JP2023534542A

JP2023534542A - クリーニングヘッド及びハンディ掃除機

Info

Publication number: JP2023534542A
Application number: JP2023504110A
Authority: JP
Inventors: ▲ゆぇ▼ 姜; 航標周
Original assignee: Dreame Innovation Technology Suzhou Co Ltd
Current assignee: Dreame Innovation Technology Suzhou Co Ltd
Priority date: 2020-08-31
Filing date: 2021-08-28
Publication date: 2023-08-09
Also published as: EP4144270A4; KR20230075402A; EP4144270A1; WO2022042709A1

Abstract

クリーニングヘッド（４）は、吸引口（４６）が規定されたクリーニングヘッドケース（４１）と、クリーニングヘッドケース（４１）に回動接続された回動機構（７）とを含み、回動機構（７）は、第一回転アセンブリ（７１）、及び、クリーニングヘッドケース（４１）と第一回転アセンブリ（７１）との間に設けられた第二回転アセンブリ（７２）を含み、第一回転アセンブリ（７１）は、接続機能を有する接続部材（７１１）と、接続部材（７１１）におけるクリーニングヘッドケース（４１）に近い端に設けられた回転軸（７１２）とを含み、第二回転アセンブリ（７２）の内壁によって、回転軸（７１２）を収納するための収容キャビティが規定されていることで、回転軸（７１２）が収容キャビティに位置する時に第一回転アセンブリ（７１）が第二回転アセンブリ（７２）に対して回転可能であり、クリーニングヘッド（４）は、回動機構（７）を介して吸引管（６）に接続され、且つ回動機構（７）の構造は、頑丈でかつ強固であり、損傷し難いため、ハンディ掃除機（１００）の使用寿命が向上される。

Description

本発明は、クリーニングヘッド及びハンディ掃除機に関し、家庭用電化製品の分野に属する。

人々の生活水準の継続的な向上に伴い、掃除機は、衛生クリーニングのための道具として、人々の日常生活の分野に欠かせない電化製品になっている。中でも、コードレスハンディ掃除機は、電池内蔵であり、小型で持ち運び易くて使い易い等の利点を有し、小さな空間のクリーニングに適しているため、多くの人に愛用されている。既存のハンディ掃除機には、以下の問題がある。
１、一般にボルトのような構造でクリーニングヘッドを吸引管に接続しており、当該接続構造が損傷され易く、使用寿命が短い。
２、ドラム上の刷毛アセンブリは、何れも刷毛の設置が単一であり、一般に軟毛のみが設置されており、ダストや屑に対するクリーニング効率が高くないことで、ハンディ掃除機のクリーニング効率が低下してしまう。
３、掃除用の作業ヘッドのレイアウトが不適切であり、掃除中には、作業ヘッドの前端が浮き上がり易いことで、掃除効率が低下してしまう。
４、ダストガス分離機構におけるダストカップ及びヘパ（ＨＥＰＡ）は、通常、例えばねじり可能フラップ又はスナップフィット構造のような機械的構造を用いて本体に接続される。使用者がダストカップ又はヘパを取り出す必要がある場合、ダストカップ又はヘパを本体から分離できるように、先に上記機械的構造を外す必要があり、また、ヘパとダストカップとは、別々に取り出す必要があり、取り出す手順が面倒であり、操作が不便である。
５、ハンディ掃除機に給電する電池パックは、一般に取り外せないものであるか、又は電池パックを取り外す操作は、面倒で困難であり、電池パックの交換又は充電に不便をもたらしてしまう。
６、ハンディ掃除機を使用していない状態のとき、タクトスイッチが下がり、ハンディ掃除機を使用しているとき、タクトスイッチが跳ね上がり、その感度が高いが、タッチされ易い。
７、ダストガス分離アセンブリ内に吸入されたダストガスに対する分離効率が高くないことで、流出するガスは、要件を満たすことができない。
８、ダストガスを分離するためのサイクロンコーンの外周に外装された篩網は、ダストガスを予備的に分離するために使用されるが、既存の篩網は、ダストガスに対する分離効率が高くないことで、流出するガスは、要件を満たすことができない。
９、ハンディ掃除機の使用の際、操作者は、ハンドルを手で把持して機器全体の移動、持ち上げ等の操作を行う必要があり、ハンディ掃除機は、モータやダストガス分離装置等の部品を人の手で操作される場所に統合しているため、もしハンディ掃除機の機器全体のレイアウトが不適切であれば、操作者は、使用の際に手間がかかり、操作が不便となるとともに、掃除機自身の性能も影響されるため、ハンディ掃除機にとっては、機器全体のレイアウトが非常に重要である。

本発明の目的は、吸引管に強固に接続できるとともに、耐久性があり、ダストのクリーニング効率が高く、レイアウトが合理的で掃除効率が高いクリーニングヘッドと、操作が簡単でかつ便利であるとともに、ダストガス分離機構を取り除くことが可能であり、電池パックの迅速な取り外し又は取り付けが可能であり、誤タッチを防止し、ダストガスの分離効率を向上させることができ、構造レイアウトが合理的なハンディ掃除機とを提供することにある。

上記目的を達成するために、本発明には、以下の技術案が提供される。
クリーニングヘッドであって、
規定が吸引口されたクリーニングヘッドケースと、
前記クリーニングヘッドケースに回動接続された回動機構であって、第一回転アセンブリ、及び、前記クリーニングヘッドケースと前記第一回転アセンブリとの間に設けられた第二回転アセンブリを含む回動機構とを含み、
前記第一回転アセンブリは、接続機能を有する接続部材と、前記接続部材における前記クリーニングヘッドケースに近い端に設けられた回転軸とを含み、前記第二回転アセンブリの内壁によって、前記回転軸を収納するための収容キャビティが規定されていることで、前記回転軸が前記収容キャビティに位置する時に前記第一回転アセンブリが前記第二回転アセンブリに対して回転可能である。

さらに、前記第二回転アセンブリは、第一回動部材及び第二回動部材を含み、前記第一回動部材と前記第二回動部材との間には、前記回転軸を収納するための前記収容キャビティが形成されている。

さらに、前記第二回動部材は、前記第一回動部材の内側に設けられている。

さらに、前記回転軸は、スカート裾を有し、前記スカート裾と前記接続部材との間に摺動溝が形成されており、前記第二回転アセンブリは、前記摺動溝を介して前記回転軸と回動接続が実現される。

さらに、前記第一回動部材は、前記摺動溝内に伸入した折り曲げ端を有し、前記折り曲げ端は、前記第一回動部材における前記クリーニングヘッドケースから離れた端から、前記接続部材に向かって折り曲げられて形成され、前記折り曲げ端と前記第一回動部材との間には、前記スカート裾に滑合する第一ノッチが形成されている。

さらに、前記第二回動部材は、前記摺動溝内に伸入した突出端を有し、前記突出端は、前記第二回動部材における前記クリーニングヘッドケースから離れた端から、外向きに突き出して形成され、前記突出端と前記接続部材との間には、前記スカート裾に滑合する第二ノッチが形成されている。

さらに、前記第一回動部材と第二回動部材との運動が同期されるように、前記第一回動部材と第二回動部材とは、前記クリーニングヘッドケースに近い端が固定接続されている。

さらに、前記第二回転アセンブリにおける前記クリーニングヘッドケースに近い端は、前記クリーニングヘッドケースに回動接続されている。

さらに、前記第二回転アセンブリは、前記クリーニングヘッドケースに対して自身の軸線回りに回転可能である。

本願は、ハンディ掃除機であって、前記ハンディ掃除機の吸引ダクトが前記のクリーニングヘッドに接続可能である、ハンディ掃除機を更に提供している。

クリーニングヘッドであって、
収容空間が規定されたクリーニングヘッドケースと、
前記収容空間内に設けられ、周方向外面に刷毛機構が設けられたドラムとを含み、
前記刷毛機構は、
前記ドラムの周方向外面に設けられたベースと、
前記ベースに離間して固定された第一刷毛アセンブリ及び第二刷毛アセンブリであって、前記第一刷毛アセンブリの長さが前記第二刷毛アセンブリの長さよりも大きく、前記第一刷毛アセンブリの硬度が前記第二刷毛アセンブリの硬度よりも大きい第一刷毛アセンブリ及び第二刷毛アセンブリとを含む。

さらに、前記第一刷毛アセンブリと前記第二刷毛アセンブリとの間の高さの差の範囲は、０．１～１．５ｍｍである。

さらに、前記第一刷毛アセンブリと前記第二刷毛アセンブリとの間の高さの差の範囲は、０．６～１ｍｍである。

さらに、前記第一刷毛アセンブリは、いくつかの第一刷毛を含み、前記第一刷毛の直径は、０．１ｍｍ以上０．５ｍｍ以下である。

さらに、前記第一刷毛の直径は、０．３ｍｍ以上０．４ｍｍ以下である。

さらに、前記第二刷毛アセンブリは、いくつかの第二刷毛を含み、前記第二刷毛の直径は、０．０５ｍｍ以下である。

さらに、前記第一刷毛アセンブリは、前記ドラム上に螺旋状に分布されている。

さらに、前記第一刷毛アセンブリの幅の値は、４～１０ｍｍの何れかの数値であり、前記第二刷毛アセンブリの幅の値は、３０～５０ｍｍの何れかの数値である。

さらに、前記第一刷毛アセンブリの幅の値は、７～９ｍｍの何れかの数値であり、前記第二刷毛アセンブリの幅の値は、３８～４２ｍｍの何れかの数値である。

本願は、ハンディ掃除機であって、前記ハンディ掃除機の吸引口が上記に記載のクリーニングヘッドに取り外し可能に接続される、ハンディ掃除機を更に提供している。

クリーニングヘッドであって、
収容空間が規定されたクリーニングヘッドケースと、
前記収容空間内に設けられたドラムと、
前記クリーニングヘッドケースに回動接続された回動機構であって、前記回動機構は、回転軸を有し、前記クリーニングヘッドは、走行用の輪群を有し、前記輪群の少なくとも一部と前記回転軸との結び線は、前記回転軸の垂直線と略重畳している回動機構とを含む。

さらに、前記輪群は、前記回転軸の近くに設けられた後輪を含み、前記後輪の垂直線は、前記回転軸の垂直線と略重畳している。

さらに、前記輪群は、前記回転軸から離れて設けられた前輪を含み、前記前輪と前記回転軸との結び線と、前記回転軸の垂直線との間には、２０°よりも大きい夾角がある。

さらに、前記クリーニングヘッドは、前記クリーニングヘッドケース上に設けられた毛ストリップアセンブリを更に含み、クリーニングヘッドがクリーニングのために目標物に接触したとき、前記毛ストリップアセンブリと前記ドラムとの間には、気流の外漏れを防止するための密閉キャビティが形成されている。

さらに、前記毛ストリップアセンブリは、前記クリーニングヘッドケースの径方向に沿って分布されるとともに対向して設けられた第一毛ストリップと、前記第一毛ストリップを接続するための第二毛ストリップとを含み、前記第一毛ストリップにおける前記第二毛ストリップから離れた端は、上向きに傾斜して設けられている。

さらに、前記第一毛ストリップにおける前記第二毛ストリップから離れた端と、前記クリーニングヘッドケースの前端との距離は、前記ドラムの軸線と前記クリーニングヘッドケースの前端との距離よりも小さい。

さらに、前記クリーニングヘッドケース上には、一端が前記ドラムに当接して前記ドラムをクリーンアップする櫛歯が更に設けられている。

さらに、前記クリーニングヘッドケース上には、ダストガスを吸入するための吸引口が設けられており、前記クリーニングヘッドの高さ方向において、前記櫛歯が前記吸引口の上方に設けられている。

さらに、前記ドラムの周方向外面に刷毛機構が設けられ、前記刷毛機構は、前記ドラム上に螺旋状に設けられている。

ハンディ掃除機であって、
吸引ダクトと、前記吸引ダクトに沿って流れる気流を発生するための駆動機構と、前記吸引ダクトに連通されて汚物及び塵埃を前記気流から分離するためのダストガス分離機構とを含む本体部と、
前記本体部に接続された把持用の把持部とを含み、
前記ダストガス分離機構は、前記本体部によって規定された収容空間内に取り外し可能に取り付けられており、ハウジングと、前記ハウジング内に設けられたサイクロン分離アセンブリと、前記ハウジングの開口に設けられた固定フレーム及び風吹出ヘパとを含み、前記サイクロン分離アセンブリ及び前記風吹出ヘパの両方が前記固定フレームと前記ハウジングとの分離後に前記固定フレーム上に保持されるように、前記サイクロン分離アセンブリ及び前記風吹出ヘパの両方は、前記固定フレームに取り付けられている。

さらに、前記サイクロン分離アセンブリは、前記固定フレームに取り外し可能に接続されている。

さらに、前記固定フレームの外面の少なくとも一部によって前記ハンディ掃除機の外面の一部が形成されている。

さらに、前記固定フレームにおける前記サイクロン分離アセンブリから離れた側に収容キャビティが規定されており、前記風吹出ヘパは、前記収容キャビティ内に設けられている。

さらに、前記収容キャビティにおける前記サイクロン分離アセンブリから離れた側には、前記風吹出ヘパの着脱用のキャビティ口が備えられている。

さらに、前記風吹出ヘパと前記駆動機構との間には、シール性を強化するための第一シール部材が更に設けられている。

さらに、前記サイクロン分離アセンブリは、サイクロンコーンと、前記サイクロンコーンに接続された篩網と含み、前記篩網は、前記サイクロンコーンの外側に外装されて前記サイクロンコーンとの間に隙間がある。

さらに、前記サイクロンコーンは、前記篩網と前記固定フレームとの間に設けられ、前記サイクロンコーンは、前記篩網を介して前記固定フレームに取り外し可能に取り付けられている。

さらに、前記篩網における前記駆動機構から離れた端と、前記サイクロンコーンにおける前記駆動機構から離れた端とがシール接続されている。

さらに、前記篩網における前記駆動機構に近い端と、前記ハウジングとの間には、シール性を強化するための第二シール部材が設けられている。

ハンディ掃除機であって、
吸引ダクトと、前記吸引ダクトに沿って流れる気流を発生するための駆動機構と、前記吸引ダクトに連通されて汚物及び塵埃を前記気流から分離するためのダストガス分離機構とを含む本体部と、
前記本体部に接続された把持用の把持部と、
前記把持部に取り外し可能に接続された電池パックとを含み、
前記電池パック上には、前記把持部に電気的に接続される接続端子と、前記把持部に取り外し可能に接続されるロック機構とが設けられており、前記接続端子及び前記ロック機構は、前記電池パックにおける着脱方向に沿った同一端に設けられている。

さらに、前記把持部は、ハンドルと、前記ハンドルの前方に設けられた支持部材とを含み、前記接続端子及び前記ロック機構は、前記電池パックにおける前記ハンドルから離れた側に設けられている。

さらに、前記把持部には、信号灯に電気的に接続される信号線と、前記駆動機構に電気的に接続される電源線とが配索されており、前記信号線の一部は、前記支持部材内に配索され、前記電源線の一部は、前記ハンドル内に配索されている。

さらに、前記電池パックは、前記ハンディ掃除機を支持するための底壁と、前記底壁に隣接する側壁とを含み、前記ロック機構は、前記側壁上に設けられた解放ボタンを含む。

さらに、前記電池パック内には、電池セルを冷却するための冷却流路が設けられ、前記冷却流路のガス出口は、前記側壁上に設けられている。

さらに、前記冷却流路のガス出口は、前記接続端子から離れた端に設けられている。

さらに、前記電池パックが前記把持部に差込接続され、前記電池パック及び前記把持部の一方には、スライド溝が設けられており、前記電池パック及び前記把持部の他方には、前記スライド溝に協働するスライダが設けられている。

さらに、前記接続端子は、前記スライド溝又は前記スライダにおける前記電池パックの縁に近い側に位置している。

さらに、前記スライド溝には、前記接続端子の位置する端に向くスライド溝開口が備えられている。

さらに、前記電池パックは、電源線のインターフェースを含み、前記インターフェース、前記接続端子及び前記ロック機構が前記電池パックの同一端に設けられている。

ハンディ掃除機であって、
吸引ダクトと、前記吸引ダクトに沿って流れる気流を発生するための駆動機構と、前記吸引ダクトに連通されて汚物及び塵埃を前記気流から分離するためのダストガス分離機構とを含む本体部と、
前記本体部に接続された把持用の把持部と、
前記本体部に給電するための電源部とを含み、
前記把持部は、把持ケースと、前記把持ケースに対して運動可能なスイッチとを含み、前記スイッチは、開始位置から最終位置まで第一ストローク及び第二ストロークを有し、前記第一ストローク及び第二ストロークの各々は、対応するプリセット距離を有し、且つ前記スイッチが前記第二ストロークのみに位置するとき、前記電源部によって前記駆動機構が給電される。

さらに、前記第一ストロークの距離と前記第二ストロークの距離との比は、０．５～１．５の間の任意の値である。

さらに、前記第一ストロークと前記第二ストロークとは、距離が略同じである。

さらに、前記スイッチは、回転軸を介して前記把持ケースに回動接続され、前記第一スイッチ部材及び第二スイッチ部材は、前記回転軸の両側に設けられており、前記第一スイッチ部材が押圧されることで前記第二スイッチ部材が回動されることにより、前記スイッチが前記第二ストロークに位置するとき、前記電源部によって前記駆動機構が給電される。

さらに、前記把持部の高さ方向において、前記第二スイッチ部材の下方には、前記電源部と前記本体部とを導通させるための電流開閉器が設けられている。

さらに、前記第二スイッチ部材の直径は、前記電流開閉器に向かう方向に沿って徐々に小さくなるとともに、前記第二スイッチ部材における前記電流開閉器に近い端は、滑らかに移行している。

さらに、前記第一スイッチ部材と第二スイッチ部材とは、一体成形して設けられている。

さらに、前記把持筐体上に開口が開設されており、前記第一スイッチ部材は、少なくとも一部が前記開口から突き出すように設けられており、前記第一スイッチ部材は、押圧面を有し、前記押圧面と前記開口の位置する平面との間に夾角が備えられていることで、前記第二ストロークが終了するまで前記スイッチが運動すると、前記押圧面が前記開口の位置する平面に略平行となる。

さらに、前記把持部は、前記スイッチをリセットするための弾性部材を更に含み、前記弾性部材は、前記把持筐体内に水平に設けられている。

さらに、前記スイッチ上には、前記弾性部材の変形方向を案内するための第一ガイド柱が設けられ、前記把持ケース上には、前記弾性部材の変形方向を案内するための第二ガイド柱が設けられ、前記弾性部材は、前記第一ガイド柱及び第二ガイド柱に接続されている。

ハンディ掃除機であって、
外部のダストガスを濾過するための本体部であって、前記本体部は、吸引ダクトと、駆動機構と、前記本体部によって規定された収容空間内に取り外し可能に取り付けられたダストガス分離機構とを含み、前記駆動機構によって、前記ダストガス分離機構が、前記吸引ダクトを介して外部のダストガスを吸入して分離するように駆動される本体部と、
前記本体部に接続された把持用の把持部とを含み、
前記ダストガス分離機構は、サイクロンコーンを有するサイクロン分離アセンブリを含み、前記サイクロンコーンは、いくつかのコーン体を含み、各々の前記コーン体は、ダストガスを前記コーン体内に流入させるための入口と、ダストガスに対する分離後に気流を流出させるための出口とを有し、前記出口の長さは、前記入口の長さの１．３～１．５倍である。

さらに、前記入口は、対向して設けられた第一側辺と、対向して設けられるとともに前記第一側辺に接続された第二側辺とを有し、前記第一側辺の長さと前記第二側辺の長さとの比の範囲は、１．４～１．７である。

さらに、前記コーン体の長さは、前記入口の長さの３～５倍である。

さらに、前記コーン体の長さは、前記入口の長さの４倍である。

さらに、いくつかの前記コーン体は、円形アレイ状に分布されており、前記コーン体における前記サイクロン分離アセンブリの縦方向軸線から離れた外壁の一部と前記縦方向軸線とは、プリセット角度を成しており、前記コーン体における前記サイクロン分離アセンブリの縦方向軸線に近い外壁の一部と前記縦方向軸線とは、略平行である。さらに、前記サイクロン分離アセンブリは、中心軸を有し、外側に位置する前記コーン体は、前記中心軸に向かって傾斜して設けられている。

さらに、前記サイクロン分離アセンブリは、前記サイクロンコーンに接続された篩網を更に含み、前記篩網は、前記サイクロンコーンの外側に外装されて前記サイクロンコーンとの間に隙間がある。

さらに、前記筐体上には、前記駆動機構の近くに設けられた風取入口が開設されており、前記ダストガス分離機構は、貫通孔を有するハウジングと、前記サイクロン分離アセンブリの両側にそれぞれ設けられたダストカップ及び風吹出ヘパとを含み、前記サイクロン分離アセンブリは、前記ハウジング内に設けられるとともに前記貫通孔を介して前記風取入口に連通されている。

さらに、前記風吹出ヘパは、前記サイクロン分離アセンブリにおける前記駆動機構に近い側に設けられており、前記ダストガス分離機構は、前記サイクロン分離アセンブリに接続された固定フレームを更に含み、前記固定フレームは、前記風吹出ヘパを挟持固定するとともに前記駆動機構に係合してドッキングさせるためのものである。

ハンディ掃除機であって、
吸引ダクトと、前記吸引ダクトに沿って流れる気流を発生するための駆動機構と、前記吸引ダクトに連通されて汚物及び塵埃を前記気流から分離するためのダストガス分離機構とを含む本体部と、
前記本体部に接続された把持用の把持部とを含み、
前記本体部上には、前記駆動機構の近くに設けられた風取入口が開設されており、前記ダストガス分離機構は、前記風取入口の近くに設けられてダストガスを濾過するための篩網を含み、前記篩網には、いくつかの網目が開設されているとともに、前記風取入口から離れて設けられた第一端が備えられており、前記第一端には、前記篩網から離れて外向きに延在するスカート部が設けられており、前記スカート部の開始端と、前記第一端の近くに設けられた網目との間隔は、第一間隔であり、前記ダストガス分離機構の軸方向に沿って、前記いくつかの網目によって占められる長さは、第二間隔であり、前記第一間隔は、少なくとも前記第二間隔の５分の１である。

さらに、前記第一端と、前記第一端の近くに設けられた網目との間隔は、５ｍｍ以上である。

さらに、前記篩網には、前記風取入口の近くに設けられた第二端が更に備えられており、前記第二端と、前記第二端の近くに設けられた網目との間隔は、第三間隔であり、前記第三間隔は、少なくとも前記第二間隔の５分の１である。

さらに、前記第二端と、前記第二端の近くに設けられた網目との間隔は、５ｍｍ以上である。

さらに、前記ダストガス分離機構は、前記篩網に接続された導流部材を更に含み、前記導流部材は、気流を前記篩網に導くためのものである。

さらに、前記導流部材は、前記第二端に設けられており、前記導流部材は、前記網目の近くに設けられた導流面を有する。

さらに、前記導流面は、前記第二端に近い方向から、前記第二端から離れた方向に向かって、上から下に傾斜した斜面である。

さらに、前記導流部材は、第一導流部材と、前記第一導流部材に接続された第二導流部材とを含み、前記第一導流部材は、前記篩網の外周面に沿って設けられ、前記第二導流部材は、前記第二端から前記第一端に向かって延在している。
さらに、前記ダストガス分離機構の軸方向において、前記導流部材の末端の長さは、前記風取入口の長さと略同じである。

さらに、前記吸引ダクトの気流方向は、前記ダストガス分離機構の軸方向に略平行である。

ハンディ掃除機であって、
吸引ダクト、駆動機構及びダストガス分離機構を含む本体部と、
前記本体部に接続された把持用の把持部とを含み、
前記駆動機構の回転軸線と前記ダストガス分離機構の縦方向軸線とは、略重なり合っており、前記把持部の軸線は、前記駆動機構と前記ダストガス分離機構との間の領域を通って延在している。

さらに、前記ダストガス分離機構は、サイクロン分離アセンブリと、前記サイクロン分離アセンブリに接続されて前記駆動機構の近くに接続された風吹出ヘパとを含み、前記把持部の軸線は、前記風吹出ヘパを通って延在している。

さらに、前記筐体上には、前記駆動機構の近くに設けられた風取入口が開設されており、前記ダストガス分離機構は、貫通孔を有するハウジングを含み、前記ハウジングは、前記貫通孔を介して前記風取入口に連通して設けられ、前記サイクロン分離アセンブリは、前記ハウジング内に設けられている。

さらに、前記駆動機構の外側の筐体の直径は、前記ハウジングの直径よりも小さい。

さらに、前記風取入口は、前記把持部の上方に位置している。

さらに、前記動作部は、レバー体を介して前記筐体に接続され、前記レバー体は、前記風取入口に連通して設けられている。

さらに、前記ダストガス分離機構は、前記サイクロン分離アセンブリに接続された固定フレームを更に含み、前記固定フレームは、前記風吹出ヘパを挟持固定するとともに前記駆動機構に係合してドッキングさせるためのものである。

さらに、前記ハンディ掃除機は、前記駆動機構に給電するための電源部を更に含み、前記電源部は、前記把持部における前記駆動機構から離れた端に位置している。

さらに、前記ダストガス分離機構は、前記本体部によって規定された収容空間内に取り外し可能に取り付けられている。

本願の有益な効果は、以下の通りである。
１、本願によるクリーニングヘッドは、回動機構を介して吸引管に接続され、且つ回動機構の構造は、頑丈でかつ強固であり、損傷し難いため、ハンディ掃除機の使用寿命が向上される。
２、本願によるクリーニングヘッドは、第一刷毛アセンブリ及び第二刷毛アセンブリが設けられており、第一刷毛アセンブリの硬度が第二刷毛アセンブリの硬度よりも大きいことで、刷毛機構が目標物を全面的にクリーニングできるとともに、気流が螺旋状とされ、更に掃除効率が向上され、便利で速い。
３、本願によるクリーニングヘッドにおける輪群の少なくとも一部と回転軸との間の結び線と、回転軸の垂直線とが略重畳しており、レイアウトが合理的であり、且つ掃除中には、クリーニングヘッドは常に床面に密着されるままとなり、掃除効率が向上される。
４、本願によるハンディ掃除機は、サイクロン分離アセンブリと風吹出ヘパとを接続するための固定フレームが設けられているため、直接に固定フレームを取り出すことでサイクロン分離アセンブリと風吹出ヘパとを同時に取り出すことができ、便利で且つ迅速である。
５、本願によるハンディ掃除機は、第一刷毛アセンブリ及び第二刷毛アセンブリが設けられており、第一刷毛アセンブリの硬度が第二刷毛アセンブリの硬度よりも大きいことで、刷毛機構が目標物を全面的にクリーニングできるとともに、気流が螺旋状とされ、更に掃除効率が向上され、便利で速い。
６、本願によるハンディ掃除機は、開始位置から最終位置までプリセット距離を有する第一ストローク及び第二ストロークをスイッチに持たせるとともに、スイッチが第二ストロークに位置するとき、電源部から駆動機構に給電することで、誤タッチした場合にハンディ掃除機が起動されてしまうことを防止され、使用体験が向上されるだけでなく、ハンディ掃除機クリーニングの正確性の向上効果も達成される。
７、本願によるハンディ掃除機は、いくつかのコーン体を含むサイクロンコーンが設けられており、各々のコーン体の出口の長さが入口の長さの１．３～１．５倍であり、入口の長さが短くされることで、ダストガスは、十分にコーン体内に進入して分離されることが可能となり、出口の長さが長くされることで、塵埃の上向きの運動の道が増加されることが可能となり、塵埃は、最終的に自身の重力により落下することになり、気流に伴って出口から流出しないため、クリーニング効率の向上目的が達成される。
８、本願によるハンディ掃除機は、ダストガスを濾過するための篩網を有し、篩網における風取入口から離れた端と、その上に設けられた網目との間の間隔が少なくともダストガス分離機構の軸方向に沿って網目によって占められる長さの５分の１になっていることで、回避風取入口から離れた端のダストガスの速度が遅すぎることに起因してダストガスの分離が困難となることを回避されるため、ハンディ掃除機によるダストガスの分離効率が向上される。
９、本願によるハンディ掃除機は、把持部の軸線が駆動機構とダストガス分離機構との間の領域を通って延在していることで、掃除機の機器全体の重心が把持部にかかり、構造がコンパクトでかつ合理的であり、使い易くなるため、ユーザの負担が軽減され、ハンディ掃除機の安全性及び操作性が向上される。

上記の説明は、本発明の技術案の概要に過ぎず、本発明の技術手段をより明確に理解でき、それを明細書の内容に従って実施可能にするために、以下、本発明の好ましい実施例及び図面を元に後述のように詳しく説明する。

本願によるハンディ掃除機の構造模式図である。本願におけるダストガス分離機構と本体部との分解模式図である。本願によるハンディ掃除機の部分断面模式図である。本願のダストガス分離機構の構造模式図である。図４における一部の模式図である。図４の断面模式図である。図４におけるサイクロンコーンの構造模式図である。本願のクリーニングヘッドの構造模式図である。図８の別の模式図である。本願の別のクリーニングヘッドの構造模式図である。図１０における一部の模式図である。本願の輪群と回転軸との間の角度関係模式図である。本願のクリーニングヘッド、回動機構及びレバー体の接続模式図である。図１３における一部の模式図である。本願のスイッチと電流開閉器との位置構造関係模式図である。本願における電池パックと把持部との分解模式図である。図１６における電池パックの構造模式図である。

以下、図面及び実施例を元に、本発明の具体的な実施形態を更に詳しく説明する。以下の実施例は、本発明を説明するためのものであるが、本発明の範囲を限制するものではない。

図１を参照して、本発明の一実施例によるハンディ掃除機１００は、外部のダストガスを濾過するための本体部１と、本体部１に接続設けられた把持用の把持部２と、把持部２に取り外し可能に接続されて本体部１に給電するための電源部５とを含み、当該電源部５は、給電用の電池パック５１を含み得る。本実施例において、ハンディ掃除機１００全体の美観性を向上させるために、電源部５及び本体部１は、把持部２の両側にそれぞれ設けられ、電源部５は、把持部２の下方に位置している。無論、他の実施例において、電源部５の位置は、他の位置であってもよく、例えば本体部１に接続される等であってもよく、この場合、電源部５及び把持部２は、本体部１の両側にそれぞれ位置することになるが、ここで具体的に限定せず、実際の状況に応じて決定される。

図１～図３を参照して、本体部１は、筐体１１と、筐体１１内に設けられた駆動機構１２と、駆動機構１２の駆動でダストガスを分離するためのダストガス分離機構１３とを含み、筐体１１内には、ダストガス分離機構１３と外部とを連通するための吸引ダクト６が形成されており、駆動機構１２が起動されると、ダストガスは、外部から吸引ダクト６を介してダストガス分離機構１３内に進入し、ダストガス分離機構１３の作用により、塵埃と空気とが分離される。電源部５は、駆動機構１２に給電するために駆動機構１２と電気的に接続され、本実施例において、駆動機構１２は、モータである。無論、他の実施例において、当該駆動機構１２は、他のものであってもよいが、ここで具体的に限定せず、実際の状況に応じて決定される。

ハンディ掃除機１００の構造をよりコンパクトにするために、本実施例において、ダストガス分離機構１３は、筐体１１上に横方向に設けられると同時に、ハンディ掃除機１００全体の美観性の向上が達成される。そして、ハンディ掃除機１００の使用中には、ダストガス分離機構１３が横方向から縦方向に変えられ、ダストガスの分離がより容易となり、除塵効率が向上される。無論、他の実施例において、ダストガス分離機構１３は、筐体１１上に縦方向に設けられてもよいが、ここで具体的に限定せず、実際の状況に応じて決定される。

図２及び図４を参照して、ダストガス分離機構１３は、本体１によって規定された収容空間内に取り外し可能に取り付けられており、ハンディ掃除機１００は、ロック機構３を更に含み、ダストガス分離機構１３は、ロック機構３を介して本体部１の筐体１１に取り外し可能に設けられることで、ダストガス分離機構１３によるクリーンアップが容易となる。ロック機構３は、ダストガス分離機構１３上に設けられた第一係止部材３１と、筐体１１上に設けられて第一係止部材３１と協働する第二係止部材３２とを含み、第一係止部材３１と第二係止部材３２とが協働して、ダストガス分離機構１３と筐体１１とをロック又は解放する。第一係止部材３１及び第二係止部材３２の一方は、凹溝であり、第一係止部材３１及び第二係止部材３２の他方は、凹溝に係止する凸起である。ロック機構３は、凸起に接続された押圧部材３３を更に含み、押圧部材３３に外力が加えられることで凸起が凹溝に対して移動されることにより、凸起と凹溝とが係合又は離脱される。本実施例において、第一係止部材３１は凸起であり、第二係止部材３２は凹溝であり、押圧部材３３がダストガス分離機構１３上に設けられ、押圧部材３３と凸起とは、一体成形して設けられるとともに、同期して移動するようになっている。ダストガス分離機構１３が筐体１１に取り付けられると、押圧部材３３は、筐体１１の上に位置することで、露出されて押圧及び取り外しが容易となる。ダストガス分離機構１３の取り外し及びクリーンアップが必要となる場合、当該押圧部材３３を押圧するだけで、押圧部材３３によって凸起が凹溝に対して離脱されることにより、ダストガス分離機構１３がハンディ掃除機１００の筐体１１上から取り除かれ、操作が簡単である。ダストガス分離機構１３における当該押圧部材３３と凸起との接続方式は、既存技術であり、例えば一体成形や、個別に取り付けた後に固定接続する等であり、ここで繰り返して述べない。

ダストガス分離機構１３及び筐体１１の一方には、第一ドッキング部材３４が設けられ、ダストガス分離機構１３及び筐体１１の他方には、第一ドッキング部材３４にドッキングして取り付け位置を定めるための第二ドッキング部材３５が設けられている。第一ドッキング部材３４と第二ドッキング部材３５とが協働することで、ダストガス分離機構１３は、筐体１１への取り付け及びドッキング時に迅速に位置決めされることができ、便利で速い。本実施例において、ダストガス分離機構１３上に第一ドッキング部材３４が設けられており、第一ドッキング部材３４は、ダストガス分離機構１３上に設けられた係合溝であり、筐体１１上に第二ドッキング部材３５が設けられており、第二ドッキング部材３５は、係合溝に協働する係合バーである。ダストガス分離機構１３を筐体１１上に取り付ける場合、係合バーを係合溝内に挿入して、ダストガス分離機構１３と筐体１１との精確な位置決めを実現してから、外力をダストガス分離機構１３に印加して、ダストガス分離機構１３を筐体１１に向かって移動させ、更に凸起を凹溝内に摺動させて凹溝に係合させることで、その取り付けを完成させることが可能である。

本体部１上には、駆動機構１２の近くに設けられた風取入口１１１が開設されており、具体的に、風取入口１１１が筐体１１上に設けられ、風取入口１１１は、把持部２の上方に位置し、且つダストガス分離機構１３の下方に位置している。そして、ダストガスが濾過後に筐体１１内から筐体１１外に流れることができるように、筐体１１上には、風取入口１１１に連通して設けられた風吹出口１１２が更に設けられている。図１を参照して、本実施例において、当該風吹出口１１２は、駆動機構１２の外側に位置する筐体１１上に設けられているが、無論、他の実施例において、当該風吹出口１１２は、直接に他の位置に設けられてもよく、ここで具体的に限定せず、実際の状況に応じて決定される。

図４及び図６を参照して、ダストガス分離機構１３は、貫通孔１３１１を有するハウジング１３１と、ハウジング１３１内に設けられて貫通孔１３１１を介して風取入口１１１に連通されたサイクロン分離アセンブリと、ハウジング１３１内に設けられたダストカップ１３４と、ハウジング１３１の開口（不図示）に設けられた固定フレーム１３７及び風吹出ヘパ１３５とを含む。風吹出ヘパ１３５は、サイクロン分離アセンブリにおける駆動機構１２に近い側に設けられ、このように設けられる目的としては、濾過後の気流にまだダストが残り、更にダストが駆動機構１２の付近に持たれることで、長期間使用後にダストが駆動機構１２に溜められてしまい、駆動機構１２の運転に影響が与えられるとともに、ハンディ掃除機１００の使用寿命が低減されることを防止するためである。

図３を参照して、駆動機構１２の回転軸線とダストガス分離機構１３の縦方向軸線とは、略重なり合っており、且つ把持部２の軸線は、駆動機構１２とダストガス分離機構１３との間の領域を通って延在しており、このような設計により、把持部２上での力の印加が容易となるとともに、ハンディ掃除機１００全体のバランスを取り易い。把持部２の軸線は、風吹出ヘパ１３５を通って延在することで、ハンディ掃除機１００の機器全体のレイアウトがより合理的となり、手持ちがより容易となる。電池パック５１は、把持部２における駆動機構１２から離れた端に位置することで、ハンディ掃除機１００の機器全体の重心が低下され、操作者の快適性が向上される。

図４を参照して、ハウジング１３１は、中空の円柱形構造であり、ハウジング１３１における駆動機構１３に近い側には、開口が備えられており、ハウジング１３１における駆動機構１２から離れた側には、ハウジング１３１を塞ぐためのカバー１３０が更に設けられており、ハウジング１３１とカバー１３０とによって、収容用の空間が囲まれて形成されており、ハウジング１３１における駆動機構１２に近い端が固定フレーム１３７にドッキングされ、固定フレーム１３７は、同様に中空円柱形構造であり、且つハウジング１３１と同じ直径寸法である。固定フレーム１３７の外面の少なくとも一部によってハンディ掃除機１００の外面の一部が形成されており、即ち、ハウジング１３１と固定フレーム１３７とが固定接続されてハンディ掃除機１００上に取り付けられると、ハウジング１３１及び固定フレーム１３７の表面は、少なくとも一部が外に露出される。上記の押圧部材３３及び凸起は、カバー１３０上に設けられている。上記のように、ハウジング１３１とのカバー１３０との間に形成された空間は、ダストの貯蔵用であり、当該空間内のダストの廃棄が必要となるため、ハウジング１３１とカバー１３０とは、取り外し可能な接続とされる。ハウジング１３１とカバー１３０との間の接続方式は、上記ロック機構３と同様に、従来の方式（押しボタン及び押し孔の協働）であってもよく、ここで繰り返して述べない。そして、本実施例において、ハンディ掃除機１００の構造をよりコンパクトにするために、駆動機構１２の外側の筐体１１の直径は、ハウジング１３１の直径よりも小さい。

図５及び図６を参照して、サイクロン分離アセンブリは、風取入口１１１からハウジング１３１内に進入したダストガスを処理して、ダストガスの分離を実現するためのものである。サイクロン分離アセンブリは、サイクロンコーン１３３と、サイクロンコーン１３３に接続された篩網（スクリーン）１３２とを含み、篩網１３２は、サイクロンコーン１３３の外側に外装されてサイクロンコーン１３３との間に隙間がある。サイクロンコーン１３３は、篩網１３２と固定フレーム１３７との間に設けられており、サイクロンコーン１３３は、篩網１３２を介して固定フレーム１３７に取り外し可能に取り付けられている。サイクロンコーン１３３は、風取入口１１１の近くに設けられ、篩網１３２は、サイクロンコーン１３３における風取入口１１１から離れた側に設けられている。

篩網１３２は、概ね筒状構造であり、篩網１３２上には、気流を進入させるためのいくつかの網目（メッシュ）が開設され、網目が均等に篩網１３２上に設けられており、且つ篩網１３２は、風取入口１１１の近くに設けられた第二端と、風取入口１１１から離れて設けられた第一端とを含む。網目の寸法は小さく、ダストガスが網目を通過して篩網１３２内に進入するとき、ダストガスにおける粒子の大きな塵埃や屑が外部でブロックされ、網目の寸法に対して小さい塵埃や屑が気流に伴って篩網１３２内に進入するため、篩網１３２は、ダストガスを予備的に分離するために使用される。

第一端には、篩網１３２から離れて外向きに延在するスカート部１３２１が設けられており、スカート部１３２１の開始端と、第一端の近くに設けられた網目との間隔は、第一間隔であり、ダストガス分離機構１３の軸方向に沿って、いくつかの網目によって占められる長さは、第二間隔であり、第二端と、第二端の近くに設けられた網目との間隔は、第三間隔である。

ダストガスが風取入口１１１からハウジング１３１内に進入したとき、気流の速度が速く、即ち第二端に位置する気流の速度が速く、圧力が小さいのに対して、篩網１３２内の圧力が大きく、圧力差の作用により、塵埃や屑が篩網１３２内に進入し難くなるため、第三間隔が少なくとも第二間隔の５分の１とされ、即ち、篩網１３２における第二端に近い位置に網目が設けられず、具体的に、第二端と、第二端の近くに設けられた網目との間隔は、５ｍｍ以上とされることで、篩網１３２によりダストガスの分離効率が向上される。

ダストガスが篩網１３２の第一端の位置に吹き付けられると、気流の速度が低下し、気流の速度の低下により、ダストガスにおける塵埃や屑が同様に篩網１３２内に進入し難くなるため、篩網１３２における第一端の位置にも網目が設けられず、第一間隔は、少なくとも第二間隔の５分の１とされ、即ち、篩網１３２における第一端に近い位置にも網目が設けられず、具体的に、第一端と、第一端の近くに設けられた網目との間隔が５ｍｍ以上とされることで、篩網１３２によるダストガスの分離効率が向上される。

図５を参照して、風取入口１１１から進入したダストガス気流を篩網１３２に向かって流すために、ダストガス分離機構１３は、篩網１３２に接続された導流部材１３６を更に含み、導流部材１３６は、気流を篩網１３２に導くためのものである。導流部材１３６が篩網１３２の第二端に設けられるとともに、導流部材１３６がサイクロンコーン１３３の外側に設けられることで、サイクロン分離アセンブリ全体のコンパクト性が向上される。導流部材１３６は、網目の近くに設けられた導流面を有する。本実施例において、導流面は、第二端に近い方向から、第二端から離れた方向に向かって、上から下に傾斜した斜面である。空間を節約しつつ、明らかな導流効果を奏することを可能にするために、導流部材１３６は、第一導流部材１３６１と、第一導流部材１３６１に接続された第二導流部材１３６２とを含み、第一導流部材１３６１は、篩網１３２の外周面に沿って設けられるとともに、サイクロンコーン１３３の近くに設けられ、第二導流部材１３６２は、第二端から第一端に延在するとともに風取入口１１１の近くに設けられ、且つダストガス分離機構１３の軸方向において、導流部材１３６の末端の長さは、風取入口１１１の長さと略同じであることで、風取入口１１１に近い気流を篩網１３２により好適に導くことができる。

篩網１３２内からの気流の流出を回避して、ダストガスの全てをサイクロンコーン１３３内に進入させ、除塵効率を更に向上させるためには、篩網１３２における駆動機構１２から離れた端と、サイクロンコーン１３３における駆動機構１２から離れた端とがシール接続され、且つ篩網１３２における駆動機構１２に近い端と、ハウジング１３１との間には、シール性を強化するための第二シール部材１３８が設けられている。本実施例において、第二シール部材１３８は、シールリングである。選択的に、サイクロンコーン１３３は、篩網１３２に取り外し可能に接続される。例えば、サイクロンコーン１３３と篩網１３２とは、スナップフィット構造等を介して接続されてもよい。これにより、サイクロン分離アセンブリの加工プロセスを簡素化できるとともに、サイクロンコーン１３３の着脱が容易となるため、交換、洗浄等の操作のためにサイクロンコーン１３３を容易に取り外すことができ、サイクロン分離アセンブリの組付効率の向上に有利である。

図６及び図７を参照して、サイクロンコーン１３３は、カバー１３０の方向に近づくにつれて外径が狭くなる中空の円錐体であり、且つサイクロンコーン１３３は、いくつかのコーン体１３３１を含み、コーン体１３３１は、駆動機構１２の近くに設けられ、いくつかのコーン体１３３１は、円形アレイ状に分布されており、コーン体１３３１におけるサイクロン分離アセンブリの縦方向軸線から半れた外壁の一部と、縦方向軸線とプリセット角度とを成しており、コーン体１３３１におけるサイクロン分離アセンブリの縦方向軸線に近い外壁の一部と、縦方向軸線とは、略平行であり、即ち、外側に位置するコーン体１３３１は、傾斜して設けられている。具体的に、サイクロン分離アセンブリは、中心軸を有し、外側に位置するコーン体１３３１は、中心軸に向かって傾斜して設けられている。そして、各々のコーン体１３３１は、ダストガスをコーン体１３３１内に流入させるための入口１３３２と、ダストガスに対する分離後にダストガスを流出させるための出口１３３３とを含み、留意されたいのは、当該入口１３３２は、ダストガスがコーン体１３３１の内部に進入する入口であり、当該出口１３３３は、ダストガスがコーン体１３３１内で分離された後の気流が風吹出ヘパ１３５に流れる出口である。

入口１３３２は、風取入口１１１の近くに設けられるとともに、入口１３３２は、篩網１３２とサイクロンコーン１３３との間の隙間に通じている。出口１３３３の長さは、入口１３３２の長さの１．３～１．５倍であり、当該比率範囲内となる出口１３３３及び入口１３３２を有するコーン体１３３１は、ダストガスに対する分離効率が高く、ダストガスにおける塵埃又は固体粒子に対する効果がより高くなる。

入口１３３２は、対向して設けられた第一側辺と、対向して設けられるとともに第一側辺に接続された第二側辺とを含み、第一側辺は、比較的長い辺であり、第二側辺は、比較的短い辺であり、第一側辺の長さと第二側辺の長さとの比の範囲は１．４～１．７であり、このような設置により、ダストガスがサイクロンコーン１３３内により流れ易くなる。コーン体１３３１の構造をより合理的にするために、コーン体１３３１の長さは、入口１３３２の長さの３～５倍であり、好ましくは、コーン体１３３１の長さは、入口１３３２の長さの４倍である。

図３及び図６を参照して、風吹出ヘパ１３５は、サイクロン分離アセンブリにおける駆動機構１２に近い側に設けられている。これにより、サイクロン分離アセンブリから流出した気流は、再濾過される。選択的に、風吹出ヘパ１３５は、サイクロン分離アセンブリと駆動機構１２との間に取り外し可能に設けられている。

サイクロン分離アセンブリ及び風吹出ヘパ１３５の両方が固定フレーム１３７上に取り付けられることで、サイクロン分離アセンブリ及び風吹出ヘパ１３５の両方が固定フレーム１３７とハウジング１３１との分離後に固定フレーム１３７に固定されるように保持され、風吹出ヘパ１３５及びサイクロン分離アセンブリを同時に取り出す効果が達成され、便利で速い。サイクロン分離アセンブリは、固定フレーム１３７に取り外し可能に接続される。具体的に、固定フレーム１３７における駆動機構１２に近い端には、風吹出ヘパ１３５を収納するための収容キャビティ（不図示）が規定されており、収容キャビティにおけるサイクロン分離アセンブリから離れた側には、風吹出ヘパ１３５の着脱用のキャビティ口（不図示）が備えられている。固定フレーム１３７は、ハウジング１３１の開口に取り付けられ、ユーザがダストガス分離機構を取り除く場合は、固定フレームがハウジング１３１上に取り付けられているため、固定フレーム及び固定フレーム内の風吹出ヘパが同時に取り出されることになり、ユーザが風吹出ヘパ１３５を交換する必要がある場合は、固定フレーム１３７をハウジング１３１から外す必要がなく、風吹出ヘパ１３５を収容キャビティから取り出し交換すればよく、ユーザがサイクロン分離アセンブリを洗い流す必要がある場合は、直接に固定フレーム１３７を一定の角度だけ回転させて外向きに引き出すか又は直接に外向きに引き出せばよく、風吹出ヘパ１３５を外す必要がなく、これは、風吹出ヘパ１３５及びサイクロン分離アセンブリが固定フレーム１３７の両端にそれぞれ設けられているからである。このような設置により、ユーザの操作が容易となるとともに、シール性が高められる。

風吹出ヘパ１３５と駆動機構１２との間には、シール性を強化するための第一シール部材１３９が更に設けられている。このように設けられる目的としては、塵埃付きの気流が風吹出ヘパ１３５と駆動機構１２とのギャップから駆動機構１２に流れることで、塵埃が駆動機構１２に溜められてしまい、駆動機構１２の運転に影響が与えられることを防止するためである。上記と同様に、当該第一シール部材１３９はシールリングであり、気流が風吹出ヘパ１３５と駆動機構１２との間から流出してしまうことが回避される。無論、他の実施例において、風吹出ヘパ１３５は、駆動機構１２内に取り外し可能に設けられてもよく、風吹出ヘパ１３５は、ダストガス内の塵埃といった不純物を更に分離する濾過構造であってもよい。

ダストガスが風取入口１１１を通過してハウジング１３１内に進入すると、篩網１３２によって一次分離が行われ、ダストガスが篩網１３２とサイクロンコーン１３３との間の隙間に進入した後に、コーン体１３３１の入口１３３２からコーン体１３３１内に進入すると、二次サイクロン分離が行われ、分離されたダストガスは、コーン体１３３１の出口１３３３から流出して風吹出ヘパ１３５を通過して駆動機構１２に進入し、風吹出口１１２から外部に流れる。

ダストカップ１３４は、第一集塵器１３４１及び第二集塵器１３４２を含み、カバー１３０とハウジング１３１とによって形成された収容用の空間は、第一集塵器１３４１となり、サイクロンコーン１３３におけるコーン体１３３１から離れた端と、カバー１３０とによって、第二集塵器１３４２が形成される。ダストガスが篩網１３２によって濾過されるとき、ダストガスにおける体積の大きな塵埃や屑が予備的に分離され、当該体積の大きな塵埃や屑が第一集塵器１３４１内に落下する。風取入口１１１からハウジング１３１内に進入したダストガスが篩網１３２によって分離された塵埃は、第一集塵器１３４１内に落下して貯留される。ダストガスがサイクロンコーン１３３内に進入すると、サイクロンコーン１３３内で二次サイクロン分離が行われ、この時、遠心力の作用により、ダストガスにおける細くて小さな塵埃や屑が分離されて第二集塵器１３４２内に落入する。これにより、サイクロン分離アセンブリによってダストガスを複数回分離することができ、分離効果が効果的に向上される。他の実施例において、サイクロンコーン１３３は、多段のサイクロン構造であってもよいが、これに限定されず、即ち、ダストガスの流れる方向において、サイクロン分離用のサイクロン室には、順次に連通される多段のサイクロン室が含まれることで、除塵効果が向上される。

図１及び図９を参照して、本体部１は、筐体１１にドッキングされるクリーニングヘッド４を更に含み、クリーニングヘッド４は、筐体１１に直接接続されてもよいし、他の部品を介して筐体１１に接続されてもよい。本実施例において、クリーニングヘッド４は、吸引ダクト６を介して筐体１１に接続され、吸引ダクト６が中空とされ、駆動機構１２によって、ダストガス分離機構１３は、吸引ダクト６を介して外部のダストガスを吸入して分離するように駆動され、吸引ダクト６が風取入口１１１に連通して設けられ、吸引ダクト６の気流方向とダストガス分離機構１３の軸方向とは、略平行である。吸引ダクト６の長さについては、ここで具体的に限定せず、実際の必要に応じて決定される。

図８及び図１０を参照して、クリーニングヘッド４は、駆動機構１２によって駆動されて、ダストガスをダストガス分離機構１３内に吸入して分離する。当該クリーニングヘッド４は、収容空間が規定されたクリーニングヘッドケース４１と、クリーニングヘッドケース４１の収容空間内に設けられて目標物をクリーニングするためのクリーニング部品４２とを含み、当該クリーニング部品４２は、ドラム４２であってもよい。クリーニングヘッドケース４１によって、ダストガスを吸入するための吸引口４６が規定されており、当該吸引口４６は、吸引ダクト６に連通して設けられる。具体的に、該吸引口４６がクリーニング部品４２の近くに設けられると、クリーニング部品４２による目標物のクリーニングの際、ダストガスが吸引口４６まで直接に持たれ、ダストガスの走り回りが回避され、クリーニング効率が向上されるとともに、ユーザの使用快適性も向上される。

図１０及び図１１を参照して、ドラム４２の周方向外面に刷毛機構４３が設けられており、クリーニングヘッド４のクリーニング効率を向上させるためには、刷毛機構４３は、ドラム４２上に螺旋状に設けられており、螺旋状の刷毛機構４３は、ダストに遠心力を発生させることで、ダストを吸引口４６から吸引ダクト６内により好適に進入させることができる。

刷毛機構４３は、ドラム４２の周方向外面に設けられたベース（不図示）と、ベースに離間して固定された第一刷毛アセンブリ４３１及び第二刷毛アセンブリ４３２とを含む。これにより、クリーニング効率が向上される。具体的に、第一刷毛アセンブリ４３１は、ドラム４２上に螺旋状に分布されており、ダストを吸引ダクト６内により好適に吸入している。第一刷毛アセンブリ４３１及び第二刷毛アセンブリ４３２は、接着等の方式によってベース上に固設されるが、ここで繰り返して述べない。第一刷毛アセンブリ４３１の長さは、第二刷毛アセンブリ４３２の長さよりも大きく、第一刷毛アセンブリ４３１の硬度は、第二刷毛アセンブリ４３２の硬度よりも大きい。こうして、様々なダストがクリーニングされる。本実施例において、第一刷毛アセンブリ４３１は、硬毛アセンブリであり、第二刷毛アセンブリ４３２は、軟毛アセンブリである。無論、他の実施例において、第一刷毛アセンブリ４３１は、軟毛アセンブリであってもよく、第二刷毛アセンブリ４３２は、硬毛アセンブリであってもよいが、ここで具体的に限定せず、実際の状況に応じて決定される。

第一刷毛アセンブリ４３１の幅の値は、４～１０ｍｍの何れかの数値であり、第二刷毛アセンブリ４３２の幅の値は、３０～５０ｍｍの何れかの数値である。好ましくは、第一刷毛アセンブリ４３１の幅の値は、７～９ｍｍの何れかの数値であり、第二刷毛アセンブリ４３２の幅の値は、３８～４２ｍｍの何れかの数値である。第一刷毛アセンブリ４３１及び第二刷毛アセンブリ４３２の具体的な幅について、ここで具体的に限定しない。上記のように、本実施例において、第一刷毛アセンブリ４３１の幅の範囲が４～１０ｍｍとされ、第二刷毛アセンブリ４３２の幅の範囲が３０～５０ｍｍとされる。

そして、第一刷毛アセンブリ４３１と第二刷毛アセンブリ４３２との間に高さの差があり、高さの差の範囲は、０．１～１．５ｍｍであり、好ましくは、高さの差の範囲は、０．６～１ｍｍである。高さの差が設置されている目的としては、第一刷毛アセンブリ４３１と第二刷毛アセンブリ４３２とによって前後して同じ目標がクリーニングされ、同様にクリーニング効率の向上効果が達成されるようにするためである。第一刷毛アセンブリ４３１は、いくつかの第一刷毛を含み、第一刷毛は硬毛であり、第一刷毛の直径は、０．１ｍｍ以上０．５ｍｍ以下であり、好ましくは、第一刷毛の直径は、０．３ｍｍ以上０．４ｍｍ以下である。第二刷毛アセンブリ４３２は、いくつかの第二刷毛を含み、第二刷毛は軟毛であり、第二刷毛の直径は、０．０５ｍｍ以下である。刷毛機構４３による塵埃や屑の吸入能力を高めるために、第一刷毛及び第二刷毛の一方の直径は、０．０５ｍｍ以下であり、他方の直径は、０．１ｍｍ以上０．５ｍｍ以下である。これにより、ハンディ掃除機１００のクリーニング効率が向上される。第一刷毛及び第二刷毛の具体的な材質については、ここで具体的に限定しない。

刷毛機構４３の交換を容易にしてコストを節約するために、刷毛機構４３は、ドラム４２に取り外し可能に接続される。具体的に、刷毛機構４３及びドラム４２の一方には、係合溝（不図示）が設けられ、刷毛機構４３及びドラム４２の他方には、係合溝に係合する係合ブロック（不図示）が設けられている。上記のように、刷毛機構４３がドラム４２上に螺旋状に設けられるため、係合溝又は係合ブロックは、ドラム４２上に螺旋状に設けられる。本実施例において、ドラム４２上に係合溝が設けられ、刷毛機構４３上に係合ブロックが設けられており、具体的に、係合ブロックは、ベース上に設けられるとともに、第一刷毛アセンブリ４３１、第二刷毛アセンブリ４３２と背向して設けられている。無論、他の実施例において、刷毛機構４３は、ドラム４２に固定接続されてもよく、具体的に、刷毛機構４３は、接着層を更に含み、刷毛機構４３は、接着層を介してドラム４２に接着されて固定接続が実現されてもよいが、ここで具体的に限定せず、実際の状況に応じて決定される。

図８及び図９を参照して、クリーニングヘッド４は、クリーニングヘッドケース４１上に設けられた毛ストリップアセンブリ４４を更に含む。クリーニングヘッド４がクリーニングのために目標物に接触したとき、毛ストリップアセンブリ４４とドラム４２との間には、止気流の外漏れを防止するための密閉キャビティが形成されている。具体的に、毛ストリップアセンブリ４４は、クリーニングヘッドケース４１の径方向に沿って分布されるとともに対向して設けられた第一毛ストリップ４４１と、第一毛ストリップ４４１を接続するための第二毛ストリップ４４２とを含み、ドラム４２が床面に接触すると、第一毛ストリップ４４１及び第二毛ストリップ４４２も、ちょうど床面に接触するようになることで、密閉キャビティを形成できる。第一毛ストリップ４４１における第二毛ストリップ４４２から離れた端と、クリーニングヘッドケース４１の前端との距離は、ドラム４２の軸線とクリーニングヘッドケース４１の前端との距離よりも小さくされることで、第一毛ストリップ４４１とドラム４２との間のギャップの発生が防止され、密閉キャビティの封止性が向上される。さらに、第一毛ストリップ４４１における第二毛ストリップ４４２から離れた端は、上向きに傾斜して設けられており、ドラム４２の動作中にドラム４２が干渉されてクリーニング効率が低下されることを回避される。

クリーニングヘッドケース４１上には、一端がドラム４２に当接してドラム４２をクリーンアップするための櫛歯４５が更に設けられている。クリーニングヘッド４の高さ方向において、櫛歯４５が吸引口４６の上方に設けられている。このように設けられる目的としては、ダストガスの進入に影響が与えられないとともに、ドラム４２のクリーニングも可能であり、両者を両立させることを可能にするためである。

図１３及び図１４を参照して、クリーニングヘッド４は、クリーニングヘッドケース４１に回動接続された回動機構７を更に含み、クリーニングヘッド４と吸引ダクト６とは、回動機構７を介して回動接続が実現される。回動機構７は、吸引ダクト６に接続された第一回転アセンブリ７１、及び、クリーニングヘッドケース４１と第一回転アセンブリ７１との間に設けられた第二回転アセンブリ７２とを含み、第二回転アセンブリ７２におけるクリーニングヘッドケース７１に近い端は、クリーニングヘッドケース４１に回動接続される。第一回転アセンブリ７１は、接続機能を有する接続部材７１１と、接続部材７１１におけるクリーニングヘッドケース４１に近い端に設けられた回転軸７１２とを含み、第二回転アセンブリ７２の内壁によって、回転軸７１２を収納するための収容キャビティ（符号なし）が規定されていることで、回転軸７１２が収容キャビティに位置する時に第一回転アセンブリ７１が第二回転アセンブリ７２に対して回転可能である。具体的に、第一回転アセンブリ７１及び第二回転アセンブリ７２は、第一方向に沿って回動し、第二回転アセンブリ７２は、クリーニングヘッドケース４１に対して自身の軸線回りに回転可能であり、クリーニングヘッドケース４１の軸線の位置する方向は、第二方向であり、第一方向が第二方向に垂直に設置される。本実施例において、第一方向は、吸引ダクト６の軸線に垂直な方向であり、第二方向は、吸引ダクト６の位置する軸線である。無論、他の実施例において、第一方向及び第二方向は、他の方向であってもよいが、ここで具体的に限定せず、実際の状況に応じて決定される。

接続部材７１１が吸引ダクト６上に嵌着され、接続部材７１１は、吸引ダクト６に固定接続されるか、又は取り外し可能に接続されてもよいが、ここで具体的に限定せず、実際の状況に応じて決定される。本実施例において、接続部材７１１の少なくとも一部が吸引ダクト６の一端に外装され、接続部材７１１は、吸引ダクト６に取り外し可能に接続され、具体的に、接続部材７１１と吸引ダクト６との間に上記のようなロック機構３が設けられているが、ここで繰り返して述べない。

回転軸７１２は、スカート裾７１３を有し、スカート裾７１３と接続部材７１１との間に摺動溝７１４が形成されており、第一回転アセンブリ７１と第二回転アセンブリ７２とを強固に接続できるように、回転軸７１２の設置数量は、２つとされるとともに、２つの回転軸７１２は、接続部材７１１の両側に対向して設けられている。

第二回転アセンブリ７２は、第一回動部材７２１及び第二回動部材７２４を含み、第一回動部材７２１と第二回動部材７２４との間には、回転軸７１２を収納するための収容キャビティが形成されているとともに、第二回動部材７２４は、第一回動部材７２１の内側に設けられている。第二回転アセンブリ７２は、摺動溝７１４を介して回転軸７１２と回動接続が実現される。具体的に、第一回動部材７２１におけるクリーニングヘッドケース４１に近い端は、クリーニングヘッドケース４１に回動接続され、第一回動部材７２１におけるクリーニングヘッドケース４１から離れた端は、摺動溝７１４内に挿入されて回転軸７１２に回動接続される。第一回動部材７２１は、摺動溝７１４内に伸入した折り曲げ端７２２を有し、折り曲げ端７２２は、第一回動部材７２１におけるクリーニングヘッドケース４１から離れた端から、接続部材７１１に向かって折り曲げられて形成されるとともに、当該折り曲げ端７２２は、回転軸７１２におけるクリーニングヘッドケース４１から離れた側に設けられている。このように設けられる目的としては、第一回動部材７２１と接続部材７１１との間に間隔が形成され、更に第二回動部材７２４の取り付けが容易とされ、第一回転アセンブリ７１と第二回転アセンブリ７２との間の接続の堅牢性が向上されるとともに、第二回転アセンブリ７２とクリーニングヘッドケース４１との間の接続の堅牢性も向上されるようにするためである。そして、折り曲げ端７２２と第一回動部材７２１との間には、スカート裾７１３に滑合する第一ノッチ７２３が形成されており、双方向の摺動は、より柔軟であり、ユーザ体験が向上される。

第二回動部材７２４の少なくとも一部が間隔内に設けられ、本実施例において、第二回動部材７２４の一端が間隔内に設けられており、第二回動部材７２４におけるクリーニングヘッドケース４１に近い端は、クリーニングヘッドケース４１に回動接続され、第二回動部材７２４におけるクリーニングヘッドケース４１から離れた端は、摺動溝７１４内に挿入されて回転軸７１２に回動接続される。第一回動部材７２１と第二回動部材７２４との運動が同期されるように、第一回動部材７２１と第二回動部材７２４とは、クリーニングヘッドケース４１に近い端が固定接続されている。第二回動部材７２４は、摺動溝７１４内に伸入した突出端７２５を有し、突出端７２５は、第二回動部材７２４におけるクリーニングヘッドケース４１から離れた端から、外向きに突き出して形成されている。突出端７２５と接続部材７１１との間には、スカート裾７１３に滑合する第二ノッチ７２６が形成されており、同様に第二回動部材７２４と回転軸７１２との双方向の滑合が実現され、ユーザ体験が向上される。そのため、回転軸７１２は、第一ノッチ７２３及び第二ノッチ７２６内で回転軸７１２の軸線の位置する方向に回動し、軸線の軸線の位置する方向が第一方向である。回転軸７１２の回動によって接続部材７１１が回動されることで、吸引ダクト６が第一方向に沿って回動される。

図９及び図１２を参照して、クリーニングヘッド４は、走行用の輪群８を更に含み、輪群８がクリーニングヘッドケース４１に回動接続されている。ハンディ掃除機１００の使用中にクリーニングヘッド４の前端が浮き上がって掃除効率に影響が与えられることを防止するために、輪群８の少なくとも一部と回転軸７１２との結び線は、回転軸７１２の垂直線と重畳して設置されている。輪群８は、回転軸７１２の近くに設けられた後輪８２と、回転軸７１２から離れて設けられた前輪８１とを含み、本実施例において、後輪８２の垂直線は、回転軸７１２の垂直線と略重畳している（直線ａに示す方向）。これにより、ハンディ掃除機１００の動作中にクリーニングヘッド４の前端が浮き上がって掃除効率に影響が与えられることを回避される。一方、前輪８１と回転軸７１２との結び線と、回転軸７１２の垂直線との間には、２０°よりも大きい夾角がある（直線ｂに示す方向）。これにより、クリーニングヘッド４の重心が前端に寄せられ、同様に前端の浮き上がりが回避される。

図１、図１５及び図１６を参照して、把持部２は、筐体１１に接続されるとともに風取入口１１１の下方に位置するハンドル２１と、ハンドル２１の前方に設けられた支持部材２０と、ハンドル２１に対して運動可能なスイッチ２５と、ハンドル２１内に設けられるとともに電池パック５１及び本体部１に電気的に接続される電流開閉器２６とを含む。説明すべきなのは、ハンドル２１は、把持ケースによって囲まれて形成されており、スイッチ２５は、把持ケースに対して運動可能である。電流開閉器２６は、電源部５と本体部１とを導通させるためのものであり、電流開閉器２６がスイッチ２５によって導通駆動されるため、電流開閉器２６は、スイッチ２５の近くに設けられている。スイッチ２５に外力が印加されることで、スイッチ２５がハンドル２１に対して運動し、更に電流開閉器２６に当接すると、電流開閉器２６が導通するように駆動され、本体部１が動作する。また、把持部２には、信号灯５０に電気的に接続される信号線（不図示）と、駆動機構１２に電気的に接続される電源線（不図示）とが配索されており、信号線の一部は、支持部材２０内に配索され、電源線の一部は、ハンドル２１内に配索されている。説明すべきなのは、信号灯５０は、ハンディ掃除機１００が動作状態にあるかどうかを指し示すためのものである。

把持部２は、中空構造であり、スイッチ２５及び電流開閉器２６は、一部が当該中空構造内に設けられ、電池パック５１とスイッチ２５とを接続する制御接続線（不図示）の全体は、把持部２の内部に収納されている。電池パック５１及びスイッチ２５を把持部２の付近に設けることで、配線が容易となるため、ハンディ掃除機１００の全体構造がコンパクトとなる。

スイッチ２５は、開始位置から最終位置まで、プリセット距離とされる第一ストローク及び第二ストロークを有し、且つスイッチ２５が第二ストロークのみに位置するとき、電源部５によって駆動機構１２が給電される。第一ストロークの距離と第二ストロークの距離との比は、０．５～１．５の間の任意の値であり、第一ストローク及び第二ストロークの具体的な距離及び両者の間の比については、ここで具体的に限定せず、実際の状況に応じて選択可能である。一実施例において、第一ストロークと第二ストロークとは、距離が略同じであってもよい。これにより、ハンディ掃除機１００は、容易に起動可能となる。

把持筐体上に開口２１１が開設されており、スイッチ２５は、開口２１１内に設けられるとともに少なくとも一部が開口２１１から突き出した第一スイッチ部材２５１と、第一スイッチ部材２５１に接続された第二スイッチ部材２５２とを含み、電流開閉器２６は、第二スイッチ部材２５２の近くに設けられている。本実施例において、第一スイッチ部材２５１と第二スイッチ部材２５２とは、一体成形して設けられている。第一スイッチ部材２５１は、押圧面２５１１を有し、押圧面２５１１と開口２１１の位置する平面との間に夾角が備えられていることで、第二ストロークが終了するまでスイッチ２５が運動すると、押圧面２５１１が開口２１１の位置する平面に略平行となる。押圧面２５１１が開口２１１と面一になるまで当該押圧面２５１１が押圧されると、スイッチ２５が電流開閉器２６に当接することで電流開閉器２６が導通され、即ち第二スイッチ部材２５２が電流開閉器２６に当接して、電流開閉器２６が閉じられ、駆動機構１２が動作することで、ダストガス分離機構１３によってダストガスが分離される。具体的に、スイッチ２５は、回動軸２７を介してハンドル２１に回動接続され、第一スイッチ部材２５１及び第二スイッチ部材２５２は、回動軸２７の両側に設けられている。このように設けられる目的としては、クリーニングヘッド４を前方として、第一スイッチ部材２５１に力が印加されることで第一スイッチ部材２５１が駆動されて後方に向かって移動すると、回動軸２７の作用により、第二スイッチ部材２５２が前方に向かって移動されて、第二スイッチ部材２５２と電流開閉器２６との間隔が変えられ、更に第二スイッチ部材２５２と導流部材１３６との当接が実現されるようにするためである。把持部２の高さ方向において、電流開閉器２６は、ハンドル２１内に傾斜して設けられるとともに、第二スイッチ部材２５２の下方に位置しており、第二スイッチ部材２５２の直径は、電流開閉器２６の方向に向かって徐々に小さくなるとともに、第二スイッチ部材２５２における電流開閉器２６に近い端は、滑らかに移行している。これにより、第二スイッチ部材２５２は、電流開閉器２６に対してスムーズに回動可能となる。電流開閉器２６の上方に導通板２６１が設けられており、導通板２６１は、一端が電流開閉器２６に固定され、他端が電流開閉器２６の上方に設けられるとともに電流開閉器２６に接触していない。第二スイッチ部材２５２は、導通板２６１の上方に位置しており、第一スイッチ部材２５１が押圧されることで第二スイッチ部材２５２が回動されることにより、スイッチ２５が第二ストロークに位置するとき、第二スイッチ部材２５２と電流開閉器２６とが当接し、導通板２６１が押し当てられて下向きに移動して電流開閉器２６に接触すると、電流開閉器２６が閉じられ、電源部５によって駆動機構１２が給電される。

また、把持部２は、スイッチ２５をリセットするための弾性部材（不図示）を更に含み、第一スイッチ部材２５１に印加されている力が除去されると、弾性部材によって第一スイッチ部材２５１がリセットするように駆動される。弾性部材は、把持筐体内に水平に設けられ、スイッチ２５上には、弾性部材の変形方向を案内するための第一ガイド柱（不図示）が設けられており、ハンドル２１、即ち、把持ケース上には、弾性部材の変形方向を案内するための第二ガイド柱２１２が設けられており、弾性部材が第一ガイド柱及び第二ガイド柱２１２に接続され、第一ガイド柱及び第二ガイド柱２１２の両方によって弾性部材の位置が規制される。本実施例において、弾性部材は、スプリングであり、他の実施例において、弾性部材は、弾性片等の構造であってもよい。

図３、図１６及び図１７を参照して、電池パック５１は、把持部２に取り外し可能に接続されている。具体的に、電池パック５１上には、把持２に電気的に接続される接続端子５１１と、把持部２に取り外し可能に接続されるロック機構５５が設けられており、接続端子５１１及びロック機構５５は、電池パック５１における着脱方向に沿った同一端に設けられるとともに、接続端子５１１及びロック機構５５は、電池パック５１におけるハンドル２１から離れて支持部材２０に近い側に設けられており、ロック機構５５は、電池パック５１と把持部２とをロックするためのものである。

電池パック５１が把持部２に差込接続され、電池パック５１及び把持部２の一方には、スライド溝５１２が設けられており、電池パック５１及び把持部２の他方には、スライド溝５１２に協働するスライダ２３が設けられている。こうして、迅速な取り外しが実現され、便利で速い。電池パック５１が把持部２に差込接続されると、ロック機構５５によって電池パック５１と把持部２とがロックされる。

電池パック５１は、ハンディ掃除機１００を支持するための底壁５１７と、底壁５１７に隣接する側壁５１８とを含み、ロック機構５５は、解放ボタン５５１と、解放ボタン５５１に接続されて電池パック５１と把持部２とをロックするためのロック部材５５２とを含み、解放ボタンは、側壁５１８上に設けられており、操作が便利であり、解放ボタン５５１に圧力を印加することでロック部材５５２を移動させれば、電池パック５１と把持部２とを解放して分離可能となるが、無論、他の実施例において、電池パック５１と把持部２との間の接続方式は、スナップフィット等の方式であってもよいが、ここで一つ一つ列挙しない。

把持部２上に差込接続部２２が設けられており、差込接続部２２が接続端子５１１に電気的に接続されることで、電池パック５１による把持部２への給電が実現される。接続端子５１１と差込接続部２２とのドッキング、及び電池パック５１と把持部２とのドッキングを容易にするために、接続端子５１１とスライド溝５１２又はスライダ２３とは、電池パック５１における把持部２に向いて設けられた面に位置する。これにより、ハンディ掃除機１００の構造が簡素化される。

本実施例において、スライド溝５１２は、電池パック５１上に設けられ、スライダ２３は、把持部２上に設けられている。電池パック５１と把持部２との差込接続方向を前方として、スライド溝５１２には、前方に向いて設けられたスライド溝開口５１２１が備えられており、接続端子５１１は、スライド溝５１２又はスライダ２３における電池パック５１の縁に近い側に位置している。

把持部２のスライダ２３が電池パック５１上におけるスライド溝５１２のスライド溝開口５１２１から進入すると、スライダ２３とスライド溝５１２とが協働して把持部２と電池パック５１とが固定され、力を印加すれば、スライダ２３をスライド溝５１２内から容易に抜け出させて、電池パック５１を把持部２上から取り外すことができ、操作が簡単でかつ便利であり、手間が省かれるとともに省力化される。

電池パック５１と把持部２との接続の安定性を更に高めるためには、電池パック５１上に締結部材５１３が設けられており、把持部２上には、締結部材５１３の位置に対応するとともに締結部材５１３に螺合する第一ネジ孔２４が更に設けられている。電池パック５１上には、締結部材５１３に螺合する第二ネジ孔５１４が貫設されており、締結部材５１３は、第二ネジ孔５１４内に位置するとともに、第一ネジ孔２４に螺接することで電池パック５１と把持部２とを固定するものであり、締結部材５１３は、ねじ等の構造である。電池パック５１を把持部２から取り外す場合、先に締結部材５１３を電池パック５１から取り除けばよく、電池パック５１を把持部２上に固定する場合、締結部材５１３を、順次に第二ネジ孔５１４及び第一ネジ孔２４を通過させて協働して固定すればよい。無論、他の実施例において、電池パック５１と把持部２との固定方式は、例えばスナップフィット等の他の方式であってもよい。

電池パック５１は、互いに電気的に接続されたいくつかの電池セルが設けられた電池セルアセンブリ５１５と、電池セルアセンブリ５１５を収容する密閉キャビティが形成された電池パックケース５１６とを含み、スライド溝５１２又はスライダ２３は、電池パックケース５１６の外側に設けられている。本実施例において、電池セルの設置数量が６つとされるが、無論、他の実施例において、電池セルの数量は、他の数量とされてもよく、実際の状況に応じて決定され、ここで具体的に限定しない。また、電池パック５１内には、電池セルを冷却するための冷却流路（不図示）が設けられており、冷却流路のガス出口５６は、側壁５１８上に設けられるとともに、接続端子５１１から離れた端に位置している。これにより、電池セルの使用寿命及び使用中の安全性能が高められる。

図１又は図２を参照して、電池パック５１と把持部２との差込接続方向を前方として、電池パック５１は、電池セルアセンブリ５１５に電気的に接続される電源線５２を更に含み、電源線５２は、電池パック５１の前側に設けられ、電源線５２は、電池パック５１を充電するために外部の商用電源に接続される。無論、他の実施例において、電池パックは、電源線のインターフェース５３を含み、インターフェース５３、接続端子５１１及びロック機構が電池パック５１の同一端に設けられている。電源線５２は、インターフェース５３を介して電池パック５１に取り外し可能に接続され、電池パック５１の充電が必要となる場合、電源線５２をインターフェース５３に挿入すればよい。

電池パック５１は、電池パックケース５１６内に設けられるとともに電池セルアセンブリ５１５に電気的に接続された回路アセンブリ５４を更に含み、当該回路アセンブリ５４は、回路板であり、接続端子５１１は、当該回路板上に設けられ、回路板は、電池パック５１を接続端子５１１に電気的にドッキングさせるためのものである。

説明すべきなのは、電池パック５１は、外部の商用電源に接続される電源線５２であってもよいが、電源線５２の長さが制限されているため、ハンディ掃除機１００は、使用中にその距離が制限される。

以上の実施例の各技術的特徴は、任意に組み合わせることが可能である。なお、説明を簡潔にするために、上記実施例における各技術的特徴の可能な組み合わせは、すべて説明されているわけではない。ただし、これらの技術的特徴の組み合わせは、矛盾がない限り、すべて本明細書に記載の範囲内とされるべきである。

以上の実施例は、本発明のいくつかの実施形態を掲示したものに過ぎず、その説明が比較的具体的かつ詳細であるが、本発明の特許範囲に対する制限として理解されてはならない。留意されたいのは、当業者であれば、本発明の構想から逸脱することなく、いくつかの変形及び改良を行うことが可能であり、これら変形及び改良は、すべて本発明の保護範囲に含まれる。したがって、本発明の特許保護範囲は、以下に添付される特許請求の範囲に準じるべきである。

Claims

クリーニングヘッドであって、
規定が吸引口されたクリーニングヘッドケースと、
前記クリーニングヘッドケースに回動接続された回動機構であって、第一回転アセンブリ、及び、前記クリーニングヘッドケースと前記第一回転アセンブリとの間に設けられた第二回転アセンブリを含む回動機構とを含み、
前記第一回転アセンブリは、接続機能を有する接続部材と、前記接続部材における前記クリーニングヘッドケースに近い端に設けられた回転軸とを含み、前記第二回転アセンブリの内壁によって、前記回転軸を収納するための収容キャビティが規定されていることで、前記回転軸が前記収容キャビティに位置する時に前記第一回転アセンブリが前記第二回転アセンブリに対して回転可能である、ことを特徴とするクリーニングヘッド。
前記第二回転アセンブリは、第一回動部材及び第二回動部材を含み、前記第一回動部材と前記第二回動部材との間には、前記回転軸を収納するための前記収容キャビティが形成されている、ことを特徴とする請求項１に記載のクリーニングヘッド。
前記第二回動部材は、前記第一回動部材の内側に設けられている、ことを特徴とする請求項２に記載のクリーニングヘッド。
前記回転軸は、スカート裾を有し、前記スカート裾と前記接続部材との間に摺動溝が形成されており、前記第二回転アセンブリは、前記摺動溝を介して前記回転軸と回動接続が実現される、ことを特徴とする請求項２に記載のクリーニングヘッド。
前記第一回動部材は、前記摺動溝内に伸入した折り曲げ端を有し、前記折り曲げ端は、前記第一回動部材における前記クリーニングヘッドケースから離れた端から、前記接続部材に向かって折り曲げられて形成され、前記折り曲げ端と前記第一回動部材との間には、前記スカート裾に滑合する第一ノッチが形成されている、ことを特徴とする請求項４に記載のクリーニングヘッド。
前記第二回動部材は、前記摺動溝内に伸入した突出端を有し、前記突出端は、前記第二回動部材における前記クリーニングヘッドケースから離れた端から、外向きに突き出して形成され、前記突出端と前記接続部材との間には、前記スカート裾に滑合する第二ノッチが形成されている、ことを特徴とする請求項５に記載のクリーニングヘッド。
前記第一回動部材と第二回動部材との運動が同期されるように、前記第一回動部材と第二回動部材とは、前記クリーニングヘッドケースに近い端が固定接続されている、ことを特徴とする請求項２に記載のクリーニングヘッド。
前記第二回転アセンブリにおける前記クリーニングヘッドケースに近い端は、前記クリーニングヘッドケースに回動接続されている、ことを特徴とする請求項１に記載のクリーニングヘッド。
前記第二回転アセンブリは、前記クリーニングヘッドケースに対して自身の軸線回りに回転可能である、ことを特徴とする請求項８に記載のクリーニングヘッド。
ハンディ掃除機であって、前記ハンディ掃除機の吸引ダクトが請求項１～９の何れかに記載のクリーニングヘッドに接続可能である、ことを特徴とするハンディ掃除機。
クリーニングヘッドであって、
収容空間が規定されたクリーニングヘッドケースと、
前記収容空間内に設けられ、周方向外面に刷毛機構が設けられたドラムとを含み、
前記刷毛機構は、
前記ドラムの周方向外面に設けられたベースと、
前記ベースに離間して固定された第一刷毛アセンブリ及び第二刷毛アセンブリであって、前記第一刷毛アセンブリの長さが前記第二刷毛アセンブリの長さよりも大きく、前記第一刷毛アセンブリの硬度が前記第二刷毛アセンブリの硬度よりも大きい第一刷毛アセンブリ及び第二刷毛アセンブリとを含む、ことを特徴とするクリーニングヘッド。
前記第一刷毛アセンブリと前記第二刷毛アセンブリとの間の高さの差の範囲は、０．１～１．５ｍｍである、ことを特徴とする請求項１１に記載のクリーニングヘッド。
前記第一刷毛アセンブリと前記第二刷毛アセンブリとの間の高さの差の範囲は、０．６～１ｍｍである、ことを特徴とする請求項１２に記載のクリーニングヘッド。
前記第一刷毛アセンブリは、いくつかの第一刷毛を含み、前記第一刷毛の直径は、０．１ｍｍ以上０．５ｍｍ以下である、ことを特徴とする請求項１１に記載のクリーニングヘッド。
前記第一刷毛の直径は、０．３ｍｍ以上０．４ｍｍ以下である、ことを特徴とする請求項１４に記載のクリーニングヘッド。
前記第二刷毛アセンブリは、いくつかの第二刷毛を含み、前記第二刷毛の直径は、０．０５ｍｍ以下である、ことを特徴とする請求項１１に記載のクリーニングヘッド。
前記第一刷毛アセンブリは、前記ドラム上に螺旋状に分布されている、ことを特徴とする請求項１１に記載のクリーニングヘッド。
前記第一刷毛アセンブリの幅の値は、４～１０ｍｍの何れかの数値であり、前記第二刷毛アセンブリの幅の値は、３０～５０ｍｍの何れかの数値である、ことを特徴とする請求項１１に記載のクリーニングヘッド。
前記第一刷毛アセンブリの幅の値は、７～９ｍｍの何れかの数値であり、前記第二刷毛アセンブリの幅の値は、３８～４２ｍｍの何れかの数値である、ことを特徴とする請求項１８に記載のクリーニングヘッド。
ハンディ掃除機であって、前記ハンディ掃除機の吸引口が請求項１１～１９の何れかに記載のクリーニングヘッドに取り外し可能に接続される、ことを特徴とするハンディ掃除機。
クリーニングヘッドであって、
収容空間が規定されたクリーニングヘッドケースと、
前記収容空間内に設けられたドラムと、
前記クリーニングヘッドケースに回動接続された回動機構であって、前記回動機構は、回転軸を有し、前記クリーニングヘッドは、走行用の輪群を有し、前記輪群の少なくとも一部と前記回転軸との結び線は、前記回転軸の垂直線と略重畳している回動機構とを含む、ことを特徴とするクリーニングヘッド。
前記輪群は、前記回転軸の近くに設けられた後輪を含み、前記後輪の垂直線は、前記回転軸の垂直線と略重畳している、ことを特徴とする請求項２１に記載のクリーニングヘッド。
前記輪群は、前記回転軸から離れて設けられた前輪を含み、前記前輪と前記回転軸との結び線と、前記回転軸の垂直線との間には、２０°よりも大きい夾角がある、ことを特徴とする請求項２１に記載のクリーニングヘッド。
前記クリーニングヘッドは、前記クリーニングヘッドケース上に設けられた毛ストリップアセンブリを更に含み、クリーニングヘッドがクリーニングのために目標物に接触したとき、前記毛ストリップアセンブリと前記ドラムとの間には、気流の外漏れを防止するための密閉キャビティが形成されている、ことを特徴とする請求項２１に記載のクリーニングヘッド。
前記毛ストリップアセンブリは、前記クリーニングヘッドケースの径方向に沿って分布されるとともに対向して設けられた第一毛ストリップと、前記第一毛ストリップを接続するための第二毛ストリップとを含み、前記第一毛ストリップにおける前記第二毛ストリップから離れた端は、上向きに傾斜して設けられている、ことを特徴とする請求項２４に記載のクリーニングヘッド。
前記第一毛ストリップにおける前記第二毛ストリップから離れた端と、前記クリーニングヘッドケースの前端との距離は、前記ドラムの軸線と前記クリーニングヘッドケースの前端との距離よりも小さい、ことを特徴とする請求項２５に記載のクリーニングヘッド。
前記クリーニングヘッドケース上には、一端が前記ドラムに当接して前記ドラムをクリーンアップする櫛歯が更に設けられている、ことを特徴とする請求項２４に記載のクリーニングヘッド。
前記クリーニングヘッドケース上には、ダストガスを吸入するための吸引口が設けられており、前記クリーニングヘッドの高さ方向において、前記櫛歯が前記吸引口の上方に設けられている、ことを特徴とする請求項２７に記載のクリーニングヘッド。
前記ドラムの周方向外面に刷毛機構が設けられ、前記刷毛機構は、前記ドラム上に螺旋状に設けられている、ことを特徴とする請求項２１に記載のクリーニングヘッド。
ハンディ掃除機であって、前記ハンディ掃除機の吸引ダクトが請求項２１～２９の何れかに記載のクリーニングヘッドに接続可能である、ことを特徴とするハンディ掃除機。
ハンディ掃除機であって、
吸引ダクトと、前記吸引ダクトに沿って流れる気流を発生するための駆動機構と、前記吸引ダクトに連通されて汚物及び塵埃を前記気流から分離するためのダストガス分離機構とを含む本体部と、
前記本体部に接続された把持用の把持部とを含み、
前記ダストガス分離機構は、前記本体部によって規定された収容空間内に取り外し可能に取り付けられており、ハウジングと、前記ハウジング内に設けられたサイクロン分離アセンブリと、前記ハウジングの開口に設けられた固定フレーム及び風吹出ヘパとを含み、前記サイクロン分離アセンブリ及び前記風吹出ヘパの両方が前記固定フレームと前記ハウジングとの分離後に前記固定フレーム上に保持されるように、前記サイクロン分離アセンブリ及び前記風吹出ヘパの両方は、前記固定フレームに取り付けられている、ことを特徴とするハンディ掃除機。
前記サイクロン分離アセンブリは、前記固定フレームに取り外し可能に接続されている、ことを特徴とする請求項３１に記載のハンディ掃除機。
前記固定フレームの外面の少なくとも一部によって前記ハンディ掃除機の外面の一部が形成されている、ことを特徴とする請求項３２に記載のハンディ掃除機。
前記固定フレームにおける前記サイクロン分離アセンブリから離れた側に収容キャビティが規定されており、前記風吹出ヘパは、前記収容キャビティ内に設けられている、ことを特徴とする請求項３１に記載のハンディ掃除機。
前記収容キャビティにおける前記サイクロン分離アセンブリから離れた側には、前記風吹出ヘパの着脱用のキャビティ口が備えられている、ことを特徴とする請求項３４に記載のハンディ掃除機。
前記風吹出ヘパと前記駆動機構との間には、シール性を強化するための第一シール部材が更に設けられている、ことを特徴とする請求項３１に記載のハンディ掃除機。
前記サイクロン分離アセンブリは、サイクロンコーンと、前記サイクロンコーンに接続された篩網と含み、前記篩網は、前記サイクロンコーンの外側に外装されて前記サイクロンコーンとの間に隙間がある、ことを特徴とする請求項３１に記載のハンディ掃除機。
前記サイクロンコーンは、前記篩網と前記固定フレームとの間に設けられ、前記サイクロンコーンは、前記篩網を介して前記固定フレームに取り外し可能に取り付けられている、ことを特徴とする請求項３７に記載のハンディ掃除機。
前記篩網における前記駆動機構から離れた端と、前記サイクロンコーンにおける前記駆動機構から離れた端とがシール接続されている、ことを特徴とする請求項３７に記載のハンディ掃除機。
前記篩網における前記駆動機構に近い端と、前記ハウジングとの間には、シール性を強化するための第二シール部材が設けられている、ことを特徴とする請求項３９に記載のハンディ掃除機。
ハンディ掃除機であって、
吸引ダクトと、前記吸引ダクトに沿って流れる気流を発生するための駆動機構と、前記吸引ダクトに連通されて汚物及び塵埃を前記気流から分離するためのダストガス分離機構とを含む本体部と、
前記本体部に接続された把持用の把持部と、
前記把持部に取り外し可能に接続された電池パックとを含み、
前記電池パック上には、前記把持部に電気的に接続される接続端子と、前記把持部に取り外し可能に接続されるロック機構とが設けられており、前記接続端子及び前記ロック機構は、前記電池パックにおける着脱方向に沿った同一端に設けられている、ことを特徴とするハンディ掃除機。
前記把持部は、ハンドルと、前記ハンドルの前方に設けられた支持部材とを含み、前記接続端子及び前記ロック機構は、前記電池パックにおける前記ハンドルから離れた側に設けられている、ことを特徴とする請求項４１に記載のハンディ掃除機。
前記把持部には、信号灯に電気的に接続される信号線と、前記駆動機構に電気的に接続される電源線とが配索されており、前記信号線の一部は、前記支持部材内に配索され、前記電源線の一部は、前記ハンドル内に配索されている、ことを特徴とする請求項４２に記載のハンディ掃除機。
前記電池パックは、前記ハンディ掃除機を支持するための底壁と、前記底壁に隣接する側壁とを含み、前記ロック機構は、前記側壁上に設けられた解放ボタンを含む、ことを特徴とする請求項４１に記載のハンディ掃除機。
前記電池パック内には、電池セルを冷却するための冷却流路が設けられ、前記冷却流路のガス出口は、前記側壁上に設けられている、ことを特徴とする請求項４４に記載のハンディ掃除機。
前記冷却流路のガス出口は、前記接続端子から離れた端に設けられている、ことを特徴とする請求項４５に記載のハンディ掃除機。
前記電池パックが前記把持部に差込接続され、前記電池パック及び前記把持部の一方には、スライド溝が設けられており、前記電池パック及び前記把持部の他方には、前記スライド溝に協働するスライダが設けられている、ことを特徴とする請求項４１に記載のハンディ掃除機。
前記接続端子は、前記スライド溝又は前記スライダにおける前記電池パックの縁に近い側に位置している、ことを特徴とする請求項４７に記載のハンディ掃除機。
前記スライド溝には、前記接続端子の位置する端に向くスライド溝開口が備えられている、ことを特徴とする請求項４７に記載のハンディ掃除機。
前記電池パックは、電源線のインターフェースを含み、前記インターフェース、前記接続端子及び前記ロック機構が前記電池パックの同一端に設けられている、ことを特徴とする請求項４１に記載のハンディ掃除機。
ハンディ掃除機であって、
吸引ダクトと、前記吸引ダクトに沿って流れる気流を発生するための駆動機構と、前記吸引ダクトに連通されて汚物及び塵埃を前記気流から分離するためのダストガス分離機構とを含む本体部と、
前記本体部に接続された把持用の把持部と、
前記本体部に給電するための電源部とを含み、
前記把持部は、把持ケースと、前記把持ケースに対して運動可能なスイッチとを含み、前記スイッチは、開始位置から最終位置まで第一ストローク及び第二ストロークを有し、前記第一ストローク及び第二ストロークの各々は、対応するプリセット距離を有し、且つ前記スイッチが前記第二ストロークのみに位置するとき、前記電源部によって前記駆動機構が給電される、ことを特徴とするハンディ掃除機。
前記第一ストロークの距離と前記第二ストロークの距離との比は、０．５～１．５の間の任意の値である、ことを特徴とする請求項５１に記載のハンディ掃除機。
前記第一ストロークと前記第二ストロークとは、距離が略同じである、ことを特徴とする請求項５２に記載のハンディ掃除機。
前記スイッチは、回転軸を介して前記把持ケースに回動接続され、前記第一スイッチ部材及び第二スイッチ部材は、前記回転軸の両側に設けられており、前記第一スイッチ部材が押圧されることで前記第二スイッチ部材が回動されることにより、前記スイッチが前記第二ストロークに位置するとき、前記電源部によって前記駆動機構が給電される、ことを特徴とする請求項５１に記載のハンディ掃除機。
前記把持部の高さ方向において、前記第二スイッチ部材の下方には、前記電源部と前記本体部とを導通させるための電流開閉器が設けられている、ことを特徴とする請求項５４に記載のハンディ掃除機。
前記第二スイッチ部材の直径は、前記電流開閉器に向かう方向に沿って徐々に小さくなるとともに、前記第二スイッチ部材における前記電流開閉器に近い端は、滑らかに移行している、ことを特徴とする請求項５５に記載のハンディ掃除機。
前記第一スイッチ部材と第二スイッチ部材とは、一体成形して設けられている、ことを特徴とする請求項５４に記載のハンディ掃除機。
前記把持筐体上に開口が開設されており、前記第一スイッチ部材は、少なくとも一部が前記開口から突き出すように設けられており、前記第一スイッチ部材は、押圧面を有し、前記押圧面と前記開口の位置する平面との間に夾角が備えられていることで、前記第二ストロークが終了するまで前記スイッチが運動すると、前記押圧面が前記開口の位置する平面に略平行となる、ことを特徴とする請求項５４に記載のハンディ掃除機。
前記把持部は、前記スイッチをリセットするための弾性部材を更に含み、前記弾性部材は、前記把持筐体内に水平に設けられている、ことを特徴とする請求項５１に記載のハンディ掃除機。
前記スイッチ上には、前記弾性部材の変形方向を案内するための第一ガイド柱が設けられ、前記把持ケース上には、前記弾性部材の変形方向を案内するための第二ガイド柱が設けられ、前記弾性部材は、前記第一ガイド柱及び第二ガイド柱に接続されている、ことを特徴とする請求項５９に記載のハンディ掃除機。
ハンディ掃除機であって、
吸引ダクトと、前記吸引ダクトに沿って流れる気流を発生するための駆動機構と、前記吸引ダクトに連通されて汚物及び塵埃を前記気流から分離するためのダストガス分離機構とを含む本体部と、
前記本体部に接続された把持用の把持部とを含み、
前記ダストガス分離機構は、サイクロンコーンを有するサイクロン分離アセンブリを含み、前記サイクロンコーンは、いくつかのコーン体を含み、各々の前記コーン体は、ダストガスを前記コーン体内に流入させるための入口と、ダストガスに対する分離後に気流を流出させるための出口とを有し、前記出口の長さは、前記入口の長さの１．３～１．５倍である、ことを特徴とするハンディ掃除機。
前記入口は、対向して設けられた第一側辺と、対向して設けられるとともに前記第一側辺に接続された第二側辺とを有し、前記第一側辺の長さと前記第二側辺の長さとの比の範囲は、１．４～１．７である、ことを特徴とする請求項６１に記載のハンディ掃除機。
前記コーン体の長さは、前記入口の長さの３～５倍である、ことを特徴とする請求項６１に記載のハンディ掃除機。
前記コーン体の長さは、前記入口の長さの４倍である、ことを特徴とする請求項６３に記載のハンディ掃除機。
いくつかの前記コーン体は、円形アレイ状に分布されており、前記コーン体における前記サイクロン分離アセンブリの縦方向軸線から離れた外壁の一部と前記縦方向軸線とは、プリセット角度を成しており、前記コーン体における前記サイクロン分離アセンブリの縦方向軸線に近い外壁の一部と前記縦方向軸線とは、略平行である、ことを特徴とする請求項６１に記載のハンディ掃除機。
前記サイクロン分離アセンブリは、中心軸を有し、外側に位置する前記コーン体は、前記中心軸に向かって傾斜して設けられている、ことを特徴とする請求項６５に記載のハンディ掃除機。
前記サイクロン分離アセンブリは、前記サイクロンコーンに接続された篩網を更に含み、前記篩網は、前記サイクロンコーンの外側に外装されて前記サイクロンコーンとの間に隙間がある、ことを特徴とする請求項６１に記載のハンディ掃除機。
前記篩網における前記駆動機構から離れた端と、前記サイクロンコーンにおける前記駆動機構から離れた端とがシール接続されている、ことを特徴とする請求項６７に記載のハンディ掃除機。
前記筐体上には、前記駆動機構の近くに設けられた風取入口が開設されており、前記ダストガス分離機構は、貫通孔を有するハウジングと、前記サイクロン分離アセンブリの両側にそれぞれ設けられたダストカップ及び風吹出ヘパとを含み、前記サイクロン分離アセンブリは、前記ハウジング内に設けられるとともに前記貫通孔を介して前記風取入口に連通されている、ことを特徴とする請求項６１に記載のハンディ掃除機。
前記風吹出ヘパは、前記サイクロン分離アセンブリにおける前記駆動機構に近い側に設けられており、前記ダストガス分離機構は、前記サイクロン分離アセンブリに接続された固定フレームを更に含み、前記固定フレームは、前記風吹出ヘパを挟持固定するとともに前記駆動機構に係合してドッキングさせるためのものである、ことを特徴とする請求項６９に記載のハンディ掃除機。
ハンディ掃除機であって、
吸引ダクトと、前記吸引ダクトに沿って流れる気流を発生するための駆動機構と、前記吸引ダクトに連通されて汚物及び塵埃を前記気流から分離するためのダストガス分離機構とを含む本体部と、
前記本体部に接続された把持用の把持部とを含み、
前記本体部上には、前記駆動機構の近くに設けられた風取入口が開設されており、前記ダストガス分離機構は、前記風取入口の近くに設けられてダストガスを濾過するための篩網を含み、前記篩網には、いくつかの網目が開設されているとともに、前記風取入口から離れて設けられた第一端が備えられており、前記第一端には、前記篩網から離れて外向きに延在するスカート部が設けられており、前記スカート部の開始端と、前記第一端の近くに設けられた網目との間隔は、第一間隔であり、前記ダストガス分離機構の軸方向に沿って、前記いくつかの網目によって占められる長さは、第二間隔であり、前記第一間隔は、少なくとも前記第二間隔の５分の１である、ことを特徴とするハンディ掃除機。
前記第一端と、前記第一端の近くに設けられた網目との間隔は、５ｍｍ以上である、ことを特徴とする請求項７１に記載のハンディ掃除機。
前記篩網には、前記風取入口の近くに設けられた第二端が更に備えられており、前記第二端と、前記第二端の近くに設けられた網目との間隔は、第三間隔であり、前記第三間隔は、少なくとも前記第二間隔の５分の１である、ことを特徴とする請求項７１に記載のハンディ掃除機。
前記第二端と、前記第二端の近くに設けられた網目との間隔は、５ｍｍ以上である、ことを特徴とする請求項７３に記載のハンディ掃除機。
前記ダストガス分離機構は、前記篩網に接続された導流部材を更に含み、前記導流部材は、気流を前記篩網に導くためのものである、ことを特徴とする請求項７３に記載のハンディ掃除機。
前記導流部材は、前記第二端に設けられており、前記導流部材は、前記網目の近くに設けられた導流面を有する、ことを特徴とする請求項７５に記載のハンディ掃除機。
前記導流面は、前記第二端に近い方向から、前記第二端から離れた方向に向かって、上から下に傾斜した斜面である、ことを特徴とする請求項７６に記載のハンディ掃除機。
前記導流部材は、第一導流部材と、前記第一導流部材に接続された第二導流部材とを含み、前記第一導流部材は、前記篩網の外周面に沿って設けられ、前記第二導流部材は、前記第二端から前記第一端に向かって延在している、ことを特徴とする請求項７５に記載のハンディ掃除機。
前記ダストガス分離機構の軸方向において、前記導流部材の末端の長さは、前記風取入口の長さと略同じである、ことを特徴とする請求項７５に記載のハンディ掃除機。
前記吸引ダクトの気流方向は、前記ダストガス分離機構の軸方向に略平行である、ことを特徴とする請求項７１に記載のハンディ掃除機。
ハンディ掃除機であって、
吸引ダクトと、前記吸引ダクトに沿って流れる気流を発生するための駆動機構と、前記吸引ダクトに連通されて汚物及び塵埃を前記気流から分離するためのダストガス分離機構とを含む本体部と、
前記本体部に接続された把持用の把持部とを含み、
前記駆動機構の回転軸線と前記ダストガス分離機構の縦方向軸線とは、略重なり合っており、前記把持部の軸線は、前記駆動機構と前記ダストガス分離機構との間の領域を通って延在している、ことを特徴とするハンディ掃除機。
前記ダストガス分離機構は、サイクロン分離アセンブリと、前記サイクロン分離アセンブリに接続されて前記駆動機構の近くに接続された風吹出ヘパとを含み、前記把持部の軸線は、前記風吹出ヘパを通って延在している、ことを特徴とする請求項８１に記載のハンディ掃除機。
前記筐体上には、前記駆動機構の近くに設けられた風取入口が開設されており、前記ダストガス分離機構は、貫通孔を有するハウジングを含み、前記ハウジングは、前記貫通孔を介して前記風取入口に連通して設けられ、前記サイクロン分離アセンブリは、前記ハウジング内に設けられている、ことを特徴とする請求項８２に記載のハンディ掃除機。
前記駆動機構の外側の筐体の直径は、前記ハウジングの直径よりも小さい、ことを特徴とする請求項８３に記載のハンディ掃除機。
前記風取入口は、前記把持部の上方に位置している、ことを特徴とする請求項８３に記載のハンディ掃除機。
前記動作部は、レバー体を介して前記筐体に接続され、前記レバー体は、前記風取入口に連通して設けられている、ことを特徴とする請求項８３に記載のハンディ掃除機。
前記風吹出ヘパと前記駆動機構との間には、シール性を強化するための第一シール部材が更に設けられている、ことを特徴とする請求項８２に記載のハンディ掃除機。
前記ダストガス分離機構は、前記サイクロン分離アセンブリに接続された固定フレームを更に含み、前記固定フレームは、前記風吹出ヘパを挟持固定するとともに前記駆動機構に係合してドッキングさせるためのものである、ことを特徴とする請求項８２に記載のハンディ掃除機。
前記ハンディ掃除機は、前記駆動機構に給電するための電源部を更に含み、前記電源部は、前記把持部における前記駆動機構から離れた端に位置している、ことを特徴とする請求項８１に記載のハンディ掃除機。
前記ダストガス分離機構は、前記本体部によって規定された収容空間内に取り外し可能に取り付けられている、ことを特徴とする請求項８１に記載のハンディ掃除機。