去された生物学的物質が、患者の1つまたは複数の条件を診断するために分析されることが可能であるようになっている。いくつかの例によれば、内視鏡100は、癌性物質または前癌性物質(たとえば、癌腫、肉腫、骨髄腫、白血病、およびリンパ腫など)の除去、子宮内膜症評価、および胆管生検などに適切である可能性がある。
しかし、上述のように、追加的なデバイスのサイズは、内視鏡100、補助スコープ134、および追加的なデバイスのサイズが徐々に小さくなることに起因して、典型的に小さい。例では、内視鏡100のルーメン132は、典型的に、直径に関しておおよそ4.0mmのオーダーにあることが可能であり、一方では、補助スコープ134のルーメン136は、典型的に、おおよそ1.2mmのオーダーにあることが可能である。そうであるので、従来のデバイスでは、追加的なデバイスを繰り返して除去および再挿入する必要なしに、正確な診断を保証するようにサイズ決めされた十分に大きな組織サンプルを取得することが困難である可能性がある。しかし、本開示のシステムおよびデバイスでは、組織回収デバイスとして構成されるときに、追加的なデバイスの単一の挿入および除去のみによって、十分に大きな組織サンプルサイズを取得することが可能である。
図5Aは、細長い本体部202と、組織収集デバイス204と、デバイスコントローラー206とを含む外科用器具200の概略図である。外科用器具200は、患者からの生物学的物質(たとえば、組織など)の分離、収集、および回収のために構成されたデバイスを含むことが可能である。組織収集デバイス204は、コンテナ210、セパレーター212、圧力印加デバイス214、および活性化メカニズム216を含むことが可能である。コントローラー206は、ハンドピースまたはハンドル218を含むことが可能であり、それは、活性化メカニズム216およびコネクター220を含むことが可能である。細長い本体部202は、ルーメン224を含むことができるシャフト222を含むことが可能である。システムコントローラー206は、ケーブル226を介して、および、コネクター220の使用を介して、コントローラー16(図1および図2)に接続されることが可能である。
組織収集デバイス204は、細長い本体部202によって患者の中に位置決めされた後に、患者の中から生物学的物質を分離および回収することのうちの一方または両方を行うように構成されることが可能である。組織収集デバイス204は、ターゲット組織に係合し(それは、圧力印加デバイス214の動作によって補助される)、患者からターゲット組織を分離し、(たとえば、患者からの細長い本体部202の除去などによる)患者からの除去のために、分離されたターゲット組織を貯蔵するように構成されることが可能である。
ハンドピース218は、外科用器具200の操作および動作を促進させるのに適切な任意のデバイスを含むことが可能である。ハンドピース218は、シャフト222の近位端部に、または、シャフト222に沿った別の適切な場所に位置付けされることが可能である。例では、ハンドピース218は、ピストルグリップ、ノブ、およびハンドルバーグリップを含むことが可能である。作動メカニズム216は、圧力印加デバイス214を動作させるために、ハンドピース218に取り付けられることができる。作動メカニズム216は、ボタン、トリガー、レバー、ノブ、およびダイアルなどのうちの1つまたは複数を含むことが可能である。作動メカニズム216は、圧力印加デバイス214に連結されることが可能であり、ハンドピース218からの圧力印加デバイス214の動作を可能にするための任意の適切なデバイスを含むことが可能である。そうであるので、作動メカニズム216は、シャフト222のルーメン224の中にまたはシャフト222と並んで位置付けされているリンケージを含むことが可能である。例では、リンケージは、機械的なリンケージ、電子的なリンケージ、もしくは電気的なリンケージ(たとえば、ワイヤーもしくはケーブルなど)、または、活性化エネルギー供給源(たとえば、電気供給源、流体供給源、もしくはガス供給源(たとえば、チューブもしくは導管など)など)であることが可能である。
シャフト222は、ハンドピース218から延在することが可能であり、組織収集デバイス204が患者の中へ挿入されることを可能にするように構成されている細長い部材を含むことが可能である。例では、シャフト222は、補助スコープ(たとえば、図4のスコープ134など)の中に設置するようにサイズ決めされることが可能である。そうであるので、シャフト222は、患者の表皮の中の切開部の中へ、患者の体腔を通して、器官の中へ挿入されることが可能である。したがって、低侵襲性の外科的手順を促進させるために、シャフト222(および、それに取り付けられているコンポーネント)の直径または断面形状が可能な限り小さくなっていることが望ましい。したがって、組織収集デバイス204は、外科用器具200に対するサイズの影響を最小化するために、および、リンケージと干渉することなく、シャフト222の中へ組み込まれることができる。シャフト222は、軸線方向にリジッドであるが、弾性的に曲げ可能であり、金属またはプラスチック材料から形成されることが可能である。
組織収集デバイス204は、シャフト222の遠位端部に、または、シャフト222に沿った別の適切な場所に位置付けされることが可能である。組織収集デバイス204は、たとえば、ルーメン136(図4)の中にフィットするようにサイズ決めされることが可能である。組織収集デバイス204は、患者と相互作用するためのコンポーネントまたはデバイス(たとえば、組織を切断するか、スライスするか、引っ張るか、ノコギリで切るか、パンチするか、捩じるか、またはオーガーをするなどのように構成されたものなど)を含むことが可能である。具体的には、セパレーター212は、患者から組織を除去するのに適切な任意のデバイス(たとえば、ブレード、パンチ、掻き取りデバイス、またはオーガーなど)を含むことが可能である。追加の例では、セパレーター212は、患者から組織を掻き取るかまたは薄く削るように構成されたデバイス(たとえば、ブラシまたはおろし金デバイスなど)を含むことが可能である。別の例では、セパレーター212は、粗面化された表面(たとえば、硬質粒子(たとえば、ダイヤモンド粒子または砂粒子など)によってコーティングされた表面など)を含むことが可能である。セパレーター212は、患者の組織の一部分を、患者の中の組織の他のより大きな部分から物理的に分離するように構成されることが可能である。追加の例では、セパレーター212は、物理的な分離を必要としない生物学的物質(たとえば、粘液または流体など)を患者から単に収集するように構成されることが可能である。例では、セパレーター212は、組織収集デバイスまたは別のデバイスによる回収のために、患者の組織の一部分を物理的に分離するように構成されること可能である。例では、組織収集デバイス204は、コンテナ210、セパレーター212、圧力印加デバイス214、および活性化メカニズム216を含むことが可能である。
圧力印加デバイス214は、直接的にまたはシャフト222を通してのいずれかによって、方向性のある圧力を組織収集デバイス204に選択的に印加するように動作され得るコンポーネントまたはシステムを含むことが可能である。圧力印加デバイス214は、組織収集デバイス204の反対側の生物学的な構造体に対して押し付けるための位置において、シャフト222または組織収集デバイス204に連結されることが可能である。そうであるので、圧力印加デバイス214は、セパレーター212とターゲット組織との係合を促進させることが可能である。圧力印加デバイス214は、組織収集デバイス204を押すための任意の適切なデバイスを含むことが可能である。例では、圧力印加デバイス214は、図6A~図7Cを参照して説明されているように、付勢エレメント(たとえば、スプリング荷重式デフレクターなど)を含むことが可能である。追加の例では、圧力印加デバイス214は、図8Aおよび図8Bを参照して説明されているように、膨張可能なエレメント(たとえば、バルーンまたはブラダーなど)を含むことが可能である。磁気的な反発力を含む他の圧力印加力が使用されることも可能である。
コンテナ210は、組織収集デバイス204によって収集された生物学的物質を保持するおよび保つための壁付きエレメントを含むことが可能である。例では、コンテナ210は、可撓性のバスケットを含むことが可能であり、可撓性のバスケットは、セパレーター212がターゲット組織と密接に接触させられることを可能にするように変形させられることが可能である。たとえば、コンテナ210は、織物材料(たとえば、Kevlar、PVC、ポリエチレン、ポリカーボネート、およびPEEKなどのストランドなど)から製作されることが可能である。コンテナ210は、構造的コンポーネント(たとえば、フレーム)に連結されており、シャフト222および圧力印加デバイス214への連結を促進させること、および、セパレーター212に安定性を提供することが可能である。追加の例では、コンテナ210は、リジッドのおよび非可撓性の材料から製作されたボックスなどのような、構造的エレメントを含むことが可能である。
ハンドピース218は、ユーザーによって動作され、組織除去デバイス204を動作させることが可能である。ハンドピース218は、シャフト222を操作し、ターゲット組織に対してセパレーター212を押し付けるために使用されることが可能である。たとえば、シャフト222は、回転させられ、振動させられ、および、往復運動などさせられ、ターゲット組織に沿ってセパレーター212を移動させ、患者に取り付けられたターゲット組織からセパレーター212がサンプル組織を分離することを引き起こすことが可能である。活性化メカニズム216は、ハンドピース218に連結されることが可能であり、圧力印加デバイス214を動作させるように構成されることが可能である。活性化メカニズム216は、本明細書で説明されている異なるタイプの圧力印加デバイスを活性化させるのに適切な任意のタイプのデバイスを含むことが可能である。例では、活性化メカニズム216は、レバー、トリガー、ジョイスティック、ボタン、およびホイールなど、ならびに、それらの組み合わせのうちの1つまたは複数を含むことが可能である。例では、活性化メカニズム216は、ホイールを含むことが可能であり、ホイールは、圧力印加メカニズムを活性化させるかまたは励起するために1つの方向に回転させられることが可能であり、また、圧力印加メカニズムを非活性化させるかまたは非励起するために反対方向に回転させられることが可能である。たとえば、ホイールは、ワイヤーを押すおよび/もしくは引っ張るように、または、バルブを開閉するように回転させられることが可能である。図5Bに示されているように、活性化メカニズム216は、圧力印加デバイスを活性化させるように係合されることが可能であり、たとえば、圧力印加デバイスのサイズ、幾何学形状、または位置が変化させられ、解剖学的表面に押し付け、対応する反力がセパレーター212に印加されることを引き起こすことが可能であるようになっている。
上述のように、および、さらに詳細に下記に議論されているように、組織除去デバイス204は、ロープロファイルデバイスとして構成されることが可能であり、小さな直径のルーメン(たとえば、図4の補助スコープ134のルーメン136など)を通して挿入されることが可能であるようになっている。追加的に、組織除去デバイス204は、高容量の組織コレクターとして構成されることが可能であり、高容量の組織コレクターは、大きな体積の収集されたサンプル組織を保持し、それによって、補助スコープから外科用器具200を繰り返して除去する必要性を低減させるかまたは排除することが可能である。
図6Aは、後退状態の掻き取りデバイス252およびスプリング荷重式アクチュエーター254を含む組織回収デバイス250の概略図である。図6Bは、展開状態にあるスプリング荷重式アクチュエーター254を備えた組織回収デバイス250の概略図である。図示されている例では、組織回収デバイス250およびアクチュエーター254は、シャフト256の遠位端部に近接して、シャフト256に装着されることが可能である。アクチュエーター254は、突起部258、スリーブ260、およびプルコード262を含むことが可能である。掻き取りデバイス250は、コンテナ264およびブレード266を含むことが可能である。
図6Aに示されているように、組織回収デバイス250は、解剖学的導管270の中に位置決めされることが可能であり、解剖学的導管270は、第1の壁部部分272Aおよび第2の壁部部分272Bを含むことが可能である。第2の壁部部分272Bは、ターゲット組織274を含むことが可能である。シャフト256は、解剖学的導管270を通してターゲット組織274へ掻き取りデバイス252をガイドするために使用されることが可能である。ターゲット組織274は、突出部(たとえば、癌性材料または前癌性材料の成長など)を含むことが可能である。
組織回収デバイス250は、図6Aに示されているように、スリーブ260が遠位位置または係合解除位置にある状態で解剖学的導管270の中へ挿入されることが可能である。スリーブ260は、プルコード262を使用して近位に後退させられることが可能である。スリーブ260は、バンド275を使用してシャフト256にアンカー固定されることが可能であり、バンド275は、シャフト256に対して軸線方向に固定されることが可能である。プルコード262は、たとえば、機械的な締結具、化学的結合、または接着剤などを使用することなどによって、スリーブ260の遠位端部部分に連結されることが可能である。スリーブ260は、組織回収デバイス250を取り囲む(または、少なくとも部分的に取り囲む)材料のピースを含むことが可能である。スリーブ260は、バンド275とスリーブ260の遠位端部部分の間に巻き付けられるように柔軟であることが可能である。スリーブ260は、スリーブ260の遠位端部部分をバンド275から離れるように遠位に付勢するために使用され得るスプリング276(または、別の付勢エレメント)を組み込むことが可能であり、または、そうでなければ、それとともに動作するように構成されることが可能である。したがって、プルコード262は、近位に引かれ、スリーブ260を後退させてブレード266を露出させ、それによって、ブレード266の邪魔にならないようにスリーブ260に皺を寄せる(furrow)ことが可能である。プルコード262は、開放されることが可能であり、スプリング276が、スリーブ260の遠位端部部分を遠位に押し、ブレード266をカバーすることが可能であるようになっている。他の例では、スリーブ260およびプルコード262は、バンド275およびスプリング276が省略された状態のリジッドの本体部を含むことが可能である。そうであるので、スリーブ260は、プルコード262を引っ張ることおよび押すことによって、シャフトに沿って近位におよび遠位にスライドさせられることが可能である。
図7Aは、収集された物質の貯蔵のためのコンテナ264の中のスペース277を示す、図6Aおよび図6Bの組織回収デバイス250の水平断面図である。図7Aに示されているように、スリーブ260は、矢印Aの方向に近位に後退させられることが可能である。たとえば、プルコード262は、ブレード266から離れるようにスリーブ260を引っ張るために、近位に引っ張られることが可能である。圧力印加デバイス250が活性化させられた状態で、ブレード縁部278が、ターゲット組織274(図6A)に対して押圧されることが可能である。組織回収デバイス250は、たとえば、ユーザーによってシャフト256(図6A)を引っ張ることなどによって、矢印Aの方向に移動させられ、サンプル組織280がコンテナ264の中へ移動することを引き起こすことが可能である。組織回収デバイス250は、矢印Aの軸線に沿って前後に往復運動させられ、サンプル組織280の追加的なピースを収集することが可能である。
図7Bは、収集されることとなる生物学的物質をスライスするためのブレード266のブレード縁部278を示す、図6Aおよび図6Bの組織回収デバイス250の側断面図である。ブレード266は、解剖学的導管270から組織を同時に分離し、分離された組織をコンテナ264のスペース277の中へ方向付けるように構成されたデバイスを含むことが可能である。ブレード縁部278は、コンテナ264の中の開口部282の縁部から製作されることが可能である。例では、ブレード縁部278は、コンテナ264の中へまたは外へ湾曲しており、ターゲット組織274との係合およびターゲット組織274のスライスを促進させることが可能である(図6A)。例では、ブレード266は、ポテトピーラーと同様に構成されることが可能である。
図7Bに示されているように、スリーブ260は、非後退状態または遠位に位置決めされた状態においてブレード266をカバーするように構成されることが可能である。そうであるので、組織回収デバイス250は、解剖学的導管270に非意図的に係合することなく、患者の中へ挿入され、たとえば、解剖学的導管270の中へ遠位に(矢印Aが指しているものの反対方向に)挿入されるように構成されることが可能である。そのうえ、非後退状態において、スリーブ260は、シャフト256の軸線に対して、半径方向内向きに、コンテナ264に向けてアクチュエーター254を押すように構成されることが可能である。図示されている例では、スリーブ260は、コンテナ264に対してアクチュエーター254を押し付け、それによって、サンプル組織280をその中に保つことが可能である。
図7Cは、アクチュエーター254およびコンテナ264の周りに位置決めされているスリーブ260を示す、図6Aおよび図6Bの組織回収デバイス250の側断面図である。アクチュエーター254は、突起部258がコンテナ264から離れるように移動することを引き起こすための付勢エレメント284(たとえば、スプリングなど)を含むことが可能である。突起部258は、シャフト256の軸線に対して垂直に掻き取りデバイス252を押すように構成されることが可能である。しかし、付勢エレメント284の周りでのアクチュエーター254の回転に起因して、突起部258は、軸線方向の付勢を掻き取りデバイス252に提供するように構成されることが可能である。突起部258の長さは、所望の量の圧力を掻き取りデバイス252に提供するように構成されることが可能であり、より長い突起部258は、より大きな力を印加するように構成されている。したがって、突起部258は、コンテナ264の遠位端部を越えて延在することが可能である。組織回収デバイス250は、異なるサイズの体腔の中で使用するための異なるサイズの(たとえば、長さの)突起部258を備えた複数のモデルまたは構成で構成されることが可能である。
図8Aは、つぶれた状態にある、ボーリングデバイス302および膨張可能なアクチュエーター304を含む組織回収デバイス300の概略図である。図8Bは、拡張状態にある、ボーリングデバイス302および膨張可能なアクチュエーター304を含む組織回収デバイス300の概略図である。図8Aおよび図8Bは、同時に議論されている。
組織回収デバイス300は、シャフト306、スリーブ308、および励起システム310をさらに含むことが可能である。ボーリングデバイス302は、コンテナ312、ボーリングランド314、ブレード316、およびボア318を含むことが可能である。励起システム310は、エネルギー供給源320、導管322、およびバルブ324を含むことが可能である。アクチュエーター304は、ブラダー326を含むことが可能である。
組織回収デバイス300は、矢印Bの軸線方向に組織に係合するように構成されることが可能である。たとえば、組織回収デバイス300は、組織(たとえば、図6Aのターゲット組織274)のマウンドまたは突出部の前に、または、組織(たとえば、図6Aの導管270)の壁部に近接して位置決めされることが可能である。シャフト306は、ターゲット組織に係合するように、ユーザーによって矢印Aの方向に前進されることが可能である。いくつかの状況では、たとえば、滑りやすいまたは湿った条件に起因して、ボーリングデバイス302がターゲット組織の上をスリップすることが起こり得る。したがって、望ましい体積のサンプル組織を収集するのに十分に組織に係合することが困難であるかまたは不可能である可能性がある。膨張可能なアクチュエーター304は、図8Bに示されているように、矢印Cの方向に拡張するために用いられ、それによって、矢印Bの軸線に向けて垂直方向にボーリングデバイス302を押すことが可能である。そうであるので、ボーリングデバイス302が前方に前進されるときに、コンテナ312の遠位先端部は、組織との係合を維持することが可能である。
膨張可能なアクチュエーター304は、流体またはガスによって励起されるように構成された圧力印加デバイスを含むことが可能である。エネルギー供給源320は、加圧された流体(たとえば、空気または生理食塩水など)の供給源を含むことが可能である。加圧された流体は、エネルギー供給源320からブラダー326へ導管322を通って流れることが可能である。バルブ324は、導管322の中に位置決めされ、加圧された流体がブラダー326の内部キャビティーの中へ入ることを選択的に可能にすることができる。バルブ324は、機械的にまたは電気的に活性化させられることが可能であり、シャフト306の上に位置付けされているハンドピース(たとえば、図5Aのハンドピース218)に接続されているアクチュエーターによって、または、コントローラー16(図1)の上に位置付けされているアクチュエーターによって制御されることが可能である。他の例では、バルブ324は、シャフト306に沿った近位場所に(たとえば、患者の中へ挿入されないように位置決めされるように)位置付けされることが可能である。
例では、ボーリングデバイス302は、オーガーとして構成されることが可能である。そうであるので、コンテナ312は、円錐形状を有することが可能であり、ランド314が螺旋様式でコンテナ312の周りに巻き付けられた状態になっている。ランド314は、組織に係合し、コンテナ312が矢印Bの方向に組織を貫通することを可能にするように構成されることが可能である。シャフト306は、オペレーターによって回転させられ、コンテナ312およびランド314を回転させることが可能である。ランド314は、回転させられながら組織を掴み、組織の中へのボーリングデバイス302のさらなる軸線方向の貫通を引き起こすことが可能である。ブラダー326は、スリーブ308の上に装着されることが可能であり、シャフト306は、スリーブ308を通過し、膨張可能なアクチュエーター304の方向性に影響を与えることなく、シャフト306がボーリングデバイス302を回転させることを可能にすることができる。コンテナ312が組織に進入するときに、ブレード316は、患者から離れるように組織をスライスするかまたは削り落とすように構成されることが可能である。ブレード316は、コンテナ312の中の開口部の鋭利にされた縁部を含むことが可能であり、本明細書で議論されているように、ポテトピーラーと同様に構成されることが可能である。追加的に、コンテナ312は、遠位ボア318を含むことが可能であり、遠位ボア318は、樹木のコアサンプリングなどと同様に、組織を突き抜け、組織サンプルを採取するように構成されることが可能である。そうであるので、ボア318の遠位縁部または前縁部は、鋭利にされることが可能である。例では、ブレード316およびボア318のうちの1つのみが使用されることが可能である。他の例では、ボーリングデバイス302は、組織がボア318に進入するように、組織の中へ単にパンチするように構成されることが可能である。したがって、ボーリングデバイス302は、パンチとして構成されることが可能である。そのような構成では、ランド314およびブレード316は、コンテナ312から省略されることが可能である。さまざまな例において、コンテナ312は、ボア318および/またはブレード316によって収集されたサンプル組織を捕獲して保つための内部スペースを有するように構成されることが可能である。
別の例では、膨張可能なアクチュエーターは、磁気的な反発によって活性化させられるように構成されることが可能である。第1の磁石が、ブラダー326に取り付けられることが可能であり、第2の磁石が、スリーブ308に取り付けられることが可能である。スリーブ308は回転させられ、第1および第2の磁石を半径方向に整合させ、シャフト306から離れるようにブラダー326を押すことが可能である。スリーブ308は回転させられ、第1および第2の磁石の整合を解除し、ブラダー326がシャフト306に向けて戻ってくることを可能にすることができる。別の例では、第1および第2の磁石は、静止して整合されることが可能であり、また、磁界を作り出すために、電気機械的に励起されることが可能である。
図9は、本開示の組織回収デバイスを使用して患者から生物学的物質を収集する方法400の例を図示するブロック図である。方法400は、図5Aの外科用器具200、組織回収デバイス250(図6A)、および組織回収デバイス300(図8A)、ならびに、他の器具の使用を包含することが可能である。
ステップ402において、内視鏡が、患者の解剖学的構造の中へ挿入され、それを通してナビゲートされることが可能である。たとえば、内視鏡14(図1)は、生来のイメージング能力を利用し、患者の解剖学的導管を通して挿入セクション28をガイドすることが可能である。挿入セクション28は、制御ノブ38を使用して曲げられるかまたは湾曲され、内視鏡14のターニングを促進させることが可能である。
ステップ404において、補助スコープが、導管の中にさらに奥に位置付けされている解剖学的構造にアクセスするために、内視鏡の中へ挿入されることが可能である。たとえば、補助スコープ134(図4)が、ルーメン62(図3C)またはルーメン132(図4)の中へ挿入され、内視鏡14によって到達された解剖学的導管と交差する別の解剖学的導管に到達することが可能である。エレベーター54(図3C)は、補助スコープ134を曲げるかまたはターンさせるために使用されることが可能である。
ステップ406において、組織回収デバイスが、補助スコープの中へ挿入され、補助スコープの遠位にあるターゲット組織に到達することが可能である。たとえば、外科用器具200(図5A)は、組織収集デバイス204が補助スコープ134の遠位端部を越えて延在するように挿入されることが可能である。
ステップ408において、組織収集デバイスが、患者の中のターゲット組織の場所にナビゲートされることが可能である。たとえば、組織収集デバイス204は、解剖学的導管を通してターゲット組織274(図6A)へナビゲートされることが可能である。ターゲット組織は、潜在的に疾患があるかまたはそうでなければ患者の疾患のある条件を示す組織を含むことが可能である。
ステップ410において、圧力印加デバイスが、活性化させられることが可能であり、ターゲット組織に対して組織収集デバイスを押し付けるようになっている。たとえば、圧力印加デバイス214(図5A)が、活性化メカニズム216を使用して作動されるかまたは励起されることが可能である。たとえば、活性化メカニズム216(図6A)が回転させられ、プルコード262を巻き、突起部258から離れるようにスリーブ260を後退させ、それによって、ターゲット組織274に対向する組織に対して突起部258が押し付けることを引き起こすことが可能である。
ステップ412において、組織収集デバイスが、押されるか、押圧されるか、または、その他の方法でターゲット組織と加圧接触した状態に持って行かれることが可能である。たとえば、組織収集デバイス204は、圧力印加デバイス214によってターゲット組織274の中へ押し込まれることが可能である。したがって、組織収集デバイス204は、軸線方向に往復運動させられるかまたは回転させられ、ブレード266が、患者の解剖学的構造から離れるように、組織の1つまたは複数のピースをスライスすること、パンチすること、削り落とすことなどを引き起こすことが可能である。
ステップ414において、ステップ412において患者から分離または収集されたサンプル組織または生物学的物質が、組織収集デバイスの内側のスペースの中に貯蔵されることが可能である。たとえば、組織収集デバイス204が前後に操作されるかまたは回転させられるとき、分離されたサンプル組織280が、ブレード縁部278を通過してコンテナ264のスペース277の中へスライドすることが可能である。
ステップ416において、組織収集デバイスが、たとえば、補助スコープからの除去などによって、患者から除去されることが可能であり、それは、解剖学的構造の内側の適切な場所に残されることが可能である。患者の解剖学的構造を不注意に切断することなく、組織収集デバイスの除去を保証するために、セーフガードが、適切な場所に置かれることができる。たとえば、スリーブ260は、ハウジング264の周りに再位置決めされ、ブレード266をカバーし、突起部258を後退させることが可能である。
ステップ418において、収集されたサンプル組織が、組織収集デバイスから除去されることが可能である。たとえば、突起部258は、コンテナ264から離れるように回転させられ、スペース277へのユーザーアクセスを可能にすることが可能であり、サンプル組織280が分析などのために除去されることが可能であるようになっている。
その後に、方法400は、ステップ408に戻ることが可能であり、または、ステップ420に継続することが可能である。
ステップ420において、組織収集デバイスが再挿入されることが可能である。ステップ420から、ステップ408から418は、適切な量(たとえば、高いレベルの確実性で診断を確認するために実験室試験を実施するのに十分な量など)のサンプル組織を実現するために、所望の回数だけ繰り返されることが可能である。本開示は、組織回収デバイスを再挿入する必要性を低減させるかまたは排除するシステムおよび方法に向けられているということに留意されたい。しかし、いくつかのケースでは、同じ部位から追加的なサンプル材料を収集するために、または、異なる部位からサンプル材料を収集するために、そのように行うことが望ましい可能性がある。
ステップ422において、補助スコープが、内視鏡から除去されることが可能である。
ステップ424において、内視鏡が、患者から除去されることが可能である。
そうであるので、方法400は、患者からの外科的デバイスの挿入および除去を排除または低減させるために、たとえば、内部貯蔵部を備えた方向的に強化された組織除去デバイスを使用することによって、十分に大量に患者の内部通路から生物学的物質を収集する方法の例を図示している。
さまざまな注記および例
例1は、組織分離デバイスであって、組織分離デバイスは、近位端部部分および遠位端部部分を含む、細長い本体部と;遠位端部部分に連結されている組織セパレーターであって、組織セパレーターは、組織セパレーターによる回収のためにサンプル組織に係合するように構成されている、組織セパレーターと;サンプル組織に対して組織セパレーターを付勢するように構成されている圧力印加デバイスとを含む、組織分離デバイスなどのような、主題を含むかまたはそれを使用することが可能である。
例2は、細長い本体部の近位端部部分から圧力印加デバイスを選択的に活性化させるための解放メカニズムを含むことが可能であり、または、随意的に、例1の主題と組み合わせられ、上記解放メカニズムを随意的に含むことが可能である。
例3は、組織セパレーターによって回収される組織を受け入れるためのコンテナを含むことが可能であり、または、随意的に、例1または例2のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記コンテナを随意的に含むことが可能である。
例4は、掻き取りデバイスを含む組織セパレーターを含むことが可能であり、または、随意的に、例1から例3のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記組織セパレーターを随意的に含むことが可能である。
例5は、ブレードを含む掻き取りデバイスを含むことが可能であり、または、随意的に、例1から例4のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記掻き取りデバイスを随意的に含むことが可能である。
例6は、コンテナは、開口部を含み;ブレードは、開口部の縁部に沿って配設されているという特徴を含むことが可能であり、または、随意的に、例1から例5のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記特徴を随意的に含むことが可能である。
例7は、遠位端部から近位端部に向けて延在する方向に掻き取りデバイスが移動するときに、組織を切断するように構成されているブレードを含むことが可能であり、または、随意的に、例1から例6のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記ブレードを随意的に含むことが可能である。
例8は、組織セパレーターは、貫通デバイスを含むという特徴を含むことが可能であり、または、随意的に、例1から例3のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記特徴を随意的に含むことが可能である。
例9は、貫通デバイスは、オーガーを含むという特徴を含むことが可能であり、または、随意的に、例1から例3および例8のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記特徴を随意的に含むことが可能である。
例10は、開口部を含むコンテナと;開口部の周りに巻き付いているオーガーとを含むことが可能であり、または、随意的に、例8もしくは例9のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記コンテナと上記オーガーとを随意的に含むことが可能である。
例11は、組織セパレーターが中心軸線の周りに回転させられるときに、組織を切断するように構成されているオーガーを含むことが可能であり、または、随意的に、例8から例10のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記オーガーを随意的に含むことが可能である。
例12は、付勢されたアクチュエーターを含む圧力印加デバイスを含むことが可能であり、または、随意的に、例1から例11のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記圧力印加デバイスを随意的に含むことが可能である。
例13は、枢動ポイントにおいてコンテナに接続されている突起部材と;ハウジングから離れるように突起部材を付勢するように構成されているスプリングとを含むスプリング荷重式アクチュエーターを含むことが可能であり、または、随意的に、例1から例12のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記スプリング荷重式アクチュエーターを随意的に含むことが可能である。
例14は、解放メカニズムであって、遠位位置と近位位置との間で細長い本体部に沿ってスライドするように構成されているスリーブと;スリーブに接続されており、細長い本体部に沿って近位端部へ延在するように構成されているプルコードとを含み、遠位位置では、スリーブは、組織コレクターに対して突起部材を押圧するように構成されており;プルコードは、スリーブを近位位置へ移動させ、突起部材が組織コレクターから離れるように枢動することを可能にするように構成されている解放メカニズムを含むことが可能であり、または、随意的に、例1から例13のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記解放メカニズムを随意的に含むことが可能である。
例15は、拡張可能な本体部を含む圧力印加デバイスを含むことが可能であり、または、随意的に、例1から例11のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記圧力印加デバイスを随意的に含むことが可能である。
例16は、膨張可能なブラダーを含む拡張可能な本体部を含むことが可能であり、または、随意的に、例1から例11および例15のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記拡張可能な本体部を随意的に含むことが可能である。
例17は、膨張可能なブラダーに接続されているバルブと;バルブから延在する流体チューブとを含む解放メカニズムを含むことが可能であり、または、随意的に、例15もしくは例16のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記解放メカニズムを随意的に含むことが可能である。
例18は、組織セパレーターを選択的にカバーするように構成されているシールドを含むことが可能であり、または、随意的に、例15から例17のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記シールドを随意的に含むことが可能である。
例19は、弾性的に可撓性であるコンテナを含むことが可能であり、または、随意的に、例3から例18のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記コンテナを随意的に含むことが可能である。
例20は、第1の長手方向の通路を含む内視鏡と;第2の長手方向の通路を含む補助スコープであって、補助スコープは、第1の長手方向の通路の中をスライドするように構成されている、補助スコープとを含むことが可能であり、または、随意的に、例1から例19のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記内視鏡と上記補助スコープとを随意的に含むことが可能であり、組織分離デバイスは、第2の長手方向の通路の中をスライドするように構成されている。
例21は、組織回収デバイスを使用して生物学的物質を収集する方法であって、方法は、組織回収デバイスを患者の解剖学的構造の中へ挿入するステップと;組織回収デバイスの組織コレクターをターゲット組織エリアにガイドするステップと;組織コレクターをターゲット組織の中へ付勢するために圧力印加デバイスを活性化させるステップと;組織回収デバイスによって生物学的物質を収集するステップとを含むことが可能である、方法などのような、主題を含むかまたはそれを使用することが可能である。
例22は、解剖学的構造の導管の中へ細長いシャフトを延在させることによって、組織回収デバイスを解剖学的構造の中へ挿入するステップを含むことが可能であり、または、随意的に、例21の主題と組み合わせられ、上記ステップを随意的に含むことが可能である。
例23は、ターゲット組織エリアに沿って組織回収デバイスを掻き取ることによって、組織回収デバイスによって生物学的物質を収集するステップを含むことが可能であり、または、随意的に、例21もしくは例22のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記ステップを随意的に含むことが可能である。
例24は、解剖学的構造から組織回収デバイスを引き出すための方向に、組織回収デバイスを前進させることによって、組織回収デバイスによって生物学的物質を収集するステップを含むことが可能であり、または、随意的に、例21から例23のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記ステップを随意的に含むことが可能である。
例25は、組織回収デバイスによって生物学的物質を収集するステップは、ターゲット組織エリアの中へ組織回収デバイスを押し込むステップを含むという特徴を含むことが可能であり、または、随意的に、例21から例24のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記特徴を随意的に含むことが可能である。
例26は、ターゲット組織エリアの中へ組織回収デバイスを押し込むステップは、組織回収デバイスを含むオーガーを回転させるステップを含むという特徴を含むことが可能であり、または、随意的に、例21から例25のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記特徴を随意的に含むことが可能である。
例27は、スプリング荷重式デフレクターを解放することによって、組織コレクターをターゲット組織の中へ付勢するために圧力印加デバイスを活性化させるステップを含むことが可能であり、または、随意的に、例21から例26のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記ステップを随意的に含むことが可能である。
例28は、スプリング荷重式デフレクターの周りからスリーブを後退させることによって、スプリング荷重式デフレクターを解放するステップを含むことが可能であり、または、随意的に、例21から例27のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記ステップを随意的に含むことが可能である。
例29は、本体部を拡張させることによって、組織コレクターをターゲット組織の中へ付勢するために圧力印加デバイスを活性化させるステップを含むことが可能であり、または、随意的に、例21から例28のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記ステップを随意的に含むことが可能である。
例30は、ブラダーを膨張させることによって、本体部を拡張させるステップを含むことが可能であり、または、随意的に、例21から例29のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記ステップを随意的に含むことが可能である。
例31は、第1の長手方向の通路を含む内視鏡を患者の解剖学的構造の中へ挿入するステップと;第2の長手方向の通路を含む補助スコープを第1の長手方向の通路の中へ挿入するステップと;ターゲット組織に到達するように、組織回収デバイスを第2の長手方向の通路の中へ挿入するステップとを含むことが可能であり、または、随意的に、例21から例30のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記ステップを随意的に含むことが可能である。
例32は、組織回収デバイスであって、組織回収デバイスは、軸線に沿って延在し、解剖学的導管の中への挿入のために構成されている細長いシャフトと;細長いシャフトに連結されており、解剖学的導管から組織を分離するように構成されている組織収集デバイスと;組織収集デバイスと解剖学的導管との間の係合を改善するように構成されている励起デバイスと;励起デバイスを選択的に活性化させるように構成されている制御メカニズムとを含むことが可能である、組織回収デバイスなどのような、主題を含むかまたはそれを使用することが可能である。
例33は、組織収集デバイスが解剖学的導管から組織を分離することを選択的に防止するためのシールドを含むことが可能であり、または、随意的に、例32の主題と組み合わせられ、上記シールドを随意的に含むことが可能である。
例34は、組織収集デバイスと連通している内部スペースを有するコンテナを含むことが可能であり、または、随意的に、例32もしくは例33のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記コンテナを随意的に含むことが可能である。
例35は、流体圧力を利用する励起デバイスを含むことが可能であり、または、随意的に、例32から例34のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記励起デバイスを随意的に含むことが可能である。
例36は、ブラダーを含む励起デバイスを含むことが可能であり、または、随意的に、例32から例35のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記励起デバイスを随意的に含むことが可能である。
例37は、励起デバイスは、機械的な圧力を利用するという特徴を含むことが可能であり、または、随意的に、例32から例36のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記特徴を随意的に含むことが可能である。
例38は、スプリング荷重式ディテントを含む励起デバイスを含むことが可能であり、または、随意的に、例32から例37のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記励起デバイスを随意的に含むことが可能である。
例39は、解剖学的導管から軸線方向に組織をスライスするように構成されている組織収集デバイスを含むことが可能であり、または、随意的に、例32から例38のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記組織収集デバイスを随意的に含むことが可能である。
例40は、解剖学的導管から軸線方向に組織を突き通すように構成されている組織収集デバイスを含むことが可能であり、または、随意的に、例32から例39のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記組織収集デバイスを随意的に含むことが可能である。
例41は、解剖学的導管から円周方向に組織をスライスするように構成されている組織収集デバイスを含むことが可能であり、または、随意的に、例32から例42のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記組織収集デバイスを随意的に含むことが可能である。
例42は、細長いシャフトに対して回転可能な組織収集デバイスを含むことが可能であり、または、随意的に、例32から例41のうちの1つもしくは任意の組み合わせの主題と組み合わせられ、上記組織収集デバイスを随意的に含むことが可能である。
これらの非限定的な例のそれぞれは、自立することが可能であり、または、他の例のうちの1つもしくは複数とさまざまな順列もしくは組み合わせで組み合わせられることができる。
上記の詳細な説明は、添付の図面への参照を含み、図面は、詳細な説明の一部を形成している。図面は、例示として、本発明が実践され得る特定の実施形態を示している。これらの実施形態は、本明細書では「例」とも称される。そのような例は、示されているかまたは説明されているものに加えて、エレメントを含むことが可能である。しかし、本発明者は、示されているかまたは説明されているそれらのエレメントのみが提供される例も企図する。そのうえ、本発明者は、特定の例(または、その1つもしくは複数の態様)に関して、または、本明細書で示されているかもしくは説明されている他の例(または、その1つもしくは複数の態様)に関して、示されているかまたは説明されているそれらのエレメント(または、その1つもしくは複数の態様)の任意の組み合わせまたは順列を使用する例も企図する。
本文献と参照により組み込まれた任意の文献との間で使用法に矛盾がある場合、本文献における使用法が優先される。
本文献において、「a」または「an」という用語は、特許文献において一般的であるように、「少なくとも1つの」または「1つまたは複数の」の任意の他の事例または使用法とは無関係に、1つまたは2つ以上を含むように使用されている。本文献において、「または」という用語は、非排他的な「または」を指すために使用されており、「AまたはB」が、別段の指示がない限り、「AであるがBではない」、「BであるがAではない」、ならびに「AおよびB」を含むようになっている。本文献において、「含む(including)」および「in which」という用語は、それぞれの用語「含む(comprising)」および「wherein」の平易な英語の同等物として使用されている。また、以下の特許請求の範囲において、「含む(including)」および「含む(comprising)」という用語は、オープンエンドであり、すなわち、特許請求の範囲においてそのような用語の後に列挙されているものに加えてエレメントを含むシステム、デバイス、物品、組成、処方、またはプロセスが、依然として、その特許請求の範囲の中に入るとみなされる。そのうえ、以下の特許請求の範囲において、「第1の」、「第2の」、および「第3の」などの用語は、単にラベルとして使用されており、それらの対象物に数値的要件を課すことを意図していない。
本明細書で説明されている方法の例は、少なくとも部分的にマシン実装されるかまたはコンピューター実装されることが可能である。いくつかの例は、上記の例において説明されているような方法を実施するように電子デバイスを構成するために動作可能なインストラクションによってエンコードされたコンピューター可読媒体または機械可読媒体を含むことが可能である。そのような方法の実装形態は、コード(たとえば、マイクロコード、アッセンブリ言語コード、または、より高レベルの言語コードなど)を含むことが可能である。そのようなコードは、さまざまな方法を実施するためのコンピューター可読インストラクションを含むことが可能である。コードは、コンピュータープログラム製品の一部分を形成することが可能である。さらに、例では、コードは、たとえば、実行の間に、または、他の時間などに、1つまたは複数の揮発性の、非一時的な、または不揮発性のタンジブルコンピューター可読媒体の上にタンジブルに記憶されることが可能である。これらのタンジブルコンピューター可読媒体の例は、それに限定されないが、ハードディスク、リムーバブル磁気ディスク、リムーバブル光ディスク(たとえば、コンパクトディスクおよびデジタルビデオディスク)、磁気カセット、メモリーカードまたはスティック、ランダムアクセスメモリー(RAM)、およびリードオンリーメモリー(ROM)などを含むことが可能である。
上記の説明は、例示目的であることを意図しており、制限的でないことを意図している。たとえば、上述の例(または、その1つもしくは複数の態様)は、互いに組み合わせて使用されることが可能である。他の実施形態は、たとえば、上記の説明を検討した当業者などによって使用されることが可能である。要約は、読者が技術的な開示の性質を迅速に確認することを可能にするように提供される。それは、それが特許請求の範囲の範囲または意味を解釈または限定するために使用されることとはならないという理解とともに提出される。また、上記の詳細な説明において、本開示を合理化するために、さまざまな特徴が、一緒にグループ化されている可能性がある。これは、特許請求されていない開示された特徴が任意の請求項に必須であるということを意図するものとして解釈されるべきではない。むしろ、本発明の主題は、特定の開示された実施形態のすべての特徴よりも少ない特徴にある可能性がある。したがって、以下の特許請求の範囲は、例または実施形態として詳細な説明の中へ組み込まれており、それぞれの請求項は、別個の実施形態として自立しており、そのような実施形態は、さまざまな組み合わせまたは順列で互いに組み合わせられることができるということが企図される。本発明の範囲は、そのような特許請求の範囲が権利を有する均等物の全範囲とともに、添付の特許請求の範囲を参照して決定されるべきである。
10 内視鏡検査システム
12 イメージングおよび制御システム
14 内視鏡
16 制御ユニット、コントローラー
18 ディスプレイユニット、出力ユニット
20 入力ユニット
21 先端部
22 光供給源
24 流体供給源
26 吸引ポンプ
28 挿入セクション
30 機能セクション
32 ハンドルセクション
34 ケーブルセクション
36 カップラーセクション
38 制御ノブ
40 ポート
41 カート
42 イメージ処理ユニット
44 治療発生器
46 ドライブユニット
50 側視型内視鏡カメラモジュール
51 角度付きランプ表面
52 ハウジング
53 スペース
54 エレベーター
55 デフレクター
55' デフレクター55の第2の位置
56 流体出口部
57 ワイヤー
58 照明レンズ
59 チューブ
60 対物レンズ
61 ピン
62 中央ルーメン
63 器具
64 光伝送器
65 ウィンドウ
66 プリズム
67 イメージングユニット
68 配線
69 流体ライン、溝部
100 内視鏡
102 機能モジュール
104 挿入セクションモジュール
106 制御モジュール
108 コントローラー
110 空気供給源
112 電気供給源
114 液体供給源
120 導管壁
122 オッディ括約筋
124 総胆管
126 主膵管
128 進入口
129 通路
130 エレベーター部分
132 ルーメン
134 補助スコープ
136 ルーメン
200 外科用器具
202 細長い本体部
204 組織収集デバイス、組織除去デバイス
206 デバイスコントローラー、システムコントローラー
210 コンテナ
212 セパレーター
214 圧力印加デバイス
216 活性化メカニズム、作動メカニズム
218 ハンドル、ハンドピース
220 コネクター
222 シャフト
224 ルーメン
226 ケーブル
250 組織回収デバイス
252 掻き取りデバイス
254 アクチュエーター
256 シャフト
258 突起部
260 スリーブ
262 プルコード
264 コンテナ
266 ブレード
270 解剖学的導管
272A 第1の壁部部分
272B 第2の壁部部分
274 ターゲット組織
275 バンド
276 スプリング
277 スペース
278 ブレード縁部
280 サンプル組織
282 開口部
284 付勢エレメント
300 組織回収デバイス
302 ボーリングデバイス
304 アクチュエーター
306 シャフト
308 スリーブ
310 励起システム
312 コンテナ
314 ボーリングランド
316 ブレード
318 ボア
320 エネルギー供給源
322 導管
324 バルブ
326 ブラダー
A 矢印
A1 中心長手方向軸線
B 矢印
C 矢印
D 十二指腸

Claims (42)

  1. 組織分離デバイスであって、前記組織分離デバイスは、
    近位端部部分;および、
    遠位端部部分
    を含む、細長い本体部と;
    前記遠位端部部分に連結されている組織セパレーターであって、前記組織セパレーターは、回収のためにサンプル組織に係合するように構成されている、組織セパレーターと;
    前記細長い本体部および前記組織セパレーターのうちの一方または両方に連結されている圧力印加デバイスであって、前記圧力印加デバイスは、前記サンプル組織に対して前記組織セパレーターを付勢するように構成されている、圧力印加デバイスと
    を含む、組織分離デバイス。
  2. 前記組織分離デバイスは、前記細長い本体部の前記近位端部部分から前記圧力印加デバイスを選択的に活性化させるための解放メカニズムをさらに含む、請求項1に記載の組織分離デバイス。
  3. 前記組織分離デバイスは、前記組織セパレーターによって回収される組織を受け入れるためのコンテナをさらに含む、請求項2に記載の組織分離デバイス。
  4. 前記組織セパレーターは、掻き取りデバイスを含む、請求項3に記載の組織分離デバイス。
  5. 前記掻き取りデバイスは、ブレードを含む、請求項4に記載の組織分離デバイス。
  6. 前記コンテナは、開口部を含み;
    前記ブレードは、前記開口部の縁部に沿って配設されている、請求項5に記載の組織分離デバイス。
  7. ブレードが、前記遠位端部から前記近位端部に向けて延在する方向に前記掻き取りデバイスが移動するときに、組織を切断するように構成されている、請求項4に記載の組織分離デバイス。
  8. 前記組織セパレーターは、貫通デバイスを含む、請求項3に記載の組織分離デバイス。
  9. 前記貫通デバイスは、オーガーを含む、請求項8に記載の組織分離デバイス。
  10. 前記コンテナは、開口部を含み;
    前記オーガーは、前記開口部の周りに巻き付いている、請求項9に記載の組織分離デバイス。
  11. 前記オーガーは、前記組織セパレーターが中心軸線の周りに回転させられるときに、組織を切断するように構成されている、請求項10に記載の組織分離デバイス。
  12. 前記圧力印加デバイスは、付勢されたアクチュエーターを含む、請求項3に記載の組織分離デバイス。
  13. 前記付勢されたアクチュエーターは、
    枢動ポイントにおいて前記コンテナに接続されている突起部材と;
    ハウジングから離れるように前記突起部材を付勢するように構成されているスプリングと
    を含む、請求項12に記載の組織分離デバイス。
  14. 前記解放メカニズムは、
    遠位位置と近位位置との間で前記細長い本体部に沿ってスライドするように構成されているスリーブと;
    前記スリーブに接続されており、前記細長い本体部に沿って前記近位端部へ延在するように構成されているプルコードと
    を含み、
    前記遠位位置では、前記スリーブは、前記組織コレクターに対して前記突起部材を押圧するように構成されており;
    前記プルコードは、前記スリーブを前記近位位置へ移動させ、前記突起部材が前記組織コレクターから離れるように枢動することを可能にするように構成されている、請求項13に記載の組織分離デバイス。
  15. 前記圧力印加デバイスは、拡張可能な本体部を含む、請求項3に記載の組織分離デバイス。
  16. 前記拡張可能な本体部は、膨張可能なブラダーを含む、請求項15に記載の組織分離デバイス。
  17. 前記解放メカニズムは、
    前記膨張可能なブラダーに接続されているバルブと;
    前記バルブから延在する流体チューブと
    を含む、請求項16に記載の組織分離デバイス。
  18. 前記組織分離デバイスは、前記組織セパレーターを選択的にカバーするように構成されているシールドをさらに含む、請求項3に記載の組織分離デバイス。
  19. 前記コンテナは、弾性的に可撓性である、請求項3に記載の組織分離デバイス。
  20. 前記組織分離デバイスは、
    第1の長手方向の通路を含む内視鏡と;
    第2の長手方向の通路を含む補助スコープであって、前記補助スコープは、前記第1の長手方向の通路の中をスライドするように構成されている、補助スコープと
    をさらに含み、
    前記組織分離デバイスは、前記第2の長手方向の通路の中をスライドするように構成されている、請求項1に記載の組織分離デバイス。
  21. 組織回収デバイスを使用して生物学的物質を収集する方法であって、前記方法は、
    前記組織回収デバイスを患者の解剖学的構造の中へ挿入するステップと;
    前記組織回収デバイスの組織コレクターをターゲット組織エリアにガイドするステップと;
    前記組織コレクターを前記ターゲット組織の中へ付勢するために圧力印加デバイスを活性化させるステップと;
    前記組織回収デバイスによって生物学的物質を収集するステップと
    を含む、方法。
  22. 前記組織回収デバイスを前記解剖学的構造の中へ挿入するステップは、前記解剖学的構造の導管の中へ細長いシャフトを延在させるステップを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記組織回収デバイスによって生物学的物質を収集するステップは、前記ターゲット組織エリアに沿って前記組織回収デバイスを掻き取るステップを含む、請求項21に記載の方法。
  24. 前記組織回収デバイスによって生物学的物質を収集するステップは、前記解剖学的構造から前記組織回収デバイスを引き出すための方向に、前記組織回収デバイスを前進させるステップを含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記組織回収デバイスによって生物学的物質を収集するステップは、前記ターゲット組織エリアの中へ前記組織回収デバイスを押し込むステップを含む、請求項21に記載の方法。
  26. 前記ターゲット組織エリアの中へ前記組織回収デバイスを押し込むステップは、前記組織回収デバイスを含むオーガーを回転させるステップを含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記組織コレクターを前記ターゲット組織の中へ付勢するために前記圧力印加デバイスを活性化させるステップは、スプリング荷重式デフレクターを解放するステップを含む、請求項21に記載の方法。
  28. 前記スプリング荷重式デフレクターを解放するステップは、前記スプリング荷重式デフレクターの周りからスリーブを後退させるステップを含む、請求項27に記載の方法。
  29. 前記組織コレクターを前記ターゲット組織の中へ付勢するために前記圧力印加デバイスを活性化させるステップは、本体部を拡張させるステップを含む、請求項21に記載の方法。
  30. 本体部を拡張させるステップが、ブラダーを膨張させるステップを含む、請求項21に記載の方法。
  31. 前記方法は、
    第1の長手方向の通路を含む内視鏡を前記患者の前記解剖学的構造の中へ挿入するステップと;
    第2の長手方向の通路を含む補助スコープを前記第1の長手方向の通路の中へ挿入するステップと;
    前記ターゲット組織に到達するように、前記組織回収デバイスを前記第2の長手方向の通路の中へ挿入するステップと
    をさらに含む、請求項21に記載の方法。
  32. 組織回収デバイスであって、前記組織回収デバイスは、
    軸線に沿って延在し、解剖学的導管の中への挿入のために構成されている細長いシャフトと;
    前記細長いシャフトに連結されており、前記解剖学的導管から組織を分離するように構成されている組織収集デバイスと;
    前記組織収集デバイスと前記解剖学的導管との間の係合を改善するように構成されている励起デバイスと;
    前記励起デバイスを選択的に活性化させるように構成されている制御メカニズムと
    を含む、組織回収デバイス。
  33. 前記組織回収デバイスは、前記組織収集デバイスが前記解剖学的導管から組織を分離することを選択的に防止するためのシールドをさらに含む、請求項32に記載の組織回収デバイス。
  34. 前記組織回収デバイスは、前記組織収集デバイスと連通している内部スペースを有するコンテナをさらに含む、請求項32に記載の組織回収デバイス。
  35. 前記励起デバイスは、流体圧力を利用する、請求項32に記載の組織回収デバイス。
  36. 前記励起デバイスは、ブラダーを含む、請求項35に記載の組織回収デバイス。
  37. 前記励起デバイスは、機械的な圧力を利用する、請求項32に記載の組織回収デバイス。
  38. 前記励起デバイスは、スプリング荷重式ディテントを含む、請求項32に記載の組織回収デバイス。
  39. 前記組織収集デバイスは、前記解剖学的導管から軸線方向に組織をスライスするように構成されている、請求項32に記載の組織回収デバイス。
  40. 前記組織収集デバイスは、前記解剖学的導管から軸線方向に組織を突き通すように構成されている、請求項32に記載の組織回収デバイス。
  41. 前記組織収集デバイスは、前記解剖学的導管から円周方向に組織をスライスするように構成されている、請求項32に記載の組織回収デバイス。
  42. 前記組織収集デバイスは、前記細長いシャフトに対して回転可能である、請求項41に記載の組織回収デバイス。
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