JP2023531037A

JP2023531037A - ワークピースを供給して分離するための分離装置と供給装置及び分離装置を備えた装填システム

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Publication number: JP2023531037A
Application number: JP2022579818A
Authority: JP
Inventors: ルドルフメイラー、; セバスチャンナヘン、
Original assignee: Oerlikon Surface Solutions AG Pfaeffikon
Current assignee: Oerlikon Surface Solutions AG Pfaeffikon
Priority date: 2020-06-26
Filing date: 2021-06-24
Publication date: 2023-07-20
Also published as: CN115803269A; US20230234785A1; WO2021260114A1; DE102020116888A1; MX2022016538A; KR20230028399A; BR112022023152A2; EP4172080A1

Abstract

本発明は、ワークピース（１）を供給して分離する分離装置（１００）であって、ワークピース収容部（１１０）と、第１の分離チャンバ（１３１）を有する第１の分離ディスク（１３０）と、ワークピースガイド（１４１）を有する供給ディスク（１４０）とを備え、第１の分離ディスク（１３０）が供給ディスク（１４０）に対して受け入れ位置と供給位置との間で調節できるように配置され、供給位置において、第１の分離チャンバ（１３１）がワークピースガイド（１４１）と同一平面に配置され、第１の分離チャンバ（１３１）が、第１の分離チャンバ（１３１）に配置されたワークピース（１）をそれぞれのワークピースガイド（１４１）に供給するように設計される分離装置（１００）に関する。

Description

本開示は、ワークピースを供給して分離するための分離装置に関する。本発明はまた、別々に供給又は配置されたワークピースを受け入れるための受け入れ領域を有するワークピースキャリアに供給するための供給装置に関する。さらに、本発明は、分離装置及び供給装置を備えた装填システムに関する。

分離装置と装填システムは、ワークピースキャリアに装填するために使用され、その後、さらにワークピース、例えばコーティングシステムのワークピースを加工するために使用される。分離装置は、球、多面体又は球体などの複数の無秩序でコンパクトで比較的小さなワークピース又は物体を所定の位置に、例えばワークピースキャリア上の受け入れ領域に別々に案内するために使用される。分離装置は、このように、最初に個々のワークピース又は複数のワークピースを分離し、次にそれらを別々に又は定義されたグループで、装填システムのワークピースキャリアのそれぞれの受け入れ領域に案内及び／又は配置及び／又は固定するために使用される。

ワークピースキャリアを供給する供給装置は、分離装置においてワークピースキャリアを空間的に配置するために使用される。特に、供給装置は、分離装置において個別に配置されたワークピースを受け入れるための受け入れ領域を配置するために使用される。

分離されたワークピースをそれぞれの受け入れ領域に配置するために、ワークピースキャリアは、それが配置される分離装置に供給装置によって移動される。ワークピースの供給及び／又は配置の後、ワークピースキャリアは再び分離装置から取り外される。供給装置は、これにより、ワークピースの装填とその後のワークピースキャリアの取り外しを可能にする。

ワークピースキャリアの受け入れ領域は、この場合、コンパクトなワークピース、すなわち、例えば球状（鋼球、金属球など）又は多面体（立方体状、楕円体、ピラミッド形など）のワークピースを受け入れ、保持しかつ固定するのに特に適している。例えば、受け入れ領域は、それぞれのワークピースを保持及び固定するように特に設計された（例えば、凹部を有する）受け入れスリーブの端部に配置することができる。ワークピースキャリアの受け入れ領域は、例えば、冠状又はカラー状に垂直軸の周りに配置することができる。

装填されたワークピースキャリアの取り外し後、ワークピースの部分的な領域及び／又は部分的な表面及び／又はすべての表面の均一なコーティングを確実にするために、ワークピースはそれぞれ、力によるロック及び／又はかみ合わせで回転受け入れ領域に接続することができる。

特許文献１は、カラー状に配置され、それ自体が回転可能でありかつ駆動軸を中心に回転可能である複数の受け入れ領域を有する装置を示している。

このようなワークピースキャリアに装填するために、ワークピースは通常、受け入れ領域に手作業で配置される。このタイプの手作業の装填は時間がかかり、ワークピースの望ましくない汚染につながる可能性がある。水、埃、及び／又はグリースの堆積物などのワークピースの汚染は、例えばコーティングによる、ワークピースのその後の均一な処理を大きく損なうか又は完全に妨げる可能性がある。繊細なワークピースが損傷する可能性もある。

欧州特許第１９１７３８０号明細書

本発明の目的は、改良された分離装置、これらの不利益が少なくとも部分的に低減される、改良された供給装置及び改良された装填システムを提供することである。

本発明は、分離装置、供給装置及び装填システムの要素の特定の配置により、ワークピースの迅速で、穏やかかつ信頼性の高い分離及び配置が可能になるという発見に基づいている。このようにして、ワークピースを自動的又は半自動的に分離して配置することができる。これにより、時間がかかり問題のある手作業を大幅に削減することができる。

本発明によるワークピースを供給して分離するための分離装置は、ワークピース収容部と、第１の分離チャンバを有する第１の分離ディスクと、ワークピースガイドを有する供給ディスクとを備える。第１の分離ディスクは、供給ディスクに対して受け入れ位置と供給位置との間に調節可能に配置される。供給位置において、第１の分離チャンバは、ワークピースガイドと整列して配置される。第１の分離チャンバは、第１の分離チャンバに配置されたワークピースをそれぞれのワークピースガイドに供給するように設計され、形成される。

「整列」とは、隣接する２つの要素の壁が互いに同一平面に一直線に並ぶ配置を表す。供給位置において、第１の分離チャンバはワークピースガイドと整列している。分離チャンバとワークピースガイドの壁は、この場合、共通の幾何学的基準軸を有するように、かつ／又は、隣接する要素のそれぞれの相互に接触する側縁によって部分的に中断されているにすぎない共通の壁面を形成するように、互いに相対的に配置される。この整列配置によって、ワークピースの特に正確で穏やかな供給が保証される。重力の影響下で、ワークピースは分離チャンバから抜け出して隣接するワークピースガイドに入り、次にワークピースガイドを通ってワークピースキャリアのそれぞれの受け入れ領域に（例えば凹部に）入る。

分離装置が、第２の分離チャンバを有する第２の分離ディスクであって、第１の分離ディスクの受け入れ位置において、第１の分離チャンバと整列して設計及び配置される第２の分離ディスクをさらに備える設計がある。受け入れ位置において、第１の分離ディスクは、第１の分離チャンバにそれぞれ１つのワークピースを受け入れることができるように配置されており、これらのワークピースは、例えば、分離操作でワークピース収容部から第１の分離チャンバに配置されたものである。第１の分離ディスクに第２の分離ディスクを配置することができる。第２の分離ディスクは、力によるロック及び／又はかみ合わせ及び／又は一体的な接合で供給ディスクに接続することができる。第２の分離ディスクは、例えば、第１の分離ディスクに隣接して配置することができる。第１の分離ディスクの受け入れ位置において、第２の分離ディスクの第２の分離チャンバを第１の分離チャンバと整列して配置し、分離プロセス中に複数のワークピースをこれらの分離チャンバ内で互いに積み重ねて又は互いに上下に配置することができるようにする。結果として、これにより、分離チャンバに再充填する前に複数のワークピースキャリアにワークピースを装填することが可能になる。

分離チャンバ及びワークピースガイドがスイベルピンを中心に環状かつ同軸に配置される設計がある。「分離チャンバ」という用語は、第１の分離チャンバ、第２の分離チャンバ、又はすべての分離チャンバを含む。第１の分離ディスク、第２の分離ディスク及び／又は供給ディスクは、環状及び／又はディスク状の基本形状を有することができる。「同軸」とは、複数の要素が共通の基準軸を有する配置を表す。

例えば、分離チャンバは、第１の分離ディスクの外周に近い縁領域に及び／又は第２の分離ディスクの縁領域に、同一半径で離間するように周方向に又は径方向に配置することができる。例えば、ワークピースガイドも、供給ディスクの縁領域に同一半径で離間するように周方向に又は径方向に配置することができる。分離チャンバ及び／又はワークピースガイドの環状及び／又は同軸の配置により、ワークピースの特に迅速かつ均一な分配が容易になる。

第１の分離ディスクがその供給位置への復元力に抗してその受け入れ位置から周方向に移動できる設計がある。周方向は、時計回り又は反時計回りの方向であり得る。復元力は、ばね力又はばねの力であり得る。復元力はまた、別の要素によって加えられる力であり得る。復元力により、第１の分離ディスクは、その供給位置からその受け入れ位置に戻るように案内される。これにより、分離ディスクを調節するための手動調節が減少する。

第１の分離ディスクが第２の分離ディスクと供給ディスクとの間に調節可能に配置され得る設計がある。第１の分離ディスクは、第２の分離ディスクと供給ディスクとの間に保持される。例えば、第１の分離ディスクは、供給ディスクと第２の分離ディスクとの間に緩くかつ／又は回転可能に取り付けることができる。この配置により、第２の上部分離ディスクが供給ディスクと結合して回転するように保持されることが保証される。第１の分離ディスクが調節されたときにワークピースの第１の（下部）層のみがワークピースガイドに到達し、第２の（上部）層が最初は第２の分離ディスクの分離チャンバに残る限り、供給は改善される。第２の層は、第１の分離ディスクが元の状態に戻るまで、第２の分離ディスクの分離チャンバからそのとき下部になっている下側の第１の分離ディスクの分離チャンバに入らない。これにより、操作及び／又は自動的な分離又は供給が容易になる。

ワークピースガイドがそれぞれ案内面取りを備えたマズル領域を有する設計がある。「案内面取り」という用語は、縁を機械加工することによって作られる傾斜した曲面を表す。例えば、ワークピースガイドは、部分的に周方向であり得る、斜めの及び／又はずらした案内面取りを有することができる。ワークピースガイドのマズル領域の案内面取りは、通過又は落下するワークピースを特定の精度で配置及び／又は案内するために使用することができる。

ワークピース収容部が漏斗状である設計がある。ワークピース収容部の漏斗状の設計により、ワークピース、特に球状のワークピースは、特に信頼性が高く、均一な方法で分離チャンバに分配される。

ワークピース収容部がワークピースを受け入れるための受け入れ領域を備え、受け入れ領域が分離チャンバの領域で開口する供給領域に合流し、供給領域が弧状又は三日月状に延びかつ複数の分離チャンバを取り囲むスロットとして設計される設計がある。「受け入れ領域」という用語は、開口領域が大きく、ワークピースの受け入れ容積が増大したワークピース収容部の領域を表す。供給領域は、受け入れ領域の下に配置することができる。「供給領域」という用語は、特に、受け入れ領域に比べて先細りの開口面積及び／又は先細りの基本形状を有するワークピース収容部の領域を表す。例えば、供給領域自体は、複数の分離チャンバにわたって延びる円弧状スロットとして設計することができる。代替的に、供給領域は、例えば、複数の分離チャンバに広がる円弧状に延びるスロットを有する、追加的に提供される出口装置（例えば、開口の一種）として設計することができる。円弧状スロットは、ワークピース収容部から分離チャンバへのワークピースの特に迅速な分離を可能にする。

ワークピース収容部を分配位置と取り出し位置との間で調節することができ、ワークピース収容部が、その分配位置において、スイベルピンを中心に回転可能に配置され、その供給領域が分離チャンバの領域にある状態で配置され、取り出し位置において、その供給領域が分離ディスクと供給ディスクの径方向外側にある状態で延在し、例えば、ワークピース収容部を空にするために、供給領域を通してワークピース収容部からワークピースを排出できるようにする設計がある。

「分配位置」という用語は、ワークピース収容部によってワークピースを分配することができるように、その供給領域が第１の分離ディスク及び／又は第２の分離ディスクの上にある状態でワークピース収容部がスイベルピンを中心に回転可能に取り付けられる位置又は配置を表す。「取り出し位置」という用語は、ワークピースの取り出し、例えばワークピースの取り出し装置への取り出しを引き起こすために、ワークピース収容部が第１の分離ディスク及び／又は第２の分離ディスクの縁を超えて突出する位置又は配置を表す。ワークピース収容部を分配位置から取り出し位置まで案内することにより、ワークピースをワークピース収容部から特に迅速に取り外すことができる。

ワークピース収容部がその分配位置からその取り出し位置まで復元力に抗してスイベルピンに対して径方向に調節できる設計がある。復元力は、例えば、ばねのばね力であり得る。復元力はまた、例えば、他の要素によって加えられる力であり得る。復元力により、ワークピース収容部が自動的に取り出し位置から分配位置に戻され、意図せず空になることが防止される。

ばねがワークピース収容部に配置された第１の端部を有し、ばねがスイベルピンを中心に回転可能に取り付けられたリニアガイド（例えばフォークガイドとして形成される）に配置された第２の端部を有する設計がある。ワークピース収容部は、支持装置、例えば片持ち梁装置を有することができ、支持装置は、フォークガイドに移動可能に配置され、フォークガイドはスイベルピンを中心に移動可能に取り付けられる。例えば、支持装置とフォークガイドとの間にばねを配置することができる。

少なくとも１つのハンドルが分離ディスクに配置され、ハンドルがスロット開口部を有する設計がある。スロット開口部は、例えば、連続した開口部であり、開口部は、開口部に配置された要素の、開口部に対して相対的に行われる移動を制限するように設計され、ひいては分離ディスクの調節経路を決定する。ハンドルは、例えば、グリップ又はタブである。ハンドルは、例えば、第１の分離ディスクに横方向に配置することができる。第１の分離ディスクは、複数のハンドルを有することができる。好ましくは、ハンドルは、互いに反対に配置された２つの作動要素を有することができる。ハンドルにより、ユーザは第１の分離ディスクを操作し易くなる。

固定要素がスロット開口部の内側に配置される実施形態がある。例えば、固定要素は、ボルト、ねじ、釘、突起、又は同様の要素であり得る。固定要素はさらに、例えば、固定要素が配置される要素に力によるロック及び／又はかみ合わせ及び／又は一体的な接合で接続するように設計することができる。固定要素及びスロット開口部は、第１の分離ディスクの可能な動きを制限することができる。好ましくは、固定要素及びスロット開口部は、受け入れ位置と供給位置との間の第１の分離ディスクの相対移動のみが存在し得るように寸法を定められる。

本発明による装填システムは、本発明による分離装置と、個別に配置されたワークピースを受け入れるための少なくとも１つの受け入れ領域を有するワークピースキャリアに供給するための供給装置とを備える。供給装置は、案内装置と、少なくとも１つの受け入れ領域を有するワークピースキャリアと、少なくとも１つの受け入れ領域を配置するための昇降スライドとを備える。昇降スライドは、ワークピースキャリアを受け入れるためのプレート支持体と、プレート支持体を鉛直方向に持ち上げるように設計された昇降装置とを備える。昇降装置は、プレート支持体と受け入れ装置との鉛直方向の間隔を設定するように設計される。案内装置は、プレート支持体を受け入れ装置に平行な平面内で移動させるように設計される。

受け入れ装置は、例えば、分離装置を受け入れるためのフレーム又はハウジングアセンブリであり得る。

「昇降スライド」という用語は、受け入れ領域又はワークピースキャリアを移動させて配置するための装置を指す。昇降スライドは、ワークピースキャリアを受け入れかつ／又は固定するのに適したプレート支持体を有することができる。昇降スライドは、様々なワークピースキャリアを受け入れるのに適した方法で設計することができる。昇降スライドのプレート支持体は、例えば、ワークピースを整列させて固定するように設計することができる。昇降スライドは、案内装置に案内して保持することができる。特に、案内装置は、プレート支持体を水平に動かすように設計することができる。案内装置は、台板とガイドレールとを有することができる。ワークピースキャリアは、１つ以上の受け入れ領域を有することができる。「受け入れ領域」という用語は、１つの受け入れ領域又は複数の受け入れ領域を指す場合がある。

昇降装置は、プレート支持体と受け入れ装置との間の垂直距離を調節するために使用することができる。昇降装置は、例えば、機械的、流体的、電気機械的、又は電磁的な作動機構であり得る。昇降装置は、昇降台板と、昇降台板に配置された楔型スライドとを備えることができる。

プレート支持体の鉛直方向の上昇は、台板に垂直な鉛直方向及び／又は受け入れ装置に垂直な方向の上昇に相当する。プレート支持体の水平方向の移動は、昇降台板の延在面に平行な平面内及び／又は受け入れ装置に平行な平面内の方向に沿った移動に相当する。

供給装置が分離装置を受け入れるための受け入れ装置も備える設計がある。受け入れ装置は、例えば、分離装置のための開口部又は凹部を有するシャーシ又はキャリアプレートであり得る。受け入れ装置は、分離装置を支持するように設計することができる。受け入れ装置と分離装置は、力によるロック及び／又はかみ合わせ及び／又は一体的な接合で相互に接続することができる。受け入れ装置は、例えば、様々な分離装置を受け入れるように設計することもできる。結果として、装填システムは、様々な分離装置、例えばモジュール式に交換可能な分離装置で動作させることもできる。

離れて配置されたワークピースを受け入れるための少なくとも１つの受け入れ領域を有するワークピースキャリアを供給するための本発明による供給装置は、少なくとも１つの受け入れ領域を配置するための昇降スライドを備え、昇降スライドは、ワークピースキャリアを受け入れるためのプレート支持体と、プレート支持体を鉛直方向に持ち上げるように設計された昇降装置とを備える。供給装置は、プレート支持体を水平に動かすように設計された案内装置も備える。

供給装置が、少なくとも１つの受け入れ領域を有するワークピースキャリアと、ワークピースガイドを有する分離装置を受け入れるための受け入れ装置とを備え、昇降装置が、プレート支持体と受け入れ装置との鉛直方向の間隔を調節するように設計され、案内装置が、受け入れ装置に平行な平面内でプレート支持体を移動させるように設計される設計がある。

ワークピースキャリアが取り外し可能かつ／又は調節可能に設計される設計がある。ワークピースキャリアは、例えば、昇降スライドの上昇運動及び／又は移動運動によって調節可能である。ワークピースキャリアは、例えば、昇降スライドのプレート支持体から取り外すこともできる。ワークピースキャリアは、例えば、調節可能な要素を有することもできる。それに加えて、ワークピースキャリアは、プレート支持体に動かないように固定することもできる。

少なくとも１つの受け入れ領域がワークピースを固定するための保持装置を有する設計がある。ワークピースキャリアは、１つ以上の受け入れ領域を有することができる。受け入れ領域は、１つ以上の保持装置を有することができる。保持装置は、例えば磁石であることができる。保持装置は、例えば、ワークピースを固定するための機械式及び／又は油圧式及び／又はメカトロニクスの保持要素を有することもできる。

昇降装置が昇降台板と楔型スライドとを備え、楔型スライドが昇降台板に移動可能に取り付けられ、楔型スライドが昇降スライドの上昇位置で昇降台板からプレート支持体を持ち上げるように設計される設計がある。プレート支持体は、昇降台板に配置することができる。好ましくは、プレート支持体は、昇降台板上にある。楔型スライドは、プレート支持体を鉛直方向に移動させるように設計される。

案内装置が台板と少なくとも１つのガイドレールとを備え、少なくとも１つのガイドレールが台板に配置され、昇降スライドを案内するように設計される設計がある。台板には複数のガイドレールを配置することができる。ガイドレールは、昇降スライドの特に正確な配置を可能にする。

案内装置が受け入れ装置を支える支持体を有する設計がある。受け入れ装置は、構造要素を支持することによって、台板から離れた場所に配置することができる。支持体は、例えば、台板から垂直に鉛直方向に延びることができる。

昇降台板が第１の輪郭ガイドを含む設計があり、第１の輪郭ガイドが台板の少なくとも１つのガイドレールに係合する設計がある。第１の輪郭ガイドにより、昇降台板は、横移動可能かつ／又はガイドレール上で移動可能であるように配置することができる。輪郭ガイドを使用して、昇降スライドを正確に配置し、ガイドレール上で昇降スライドを保持することができる。

楔型スライドが第２の輪郭ガイドを有し、第２の輪郭ガイドが昇降台板のレールに係合する設計がある。第２の輪郭ガイドにより、楔型スライドを昇降台板に移動可能に取り付けることができる。

案内装置がラッチ要素を有する停止要素を備え、プレート支持体がラッチ要素に力によるロック及び／又はかみ合わせで接続するように設計された調節要素を含む設計がある。調節要素は、例えば、プレート支持体から垂直に鉛直方向に延びる調節ボルト及び／又は調節ピンであり得る。調節要素、ラッチ要素及び停止要素は、分離装置の下のプレート支持体の正確な調節を可能にする。

昇降台板が垂直に延びる案内ボルトを有し、プレート支持体が開口部を有し、案内ボルトが開口部内に配置される設計がある。案内ボルトは、例えば、鉛直方向に延びることができる。プレート支持体を上げ下げするとき、案内ボルトがプレート支持体を保持及び案内する。

昇降装置の上昇位置において、受け入れ領域が、ワークピースの高さの１５％から８５％に相当する鉛直方向の配置間隔だけ受け入れ装置の突出部に対して分離される設計がある。上昇位置において、プレート支持体は、プレート支持体が昇降台板に載らないように持ち上げられる。上昇位置はまた、例えば、楔型スライドの引込位置又は後退配置に対応する。その一方、プレート支持体は、例えば、下降位置で昇降台板上に載ることができ、又は上昇位置に比べてより小さい距離だけプレート支持体から間隔を置いて配置することができる。さらに、下降位置において、昇降台板とプレート支持体は空隙を形成することもでき、空隙は２ｍｍから８ｍｍ、好ましくは４ｍｍから６ｍｍ、最も好ましくは５ｍｍの幅を有する。下降位置は、楔型スライドの延伸位置又は延伸配置に対応する。鉛直方向の配置間隔又は鉛直方向の間隔は、例えば、鉛直方向における受け入れ領域と受け入れ装置の表面との距離に相当し得る。ワークピースの高さの１５％から８５％の鉛直方向の配置間隔の場合、ワークピースは、受け入れ領域上及び／又は受け入れ領域内での配置中に、特に確実な方法で案内及び保持される。

本発明のさらなる態様及び特徴は、従属請求項、添付図面及び以下の実施形態の説明から明らかである。

次に、添付図面を参照して本発明の実施形態を例として説明する。
本発明による分離装置と供給装置を備えた本発明による装填システムの例示的な実施形態の概略斜視図を示す。受け入れ装置と共に本発明による分離装置の概略分解図を示す。取り付けられた図２Ａの分離装置の概略斜視図を示す。図３Ａは、分離装置の第１の機能位置を概略的に示す。図３Ｂは、分離装置の第２の機能位置を概略的に示す。図３Ｃは、分離装置の第３の機能位置を概略的に示す。図２Ｂの分離装置の概略上面図を示す。図５Ａは、図４の断面線Ａ－Ａに沿った拡大部分断面図を概略的に示し、第１の分離ディスクが供給位置で示される。図５Ｂは、図５Ａの拡大された部分を示す。本発明による図１の装填システムの概略側面図を示す。図７Ａは、下降位置にある昇降スライドの概略側面図を示す。図７Ｂは、上昇位置にある昇降スライドの概略側面図を示す。昇降スライドの概略分解図を示す。図９Ａは、上昇位置にある昇降スライドの概略上面図を示す。図９Ｂは、図９Ａの断面線Ａ－Ａに沿った昇降スライドの概略図を示す。ボウル形のワークピース支持体を備えた装填システムの側面図を示す。

図１は、分離装置１００及び供給装置１０１を備えた装填システム１０の概略斜視図を示す。

図１から図９Ｂにおいて、装填システム１０は、カラー状又は冠状の構造を有するワークピースキャリア３００又はワークピース支持体を支える。カラー状のワークピースキャリア３００は、複数のピン状のホルダー３０１又はワークピースホルダー、いわゆるピンを有する。これに関連して、ホルダー３０１のそれぞれは、受け入れ領域３１０を有する。受け入れ領域３１０は、ワークピース１を収容及び／又は保持するのに適している。ホルダー３０１は、そのそれぞれがワークピースキャリア３００の板状の台板３０２に配置された端部を有し、互いに同軸に整列される。ホルダー３０１により、受け入れ領域３１０は、同一半径で周方向に又は径方向に離間するように配置される。ワークピース１はボウル形状又は球状である。受け入れ領域３１０は保持装置（図示せず）を備えることができる。保持装置は、例えば磁石であることができる。ワークピースキャリア３００は、ワークピース支持体又はワークピースホルダーと記載することもできる。

ワークピースキャリア３００は、昇降スライド２００に配置される。昇降スライド２００は、プレート支持体２２０又はプレートシート、ならびに楔型スライド１９０及び昇降台板２１０を有する。楔型スライド１９０と昇降台板２１０とが一緒になって１９０、２１０と呼ばれる昇降装置を形成する。昇降スライド２００は立方体状の基本形状を有する。昇降スライド２００のプレート支持体２２０は、ワークピースキャリア３００を支える。プレート支持体２２０は、昇降装置１９０、２１０の上に載る。したがって、昇降装置１９０、２１０はプレート支持体２２０の下に配置される。昇降装置１９０、２１０の楔型スライド１９０はフォーク形状である。楔型スライド１９０は、プレート支持体２２０と昇降台板２１０との間に配置される。プレート支持体２２０の側壁は、昇降台板２１０の側壁と整列している。プレート支持体２２０の一方の側壁と昇降台板２１０の一方の側壁とが一緒になって２つの側面開口部２０１を形成し、側面開口部２０１のそれぞれに楔型スライド１９０の歯１９２が通される。側面開口部２０１はそれぞれ、側面開口部と呼ぶことができるように、それぞれ側壁の中心の外側に位置している。２つの歯１９２は、プレート支持体２２０と昇降台板２１０との間の楔型スライド１９０のこて状延長部１９１から延びる。

止め板１９３が、２つの歯１９２の上に鉛直方向に延びる。止め板１９３は、力によるロック及び／又はかみ合わせ及び／又は一体的な結合で歯１９２に接続される。止め板１９３には、歯１９２に平行に配置された２つの調節ねじ１９４を有する。

グリップ１９５が、楔型スライド１９０のこて状延長部１９１の開口部（図示せず）を通って垂直方向に延びる。グリップ１９５は、ねじキャップによってこて状延長部１９１に固定される。ねじキャップは、昇降台板２２０のシャフト２０８のスロット開口部２０９に配置される。昇降台板２１０のシャフト２０８は、昇降台板２１０の側面から垂直に水平方向に延びる。楔型スライド１９０のこて状延長部１９１は、シャフト２０８に移動可能に取り付けられる。ピン２１１がシャフト２０８の端部に垂直に配置される。したがって、ピン２１１は楔型スライド１９０のグリップ１９５に平行に配置される。

台板１８０又は昇降台板が、立方体状の基本形状を有する。台板１８０の縦方向Ｘが、その長い側面によって定義される。長い側面よりも短い台板１８０の側面が幅方向Ｙを定義する。縦方向Ｘと幅方向Ｙが台板１８０の延在面を定義する。

止め板１８５が、台板１８０の端部に幅方向に沿って配置される。昇降台板２１０のシャフト２０８は、図示の状態で止め板１８５に載っている。

昇降台板２１０は、台板１８０の平行に延びる２つのガイドレール１８１に取り付けられる。ガイドレール１８１と台板１８０は案内装置１８０、１８１を形成する。案内装置１８０、１８１は、昇降スライド２００の水平移動をもたらすように設計される。これにより、プレート支持体２２０を縦方向Ｘに沿って水平に移動させることができる。台板１８０は、第１の部分領域と第２の部分領域とに分けることができ、第１の部分領域において、複数の相互に離間した支持体１７０が台板１８０から垂直に鉛直方向に延びる。一方、台板１８０の第２の部分領域には支持体がない。第１の部分領域において、支持体１７０はガイドレール１８１に対して周囲に配置される。支持体１７０は、受け入れ装置１５０を保持し又は支える。受け入れ装置１５０は、立方体状の基本形状を有する。支持体１７０は、受け入れ装置１５０を、台板１８０の延在面に平行な平面に台板１８０から離して保持する。受け入れ装置１５０は、分離装置１００を保持し又は支える。

図２Ａは、供給装置１０１の受け入れ装置１５０と共に分離装置１００の概略分解図を示す。図２Ｂは、供給装置１０１の受け入れ装置１５０に配置されたときの分離装置１００の概略斜視図を示す。

ワークピースを供給して分離するための分離装置１００は、複数の第１の分離チャンバ１３１を有する第１の分離ディスク１３０を有する。第１の分離チャンバ１３１は、円形の貫通開口部に相当する。分離ディスク１３０は、環状の基本形状を有する。分離チャンバ１３１は、第１の分離ディスク１３０の縁領域に周方向に又は放射状に周方向に同一半径で配置される。２つのハンドル１３２が、第１の分離ディスク１３０の２つの反対の外縁に配置される。ハンドル１３２のそれぞれがスロット開口部１３３を有する。

供給ディスク１４０が環状の基本形状を有する。第１の分離ディスク１３０は、供給ディスク１４０に回転可能に又は調節可能に取り付けられる。したがって、第１の分離ディスク１３０は周方向に調節可能である。第１の分離ディスク１３０の外縁と供給ディスク１４０の外縁は、互いに断面が整列するように設計される。供給ディスク１４０は、複数のワークピースガイド１４１を有する。ワークピースガイド１４１は、円形の貫通開口部に相当し、ワークピースガイド１４１は、マズル領域に案内面取り（図示せず）を有する。供給ディスク１４０は、スイベルピン１１２上に配置される。供給ディスク１４０は、フォースロック（力によるロック）接続及び／又はインターロック（かみ合わせ）接続によって受け入れ装置１５０に配置される。このために、供給ディスク１４０は、互いに離間して供給ディスク１４０の一方の側から垂直に延びる２つの固定具１４５を有する。固定具１４５は、受け入れ装置１５０のそれぞれの対応するカットアウト１５３によって受け入れられるように設計される。供給ディスク１４０はまた、スイベルピン１１２を中心に同軸に配置された複数の固定スリーブ１４３を含み、固定スリーブ１４３は、供給ディスク１４０の表面から垂直に鉛直方向に延びる。固定スリーブ１４３は、第２の分離ディスク１２０の締結要素１２３にフォースロック接続及び／又はインターロック接続するように設計される。

第２の分離ディスク１２０は、第１の分離ディスク１３０の上に配置され、複数の第２の分離チャンバ１２１を有する。第２の分離ディスク１２０は、環状の基本形状を有する。第２の分離ディスク１２０は、複数の孔１２２及び複数の締結要素１２３によって、力によるロック及び／又はかみ合わせで供給ディスク１４０の固定スリーブ１４３に接続される。いずれの場合も、穴あきディスク１２４が各締結要素１２３の下に配置される。第２の分離チャンバ１２１のそれぞれが、円形の貫通開口部に相当する。第１の分離チャンバ１３１、第２の分離チャンバ１２１、及びワークピースガイド１４１の数は同じである。分離チャンバ１２１、１３１及びワークピースガイド１４１は、スイベルピン１１２を中心に環状又は同軸に配置される。

受け入れ装置１５０は、立方体状の基本形状と円形ディスク状の凹部とを有する。受け入れ装置１５０の縁領域には、受け入れ装置１５０の表面から垂直方向に延びるクランプリブ１５２が配置される。クランプリブ１５２は、複数の固定要素１５１及び複数のボルト１５９によって、力によるロック及び／又はかみ合わせで受け入れ装置１５０に接続される。受け入れ装置１５０は、クランプリブ１５２の下に凹部１５４を有する。凹部１５４は、クランプリブ１５２によって固定される供給ディスク１４０のクランプ突出部１４４を受け入れるように設計される。

受け入れ装置１５０のさらなる２つの反対側の側面には、固定要素１５１が水平方向に配置され、固定要素１５１のそれぞれにばね１３５が固定される。ばね１３５のそれぞれは、その他端が第１の分離ディスク１３０のハンドル１３２の１つに取り付けられる。ハンドル１３２はそれぞれ、このために孔１３４を有する。受け入れ装置１５０はまた、受け入れ装置１５０の面に対して垂直に鉛直方向に延びかつ受け入れ装置１５０に力によるロック及び／又はかみ合わせで接続された２つの固定要素１５１を有し、いずれの場合も固定要素１５１の端部の一方の端部が、第１の分離ディスク１３０のスロット開口部１３３の内側に配置される。

受け入れ装置１５０の縁領域には、取り出し装置１６０がさらなる側面に配置される。取り出し装置１６０は円弧状スロット１６１を有し、円弧状スロット１６１は、スロットの下に形成された取り出し経路１６２（図示せず）にワークピースを導くように設計される。

ワークピース収容部１１０は、スイベルピン１１２を中心に回転可能に取り付けられる。ワークピース収容部１１０は漏斗状である。ワークピース収容部１１０は、ワークピース１を受け入れるための受け入れ領域１１５を有する。受け入れ領域１１５は、円弧状の供給領域１１６に合流する。出口装置１１９が、複数のコネクタ１１８によって供給領域１１６に配置され、複数の第１の及び第２の分離チャンバ１２１、１３１を取り囲む円弧状に延びるスロット１１７を有する。

ワークピース収容部１１０はまた、フォークガイド１１３に移動可能に配置された支持装置１１１を有する。支持装置１１１はさらに、支持装置１１１から垂直に鉛直方向に延びる移動止め突出部１０９を有する。移動止め突出部１０９は、第２の分離ディスク１２０に配置された切り欠き１２５とかみ合わせで係合するように設計される。分配位置において、ワークピース収容部１１０は、スイベルピン１１２を中心に回転可能に配置され、その供給領域１１６は、第１の及び第２の分離チャンバ１２１、１３１の領域にある。取り出し位置（図示せず）において、ワークピース収容部１１０は、その供給領域１１６と共に、第２の分離ディスク１２０及び／又は供給ディスク１４０の径方向外側に延びる。

フォークガイド１１３は、スイベルピン１１２を中心に回転可能に取り付けられる。フォークガイド１１３と支持装置１１１との間にばねユニット１１４が配置される。フォークガイド１１３を安定させる２つの支持リング１０８が、スイベルピン１１２とフォークガイド１１３との間に配置される。フォークガイド１１３の上にカバーディスク１１１が配置されており、カバーディスク１１１は、ねじ要素１０７によってスイベルピン１１２に固定される。

図２Ｂは、受け入れ装置１５０内の分離装置１００の概略斜視図を示す。図２Ｂの図において、ワークピース収容部１１０は、スイベルピン１１２を中心に回転可能な、その分配位置にある。切り欠き１２５の領域において、ワークピース収容部１１０は、その分配位置から取り出し位置（図２Ｂには図示せず）までばね１１４の復元力に抗してスイベルピン１１２（図示せず）に対して径方向に調節可能である。図２Ｂに示す配置において、第１の分離ディスク１３０は受け入れ位置にある。受け入れ位置において、第１の及び第２の分離チャンバ１２１、１３１は上下に整列して配置される。第１の分離ディスク１３０を供給位置に対して反時計回りに回転させることにより、第１の分離チャンバ１３１を供給ディスク１４０のワークピースガイド１４１（図示せず）と整列させることができる。

図３Ａは、分離装置を使用するステップを概略的に示す。第１の分離ディスク１３０はその受け入れ位置にある。第１の分離チャンバ１３１は第２の分離チャンバ１２１と整列される。ワークピース収容部１１０は、その分配位置で回転し、ワークピース１を第１の分離チャンバ１３１と第２の分離チャンバ１２１に分配する。図３Ａは、分離チャンバ１２１、１３１内の２つのワークピース１を示し、すなわち、図３Ａは、第１の分離チャンバ１３１及び第２の分離チャンバ１２１内にそれぞれ１つのワークピース１を示す。

図３Ｂは、分離装置を使用する第２のステップを概略的に示す。第１の分離ディスク１３０はこのとき、その供給位置にある。供給位置において、第１の分離チャンバ１３１は供給ディスク１４０のワークピースガイド１４１と整列して配置される。図３Ａと比べると、図３Ｂは、第１の分離ディスク１３０が周方向において又はスイベルピン１１２（図示せず）を中心に一定半径で方向Ｒ１に移動した状態を示す。第１の分離チャンバ１３１に予め配置されていたワークピース１が、ここでワークピースガイド１４１に供給される。ワークピースガイド１４１のマズル領域にある案内面取り１４２（図示せず）は、落下するワークピース１をワークピースキャリア３００（図示せず）の受け入れ領域３１０に配置する。

図３Ｃは、分離装置を使用する第３のステップを概略的に示す。第１の分離ディスク１３０はこの場合、再び受け入れ位置にある。図３Ｂと比べると、図３Ｃは、分離ディスク１３０が周方向において又はスイベルピン１１２（図示せず）を中心に一定半径で方向Ｒ１とは反対の方向Ｒ２に移動した状態を示す。第２の分離チャンバ１２１に予め配置されていたワークピース１が、ここで第１の分離チャンバ１３１に供給され、第２の使用ステップが繰り返されるまでそこに留まる。

図４は、受け入れ装置１５０内の分離装置１００の上面図を概略的に示す。第１の分離ディスク１３０はその受け入れ位置にある。ワークピース収容部１１０は、その分配位置にあり、スイベルピン１１２（図示せず）を中心に回転可能に取り付けられる。ワークピース収容部１１０の円弧状スロット１１７は、１０個の第２の分離チャンバ１２１を取り囲む。したがって、円弧状スロット１１７により複数の分離チャンバに同時にワークピースを充填することができる。

図５Ａは、図４の交線Ａ－Ａに沿った断面を概略的に示し、第１の分離ディスク１３０はこのとき、その供給位置にある。受け入れ領域１１５は供給領域１１６に合流する。供給領域１１６は、第１の分離チャンバ１３１及び第２の分離チャンバ１２１（図示せず）の領域で開いている。図５に示す配置において、分離装置の下の昇降スライド２００（図示せず）は上昇位置にある。

図５Ｂは、図５Ａの拡大された部分を示す。第１の分離ディスク１３０はその供給位置にある。受け入れ装置１５０は一端部に、スイベルピン１１２（図示せず）に向かう方向に受け入れ装置１５０から垂直に延びる突出部１５５を有する。供給ディスク１４０は、力によるロック及び／又はかみ合わせ及び／又は一体的な接合で突出部１５５に取り付けられる。上昇位置において、受け入れ領域３１０は、突出部１５５に対して鉛直方向の配置間隔ｈ₁だけ分離される。ワークピース１は、ワークピースの高さＷを有する。上昇位置において、配置間隔ｈ₁は、ワークピース１の高さＷの１５％から８５％の間である。これにより、ワークピースＷがホルダー３０１に供給される際にワークピースＷが脱落するのを防ぐ。

図６は、装填システム１０の概略側面図を示す。ガイドレール１８１は台板１８０に配置される。ガイドレール１８１は、その上に配置された昇降スライド２００を水平に配置するように設計される。ワークピースキャリア３００は、昇降スライド２００のプレート支持体２２０に配置される。プレート支持体２２０は、昇降装置１９０、２１０に配置される。昇降スライド２００はその下降位置にある。楔型スライド１９０は延ばされている。上昇位置（図示せず）において、昇降装置１９０、２２０は、プレート支持体２２０を、ひいてはワークピースキャリア３００を鉛直方向に持ち上げる。停止要素１７８が、台板１８０の端部領域に配置される。停止要素１７８は、台板１８０から垂直に鉛直方向に延びる。停止要素１７８は、昇降スライド２００の配置を制限するように設計される。停止要素１７８にラッチ要素１７９が配置される。ラッチ要素１７９は、停止要素１７８に対して垂直に水平方向に延びる。ラッチ要素１７９は、上昇したプレート支持体２２０の調節要素２２１（図示せず）とインターロック接続を形成するように設計される。

図７Ａは、下降位置にある昇降スライド２００を示す。楔型スライド１９０はこの場合、延ばされている。図７Ｂは、上昇位置にある昇降スライド２００を示す。楔型スライド１９０はこの場合、引き込まれている。輪郭ガイド２０７が、昇降台板２１０の下側から延び、ガイドレール１８１上で昇降スライド２００を案内するように設計される。

図８は、昇降スライド２００の概略分解図である。昇降台板２１０は、昇降台板２１０の下側に配置された４つの第１の輪郭ガイド２０７を有する。４つの輪郭ガイド２０７のそれぞれが、複数の固定要素２１６によって、力によるロック及び／又はかみ合わせで昇降台板２１０に接続される。さらなる側面に、昇降台板２１０は、互いに平行に間隔を空けて配置された２つの空洞２０５を有し、２つの空洞２０５のそれぞれにレール２１７が配置される。２つのレール２１７は、それぞれ複数の固定要素２１５によって、力によるロック及び／又はかみ合わせで昇降台板２１０に接続される。昇降台板２１０は、４つのコーナー領域を有する。４つのコーナー領域のそれぞれに、昇降台板２１０から垂直に延びる１つの案内ボルト２１９が配置される。案内ボルト２１９は、プレート支持体２２０を案内するように設計され、案内ボルト２１９はプレート支持体２２０の対応する開口部２２６を通る。

昇降台板２１０のシャフト２０８に垂直に配置されたピン２１１は圧縮ばね機構を有する。ボルト２１３とボルト２１３を囲むばね２１２がピン２１１の内側には配置され、ばね２１２は２つのハーフリング２１４に取り付けられた端部を有する。２つのハーフリング２１４はシャフト２０８の端部から垂直に延び、それらは複数の固定要素２１６によって力によるロック及び／又はかみ合わせでシャフト２０８の端部に接続される。ボルト２１３は、台板１８０に向けられた端部に、台板１８０の凹部（図示せず）とロック機構を形成するように設計されたヘッド２０６を有する。

楔型スライド１９０は、複数の固定要素１９７によって楔型スライド１９０の下側に配置された４つの第２の輪郭ガイド１９６を有する。第２の輪郭ガイド１９６は、昇降台板２１０のレール２１７に沿った楔型スライド１９０の水平移動を可能にするように設計される。

楔型スライド１９０は、２つの楔型クロスバー１８８、１８９を含む。第１のクロスバー１８９は、楔型スライド１９０の中央部に配置される。第２のクロスバー１８８は、楔型スライド１９０の端部に、第１のクロスバー１８９と平行に配置される。クロスバー１８８、１８９は、それぞれ２つの歯１９２に対して直角に配向される。クロスバー１８８、１８９は、２つの歯１９２の上と２つの歯１９２の間に延びる。クロスバー１８８、１８９はそれぞれ２つの外側又は側面にガイド溝１８７を有し、ガイド溝１８７は歯１９２に対して斜めに延びる。ガイド溝１８７は、プレート支持体２２０の内側のガイド２３０に係合する（図示せず）ように設計される。クロスバー１８８、１８９にはそれぞれ摺動部１８６が配置される。摺動部１８６は複数の固定要素１９８によってクロスバーに配置される。摺動部１８６は交換可能であり、これによってプレート支持体２２０の上昇の高さを調節することができる。

プレート支持体２２０は、楔型スライド１９０と昇降台板２１０に取り付けられる。プレート支持体２２０のコーナー領域の開口部２２６は、楔型スライド１９０が水平方向に移動するとき、プレート支持体２２０が案内ボルト２１９に沿って鉛直方向に移動することを可能にする。プレート支持体２２０は、プレート支持体２２０の中心点から鉛直方向に垂直に延びる中央センタリング要素２２３を有する。プレート支持体２２０は、センタリング要素２２３に比べて小さい４つの追加のセンタリング装置２２２を有する。小さいセンタリング装置２２２も、センタリング要素２２３と平行にプレート支持体２２０から垂直に延びる。

プレート支持体２２０の調節要素２２１は円筒形であり、センタリング要素２２３と平行にプレート支持体２２０から垂直に延びる。調節要素２２１は、プレート支持体２２０の縁領域に配置される。調節要素２２１は、昇降スライド２００の上昇位置で、台板１８０のラッチ要素１７９へのインターロック接続を形成するように設計される。

図９Ａは、上昇位置にある昇降スライド２００の概略上面図を示す。図９Ｂは、図９Ａの交線Ａ－Ａに沿った昇降スライド２００の概略図を示す。楔型スライド１９０は引き込まれている。プレート支持体２２０は、ハウジングの内側に斜めに延びるガイド２３０を含み、これらのガイドは楔型スライド１９０を案内するように設計される。昇降スライド２００が下降位置から上昇位置に移動するとき、楔型スライド１９０は、止め板１９３の調節ねじ１９４がプレート支持体２２０の外側ハウジング側に接触するまでスロット開口部２０９に沿ってプレート支持体２２０の方向に案内される。同時に、楔型スライド１９０はガイド２３０に沿って移動し、摺動部１８６はそれぞれ、プレート支持体２２０の内側ハウジング内の２つの傾斜した天井面２３１に沿って動く。天井面２３１は、ガイド２３０と平行に整列される。摺動部１８６のそれぞれは楔型スライド１９０の前進中に天井面２３１に沿って移動し、プレート支持体２２０は鉛直方向に持ち上げられる。これにより、ワークピースキャリア３００（図９Ａ及び図９Ｂには図示せず）も上昇する。

図１０は、装填システム１０又はロードシステムの側面図を示す。図１から図９Ｂの図とは対照的に、装填システム１０は、この状況では、複数のホルダー３０１を有するカラー状のワークピースキャリア３００の代わりに、ボウル形のワークピースキャリア３００を支える。このボウル形のワークピースキャリア３００は、円形の受け入れ領域３１０を備え、プレート支持体２２０に配置される。昇降スライド２００は、下降位置及び除去位置にある。ボウル形のワークピースキャリア３００は、カラー状のワークピースキャリア３００の代わりに使用され、図３Ｃに示すように、以前の分離後に分離装置内に残っているワークピース１を除去する。また、ボウル形のワークピースホルダー３００の使用は、ワークピース１の分割も可能にする。

本発明は、以下の特徴の態様にも関連する。
ワークピース（１）を供給して分離するための分離装置（１００）であって、
ワークピース収容部（１１０）と、
第１の分離チャンバ（１３１）を有する第１の分離ディスク（１３０）と、
ワークピースガイド（１４１）を有する供給ディスク（１４０）と
を備え、
第１の分離ディスク（１３０）が、供給ディスク（１４０）に対して調節可能であるように受け入れ位置と供給位置との間に配置され、
第１の分離チャンバ（１３１）が、供給位置において、ワークピースガイド（１４１）と整列して配置され、
第１の分離チャンバ（１３１）が、第１の分離チャンバ（１３１）に配置されたワークピース（１）をそれぞれのワークピースガイド（１４１）に供給するように設計される、分離装置（１００）。

第２の分離チャンバ（１２１）を有する第２の分離ディスク（１２０）であって、第１の分離ディスク（１３０）の受け入れ位置において、第１の分離チャンバ（１３１）と整列して設計及び配置される第２の分離ディスク（１２０）をさらに備える、分離装置（１００）。

分離チャンバ（１３１、１２１）及びワークピースガイド（１４１）がスイベルピン（１１２）を中心に環状かつ同軸に配置される、分離装置（１００）。

第１の分離ディスク（１３０）が供給位置への復元力に抗して受け入れ位置から周方向に調節可能である、分離装置（１００）。

第１の分離ディスク（１３１）が第２の分離ディスク（１２０）と供給ディスク（１４０）との間に配置される、分離装置（１００）。

ワークピースガイド（１４１）がそれぞれ案内面取り（１４２）を備えたマズル領域を有する、分離装置（１００）。

ワークピース収容部（１１０）が漏斗状である、分離装置（１００）。

ワークピース収容部（１１０）がワークピースを受け入れるための受け入れ領域（１１５）を備え、受け入れ領域（１１５）が分離チャンバ（１２１、１３１）の領域で開口する供給領域（１１６）に合流し、供給領域（１１６）が複数の分離チャンバ（１２１、１３１）を取り囲む円弧状に延びるスロット（１１７）として設計される、分離装置（１００）。

ワークピース収容部（１１０）が分配位置と取り出し位置との間で調節可能であり、
ワークピース収容部（１１０）が、その分配位置において、スイベルピン（１１２）を中心に回転可能であり、その供給領域（１１６）が分離チャンバ（１２１、１３１）の領域にある状態で配置され、
ワークピース収容部（１１０）が、その取り出し位置において、ワークピースがワークピース収容部（１１０）から供給領域（１１６）を通して搬送可能であるように、その供給領域（１１６）が分離ディスク（１３０）及び供給ディスク（１４０）の径方向外側にある状態で延びる、分離装置（１００）。

ワークピース収容部（１１０）は、その分配位置からその取り出し位置までばね力に抗してスイベルピンに対して径方向に調節可能である、分離装置（１００）。

ばね（１１４）がワークピース収容部（１１０）に配置された第１の端部を有し、ばね（１１４）がスイベルピン（１１２）に回転可能に取り付けられたフォークガイド（１１３）に配置された第２の端部を有する、分離装置（１００）。

少なくとも１つのハンドル（１３２）が第１の分離ディスク（１３０）に配置され、ハンドル（１３２）がスロット開口部（１３３）を有する、分離装置（１００）。

固定要素（１５１）がスロット開口部（１３３）の内側に配置される、分離装置（１００）。

離れて配置されたワークピースを受け入れるための少なくとも１つの受け入れ領域（３１０）を有するワークピースキャリア（３００）に供給するための供給装置（１０１）であって、少なくとも１つの受け入れ領域（３１０）を配置するための昇降スライド（２００）を備え、昇降スライド（２００）が、
ワークピースキャリア（３００）を受け入れるためのプレート支持体（２２０）と、
プレート支持体（２２０）を鉛直方向に持ち上げるように設計された昇降装置（１９０、２１０）と
を備え、
供給装置（１０１）又は昇降スライド（２００）が、プレート支持体（２２０）を水平に移動させるように設計された案内装置（１８０、１８１）を備える、供給装置（１０１）。

少なくとも１つの受け入れ領域（３１０）を有するワークピースキャリア（３００）と、ワークピースガイド（１４１）を有する分離装置（１００）を受け入れるための受け入れ装置（１５０）とをさらに備え、
昇降装置が、プレート支持体（２２０）と受け入れ装置（１５０）との鉛直方向の間隔を調節するように設計され、
案内装置（１８０、１８１）が、受け入れ装置（１５０）に平行な平面内でプレート支持体（２２０）を移動させるように設計される、供給装置（１０１）。

ワークピースキャリア（３００）が取り外し可能かつ／又は調節可能であるように設計される、供給装置（１０１）。

少なくとも１つの受け入れ領域（３１０）がワークピースを固定するための保持装置を有する、供給装置（１０１）。

昇降装置（１９０、２１０）が昇降台板（２１０）と楔型スライド（１９０）とを備え、楔型スライド（１９０）が昇降台板（２１０）にスライド可能に取り付けられ、楔型スライド（１９０）が、昇降スライド（２００）の上昇位置において、昇降台板（２１０）からプレート支持体（２２０）を持ち上げるように設計される、供給装置（１０１）。

案内装置（１８０、１８１）が台板（１８０）と少なくとも１つのガイドレール（１８１）とを備え、少なくとも１つのガイドレール（１８１）が台板（１８０）に配置され、昇降スライド（２００）を案内するように設計される、供給装置（１０１）。

案内装置（１８０、１８１）が受け入れ装置（１５０）を支持する支持体（１７０）を含む、供給装置（１０１）。

昇降台板（２１０）が第１の輪郭ガイド（２０７）を有し、第１の輪郭ガイド（２０７）が台板（１８０）の少なくとも１つのガイドレール（１８１）に係合する、供給装置（１０１）。

楔型スライド（１９０）が第２の輪郭ガイド（１９６）を備え、第２の輪郭ガイド（１９６）が昇降台板（２１０）のレール（２１７）に係合する、供給装置（１０１）。

案内装置（１８０、１８１）がラッチ要素（１７９）を有する停止要素（１７８）を含み、
プレート支持体（２２０）が、力によるロック及び／又はかみ合わせでラッチ要素（１７９）に接続するように設計された調節要素（２２１）を有する、供給装置（１０１）。

昇降台板（２１０）が鉛直方向に延びる案内ボルト（２１９）を有し、プレート支持体（２２０）が開口部（２２６）を含み、案内ボルト（２１９）が開口部（２２６）内に配置される、供給装置（１０１）。

昇降装置（１９０、２１０）の上昇位置において、受け入れ領域（３１０）が、ワークピースの高さ（Ｗ）の１５％から８５％に相当する鉛直方向の配置間隔（ｈ₁）だけ受け入れ装置（１５０）の突出部（１５５）に対して分離される、供給装置（１０１）。

分離装置（１００）及び供給装置（１０１）を備える装填システム（１０）。

上記で説明した例示的な実施形態は、発明の実施形態である。例示的な実施形態において、実施形態の説明された構成要素はそれぞれ、互いに独立して考慮されるべき発明の個々の特徴を表し、また互いに独立して発明をさらに発展させ、したがって個別に又は組み合わせとは異なる方法で発明の構成要素と見なすこともできる。さらに、説明された実施形態はまた、発明の既に説明された特徴のさらなる特徴によって補足されるべきである。

本発明のさらなる特徴及び設計は、本開示及び特許請求の範囲の範囲内で当業者には明らかであろう。

１ワークピース
１０装填システム
１００分離装置
１０１供給装置
１０７ねじ要素
１０８支持リング
１０９移動止め突出部
１１０ワークピース収容部
１１１支持装置
１１２スイベルピン
１１３フォークガイド
１１４ばねユニット
１１５受け入れ領域
１１６供給領域
１１７スロット
１１８コネクタ
１１９出口装置
１２０第２の分離ディスク
１２１第２の分離チャンバ
１２２孔
１２３締結要素
１２４穴あきディスク
１２５切り欠き
１３０第１の分離ディスク
１３１第１の分離チャンバ
１３２ハンドル
１３３スロット開口部
１３４孔
１３５ばね
１４０供給ディスク
１４１ワークピースガイド
１４２案内面取り
１４３固定スリーブ
１４４クランプ突出部
１４５固定具
１５０受け入れ装置
１５１固定要素
１５２クランプリブ
１５３カットアウト
１５４凹部
１５５突出部
１５９ボルト
１６０取り出し装置
１６１スロット
１６２取り出し経路
１７０支持体
１７８停止要素
１７９ラッチ要素
１８０台板／案内装置
１８１ガイドレール／案内装置
１８５止め板
１８６摺動部
１８７ガイド溝
１８８第１のクロスバー
１８９第２のクロスバー
１９０楔型スライド／昇降装置
１９１こて状延長部
１９２歯
１９３止め板
１９４調節ねじ
１９５グリップ
１９６輪郭ガイド
１９８固定要素
２００昇降スライド
２０１側面開口部
２０５カットアウト
２０６ヘッド
２０７輪郭ガイド
２０８シャフト
２０９スロット開口部
２１０昇降台板／昇降装置
２１１ピン
２１２ばね
２１３ボルト
２１４ハーフリング
２１５固定要素
２１６固定要素
２１７レール
２１９案内ボルト
２２０プレートホルダー
２２１調節要素
２２２センタリング装置
２２３センタリング要素
２２６開口部
２３０ガイド
２３１天井面
３００ワークピースキャリア
３０１ホルダー
３０２台板
３１０受け入れ領域
ｈ₁ 配置間隔
Ｒ１方向
Ｒ２方向
Ｗワークピースの高さ
Ｘ縦方向
Ｙ幅方向

Claims

ワークピース（１）を供給して分離するための分離装置（１００）であって、
ワークピース収容部（１１０）と、
第１の分離チャンバ（１３１）を有する第１の分離ディスク（１３０）と、
ワークピースガイド（１４１）を有する供給ディスク（１４０）と
を備え、
前記第１の分離ディスク（１３０）が、前記供給ディスク（１４０）に対して調節可能であるように受け入れ位置と供給位置との間に配置され、
前記第１の分離チャンバ（１３１）が、前記供給位置において、前記ワークピースガイド（１４１）と整列して配置され、
前記第１の分離チャンバ（１３１）が、前記第１の分離チャンバ（１３１）に配置されたワークピース（１）をそれぞれのワークピースガイド（１４１）に供給するように設計される、分離装置（１００）。
第２の分離チャンバ（１２１）を有する第２の分離ディスク（１２０）であって、前記第１の分離ディスク（１３０）の受け入れ位置において、前記第１の分離チャンバ（１３１）と整列して設計及び配置される第２の分離ディスク（１２０）をさらに備える、請求項１に記載の分離装置（１００）。
前記分離チャンバ（１３１、１２１）及び前記ワークピースガイド（１４１）が、スイベルピン（１１２）を中心に環状かつ同軸に配置される、請求項１又は２に記載の分離装置（１００）。
前記第１の分離ディスク（１３０）が、前記供給位置への復元力に抗して前記受け入れ位置から周方向に調節可能である、請求項１から３のいずれか一項に記載の分離装置（１００）。
前記第１の分離ディスク（１３１）が、前記第２の分離ディスク（１２０）と前記供給ディスク（１４０）との間に配置される、請求項２から４のいずれか一項に記載の分離装置（１００）。
前記ワークピースガイド（１４１）がそれぞれ案内面取り（１４２）を備えたマズル領域を有する、請求項１から５のいずれか一項に記載の分離装置（１００）。
前記ワークピース収容部（１１０）が漏斗状である、請求項１から６のいずれか一項に記載の分離装置（１００）。
前記ワークピース収容部（１１０）がワークピースを受け入れるための受け入れ領域（１１５）を備え、前記受け入れ領域（１１５）が前記分離チャンバ（１２１、１３１）の領域で開口する供給領域（１１６）に合流し、前記供給領域（１１６）が複数の分離チャンバ（１２１、１３１）を取り囲む円弧状に延びるスロット（１１７）として設計される、請求項１から７のいずれか一項に記載の分離装置（１００）。
前記ワークピース収容部（１１０）が分配位置と取り出し位置との間で調節可能であり、
前記ワークピース収容部（１１０）が、その分配位置において、前記スイベルピン（１１２）を中心に回転可能であり、その供給領域（１１６）が前記分離チャンバ（１２１、１３１）の領域に配置され、
前記ワークピース収容部（１１０）が、その取り出し位置において、ワークピースが前記ワークピース収容部（１１０）から前記供給領域（１１６）を通して搬送可能であるように、その供給領域（１１６）が前記分離ディスク（１３０）及び前記供給ディスク（１４０）の径方向外側にある状態で延びる、請求項７又は８に記載の分離装置（１００）。
前記ワークピース収容部（１１０）が、その分配位置からその取り出し位置までばね力に抗して前記スイベルピンに対して径方向に調節可能である、請求項７から９のいずれか一項に記載の分離装置（１００）。
ばね（１１４）が前記ワークピース収容部（１１０）に配置された第１の端部を有し、
前記ばね（１１４）が前記スイベルピン（１１２）に回転可能に取り付けられたフォークガイド（１１３）に配置された第２の端部を有する、請求項１０に記載の分離装置（１００）。
少なくとも１つのハンドル（１３２）が第１の分離ディスク（１３０）に配置され、前記ハンドル（１３２）がスロット開口部（１３３）を有する、請求項１から１１に記載のいずれか一項に記載の分離装置（１００）。
固定要素（１５１）が前記スロット開口部（１３３）の内側に配置される、請求項１２に記載の分離装置（１００）。
請求項１から１３のいずれか一項に記載の分離装置（１００）と、離れて配置されたワークピース（１）を受け入れるための少なくとも１つの受け入れ領域（３１０）を有するワークピースキャリア（３００）に供給するための供給装置（１０１）とを有する装填システム（１０）であって、
前記供給装置（１０１）は、
案内装置（１８０、１８１）と、
前記少なくとも１つの受け入れ領域（３１０）を有するワークピースキャリア（３００）と、
前記少なくとも１つの受け入れ領域（３１０）を配置するための昇降スライド（２００）と
を備え、
前記昇降スライド（２００）は、
前記ワークピースキャリア（３００）を受け入れるためのプレート支持体（２２０）と、
前記プレート支持体（２２０）を鉛直方向に持ち上げるように設計された昇降装置（１９０、２１０）と
を有し、
前記昇降装置は、前記プレート支持体（２２０）と前記受け入れ装置（１５０）との鉛直方向の間隔を調節するように設計され、
前記案内装置（１８０、１８１）は、前記受け入れ装置（１５０）に平行な平面内で前記プレート支持体（２２０）を移動させるように設計される、装填システム（１０）。
前記供給装置（１０１）はまた、前記分離装置（１００）を受け入れるための受け入れ装置（１５０）を含む、請求項１４に記載の装填システム（１０）。