JP2023538637A - 歯根管への挿入システム、当該システムを用いて締結要素を得る方法、及び締結要素 - Google Patents

歯根管への挿入システム、当該システムを用いて締結要素を得る方法、及び締結要素 Download PDF

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Abstract

本発明は、歯科分野に関する。より詳細には、本発明は、歯根管の壁に付着しない、可撓性かつ成形可能な材料のスリーブを備える、歯冠を支持する歯根締結要素を得るための歯根管への挿入システムに関し、スリーブは、配置の異なる繊維で充填された歯根部と歯冠部とを備える。加えて、本発明は、システムを使用して歯根締結要素を得るための方法、及び歯冠を支持する歯根締結要素に関する。【選択図】図1C

Description

本発明は、歯科分野に関する。より詳細には、本発明は、可撓性で歯根管の壁に付着しないスリーブを備える、歯冠を支持する歯根締結要素を得るための歯根管への挿入システムに関し、可撓性スリーブは、配置の異なる繊維で充填された歯根部と歯冠部とを備える。加えて、本発明は、前記システムを用いて締結要素を得るための方法、及び歯冠を支持する歯根締結要素に関する。
歯根管治療後に歯に使用される、歯根を補強するための及び/又は歯の根に設置される補綴物を固定するためのピンは、通常、2つの方法で製作される。
第1の方法は、歯根に対して直接行う方法である。歯科医が樹脂を使用して内管の全体形状と直径を模倣した歯科用コア(ピン+歯冠部)を製作し、歯科医によって得られたコアを研究所に送り、「ロストワックス」と呼ばれる鋳造工程によって金属で鋳造する。
図1Aは、最新式のプラスチックピンの挿入を示す。図1Bは、管への樹脂充填を示す。図1Cは、管の上部への樹脂充填を示し、図1Dは、ドリルを使用した彫刻後の最終形状を示す。図1Dの最終ピースを歯から取り外し、このプラスチックピースを金属に融合させる研究所に送り、一般的に鋳造金属コアと呼ばれる金属ピースに変形させる。
第2の方法は、図2に示すように、金属又は繊維(最も一般的にはガラス繊維)で事前製造されたピンを使用する方法である。これらの場合、コア(本明細書では締結要素と称される)は、管内にピンを直接セメント接着した後、樹脂で歯冠部を製造することにより得られ、鋳造金属コアの場合に必要な研究所段階を必要としない。
事前製造繊維ピンは、金属ピンのように腐食しないため、早期脱落しないことに加えて、患者の口内に金属味を生じさせないという利点がある。加えて、これらの事前製造繊維ピンの弾性率(可撓性)は約18GPaであり、歯冠部の象牙質が約20GPa、歯根部の象牙質が9GPa~10GPaであるのと同程度である。繊維ピンのこの可撓性により、繊維ピンに過度の力がかかっても屈曲して衝撃を吸収し、歯根に伝えないため、繊維ピン設置場所での歯根破折のリスクを最小限に抑えることができる。
金属ピンに過度の力がかかった場合、それらが事前製造されたものであろうと金属で鋳造されたものであろうと、繊維ピンのように屈曲しないため、受けた力を歯に伝え、歯根を破折させ、その結果歯が失われる。
加えて、事前製造繊維ピンは、ガラス繊維ピンのように白く作ることができ、専門家がより見た目のよい補綴物を製造することができ、患者により受け入れられやすい。
しかし、事前製造ピンは、治療された管の直径に近い範囲で製造されるが、これらは全ての管の直径に完全に適応しないという課題がある。この部分的な適応の結果、事前製造繊維ピンは保持能力の一部を失い、管内にセメント接着された後に歯根から移動することができてしまう。この変位により、歯科医はこのピンで行われた補綴物を失う可能性がある。
事前製造ガラス繊維ピンの別の主な課題は、歯冠部が、その上に加えられる咀嚼負荷に耐えるために、機械的強度の低い複合樹脂で造られていることである。
この意味で、歯根部における事前製造ピンの適応不良を解決し、かつ歯冠部の機械的強度を高めるために、複数の提案が提出された。
特許文献1(欧州特許出願公開第1925269号、特許付与日:2009年11月18日、出願人:HARALD E. NORDIN及びPETER NORDIN、発明の名称「Tooth root channel anchorage assembly」)は、歯根の上、すなわち既に設置された事前製造ピン上に位置決めされ、したがって事前製造ピン上に補綴物を支持する上部構造を提供する唯一の機能を持つ中空構造を記載している。
特許文献1は、ピンが管内に位置決めされたときに「歯冠要素」のみにより高い保持力を提供することを目的としているため、本発明とは異なる。一方本発明は、歯根締結要素を、ピンと共にチャネルに内部的に位置決めされた状態で提示する。
特許文献2(米国特許第5816816号、特許付与日:1998年10月06日、出願人:PRACTICON INC、発明の名称「Method of producing fiber reinforced dental post and resulting dental post」)は、将来ピン上に設置される補綴物を支持することを目的とした、歯根管に設置されるピンを作成するための方法を記載している。ピンの下部には閉じた編組繊維ロープを使用し、編組繊維ロープは中空マンドレルを受け入れ、順次、管内に位置決めされる。次いで、中空マンドレルに針を刺し、樹脂を注入すると同時にマンドレルを管から取り外す。ここで樹脂が充填された「ロープマンドレル」セットが、将来の補綴物を支持するピンとなる。
特許文献2によって得られるピンは、従来技術から既に知られている従来のピンと同様に挙動し、製造工程のみが異なることに留意することが重要である。このシステムは、樹脂で充填されるロープの形態の中空締結要素を有するが、本発明のピンを含む要素の目的が歯根管に設置されたシステムのより大きな解剖学的適合を促進することであるため、類似性はない。
特許文献3(欧州特許出願公開第0809475号、特許付与日:2000年12月1日、出願人:SOCIETE DE RECHERCHES TECHNIQUES DENTAIRES R. TD、発明の名称「Self-locking Dental Post」)は、将来ピン上に位置決めされる補綴物を支持するための、管に挿入されるピンを得る工程を記載している。当該特許の工程は、中央部分の剛性要素と外側部分の未硬化材料とを含み、この未硬化材料は、管内に位置決めされたときに同じ壁を形成し、次いで管内に締結されたままであるように硬化される。この技術の課題は、準備された歯根管内で補綴要素を完全に重合させることができず、また最終重合のための管要素の取り外しができず、不完全な重合によってピンが脆弱なままとなることである。
本発明では、特許文献3とは異なり、本発明の要素の1つは、システムが管の壁に付着するのを防ぐ絶縁体として機能する可撓性スリーブを備え、したがって、管外で重合を完了するためにシステムを取り外すことができ、これにより使用に適した最終強度が保証される。
特許文献4(米国特許第5326263号、特許付与日:1994年7月05日、出願人:BERNARD WEISSMAN、発明の名称「Light-curable tooth reinforcement」)は、可撓性ピンを管に挿入し、次いでこの可撓性ピンにピンと管の壁との間の空の空間を占める未硬化樹脂を充填することを記載している。次いで、樹脂の部分硬化を行った後、管からセットを取り外して最終硬化を行う。その結果、管構造に適合したピンが得られる。
上述の特許文献4は、管外での最終重合のためにセットを取り外す可能性を肯定しているが、実際にはこのセットの取り外し手順は複雑であり、管の壁に付着することで失敗する差し迫ったリスクがあることが知られている。この点、本発明は、セット(重合繊維)が管の壁に付着するのを防ぐ可撓性材料のスリーブを含み、最終重合のためのセットの取り外しができる点で、特許文献4とは異なる。
特許文献5(米国特許第6183253号、特許付与日:2001年2月6日、出願人:BILLET GILLES、発明の名称「Endodontic insert pre-impregnated with reinforcing fibers for filling the dental canal」)は、セットを記載し、延性コアが、樹脂が事前含浸された1つ以上の同心スリーブでコーティングされ、この樹脂は、さらなる重合のための歯根管への挿入前及び挿入中に、可鍛性と解剖学的機能を想定できる。この特許は、同じ材料を使用して歯根管を充填し、残りの歯の構造を補強することを提供する。加えて、繊維の向きに合わせてコアとスリーブが配置され、管への挿入時に圧縮されてセットの体積が変化すると記載されている。
この特許は、事前製造コアを使用する必要があり、最終光重合のための管からのセットの取り外しが不可能であるため、本発明とは異なる。
特許文献6(米国特許第10426573号、特許付与日:2019年10月1日、出願人:MARTIN DAVID LEVIN、発明の名称「Customized root canal obturation colors and methods of making customized root canal obturation cores」)は、歯根管が提示する輪郭に近似しようとする、事前製造された輪郭を持つ単一ピースコアを記載している。コアは、シーリング材料の有無にかかわらず使用することができ、閉塞をカスタマイズするには、事前製造ピンと管の輪郭とをより良く組み合わせるために3次元画像を使用すべきである。
特許文献6は、記載されているように、1つのステップで歯根管への解剖学的適合を促進する要素がなく、補助撮像システムを使用する必要がある点で、本発明とは異なる。また、当該特許は、あらゆる種類の繊維及びその配置に基づくシステムを含まないことに留意されたい。
特許文献7(米国特許第5165893号、特許付与日:1992年11月24日、出願人:RONALD A. THOMPSON、発明の名称「Method and device for filling and sealing root canals of teeth」)は、歯根管を充填し封止する方法を記載し、また、その方法を実現する装置を提供している。この装置は、挿入後に歯根管の壁の輪郭に適合する非剛性で可撓性かつ拡張可能な材料のコーティングを含み、その外面にシーラー又は結合材料のコーティングを有し、これによりコーティングが拡張又は膨張したときに歯根管系の象牙質に付着する。
特許文献7は、コーティング材料の取り外しを提供せず、あらゆる種類の繊維及びその配置に基づくシステムを含まず、ピンと歯冠の締結にも使用できないため、本発明とは異なる。
特許文献8(国際公開第2002/030647号、公開日:2002年4月18日、出願人:CARBOTECH、発明の名称「composite materials, method for use」)は、例えば歯科補綴物のような硬化後の異なるシステムを封じ込め、操作し、成形及び形成するために封止シースシステムに挿入された、事前含浸繊維からなる複合材料を記載している。
特許文献8は、事前含浸繊維の存在を単方向レイアウトで示し、歯冠及び/又は歯根補綴系への適用中に事前製造ピンを併用する可能性に言及しておらず、また、複合体の2段階での硬化の適用を予見していないため、本発明とは異なる。
こうして見て分かるように、上述の文献のいずれも、歯冠を支持する歯根締結要素を作るための、配置の異なる補強材料で充填された歯根部と歯冠部とを有する、可撓性かつ成形可能な材料の、歯根管の壁に付着しないスリーブからなる歯根管への挿入システムを提案していない。
最後に、本発明は、スリーブを備えるため、歯根管からシステムを取り外して管の外部で重合を完了することができる。これは、引用された先行技術文献のいずれにも当てはまらない。重要なこととして、現行の重合システムでは、未硬化の複合システムを管内で完全に重合させることができないことを強調しておく。
欧州特許出願公開第1925269号明細書 米国特許第5816816号明細書 欧州特許出願公開第0809475号明細書 米国特許第5326263号明細書 米国特許第6183253号明細書 米国特許第10426573号明細書 米国特許第5165893号明細書 国際公開第2002/030647号
上述の課題を解決するために、本発明は、歯冠を支持する歯根締結要素を得るための歯根管への挿入システムに対して大きな利点を提供する。
本発明の目的は、可撓性スリーブを備える、歯冠を支持する歯根締結要素を得るための歯根管への挿入システムを提供することであり、可撓性スリーブは、円錐形状又は平行形状の中心内腔を有する歯根管内腔とほぼ等しい形状及び直径の歯根部と、使用される歯冠よりわずかに小さい形状の歯冠部と、を備える。可撓性スリーブの歯根部は、その長さに平行に位置決めされた長手方向/一方向繊維で充填され、未硬化ポリマーマトリックスが含浸されている。可撓性スリーブの歯冠部は、細断繊維(chopped fibers)、又はブランケット若しくは不織布の形態の多方向に配置された繊維で充填され、未硬化ポリマーマトリックスが含浸されている。
加えて、本発明は、歯根管への挿入システムを用いて、歯冠を支持する歯根締結要素を得るための方法を提供する。本方法は、管への挿入システムの可撓性スリーブに繊維とポリマーマトリックスを充填するステップと、繊維とポリマーマトリックスで充填された可撓性スリーブを歯根管に挿入するステップと、管への挿入システムを歯根管内で予備重合するステップと、歯根管の予備重合された歯根管への挿入システムを取り外すステップと、システムを歯根管外で最終重合するステップと、システムから可撓性スリーブを取り外し、歯冠を支持する歯根締結要素を形成するステップと、を含む。
さらに、本発明は、提案された方法によって得られる、歯冠を支持する歯根締結要素を提供する。
従来技術から知られている、歯根管へのプラスチックピンの挿入を示す。 従来技術から知られている、歯根管への樹脂充填を示す。 従来技術から知られている、歯根管の上部分への樹脂充填を示す。 従来技術から知られている、ドリルを使用した彫刻後の締結要素の最終形状を示す。 上述の第2の従来技術の方法による、金属又は繊維で作られた事前製造ピンの使用を示す。 長手方向繊維及び多方向繊維を有するスリーブを示す、本発明の歯根管への挿入システムの好ましい実施形態を示す。 歯根管内に適切に位置決めされた、本発明の歯根管への挿入システムの好ましい実施形態を示す。 事前製造ピンが繊維の間に挿入されている、本発明の歯根管への挿入システムの好ましい実施形態を示す。 本発明のシステムの光予備重合を示す。 樹脂を含浸させた繊維の予備重合(管内)を行った後の、管内からの本発明のシステムの取り外しを示す。 封じ込めスリーブの有無にかかわらず行うことができる、本発明の歯根管への挿入システムの歯根管外での最終重合手順を示す。 スリーブなしで、歯根管内にセメント接着された、本発明の歯根管への挿入システムを示す。 本発明のシステムのスリーブの歯根部を示す。 本発明のシステムのスリーブの歯冠部を示す。 多方向繊維による歯冠部の充填及び平行方向繊維による歯根部の充填を詳細に示す。
添付の図面及び以下の説明を参照することにより、本発明の構造及び使用とさらなる利点について、より良く理解することができる。
本発明は異なる実施形態で提示することができるが、図面を伴う本発明の詳細は、好ましい実施形態を示し、本発明の原理の一例として考慮されるべきであり、限定ではないことを強調しておく。
図3A~図3G及び図4及び図5に示すように、好ましい実施形態では、本発明は、歯冠を支持する歯根締結要素14を得るために歯根管12(例えば図3B参照)に挿入するように構成された、繊維システム等のシステム10を開示する。システム10は、可撓性スリーブ16を備えてもよく、可撓性スリーブは、歯根管部18と歯冠部20の2つの部を備える。可撓性スリーブ16は、繊維22、24等の繊維を受け入れるように構成されてもよい。歯根管部18は、円錐形状又は平行形状の中心内腔を有する歯根管内腔とほぼ等しい形状及び直径、好ましくは長さ5mm~25mmであってもよく、壁の厚さは好ましくは0.1mm~0.5mmであってもよい。歯冠部20は、使用される歯冠よりわずかに小さい形状であってもよく、歯冠部20の壁の厚さは好ましくは0.1mm~0.5mmである。
繊維システム10の充填に関して、歯冠部20の繊維24と歯根部18の繊維22は、咀嚼工程の様々な力により良く耐えるために、異なるように配置され、本発明のシステムによって得られる歯根締結要素14の強度を高めていることを強調しておく。
図3Aを参照すると、可撓性スリーブ16の歯根部18は、好ましくは、その長さに平行に位置決めされた長手方向/一方向繊維22で充填され、未硬化ポリマーマトリックス(樹脂)が含浸されている。可撓性スリーブ16の歯冠部20は、好ましくは、細断繊維24、又はブランケット若しくは不織布の形態の多方向に配置された繊維で充填され、未硬化ポリマーマトリックス(樹脂)が含浸されている。
歯冠部の繊維は、細断、多方向、ランダム、連続、非連続、編組、インターレース、又は他の形態の配置とすることができ、ポリマーマトリックスに含浸されている。
可撓性スリーブは、例えば、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコーン、シリコーンゴム、又はこれらの混合物等の1つ以上のポリマー材料で作られる。
スリーブの充填に使用される繊維は、ガラス、石英、炭素、ポリアミド、アラミド繊維及び/又はこれらの混合物を含む群から選択される繊維である。いくつかの実施形態では、ガラス繊維及び/又は石英繊維が好ましく、繊維充填率は、繊維とポリマーマトリックスの合計に対して繊維体積の30%~80%である。すなわち、繊維は、繊維とポリマーマトリックスとの組合せが占める総体積の30%~80%を占めてもよい。
可撓性スリーブ内の繊維の含浸に使用されるポリマーマトリックスは、好ましくはBIS-GMA樹脂系ポリマーマトリックスである。しかしながら、いくつかの実施形態では、ポリマーマトリックスは、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリイミド、ポリアクリレート、ポリウレタン、ビニルエステル、エポキシ樹脂等のエポキシ系材料、スチレン、スチレンアクリロニトリル、ABSのポリマー、ポリスルホン、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリフェニレンスルフィド、アクリルモノマー、メタクリルモノマー、又はこれらの混合物を含んでもよい。ポリマーマトリックスは、化学硬化、熱硬化、物理硬化、又はこれらの組合せに基づく。
可撓性スリーブにおいて、繊維とポリマーマトリックスとの結合部が強化複合材料を形成する。また、締結システムの当該強化複合材料は、ポリマーマトリックス中に放射線不透過剤と分散顔料を含有してもよく、放射線不透過剤と顔料は、例えば、シリカ、リン酸カルシウム、硫酸バリウム、アルミナ、ジルコニア、酸化スズ、酸化タンタル、酸化ニオブ、酸化チタン、ポリ(メタクリレート)、及びこれらの混合物等の1つ以上の要素である。
特に図3D及び図3Eを参照すると、スリーブ16は、歯根管12の管壁28と直接接触するのを避けるために、繊維22、24を絶縁及び封じ込めすることができ、歯冠を支持する歯根締結要素14を得る前に、最終重合のためにシステム10を取り外すことができる。
歯根管の直径と円錐度が異なることを考慮すると、可撓性スリーブ16は、歯根管12に位置決めされたとき、非重合繊維を含む歯根管への挿入システム10が解剖学的に並置することによって導管の壁に適応する。
可撓性材料スリーブがあることで、断熱要素として機能し、繊維と樹脂が歯根管の壁に付着することができない。これにより、予備硬化後、本発明の歯根管への挿入システムは、導管外での最終重合への取り外しの影響を受けやすくなり、歯冠を支持する歯根締結要素を得ることができる。
図3Cを参照すると、選択的な実施形態では、剛性又は半剛性の、複合材料又は非複合材料の1つ以上の事前製造ピン5を、歯根管内での繊維の重合前に、複合材料内で歯根管に導入することができる。例えば、ピン5は、可撓性スリーブ16の開口部4から挿入するように構成されてもよい。
1つ以上の事前製造ピン5を使用することは、歯根を強化し、及び/又は歯に設置される補綴物を固定し、歯冠を支持する歯根締結要素の強度をさらに高めることを目的とする。
当該事前製造ピン5は、直径、円錐形、及び形状が異なることができ、これにより、本発明と併せて使用されるとき、管壁に対して非重合繊維を機械的に押し付けるため、任意の管サイズに適合させることができる。
この文脈において、本発明に記載された歯根管への挿入システムにより、完全な歯冠、歯根、又は歯冠歯根締結要素を得ることができ、すなわち、同時に又は別々に、歯冠部及び歯根部を有する締結要素(コア)を得ることができる。
加えて、本発明は、図3D~3Gに示すように、歯根管への挿入システムを用いて歯冠を支持する歯根締結要素を得るための方法を提供し、以下のステップを含む。
-歯根管12への挿入システム10の可撓性スリーブ16に繊維22、24とポリマーマトリックスを充填するステップ。
-繊維22、24とポリマーマトリックスで充填された可撓性スリーブ16を歯根管12に挿入するステップ。
-システム10を歯根管12内で予備重合するステップ。
-システム10を歯根管12から取り外すステップ。
-システム10を歯根管12外で最終重合するステップ。
-システム10から可撓性スリーブ16を取り外し、歯冠を支持する歯根締結要素14を形成するステップ。
重合は、光硬化、化学硬化、又は二重(光及び化学)重合とすることができる。
さらに、本発明は、開口部4(例えば図3A及び図3B参照)を備える、歯根部3と、歯冠部2と、又は完全歯冠歯根部と、を備える、歯冠を支持する歯根締結要素12を提供する。いくつかの実施形態では、開口部は、歯根締結要素12によって画定されてもよく、事前製造ピン5を受け入れるように構成されてもよい。
本発明の歯冠を支持する歯根締結要素12は、曲げ強度が300Mpa~1800Mpaである。
図3Bを参照すると、歯根締結要素は、熱硬化セメント、化学硬化セメント、物理硬化セメント、又はこれらの組合せによって、歯根管12の内壁28に接線方向に締結される。
このように、本発明のいくつかの実施形態のみを示したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、歯根管に挿入するための締結システムの異なる省略、置換及び変更が当業者によって行われ得ることが理解されよう。
実質的に同じ方法で同じ機能を果たし、同じ結果を達成する要素の全ての組合せが、本発明の範囲内であることが明示されている。1つの実施形態から別の実施形態への要素の置換も、完全に意図され、企図されている。
また、図面は必ずしも縮尺通りではなく、概念的なものに過ぎないことを理解する必要がある。

Claims (16)

  1. 歯冠を支持する歯根締結要素を得るための歯根管への挿入システムであって、
    前記システムは、可撓性スリーブを備え、
    前記可撓性スリーブは、円錐形状又は平行形状の中央内腔を有する歯根管内腔とほぼ等しい形状及び直径の歯根部と、使用される歯冠よりわずかに小さい形状の歯冠部と、を備え、
    前記可撓性スリーブの前記歯根部は、その長さに平行に位置決めされた長手方向又は一方向繊維で充填され、未硬化ポリマーマトリックスが含浸され、
    前記可撓性スリーブの前記歯冠部は、開口部を通して、細断繊維、又はブランケット若しくは不織布の形態の多方向に配置された繊維で充填され、未硬化ポリマーマトリックスが含浸されている、システム。
  2. 前記可撓性スリーブは、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコーン、シリコーンゴム、又はこれらの混合物を含むポリマー材料から製造される、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記スリーブの充填に使用される前記繊維は、ガラス、石英、炭素、ポリアミド、アラミド繊維、又はこれらの混合物を含み、
    前記繊維は、前記繊維とポリマーマトリックスとの組合せが占める体積の30%~80%を占める、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記スリーブの充填に使用される前記繊維は、ガラス、石英、又はこれらの組合せを含み、
    前記繊維は、前記繊維とポリマーマトリックスとの組合せが占める体積の30%~80%を占める、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記可撓性スリーブ内の前記繊維の含浸に使用される前記ポリマーマトリックスは、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリイミド、ポリアクリレート、ポリウレタン、ビニルエステル、エポキシ樹脂等のエポキシ系材料、スチレン、スチレンアクリロニトリル、ABSのポリマー、ポリスルホン、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリフェニレンスルフィド、アクリルモノマー、メタクリルモノマー、又はこれらの混合物の樹脂を含む、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記ポリマーマトリックスは、化学硬化、熱硬化、物理硬化、又はこれらの組合せに基づく、請求項5に記載のシステム。
  7. 前記可撓性スリーブ内の前記繊維の含浸に使用される前記ポリマーマトリックスは、BIS-GMA樹脂を含む、請求項5に記載のシステム。
  8. 前記ポリマーマトリックスは、化学硬化、熱硬化、物理硬化、又はこれらの組合せに基づく、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記可撓性スリーブにおいて、前記繊維と前記ポリマーマトリックスとの結合部が、強化複合材料を形成する、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記強化複合材料が、前記ポリマーマトリックス中に放射線不透過剤と分散顔料を含有し、
    前記放射線不透過剤と分散顔料は、シリカ、リン酸カルシウム、硫酸バリウム、アルミナ、ジルコニア、酸化スズ、酸化タンタル、酸化ニオブ、酸化チタン、ポリ(メタクリレート)、又はこれらの混合物を含む、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記歯根管内での前記繊維の重合前に、前記可撓性スリーブ内の前記強化複合材料内に挿入される、剛性又は半剛性の、複合材料又は非複合材料の1つ以上の事前製造ピンをさらに備える、請求項9に記載のシステム。
  12. 歯冠を支持する歯根締結要素を得るための方法であって、
    歯根管に挿入するための可撓性スリーブに繊維とポリマーマトリックスを充填するステップと、
    繊維とポリマーマトリックスで充填された前記可撓性スリーブを前記歯根管に挿入するステップと、
    前記可撓性スリーブを前記歯根管内で予備重合するステップと、
    前記歯根管から前記可撓性スリーブを取り外すステップと、
    前記可撓性スリーブを前記歯根管外で重合するステップと、
    重合した前記繊維とポリマーマトリックスから前記可撓性スリーブを取り外し、歯冠を支持する前記歯根締結要素を形成するステップと、を含む、方法。
  13. 重合は、光硬化、化学硬化、又はその両方によって起こる、請求項12に記載の方法。
  14. 歯冠を支持するように構成された歯根締結要素であって、
    前記歯根締結要素は、歯根部と、歯冠部と、又は完全歯冠歯根部と、を備え、
    歯根管に挿入するための可撓性スリーブに繊維とポリマーマトリックスを充填するステップと、
    繊維とポリマーマトリックスで充填された前記可撓性スリーブを前記歯根管に挿入するステップと、
    前記可撓性スリーブを前記歯根管内で予備重合するステップと、
    前記歯根管から前記可撓性スリーブを取り外すステップと、
    前記可撓性スリーブを前記歯根管外で重合するステップと、
    重合した前記繊維とポリマーマトリックスから前記可撓性スリーブを取り外し、歯冠を支持する前記歯根締結要素を形成するステップと、を含む方法によって製造される、歯根締結要素。
  15. 前記歯根締結要素は、曲げ強度が300MPa~1800MPaの範囲である、請求項14に記載の歯根締結要素。
  16. 前記締結要素は、化学セメント、物理重合セメント、又はその両方を採用することによって、歯根管の内壁に接線方向に締結される、請求項14に記載の歯根締結要素。
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