JP2023538302A - 高速アップリンクシグナリングを使用する低レイテンシ測位のためのシステムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
測位セッション中に、ユーザ機器(UE)が、ロケーションサーバからのロケーションサービス情報についての要求に応答するための早期アップリンク許可を提供される。ロケーションサービス情報は、たとえば、測位能力についての要求、測位測定または位置推定値についての要求であり得、単一、周期的、またはトリガされたロケーション情報についての要求であり得る。早期アップリンク許可は、測位測定が完了される前にアップリンク許可を必要とすることより前にUEによって要求され得る。ロケーションサーバは、ロケーションサーバがUEに情報についての要求を送る同じ時間に、またはほぼ同じ時間に、早期アップリンク許可を誘発し得る。早期アップリンク許可は、UEがロケーション情報についての要求に対する応答を提供する際のレイテンシを低減するために、高優先度または緊急の関係する測位セッション中に使用され得る。【選択図】図2
Description
米国特許法第119条に基づく優先権の主張
[0001]本出願は、その両方が本出願の譲受人に譲渡され、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2020年8月24日に出願された「SYSTEM AND METHODS FOR LOW LATENCY POSITIONING USING FAST UPLINK SIGNALING」と題する米国仮出願第63/069,433号、および2021年8月17日に出願された「SYSTEM AND METHODS FOR LOW LATENCY POSITIONING USING FAST UPLINK SIGNALING」と題する米国非仮出願第17/404,874号の利益および優先権を米国特許法第119条のもとで主張する。
[0001]本出願は、その両方が本出願の譲受人に譲渡され、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2020年8月24日に出願された「SYSTEM AND METHODS FOR LOW LATENCY POSITIONING USING FAST UPLINK SIGNALING」と題する米国仮出願第63/069,433号、および2021年8月17日に出願された「SYSTEM AND METHODS FOR LOW LATENCY POSITIONING USING FAST UPLINK SIGNALING」と題する米国非仮出願第17/404,874号の利益および優先権を米国特許法第119条のもとで主張する。
[0002]本開示は、一般に通信に関し、より詳細には、第5世代(5G)ワイヤレスネットワークによってサービスされるユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするための技法に関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、第1世代アナログワイヤレス電話サービス(1G)、第2世代(2G)デジタルワイヤレス電話サービス(中間の2.5Gおよび2.75Gネットワークを含む)、第3世代(3G)高速データ、インターネット対応ワイヤレスサービスならびに第4世代(4G)サービス(たとえば、LTE(登録商標)またはWiMax(登録商標))を含む、様々な世代を通じて発展してきた。第5世代(5G)新無線(NR)規格は、改善の中でも、より高いデータ転送速度と、より多い数の接続と、より良いカバレージとを必要とする。次世代モバイルネットワークアライアンスによる5G NRは、数万人のユーザの各々に数十メガビット毎秒のデータレートを提供し、オフィスフロア上の数十人の労働者に1ギガビット毎秒のデータレートを提供するように設計されている。
[0004]適用例によっては、極めて低いレイテンシでワイヤレス通信システムを通してモバイルデバイスのロケーションを取得することが可能であることが、有用または必須であり得る。そのような適用例の例は、モバイルデバイスからの緊急呼に関連するロケーション、自動化された工場または倉庫中でのような産業用モノのインターネット(IIoT)に関与する適用例、および/あるいは無人運転車または無人航空機(UAV)などの自動化されたデバイスに関与する適用例を含むことができる。
[0005]測位セッション中に、ユーザ機器(UE)が、ロケーションサーバからのロケーションサービス情報についての要求に応答するための早期アップリンク許可を提供される。ロケーションサービス情報は、たとえば、測位能力についての要求、測位測定(positioning measurement)または位置推定値(position estimate)についての要求であり得、単一、周期的、またはトリガされたロケーション情報についての要求であり得る。早期アップリンク許可は、たとえば、測位測定が完了される前に、アップリンク許可を必要とすることより前にUEによって要求され得る。ロケーションサーバは、たとえば、ロケーションサーバがUEに情報についての要求を送る同じ時間に、またはほぼ同じ時間に、早期アップリンク許可を誘発し得る。早期アップリンク許可は、UEがロケーション情報についての要求に対する応答を提供する際の遅延を低減するために、たとえば、高優先度または緊急の関係する測位セッション中に、使用され得る。
[0006]一実装形態では、ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするための、UEによって実施される方法が、ロケーションサーバからロケーション情報についての要求を受信することと、UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局からアップリンク許可を受信することと、アップリンク許可を使用してロケーションサーバにロケーション情報を送ることとを含む。
[0007]一実装形態では、ユーザ機器(UE)が、UEのためのロケーションサービスをサポートするために構成され、ワイヤレスネットワークにおいて他のエンティティと通信するように構成されたワイヤレストランシーバと、少なくとも1つのメモリと、ワイヤレストランシーバおよび少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを備え、少なくとも1つのプロセッサは、ワイヤレストランシーバを介して、ロケーションサーバからロケーション情報についての要求を受信することと、ワイヤレストランシーバを介して、UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局からアップリンク許可を受信することと、ワイヤレストランシーバを介して、アップリンク許可を使用してロケーションサーバにロケーション情報を送ることと、を行うように構成される。
[0008]一実装形態では、ユーザ機器(UE)が、UEのためのロケーションサービスをサポートするために構成され、ロケーションサーバからロケーション情報についての要求を受信するための手段と、UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局からアップリンク許可を受信するための手段と、アップリンク許可を使用してロケーションサーバにロケーション情報を送るための手段とを備える。
[0009]一実装形態では、非一時的コンピュータ可読記憶媒体が、その上に記憶されたプログラムコードを含み、プログラムコードは、ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするためのUE中の少なくとも1つのプロセッサを構成するように動作可能であり、プログラムコードは、ロケーションサーバからロケーション情報についての要求を受信することと、UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局からアップリンク許可を受信することと、アップリンク許可を使用してロケーションサーバにロケーション情報を送ることと、を行うための命令を備える。
[0010]一実装形態では、ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするための、ロケーションサーバによって実施される方法が、ロケーションサービスに関係する情報についての要求をUEに送ることと、UEが要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを基地局に送ることと、アップリンク許可を使用してUEによって送られた、要求に対する応答をUEから受信することとを含む。
[0011]一実装形態では、ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするために構成されたロケーションサーバが、ワイヤレスネットワークにおいて他のエンティティと通信するように構成された外部インターフェースと、少なくとも1つのメモリと、外部インターフェースおよび少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを備え、少なくとも1つのプロセッサは、外部インターフェースを介して、ロケーションサービスに関係する情報についての要求をUEに送ることと、外部インターフェースを介して、UEが要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを基地局に送ることと、外部インターフェースを介して、アップリンク許可を使用してUEによって送られた、要求に対する応答をUEから受信することとを行うように構成される。
[0012]一実装形態では、ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするために構成されたロケーションサーバが、ロケーションサービスに関係する情報についての要求をUEに送るための手段と、UEが要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを基地局に送るための手段と、アップリンク許可を使用してUEによって送られた、要求に対する応答をUEから受信するための手段とを備える。
[0013]一実装形態では、非一時的コンピュータ可読記憶媒体が、その上に記憶されたプログラムコードを含み、プログラムコードは、ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするためのロケーションサーバ中の少なくとも1つのプロセッサを構成するように動作可能であり、プログラムコードは、ロケーションサービスに関係する情報についての要求をUEに送ることと、UEが要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを基地局に送ることと、アップリンク許可を使用してUEによって送られた、要求に対する応答をUEから受信することと、を行うための命令を備える。
[0014]一実装形態では、ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするための、基地局によって実施される方法が、UEがロケーションサービスに関係する情報についてのロケーションサーバからの要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを受信することと、UEがロケーションサービスに関係する情報についての要求に対する応答を送る準備ができる前に、UEにアップリンク許可を送ることと、アップリンク許可を使用してUEから送られた、情報についての要求に対する応答を受信し、ロケーションサーバにフォワーディングすることと、を含む。
[0015]一実装形態では、ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするために構成された基地局が、ワイヤレスネットワークにおいて他のエンティティと通信するように構成された外部インターフェースと、少なくとも1つのメモリと、外部インターフェースおよび少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを備え、少なくとも1つのプロセッサは、外部インターフェースを介して、UEがロケーションサービスに関係する情報についてのロケーションサーバからの要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを受信することと、外部インターフェースを介して、UEがロケーションサービスに関係する情報についての要求に対する応答を送る準備ができる前に、UEにアップリンク許可を送ることと、外部インターフェースを介して、アップリンク許可を使用してUEから送られた、情報についての要求に対する応答を受信し、ロケーションサーバにフォワーディングすることとを行うように構成される。
[0016]一実装形態では、ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするために構成された基地局が、UEがロケーションサービスに関係する情報についてのロケーションサーバからの要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを受信するための手段と、UEがロケーションサービスに関係する情報についての要求に対する応答を送る準備ができる前に、UEにアップリンク許可を送るための手段と、アップリンク許可を使用してUEから送られた、情報についての要求に対する応答を受信し、ロケーションサーバにフォワーディングするための手段と、を備える。
[0017]一実装形態では、非一時的コンピュータ可読記憶媒体が、その上に記憶されたプログラムコードを含み、プログラムコードは、ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするための基地局中の少なくとも1つのプロセッサを構成するように動作可能であり、プログラムコードは、UEがロケーションサービスに関係する情報についてのロケーションサーバからの要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを受信することと、UEがロケーションサービスに関係する情報についての要求に対する応答を送る準備ができる前に、UEにアップリンク許可を送ることと、アップリンク許可を使用してUEから送られた、情報についての要求に対する応答を受信し、ロケーションサーバにフォワーディングすることとを行うための命令を備える。
[0018]本明細書で開示される態様に関連する他の目的および利点は、添付の図面および発明を実施するための形態に基づいて当業者に明らかになるであろう。
[0019]添付の図面は、本開示の様々な態様の説明を助けるために提示され、態様の限定ではなく、単に態様の例示のために提供される。
[0029]異なる図面中の同じ参照ラベルをもつ要素、段階、ステップ、および/またはアクションは、互いに対応し得る(たとえば、互いに同様または同等であり得る)。さらに、様々な図面中のいくつかの要素は、数字のプレフィックスと、それに続くアルファベットまたは数字のサフィックスとを使用してラベリングされる。同じ数字のプレフィックスをもつが異なるサフィックスをもつ要素は、同じタイプの要素の異なるインスタンスであり得る。サフィックスをもたない数字のプレフィックスは、この数字のプレフィックスをもつ要素を参照するために本明細書で使用される。たとえば、基地局の異なるインスタンス110-1、110-2、110-3が図1に示されている。その場合、基地局110の参照は、基地局110-1、110-2、110-3のいずれかを指す。
[0030]本開示の態様が、説明のために提供される様々な例を対象とする以下の説明および関連する図面において提供される。本開示の範囲から逸脱することなく、代替態様が考案され得る。さらに、本開示の関連する詳細を不明瞭にしないように、本開示のよく知られている要素については詳細に説明されないか、または省略される。
[0031]「例示的」および/または「例」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用される。本明細書で「例示的」および/または「例」として説明されるいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきであるとは限らない。同様に、「本開示の態様」という用語は、本開示のすべての態様が、説明される特徴、利点または動作モードを含むことを必要としない。
[0032]以下で説明される情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを当業者は諒解されよう。たとえば、以下の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、部分的に特定の適用例、部分的に所望の設計、部分的に対応する技術などに応じて、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0033]さらに、多くの態様が、たとえば、コンピューティングデバイスの要素によって実施されるべき一連のアクションに関して説明される。本明細書で説明される様々なアクションは、特定の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、または両方の組合せによって実施され得ることを認識されよう。さらに、本明細書で説明される一連のアクションは、実行時に、本明細書で説明される機能をデバイスの関連するプロセッサに実施させるかまたは実施するように命令するコンピュータ命令の対応するセットを記憶した任意の形態の非一時的コンピュータ可読記憶媒体内で全体として実施されるべきものと見なされ得る。したがって、本開示の様々な態様は、請求される主題の範囲内に入ることがすべて企図されているいくつかの異なる形態で実施され得る。さらに、本明細書で説明される態様の各々について、任意のそのような態様の対応する形態は、本明細書では、たとえば、説明されるアクションを実施する「ように構成された論理」として説明され得る。
[0034]本明細書で使用される「ユーザ機器」(UE)および「基地局」という用語は、別段に記載されていない限り、いずれかの特定の無線アクセス技術(RAT)に固有であるかまたは他の方法でそれに限定されることを意図されていない。概して、UEは、ワイヤレス通信ネットワークを介して通信するためにユーザによって使用される任意のワイヤレス通信デバイス(たとえば、モバイルフォン、ルータ、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、追跡デバイス、ウェアラブル(たとえば、スマートウォッチ、グラス、拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセットなど)、車両(たとえば、自動車、オートバイ、自転車など)、モノのインターネット(IoT)デバイスなど)であり得る。UEは、モバイルであり得るかまたは(たとえば、いくつかの時間において)固定であり得、無線アクセスネットワーク(RAN)と通信し得る。本明細書で使用される「UE」という用語は、「アクセス端末」または「AT」、「クライアントデバイス」、「ワイヤレスデバイス」、「加入者デバイス」、「加入者端末」、「加入者局」、「ユーザ端末」またはUT、「モバイル端末」、「移動局」、「モバイルデバイス」、あるいはそれらの変形形態と互換的に呼ばれることがある。概して、UEは、RANを介してコアネットワークと通信することができ、コアネットワークを通して、UEは、インターネットなどの外部ネットワークおよび他のUEと接続され得る。もちろん、ワイヤードアクセスネットワーク、(たとえば、IEEE802.11などに基づく)ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)ネットワークなどを介したものなど、コアネットワークおよび/またはインターネットに接続する他の機構もUEに対して可能である。
[0035]基地局は、それが展開されるネットワークに応じて、UEと通信しているいくつかのRATのうちの1つに従って動作し得、代替的に、アクセスポイント(AP)、ネットワークノード、ノードB、発展型ノードB(eNB)、(gNBとも呼ばれる)新無線(NR)ノードBなどと呼ばれることがある。さらに、いくつかのシステムでは、基地局は、純粋にエッジノードシグナリング機能を提供し得るが、他のシステムでは、それは、追加の制御および/またはネットワーク管理機能を提供し得る。UEがそれを通して基地局に信号を送ることができる通信リンクは、アップリンク(UL)チャネル(たとえば、逆方向トラフィックチャネル、逆方向制御チャネル、アクセスチャネルなど)と呼ばれる。基地局がそれを通してUEに信号を送ることができる通信リンクは、ダウンリンク(DL)または順方向リンクチャネル(たとえば、ページングチャネル、制御チャネル、ブロードキャストチャネル、順方向トラフィックチャネルなど)と呼ばれる。本明細書で使用されるトラフィックチャネル(TCH)という用語は、UL/逆方向トラフィックチャネルまたはDL/順方向トラフィックチャネルのいずれかを指すことができる。
[0036]「基地局」という用語は、単一の物理的送信ポイント、またはコロケートされることもされないこともある複数の物理的送信ポイントを指し得る。たとえば、「基地局」という用語が、単一の物理的送信ポイントを指す場合、物理的送信ポイントは、基地局のセルに対応する基地局のアンテナであり得る。「基地局」という用語が、複数のコロケートされた物理的送信ポイントを指す場合、物理的送信ポイントは、基地局の(たとえば、多入力多出力(MIMO)システムにおけるような、または基地局がビームフォーミングを採用する場合における)アンテナのアレイであり得る。「基地局」という用語が、複数のコロケートされない物理的送信ポイントを指す場合、物理的送信ポイントは、分散アンテナシステム(DAS)(トランスポート媒体を介して共通ソースに接続された、空間的に分離されたアンテナのネットワーク)またはリモートラジオヘッド(RRH)(サービング基地局に接続されたリモート基地局)であり得る。代替的に、コロケートされない物理的送信ポイントは、UEから測定報告を受信するサービング基地局と、UEが基準RF信号を測定しているネイバー基地局とであり得る。
[0037]UEの測位をサポートするために、ロケーションソリューションの2つの広いクラス、すなわち、制御プレーンおよびユーザプレーンが定義された。制御プレーン(CP)ロケーションでは、測位および測位のサポートに関係するシグナリングは、既存のネットワーク(およびUE)インターフェースを介して、およびシグナリングの転送に専用の既存のプロトコルを使用して、搬送され得る。ユーザプレーン(UP)ロケーションでは、測位および測位のサポートに関係するシグナリングは、インターネットプロトコル(IP)、伝送制御プロトコル(TCP)およびユーザデータグラムプロトコル(UDP)のようなプロトコルを使用して、他のデータの一部として搬送され得る。
[0038]第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))は、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))(2G)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)(3G)、LTE(4G)、および第5世代(5G)のための新無線(NR)に従って無線アクセスを使用するUEのための制御プレーンロケーションソリューションを定義した。これらのソリューションは、3GPP技術仕様(TS)23.271および23.273(共通部分)、43.059(GSMアクセス)、25.305(UMTSアクセス)、36.305(LTEアクセス)ならびに38.305(NRアクセス)において定義される。オープンモバイルアライアンス(OMA)は、同様に、GSMを用いる汎用パケット無線サービス(GPRS)、UMTSを用いるGPRS、あるいはLTEまたはNRを用いるIPアクセスなど、IPパケットアクセスをサポートするいくつかの無線インターフェースのいずれかにアクセスするUEの位置を特定するために使用され得るセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL::Secure User Plane Location)として知られるUPロケーションソリューションを定義した。
[0039]CPロケーションソリューションとUPロケーションソリューションの両方が、測位をサポートするためにロケーションサーバ(LS)を採用し得る。LSは、UEのためのサービングネットワークまたはホームネットワークの一部であるか、またはそこからアクセス可能であり得るか、あるいは、単に、インターネットを介してまたはローカルイントラネットを介してアクセス可能であり得る。UEの測位が必要とされる場合、LSは、UEとのセッション(たとえば、ロケーションセッションまたはSUPLセッション)を誘発し、UEによるロケーション測定と、UEの推定されたロケーションの決定とを協調させ得る。ロケーションセッション中に、ロケーションサーバは、UEの測位能力を要求し得(または、UEは要求なしにそれらを提供し得)、(たとえば、UEによって要求された場合、または要求がない場合)UEに支援データを提供し得、たとえば、支援GNSS(A-GNSS)、ダウンリンク到着時間差(DL-TDOA)、AoD、(マルチRTTとも呼ばれる)マルチセルRTT、および/または拡張セルID(ECID)位置方法(position method)のために、UEにロケーション推定値またはロケーション測定を要求し得る。支援データは、(たとえば、周波数、予想される到着時間、信号コーディング、信号ドップラーなど、これらの信号の予想される特性を提供することによって)GNSSおよび/またはPRS信号を収集し、測定するために、UEによって使用され得る。
[0040]「ロケーション測定」、「位置測定」および「測位測定」という用語が、同義であり、互換的に使用され得ることに留意されたい。同様に、「ロケーション推定値」、「位置推定値」および「測位推定値」という用語は、同義であり、互換的に使用され得る。
[0041]UEベース動作モードでは、支援データが、同じくまたは代わりに、(たとえば、支援データが、GNSS測位の場合の衛星エフェメリスデータ、または、たとえば、DL-TDOA、AoD、マルチRTTなどを使用する地上測位の場合の、基地局ロケーション、およびPRSタイミングなどの他の基地局特性を提供する場合)得られたロケーション測定からロケーション推定値を決定するのを助けるためにUEによって使用され得る。
[0042]UE支援動作モードでは、UEは、これらの測定に基づいて、および場合によっては他の知られているまたは構成されたデータ(たとえば、GNSSロケーションのための衛星エフェメリスデータ、または、たとえば、DL-TDOA、AoD、マルチRTTなどを使用する地上測位の場合の、基地局ロケーションおよび場合によってはPRSタイミングとを含む基地局特性)にも基づいて、UEの推定されたロケーションを決定し得るLSに、ロケーション測定を返し得る。
[0043]別のスタンドアロン動作モードでは、UEは、LSからの測位支援データなしにロケーション関係測定を行い得、さらに、LSからの測位支援データなしにロケーションまたはロケーションの変更を算出し得る。スタンドアロンモードで使用され得る位置方法は、(たとえば、UEが、GPS衛星およびGNSS衛星自体によってブロードキャストされたデータから衛星軌道データを取得する場合)GPSおよびGNSS、ならびにセンサーを含む。
[0044]3GPP CPロケーションの場合、LSは、LTEアクセスの場合には拡張サービングモバイルロケーションセンター(E-SMLC)、UMTSアクセスの場合にはスタンドアロンSMLC(SAS)、GSMアクセスの場合にはサービングモバイルロケーションセンター(SMLC)、または5G NRアクセスの場合にはロケーション管理機能(LMF)であり得る。OMA SUPLロケーションの場合、LSは、(i)UEのホームネットワーク中にあるかもしくはそれに関連する場合、またはロケーションサービスのための永続的サブスクリプションをUEに提供する場合、ホームSLP(HーSLP)、(ii)何らかの他の(非ホーム)ネットワーク中にあるかもしくはそれに関連する場合、またはネットワークに関連しない場合、発見SLP(D-SLP)、(iii)UEによって誘発された緊急呼についてのロケーションをサポートする場合、緊急SLP(EーSLP)、あるいは(iv)サービングネットワークまたはUEのための現在のローカルエリア中にあるかまたはそれに関連する場合、訪問SLP(V-SLP)のいずれかとして働き得るSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)であり得る。
[0045]ロケーションセッション中に、LSとUEとは、推定されたロケーションの決定を協調させるために、何らかの測位プロトコルに従って定義されたメッセージを交換し得る。考えられる測位プロトコルは、たとえば、3GPP TS37.355において3GPPによって定義されたLTE測位プロトコル(LPP)、ならびに、OMA TS OMA-TS-LPPe-V1_0、OMA-TS-LPPe-V1_1およびOMA-TS-LPPe-V2_0においてOMAによって定義されたLPP拡張(LPPe)プロトコルを含み得る。LPPおよびLPPeプロトコルは、LPPメッセージが1つの埋込みLPPeメッセージを含んでいる場合、組み合わせて使用され得る。組み合わせられたLPPおよびLPPeプロトコルは、LPP/LPPeと呼ばれることがある。LPPおよびLPP/LPPeは、LTEまたはNRアクセスのための3GPP制御プレーンソリューションをサポートするのを助けるために使用され得、その場合、LPPまたはLPP/LPPeメッセージは、UEとE-SMLCとの間でまたはUEとLMFとの間で交換される。LPPまたはLPPeメッセージは、UEのためのサービングモビリティ管理エンティティ(MME)およびサービングeノードBを介して、UEとE-SMLCとの間で交換され得る。LPPまたはLPPeメッセージはまた、UEのためのサービングアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)ならびにサービングNRノードB(gNB)を介して、UEとLMFとの間で交換され得る。LPPおよびLPP/LPPeはまた、(LTE、NRおよびWiFi(登録商標)などの)IPメッセージングをサポートする多くのタイプのワイヤレスアクセスのためのOMA SUPLソリューションをサポートするのを助けるために使用され得、ここで、LPPまたはLPP/LPPeメッセージは、SUPLを用いるUEのために使用される用語であるSUPL対応端末(SET:SUPL Enabled Terminal)とSLPとの間で交換され、SUPL POSまたはSUPL POS INITメッセージなど、SUPLメッセージ内でトランスポートされ得る。
[0046]LSと基地局(たとえば、LTEアクセスのためのeノードBまたはNRアクセスのためのgノードB)とは、LSが、(i)基地局から特定のUEのための位置測定(位置測定値)を取得すること、あるいは(ii)基地局のためのアンテナのロケーション座標、基地局によってサポートされるセル(たとえば、セル識別情報)、基地局のためのセルタイミング、および/またはPRS信号など、基地局によって送信された信号のためのパラメータなど、特定のUEに関係しない基地局からロケーション情報を取得することを可能にするために、メッセージを交換し得る。LTEアクセスの場合、LPP A(LPPa)プロトコルは、eノードBである基地局とE-SMLCであるLSとの間でそのようなメッセージを転送するために使用され得る。NRアクセスの場合、3GPP TS38.455において定義されているNR測位プロトコルA(NRPPa)は、gNB(gノードB)である基地局とLMFであるLSとの間でそのようなメッセージを転送するために使用され得る。
[0047]緊急状況中に、または他のミッションクリティカルなシナリオにおいて、または極めて低いレイテンシが必要とされる場合、測位セッションが始動されたとき、ロケーションサーバ(LS)は、できるだけ迅速にUE測定(たとえば、GNSS擬似距離、RSTD、RxTx、RSRP)を受信するべきである。LSが測定についてのLPP要求情報をUEに送るとき、UEは、要求された情報、たとえば、位置測定を取得し、たとえば、基地局から受信されたアップリンク(UL)許可を使用して、要求された情報をLSに送る。UL許可は、UEが特定のUL送信リソースを使用して(たとえば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)、特定の周波数、特定の周波数ホッピングシーケンスおよび/または特定のリソースブロックなど、特定のULチャネルを使用して)1つまたは複数の特定の時間にULメッセージを送るためのサービング基地局からのパーミッションを備えることができる。多くの場合に起こり得る、UEがUL許可をすでに有しない場合、UEは、基地局に送られるスケジューリング要求(SR)を使用してUL許可についての要求を送らなければならない。基地局は、応答し、UEが要求された情報をLSに提供することができる前にUEにUL許可を提供しなければならない。UL許可についての要求を送り、UL許可を受信するプロセスは、数十ミリ秒または最高数秒かかり得、したがって、LSに測位情報を提供する際に著しい遅延を生じ得る。
[0048]遅延についての主要な要因は、ネットワーク輻輳、スリープサイクルの存在、または、UL許可を要求するためにUEによって使用されるランダムアクセスチャネル(RACH)が失敗することを引き起こす不良な信号を含むことがある。たとえば、RACH失敗は、初期RACH電力があまりに低く、必要とされる信号品質に適合するためのいくつかの試みにおいて電力が調整されなければならないので、頻繁に発生し得る。
[0049]したがって、測位要求に対するUE応答の遅延を低減するために、いくつかの実装形態では、ロケーションサーバは、たとえば、ロケーションサーバがUEに要求を送るとき、測位セッションが高優先度を有するという指示をサービング基地局に提供し得る。基地局は、UL許可を処理し、先行して(すなわち事前に)、たとえば、ロケーションサーバからの要求メッセージとともに、またはUEが要求に応答する用意ができる前に、UL許可をUEに送り得る。ロケーションサーバは、サービング基地局が先行してUL許可を提供することをいつ推奨すべきかを決定し得る。たとえば、ロケーションサーバは、緊急シナリオにおいて、またはロケーションが(たとえば、IIoTのためのまたは自動化されたUEのための適用例のために)極めて低いレイテンシを伴って必要とされる場合など、高優先度の場合に先行UL許可の必要の指示を提供し得る。したがって、UEは、基地局からのUL許可を待つ必要なしに、要求された情報をロケーションサーバに送り得、したがって、測位は迅速に実施され得る。
[0050]いくつかの実装形態では、ロケーションサーバはまた、UEによって送られたデータ(たとえば、ロケーション測定)がより迅速におよびより確実に受信されるように、特に不良な信号状態がある場合、基地局が繰返しのための(たとえば、周期的ロケーション要求のための)複数の許可をUEに送ることを要求し得る。いくつかの実装形態では、ロケーションサーバは、たとえば、測位の優先度に基づいて、またはロケーションサービス品質(QoS)パラメータ中の応答時間要件に基づいて、先行許可の必要についての指示を送り得るか、あるいは、基地局は、基地局がUEのための接続セットアップ、接続レジューム(resume)または接続再確立中に取得するUE測定報告またはUEモビリティ状態を通して基地局が取得し得る、UEの信号品質に基づいて、決定(たとえば、いくつかの繰返し)を行い得る。
[0051]いくつかの実装形態では、UEは、UEがロケーションサーバからの測位要求に対する応答を送る用意ができる前に、UL許可についての要求を送り得る。たとえば、UEは、UEが要求された測位測定を完了する(または開始する)前に、基地局にUL許可についての要求を送り得る。周期的またはトリガされた測位の場合、たとえば、UEは、UEが測定を送ることを予想する数秒前に接続状態に入り得、次いで、UEが測位測定を送る準備ができる前に基地局からUL許可を取得し得、これは、最大エンドツーエンドレイテンシが10~100msであり得る極めて低いレイテンシの産業用モノのインターネット(IIoT)測位を支援し得る。
[0052]図1は、本明細書で説明されるように先行UL許可を使用するUE測位をサポートするための非ローミング5G NRネットワークに基づくアーキテクチャを示す。図1は、UE102がロケーション要求のターゲットであり得るので本明細書では「ターゲットUE」と呼ばれることがある、UE102を備える通信システム100を示す。図1はまた、新無線(NR)ノードBまたはgNB110-1、110-2、110-3、およびng-eNB114と呼ばれることがある基地局(BS)を含む、次世代無線アクセスネットワーク(NG-RAN)112と、外部クライアント130と通信している第5世代(5G)コアネットワーク(5GCN)150とを備える5Gネットワークの構成要素を示す。5Gネットワークは、新無線(NR)ネットワークと呼ばれることもあり、NG-RAN112は、NR RANまたは5G RANと呼ばれることがあり、5GCN150は、次世代(NG)コアネットワーク(NGC)と呼ばれることがある。通信システム100は、さらに、GPS、GLONASS、GalileoまたはBeidouのようなグローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)、あるいは、IRNSS、EGNOSまたはWAASなど、何らかの他のローカルまたは地域衛星測位システム(SPS)のための、スペースビークル(SV)190からの情報を利用し得る。通信システム100の追加の構成要素が以下で説明される。通信システム100は、追加または代替の構成要素を含み得る。
[0053]図1は、ターゲットUE102のためのサービングgNB110-1と、ネイバーgNB110-2、110-3、およびng-eNB114とを示す。ネイバーgNBは、ターゲットUE102によって送信されたアップリンク(UL)信号を受信および測定することが可能であり、ならびに/または、ターゲットUE102によって受信および測定され得るダウンリンク(DL)基準信号(RS)、たとえば、測位基準信号(PRS)を送信することが可能である、gNBであり得る。
[0054]特定のロケーションセッションのためにターゲットUE102によって測定されるべきDL PRSを送信するNG-RAN112中のエンティティは、一般的に「送信ポイント」(TP)と呼ばれ、サービングgNB110-1と、ネイバーgNB110-2、110-3、およびng-eNB114とのうちの1つまたは複数を含むことができる。
[0055]特定のロケーションセッションのためにターゲットUE102によって送信されたUL信号(たとえば、RS)を受信および測定するNG-RAN112中のエンティティは、一般的に「受信ポイント」(RP)と呼ばれ、サービングgNB110-1と、ネイバーgNB110-2、110-3、およびng-eNB114とのうちの1つまたは複数を含むことができる。
[0056]図1は、様々な構成要素の一般化された図を提供するにすぎず、それらの構成要素のいずれかまたはすべてが適宜に利用され得、それらの構成要素の各々が必要に応じて複製または省略され得ることに留意されたい。詳細には、1つのUE102のみが示されているが、多くのUE(たとえば、数百、数千、数百万など)が通信システム100を利用し得ることを理解されよう。同様に、通信システム100は、より多数またはより少数のSV190、gNB110-1、110-2、外部クライアント130、および/または他の構成要素を含み得る。通信システム100中の様々な構成要素を接続する図示された接続は、追加の(中間)構成要素、直接的もしくは間接的な物理的および/またはワイヤレス接続、ならびに/あるいは追加のネットワークを含み得る、データおよびシグナリング接続を含む。さらに、構成要素は、所望の機能に応じて、並べ替えられ、組み合わせられ、分離され、置換され、および/または省略され得る。
[0057]図1は5Gベースネットワークを示すが、同様のネットワーク実装形態および構成が、3G、ロングタームエボリューション(LTE)、およびIEEE802.11 WiFiなど、他の通信技術のために使用され得る。たとえば、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、たとえば、IEEE802.11無線インターフェースが使用される場合、UE102は、NG-RANとは対照的に、アクセスネットワーク(AN)と通信し得、したがって、構成要素112は、本明細書では、「RAN」、「(R)AN」または「(R)AN112」という用語によって示される、ANまたはRANと呼ばれることがある。AN(たとえば、IEEE802.11 AN)の場合、ANは、(図1に示されていない)非3GPPインターワーキング機能(N3IWF)に(たとえば、5GCN150において)接続され得、N3IWFはAMF154に接続される。
[0058]本明細書で使用されるターゲットUE102は、電子デバイスであり得、デバイス、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、モバイル端末、端末、移動局(MS)、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)対応端末(SET)と呼ばれるか、または、何らかの他の名前で呼ばれることがある。ターゲットUE102は、スタンドアロンデバイスであり得るか、あるいは、監視または追跡されるべきである別のデバイス、たとえば、工場ツール中に埋め込まれ得る。その上、UE102は、スマートウォッチ、デジタルグラス、フィットネスモニタ、スマートカー、スマートアプライアンス、セルフォン、スマートフォン、ラップトップ、タブレット、PDA、追跡デバイス、制御デバイス、あるいは何らかの他のポータブルデバイスまたは可動デバイスに対応し得る。UE102は、単一のエンティティを含み得、あるいは、ユーザがオーディオ、ビデオおよび/もしくはデータI/Oデバイスならびに/またはボディセンサーならびに別個のワイヤラインもしくはワイヤレスモデムを採用し得るパーソナルエリアネットワーク中などで複数のエンティティを含み得る。一般に、必ずしもそうとは限らないが、UE102は、GSM、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、LTE、高速パケットデータ(HRPD)、(Wi-Fi(登録商標)とも呼ばれる)IEEE802.11 WiFi、Bluetooth(登録商標)(BT)、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMAX(登録商標))、(たとえば、NG-RAN112および5GCN150を使用する)5G新無線(NR)など、1つまたは複数の無線アクセス技術(RAT)を使用してワイヤレス通信をサポートし得る。UE102はまた、たとえばデジタル加入者回線(DSL)またはパケットケーブルを使用して他のネットワーク(たとえばインターネット)に接続し得るワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を使用して、ワイヤレス通信をサポートし得る。これらのRATのうちの1つまたは複数の使用は、UE102が(たとえば図1に示されていない5GCN150の要素を介して、または場合によってはゲートウェイモバイルロケーションセンター(GMLC)160を介して)外部クライアント130と通信することを可能にし、および/または外部クライアント130が(たとえば、GMLC160を介して)UE102に関するロケーション情報を受信することを可能にし得る。
[0059]UE102は、NG-RAN112を含み得るワイヤレス通信ネットワークとの接続状態に入り得る。一例では、UE102は、gNB110-1など、NG-RAN112中のセルラートランシーバにワイヤレス信号を送信するか、またはセルラートランシーバからワイヤレス信号を受信することによって、セルラー通信ネットワークと通信し得る。トランシーバは、UE102のほうへユーザプレーンおよび制御プレーンプロトコル終端を提供し、基地局、基地トランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、無線ネットワークコントローラ、トランシーバ機能、基地局サブシステム(BSS)、拡張サービスセット(ESS)と呼ばれるか、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。
[0060]特定の実装形態では、UE102は、ロケーション関係測定を取得することが可能な回路および処理リソースを有し得る。UE102によって取得されたロケーション関係測定は、GPS、GLONASS、GalileoまたはBeidouなど、衛星測位システム(SPS)またはグローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)に属する衛星ビークル(SV)190から受信された信号の測定を含み得、および/あるいは、(たとえば、gNBなどの)既知のロケーションにおいて固定された地上波送信機から受信された信号の測定を含み得る。次いで、UE102、またはUE102が測定を送り得るgNB110-1は、たとえば、GNSS、支援GNSS(A-GNSS)、アドバンストフォワードリンクトリラテラレーション(AFLT)、観測到着時間差(OTDOA)、DL-TDOA、(WiFiとも呼ばれる)WLAN測位、または拡張セルID(ECID)、あるいはそれらの組合せなど、いくつかの位置方法のいずれか1つを使用して、これらのロケーション関係測定に基づいて、UE102についてのロケーション推定値を取得し得る。これらの技法(たとえば、A-GNSS、AFLT、OTDOAおよびDL-TDOA)のうちのいくつかでは、擬似範囲またはタイミング差が、UE102において、パイロット、測位基準信号(PRS)、あるいは送信機または衛星によって送信され、UE102において受信された他の測位関係信号に少なくとも部分的に基づいて、既知のロケーションにおいて固定された3つまたはそれ以上の地上波送信機(たとえばgNB)に対して、または正確に知られている軌道データをもつ4つまたはそれ以上のSV190に対して、あるいはそれらの組合せで測定され得る。
[0061]図1中のロケーションサーバは、たとえば、ロケーション管理機能(LMF)152またはセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)ロケーションプラットフォーム(SLP)162に対応し得、A-GNSS、AFLT、OTDOA、DL-TDOAおよびECIDなどの測位技法を容易にするために、たとえば、測定されるべき信号に関する情報(たとえば、予想される信号タイミング、信号コーディング、信号周波数、信号ドップラー)、地上波送信機(たとえばgNB)のロケーションおよび識別情報、ならびに/またはGNSS SVのための信号、タイミングおよび軌道情報を含む測位支援データをUE102に提供することが可能であり得る。この容易化は、UE102による信号収集および測定精度を改善することと、いくつかの場合には、UE102がロケーション測定に基づいてそれの推定されたロケーションを算出することを可能にすることとを含み得る。たとえば、ロケーションサーバ(たとえばLMF152またはSLP162)は、特定のベニューなどの特定の1つまたは複数の領域中のセルラートランシーバおよび/またはローカルトランシーバのロケーションおよび識別情報を示す、基地局アルマナック(BSA)とも呼ばれる、アルマナックを備え得、送信電力および信号タイミングなど、セルラー基地局またはAP(たとえばgNB)によって送信される信号を記述する情報を提供し得る。UE102は、セルラートランシーバおよび/またはローカルトランシーバから受信された信号についての信号強度(たとえば受信信号強度指示(RSSI))の測定を取得し得、ならびに/あるいは信号対雑音比(S/N)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、到着時間(TOA)、到着角度(AOA)、離脱角度(AOD)、受信時間-送信時間差(RxTx)、基準信号時間差(RSTD)、またはUE102とセルラートランシーバ(たとえばgNB)もしくはローカルトランシーバ(たとえばWiFiアクセスポイント(AP))との間のラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)を取得し得る。UE102は、UE102についてのロケーションを決定するために、ロケーションサーバ(たとえばLMF152またはSLP162)から受信されたまたはNG-RAN112中の基地局(たとえばgNB110-1~110-2)によってブロードキャストされた支援データ(たとえば、GNSSアルマナックおよび/またはGNSSエフェメリス情報などの地上アルマナックデータまたはGNSS衛星データ)とともにこれらの測定を使用し得る。
[0062]いくつかの実装形態では、ネットワークエンティティは、ターゲットUE102のロケーションを支援するために使用される。たとえば、gNB110-1~110-2など、ネットワーク中のエンティティは、UE102によって送信されたUL信号を測定し得る。UL信号は、UL測位基準信号(PRS)またはULサウンディング基準信号(SRS)などのUL基準信号を含むかまたは備え得る。ロケーション測定を取得するエンティティ(たとえばgNB110-1~110-2)は、次いで、UE102にロケーション測定を転送し得、UE102は、複数のトランシーバペアについてのRTDを決定するためにその測定を使用し得る。UL信号を使用し得るロケーション測定の例は、RSSI、RSRP、RSRQ、TOA、RxTx、AOAおよびRTTを含むことができる。
[0063]UE102のロケーションの推定値は、ロケーション、ロケーション推定値、ロケーションフィックス、フィックス、位置、位置推定値または位置フィックスと呼ばれることがあり、地理的なものであり、したがって、高度成分(たとえば、海抜高、地表高または地表深度、フロアレベルまたは地階レベル)を含むことも含まないこともあるUE102についてのロケーション座標(たとえば、緯度および経度)を提供し得る。代替的に、UE102のロケーションは、都市ロケーションとして(たとえば、郵便住所として、あるいは、特定の部屋またはフロアなど、建築物中の何らかの地点または小さいエリアの指定として)表され得る。UE102のロケーションはまた、ある確率または信頼性レベル(たとえば、67%、95%など)でUE102がそれの内部に位置することが予想される(地理的にまたは都市形態でのいずれかで定義される)エリアまたはボリュームとして表され得る。UE102のロケーションは、さらに、たとえば、地理的に、都市に関して、あるいは、マップ、フロアプランまたは建築物プラン上に示されたポイント、エリア、またはボリュームを参照することによって定義され得る既知のロケーションにおける何らかの原点に対して定義された、距離および方向または相対X、Y(およびZ)座標を備える、相対ロケーションであり得る。ロケーションは、ロケーション座標または住所など、UEについての絶対ロケーション推定値として、あるいは、前のロケーション推定値からまたは既知の絶対ロケーションからの距離および方向など、UEについての相対ロケーション推定値として表され得る。UEのロケーションは、UEについての線速度、角速度、線形加速度、角加速度、角度方位、たとえば、固定グローバルまたは局所座標系に対するUEの方位、UEの位置を特定するためのトリガイベントの識別、あるいはこれらの何らかの組合せを含み得る。たとえば、トリガイベントは、エリアイベント、動きイベントまたは速度イベントを含み得る。エリアイベントは、たとえば、UEが、定義されたエリアの中に移動すること、エリア外に移動すること、および/またはエリア中にとどまることであり得る。動きイベントは、たとえば、しきい値直線距離またはUE軌道に沿ったしきい値距離だけのUEの移動を含み得る。速度イベントは、たとえば、UEが、最小または最大速度、速度のしきい値増加および/または減少、ならびに/あるいは方向のしきい値変更を達成することを含み得る。本明細書に含まれている説明では、ロケーションという用語の使用は、別段に規定されていない限り、これらの変形態のいずれかを備え得る。UEのロケーションを算出するとき、局所的なx、y、および場合によってはz座標の値を求め、次いで、必要な場合、局所的な座標を(たとえば、緯度、経度、および平均海面の上または下の高度に対する)絶対的な座標に変換することが一般的である。
[0064]図1に示されているように、NG-RAN112中のgNBのペアは、たとえば、図1に示されているように直接的に、または他のgNB110-1~110-2を介して間接的に、互いに接続され得る。5Gネットワークへのアクセスは、UE102とgNB110-1~110-2のうちの1つまたは複数との間のワイヤレス通信を介してUE102に提供され、gNB110-1~110-2は、5G(たとえばNR)を使用するUE102のために5GCN150へのワイヤレス通信アクセスを提供し得る。図1では、UE102のためのサービングgNBは、gNB110-1であると仮定されるが、他のgNB(たとえば、gNB110-2、110-3、またはng-eNB114)は、UE102が別のロケーションに移動する場合にサービングgNBとして働き得るか、またはUE102に追加のスループットおよび帯域幅を提供するための2次gNBとして働き得る。図1中のいくつかのgNB(たとえば、gNB110-2、110-3、またはng-eNB114)は、UE102の測位を支援するための信号(たとえば方向性PRS)を送信し得るが、UE102からのまたは他のUEからの信号を受信しないことがある、測位専用ビーコンとして機能するように構成され得る。
[0065]述べられたように、図1は、5G通信プロトコルに従って通信するように構成されたノードを示すが、たとえばLTEプロトコルなど、他の通信プロトコルに従って通信するように構成されたノードが使用され得る。異なるプロトコルを使用して通信するように構成されたそのようなノードは、少なくとも部分的に、5GCN150によって制御され得る。したがって、NG-RAN112は、gNB、LTEをサポートする発展型ノードB(eNB)、あるいは他のタイプの基地局またはアクセスポイントの任意の組合せを含み得る。一例として、NG-RAN112は、図示されていない1つまたは複数の次世代eNB(ng-eNB)を含み得、それらの次世代eNBは、UE102へのLTEワイヤレスアクセスを提供し、AMF154など、5GCN150中のエンティティに接続し得る。
[0066]gNB110-1、110-2、110-3、およびng-eNB114は、測位機能のためにロケーション管理機能(LMF)152と通信し得る、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)154と通信することができる。AMF154は、セル変更とハンドオーバとを含む、UE102のモビリティをサポートし得、UE102へのシグナリング接続をサポートすることと、場合によっては、UPF158によってサポートされるUE102のためのプロトコルデータユニット(PDU)セッションを確立および解放するのを助けることとに参加し得る。AMF154の他の機能は、NG-RAN112からの制御プレーン(CP)インターフェースの終端と、UE102などのUEからの非アクセス層(NAS)シグナリング接続の終端と、NAS暗号化および完全性保護と、登録管理と、接続管理と、到達可能性管理と、モビリティ管理と、アクセス認証および許可とを含み得る。
[0067]gNB110-1は、UE102がNG-RAN112にアクセスするとき、UE102の測位をサポートし得る。gNB110-1はまた、たとえば、GMLC160から直接または間接的に受信された、UE102のためのロケーションサービス要求を処理し得る。いくつかの実施形態では、gNB110-1を実装するノード/システムは、追加または代替として、拡張サービングモバイルロケーションセンター(E-SMLC)またはセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)ロケーションプラットフォーム(SLP)162など、他のタイプのロケーションサポートモジュールを実装し得る。いくつかの実施形態では、(UE102のロケーションの導出を含む)測位機能の少なくとも一部は、(たとえば、ワイヤレスノードによって送信された信号についての信号測定と、UE102に提供された支援データとを使用して)UE102において実施され得ることに留意されたい。
[0068]GMLC160は、外部クライアント130から受信されたUE102についてのロケーション要求をサポートし得、そのようなロケーション要求をUE102のためのサービングAMF154にフォワーディングし得る。AMF154は、次いで、ロケーション要求をgNB110-1またはLMF152のいずれかにフォワーディングし得、gNB110-1またはLMF152は、(たとえば外部クライアント130からの要求に従って)UE102についての1つまたは複数のロケーション推定値を取得し得、(1つまたは複数の)ロケーション推定値をAMF154に返し得、AMF154は、GMLC160を介して外部クライアント130に(1つまたは複数の)ロケーション推定値を返し得る。GMLC160は、外部クライアント130のためのサブスクリプション情報を含んでいることがあり、外部クライアント130からのUE102についてのロケーション要求を認証および許可し得る。GMLC160は、さらに、UE102についてのロケーション要求をAMF154に送ることによってUE102のためのロケーションセッションを始動し得、ロケーション要求中に、UE102についての識別情報と、(たとえば、現在のロケーション、あるいは周期的またはトリガされたロケーションのシーケンスなどの)要求されているロケーションのタイプとを含め得る。
[0069]図1にさらに示されているように、外部クライアント130は、GMLC160および/またはSLP162を介してコアネットワーク150に接続され得る。外部クライアント130は、随意に、インターネット175を介して、コアネットワーク150に、および/または5GCN150の外部にあるSLP164に接続され得る。外部クライアント130は、サーバ、ウェブサーバ、またはパーソナルコンピュータ、UEなどのユーザデバイスであり得る。
[0070]LMF152とgNB110-1とは、新無線測位プロトコルA((NRPPa)を使用して通信し得る。NRPPaは3GPP TS38.455において定義され得、NRPPaメッセージがgNB110-1とLMF152との間で転送される。さらに、LMF152とUE102とは、3GPP TS37.355において定義されているLTE測位プロトコル(LPP)を使用して通信し得、ここで、LPPメッセージは、UE102のためのサービングAMF154とサービングgNB110-1とを介してUE102とLMF152との間で転送される。たとえば、LPPメッセージは、5G非アクセス層(NAS)プロトコルを使用してAMF154とUE102との間で転送され得る。LPPプロトコルは、支援GNSS(A-GNSS)、リアルタイムキネマティク(RTK)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、観測到着時間差(OTDOA)、DL-TDOA、ラウンドトリップ時間(RTT)、マルチRTT、および/または拡張セル識別情報(ECID)など、UE支援および/またはUEベース位置方法を使用するUE102の測位をサポートするために使用され得る。NRPPaプロトコルは、(gNB110-1、110-2、110-3、またはng-eNB114によって取得されたかまたはそれらから受信された測定とともに使用されるとき)ECIDなど、ネットワークベース位置方法を使用してUE102の測位をサポートするために使用され得、および/または、DL-TDOAのサポートのためのgNBからの測位基準信号(PRS)送信を定義するパラメータなど、gNBからのロケーション関係情報を取得するためにLMF152によって使用され得る。
[0071]gNB110-1、110-2、110-3、またはng-eNB114は、たとえば3GPP技術仕様(TS)38.413において定義されているように、次世代アプリケーションプロトコル(NGAP)を使用して、または、NGAPによってトランスポートされる(ここではLSP1と呼ばれる)ロケーション固有プロトコルを使用して、AMF154と通信し得る。NGAPまたはLSP1は、AMF154がターゲットUE102のロケーションをターゲットUE102のためのgNB110-1に要求することを可能にし得、gNB110-1がUE102についてのロケーションをAMF154に返すことを可能にし得る。
[0072]gNB110-1、110-2、110-3、またはng-eNB114は、たとえば3GPP TS38.423において定義されているように、Xnアプリケーションプロトコル(XnAP)を使用して、または、LSP1と異なり得る、XnAPによってトランスポートされる(ここではLSP2と呼ばれる)ロケーション固有プロトコルを使用して、互いに通信し得る。XnAPまたはLSP2は、あるgNBが、別のgNBに、ターゲットUEについてのULロケーション測定を取得し、ULロケーション測定を返すことを要求することを可能にし得る。XnAPまたはLSP2はまた、ターゲットUE102が送信されたダウンリンク(DL)RSまたはPRSのDLロケーション測定を取得することを可能にするために、gNBが、別のgNBに、DL RSまたはPRSを送信することを要求することを可能にし得る。いくつかの実施形態では、(使用されるとき)LSP2は、NRPPaと同じであるか、またはNRPPaに対する拡張であり得る。
[0073]gNB(たとえばgNB110-1)は、たとえば3GPP TS38.331において定義されているように、無線リソース制御(RRC)プロトコルを使用して、または、LSP1およびLSP2と異なり得る、RRCによってトランスポートされる(ここではLSP3と呼ばれる)ロケーション固有プロトコルを使用して、ターゲットUE102と通信し得る。RRCまたはLSP3は、gNB(たとえばgNB110-1)が、gNB110-1によっておよび/あるいは他のgNB110-2、110-3、またはng-eNB114によって送信されたDL RSまたはDL PRSのロケーション測定をターゲットUE102に要求し、それらのロケーション測定の一部または全部を返すことを可能にし得る。RRCまたはLSP3はまた、gNB110-1または他のgNB110-2、110-3、あるいはng-eNB114が、送信されたUL RSまたはPRSのULロケーション測定を取得することを可能にするために、gNB(たとえばgNB110-1)が、ターゲットUE102に、UL RSまたはPRSを送信することを要求することを可能にし得る。いくつかの実施形態では、(使用されるとき)LSP3は、LPPと同じであるか、またはLPPに対する拡張であり得る。
[0074]UE支援位置方法では、UE102は、ロケーション測定(たとえば、gNB110-1、110-2、110-3、もしくはng-eNB114またはWLAN APについてのRSSI、RxTx、RTT、マルチRTT、AoA、RSTD、RSRPおよび/またはRSRQの測定、あるいはSV190についてのGNSS擬似距離、コード位相および/またはキャリア位相の測定)を取得し、UE102についてのロケーション推定値の算出のために、それらの測定を、ロケーションサーバ機能を実施するエンティティ、たとえば、LMF152、またはSLP162に送り得る。UEベース位置方法では、UE102は、(たとえば、UE支援位置方法のためのロケーション測定と同じまたは同様であり得る)ロケーション測定を取得し得、(たとえば、LMF152またはSLP162などのロケーションサーバから受信された支援データの助けをかりて)UE102のロケーションを算出し得る。ネットワークベース位置方法では、1つまたは複数の基地局(たとえば、gNB110-1~110-2)またはAPは、ロケーション測定(たとえば、UE102によって送信された信号についてのRSSI、RTT、AoD、RSRP、RSRQ、RxTxまたはTOAの測定)を取得し得、および/またはUE102によって取得された測定を受信し得、UE102についてのロケーション推定値の算出のために、それらの測定を、ロケーションサーバ、たとえば、LMF152に送り得る。
[0075]XnAPまたはLSP2を使用してgNB110-2、110-3、またはng-eNB114によってgNB110-1に提供された情報は、gNB110-2、110-3、またはng-eNB114のPRS送信およびロケーション座標のためのタイミングおよび構成情報を含み得る。gNB110-1は、次いで、この情報の一部または全部を、RRCメッセージまたはLSP3メッセージ中の支援データとしてUE102に提供することができる。gNB110-1からUE102に送られたRRCメッセージは、いくつかの実装形態では、埋込みLSP3メッセージ(たとえばLPPメッセージ)を含み得る。
[0076]gNB110-1からUE102に送られたRRCメッセージまたはLSP3メッセージは、所望の機能に応じて様々な事のいずれかを行うようにUE102に命令し得る。たとえば、RRCメッセージまたはLSP3メッセージは、GNSS(またはA-GNSS)、WLAN、および/またはDL-TDOA(または何らかの他の位置方法)についての測定を取得すること、あるいは測位基準信号、サウンディング基準信号、またはその両方など、アップリンク(UL)信号を送信することを行うようにとの、UE102に対する命令を含んでいることがある。DL-TDOAの場合、RRCメッセージまたはLSP3メッセージは、特定のgNBによってサポートされる特定のセル内で送信されたPRS信号の1つまたは複数の測定(たとえばRSTD測定)を取得するようにUE102に命令し得る。UE102は、たとえば、DL-TDOAを使用して、UE102の位置を決定するために、それらの測定を使用し得る。
[0077]NG-RAN112中のgNBはまた、UE102などのUEに測位支援データをブロードキャストし得る。
[0078]図示のように、セッション管理機能(SMF)156は、AMF154とUPF158とを接続する。SMF156は、PDUセッション内でローカルUPFと中央UPFの両方を制御する能力を有し得る。SMF156は、UE102のためのPDUセッションの確立、修正および解放を管理し、UE102のためのIPアドレス割振りおよび管理を実施し、UE102のための動的ホスト構成プロトコル(DHCP)サーバとして働き、UE102のためにUPF158を選択し、制御し得る。
[0079]ユーザプレーン機能(UPF)158は、UE102のための音声およびデータベアラをサポートし得、インターネット175などの他のネットワークへのUE102の音声およびデータアクセスを可能にし得る。UPF158の機能は、データネットワークへの相互接続の外部PDUセッションポイントと、パケット(たとえばインターネットプロトコル(IP))ルーティングおよびフォワーディングと、パケット検査およびポリシールール施行のユーザプレーン部分と、ユーザプレーンのためのサービス品質(QoS)ハンドリングと、ダウンリンクパケットバッファリングおよびダウンリンクデータ通知トリガリングとを含み得る。UPF158は、SUPLを使用するUE102のロケーションのサポートを可能にするためにSLP162に接続され得る。SLP162は、さらに、外部クライアント130に接続されるかまたは外部クライアント130からアクセス可能であり得る。
[0080]図1は、好適な、よく知られている変更を伴う、非ローミングUEのためのネットワークアーキテクチャを示すが、対応するネットワークアーキテクチャがローミングUEのために提供され得ることを理解されたい。
[0081]測位セッション中に、緊急呼中、ミッションクリティカルなシナリオの場合あるいはIIoT UEまたは自動化されたUEのための適用例の場合など、いくつかの状況では、ロケーションサーバ(たとえばLMF152またはSLP162)ができるだけ迅速に測位関係要求に対する応答をUE102から受信することが望ましいことがある。従来の測位プロセスにおいて見られる遅延の1つのソースは、UE102が、要求された測位情報をロケーションサーバ152/162に送るのに必要であるUL許可を基地局から取得する際の遅延によって引き起こされる。たとえば、UE102が基地局からのUL許可をすでに有しない場合、UE102は、スケジューリング要求(SR)を使用して許可についての要求を送り、基地局は、UL許可で応答する。基地局から必要なUL許可を取得するプロセスは最高数秒を必要とし得、これは、特に緊急のまたは極めて低いレイテンシの状況では、著しい遅延である。
[0082]要求された測位関係情報でロケーションサーバ152/162に応答する際の遅延を低減するために、ロケーションサーバ152/162は、測位セッションが高優先度を有し、UE102が要求に応答するためにUL許可を提供されるべきであるという指示をサービング基地局に提供することができる。たとえば、ロケーションサーバ152/162は、たとえば、ロケーションサーバ152/162がUE102に要求を送るとき、その指示を基地局に送り得る。基地局は、許可を処理し、UEが要求に応答する準備ができる前にUEにUL許可を送り得る。したがって、UEが要求に応答する準備ができたとき、UEは、すでに受信されたUL許可を使用して情報を送り得る。UEは、したがって、UL許可を要求し、待つ必要がない。
[0083]図2は、ロケーションサーバ152/162がUE102のためにUL許可プロセスを誘発する、UE102とロケーションサーバ152/162との間のロケーションセッション中に、図1に示された通信システム100の構成要素間で送られる様々なメッセージを示すシグナリングフロー200を示す。フロー図は、説明しやすいように、gNB110を使用する5G NRワイヤレスアクセスに関して説明されるが、gNB110ではなくng-eNB114またはeNBに関与する図2と同様のシグナリングフローが、当業者には容易に明らかであろう。さらに、シグナリングフロー200中のメッセージが、測位セッション中にUE102のための先行UL許可を取得するプロセスを示すために提供され、追加のメッセージおよびアクションが測位セッションに含まれ得ることを理解されたい。シグナリングフロー200では、UE102とロケーションサーバ152/162とが、前に言及されたLPP測位プロトコルを使用して通信すると仮定される。シグナリングフロー200は、制御プレーンまたはユーザプレーンにおいて実施され得る。
[0084]図2は、ロケーションサーバ152/162が、UE102に1つまたは複数のUL許可を提供するための指示をサービングgNB110-1に提供するプロシージャを示す。
[0085]図2中の段階1において、ロケーションサーバ152/162は、(たとえば、AMF154およびgNB110-1を介して)UE102にLPP要求メッセージを送る。測位プロセスがユーザプレーンにおいて実施される場合、要求は、SUPLを介して(たとえば、UPF158およびgNB110-1を介して)送られ得る。要求メッセージは、たとえば、測位に関係する情報についての要求であり得る。たとえば、要求メッセージは、UE102の測位能力についての要求、あるいは、たとえば、UE支援測位プロセスのための、UE102からの測位測定、または、たとえば、UEベース測位プロセスのための、UE102からの位置推定値など、ロケーション情報についての要求であり得る。
[0086]段階2において、ロケーションサーバ152/162は、gNB110-1が、UE102がロケーション要求に応答するためにUE102にUL許可を提供するべきであることを示すメッセージをサービングgNB110-1に送る。段階2におけるメッセージは、たとえば、NRPPaメッセージであり得、段階1における要求メッセージとほぼ同時に、たとえば、前に、後に、または同時に送られ得る。いくつかの実装形態では、段階2より前に、ロケーションサーバ152/162は、たとえば、UE102との測位セッションの優先度レベルまたはQoSに基づいて、先行UL許可が適切であるかどうかを決定し得る。たとえば、ロケーションサーバ152/162は、たとえば、緊急シナリオなど、UE測位の優先度レベルまたはQoSに基づいて、gNB110-1からの先行UL許可を推奨することが適切であるかどうかを決定し得、適切な場合、段階2においてメッセージを送る。段階2においてgNB110-1に送られたメッセージは、たとえば、UE測位のための優先度レベルおよび/またはQoSの指示であり得る。gNB110-1は、優先度レベルおよび/またはQoSが先行UL許可を保証するかどうか、たとえば、優先度レベルの指示がしきい値優先度レベルよりも大きいかどうか、あるいはQoSの応答時間またはレイテンシ構成要素が(たとえば、1秒、100msまたは10msなどの)しきい値レベルよりも小さいかどうかを決定し得る。たとえば、段階2において送られたメッセージは、UE測位が緊急状況または他の高優先度シナリオのためのものである、あるいは、極めて低いレイテンシ要件または構成要素を含んでいるQoSをもつ(たとえば、IIoTまたは自律UEのための)適用例のためのものであるという指示であり得る。他の実装形態では、メッセージは、単に、先行UL許可が優先度レベルまたはQoSの指示を提供することなしにUE102に提供されることを要求または推奨し得る。メッセージは、繰返しのための、たとえば、周期的ロケーション要求のための複数の許可の必要の指示を含み得る。いくつかの実装形態では、gNB110-1は、繰返しが必要であるかどうかを決定し、繰返しが必要である場合、たとえば、gNB110-1が、UE102から受信された測定報告、あるいはgNB110-1がUE102へのRRC接続セットアップ、RRC接続再開またはRRC接続再確立中に取得するUE102のモビリティ状態を通して取得し得る、UE102との信号品質に基づいて、いくつの繰返しが必要であり得るかを決定し得る。
[0087]段階3において、サービングgNB110-1は、段階2におけるメッセージに応答してUE102に1つまたは複数のUL許可を送り得る。UL許可は、物理レイヤまたはMACレイヤにおいて、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ、たとえば、(DCIフォーマット0_0/0_1)中で提供され得る。UL許可は、UE102の応答の遅延を最小限に抑えるために、UE102からの要求なしに、およびUE102が段階1からの要求メッセージに対する応答を送る用意ができる前に、UE102に送られ得る。
[0088]段階3Aにおいて、UE102は、(たとえば、メッセージがLPP要求ロケーション情報であった場合)段階1において受信されたメッセージ中で要求されたロケーション測定を取得し得る。段階3Aは、随意であり、たとえば、段階1におけるメッセージがUE能力を要求し、ロケーション測定を要求しない場合、実施されないことがある。ロケーション測定は、RxTx、AOA、TOA、RSRP、RSTD、GNSS擬似距離、GNSSキャリア位相などの測定を含み得る。UE102はまた、ロケーション測定を使用して、および場合によっては、より早い時間において(たとえば、段階1において受信されたメッセージ中で、または段階1より前にUE102によって受信され、図2に示されていないメッセージ中で)ロケーションサーバ152/162によって提供された支援データを使用して、UE102についてのロケーション推定値を決定し得る。
[0089]段階4において、UE102は、段階3において受信されたUL許可を使用してロケーションサーバ152/162にLPP応答メッセージを送り得る。LPP応答メッセージは、gNB110-1を介して、および(たとえば、ロケーションサーバ152/162がLMF152である場合)AMF154または(たとえば、ロケーションサーバ152/162がSLP162である場合)UPF158のいずれかを介して、ロケーションサーバ152/162に送られ得る。測位プロセスがユーザプレーンにおいて実施される場合、応答は、SUPLを介して送られ得る。応答メッセージは、たとえば、段階1における要求メッセージが測位能力についての要求であるとき、たとえば、UE102の測位能力を提供し得る。別の例では、段階1における要求メッセージが測定のためのものである場合、応答メッセージは、段階3Aにおいて取得されたロケーション測定および/またはロケーション推定値など、ロケーション情報を含み得る。
[0090]段階5において、サービングgNB110-1は、たとえば、段階4におけるLPP応答メッセージを受信し、ロケーションサーバ152/162にフォワーディングしたことに応答して、ロケーションサーバ152/162からのメッセージ2が、複数の許可または繰返しが必要とされることを示した場合、および/あるいは、gNB110-1が、たとえば、UE102との信号品質により、繰返しが必要であると決定した場合、UE102に別のUL許可を提供し得る。段階5において提供されたUL許可は、段階3と同様のDCIメッセージ中で提供され得る。
[0091]段階6において、UE102は、段階5において受信されたUL許可を使用してロケーションサーバ152/162に追加のLPP応答メッセージを提供し得る。応答メッセージは、たとえば、段階4からの前の応答の繰返しであり得るか、または、たとえば、段階1において要求された場合、(たとえば、段階4の後にUE102によって取得され、図2に示されていない)さらなる周期的ロケーション測定を提供するための、周期的応答であり得る。
[0092]段階7において、測位セッション中に、ロケーションサーバ152/162は、UE102が、段階1からの要求に応答するためにgNB110-2からUL許可を提供されるべきであることを示すメッセージを、異なるgNB110-2に送り得る。たとえば、周期的ロケーション報告が段階1において要求された場合、およびUE102が、セル間で移動し、測位セッション中にgNB110-1からgNB110-2にハンドオーバされたか、または(たとえば、アイドルまたは非アクティブ状態にある間)gNB110-2へのセル再選択を実施したかのいずれかである場合、ロケーションサーバ152/162は、UE102が、たとえば、段階2において初期gNB110-1に提供された指示と同様に、要求に応答するためにUL許可を提供されるべきであるという指示を新しいgNB110-2に提供し得る。ロケーションサーバ152/162は、(たとえば、段階4または段階6において送られた)前のLPP応答メッセージが新しいセルを示し、および/または新しいgNB110-2を示す(たとえば、前のLPP応答メッセージ内で、あるいは、前のLPP応答メッセージをロケーションサーバ152/162にフォワーディングするとき、AMF154またはUPF158によってロケーションサーバ152/162に提供された指示を介して)場合、gNB110-2のための新しいセルへのUE102の移動に気づくようになり得る。
[0093]代替実装形態では、およびUE102がセル間で移動し、測位セッション中にgNB110-1からgNB110-2にハンドオーバされた場合、段階7は行われないことがある。代わりに、段階7Aにおいて、およびgNB110-1からgNB110-2へのハンドオーバ中に、gNB110-1は、UE102が段階1における要求に応答するためにUL許可を提供されるべきであるという指示(たとえばRRC指示)を、新しいgNB110-2に提供し得るたとえば、段階7Aにおいて送られた指示は、段階2においてgNB110-1によって受信された情報の一部または全部を含み得る。
[0094]段階8において、新しいgNB110-2は、段階7または段階7Aからのメッセージに応答してUE102に1つまたは複数のUL許可を送り得る。段階8において提供されたUL許可は、段階3と同様のDCIメッセージ中で提供され得る。
[0095]段階9において、UE102は、段階8において受信されたUL許可を使用して、新しいgNB110-2を介して、ロケーションサーバ152/162にLPP応答メッセージを送り得る。LPP応答メッセージは、たとえば、段階1において要求された場合、(たとえば、段階6の後に取得され、図2に示されていない)さらなる周期的ロケーション測定を提供するための、たとえば、周期的応答であり得る。
[0096]いくつかの実装形態では、ロケーションサーバ152/162ではなく、UE102は、UE102がロケーションサーバからの測位要求に対する応答を送る用意ができる前に、1つまたは複数のUL許可についての要求を送り得る。従来の測位プロセスでは、たとえば、UEは、基地局にUL許可を要求する前にすべての測位測定を完了し、これは、測位測定を報告する際の遅延を生じる。本実装形態では、UE102は、測位測定を完了するより前に基地局にUL許可を要求し、基地局からUL許可を受信し得、その結果、UEは、UL許可を待つことなしに、完了するとロケーションサーバに測位測定(またはロケーション推定値)を送り得る。いくつかの実装形態では、UE102は、UE102が測位測定を送る準備ができる前に、接続状態に入り、UL許可を要求し得る。
[0097]図3は、UE102が、UE102が測位測定を提供する用意ができる前にUL許可プロセスを誘発する、UE102とロケーションサーバ152/162との間のロケーションセッション中に、図1に示された通信システム100の構成要素間で送られる様々なメッセージを示すシグナリングフロー300を示す。フロー図は、説明しやすいように、gNB110を使用する5G NRワイヤレスアクセスに関して説明されるが、gNB110ではなくng-eNB114またはeNBに関与する図3と同様のシグナリングフローが、当業者には容易に明らかであろう。さらに、シグナリングフロー300中のメッセージが、測位セッション中にUEのための先行UL許可を取得するプロセスを示すために提供され、追加のメッセージおよびアクションが測位セッションに含まれ得ることを理解されたい。シグナリングフロー300では、UE102とロケーションサーバ152/162とが、前に言及されたLPP測位プロトコルを使用して通信すると仮定される。シグナリングフロー300は、制御プレーンまたはユーザプレーンにおいて実施され得る。
[0098]図3は、UEが、サービングgNB110-1にロケーション情報メッセージを送るためにUL許可を必要とするより前にUL許可を要求するプロシージャを示す。
[0099]段階1において、ロケーションサーバ152/162は、UE102が、たとえば、測位測定および/または位置推定値をロケーションサーバ152/162に提供することを要求するために、UE102にLPP要求ロケーション情報メッセージを送る。測位プロセスがユーザプレーンにおいて実施される場合、要求は、SUPLを介して送られ得る。ロケーションサーバ152/162は、たとえば、RSTD、TOA、RxTx、AoA、AoDなど、測位測定を要求し得る。ロケーションサーバ152/162はまた、UEベース測位またはUE支援測位が要求されるかどうかを示し得る。いくつかの実装形態では、ロケーションサーバ152/162はまた、セルラー基地局からのPRSを使用しない他の位置方法(たとえば、WiFi測位またはA-GNSS測位)のためのロケーション測定についての要求を、LPP要求ロケーション情報メッセージ中に含め得る。ロケーション情報についての要求は、トリガされたまたは周期的ロケーションについての要求であり得る。
[0100]段階2において、UE102は、たとえば、段階1からの要求ロケーション情報メッセージによって要求されたように、測位測定を実施することを始め得る。測位測定は、セルラー基地局からのPRS信号、あるいは、たとえば、WiFiアクセスポイントを使用するまたはSPSシステムを使用する、他の測位方法(positioning method)に基づき得る。
[0101]段階3において、UE102がアイドル状態にある場合、UE102は、サービングgNB110-1との接続状態に入るために、gNB110-1に早期接続要求を送り得る。早期接続についての要求は、たとえば、RRCプロトコルを使用して送られ得る。早期接続についての要求は、測位測定を完了するより前にUE102によって送られ得、したがって、ロケーション情報を報告するための接続を必要とするより前に送られる。
[0102]段階4において、UE102は、サービングgNB110-1にUL許可についての要求を送る。UL許可についての要求は、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上で、物理レイヤメッセージ中のスケジューリング要求中で送られ得る。UL許可についての要求は、測位測定を完了するより前にUE102によって送られ、したがって、ロケーション情報を報告するためのUL許可を必要とするより前に送られる。いくつかの実装形態では、UE102は、繰返しのための、たとえば、周期的ロケーション要求のためのその複数の許可を示し得る。いくつかの実装形態では、UL許可についての要求を受信した後に、gNB110-1は、(UL許可を使用してUE102によって送られたメッセージについて)UE102からの繰返しが必要であり得るかどうかを決定し、繰返しが必要であり得る場合、たとえば、gNB110-1が、UE102によって送られた測定報告、あるいはgNB110-1がUE102のための(たとえば、段階3における)接続セットアップ、接続再開または接続再確立中に取得するUE102のモビリティ状態を通して取得し得る、UE102との信号品質に基づいて、いくつの繰返しが必要であり得るかを決定し得る。
[0103]段階5において、サービングgNB110-1は、段階4における要求に応答して、および/または場合によっては、UE102からの繰返しが必要であり得るかどうかを決定したことに応答して、UE102に1つまたは複数のUL許可を送り得る。UL許可は、物理レイヤまたはMACレイヤにおいて、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ、たとえば、(DCIフォーマット0_0/0_1)中で提供され得る。UL許可は、UE102が要求メッセージに対する応答を送る用意ができる前に、UE102に送られ得る。
[0104]段階6において、UE102は、段階2において開始された測位測定を実施することを終了し得る。段階2および6において示された測位測定のタイミングおよび持続時間は例示的であり、UE102は任意の時間に測定を開始し得、測定の持続時間は図3において示されるものよりも長くまたは短くなり得ることを理解されたい。とはいえ、段階4と段階6との関係によって示されるように、段階4においてUE102によって送られたUL許可についての要求は、UE102が測位測定を完了するかまたはロケーションサーバ152/162にロケーション情報を送るためのUL許可を必要とするより前に送られる。
[0105]段階7において、UE102は、段階5において受信された(1つまたは複数の)UL許可を使用して、ロケーションサーバ152/162に、要求されたロケーション情報をもつLPP応答メッセージを送り得る。測位プロセスがユーザプレーンにおいて実施される場合、応答は、SUPLを介して送られ得る。LPP応答メッセージは、gNB110-1を介して、および(たとえば、ロケーションサーバ152/162がLMF152である場合)AMF154または(たとえば、ロケーションサーバ152/162がSLP162である場合)UPF158のいずれかを介して、ロケーションサーバ152/162に送られ得る。ロケーション情報は、たとえば、RSTD、RxTx、AOA、TOA、RSRPなどの測位測定、あるいは、たとえばUE支援測位プロセスのための、たとえば段階2と段階6との間で、UE102によって取得される、WiFiもしくはSPS測定を使用するもの、または、たとえばUEベース測位プロセスのための、ロケーションサーバ152/162によって提供された測位測定および支援データを使用して決定されたUE102からの位置推定値など、他のタイプの測定を含み得る。
[0106]段階8において、UE102は、たとえば、トリガまたは周期的イベントに応答して、およびトリガされたまたは周期的ロケーションが段階1において要求された場合、測位測定の別のセットを開始し得る。段階2と同様に、測位測定は、セルラー基地局からのPRS信号、あるいは、たとえば、WiFiアクセスポイントを使用するまたはSPSシステムを使用する、他の測位方法に基づき得る。
[0107]段階9において、UE102がアイドル状態にある場合、UE102は、早期接続要求を送り、サービングgNB110との接続状態に入り得る。図3に示されているように、UE102がセル間で移動し、測位セッション中にgNB110-1からgNB110-2にハンドオーバされたかまたはセル再選択を実施した場合、UE102は、新しいgNB110-2に早期接続についての要求を送り得る。早期接続についての要求は、測位測定を完了するより前にUE102によって送られ得、したがって、ロケーション情報を報告するための接続を必要とするより前に送られる。ハンドオーバまたはセル再選択が行われなかった場合、段階9、10、11および13における図3中のgNB110-2の役割およびアクションは、gNB110-1によって実施されることに留意されたい。
[0108]段階10において、UE102は、たとえば、UE102がgNB110-1からgNB110-2にハンドオーバされたかまたはセル再選択を実施した場合、新しいgNB110-2にUL許可についての要求を送る。段階4と同様に、UL許可についての要求は、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上で、物理レイヤメッセージ中のスケジューリング要求中で送られ得る。UL許可についての要求は、測位測定を完了するより前にUE102によって送られ、したがって、ロケーション情報を報告するためのUL許可を必要とするより前に送られる。いくつかの実装形態では、UE102は、複数の許可が、繰返しのために、たとえば、周期的ロケーション要求のために必要とされることを示し得る。いくつかの実装形態では、gNB110-2は、たとえば、gNB110-2が、UE102からの測定報告、あるいはgNB110-2がUE102のための接続セットアップ、接続再開または接続再確立中に取得するUE102のモビリティ状態を通して取得し得る、UE102との信号品質に基づいて、繰返しが必要であり得るかどうかといくつの繰返しが必要であり得るかとを決定し得る。
[0109]段階11において、新しいgNB110-2は、段階10における要求に応答してUE102に1つまたは複数のUL許可を送り得る。段階5と同様に、UL許可は、物理レイヤまたはMACレイヤにおいて、DCIメッセージ、たとえば、(DCIフォーマット0_0/0_1)中で提供され得る。UL許可は、UE102が要求メッセージに対する応答を送る用意ができる前に、UE102に送られ得る。
[0110]段階12において、UE102は、段階8において開始された測位測定を実施することを終了し得る。段階8および12において示された測位測定のタイミングおよび持続時間は例示的であり、UE102は任意の時間に測定を開始し得、測定の持続時間は図3において示されるものよりも長くまたは短くなり得ることを理解されたい。とはいえ、段階10と段階12との関係によって示されるように、段階10においてUE102によって送られたUL許可についての要求は、UE102が測位測定を完了するかまたはロケーションサーバ152/162にロケーション情報を送るためのUL許可を必要とするより前に送られる。
[0111]段階13において、UE102は、段階11において受信された(1つまたは複数の)UL許可を使用して、ロケーションサーバ152/162に、要求されたロケーション情報をもつLPP応答メッセージを送り得る。LPP応答メッセージは、gNB110-2を介して、および(たとえば、ロケーションサーバ152/162がLMF152である場合)AMF154または(たとえば、ロケーションサーバ152/162がSLP162である場合)UPF158のいずれかを介して、ロケーションサーバ152/162に送られ得る。測位プロセスがユーザプレーンにおいて実施される場合、応答は、SUPLを介して送られ得る。ロケーション情報は、たとえば、RSTD、RxTx、AOA、TOA、RSRPなどの測位測定、あるいは、たとえばUE支援測位プロセスのための、たとえば段階8と段階12との間で、UE102によって取得される、WiFiもしくはSPS測定を使用するもの、または、たとえばUEベース測位プロセスのための、ロケーションサーバ152/162によって提供された測位測定および支援データを使用して決定されたUE102からの位置推定値など、他のタイプの測定を含み得る。
[0112]図4は、本明細書で説明されるように、ロケーションサービス要求に応答するための早期アップリンク許可のために構成された、たとえば、図1に示されているUE102であり得る、UE400のいくつかの例示的な特徴を示す概略ブロック図を示す。UE400は、図2および図3に示されているメッセージフローと、図7に示されているプロセスフローと、本明細書で説明される付随するアルゴリズムとを実施し得る。UE400は、たとえば、非一時的コンピュータ可読媒体420およびメモリ404への1つまたは複数の接続406(たとえば、バス、回線、ファイバー、リンクなど)に動作可能に結合され得る、1つまたは複数のプロセッサ402と、メモリ404と、少なくとも1つのワイヤレストランシーバ410などの外部インターフェース(たとえば、ワイヤレスネットワークインターフェース)と、SPS受信機415と、1つまたは複数のセンサー413とを含み得る。SPS受信機415は、たとえば、図1に示されているSV190からSPS信号を受信し、処理し得る。1つまたは複数のセンサー413は、たとえば、1つまたは複数の加速度計、1つまたは複数のジャイロスコープ、磁力計などを含み得る慣性測定ユニット(IMU)であり得る。UE400は、たとえば、ユーザがそれを通してUEとインターフェースし得る、ディスプレイ、ディスプレイ上の仮想キーパッドなどのキーパッドまたは他の入力デバイスを含み得るユーザインターフェースなど、示されていない追加のアイテムをさらに含み得る。いくつかの例示的な実装形態では、UE400の全部または一部は、チップセットなどの形態をとり得る。
[0113]少なくとも1つのワイヤレストランシーバ410は、WWAN通信システムとWLAN通信システムの両方のためのトランシーバであり得るか、または、WWANおよびWLANのための別個のトランシーバを含み得る。ワイヤレストランシーバ410は、ワイヤレス信号を(たとえば、1つまたは複数のアップリンクチャネルおよび/または1つまたは複数のサイドリンクチャネル上で)送信し、ならびに/または(たとえば、1つまたは複数のダウンリンクチャネルおよび/または1つまたは複数のサイドリンクチャネル上で)受信し、信号をワイヤレス信号からワイヤード(たとえば、電気および/または光)信号に、およびワイヤード(たとえば、電気および/または光)信号からワイヤレス信号に変換するための、1つまたは複数のアンテナ411に結合された送信機412および受信機414を含み得る。したがって、送信機412は、個別の構成要素または組み合わせられた/統合された構成要素であり得る複数の送信機を含み得、および/あるいは、受信機414は、個別の構成要素または組み合わせられた/統合された構成要素であり得る複数の受信機を含み得る。ワイヤレストランシーバ410は、5G新無線(NR)、GSM(モバイル用グローバルシステム)、UMTS(ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム)、AMPS(アドバンストモバイルフォンシステム)、CDMA(符号分割多元接続)、WCDMA(広帯域CDMA)、LTE(ロングタームエボリューション)、LTE Direct(LTE-D)、3GPP LTE-V2X(PC5)、IEEE802.11(IEEE802.11pを含む)、WiFi、WiFi Direct(登録商標)(WiFi-D)、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)などの様々な無線アクセス技術(RAT)に従って(たとえば、基地局およびアクセスポイントならびに/または1つまたは複数の他のデバイスと)信号を通信するように構成され得る。新無線は、mm波周波数および/またはサブ6GHz周波数を使用し得る。トランシーバ410は、トランシーバ410と少なくとも部分的に統合され得るトランシーバインターフェースに、たとえば、光接続および/または電気接続によって、通信可能に結合され得る。
[0114]いくつかの実施形態では、UE400は、内部または外部であり得るアンテナ411を含み得る。UEアンテナ411は、ワイヤレストランシーバ410によって処理される信号を送信および/または受信するために使用され得る。いくつかの実施形態では、UEアンテナ411は、ワイヤレストランシーバ410に結合され得る。いくつかの実施形態では、UE400によって受信された(送信された)信号の測定は、UEアンテナ411とワイヤレストランシーバ410との接続のポイントにおいて実施され得る。たとえば、受信された(送信された)RF信号測定のための基準の測定ポイントは、受信機414(送信機412)の入力(出力)端子およびUEアンテナ411の出力(入力)端子であり得る。複数のUEアンテナ411またはアンテナアレイをもつUE400では、アンテナコネクタは、複数のUEアンテナの集約出力(入力)を表す仮想ポイントと見なされ得る。いくつかの実施形態では、UE400は、信号強度とTOA測定とを含む受信信号を測定し得、生の測定は、1つまたは複数のプロセッサ402によって処理され得る。
[0115]1つまたは複数のプロセッサ402は、ハードウェアとファームウェアとソフトウェアとの組合せを使用して実装され得る。たとえば、1つまたは複数のプロセッサ402は、媒体420および/またはメモリ404など、非一時的コンピュータ可読媒体上に、1つまたは複数の命令またはプログラムコード408を実装することによって、本明細書で説明される機能を実施するように構成され得る。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のプロセッサ402は、UE400の動作に関係するデータ信号コンピューティングプロシージャまたはプロセスの少なくとも一部分を実施するように構成可能な1つまたは複数の回路を表し得る。
[0116] 媒体420および/またはメモリ404は、命令またはプログラムコード408を記憶し得、命令またはプログラムコード408は、1つまたは複数のプロセッサ402によって実行されたとき、1つまたは複数のプロセッサ402に、本明細書で開示される技法を実施するようにプログラムされた専用コンピュータとして動作させる、実行可能コードまたはソフトウェア命令を含んでいる。UE400に示されているように、媒体420および/またはメモリ404は、本明細書で説明される方法を実施するために1つまたは複数のプロセッサ402によって実装され得る、1つまたは複数の構成要素またはモジュールを含み得る。構成要素またはモジュールは、1つまたは複数のプロセッサ402によって実行可能である媒体420中のソフトウェアとして示されているが、構成要素またはモジュールは、メモリ404に記憶され得るか、あるいは1つまたは複数のプロセッサ402中またはプロセッサ外のいずれかの専用ハードウェアであり得ることを理解されたい。
[0117]いくつかのソフトウェアモジュールおよびデータテーブルが、媒体420および/またはメモリ404中に常駐し、本明細書で説明される通信と機能の両方を管理するために、1つまたは複数のプロセッサ402によって利用され得る。UE400に示されている媒体420および/またはメモリ404の内容の編成は例にすぎず、したがって、モジュールおよび/またはデータ構造の機能は、UE400の実装形態に応じて、異なる方法で組み合わせられ、分離され、および/または構造化され得ることを諒解されたい。
[0118]媒体420および/またはメモリ404は、1つまたは複数のプロセッサ402によって実装されたとき、測位能力についての要求、および、たとえばUE支援測位プロセスのための、測位測定、または、たとえばUEベース測位プロセスのための、位置推定値など、ロケーション情報の要求など、ロケーションサービス要求を受信することを含む、ワイヤレストランシーバ410を介してサービング基地局を通したロケーションサーバとの測位セッションに関与するように1つまたは複数のプロセッサ402を構成する、測位セッションモジュール422を含み得る。1つまたは複数のプロセッサ402は、たとえば、ロケーション情報を報告するためのUL許可を必要とするより前に受信されたアップリンク許可を使用して測位能力および要求されたロケーション情報を提供することによって、ロケーションサービス要求に対する応答を送るように構成される。1つまたは複数のプロセッサ402は、支援データを受信するようにさらに構成され得る。1つまたは複数のプロセッサ402は、たとえば、RxTx、AOA、TOA、RSRPなどであり得る、要求された測位測定、あるいは、WiFiまたはSPS測定を使用するものなど、他のタイプの測定を実施するようにさらに構成される。1つまたは複数のプロセッサ402は、周期的ロケーション要求を受信するように構成され得る。1つまたは複数のプロセッサ402は、測位測定と支援データとに基づいて位置推定値を決定するようにさらに構成され得る。
[0119]媒体420および/またはメモリ404は、1つまたは複数のプロセッサ402によって実装されたとき、サービングgNBにUL許可についての要求を送るように1つまたは複数のプロセッサ402を構成する、早期アップリンク許可要求モジュール424を含み得る。1つまたは複数のプロセッサ402は、測位測定を完了するより前に、したがって、ロケーション情報を報告するためのUL許可を必要とするより前に、UL許可についての要求を送るように構成され得る。1つまたは複数のプロセッサ402は、繰返しのための、たとえば、周期的ロケーション要求のための単一のUL許可または複数の許可についての要求を送るように構成され得る。1つまたは複数のプロセッサ402は、周期的ロケーションセッション中に、ハンドオーバの後に新しいサービング基地局に要求を送るように構成され得る。
[0120]媒体420および/またはメモリ404は、1つまたは複数のプロセッサ402によって実装されたとき、サービングgNBからUL許可を受信するように1つまたは複数のプロセッサ402を構成する、早期アップリンク許可受信モジュール426を含み得る。1つまたは複数のプロセッサ402は、繰返しのための、たとえば、周期的ロケーション要求のための単一のUL許可または複数の許可を受信するように構成され得る。
[0121]媒体420および/またはメモリ404は、1つまたは複数のプロセッサ402によって実装されたとき、UEが測位セッション中にアイドルモードにある場合、UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、早期接続についての要求を送るように1つまたは複数のプロセッサ402を構成する、早期接続モジュール428を含み得る。
[0122]本明細書で説明される方法は、適用例に応じて様々な手段によって実装され得る。たとえば、これらの方法は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ハードウェア実装の場合、1つまたは複数のプロセッサ402は、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明される機能を実施するように設計された他の電子ユニット、またはそれらの組合せの内部に実装され得る。
[0123]ファームウェアおよび/またはソフトウェア実装の場合、方法は、本明細書で説明される機能を実施するモジュール(たとえば、プロシージャ、関数など)を用いて実装され得る。命令を有形に実施するいかなる機械可読媒体も、本明細書で説明される方法を実装する際に使用され得る。たとえば、ソフトウェアコードは、1つまたは複数のプロセッサ402に接続され、1つまたは複数のプロセッサ402によって実行される非一時的コンピュータ可読媒体420またはメモリ404に記憶され得る。メモリは、1つまたは複数のプロセッサ内に、または1つまたは複数のプロセッサの外部に実装され得る。本明細書で使用される「メモリ」という用語は、長期メモリ、短期メモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、または他のメモリのいずれかのタイプを指し、メモリの特定のタイプまたはメモリの数、あるいはメモリが記憶される媒体のタイプに限定されるべきではない。
[0124]ファームウェアおよび/またはソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、媒体420および/またはメモリ404などの非一時的コンピュータ可読媒体上で1つまたは複数の命令またはプログラムコード408として記憶され得る。例は、データ構造で符号化されたコンピュータ可読媒体と、コンピュータプログラムコード408で符号化されたコンピュータ可読媒体とを含む。たとえば、その上に記憶されたプログラムコード408を含む非一時的コンピュータ可読媒体は、開示される実施形態に従う様式で、ロケーションサービス要求に応答するための早期アップリンク許可をサポートするためのプログラムコード408を含み得る。非一時的コンピュータ可読媒体420は、物理的コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのような非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD-ROMまたは他の光ディスク(disk)ストレージ、磁気ディスク(disk)ストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコード408を記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備えることができ、本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびblu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0125]コンピュータ可読媒体420上での記憶に加えて、命令および/またはデータは、通信装置中に含まれる伝送媒体上の信号として提供され得る。たとえば、通信装置は、命令とデータとを示す信号を有するワイヤレストランシーバ410を含み得る。命令およびデータは、1つまたは複数のプロセッサに、特許請求の範囲において概説される機能を実装させるように構成される。すなわち、通信装置は、開示される機能を実施するための情報を示す信号をもつ伝送媒体を含む。
[0126]メモリ404は、任意のデータ記憶機構を表し得る。メモリ404は、たとえば、1次メモリおよび/または2次メモリを含み得る。1次メモリは、たとえば、ランダムアクセスメモリ、読取り専用メモリなどを含み得る。この例では1つまたは複数のプロセッサ402とは別個であるものとして示されているが、1次メモリの全部または一部は、1つまたは複数のプロセッサ402内に設けられるか、または場合によっては1つまたは複数のプロセッサ402とコロケート/結合され得ることを理解されたい。2次メモリは、たとえば、1次メモリと同じまたは同様のタイプのメモリ、および/あるいは、たとえば、ディスクドライブ、光ディスクドライブ、テープドライブ、ソリッドステートメモリドライブなど、1つまたは複数のデータストレージデバイスまたはシステムを含み得る。
[0127]いくつかの実装形態では、2次メモリは、非一時的コンピュータ可読媒体420を動作可能に受容可能であるか、または場合によってはそれに結合するように構成可能であり得る。したがって、いくつかの例示的な実装形態では、本明細書で提示される方法および/または装置は、全体的にまたは部分的にコンピュータ可読媒体420の形態をとり得、コンピュータ可読媒体420は、その上に記憶されたコンピュータ実装可能プログラムコード408を含み得、コンピュータ実装可能プログラムコード408は、1つまたは複数のプロセッサ402によって実行された場合、本明細書で説明される例示的な動作の全部または部分を実施することが動作可能に可能にされ得る。コンピュータ可読媒体420はメモリ404の一部であり得る。
[0128]図5は、本明細書で説明されるように、UEがロケーションサービス要求に応答するための早期アップリンク許可をサポートするように構成された、ロケーションサーバ500、たとえば、図1および図2に示されているLMF152またはSLP162のいくつかの例示的な特徴を示す概略ブロック図を示す。ロケーションサーバ500は、図2および図3に示されているメッセージフローと、図8に示されているプロセスフローと、本明細書で説明されるアルゴリズムとを実施し得る。ロケーションサーバ500は、たとえば、非一時的コンピュータ可読媒体520およびメモリ504への1つまたは複数の接続506(たとえば、バス、回線、ファイバー、リンクなど)に動作可能に結合され得る、1つまたは複数のプロセッサ502と、メモリ504と、外部インターフェース516(たとえば、コアネットワーク中の基地局および/またはエンティティへのワイヤラインまたはワイヤレスネットワークインターフェース)とを含み得る。いくつかの例示的な実装形態では、ロケーションサーバ500の全部または一部は、チップセットなどの形態をとり得る。
[0129]1つまたは複数のプロセッサ502は、ハードウェアとファームウェアとソフトウェアとの組合せを使用して実装され得る。たとえば、1つまたは複数のプロセッサ502は、媒体520および/またはメモリ504など、非一時的コンピュータ可読媒体上に、1つまたは複数の命令またはプログラムコード508を実装することによって、本明細書で説明される機能を実施するように構成され得る。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のプロセッサ502は、ロケーションサーバ500の動作に関係するデータ信号コンピューティングプロシージャまたはプロセスの少なくとも一部分を実施するように構成可能な1つまたは複数の回路を表し得る。
[0130]媒体520および/またはメモリ504は、命令またはプログラムコード508を記憶し得、命令またはプログラムコード508は、1つまたは複数のプロセッサ502によって実行されたとき、1つまたは複数のプロセッサ502に、本明細書で開示される技法を実施するようにプログラムされた専用コンピュータとして動作させる、実行可能コードまたはソフトウェア命令を含んでいる。ロケーションサーバ500に示されているように、媒体520および/またはメモリ504は、本明細書で説明される方法を実施するために1つまたは複数のプロセッサ502によって実装され得る、1つまたは複数の構成要素またはモジュールを含み得る。構成要素またはモジュールは、1つまたは複数のプロセッサ502によって実行可能である媒体520中のソフトウェアとして示されているが、構成要素またはモジュールは、メモリ504に記憶され得るか、あるいは1つまたは複数のプロセッサ502中またはプロセッサ外のいずれかの専用ハードウェアであり得ることを理解されたい。
[0131]いくつかのソフトウェアモジュールおよびデータテーブルが、媒体520および/またはメモリ504中に常駐し、本明細書で説明される通信と機能の両方を管理するために、1つまたは複数のプロセッサ502によって利用され得る。ロケーションサーバ500に示されている媒体520および/またはメモリ504の内容の編成は例にすぎず、したがって、モジュールおよび/またはデータ構造の機能は、ロケーションサーバ500の実装形態に応じて、異なる方法で組み合わせられ、分離され、および/または構造化され得ることを諒解されたい。
[0132]媒体520および/またはメモリ504は、1つまたは複数のプロセッサ502によって実装されたとき、測位能力についての要求、および、たとえばUE支援測位プロセスのための、測位測定、または、たとえばUEベース測位プロセスのための、位置推定値など、ロケーション情報の要求など、ロケーションサービス要求を送ることを含む、外部インターフェース516を介してサービング基地局を通したUEとの測位セッションに関与するように1つまたは複数のプロセッサ502を構成する、測位セッションモジュール522を含み得る。1つまたは複数のプロセッサ502は、たとえばUEから測位能力および要求されたロケーション情報を受信することを含む、ロケーションサービス要求に対する応答を受信するように構成される。1つまたは複数のプロセッサ402は、周期的ロケーションセッションについてのメッセージを送り、受信するように構成され得る。1つまたは複数のプロセッサ502は、支援データを送るようにさらに構成され得る。1つまたは複数のプロセッサ502は、RxTx、AOA、TOA、RSRPなどである、受信された測位測定、あるいは、WiFiまたはSPS測定を使用するものなど、他のタイプの測定に基づいて、UEについての位置推定値を決定するようにさらに構成され得る。
[0133]媒体520および/またはメモリ504は、1つまたは複数のプロセッサ502によって実装されたとき、外部インターフェース516を介して、UEがロケーションサービス要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージをUEのためのサービング基地局に送るように1つまたは複数のプロセッサ502を構成する、早期アップリンク許可モジュール524を含み得る。1つまたは複数のプロセッサ502は、UEがUL許可を必要とする前に、すなわち、UEが要求に対する応答を送る準備ができる前に、許可を誘発するためのメッセージを送るように構成される。たとえば、メッセージは、UEに送られた要求とほぼ同時に送られ得る。メッセージは、基地局に測位セッションの優先度レベルを提供し得るか、あるいは、優先度レベルの指示なしにUEのための早期UL許可を要求または推奨し得る。メッセージは、繰返しのための、たとえば、周期的ロケーション要求のための複数の許可が必要とされるかどうかを示し得る。1つまたは複数のプロセッサ502は、たとえば、周期的ロケーションセッション中に、UEが異なるサービング基地局にハンドオフされたとき、そのサービング基地局に第2のメッセージを送るように構成され得る。
[0134]本明細書で説明される方法は、適用例に応じて様々な手段によって実装され得る。たとえば、これらの方法は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ハードウェア実装の場合、1つまたは複数のプロセッサ502は、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明される機能を実施するように設計された他の電子ユニット、またはそれらの組合せの内部に実装され得る。
[0135]ファームウェアおよび/またはソフトウェア実装の場合、方法は、本明細書で説明される機能を実施するモジュール(たとえば、プロシージャ、関数など)を用いて実装され得る。命令を有形に実施するいかなる機械可読媒体も、本明細書で説明される方法を実装する際に使用され得る。たとえば、ソフトウェアコードは、1つまたは複数のプロセッサ502に接続され、1つまたは複数のプロセッサ502によって実行される非一時的コンピュータ可読媒体520またはメモリ504に記憶され得る。メモリは、1つまたは複数のプロセッサ内に、または1つまたは複数のプロセッサの外部に実装され得る。本明細書で使用される「メモリ」という用語は、長期メモリ、短期メモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、または他のメモリのいずれかのタイプを指し、メモリの特定のタイプまたはメモリの数、あるいはメモリが記憶される媒体のタイプに限定されるべきではない。
[0136]ファームウェアおよび/またはソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、媒体520および/またはメモリ504などの非一時的コンピュータ可読媒体上で1つまたは複数の命令またはプログラムコード508として記憶され得る。例は、データ構造で符号化されたコンピュータ可読媒体と、コンピュータプログラム508で符号化されたコンピュータ可読媒体とを含む。たとえば、その上に記憶されたプログラムコード508を含む非一時的コンピュータ可読媒体は、開示される実施形態に従う様式で、UEがロケーションサービス要求に応答するための早期アップリンク許可をサポートするためのプログラムコード508を含み得る。非一時的コンピュータ可読媒体520は、物理的コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのような非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光ディスク(disk)ストレージ、磁気ディスク(disk)ストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコード508を記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備えることができ、本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)およびblu-rayディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0137]コンピュータ可読媒体520上での記憶に加えて、命令および/またはデータは、通信装置中に含まれる伝送媒体上の信号として提供され得る。たとえば、通信装置は、命令とデータとを示す信号1224を有する外部インターフェース516を含み得る。命令およびデータは、1つまたは複数のプロセッサに、特許請求の範囲において概説される機能を実装させるように構成される。すなわち、通信装置は、開示される機能を実施するための情報を示す信号をもつ伝送媒体を含む。
[0138]メモリ504は、任意のデータ記憶機構を表し得る。メモリ504は、たとえば、1次メモリおよび/または2次メモリを含み得る。1次メモリは、たとえば、ランダムアクセスメモリ、読取り専用メモリなどを含み得る。この例では1つまたは複数のプロセッサ502とは別個であるものとして示されているが、1次メモリの全部または一部は、1つまたは複数のプロセッサ502内に設けられるか、または場合によっては1つまたは複数のプロセッサ502とコロケート/結合され得ることを理解されたい。2次メモリは、たとえば、1次メモリと同じまたは同様のタイプのメモリ、および/あるいは、たとえば、ディスクドライブ、光ディスクドライブ、テープドライブ、ソリッドステートメモリドライブなど、1つまたは複数のデータストレージデバイスまたはシステムを含み得る。
[0139]いくつかの実装形態では、2次メモリは、非一時的コンピュータ可読媒体520を動作可能に受容可能であるか、または場合によってはそれに結合するように構成可能であり得る。したがって、いくつかの例示的な実装形態では、本明細書で提示される方法および/または装置は、全体的にまたは部分的にコンピュータ可読媒体520の形態をとり得、コンピュータ可読媒体520は、その上に記憶されたコンピュータ実装可能コード508を含み得、コンピュータ実装可能コード508は、1つまたは複数のプロセッサ502によって実行された場合、本明細書で説明される例示的な動作の全部または部分を実施することが動作可能に可能にされ得る。コンピュータ可読媒体520はメモリ504の一部であり得る。
[0140]図6は、本明細書で説明されるように、UEがロケーションサービス要求に応答するための早期アップリンク許可をサポートすることを可能にされた、基地局600、たとえば、図1中のgNB110のいくつかの例示的な特徴を示す概略ブロック図を示す。基地局600は、eNB、gNB(たとえばgNB110)またはng-eNB(たとえばng-eNB114)であり得る。基地局600は、図2および図3に示されているメッセージフローと、図9に示されているプロセスフローと、本明細書で説明される付随するアルゴリズムとを実施し得る。基地局600は、たとえば、非一時的コンピュータ可読媒体620およびメモリ604への1つまたは複数の接続606(たとえば、バス、回線、ファイバー、リンクなど)に動作可能に結合され得る、1つまたは複数のプロセッサ602と、メモリ604と、トランシーバ610を含み得る外部インターフェース(たとえば、ワイヤレスネットワークインターフェース)と、通信インターフェース616(たとえば、直接または1つまたは複数の介在エンティティを介した、ロケーションサーバなど、コアネットワーク中の他の基地局および/またはエンティティへのワイヤラインまたはワイヤレスネットワークインターフェース)とを含み得る。基地局600は、たとえば、ユーザがそれを通して基地局とインターフェースし得る、ディスプレイ、ディスプレイ上の仮想キーパッドなどのキーパッドまたは他の入力デバイスを含み得るユーザインターフェースなど、示されていない追加のアイテムをさらに含み得る。いくつかの例示的な実装形態では、基地局600の全部または一部は、チップセットなどの形態をとり得る。トランシーバ610は、たとえば、1つまたは複数のタイプのワイヤレス通信ネットワークを介して1つまたは複数の信号を送信することを可能にされる送信機612と、1つまたは複数のタイプのワイヤレス通信ネットワークを介して送信された1つまたは複数の信号を受信するための受信機614とを含み得る。通信インターフェース616は、RAN中の他の基地局、あるいは、図1に示されているロケーションサーバ、たとえば、AMF154またはUPF158などの様々なエンティティを通したLMF152またはSLP162など、ネットワークエンティティに接続することが可能なワイヤードまたはワイヤレスインターフェースであり得る。
[0141]いくつかの実施形態では、基地局600は、内部または外部であり得るアンテナ611を含み得る。アンテナ611は、トランシーバ610によって処理される信号を送信および/または受信するために使用され得る。いくつかの実施形態では、アンテナ611は、トランシーバ610に結合され得る。いくつかの実施形態では、基地局600によって受信された(送信された)信号の測定は、アンテナ611とトランシーバ610との接続のポイントにおいて実施され得る。たとえば、受信された(送信された)RF信号測定のための基準の測定ポイントは、受信機614(送信機612)の入力(出力)端子およびアンテナ611の出力(入力)端子であり得る。複数のアンテナ611またはアンテナアレイをもつ基地局600では、アンテナコネクタは、複数のアンテナの集約出力(入力)を表す仮想ポイントと見なされ得る。いくつかの実施形態では、基地局600は、信号強度とTOA測定とを含む受信信号を測定し得、生の測定は、1つまたは複数のプロセッサ602によって処理され得る。
[0142]1つまたは複数のプロセッサ602は、ハードウェアとファームウェアとソフトウェアとの組合せを使用して実装され得る。たとえば、1つまたは複数のプロセッサ602は、媒体620および/またはメモリ604など、非一時的コンピュータ可読媒体上に、1つまたは複数の命令またはプログラムコード608を実装することによって、本明細書で説明される機能を実施するように構成され得る。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のプロセッサ602は、基地局600の動作に関係するデータ信号コンピューティングプロシージャまたはプロセスの少なくとも一部分を実施するように構成可能な1つまたは複数の回路を表し得る。
[0143]媒体620および/またはメモリ604は、命令またはプログラムコード608を記憶し得、命令またはプログラムコード608は、1つまたは複数のプロセッサ602によって実行されたとき、1つまたは複数のプロセッサ602に、本明細書で開示される技法を実施するようにプログラムされた専用コンピュータとして動作させる、実行可能コードまたはソフトウェア命令を含んでいる。基地局600に示されているように、媒体620および/またはメモリ604は、本明細書で説明される方法を実施するために1つまたは複数のプロセッサ602によって実装され得る、1つまたは複数の構成要素またはモジュールを含み得る。構成要素またはモジュールは、1つまたは複数のプロセッサ602によって実行可能である媒体620中のソフトウェアとして示されているが、構成要素またはモジュールは、メモリ604に記憶され得るか、あるいは1つまたは複数のプロセッサ602中またはプロセッサ外のいずれかの専用ハードウェアであり得ることを理解されたい。いくつかのソフトウェアモジュールおよびデータテーブルが、媒体620および/またはメモリ604中に常駐し、本明細書で説明される通信と機能の両方を管理するために、1つまたは複数のプロセッサ602によって利用され得る。基地局600に示されている媒体620および/またはメモリ604の内容の編成は例にすぎず、したがって、モジュールおよび/またはデータ構造の機能は、基地局600の実装形態に応じて、異なる方法で組み合わせられ、分離され、および/または構造化され得ることを諒解されたい。
[0144]媒体620および/またはメモリ604は、1つまたは複数のプロセッサ602によって実装されたとき、外部インターフェース(トランシーバ610および通信インターフェース616)を介して、UEおよびロケーションサーバとの測位セッションに関与するように1つまたは複数のプロセッサ602を構成する、測位セッションモジュール622を含み得る。たとえば、1つまたは複数のプロセッサ602は、ロケーションサーバからロケーションサービス要求メッセージを受信し、たとえば、LPPメッセージまたはSUPLメッセージ中で、ロケーションサービス要求メッセージをUEにフォワーディングするように構成され得る。1つまたは複数のプロセッサ602は、UEからロケーションサービス応答メッセージを受信し、たとえば、LPPメッセージまたはSUPLメッセージ中で、ロケーションサービス応答メッセージをロケーションサーバにフォワーディングするようにさらに構成される。
[0145]媒体620および/またはメモリ604は、1つまたは複数のプロセッサ602によって実装されたとき、UEについての早期UL許可を誘発するメッセージを受信するように1つまたは複数のプロセッサ602を構成する、早期アップリンク許可要求モジュール624を含み得る。メッセージは、ロケーションサーバまたはUEのいずれかから受信され得る。メッセージは、たとえば、測位セッションが緊急シナリオのためのものであるかどうかなど、UE測位セッションのための優先度レベルを示し得る。1つまたは複数のプロセッサ602は、優先度レベルが早期UL許可を保証するかどうか、たとえば、優先度レベルの指示がしきい値優先度レベルよりも大きいかどうかを決定するように構成され得る。1つまたは複数プロセッサ602は、先行UL許可がUEに提供されることを単に要求または推奨するメッセージを受信し、たとえば、ネットワーク負荷に基づいて、要求を受け付けるかまたは拒否するように構成され得る。メッセージは、繰返しのための、たとえば、周期的ロケーション要求のための複数の許可の必要の指示を含み得る。1つまたは複数のプロセッサ602は、繰返しが必要であるかどうかを決定し、繰返しが必要である場合、たとえば、測定報告、あるいはUEとの接続セットアップ、接続再開または再確立からのモビリティ状態を通して取得され得る、UEとの信号品質に基づいて、いくつの繰返しが必要であり得るかを決定するように構成され得る。
[0146]媒体620および/またはメモリ604は、1つまたは複数のプロセッサ602によって実装されたとき、UEに早期UL許可を送る、すなわち、UEがロケーションサービス要求に応答するためのUL許可を必要とするより前に送るように1つまたは複数のプロセッサ602を構成する、早期アップリンク許可送信モジュール626を含み得る。1つまたは複数のプロセッサ602は、繰返しのための、たとえば、周期的ロケーション要求のための単一のUL許可または複数の許可を送るように構成され得る。
[0147]媒体620および/またはメモリ604は、1つまたは複数のプロセッサ602によって実装されたとき、UEが測位セッション中にアイドルモードにある場合、UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、早期接続についての要求を受信するように1つまたは複数のプロセッサ602を構成する、早期接続モジュール628を含み得る。
[0148]本明細書で説明される方法は、適用例に応じて様々な手段によって実装され得る。たとえば、これらの方法は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ハードウェア実装の場合、1つまたは複数のプロセッサ602は、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明される機能を実施するように設計された他の電子ユニット、またはそれらの組合せの内部に実装され得る。
[0149]ファームウェアおよび/またはソフトウェア実装の場合、方法は、本明細書で説明される機能を実施するモジュール(たとえば、プロシージャ、関数など)を用いて実装され得る。命令を有形に実施するいかなる機械可読媒体も、本明細書で説明される方法を実装する際に使用され得る。たとえば、ソフトウェアコードは、1つまたは複数のプロセッサ602に接続され、1つまたは複数のプロセッサ602によって実行される非一時的コンピュータ可読媒体620またはメモリ604に記憶され得る。メモリは、1つまたは複数のプロセッサ内に、または1つまたは複数のプロセッサの外部に実装され得る。本明細書で使用される「メモリ」という用語は、長期メモリ、短期メモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、または他のメモリのいずれかのタイプを指し、メモリの特定のタイプまたはメモリの数、あるいはメモリが記憶される媒体のタイプに限定されるべきではない。
[0150]ファームウェアおよび/またはソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、媒体620および/またはメモリ604などの非一時的コンピュータ可読媒体上で1つまたは複数の命令またはプログラムコード608として記憶され得る。例は、データ構造で符号化されたコンピュータ可読媒体と、コンピュータプログラムコード608で符号化されたコンピュータ可読媒体とを含む。たとえば、その上に記憶されたプログラムコード608を含む非一時的コンピュータ可読媒体は、開示される実施形態に従う様式で、UEがロケーションサービス要求に応答するための早期アップリンク許可をサポートするためのプログラムコード608を含み得る。非一時的コンピュータ可読媒体620は、物理的コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのような非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光ディスク(disk)ストレージ、磁気ディスク(disk)ストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコード608を記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備えることができ、本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0151]コンピュータ可読媒体620上での記憶に加えて、命令および/またはデータは、通信装置中に含まれる伝送媒体上の信号として提供され得る。たとえば、通信装置は、命令とデータとを示す信号を有するトランシーバ610を含み得る。命令およびデータは、1つまたは複数のプロセッサに、特許請求の範囲において概説される機能を実装させるように構成される。すなわち、通信装置は、開示される機能を実施するための情報を示す信号をもつ伝送媒体を含む。
[0152]メモリ604は、任意のデータ記憶機構を表し得る。メモリ604は、たとえば、1次メモリおよび/または2次メモリを含み得る。1次メモリは、たとえば、ランダムアクセスメモリ、読取り専用メモリなどを含み得る。この例では1つまたは複数のプロセッサ602とは別個であるものとして示されているが、1次メモリの全部または一部は、1つまたは複数のプロセッサ602内に設けられるか、または場合によっては1つまたは複数のプロセッサ602とコロケート/結合され得ることを理解されたい。2次メモリは、たとえば、1次メモリと同じまたは同様のタイプのメモリ、および/あるいは、たとえば、ディスクドライブ、光ディスクドライブ、テープドライブ、ソリッドステートメモリドライブなど、1つまたは複数のデータストレージデバイスまたはシステムを含み得る。
[0153]いくつかの実装形態では、2次メモリは、非一時的コンピュータ可読媒体620を動作可能に受容可能であるか、または場合によってはそれに結合するように構成可能であり得る。したがって、いくつかの例示的な実装形態では、本明細書で提示される方法および/または装置は、全体的にまたは部分的にコンピュータ可読媒体620の形態をとり得、コンピュータ可読媒体620は、その上に記憶されたコンピュータ実装可能プログラムコード608を含み得、コンピュータ実装可能プログラムコード608は、1つまたは複数のプロセッサ602によって実行された場合、本明細書で説明される例示的な動作の全部または部分を実施することが動作可能に可能にされ得る。コンピュータ可読媒体620はメモリ604の一部であり得る。
[0154]図7は、開示される実装形態に従う様式で、図1に示されているユーザ機器(UE)102など、UEによって実施される、UEのためのロケーションサービスをサポートするための例示的な方法700のためのフローチャートを示す。
[0155]ブロック702において、UEは、たとえば、図2の段階1または図3の段階1において説明されたように、ロケーションサーバ(たとえばLMF152またはSLP162)からロケーション情報についての要求を受信する。ロケーションサーバからロケーション情報についての要求を受信するための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図4に示されている、測位セッションモジュール422など、UE400中のメモリ404および/または媒体420中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ410および1つまたは複数のプロセッサ402を含み得る。
[0156]ブロック704において、UEは、たとえば、図2の段階3または図3の段階5において説明されたように、UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局(たとえばサービングgNB110-1)からアップリンク許可を受信する。アップリンク許可は、たとえば、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で受信され得る。UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に基地局からアップリンク許可を受信するための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図4に示されている、早期アップリンク許可受信モジュール426など、UE400中のメモリ404および/または媒体420中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ410および1つまたは複数のプロセッサ402を含み得る。
[0157]ブロック706において、UEは、たとえば、図2の段階4または図3の段階7において説明されたように、アップリンク許可を使用してロケーションサーバにロケーション情報を送る。アップリンク許可を使用してロケーションサーバにロケーション情報を送るための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図4に示されている、測位セッションモジュール422など、UE400中のメモリ404および/または媒体420中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ410および1つまたは複数のプロセッサ402を含み得る。
[0158]一実装形態では、たとえば、基地局からのアップリンク許可は、たとえば、図2の段階4または図3の段階6において説明されたように、UEが測位測定を完了する前に受信され得る。一実装形態では、ロケーション情報は、たとえば、図2の段階4または図3の段階7において説明されたように、測位測定を備え得る。一実装形態では、UEは、たとえば、図2の段階4または図3の段階7において説明されたように、測位測定に基づいて位置推定値を決定し得、ここにおいて、ロケーション情報は位置推定値を備える。測位測定に基づいて位置推定値を決定するための手段、ここにおいて、ロケーション情報が位置推定値を備える、は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図4に示されている、測位セッションモジュール422など、UE400中のメモリ404および/または媒体420中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、1つまたは複数のプロセッサ402を含み得る。
[0159]一実装形態では、ロケーション情報についての要求は周期的ロケーション情報についての要求を備え、UEは、たとえば、図2の段階3、5、および8または図3の段階5および11において説明されたように、UEがロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において基地局から周期的アップリンク許可を受信し得、たとえば、図2の段階4、6、および9または図3の段階7および13において説明されたように、アップリンク許可を使用してロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送り得る。UEがロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において基地局から周期的アップリンク許可を受信するための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図4に示されている、早期アップリンク許可受信モジュール426など、UE400中のメモリ404および/または媒体420中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ410および1つまたは複数のプロセッサ402を含み得る。アップリンク許可を使用してロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送るための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図4に示されている、測位セッションモジュール422など、UE400中のメモリ404および/または媒体420中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ410および1つまたは複数のプロセッサ402を含み得る。
[0160]一実装形態では、UEは、たとえば、図2の段階2において説明されたように、UEのためのアップリンク許可を誘発するための、ロケーションサーバから基地局に送られたメッセージに応答して、基地局からアップリンク許可を受信する。いくつかの実装形態では、ロケーション情報についての要求は周期的ロケーション情報についての要求であり得、UEは、UEがロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、第2の基地局からアップリンク許可を受信し得る。第2の基地局からのアップリンク許可は、たとえば、図2の段階7および8において説明されたように、ロケーションサーバから第2の基地局に送られたアップリンク許可についての第2の要求、または基地局から第2の基地局へのUEのハンドオーバ中に基地局から第2の基地局に送られたUL許可の指示のいずれかに応答して、受信され得る。第2の基地局からのアップリンク許可は、代替的に、たとえば、図2の段階7Aおよび8において説明されたように、基地局から第2の基地局へのUEのハンドオーバ中に基地局から第2の基地局に送られたUL許可の指示に応答して受信され得る。UEは、次いで、たとえば、図2の段階9において説明されたように、アップリンク許可を使用してロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送り得る。ロケーションサーバから第2の基地局に送られたアップリンク許可についての第2の要求に応答して、UEがロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、第2の基地局からアップリンク許可を受信するための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図4に示されている、早期アップリンク許可受信モジュール426など、UE400中のメモリ404および/または媒体420中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ410および1つまたは複数のプロセッサ402を含み得る。アップリンク許可を使用してロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送るための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図4に示されている、測位セッションモジュール422など、UE400中のメモリ404および/または媒体420中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ410および1つまたは複数のプロセッサ402を含み得る。
[0161]一実装形態では、UEは、たとえば、図3の段階4において説明されたように、UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局にアップリンク許可についての要求を送り得、ここにおいて、UEは、アップリンク許可についての要求に応答して基地局からアップリンク許可を受信する。UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局にアップリンク許可についての要求を送るための手段、ここにおいて、UEがアップリンク許可についての要求に応答して基地局からアップリンク許可を受信する、は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図4に示されている、早期アップリンク許可要求モジュール424など、UE400中のメモリ404および/または媒体420中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ410および1つまたは複数のプロセッサ402を含み得る。一実装形態では、UEは、さらに、たとえば、図3の段階3において説明されたように、UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、早期接続についての要求を送り得る。UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に早期接続についての要求を送るための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図4に示されている、早期接続モジュール428など、UE400中のメモリ404および/または媒体420中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ410および1つまたは複数のプロセッサ402を含み得る。一例では、ロケーション情報についての要求は周期的ロケーション情報についての要求であり得、UEは、たとえば、図3の段階4および10において説明されたように、UEがロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において基地局にアップリンク許可についての要求を送り、たとえば、図3の段階7および13において説明されたように、アップリンク許可を使用してロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送り得る。UEがロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において基地局にアップリンク許可についての要求を送るための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図4に示されている、早期アップリンク許可要求モジュール426など、UE400中のメモリ404および/または媒体420中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ410および1つまたは複数のプロセッサ402を含み得る。アップリンク許可を使用してロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送るための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図4に示されている、測位セッションモジュール422など、UE400中のメモリ404および/または媒体420中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ410および1つまたは複数のプロセッサ402を含み得る。
[0162]一実装形態では、ロケーション情報についての要求はロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して受信され得、ロケーション情報はLPPを介して送られ得る。別の実装形態では、ロケーション情報についての要求はセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して受信され得、ロケーション情報はSUPLを介して送られ得る。
[0163]図8は、開示される実装形態に従う様式で、図1に示されているLMF152またはSLP162など、ロケーションサーバによって実施される、図1に示されているユーザ機器(UE)102など、UEのためのロケーションサービスをサポートするための例示的な方法800のためのフローチャートを示す。
[0164]ブロック802において、ロケーションサーバは、たとえば、図2の段階1において説明されたように、ロケーションサービスに関係する情報についての要求をUEに送る。ロケーションサービスに関係する情報についての要求をUEに送るための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図5に示されている、測位セッションモジュール522など、ロケーションサーバ500中のメモリ504および/または媒体520中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、外部インターフェース516および1つまたは複数のプロセッサ502を含み得る。
[0165]ブロック804において、ロケーションサーバは、たとえば、図2の段階2において説明されたように、UEが要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを基地局に送る。基地局からのアップリンク許可は、たとえば、UEが要求に対する応答を送る準備ができる前にUEによって受信される。たとえば、アップリンク許可を誘発するためのメッセージは、新無線測位プロトコルA(NRPPa)メッセージ中で送られ得る。UEが要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを基地局に送るための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図5に示されている、早期アップリンク許可モジュール524など、ロケーションサーバ500中のメモリ504および/または媒体520中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、外部インターフェース516および1つまたは複数のプロセッサ502を含み得る。
[0166]ブロック806において、ロケーションサーバは、たとえば、図2の段階4において説明されたように、アップリンク許可を使用してUEによって送られた要求に対する応答をUEから受信する。たとえば、一実装形態では、ロケーションサービスに関係する要求は、UEの能力についての要求であり得、要求に対する応答は、能力応答であり得る。一実装形態では、ロケーションサービスに関係する情報についての要求は、ロケーション情報についての要求であり得、要求に対する応答は、ロケーション情報であり得る。ロケーション情報は、たとえば、UEによる測位測定を含み得る。ロケーション情報は、たとえば、UEによって生成された位置推定値を含み得る。アップリンク許可を使用してUEによって送られた要求に対する応答をUEから受信するための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図5に示されている、測位セッションモジュール522など、ロケーションサーバ500中のメモリ504および/または媒体520中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、外部インターフェース516および1つまたは複数のプロセッサ502を含み得る。
[0167]一実装形態では、ロケーションサービスに関係する情報についての要求は、周期的ロケーション情報についての要求であり得、ここにおいて、UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージは、周期的ロケーション情報についての要求に応答するためのアップリンク許可繰返しを誘発するためのメッセージを含み得る。一実装形態では、ロケーションサーバは、たとえば、図2の段階7において説明されたように、UEが第2の基地局にハンドオフされるかまたは第2の基地局へのセル再選択を実施するとき、周期的ロケーション情報についての要求に応答するためのアップリンク許可繰返しを誘発するための第2のメッセージを第2の基地局に送り得る。UEが第2の基地局にハンドオフされるとき、周期的ロケーション情報についての要求に応答するためのアップリンク許可繰返しを誘発するための第2のメッセージを第2の基地局に送るための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図5に示されている、早期アップリンク許可モジュール524など、ロケーションサーバ500中のメモリ504および/または媒体520中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、外部インターフェース516および1つまたは複数のプロセッサ502を含み得る。
[0168]一実装形態では、ロケーションサービスに関係する情報についての要求は、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して送られ得、要求に対する応答は、LPPを介して受信され得る。別の実装形態では、ロケーションサービスに関係する情報についての要求は、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して送られ得、要求に対する応答は、SUPLを介して受信され得る。
[0169]図9は、開示される実装形態に従う様式で、図1に示されているgNB110など、基地局によって実施される、図1に示されているユーザ機器(UE)102など、UEのためのロケーションサービスをサポートするための例示的な方法900のためのフローチャートを示す。
[0170]ブロック902において、基地局は、たとえば、図2の段階2または図3の段階4において説明されたように、UEがロケーションサービスに関係する情報についてのロケーションサーバ(たとえばLMF152またはSLP162)からの要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを受信する。UEがロケーションサービスに関係する情報についてのロケーションサーバからの要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを受信するための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図6に示されている、早期アップリンク許可要求モジュール624など、基地局600中のメモリ604および/または媒体620中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ610または通信インターフェース616および1つまたは複数のプロセッサ602を含み得る。
[0171]ブロック904において、基地局は、たとえば、図2の段階3または図3の段階5において説明されたように、UEがロケーションサービスに関係する情報についての要求に対する応答を送る準備ができる前に、UEにアップリンク許可を送る。アップリンク許可は、UEが測位測定を完了する前にUEに送られ得る。UEがロケーションサービスに関係する情報についての要求に対する応答を送る準備ができる前に、UEにアップリンク許可を送るための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図6に示されている、早期アップリンク許可送信モジュール626など、基地局600中のメモリ604および/または媒体620中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ610および1つまたは複数のプロセッサ602を含み得る。
[0172]ブロック906において、基地局は、たとえば、図2の段階4または図3の段階7において説明されたように、アップリンク許可を使用してUEから送られた、情報についての要求に対する応答を受信し、ロケーションサーバにフォワーディングする。アップリンク許可を使用してUEから送られた、情報についての要求に対する応答を受信し、ロケーションサーバにフォワーディングするための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図6に示されている、測位セッションモジュール622など、基地局600中のメモリ604および/または媒体620中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ610および1つまたは複数のプロセッサ602を含み得る。
[0173]一実装形態では、ロケーションサービスに関係する要求は、UEの能力についての要求であり得、要求に対する応答は、能力応答であり得る。別の実装形態では、ロケーションサービスに関係する情報についての要求は、ロケーション情報についての要求であり得、要求に対する応答は、ロケーション情報であり得る。ロケーション情報は、たとえば、UEによる測位測定を含み得る。ロケーション情報は、たとえば、UEによって生成された位置推定値を含み得る。
[0174]一実装形態では、UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージは、たとえば、図2の段階2において説明されたように、ロケーションサーバから受信され得る。たとえば、アップリンク許可を誘発するためのメッセージは、新無線測位プロトコルA(NRPPa)メッセージ中で受信され得る。ロケーションサービスに関係する情報についての要求は、周期的ロケーション情報についての要求であり得、ここにおいて、UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージは、アップリンク許可繰返しを誘発するためのメッセージであり得、基地局は、たとえば、図2の段階3、5、および8または図3の段階5および11において説明されたように、UEに周期的アップリンク許可を送り得、たとえば、図2の段階4、6、および9または図3の段階7および13において説明されたように、アップリンク許可を使用してUEから送られた周期的ロケーション情報を受信し、周期的ロケーション情報をロケーションサーバにフォワーディングし得る。UEに周期的アップリンク許可を送るための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図6に示されている、早期アップリンク許可送信モジュール626など、基地局600中のメモリ604および/または媒体620中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ610および1つまたは複数のプロセッサ602を含み得る。アップリンク許可を使用してUEから送られた周期的ロケーション情報を受信し、周期的ロケーション情報をロケーションサーバにフォワーディングするための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図6に示されている、測位セッションモジュール622など、基地局600中のメモリ604および/または媒体620中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ610および1つまたは複数のプロセッサ602を含み得る。
[0175]一実装形態では、UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージは、たとえば、図3の段階4において説明されたように、UEから受信されたアップリンク許可についての要求であり得る。たとえば、アップリンク許可についての要求は、物理レイヤメッセージ中で受信され得、アップリンク許可は、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で送られ得る。基地局は、たとえば、図3の段階3において説明されたように、UEから早期接続についての要求を受信し得る。UEから早期接続についての要求を受信するための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図6に示されている、早期接続モジュール628など、基地局600中のメモリ604および/または媒体620中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ610および1つまたは複数のプロセッサ602を含み得る。ロケーション情報についての要求は周期的ロケーション情報についての要求であり得、基地局は、たとえば、図3の段階4において説明されたように、周期的ロケーション情報についての要求に応答するためのアップリンク許可についての要求をUEから受信し、たとえば、図3の段階5において説明されたように、UEが周期的ロケーション情報についての要求に対する応答を送る準備ができる前に、UEにアップリンク許可を送り、たとえば、図3の段階7において説明されたように、アップリンク許可を使用してUEから送られた、周期的ロケーション情報についての要求に対する応答を受信し、ロケーションサーバにフォワーディングし得る。周期的ロケーション情報についての要求に応答するためのアップリンク許可についての要求をUEから受信するための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図6に示されている、早期アップリンク許可要求モジュール624など、基地局600中のメモリ604および/または媒体620中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ610および1つまたは複数のプロセッサ602を含み得る。UEが周期的ロケーション情報についての要求に対する応答を送る準備ができる前に、UEにアップリンク許可を送るための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図6に示されている、早期アップリンク許可送信モジュール626など、基地局600中のメモリ604および/または媒体620中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ610および1つまたは複数のプロセッサ602を含み得る。アップリンク許可を使用してUEから送られた、周期的ロケーション情報についての要求に対する応答を受信し、ロケーションサーバにフォワーディングするための手段は、たとえば、専用ハードウェアをもつ、あるいは、図6に示されている、測位セッションモジュール622など、基地局600中のメモリ604および/または媒体620中の実行可能コードまたはソフトウェア命令を実装する、ワイヤレストランシーバ610および1つまたは複数のプロセッサ602を含み得る。
[0176]一実装形態では、UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージは、第2の基地局から受信されたアップリンク許可の指示であり得、ここにおいて、UEは、第2の基地局から基地局にハンドオフされる。
[0177]情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを当業者は諒解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0178]さらに、本明細書で開示される態様に関して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアとのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概してそれらの機能に関して上記で説明された。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。
[0179]本明細書で開示される態様に関して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明された機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
[0180]本明細書で開示される態様に関して説明された方法、シーケンスおよび/またはアルゴリズムは、ハードウェアで直接実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に存在し得る。ASICはユーザ端末(たとえば、UE)中に存在し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として存在し得る。
[0181]1つまたは複数の例示的な態様では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)およびBlu-rayディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0182]この説明に鑑みて、実施形態は、特徴の異なる組合せを含み得る。実装例が、以下の番号付けされた条項において説明される。
[0183]条項1. ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするための、UEによって実施される方法であって、ロケーションサーバからロケーション情報についての要求を受信することと、UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局からアップリンク許可を受信することと、アップリンク許可を使用してロケーションサーバにロケーション情報を送ることとを備える、方法。
[0184]条項2. 基地局からのアップリンク許可は、UEが測位測定を完了する前に受信される、条項1に記載の方法。
[0185]条項3. ロケーション情報が測位測定を備える、条項2に記載の方法。
[0186]条項4. 測位測定に基づいて位置推定値を決定することをさらに備え、ここにおいて、ロケーション情報が位置推定値を備える、条項2に記載の方法。
[0187]条項5. ロケーション情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、方法は、UEがロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において基地局から周期的アップリンク許可を受信することと、アップリンク許可を使用してロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送ることとをさらに備える、条項1から4のいずれかに記載の方法。
[0188]条項6. UEが、UEのためのアップリンク許可を誘発するための、ロケーションサーバから基地局に送られたメッセージに応答して、基地局からアップリンク許可を受信する、条項1から5のいずれかに記載の方法。
[0189]条項7. ロケーション情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、方法は、UEがロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、第2の基地局からアップリンク許可を受信することと、ここにおいて、アップリンク許可を受信することが、ロケーションサーバから第2の基地局に送られたアップリンク許可についての第2の要求、または基地局から第2の基地局へのUEのハンドオーバ中に基地局から第2の基地局に送られたUL許可の指示のいずれかに応答したものである、アップリンク許可を使用してロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送ることとをさらに備える、条項6に記載の方法。
[0190]条項8. UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局にアップリンク許可についての要求を送ること、ここにおいて、UEが、アップリンク許可についての要求に応答して基地局からアップリンク許可を受信する、をさらに備える、条項1から7のいずれかに記載の方法。
[0191]条項9. UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、早期接続についての要求を送ることをさらに備える、条項8に記載の方法。
[0192]条項10. ロケーション情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、方法は、UEがロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において基地局にアップリンク許可についての要求を送ることと、アップリンク許可を使用してロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送ることとをさらに備える、条項9に記載の方法。
[0193]条項11. ロケーション情報についての要求が、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して受信され、ロケーション情報がLPPを介して送られる、条項1から10のいずれかに記載の方法。
[0194]条項12. ロケーション情報についての要求が、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して受信され、ロケーション情報がSUPLを介して送られる、条項1から10のいずれかに記載の方法。
[0195]条項13. アップリンク許可が、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で受信される、条項1から12のいずれかに記載の方法。
[0196]条項14. ユーザ機器(UE)であって、UEのためのロケーションサービスをサポートするために構成され、ワイヤレスネットワークにおいて他のエンティティと通信するように構成されたワイヤレストランシーバと、少なくとも1つのメモリと、ワイヤレストランシーバおよび少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを備え、少なくとも1つのプロセッサは、ワイヤレストランシーバを介して、ロケーションサーバからロケーション情報についての要求を受信することと、ワイヤレストランシーバを介して、UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局からアップリンク許可を受信することと、ワイヤレストランシーバを介して、アップリンク許可を使用してロケーションサーバにロケーション情報を送ることとを行うように構成された、ユーザ機器(UE)。
[0197]条項15. 基地局からのアップリンク許可は、UEが測位測定を完了する前に受信される、条項14に記載のUE。
[0198]条項16. ロケーション情報が測位測定を備える、条項15に記載のUE。
[0199]条項17. 少なくとも1つのプロセッサが、測位測定に基づいて位置推定値を決定するようにさらに構成され、ここにおいて、ロケーション情報が位置推定値を備える、条項15に記載のUE。
[0200]条項18. ロケーション情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、ここにおいて、少なくとも1つのプロセッサは、ワイヤレストランシーバを介して、UEがロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において基地局から周期的アップリンク許可を受信することと、ワイヤレストランシーバを介して、アップリンク許可を使用してロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送ることとを行うようにさらに構成された、条項14から17のいずれかに記載のUE。
[0201]条項19. UEが、UEのためのアップリンク許可を誘発するための、ロケーションサーバから基地局に送られたメッセージに応答して、基地局からアップリンク許可を受信する、条項14から18のいずれかに記載のUE。
[0202]条項20. ロケーション情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、ここにおいて、少なくとも1つのプロセッサは、ロケーションサーバから第2の基地局に送られたアップリンク許可についての第2の要求に応答して、ワイヤレストランシーバを介して、UEがロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、第2の基地局からアップリンク許可を受信することと、ワイヤレストランシーバを介して、アップリンク許可を使用してロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送ることとを行うようにさらに構成された、条項19に記載のUE。
[0203]条項21. 少なくとも1つのプロセッサは、ワイヤレストランシーバを介して、UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局にアップリンク許可についての要求を送ること、ここにおいて、UEが、アップリンク許可についての要求に応答して基地局からアップリンク許可を受信する、を行うようにさらに構成された、条項14から20のいずれかに記載のUE。
[0204]条項22. 少なくとも1つのプロセッサは、ワイヤレストランシーバを介して、UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、早期接続についての要求を送ることを行うようにさらに構成された、条項21に記載のUE。
[0205]条項23. ロケーション情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、ここにおいて、少なくとも1つのプロセッサは、ワイヤレストランシーバを介して、UEがロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において基地局にアップリンク許可についての要求を送ることと、ワイヤレストランシーバを介して、アップリンク許可を使用してロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送ることとを行うようにさらに構成された、条項22に記載のUE。
[0206]条項24. ロケーション情報についての要求が、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して受信され、ロケーション情報がLPPを介して送られる、条項14から23のいずれかに記載のUE。
[0207]条項25. ロケーション情報についての要求が、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して受信され、ロケーション情報がSUPLを介して送られる、条項14から23のいずれかに記載のUE。
[0208]条項26. アップリンク許可が、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で受信される、条項14から25のいずれかに記載のUE。
[0209]条項27. ユーザ機器(UE)であって、UEのためのロケーションサービスをサポートするために構成され、ロケーションサーバからロケーション情報についての要求を受信するための手段と、UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局からアップリンク許可を受信するための手段と、アップリンク許可を使用してロケーションサーバにロケーション情報を送るための手段とを備える、ユーザ機器(UE)。
[0210]条項28. 基地局からのアップリンク許可は、UEが測位測定を完了する前に受信される、条項27に記載のUE。
[0211]条項29. ロケーション情報が測位測定を備える、条項28に記載のUE。
[0212]条項30. 測位測定に基づいて位置推定値を決定するための手段をさらに備え、ここにおいて、ロケーション情報が位置推定値を備える、条項28に記載のUE。
[0213]条項31. ロケーション情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、UEがロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において基地局から周期的アップリンク許可を受信するための手段と、アップリンク許可を使用してロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送るための手段とをさらに備える、条項27から30のいずれかに記載のUE。
[0214]条項32. UEが、UEのためのアップリンク許可を誘発するための、ロケーションサーバから基地局に送られたメッセージに応答して、基地局からアップリンク許可を受信する、条項27から31のいずれかに記載のUE。
[0215]条項33. ロケーション情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、UEがロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、第2の基地局からアップリンク許可を受信するための手段と、ここにおいて、アップリンク許可を受信することが、ロケーションサーバから第2の基地局に送られたアップリンク許可についての第2の要求、または基地局から第2の基地局へのUEのハンドオーバ中に基地局から第2の基地局に送られたUL許可の指示のいずれかに応答したものである、アップリンク許可を使用してロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送るための手段とをさらに備える、条項32に記載のUE。
[0216]条項34. UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局にアップリンク許可についての要求を送るための手段、ここにおいて、UEが、アップリンク許可についての要求に応答して基地局からアップリンク許可を受信する、をさらに備える、条項27から33のいずれかに記載のUE。
[0217]条項35. UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、早期接続についての要求を送るための手段をさらに備える、条項34に記載のUE。
[0218]条項36. ロケーション情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、UEがロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において基地局にアップリンク許可についての要求を送るための手段と、アップリンク許可を使用してロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送るための手段とをさらに備える、条項35に記載のUE。
[0219]条項37. ロケーション情報についての要求が、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して受信され、ロケーション情報がLPPを介して送られる、条項27から36のいずれかに記載のUE。
[0220]条項38. ロケーション情報についての要求が、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して受信され、ロケーション情報がSUPLを介して送られる、条項27から36のいずれかに記載のUE。
[0221]条項39. アップリンク許可が、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で受信される、条項27から38のいずれかに記載のUE。
[0222]条項40. 非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、その上に記憶されたプログラムコードを含み、プログラムコードは、ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするためのUE中の少なくとも1つのプロセッサを構成するように動作可能であり、プログラムコードは、ロケーションサーバからロケーション情報についての要求を受信することと、UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局からアップリンク許可を受信することと、アップリンク許可を使用してロケーションサーバにロケーション情報を送ることとを行うための命令を備える、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0223]条項41. 基地局からのアップリンク許可は、UEが測位測定を完了する前に受信される、条項40に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0224]条項42. ロケーション情報が測位測定を備える、条項41に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0225]条項43. 測位測定に基づいて位置推定値を決定するための命令をさらに備え、ここにおいて、ロケーション情報が位置推定値を備える、条項41に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0226]条項44. ロケーション情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、プログラムコードは、UEがロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において基地局から周期的アップリンク許可を受信することと、アップリンク許可を使用してロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送ることとを行うための命令をさらに備える、条項40から43のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0227]条項45. UEが、UEのためのアップリンク許可を誘発するための、ロケーションサーバから基地局に送られたメッセージに応答して、基地局からアップリンク許可を受信する、条項40から44のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0228]条項46. ロケーション情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、プログラムコードは、UEがロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、第2の基地局からアップリンク許可を受信することと、ここにおいて、アップリンク許可を受信することが、ロケーションサーバから第2の基地局に送られたアップリンク許可についての第2の要求、または基地局から第2の基地局へのUEのハンドオーバ中に基地局から第2の基地局に送られたUL許可の指示のいずれかに応答したものである、アップリンク許可を使用してロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送ることとを行うための命令をさらに備える、条項45に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0229]条項47. プログラムコードは、UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局にアップリンク許可についての要求を送ること、ここにおいて、UEが、アップリンク許可についての要求に応答して基地局からアップリンク許可を受信する、を行うための命令をさらに備える、条項40から46のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0230]条項48. プログラムコードは、UEがロケーションサーバにロケーション情報を送る準備ができる前に、早期接続についての要求を送るための命令をさらに備える、条項47に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0231]条項49. ロケーション情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、プログラムコードは、UEがロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において基地局にアップリンク許可についての要求を送ることと、アップリンク許可を使用してロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送ることとを行うための命令をさらに備える、条項48に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0232]条項50. ロケーション情報についての要求が、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して受信され、ロケーション情報がLPPを介して送られる、条項40から49のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0233]条項51. ロケーション情報についての要求が、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して受信され、ロケーション情報がSUPLを介して送られる、条項40から49のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0234]条項52. アップリンク許可が、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で受信される、条項40から51のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0235]条項53. ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするための、ロケーションサーバによって実施される方法であって、ロケーションサービスに関係する情報についての要求をUEに送ることと、UEが要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを基地局に送ることと、アップリンク許可を使用してUEによって送られた要求に対する応答をUEから受信することとを備える、方法。
[0236]条項54. 基地局からのアップリンク許可は、UEが要求に対する応答を送る準備ができる前にUEによって受信される、条項53に記載の方法。
[0237]条項55. ロケーションサービスに関係する要求が、UEの能力についての要求を備え、要求に対する応答が、能力応答を備える、条項53または54のいずれかに記載の方法。
[0238]条項56. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、ロケーション情報についての要求を備え、要求に対する応答が、ロケーション情報を備える、条項53または54のいずれかに記載の方法。
[0239]条項57. ロケーション情報が、UEによる測位測定を備える、条項56に記載の方法。
[0240]条項58. ロケーション情報が、UEによって生成された位置推定値を備える、条項56に記載の方法。
[0241]条項59. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、ここにおいて、UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、周期的ロケーション情報についての要求に応答するためのアップリンク許可繰返しを誘発するためのメッセージを備える、条項53から58のいずれかに記載の方法。
[0242]条項60. 方法は、UEが第2の基地局にハンドオフされるかまたは第2の基地局へのセル再選択を実施するとき、周期的ロケーション情報についての要求に応答するためのアップリンク許可繰返しを誘発するための第2のメッセージを第2の基地局に送ることをさらに備える、条項59に記載の方法。
[0243]条項61. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して送られ、要求に対する応答が、LPPを介して受信される、条項53から60のいずれかに記載の方法。
[0244]条項62. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して送られ、要求に対する応答が、SUPLを介して受信される、条項53から60のいずれかに記載の方法。
[0245]条項63. アップリンク許可を誘発するためのメッセージが、新無線測位プロトコルAメッセージ中で送られる、条項53から62のいずれかに記載の方法。
[0246]条項64. ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするために構成されたロケーションサーバであって、ワイヤレスネットワークにおいて他のエンティティと通信するように構成された外部インターフェースと、少なくとも1つのメモリと、外部インターフェースおよび少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを備え、少なくとも1つのプロセッサは、外部インターフェースを介して、ロケーションサービスに関係する情報についての要求をUEに送ることと、外部インターフェースを介して、UEが要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを基地局に送ることと、外部インターフェースを介して、アップリンク許可を使用してUEによって送られた要求に対する応答をUEから受信することとを行うように構成された、ロケーションサーバ。
[0247]条項65. 基地局からのアップリンク許可は、UEが要求に対する応答を送る準備ができる前にUEによって受信される、条項64に記載のロケーションサーバ。
[0248]条項66. ロケーションサービスに関係する要求が、UEの能力についての要求を備え、要求に対する応答が、能力応答を備える、条項64または65のいずれかに記載のロケーションサーバ。
[0249]条項67. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、ロケーション情報についての要求を備え、要求に対する応答が、ロケーション情報を備える、条項64または65のいずれかに記載のロケーションサーバ。
[0250]条項68. ロケーション情報が、UEによる測位測定を備える、条項67に記載のロケーションサーバ。
[0251]条項69. ロケーション情報が、UEによって生成された位置推定値を備える、条項67に記載のロケーションサーバ。
[0252]条項70. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、ここにおいて、UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、周期的ロケーション情報についての要求に応答するためのアップリンク許可繰返しを誘発するためのメッセージを備える、条項64から69のいずれかに記載のロケーションサーバ。
[0253]条項71. 少なくとも1つのプロセッサは、UEが第2の基地局にハンドオフされるかまたは第2の基地局へのセル再選択を実施するとき、外部インターフェースを介して、周期的ロケーション情報についての要求に応答するためのアップリンク許可繰返しを誘発するための第2のメッセージを第2の基地局に送るようにさらに構成された、条項70に記載のロケーションサーバ。
[0254]条項72. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して送られ、要求に対する応答が、LPPを介して受信される、条項64から71のいずれかに記載のロケーションサーバ。
[0255]条項73. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して送られ、要求に対する応答が、SUPLを介して受信される、条項64から71のいずれかに記載のロケーションサーバ。
[0256]条項74. アップリンク許可を誘発するためのメッセージが、新無線測位プロトコルAメッセージ中で送られる、条項64から73のいずれかに記載のロケーションサーバ。
[0257]条項75. ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするために構成されたロケーションサーバであって、ロケーションサービスに関係する情報についての要求をUEに送るための手段と、UEが要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを基地局に送るための手段と、アップリンク許可を使用してUEによって送られた要求に対する応答をUEから受信するための手段とを備える、ロケーションサーバ。
[0258]条項76. 基地局からのアップリンク許可は、UEが要求に対する応答を送る準備ができる前にUEによって受信される、条項75に記載のロケーションサーバ。
[0259]条項77. ロケーションサービスに関係する要求が、UEの能力についての要求を備え、要求に対する応答が、能力応答を備える、条項75または76のいずれかに記載のロケーションサーバ。
[0260]条項78. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、ロケーション情報についての要求を備え、要求に対する応答が、ロケーション情報を備える、条項75または76のいずれかに記載のロケーションサーバ。
[0261]条項79. ロケーション情報が、UEによる測位測定を備える、条項78に記載のロケーションサーバ。
[0262]条項80. ロケーション情報が、UEによって生成された位置推定値を備える、条項78に記載のロケーションサーバ。
[0263]条項81. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、ここにおいて、UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、周期的ロケーション情報についての要求に応答するためのアップリンク許可繰返しを誘発するためのメッセージを備える、条項75から80のいずれかに記載のロケーションサーバ。
[0264]条項82. UEが第2の基地局にハンドオフされるかまたは第2の基地局へのセル再選択を実施するとき、周期的ロケーション情報についての要求に応答するためのアップリンク許可繰返しを誘発するための第2のメッセージを第2の基地局に送るための手段をさらに備える、条項81に記載のロケーションサーバ。
[0265]条項83. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して送られ、要求に対する応答が、LPPを介して受信される、条項75から82のいずれかに記載のロケーションサーバ。
[0266]条項84. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して送られ、要求に対する応答が、SUPLを介して受信される、条項75から82のいずれかに記載のロケーションサーバ。
[0267]条項85. アップリンク許可を誘発するためのメッセージが、新無線測位プロトコルAメッセージ中で送られる、条項75から84のいずれかに記載のロケーションサーバ。
[0268]条項86. 非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、その上に記憶されたプログラムコードを含み、プログラムコードは、ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするためのロケーションサーバ中の少なくとも1つのプロセッサを構成するように動作可能であり、プログラムコードは、ロケーションサービスに関係する情報についての要求をUEに送ることと、UEが要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを基地局に送ることと、アップリンク許可を使用してUEによって送られた要求に対する応答をUEから受信することとを行うための命令を備える、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0269]条項87. 基地局からのアップリンク許可は、UEが要求に対する応答を送る準備ができる前にUEによって受信される、条項86に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0270]条項88. ロケーションサービスに関係する要求が、UEの能力についての要求を備え、要求に対する応答が、能力応答を備える、条項86または87のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0271]条項89. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、ロケーション情報についての要求を備え、要求に対する応答が、ロケーション情報を備える、条項86または87のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0272]条項90. ロケーション情報が、UEによる測位測定を備える、条項89に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0273]条項91. ロケーション情報が、UEによって生成された位置推定値を備える、条項89に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0274]条項92. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、ここにおいて、UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、周期的ロケーション情報についての要求に応答するためのアップリンク許可繰返しを誘発するためのメッセージを備える、条項86から91のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0275]条項93. プログラムコードは、UEが第2の基地局にハンドオフされるかまたは第2の基地局へのセル再選択を実施するとき、周期的ロケーション情報についての要求に応答するためのアップリンク許可繰返しを誘発するための第2のメッセージを第2の基地局に送るための命令をさらに備える、条項92に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0276]条項94. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して送られ、要求に対する応答が、LPPを介して受信される、条項86から93のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0277]条項95. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して送られ、要求に対する応答が、SUPLを介して受信される、条項86から93のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0278]条項96. アップリンク許可を誘発するためのメッセージが、新無線測位プロトコルAメッセージ中で送られる、条項86から95のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0279]条項97. ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするための、基地局によって実施される方法であって、UEがロケーションサービスに関係する情報についてのロケーションサーバからの要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを受信することと、UEがロケーションサービスに関係する情報についての要求に対する応答を送る準備ができる前に、UEにアップリンク許可を送ることと、アップリンク許可を使用してUEから送られた、情報についての要求に対する応答を受信し、ロケーションサーバにフォワーディングすることとを備える、方法。
[0280]条項98. アップリンク許可は、UEが測位測定を完了する前にUEに送られる、条項97に記載の方法。
[0281]条項99. ロケーションサービスに関係する要求が、UEの能力についての要求を備え、要求に対する応答が、能力応答を備える、条項97または98のいずれかに記載の方法。
[0282]条項100. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、ロケーション情報についての要求を備え、要求に対する応答が、ロケーション情報を備える、条項97または98のいずれかに記載の方法。
[0283]条項101. ロケーション情報が、UEによる測位測定を備える、条項100に記載の方法。
[0284]条項102. ロケーション情報が、UEによって生成された位置推定値を備える、条項100に記載の方法。
[0285]条項103. UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、ロケーションサーバから受信される、条項97から102のいずれかに記載の方法。
[0286]条項104. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、ここにおいて、UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、アップリンク許可繰返しを誘発するためのメッセージを備え、方法が、UEに周期的アップリンク許可を送ることと、アップリンク許可を使用してUEから送られた周期的ロケーション情報を受信し、周期的ロケーション情報をロケーションサーバにフォワーディングすることとをさらに備える、条項103に記載の方法。
[0287]条項105. アップリンク許可を誘発するためのメッセージが、新無線測位プロトコルAメッセージ中で受信される、条項103に記載の方法。
[0288]条項106. UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、UEから受信されたアップリンク許可についての要求である、条項97から105のいずれかに記載の方法。
[0289]条項107. UEから早期接続についての要求を受信することをさらに備える、条項106に記載の方法。
[0290]条項108. ロケーション情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、方法は、周期的ロケーション情報についての要求に応答するためのアップリンク許可についての要求をUEから受信することと、UEが周期的ロケーション情報についての要求に対する応答を送る準備ができる前に、UEにアップリンク許可を送ることと、アップリンク許可を使用してUEから送られた、周期的ロケーション情報についての要求に対する応答を受信し、ロケーションサーバにフォワーディングすることとをさらに備える、条項106に記載の方法。
[0291]条項109. アップリンク許可についての要求が、物理レイヤメッセージ中で受信され、アップリンク許可が、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で送られる、条項106から108のいずれかに記載の方法。
[0292]条項110. UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、第2の基地局から受信されたアップリンク許可の指示であり、ここにおいて、UEが、第2の基地局から基地局にハンドオフされる、条項97から109のいずれかに記載の方法。
[0293]条項111. ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするために構成された基地局であって、ワイヤレスネットワークにおいて他のエンティティと通信するように構成された外部インターフェースと、少なくとも1つのメモリと、外部インターフェースおよび少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを備え、少なくとも1つのプロセッサは、外部インターフェースを介して、UEがロケーションサービスに関係する情報についてのロケーションサーバからの要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを受信することと、外部インターフェースを介して、UEがロケーションサービスに関係する情報についての要求に対する応答を送る準備ができる前に、UEにアップリンク許可を送ることと、外部インターフェースを介して、アップリンク許可を使用してUEから送られた、情報についての要求に対する応答を受信し、ロケーションサーバにフォワーディングすることとを行うように構成された、基地局。
[0294]条項112. アップリンク許可は、UEが測位測定を完了する前にUEに送られる、条項111に記載の基地局。
[0295]条項113. ロケーションサービスに関係する要求が、UEの能力についての要求を備え、要求に対する応答が、能力応答を備える、条項111または112のいずれかに記載の基地局。
[0296]条項114. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、ロケーション情報についての要求を備え、要求に対する応答が、ロケーション情報を備える、条項111または112のいずれかに記載の基地局。
[0297]条項115. ロケーション情報が、UEによる測位測定を備える、条項114に記載の基地局。
[0298]条項116. ロケーション情報が、UEによって生成された位置推定値を備える、条項114に記載の基地局。
[0299]条項117. UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、ロケーションサーバから受信される、条項111から116のいずれかに記載の基地局。
[0300]条項118. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、ここにおいて、UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、アップリンク許可繰返しを誘発するためのメッセージを備え、ここにおいて、少なくとも1つのプロセッサが、外部インターフェースを介して、UEに周期的アップリンク許可を送ることと、外部インターフェースを介して、アップリンク許可を使用してUEから送られた周期的ロケーション情報を受信し、周期的ロケーション情報をロケーションサーバにフォワーディングすることとを行うようにさらに構成された、条項117に記載の基地局。
[0301]条項119. アップリンク許可を誘発するためのメッセージが、新無線測位プロトコルAメッセージ中で受信される、条項117に記載の基地局。
[0302]条項120. UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、UEから受信されたアップリンク許可についての要求である、条項111から119のいずれかに記載の基地局。
[0303]条項121. 少なくとも1つのプロセッサが、外部インターフェースを介して、UEから早期接続についての要求を受信するようにさらに構成された、条項120に記載の基地局。
[0304]条項122. ロケーション情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、ここにおいて、少なくとも1つのプロセッサは、外部インターフェースを介して、周期的ロケーション情報についての要求に応答するためのアップリンク許可についての要求をUEから受信することと、外部インターフェースを介して、UEが周期的ロケーション情報についての要求に対する応答を送る準備ができる前に、UEにアップリンク許可を送ることと、外部インターフェースを介して、アップリンク許可を使用してUEから送られた、周期的ロケーション情報についての要求に対する応答を受信し、ロケーションサーバにフォワーディングすることとを行うようにさらに構成された、条項121に記載の基地局。
[0305]条項123. アップリンク許可についての要求が、物理レイヤメッセージ中で受信され、アップリンク許可が、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で送られる、条項120から122のいずれかに記載の基地局。
[0306]条項124. UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、第2の基地局から受信されたアップリンク許可の指示であり、ここにおいて、UEが、第2の基地局から基地局にハンドオフされる、条項111から123のいずれかに記載の基地局。
[0307]条項125. ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするために構成された基地局であって、UEがロケーションサービスに関係する情報についてのロケーションサーバからの要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを受信するための手段と、UEがロケーションサービスに関係する情報についての要求に対する応答を送る準備ができる前に、UEにアップリンク許可を送るための手段と、アップリンク許可を使用してUEから送られた、情報についての要求に対する応答を受信し、ロケーションサーバにフォワーディングするための手段とを備える、基地局。
[0308]条項126. アップリンク許可は、UEが測位測定を完了する前にUEに送られる、条項125に記載の基地局。
[0309]条項127. ロケーションサービスに関係する要求が、UEの能力についての要求を備え、要求に対する応答が、能力応答を備える、条項125または126のいずれかに記載の基地局。
[0310]条項128. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、ロケーション情報についての要求を備え、要求に対する応答が、ロケーション情報を備える、条項125または126のいずれかに記載の基地局。
[0311]条項129. ロケーション情報が、UEによる測位測定を備える、条項128に記載の基地局。
[0312]条項130. ロケーション情報が、UEによって生成された位置推定値を備える、条項128に記載の基地局。
[0313]条項131. UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、ロケーションサーバから受信される、条項125から130のいずれかに記載の基地局。
[0314]条項132. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、ここにおいて、UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、アップリンク許可繰返しを誘発するためのメッセージを備え、UEに周期的アップリンク許可を送るための手段と、アップリンク許可を使用してUEから送られた周期的ロケーション情報を受信し、周期的ロケーション情報をロケーションサーバにフォワーディングするための手段とをさらに備える、条項131に記載の基地局。
[0315]条項133. アップリンク許可を誘発するためのメッセージが、新無線測位プロトコルAメッセージ中で受信される、条項131に記載の基地局。
[0316]条項134. UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、UEから受信されたアップリンク許可についての要求である、条項125から133のいずれかに記載の基地局。
[0317]条項135. UEから早期接続についての要求を受信するための手段をさらに備える、条項134に記載の基地局。
[0318]条項136. ロケーション情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、周期的ロケーション情報についての要求に応答するためのアップリンク許可についての要求をUEから受信するための手段と、UEが周期的ロケーション情報についての要求に対する応答を送る準備ができる前に、UEにアップリンク許可を送るための手段と、アップリンク許可を使用してUEから送られた、周期的ロケーション情報についての要求に対する応答を受信し、ロケーションサーバにフォワーディングするための手段とをさらに備える、条項134に記載の基地局。
[0319]条項137. アップリンク許可についての要求が、物理レイヤメッセージ中で受信され、アップリンク許可が、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で送られる、条項134から136のいずれかに記載の基地局。
[0320]条項138. UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、第2の基地局から受信されたアップリンク許可の指示であり、ここにおいて、UEが、第2の基地局から基地局にハンドオフされる、条項125から137のいずれかに記載の基地局。
[0321]条項139. 非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、その上に記憶されたプログラムコードを含み、プログラムコードは、ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするための基地局中の少なくとも1つのプロセッサを構成するように動作可能であり、プログラムコードは、UEがロケーションサービスに関係する情報についてのロケーションサーバからの要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを受信することと、UEがロケーションサービスに関係する情報についての要求に対する応答を送る準備ができる前に、UEにアップリンク許可を送ることと、アップリンク許可を使用してUEから送られた、情報についての要求に対する応答を受信し、ロケーションサーバにフォワーディングすることとを行うための命令を備える、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0322]条項140. アップリンク許可は、UEが測位測定を完了する前にUEに送られる、条項139に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0323]条項141. ロケーションサービスに関係する要求が、UEの能力についての要求を備え、要求に対する応答が、能力応答を備える、条項139または140のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0324]条項142. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、ロケーション情報についての要求を備え、要求に対する応答が、ロケーション情報を備える、条項139または140のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0325]条項143. ロケーション情報が、UEによる測位測定を備える、条項142に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0326]条項144. ロケーション情報が、UEによって生成された位置推定値を備える、条項142に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0327]条項145. UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、ロケーションサーバから受信される、条項139から144のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0328]条項146. ロケーションサービスに関係する情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、ここにおいて、UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、アップリンク許可繰返しを誘発するためのメッセージを備え、プログラムコードが、UEに周期的アップリンク許可を送ることと、アップリンク許可を使用してUEから送られた周期的ロケーション情報を受信し、周期的ロケーション情報をロケーションサーバにフォワーディングすることとを行うための命令をさらに備える、条項145に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0329]条項147. アップリンク許可を誘発するためのメッセージが、新無線測位プロトコルAメッセージ中で受信される、条項145に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0330]条項148. UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、UEから受信されたアップリンク許可についての要求である、条項139から147のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0331]条項149. プログラムコードが、UEから早期接続についての要求を受信するための命令をさらに備える、条項148に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0332]条項150. ロケーション情報についての要求が、周期的ロケーション情報についての要求を備え、プログラムコードは、周期的ロケーション情報についての要求に応答するためのアップリンク許可についての要求をUEから受信することと、UEが周期的ロケーション情報についての要求に対する応答を送る準備ができる前に、UEにアップリンク許可を送ることと、アップリンク許可を使用してUEから送られた、周期的ロケーション情報についての要求に対する応答を受信し、ロケーションサーバにフォワーディングすることとを行うための命令をさらに備える、条項148に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0333]条項151. アップリンク許可についての要求が、物理レイヤメッセージ中で受信され、アップリンク許可が、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で送られる、条項148から150のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0334]条項152. UEのためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージが、第2の基地局から受信されたアップリンク許可の指示であり、ここにおいて、UEが、第2の基地局から基地局にハンドオフされる、条項139から151のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[0335]上記の開示は本開示の例示的な態様を示しているが、添付の特許請求の範囲によって定義された本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書において様々な変更および修正が行われ得ることに留意されたい。本明細書で説明された本開示の態様による方法クレームの機能、ステップおよび/またはアクションは、特定の順序で実施される必要がない。さらに、本開示の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。
[0335]上記の開示は本開示の例示的な態様を示しているが、添付の特許請求の範囲によって定義された本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書において様々な変更および修正が行われ得ることに留意されたい。本明細書で説明された本開示の態様による方法クレームの機能、ステップおよび/またはアクションは、特定の順序で実施される必要がない。さらに、本開示の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするための、前記UEによって実施される方法であって、
ロケーションサーバからロケーション情報についての要求を受信することと、
前記UEが前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局からアップリンク許可を受信することと、
前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送ることと、
を備える、方法。
[C2]
前記基地局からの前記アップリンク許可は、前記UEが測位測定を完了する前に受信される、C1に記載の方法。
[C3]
前記ロケーション情報は前記測位測定を備える、C2に記載の方法。
[C4]
前記測位測定に基づいて位置推定値を決定することをさらに備え、前記ロケーション情報は前記位置推定値を備える、C2に記載の方法。
[C5]
ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記方法は、
前記UEが前記ロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において前記基地局からアップリンク許可を受信することと、
前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記周期的ロケーション情報を送ることと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記UEは、前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための、前記ロケーションサーバから前記基地局に送られたメッセージに応答して、前記基地局から前記アップリンク許可を受信する、C1に記載の方法。
[C7]
ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記方法は、
前記UEが前記ロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、第2の基地局からアップリンク許可を受信することと、ここにおいて、前記アップリンク許可を受信することは、前記ロケーションサーバから前記第2の基地局に送られた前記アップリンク許可についての第2の要求、または前記基地局から前記第2の基地局への前記UEのハンドオーバ中に前記基地局から前記第2の基地局に送られたUL許可の指示のいずれかに応答したものである、
前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記周期的ロケーション情報を送ることと、
をさらに備える、C6に記載の方法。
[C8]
前記UEが前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送る準備ができる前に、前記基地局に前記アップリンク許可についての要求を送ること、ここにおいて、前記UEは、前記アップリンク許可についての前記要求に応答して前記基地局から前記アップリンク許可を受信する、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記UEが前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送る準備ができる前に、早期接続についての要求を送ること、
をさらに備える、C8に記載の方法。
[C10]
ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記方法は、
前記UEが前記ロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において前記基地局に前記アップリンク許可についての要求を送ることと、
前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記周期的ロケーション情報を送ることと、
をさらに備える、C9に記載の方法。
[C11]
ロケーション情報についての前記要求は、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して受信され、前記ロケーション情報はLPPを介して送られる、C1に記載の方法。
[C12]
ロケーション情報についての前記要求は、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して受信され、前記ロケーション情報はSUPLを介して送られる、C1に記載の方法。
[C13]
前記アップリンク許可は、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で受信される、C1に記載の方法。
[C14]
ユーザ機器(UE)であって、前記UEのためのロケーションサービスをサポートするために構成され、
ワイヤレスネットワークにおいて他のエンティティと通信するように構成されたワイヤレストランシーバと、
少なくとも1つのメモリと、
前記ワイヤレストランシーバおよび前記少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと、
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバを介して、ロケーションサーバからロケーション情報についての要求を受信することと、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記UEが前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局からアップリンク許可を受信することと、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送ることと、
を行うように構成された、ユーザ機器(UE)。
[C15]
前記基地局からの前記アップリンク許可は、前記UEが測位測定を完了する前に受信される、C14に記載のUE。
[C16]
前記ロケーション情報は前記測位測定を備える、C15に記載のUE。
[C17]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記測位測定に基づいて位置推定値を決定するようにさらに構成され、前記ロケーション情報は前記位置推定値を備える、C15に記載のUE。
[C18]
ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記UEが前記ロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において前記基地局からアップリンク許可を受信することと、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記周期的ロケーション情報を送ることと、
を行うようにさらに構成された、C14に記載のUE。
[C19]
前記UEは、前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための、前記ロケーションサーバから前記基地局に送られたメッセージに応答して、前記基地局から前記アップリンク許可を受信する、C14に記載のUE。
[C20]
ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記UEが前記ロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、第2の基地局からアップリンク許可を受信することと、ここにおいて、前記アップリンク許可を受信することは、前記ロケーションサーバから前記第2の基地局に送られた前記アップリンク許可についての第2の要求、または前記基地局から前記第2の基地局への前記UEのハンドオーバ中に前記基地局から前記第2の基地局に送られたUL許可の指示のいずれかに応答したものである、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記周期的ロケーション情報を送ることと、
を行うようにさらに構成された、C19に記載のUE。
[C21]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記UEが前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送る準備ができる前に、前記基地局に前記アップリンク許可についての要求を送ること、ここにおいて、前記UEは、前記アップリンク許可についての前記要求に応答して前記基地局から前記アップリンク許可を受信する、
を行うようにさらに構成された、C14に記載のUE。
[C22]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記UEが前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送る準備ができる前に、早期接続についての要求を送ること、
を行うようにさらに構成された、C21に記載のUE。
[C23]
ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記UEが前記ロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において前記基地局に前記アップリンク許可についての要求を送ることと、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記周期的ロケーション情報を送ることと、
を行うようにさらに構成された、C22に記載のUE。
[C24]
ロケーション情報についての前記要求は、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して受信され、前記ロケーション情報はLPPを介して送られる、C14に記載のUE。
[C25]
ロケーション情報についての前記要求は、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して受信され、前記ロケーション情報はSUPLを介して送られる、C14に記載のUE。
[C26]
前記アップリンク許可は、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で受信される、C14に記載のUE。
[C27]
ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするための、ロケーションサーバによって実施される方法であって、
前記ロケーションサービスに関係する情報についての要求を前記UEに送ることと、
前記UEが前記要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを基地局に送ることと、
前記アップリンク許可を使用して前記UEによって送られた前記要求に対する応答を前記UEから受信することと、
を備える、方法。
[C28]
前記基地局からの前記アップリンク許可は、前記UEが前記要求に対する前記応答を送る準備ができる前に前記UEによって受信される、C27に記載の方法。
[C29]
前記ロケーションサービスに関係する前記要求は、前記UEの能力についての要求を備え、前記要求に対する前記応答は、能力応答を備える、C27に記載の方法。
[C30]
前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求は、ロケーション情報についての要求を備え、前記要求に対する前記応答は、前記ロケーション情報を備える、C27に記載の方法。
[C31]
前記ロケーション情報は、前記UEによる測位測定を備える、C30に記載の方法。
[C32]
前記ロケーション情報は、前記UEによって生成された位置推定値を備える、C30に記載の方法。
[C33]
前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、
前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、周期的ロケーション情報についての前記要求に応答するためのアップリンク許可繰返しを誘発するためのメッセージを備える、C27に記載の方法。
[C34]
前記方法は、
前記UEが第2の基地局にハンドオフされるかまたは前記第2の基地局へのセル再選択を実施するとき、周期的ロケーション情報についての前記要求に応答するためのアップリンク許可繰返しを誘発するための第2のメッセージを前記第2の基地局に送ること、
をさらに備える、C33に記載の方法。
[C35]
前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求は、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して送られ、前記要求に対する前記応答は、LPPを介して受信される、C27に記載の方法。
[C36]
前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求は、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して送られ、前記要求に対する前記応答は、SUPLを介して受信される、C27に記載の方法。
[C37]
前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、新無線測位プロトコルAメッセージ中で送られる、C27に記載の方法。
[C38]
ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするための、基地局によって実施される方法であって、
前記UEが前記ロケーションサービスに関係する情報についてのロケーションサーバからの要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを受信することと、
前記UEが前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求に対する応答を送る準備ができる前に、前記UEにアップリンク許可を送ることと、
前記アップリンク許可を使用して前記UEから送られた、情報についての前記要求に対する応答を受信し、前記ロケーションサーバにフォワーディングすることと、
を備える、方法。
[C39]
前記アップリンク許可は、前記UEが測位測定を完了する前に前記UEに送られる、C38に記載の方法。
[C40]
前記ロケーションサービスに関係する前記要求は、前記UEの能力についての要求を備え、前記要求に対する前記応答は、能力応答を備える、C38に記載の方法。
[C41]
前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求は、ロケーション情報についての要求を備え、前記要求に対する前記応答は、前記ロケーション情報を備える、C38に記載の方法。
[C42]
前記ロケーション情報は、前記UEによる測位測定を備える、C41に記載の方法。
[C43]
前記ロケーション情報は、前記UEによって生成された位置推定値を備える、C41に記載の方法。
[C44]
前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、前記ロケーションサーバから受信される、C38に記載の方法。
[C45]
前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、アップリンク許可繰返しを誘発するためのメッセージを備え、前記方法は、
前記UEにアップリンク許可を送ることと、
前記アップリンク許可を使用して前記UEから送られた周期的ロケーション情報を受信し、前記周期的ロケーション情報を前記ロケーションサーバにフォワーディングすることと、
をさらに備える、C44に記載の方法。
[C46]
前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、新無線測位プロトコルAメッセージ中で受信される、C44に記載の方法。
[C47]
前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、前記UEから受信されたアップリンク許可についての要求である、C38に記載の方法。
[C48]
前記UEから早期接続についての要求を受信することをさらに備える、C47に記載の方法。
[C49]
ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記方法は、
周期的ロケーション情報についての前記要求に応答するための前記アップリンク許可についての要求を前記UEから受信することと、
前記UEが周期的ロケーション情報についての前記要求に対する前記応答を送る準備ができる前に、前記UEにアップリンク許可を送ることと、
前記アップリンク許可を使用して前記UEから送られた、周期的ロケーション情報についての前記要求に対する前記応答を受信し、前記ロケーションサーバにフォワーディングすることと、
をさらに備える、C47に記載の方法。
[C50]
アップリンク許可についての前記要求は、物理レイヤメッセージ中で受信され、前記アップリンク許可は、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で送られる、C47に記載の方法。
[C51]
前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、第2の基地局から受信されたアップリンク許可の指示であり、前記UEは、前記第2の基地局から前記基地局にハンドオフされる、C38に記載の方法。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするための、前記UEによって実施される方法であって、
ロケーションサーバからロケーション情報についての要求を受信することと、
前記UEが前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局からアップリンク許可を受信することと、
前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送ることと、
を備える、方法。
[C2]
前記基地局からの前記アップリンク許可は、前記UEが測位測定を完了する前に受信される、C1に記載の方法。
[C3]
前記ロケーション情報は前記測位測定を備える、C2に記載の方法。
[C4]
前記測位測定に基づいて位置推定値を決定することをさらに備え、前記ロケーション情報は前記位置推定値を備える、C2に記載の方法。
[C5]
ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記方法は、
前記UEが前記ロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において前記基地局からアップリンク許可を受信することと、
前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記周期的ロケーション情報を送ることと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記UEは、前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための、前記ロケーションサーバから前記基地局に送られたメッセージに応答して、前記基地局から前記アップリンク許可を受信する、C1に記載の方法。
[C7]
ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記方法は、
前記UEが前記ロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、第2の基地局からアップリンク許可を受信することと、ここにおいて、前記アップリンク許可を受信することは、前記ロケーションサーバから前記第2の基地局に送られた前記アップリンク許可についての第2の要求、または前記基地局から前記第2の基地局への前記UEのハンドオーバ中に前記基地局から前記第2の基地局に送られたUL許可の指示のいずれかに応答したものである、
前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記周期的ロケーション情報を送ることと、
をさらに備える、C6に記載の方法。
[C8]
前記UEが前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送る準備ができる前に、前記基地局に前記アップリンク許可についての要求を送ること、ここにおいて、前記UEは、前記アップリンク許可についての前記要求に応答して前記基地局から前記アップリンク許可を受信する、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記UEが前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送る準備ができる前に、早期接続についての要求を送ること、
をさらに備える、C8に記載の方法。
[C10]
ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記方法は、
前記UEが前記ロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において前記基地局に前記アップリンク許可についての要求を送ることと、
前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記周期的ロケーション情報を送ることと、
をさらに備える、C9に記載の方法。
[C11]
ロケーション情報についての前記要求は、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して受信され、前記ロケーション情報はLPPを介して送られる、C1に記載の方法。
[C12]
ロケーション情報についての前記要求は、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して受信され、前記ロケーション情報はSUPLを介して送られる、C1に記載の方法。
[C13]
前記アップリンク許可は、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で受信される、C1に記載の方法。
[C14]
ユーザ機器(UE)であって、前記UEのためのロケーションサービスをサポートするために構成され、
ワイヤレスネットワークにおいて他のエンティティと通信するように構成されたワイヤレストランシーバと、
少なくとも1つのメモリと、
前記ワイヤレストランシーバおよび前記少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと、
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバを介して、ロケーションサーバからロケーション情報についての要求を受信することと、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記UEが前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局からアップリンク許可を受信することと、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送ることと、
を行うように構成された、ユーザ機器(UE)。
[C15]
前記基地局からの前記アップリンク許可は、前記UEが測位測定を完了する前に受信される、C14に記載のUE。
[C16]
前記ロケーション情報は前記測位測定を備える、C15に記載のUE。
[C17]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記測位測定に基づいて位置推定値を決定するようにさらに構成され、前記ロケーション情報は前記位置推定値を備える、C15に記載のUE。
[C18]
ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記UEが前記ロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において前記基地局からアップリンク許可を受信することと、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記周期的ロケーション情報を送ることと、
を行うようにさらに構成された、C14に記載のUE。
[C19]
前記UEは、前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための、前記ロケーションサーバから前記基地局に送られたメッセージに応答して、前記基地局から前記アップリンク許可を受信する、C14に記載のUE。
[C20]
ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記UEが前記ロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、第2の基地局からアップリンク許可を受信することと、ここにおいて、前記アップリンク許可を受信することは、前記ロケーションサーバから前記第2の基地局に送られた前記アップリンク許可についての第2の要求、または前記基地局から前記第2の基地局への前記UEのハンドオーバ中に前記基地局から前記第2の基地局に送られたUL許可の指示のいずれかに応答したものである、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記周期的ロケーション情報を送ることと、
を行うようにさらに構成された、C19に記載のUE。
[C21]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記UEが前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送る準備ができる前に、前記基地局に前記アップリンク許可についての要求を送ること、ここにおいて、前記UEは、前記アップリンク許可についての前記要求に応答して前記基地局から前記アップリンク許可を受信する、
を行うようにさらに構成された、C14に記載のUE。
[C22]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記UEが前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送る準備ができる前に、早期接続についての要求を送ること、
を行うようにさらに構成された、C21に記載のUE。
[C23]
ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記UEが前記ロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において前記基地局に前記アップリンク許可についての要求を送ることと、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記周期的ロケーション情報を送ることと、
を行うようにさらに構成された、C22に記載のUE。
[C24]
ロケーション情報についての前記要求は、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して受信され、前記ロケーション情報はLPPを介して送られる、C14に記載のUE。
[C25]
ロケーション情報についての前記要求は、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して受信され、前記ロケーション情報はSUPLを介して送られる、C14に記載のUE。
[C26]
前記アップリンク許可は、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で受信される、C14に記載のUE。
[C27]
ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするための、ロケーションサーバによって実施される方法であって、
前記ロケーションサービスに関係する情報についての要求を前記UEに送ることと、
前記UEが前記要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを基地局に送ることと、
前記アップリンク許可を使用して前記UEによって送られた前記要求に対する応答を前記UEから受信することと、
を備える、方法。
[C28]
前記基地局からの前記アップリンク許可は、前記UEが前記要求に対する前記応答を送る準備ができる前に前記UEによって受信される、C27に記載の方法。
[C29]
前記ロケーションサービスに関係する前記要求は、前記UEの能力についての要求を備え、前記要求に対する前記応答は、能力応答を備える、C27に記載の方法。
[C30]
前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求は、ロケーション情報についての要求を備え、前記要求に対する前記応答は、前記ロケーション情報を備える、C27に記載の方法。
[C31]
前記ロケーション情報は、前記UEによる測位測定を備える、C30に記載の方法。
[C32]
前記ロケーション情報は、前記UEによって生成された位置推定値を備える、C30に記載の方法。
[C33]
前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、
前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、周期的ロケーション情報についての前記要求に応答するためのアップリンク許可繰返しを誘発するためのメッセージを備える、C27に記載の方法。
[C34]
前記方法は、
前記UEが第2の基地局にハンドオフされるかまたは前記第2の基地局へのセル再選択を実施するとき、周期的ロケーション情報についての前記要求に応答するためのアップリンク許可繰返しを誘発するための第2のメッセージを前記第2の基地局に送ること、
をさらに備える、C33に記載の方法。
[C35]
前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求は、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して送られ、前記要求に対する前記応答は、LPPを介して受信される、C27に記載の方法。
[C36]
前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求は、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して送られ、前記要求に対する前記応答は、SUPLを介して受信される、C27に記載の方法。
[C37]
前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、新無線測位プロトコルAメッセージ中で送られる、C27に記載の方法。
[C38]
ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするための、基地局によって実施される方法であって、
前記UEが前記ロケーションサービスに関係する情報についてのロケーションサーバからの要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを受信することと、
前記UEが前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求に対する応答を送る準備ができる前に、前記UEにアップリンク許可を送ることと、
前記アップリンク許可を使用して前記UEから送られた、情報についての前記要求に対する応答を受信し、前記ロケーションサーバにフォワーディングすることと、
を備える、方法。
[C39]
前記アップリンク許可は、前記UEが測位測定を完了する前に前記UEに送られる、C38に記載の方法。
[C40]
前記ロケーションサービスに関係する前記要求は、前記UEの能力についての要求を備え、前記要求に対する前記応答は、能力応答を備える、C38に記載の方法。
[C41]
前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求は、ロケーション情報についての要求を備え、前記要求に対する前記応答は、前記ロケーション情報を備える、C38に記載の方法。
[C42]
前記ロケーション情報は、前記UEによる測位測定を備える、C41に記載の方法。
[C43]
前記ロケーション情報は、前記UEによって生成された位置推定値を備える、C41に記載の方法。
[C44]
前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、前記ロケーションサーバから受信される、C38に記載の方法。
[C45]
前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、アップリンク許可繰返しを誘発するためのメッセージを備え、前記方法は、
前記UEにアップリンク許可を送ることと、
前記アップリンク許可を使用して前記UEから送られた周期的ロケーション情報を受信し、前記周期的ロケーション情報を前記ロケーションサーバにフォワーディングすることと、
をさらに備える、C44に記載の方法。
[C46]
前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、新無線測位プロトコルAメッセージ中で受信される、C44に記載の方法。
[C47]
前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、前記UEから受信されたアップリンク許可についての要求である、C38に記載の方法。
[C48]
前記UEから早期接続についての要求を受信することをさらに備える、C47に記載の方法。
[C49]
ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記方法は、
周期的ロケーション情報についての前記要求に応答するための前記アップリンク許可についての要求を前記UEから受信することと、
前記UEが周期的ロケーション情報についての前記要求に対する前記応答を送る準備ができる前に、前記UEにアップリンク許可を送ることと、
前記アップリンク許可を使用して前記UEから送られた、周期的ロケーション情報についての前記要求に対する前記応答を受信し、前記ロケーションサーバにフォワーディングすることと、
をさらに備える、C47に記載の方法。
[C50]
アップリンク許可についての前記要求は、物理レイヤメッセージ中で受信され、前記アップリンク許可は、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で送られる、C47に記載の方法。
[C51]
前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、第2の基地局から受信されたアップリンク許可の指示であり、前記UEは、前記第2の基地局から前記基地局にハンドオフされる、C38に記載の方法。
Claims (51)
- ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするための、前記UEによって実施される方法であって、
ロケーションサーバからロケーション情報についての要求を受信することと、
前記UEが前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局からアップリンク許可を受信することと、
前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送ることと、
を備える、方法。 - 前記基地局からの前記アップリンク許可は、前記UEが測位測定を完了する前に受信される、請求項1に記載の方法。
- 前記ロケーション情報は前記測位測定を備える、請求項2に記載の方法。
- 前記測位測定に基づいて位置推定値を決定することをさらに備え、前記ロケーション情報は前記位置推定値を備える、請求項2に記載の方法。
- ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記方法は、
前記UEが前記ロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において前記基地局からアップリンク許可を受信することと、
前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記周期的ロケーション情報を送ることと、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 前記UEは、前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための、前記ロケーションサーバから前記基地局に送られたメッセージに応答して、前記基地局から前記アップリンク許可を受信する、請求項1に記載の方法。
- ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記方法は、
前記UEが前記ロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、第2の基地局からアップリンク許可を受信することと、ここにおいて、前記アップリンク許可を受信することは、前記ロケーションサーバから前記第2の基地局に送られた前記アップリンク許可についての第2の要求、または前記基地局から前記第2の基地局への前記UEのハンドオーバ中に前記基地局から前記第2の基地局に送られたUL許可の指示のいずれかに応答したものである、
前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記周期的ロケーション情報を送ることと、
をさらに備える、請求項6に記載の方法。 - 前記UEが前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送る準備ができる前に、前記基地局に前記アップリンク許可についての要求を送ること、ここにおいて、前記UEは、前記アップリンク許可についての前記要求に応答して前記基地局から前記アップリンク許可を受信する、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 前記UEが前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送る準備ができる前に、早期接続についての要求を送ること、
をさらに備える、請求項8に記載の方法。 - ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記方法は、
前記UEが前記ロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において前記基地局に前記アップリンク許可についての要求を送ることと、
前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記周期的ロケーション情報を送ることと、
をさらに備える、請求項9に記載の方法。 - ロケーション情報についての前記要求は、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して受信され、前記ロケーション情報はLPPを介して送られる、請求項1に記載の方法。
- ロケーション情報についての前記要求は、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して受信され、前記ロケーション情報はSUPLを介して送られる、請求項1に記載の方法。
- 前記アップリンク許可は、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で受信される、請求項1に記載の方法。
- ユーザ機器(UE)であって、前記UEのためのロケーションサービスをサポートするために構成され、
ワイヤレスネットワークにおいて他のエンティティと通信するように構成されたワイヤレストランシーバと、
少なくとも1つのメモリと、
前記ワイヤレストランシーバおよび前記少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと、
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバを介して、ロケーションサーバからロケーション情報についての要求を受信することと、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記UEが前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送る準備ができる前に、基地局からアップリンク許可を受信することと、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送ることと、
を行うように構成された、ユーザ機器(UE)。 - 前記基地局からの前記アップリンク許可は、前記UEが測位測定を完了する前に受信される、請求項14に記載のUE。
- 前記ロケーション情報は前記測位測定を備える、請求項15に記載のUE。
- 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記測位測定に基づいて位置推定値を決定するようにさらに構成され、前記ロケーション情報は前記位置推定値を備える、請求項15に記載のUE。
- ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記UEが前記ロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において前記基地局からアップリンク許可を受信することと、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記周期的ロケーション情報を送ることと、
を行うようにさらに構成された、請求項14に記載のUE。 - 前記UEは、前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための、前記ロケーションサーバから前記基地局に送られたメッセージに応答して、前記基地局から前記アップリンク許可を受信する、請求項14に記載のUE。
- ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記UEが前記ロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、第2の基地局からアップリンク許可を受信することと、ここにおいて、前記アップリンク許可を受信することは、前記ロケーションサーバから前記第2の基地局に送られた前記アップリンク許可についての第2の要求、または前記基地局から前記第2の基地局への前記UEのハンドオーバ中に前記基地局から前記第2の基地局に送られたUL許可の指示のいずれかに応答したものである、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記周期的ロケーション情報を送ることと、
を行うようにさらに構成された、請求項19に記載のUE。 - 前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記UEが前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送る準備ができる前に、前記基地局に前記アップリンク許可についての要求を送ること、ここにおいて、前記UEは、前記アップリンク許可についての前記要求に応答して前記基地局から前記アップリンク許可を受信する、
を行うようにさらに構成された、請求項14に記載のUE。 - 前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記UEが前記ロケーションサーバに前記ロケーション情報を送る準備ができる前に、早期接続についての要求を送ること、
を行うようにさらに構成された、請求項21に記載のUE。 - ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記UEが前記ロケーションサーバに周期的ロケーション情報を送る準備ができる前に、各周期において前記基地局に前記アップリンク許可についての要求を送ることと、
前記ワイヤレストランシーバを介して、前記アップリンク許可を使用して前記ロケーションサーバに前記周期的ロケーション情報を送ることと、
を行うようにさらに構成された、請求項22に記載のUE。 - ロケーション情報についての前記要求は、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して受信され、前記ロケーション情報はLPPを介して送られる、請求項14に記載のUE。
- ロケーション情報についての前記要求は、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して受信され、前記ロケーション情報はSUPLを介して送られる、請求項14に記載のUE。
- 前記アップリンク許可は、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で受信される、請求項14に記載のUE。
- ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするための、ロケーションサーバによって実施される方法であって、
前記ロケーションサービスに関係する情報についての要求を前記UEに送ることと、
前記UEが前記要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを基地局に送ることと、
前記アップリンク許可を使用して前記UEによって送られた前記要求に対する応答を前記UEから受信することと、
を備える、方法。 - 前記基地局からの前記アップリンク許可は、前記UEが前記要求に対する前記応答を送る準備ができる前に前記UEによって受信される、請求項27に記載の方法。
- 前記ロケーションサービスに関係する前記要求は、前記UEの能力についての要求を備え、前記要求に対する前記応答は、能力応答を備える、請求項27に記載の方法。
- 前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求は、ロケーション情報についての要求を備え、前記要求に対する前記応答は、前記ロケーション情報を備える、請求項27に記載の方法。
- 前記ロケーション情報は、前記UEによる測位測定を備える、請求項30に記載の方法。
- 前記ロケーション情報は、前記UEによって生成された位置推定値を備える、請求項30に記載の方法。
- 前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、
前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、周期的ロケーション情報についての前記要求に応答するためのアップリンク許可繰返しを誘発するためのメッセージを備える、請求項27に記載の方法。 - 前記方法は、
前記UEが第2の基地局にハンドオフされるかまたは前記第2の基地局へのセル再選択を実施するとき、周期的ロケーション情報についての前記要求に応答するためのアップリンク許可繰返しを誘発するための第2のメッセージを前記第2の基地局に送ること、
をさらに備える、請求項33に記載の方法。 - 前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求は、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)を介して送られ、前記要求に対する前記応答は、LPPを介して受信される、請求項27に記載の方法。
- 前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求は、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を介して送られ、前記要求に対する前記応答は、SUPLを介して受信される、請求項27に記載の方法。
- 前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、新無線測位プロトコルAメッセージ中で送られる、請求項27に記載の方法。
- ユーザ機器(UE)のためのロケーションサービスをサポートするための、基地局によって実施される方法であって、
前記UEが前記ロケーションサービスに関係する情報についてのロケーションサーバからの要求に応答するためのアップリンク許可を誘発するためのメッセージを受信することと、
前記UEが前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求に対する応答を送る準備ができる前に、前記UEにアップリンク許可を送ることと、
前記アップリンク許可を使用して前記UEから送られた、情報についての前記要求に対する応答を受信し、前記ロケーションサーバにフォワーディングすることと、
を備える、方法。 - 前記アップリンク許可は、前記UEが測位測定を完了する前に前記UEに送られる、請求項38に記載の方法。
- 前記ロケーションサービスに関係する前記要求は、前記UEの能力についての要求を備え、前記要求に対する前記応答は、能力応答を備える、請求項38に記載の方法。
- 前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求は、ロケーション情報についての要求を備え、前記要求に対する前記応答は、前記ロケーション情報を備える、請求項38に記載の方法。
- 前記ロケーション情報は、前記UEによる測位測定を備える、請求項41に記載の方法。
- 前記ロケーション情報は、前記UEによって生成された位置推定値を備える、請求項41に記載の方法。
- 前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、前記ロケーションサーバから受信される、請求項38に記載の方法。
- 前記ロケーションサービスに関係する情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、アップリンク許可繰返しを誘発するためのメッセージを備え、前記方法は、
前記UEにアップリンク許可を送ることと、
前記アップリンク許可を使用して前記UEから送られた周期的ロケーション情報を受信し、前記周期的ロケーション情報を前記ロケーションサーバにフォワーディングすることと、
をさらに備える、請求項44に記載の方法。 - 前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、新無線測位プロトコルAメッセージ中で受信される、請求項44に記載の方法。
- 前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、前記UEから受信されたアップリンク許可についての要求である、請求項38に記載の方法。
- 前記UEから早期接続についての要求を受信することをさらに備える、請求項47に記載の方法。
- ロケーション情報についての前記要求は、周期的ロケーション情報についての要求を備え、前記方法は、
周期的ロケーション情報についての前記要求に応答するための前記アップリンク許可についての要求を前記UEから受信することと、
前記UEが周期的ロケーション情報についての前記要求に対する前記応答を送る準備ができる前に、前記UEにアップリンク許可を送ることと、
前記アップリンク許可を使用して前記UEから送られた、周期的ロケーション情報についての前記要求に対する前記応答を受信し、前記ロケーションサーバにフォワーディングすることと、
をさらに備える、請求項47に記載の方法。 - アップリンク許可についての前記要求は、物理レイヤメッセージ中で受信され、前記アップリンク許可は、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で送られる、請求項47に記載の方法。
- 前記UEのための前記アップリンク許可を誘発するための前記メッセージは、第2の基地局から受信されたアップリンク許可の指示であり、前記UEは、前記第2の基地局から前記基地局にハンドオフされる、請求項38に記載の方法。
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