JP2023536523A - 除染装置、除染アセンブリ、除染システム、及び関連の方法 - Google Patents

除染装置、除染アセンブリ、除染システム、及び関連の方法 Download PDF

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Abstract

除染システム、除染アセンブリ、除染装置、及び、関連の方法が開示され、当該除染装置は、ヘッド部分とハンドル部分とを備える筐体と、UV-C光を発するように構成された光源と、光源から、筐体のヘッド部分におけるUV透過領域に向けて光を導く光導波路と、インターフェースと、を備え、光導波路は反射装置を備え、反射装置は反射装置の近位面に反射構造を有し、反射構造は第1のセットの反射キャビティと第2のセットの反射キャビティとを備える複数の反射キャビティを備え、各反射キャビティは反射面を有し、第1のセットの反射キャビティは、第1の1次反射面を有する第1の1次反射キャビティと、第1の2次反射面を有する第1の2次反射キャビティと、を含み、第2のセットの反射キャビティは第2の1次反射面を有する第2の1次反射キャビティを含む。

Description

本開示は、除染装置、除染アセンブリ、除染システム、及び関連の方法に関し、特に、反射装置を有する光導波路を備え、且つUV-C光を発するように構成された除染装置に関する。
近年、特にCOVID-19の発生により、例えば、表面又は装置を洗浄又は除染することによってウイルス又は他の有害な物質又は有機体の拡散を低減する方法に対して注目が集まってきている。手の消毒剤又は他の液体洗浄剤は、衛生向上に寄与し、そして、ウイルス、及び、バクテリア、真菌、原虫、藻類、細菌、及び/又は、微生物などの、可能性のある他の有害な物質及び/又は有機体の拡散の制限に寄与し得る。しかしながら、多くの状況において、液体洗浄剤は、例えば、消毒又は除染される表面の形状及び材料が原因で消毒又は除染に好適でない。
したがって、ウイルス、バクテリア、又は、可能性のある他の有害な有機体の拡散に対する防護の改善のために効果的且つ安全なツールを提供する装置、アセンブリ、システム、及び、方法が必要とされている。
除染装置が開示され、当該除染装置は、筐体と、任意選択でUV-C光及び/又はUV-A光を発するように構成された光源と、光源から、筐体の、例えば、筐体のヘッド部分のUV透過領域に向けて光を導く光導波路と、インターフェースと、を備える。
1つ以上の態様によると、除染装置が開示され、当該除染装置は、筐体と、任意選択でUV-C光及び/又はUV-A光を発するように構成された光源と、光源から、筐体の、例えば、筐体のヘッド部分のUV透過領域に向けて光を導く光導波路と、インターフェースと、を備える。任意選択で、光導波路は、反射装置を備え、当該反射装置は、反射装置の近位面に反射構造を有し、反射構造は、第1のセットの反射キャビティ及び/又は第2のセットの反射キャビティを備える複数の反射キャビティを備える。任意選択で、各反射キャビティは、反射面を有し、第1のセットの反射キャビティは、第1の1次反射面を有する第1の1次反射キャビティと、第1の2次反射面を有する第1の2次反射キャビティと、を含み、任意選択で、第2のセットの反射キャビティは、第2の1次反射面を有する第2の1次反射キャビティを含む。
1つ以上の態様によると、除染装置が開示され、当該除染装置は、筐体と、任意選択でUV-C光及び/又はUV-A光を発するように構成された光源と、光源から、筐体の、例えば、筐体のヘッド部分のUV透過領域に向けて光を導く光導波路と、インターフェースと、を備える。任意選択で、光源は、回路基板と、回路基板上に搭載された第1のセットのUV-C発光ダイオードであって、任意選択で少なくとも3つのUV-C発光ダイオードを備える第1のセットのUV-C発光ダイオードと、任意選択で、回路基板上に搭載された第2のセットの発光ダイオードであって、可視光及び/又はUV-A光を含むUV光を発するように構成された第2のセットの発光ダイオードと、を備える。
1つ以上の態様によると、除染装置が開示され、当該除染装置は、任意選択で、ヘッド部分とハンドル部分とを備える筐体と、UV-C光及び/又はUV-A光を発するように構成された光源と、任意選択で、光源を制御するために光源に接続された光制御器と、光源から、筐体のヘッド部分におけるUV透過領域に向けて光を導く光導波路と、光制御器に接続されたインターフェースと、を備える。光制御器は、光源を制御するように構成されている。任意選択で、除染装置は、第1の動作状態、及び、任意選択で、オフ状態、ロック状態、非動作状態、及び、第2の動作状態のうちの1つ以上を含む1つ又は複数の状態で動作するように構成されている。任意選択で、光制御器は、インターフェースを介した、ユーザの1つ以上の入力を検出するように構成された入力検出器を備える。入力検出器は、1つ又は複数の第1の入力事象を含む第1の入力を検出するように構成され得、任意選択で、光制御器は、第1の入力の検出に応じて、除染装置を第1の動作状態に移行させるように構成されている。
1つ以上の態様によると、除染装置が開示され、当該除染装置は、任意選択で、ヘッド部分とハンドル部分とを備える筐体と、UV-C光及び/又はUV-A光を発するように構成された光源と、光源を制御するために光源に接続された光制御器と、光源から、筐体のヘッド部分におけるUV透過領域に向けて光を導く光導波路と、光制御器に接続されたインターフェースと、を備える。光制御器は、光源を制御するように構成されている。任意選択で、光制御器は、第1の光スキームを光源に適用するように構成されており、任意選択で、第1の光スキームを適用することは、光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させること、及び/又は、光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることを含む。第2のセットの発光ダイオードは、可視光及び/又はUV-A光を含むUV光を発するように構成され得る。
1つ以上の態様によると、除染装置が開示され、当該除染装置は、筐体と、任意選択でUV-C光及び/又はUV-A光を発するように構成された光源と、光源から、筐体の、例えば、筐体のヘッド部分のUV透過領域に向けて光を導く光導波路と、インターフェースと、を備える。任意選択で、除染装置は、例えば、ヘッド部分の一部として、光源を冷却するヒートシンクを備え、光源は、第1の熱伝導率及び第1の熱容量を有する第1の材料の第1の層を備える材料で作られた回路基板と、任意選択で、回路基板上に搭載された第1のセットのUV-C発光ダイオードと、を備える。ヒートシンクは、第1の層と熱接触し、且つ、第2の熱伝導率及び第2の熱容量を有する第2の材料で作られ得る。任意選択で、第2の熱容量は、第1の熱容量よりも大きい。
除染アセンブリが開示され、当該除染アセンブリは、除染装置、例えば、本明細書に開示されるような除染装置、及び/又は、UVシールドを備える。また、UVシールドが開示される。除染装置は、ヘッド部分とハンドル部分とを備える筐体と、UV-C光及び/又はUV-A光を発するように構成された光源と、光源から、筐体のヘッド部分におけるUV透過領域に向けて光を導く光導波路と、インターフェースと、を備え、任意選択で、ヘッド部分は、ヘッド部分をUVシールドのポートに解放可能に連結する連結装置を備える。
更に、除染システムが開示される。除染システムは、第1の壁を含む少なくとも1つの壁によって定められる内側空間を有する容器を備える。除染システムは、任意選択で、内側空間内で回転軸線の周りに回転可能に配置されたキャリア装置と、第1の壁内の第1のポートであって、除染装置を容器に連結するように構成された第1のポートと、任意選択で、容器の、第1の壁又は第2の壁などの壁内の第2のポートであって、任意選択で、除染装置を容器に連結するように構成された第2のポートと、を備え得る。
任意選択で、除染システムは、キャリア装置を回転させるように構成されたモータを備える。キャリア装置は、回転軸線に沿って及び/又は回転軸線に対して垂直に、並進的に配置され得る。除染システムは、本明細書に開示されるような1つ以上の除染装置を備え得る。
本開示は、使用するのに安全で効率的な除染装置、除染アセンブリ又はシステムを提供する。例えば、本開示は、装置を準備するか又は暖めるのに必要な時間を著しく低減する。更に、本開示除染装置は、除染手順の継続時間、特に、必要とされる露光時間を低減する。
更に、本開示は、ドアハンドル、エレベータユーザインターフェース、携帯電話、タブレット、ヘッドセット、アイウェア、ステアリングホイール、及び、キーボードなどの面又は装置の安全な除染を可能にする装置、アセンブリ、システム、及び、関連する方法を提供する。
加えて、UV-C光及び/又はUV-Aが、除染される所望のアイテムに向けられ制御され得る。
本開示は、例えば、認められていない使用又は偶発的な使用に対して保護された安全な除染装置を提供し得る。更に、本明細書に開示されるような光スキームは、様々な用途及び/又はアイテムの効果的な除染に対する、除染装置の容易な設計及び構成を可能にする。
本開示は、熱分配能力が改善された除染装置を提供し、そして、効果的且つ安全な除染装置、及び/又は、構成要素の寿命がより長い除染装置を提供する。
本開示の上記の及び他の特徴及び利点は、その例示的な実施形態の、添付の図面を参照した以下の詳細な説明によって当業者に容易に明らかになるであろう。
図1Aは好ましい除染装置の第1の斜視図である。 図1Bは好ましい除染装置の第2の斜視図である。 図2は好ましい除染装置の分解図である。 図3Aは好ましい除染装置の断面分解図である。 図3Bは好ましい除染装置の断面図である。 図4は好ましい除染装置の概略ブロック図である。 図5Aは好ましい光源の斜視図である。 図5Bは例示的な光源の軸線Aに沿った断面図である。 図5Cは好ましい光源の斜視図である。 図5Dは好ましい光源の斜視図である。 図6Aは光導波路の近位面を示す好ましい光導波路の近位図である。 図6Bは近位側から見た好ましい光導波路の斜視断面図である。 図6Cは遠位側から見た好ましい光導波路の斜視図である。 図6Dは、図6Aに示される軸線Bに沿った、好ましい光導波路の断面図である。 図7Aは好ましいスペーサリングの斜視図である。 図7Bは好ましいスペーサプレートの斜視図である。 図8Aは好ましい連結リングの近位図である。 図8Bは好ましい連結リングの斜視図である。 図9Aは第1のタイプのUVシールドを備える好ましい除染アセンブリの斜視図である。 図9Bは第1のタイプのUVシールドを備える好ましい除染アセンブリの側面図である。 図10Aは好ましい除染アセンブリの近位図である。 図10Bは好ましいUVシールドの近位図である。 図11は好ましい除染アセンブリの分解斜視図である。 図12Aは第2のタイプのUVシールドを備える好ましい除染アセンブリの側面図である。 図12Bは第2のタイプのUVシールドを備える好ましい除染アセンブリの斜視図である。 図13Aは第3のタイプのUVシールドを備える好ましい除染アセンブリの側面図である。 図13Bは第3のタイプのUVシールドを備える好ましい除染アセンブリの斜視図である。 図14は好ましい除染システムの斜視図である。 図15は好ましい除染システムの概略図である。 図16は好ましい第1の光スキームのタイミング図である。 図17は好ましい第1の光スキームのタイミング図である。 図18は光制御器の状態図を示す。 図19は光制御器の状態図を示す。
以下、関連する場合は図を参照して、様々な例示的な実施形態及び詳細が記載される。図は、一定の縮尺で描かれていてもよく又は描かれていなくてもよく、同様の構造又は機能の構成要素は、図全体を通して同様の参照番号によって表されることに留意されたい。図は単に、実施形態の説明を容易にすることを意図したものであることにも留意されたい。当該実施形態は、本開示の網羅的な説明又は本開示の範囲の制限を意図したものではない。加えて、示される実施形態は、示される全ての態様又は利点を有する必要はない。特定の実施形態と併せて記載される態様又は利点は、必ずしもその実施形態に制限されず、示されていない場合又は明示的に記載されていない場合であっても任意の他の実施形態で実施され得る。
図は、明確化のために概略的であり簡略化されており、図は単に、本開示の理解を助ける詳細を示すが、他の詳細は省かれている。全体を通して、同じ参照番号は、同一の又は対応する部分について使用される。
以下では、層、構成要素、装置、又は、装置の一部の近位側又は近位面を参照する場合は常に、除染装置の使用時に除染される面に最も近い側又は当該面に向いた面を参照する。同様に、層、構成要素、装置、又は、装置の一部の遠位側又は遠位面を参照する場合は常に、除染装置の使用時に除染される面から最も遠い側又は当該面から離れる方に向いた面を参照する。換言すれば、近位側又は近位面は、除染装置の使用時に除染される面に最も近い側又は面であり、遠位側は、反対側又は反対面、すなわち、使用時に除染される面から最も遠い側又は面である。
径方向は、除染装置の長手方向の軸線又は方向に対して垂直であるとして定義される。一部の文において、「内側」及び「外側」という語が使用される場合がある。これらの修飾語は概して、「外側」要素に対する参照が、当該要素が除染装置の中心部から、「内側」として参照される構成要素よりも遠いことを意味するように、径方向に関して認識されるべきである。加えて、「最も内側」は、構成要素の中心を形成し、及び/又は、構成要素の中心に隣接した構成要素の部分として解釈されるべきである。同様に、「最も外側」は、構成要素の外縁又は外形を形成し、及び/又は、その外縁又は外形に隣接した構成要素の部分として解釈されるべきである。
本文脈では、例えば、10mWの電力の発光を参照するとき、発する光は、10mWの光電力を有することが理解される。
除染装置が提供される。除染装置は、ウイルス、バクテリア、真菌、原虫、藻類、細菌、及び/又は、微生物などの1つ以上の有害な物質及び/又は有機体から面を除染するように構成された装置として理解され得る。更に、除染装置は、1つ以上の有害な物質及び/又は有機体を除去し、無効にし、及び/又は、壊すことによって、保護されていない人に対して物体又は領域などの面を安全にするように構成された装置として理解され得る。追加的に又は代替的に、除染装置は、殺菌装置、消毒装置、滅菌装置、洗浄装置、浄化装置、抗菌装置、衛生装置、及び/又は、無菌化装置として表され得る。
除染装置は、筐体と、UV-C光及び/又はUV-A光を発するように構成された光源と、光源を制御するために光源に接続された光制御器と、光源から、筐体のヘッド部分におけるUV透過領域に向けて光を導く光導波路と、光制御器に接続されたインターフェースと、を備える。
1つ以上の好ましい除染装置では、光源は、光源の第1のセットのUV-C発光ダイオード、及び/又は、任意選択で可視光及び/又はUV-A光を含むUV光を発するように構成された第2のセットの発光ダイオードを備える。
光制御器は、例えば、インターフェースを介したユーザ入力に従って、1つ以上の光スキーム、例えば、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームを光源に適用するように構成される。
任意選択で、光制御器は、例えば、第1の動作状態で、第1の光スキームを光源に適用するように構成され、第1の光スキームを適用することは、光源の第1のセットのUV-C発光ダイオード(LED)を作動させること、及び/又は、光源の第2のセットの発光ダイオード(LED)を作動させることを含む。換言すれば、任意選択で、第1の光スキームが光源に適用されると、第1のセットのUV-C LEDが作動し、したがって、UV-C光を発する。更に、任意選択で、第1の光スキームが光源に適用されると、光源の第2のセットの発光ダイオードが作動し、したがって、可視光及び/又はUV-A光を含むUV光を発する。
任意選択で、除染装置は、第1の動作状態、及び、任意選択で、オフ状態、ロック状態、非動作状態、及び、第2の動作状態のうちの1つ以上を含む1つ又は複数の状態で動作するように構成される。
第1の動作状態は、例えば、第1の光スキームに従って光源が作動し及び/又はオンになっていることを特徴とし得る。換言すれば、第1の動作状態は、光制御器が第1の光スキームを光源に適用していることを特徴とし得る。
第2の動作状態は、例えば、第2の光スキームに従って光源が作動し及び/又はオンになっていることを特徴とし得る。換言すれば、第2の動作状態は、光制御器が第2の光スキームを光源に適用していることを特徴とし得る。
オフ状態は、除染装置の電力消費がゼロであるか又はオフ閾値未満であることを特徴とし得る。
ロック状態は、第2のインターフェースにおける光源が作動すること、及び/又は、光源、又は、少なくとも光のUV-C LED及び/又は光源のUV-A LEDがオフであるか又は暗いことを特徴とし得る。
非動作状態は、第2のインターフェースにおける光源が作動すること、及び/又は、UV LEDを備える光源から可視光を発することを特徴とし得る。例えば、可視光も発するUV-A LEDは、非動作状態で第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームと比較して低電力で作動し得る。1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器/入力検出器は、非動作状態に移行した後の休止期間に第1の入力、及び/又は第2の入力を検出しなくてもよい。それによって、LEDが過熱されないこと、又は、LEDが再度作動する前に冷えるのに充分な時間をあることが保証され、そして、除染装置のより長い寿命につながり得る。
光制御器及び/又はインターフェースなどの除染装置は、例えば、非動作状態、ロック状態、又は、オフ状態で、第1の入力及び/又は第2の入力を含む1つ以上の入力を検出するように構成された入力検出器を備えてもよい。入力検出器は、インターフェースからの1つ以上の入力信号に基づいて、第1の入力及び/又は第2の入力を含む異なる入力を検出するように構成される。入力検出器への入力信号は、ボタンプレス、ボタンプッシュ-ホールド、左回転及び/又は右回転などの回転、及び、第1の方向及び/又は第2の方向などのスライドのうちの1つ以上を示し得る。
入力は、1つ又は複数の入力事象を含み、例えば、任意選択で、第1の入力は、1つ又は複数の第1の入力事象を含む。任意選択で、第2の入力は、1つ又は複数の第2の入力事象を含む。任意選択で、第1の入力は、第2の入力と異なる。
1つ以上の好ましい除染装置では、第1の入力は、第1の1次入力事象と、任意選択で第1の2次入力事象と、を含む。任意選択で、第1の1次入力事象は、例えば、リリースが後に続く、プレス及びホールド入力、プレス入力、マルチプレス入力、回転及びホールド入力、回転入力、マルチ回転入力、スライド及びホールド入力、スライド入力、及び、マルチスライド入力のうちの1つ以上を含む。任意選択で、第1の2次入力事象は、例えば、リリースが後に続く、プレス及びホールド入力、プレス入力、マルチプレス入力、回転及びホールド入力、回転入力、マルチ回転入力、スライド及びホールド入力、スライド入力、及び、マルチスライド入力のうちの1つ以上を含む。複数の入力事象及び/又はマルチ入力事象を必要とする第1の入力は、認められていない使用、偶発的な作動、及び/又は、除染装置の子供による作動のリスクを減らすことによって安全性を高める。
1つ以上の好ましい除染装置では、第1の入力は、第1の3次入力事象を含む。任意選択で、第1の3次入力事象は、例えば、リリースが後に続く、プレス及びホールド入力、プレス入力、マルチプレス入力、回転及びホールド入力、回転入力、マルチ回転入力、スライド及びホールド入力、スライド入力、及び、マルチスライド入力のうちの1つ以上を含む。
1つ以上の好ましい除染装置では、第1の入力は、第1の4次入力事象を含む。任意選択で、第1の4次入力事象は、例えば、リリースが後に続く、プレス及びホールド入力、プレス入力、マルチプレス入力、回転及びホールド入力、回転入力、マルチ回転入力、スライド及びホールド入力、スライド入力、及び、マルチスライド入力のうちの1つ以上を含む。
1つ以上の好ましい除染装置では、第1の入力は、第1の1次入力事象、第1の2次入力事象、及び、第1の3次入力事象などの少なくとも3つの入力事象を含む。1つ以上の好ましい除染装置では、第1の入力の第1の入力事象の数は、3つから5つまでの範囲内であり、充分複雑な作動を提供する一方、記憶するのに難しすぎることはない。
第1の1次入力事象及び/又は第1の2次入力事象は、第1の回転及びリリース入力であり得る。第1の回転及びリリース入力は、任意選択で中心軸線周りに、左方向などの第1の方向にインターフェースの回転リング要素を回転させることを含み得る。
第1の1次入力事象及び/又は第1の2次入力事象は、第2の回転及びリリース入力であり得る。第2の回転及びリリース入力は、任意選択で中心軸線周りに、右方向などの第2の方向にインターフェースの回転リング要素を回転させることを含み得る。
第1の3次入力事象及び/又は第1の4次入力事象は、第1の回転及びリリース入力であり得る。第1の回転及びリリース入力は、任意選択で中心軸線周りに、左方向などの第1の方向にインターフェースの回転リング要素を回転させることを含み得る。
第1の3次入力事象及び/又は第1の4次入力事象は、第2の回転及びリリース入力であり得る。第2の回転及びリリース入力は、任意選択で中心軸線周りに、右方向などの第2の方向にインターフェースの回転リング要素を回転させることを含み得る。
第1の1次入力事象及び第1の2次入力事象は異なり得る。第1の1次入力事象及び第1の3次入力事象は異なり得る。
好ましい第1の入力A_1~I_1を以下の表で概説する。ここで、FPIEは、第1の1次入力事象であり、FSIEは、第1の2次入力事象であり、FTIEは、第1の3次入力事象であり、FQIEは、第1の4次入力事象である。更に、例えば、インターフェースのボタンにおいて、I_R_R_1は、第1の方向の回転を伴う第1の回転及びリリース入力であり、I_R_R_2は、第2の方向の回転を伴う第2の回転及びリリース入力であり、I_R_H_R_1は、第1の方向の回転を伴う第1の回転-ホールド及びリリース入力であり、I_R_H_R_2は、第2の方向の回転を伴う第2の回転-ホールド及びリリース入力であり、I_P_Rは、プレス及びリリース入力である。
表1:好ましい第1の入力A_1~I_1
1つ以上の好ましい除染装置では、第1の入力は、1つ以上の回転入力事象と、1つ以上のプレス入力事象と、を含む。第1の入力は、5秒未満、更には3秒未満の継続時間を有し得る。換言すれば、第1の入力は、5秒未満、例えば、3秒未満の第1の入力期間内に検出され得る。
回転及びリリース入力事象及び/又はプレス及びリリース入力事象などの入力事象は、100ms未満の継続時間を有し得る。回転-ホールド及びリリース入力事象及び/又はプレス-ホールド及びリリース入力事象などの入力事象は、100msを超える継続時間を有し得る。所望の入力検出に応じて他の継続時間が適用されてもよい。
光制御器は、入力の検出に応じて、入力に応じた状態及び/又は現在の状態間で除染装置を移行させるように構成される。例えば、任意選択で、光制御器は、第1の入力の検出に応じて除染装置を第1の動作状態に移行させるように構成される。1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器は、第1の入力の検出に応じて、すなわち、入力検出器が第1の入力を検出したことに応じて、除染装置をオフ状態、ロック状態、及び/又は、非動作状態のうちの1つ以上から第1の動作状態に移行させるように構成される。
1つ以上の好ましい除染装置では、入力検出器は、ロック解除入力を検出するように構成される。任意選択で、光制御器は、ロック解除入力の検出に応じて、除染装置を、例えば、オフ状態及び/又はロック状態から非動作状態に移行させるように構成される。換言すれば、光制御器は、除染装置がオフ状態及び/又はロック状態にありロック解除入力が検出されると、除染装置を非動作状態に移行させるように構成され得る。
ロック解除入力は、単一のロック解除入力事象又は2つのロック解除入力事象で構成され得る。それによって、除染装置は、簡易ロック解除機能を提供し得る。ロック解除入力は、ボタンプレス入力、及び/又は、第1の回転及びリリース入力又は第2の回転及びリリース入力などの回転及びリリース入力を含み得るか又はこれらで構成され得る。ロック解除入力は、任意選択で、第2の回転及びリリース入力(第2のロック解除入力事象)が後に続く第1の回転及びリリース入力(第1のロック解除入力事象)、又は、その逆を含み得るか又はこれらで構成され得る。ロック解除入力は、5秒未満、更には3秒未満の継続時間を有し得る。換言すれば、ロック解除入力は、5秒未満、例えば、3秒未満のロック解除入力期間内に検出され得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、入力検出器は、例えば、非動作状態、第1の動作状態、及び、第2の動作状態のうちの1つ以上でロック入力を検出するように構成される。任意選択で、光制御器は、ロック入力の検出に応じて、除染装置を、例えば、非動作状態、第1の動作状態、及び、第2の動作状態のうちの1つ以上からロック状態に移行させるように構成される。
ロック入力は、単一のロック入力事象又は2つのロック入力事象で構成され得る。それによって、除染装置は、簡易ロック機能を提供し得る。ロック入力事象は、ボタンプレス入力、及び/又は、第1の回転及びリリース入力又は第2の回転及びリリース入力などの回転及びリリース入力を含み得るか又はこれらで構成され得る。ロック入力は、任意選択で、第2の回転及びリリース入力(第2のロック入力事象)が後に続く第1の回転及びリリース入力(第1のロック入力事象)、又は、その逆を含み得るか又はこれらで構成され得る。ロック入力は、5秒未満、更には3秒未満の継続時間を有し得る。換言すれば、ロック入力は、5秒未満、例えば、3秒未満のロック入力期間内に検出され得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、入力検出器は、オフ入力を検出するように構成される。任意選択で、光制御器は、オフ入力の検出に応じて、除染装置を、例えば、非動作状態、第1の動作状態、及び、第2の動作状態のうちの1つ以上からオフ状態に移行させるように構成される。
オフ入力は、単一のオフ入力事象又は2つのオフ入力事象で構成され得る。それによって、除染装置は、簡易オフ機能を提供し得る。オフ入力事象は、ボタンプレス入力、及び/又は、第1の回転及びリリース入力又は第2の回転及びリリース入力などの回転及びリリース入力を含み得るか又はこれらで構成され得る。オフ入力は、任意選択で、第2の回転及びリリース入力(第2のオフ入力事象)が後に続く第1の回転及びリリース入力(第1のオフ入力事象)、又は、その逆を含み得るか又はこれらで構成され得る。オフ入力は、5秒未満、更には3秒未満の継続時間を有し得る。換言すれば、オフ入力は、5秒未満、例えば、3秒未満のオフ入力期間内に検出され得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、入力検出器は、例えば、オフ状態でオン入力を検出するように構成される。任意選択で、光制御器は、オン入力の検出に応じて、除染装置をロック状態、非動作状態、第1の動作状態、又は、第2の動作状態に移行させるように構成される。
オン入力は、単一のオン入力事象又は2つのオン入力事象で構成され得る。それによって、除染装置は、例えば、光スキームを適用することなく簡易オン機能を提供し得る。オン入力は、3つ又は4つ以上のオン入力事象を含み得る。オン入力事象は、ボタンプレス入力、及び/又は、第1の回転及びリリース入力又は第2の回転及びリリース入力などの回転及びリリース入力を含み得るか又はこれらで構成され得る。オン入力は、任意選択で、第2の回転及びリリース入力(第2のオン入力事象)が後に続く第1の回転及びリリース入力(第1のオン入力事象)、又は、その逆を含み得るか又はこれらで構成され得る。オン入力は、5秒未満、更には3秒未満の継続時間を有し得る。換言すれば、オン入力は、5秒未満、例えば、3秒未満のオン入力期間内に検出され得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器は、第1の動作状態で第1の光スキームを適用するように構成される。光制御器は、第1の光スキームを適用した後、オフ状態、非動作状態、又は、ロック状態に移行させるように構成され得る。換言すれば、除染装置は、第1の動作状態で第1の光スキームを適用し、第1の光スキームの適用後、オフ状態、非動作状態、又は、ロック状態に移行させ得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器は、第2の動作状態で第2の光スキームを適用するように構成される。光制御器は、第2の光スキームを適用した後、オフ状態、非動作状態、又は、ロック状態に移行させるように構成され得る。換言すれば、除染装置は、第2の動作状態で第2の光スキームを適用し、第2の光スキームの適用後、オフ状態、非動作状態、又は、ロック状態に移行させ得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器は、非動作状態で、光源をオフにし、及び/又は、例えば、任意選択で、固定の負荷サイクル、増加する負荷サイクル、又は、減少する負荷サイクルでストローブ(strobing)させることを含んで第2のインターフェースの光源を作動させるように構成される。
1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器は、ロック状態で、光源をオフにし、及び/又は、例えば、任意選択で、固定の負荷サイクル、増加する負荷サイクル、又は、減少する負荷サイクルでストローブさせることを含んで第2のインターフェースの光源を作動させるように構成される。例えば、任意選択で、ロック状態で、固定の負荷サイクル、増加する負荷サイクル、又は、減少する負荷サイクルでストローブさせることを含んで第2のインターフェースの光源を作動させることは、例えば、ロック状態で一定の光にして非動作状態でストローブさせるか又はその逆によって、又は、ロック状態及び非動作状態で異なる負荷サイクルでストローブさせることによって、非動作状態と比較して異なるように第2のインターフェースの光源を作動させることを含み得る。したがって、除染装置の内部動作状態は、ユーザに通信され、そして、除染装置の安全な動作を確実にし得る。1つ以上の好ましい除染装置では、第2のインターフェースの光源は、複数のカラーを発するように構成されてもよく、ここで、例えば、赤色、青色、又は、緑色などのロックカラーは、ロック状態を示し、及び/又は、任意選択でロックカラーとは異なる、赤色、青色、又は、緑色などの停止カラーは、非動作状態を示す。
1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器は、非動作状態で、光源をオフにし、及び/又は、例えば、任意選択で、固定の負荷サイクル、増加する負荷サイクル、又は、減少する負荷サイクルでストローブさせることを含んで第2のインターフェースの光源を作動させるように構成される。したがって、除染装置の内部動作状態は、ユーザに通信され、そして、除染装置の安全な動作を確実にし得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、入力検出器は、第2の入力を検出するように構成される。任意選択で、光制御器は、第2の入力の検出に応じて、除染装置を第2の動作状態に移行させ、任意選択で、第2の動作状態で第2の光スキームを適用するように構成される。任意選択で、光制御器は、第2の光スキームを適用した後、除染装置を非動作状態、オフ状態、又は、ロック状態に移行させるように構成される。
1つ以上の好ましい除染装置では、第2の入力は、第2の1次入力事象と、任意選択で第2の2次入力事象と、を含む。任意選択で、第2の1次入力事象は、例えば、リリースが後に続く、プレス及びホールド入力、プレス入力、マルチプレス入力、回転及びホールド入力、回転入力、マルチ回転入力、スライド及びホールド入力、スライド入力、及び、マルチスライド入力のうちの1つ以上を含む。任意選択で、第2の2次入力事象は、例えば、リリースが後に続く、プレス及びホールド入力、プレス入力、マルチプレス入力、回転及びホールド入力、回転入力、マルチ回転入力、スライド及びホールド入力、スライド入力、及び、マルチスライド入力のうちの1つ以上を含む。複数の入力事象及び/又はマルチ入力事象を必要とする第2の入力は、認められていない使用、偶発的な作動、及び/又は、除染装置の子供による作動のリスクを減らすことによって安全性を高める。1つ以上の好ましい除染装置では、第2の入力は、第1の入力よりも少ない入力事象又は第1の入力よりも多い入力事象を有する。換言すれば、第2の入力の第2の入力事象の数は、第1の入力の第1の入力事象の数よりも少なくてもよく又は多くてもよい。したがって、例えば、第2の光スキームが、第1の光スキームよりも危険であるか又は高いリスクをユーザに暗示する場合、第2の光スキームの作動について、より複雑な第2の入力を必要としてもよい。
1つ以上の好ましい除染装置では、第2の入力は、第2の3次入力事象を含む。任意選択で、第2の3次入力事象は、例えば、リリースが後に続く、プレス及びホールド入力、プレス入力、マルチプレス入力、回転及びホールド入力、回転入力、マルチ回転入力、スライド及びホールド入力、スライド入力、及び、マルチスライド入力のうちの1つ以上を含む。
1つ以上の好ましい除染装置では、第2の入力は、第2の4次入力事象を含む。任意選択で、第2の4次入力事象は、例えば、リリースが後に続く、プレス及びホールド入力、プレス入力、マルチプレス入力、回転及びホールド入力、回転入力、マルチ回転入力、スライド及びホールド入力、スライド入力、及び、マルチスライド入力のうちの1つ以上を含む。
1つ以上の好ましい除染装置では、第2の入力は、第2の1次入力事象、第2の2次入力事象、及び、第2の3次入力事象などの少なくとも3つの入力事象を含む。1つ以上の好ましい除染装置では、第2の入力の第2の入力事象の数は、3つから5つまでの範囲内であり、充分複雑な作動を提供する一方、記憶するのに難しすぎることはない。
第2の1次入力事象及び/又は第2の2次入力事象は、第1の回転及びリリース入力であり得る。第1の回転及びリリース入力は、任意選択で中心軸線周りに、左方向などの第1の方向にインターフェースの回転リング要素を回転させることを含み得る。
第2の1次入力事象及び/又は第2の2次入力事象は、第2の回転及びリリース入力であり得る。第2の回転及びリリース入力は、任意選択で中心軸線周りに、右方向などの第2の方向にインターフェースの回転リング要素を回転させることを含み得る。
第2の3次入力事象及び/又は第2の4次入力事象は、第1の回転及びリリース入力であり得る。第1の回転及びリリース入力は、任意選択で中心軸線周りに、左方向などの第1の方向にインターフェースの回転リング要素を回転させることを含み得る。
第2の3次入力事象及び/又は第2の4次入力事象は、第2の回転及びリリース入力であり得る。第2の回転及びリリース入力は、任意選択で中心軸線周りに、右方向などの第2の方向にインターフェースの回転リング要素を回転させることを含み得る。
第2の1次入力事象及び第2の2次入力事象は異なり得る。第2の1次入力事象及び第2の3次入力事象は異なり得る。
好ましい第2の入力A_2~I_2Kを以下の表で概説する。ここで、SPIEは、第2の1次入力事象であり、SSIEは、第2の2次入力事象であり、STIEは、第2の3次入力事象であり、SQIEは、第2の4次入力事象である。更に、例えば、インターフェースのボタンにおいて、I_R_R_1は、第1の方向の回転を伴う第1の回転及びリリース入力であり、I_R_R_2は、第2の方向の回転を伴う第2の回転及びリリース入力であり、I_R_H_R_1は、第1の方向の回転を伴う第1の回転-ホールド及びリリース入力であり、I_R_H_R_2は、第2の方向の回転を伴う第2の回転-ホールド及びリリース入力であり、I_P_Rは、プレス及びリリース入力である。
表2:好ましい第2の入力A_2~I_2
1つ以上の好ましい除染装置では、第2の入力は、1つ以上の回転入力事象と、1つ以上のプレス入力事象と、を含む。第2の入力は、5秒未満、更には3秒未満の継続時間を有し得る。換言すれば、第2の入力は、5秒未満、例えば、3秒未満の第2の入力期間内に検出され得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器は、除染装置をある状態、例えば、非動作状態に移行させるときにタイマーをリセットし、タイマーが時間閾値に達する場合、除染装置を非動作状態から別の状態、例えば、ロック状態に移行させるように構成される。時間閾値は、5秒から1分、例えば、10秒、20秒、30秒までの範囲などの5秒から3分までの範囲内であり得る。それによって、安全性が更に高まって偶発的な作動のリスクが減り得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器は、除染装置をロック状態に移行させるときにタイマーをリセットし、任意選択で、タイマーが時間閾値に達する場合、除染装置をロック状態からオフ状態に移行させるように構成される。時間閾値は、30秒から5分までの範囲などの5秒から10分までの範囲内であり得る。それによって、電力消費が減り得、及び/又は、ユーザによる偶発的なオン入力が取り消され得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、入力検出器は、例えば、第1の動作状態及び/又は第2の動作状態で停止入力を検出するように構成され、任意選択で、光制御器は、停止入力の検出に応じて、光源を作動停止させ、及び/又は、除染装置を非動作状態、ロック状態、又は、オフ状態に移行させるように構成される。
停止入力は、単一の停止入力事象又は2つの停止入力事象で構成され得る。それによって、除染装置は、例えば、光スキームを適用することなく簡易(緊急)停止機能を提供し得る。停止入力は、3つ又は4つ以上の停止入力事象を含み得る。停止入力事象は、ボタンプレス入力、及び/又は、第1の回転及びリリース入力又は第2の回転及びリリース入力などの回転及びリリース入力を含み得るか又はこれらで構成され得る。停止入力は、任意選択で、第2の回転及びリリース入力(第2の停止入力事象)が後に続く第1の回転及びリリース入力(第1の停止入力事象)、又は、その逆を含み得るか又はこれらで構成され得る。停止入力は、5秒未満、更には3秒未満の継続時間を有し得る。換言すれば、停止入力は、5秒未満、例えば、3秒未満、更には1秒未満の停止入力期間内に検出され得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器は、例えば、第2の動作状態で、第2の光スキームを光源に適用するように構成される。任意選択で、第2の光スキームは、第1の光スキームと異なる。
1つ以上の好ましい除染装置では、第2の光スキームを適用することは、光源の第1のセットのUV-C発光ダイオード(LED)を作動させることのみを含む。換言すれば、第2のセットのLED(及び/又は他のLED)は、第2の光スキームでオフであってもよく又は暗くてもよい。1つ以上の好ましい除染装置では、第2の光スキームを適用することは、第2のセットのLEDを作動させることのみを含む。換言すれば、第1のセットのLED(及び/又は他のLED)は、第2の光スキームでオフであってもよく又は暗くてもよい。これにより、様々なタスクへの、除染装置の様々な適用が可能になり、除染装置のユーザ順応性を大きく高めることができる。
1つ以上の好ましい除染装置では、例えば、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームで光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは、第1のセットのUV-C発光ダイオードをストローブさせることを含む。1つ以上の好ましい除染装置では、第1のセットのUV-C発光ダイオードをストローブさせることは、例えば、5msから30ms、例えば、約10ms、15ms、又は、20msまでの範囲などの1msから100msまでの範囲の第1の期間を有する第1の負荷サイクルで第1のセットのUV-C発光ダイオードを動作させることを含む。第1の負荷サイクルは、例えば、40%から80%までの範囲などの25%から95%までの範囲内で20%よりも大きくてもよい。ある負荷サイクルで第1のセットのLEDを作動/動作させることは、所与の出力について光源の冷却要件を減らし、及び/又は、所与の電力消費でより高い光出力を容易にし得る。更に、第1のセットのLEDの寿命が高まり得る。したがって、より堅牢で電力効率の良い除染装置が提供される。更に、除染装置の全体的な除染効率が高まり得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、第1の光スキームは、2分未満、例えば、1分未満、更には1秒から30秒までの範囲の継続時間を有する。それによって、アイテムの高速の除染が可能になって、装置のユーザ利便性が大きく高まる。また、望まれていないアイテムがUV-C光に露光されるリスクを減らすことによって、除染装置の安全な動作が可能になる。第1の光スキームは、1秒から15秒までの範囲の継続時間を有し得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、第2のセットの発光ダイオードは、複数のUV-A発光ダイオードを備える。任意選択で、例えば、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームで光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることは、第2のセットの発光ダイオードをストローブさせることを含む。1つ以上の好ましい除染装置では、第2のセットの発光ダイオードをストローブさせることは、例えば、5msから30ms、例えば、約10ms、15ms、又は、20msまでの範囲などの1msから100msまでの範囲の第2の期間を有する第2の負荷サイクルで第2のセットの発光ダイオードを動作させることを含む。第2の負荷サイクルは、例えば、40%から80%までの範囲などの25%から95%までの範囲内で20%よりも大きくてもよい。ある負荷サイクルで第2のセットのLEDを作動/動作させることは、所与の出力について光源の冷却要件を減らし、及び/又は、所与の電力消費でより高い光出力を容易にし得る。更に、第2のセットのLEDの寿命が高まり得る。したがって、より堅牢で電力効率の良い除染装置が提供される。更に、除染装置の全体的な除染効率が高まり得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、第1の負荷サイクルの第1のパルスは、第2の負荷サイクルの第2のパルスと関連して変更され、例えば、第1の負荷サイクルの第1のパルス(又は第1の作動時間)は、第2の負荷サイクルの第2のオフ時間(又は第2の作動停止時間)中であり得、及び/又は、第2の負荷サイクルの第2のパルス(又は第2の作動時間)は、第1の負荷サイクルの第1のオフ時間(又は第1の作動停止時間)中であり得る。これは、除染装置内の熱分配の改善、及び/又は、電源に対する負荷がより均一に分配されることにつながり得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、第2の光スキームは、2分未満、例えば、1分未満、更には1秒から30秒までの範囲の継続時間を有する。それによって、アイテムの高速の除染が可能になって、装置のユーザ利便性が大きく高まる。また、望まれていないアイテムが露光されるリスクを減らすことによって、除染装置の安全な動作が可能になる。第2の光スキームは、1秒から15秒までの範囲の継続時間を有し得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームを適用することは、可視光を発するように構成された光源の第3の発光ダイオードを作動させることを含む。
1つ以上の好ましい除染装置では、例えば、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームで光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは、例えば、第1の負荷サイクルでストローブさせることを含んで第1のセットのUV-C発光ダイオードを第1の1次期間作動させることを含む。第1の負荷サイクルは、第1の光スキームの間及び/又は第2の光スキームで一定であってもよく又は変わってもよい。
1つ以上の好ましい除染装置では、例えば、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームで光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることは、例えば、第2の負荷サイクルでストローブさせることを含んで第2のセットの発光ダイオードを第2の1次期間作動させることを含む。第2の負荷サイクルは、第1の光スキームの間及び/又は第2の光スキームで一定であってもよく又は変わってもよい。
1つ以上の好ましい除染装置では、第2の1次期間は、第1の1次期間の開始の前又は当該開始と同時に開始し得る。したがって、UV-C光を発する前及び/又はUV-C光を発している間、可視光を発し、そして、今後のUV-C発光がユーザに通知され得る。したがって、ユーザの安全性が高まる。
1つ以上の好ましい除染装置では、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームは、第1の1次期間の前に第1の1次休止及び/又は第1の可視期間を含み得る。光制御器は、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームの第1の可視期間に、例えば、任意選択で、固定の負荷サイクル、増加する負荷サイクル、又は、減少する負荷サイクルでストローブさせることを含んで第2のセットのLED(第2の負荷サイクル)及び/又は第3のLED(第3の負荷サイクル)を作動させるように構成され得る。光制御器は、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームの第1の可視期間に、例えば、任意選択で、固定の負荷サイクル、増加する負荷サイクル、又は、減少する負荷サイクルでストローブさせることを含んで第2のインターフェースの光源を作動させるように構成され得る。それによって、除染装置の動作に関する情報をユーザに提供することができ、そして、除染装置の内部状態、したがって(可視ではなくユーザにとって危険であり得る)UV-C光を発する前の残りの時間フレームの、ユーザへの表示を提供することが可能になる。それによって、除染装置の動作安全性が高まる。
1つ以上の好ましい除染装置では、第1の1次期間は、1秒未満又は1秒から10秒までの範囲内である。1つ以上の好ましい除染装置では、第1の1次期間は、2分未満、例えば、1分未満、更には1秒から30秒までの範囲内である。第1の1次期間は、1秒から15秒までの範囲内であり得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、第2の1次期間は、1秒未満又は1秒から10秒までの範囲内である。1つ以上の好ましい除染装置では、第2の1次期間は、2分未満、例えば、1分未満、更には1秒から30秒までの範囲内である。第2の1次期間は、1秒から15秒までの範囲内であり得る。
第1の1次期間は、第2の1次期間と重複してもよく又は別々であってもよい。第1の1次期間は、第2の1次期間よりも前であってもよい。第1の1次期間は、第2の1次期間よりも後であってもよい。
1つ以上の好ましい除染装置では、光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは、例えば、第2の1次期間の後、第1のセットのUV-C発光ダイオードを第1の2次期間作動させることを含む。1つ以上の好ましい除染装置では、第1の2次期間は、1秒未満又は1秒から10秒までの範囲内である。1つ以上の好ましい除染装置では、第1の2次期間は、2分未満、例えば、1分未満、更には1秒から30秒までの範囲内である。第1の2次期間は、1秒から15秒までの範囲内であり得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることは、例えば、第1の2次期間の後、第2のセットの発光ダイオードを第2の2次期間作動させることを含む。1つ以上の好ましい除染装置では、第2の2次期間は、1秒未満又は1秒から10秒までの範囲内である。1つ以上の好ましい除染装置では、第2の2次期間は、2分未満、例えば、1分未満、更には1秒から30秒までの範囲内である。第2の2次期間は、1秒から15秒までの範囲内であり得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは、20mWから800mWまでの範囲などの10mWよりも大きい電力でUV-C光を発することを含む。任意選択で、光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは、1mWから20mWまでの範囲又は20mWから50mWまでの範囲の電力でUV-C光を発することを含む。1つ以上の好ましい除染装置では、任意選択で、光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは、50mWから1,000mWまでの範囲、更には1,000mWよりも大きい電力でUV-C光を発することを含む。例えば、任意選択で、光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは、100mWから900mWまで、200mWから800mWまで、300mWから700mWまで、及び/又は、350mWから600mWまでの範囲の電力でUV-C光を発することを含む。例えば、任意選択で、光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは、250mW、300mW、350mW、400mW、450mW、500mW、及び/又は、550mWの電力でUV-C光を発することを含む。
1つ以上の好ましい除染装置では、光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることは、例えば、500mWから5Wまでの範囲の200mWよりも大きい電力でUV-A光を発することを含む。光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることは、各第2のLEDについて、1mWから200mWまでの範囲又は200mWから500mWまでの範囲の電力でUV-A光を発することを含む。1つ以上の好ましい除染装置では、光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることは、第2のセットのUV-A発光ダイオードの各UV-A LEDについて、1Wから1.7Wまでの範囲、例えば、1.2Wから1.4Wまでの範囲などの500mWから2Wまでの範囲、任意選択で、700mAで、更には2Wよりも大きい電力でUV-A光を発することを含む。
除染装置は筐体を備える。筐体は細長い筐体であり得る。除染装置は第1の端部と第2の端部とを有し、中心軸線は第1の端部と第2の端部との間で延び得る。筐体はヘッド部分とハンドル部分とを備える。
任意選択でヘッド部分はUV透過領域を備える。換言すれば、UV透過領域は、ヘッド部分に配置され得、任意選択で、光源からの光は、ヘッド部分のUV透過領域を通って除染装置を出る。ヘッド部分は筐体/除染装置の第1の端部に配置され得るか又は当該第1の端部を形成する。UV透過領域は第1の端部の第1の端面に配置され得る。UV透過領域は筐体の側面に配置されてもよい。
ヘッド部分は実質的に円錐台の形状を有し得る。除染装置/筐体は、実質的に、例えば、ヘッド部分及び/又はハンドル部分によって形成されたトーチ及び/又は懐中電灯の形状を有し得る。ヘッド部分は、除染装置にヒートシンクを提供する冷却ヘッドなどのヒートシンク、例えば、第1のヒートシンクを備え得る。ヘッド部分は、本体部分と、本体部分の周囲に配置された外側リングなどの外側部分と、を備え得る。ヘッド部分は連結装置を備え得る。連結装置はリング形状の連結要素などの連結要素を備え得る。連結要素などの連結装置は筐体の第1の端部に配置され得る。ヘッド部分は、1cmから5cmまで、例えば、3cmから4cmまでの範囲の(中心軸線に対して垂直である)半径を有し得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、ヘッド部分は、コンテキストリングを備える。コンテキストリングは、ヘッド部分の保護リングを提供し得、及び/又は、コンテキストリング上にブランド名を示すために使用され得る。コンテキストリングは除染装置のユーザの安全確保の指示を示すために使用され得る。
ハンドル部分は実質的に円筒形の形状であり得る。ハンドル部分は、例えば、第1のハンドル部分及び/又は第2のハンドル部分を含んで、1つ又は複数のハンドル部分を備え得る。ハンドル部分は5cmから15cmまでの範囲などの3cmから30cmまでの範囲の長さを有する。ハンドル部分は、1cmから5cmまで、例えば、2cmから3cmまでの範囲の半径を有し得る。ハンドル部分は、ユーザが、面、例えば、物体又は構成要素の面を除染するために除染装置を使用するときなどの、除染装置を動作させるときにユーザが保持するように構成され得る。ハンドル部分は、快適で安全なグリップ性をユーザに提供し得るようにグリップ層などのグリップ部を備え得る。グリップ部は、ゴム材料、例えば、シリコンなどの、グリップ部とユーザの手との間の摩擦の増加を提供する材料を含み得る。グリップ部は、滑らかな面と比較して多くの表面積を有する粗い面を提供する構造を備える面を備え得る。グリップ部は、除染装置をより安全に取り扱うために、高いグリップ性を提供し得る。
ハンドル部分は、第1のハンドル部分と、第2のハンドル部分と、任意選択で第3のハンドル部分と、を備え得る。
除染装置は、1つ以上のバッテリ及び/又はバッテリパックなどの電源を収容するか又は収める電源キャビティを備え得る。除染装置は、1つ以上のバッテリ、例えば、1つのバッテリ、2つのバッテリ、3つのバッテリなどの1つ以上のバッテリを備えるバッテリパックを備え得る。1つ以上のバッテリは、リチウムイオンバッテリ、ニッケルイオンバッテリ、及び/又は、鉛イオンバッテリのうちの1つ以上を備え得る。電源は、例えば、第2のインターフェースを介して充電可能であり得る。電源は、燃料電池及び/又は太陽電池を含み得る。
除染装置は、キャリアコード又はキャリアハンドルなどの付属機器に取り付けられるように構成され得る。したがって、除染装置は、例えば、ハンドル部分の一部として、コネクタ又は取付リングを備え得る。
除染装置は第2のインターフェースを備え得る。第2のインターフェースは除染装置を充電及び/又は構成するコネクタなどの充電インターフェース及び/又は構成インターフェースを備え得る。第2のインターフェースなどの除染装置は、例えば、光インジケータなどの、除染装置の状態を示すインジケータを備え得る。インジケータは筐体の第2の端部に配置され得る。例えば、光インジケータは、以下の状態、すなわち、オン、オフ、作動、停止、動作状態、バッテリ状態、送信、及び/又は、受信のうちの1つ以上を示し得る。除染装置は、例えば、プラグなどの、第2のインターフェースの密閉を提供するエンドキャップを備え得る。いくつかの実施形態では、エンドキャップは、透光性など、実質的に透明であってもよく、これによって、第2のインターフェースのインジケータは、エンドキャップが上にあるときユーザに可視であり得る。除染装置は、例えば、筐体の第2の端部に保護リングを備え得る。例えば、保護リングは、例えば、除染装置が落ちたときなどの衝撃に対して除染装置を保護する金属の保護リングであり得る。
任意選択で、ヘッド部分などの除染装置は光源を冷却するヒートシンクを備える。任意選択で、光源は回路基板を備える。回路基板は第1の熱伝導率及び第1の熱容量を有する第1の材料の第1の層を備える材料で作られ得る。任意選択で、光源は回路基板上に搭載された第1のセットのUV-C発光ダイオードを備える。ヒートシンクは、第1の層と熱接触し、且つ、第2の熱伝導率及び第2の熱容量を有する第2の材料で作られ得る。任意選択で、第2の熱容量は第1の熱容量よりも大きい。
1つ以上の例示的な除染装置では、第1の熱伝導率は第2の熱伝導率よりも大きい。1つ以上の例示的な除染装置では、第1の材料は銅を含む。1つ以上の例示的な除染装置では、第2の材料は、アルミニウムである。1つ以上の例示的な除染装置では、ヒートシンクはヘッド部分の外側の面を形成し得る。1つ以上の例示的な除染装置では、ヒートシンクは外側の面上にコーティングを含む。コーティングは300μm未満の厚さを有し得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、ヒートシンクは除染装置の長手方向の軸線と平行に延びる複数のチャネルを備え得る。換言すれば、ヒートシンクは、本体部分と外側部分との間などのヘッド部分の周囲に配置された1つ以上の冷却要素、例えば、1つ以上の冷却通路を備え得る。換言すれば、ヒートシンクは、例えば、光源などの除染装置によって生成される熱を除染装置から移動させることによって除染装置に冷却効果を提供する冷却ダクトなどの1つ以上のチャネルを備え得る。したがって、ヒートシンクは熱を除染装置から伝達し/移動させる対流及び/又は放射を使用し得る。例えば、ヒートシンクは、1つ以上のチャネルのチムニー効果を使用して、例えば、1つ以上のチャネルで空気の流れを作るために、例えば、1つ以上のチャネルで「高温側」及び「低温側」を提供することによって熱を光源から移動させ得る。1つ以上のチャネルは、本体部分及び外側部分が、例えば、1つ以上のチャネル間で壁を形成して接触し得るように本体部分と外側部分との間に配置され得る。ヘッド部分の外側の面及び/又は1つ以上のチャネルなどのヒートシンクは空気と直接接触し得る。それによって、除染装置は、例えば、ヘッド部分で強制対流を提供し得る。
除染アセンブリが開示され、当該除染アセンブリは、UVシールドと、除染装置、例えば、本明細書に開示されるような除染装置と、を備える。任意選択で、除染装置は除染装置/ヘッド部分を例えば、UVシールドのポートに連結する、例えば、解放可能に連結する連結装置を備える。連結装置は、ヘッド部分、例えば、筐体の第1の端部に配置され得る。換言すれば、ヘッド部分は連結装置を備え得る。1つ以上の好ましい除染装置では、連結装置は、例えば、ヒートシンクに取り付けられる別々の連結要素である。連結装置は、ヒートシンクに統合されてもよい。
UVシールドは、高い安全性をユーザに提供し、ユーザが様々な除染手順に様々なUVシールドを使用することを可能にする。
また、除染システムが開示され、当該除染システムは、第1の壁を含む少なくとも1つの壁によって定められる内側空間を有する容器と、内側空間内で回転軸線の周りに回転可能に配置されたキャリア装置と、を備える。任意選択で、除染システムはキャリア装置を回転させるように構成されたモータを備える。除染システム、例えば、容器は、容器の第1の壁に第1のポートを備え得、第1のポートは、除染装置を容器に連結するように構成される。除染システム、例えば、容器は、容器の壁に第2のポートを備え得、第2のポートは除染装置を容器に連結するように構成される。UVシールドのポートの説明は、除染システムのポートにも適用可能であり、逆もまた同様であることが理解されるであろう。
除染装置の連結装置は除染装置を容器のポートに解放可能に連結するように構成され得る。除染装置の連結装置は連結要素を備え得る。連結要素は任意選択でUV透過領域を取り囲むリング形状であり得る。換言すれば、連結要素はUV透過領域を形成する開口部を有し得る。連結要素は連結リングであり得る。連結リングはヒートシンクに取り付けられ得る。除染装置の連結要素などの連結装置は、径方向、例えば、径方向外側又は径方向内側に延びる複数のロッド又は突起を備え得る。複数のロッド/突起は、連結装置/連結要素/連結リングの外周に沿って均一に分配され得る。複数の突起は、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、又は、8つ以上の突起などの少なくとも3つの突起を備え得る。
連結装置は、例えば、連結装置/連結要素の径方向外側に向いた面などのヘッド部分の外側の面に複数の凹部を備え得る。複数の凹部は連結装置/連結要素の径方向内側に向いた面などの連結装置/連結リングの内側の面で延び得る。
複数の凹部は連結装置/連結要素/連結リングの外周に沿って均一に分配され得る。複数の凹部は、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、又は、8つ以上の凹部などの少なくとも3つの凹部を備え得る。連結装置は、例えば、1つ以上の突起上などの、ヘッド部分/連結要素の径方向内側又は径方向外側に向いた面上に内側のねじ切り又は外側のねじ切りを含み得る。連結要素は、例えば、連結要素/連結リングの外周に沿って均一に分配された、例えば、ロックの突起によって、ヘッド部分のヒートシンクにロックされて取り付けられるように構成され得る。連結装置はUVシールドの対応するバヨネット連結部分に連結するバヨネット連結部分を備え得る。複数の凹部及び/又は突起はバヨネット連結部分を形成し得る。
1つ以上の例示的な除染アセンブリ及び/又は除染装置では、UVシールドはUV吸収ポリマー材料で作られる。例えば、UVシールドは、ポリカーボネート、ポリプロピレン、アクリル樹脂、ポリエチレン、ABS、POM、PEEK、又は、デルリンで作られ得る。UVシールドは、金属で作られ得るか、又は、内側及び/又は外側の面上に金属又は金属合金でコーティングされ得る。UVシールドは色付けされ得る。例えば、UVシールドは、オレンジ色、赤色、シアン色、緑色、又は、青色であり得る。色付けされたUVシールドはアイテム又は除染されるアイテム上の有機材料からの蛍光の視覚的な検査を可能にする。UVシールドの内側の面及び/又は外側の面は、光学ハイパスフィルタ及び/又は光学ローパスフィルタを備え得る。光学ハイパスフィルタ及び/又は光学ローパスフィルタは、例えば、UVシールドの本体上に真空蒸着されたコーティングであり得る。UVシールド、例えば、内側空間を定める壁の1つ以上は、透明又は不透明であってもよく、それによって、除染中のアイテムの視覚的な検査を可能にする。換言すれば、UVシールドはUVシールドの壁を通じて内側空間を視覚的に検査するように構成され得る。1つ以上の例示的な除染アセンブリ及び/又は除染装置では、UVシールドは、内側空間を有し、内側空間にアクセスするための開口部を定めるリムを備える。UVシールドの開口部により、例えば、アイテムが配置される面とリムが接触することによって、内側空間内にアイテムを配置することが可能になる。それによって、UVシールドは、アイテムの除染中、光源からのUV光からユーザを保護する。1つ以上の例示的な除染アセンブリ及び/又は除染装置では、開口部は、25cmから500cmまでの範囲の面積を有する。開口部は、5cmから50cmまでの範囲の最大広がりを有し得る。開口部は、1cmから30cmまでの範囲の最小広がりを有し得る。
1つ以上の例示的な除染アセンブリ及び/又は除染装置では、リムは、円形又は多角形である。換言すれば、開口部は、円形、楕円形、多角形、又は、UVシールドの内側空間内にアイテムを配置することを容易にする他の形状であり得る。開口部は任意選択で丸い角を有する矩形であってもよい。UVシールドは除染されるアイテムを少なくとも部分的に収容する内側空間を有する。内側空間は50cmから5,000cmまでの範囲の体積を有し得る。UVシールドは内側空間を定める1つ以上の壁を備える。UVシールドは、第1の部分と、任意選択で第2の部分と、を備え得る。第1の部分は円錐形であり得る。第2の部分は円筒形であり得る。UVシールドは中心軸線に沿って第1の端部から第2の端部まで伸び得る。UVシールドのポートは第1の端部に配置され得る。UVシールドの開口部/リムはUVシールドの第2の端部に配置され得る。第1の部分は第1の端部から第2の端部に向けて延び得る。第2の部分は第2の端部から第1の端部に向けて延び得る。第1の部分の第1の内側の面は、内側空間を部分的に定め得、任意選択で、例えば、中心軸線に沿って第2の端部に向けて増加する断面積を有する。第1の部分/第1の内側の面は円錐形であり得る。第2の部分の第2の内側の面は、内側空間を部分的に定め得、任意選択で、例えば、中心軸線に沿って第2の端部に向けて、一定の、減少をする、又は、増加する断面積を有する。第2の部分/第2の内側の面は、円筒形であり得、例えば、中心軸線に沿って、例えば、一定の円形、楕円形、多角形の断面積を有し得る。第1の部分は1cmから10cmまでの範囲の長さ(中心軸線に沿った広がり)を有し得る。第2の部分は1cmから20cmまでの範囲の長さ(中心軸線に沿った広がり)を有し得る。1つ以上の好ましいUVシールドでは、第2の部分は2cmから5cmまで又は5cmから10cmまでの範囲の長さを有する。
1つ以上の例示的な除染アセンブリ及び/又は除染装置では、UVシールド又はUVシールドの少なくとも第1の部分は、円錐形又は少なくとも部分的に円錐形である。
UVシールドは、除染装置及びUVシールドを解放可能に連結する、第1のポートとも表されるポートを有する。UVシールドは第1のポートと第2のポートとを含む複数のポートを備え得る。それによって、複数の除染装置がUVシールドに連結され得、及び/又は、除染されるアイテムに応じて様々な連結構成で除染装置が使用され得、そして、ユーザ順応性が高まる。
ポートは除染装置から内側空間内へのUV光の通路の開口部を有し得る。例えば、UVシールドの(第1の)ポートは10cmから50cmまでの範囲の面積を有する(第1の)開口部を有し得る。(第1の)ポートの(第1の)開口部は円形又は実質的に円形であり得る。ポートは、ポート/UVシールドを除染装置に解放可能に連結する、バヨネット連結装置などの連結構造を備え得る。連結構造は、開口部を形成し及び/又は開口部を定める縁に、任意選択で、開口部の中心から径方向に延びる1つ以上の凹部及び/又は突起を備え得る。
除染システムは第1のポート及び/又は第2のポートなどの1つ以上のポートを有する容器を備える。1つ以上の好ましい除染システムでは、第1のポート及び/又は第2のポートは除染装置を容器に解放可能に連結するバヨネット連結装置を備える。1つ以上の好ましい除染システムでは、第1のポートは、第1のポートの第1の開口部を閉じる第1の閉鎖要素を備える。第2のポートは第2のポートの第2の開口部を閉じる第2の閉鎖要素を備え得る。1つ以上の好ましい除染システムでは、容器はUV吸収ポリマー材料で作られる。例えば、容器は、ポリカーボネート、ポリプロピレン、アクリル樹脂、ポリエチレン、ABS、POM、PEEK、又は、デルリンで作られ得る。容器は、金属で作られ得るか、又は、内側及び/又は外側の面上に金属又は金属合金でコーティングされ得る。容器の面はハイパスフィルタ及び/又はローパスフィルタを備え得る。容器及び/又はUVシールドの材料は可視光について透明又は少なくとも部分的に透明であり得る。それによって、ユーザは除染又はアイテム/面の間、除染手順に従うことができる。1つ以上の好ましい除染システムでは、第1のポートは、第1のポートに連結される除染装置からの第1のビームが第1の方向であるように、除染装置を取り付けるように構成される。第2のポートは、第2のポートに連結される除染装置からの第2のビームが第2の方向であるように、除染装置を取り付けるように構成され得る。第1の方向及び第2の方向は45°から180°までの範囲などの30°よりも大きいビーム角度を形成し得る。ビーム角度は60°から120°までの範囲内であり得る。それによって、除染されるアイテムの露光の改善が除染システムで提供され得る。1つ以上の好ましい除染システムでは回転軸線と第1の方向との間の第1の角度は30°未満などの60°未満である。回転軸線と第1の方向との間の第1の角度は15°から60°までの範囲内であり得る。第1の角度は、例えば、単一ポート容器で、75°から90°までの範囲、例えば、約90°などの60°から90°までの範囲内であり得る。1つ以上の好ましい除染システムでは、回転軸線と第2の方向との間の第2の角度は30°よりも大きい。回転軸線と第2の方向との間の第2の角度は30°から60°までの範囲などの15°から90°までの範囲内であり得る。1つ以上の好ましい除染システムでは、容器は、回転開口部を備え、キャリア装置は、回転開口部で回転可能に配置されたシャフトを備える。シャフトは伸縮アームであり得る。回転可能に配置されたシャフトを内部に有する回転開口部により、容器の外側に配置されたモータによるキャリア装置の回転が可能になる。
1つ以上の好ましい除染システムでは、キャリア装置は、フレーム部分とシート部分とを備え、シート部分は、除染されるアイテムを収容するように構成されたシートを備え、シート部分は、シリコンなどのUV透過材料で作られたシート材料で作られる。アイテムはシートに圧入され得、UV透過材料は、回転中、アイテムの360°の露光を可能にし、そして、例えば、まずキャリア装置上の第1の位置でアイテムが除染され、次いで再配置されて、次にキャリア装置上の第2の位置で除染される2位置の除染手順の必要性を無くすことによって、より効率的な除染手順を可能にし得る。1つ以上の好ましい除染システムでは、除染システムは、第1の除染装置と、任意選択で第2の除染と、を備え、第1の除染装置は、第1のポート及び/又は第2のポートに解放可能に連結するように構成され、任意選択で、第2の除染装置は、第2のポートに解放可能に連結するように構成される。第1の除染装置及び/又は第2の除染装置は、本明細書に開示されるような除染装置であり得る。
除染装置はUV-C光を発するように構成された光源を備える。光源はヘッド部分に配置又は収容されるように構成され得る。光源は1mWから20mWまでの範囲又は20mWから50mWまでの範囲の電力でUV-C光を発するように構成され得る。1つ以上の好ましい除染装置では、光源は、例えば、20mWから400mWまでの範囲の10mWよりも大きい電力でUV-C光を発するように構成される。光源は、50mWから1,000mWまでの範囲、更には1,000mWよりも大きい電力でUV-C光を発するように構成され得る。
例えば、光源は、100mWから900mWまで、200mWから800mWまで、300mWから700mWまで、及び/又は、350mWから600mWまでの範囲の電力でUV-C光を発するように構成され得る。例えば、光源は、250mW、300mW、350mW、400mW、450mW、500mW、及び/又は、550mWの電力でUV-C光を発するように構成され得る。UV-C光によって、光源は、255nmから275nmまでの範囲などの200nmから280nmまでの範囲の波長を有する光、例えば、約265nmのピーク波長を有する光を発するように構成され得ることが理解され得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、除染装置は、例えば、インターフェースを介した除染装置の作動時に、30秒未満、更には20秒未満などの2分未満、例えば、1分未満の期間、UV-C光を発するように構成される。
光源は回路基板を備え得る。ヒートシンクは、第1の層と熱接触し、且つ、第2の熱伝導率及び第2の熱容量を有する第2の材料で作られ得、第2の熱容量は、第1の熱容量よりも大きい。1つ以上の例示的な除染装置では、回路基板は、ヒートシンク、例えば、第2のヒートシンクとして機能し得る。ヒートシンク及び回路基板、換言すれば、第1のヒートシンク及び第2のヒートシンクは、熱接触し得る。換言すれば、回路基板は回路基板に蓄えられた光源からの熱をヒートシンクに伝達するために伝導を使用し得る。除染装置は、光源を冷却するために、伝導、対流、及び、放射伝熱のうちの1つ以上を提供し得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、回路基板は第1のセットの切欠きなどの1つ以上の切欠きを備える。1つ以上の切欠きは、熱が切欠きを通って伝わり得ないように、回路基板を貫く貫通開口部であり得る。1つ以上の切欠きは、UV発光ダイオード、UV LEDなどの発光ダイオードの周囲に設けられ得る。1つ以上の切欠きは、実質的に、各UV LEDを互いに断熱し、及び/又は、実質的に、発光ダイオードをUV LEDから断熱し得る。更に、1つ以上の切欠きは、実質的に、熱伝導を回路基板からヒートシンクに向け得る。1つ以上の切欠きは実質的にV形状及び/又は弓形状であり得る。1つ以上の切欠きは、Vの開放部分が、例えば、回路基板の中心から離れてヒートシンクの方向に向くように配置され得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、光源は回路基板上に搭載された第1のセットのUV-C発光ダイオード、LEDを備え得る。第1のセットのUV-C発光ダイオードは複数のUV-C発光ダイオードなどの1つ以上のUV-C発光ダイオードを備え得る。1つ以上の例示的な除染装置では、第1のセットのUV-C発光ダイオードは、4つから10個までの範囲のUV-C発光ダイオードなどの、3つと20個との間の数のUV-C発光ダイオードを備え得る。それによって、向上した設計自由度、及び形状及び/又はUV-C光の分配の制御が提供される。例えば、第1のセットのUV-C発光ダイオードは、第1の1次LEDと、任意選択で第1の2次LEDと、任意選択で第1の3次LEDと、を備え得る。第1のセットのUV-C発光ダイオードは、第1の4次LED及び/又は第1の5次LEDを備えてもよい。第1のセットのUV-C発光ダイオードは、任意選択で、ダイオード構成において中心ダイオードとして配置された第1の6次LEDを含む6つ以上のLEDを備えてもよい。換言すれば、光源は、回路基板の近位面上に搭載された、第1の1次LEDなどの第1の1次光構成要素、第1の2次LEDなどの第1の2次光構成要素、及び、第1の3次LEDなどの第1の3次光構成要素を備える第1のセットの光構成要素を備えてもよい。第1のセットの光構成要素は、回路基板上に搭載された第1のセットのUV-C発光ダイオード、LEDを備え得る。例えば、第1のセットのUV-C発光ダイオードは、第1の1次LEDと、第1の2次LEDと、任意選択で第1の3次LEDと、を備え得る。第1のセットのUV-C発光ダイオードは、任意選択で、ダイオード構成において中心ダイオードとして配置された第1の4次LEDを備えてもよく、ここで、例えば、第1のセットのLEDの他の第1のLEDは、第1の4次LEDの周囲に配置される。1つ以上の例示的な除染装置では、第1のセットのUV-C発光ダイオードの第1の1次LEDは、ダイオード構成において中心ダイオードとして配置されてもよく、ここで、例えば、第2のセットのLEDは、第1の1次LEDの周囲に配置される。
1つ以上の例示的な除染装置では、第1のセットのUV-C発光ダイオードのLEDは、例えば、260nmから270nmまでの範囲、例えば、約265nmのピーク波長を有する260nmから270nmまでの範囲のUV-C光を発するように構成される。UV-C発光ダイオードを有する光源は、オン時に高い又は最大の効果を瞬時に提供すること及び加熱時間が無いことにより有利である。更に、UV-C発光ダイオードは100、000回を超えるまでオン/オフに耐え得る。第1のセットのUV-C発光ダイオードの1つ以上のUV-C LEDは、1mWから20mWまでの範囲又は20mWから50mWまでの範囲の光電力出力を有し得る、すなわち、当該範囲の電力でUV-C光を発するように構成され得る。1つ以上の好ましい除染装置では、第1のセットのUV-C発光ダイオードのUV-C LEDは、50mWから150mWまでの範囲、更には150mWよりも大きい光電力出力光源を有し得る。例えば、第1のセットのUV-C発光ダイオードのUV-C LEDはそれぞれ、65mWから95mWまでの範囲、例えば、500mAの光電力出力光源を有し得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、光源は回路基板上に搭載された第2のセットの発光ダイオードを備え得る。任意選択で、第2のセットの発光ダイオードのLEDは可視光及び/又はUV-A光を含むUV光を発するように構成される。第2のセットの発光ダイオードなどの光源は、例えば、380nmから740nmまでの範囲の波長を有する可視光を発するように構成され得る。第2のセットの発光ダイオードなどの光源は、例えば、320nmから380nmまでの範囲の(ピーク)波長を有するUV-A光を含むUV光を発するように構成され得る。第2のセットの発光ダイオードなどの光源は、UV-A光、例えば、360nmから400nmまでの範囲の光を発するように構成され得る。例えば、380nmなどの、UV-A光の範囲の上限は、人間の目に対して可視であり得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、第2のセットの発光ダイオードは1つ又は複数のUV-A発光ダイオードを備える。例えば、第2のセットの発光ダイオードは、UV-A発光ダイオードであり得、任意選択で、2つ、3つ、4つ、5つ、又は、6つ以上のLEDなどの1つ又は複数のLEDを備える。第2のセットの発光ダイオードは、第2の1次LEDと、任意選択で第2の2次LEDと、任意選択で第2の3次LEDと、を備え得る。第2のセットのUV-A発光ダイオードは、第2の4次LED及び/又は第2の5次LEDを備えてもよい。第2のセットのUV-A発光ダイオードは、第2の6次LEDを含む6つ以上のLEDを備えてもよい。単一の第2のLEDは、第2のセットの発光ダイオードを構成してもよい、すなわち、第2のセットのLEDは1つのUV-A LEDなどの1つのLEDを備えてもよい。第2のセットのUV-A発光ダイオードは、例えば、ダイオード構成において中心ダイオードとして配置された第2の4次LEDを備え得る。第2の1次LEDは、中心ダイオードとして配置されてもよく、ここで、例えば、第1のセットのLEDは、第2の1次LEDの周囲に配置される。
第2のセットの発光ダイオードの1つ以上のUV-A LEDは、1mWから200mWまでの範囲又は200mWから500mWまでの範囲の光電力出力を有し得る、すなわち、当該範囲の電力でUV-A光を発するように構成され得る。1つ以上の好ましい除染装置では、第2のセットのUV-A発光ダイオードのUV-A LEDは、500mWから2Wまでの範囲、更には2Wよりも大きい光電力出力光源を有し得る。例えば、第2のセットのUV-A発光ダイオードのUV-A LEDは、1Wから1.7Wまでの範囲、例えば、1.2Wから1.4Wまでの範囲、任意選択で700mAの光電力出力光源を有してもよい。
1つ以上の例示的な除染装置では、光源は可視光を発するように構成された第3の発光ダイオードを備える。第3の発光ダイオードは青色光を発するように構成され得る。UV-C光及び可視光の組合せを発する光源は、可視光が、UV-C光に露光される面又はアイテムの部分をユーザに示し得、そして、使用するのに安全な除染装置を提供する点で有利である。
1つ以上の例示的な除染装置では、UV-C発光ダイオード(第1のセット)及び/又はUV-A発光ダイオード(第2のセット)は、回路基板の中心部分に配置された、UV-C発光ダイオード、UV-A発光ダイオード、又は、第3の発光ダイオードなどの中心ダイオードの周囲に分配される。換言すれば、第1のセットのUV-C発光ダイオードは、第3の発光ダイオードなどの中心ダイオードの周囲に分配、例えば、均一に分配され得る。したがって、第3の発光ダイオードは中心ダイオードであり得る。第2のセットのUV-A発光ダイオードは、第3の発光ダイオードなどの中心ダイオードの周囲に分配、例えば、均一に分配され得る。第1のLED及び第2のLEDは、UV-C発光ダイオード、UV-A発光ダイオード、又は、第3の発光ダイオードなどの中心ダイオードの周囲で交互に配置され得る。換言すれば、第2のLEDはそれぞれ、2つの第1のLEDの間に配置され得、及び/又は、第1のLEDはそれぞれ、第2のLEDの間に配置され得る。第1の4次LEDなどのUV-C LEDは中心ダイオードとして使用されてもよいことに留意されたい。換言すれば、第1のセットのLEDの第1のLED、例えば、第1の4次LED又は第1の6次LEDは、中心ダイオードであってもよく、任意選択で、第1のセットのLEDの残りの第1のLEDが中心ダイオードの周囲に配置されてもよい。第2の4次LEDなどのUV-A LEDは中心ダイオードとして使用されてもよいことに留意されたい。換言すれば、第2のセットのLEDの第2のLED、例えば、第2の4次LEDは、中心ダイオードであってもよく、任意選択で、第2のセットのLEDの残りの第2のLEDが中心ダイオードの周囲に配置されてもよい。
1つ以上の例示的な除染装置では、光源は回路基板上に搭載された5つから10個までの範囲の発光ダイオードを有する。例えば、光源は、2つから6つまでのUV-C LEDを有する第1のセットのLEDと、2つから4つまでのUV-A LEDを有する第2のセットのLEDと、を備え得る。
1つ以上の例示的な除染装置/光源では、2つの隣接する発光ダイオード間の1つ以上の中心間距離は10mmから25mmまでの範囲内である。1つ以上の好ましい光源では、隣接する発光ダイオード間の最小距離は5mmよりも大きいか又は10mmよりも大きい。1つ以上の好ましい光源では、隣接する発光ダイオード間の最小距離は約18mmなどの35mm未満である。
1つ以上の例示的な除染装置では、第1のセットのUV-C発光ダイオードは、回路基板上に第1の高さで搭載されており、第3の発光ダイオードは、回路基板上に第3の高さで搭載されており、第3の高さは、第1の高さよりも大きいなど、第1の高さと異なる。1つ以上の好ましい光源では、第3の高さと第1の高さとの間の差は、10myから100myまでの範囲など、10myよりも大きい。第1のセットのLED及び第3のLEDについての異なる高さにより、第1のLED及び第3のLEDは、筐体の第1の端部から異なる距離及び/又はそれらそれぞれの反射キャビティに関する中心軸線に沿って異なる位置に配置され、そして、これにより、例えば、第1のセットのLEDからの光を露光/照明/照射される第1の領域が、第3のLEDからの光を露光/照明/照射される第3の領域よりも小さいように、第1のセットのLED及び第3のLEDによって露光される領域を制御することができる。それによって、ユーザが、UV-C露光領域を見ることができ、したがって、例えば、ユーザ又は他の人を除染装置からのUV-C放射に曝すことを回避できることが保証される。
1つ以上の例示的な除染装置では、光源は回路基板と第3の発光ダイオードとの間に配置されたスペーサを備える。それによって、第3の発光ダイオードの正確な位置決めが提供され、そして、これにより、第1のセットのLED及び/又は第2のセットのLEDと第3のLEDとの間の高さの差の制御を改善することができる。
1つ以上の例示的な除染装置では、第1のセットのUV-C発光ダイオード又はその少なくとも一部は、回路基板の中心から、例えば、第3の発光ダイオードなどの中心ダイオードから第1の径方向距離で回路基板上に搭載される。第1の径方向距離は、15mmから30mmまでの範囲、例えば、約18mmなどの10mmから40mmまでの範囲内であり得る。第1のセットのUV-C発光ダイオードがM個のLEDを備える1つ以上の例示的な除染装置では、第1のセットのUV-C発光ダイオードのM-1個の第1のLEDは、回路基板の中心から、例えば、第1のセットのUV-C発光ダイオードの第Mの第1のLEDである中心ダイオードから第1の径方向距離で回路基板上に搭載される。Mは、3、4、5、6、7であってもよく、更には7よりも大きくてもよい。
1つ以上の例示的な除染装置では、第2のセットの発光ダイオードは、回路基板の中心から、例えば、第1の発光ダイオード又は第3の発光ダイオードなどの中心ダイオードから第2の径方向距離で回路基板上に搭載される。第2の径方向距離は、15mmから30mmまでの範囲、例えば、約18mmなどの10mmから40mmまでの範囲内であり得る。第1の径方向距離は第2の径方向距離と異なり得る。第2のセットの発光ダイオードがN個のLEDを備える1つ以上の例示的な除染装置では、第2のセットの発光ダイオードのN-1個の第2のLEDは、回路基板の中心から、例えば、第2のセットの発光ダイオードの第Nの第2のLEDである中心ダイオードから第1又は第2の径方向距離で回路基板上に搭載される。Nは、3、4、5、6、7であってもよく、更には7よりも大きくてもよい。
除染装置は、光源から、例えば、筐体のヘッド部分におけるUV透過領域に向けてUV-C及び/又はUV-A光を含むUV光などの光を導く光導波路を備える。ヘッド部分/UV透過領域は、例えば、筐体/ヘッド部分の第1の端部に又は当該第1の端部から30mm以内に配置された窓部分をヘッド部分に備え得る。UV透過領域はホウケイ酸ガラス又はシリコンガラスなどの実質的にUV透過の材料で作られたディスク又はシートを備え得る。ディスク又はシートは、例えば、除染装置のヘッド部分の内側の構成要素を保護するカバー窓又はディスクであり得る。
光導波路は、反射装置の近位面で反射構造を有する、UV反射装置などの反射装置を備え得る。反射構造は複数の反射キャビティなどの1つ以上の反射キャビティを備え得る。反射キャビティは、第1のセットの反射キャビティと、任意選択で第2のセットの反射キャビティと、を備え得る。反射構造における反射キャビティの数は光源のLEDの数に対応してもよく又は当該LEDの数よりも大きくてもよい。
第1のセットの反射キャビティは、第1の1次反射面を有する第1の1次反射キャビティと、任意選択で、第1の2次反射面を有する第1の2次反射キャビティと、を含む1つ以上の第1の反射キャビティを備える。第1のセットの反射キャビティは、第1の3次反射面を有する第1の3次反射キャビティと、任意選択で、第1の4次反射面を有する第1の4次反射キャビティと、を含んでもよい。第1の反射キャビティは光源のそれぞれの第1の発光ダイオードと整列され得る。したがって、第1のセットの反射キャビティにおける反射キャビティの数は第1のセットのLEDにおけるLEDの数と同じであり得る。例えば、光源が、第1のセットのLEDの4つの第1のLEDを備える場合、反射装置は4つの第1の反射キャビティを備え得る。第1の4次反射キャビティ又は第1の6次反射キャビティは、中心反射キャビティとして配置され得、例えば、第1のセットの反射キャビティの第1の反射キャビティ及び/又は第2のセットの反射キャビティの第2の反射キャビティの残りなどの他の反射キャビティが中心反射キャビティの周囲に配置され得る。
第2のセットの反射キャビティは、第2の1次反射面を有する第2の1次反射キャビティと、任意選択で、第2の2次反射面を有する第2の2次反射キャビティと、を含む1つ以上の第2の反射キャビティを備える。第2のセットの反射キャビティは、第2の3次反射面を有する第2の3次反射キャビティと、任意選択で、第2の4次反射面を有する第2の4次反射キャビティと、を含んでもよい。第2の反射キャビティは、光源のそれぞれの第2の発光ダイオードと整列され得る。したがって、第2のセットの反射キャビティにおける反射キャビティの数は第2のセットのLEDにおけるLEDの数と同じであり得る。
反射キャビティは反射面を有する。反射キャビティ又はその少なくとも一部の反射面は、金属面であり得る。
1つ以上の好ましい光導波路では、反射キャビティの反射面又は少なくとも第1の反射面は、e-PTFE(延伸ポリテトラフルオロエチレン)などのPTFEで作られるか又は少なくとも当該PTFEを含む。
1つ以上の好ましい除染装置では、第1の1次反射面及び/又は第1の2次反射面などの第1の反射面は、アルミニウム、金、銅、銀、ロジウム、又は、プラチナなどの金属面である。第1の3次反射面は、金属面であり得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、第2の1次反射面及び/又は第2の2次反射面などの第2の反射面は金属面である。第2の3次反射面は金属面であり得る。
光導波路/UV反射装置は、除染装置によって除染される面に照射するために、光源から発せられる光を筐体のヘッド部分におけるUV透過領域へ反射させ及び/又は向けるように構成され得る。
UV反射装置は光源内のLEDごとに反射キャビティを備え得る。換言すれば、反射キャビティの数は光源の発光ダイオード又は構成要素の数に対応し得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、反射装置などの光導波路は反射装置の遠位面に1つ以上の突起及び/又は凹部を備え得る。任意選択で、例えば、反射装置は反射装置の遠位面から延びる、2つの突起、3つの突起、及び/又は、4つの突起などの1つ以上の突起を備える。突起は光導波路及び光源を整列させるアライメント突起であり得る。除染装置の組立状態では、反射装置の遠位面における1つ以上のアライメント突起は、光源の1つ以上のアライメント開口部に、任意選択で、スペーサプレート及び/又はスペーサリングに少なくとも部分的に収容され得る。換言すれば、反射装置の1つ以上のアライメント突起が1つ以上のアライメント開口部に収容されると、反射装置、回路基板、スペーサプレート、及び/又は、スペーサリングは、実質的に互いに接続されたアセンブリを形成し得る。それによって、光源のLED及び反射キャビティが整列されて、反射キャビティに関してLEDを正確に配置し、それによって、UV透過領域を通って発せられるUV光の強度を改善し得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、反射装置は、反射本体と、反射本体上にコーティングされた第1の層と、を備え、反射本体は、本体材料で作られ、第1の層は、第1の反射材料で作られる。第1の反射材料は金属であり得る。第1の反射材料は、アルミニウム、金、銅、銀、ロジウム、及び、プラチナのうちの1つ以上である金属を含み得る。第1の反射材料は、アルミニウム、金、銅、銀、ロジウム、及び、プラチナのうちの1つ以上を含む金属合金を含み得る。第1の反射材料は、e-PTFE(延伸ポリテトラフルオロエチレン)又は微孔性ポリテトラフルオロエチレンなどのPTFEを含み得る。反射装置は反射装置の第1の層上にコーティングされた第2の層を備え得る。第1の層及び/又は第2の層は反射キャビティの反射面を形成し得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、第1のセットの反射キャビティの第1の反射面及び/又は第2のセットの反射キャビティの第2の反射面などの反射面は凹非球面などの凹面である。換言すれば、反射キャビティの断面は凹非球面の形状であり得る。したがって、反射構造は、除染装置において、レンズなどの非球面凹状光学部品として機能し得る。例えば、複数の反射キャビティは、重複した円錐などのように重複して、反射構造の非球面凹形状を提供し得る。反射装置は、光源から発せられる光の少なくとも50%、光源から発せられる光の少なくとも60%、光源から発せられる光の少なくとも70%、光源から発せられる光の少なくとも80%、光源から発せられる光の少なくとも90%、及び/又は、光源から発せられる光の少なくとも93%を反射するように構成され得る。
反射装置は、例えば、反射キャビティと反射装置の遠位側との間の光通路を形成するために、及び/又は、反射面によって反射される光を提供するためにそれぞれの反射キャビティ内又はそれぞれの反射キャビティでそれぞれのLEDの位置決めを可能にするために、それぞれの第1の反射キャビティにおける第1の開口部及び/又はそれぞれの第2の反射キャビティにおける第2の開口部などの、それぞれの反射面における第1のセットの(反射)開口部及び/又は第2のセットの(反射)開口部などのそれぞれの開口部を備え得る。第1の反射開口部は、例えば、8mmと10mmとの間などの2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形であり得る。第2の反射開口部は、例えば、8mmと10mmとの間などの2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形であり得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、反射装置は、例えば、第1の1次反射キャビティと反射装置の遠位側との間の第1の1次光通路を形成するために、及び/又は、第1の1次反射面によって反射される光を提供するために第1の1次反射キャビティ内又は第1の1次反射キャビティで第1の1次LEDの位置決めを可能にするために、第1の1次反射面に第1の1次反射開口部を備える。第1の1次反射開口部は、例えば、8mmと10mmとの間などの2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形であり得る。反射装置は、例えば、第1の2次反射キャビティと反射装置の遠位側との間の第1の2次光通路を形成するために、及び/又は、第1の2次反射面によって反射される光を提供するために第1の2次反射キャビティ内又は第1の2次反射キャビティで第1の2次LEDの位置決めを可能にするために、第1の2次反射面に第1の2次反射開口部を備え得る。第1の2次反射開口部は、例えば、8mmと10mmとの間などの2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形であり得る。
反射装置は、複数の反射開口部、例えば、反射キャビティごとに反射開口部を備え得る。換言すれば、反射装置は、光源のLEDの数に対応する数の反射開口部を備え得、ここで、各LEDは、反射開口部に関連するそれぞれの反射キャビティを介して光を発するために、それぞれの反射開口部に又は当該反射開口部内に配置される。反射構造は、4つ、5つ、6つ、又は、7つ以上の反射開口部を備え得る。反射開口部は、例えば、8mmと10mmとの間などの2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形であり得る。
反射装置は、例えば、第2の1次反射キャビティと反射装置の遠位側との間の第2の1次光通路を形成するために、及び/又は、第2の1次反射面によって反射される光を提供するために第2の1次反射キャビティ内又は第2の1次反射キャビティで第2の1次LEDの位置決めを可能にするために、第2の1次反射面に第2の1次反射開口部を備え得る。第2の1次反射開口部は、例えば、8mmと10mmとの間などの2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形であり得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、反射構造は、4つ、5つ、6つ、又は、7つ以上の反射キャビティを備える。少なくとも4つの反射キャビティを有する反射構造では、第1の1次反射キャビティ、第1の2次反射キャビティ、及び、第2の1次反射キャビティを含む、4つ、5つ、又は、6つ以上などの少なくとも3つの反射キャビティは、第1の4次反射キャビティ、第2の4次反射キャビティ、又は、第3の反射キャビティとも表される中心反射キャビティの周囲に分配され得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、第1のセットの反射キャビティ、及び、任意選択で第2のセットの反射キャビティは、第3の反射キャビティの周囲に、例えば、均一に分配され得る。
反射構造は、第1のセットの反射キャビティの第1の3次反射キャビティ、第2のセットの反射キャビティの第2の2次反射キャビティ及び第2の3次反射キャビティ、及び/又は、第3の反射キャビティのうちの1つ以上を備え得る。1つ以上の好ましい光導波路では、反射構造は、例えば、中心反射キャビティとして配置された第1の4次反射キャビティを備える。
第1の3次反射キャビティは、第1の3次反射面を有し、第2の2次反射キャビティは、第2の2次反射面を有し、第2の3次反射キャビティは、第2の3次反射面を有し、任意選択で、第3の反射キャビティ(存在すれば)は、第3の反射面を有する。
反射装置は、第1の3次反射面に第1の3次反射開口部を備え得、任意選択で、第1の3次反射開口部は2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形である。反射装置は、第2の2次反射面に第2の2次反射開口部を備え得、任意選択で、第2の2次反射開口部は2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形である。反射装置は、第2の3次反射面に第2の3次反射開口部を備え得、任意選択で、第6の反射開口部は2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形である。反射装置は、第3の反射面に第3の反射開口部を備え得、任意選択で、第3の反射開口部は2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形である。
1つ以上の例示的な除染装置では、2つの隣接する反射キャビティ間の中心間距離は、15mmから20mmまでの範囲、例えば、約18mmなどの10mmから25mmまでの範囲内である。
1つ以上の例示的な除染装置では、光源は可視光及び/又はUV-A光を含むUV光を発するように構成される。1つ以上の例示的な除染装置では、光源は1つ以上のUV-A発光ダイオードを備え得る。例えば、第2の発光ダイオードとして、そのUV-A及び可視成分の組合せにより、UV-A LEDが好ましい場合がある。換言すれば、第2のセットの発光ダイオードはUV-Aダイオードであり得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、反射装置は、反射本体の近位面に、第1の(減衰)凹部と第2の(減衰)凹部とを含む複数の減衰凹部を備える。1つ以上の例示的な除染装置では、除染装置は、第1の凹部に少なくとも部分的に収容される第1の減衰要素と、第2の凹部に少なくとも部分的に収容される第2の減衰要素と、を備える。任意選択で、反射装置は反射本体の近位面に第3の(減衰)凹部を備える。1つ以上の例示的な除染装置では、除染装置は第3の凹部に少なくとも部分的に収容される第3の減衰要素を備える。第1の減衰要素、第2の減衰要素、及び/又は、第3の減衰要素は、例えば、シリコンダンパーなどの1つ以上のゴム材料ダンパーを備え得る。減衰要素についての材料の他の例としてはニトリルゴム(NBR)及びEPDMゴムが挙げられる。
減衰要素は、反射装置、回路基板などの光源、スペーサリング、及び、スペーサプレートのうちの1つ以上に衝撃吸収を提供し得る。
カバー要素などのUV透過領域は、第1の減衰要素、第2の減衰要素、及び/又は、第3の減衰要素上に配置され得る。第1の減衰要素、第2の減衰要素、及び/又は、第3の減衰要素は、UV透過領域上の衝撃、及び/又は、UV透過材料の熱膨張などのUV透過領域の熱膨張などのUV透過領域からの減衰を提供し得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、各反射キャビティなどの、反射キャビティのうちの1つ以上は、7mmから50mmまでの範囲、例えば、9mmから25mmまでの範囲などの4mmよりも大きい深さ(中心軸線に沿った広がり)を有する。1つ以上の例示的な除染装置では、反射キャビティは、11mmの深さを有し、例えば、光源のそれぞれのLEDからの光ビームの好適な制御を可能にする。
1つ以上の例示的な除染装置では、各反射キャビティなどの、反射キャビティのうちの1つ以上は、7mmから40mmまでの範囲、例えば、15mmから25mmまでの範囲などの5mmよりも大きい最大直径を有する。1つ以上の例示的な除染装置では、反射キャビティは、約20mmの最大直径を有する。
1つ以上の好ましい反射面では、反射面は、約55mmなどの4cmから10cmまでの範囲の反射直径を有する。
1つ以上の例示的な除染装置では、反射装置のそれぞれの反射キャビティ/反射開口部は、例えば、所与の発光構成要素/LEDからの光が、反射キャビティの対応する反射開口部で及び/又は当該反射開口部を通って発せられるように、光源のそれぞれの発光構成要素と整列される。
除染装置はインターフェースを備える。インターフェースは第1のインターフェースとも表され得る。インターフェースは、光源についての、オンオフ機構などの作動及び/又は作動停止構成を備え得る。インターフェースは、プッシュボタン、スイッチボタン、スライド機構などのボタン及び/又は回転リングなどの回転機構のうちの1つ以上を備え得る。回転機構は、例えば、1つ以上のばねを備えるなどして、ばねで負荷され得る。回転機構は、2つのばねを備えてもよく、その結果、回転リングは、両方向にプレス、回転、及び/又は、回転され得る。インターフェースは、除染装置を動作させるためにユーザに動作機構を提供し得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、除染装置はスペーサプレートを備える。スペーサプレートは光源の遠位面に配置され得る。換言すれば、回路基板などの光源はスペーサリングとスペーサプレートとの間に配置され得る。換言すれば、除染装置は回路基板とハンドル部分の第1の部分との間に配置されたスペーサプレートを備える。
1つ以上の例示的な除染装置では、インターフェースは電気スイッチを備える。電気スイッチはリードスイッチ及び/又はプッシュボタンを備え得る。スペーサプレートは、第1の開口部を備え得、電気スイッチの少なくとも一部は第1の開口部を通じて回路基板などの光源と接触し得る。1つ以上の例示的な除染装置では、除染装置はスペーサリングを備える。スペーサリングは光導波路とハンドル部分との間に配置され得る。換言すれば、スペーサリングは、UV反射面と回路基板との間など、光導波路と光源との間に配置され得る。スペーサリングは、スペーサリングの近位面に、第1のアライメント開口部及び第2のアライメント開口部などの1つ以上のアライメント開口部を備え得る。1つ以上の実施形態では、スペーサリングはスペーサリングの近位面に第3のアライメント開口部を備える。1つ以上の実施形態では、アライメント開口部はスペーサリング内の貫通孔であり得る。スペーサリングは、回路基板、更には第1のセットのUV-C LED及び/又は第2のセットのLEDの高さの調整を提供し得る。このことは、除染装置が異なるタイプのLEDについて構成され得、これが除染装置に順応性を提供するため有利であり得る。換言すれば、スペーサリングは、例えば、光導波路に関する光源の光学位置決めの調整を提供し得る。
図1A及び図1Bは、好ましい除染装置の様々な斜視図を示す。除染装置100は、第1の端部103Aと第2の端部103Bとを有し且つヘッド部分104とハンドル部分106とを備える筐体102と、UV-C光を発するように構成された光源108と、光源から、筐体のヘッド部分104におけるUV透過領域112に向けて光を導く光導波路110と、インターフェース114と、を備える。
任意選択で、除染装置100は除染装置をUVシールドのポート又は除染システムの容器のポートに連結する連結装置116を備える。
ヘッド部分104は動作中に光源110を冷却するヒートシンク118を備える。
任意選択で、除染装置100は第2の端部103Bに4端子コネクタを備える図示されるような第2のインターフェース120を備える。第2のインターフェース120は除染装置100についての充電インターフェース及び/又は構成インターフェースである。
図2は除染装置100の分解図を示す。任意選択で、除染装置100は光源108の遠位面に対して遠位の又は当該遠位面上のスペーサプレート122を備える。換言すれば、光源108はスペーサプレート122と第1の端部103Aとの間に配置され得る。任意選択で、除染装置100は光源108の近位面に対して近位の又は当該近位面上のスペーサリング124を備える。換言すれば、スペーサリング124は光源108と第1の端部103Aとの間に配置され得る。(第1の)インターフェース114は、回転リング要素125と電気スイッチ126とを備え、回転リング要素125は第1のハンドル部分106A/ハンドル部分106と関連して回転するように構成される。電気スイッチ126は、回転リング要素125の回転を検出し、入力信号を光源/光制御器に提供し、当該光源/光制御器は、電気スイッチ/インターフェースからの第1の入力信号に基づいて除染装置/光源を制御する。ハンドル部分106は、第1のハンドル部分106Aと、第2のハンドル部分106Bと、任意選択で第3のハンドル部分106Cと、を備え得る。任意選択で、ハンドル部分はハンドルコーティング106Dを備える。
好ましくは、除染装置は除染装置100の電気構成要素に電力を供給する電源又はバッテリパック128を備える。電源は、例えば、第2のインターフェース120を介して充電可能であり得る。
除染装置は、例えば、第2のハンドル部分106Bに搭載された又は取り付けられた光制御器130を備える。光制御器130は、光源108及びインターフェースに接続され、任意選択で、インターフェースを介したユーザ入力に基づいて光源を制御するように構成される。除染装置100、例えば、ヘッド部分104は、コンテキストリング132を備え得る。除染装置100、例えば、ハンドル部分106は、接続要素134及び保護リング136のうちの1つ以上を備え得る。
図3A及び図3Bはそれぞれ、好ましい除染装置の分解図及び組立図についての断面を示す。組み立てたとき、光源108は光源からの熱をヒートシンク118に伝達するためにヒートシンク118の内側にヒートシンク118と接触して配置される。ヒートシンク118はヘッド部分104の外側の面を形成し得る。換言すれば、ヒートシンクは、周囲に曝された外側の面を有し得る、すなわち、ヒートシンクは、例えば、ゴム又はポリマーの保護層によってカバーされていない。したがって、それによって、ヒートシンク118と周囲との熱交換の改善が提供され、そして、使用中のヒートシンク温度の低減を容易にし得る。
図4は除染装置100などの好ましい除染装置の概略ブロック図である。除染装置100は光制御器130を備える。光制御器130はインターフェース114を介してユーザ入力を受信するためにインターフェース114に接続されている。インターフェース114は入力信号138を光制御器130に提供する。光制御器130は、光源の1つ以上のセットのLEDなどの光源108、108A、108B、108C、108Dを制御信号140によって制御するために光源108、108A、108B、108C、108Dに接続されている。光源108、108A、108B、108C、108Dは、制御信号140に基づいて光導波路110によってUV透過領域112に向けて導かれる、UV-C光などの(矢印111で図示される)UV光を発する。光制御器130は、光源108、108A、108B、108C、108Dと別々であってもよく又は光源108に統合されてもよい。光制御器130はインターフェース114に統合されてもよい。
光制御器130は、例えば、インターフェース114を介したユーザ入力に従って、1つ以上の光スキーム、例えば、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームを光源に適用するように構成される。
任意選択で、光制御器130は、例えば、インターフェースを介した第1のユーザ入力に応じて第1の光スキームを光源に適用するように構成される。第1の光スキームを適用することは、光源の第1のセットのUV-C発光ダイオード(LED)を作動させUV-C光を発すること、及び/又は、光源の第2のセットの発光ダイオード(LED)を作動させUV-A光、及び/又は可視光を発することを含む。
任意選択で、光制御器130は第2の光スキームを光源に適用するように構成される。第2の光スキームは、例えば、光源の第1のセットのUV-C発光ダイオード(LED)からの光電力及び/又は光スキームの継続時間において第1の光スキームと異なり得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、第2の光スキームを適用することは光源の第1のセットのUV-C発光ダイオード(LED)を作動させることのみを含む。換言すれば、第2のセットのLED(及び/又は他のLED)は、第2の光スキームでオフにされてもよく又は暗くてもよい。1つ以上の好ましい除染装置では、第2の光スキームを適用することは第2のセットのLEDを作動させることのみを含む。換言すれば、第1のセットのLED(及び/又は他のLED)は第2の光スキームでオフにされてもよく又は暗くてもよい。これにより、様々なタスクへの、除染装置の様々な適用が可能になり、除染装置のユーザ順応性を大きく高めることができる。
光制御器130は、例えば、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームで第1のセットのUV-C発光ダイオードをストローブさせるように構成され得る。換言すれば、任意選択で、例えば、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームで光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは第1のセットのUV-C発光ダイオードをストローブさせることを含む。1つ以上の好ましい除染装置では、第1のセットのUV-C発光ダイオードをストローブさせることは、例えば、5msから30ms、例えば、約10ms、15ms、又は、20msまでの範囲などの1msから100msまでの範囲の第1の期間を有する第1の負荷サイクルで第1のセットのUV-C発光ダイオードを動作させることを含む。換言すれば、光制御器は第1の負荷サイクルで第1のセットのUV-C発光ダイオードをストローブさせるように構成され得る。第1の負荷サイクルは、20%よりも大きくてもよく、例えば、50%であってもよい。
第1の光スキームは、2分未満、例えば、1分未満、更には1秒から15秒までの範囲などの1秒から30秒までの範囲の継続時間を有する。
光制御器130は、例えば、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームで第2のセットの発光ダイオードをストローブさせるように構成され得る。換言すれば、任意選択で、例えば、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームで光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることは、第2のセットの発光ダイオードをストローブさせることを含む。1つ以上の好ましい除染装置では、第2のセットの発光ダイオードをストローブさせることは、例えば、5msから30ms、例えば、約10ms、15ms、又は、20msまでの範囲などの1msから100msまでの範囲の第2の期間を有する第2の負荷サイクルで第2のセットの発光ダイオードを動作させることを含む。第2の負荷サイクルは、50%など、20%よりも大きくてもよい。
1つ以上の好ましい除染装置では、第1の負荷サイクルの第1のパルスは、第2の負荷サイクルの第2のパルスと関連して変更され、例えば、第1の負荷サイクルの第1のパルス(又は第1の作動時間)は、第2の負荷サイクルの第2のオフ時間(又は第2の作動停止時間)中であり得、及び/又は、第2の負荷サイクルの第2のパルス(又は第2の作動時間)は第1の負荷サイクルの第1のオフ時間(又は第1の作動停止時間)中であり得る。これは、除染装置内の熱分配の改善、及び/又は、電源に対する負荷がより均一に分配されることにつながり得る。
任意選択で、第2の光スキームは、2分未満、例えば、1分未満、更には1秒から15秒までの範囲などの1秒から30秒までの範囲の継続時間を有する。
光制御器130は、例えば、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームで、可視光を発するように構成された光源の第3の発光ダイオードを作動させるように構成され得る。換言すれば、任意選択で、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームを適用することは可視光を発するように構成された光源の第3の発光ダイオードを作動させることを含む。
光制御器130は、例えば、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームで、例えば、第1の負荷サイクルでストローブさせることを含んで第1のセットのUV-C発光ダイオードを第1の1次期間作動させるように構成され得る。換言すれば、任意選択で、例えば、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームで光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは、例えば、第1の負荷サイクルでストローブさせることを含んで第1のセットのUV-C発光ダイオードを第1の1次期間作動させることを含む。第1の負荷サイクルは第1の光スキームの間及び/又は第2の光スキームで一定であってもよく又は変わってもよい。
光制御器130は、例えば、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームで、例えば、第2の負荷サイクルでストローブさせることを含んで第2のセットの発光ダイオードを第2の1次期間作動させるように構成され得る。換言すれば、任意選択で、例えば、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームで光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることは、例えば、第2の負荷サイクルでストローブさせることを含んで第2のセットの発光ダイオードを第2の1次期間作動させることを含む。第2の負荷サイクルは、第1の光スキームの間及び/又は第2の光スキームで一定であってもよく又は変わってもよい。第2の1次期間は、第1の1次期間の開始の前又は当該開始と同時に開始し得る。したがって、UV-C光を発する前及び/又はUV-C光を発している間、可視光を発し、そして、今後のUV-C発光がユーザに通知され得る。したがって、ユーザの安全性が高まる。
第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームは、第1の1次期間の前に第1の1次休止及び/又は第1の可視期間を含み得る。光制御器130は、例えば、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームの第1の可視期間に、例えば、任意選択で、固定の負荷サイクル、増加する負荷サイクル、又は、減少する負荷サイクルでストローブさせることを含んで第2のセットのLED(第2の負荷サイクル)及び/又は第3のLED(第3の負荷サイクル)を作動させるように構成され得る。光制御器は、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームの第1の可視期間に、例えば、任意選択で、固定の負荷サイクル、増加する負荷サイクル、又は、減少する負荷サイクルでストローブさせることを含んで第2のインターフェースの光源を作動させるように構成され得る。第1の可視期間は1秒から8秒までの範囲などの10秒未満の継続時間を有し得る。
第1の1次期間は、例えば、第1の2次期間及び/又は第1の3次期間に、例えば、第1のセットのUV-C LEDが第1の光スキーム及び/又は第2の光スキーム中に複数回作動するとき、1秒未満又は1秒から10秒までの範囲内であり得る。第1の1次期間は、2分未満、例えば、1分未満、更には1秒から30秒までの範囲内であってもよい。第1の1次期間は1秒から15秒までの範囲内であってもよい。
第2の1次期間は、例えば、第2の2次期間及び/又は第2の3次期間に、例えば、第2のセットのLEDが第1の光スキーム及び/又は第2の光スキーム中に複数回作動するとき、1秒未満又は1秒から10秒までの範囲内であり得る。第2の1次期間は、2分未満、例えば、1分未満、更には1秒から30秒までの範囲内であってもよい。第2の1次期間は1秒から15秒までの範囲内であってもよい。
光制御器130は、例えば、第2の1次期間の後、例えば、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームで第1のセットのUV-C発光ダイオードを第1の2次期間及び/又は第1の3次期間作動させるように構成され得る。換言すれば、任意選択で、光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは、例えば、第2の1次期間の後、第1のセットのUV-C発光ダイオードを第1の2次期間及び/又は第1の3次期間作動させることを含む。1つ以上の好ましい除染装置では、第1の2次期間及び/又は第1の3次期間は1秒未満又は1秒から10秒までの範囲内である。1つ以上の好ましい除染装置では、第1の2次期間及び/又は第1の3次期間は、2分未満、例えば、1分未満、更には1秒から30秒までの範囲内である。第1の2次期間及び/又は第1の3次期間は1秒から15秒までの範囲内であり得る。
光制御器130は、例えば、第2の1次期間の後、例えば、第1の光スキーム及び/又は第2の光スキームで第2のセットの発光ダイオードを第2の2次期間及び/又は第2の3次期間作動させるように構成され得る。換言すれば、任意選択で、光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることは、例えば、第1の2次期間の後、第2のセットの発光ダイオードを第2の2次期間及び/又は第2の3次期間作動させることを含む。1つ以上の好ましい除染装置では、第2の2次期間及び/又は第2の3次期間は1秒未満又は1秒から10秒までの範囲内である。1つ以上の好ましい除染装置では、第2の2次期間及び/又は第2の3次期間は、2分未満、例えば、1分未満、更には1秒から30秒までの範囲内である。第2の2次期間及び/又は第2の3次期間は1秒から15秒までの範囲内であり得る。
任意選択で、光制御器130は、第1のセットのUV-C光を作動させて、20mWから400mWまでの範囲などの10mWよりも大きい電力でUV-C光を発するように構成される。換言すれば、任意選択で、光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは20mWから400mWまでの範囲などの10mWよりも大きい電力でUV-C光を発することを含む。任意選択で、光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは1mWから20mWまでの範囲又は20mWから50mWまでの範囲の電力でUV-C光を発することを含む。1つ以上の好ましい除染装置では、任意選択で、光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは、50mWから1,000mWまでの範囲、更には1,000mWよりも大きい電力でUV-C光を発することを含む。例えば、任意選択で、光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは、100mWから900mWまで、200mWから800mWまで、300mWから700mWまで、及び/又は、350mWから600mWまでの範囲の電力でUV-C光を発することを含む。例えば、任意選択で、光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは、250mW、300mW、350mW、400mW、450mW、500mW、及び/又は、550mWの電力でUV-C光を発することを含む。
任意選択で、光制御器130は、光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させて、例えば、500mWから5Wまでの範囲の200mWよりも大きい電力でUV-A光を発するように構成される。換言すれば、任意選択で、光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることは、例えば、500mWから5Wまでの範囲の200mWよりも大きい電力でUV-A光を発することを含む。光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることは、各第2のLEDについて、1mWから200mWまでの範囲、200mWから500mWまでの範囲、又は、500mWよりも大きい電力でUV-A光を発することを含み得る。1つ以上の好ましい除染装置では、光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることは、第2のセットのUV-A発光ダイオードの各UV-A LEDについて、1Wから1.7Wまでの範囲、例えば、1.2Wから1.4Wまでの範囲などの500mWから2Wまでの範囲、任意選択で、700mAで、更には2Wよりも大きい電力でUV-A光を発することを含む。
任意選択で、光制御器130はインターフェース114からの入力を検出するように構成された入力検出器142を備える。光制御器130は、入力検出器によって検出される入力に基づいて光源108、108A、108B、108C、108Dを制御するように構成される。例えば、光制御器130は、インターフェース114を介した第1の入力に応じて第1の光スキームを適用し、及び/又は、インターフェース114を介した第2の入力に応じて第2の光スキームを適用するように構成され得る。光制御器からの制御信号140又は複数の制御信号140A、140Bは、光源108、108A、108B、108C、108DのLEDの作動及び作動停止を制御する。例えば、制御信号140は、第1のセットのUV-C LED及び第2のセットのLEDを制御、例えば、作動させ及び/又は作動停止させ得る。換言すれば、制御信号140は、光源108、108A、108B、108C、108のLEDについての共通制御信号であり得る。1つ以上の好ましい除染装置では、第1の制御信号140Aは、第1のセットのUV-C LEDを制御してもよく、第2の制御信号140Bは、第2のセットのLEDを制御、例えば、作動させ及び/又は作動停止させてもよい。
1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器130は第3の制御信号140Cを介して第2のインターフェース120の光源を制御する。
図5A~図5Dは好ましい光源の様々な図を示す。
図5Aは回路基板201を備える光源108の斜視図を示す。光源108は、回路基板201の近位面201A上に搭載された、第1の1次光構成要素200A、第1の2次光構成要素200B、及び、第1の3次光構成要素200Cを備える第1のセットの光構成要素を備える。光構成要素200A、200B、200CはUV-C発光ダイオードである。
光源108は1つ以上の第2の光構成要素を備える第2のセットの光構成要素を備える。任意選択で、第2のセットの光構成要素は、回路基板201の近位面201A上に搭載された、第2の1次光構成要素202A、第2の2次光構成要素202B、及び、第2の3次光構成要素202Cを備える。光構成要素202A、202B、202CはUV-A発光ダイオードであり得る。
光源108は中心ダイオードを備え、当該中心ダイオードは、第1の4次光構成要素200D(UV-C LED)、第2の4次光構成要素202D(UV-A LED)、又は、青色光、赤色光、黄色光、及び、緑色光のうちの1つ以上、又は、それらの組合せなどの可視光を発するように構成された第3のLEDなどの第3の光構成要素204である。第3のLED204は、青色又は赤色LEDであり得る。UV-C光及び可視光(第3のLED204又はUV-A LED202)の組合せを発する光源は、可視光が、UV-C光に露光される面又はアイテムの部分をユーザに示し得、そして、使用するのに安全な除染装置を提供する点で有利である。
LED200A、200B、200C、202A、202B、及び、202Cは、回路基板201の中心部分に配置された中心ダイオード200D、202D、又は、204の周囲に中心ダイオードから第1の径方向距離R1で均一に分配されている。第1の径方向距離R1は1cmから5cmまでの範囲内であり得る。各第1のLED(200A、200B、200C)は、2つの第2のLED(202A、202B、202C)に隣接しており、各第2のLEDは、2つの第1のLED(200A、200B、200C)に隣接しており、それによって、除染アセンブリからの光において、第1のLED(200A、200B、200C)からの第1の光(UV-C)及び第2のLED(202A、202B、202C)からの第2の光(UV-A)のより均一な分配を提供する。
任意選択で、光源108は回路基板201上に搭載された第2のセットの発光ダイオードを備える。光源の第2のセットのLEDは、3つのLED202A、202B、202Cを備え、任意選択で、各LEDはUV-A光を含むUV光及び/又は可視光を発するように構成されている。第2のセットの発光ダイオードなどの光源108は、例えば、380nmから740nmまでの範囲の波長を有する可視光を発するように構成され得る。第2のセットの発光ダイオードなどの光源108は、例えば、320nmから380nmまでの範囲の(ピーク)波長を有するUV-A光を含むUV光を発するように構成され得る。第2のセットの発光ダイオードなどの光源は、UV-A光、例えば、360nmから400nmまでの範囲の光を発するように構成され得る。例えば、380nmなどの、UV-A光の範囲の上限は人間の目に対して可視であり得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、第2のセットの発光ダイオードは1つ又は複数のUV-A発光ダイオードを備える。例えば、第2のセットの発光ダイオードは、UV-A発光ダイオードであり得、任意選択で、2つ、3つ、4つ、5つ、又は、6つ以上のLEDなどの1つ又は複数のLEDを備える。第2のセットの発光ダイオードは、第2の1次LED202Aと、第2の2次LED202Bと、任意選択で第2の3次LED202Cと、を備え得る。第2のセットのUV-A発光ダイオードは第2の4次LED及び/又は第2の5次LEDを備えてもよい。第2のセットのUV-A発光ダイオードは第2の6次LEDを含む6つ以上のLEDを備えてもよい。単一の第2のLEDは、第2のセットの発光ダイオードを構成してもよい、すなわち、第2のセットのLEDは、1つのUV-A LEDなどの1つのLEDを備えてもよい。
任意選択で、回路基板201は第1のセットの切欠きなどの1つ以上の切欠き206を備える。1つ以上の切欠き206は、中心LEDの周囲に配置された光構成要素から生成される熱が切欠きを通って伝わり得ないように、回路基板201を貫く貫通開口部であり得る。したがって、周囲に配置されたLEDによって生成される熱は、回路基板の中心から離れる方向に導かれ得る。1つ以上の切欠き206は、光構成要素200A、200B、200C、200D、200E、200F、202A、202B、及び/又は、202Cの周囲に設けられ得る。1つ以上の切欠き206は、実質的に、各LEDなどの各光構成要素を互いに断熱し得る。1つ以上の切欠き206は、実質的に、発光ダイオード、LED、例えば、第3の発光ダイオードなどの第3の光構成要素204を、1つ以上のUV LEDから、例えば、第1の1次光構成要素200A、第1の2次光構成要素200B、及び/又は、第1の3次光構成要素200Cから断熱し得る。更に、1つ以上の切欠き206は、例えば、回路基板201の中心に向かう熱伝導を遮ることによって、実質的に、熱伝導を回路基板201からヒートシンクに向け得る。1つ以上の切欠き206は、実質的に、V形状及び/又は弓形状であり得る。1つ以上の切欠き206は、Vの開放部分が、例えば、回路基板201の中心から離れてヒートシンクの方向に向くように配置され得る。
図5Bは、例示的な光源108、108A(図5C)、108B(図5D)の、図5Aに示される軸線Aに沿った断面図である。任意選択で、光源108、108A、108Bは、例えば、回路基板201と中心LED(光源108についてのLED204、光源108AについてのLED200G、202A、又は、204、又は、光源108BについてのLED204)との間に配置されたスペーサ205を備える。それによって、中心LEDの正確な位置決めが提供され得、そして、これにより、LED204と第1/第2のLED200A、200B、200C、202A、202B、及び、202Cとの間の高さの差などの、中心LEDと周囲に配置されたLEDとの間の高さの差の制御を改善することができる。中心LEDの高さを制御することによって、中心LEDによって露光される領域が制御されて、例えば、第1のセットのLED200A、200B、200Cからの光を露光/照明/照射される第1の領域が、中心LED/第3のLED204からの光を露光/照明/照射される第3の領域よりも小さいことを保証し得る。それによって、中心LEDは、第3の高さH3を有し得る、すなわち、スペーサ205の高さが中心LEDの高さと組み合わされる。第1の3次LED200Cと第2の1次LED202Aとを含む、周囲に配置されたLEDは、図5Bに示されるような高さH1を有し得る。第1のLED200A、200B、200Cの第1の高さは、回路基板201上に搭載されたとき、第2のLED202A、202B、202Cの第2の高さと異なっていてもよい。
1つ以上の例示的な除染装置では、第1のセットのUV-C LED200A、200B、200Cは、回路基板201上に第1の高さH1で搭載されており、第3のLED204は、回路基板201上に第3の高さH3で搭載されており、第3の高さH3は、第1の高さH1よりも大きいなど、第1の高さH1と異なる。
1つ以上の例示的な除染装置では、第1のセットのUV-C発光ダイオードは、少なくとも3つのUV-C LED、例えば、4つから10個までの範囲のUV-C発光ダイオードなどの、3つと20個との間の数のUV-C発光ダイオードを備え得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、第2のセットの(任意選択でUV-A)発光ダイオードは少なくとも3つのUV-A LED、例えば、3つと20個との間の数のUV-A発光ダイオードを備え得る。
任意選択で、光源108は、光導波路の1つ以上の突起を少なくとも部分的に収容する、3つのアライメント開口部208などの1つ以上のアライメント開口部を備える。それによって、LED及び光導波路反射キャビティの正確なアライメントが提供される。代替的に又は組合せで、任意選択で、光源108(又は光源108A、108B)は、光源から(回路基板の近位面から)径方向に及び/又は近位に突出した1つ以上のアライメント突起を備える。
図5Cは好ましい光源108Aの斜視図である。第1のセットの発光構成要素/ダイオードは第1の4次LED200D及び/又は第1の5次LED200Eを備える。任意選択で、第1のセットの発光構成要素/ダイオードは第1の6次LED200Fを含む6つ以上のLEDを備える。それによって、光源108Aは、第1の1次LED200A、第1の2次LED200B、第1の3次LED200C、第1の4次LED200D、第1の5次LED200E、及び、第1の6次LED200Fなどの6つのUV-C LEDを備え得る。
第1のLED200A、200B、200C、200D、200E、及び、200Fは、回路基板201の中心部分に配置された第3のLED204(青色光などの可視光)、第2の1次LED202A(UV-A)、又は、第1の7次LED200G(UV-C)などの中心LEDの周囲に、中心LED204から、例えば、第1の径方向距離R1で均一に分配されている。第1の径方向距離R1は、10mmから50mmまでの範囲内であり得る。
図5Dは好ましい光源108Bの斜視図である。図5Dに示されるように、第1のセットのUV-C発光ダイオードは第1の4次LED200D及び/又は第1の5次LED200Eを備え得る。第1のセットのUV-C発光ダイオードは5つ以上のLEDを備え得る。それによって、光源は、第1の1次LED200A、第1の2次LED200B、第1の3次LED200C、第1の4次LED200D、及び、第1の5次LED200Eなどの5つのUV-C LEDと、第2の1次LED202Aなどの1つのUV-A LEDと、第3のLED204などの1つの可視光LEDと、を備え得る。
換言すれば、第1のセットのUV-C発光ダイオードは、第3のLEDの周囲に分配、例えば、均一に分配され得る。したがって、第3のLEDは中心ダイオードであり得る。第2のセットのUV-A発光ダイオードは、第3の発光ダイオードの周囲に分配、例えば、均一に分配され得る。第1のLED及び第2のLEDは第3の発光ダイオードの周囲で交互に配置され得る。換言すれば、第2のLEDはそれぞれ、2つの第1のLEDの間に配置され得、及び/又は、第1のLEDはそれぞれ、第2のLEDの間に配置され得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、第1のセットのUV-C発光ダイオードは、回路基板の中心から、例えば、第3の発光ダイオード204から第1の径方向距離R1で回路基板201上に搭載される。第1の径方向距離R1は、15mmから30mmまでの範囲などの10mmから40mmまでの範囲内であり得る。
図5Eは、回路の中心部分に配置された第3のLED204(青色光などの可視光)又は第1の1次LED200A(UV-C)などの中心LEDの周囲に均一に分配された第2のLED202A、202B、202C、202D、202E、及び、202Fを有する好ましい光導波路108Cを示す。
図5Fは、回路の中心部分に配置された第1の4次LED200D(UV-C)又は第2の1次LED202Aなどの中心LEDの周囲に均一に分配された第1のLED200A、200B、200C、及び、第3のLED204A、204B、204Cを有する好ましい光導波路108Dを示す。
図6A~図6Dは好ましい光導波路の様々な図を示す。図6Aは光導波路110の近位図である。図6Bは近位側から見た光導波路110の斜視断面図である。図6Cは遠位側から見た光導波路110の斜視図である。図6Dは、図6Aに示される軸線Bに沿った、光導波路110の断面図である。
光導波路110は、反射装置300の近位面300Aで反射構造を有する、UV反射装置などの反射装置300を備える。反射構造は複数の反射キャビティなどの1つ以上の反射キャビティを備え得る。反射キャビティは、第1のセットの反射キャビティと、任意選択で第2のセットの反射キャビティと、を備え得る。反射キャビティは第3の反射キャビティ又は第3のセットの反射キャビティを備え得る。反射キャビティ300は、光導波路108、108A、108B、108C、108D、108Eの何れかと共に使用され得、単に、LEDの命名に対応するようにキャビティの命名を変更し、例えば、第1の4次キャビティは、第1の4次光構成要素に対応する、等々である。
第1のセットの反射キャビティは、第1の1次反射面304Aを有する第1の1次反射キャビティ302Aと、任意選択で、第1の2次反射面304Bを有する第1の2次反射キャビティ302Bと、を含む1つ以上の第1の反射キャビティを備える。第1のセットの反射キャビティは、第1の3次反射面304Cを有する第1の3次反射キャビティ302Cと、任意選択で、第1の4次反射面304Dを有する第1の4次反射キャビティ302Dと、を含んでもよい。第1の反射キャビティは光源のそれぞれの第1の発光ダイオードと整列され得る。したがって、第1のセットの反射キャビティにおける反射キャビティの数は第1のセットのLEDにおけるLEDの数と同じであり得る。
第2のセットの反射キャビティは、第2の1次反射面310Aを有する第2の1次反射キャビティ308Aと、任意選択で、第2の2次反射面310Bを有する第2の2次反射キャビティ308Bと、を含む1つ以上の第2の反射キャビティを備える。第2のセットの反射キャビティは、第2の3次反射面310Cを有する第2の3次反射キャビティ308Cと、任意選択で、第2の4次反射面310Dを有する第2の4次反射キャビティ308Dと、を含んでもよい。第2の反射キャビティは光源のそれぞれの第2の発光ダイオードと整列され得る。したがって、第2のセットの反射キャビティにおける反射キャビティの数は第2のセットのLEDにおけるLEDの数と同じであり得る。
反射キャビティは、反射面を有する。反射キャビティ又はその少なくとも一部の反射面は、アルミニウム、金、銅、銀、プラチナ、又は、アルミニウム、金、銅、銀、及び、プラチナのうちの1つ以上を含む金属合金などの金属面であり得る。反射面材料としてアルミニウム又はアルミニウムを含む合金が好ましい場合がある。
1つ以上の好ましい除染装置では、第1の1次反射面304A及び/又は第1の2次反射面304Bなどの第1の反射面は金属面である。第1の3次反射面304Cは金属面であり得る。
1つ以上の好ましい除染装置では、第2の1次反射面310A及び/又は第2の2次反射面310Bなどの第2の反射面は金属面である。第2の3次反射面310Cは金属面であり得る。
光導波路/UV反射装置300は、除染装置によって除染される面に照射するために、光源から発せられる光を筐体のヘッド部分におけるUV透過領域へ反射させ及び/又は向けるように構成され得る。
UV反射装置300は光源内のLEDごとに反射キャビティを備え得る。換言すれば、反射キャビティの数は光源の発光ダイオード又は構成要素の数に対応し得る。
図7A及び図7Bは、除染装置の好ましいスペーサリング及び好ましいスペーサプレートを示す。1つ以上の例示的な除染装置では、除染装置はスペーサプレート122を備える。スペーサプレート122は光源の遠位面に配置され得る。換言すれば、回路基板などの光源はスペーサリング124とスペーサプレート122との間に配置され得る。換言すれば、除染装置は回路基板とハンドル部分の第1の部分との間に配置されたスペーサプレート122を備える。
スペーサプレート122は、第1の開口部372を備え得、電気スイッチの少なくとも一部は第1の開口部372を通じて回路基板などの光源と接触し得る。スペーサリング124は、スペーサリングの近位面に、第1のアライメント開口部及び第2のアライメント開口部などの1つ以上のアライメント開口部350を備え得る。1つ以上の実施形態では、スペーサリングはスペーサリングの近位面に第3の凹部を備える。1つ以上の実施形態では、凹部はスペーサリングを貫通し得る。スペーサリングは、回路基板、更には第1のセットのUV-C LED及び/又は第2のセットのLEDの高さの調整を提供し得る。このことは、除染装置が異なるタイプのLEDについて構成され得、これが除染装置に順応性を提供するため、有利であり得る。換言すれば、スペーサリング及び/又はスペーサプレートは、例えば、光導波路に関する光源の光学位置決めの調整を提供し得る。
図6C~図6Dで分かるように、1つ以上の例示的な除染装置では、反射装置300などの光導波路は反射装置の遠位面に1つ以上の突起及び/又は凹部を備え得る。例えば、任意選択で、反射装置300は反射装置300の遠位面300Bから延びる、2つの突起、3つの突起、及び/又は、4つの突起などの1つ以上の突起を備える。突起は光導波路110及び光源を整列させるアライメント突起320であり得る。除染装置の組立状態では、反射装置300の遠位面300Bにおける1つ以上のアライメント突起320は、光源の1つ以上のアライメント開口部に、任意選択で、スペーサプレート122内のアライメント開口部370及び/又はスペーサリング124内のアライメント開口部350に少なくとも部分的に収容され得る。換言すれば、反射装置300の1つ以上のアライメント突起320が1つ以上のアライメント開口部208、350、370に収容されると、反射装置300、回路基板201、スペーサプレート122、及び/又は、スペーサリング124は、実質的に互いに接続されたアセンブリを形成し得る。それによって、光源のLED及び反射キャビティが整列されて、反射キャビティに関してLEDを正確に配置し、それによって、UV透過領域を通って発せられるUV光の強度を改善し得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、第1のセットの反射キャビティの第1の反射面及び/又は第2のセットの反射キャビティの第2の反射面などの反射面は、凹非球面などの凹面である。換言すれば、図6Dで分かるように、反射キャビティの断面は凹非球面の形状であり得る。したがって、反射構造は、除染装置において、レンズなどの非球面凹状光学部品として機能し得る。例えば、複数の反射キャビティは、重複した円錐などのように重複して、反射構造の非球面凹形状を提供し得る。反射装置は、光源から発せられる光の少なくとも50%、光源から発せられる光の少なくとも60%、光源から発せられる光の少なくとも70%、光源から発せられる光の少なくとも80%、光源から発せられる光の少なくとも90%、及び/又は、光源から発せられる光の少なくとも98%を反射するように構成され得る。
反射装置300は、例えば、反射キャビティと反射装置の遠位側との間の光通路を形成するために、及び/又は、反射面によって反射される光を提供するためにそれぞれの反射キャビティ内又はそれぞれの反射キャビティでそれぞれのLEDの位置決めを可能にするために、それぞれの第1の反射キャビティにおける第1の開口部及び/又はそれぞれの第2の反射キャビティにおける第2の開口部などの、それぞれの反射面における第1のセットの開口部及び/又は第2のセットの開口部などのそれぞれの開口部を備え得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、反射装置300は、例えば、第1の1次反射キャビティ302Aと反射装置300の遠位側との間の第1の1次光通路を形成するために、及び/又は、第1の1次反射面304Aによって反射される光を提供するために第1の1次反射キャビティ302A内又は第1の1次反射キャビティ302Aで第1の1次LEDの位置決めを可能にするために、第1の1次反射面304Aに第1の1次反射開口部306Aを備える。第1の1次反射開口部306Aは、例えば、2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形であり得る。反射装置は、例えば、第1の2次反射キャビティ302Bと反射装置300の遠位側との間の第1の2次光通路を形成するために、及び/又は、第1の2次反射面304Bによって反射される光を提供するために第1の2次反射キャビティ302B内又は第1の2次反射キャビティ302Bで第1の2次LEDの位置決めを可能にするために、第1の2次反射面304Bに第1の2次反射開口部306Bを備え得る。第1の2次開口部は、例えば、2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形であり得る。
反射装置300は、例えば、第2の1次反射キャビティ308Aと反射装置300の遠位側との間の第2の1次光通路を形成するために、及び/又は、第2の1次反射面310Aによって反射される光を提供するために第2の1次反射キャビティ308A内又は第2の1次反射キャビティ308Aで第2の1次LEDの位置決めを可能にするために、第2の1次反射面310Aに第2の1次反射開口部312Aを備え得る。第2の1次反射開口部312Aは、例えば、2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形であり得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、反射構造は、4つ、5つ、6つ、又は、7つ以上の反射キャビティを備える。少なくとも4つの反射キャビティを有する反射構造では、第1の1次反射キャビティ302A、第1の2次反射キャビティ302B、及び、第2の1次反射キャビティ308Aを含む、4つ、5つ、又は、6つ以上などの少なくとも3つの反射キャビティは、中心反射キャビティとも表される第3の反射キャビティ314の周囲に分配され得る。
1つ以上の例示的な除染装置では、第1のセットの反射キャビティ、及び、任意選択で第2のセットの反射キャビティは、第3の反射キャビティ314の周囲に、例えば、均一に分配され得る。
反射構造300は、第1のセットの反射キャビティの第1の3次反射キャビティ302C、第2のセットの反射キャビティの第2の2次反射キャビティ308B及び第2の3次反射キャビティ308C、及び/又は、第3の反射キャビティ314のうちの1つ以上を備え得る。
第1の3次反射キャビティ302Cは第1の3次反射面304Cを有し、第2の2次反射キャビティ308Bは第2の2次反射面310Bを有し、第2の3次反射キャビティ308Cは第2の3次反射面310Cを有し、任意選択で、第3の反射キャビティ314は第3の反射面316を有する。
反射装置300は、第1の3次反射面304Cに第1の3次反射開口部306Cを備え得、任意選択で、第1の3次反射開口部306Cは、2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形である。反射装置300は、第2の2次反射面310Bに第2の2次反射開口部312Bを備え得、任意選択で、第2の2次反射開口部312Bは、2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形である。反射装置300は、第2の3次反射面310Cに第2の3次反射開口部312Cを備え得、任意選択で、第2の3次反射開口部312C(第6の開口部)は、2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形である。反射装置300は、第3の反射面316に第3の反射開口部318を備え得、任意選択で、第3の反射開口部318は、2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形である。
1つ以上の例示的な除染装置では2つの隣接する反射キャビティ間の中心間距離D1は、10mmから25mmまでの範囲内である。
1つ以上の例示的な除染装置では、光源は、可視光、及び/又は、UV-C光及びUV-A光の一方又は両方を含むUV光を発するように構成される。
1つ以上の例示的な除染装置では、反射装置300は、反射本体などの反射装置300の近位面300Aに、第1の(減衰)凹部322Aと第2の(減衰)凹部322Bとを含む複数の減衰凹部を備える。1つ以上の例示的な除染装置では、除染装置は、第1の凹部322Aに少なくとも部分的に収容される第1の減衰要素(図示せず)と、第2の凹部322Bに少なくとも部分的に収容される第2の減衰要素(図示せず)と、を備える。任意選択で、反射装置300は反射本体の近位面300Aに第3の(減衰)凹部322Cを備える。1つ以上の例示的な除染装置では、除染装置は第3の凹部322Cに少なくとも部分的に収容される第3の減衰要素(図示せず)を備える。
1つ以上の例示的な除染装置では、各反射キャビティなどの、反射キャビティのうちの1つ以上は10mmから50mmまでの範囲の深さを有する。
図8A及び図8Bは好ましい連結装置の様々な図を示す。連結装置は連結リング116として具現化される。連結装置/連結リング116は、径方向外側に延び、且つ、連結装置/連結リング116の外周117に沿って均一に分配された複数のロッド又は突起116Aを備える。複数の突起116Aは、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、又は、8つ以上の突起などの少なくとも3つの突起を備え得る。
連結装置/連結リング116は連結装置/連結リング116の径方向外側に向いた面に複数の凹部116Bを備える。凹部116Bは、連結装置/連結リング116の外周に沿って均一に分配されており、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、又は、8つ以上の凹部などの少なくとも3つの凹部を備える。
任意選択で、連結リングは連結リング116をヘッド部分のヒートシンク118に取り付けるように構成された連結要素117Aを備える。連結要素117Aは周囲で突起116Aと整列され得る。連結リング116上のねじ切りは連結リング116をヘッド部分のヒートシンク118に取り付けるために設けられ得る。それによって、連結リングは、例えば、ロックの突起を形成した連結要素117Aによって、ヘッド部分のヒートシンクにロックされて取り付けられるように構成され得る。突起116A及び凹部116BはUVシールド又は容器の対応するバヨネット連結部分に連結する、すなわち、ポートの対応するバヨネット連結部分に連結するバヨネット連結部分を形成している。
図9A~図13Bは除染アセンブリ500などの好ましい除染アセンブリの様々な図を示す。図9AはUVシールド502を備える好ましい除染アセンブリ500の斜視図である。図9BはUVシールド502を備える好ましい除染アセンブリ500の側面図である。図10Aは好ましい除染アセンブリ500の近位図である。図10Bは好ましいUVシールド502の近位図である。図11は好ましい除染アセンブリの分解斜視図である。図12AはUVシールド503を備える好ましい除染アセンブリ500の側面図である。図12BはUVシールド503を備える好ましい除染アセンブリ500の斜視図である。図13Aは2つのポートを有するUVシールド503Aを備える好ましい除染アセンブリ500の側面図である。図13BはUVシールド503Aを備える好ましい除染アセンブリ500の斜視図である。
図9A~図11は除染装置とUVシールド502とを備える除染アセンブリ500を示す。除染装置は除染装置100及び/又は本明細書に開示されるような除染装置であり得る。任意選択で、除染装置は、除染装置/ヘッド部分を、UVシールド502の第1の端部510A内又は第1の端部510Aに配置されたポート506Aに連結する、例えば、解放可能に連結する連結装置116を備える。連結装置116は、ヘッド部分、例えば、筐体の第1の端部に配置され得る。換言すれば、ヘッド部分は連結装置を備え得る。1つ以上の好ましい除染装置では、連結装置116は、例えば、ヒートシンク118に取り付けられる別々の連結要素である。連結装置116はヒートシンクに統合されてもよい。
1つ以上の例示的な除染アセンブリ及び/又は除染装置では、UVシールド502はUV吸収ポリマー材料で作られる。例えば、UVシールド502は、ポリカーボネート、ポリプロピレン、アクリル樹脂、ポリエチレン、ABS、POM、PEEK、又は、デルリンで作られ得る。UVシールドは、金属で作られ得るか、又は、内側及び/又は外側の面上に金属又は金属合金でコーティングされ得る。
1つ以上の例示的な除染アセンブリ及び/又は除染装置では、UVシールド502、503、503Aは、内側空間505を有し、内側空間505を定める1つ以上の壁505Aを備える。UVシールド502は内側空間にアクセスするための開口部508を定めるリム506を備える。UVシールド502の開口部508により、例えば、アイテムが配置される面とリム506が接触することによって、内側空間505内にアイテムを配置することが可能になる。それによって、UVシールド502はアイテムの除染中に光源からのUV光からユーザを保護する。
1つ以上の例示的な除染アセンブリ及び/又は除染装置では、UVシールド502は1つ以上の補強部分512を備え得る。補強部分は、例えば、除染装置100をUVシールドに連結するか又は取り付けるとき、改善された構造的剛性をUVシールド502に提供し得る。補強部分は、除染装置100が取り付けられるとき及び/又は除染アセンブリの使用中、UVシールド502が曲がるか又は形状が変化することを回避し得る。
1つ以上の例示的な除染アセンブリ及び/又は除染装置では、開口部508は25cmから500cmまでの範囲の面積を有する。開口部508は5cmから50cmまでの範囲の最大広がりを有し得る。開口部508は1cmから30cmまでの範囲の最小広がりを有し得る。
1つ以上の例示的な除染アセンブリ及び/又は除染装置では、例えば、図9A~図12Bのように、リムは円形又は多角形である。換言すれば、開口部は、円形、楕円形、多角形、又は、UVシールドの内側空間内にアイテムを配置することを容易にする他の形状であり得る。図13A~図13Bで分かるように、開口部は任意選択で丸い角を有する矩形であってもよい。
UVシールド502、503、503Aは除染されるアイテムを少なくとも部分的に収容する内側空間を有する。内側空間は、50cmから5,000cmまでの範囲の体積を有し得る。
UVシールド502、503、503Aは内側空間を定める1つ以上の壁を備える。例えば、図12A~図13Bのように、UVシールドは、第1の部分502Aと、任意選択で第2の部分502Bと、を備え得る。第1の部分502Aは円錐形であり得る。第2の部分502Bは円筒形であり得る。UVシールド502は中心軸線Oに沿って第1の端部510Aから第2の端部510Bに延び得る。UVシールド502のポート506Aは第1の端部510Aに配置され得る。UVシールド502の開口部508/リム506はUVシールドの第2の端部510Bに配置され得る。第1の部分502Aは第1の端部510Aから第2の端部510Bに向けて延び得る。第2の部分502Bは第2の端部510Bから第1の端部510Aに向けて延び得る。第1の部分502Aの第1の内側の面は、内側空間を部分的に定め得、任意選択で、例えば、UVシールドの中心軸線Oに沿って第2の端部510Bに向けて増加する断面積を有する。第1の部分/第1の内側の面502Aは円錐形であり得る。第2の部分502Bの第2の内側の面は、内側空間を部分的に定め得、任意選択で、例えば、中心軸線Oに沿って第2の端部に向けて、一定の、減少する、又は、増加する断面積を有する。第2の部分/第2の内側の面502Bは、円筒形であり得、例えば、中心軸線Oに沿って、例えば、一定の円形、楕円形、多角形の断面積を有し得る。
1つ以上の例示的な除染アセンブリ及び/又は除染装置では、UVシールド502は円錐形又は少なくとも部分的に円錐形である。
UVシールドは、除染装置100及びUVシールド502、503、503Aを解放可能に連結する、第1のポートとも表されるポート506Aを有する。
図12A及び図12Bは、円錐形の第1の部分502Aと、円筒形の第2の部分502Bと、を有するUVシールド503を示す。図示されるように、UVシールド503の第1の部分502Aは約6cmなどの2cmから15cmまでの範囲の長さを有する。図示されるように、UVシールド503の第2の部分502Bは約6cmなどの2cmから15cmまでの範囲の長さを有する。
例えば、図13A~図13Bのように、UVシールド502は第1のポートと第2のポートとを含む複数のポートを備え得る。それによって、複数の除染装置がUVシールドに連結され得、及び/又は、除染されるアイテムに応じて様々な連結構成で除染装置が使用され得、そして、ユーザ順応性が高まる。
ポートは除染装置から内側空間内へのUV光の通路の開口部を有し得る。例えば、UVシールドの(第1の)ポートは10cmから50cmまでの範囲の面積を有する(第1の)開口部を有し得る。(第1の)ポートの(第1の)開口部は円形又は実質的に円形であり得る。ポートは、ポート/UVシールドを除染装置に解放可能に連結する、バヨネット連結装置などの連結構造を備え得る。
図13A及び図13BはUVシールド503Aを備える好ましい除染アセンブリを示す。図示されるように、UVシールド503Aは約12cmなどの2cmから15cmまでの範囲の長さを有する実質的に矩形の筒形状を有する第2の部分502Bを備える。UVシールド503Aは、複数の除染装置を連結するか、又は、少なくとも、ある除染装置を様々な位置で連結する2つのポート506Aを有する。2つのポートはUVシールド(第1の部分)の第1及び第2それぞれの円錐構造514の第1の端部に配置されている。
図14は除染システム400などの好ましい除染システムの斜視図である。
図15は好ましい除染システムの概略図である。
除染システム400は、第1の壁404Aを含む少なくとも1つの壁によって定められる内側空間を有する容器402と、内側空間内で回転軸線Rの周りに回転可能に配置されたキャリア装置416と、を備える。任意選択で、除染システム400はキャリア装置416を回転させるように構成されたモータ410を備える。除染システム400、例えば、容器402は、容器402の第1の壁404Aに第1のポート406Aを備え得、第1のポート406Aは第1の除染装置100Aなどの除染装置を容器402に連結するように構成される。除染システム400、例えば、容器402は、第1の壁404Aなどの容器402の壁に第2のポート406Bを備え得、第2のポート406Bは第2の除染装置100Bなどの除染装置を容器402に連結するように構成される。UVシールド502のポートの説明は、除染システム400のポートにも適用可能であり、逆もまた同様であることが理解されるであろう。UVシールド503Aなどの、本明細書に記載されるようなUVシールドは、例えば、2つの部分の容器402として、除染システム400の一部を形成し得る。
除染装置100A、100Bの連結装置116は、除染装置100A、100Bを容器402のポートに解放可能に連結するように構成され得る。除染装置100A、100Bの連結装置116は連結要素を備え得る。連結要素は任意選択でUV透過領域を取り囲むリング形状であり得る。換言すれば、連結要素はUV透過領域を形成する開口部を有し得る。連結要素は連結リングであり得る。連結リングはヒートシンクに取り付けられ得る。
1つ以上の好ましい除染システムでは、第1のポート406A及び/又は第2のポート406Bは除染装置100A、100Bを容器402に解放可能に連結するバヨネット連結装置を備える。
1つ以上の好ましい除染システムでは、第1のポート406Aは第1のポート406Aの第1の開口部を閉じる第1の閉鎖要素を備える。第2のポート406Bは第2のポート406Bの第2の開口部を閉じる第2の閉鎖要素を備え得る。
1つ以上の好ましい除染システムでは、容器402はUV吸収ポリマー材料で作られる。例えば、容器402は、容器402の材料で作られ得、及び/又は、UVシールドは、可視光について透明又は少なくとも部分的に透明であり得る。それによって、ユーザは除染又はアイテム/面の間、除染手順に従うことができる。
1つ以上の好ましい除染システムでは、第1のポート406Aは、第1のポート406Aに連結された除染装置、例えば、第1の除染装置100Aからの第1のビームが第1の方向408A(除染装置100Aの中心軸線Xと平行)であるように、除染装置、例えば、第1の除染装置100Aを取り付けるように構成される。第2のポート406Bは、第2のポート406Bに連結された第2の除染装置100Bからの第2のビームが第2の方向408B(除染装置100Bの中心軸線Xと平行)であるように、第2の除染装置100Bなどの除染装置を取り付けるように構成され得る。第1の方向408A及び第2の方向408Bは、45°から180°までの範囲などの30°よりも大きいビーム角度αを形成し得る。ビーム角度αは、60°から120°までの範囲内であり得る。それによって、除染されるアイテムの露光の改善が除染システム400で提供され得る。
1つ以上の好ましい除染システムでは、回転軸線Rと第1の方向との間の第1の角度αは30°未満などの60°未満である。回転軸線Rと第1の方向との間の第1の角度αは15°から60°までの範囲内であり得る。第1の角度αは、例えば、単一ポート容器で、75°から90°までの範囲、例えば、約90°などの60°から90°までの範囲内であり得る。
1つ以上の好ましい除染システムでは、回転軸線Rと第2の方向との間の第2の角度αは30°よりも大きい。回転軸線Rと第2の方向との間の第2の角度αは30°から60°までの範囲などの15°から90°までの範囲内であり得る。
1つ以上の好ましい除染システムでは、容器402は回転開口部412を備え、キャリア装置は回転開口部412で回転可能に配置されたシャフト414を備える。シャフト414は伸縮アームであり得る。回転可能に配置されたシャフト414を内部に有する回転開口部412により、容器402の外側に配置されたモータ410によるキャリア装置の回転が可能になる。
1つ以上の好ましい除染システムでは、キャリア装置416は、フレーム部分とシート部分とを備え、シート部分は、除染されるアイテムを収容するように構成されたシートを備え、シート部分は、シリコンなどのUV透過材料で作られたシート材料で作られる。キャリア装置416はシャフト414に接続され得る。異なるタイプのキャリア装置が、除染システムの容器内に搭載され得、例えば、異なるタイプのキャリア装置が、除染システムのシャフトに搭載され得る。いくつかの実施形態では、シャフトが、キャリア装置として機能し得る。
アイテムはシートに圧入され得、UV透過材料は、回転中、アイテムの360°の露光を可能にし、そして、例えば、まずキャリア装置416上の第1の位置でアイテムが除染され、次いで再配置されて、次にキャリア装置416上の第2の位置で除染される2位置の除染手順の必要性を無くすことによって、より効率的な除染手順を可能にし得る。
1つ以上の好ましい除染システムでは、除染システム400は、第1の除染装置100Aと、任意選択で第2の除染100Bと、を備え、第1の除染装置100Aは、第1のポート406A及び/又は第2のポート406Bに解放可能に連結するように構成され、任意選択で、第2の除染装置100Bは、第2のポート406Bに解放可能に連結するように構成される。第1の除染装置100A及び/又は第2の除染装置100Bは本明細書に開示されるような除染装置100であり得る。
図16は、除染装置の光源に適用される好ましい第1の光スキームの制御信号140を示す。制御信号140は、光源の第1のセット及び第2のセットの両方のLEDを制御する。図16では、制御信号140は、制御信号140が高くなるか又は論理「1」になると第1のセットのLED及び第2のセットのLEDを作動させるか又はスイッチをオンにし、制御信号140が低くなるか又は論路「0」になると第1のセットのLED及び第2のセットのLEDを作動停止させるか又はオフにする。
任意選択で、第1の光スキームは、ユーザがインターフェース114を介して第1の入力を提供したことに応じて時間t_0で開始し、時間t_1で終了し、1秒から30秒までの範囲の継続時間T_1を有する。任意選択で、第1の光スキームは、例えば、1秒から5秒までの範囲の第1の1次休止P_1_1で開始し、第1の1次休止P_1_1を含む。P_1_1中、任意選択で、第3の制御信号140Cは、例えば、P_1_1中に固定の負荷サイクル又は増加する負荷サイクルで第2のインターフェースの光源を作動させる。
第1の光スキームは、第1の1次期間T_1_1と第2の1次期間T_2_1とを含み、ここで、第1のセットのLED及び第2のセットのLEDはそれぞれ、制御信号によって作動される。T_1_1及び_T_2_1中、第1のセットのLED及び第2のセットのLEDは、それぞれ50%の第1の負荷サイクルD_1及び第2の負荷サイクルD_2で、100Hzに対応する10msの期間ストローブする。他の負荷サイクル及び/又は期間が使用されてもよい。ストローブ機能は、制御信号140をストローブさせることによって制御信号140に含まれ得るか、又は、制御信号によって制御される光源にストローブ生成器を介して埋め込まれ得る。T_1_1及びT_2_1は、1秒から30秒までの範囲内であり得る。第1の光スキームは、T_1_1及びT_2_1の後に終了し得る。
任意選択で、第1の光スキームは、例えば、LEDの冷却を可能にするために、例えば、1秒から5秒までの範囲の第1の2次休止P_1_2を含む。
任意選択で、第1の光スキームは、第1の2次期間T_1_2と第2の2次期間T_2_2とを含み、ここで、第1のセットのLED及び第2のセットのLEDはそれぞれ、制御信号140によって作動される。T_1_2及び_T_2_2中、第1のセットのLED及び第2のセットのLEDは、それぞれ50%の第1の負荷サイクルD_1及び第2の負荷サイクルD_2で、100Hzに対応する10msの期間ストローブする。他の負荷サイクル及び/又は期間が使用されてもよい。T_1_2及びT_2_2は、1秒から30秒までの範囲内であり得る。
図17は除染装置の光源に適用される好ましい第1の光スキームの制御信号140A、140Bを示す。第1の制御信号140Aは、光源の第1のセットのLEDを制御し、第2の制御信号140Bは、光源の第2のセットのLEDを制御する。第1の制御信号140Aは、第1の制御信号140Aが高くなるか又は論理「1」になると第1のセットのLEDを作動させるか又はスイッチをオンにし、第1の制御信号140Aが低くなるか又は論路「0」になると第1のセットのLEDを作動停止させるか又はオフにする。第2の制御信号140Bは、第2の制御信号140Bが高くなるか又は論理「1」になると第2のセットのLEDを作動させるか又はスイッチをオンにし、第2の制御信号140Bが低くなるか又は論路「0」になると第2のセットのLEDを作動停止させるか又はオフにする。
任意選択で、第1の光スキームは、ユーザがインターフェース114を介して第1の入力を提供したことに応じて時間t_0で開始し、時間t_1で終了し、1秒から30秒までの範囲の継続時間T_1を有する。任意選択で、第1の光スキームは、第1の1次期間T_1_1の前の第1の可視期間VP_1で開始し、第1の可視期間VP_1を含み、任意選択で、第1の可視期間VP_1は、例えば、1秒から5秒までの範囲である。VP_1中、任意選択で、第3の制御信号140Cは、例えば、VP_1中に固定の負荷サイクル又は増加する負荷サイクルで第2のインターフェースの光源を作動させる。VP_1中、第2の制御信号140Bは、例えば、低減された電力、低減された第2の負荷サイクル、及び/又は、増加した第2の期間で、第2のセットのLEDを作動、例えば、ストローブさせる。
図17内の第1の光スキームは、第1のセットのLEDが第1の制御信号140Aによって作動される第1の1次期間T_1_1と、第2のセットのLEDが第2の制御信号140Bによって作動される第2の1次期間T_2_1と、を含む。T_1_1中、第1のセットのLEDは、40%と60%との間の第1の負荷サイクルD_1で、100Hzに対応する10msの期間ストローブする。T_2_1中、第2のセットのLEDは、40%と60%との間の第2の負荷サイクルD_2で、100Hzに対応する10msの期間ストローブする。D_1及びD_2は、同じであってもよく又は異なっていてもよい。各セットのLEDについての別々の制御信号は、様々な除染要件に対する光スキームの設計自由度及びカスタマイズの向上を可能にする。ストローブ機能は、制御信号140A、140Bをストローブさせることによって制御信号140A、140Bに含まれ得るか、又は、制御信号140A、140Bによって制御される光源にストローブ生成器を介して埋め込まれ得る。T_1_1及びT_2_1は、1秒から30秒までの範囲内であり得る。第1の光スキームは、T_1_1及びT_2_1の後に終了し得る。
任意選択で、第1の光スキームは、例えば、LEDの冷却を可能にするために、例えば、1秒から5秒までの範囲の第1の2次休止P_1_2を含む。
任意選択で、第1の光スキームは、第1の2次期間T_1_2と第2の2次期間T_2_2とを含み、ここで、第1のセットのLED及び第2のセットのLEDはそれぞれ、制御信号140によって作動される。T_1_2及び_T_2_2中、第1のセットのLED及び第2のセットのLEDは、それぞれ50%の第1の負荷サイクルD_1及び第2の負荷サイクルD_2で、100Hzに対応する10msの期間ストローブする。他の負荷サイクル及び/又は期間が使用されてもよい。T_1_2及びT_2_2は、1秒から30秒までの範囲内であり得る。
図18は、除染装置の動作を示す、光制御器の好ましい状態図600を示す。
除染装置/光制御器は、第1の動作状態602、及び、任意選択で、オフ状態604、(ここでは図示しないが、後に参照番号606で示される)ロック状態、非動作状態608、及び、第2の動作状態610のうちの1つ以上を含む1つ又は複数の状態で動作するように構成される。
除染装置は、使用されていないとき、オフ状態604である。オフ状態604では、光制御器/入力検出器は、例えば、単一のオン入力事象、例えば、第1の回転及びリリース又は第1の回転-ホールド及びリリース入力で構成されたオン入力を検出(620)するように構成される。オン入力の検出620に応じて、光制御器は除染装置を非動作状態608に移行させる。非動作状態608では、任意選択で、光制御器は、例えば、光及び又は停止カラーの光をストローブさせることによって第2のインターフェースにおける光源を作動させ、及び/又は、光源の1つ以上のLEDを介して可視光を発する。
非動作状態608では、光制御器/入力検出器は、例えば、上記の表1から選択される、本明細書に記載される第1の入力などの第1の入力を検出(622)するように構成される。第1の入力の検出622に応じて、光制御器は除染装置を第1の動作状態602に移行させる。第1の動作状態では、任意選択で、光制御器は、本明細書に記載されるか又は図16又は図17に関する第1の光スキームなどの第1の光スキームを適用し、及び/又は、第2のインターフェースの光源を作動させるように構成される。任意選択で、光制御器は、矢印624及び626によって示されるように第1の光スキームを適用した後、又は、停止入力の検出に応じてそれぞれ、非動作状態608又はオフ状態604に第1の動作状態602から移行するように構成される。1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器は、矢印624によって示されるように第1の光スキームを適用した後、非動作状態608に移行し、且つ、矢印626によって示されるように停止入力の検出に応じてオフ状態604に移行するように構成される。1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器は、矢印626によって示されるように第1の光スキームを適用した後、オフ状態604に移行し、且つ、矢印624によって示されるように停止入力の検出に応じて非動作状態608に移行するように構成される。
任意選択で、例えば、オフ状態604、第1の動作状態602、及び、第2の動作状態のうちの1つ以上から非動作状態608に移行することは、タイマーをリセットすることを含む。
非動作状態608では、光制御器/入力検出器は、オフ入力を検出(628)するか、又は、タイマーが例えば1分の時間閾値に達したことを検出(630)するように構成される。オフ入力の検出628又はタイマーが時間閾値に達したことの検出630に応じて、任意選択で、光制御器は除染装置をオフ状態604に移行させる。
非動作状態608では、任意選択で、光制御器/入力検出器は、例えば、上記の表2から選択される、本明細書に記載される第2の入力などの第2の入力を検出(632)するように構成される。第2の入力の検出632に応じて、任意選択で、光制御器は除染装置を第2の動作状態610に移行させる。第2の動作状態では、任意選択で、光制御器は、本明細書に記載される第2の光スキームなどの第2の光スキームを適用し、及び/又は、第2のインターフェースの光源を作動させるように構成される。任意選択で、光制御器は、矢印634及び636によって示されるように第2の光スキームを適用した後、又は、停止入力の検出に応じてそれぞれ、非動作状態608又はオフ状態604に第2の動作状態610から移行するように構成される。1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器は、矢印634によって示されるように第2の光スキームを適用した後、非動作状態608に移行し、且つ、矢印636によって示されるように停止入力の検出に応じてオフ状態604に移行するように構成される。1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器は、矢印636によって示されるように第2の光スキームを適用した後、オフ状態604に移行し、且つ、矢印634によって示されるように停止入力の検出に応じて非動作状態608に移行するように構成される。
1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器/入力検出器は、非動作状態608に移行した後の、例えば、1秒から30秒までの範囲の休止期間に第1の入力及び/又は第2の入力を検出しなくてもよい。それによって、LEDが過熱されないこと、又は、再度作動する前に冷えるのに充分な時間をあることが保証され、そして、除染装置のより長い寿命につながる。換言すれば、入力検出器は、非動作状態608に移行した後の休止期間に作動停止し得るか、又は、第1の入力及び/又は第2の入力は、休止期間中又は休止期間に光制御器によって無視され得る。
図19は、除染装置の動作を示す、光制御器の好ましい状態図600Aを示す。
除染装置/光制御器は、第1の動作状態602、及び、任意選択で、オフ状態604、ロック状態606、非動作状態608、及び、第2の動作状態610のうちの1つ以上を含む1つ又は複数の状態で動作するように構成される。
除染装置は、使用されていないとき、オフ状態604である。オフ状態604では、光制御器/入力検出器は、例えば、単一のオン入力事象、例えば、第1の回転及びリリース又は第1の回転-ホールド及びリリース入力で構成されたオン入力を検出(620)するように構成される。オン入力の検出620に応じて、光制御器は、除染装置をロック状態606に移行させる。ロック状態606では、任意選択で、光制御器は、例えば、光及び/又はロックカラーの光をストローブさせることによって第2のインターフェースにおける光源を作動させる。
ロック状態606では、光制御器/入力検出器は、例えば、単一のオン入力事象、例えば、第2の回転及びリリース又は第2の回転-ホールド及びリリース入力で構成されたロック解除入力を検出(640)するように構成される。ロック解除入力の検出640に応じて、光制御器は除染装置を非動作状態608に移行させる。非動作状態608では、任意選択で、光制御器は、例えば、光及び/又は停止カラーの光をストローブさせることによって第2のインターフェースにおける光源を作動させ、及び/又は、光源の1つ以上のLEDを介して可視光を発する。
非動作状態608では、光制御器/入力検出器は、例えば、上記の表1から選択される、本明細書に記載される第1の入力などの第1の入力を検出(622)するように構成される。第1の入力の検出622に応じて、光制御器は、除染装置を第1の動作状態602に移行させる。第1の動作状態では、任意選択で、光制御器は、本明細書に記載されるか又は図16又は図17に関する第1の光スキームなどの第1の光スキームを適用し、及び/又は、第2のインターフェースの光源を作動させるように構成される。任意選択で、光制御器は、矢印624及び626によって示されるように第1の光スキームを適用した後、又は、停止入力の検出に応じてそれぞれ、非動作状態608又はロック状態606に第1の動作状態602から移行するように構成される。1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器は、矢印624によって示されるように第1の光スキームを適用した後、非動作状態608に移行し、且つ、矢印626によって示されるように停止入力の検出に応じてロック状態606に移行するように構成される。1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器は、矢印626によって示されるように第1の光スキームを適用した後、ロック状態606に移行し、且つ、矢印624によって示されるように停止入力の検出に応じて非動作状態608に移行するように構成される。
任意選択で、例えば、オフ状態604、第1の動作状態602、及び、第2の動作状態のうちの1つ以上から非動作状態608に移行することはタイマーをリセットすることを含む。
非動作状態608では、任意選択で、光制御器/入力検出器は、オフ入力を検出(628)し、及び/又は、タイマーが例えば1分の時間閾値に達したことを検出(630)するように構成される。オフ入力の検出628に応じて、任意選択で、光制御器は、除染装置を非動作状態608からオフ状態604に移行させる。非動作状態でタイマーが時間閾値に達したこと630に応じて、任意選択で、光制御器は、除染装置を非動作状態からロック状態606に、又は、非動作状態からオフ状態604に(図示せず)移行させる。
非動作状態608では、任意選択で、光制御器/入力検出器は、例えば、上記の表2から選択される、本明細書に記載される第2の入力などの第2の入力を検出(632)するように構成される。第2の入力の検出632に応じて、任意選択で、光制御器は除染装置を第2の動作状態610に移行させる。第2の動作状態で610は、任意選択で、光制御器は、本明細書に記載される第2の光スキームなどの第2の光スキームを適用し、及び/又は、第2のインターフェースの光源を作動させるように構成される。任意選択で、光制御器は、矢印634及び636によって示されるように第2の光スキームを適用した後、又は、停止入力の検出に応じてそれぞれ、非動作状態608又はロック状態606に第2の動作状態610から移行するように構成される。1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器は、矢印634によって示されるように第2の光スキームを適用した後、非動作状態608に移行し、且つ、矢印636によって示されるように停止入力の検出に応じてオフ状態604に移行するように構成される。1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器は、矢印636によって示されるように第2の光スキームを適用した後、オフ状態604に移行し、且つ、矢印634によって示されるように停止入力の検出に応じて非動作状態608に移行するように構成される。
1つ以上の好ましい除染装置では、光制御器/入力検出器は、非動作状態608に移行した後の、例えば、1秒から30秒までの範囲の休止期間に第1の入力及び/又は第2の入力を検出しなくてもよい。それによって、UV-LEDが過熱されないこと、又は、再度作動する前に冷えるのに充分な時間をあることが保証され、そして、除染装置のより長い寿命につながる。換言すれば、入力検出器は、非動作状態608に移行した後の休止期間に作動停止し得るか、又は、第1の入力及び/又は第2の入力は、休止期間中又は休止期間に光制御器によって無視され得る。
本開示は、以下の項目の何れかに係る除染システム、除染装置、及び、除染アセンブリを含む。
項目DD1。
除染装置であって、
ヘッド部分とハンドル部分とを備える筐体と、
UV-C光を発するように構成された光源と、
光源から筐体のヘッド部分におけるUV透過領域に向けて光を導く光導波路と、
インターフェースと、
を備える、除染装置。
項目DD2。
光導波路は、反射装置を備え、反射装置は、例えば、反射装置の近位面に反射構造を有し、反射構造は第1のセットの反射キャビティと第2のセットの反射キャビティとを備える複数の反射キャビティを備え、各反射キャビティは反射面を有し、第1のセットの反射キャビティは、第1の1次反射面を有する第1の1次反射キャビティと、第1の2次反射面を有する第1の2次反射キャビティと、を含み、第2のセットの反射キャビティは第2の1次反射面を有する第2の1次反射キャビティを含む、項目DD1に記載の除染装置。
項目DD3。
第1の1次反射面は金属面である、項目DD2に記載の除染装置。
項目DD4。
反射装置は、反射本体と、反射本体上にコーティングされた第1の層と、を備え、反射本体は本体材料で作られており、第1の層は第1の反射材料で作られており、第1の反射材料は、アルミニウム、金、銅、銀、及び、プラチナのうちの1つ以上である金属を含む、項目DD2~DD3の何れかに記載の除染装置。
項目DD5。
反射面は凹非球面である、項目DD2~DD4の何れかに記載の除染装置。
項目DD6。
反射装置は第1の1次反射面に第1の1次開口部を備え、第1の1次開口部は2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形である、項目DD2~DD5の何れかに記載の除染装置。
項目DD7。
反射構造は7つの反射キャビティを備え、第1の1次反射キャビティ、第1の2次反射キャビティ、及び、第2の1次反射キャビティを含む6つの反射キャビティは、第3の反射キャビティの周囲に分配されている、項目DD2~DD6の何れかに記載の除染装置。
項目DD8。
2つの隣接する反射キャビティ間の中心間距離は10mmから25mmまでの範囲内である、項目DD2~DD7の何れかに記載の除染装置。
項目DD9。
光源は可視光及び/又はUV-A光を含むUV光を発するように構成されている、項目DD1~DD8の何れかに記載の除染装置。
項目DD10。
反射装置は反射本体の近位面に第1の凹部と第2の凹部とを備え、除染装置は、第1の凹部に少なくとも部分的に収容された第1の減衰要素と、第2の凹部に少なくとも部分的に収容された第2の減衰要素と、を備える、項目DD2~DD9の何れかに記載の除染装置。
項目DD11。
各反射キャビティは7mmから50mmまでの範囲の深さを有する、項目DD2~DD10の何れかに記載の除染装置。
項目DD12。
光源は、回路基板と、回路基板上に搭載された第1のセットのUV-C発光ダイオードであって、少なくとも3つのUV-C発光ダイオードを備える第1のセットのUV-C発光ダイオードと、任意選択で、回路基板上に搭載された第2のセットの発光ダイオードであって、可視光及び/又はUV-A光を含むUV光を発するように構成された第2のセットの発光ダイオードと、を備える、項目DD1~DD11の何れかに記載の除染装置。
項目DD13。
第1のセットのUV-C発光ダイオードは3つと20個との間の数のUV-C発光ダイオードを備える、項目DD12に記載の除染装置。
項目DD14。
第2のセットの発光ダイオードは複数のUV-A発光ダイオードを備える、項目DD12~DD13の何れかに記載の除染装置。
項目DD15。
光源は可視光を発するように構成された第3の発光ダイオードを備える、項目DD12~DD14の何れかに記載の除染装置。
項目DD16。
UV-C発光ダイオード及びUV-A発光ダイオードは回路基板の中心部分に配置された第3の発光ダイオードの周囲に分配されている、項目DD15に記載の除染装置。
項目DD17。
光源は回路基板上に搭載された5つから10個までの範囲の発光ダイオードを有する、項目DD12~DD16の何れかに記載の除染装置。
項目DD18。
2つの隣接する発光ダイオード間の中心間距離は10mmから25mmまでの範囲内である、項目DD12~DD17の何れかに記載の除染装置。
項目DD19。
第1のセットのUV-C発光ダイオードは回路基板上に第1の高さで搭載されており、第3の発光ダイオードは回路基板上に第3の高さで搭載されており、第3の高さは第1の高さと異なる、項目DD15に従属する、項目DD12~DD18の何れかに記載の除染装置。
項目DD20。
光源は回路基板と第3の発光ダイオードとの間に配置されたスペーサを備える、項目DD15~DD19の何れかに記載の除染装置。
項目DD21。
第1のセットのUV-C発光ダイオードは回路基板の中心から第1の径方向距離で回路基板上に搭載されている、項目DD12~DD20の何れかに記載の除染装置。
項目DD22。
除染装置は光源を冷却するヒートシンクを備え、光源は、
第1の熱伝導率及び第1の熱容量を有する第1の材料の第1の層を備える材料で作られた回路基板と、
回路基板上に搭載された第1のセットのUV-C発光ダイオードと、を備え、
ヒートシンクは、第1の層と熱接触しており、且つ、第2の熱伝導率及び第2の熱容量を有する第2の材料で作られており、第2の熱容量は第1の熱容量よりも大きい、項目DD1~DD21の何れかに記載の除染装置。
項目DD23。
第1の熱伝導率は第2の熱伝導率よりも大きい、項目DD22に記載の除染装置。
項目DD24。
第1の材料は銅を含む、項目DD22~DD23の何れかに記載の除染装置。
項目DD25。
第2の材料はアルミニウムである項目DD22~DD24の何れかに記載の除染装置。
項目DD26。
ヒートシンクはヘッド部分の外側の面を形成している、項目DD22~DD25の何れかに記載の除染装置。
項目DD27。
ヒートシンクは外側の面上にコーティングを含み、コーティングは300μm未満の厚さを有する、項目DD22~DD26の何れかに記載の除染装置。
項目DD28。
ヒートシンクは除染装置の長手方向の軸線と平行に延びる複数のチャネルを備える、項目DD22~DD27の何れかに記載の除染装置。
項目DD29。
除染装置は光源を制御するために光源に接続された光制御器を備え、インターフェースは光制御器に接続されている、項目DD1~DD28の何れかに記載の除染装置。
項目DD30。
光制御器は第1の光スキームを光源に適用するように構成されており、第1の光スキームを適用することは、
光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることと、
光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることと、を含み、第2のセットの発光ダイオードは可視光及び/又はUV-A光を含むUV光を発するように構成されている、項目DD29に記載の除染装置。
項目DD31。
光制御器は第2の光スキームを光源に適用するように構成されており、第2の光スキームは第1の光スキームと異なる、項目DD30に記載の除染装置。
項目DD32。
光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは、第1のセットのUV-C発光ダイオードをストローブさせることを含む、項目DD30~DD31の何れかに記載の除染装置。
項目DD33。
第1の光スキームは1秒から30秒までの範囲の継続時間を有する、項目DD30~DD32の何れかに記載の除染装置。
項目DD34。
光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることは、第2のセットの発光ダイオードをストローブさせることを含む項目DD30~DD33の何れかに記載の除染装置。
項目DD35。
第1の光スキームを適用することは、可視光を発するように構成された光源の第3の発光ダイオードを作動させることを含む、項目DD30~DD34の何れかに記載の除染装置。
項目DD36。
光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは、第1のセットのUV-C発光ダイオードを第1の1次期間作動させることを含み、光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることは、第2のセットの発光ダイオードを第2の1次期間作動させることを含む、項目DD30~DD35の何れかに記載の除染装置。
項目DD37。
第1の1次期間は1秒から10秒までの範囲内である項目DD36に記載の除染装置。
項目DD38。
第2の1次期間は1秒から10秒までの範囲内である、項目DD36~DD37の何れかに記載の除染装置。
項目DD39。
第1の1次期間は第2の1次期間と別々である、項目DD36~DD38の何れかに記載の除染装置。
項目DD40。
光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは、第2の1次期間の後、第1のセットのUV-C発光ダイオードを第1の2次期間作動させることを含む、項目DD36~DD39の何れかに記載の除染装置。
項目DD41。
光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることは、第1の2次期間の後、第2のセットの発光ダイオードを第2の2次期間作動させることを含む、項目DD36~DD40の何れかに記載の除染装置。
項目DD42。
光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることは、20mWから800mWまでの範囲の光電力でUV-C光を発することを含む、項目DD30~DD41の何れかに記載の除染装置。
項目DD43。
光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることは、500mWから2Wまでの範囲の光電力でUV-A光を発することを含む、項目DD30~DD42の何れかに記載の除染装置。
項目DD44。
除染装置は、第1の動作状態、及び、ロック状態、非動作状態、及び、第2の動作状態のうちの1つ以上を含む複数の状態で動作するように構成されている、項目DD1~DD43の何れかに記載の除染装置。
項目DD45。
光制御器は複数の第1の入力事象を含む第1の入力を検出するように構成された入力検出器を備え、光制御器は、第1の入力の検出に応じて、除染装置を第1の動作状態に移行させるように構成されている、項目29に従属する項目DD44に記載の除染装置。
項目DD46。
光制御器は除染装置をロック状態及び/又は非動作状態から第1の動作状態に移行させるように構成されている、項目DD45に記載の除染装置。
項目DD47。
第1の入力は第1の1次入力事象を含み、第1の1次入力事象は、プレス及びホールド入力、プレス入力、マルチプレス入力、回転及びホールド入力、回転入力、マルチ回転入力、スライド及びホールド入力、スライド入力、及び、マルチスライド入力のうちの1つ以上を含む、項目DD45~DD46の何れかに記載の除染装置。
項目DD48。
第1の入力は第1の2次入力事象を含み、第1の2次入力事象は、プレス及びホールド入力、プレス入力、マルチプレス入力、回転及びホールド入力、回転入力、マルチ回転入力、スライド及びホールド入力、スライド入力、及び、マルチスライド入力のうちの1つ以上を含む、項目DD45~DD47の何れかに記載の除染装置。
項目DD49。
入力検出器はロック解除入力を検出するように構成されており、光制御器は、ロック解除入力の検出に応じて、除染装置を非動作状態に移行させるように構成されている、項目DD45~DD48の何れかに記載の除染装置。
項目DD50。
入力検出器はロック入力を検出するように構成されており、光制御器は、ロック入力の検出に応じて、除染装置をロック状態に移行させるように構成されている、項目DD45~DD49の何れかに記載の除染装置。
項目DD51。
光制御器は、第1の動作状態で、第1の光スキームを適用し、第1の光スキームを適用した後、非動作状態又はロック状態に移行するように構成されている、項目DD45~DD50の何れかに記載の除染装置。
項目DD52。
入力検出器は第2の入力を検出するように構成されており、光制御器は、第2の入力の検出に応じて、
除染装置を第2の動作状態に移行させ、
第2の動作状態で、第2の光スキームを適用するように構成されている、項目DD45~DD51の何れかに記載の除染装置。
項目DD53。
入力検出器は、第2の光スキームを適用した後、除染装置を非動作状態又はロック状態に移行させるように構成されている、項目DD52に記載の除染装置。
項目DD54。
光制御器は、除染装置を非動作状態に移行させるときにタイマーをリセットし、タイマーが時間閾値に達する場合、除染装置を非動作状態からロック状態に移行させるように構成されている、項目DD45~DD53の何れかに記載の除染装置。
項目DD55。
入力検出器は停止入力を検出するように構成されており、光制御器は、停止入力の検出に応じて、光源を作動停止させ、除染装置を非動作状態、ロック状態、又は、オフ状態に移行させるように構成されている、項目DD45~DD54の何れかに記載の除染装置。
項目DD56。
ヘッド部分はヘッド部分をUVシールドのポート及び/又は容器の第1のポートに解放可能に連結する連結装置を備える、項目DD1~DD55の何れかに記載の除染装置。
項目DD57。
連結装置は径方向に延びる複数のロッド及び/又は複数の凹部を備える、項目DD56に記載の除染アセンブリ。
項目DD58。
連結装置はUVシールド及び/又は容器の第1のポートの対応するバヨネット連結部分に連結するバヨネット連結部分を備える、項目DD56~DD57の何れかに記載の除染アセンブリ。
項目DA1。
除染装置とUVシールドとを備える除染アセンブリであって、除染装置は、
ヘッド部分とハンドル部分とを備える筐体と、
UV-C光を発するように構成された光源と、
光源から筐体のヘッド部分におけるUV透過領域に向けて光を導く光導波路と、
インターフェースと、
を備え、
ヘッド部分はヘッド部分をUVシールドのポートに解放可能に連結する連結装置を備える、除染アセンブリ。
項目DA2。
連結装置は径方向に延びる複数のロッド及び/又は複数の凹部を備える、項目DA1に記載の除染アセンブリ。
項目DA3。
連結装置はUVシールドの対応するバヨネット連結部分に連結するバヨネット連結部分を備える、項目DA1~DA2の何れかに記載の除染アセンブリ。
項目DA4。
UVシールドはUV吸収ポリマー材料で作られている、項目DA1~DA3の何れかに記載の除染アセンブリ。
項目DA5。
UVシールドは、内側空間を有し、内側空間にアクセスするための開口部を定めるリムを備える、項目DA1~DA4の何れかに記載の除染アセンブリ。
項目DA6。
開口部は25cmから500cmまでの範囲の面積を有する、項目DA5に記載の除染アセンブリ。
項目DA7。
リムは円形又は多角形である、項目DA5~DA6の何れかに記載の除染アセンブリ。
項目DA8。
内側空間は50cmから5,000cmまでの範囲の体積を有する、項目DA5~DA7の何れかに記載の除染アセンブリ。
項目DA9。
UVシールドは円錐形である、項目DA1~DA8の何れかに記載の除染アセンブリ。
項目DA10。
UVシールドのポートは10cmから50cmまでの範囲の面積を有するポート開口部を有する、項目DA1~DA9の何れかに記載の除染アセンブリ。
項目DA11。
除染装置は項目DD1~DD58の何れかに記載の除染装置である、項目DA1~DA9の何れかに記載の除染アセンブリ。
項目DS1。
除染システムであって、
第1の壁を含む少なくとも1つの壁によって定められる内側空間を有する容器と、
内側空間内で回転軸線の周りに回転可能に配置されたキャリア装置と、
キャリア装置を回転させるように構成されたモータと、
第1の壁内の第1のポートであって、第1のポートは除染装置を容器に連結するように構成されている第1のポートと、
容器の壁内の第2のポートであって、第2のポートは除染装置を容器に連結するように構成されている第2のポートと、を備える、除染システム。
項目DS2。
第1のポートは除染装置を容器に解放可能に連結するバヨネット連結装置を備える、項目DS1に記載の除染システム。
項目DS3。
第1のポートは第1のポートの第1の開口部を閉じる第1の閉鎖要素を備える、項目DS1~DS2の何れかに記載の除染システム。
項目DS4。
容器はUV吸収ポリマー材料で作られている、項目DS1~DS3の何れかに記載の除染システム。
項目DS5。
第1のポートは、第1のポートに連結された除染装置からの第1のビームが第1の方向であるように、除染装置を取り付けるように構成されており、第2のポートは、第2のポートに連結された除染装置からの第2のビームが第2の方向であるように、除染装置を取り付けるように構成されており、第1の方向及び第2の方向は30°よりも大きいビーム角度を形成している、項目DS1~DS4の何れかに記載の除染システム。
項目DS6。
回転軸線と第1の方向との間の第1の角度は、60°未満である、項目DS5に記載の除染システム。
項目DS7。
回転軸線と第2の方向との間の第2の角度は30°よりも大きい、項目DS1~DS6の何れかに記載の除染システム。
項目DS8。
容器は回転開口部を備え、キャリア装置は回転開口部で回転可能に配置されたシャフトを備える、項目DS1~DS7の何れかに記載の除染システム。
項目DS9。
キャリア装置はフレーム部分とシート部分とを備え、シート部分は除染されるアイテムを収容するように構成されたシートを備え、シート部分はシリコンを含むシート材料で作られている、項目DS1~DS8の何れかに記載の除染システム。
項目DS10。
除染システムは、第1の除染装置と第2の除染とを備え、第1の除染装置は第1のポートに解放可能に連結するように構成されており、第2の除染装置は第2のポートに解放可能に連結するように構成されている項目DS1~DS9の何れかに記載の除染システム。
項目DS11。
第1の除染装置は項目DD1~DD58の何れかに記載の除染装置である、項目DS10に記載の除染システム。
項目DS12。
第2の除染装置は項目DD1~DD58の何れかに記載の除染装置である、項目DS11に記載の除染システム。
「第1」、「第2」、「第3」、及び、「第4」、「1次」、「2次」、「3次」、「4次」、「5次」、「6次」などの用語の使用は、いかなる特定の順番も暗示しておらず、個々の構成要素を識別するために含まれている。更に、「第1」、「第2」、「第3」、及び、「第4」、「1次」、「2次」、「3次」などの用語の使用は、いかなる順番も重要性も表しておらず、むしろ、「第1」、「第2」、「第3」、及び、「第4」、「1次」、「2次」、「3次」、「4次」、「5次」、「6次」などの用語は、ある構成要素を別の構成要素と区別するために使用される。「第1」、「第2」、「第3」、及び、「第4」、「1次」、「2次」、「3次」、「4次」、「5次」、「6次」などの語は、ラベル付けのためだけに、ここで使用され他の場所で使用されており、いかなる特定の空間的又は時間的な順序の表示も意図していないことに留意されたい。更に、第1の構成要素のラベル付けは、第2の構成要素の存在を暗示しておらず、逆もまた同様である。
図1~図19は、実線で図示された、いくつかの装置及び/又は構成要素又は動作と、破線で図示された、いくつかの装置及び/又は構成要素又は動作と、を含むことが理解され得る。実線に含まれる装置及び/又は構成要素又は動作は、最も広い例示的な実施形態に含まれる装置及び/又は構成要素又は動作である。破線に含まれる装置及び/又は構成要素又は動作は、実線の例示的な実施形態の装置及び/又は構成要素又は動作に加えて取り得る更なる装置及び/又は構成要素又は動作に含まれ得るか、当該更なる装置及び/又は構成要素又は動作の一部であり得るか、又は、当該更なる装置及び/又は構成要素又は動作である例示的な実施形態である。これらの動作は、示される順番で実行される必要はないことを理解されたい。更に、動作全てを実行する必要はないことを理解されたい。例示的な動作は、任意の順番及び任意の組合せで実行され得る。
「備える」という語は必ずしも、列挙されるもの以外の構成要素又はステップの存在を除外するわけではないことに留意されたい。
構成要素に先行する「a」又は「an」という語は、複数の当該構成要素の存在を除外しないことに留意されたい。
いかなる参照符号も特許請求の範囲を制限せず、例示的な実施形態は、ハードウェア及びソフトウェアの両方によって少なくとも部分的に実装されてもよく、いくつかの「手段」、「ユニット」、又は、「装置」は、ハードウェアの同じ項目によって表されてもよいことに更に留意されたい。
本明細書に記載される様々な例示的な方法、装置、及び、アセンブリは、方法ステップ又はプロセスの文脈全般で記載されており、当該方法ステップ又はプロセスは、ネットワーク環境内のコンピュータによって実行されるプログラムコードなどのコンピュータ実行可能命令を含むコンピュータ可読媒体で具現化されるコンピュータプログラム製品によって一態様で実装され得る。コンピュータ可読媒体は、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)などを含むがこれらに限定されない取り外し可能なストレージ装置及び取り外し不可能なストレージ装置を含み得る。概して、プログラム回路は、指定されたタスクを実行するか又は特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含み得る。コンピュータ実行可能命令、関連するデータ構造、及び、プログラム回路は、本明細書に開示される方法のステップを実行するプログラムコードの例を表す。特定の順序の当該実行可能命令又は関連するデータ構造は、当該ステップ又はプロセスに記載される機能を実装するための対応する行為の例を表す。
特徴が示され記載されてきたが、当該特徴は、本請求の開示を制限することを意図しているのではないことが理解され、本請求の開示の範囲から逸脱することなく様々な変更及び修正が行われ得ることが当業者に明らかにされるであろう。したがって、明細書及び図面は、限定的な意味ではなく例示的であるとみなされるべきである。本請求の開示は、全ての改変、修正、及び、均等物を包含することが意図される。
100、100A、100B、100C 除染装置
102 筐体
103A 第1の端部
103B 第2の端部
104 ヘッド部分
106 ハンドル部分
106A 第1のハンドル部分
106B 第2のハンドル部分
106C 第3のハンドル部分
106D ハンドルコーティング
108、108A、108B、108C、108D 光源
110 光導波路
111 UV光
112 UV透過領域
114 インターフェース、第1のインターフェース
116 連結装置/連結リング
116A ロッド/突起
116B 凹部
117 連結装置の外周
118 ヒートシンク
120 第2のインターフェース
122 スペーサプレート
124 スペーサリング
125 回転リング要素
126 電気スイッチ
128 電源/バッテリパック
130 光制御器
132 コンテキストリング
134 接続要素
136 保護/エンドリング
138 入力信号
140 制御信号
140A 第1の制御信号
140B 第2の制御信号
140C 第3の制御信号
142 入力検出器
200A 第1の1次光構成要素、第1の1次UV-C LED
200B 第1の2次光構成要素、第1の2次UV-C LED
200C 第1の3次光構成要素、第1の3次UV-C LED
200D 第1の4次光構成要素、第1の4次UV-C LED
200E 第1の5次光構成要素、第1の5次UV-C LED
200F 第1の6次光構成要素、第1の6次UV-C LED
200G 第1の7次光構成要素、第1の7次UV-C LED
201 回路基板
201A 回路基板の近位面
202A 第2の1次光構成要素、第2の1次UV-A LED
202B 第2の2次光構成要素、第2の2次UV-A LED
202C 第2の3次光構成要素、第2の3次UV-A LED
202D 第2の4次光構成要素、第2の4次UV-A LED
202E 第2の5次光構成要素、第2の5次UV-A LED
202F 第2の6次光構成要素、第2の6次UV-A LED
204 第3の光構成要素、第3の可視LED
204A 第3の1次光構成要素、第3の可視LED
204B 第3の2次光構成要素、第3の可視LED
204C 第3の3次光構成要素、第3の可視LED
205 スペーサ
206 切欠き
208 アライメント開口部
300 反射装置
300A 反射装置の近位面
300B 反射装置の遠位面
302A 第1の1次反射キャビティ
302B 第1の2次反射キャビティ
302C 第1の3次反射キャビティ
304C 第1の4次反射キャビティ
304A 第1の1次反射面
304B 第1の2次反射面
304C 第1の3次反射面
306A 第1の1次反射開口部
306B 第1の2次反射開口部
306C 第1の3次反射開口部
308A 第2の1次反射キャビティ
308B 第2の2次反射キャビティ
308C 第2の3次反射キャビティ
310A 第2の1次反射面
310B 第2の2次反射面
310C 第2の3次反射面
312A 第2の1次反射開口部
312B 第2の2次反射開口部
312C 第2の3次反射開口部
314 第3の反射キャビティ、中心反射キャビティ
316 第3の反射面
318 第3の反射開口部
320 アライメント突起
322A 第1の減衰凹部
322B 第2の減衰凹部
322C 第3の減衰凹部
350 アライメント開口部
370 アライメント開口部
372 第1の開口部
400 除染システム
402 容器
404A 第1の壁
404B 第2の壁
404C 第3の壁
406A ポート、第1のポート
406B ポート、第2のポート
406C ポート、第3のポート
408A 第1の方向
408B 第2の方向
410 モータ
412 回転開口部
414 シャフト
416 キャリア装置
500 除染アセンブリ
502、503、503A UVシールド
502A 第1の部分
502B 第2の部分
504 連結部分
505 内側空間
505A UVシールドの壁
506 リム
506A ポート
508 開口部
510A 第1の端部
510B 第2の端部
512 補強部分
514 ポートの開口部
600、600A 状態図
602 第1の動作状態
604 オフ状態
606 ロック状態
608 非動作状態
610 第2の動作状態
620 オン入力の検出
622 第1の入力の検出
624 停止入力の検出又は第1の光スキームの適用
626 停止入力の検出又は第1の光スキームの適用
628 オフ入力の検出
630 タイマーが時間閾値に達する
632 第2の入力の検出
634 停止入力の検出又は第2の光スキームの適用
636 停止入力の検出又は第2の光スキームの適用
640 ロック解除入力の検出
642 オフ入力の検出
644 タイマーが時間閾値に達する
T_1 第1の光スキームの継続時間
T_1_1 第1の1次期間
T_1_2 第1の2次期間
T_2_1 第2の1次期間
T_2_2 第2の2次期間
P_1_1 第1の1次休止
P_1_2 第1の2次休止
O 中心軸線
X 中心軸線
R 回転軸線
α ビーム角度
α1 第1の角度
α2 第2の角度
H1 第1の高さ
H3 第3の高さ
R1 第1の径方向距離

Claims (16)

  1. 除染装置であって、
    ヘッド部分とハンドル部分とを備える筐体と、
    UV-C光を発するように構成された光源と、
    前記光源から前記筐体の前記ヘッド部分におけるUV透過領域に向けて光を導く光導波路と、
    インターフェースと、
    を備え、
    前記光導波路は反射装置を備え、前記反射装置は前記反射装置の近位面に反射構造を有し、該反射構造は、第1のセットの反射キャビティと第2のセットの反射キャビティとを備える複数の反射キャビティを備え、各反射キャビティは反射面を有し、前記第1のセットの反射キャビティは、第1の1次反射面を有する第1の1次反射キャビティと、第1の2次反射面を有する第1の2次反射キャビティと、を含み、前記第2のセットの反射キャビティは第2の1次反射面を有する第2の1次反射キャビティを含む、除染装置。
  2. 前記第1の1次反射面は金属面である、請求項1に記載の除染装置。
  3. 前記反射装置は、反射本体と、該反射本体上にコーティングされた第1の層と、を備え、前記反射本体は本体材料で作られており、前記第1の層は第1の反射材料で作られており、該第1の反射材料は、アルミニウム、金、銅、銀、及び、プラチナのうちの1つ以上である金属を含む、請求項1~2の何れか一項に記載の除染装置。
  4. 前記反射面は凹非球面である、請求項1~3の何れか一項に記載の除染装置。
  5. 前記反射装置は前記第1の1次反射面に第1の1次開口部を備え、該第1の1次開口部は2mmから15mmまでの範囲の直径を有する円形である、請求項1~4の何れか一項に記載の除染装置。
  6. 前記反射構造は7つの反射キャビティを備え、前記第1の1次反射キャビティ、前記第1の2次反射キャビティ及び前記第2の1次反射キャビティを含む6つの反射キャビティは、第3の反射キャビティの周囲に分配されている、請求項1~5の何れか一項に記載の除染装置。
  7. 2つの隣接する反射キャビティ間の中心間距離は10mmから25mmまでの範囲内である、請求項1~6の何れか一項に記載の除染装置。
  8. 前記光源は可視光及び/又はUV-A光を含むUV光を発するように構成されている、請求項1~7の何れか一項に記載の除染装置。
  9. 前記反射装置は反射本体の前記近位面に第1の凹部と第2の凹部とを備え、前記除染装置は、前記第1の凹部に少なくとも部分的に収容された第1の減衰要素と、前記第2の凹部に少なくとも部分的に収容された第2の減衰要素と、を備える、請求項1~8の何れか一項に記載の除染装置。
  10. 各反射キャビティは7mmから50mmまでの範囲の深さを有する、請求項1~9の何れか一項に記載の除染装置。
  11. 前記光源は、回路基板と、該回路基板上に搭載された第1のセットのUV-C発光ダイオードと、を備え、前記第1のセットのUV-C発光ダイオードは少なくとも3つのUV-C発光ダイオードを備える、請求項1~10の何れか一項に記載の除染装置。
  12. 前記除染装置は前記光源を冷却するヒートシンクを備え、前記回路基板は、第1の熱伝導率及び第1の熱容量を有する第1の材料の第1の層を備える材料で作られており、前記ヒートシンクは、前記第1の層と熱接触しており、且つ、第2の熱伝導率及び第2の熱容量を有する第2の材料で作られており、前記第2の熱容量は前記第1の熱容量よりも大きい、請求項11に記載の除染装置。
  13. 前記除染装置は前記光源を制御するために前記光源に接続された光制御器を備え、前記インターフェースは前記光制御器に接続されており、前記光制御器は第1の光スキームを前記光源に適用するように構成されており、前記第1の光スキームを適用することは、
    前記光源の第1のセットのUV-C発光ダイオードを作動させることと、
    前記光源の第2のセットの発光ダイオードを作動させることと、を含み、前記第2のセットの発光ダイオードは、可視光及び/又はUV-A光を含むUV光を発するように構成されている、請求項1~12の何れか一項に記載の除染装置。
  14. 前記除染装置は、第1の動作状態、及び、ロック状態、非動作状態、及び、第2の動作状態のうちの1つ以上を含む複数の状態で動作するように構成されており、前記光制御器は、複数の第1の入力事象を含む第1の入力を検出するように構成された入力検出器を備え、前記光制御器は、前記第1の入力の検出に応じて、前記除染装置を前記第1の動作状態に移行させるように構成されている、請求項13に記載の除染装置。
  15. 除染システムであって、
    請求項1~14の何れかに記載の除染装置と、
    第1の壁を含む少なくとも1つの壁によって定められる内側空間を有する容器と、
    前記内側空間内で回転軸線の周りに回転可能に配置されたキャリア装置と、
    該キャリア装置を回転させるように構成されたモータと、
    前記第1の壁内の第1のポートであって、該第1のポートは前記除染装置を前記容器に連結するように構成されている、第1のポートと、
    前記容器の壁内の第2のポートであって、該第2のポートは前記除染装置を前記容器に連結するように構成されている、第2のポートと、を備える、除染システム。
  16. 請求項1~14の何れか一項に記載の除染装置と、UVシールドと、を備える除染アセンブリであって、前記ヘッド部分は、該ヘッド部分を前記UVシールドのポートに解放可能に連結する連結装置を備える、除染アセンブリ。
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