JP2023533152A - 高温高性能アルミニウム銅マグネシウム合金製製品の使用 - Google Patents

高温高性能アルミニウム銅マグネシウム合金製製品の使用 Download PDF

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Abstract

本発明は、重量%でCu:3.6~4.4;Mg:1.2~1.4;Mn:0.5~0.8;Zr:≦0.15;Ti:0.01~0.15;Si≦0.20;Fe≦0.20;Zn≦0.25;他の元素は0.05未満;残りはアルミニウムの組成のアルミニウム合金製の、質別T8の展伸製品の使用であって、前記製品が少なくとも200時間の有意な継続時間の間80℃から250℃の温度に保たれる用途における使用に関する。本発明による使用を目的とした製品は、とりわけ真空ポンプのような吸気ポンプのロータや他の部品のような用途において特に有用である。【選択図】図1

Description

本発明は、アルミニウム-銅-マグネシウム合金製の製品、より詳細には、高温で活用されることを目的とした、そのような製品、それらの製造方法および使用方法に関する。
いくつかのアルミニウム合金は、合金が典型的には80℃と250℃との間また概して100℃と200℃との間の高い使用温度を有する、例えば自動車産業や宇宙航空産業におけるエンジンのすぐ近くの構造部品や締結手段としての用途、またはとりわけ真空ポンプのような吸気ポンプのロータや他の部品としての用途のために一般に使用されている。
これらの合金は、高温での良好な機械的性能を必要とする。高温での良好な機械的性能とはとりわけ、一方では熱安定性、すなわち周囲温度で測定される機械的特性が使用温度での長時間の時効後に安定していることを意味し、また他方では熱性能、すなわち高温で測定される機械的特性(静的機械的特性、耐クリープ性)が高いことを意味する。
このタイプの用途で知られている合金の中で、AA2618合金を挙げることができ、該合金は以下(重量%)を含み、コンコルドの製造のために使用された:
Cu:1.9~2.7 Mg:1.3~1.8 Fe:0.9~1.3、Ni:0.9~1.2 Si:0.10~0.25 Ti:0.04~0.10。
仏国特許発明第2279852号明細書は、鉄およびニッケルの含有量を減らした、以下の組成(重量%)の合金を提案している:
Cu:1.8~3 Mg:1.2~2.7 Si<0.3 Fe:0.1~0.4 Ni+Co:0.1~0.4 (Ni+Co)/Fe:0.9~1.3。
合金はまたZr、Mn、Cr、VまたはMoを0.4%未満の含有量で含むことも可能であり、また場合によってはCd、In、SnまたはBeをそれぞれ0.2%未満、Znを8%未満、またはAgを1%未満含むことも可能である。この合金によって、耐亀裂伝播性を表す応力集中係数K1cが実質的に向上する。
欧州特許出願公開第0756017号明細書は、高い耐クリープ性の、以下の組成(重量%)のアルミニウム合金を対象としている:
Cu:2.0~3.0 Mg:1.5~2.1 Mn:0.3~0.7
Fe<0.3 Ni<0.3 Ag<1.0 Zr<0.15 Ti<0.15
さらにSiを、0.3<Si+0.4Ag<0.6のように含み、
他の元素はそれぞれ0.05未満で合計0.15未満。
ロシア連邦特許第2210614号明細書は、以下の組成(重量%)の合金を記述している:
Cu:3.0~4.2 Mg:1.0~2.2 Mn:0.1~0.8 Zr:0.03~0.2 Ti:0.012~0.1、V:0.001~0.15
Ni:0.001~0.25とCo:0.001~0.25とのうちの少なくとも一つの元素、残りはアルミニウム。
国際公開第2012/140337号は、重量%でCu:2.6~3.7;Mg:1.5~2.6;Mn:0.2~0.5;Zr:≦0.16;Ti:0.01~0.15;Cr≦0.25;Si≦0.2;Fe≦0.2;他の元素は0.05未満で残りはアルミニウム;なおCu>-0.9(Mg)+4.3かつCu<-0.9(Mg)+5.0;ここでCu=Cu-0.74(Mn-0.2)-2.28Fe、またSiが0.05以上の場合Mg=Mg-1.73(Si-0.05)またSiが0.05未満の場合Mg=Mgである組成のAl-Cu-Mgアルミニウム合金製展伸製品およびそれらの製造方法に関している。この出願において言及されている合金は、製品が100℃から200℃、典型的にはおよそ150℃の温度に保たれる用途のためにとりわけ有用である。この出願において言及されている製品は、ねじやボルトやリベットのような、自動車用エンジン内で使用されることを目的とした締結部品のために、または飛行機のナセルおよび/もしくは連結用支柱、飛行機の翼の前縁および超音速機の胴体の部品の製造のために有用である。
中国特許出願公開第104164635号明細書は、アルミニウム合金製ドリルロッド用Al-Cu-Mg合金の周囲温度での強度および高温性能を向上させるための方法を記述している。該方法は、Al-Cu-Mg合金を溶体化処理後に予備延伸して0%から8%変形し、ついで160℃から190℃で4時間から120時間の間加熱し、ついで合金を炉から取り出し、合金に空冷を行う工程を含み、Al-Cu-Mg合金におけるマグネシウムに対する銅の含有量の割合は5以下であり、合金の組成は重量%でCu:4.0%~4.3%、Mg:1.5%~1.6%、Mn:0.4%~0.6%、Ti:0.1%~0.15%、残りはAlである。
中国特許出願公開第107354413号明細書は、石油採掘のための高強度耐熱性アルミニウム合金材料の調合技術に関しており、またアルミニウム合金の熱処理の技術分野に属している。合金の成分は、Si<0.35、Fe<0.45、Cu 4.0~4.5、Mn 0.40~0.80、Mg 1.3~1.7、Zn<0.10、Ti 0.08~0.20、Zr 0.10~0.15および他の不純物0.00~0.15のように決定される。
ロシア連邦特許第2278179号明細書は、航空宇宙の分野における構造材料として有用なアルミニウム-銅-マグネシウム合金に関しており、合金は(質量%で)銅3.8~5.5;マグネシウム0.3~1.6;マンガン0.2~0.8;チタン0.5×10-6~0.07;テルル0.5×10-5~0.01と、銀0.2~1.0;ニッケル0.5×10-6~0.05;亜鉛0.5×10-6~0.1;ジルコニウム0.05~0.3;クロム0.05~0.3;鉄0.5×10-6~0.15;ケイ素0.5×10-6~0.1;水素0.1×10-5~2.7×10-5を含む群からの少なくとも一つの元素と;残りであるアルミニウムとを含む。
国際公開第2020/074818号は、重量%でCu 3.4~4.0;Mg 0.5~0.8;Mn 0.1~0.7;Fe≦0.15;Si≦0.15;Zr≦0.04;Ag≦0.65;Zn≦0.5;不可避不純物はそれぞれ0.05以下で合計0.15以下;残りはアルミニウムを含む、0.25mmと12mmとの間の厚みの主に再結晶したアルミニウムベース合金製薄板に関している。
米国特許出願公開第2004/013529号明細書は、粉末冶金によって得られる軽金属合金製ロータを含む機械式真空ポンプに関している。粉末冶金は、ロータの耐熱性および耐クリープ性を向上させる。
Cu:5.8~6.8 Mn:0.20~0.40 Ti:0.02~0.10、Zr:0.10~0.25 V:0.05~0.15 Mg<0.02という組成(重量%)を有するAA2219合金も、高温での用途で知られている。
これらの合金はしかしながら、特定の用途には不十分な機械的特性を有しており、また鉄および/またはケイ素および/またはニッケルおよび/またはコバルトおよび/またはバナジウムの含有量が多いため特に、リサイクルの問題もまた提示している。
また、大抵の場合、焼戻しの熱処理を必要としない経済的な冶金学的状態である質別T3にある、Al-Cu-Mg合金が知られている。
米国特許第3826688号明細書は、Cu:2.9~3.7、Mg:1.3~1.7およびMn:0.1~0.4の組成(重量%)の合金を教示している。
米国特許第5593516号明細書は、Cu:2.5~5.5、Mg:0.1~2.3であって、それらの溶解度、すなわちCuが多くてCumax=-0.91(Mg)+5.59に等しいというような溶解度の範囲内である組成(重量%)の合金を教示している。
欧州特許出願公開第0038605号明細書は、Cu:3.8~4.4、Mg:1.2~1.8、Mn:0.3~0.9、最大0.12のSi、最大0.15のFe、最大0.25のZn、最大0.15のTi、最大0.10のCrの組成(重量%)の合金を教示している。
米国特許第6444058号明細書は、CuおよびMgの有効値がとりわけCutarget=Cueff+0.74(Mn-0.2)+2.28(Fe-0.005)によって定義される高純度Al-Mg-Cu合金組成を教示しており、またMgeffの最大値がおよそ1.4重量%である、Cueff:Mgeffのチャートにおける組成領域を教示している。
高温で、典型的には150℃で、良好な機械的性能を有しかつ製造およびリサイクルが容易なアルミニウム合金製製品が必要とされる。
仏国特許発明第2279852号明細書 欧州特許出願公開第0756017号明細書 ロシア連邦特許第2210614号明細書 国際公開第2012/140337号 中国特許出願公開第104164635号明細書 中国特許出願公開第107354413号明細書 ロシア連邦特許第2278179号明細書 国際公開第2020/074818号 米国特許出願公開第2004/013529号明細書 米国特許第3826688号明細書 米国特許第5593516号明細書 欧州特許出願公開第0038605号明細書 米国特許第6444058号明細書
本発明の対象は、重量%で、
Cu:3.6~4.4
Mg:1.2~1.4
Mn:0.5~0.8
Zr:≦0.15
Ti:0.01~0.05
Si≦0.20
Fe≦0.20
Zn≦0.25
他の元素は0.05未満
残りはアルミニウム、
の組成のアルミニウム合金製の、質別T8の展伸製品の使用であって、
前記製品が少なくとも200時間の有意な継続時間の間80℃から250℃の温度に保たれる用途における使用である。
時間単位の150℃での時効継続時間での破断強度の変化を示している。
相反する言及のないかぎり、合金の化学組成に関して表示されているものは全て、合金の総重量に基づく重量百分率として表現されている。1.4Cuまたは1.4(Cu)と表現されている場合、重量%で表示された銅含有量を1.4倍するという意味である。合金の呼称は、当業者に知られている、アルミニウム協会の規定に従ったものである。冶金学的状態の定義は、欧州規格 EN515-2017中に記されている。この規格はとりわけ、質別T8が、溶体化処理後冷間加工を行ってから人工時効処理したものであることを示しており、この呼称は、冷間加工を受けてその機械的強度が向上する製品またはレベリングすなわち平面仕上げに結びついた冷間加工効果が機械的特性の限界に現れる製品に適用される。質別T8とは、Tの後の最初の数字が8であるすべての冶金学的状態を意味する。例えば質別T851および質別T852は、質別T8である。
引張りにおける静的機械的特性、言い換えると破断強度R、0.2%の伸びにおける慣用的な降伏強さRp0.2、および破断伸びA%は、規格NF EN ISO 6892-1に準じた引張試験により決定され、試験の方向およびサンプリングは、規格EN 485-1によって示されている。高温引張試験は、規格NF EN 10002-5に準じて行われる。クリープ試験は、規格ASTM E139-06に準じて行われる。相反する言及のないかぎり、規格EN 12258の定義が適用される。
本発明者らは、驚いたことに、合金が質別T8で使用されるとき、とりわけ高温高性能の展伸製品を得ることを可能にする、Mnを含有するAl-Cu-Mg合金の組成領域が存在することを確認した。
マグネシウム含有量は、Mgが1.2重量%と1.4重量%との間また好ましくは1.25重量%と1.35重量%との間のようなものである。Mg含有量が本発明による領域内でないとき、機械的特性は満足のゆくものではない。とりわけ破断強度Rが、周囲温度でかつ/または150℃での時効後に不十分であり得る。
銅含有量は、Cuが3.6重量%と4.4重量%との間のようなものである。Cuは有利には、少なくとも3.9重量%また好ましくは少なくとも4.0重量%である。Cuは有利には、多くて4.3重量%また好ましくは多くて4.25重量%である。
本発明による使用を目的とした製品は、0.5重量%から0.8重量%のマンガンを含み、このことは結晶粒構造の制御にとりわけ寄与する。Mn含有量は有利には、0.51重量%と0.65重量%との間である。本発明者らは、マンガンと同時にジルコニウムを添加することが、特定の場合において、とりわけ高い機械的特性を達成しつつ高温時効感受性を低下させるために、有利であり得ることを確認した。Zr含有量は、最大0.15重量%である。Zr含有量は有利には、少なくとも0.07重量%に等しくまた好ましくは少なくとも0.08重量%に等しい。有利な一実施形態において、本発明による使用を目的とした製品は、0.09重量%から0.15重量%のジルコニウムおよび0.50重量%から0.60重量%のマンガンを含む。
チタン含有量は、0.01重量%と0.05重量%との間である。チタンの添加は、鋳造の際の結晶粒微細化にとりわけ寄与する。0.05重量%を超える添加はしかしながら、結晶粒の大きさの過度の細かさを結果として生じさせる可能性があり、このことは高温での耐クリープ性の妨げとなる。
鉄含有量およびケイ素含有量は、それぞれ最大0.20重量%である。本発明の有利な一実施形態において、鉄含有量は、最大0.18重量%また好ましくは0.15重量%である。本発明の有利な一実施形態において、ケイ素含有量は、最大0.15重量%また好ましくは0.10重量%である。
亜鉛含有量は、最大0.25重量%である。本発明の一実施形態において、亜鉛含有量は、0.05重量%と0.25重量%との間であり、とりわけ機械的強度に寄与することができる。亜鉛の存在はしかしながら、リサイクルの問題を提示し得る。別の一実施形態において、亜鉛含有量は、0.20重量%未満、好ましくは0.15重量%未満である。
他の元素の含有量は、0.05重量%未満また好ましくは0.04重量%未満である。好ましくは、他の元素の合計は0.15重量%未満である。他の元素は、典型的には不可避不純物である。残りはアルミニウムである。
本発明による使用を目的とした展伸製品は、好ましくはプレート、形材または鍛造製品である。形材は、典型的には押出しによって得られる。鍛造製品は、鋳塊または押出製品または圧延製品の鍛造によって得ることができる。
本発明による使用を目的とした製品の製造方法は、合金の調製、鋳造、任意で均質化、熱間変形、溶体化処理、焼入れ、冷間変形および焼戻しの連続する工程を含む。
第一の工程において、本発明による組成のアルミニウム合金を得るために液体金属浴を調製する。液体金属浴は次に、典型的には圧延用板、押出用ビレットまたは鍛造用鋼材の形に鋳造される。
有利には、このように鋳造された製品は次に、5時間と60時間との間の継続時間の間、450℃と520℃との間また好ましくは495℃と510℃との間の温度に達するように均質化処理される。均質化処理は、単数または複数の段階で行われることができる。
製品は次に、典型的には圧延、押出しおよび/または鍛造によって熱間変形される。熱間変形は、好ましくは少なくとも300℃の温度を保つように行われる。有利には、熱間変形の間少なくとも350℃また好ましくは少なくとも380℃の温度が保たれる。熱間変形と溶体化処理との間に、有意な冷間変形とりわけ冷間圧延は行わない。有意な冷間変形とは典型的には、少なくともおよそ5%の変形である。
このように変形された製品は次に、15分から8時間の間、485℃と520℃との間また好ましくは495℃と510℃との間の温度に達することを可能にする熱処理によって溶体化処理され、ついで焼入れされる。
溶体化処理の質は、熱量測定および/または光学顕微鏡検査によって評価されることができる。
得られた展伸製品、典型的にはプレート、形材または鍛造製品は次に、冷間変形を受ける。有利には、冷間変形は2%から5%の変形であり、機械的強度を向上させることおよび焼戻しの後に質別T8を獲得することを可能にする。冷間変形はとりわけ、質別T851に至らせる制御された引張による変形または質別T852に至らせる圧縮による変形であり得る。
最後に焼戻しが行われ、このとき製品は、5時間から100時間また好ましくは10時間から50時間の間、160℃と210℃との間また好ましくは175℃と195℃との間の温度に達している。有利な一実施形態において焼戻しは、製品が10時間から15時間の間170℃と180℃との間の温度に達している中で行われる。焼戻しは、単数または複数の段階で行われることができる。焼戻しの条件は好ましくは、機械的強度Rp0.2が最大であるように決定される(「ピークの」焼戻し)。本発明による条件における焼戻しはとりわけ、機械的特性の向上および150℃での時効の際のそれらの安定性の向上を可能にする。
本発明による使用を目的とした製品の厚さは有利には、6mmと300mmとの間、好ましくは10mmと200mmとの間である。プレートは、厚みが一様な矩形横断面の圧延製品である。形材の厚みは、規格EN 2066:2001に準じて定義されている。つまり、横断面は寸法Aと寸法Bとをもつ基本矩形に分けられ、Aは常に、基本矩形の最大の寸法であり、またBは、基本矩形の厚みと見なされることができる。
本発明の方法によって得られる展伸製品は、高い機械的強度および良好な高温性能をもつという利点を有する。したがって本発明による使用を目的とした展伸製品は好ましくは、長手方向において、少なくとも490MPaまた好ましくは少なくとも495MPaの破断強度Rをもち、また1000時間の150℃での時効の後に少なくとも475MPaまた好ましくは少なくとも480MPaの破断強度Rをもつ。本発明による使用を目的とした展伸製品は、耐クリープ性である。したがって本発明による使用を目的とした展伸製品は好ましくは、規格ASTM E139-06に準じた、少なくとも700時間また好ましくは少なくとも800時間の、150℃の温度でかつ250MPaの応力についてのクリープ試験の際に、0.35%の変形に達するのに必要な継続時間を示す。
本発明による使用を目的とした製品は、製品が、少なくとも200時間また好ましくは少なくとも2000時間の有意な継続時間の間、80℃から250℃また好ましくは100℃から200℃、典型的にはおよそ150℃の温度に保たれる用途のために、とりわけ有用である。
本発明による使用を目的とした製品はしたがって、自動車産業や宇宙航空産業におけるエンジンのすぐ近くの構造部品や締結手段の用途のために、または好ましくは、とりわけ真空ポンプ特にターボ分子ポンプのような吸気ポンプのロータや他の部品とりわけブースタの用途のために、またはブースタのような送風機用部品の用途のために有用である。
これらの態様、および、本発明の他の態様は、以下の例示的かつ非限定的な実施を用いてより詳細に説明される。
[実施例]
実施例1
この実施例において、6つの合金が、圧延用板の形に鋳造された。合金Aおよび合金Bは、本発明による組成を有する。合金Cおよび合金Eは、国際公開第2012/140337号によって、高温使用におけるそれらの性能のために教示されている。合金Fは、AA2618合金であり、高温使用におけるその性能で知られている。
合金の重量%での組成が、表1中に示されている。
Figure 2023533152000002
板は、合金に応じて適合された490℃と540℃との間の温度で均質化され、10mm(合金A)また15mm(合金BからE)また21mm(合金F)の厚さまで熱間圧延され、合金に応じて適合された490℃と540℃との間の温度で溶体化処理され、浸漬によって水焼入れされ、2%から4%引っ張られ、そして175℃または190℃で焼き戻されて質別T8でピーク引張降伏強さを達成した。したがって合金A製板および合金B製板は、495℃で20時間と36時間との間均質化され、圧延後に得られたプレートは、498℃で2時間溶体化処理され、そして190℃で8時間または175℃で12時間焼戻しされた。合金C製板は、500℃で10時間ついで509℃で20時間の2段階で均質化され、圧延後に得られたプレートは、507℃で2時間溶体化処理されそして190℃で12時間焼戻しされた。合金D製板は、500℃で10時間ついで503℃で20時間の2段階で均質化され、圧延後に得られたプレートは、500℃で2時間溶体化処理されそして190℃で8時間焼戻しされた。合金E製板は、500℃で10時間ついで503℃で20時間の2段階で均質化され、圧延後に得られたプレートは、504℃で2時間溶体化処理されそして190℃で12時間焼戻しされた。
時効前と時効後とに長手方向において25℃で半分の厚みのところで得られた機械的特性が、表2中にMPa単位で示されている。
Figure 2023533152000003
図1に、150℃での時効継続時間に応じた破断強度の変化が示されている。本発明による使用を目的とした製品は、時効前に参照製品の破断強度を超えておりかつ150℃で1000時間後に他の合金の大部分を超える破断強度Rをもつ。3000時間の時効後、本発明による使用を目的とした製品は、高温特性で知られているAA2618合金である合金Fの機械的強度を超える機械的強度Rをもつ。
クリープ試験が、規格ASTM E139-06に準じて、150℃の温度でかつ285MPaの応力について(合金C、合金Eおよび合金F)および150℃の温度でかつ250MPaの応力について(合金A、合金Bおよび合金F)行われた。とりわけ、0.35%の変形に達するために必要な継続時間が測定された。結果は表3中にまとめられている。
Figure 2023533152000004
本発明による使用を目的とした製品のクリープ試験での性能は、高温使用のための参照製品(製品F)の性能をはるかに上回っており、かつ製品Cおよび製品Eの性能も上回っている。
実施例2
この実施例において、実施例1中に記述されたような方法によって得られた厚さ10mmの合金B製圧延製品についての150℃での時効継続時間による降伏強さRp0.2の変化を、質別T351の厚さ10mmの合金B製圧延製品と比べた。質別T351の製品について、190℃で8時間の処理後に得られたデータによって、150℃で233時間の時効が見積もられる。
150℃での等価時間tは、式1によって定義される。
Figure 2023533152000005
この式でT(単位はケルビン)は金属の瞬時処理温度であり、時間t(単位は時間)とともに変化するものであり、またTrefは、423Kに定められた参照温度である。tは、時間で示される。定数Q/R=16400Kは、Cuの拡散のための活性化エネルギーから導き出され、値Q=136100J/molが使用された。質別T851の製品について、時効は、1000時間後に得られた426MPaの値から、線形近似によって233時間のために見積もられた。
結果は表4中に示されている。
Figure 2023533152000006
質別T851の製品の熱安定性が、質別T351の熱安定性をはるかに上回っていることが確認される。
本発明の対象は、重量%で、
Cu:3.6~4.4
Mg:1.2~1.4
Mn:0.5~0.8
Zr:0.07~0.15
Ti:0.01~0.05
Si≦0.20
Fe≦0.20
Zn≦0.25
不可避不純物は0.05未満
残りはアルミニウム、
の組成のアルミニウム合金製の、質別T8の展伸製品の使用であって、
前記製品が少なくとも200時間の有意な継続時間の間100℃から250℃の温度に保たれる用途における使用である。
本発明による使用を目的とした製品は、0.5重量%から0.8重量%のマンガンを含み、このことは結晶粒組織の制御にとりわけ寄与する。Mn含有量は有利には、0.51重量%と0.65重量%との間である。本発明者らは、マンガンと同時にジルコニウムを添加することが、特定の場合において、とりわけ高い機械的特性を達成しつつ高温時効感受性を低下させるために、有利であり得ることを確認した。Zr含有量は、最大0.15重量%である。Zr含有量は、少なくとも0.07重量%に等しくまた好ましくは少なくとも0.08重量%に等しい。有利な一実施形態において、本発明による使用を目的とした製品は、0.09重量%から0.15重量%のジルコニウムおよび0.50重量%から0.60重量%のマンガンを含む。
他の元素の含有量は、0.05重量%未満また好ましくは0.04重量%未満である。好ましくは、他の元素の合計は0.15重量%未満である。他の元素は、不可避不純物である。残りはアルミニウムである。
本発明による使用を目的とした製品は、製品が、少なくとも200時間また好ましくは少なくとも2000時間の有意な継続時間の間、100℃から250℃また好ましくは100℃から200℃、典型的にはおよそ150℃の温度に保たれる用途のために、とりわけ有用である。
[実施例]
実施例1
この実施例において、6つの合金が、圧延用板の形に鋳造された。合金Bは、本発明による組成を有する。合金Cおよび合金Eは、国際公開第2012/140337号によって、高温使用におけるそれらの性能のために教示されている。合金Fは、AA2618合金であり、高温使用におけるその性能で知られている。
Figure 2023533152000008

Claims (12)

  1. 重量%で、
    Cu:3.6~4.4
    Mg:1.2~1.4
    Mn:0.5~0.8
    Zr:≦0.15
    Ti:0.01~0.05
    Si≦0.20
    Fe≦0.20
    Zn≦0.25
    他の元素は0.05未満
    残りはアルミニウム、
    の組成のアルミニウム合金製の、質別T8の展伸製品の使用であって、
    前記製品が少なくとも200時間の有意な継続期間の間80℃から250℃の温度に保たれる用途における使用。
  2. Cuが、少なくとも3.9重量%に等しくまた好ましくは少なくとも4.0重量%に等しく、かつ/または、Cuが、多くて4.3重量%また好ましくは多くて4.25重量%である、請求項1に記載の使用。
  3. Mn含有量が、0.51重量%と0.65重量%との間である、請求項1または2に記載の使用。
  4. Zrが、少なくとも0.07重量%に等しくまた好ましくは少なくとも0.08重量%に等しい、請求項1から3のいずれか一つに記載の使用。
  5. 前記展伸製品の厚さが、6mmと300mmとの間また好ましくは10mmと200mmとの間であることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一つに記載の使用。
  6. 前記展伸製品が、長手方向において、少なくとも490MPaまた好ましくは少なくとも495MPaの破断強度Rをもち、また1000時間の150℃での時効の後に少なくとも475MPaまた好ましくは少なくとも480MPaの破断強度Rをもつ、請求項1から5のいずれか一つに記載の使用。
  7. 前記展伸製品が、規格ASTM E139-06に準じた、少なくとも700時間また好ましくは少なくとも800時間の、150℃の温度でかつ250MPaの応力についてのクリープ試験の際に、0.35%の変形に達するのに必要な継続時間を示す、請求項1から6のいずれか一つに記載の使用。
  8. 前記展伸製品の製造方法が、以下を連続して含む、請求項1から7のいずれか一つに記載の使用、
    -請求項1から4のいずれか一つに係る組成のアルミニウム合金を得るための液体金属浴の調製、
    -前記合金の、典型的には圧延用板、押出用ビレットまたは鍛造用鋼材の形への鋳造、
    -このように鋳造された製品の、450℃と520℃との間の温度に達するような任意の均質化処理、
    -このように得られた製品の熱間変形、
    -このように熱間変形された製品の、485℃と520℃との間また好ましくは495℃と510℃との間の温度に達することを可能にする熱処理による、15分から8時間の間の溶体化処理、ついで焼入れ、
    -このように溶体化処理および焼入れされた製品の冷間変形、
    -このように得られた製品が、5時間から100時間また好ましくは8時間から50時間の間、160℃と210℃との間また好ましくは175℃と195℃との間の温度に達している、質別T8を獲得するための焼戻し。
  9. 製品が、100℃から200℃の温度に保たれる、請求項1から8のいずれか一つに記載の使用。
  10. 用途が、自動車産業や宇宙航空産業におけるエンジンのすぐ近くの構造部品や締結手段である、請求項1から9のいずれか一つに記載の使用。
  11. 用途が、真空ポンプ好ましくはターボ分子ポンプのような吸気ポンプのロータや他の部品である、請求項1から9のいずれか一つに記載の使用。
  12. 用途が、ブースタのような、送風機用部品である、請求項1から9のいずれか一つに記載の使用。
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