JP2023530775A - 情報指示方法、装置、電子機器及び記憶媒体 - Google Patents

情報指示方法、装置、電子機器及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

本開示の実施例は、情報指示方法、装置、電子機器及び記憶媒体を開示し、当該方法は、現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得することであって、現在のページは、共有クライアントによって共有される共有ファイル中のページであることと、共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得することと、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、指示識別子に基づいて第2ターゲット情報を指示することとを含む。被共有クライアントは、共有クライアントと同時に同じ共有ファイルを表示するときに、現在のページの第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得し、共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを受信し、且つ、当該2つの位置パラメータに基づいて2つのターゲット情報の相対的位置を決定することができ、さらに、共有クライアントの第2ターゲット情報を指示することができ、ユーザーの共有体験を向上させている。【選択図】図1

Description

本開示の実施例は、コンピュータ技術の分野に関し、特に、情報指示方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。
インターネットと通信技術の絶え間ない発展に伴い、通信アプリケーションによって情報のやり取りを行うのが、ユーザーが情報を交換するための重要な方式の1つとなっている。現在、通信アプリケーションに基づいて情報を共有する場合に、被共有クライアントにおいて共有クライアントによって共有される情報を自由に閲覧するときには、共有クライアントの現在の情報位置を指示することを実現できないため、被共有クライアントのユーザーは共有クライアントの現在の情報位置を知覚することができず、共有プロセスを把握することができず、ひいては自由閲覧モードであるかどうかを知覚することができなくて、ユーザーの共有体験が良くない。
本開示の実施例は、共有クライアントの現在の情報位置を指示して、ユーザーの共有体験を向上させることができる情報指示方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供する。
第1態様において、本開示の実施例は、
現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得することであって、前記現在のページは、共有クライアントによって共有される共有ファイル中のページであることと、
前記共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得することと、
前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、前記指示識別子に基づいて前記第2ターゲット情報を指示することとを含む、情報指示方法を提供する。
第2態様において、本開示の実施例は、さらに、
現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得するために用いられる第1位置パラメータ取得モジュールであって、前記現在のページは、共有クライアントによって共有される共有ファイル中のページである第1位置パラメータ取得モジュールと、
前記共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得するために用いられる第2位置パラメータ取得モジュールと、
前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、前記指示識別子に基づいて前記第2ターゲット情報を指示するために用いられる指示識別子決定モジュールとを含む、情報指示装置を提供する。
第3態様において、本開示の実施例は、さらに、電子機器を提供し、前記電子機器は、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するために用いられる記憶装置と、を含み、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサは、本開示の実施例のいずれかに記載の情報指示方法を実現する。
第4態様において、本開示の実施例は、さらに、コンピュータ実行可能命令を含む記憶媒体を提供し、前記コンピュータ実行可能命令は、コンピュータプロセッサによって実行されるとき、本開示の実施例のいずれかに記載の情報指示方法を実行するために用いられる。
第5態様において、本開示の実施例は、さらに、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムは、可読記憶媒体に記憶されており、電子機器の1つ又は複数のプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記1つ又は複数のプロセッサが前記コンピュータプログラムを実行することで、前記電子機器は、本開示の実施例のいずれかに記載の情報指示方法を実行する。
第6態様において、本開示の実施例は、さらに、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムは、可読記憶媒体に記憶されており、機器の1つ又は複数のプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記1つ又は複数のプロセッサが前記コンピュータプログラムを実行することで、前記電子機器は、本開示の実施例のいずれかに記載の情報指示方法を実行する。
本開示の実施例の技術的解決手段は、被共有クライアントが共有クライアントによって共有される共有ファイルを取得した後、共有クライアントと同時に当該共有ファイルを表示することができる。且つ、被共有クライアントが当該共有ファイルを閲覧する過程で、現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得することができ、共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得することもできる。さらに、被共有クライアントは、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、指示識別子に基づいて第2ターゲット情報を指示することができる。被共有クライアントに共有クライアントの第2ターゲット情報を指示することによって、被共有クライアントのユーザーに共有クライアントの現在の情報位置を提供して、共有プロセスを把握するために役立ち、現在自由閲覧モードであることを示すことができるため、ユーザーの共有体験が向上している。
また、従来利用されている情報共有技術は、画面共有技術であり、即ち共有クライアントのスクリーン画面のビデオストリームをキャッチし、ネットワーク帯域幅によってビデオストリームを被共有クライアントに伝送することである。従来の技術ではネットワーク及びビデオ圧縮に対する要件が高いため、画像伝送の過程でネットワーク遅延、解凍歪みなどの様々な問題が生じやすく、共有画像が滑らかでなく、不明瞭であることから、情報共有の効果とユーザー体験に深刻な影響を与えている。本開示の実施例において開示される情報指示方法に係る情報共有技術は、共有ファイルのページ内容を被共有クライアントに共有することによって、被共有クライアントは共有ファイルを表示できる技術であり、これによってハイファイで且つ滑らかな情報共有を実現しており、ユーザーの共有体験が向上している。
図面を踏まえ次の特定の実施形態を参照することにより、本開示の各実施例の上述した及び他の特徴、利点と態様がより明瞭になるだろう。図面において、同じ又は類似する記号で同じ又は類似する要素を表す。なお、図面は模式的なもので、対象とその要素が必ずしも実際の比例関係で作成されるとは限らないということを理解されたい。
図1は、本開示の実施例1によって提供される情報指示方法のフローチャートである。 図2は、本開示の実施例3によって提供される情報指示方法のフローチャートである。 図3は、本開示の実施例3によって提供される情報指示方法の被共有クライアントの画面の模式図である。 図4は、本開示の実施例4によって提供される情報指示装置の構造模式図である。 図5は、本開示の実施例5によって提供される電子機器の構造模式図である。
以下、図面を参照して本開示の実施例をより詳しく説明する。図面には本開示のいくつかの実施例が示されているが、本開示は、様々な形態で実現でき、ここに記載されている実施例に限定されると解釈されず、むしろ、これらの実施例を提供するのは本開示をより徹底的で且つ完全に理解するためであるということを理解されたい。なお、本開示の図面及び実施例は、例示するためのもので、本開示の保護範囲を限定するためではないということを理解されたい。
なお、本開示の方法実施形態に記載の各ステップは、異なる順序で実行されてもよく、且つ/又は並行して実行されてもよいということを理解されたい。また、方法実施形態は、追加のステップを含み、且つ/又は示されているステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこれに関して限定されない。
本明細書で使用される用語「含む」及び変形したものは、開放的に含むことで、即ち「…を含み、ただしそれに限定されない」ことである。用語「…に基づいて」は、「少なくとも部分的に…に基づいて」である。用語「一実施例」は、「少なくとも一実施例」を表し、用語「別の実施例」は、「少なくとも1つの別の実施例」を表し、用語「いくつかの実施例」は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。他の用語に関する定義は、次の説明で示される。
なお、本開示で言及される「第1」、「第2」などの概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのもので、これらの装置、モジュール又はユニットによって実行される機能の順序又は相互の依存関係を限定するためには使用されない。
なお、本開示で言及される「1つ」、「複数」は、限定的ではなく例示的なものであり、当業者には、文脈で明確な説明がない限り、「1つ又は複数」と理解すべきであるということを理解されたい。
実施例1
図1は、本開示の実施例1によって提供される情報指示方法のフローチャートであり、本開示の実施例は、特に、被共有クライアントにおいて共有クライアントによって共有される共有ファイルを自由に閲覧するとき、被共有クライアントの画面において共有クライアントで現在説明している情報の位置を指示する場合に適用され、当該方法は、情報指示装置によって実行されてもよく、当該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアの形態で実現されてもよく、当該装置は、電子機器の中に構成されてもよく、例えば、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン又はデスクトップパソコンなどの電子機器の中に構成されてもよい。
図1に示されるとおり、本実施例によって提供される情報指示方法は、以下を含む。
S110において、現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得し、現在のページは、共有クライアントによって共有される共有ファイル中のページである。
本開示の実施例において開示される情報指示方法に係る情報共有方法において、ここで、次の方式で共有ファイルを共有してもよい。最初に、情報共有サーバ(例えば、DOCSサーバ)は、通信範囲内(例えば、同じマルチメディア会議への参加に係る通信範囲内)のいずれかのクライアントによってトリガーされる共有命令を受信してもよく、且つ、共有命令は、共有ファイルの識別子情報及び共有範囲情報を含み、ただしそれに限定されず、説明の便宜上、本開示の実施例で共有命令をトリガーするクライアントを共有クライアントと称してもよい。次に、情報共有サーバは、共有ファイルの識別子情報に基づいて共有ファイルの統一資源位置指定子(uniform resource locator、URL)を決定し、且つ、共有範囲情報に基づいて通信範囲の中から共有命令によって指定される共有範囲を決定してもよい。最後に、情報共有サーバは、共有ファイルのURLを共有範囲内の他のクライアントに配り、説明の便宜上、本開示の実施例では共有ファイルのURLを受信できるクライアントを被共有クライアントと称し、被共有クライアントは、情報共有サーバ中の共有ファイルのURLにアクセスし、且つURLにアクセスすることによって共有ファイルのファイル内容を得ることができ、これによって被共有クライアントは共有クライアントと同時に共有ファイルのファイル内容を表示できることを実現している。
さらに、情報共有サーバは、共有クライアントの共有ファイルに対する編集操作を被共有クライアントに配ってもよく、且つ、編集操作は、共有ファイルに対するスクロール、ページめくり、編集、注釈付け、削除、選択、拡大、縮小及び部分強調表示などの共有ファイルのサポートする操作を含み、ただしそれに限定されず、これによって被共有クライアントは、受信した編集操作に基づいて表示された共有ファイルを処理することができ、さらに、被共有クライアントは共有クライアントに追従して共有ファイルを編集できることを実現している。
1つの具体的な実施形態において、被共有クライアントのクライアント画面には、共有者追従コントロールが設けられてもよく、被共有クライアントのウィンドウ画面が共有ファイルを表示するときに、共有者追従コントロールをトリガーして被共有クライアントの現在のモードを追従モードに調整することができる。被共有クライアントは、追従モードにおいて、情報共有サーバから共有クライアントの共有ファイルに対する編集操作を取得し、当該編集命令に基づいて表示された共有ファイルを処理することができ、被共有クライアントは共有クライアントに追従して共有ファイルを編集できることを実現している。
また、被共有クライアントのクライアント画面には、自由閲覧コントロールが設けられてもよく、被共有クライアントのウィンドウ画面が共有ファイルを表示するときに、自由閲覧コントロールをトリガーすることによって被共有クライアントの現在のモードを自由閲覧モードに調整することができる。被共有クライアントは、自由閲覧モードにおいて、共有クライアントの共有ファイルに対する編集操作を取得しないが、ユーザーのウィンドウ画面にかけた閲覧命令を受信し、当該閲覧命令に基づいて共有ファイルの各ページを表示することができ、これによってユーザーは、自由閲覧モードにおいて共有ファイルを閲覧することができる。
しかし、本開示の実施例に係る情報共有方法に基づいてファイルを共有するときには、被共有クライアントにおいて共有クライアントの現在の情報位置を指示することを実現できないため、被共有クライアントのユーザーは共有クライアントの現在の情報位置を知覚することができず、共有プロセスを把握することができず、ひいては自由閲覧モードであるかどうかを知覚することができなくて、ユーザーの共有体験が良くない。したがって、本開示の実施例は、本開示の実施例に係る情報共有方法の欠点を解決できる情報指示方法を提供する。
本開示の実施例で、あるクライアントが共有命令をトリガーして、情報共有サーバによって通信範囲内の他のクライアントにURLを送信する場合に、当該クライアントを共有クライアントと考えてもよい。また、当該クライアントは、受信したURLにアクセスして、情報共有サーバから共有ファイルを取得及び表示する場合に、当該クライアントは被共有クライアントとされる。つまり、同一のクライアントについて、共有ドキュメントをトリガーするクライアントであるかどうかに基づいて、当該クライアントは、共有クライアントか被共有クライアントが決定される。なお、異なるアプリケーションシーンでは、同一のクライアントについて、その役割は、共有クライアントであってもよいし、又は、被共有クライアントであってもよいということを理解できる。
被共有クライアントが共有クライアントによって共有される共有ファイルを取得した後に、クライアントに組み込まれているブラウザーのウィンドウ画面(クライアント画面と称してもよい)において当該共有ファイルを開いて、共有ファイルを表示してもよく、共有ファイルは、少なくとも1つのページを含んでもよい。ここで、ページとは、例えば、現在の画面に出現している共有ファイルの部分と理解されてもよい。なお、現在のページとは、被共有クライアントが、自由閲覧モードにおいて、現在表示している共有ファイルのページと理解されてもよい。当該共有ファイルは、同時に共有クライアントにも表示され、且つ被共有クライアントの現在のページは、共有クライアントが同じ時間に表示しているページと同じページであってもよいし、異なるページであってもよい。
ここで、現在のページの第1ターゲット情報は、共有ファイルの位置情報、即ち共有ファイル中のページ内容の位置情報であって、例えば、共有ファイル中のページ内容の行パラメータ又はページパラメータなどを含んでもよく、且つ/又は、第1ターゲット情報は、クライアント画面の位置情報であって、例えば、クライアント画面中の縦スクロールバーパラメータなどを含んでもよい。ここで、第1位置パラメータは、第1ターゲット情報中の少なくとも1つの位置パラメータを含んでもよい。ここで、被共有クライアントは、第1位置パラメータをリアルタイムで取得してもよいし、現在のページの第1位置パラメータが変化したときに、変化後の第1位置パラメータを取得してもよい。
S120において、共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得する。
本開示の実施例で、共有クライアントの表示ページの第2ターゲット情報は、同様に共有ファイルの位置情報、及び/又はクライアント画面の位置情報を含んでもよい。共有クライアントは、同様に第2位置パラメータをリアルタイムで取得してもよいし、表示ページの第2位置パラメータが変化したときに、変化後の第2位置パラメータを取得してもよい。且つ、共有クライアントは、第2位置パラメータを取得した後、サーバによって第2位置パラメータを被共有クライアントに送信してもよく、これによって被共有クライアントは第2位置パラメータを受信する。
いくつかのアプリケーションシーンにおいて、第1位置パラメータをリアルタイムで取得し第2位置パラメータを受信することによって、指示識別子のリアルタイムな決定を実現できる。またいくつかのアプリケーションシーンにおいて、第1位置パラメータ及び/又は第2位置パラメータが変化したときに第1位置パラメータを取得し且つ/又は第2位置パラメータを受信することによって、指示識別子の動的な更新を実現でき、指示識別子の正確さを保証することができる。
任意選択で、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータは、同じ位置パラメータ決定規則に基づいて決定される。例えば、位置パラメータ決定規則は、共有ファイルが出現しているクライアントで、クライアント画面の第1プリセット位置に出現している共有ファイルの位置情報に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータを決定すること、又は、共有ファイルが出現しているクライアントで、クライアント画面に出現している共有ファイル中のカーソルに対応する共有ファイルの位置情報に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータを決定することのいずれかを含んでもよい。
本実施例において、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータが共有ファイルの位置情報を含む場合に、クライアント画面の第1プリセット位置、又は共有ファイル中のカーソルの位置に出現している共有ファイルの位置情報に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータを決定してもよい。なお、第1プリセット位置は、例えば、クライアント画面の中央の位置又は左上隅の位置である。なお、カーソルの位置に出現している共有ファイル、即ち、カーソルに対応する共有ファイルは、例えば、カーソルの位置する行のページ内容である。
なお、第1プリセット位置及びカーソルの位置は、ユーザーの注目するページ情報の位置を示すことができる。例示的に、クライアント画面の中央の位置のページ内容、又はカーソルの位置する行のページ内容をユーザーが閲覧又は説明中の内容とすることができる。また、ユーザーの注目するページ情報の位置を示せる他の位置も、本開示の実施例に適用されてもよく、ここで全てを挙げるわけではない。同じ位置パラメータ決定規則に基づいて第1位置パラメータ及び第2位置パラメータを決定することにより、位置パラメータの決定基準が一致することを保証でき、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて決定される指示識別子がより正確になる。
S130において、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、指示識別子に基づいて第2ターゲット情報を指示する。
本開示の実施例で、第1位置パラメータと第2位置パラメータの比較結果に基づいて指示識別子を決定してもよい。
一実施形態として、指示識別子は、指示方向であってもよい。指示方向は、垂直方向(上又は下)及び/又は水平方向(左又は右)であってもよい。1つの具体的な実施例において、垂直方向及び水平方向の第1位置パラメータと第2位置パラメータの差の小さい又は大きい方の方向を指示方向としてもよい。なお、指示方向に基づいて第2ターゲット情報を指示することは、例えば、被共有クライアントはクライアント画面に指示方向に対応する方向識別子を添えて、共有クライアントの第2ターゲット情報を指示することであってもよい。なお、方向識別子は、例えば、矢印識別子であってもよい。また、第1位置パラメータと第2位置パラメータが同じである場合に、第2ターゲット情報を指示しなくてもよく、例えば、指示方向を表すための矢印を表示しなくてもよい。
被共有クライアントに共有クライアントの第2ターゲット情報の位置を指示することにより、被共有クライアントのユーザーに共有クライアントの現在の情報位置を提供して、被共有クライアントのユーザーは個人のニーズに基づいて、現在閲覧している情報と共有クライアントのユーザーの説明している情報を切り替えることに役立ち、被共有クライアントのユーザーが共有クライアントのユーザーの共有ファイルを共有するプロセスを把握させることに役立ち、また、被共有クライアントが現在自由閲覧モードであることについて比較的明らかにモードを示すことができるため、ユーザーの共有体験が向上している。
任意選択で、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定することは、共有ファイルのファイルタイプに対応する指示識別子決定方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定すること、又は、共有ファイルのファイルタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応する指示識別子決定方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定することを含む。
本実施例において、共有ファイルのファイルタイプは、ドキュメント、電子テーブル、マインドマップ、プレゼンテーション、ポータブルドキュメント、ウェブページなどを含み、ただしそれに限定されず、ここで全てを挙げるわけではない。なお、一部のファイルタイプの共有ファイルには1つの表示状態しか存在しないが、また一部のファイルタイプには2つ又は2つ以上の表示状態が存在してもよい。共有ファイルに1つの表示状態しか存在しない場合に、共有ファイルのファイルタイプに対応する指示識別子決定方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定してもよく、共有ファイルに2つ以上の表示状態が存在する場合に、共有ファイルのファイルタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応する指示識別子決定方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定してもよい。
さらに、指示識別子決定方式は、行パラメータ比較方式、列パラメータ比較方式、ページパラメータ比較方式及びクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式の少なくとも1つを含む。
本実施例において、異なるファイルタイプ、又は同じファイルタイプの異なる表示状態の共有ファイルに対応する指示識別子決定方式は、同じでもよいし、異なってもよく、且つ対応する指示識別子決定方式は、行パラメータ比較方式、列パラメータ比較方式、ページパラメータ比較方式及びクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式の1つ又は複数の方式を含んでもよい。異なる指示識別子決定方式に基づいて得られた指示識別子は異なるものであり、例えば、行パラメータ比較方式に基づいて得られた指示識別子は、一般に垂直方向であり、列パラメータ比較方式に基づいて得られた指示識別子は、一般に水平方向である。
任意選択で、本開示の実施例によって提供される情報指示方法は、リアルタイム・インタラクティブ・アプリケーションに適用され、リアルタイム・インタラクティブ・アプリケーションは、インスタント・メッセージング・アプリケーション、マルチメディア会議アプリケーション、ライブ配信アプリケーション及びグループチャット・インタラクティブ・アプリケーションの少なくとも1つを含む。
本実施例において、共有クライアント及び被共有クライアントは、リアルタイム・インタラクティブ・アプリケーションのクライアントであり、これによってクライアント間にリアルタイムでやり取りする過程でファイルを共有することを実現でき、被共有クライアントに共有クライアントの第2ターゲット情報を指示することも実現でき、リアルタイムなやり取りでのやり取りの形態を増やしているだけでなく、情報の共有効率及びユーザーの共有体験を向上させている。
本開示の実施例の技術的解決手段は、被共有クライアントが共有クライアントによって共有される共有ファイルを取得した後、共有クライアントと同時に当該共有ファイルを表示することができる。且つ、被共有クライアントが当該共有ファイルを閲覧する過程で、現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得することができ、共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを受信することもできる。さらに、被共有クライアントは、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、指示識別子に基づいて第2ターゲット情報を指示することができる。被共有クライアントに共有クライアントの第2ターゲット情報の位置を指示することによって、被共有クライアントのユーザーに共有クライアントの現在の情報位置を提供して、共有プロセスを把握するために役立ち、現在自由閲覧モードであることを示すことができるため、ユーザーの共有体験が向上している。
また、本開示の実施例において開示される情報指示方法に係る情報共有技術は、共有ファイルのページ内容を被共有クライアントに共有することによって、従来の画面共有技術で生じやすいネットワーク遅延、解凍歪みの欠点を克服することができ、ハイファイで且つ滑らかな情報共有を実現しており、ユーザーの共有体験が向上している。
実施例2
本開示の実施例は、前記実施例で提供される情報指示方法の任意選択の解決手段のいずれとも組み合わせることができる。本実施例によって提供される情報指示方法では、指示識別子の一実施形態である指示方向を例に挙げて、様々なファイルタイプの共有ファイルの1つ又は複数の表示状態における対応する指示方向の決定方式を具体的に列挙しており、被共有クライアントは異なるファイルタイプ又は同じタイプの異なる提示状態に対して異なる指示方向をフィードバックすることができるため、ユーザー体験が向上している。
任意選択で、ファイルタイプがドキュメントタイプである場合に、ドキュメントタイプに対応する行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定する。
本実施例において、ドキュメントタイプの共有ファイルは、例えば、Docsクラウドファイル又はWordクラウドファイルであってもよい。ドキュメントタイプの共有ファイル中のページ内容には連続的に編集する行番号が設定されてもよく、且つ第1位置パラメータ又は第2位置パラメータにページ内容の行番号が含まれてもよい。さらに、被共有クライアントは、行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータと第2位置パラメータの行番号の差分から指示方向を決定してもよい。
さらに、ドキュメントタイプに対応する行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定することは、第1位置パラメータ中の第1ドキュメント行パラメータと第2位置パラメータ中の第2ドキュメント行パラメータを比較することと、第1ドキュメント行パラメータと第2ドキュメント行パラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することと、を含む。
本実施例において、第1ドキュメント行パラメータ及び第2ドキュメント行パラメータは、いずれも行番号であってもよい。ドキュメントタイプの共有ファイルのページが一般に上から下へと順に表示されるため、行番号の比較結果に基づいて決定される指示方向は、垂直方向である。第1ドキュメント行パラメータと第2ドキュメント行パラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することは、具体的には、次のとおりであってもよい。第1ドキュメント行パラメータが第2ドキュメント行パラメータより大きい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より上に位置すると考え、指示方向を上と決定してもよく、第1ドキュメント行パラメータが第2ドキュメント行パラメータより小さい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より下に位置すると考え、指示方向を下と決定してもよい。また、第1ドキュメント行パラメータと第2ドキュメント行パラメータが同じである場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報と同じであると考え、このときに第2ターゲット情報を指示しなくてもよい。
任意選択で、ファイルタイプが電子テーブルタイプである場合に、電子テーブルタイプに対応する行パラメータ比較方式及び/又は列パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定する。
本実施例において、電子テーブルタイプの共有ファイルは、例えば、Sheetsクラウドファイル又はExcelクラウドファイルであってもよい。電子テーブルタイプの共有ファイルに少なくとも1つのテーブルが含まれてもよく、且つ各テーブルの各セルは行番号及び列番号を含んでもよく、且つ第1位置パラメータ又は第2位置パラメータにはセルの行番号及び列番号が含まれてもよい。さらに、被共有クライアントは、行パラメータ比較方式及び/又は列パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータと第2位置パラメータの行番号の差分及び/又は列番号の差分から指示方向を決定してもよい。
さらに、電子テーブルタイプに対応する行パラメータ比較方式及び/又は列パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定することは、第1位置パラメータ中の第1テーブル行パラメータと第2位置パラメータ中の第2テーブル行パラメータの行差値を計算することと、第1位置パラメータ中の第1テーブル列パラメータと第2位置パラメータ中の第2テーブル列パラメータの列差値を計算することと、行差値及び/又は列差値に基づいて指示方向を決定することと、を含む。
本実施例において、第1テーブル行パラメータ及び第2テーブル行パラメータは、いずれも行番号であってもよく、第1テーブル列パラメータ及び第2テーブル列パラメータは、いずれも列番号であってもよい。行差値及び列差値を計算した後に、行差値及び/又は列差値に基づいて指示方向を決定することは、具体的には、行差値及び列差値に基づいて2つの指示方向を決定し、又は行差値と列差値の1つの差値に基づいて1つの指示方向を決定することであってもよい。且つ、行差値に基づいて決定される指示方向は、垂直方向であり、列差値に基づいて決定される指示方向は、水平方向である。
さらに、行差値及び/又は列差値に基づいて指示方向を決定することは、
行差値の絶対値と列差値の絶対値を比較することと、行差値の絶対値が列差値の絶対値より大きい場合に、行差値に基づいて指示方向を決定することと、行差値の絶対値が列差値の絶対値より小さい場合に、列差値に基づいて指示方向を決定することと、行差値の絶対値が列差値の絶対値に等しい場合に、行差値と列差値の優先度の高い方の差値に基づいて指示方向を決定することと、を含む。
本実施例において、被共有クライアントは、行差値と列差値の絶対値の大きい方に基づいて指示方向を決定してもよい。電子テーブルタイプの共有ファイルでセルの行番号が上から下へと順に大きくなり、列番号が左から右へと順に大きくなるため、行差値に基づいて決定される指示方向は、垂直方向であり、列差値に基づいて決定される指示方向は、水平方向である。
なお、行差値に基づいて指示方向を決定することは、具体的には、行差値がゼロより大きい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より上に位置すると考え、指示方向を上と決定してもよく、行差値がゼロより小さい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より下に位置すると考え、指示方向を下と決定してもよいことであってもよい。
なお、列差値に基づいて指示方向を決定することは、具体的には、列差値がゼロより大きい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より左に位置すると考え、指示方向を左と決定してもよく、列差値がゼロより小さい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より右に位置すると考え、指示方向を右と決定してもよいことであってもよい。
なお、行差値と列差値がゼロである場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報と同じであると考え、このときに第2ターゲット情報を指示しなくてもよい。また、行差値の絶対値が列差値の絶対値に等しい場合に、行差値が優先度の高い方の差値である場合は、行差値に基づいて指示方向を決定し、列差値が優先度の高い方の差値である場合は、列差値に基づいて方向を指示する。
任意選択で、行差値及び列差値を計算する前に、第1位置パラメータ中のテーブル識別子と第2位置パラメータ中のテーブル識別子が同じであるかどうかを判断することと、そうであれば、行差値及び列差値を計算することとをさらに含む。
本実施例において、各電子テーブルタイプの共有ファイルについて、テーブル識別子は、共有ファイル中の1つのテーブルに一意に対応してもよい。なお、テーブル識別子は、文字、数字、アルファベット及び記号などの少なくとも1つの要素から構成されてもよく、例えば、「表1」又は「Tab1」などであってもよい。共有クライアントに表示されるテーブルと被共有クライアントの現在のテーブルが同一のテーブルである場合に、第1位置パラメータ中のテーブル識別子と第2位置パラメータ中のテーブル識別子は同じであり、共有クライアントに表示されるテーブルと被共有クライアントの現在のテーブルが異なるテーブルである場合に、第1位置パラメータ中のテーブル識別子と第2位置パラメータ中のテーブル識別子は異なる。被共有クライアントは、共有クライアント及び被共有クライアントに同一のテーブルが表示されるときに、行差値及び列差値を計算し、共有クライアント及び被共有クライアントに異なるテーブルが表示されるときに、行差値及び列差値を計算しなくてもよく、これによって異なるテーブルを表示するときに指示方向の計算が誤る状況は避けられる。
1つの具体的な実施例では、第1位置パラメータ中のテーブル識別子と第2位置パラメータ中のテーブル識別子がいずれもメインテーブルの識別子である場合に、行差値及び列差値を計算してもよく、これによってコンピューティングリソースを節約している。
任意選択で、ファイルタイプがマインドマップタイプである場合に、マインドマップタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応する行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定する。
本実施例において、マインドマップタイプの共有ファイルは、例えば、Mindnotesクラウドファイルであってもよい。マインドマップタイプの共有ファイルの表示状態は、少なくとも、ブレインマップレビューモード及びアウトラインレビューモードの2つを含んでもよい。そのうち、ブレインマップレビューモードは、各レベルのテーマの関係を相互の従属と関連の階層図で表現するモードと考えてもよく、なお、階層図は、例えば、ツリー図であってもよく、アウトラインレビューモードは、折り畳み/展開命令に応じて、テーマ下のサブテーマを折り畳み/展開するリストモードと考えてもよく、且つリストモード下の各テーマには行番号が設定されてもよい。
なお、ブレインマップレビューモード下の階層図が明らかな行、列などの位置パラメータを有さないため、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態でブレインマップレビューモードが存在する場合に、指示方向を決定しなくてもよい。しかし、アウトラインレビューモード下のテーマリストにテーマ行番号が設定されてもよいため、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態がいずれもアウトラインレビューモードである場合に、行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータと第2位置パラメータのテーマ行番号の差分から指示方向を決定してもよい。
さらに、マインドマップタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応する行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定することは、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態がいずれもアウトラインレビューモードであるかどうかを判断することであって、アウトラインレビューモードは、折り畳み/展開命令に応じて、テーマ下のサブテーマを折り畳み/展開するモードであることと、そうであれば、第1位置パラメータ中の第1テーマ行パラメータと第2位置パラメータ中の第2テーマ行パラメータを比較することと、第1テーマ行パラメータと第2テーマ行パラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することと、を含む。
本実施例において、第1テーマ行パラメータ及び第2テーマ行パラメータは、いずれもテーマの行番号であってもよい。アウトラインレビューモード下のテーマの行番号が上から下へと順に大きくなるため、行番号に基づいて決定される指示方向は、垂直方向である。第1テーマ行パラメータと第2テーマ行パラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することは、具体的には、次のとおりであってもよい。第1テーマ行パラメータが第2テーマ行パラメータより大きい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より上に位置すると考え、指示方向を上と決定してもよく、第1テーマ行パラメータが第2テーマ行パラメータより小さい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より下に位置すると考え、指示方向を下と決定してもよい。また、第1テーマ行パラメータと第2テーマ行パラメータが同じである場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報と同じであると考え、このときに第2ターゲット情報を指示しなくてもよい。
任意選択で、ファイルタイプがプレゼンテーションタイプである場合に、プレゼンテーションタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応するページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定する。
本実施例において、プレゼンテーションタイプの共有ファイルは、例えば、Slidesクラウドファイル又はPPTクラウドファイルであってもよい。プレゼンテーションタイプの共有ファイルに少なくとも1つのスライドが含まれてもよく、且つ各スライドにはページ番号が設定されてもよい。なお、Slidesクラウドファイル及びPPTクラウドファイルの表示状態は、再生状態及び非再生状態を含む。共有ファイルの被共有クライアントと共有クライアントにおける表示状態が異なる場合に、指示方向を決定しなくてもよく、共有ファイルの被共有クライアントと共有クライアントにおける表示状態が同じである場合に、ページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータと第2位置パラメータ中のページ番号の差分から指示方向を決定してもよい。
さらに、プレゼンテーションタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応するページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定することは、共有ファイルの被共有クライアントと共有クライアントにおける表示状態が同じであるかどうかを判断することと、そうであれば、第1位置パラメータ中の第1ドキュメントページパラメータと第2位置パラメータ中の第2ドキュメントページパラメータを比較することと、第1ドキュメントページパラメータと第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することと、を含む。
本実施例において、第1ドキュメントページパラメータ及び第2ドキュメントページパラメータは、いずれもページ番号であってもよい。プレゼンテーションタイプの共有ファイルは、再生状態において、クライアントのクライアント画面が1回で1つのスライドを再生するため、スライド間の切り替えの方向に基づいて指示方向を決定してもよく、例えば、ページ番号の大きい方のスライドが右側からクライアント画面に入る場合に、ページ番号の比較結果に基づいて決定される指示方向は、水平方向であり、ページ番号の大きい方のスライドが下側からクライアント画面に入る場合に、ページ番号の比較結果に基づいて決定される指示方向は、垂直方向である。プレゼンテーションタイプの共有ファイルは、非再生状態において、スライドが一般にページ番号順に上から下へと順に表示されるため、ページ番号の比較結果に基づいて決定される指示方向は、垂直方向である。
例示的に、表示状態がいずれも再生状態であり、且つページ番号の大きい方のスライドが右側から画面に入る場合に、第1ドキュメントページパラメータと第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することは、具体的には、第1ドキュメントページパラメータが第2ドキュメントページパラメータより大きい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より左に位置すると考え、指示方向を左と決定してもよく、第1ドキュメントページパラメータが第2ドキュメントページパラメータより小さい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より右に位置すると考え、指示方向を右と決定してもよいことであってもよい。
例示的に、表示状態がいずれも非再生状態である場合に、第1ドキュメントページパラメータと第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することは、具体的には、次のとおりであってもよい。第1ドキュメントページパラメータが第2ドキュメントページパラメータより大きい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より上に位置すると考え、指示方向を上と決定してもよく、第1ドキュメントページパラメータが第2ドキュメントページパラメータより小さい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より下に位置すると考え、指示方向を下と決定してもよい。また、第1ドキュメントページパラメータと第2ドキュメントページパラメータが同じである場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報と同じであると考え、このときに第2ターゲット情報を指示しなくてもよい。
任意選択で、ファイルタイプがポータブルドキュメントタイプである場合に、ポータブルドキュメントタイプに対応するページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定する。
本実施例において、ポータブルドキュメントタイプの共有ファイルは、例えば、PDFクラウドファイルであってもよい。ポータブルドキュメントタイプの共有ファイルには少なくとも1つのページが含まれてもよく、且つ各ページにはページ番号が設定されてもよい。さらに、被共有クライアントは、ページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータと第2位置パラメータのページ番号の差分から指示方向を決定してもよい。
さらに、ポータブルドキュメントタイプに対応するページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定することは、第1位置パラメータ中の第1ドキュメントページパラメータと第2位置パラメータ中の第2ドキュメントページパラメータを比較することと、第1ドキュメントページパラメータと第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することと、を含む。
本実施例において、第1ドキュメントページパラメータ及び第2ドキュメントページパラメータは、いずれもページ番号であってもよい。ポータブルドキュメントタイプの共有ファイルのページが一般に上から下へと順に表示されるため、ページ番号の比較結果に基づいて決定される指示方向は、垂直方向である。第1ドキュメントページパラメータと第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することは、具体的には、次のとおりであってもよい。第1ドキュメントページパラメータが第2ドキュメントページパラメータより大きい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より上に位置すると考え、指示方向を上と決定してもよく、第1ドキュメントページパラメータが第2ドキュメントページパラメータより小さい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より下に位置すると考え、指示方向を下と決定してもよい。また、第1ドキュメントページパラメータと第2ドキュメントページパラメータが同じである場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報と同じであると考え、このときに第2ターゲット情報を指示しなくてもよい。
任意選択で、ファイルタイプがウェブページタイプである場合に、ウェブページタイプに対応するクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定する。
本実施例において、ウェブページタイプの共有ファイルは、例えば、任意のウェブページであってもよい。ウェブページタイプの共有ファイルは一般にクライアント画面に出現している上下にスクロールして閲覧できるページであり、且つクライアント画面のサイドにはスクロールバーが設けられてもよい。さらに、被共有クライアントは、スクロールバーパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータと第2位置パラメータのスクロールバー位置の差分から指示方向を決定してもよい。
さらに、ウェブページタイプに対応するクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定することは、第1位置パラメータ中のクライアント画面に対する第1スクロールバー位置パラメータと第2位置パラメータ中のクライアント画面に対する第2スクロールバー位置パラメータを比較することと、第1スクロールバー位置パラメータと第2スクロールバー位置パラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することと、を含む。
本実施例において、異なるクライアントのクライアント画面の縦サイズの大きさに差分が存在するため、第1スクロールバー位置パラメータ及び第2スクロールバー位置パラメータは、いずれもスクロールバーのその位置するクライアントのクライアント画面の縦サイズに対する位置パラメータであってもよく、これによって異なるサイズのクライアントのクライアント画面のスクロールバー位置パラメータを比較しやすい。一般には、クライアントのクライアント画面の縦方向にスクロールトラックが設けられるため、スクロールバー位置パラメータの決定方式は、スクロールバーのスクロールトラックの上端に対する距離のスクロールトラック全体のサイズに占める割合をスクロールバー位置パラメータとすることであってもよい。
ウェブページタイプの共有ファイルのページ内容は一般にスクロールバーによって上から下へと閲覧されるため、スクロールバー位置パラメータの比較結果に基づいて決定される指示方向は、垂直方向である。第1スクロールバー位置パラメータと第2スクロールバー位置パラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することは、具体的には、次のとおりであってもよい。第1スクロールバー位置パラメータが第2スクロールバー位置パラメータより大きい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より上に位置すると考え、指示方向を上と決定してもよく、第1スクロールバー位置パラメータが第2スクロールバー位置パラメータより小さい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より下に位置すると考え、指示方向を下と決定してもよい。また、第1スクロールバー位置パラメータと第2スクロールバー位置パラメータが同じである場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報と同じであると考え、このときに第2ターゲット情報を指示しなくてもよい。
本開示の実施例の技術的解決手段は、共有ファイルのドキュメントタイプが、それぞれ、ドキュメント、電子テーブル、マインドマップ、プレゼンテーション、ポータブルドキュメント、ウェブページである場合に、1つ又は複数の表示状態における指示方向の決定方式、及び異なる指示方向決定方式に基づいて得られた異なる指示方向を列挙しており、被共有クライアントは異なるファイルタイプ又は同じタイプの異なる提示状態に対して異なる指示方向をフィードバックすることができるため、ユーザー体験が向上している。
実施例3
図2は、本開示の実施例3によって提供される情報指示方法のフローチャートである。本実施例は、前記実施例の各任意選択の解決手段と組み合わせることができる。本実施例によって提供される情報指示方法は、指示方向の指示方式を最適化しており、位置指示の効果を向上させている。
図2に示されるとおり、本実施例によって提供される情報指示方法は、以下を含む。
S210において、現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得する。
なお、現在のページは、共有クライアントによって共有される共有ファイル中のページである。
S220において、共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得する。
S230において、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示方向を決定する。
S240において、ボタンコントロールをクライアント画面中の第2プリセット位置に設ける。本実施例において、第2プリセット位置は、クライアント画面のサイドの位置であってもよく、これによって共有ファイルのページ情報を遮蔽するのを避ける。第2プリセット位置は、具体的には、クライアント画面のサイドの中間位置であってもよく、これによって共有クライアントの現在の情報位置を比較的明らかに示すこと、及び自由閲覧モードを示すことを実現するために役立つ。
S250において、指示方向に基づいてボタンコントロールに矢印指示効果を添えることによって、第2ターゲット情報を指示する。
本実施例において、ボタンコントロールに指示方向に対応する矢印指示効果を添えることによって、被共有クライアントに共有クライアントの第2ターゲット情報を指示することを実現してもよく、共有クライアントで現在説明している情報の位置を指示すると考えてもよい。なお、指示方向が上/下/左/右である場合に、対応する矢印指示効果を添えることは、ボタンコントロールの上/下/左/右の側に上/下/左/右を指し示す矢印を添えることであってもよく、矢印のスタイルと色は予め定義されてもよい。
また、第2ターゲット情報を指示する必要がない場合に、即ち決定された指示方向が空である場合には、ボタンコントロールだけを表示し、ボタンコントロールに矢印指示効果を添えなくてもよく、自由閲覧モードを比較的明らかに示すことができるだけでなく、ユーザーに第1位置パラメータと第2位置パラメータが同じであることを示して、ユーザーに、現在閲覧している情報は即ち共有クライアントのユーザーの説明する情報であることを把握させることもできる。
任意選択で、ボタンコントロールには、共有クライアントのアイデンティティ識別子が提示されている。なお、共有クライアントのアイデンティティ識別子は、共有クライアントのアバター、名称などの識別子であってもよく、さらに、共有クライアントのアイデンティティ識別子を比較的明らかに示すことも実現している。
任意選択で、ボタンコントロールのクリック命令に応じて追従モードに切り替え、追従モードは、共有クライアントの表示ページに追従して表示するモードである。
本実施例において、被共有クライアントのクライアント画面には複数の共有者追従コントロールが設けられてもよく、ボタンコントロールは、その1つの共有者追従コントロールとされてもよい。被共有クライアントは共有者追従コントロールのトリガー操作(例えば、クリック操作)を検出したときに、自由閲覧モードから追従モードに切り替えてもよい。被共有クライアントは、追従モードにおいて、共有クライアントの現在の表示ページのページ内容を取得し、且つ、共有クライアントのページに対する上下スクロール又はページ内容に対する編集などの操作を取得して、共有クライアントの現在の表示ページに追従して表示し、且つ、共有クライアントに追従してページスクロール又はページ内容の編集を行うことを実現することができる。
さらに、追従モードにおいて、第1位置パラメータの取得、第2位置パラメータの受信を停止し、且つ、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示方向を決定する。
なお、本実施例において、ボタンコントロールを例に挙げて説明する。ボタンコントロールは、指示コントロールの一実施形態に過ぎないということを理解されたく、他のタイプのコントロールを指示コントロールとして採用して本開示の技術的解決手段を実現する場合に、その具体的な実現過程と原理はボタンコントロールの場合と類似するため、ここで説明を省略する。
また、本実施例は、指示方向を例に挙げて説明するが、指示方向は、指示識別子の一実施形態に過ぎないということを理解されたく、他の識別子を指示識別子として採用して本開示の技術的解決手段を実現する場合に、その具体的な実現過程と原理は指示方向の場合と類似するため、ここで説明を省略する。
なお、被共有クライアントを追従モードに切り替えるときに、被共有クライアントは共有クライアントの表示に追従して表示するため、第1位置パラメータは常に第2位置パラメータに等しく、決定されたガイド方向も常にガイド必要なしであるため、このときには第1位置パラメータの取得を停止し、第2位置パラメータの受信を停止し、且つ第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示方向を決定すること停止してもよく、これによってコンピューティングリソースを節約する。これに応じて、ボタンコントロールは、このときにクライアント画面に設けられなくてもよく、ユーザーは現在自由閲覧モードではないことを把握することができる。
図3は、本開示の実施例3によって提供される情報指示方法の被共有クライアントの画面の模式図である。
図3に示されるとおり、被共有クライアントに組み込まれているブラウザーのウィンドウ画面(即ち、クライアント画面)301内に共有ファイルのページ内容302が表示されている。自由閲覧モードにおいて、クライアント画面の右サイドの中間位置にはボタンコントロール303も設けられている。なお、ボタンコントロール303には共有クライアントのアバターが提示されていてもよく、且つボタンコントロールの下側には下を指し示す矢印が添えられ、これによって共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報に対して下に位置することを示して、共有クライアントの第2ターゲット情報に対する指示を実現しており、被共有クライアントのユーザーに共有クライアントの現在の情報位置を提供して、共有プロセスを把握するために役立ち、現在自由閲覧モードであることを示すことができるため、ユーザーの共有体験が向上している。
且つ、被共有クライアントは、ボタンコントロール303のクリック命令に応じて、自由閲覧モードから追従モードに切り替えてもよく、共有クライアントの現在の表示ページに追従して表示し、且つ、共有クライアントに追従してページスクロール又はページ内容の編集を行うことを実現する。
本開示の実施例の技術的解決手段は、ボタンコントロールを設け、ボタンコントロールに指示方向に対応する矢印指示効果を添えることによって、第2ターゲット情報の指示を実現できる。また、ボタンコントロールに共有クライアントのアイデンティティ識別子を提示することによって、指示効果を一層最適化することができ、ボタンコントロールのクリック命令に応じて追従モードに切り替えることによって、より柔軟でダイナミックなモード切替え方式を提供して、ユーザー体験を向上させることができる。
実施例4
図4は、本開示の実施例4によって提供される情報指示装置の構造模式図である。本実施例によって提供される情報指示装置は、特に、被共有クライアントにおいて共有クライアントによって共有される共有ファイルを自由に閲覧するときに、被共有クライアントの画面において共有クライアントで現在説明している情報の位置を指示する場合に適用される。
図4に示されるとおり、情報指示装置は、
現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得するために用いられる第1位置パラメータ取得モジュール410であって、現在のページは、共有クライアントによって共有される共有ファイル中のページである第1位置パラメータ取得モジュール410と、
共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得するために用いられる第2位置パラメータ取得モジュール420と、
第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、指示識別子に基づいて第2ターゲット情報を指示するために用いられる指示識別子決定モジュール430と、を含む。
任意選択で、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータは、同じ位置パラメータ決定規則に基づいて決定される。
任意選択で、位置パラメータ決定規則は、
共有ファイルが出現しているクライアントで、クライアント画面の第1プリセット位置に出現している共有ファイルの位置情報に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータを決定すること、又は、
共有ファイルが出現しているクライアントで、クライアント画面に出現している共有ファイル中のカーソルに対応する共有ファイルの位置情報に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータを決定することのいずれかを含む。
任意選択で、指示識別子決定モジュールは、具体的には、
共有ファイルのファイルタイプに対応する指示識別子決定方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定する、又は、
共有ファイルのファイルタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応する指示識別子決定方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定するために用いられる。
任意選択で、指示識別子決定方式は、
行パラメータ比較方式、列パラメータ比較方式、ページパラメータ比較方式及びクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式の少なくとも1つを含む。
任意選択で、指示識別子決定モジュールは、具体的には、
ファイルタイプがドキュメントタイプである場合に、ドキュメントタイプに対応する行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定するために用いられる。
さらに、ドキュメントタイプに対応する行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
第1位置パラメータ中の第1ドキュメント行パラメータと第2位置パラメータ中の第2ドキュメント行パラメータを比較することと、
第1ドキュメント行パラメータと第2ドキュメント行パラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することと、を含む。
任意選択で、指示識別子決定モジュールは、具体的には、
ファイルタイプが電子テーブルタイプである場合に、電子テーブルタイプに対応する行パラメータ比較方式及び/又は列パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定するために用いられる。
任意選択で、電子テーブルタイプに対応する行パラメータ比較方式及び/又は列パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
第1位置パラメータ中の第1テーブル行パラメータと第2位置パラメータ中の第2テーブル行パラメータの行差値を計算することと、
第1位置パラメータ中の第1テーブル列パラメータと第2位置パラメータ中の第2テーブル列パラメータの列差値を計算することと、
行差値及び/又は列差値に基づいて指示識別子を決定することと、を含む。
さらに、行差値及び/又は列差値に基づいて指示識別子を決定することは、
行差値の絶対値と列差値の絶対値を比較することと、
行差値の絶対値が列差値の絶対値より大きい場合に、行差値に基づいて指示識別子を決定することと、
行差値の絶対値が列差値の絶対値より小さい場合に、列差値に基づいて指示識別子を決定することと、
行差値の絶対値が列差値の絶対値に等しい場合に、行差値と列差値の優先度の高い方の差値に基づいて指示識別子を決定することと、を含む。
任意選択で、行差値及び列差値を計算する前に、
第1位置パラメータ中のテーブル識別子と第2位置パラメータ中のテーブル識別子が同じであるかどうかを判断することと、
そうであれば、行差値及び列差値を計算することとをさらに含む。
任意選択で、指示識別子決定モジュールは、具体的には、
ファイルタイプがマインドマップタイプである場合に、マインドマップタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応する行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定するために用いられる。
任意選択で、マインドマップタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応する行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態がいずれもアウトラインレビューモードであるかどうかを判断することであって、アウトラインレビューモードは、折り畳み/展開命令に応じて、テーマ下のサブテーマを折り畳み/展開するモードであることと、
そうであれば、第1位置パラメータ中の第1テーマ行パラメータと第2位置パラメータ中の第2テーマ行パラメータを比較することと、
第1テーマ行パラメータと第2テーマ行パラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することと、を含む。
任意選択で、指示識別子決定モジュールは、具体的には、
ファイルタイプがプレゼンテーションタイプである場合に、プレゼンテーションタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応するページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定するために用いられる。
任意選択で、プレゼンテーションタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応するページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
共有ファイルの被共有クライアントと共有クライアントにおける表示状態が同じであるかどうかを判断することと、
そうであれば、第1位置パラメータ中の第1ドキュメントページパラメータと第2位置パラメータ中の第2ドキュメントページパラメータを比較することと、
第1ドキュメントページパラメータと第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することと、を含む。
任意選択で、指示識別子決定モジュールは、具体的には、
ファイルタイプがポータブルドキュメントタイプである場合に、ポータブルドキュメントタイプに対応するページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定するために用いられる。
任意選択で、ポータブルドキュメントタイプに対応するページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
第1位置パラメータ中の第1ドキュメントページパラメータと第2位置パラメータ中の第2ドキュメントページパラメータを比較することと、
第1ドキュメントページパラメータと第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することと、を含む。
任意選択で、指示識別子決定モジュールは、具体的には、
ファイルタイプがウェブページタイプである場合に、ウェブページタイプに対応するクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定するために用いられる。
任意選択で、ウェブページタイプに対応するクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
第1位置パラメータ中のクライアント画面に対する第1スクロールバー位置パラメータと第2位置パラメータ中のクライアント画面に対する第2スクロールバー位置パラメータを比較することと、
第1スクロールバー位置パラメータと第2スクロールバー位置パラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することと、を含む。
任意選択で、指示識別子は、指示方向であってもよい。
任意選択で、指示識別子決定モジュールは、具体的には、
指示コントロールをクライアント画面中の第2プリセット位置に設け、
指示方向に基づいて指示コントロールに矢印指示効果を添えることによって、第2ターゲット情報を指示するために用いられる。
さらに、指示コントロールには、共有クライアントのアイデンティティ識別子が提示されている。
任意選択で、情報指示装置は、
ボタンコントロールのクリック命令に応じて追従モードに切り替えるために用いられるモード切替えモジュールであって、追従モードは、共有クライアントの表示ページに追従して表示するモードであるモード切替えモジュールをさらに含む。
任意選択で、追従モードにおいて、情報指示装置は、
第1位置パラメータの取得、第2位置パラメータの受信を停止し、且つ、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定するために用いられる。
任意選択で、指示コントロールは、ボタンコントロールであってもよい。
任意選択で、情報指示装置は、リアルタイム・インタラクティブ・アプリケーションに適用され、リアルタイム・インタラクティブ・アプリケーションは、インスタント・メッセージング・アプリケーション、マルチメディア会議アプリケーション、ライブ配信アプリケーション及びグループチャット・インタラクティブ・アプリケーションの少なくとも1つを含む。
任意選択で、現在のページは、被共有クライアントに出現しているページである。
本開示の実施例によって提供される情報指示装置は、本開示の任意の実施例によって提供される情報指示方法を実行することができ、方法を実行するための対応する機能モジュール及び有益な効果を備える。
なお、上記の装置に含まれる各ユニット及びモジュールは、機能論理に従って分割されているが、上記の分割に限定されず、対応する機能を実現できるものであればよい。また、各機能ユニットの具体的な名称は、互いを区別しやすいために使用されるもので、本開示の実施例の保護範囲を限定するためには使用されない。
実施例5
以下、本開示の実施例を実現するのに適する電子機器(例えば、図5の端末機器又はサーバ)500の構造模式図を示す図5を参照する。本開示の実施例の端末機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、パーソナル・デジタル・アシスタント(Personal digital assistant、PDA)、タブレット(Portable android device、PAD)、ポータブル・マルチメディア・プレーヤー(Portable media player、PMP)、車載端末(例えば、カーナビゲーション端末)などの移動端末、及びデジタルテレビ(Television)、デスクトップパソコンなどの固定端末を含んでもよく、ただしそれに限定されない。図5に示される電子機器は、一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲に何らかの限定を加えるものではない。
図5に示されるとおり、電子機器500は、処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィック・プロセッサなど)501を含んでもよく、当該処理装置は、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)502に記憶されているプログラム又は記憶装置506からランダム・アクセス・メモリ(Random Access Memory、RAM)503にロードされているプログラムに基づいて様々な適切な動作及び処理を実行することができる。RAM503には、電子機器500の操作に必要とする様々なプログラム及びデータも記憶されている。処理装置501、ROM502及びRAM503は、バス504によって互いに接続されている。入力/出力(Input/output、I/O)インタフェース505もバス504に接続されている。
一般に、I/Oインタフェース505に接続可能な装置としては、例えば、タッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロスコープなどの入力装置506、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid crystal display、LCD)、スピーカ、バイブレータなどの出力装置507、例えば、磁気テープ、ハードディスクなどの記憶装置508、及び、通信装置509である。通信装置509は、電子機器500が他の機器と無線又は有線の通信を行ってデータを交換することを可能にする。図5には様々な装置を有する電子機器500が示されているが、示されている全ての装置での実施又はそれらを備えることを求めないということを理解されたい。その代わりに、より多い又は少ない装置での実施とするか又はそれらを備えてもよい。
特に、本開示の実施例によれば、上記でフローチャートを参照して説明する過程は、コンピュータ・ソフトウェア・プログラムとして実現されてもよい。例えば、本開示の実施例は、非一時的コンピュータ可読媒体に保持されているコンピュータプログラムを備えるコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムは、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。かかる実施例において、当該コンピュータプログラムは、通信装置509によってネットワークからダウンロード及びインストールされてもよいし、又は記憶装置506からインストールされてもよいし、又はROM502からインストールされてもよい。当該コンピュータプログラムが処理装置501によって実行されるときに、本開示の実施例の方法のステップが実行されることで、それによって限定される上記の機能が実現される。
本開示の実施例によって提供される電子機器は、上記の実施例によって提供される情報指示方法と同じ趣旨のもので、本実施例で詳しく説明されている技術の詳細は、上記の実施例を参照することができ、且つ、本実施例は、上記の実施例と同じ有益な効果を有する。
実施例6
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ記憶媒体を提供し、当該プログラムがプロセッサによって実行されるときに、上記の実施例によって提供される情報指示方法が実現される。
なお、本開示に記載のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体、又はコンピュータ可読記憶媒体、又はその両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光学、電磁気、赤外線、又は半導体によるシステム、装置若しくは部品、又はそれらの任意の組み合わせであってもよく、ただし、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の導線を有する電気的接続、ポータブル式コンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能でプログラマブルな読み取り専用メモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory、EPROM)又はフラッシュメモリ(FLASH)、光ファイバー、ポータブル・コンパクト・ディスク読み取り専用メモリ(Compact disc read only memory、CD-ROM)、光記憶部品、磁気記憶部品、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよく、ただしそれに限定されない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含む又は記憶するいかなる有形の媒体であってもよく、当該プログラムは、命令を実行するシステム、装置又は部品によって使用されてもよいし、又はそれらと組み合わせて使用されてもよい。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、基底帯域において又は搬送波の一部として伝搬される、コンピュータ可読プログラムコードが保持されているデータ信号を含んでもよい。このような伝搬されるデータ信号は、電磁信号、光信号又はそれらの任意の適切な組み合わせを含み、ただしそれに限定されない様々な形態を採用することができる。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、当該コンピュータ可読信号媒体は、命令を実行するシステム、装置若しくは部品によって使用され又はそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝搬又は伝送するために用いられてもよい。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、電線、光ファイバーケーブル、無線周波数(Radio Frequency、RF)など、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含み、ただしそれに限定されない任意の適切な媒体で伝送されてもよい。
いくつかの実施形態において、クライアント、サーバは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol、ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル)などの任意の既存の又はこれから開発されるネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ、任意の形態又は媒体によるデジタル若しくはデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と互いに接続されてもよい。通信ネットワークの例は、ローカル・エリア・ネットワーク(Local area network、LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(Wide area network、WAN)、ドメインネットワーク(例えば、インターネット)、ピアツーピアネットワーク(例えば、ad hocピアツーピアネットワーク)、又は任意の既存の若しくはこれから開発されるネットワークを含む。
前記コンピュータ可読媒体は、前記電子機器に含まれてもよいし、当該電子機器に組み込まれず単独で存在してもよい。
前記コンピュータ可読媒体には、1つ又は複数のプログラムが保持されており、前記1つ又は複数のプログラムが当該電子機器によって実行されるときに、当該電子機器は、
現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得し(現在のページは、共有クライアントによって共有される共有ファイル中のページである)、共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得し、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、指示識別子に基づいて第2ターゲット情報を指示する。
1つ若しくは複数のプログラミング言語又はそれらの組み合わせで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを作成することができ、前記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語を含み、「C」言語又は類似するプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語をさらに含み、ただしそれに限定されない。プログラムコードは、完全にユーザーコンピュータに実行されてもよいし、部分的にユーザーコンピュータに実行されてもよいし、1つスタンドアロン・ソフトウェア・パッケージとして実行されてもよいし、部分的にユーザーコンピュータに且つ部分的にリモートコンピュータに実行されてもよいし、又は完全にリモートコンピュータ若しくはサーバに実行されてもよい。リモートコンピュータに係る場合に、リモートコンピュータは、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)を含む任意のタイプのネットワークによってユーザーコンピュータに接続されてもよいし、又は、外部のコンピュータに接続されてもよい(例えば、インターネット・サービス・プロバイダーを利用してインターネットによって接続される)。
本開示の実施例は、さらに、コンピュータプログラム製品を提供し、当該コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムを含み、当該コンピュータプログラムは、可読記憶媒体に記憶されており、電子機器の1つ又は複数のプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記1つ又は複数のプロセッサが前記コンピュータプログラムを実行することで、前記電子機器は、前記いずれかの実施例によって提供される解決手段を実行する。
本開示の実施例は、さらに、コンピュータプログラムを提供し、当該コンピュータプログラムは、可読記憶媒体に記憶されており、電子機器の1つ又は複数のプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記1つ又は複数のプロセッサが前記コンピュータプログラムを実行することで、前記電子機器は、前記いずれかの実施例によって提供される解決手段を実行する。
図面のフローチャート及びブロック図には、本開示の様々な実施例のシステム、方法及びコンピュータプログラム製品により実現可能なアーキテクチャ、機能及び操作が示されている。これに関しては、フローチャート又はブロック図の各ブロックが1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができ、当該モジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部は、所定の論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能命令を含む。なお、代替としての特定の実現において、ブロックに記された機能は図面に記されたのと異なる順序で生じてもよいということに留意されたい。例えば、つながって示される2つのブロックは、実際にはほぼ並行して実行されてもよいし、時には逆の順序で実行されてもよく、対象となる機能で決定される。なお、ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロック、及び、ブロック図及び/又はフローチャートのブロックの組み合わせは、所定の機能又は操作を実行するハードウェアに基づく専用のシステムで実現されてもよいし、又は、専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせで実現されてもよいということにも留意されたい。
本開示の実施例において説明される関係のユニットは、ソフトウェアとして実現されてもよいし、ハードウェアとして実現されてもよい。ユニット、モジュールの名称は、場合によっては当該ユニット、モジュール自体への限定を構成せず、例えば、共有モジュールは、「ページ共有モジュール」と名付けられてもよい。
本明細書において上記で説明されている機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェア論理要素によって実行されてもよい。例えば、非限定的であるが、使用可能なハードウェア論理要素のタイプの例は、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、特定用途向け標準製品(Application Specific Standard Parts、ASSP)、システム・オン・チップ(System on Chip、SOC)、複雑なプログラマブル・ロジック・デバイス(Complex programmable logic device、CPLD)などを含む。
本開示の文脈によれば、機械可読媒体は、有形の媒体であってもよいし、命令を実行するシステム、装置若しくは機器に使用され又は命令を実行するシステム、装置若しくは機器と組み合わせて使用されるプログラムを含み又は記憶することができる。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線、若しくは半導体によるシステム、装置又は機器、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよく、ただしそれに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の配線による電気的接続、ポータブル・コンピュータ・ディスク、ハードディスク、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能でプログラマブルな読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブル・コンパクト・ディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含む。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例1は、
現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得することであって、前記現在のページは、共有クライアントによって共有される共有ファイル中のページであることと、
前記共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得することと、
前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、前記指示識別子に基づいて前記第2ターゲット情報を指示することとを含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例2は、
任意選択で、前記第1位置パラメータ及び第2位置パラメータは、同じ位置パラメータ決定規則に基づいて決定されることをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例3は、
任意選択で、前記位置パラメータ決定規則は、
前記共有ファイルが出現しているクライアントで、クライアント画面の第1プリセット位置に出現している共有ファイルの位置情報に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータを決定すること、又は、
前記共有ファイルが出現しているクライアントで、クライアント画面に出現している共有ファイル中のカーソルに対応する共有ファイルの位置情報に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータを決定することのいずれかを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例4は、
任意選択で、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定することは、
前記共有ファイルのファイルタイプに対応する指示識別子決定方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定すること、又は、
前記共有ファイルのファイルタイプ、並びに、前記共有ファイルの前記被共有クライアント及び前記共有クライアントにおける表示状態に対応する指示識別子決定方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例5は、
任意選択で、前記指示識別子決定方式は、
行パラメータ比較方式、列パラメータ比較方式、ページパラメータ比較方式及びクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式の少なくとも1つを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例6は、
任意選択で、前記ファイルタイプがドキュメントタイプである場合に、ドキュメントタイプに対応する行パラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例7は、
任意選択で、ドキュメントタイプに対応する行パラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
前記第1位置パラメータ中の第1ドキュメント行パラメータと前記第2位置パラメータ中の第2ドキュメント行パラメータを比較することと、
前記第1ドキュメント行パラメータと前記第2ドキュメント行パラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することとを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例8は、
任意選択で、前記ファイルタイプが電子テーブルタイプである場合に、電子テーブルタイプに対応する行パラメータ比較方式及び/又は列パラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例9は、
任意選択で、電子テーブルタイプに対応する行パラメータ比較方式及び/又は列パラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
前記第1位置パラメータ中の第1テーブル行パラメータと前記第2位置パラメータ中の第2テーブル行パラメータの行差値を計算することと、
前記第1位置パラメータ中の第1テーブル列パラメータと前記第2位置パラメータ中の第2テーブル列パラメータの列差値を計算することと、
前記行差値及び/又は前記列差値に基づいて指示識別子を決定することとを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例10は、
任意選択で、前記行差値及び/又は前記列差値に基づいて指示識別子を決定することは、
前記行差値の絶対値と前記列差値の絶対値を比較することと、
前記行差値の絶対値が前記列差値の絶対値より大きい場合に、前記行差値に基づいて前記指示識別子を決定することと、
前記行差値の絶対値が前記列差値の絶対値より小さい場合に、前記列差値に基づいて指示識別子を決定することと、
前記行差値の絶対値が前記列差値の絶対値に等しい場合に、前記行差値と前記列差値の優先度の高い方の差値に基づいて指示識別子を決定することとを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例11は、
任意選択で、前記行差値及び前記列差値を計算する前に、さらに、
前記第1位置パラメータ中のテーブル識別子と前記第2位置パラメータ中のテーブル識別子が同じであるかどうかを判断することと、
そうであれば、前記行差値及び前記列差値を計算することとを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例12は、
任意選択で、前記ファイルタイプがマインドマップタイプである場合に、マインドマップタイプ、並びに、前記共有ファイルの前記被共有クライアント及び前記共有クライアントにおける表示状態に対応する行パラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例13は、
任意選択で、マインドマップタイプ、並びに、前記共有ファイルの前記被共有クライアント及び前記共有クライアントにおける表示状態に対応する行パラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
前記共有ファイルの前記被共有クライアント及び前記共有クライアントにおける表示状態がいずれもアウトラインレビューモードであるかどうかを判断することであって、前記アウトラインレビューモードは、折り畳み/展開命令に応じて、テーマ下のサブテーマを折り畳み/展開するモードであることと、
そうであれば、前記第1位置パラメータ中の第1テーマ行パラメータと前記第2位置パラメータ中の第2テーマ行パラメータを比較することと、
前記第1テーマ行パラメータと前記第2テーマ行パラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することとを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例14は、
任意選択で、前記ファイルタイプがプレゼンテーションタイプである場合に、プレゼンテーションタイプ、並びに、前記共有ファイルの前記被共有クライアント及び前記共有クライアントにおける表示状態に対応するページパラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例15は、
任意選択で、プレゼンテーションタイプ、並びに、前記共有ファイルの前記被共有クライアント及び前記共有クライアントにおける表示状態に対応するページパラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
前記共有ファイルの前記被共有クライアントと前記共有クライアントにおける表示状態が同じであるかどうかを判断することと、
そうであれば、前記第1位置パラメータ中の第1ドキュメントページパラメータと前記第2位置パラメータ中の第2ドキュメントページパラメータを比較することと、
前記第1ドキュメントページパラメータと前記第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することとを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例16は、
任意選択で、前記ファイルタイプがポータブルドキュメントタイプである場合に、ポータブルドキュメントタイプに対応するページパラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例17は、
任意選択で、ポータブルドキュメントタイプに対応するページパラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
前記第1位置パラメータ中の第1ドキュメントページパラメータと前記第2位置パラメータ中の第2ドキュメントページパラメータを比較することと、
前記第1ドキュメントページパラメータと前記第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することとを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例18は、
任意選択で、前記ファイルタイプがウェブページタイプである場合に、ウェブページタイプに対応するクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例19は、
任意選択で、ウェブページタイプに対応するクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
前記第1位置パラメータ中のクライアント画面に対する第1スクロールバー位置パラメータと前記第2位置パラメータ中のクライアント画面に対する第2スクロールバー位置パラメータを比較することと、
前記第1スクロールバー位置パラメータと前記第2スクロールバー位置パラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することとを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例20は、
任意選択で、前記指示識別子は、指示方向であることをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例21は、
任意選択で、前記指示識別子に基づいて前記第2ターゲット情報を指示することは、
指示コントロールをクライアント画面中の第2プリセット位置に設けることと、
前記指示方向に基づいて前記指示コントロールに矢印指示効果を添えることによって、前記第2ターゲット情報を指示することとを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例22は、
任意選択で、前記指示コントロールには、前記共有クライアントのアイデンティティ識別子が提示されていることをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例23は、
前記指示コントロールのクリック命令に応じて追従モードに切り替え、前記追従モードは、前記共有クライアントの表示ページに追従して表示するモードであることをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例24は、
前記追従モードにおいて、前記第1位置パラメータの取得、前記第2位置パラメータの受信を停止し、且つ、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定することをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例25は、
任意選択で、前記指示コントロールは、ボタンコントロールであることをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例26は、
任意選択で、リアルタイム・インタラクティブ・アプリケーションに適用され、前記リアルタイム・インタラクティブ・アプリケーションは、インスタント・メッセージング・アプリケーション、マルチメディア会議アプリケーション、ライブ配信アプリケーション及びグループチャット・インタラクティブ・アプリケーションの少なくとも1つを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例27は、
任意選択で、前記現在のページは、被共有クライアントに出現しているページであることをさらに含む、情報指示方法を提供する。
上記で説明したのは、本開示の好ましい実施例及びその使用した技術原理についての説明である。当業者には、本開示に係る開示範囲が、前記技術特徴の特定の組み合わせによる技術的解決手段に限定されず、前記開示の趣旨から逸脱せずに、前記技術特徴又はその同等な特徴を任意に組み合わせて形成させた他の技術的解決手段を同時に含むということを理解されたい。例えば、前記特徴と、本開示において開示される(ただし、それに限定されない)類似する機能を有する技術特徴を入れ替えて形成させた技術的解決手段である。
また、特定の順序で各操作を説明しているが、これらの操作を、示されている特定の順序又は順番で実行することを求めるとは理解されない。特定の環境では、マルチタスクと並行処理が有利である。同様に、上記の説明で実現のための複数の具体的な詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲に対する限定とは解釈されない。単独の実施例として文脈において説明される特定の特徴は組み合わせて1つの実施例で実現されてもよい。逆に、単独の実施例の文脈において説明される様々な特徴は、単独で又はその一部の適切な組み合わせとして複数の実施例において実現されてもよい。
構造の特徴及び/又は方法の論理的な動作に特化された文言で本発明を説明したが、後記の特許請求の範囲において限定される主題が、必ずしも上記で説明している特定の特徴又は動作に限定されるとは限らないということを理解されたい。むしろ、上記で説明している特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実現するための例示的な形態に過ぎない。
本願は、2020年7月9日に中国国家知識産権局に提出された、出願番号が202010657852.3で、発明の名称が「情報位置の指示方法、装置、電子機器及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、それが全体として援用により本明細書に組み込まれる。
本開示の実施例は、コンピュータ技術の分野に関し、特に、情報指示方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。
インターネットと通信技術の絶え間ない発展に伴い、通信アプリケーションによって情報のやり取りを行うのが、ユーザーが情報を交換するための重要な方式の1つとなっている。現在、通信アプリケーションに基づいて情報を共有する場合に、被共有クライアントにおいて共有クライアントによって共有される情報を自由に閲覧するときには、共有クライアントの現在の情報位置を指示することを実現できないため、被共有クライアントのユーザーは共有クライアントの現在の情報位置を知覚することができず、共有プロセスを把握することができず、ひいては自由閲覧モードであるかどうかを知覚することができなくて、ユーザーの共有体験が良くない。
本開示の実施例は、共有クライアントの現在の情報位置を指示して、ユーザーの共有体験を向上させることができる情報指示方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供する。
第1態様において、本開示の実施例は、
現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得することであって、前記現在のページは、共有クライアントによって共有される共有ファイル中のページであることと、
前記共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得することと、
前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、前記指示識別子に基づいて前記第2ターゲット情報を指示することとを含む、情報指示方法を提供する。
第2態様において、本開示の実施例は、さらに、
現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得するために用いられる第1位置パラメータ取得モジュールであって、前記現在のページは、共有クライアントによって共有される共有ファイル中のページである第1位置パラメータ取得モジュールと、
前記共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得するために用いられる第2位置パラメータ取得モジュールと、
前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、前記指示識別子に基づいて前記第2ターゲット情報を指示するために用いられる指示識別子決定モジュールとを含む、情報指示装置を提供する。
第3態様において、本開示の実施例は、さらに、電子機器を提供し、前記電子機器は、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するために用いられる記憶装置と、を含み、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサは、本開示の実施例のいずれかに記載の情報指示方法を実現する。
第4態様において、本開示の実施例は、さらに、コンピュータ実行可能命令を含む記憶媒体を提供し、前記コンピュータ実行可能命令は、コンピュータプロセッサによって実行されるとき、本開示の実施例のいずれかに記載の情報指示方法を実行するために用いられる。
第5態様において、本開示の実施例は、さらに、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムは、可読記憶媒体に記憶されており、電子機器の1つ又は複数のプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記1つ又は複数のプロセッサが前記コンピュータプログラムを実行することで、前記電子機器は、本開示の実施例のいずれかに記載の情報指示方法を実行する。
第6態様において、本開示の実施例は、さらに、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムは、可読記憶媒体に記憶されており、電子機器の1つ又は複数のプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記1つ又は複数のプロセッサが前記コンピュータプログラムを実行することで、前記電子機器は、本開示の実施例のいずれかに記載の情報指示方法を実行する。
本開示の実施例の技術的解決手段は、被共有クライアントが共有クライアントによって共有される共有ファイルを取得した後、共有クライアントと同時に当該共有ファイルを表示することができる。且つ、被共有クライアントが当該共有ファイルを閲覧する過程で、現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得することができ、共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得することもできる。さらに、被共有クライアントは、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、指示識別子に基づいて第2ターゲット情報を指示することができる。被共有クライアントに共有クライアントの第2ターゲット情報を指示することによって、被共有クライアントのユーザーに共有クライアントの現在の情報位置を提供して、共有プロセスを把握するために役立ち、現在自由閲覧モードであることを示すことができるため、ユーザーの共有体験が向上している。
また、従来利用されている情報共有技術は、画面共有技術であり、即ち共有クライアントのスクリーン画面のビデオストリームをキャッチし、ネットワーク帯域幅によってビデオストリームを被共有クライアントに伝送することである。従来の技術ではネットワーク及びビデオ圧縮に対する要件が高いため、画像伝送の過程でネットワーク遅延、解凍歪みなどの様々な問題が生じやすく、共有画像が滑らかでなく、不明瞭であることから、情報共有の効果とユーザー体験に深刻な影響を与えている。本開示の実施例において開示される情報指示方法に係る情報共有技術は、共有ファイルのページ内容を被共有クライアントに共有することによって、被共有クライアントは共有ファイルを表示できる技術であり、これによってハイファイで且つ滑らかな情報共有を実現しており、ユーザーの共有体験が向上している。
図面を踏まえ次の特定の実施形態を参照することにより、本開示の各実施例の上述した及び他の特徴、利点と態様がより明瞭になるだろう。図面において、同じ又は類似する記号で同じ又は類似する要素を表す。なお、図面は模式的なもので、対象とその要素が必ずしも実際の比例関係で作成されるとは限らないということを理解されたい。
図1は、本開示の実施例1によって提供される情報指示方法のフローチャートである。 図2は、本開示の実施例3によって提供される情報指示方法のフローチャートである。 図3は、本開示の実施例3によって提供される情報指示方法の被共有クライアントの画面の模式図である。 図4は、本開示の実施例4によって提供される情報指示装置の構造模式図である。 図5は、本開示の実施例5によって提供される電子機器の構造模式図である。
以下、図面を参照して本開示の実施例をより詳しく説明する。図面には本開示のいくつかの実施例が示されているが、本開示は、様々な形態で実現でき、ここに記載されている実施例に限定されると解釈されず、むしろ、これらの実施例を提供するのは本開示をより徹底的で且つ完全に理解するためであるということを理解されたい。なお、本開示の図面及び実施例は、例示するためのもので、本開示の保護範囲を限定するためではないということを理解されたい。
なお、本開示の方法実施形態に記載の各ステップは、異なる順序で実行されてもよく、且つ/又は並行して実行されてもよいということを理解されたい。また、方法実施形態は、追加のステップを含み、且つ/又は示されているステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこれに関して限定されない。
本明細書で使用される用語「含む」及び変形したものは、開放的に含むことで、即ち「…を含み、ただしそれに限定されない」ことである。用語「…に基づいて」は、「少なくとも部分的に…に基づいて」である。用語「一実施例」は、「少なくとも一実施例」を表し、用語「別の実施例」は、「少なくとも1つの別の実施例」を表し、用語「いくつかの実施例」は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。他の用語に関する定義は、次の説明で示される。
なお、本開示で言及される「第1」、「第2」などの概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのもので、これらの装置、モジュール又はユニットによって実行される機能の順序又は相互の依存関係を限定するためには使用されない。
なお、本開示で言及される「1つ」、「複数」は、限定的ではなく例示的なものであり、当業者には、文脈で明確な説明がない限り、「1つ又は複数」と理解すべきであるということを理解されたい。
実施例1
図1は、本開示の実施例1によって提供される情報指示方法のフローチャートであり、本開示の実施例は、特に、被共有クライアントにおいて共有クライアントによって共有される共有ファイルを自由に閲覧するとき、被共有クライアントの画面において共有クライアントで現在説明している情報の位置を指示する場合に適用され、当該方法は、情報指示装置によって実行されてもよく、当該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアの形態で実現されてもよく、当該装置は、電子機器の中に構成されてもよく、例えば、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン又はデスクトップパソコンなどの電子機器の中に構成されてもよい。
図1に示されるとおり、本実施例によって提供される情報指示方法は、以下を含む。
S110において、現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得し、現在のページは、共有クライアントによって共有される共有ファイル中のページである。
本開示の実施例において開示される情報指示方法に係る情報共有方法において、ここで、次の方式で共有ファイルを共有してもよい。最初に、情報共有サーバ(例えば、DOCSサーバ)は、通信範囲内(例えば、同じマルチメディア会議への参加に係る通信範囲内)のいずれかのクライアントによってトリガーされる共有命令を受信してもよく、且つ、共有命令は、共有ファイルの識別子情報及び共有範囲情報を含み、ただしそれに限定されず、説明の便宜上、本開示の実施例で共有命令をトリガーするクライアントを共有クライアントと称してもよい。次に、情報共有サーバは、共有ファイルの識別子情報に基づいて共有ファイルの統一資源位置指定子(uniform resource locator、URL)を決定し、且つ、共有範囲情報に基づいて通信範囲の中から共有命令によって指定される共有範囲を決定してもよい。最後に、情報共有サーバは、共有ファイルのURLを共有範囲内の他のクライアントに配り、説明の便宜上、本開示の実施例では共有ファイルのURLを受信できるクライアントを被共有クライアントと称し、被共有クライアントは、情報共有サーバ中の共有ファイルのURLにアクセスし、且つURLにアクセスすることによって共有ファイルのファイル内容を得ることができ、これによって被共有クライアントは共有クライアントと同時に共有ファイルのファイル内容を表示できることを実現している。
さらに、情報共有サーバは、共有クライアントの共有ファイルに対する編集操作を被共有クライアントに配ってもよく、且つ、編集操作は、共有ファイルに対するスクロール、ページめくり、編集、注釈付け、削除、選択、拡大、縮小及び部分強調表示などの共有ファイルのサポートする操作を含み、ただしそれに限定されず、これによって被共有クライアントは、受信した編集操作に基づいて表示された共有ファイルを処理することができ、さらに、被共有クライアントは共有クライアントに追従して共有ファイルを編集できることを実現している。
1つの具体的な実施形態において、被共有クライアントのクライアント画面には、共有者追従コントロールが設けられてもよく、被共有クライアントのウィンドウ画面が共有ファイルを表示するときに、共有者追従コントロールをトリガーして被共有クライアントの現在のモードを追従モードに調整することができる。被共有クライアントは、追従モードにおいて、情報共有サーバから共有クライアントの共有ファイルに対する編集操作を取得し、当該編集操作に基づいて表示された共有ファイルを処理することができ、被共有クライアントは共有クライアントに追従して共有ファイルを編集できることを実現している。
また、被共有クライアントのクライアント画面には、自由閲覧コントロールが設けられてもよく、被共有クライアントのウィンドウ画面が共有ファイルを表示するときに、自由閲覧コントロールをトリガーすることによって被共有クライアントの現在のモードを自由閲覧モードに調整することができる。被共有クライアントは、自由閲覧モードにおいて、共有クライアントの共有ファイルに対する編集操作を取得しないが、ユーザーのウィンドウ画面にかけた閲覧命令を受信し、当該閲覧命令に基づいて共有ファイルの各ページを表示することができ、これによってユーザーは、自由閲覧モードにおいて共有ファイルを閲覧することができる。
しかし、従来の情報共有方法に基づいてファイルを共有するときには、被共有クライアントにおいて共有クライアントの現在の情報位置を指示することを実現できないため、被共有クライアントのユーザーは共有クライアントの現在の情報位置を知覚することができず、共有プロセスを把握することができず、ひいては自由閲覧モードであるかどうかを知覚することができなくて、ユーザーの共有体験が良くない。したがって、本開示の実施例は、従来の情報共有方法の欠点を解決できる情報指示方法を提供する。
本開示の実施例で、あるクライアントが共有命令をトリガーして、情報共有サーバによって通信範囲内の他のクライアントにURLを送信する場合に、当該クライアントを共有クライアントと考えてもよい。また、当該クライアントは、受信したURLにアクセスして、情報共有サーバから共有ファイルを取得及び表示する場合に、当該クライアントは被共有クライアントとされる。つまり、同一のクライアントについて、共有ファイルをトリガーするクライアントであるかどうかに基づいて、当該クライアントは、共有クライアントか被共有クライアントが決定される。なお、異なるアプリケーションシーンでは、同一のクライアントについて、その役割は、共有クライアントであってもよいし、又は、被共有クライアントであってもよいということを理解できる。
被共有クライアントが共有クライアントによって共有される共有ファイルを取得した後に、クライアントに組み込まれているブラウザーのウィンドウ画面(クライアント画面と称してもよい)において当該共有ファイルを開いて、共有ファイルを表示してもよく、共有ファイルは、少なくとも1つのページを含んでもよい。ここで、ページとは、例えば、現在の画面に出現している共有ファイルの部分と理解されてもよい。なお、現在のページとは、被共有クライアントが、自由閲覧モードにおいて、現在表示している共有ファイルのページと理解されてもよい。当該共有ファイルは、同時に共有クライアントにも表示され、且つ被共有クライアントの現在のページは、共有クライアントが同じ時間に表示しているページと同じページであってもよいし、異なるページであってもよい。
ここで、現在のページの第1ターゲット情報は、共有ファイルの位置情報、即ち共有ファイル中のページ内容の位置情報であって、例えば、共有ファイル中のページ内容の行パラメータ又はページパラメータなどを含んでもよく、且つ/又は、第1ターゲット情報は、クライアント画面の位置情報であって、例えば、クライアント画面中の縦スクロールバーパラメータなどを含んでもよい。ここで、第1位置パラメータは、第1ターゲット情報中の少なくとも1つの位置パラメータを含んでもよい。ここで、被共有クライアントは、第1位置パラメータをリアルタイムで取得してもよいし、現在のページの第1位置パラメータが変化したときに、変化後の第1位置パラメータを取得してもよい。
S120において、共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得する。
本開示の実施例で、共有クライアントの表示ページの第2ターゲット情報は、同様に共有ファイルの位置情報、及び/又はクライアント画面の位置情報を含んでもよい。共有クライアントは、同様に第2位置パラメータをリアルタイムで取得してもよいし、表示ページの第2位置パラメータが変化したときに、変化後の第2位置パラメータを取得してもよい。且つ、共有クライアントは、第2位置パラメータを取得した後、サーバによって第2位置パラメータを被共有クライアントに送信してもよく、これによって被共有クライアントは第2位置パラメータを受信する。
いくつかのアプリケーションシーンにおいて、第1位置パラメータをリアルタイムで取得し第2位置パラメータを取得することによって、指示識別子のリアルタイムな決定を実現できる。またいくつかのアプリケーションシーンにおいて、第1位置パラメータ及び/又は第2位置パラメータが変化したときに第1位置パラメータを取得し且つ/又は第2位置パラメータを取得することによって、指示識別子の動的な更新を実現でき、指示識別子の正確さを保証することができる。
任意選択で、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータは、同じ位置パラメータ決定規則に基づいて決定される。例えば、位置パラメータ決定規則は、共有ファイルが出現しているクライアントで、クライアント画面の第1プリセット位置に出現している共有ファイルの位置情報に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータを決定すること、又は、共有ファイルが出現しているクライアントで、クライアント画面に出現している共有ファイル中のカーソルに対応する共有ファイルの位置情報に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータを決定することのいずれかを含んでもよい。
本実施例において、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータが共有ファイルの位置情報を含む場合に、クライアント画面の第1プリセット位置、又は共有ファイル中のカーソルの位置に出現している共有ファイルの位置情報に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータを決定してもよい。なお、第1プリセット位置は、例えば、クライアント画面の中央の位置又は左上隅の位置である。なお、カーソルの位置に出現している共有ファイル、即ち、カーソルに対応する共有ファイルは、例えば、カーソルの位置する行のページ内容である。
なお、第1プリセット位置及びカーソルの位置は、ユーザーの注目するページ情報の位置を示すことができる。例示的に、クライアント画面の中央の位置のページ内容、又はカーソルの位置する行のページ内容をユーザーが閲覧又は説明中の内容とすることができる。また、ユーザーの注目するページ情報の位置を示せる他の位置も、本開示の実施例に適用されてもよく、ここで全てを挙げるわけではない。同じ位置パラメータ決定規則に基づいて第1位置パラメータ及び第2位置パラメータを決定することにより、位置パラメータの決定基準が一致することを保証でき、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて決定される指示識別子がより正確になる。
S130において、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、指示識別子に基づいて第2ターゲット情報を指示する。
本開示の実施例で、第1位置パラメータと第2位置パラメータの比較結果に基づいて指示識別子を決定してもよい。
一実施形態として、指示識別子は、指示方向であってもよい。指示方向は、垂直方向(上又は下)及び/又は水平方向(左又は右)であってもよい。1つの具体的な実施例において、垂直方向及び水平方向の第1位置パラメータと第2位置パラメータの差の小さい又は大きい方の方向を指示方向としてもよい。なお、指示方向に基づいて第2ターゲット情報を指示することは、例えば、被共有クライアントはクライアント画面に指示方向に対応する方向識別子を添えて、共有クライアントの第2ターゲット情報を指示することであってもよい。なお、方向識別子は、例えば、矢印識別子であってもよい。また、第1位置パラメータと第2位置パラメータが同じである場合に、第2ターゲット情報を指示しなくてもよく、例えば、指示方向を表すための矢印を表示しなくてもよい。
被共有クライアントに共有クライアントの第2ターゲット情報の位置を指示することにより、被共有クライアントのユーザーに共有クライアントの現在の情報位置を提供して、被共有クライアントのユーザーは個人のニーズに基づいて、現在閲覧している情報と共有クライアントのユーザーの説明している情報を切り替えることに役立ち、被共有クライアントのユーザーが共有クライアントのユーザーの共有ファイルを共有するプロセスを把握させることに役立ち、また、被共有クライアントが現在自由閲覧モードであることについて比較的明らかにモードを示すことができるため、ユーザーの共有体験が向上している。
任意選択で、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定することは、共有ファイルのファイルタイプに対応する指示識別子決定方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定すること、又は、共有ファイルのファイルタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応する指示識別子決定方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定することを含む。
本実施例において、共有ファイルのファイルタイプは、ドキュメント、電子テーブル、マインドマップ、プレゼンテーション、ポータブルドキュメント、ウェブページなどを含み、ただしそれに限定されず、ここで全てを挙げるわけではない。なお、一部のファイルタイプの共有ファイルには1つの表示状態しか存在しないが、また一部のファイルタイプには2つ又は2つ以上の表示状態が存在してもよい。共有ファイルに1つの表示状態しか存在しない場合に、共有ファイルのファイルタイプに対応する指示識別子決定方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定してもよく、共有ファイルに2つ以上の表示状態が存在する場合に、共有ファイルのファイルタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応する指示識別子決定方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定してもよい。
さらに、指示識別子決定方式は、行パラメータ比較方式、列パラメータ比較方式、ページパラメータ比較方式及びクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式の少なくとも1つを含む。
本実施例において、異なるファイルタイプ、又は同じファイルタイプの異なる表示状態の共有ファイルに対応する指示識別子決定方式は、同じでもよいし、異なってもよく、且つ対応する指示識別子決定方式は、行パラメータ比較方式、列パラメータ比較方式、ページパラメータ比較方式及びクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式の1つ又は複数の方式を含んでもよい。異なる指示識別子決定方式に基づいて得られた指示識別子は異なるものであり、例えば、行パラメータ比較方式に基づいて得られた指示識別子は、一般に垂直方向であり、列パラメータ比較方式に基づいて得られた指示識別子は、一般に水平方向である。
任意選択で、本開示の実施例によって提供される情報指示方法は、リアルタイム・インタラクティブ・アプリケーションに適用され、リアルタイム・インタラクティブ・アプリケーションは、インスタント・メッセージング・アプリケーション、マルチメディア会議アプリケーション、ライブ配信アプリケーション及びグループチャット・インタラクティブ・アプリケーションの少なくとも1つを含む。
本実施例において、共有クライアント及び被共有クライアントは、リアルタイム・インタラクティブ・アプリケーションのクライアントであり、これによってクライアント間にリアルタイムでやり取りする過程でファイルを共有することを実現でき、被共有クライアントに共有クライアントの第2ターゲット情報を指示することも実現でき、リアルタイムなやり取りでのやり取りの形態を増やしているだけでなく、情報の共有効率及びユーザーの共有体験を向上させている。
本開示の実施例の技術的解決手段は、被共有クライアントが共有クライアントによって共有される共有ファイルを取得した後、共有クライアントと同時に当該共有ファイルを表示することができる。且つ、被共有クライアントが当該共有ファイルを閲覧する過程で、現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得することができ、共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを受信することもできる。さらに、被共有クライアントは、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、指示識別子に基づいて第2ターゲット情報を指示することができる。被共有クライアントに共有クライアントの第2ターゲット情報の位置を指示することによって、被共有クライアントのユーザーに共有クライアントの現在の情報位置を提供して、共有プロセスを把握するために役立ち、現在自由閲覧モードであることを示すことができるため、ユーザーの共有体験が向上している。
また、本開示の実施例において開示される情報指示方法に係る情報共有技術は、共有ファイルのページ内容を被共有クライアントに共有することによって、従来の画面共有技術で生じやすいネットワーク遅延、解凍歪みの欠点を克服することができ、ハイファイで且つ滑らかな情報共有を実現しており、ユーザーの共有体験が向上している。
実施例2
本開示の実施例は、前記実施例で提供される情報指示方法の任意選択の解決手段のいずれとも組み合わせることができる。本実施例によって提供される情報指示方法では、指示識別子の一実施形態である指示方向を例に挙げて、様々なファイルタイプの共有ファイルの1つ又は複数の表示状態における対応する指示方向の決定方式を具体的に列挙しており、被共有クライアントは異なるファイルタイプ又は同じタイプの異なる提示状態に対して異なる指示方向をフィードバックすることができるため、ユーザー体験が向上している。
任意選択で、ファイルタイプがドキュメントタイプである場合に、ドキュメントタイプに対応する行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定する。
本実施例において、ドキュメントタイプの共有ファイルは、例えば、Docsクラウドファイル又はWordクラウドファイルであってもよい。ドキュメントタイプの共有ファイル中のページ内容には連続的に編集する行番号が設定されてもよく、且つ第1位置パラメータ又は第2位置パラメータにページ内容の行番号が含まれてもよい。さらに、被共有クライアントは、行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータと第2位置パラメータの行番号の差分から指示方向を決定してもよい。
さらに、ドキュメントタイプに対応する行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定することは、第1位置パラメータ中の第1ドキュメント行パラメータと第2位置パラメータ中の第2ドキュメント行パラメータを比較することと、第1ドキュメント行パラメータと第2ドキュメント行パラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することと、を含む。
本実施例において、第1ドキュメント行パラメータ及び第2ドキュメント行パラメータは、いずれも行番号であってもよい。ドキュメントタイプの共有ファイルのページが一般に上から下へと順に表示されるため、行番号の比較結果に基づいて決定される指示方向は、垂直方向である。第1ドキュメント行パラメータと第2ドキュメント行パラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することは、具体的には、次のとおりであってもよい。第1ドキュメント行パラメータが第2ドキュメント行パラメータより大きい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より上に位置すると考え、指示方向を上と決定してもよく、第1ドキュメント行パラメータが第2ドキュメント行パラメータより小さい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より下に位置すると考え、指示方向を下と決定してもよい。また、第1ドキュメント行パラメータと第2ドキュメント行パラメータが同じである場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報と同じであると考え、このときに第2ターゲット情報を指示しなくてもよい。
任意選択で、ファイルタイプが電子テーブルタイプである場合に、電子テーブルタイプに対応する行パラメータ比較方式及び/又は列パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定する。
本実施例において、電子テーブルタイプの共有ファイルは、例えば、Sheetsクラウドファイル又はExcelクラウドファイルであってもよい。電子テーブルタイプの共有ファイルに少なくとも1つのテーブルが含まれてもよく、且つ各テーブルの各セルは行番号及び列番号を含んでもよく、且つ第1位置パラメータ又は第2位置パラメータにはセルの行番号及び列番号が含まれてもよい。さらに、被共有クライアントは、行パラメータ比較方式及び/又は列パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータと第2位置パラメータの行番号の差分及び/又は列番号の差分から指示方向を決定してもよい。
さらに、電子テーブルタイプに対応する行パラメータ比較方式及び/又は列パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定することは、第1位置パラメータ中の第1テーブル行パラメータと第2位置パラメータ中の第2テーブル行パラメータの行差値を計算することと、第1位置パラメータ中の第1テーブル列パラメータと第2位置パラメータ中の第2テーブル列パラメータの列差値を計算することと、行差値及び/又は列差値に基づいて指示方向を決定することと、を含む。
本実施例において、第1テーブル行パラメータ及び第2テーブル行パラメータは、いずれも行番号であってもよく、第1テーブル列パラメータ及び第2テーブル列パラメータは、いずれも列番号であってもよい。行差値及び列差値を計算した後に、行差値及び/又は列差値に基づいて指示方向を決定することは、具体的には、行差値及び列差値に基づいて2つの指示方向を決定し、又は行差値と列差値の1つの差値に基づいて1つの指示方向を決定することであってもよい。且つ、行差値に基づいて決定される指示方向は、垂直方向であり、列差値に基づいて決定される指示方向は、水平方向である。
さらに、行差値及び/又は列差値に基づいて指示方向を決定することは、
行差値の絶対値と列差値の絶対値を比較することと、行差値の絶対値が列差値の絶対値より大きい場合に、行差値に基づいて指示方向を決定することと、行差値の絶対値が列差値の絶対値より小さい場合に、列差値に基づいて指示方向を決定することと、行差値の絶対値が列差値の絶対値に等しい場合に、行差値と列差値の優先度の高い方の差値に基づいて指示方向を決定することと、を含む。
本実施例において、被共有クライアントは、行差値と列差値の絶対値の大きい方に基づいて指示方向を決定してもよい。電子テーブルタイプの共有ファイルでセルの行番号が上から下へと順に大きくなり、列番号が左から右へと順に大きくなるため、行差値に基づいて決定される指示方向は、垂直方向であり、列差値に基づいて決定される指示方向は、水平方向である。
なお、行差値に基づいて指示方向を決定することは、具体的には、行差値がゼロより大きい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より上に位置すると考え、指示方向を上と決定してもよく、行差値がゼロより小さい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より下に位置すると考え、指示方向を下と決定してもよいことであってもよい。
なお、列差値に基づいて指示方向を決定することは、具体的には、列差値がゼロより大きい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より左に位置すると考え、指示方向を左と決定してもよく、列差値がゼロより小さい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より右に位置すると考え、指示方向を右と決定してもよいことであってもよい。
なお、行差値と列差値がゼロである場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報と同じであると考え、このときに第2ターゲット情報を指示しなくてもよい。また、行差値の絶対値が列差値の絶対値に等しい場合に、行差値が優先度の高い方の差値である場合は、行差値に基づいて指示方向を決定し、列差値が優先度の高い方の差値である場合は、列差値に基づいて方向を指示する。
任意選択で、行差値及び列差値を計算する前に、第1位置パラメータ中のテーブル識別子と第2位置パラメータ中のテーブル識別子が同じであるかどうかを判断することと、そうであれば、行差値及び列差値を計算することとをさらに含む。
本実施例において、各電子テーブルタイプの共有ファイルについて、テーブル識別子は、共有ファイル中の1つのテーブルに一意に対応してもよい。なお、テーブル識別子は、文字、数字、アルファベット及び記号などの少なくとも1つの要素から構成されてもよく、例えば、「表1」又は「Tab1」などであってもよい。共有クライアントに表示されるテーブルと被共有クライアントの現在のテーブルが同一のテーブルである場合に、第1位置パラメータ中のテーブル識別子と第2位置パラメータ中のテーブル識別子は同じであり、共有クライアントに表示されるテーブルと被共有クライアントの現在のテーブルが異なるテーブルである場合に、第1位置パラメータ中のテーブル識別子と第2位置パラメータ中のテーブル識別子は異なる。被共有クライアントは、共有クライアント及び被共有クライアントに同一のテーブルが表示されるときに、行差値及び列差値を計算し、共有クライアント及び被共有クライアントに異なるテーブルが表示されるときに、行差値及び列差値を計算しなくてもよく、これによって異なるテーブルを表示するときに指示方向の計算が誤る状況は避けられる。
1つの具体的な実施例では、第1位置パラメータ中のテーブル識別子と第2位置パラメータ中のテーブル識別子がいずれもメインテーブルの識別子である場合に、行差値及び列差値を計算してもよく、これによってコンピューティングリソースを節約している。
任意選択で、ファイルタイプがマインドマップタイプである場合に、マインドマップタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応する行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定する。
本実施例において、マインドマップタイプの共有ファイルは、例えば、Mindnotesクラウドファイルであってもよい。マインドマップタイプの共有ファイルの表示状態は、少なくとも、ブレインマップレビューモード及びアウトラインレビューモードの2つを含んでもよい。そのうち、ブレインマップレビューモードは、各レベルのテーマの関係を相互の従属と関連の階層図で表現するモードと考えてもよく、なお、階層図は、例えば、ツリー図であってもよく、アウトラインレビューモードは、折り畳み/展開命令に応じて、テーマ下のサブテーマを折り畳み/展開するリストモードと考えてもよく、且つリストモード下の各テーマには行番号が設定されてもよい。
なお、ブレインマップレビューモード下の階層図が明らかな行、列などの位置パラメータを有さないため、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態でブレインマップレビューモードが存在する場合に、指示方向を決定しなくてもよい。しかし、アウトラインレビューモード下のテーマリストにテーマ行番号が設定されてもよいため、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態がいずれもアウトラインレビューモードである場合に、行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータと第2位置パラメータのテーマ行番号の差分から指示方向を決定してもよい。
さらに、マインドマップタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応する行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定することは、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態がいずれもアウトラインレビューモードであるかどうかを判断することであって、アウトラインレビューモードは、折り畳み/展開命令に応じて、テーマ下のサブテーマを折り畳み/展開するモードであることと、そうであれば、第1位置パラメータ中の第1テーマ行パラメータと第2位置パラメータ中の第2テーマ行パラメータを比較することと、第1テーマ行パラメータと第2テーマ行パラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することと、を含む。
本実施例において、第1テーマ行パラメータ及び第2テーマ行パラメータは、いずれもテーマの行番号であってもよい。アウトラインレビューモード下のテーマの行番号が上から下へと順に大きくなるため、行番号に基づいて決定される指示方向は、垂直方向である。第1テーマ行パラメータと第2テーマ行パラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することは、具体的には、次のとおりであってもよい。第1テーマ行パラメータが第2テーマ行パラメータより大きい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より上に位置すると考え、指示方向を上と決定してもよく、第1テーマ行パラメータが第2テーマ行パラメータより小さい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より下に位置すると考え、指示方向を下と決定してもよい。また、第1テーマ行パラメータと第2テーマ行パラメータが同じである場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報と同じであると考え、このときに第2ターゲット情報を指示しなくてもよい。
任意選択で、ファイルタイプがプレゼンテーションタイプである場合に、プレゼンテーションタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応するページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定する。
本実施例において、プレゼンテーションタイプの共有ファイルは、例えば、Slidesクラウドファイル又はPPTクラウドファイルであってもよい。プレゼンテーションタイプの共有ファイルに少なくとも1つのスライドが含まれてもよく、且つ各スライドにはページ番号が設定されてもよい。なお、Slidesクラウドファイル及びPPTクラウドファイルの表示状態は、再生状態及び非再生状態を含む。共有ファイルの被共有クライアントと共有クライアントにおける表示状態が異なる場合に、指示方向を決定しなくてもよく、共有ファイルの被共有クライアントと共有クライアントにおける表示状態が同じである場合に、ページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータと第2位置パラメータ中のページ番号の差分から指示方向を決定してもよい。
さらに、プレゼンテーションタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応するページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定することは、共有ファイルの被共有クライアントと共有クライアントにおける表示状態が同じであるかどうかを判断することと、そうであれば、第1位置パラメータ中の第1ドキュメントページパラメータと第2位置パラメータ中の第2ドキュメントページパラメータを比較することと、第1ドキュメントページパラメータと第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することと、を含む。
本実施例において、第1ドキュメントページパラメータ及び第2ドキュメントページパラメータは、いずれもページ番号であってもよい。プレゼンテーションタイプの共有ファイルは、再生状態において、クライアントのクライアント画面が1回で1つのスライドを再生するため、スライド間の切り替えの方向に基づいて指示方向を決定してもよく、例えば、ページ番号の大きい方のスライドが右側からクライアント画面に入る場合に、ページ番号の比較結果に基づいて決定される指示方向は、水平方向であり、ページ番号の大きい方のスライドが下側からクライアント画面に入る場合に、ページ番号の比較結果に基づいて決定される指示方向は、垂直方向である。プレゼンテーションタイプの共有ファイルは、非再生状態において、スライドが一般にページ番号順に上から下へと順に表示されるため、ページ番号の比較結果に基づいて決定される指示方向は、垂直方向である。
例示的に、表示状態がいずれも再生状態であり、且つページ番号の大きい方のスライドが右側から画面に入る場合に、第1ドキュメントページパラメータと第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することは、具体的には、第1ドキュメントページパラメータが第2ドキュメントページパラメータより大きい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より左に位置すると考え、指示方向を左と決定してもよく、第1ドキュメントページパラメータが第2ドキュメントページパラメータより小さい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より右に位置すると考え、指示方向を右と決定してもよいことであってもよい。
例示的に、表示状態がいずれも非再生状態である場合に、第1ドキュメントページパラメータと第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することは、具体的には、次のとおりであってもよい。第1ドキュメントページパラメータが第2ドキュメントページパラメータより大きい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より上に位置すると考え、指示方向を上と決定してもよく、第1ドキュメントページパラメータが第2ドキュメントページパラメータより小さい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より下に位置すると考え、指示方向を下と決定してもよい。また、第1ドキュメントページパラメータと第2ドキュメントページパラメータが同じである場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報と同じであると考え、このときに第2ターゲット情報を指示しなくてもよい。
任意選択で、ファイルタイプがポータブルドキュメントタイプである場合に、ポータブルドキュメントタイプに対応するページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定する。
本実施例において、ポータブルドキュメントタイプの共有ファイルは、例えば、PDFクラウドファイルであってもよい。ポータブルドキュメントタイプの共有ファイルには少なくとも1つのページが含まれてもよく、且つ各ページにはページ番号が設定されてもよい。さらに、被共有クライアントは、ページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータと第2位置パラメータのページ番号の差分から指示方向を決定してもよい。
さらに、ポータブルドキュメントタイプに対応するページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定することは、第1位置パラメータ中の第1ドキュメントページパラメータと第2位置パラメータ中の第2ドキュメントページパラメータを比較することと、第1ドキュメントページパラメータと第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することと、を含む。
本実施例において、第1ドキュメントページパラメータ及び第2ドキュメントページパラメータは、いずれもページ番号であってもよい。ポータブルドキュメントタイプの共有ファイルのページが一般に上から下へと順に表示されるため、ページ番号の比較結果に基づいて決定される指示方向は、垂直方向である。第1ドキュメントページパラメータと第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することは、具体的には、次のとおりであってもよい。第1ドキュメントページパラメータが第2ドキュメントページパラメータより大きい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より上に位置すると考え、指示方向を上と決定してもよく、第1ドキュメントページパラメータが第2ドキュメントページパラメータより小さい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より下に位置すると考え、指示方向を下と決定してもよい。また、第1ドキュメントページパラメータと第2ドキュメントページパラメータが同じである場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報と同じであると考え、このときに第2ターゲット情報を指示しなくてもよい。
任意選択で、ファイルタイプがウェブページタイプである場合に、ウェブページタイプに対応するクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定する。
本実施例において、ウェブページタイプの共有ファイルは、例えば、任意のウェブページであってもよい。ウェブページタイプの共有ファイルは一般にクライアント画面に出現している上下にスクロールして閲覧できるページであり、且つクライアント画面のサイドにはスクロールバーが設けられてもよい。さらに、被共有クライアントは、スクロールバーパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータと第2位置パラメータのスクロールバー位置の差分から指示方向を決定してもよい。
さらに、ウェブページタイプに対応するクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示方向を決定することは、第1位置パラメータ中のクライアント画面に対する第1スクロールバー位置パラメータと第2位置パラメータ中のクライアント画面に対する第2スクロールバー位置パラメータを比較することと、第1スクロールバー位置パラメータと第2スクロールバー位置パラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することと、を含む。
本実施例において、異なるクライアントのクライアント画面の縦サイズの大きさに差分が存在するため、第1スクロールバー位置パラメータ及び第2スクロールバー位置パラメータは、いずれもスクロールバーのその位置するクライアントのクライアント画面の縦サイズに対する位置パラメータであってもよく、これによって異なるサイズのクライアントのクライアント画面のスクロールバー位置パラメータを比較しやすい。一般には、クライアントのクライアント画面の縦方向にスクロールトラックが設けられるため、スクロールバー位置パラメータの決定方式は、スクロールバーのスクロールトラックの上端に対する距離のスクロールトラック全体のサイズに占める割合をスクロールバー位置パラメータとすることであってもよい。
ウェブページタイプの共有ファイルのページ内容は一般にスクロールバーによって上から下へと閲覧されるため、スクロールバー位置パラメータの比較結果に基づいて決定される指示方向は、垂直方向である。第1スクロールバー位置パラメータと第2スクロールバー位置パラメータの比較結果に基づいて、指示方向を決定することは、具体的には、次のとおりであってもよい。第1スクロールバー位置パラメータが第2スクロールバー位置パラメータより大きい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より上に位置すると考え、指示方向を上と決定してもよく、第1スクロールバー位置パラメータが第2スクロールバー位置パラメータより小さい場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報より下に位置すると考え、指示方向を下と決定してもよい。また、第1スクロールバー位置パラメータと第2スクロールバー位置パラメータが同じである場合に、共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報と同じであると考え、このときに第2ターゲット情報を指示しなくてもよい。
本開示の実施例の技術的解決手段は、共有ファイルのドキュメントタイプが、それぞれ、ドキュメント、電子テーブル、マインドマップ、プレゼンテーション、ポータブルドキュメント、ウェブページである場合に、1つ又は複数の表示状態における指示方向の決定方式、及び異なる指示方向決定方式に基づいて得られた異なる指示方向を列挙しており、被共有クライアントは異なるファイルタイプ又は同じタイプの異なる提示状態に対して異なる指示方向をフィードバックすることができるため、ユーザー体験が向上している。
実施例3
図2は、本開示の実施例3によって提供される情報指示方法のフローチャートである。本実施例は、前記実施例の各任意選択の解決手段と組み合わせることができる。本実施例によって提供される情報指示方法は、指示方向の指示方式を最適化しており、位置指示の効果を向上させている。
図2に示されるとおり、本実施例によって提供される情報指示方法は、以下を含む。
S210において、現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得する。
なお、現在のページは、共有クライアントによって共有される共有ファイル中のページである。
S220において、共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得する。
S230において、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示方向を決定する。
S240において、ボタンコントロールをクライアント画面中の第2プリセット位置に設ける。本実施例において、第2プリセット位置は、クライアント画面のサイドの位置であってもよく、これによって共有ファイルのページ情報を遮蔽するのを避ける。第2プリセット位置は、具体的には、クライアント画面のサイドの中間位置であってもよく、これによって共有クライアントの現在の情報位置を比較的明らかに示すこと、及び自由閲覧モードを示すことを実現するために役立つ。
S250において、指示方向に基づいてボタンコントロールに矢印指示効果を添えることによって、第2ターゲット情報を指示する。
本実施例において、ボタンコントロールに指示方向に対応する矢印指示効果を添えることによって、被共有クライアントに共有クライアントの第2ターゲット情報を指示することを実現してもよく、共有クライアントで現在説明している情報の位置を指示すると考えてもよい。なお、指示方向が上/下/左/右である場合に、対応する矢印指示効果を添えることは、ボタンコントロールの上/下/左/右の側に上/下/左/右を指し示す矢印を添えることであってもよく、矢印のスタイルと色は予め定義されてもよい。
また、第2ターゲット情報を指示する必要がない場合に、即ち決定された指示方向が空である場合には、ボタンコントロールだけを表示し、ボタンコントロールに矢印指示効果を添えなくてもよく、自由閲覧モードを比較的明らかに示すことができるだけでなく、ユーザーに第1位置パラメータと第2位置パラメータが同じであることを示して、ユーザーに、現在閲覧している情報は即ち共有クライアントのユーザーの説明する情報であることを把握させることもできる。
任意選択で、ボタンコントロールには、共有クライアントのアイデンティティ識別子が提示されている。なお、共有クライアントのアイデンティティ識別子は、共有クライアントのアバター、名称などの識別子であってもよく、さらに、共有クライアントのアイデンティティ識別子を比較的明らかに示すことも実現している。
任意選択で、ボタンコントロールのクリック命令に応じて追従モードに切り替え、追従モードは、共有クライアントの表示ページに追従して表示するモードである。
本実施例において、被共有クライアントのクライアント画面には複数の共有者追従コントロールが設けられてもよく、ボタンコントロールは、その1つの共有者追従コントロールとされてもよい。被共有クライアントは共有者追従コントロールのトリガー操作(例えば、クリック操作)を検出したときに、自由閲覧モードから追従モードに切り替えてもよい。被共有クライアントは、追従モードにおいて、共有クライアントの現在の表示ページのページ内容を取得し、且つ、共有クライアントのページに対する上下スクロール又はページ内容に対する編集などの操作を取得して、共有クライアントの現在の表示ページに追従して表示し、且つ、共有クライアントに追従してページスクロール又はページ内容の編集を行うことを実現することができる。
さらに、追従モードにおいて、第1位置パラメータの取得、第2位置パラメータの取得を停止し、且つ、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示方向を決定する。
なお、本実施例において、ボタンコントロールを例に挙げて説明する。ボタンコントロールは、指示コントロールの一実施形態に過ぎないということを理解されたく、他のタイプのコントロールを指示コントロールとして採用して本開示の技術的解決手段を実現する場合に、その具体的な実現過程と原理はボタンコントロールの場合と類似するため、ここで説明を省略する。
また、本実施例は、指示方向を例に挙げて説明するが、指示方向は、指示識別子の一実施形態に過ぎないということを理解されたく、他の識別子を指示識別子として採用して本開示の技術的解決手段を実現する場合に、その具体的な実現過程と原理は指示方向の場合と類似するため、ここで説明を省略する。
なお、被共有クライアントを追従モードに切り替えるときに、被共有クライアントは共有クライアントの表示される内容に追従して表示するため、第1位置パラメータは常に第2位置パラメータに等しく、決定された指示方向も常にガイド必要なしであるため、このときには第1位置パラメータの取得を停止し、第2位置パラメータの取得を停止し、且つ第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示方向を決定すること停止してもよく、これによってコンピューティングリソースを節約する。これに応じて、ボタンコントロールは、このときにクライアント画面に設けられなくてもよく、ユーザーは現在自由閲覧モードではないことを把握することができる。
図3は、本開示の実施例3によって提供される情報指示方法の被共有クライアントの画面の模式図である。
図3に示されるとおり、被共有クライアントに組み込まれているブラウザーのウィンドウ画面(即ち、クライアント画面)301内に共有ファイルのページ内容302が表示されている。自由閲覧モードにおいて、クライアント画面の右サイドの中間位置にはボタンコントロール303も設けられている。なお、ボタンコントロール303には共有クライアントのアバターが提示されていてもよく、且つボタンコントロールの下側には下を指し示す矢印が添えられ、これによって共有クライアントのユーザーの説明する情報は、被共有クライアントのユーザーの閲覧する情報に対して下に位置することを示して、共有クライアントの第2ターゲット情報に対する指示を実現しており、被共有クライアントのユーザーに共有クライアントの現在の情報位置を提供して、共有プロセスを把握するために役立ち、現在自由閲覧モードであることを示すことができるため、ユーザーの共有体験が向上している。
且つ、被共有クライアントは、ボタンコントロール303のクリック命令に応じて、自由閲覧モードから追従モードに切り替えてもよく、共有クライアントの現在の表示ページに追従して表示し、且つ、共有クライアントに追従してページスクロール又はページ内容の編集を行うことを実現する。
本開示の実施例の技術的解決手段は、ボタンコントロールを設け、ボタンコントロールに指示方向に対応する矢印指示効果を添えることによって、第2ターゲット情報の指示を実現できる。また、ボタンコントロールに共有クライアントのアイデンティティ識別子を提示することによって、指示効果を一層最適化することができ、ボタンコントロールのクリック命令に応じて追従モードに切り替えることによって、より柔軟でダイナミックなモード切替え方式を提供して、ユーザー体験を向上させることができる。
実施例4
図4は、本開示の実施例4によって提供される情報指示装置の構造模式図である。本実施例によって提供される情報指示装置は、特に、被共有クライアントにおいて共有クライアントによって共有される共有ファイルを自由に閲覧するときに、被共有クライアントの画面において共有クライアントで現在説明している情報の位置を指示する場合に適用される。
図4に示されるとおり、情報指示装置は、
現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得するために用いられる第1位置パラメータ取得モジュール410であって、現在のページは、共有クライアントによって共有される共有ファイル中のページである第1位置パラメータ取得モジュール410と、
共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得するために用いられる第2位置パラメータ取得モジュール420と、
第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、指示識別子に基づいて第2ターゲット情報を指示するために用いられる指示識別子決定モジュール430と、を含む。
任意選択で、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータは、同じ位置パラメータ決定規則に基づいて決定される。
任意選択で、位置パラメータ決定規則は、
共有ファイルが出現しているクライアントで、クライアント画面の第1プリセット位置に出現している共有ファイルの位置情報に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータを決定すること、又は、
共有ファイルが出現しているクライアントで、クライアント画面に出現している共有ファイル中のカーソルに対応する共有ファイルの位置情報に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータを決定することのいずれかを含む。
任意選択で、指示識別子決定モジュールは、具体的には、
共有ファイルのファイルタイプに対応する指示識別子決定方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定する、又は、
共有ファイルのファイルタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応する指示識別子決定方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定するために用いられる。
任意選択で、指示識別子決定方式は、
行パラメータ比較方式、列パラメータ比較方式、ページパラメータ比較方式及びクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式の少なくとも1つを含む。
任意選択で、指示識別子決定モジュールは、具体的には、
ファイルタイプがドキュメントタイプである場合に、ドキュメントタイプに対応する行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定するために用いられる。
さらに、ドキュメントタイプに対応する行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
第1位置パラメータ中の第1ドキュメント行パラメータと第2位置パラメータ中の第2ドキュメント行パラメータを比較することと、
第1ドキュメント行パラメータと第2ドキュメント行パラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することと、を含む。
任意選択で、指示識別子決定モジュールは、具体的には、
ファイルタイプが電子テーブルタイプである場合に、電子テーブルタイプに対応する行パラメータ比較方式及び/又は列パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定するために用いられる。
任意選択で、電子テーブルタイプに対応する行パラメータ比較方式及び/又は列パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
第1位置パラメータ中の第1テーブル行パラメータと第2位置パラメータ中の第2テーブル行パラメータの行差値を計算することと、
第1位置パラメータ中の第1テーブル列パラメータと第2位置パラメータ中の第2テーブル列パラメータの列差値を計算することと、
行差値及び/又は列差値に基づいて指示識別子を決定することと、を含む。
さらに、行差値及び/又は列差値に基づいて指示識別子を決定することは、
行差値の絶対値と列差値の絶対値を比較することと、
行差値の絶対値が列差値の絶対値より大きい場合に、行差値に基づいて指示識別子を決定することと、
行差値の絶対値が列差値の絶対値より小さい場合に、列差値に基づいて指示識別子を決定することと、
行差値の絶対値が列差値の絶対値に等しい場合に、行差値と列差値の優先度の高い方の差値に基づいて指示識別子を決定することと、を含む。
任意選択で、行差値及び列差値を計算する前に、
第1位置パラメータ中のテーブル識別子と第2位置パラメータ中のテーブル識別子が同じであるかどうかを判断することと、
そうであれば、行差値及び列差値を計算することとをさらに含む。
任意選択で、指示識別子決定モジュールは、具体的には、
ファイルタイプがマインドマップタイプである場合に、マインドマップタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応する行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定するために用いられる。
任意選択で、マインドマップタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応する行パラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態がいずれもアウトラインレビューモードであるかどうかを判断することであって、アウトラインレビューモードは、折り畳み/展開命令に応じて、テーマ下のサブテーマを折り畳み/展開するモードであることと、
そうであれば、第1位置パラメータ中の第1テーマ行パラメータと第2位置パラメータ中の第2テーマ行パラメータを比較することと、
第1テーマ行パラメータと第2テーマ行パラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することと、を含む。
任意選択で、指示識別子決定モジュールは、具体的には、
ファイルタイプがプレゼンテーションタイプである場合に、プレゼンテーションタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応するページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定するために用いられる。
任意選択で、プレゼンテーションタイプ、並びに、共有ファイルの被共有クライアント及び共有クライアントにおける表示状態に対応するページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
共有ファイルの被共有クライアントと共有クライアントにおける表示状態が同じであるかどうかを判断することと、
そうであれば、第1位置パラメータ中の第1ドキュメントページパラメータと第2位置パラメータ中の第2ドキュメントページパラメータを比較することと、
第1ドキュメントページパラメータと第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することと、を含む。
任意選択で、指示識別子決定モジュールは、具体的には、
ファイルタイプがポータブルドキュメントタイプである場合に、ポータブルドキュメントタイプに対応するページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定するために用いられる。
任意選択で、ポータブルドキュメントタイプに対応するページパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
第1位置パラメータ中の第1ドキュメントページパラメータと第2位置パラメータ中の第2ドキュメントページパラメータを比較することと、
第1ドキュメントページパラメータと第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することと、を含む。
任意選択で、指示識別子決定モジュールは、具体的には、
ファイルタイプがウェブページタイプである場合に、ウェブページタイプに対応するクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定するために用いられる。
任意選択で、ウェブページタイプに対応するクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式に基づいて、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
第1位置パラメータ中のクライアント画面に対する第1スクロールバー位置パラメータと第2位置パラメータ中のクライアント画面に対する第2スクロールバー位置パラメータを比較することと、
第1スクロールバー位置パラメータと第2スクロールバー位置パラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することと、を含む。
任意選択で、指示識別子は、指示方向であってもよい。
任意選択で、指示識別子決定モジュールは、具体的には、
指示コントロールをクライアント画面中の第2プリセット位置に設け、
指示方向に基づいて指示コントロールに矢印指示効果を添えることによって、第2ターゲット情報を指示するために用いられる。
さらに、指示コントロールには、共有クライアントのアイデンティティ識別子が提示されている。
任意選択で、情報指示装置は、
ボタンコントロールのクリック命令に応じて追従モードに切り替えるために用いられるモード切替えモジュールであって、追従モードは、共有クライアントの表示ページに追従して表示するモードであるモード切替えモジュールをさらに含む。
任意選択で、追従モードにおいて、情報指示装置は、
第1位置パラメータの取得、第2位置パラメータの取得を停止し、且つ、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定するために用いられる。
任意選択で、指示コントロールは、ボタンコントロールであってもよい。
任意選択で、情報指示装置は、リアルタイム・インタラクティブ・アプリケーションに適用され、リアルタイム・インタラクティブ・アプリケーションは、インスタント・メッセージング・アプリケーション、マルチメディア会議アプリケーション、ライブ配信アプリケーション及びグループチャット・インタラクティブ・アプリケーションの少なくとも1つを含む。
任意選択で、現在のページは、被共有クライアントに出現しているページである。
本開示の実施例によって提供される情報指示装置は、本開示の任意の実施例によって提供される情報指示方法を実行することができ、方法を実行するための対応する機能モジュール及び有益な効果を備える。
なお、上記の装置に含まれる各ユニット及びモジュールは、機能論理に従って分割されているが、上記の分割に限定されず、対応する機能を実現できるものであればよい。また、各機能ユニットの具体的な名称は、互いを区別しやすいために使用されるもので、本開示の実施例の保護範囲を限定するためには使用されない。
実施例5
以下、本開示の実施例を実現するのに適する電子機器(例えば、図5の端末機器又はサーバ)500の構造模式図を示す図5を参照する。本開示の実施例の端末機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、パーソナル・デジタル・アシスタント(Personal digital assistant、PDA)、タブレット(Portable android device、PAD)、ポータブル・マルチメディア・プレーヤー(Portable media player、PMP)、車載端末(例えば、カーナビゲーション端末)などの移動端末、及びデジタルテレビ(Television)、デスクトップパソコンなどの固定端末を含んでもよく、ただしそれに限定されない。図5に示される電子機器は、一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲に何らかの限定を加えるものではない。
図5に示されるとおり、電子機器500は、処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィック・プロセッサなど)501を含んでもよく、当該処理装置は、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)502に記憶されているプログラム又は記憶装置508からランダム・アクセス・メモリ(Random Access Memory、RAM)503にロードされているプログラムに基づいて様々な適切な動作及び処理を実行することができる。RAM503には、電子機器500の操作に必要とする様々なプログラム及びデータも記憶されている。処理装置501、ROM502及びRAM503は、バス504によって互いに接続されている。入力/出力(Input/output、I/O)インタフェース505もバス504に接続されている。
一般に、I/Oインタフェース505に接続可能な装置としては、例えば、タッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロスコープなどの入力装置506、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid crystal display、LCD)、スピーカ、バイブレータなどの出力装置507、例えば、磁気テープ、ハードディスクなどの記憶装置508、及び、通信装置509である。通信装置509は、電子機器500が他の機器と無線又は有線の通信を行ってデータを交換することを可能にする。図5には様々な装置を有する電子機器500が示されているが、示されている全ての装置での実施又はそれらを備えることを求めないということを理解されたい。その代わりに、より多い又は少ない装置での実施とするか又はそれらを備えてもよい。
特に、本開示の実施例によれば、上記でフローチャートを参照して説明する過程は、コンピュータ・ソフトウェア・プログラムとして実現されてもよい。例えば、本開示の実施例は、非一時的コンピュータ可読媒体に保持されているコンピュータプログラムを備えるコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムは、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。かかる実施例において、当該コンピュータプログラムは、通信装置509によってネットワークからダウンロード及びインストールされてもよいし、又は記憶装置508からインストールされてもよいし、又はROM502からインストールされてもよい。当該コンピュータプログラムが処理装置501によって実行されるときに、本開示の実施例の方法のステップが実行されることで、それによって限定される上記の機能が実現される。
本開示の実施例によって提供される電子機器は、上記の実施例によって提供される情報指示方法と同じ趣旨のもので、本実施例で詳しく説明されている技術の詳細は、上記の実施例を参照することができ、且つ、本実施例は、上記の実施例と同じ有益な効果を有する。
実施例6
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ記憶媒体を提供し、当該プログラムがプロセッサによって実行されるときに、上記の実施例によって提供される情報指示方法が実現される。
なお、本開示に記載のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体、又はコンピュータ可読記憶媒体、又はその両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光学、電磁気、赤外線、又は半導体によるシステム、装置若しくは部品、又はそれらの任意の組み合わせであってもよく、ただし、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の導線を有する電気的接続、ポータブル式コンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能でプログラマブルな読み取り専用メモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory、EPROM)又はフラッシュメモリ(FLASH)、光ファイバー、ポータブル・コンパクト・ディスク読み取り専用メモリ(Compact disc read only memory、CD-ROM)、光記憶部品、磁気記憶部品、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよく、ただしそれに限定されない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含む又は記憶するいかなる有形の媒体であってもよく、当該プログラムは、命令を実行するシステム、装置又は部品によって使用されてもよいし、又はそれらと組み合わせて使用されてもよい。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、基底帯域において又は搬送波の一部として伝搬される、コンピュータ可読プログラムコードが保持されているデータ信号を含んでもよい。このような伝搬されるデータ信号は、電磁信号、光信号又はそれらの任意の適切な組み合わせを含み、ただしそれに限定されない様々な形態を採用することができる。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、当該コンピュータ可読信号媒体は、命令を実行するシステム、装置若しくは部品によって使用され又はそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝搬又は伝送するために用いられてもよい。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、電線、光ファイバーケーブル、無線周波数(Radio Frequency、RF)など、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含み、ただしそれに限定されない任意の適切な媒体で伝送されてもよい。
いくつかの実施形態において、クライアント、サーバは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol、ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル)などの任意の既存の又はこれから開発されるネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ、任意の形態又は媒体によるデジタル若しくはデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と互いに接続されてもよい。通信ネットワークの例は、ローカル・エリア・ネットワーク(Local area network、LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(Wide area network、WAN)、ドメインネットワーク(例えば、インターネット)、ピアツーピアネットワーク(例えば、ad hocピアツーピアネットワーク)、又は任意の既存の若しくはこれから開発されるネットワークを含む。
前記コンピュータ可読媒体は、前記電子機器に含まれてもよいし、当該電子機器に組み込まれず単独で存在してもよい。
前記コンピュータ可読媒体には、1つ又は複数のプログラムが保持されており、前記1つ又は複数のプログラムが当該電子機器によって実行されるときに、当該電子機器は、
現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得し(現在のページは、共有クライアントによって共有される共有ファイル中のページである)、共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得し、第1位置パラメータ及び第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、指示識別子に基づいて第2ターゲット情報を指示する。
1つ若しくは複数のプログラミング言語又はそれらの組み合わせで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを作成することができ、前記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語を含み、「C」言語又は類似するプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語をさらに含み、ただしそれに限定されない。プログラムコードは、完全にユーザーコンピュータに実行されてもよいし、部分的にユーザーコンピュータに実行されてもよいし、1つスタンドアロン・ソフトウェア・パッケージとして実行されてもよいし、部分的にユーザーコンピュータに且つ部分的にリモートコンピュータに実行されてもよいし、又は完全にリモートコンピュータ若しくはサーバに実行されてもよい。リモートコンピュータに係る場合に、リモートコンピュータは、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)を含む任意のタイプのネットワークによってユーザーコンピュータに接続されてもよいし、又は、外部のコンピュータに接続されてもよい(例えば、インターネット・サービス・プロバイダーを利用してインターネットによって接続される)。
本開示の実施例は、さらに、コンピュータプログラム製品を提供し、当該コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムを含み、当該コンピュータプログラムは、可読記憶媒体に記憶されており、電子機器の1つ又は複数のプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記1つ又は複数のプロセッサが前記コンピュータプログラムを実行することで、前記電子機器は、前記いずれかの実施例によって提供される解決手段を実行する。
本開示の実施例は、さらに、コンピュータプログラムを提供し、当該コンピュータプログラムは、可読記憶媒体に記憶されており、電子機器の1つ又は複数のプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記1つ又は複数のプロセッサが前記コンピュータプログラムを実行することで、前記電子機器は、前記いずれかの実施例によって提供される解決手段を実行する。
図面のフローチャート及びブロック図には、本開示の様々な実施例のシステム、方法及びコンピュータプログラム製品により実現可能なアーキテクチャ、機能及び操作が示されている。これに関しては、フローチャート又はブロック図の各ブロックが1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができ、当該モジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部は、所定の論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能命令を含む。なお、代替としての特定の実現において、ブロックに記された機能は図面に記されたのと異なる順序で生じてもよいということに留意されたい。例えば、つながって示される2つのブロックは、実際にはほぼ並行して実行されてもよいし、時には逆の順序で実行されてもよく、対象となる機能で決定される。なお、ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロック、及び、ブロック図及び/又はフローチャートのブロックの組み合わせは、所定の機能又は操作を実行するハードウェアに基づく専用のシステムで実現されてもよいし、又は、専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせで実現されてもよいということにも留意されたい。
本開示の実施例において説明される関係のユニットは、ソフトウェアとして実現されてもよいし、ハードウェアとして実現されてもよい。ユニット、モジュールの名称は、場合によっては当該ユニット、モジュール自体への限定を構成せず、例えば、共有モジュールは、「ページ共有モジュール」と名付けられてもよい。
本明細書において上記で説明されている機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェア論理要素によって実行されてもよい。例えば、非限定的であるが、使用可能なハードウェア論理要素のタイプの例は、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、特定用途向け標準製品(Application Specific Standard Parts、ASSP)、システム・オン・チップ(System on Chip、SOC)、複雑なプログラマブル・ロジック・デバイス(Complex programmable logic device、CPLD)などを含む。
本開示の文脈によれば、機械可読媒体は、有形の媒体であってもよいし、命令を実行するシステム、装置若しくは機器に使用され又は命令を実行するシステム、装置若しくは機器と組み合わせて使用されるプログラムを含み又は記憶することができる。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線、若しくは半導体によるシステム、装置又は機器、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよく、ただしそれに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の配線による電気的接続、ポータブル・コンピュータ・ディスク、ハードディスク、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能でプログラマブルな読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブル・コンパクト・ディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含む。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例1は、
現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得することであって、前記現在のページは、共有クライアントによって共有される共有ファイル中のページであることと、
前記共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得することと、
前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、前記指示識別子に基づいて前記第2ターゲット情報を指示することとを含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例2は、
任意選択で、前記第1位置パラメータ及び第2位置パラメータは、同じ位置パラメータ決定規則に基づいて決定されることをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例3は、
任意選択で、前記位置パラメータ決定規則は、
前記共有ファイルが出現しているクライアントで、クライアント画面の第1プリセット位置に出現している共有ファイルの位置情報に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータを決定すること、又は、
前記共有ファイルが出現しているクライアントで、クライアント画面に出現している共有ファイル中のカーソルに対応する共有ファイルの位置情報に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータを決定することのいずれかを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例4は、
任意選択で、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定することは、
前記共有ファイルのファイルタイプに対応する指示識別子決定方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定すること、又は、
前記共有ファイルのファイルタイプ、並びに、前記共有ファイルの前記被共有クライアント及び前記共有クライアントにおける表示状態に対応する指示識別子決定方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例5は、
任意選択で、前記指示識別子決定方式は、
行パラメータ比較方式、列パラメータ比較方式、ページパラメータ比較方式及びクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式の少なくとも1つを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例6は、
任意選択で、前記ファイルタイプがドキュメントタイプである場合に、ドキュメントタイプに対応する行パラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例7は、
任意選択で、ドキュメントタイプに対応する行パラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
前記第1位置パラメータ中の第1ドキュメント行パラメータと前記第2位置パラメータ中の第2ドキュメント行パラメータを比較することと、
前記第1ドキュメント行パラメータと前記第2ドキュメント行パラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することとを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例8は、
任意選択で、前記ファイルタイプが電子テーブルタイプである場合に、電子テーブルタイプに対応する行パラメータ比較方式及び/又は列パラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例9は、
任意選択で、電子テーブルタイプに対応する行パラメータ比較方式及び/又は列パラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
前記第1位置パラメータ中の第1テーブル行パラメータと前記第2位置パラメータ中の第2テーブル行パラメータの行差値を計算することと、
前記第1位置パラメータ中の第1テーブル列パラメータと前記第2位置パラメータ中の第2テーブル列パラメータの列差値を計算することと、
前記行差値及び/又は前記列差値に基づいて指示識別子を決定することとを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例10は、
任意選択で、前記行差値及び/又は前記列差値に基づいて指示識別子を決定することは、
前記行差値の絶対値と前記列差値の絶対値を比較することと、
前記行差値の絶対値が前記列差値の絶対値より大きい場合に、前記行差値に基づいて前記指示識別子を決定することと、
前記行差値の絶対値が前記列差値の絶対値より小さい場合に、前記列差値に基づいて指示識別子を決定することと、
前記行差値の絶対値が前記列差値の絶対値に等しい場合に、前記行差値と前記列差値の優先度の高い方の差値に基づいて指示識別子を決定することとを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例11は、
任意選択で、前記行差値及び前記列差値を計算する前に、さらに、
前記第1位置パラメータ中のテーブル識別子と前記第2位置パラメータ中のテーブル識別子が同じであるかどうかを判断することと、
そうであれば、前記行差値及び前記列差値を計算することとを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例12は、
任意選択で、前記ファイルタイプがマインドマップタイプである場合に、マインドマップタイプ、並びに、前記共有ファイルの前記被共有クライアント及び前記共有クライアントにおける表示状態に対応する行パラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例13は、
任意選択で、マインドマップタイプ、並びに、前記共有ファイルの前記被共有クライアント及び前記共有クライアントにおける表示状態に対応する行パラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
前記共有ファイルの前記被共有クライアント及び前記共有クライアントにおける表示状態がいずれもアウトラインレビューモードであるかどうかを判断することであって、前記アウトラインレビューモードは、折り畳み/展開命令に応じて、テーマ下のサブテーマを折り畳み/展開するモードであることと、
そうであれば、前記第1位置パラメータ中の第1テーマ行パラメータと前記第2位置パラメータ中の第2テーマ行パラメータを比較することと、
前記第1テーマ行パラメータと前記第2テーマ行パラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することとを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例14は、
任意選択で、前記ファイルタイプがプレゼンテーションタイプである場合に、プレゼンテーションタイプ、並びに、前記共有ファイルの前記被共有クライアント及び前記共有クライアントにおける表示状態に対応するページパラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例15は、
任意選択で、プレゼンテーションタイプ、並びに、前記共有ファイルの前記被共有クライアント及び前記共有クライアントにおける表示状態に対応するページパラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
前記共有ファイルの前記被共有クライアントと前記共有クライアントにおける表示状態が同じであるかどうかを判断することと、
そうであれば、前記第1位置パラメータ中の第1ドキュメントページパラメータと前記第2位置パラメータ中の第2ドキュメントページパラメータを比較することと、
前記第1ドキュメントページパラメータと前記第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することとを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例16は、
任意選択で、前記ファイルタイプがポータブルドキュメントタイプである場合に、ポータブルドキュメントタイプに対応するページパラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例17は、
任意選択で、ポータブルドキュメントタイプに対応するページパラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
前記第1位置パラメータ中の第1ドキュメントページパラメータと前記第2位置パラメータ中の第2ドキュメントページパラメータを比較することと、
前記第1ドキュメントページパラメータと前記第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することとを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例18は、
任意選択で、前記ファイルタイプがウェブページタイプである場合に、ウェブページタイプに対応するクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例19は、
任意選択で、ウェブページタイプに対応するクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
前記第1位置パラメータ中のクライアント画面に対する第1スクロールバー位置パラメータと前記第2位置パラメータ中のクライアント画面に対する第2スクロールバー位置パラメータを比較することと、
前記第1スクロールバー位置パラメータと前記第2スクロールバー位置パラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することとを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例20は、
任意選択で、前記指示識別子は、指示方向であることをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例21は、
任意選択で、前記指示識別子に基づいて前記第2ターゲット情報を指示することは、
指示コントロールをクライアント画面中の第2プリセット位置に設けることと、
前記指示方向に基づいて前記指示コントロールに矢印指示効果を添えることによって、前記第2ターゲット情報を指示することとを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例22は、
任意選択で、前記指示コントロールには、前記共有クライアントのアイデンティティ識別子が提示されていることをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例23は、
前記指示コントロールのクリック命令に応じて追従モードに切り替え、前記追従モードは、前記共有クライアントの表示ページに追従して表示するモードであることをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例24は、
前記追従モードにおいて、前記第1位置パラメータの取得、前記第2位置パラメータの取得を停止し、且つ、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定することをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例25は、
任意選択で、前記指示コントロールは、ボタンコントロールであることをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例26は、
任意選択で、リアルタイム・インタラクティブ・アプリケーションに適用され、前記リアルタイム・インタラクティブ・アプリケーションは、インスタント・メッセージング・アプリケーション、マルチメディア会議アプリケーション、ライブ配信アプリケーション及びグループチャット・インタラクティブ・アプリケーションの少なくとも1つを含むことをさらに含む、情報指示方法を提供する。
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例27は、
任意選択で、前記現在のページは、被共有クライアントに出現しているページであることをさらに含む、情報指示方法を提供する。
上記で説明したのは、本開示の好ましい実施例及びその使用した技術原理についての説明である。当業者には、本開示に係る開示範囲が、前記技術特徴の特定の組み合わせによる技術的解決手段に限定されず、前記開示の趣旨から逸脱せずに、前記技術特徴又はその同等な特徴を任意に組み合わせて形成させた他の技術的解決手段を同時に含むということを理解されたい。例えば、前記特徴と、本開示において開示される(ただし、それに限定されない)類似する機能を有する技術特徴を入れ替えて形成させた技術的解決手段である。
また、特定の順序で各操作を説明しているが、これらの操作を、示されている特定の順序又は順番で実行することを求めるとは理解されない。特定の環境では、マルチタスクと並行処理が有利である。同様に、上記の説明で実現のための複数の具体的な詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲に対する限定とは解釈されない。単独の実施例として文脈において説明される特定の特徴は組み合わせて1つの実施例で実現されてもよい。逆に、単独の実施例の文脈において説明される様々な特徴は、単独で又はその一部の適切な組み合わせとして複数の実施例において実現されてもよい。
構造の特徴及び/又は方法の論理的な動作に特化された文言で本発明を説明したが、後記の特許請求の範囲において限定される主題が、必ずしも上記で説明している特定の特徴又は動作に限定されるとは限らないということを理解されたい。むしろ、上記で説明している特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実現するための例示的な形態に過ぎない。
本願は、2020年7月9日に中国国家知識産権局に提出された、出願番号が202010657852.3で、発明の名称が「情報位置の指示方法、装置、電子機器及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、それが全体として援用により本明細書に組み込まれる。

Claims (32)

  1. 現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得することであって、前記現在のページは、共有クライアントによって共有される共有ファイル中のページであることと、
    前記共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得することと、
    前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、前記指示識別子に基づいて前記第2ターゲット情報を指示することと、を含む、
    ことを特徴とする情報指示方法。
  2. 前記第1位置パラメータ及び第2位置パラメータは、同じ位置パラメータ決定規則に基づいて決定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記位置パラメータ決定規則は、
    前記共有ファイルが出現しているクライアントで、クライアント画面の第1プリセット位置に出現している共有ファイルの位置情報に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータを決定すること、又は、
    前記共有ファイルが出現しているクライアントで、クライアント画面に出現している共有ファイル中のカーソルに対応する共有ファイルの位置情報に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータを決定することのいずれかを含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定することは、
    前記共有ファイルのファイルタイプに対応する指示識別子決定方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定すること、又は、
    前記共有ファイルのファイルタイプ、並びに、前記共有ファイルの前記被共有クライアント及び前記共有クライアントにおける表示状態に対応する指示識別子決定方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することを含む、
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記指示識別子決定方式は、
    行パラメータ比較方式、列パラメータ比較方式、ページパラメータ比較方式及びクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式の少なくとも1つを含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記ファイルタイプがドキュメントタイプである場合に、ドキュメントタイプに対応する行パラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. ドキュメントタイプに対応する行パラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
    前記第1位置パラメータ中の第1ドキュメント行パラメータと前記第2位置パラメータ中の第2ドキュメント行パラメータを比較することと、
    前記第1ドキュメント行パラメータと前記第2ドキュメント行パラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することとを含む、
    ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記ファイルタイプが電子テーブルタイプである場合に、電子テーブルタイプに対応する行パラメータ比較方式及び/又は列パラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  9. 電子テーブルタイプに対応する行パラメータ比較方式及び/又は列パラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
    前記第1位置パラメータ中の第1テーブル行パラメータと前記第2位置パラメータ中の第2テーブル行パラメータの行差値を計算することと、
    前記第1位置パラメータ中の第1テーブル列パラメータと前記第2位置パラメータ中の第2テーブル列パラメータの列差値を計算することと、
    前記行差値及び/又は前記列差値に基づいて指示識別子を決定することとを含む、
    ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記行差値及び/又は前記列差値に基づいて指示識別子を決定することは、
    前記行差値の絶対値と前記列差値の絶対値を比較することと、
    前記行差値の絶対値が前記列差値の絶対値より大きい場合に、前記行差値に基づいて前記指示識別子を決定することと、
    前記行差値の絶対値が前記列差値の絶対値より小さい場合に、前記列差値に基づいて指示識別子を決定することと、
    前記行差値の絶対値が前記列差値の絶対値に等しい場合に、前記行差値と前記列差値の優先度の高い方の差値に基づいて指示識別子を決定することとを含む、
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記行差値及び前記列差値を計算する前に、さらに、
    前記第1位置パラメータ中のテーブル識別子と前記第2位置パラメータ中のテーブル識別子が同じであるかどうかを判断することと、
    そうであれば、前記行差値及び前記列差値を計算することとを含む、
    ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記ファイルタイプがマインドマップタイプである場合に、マインドマップタイプ、並びに、前記共有ファイルの前記被共有クライアント及び前記共有クライアントにおける表示状態に対応する行パラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  13. マインドマップタイプ、並びに、前記共有ファイルの前記被共有クライアント及び前記共有クライアントにおける表示状態に対応する行パラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
    前記共有ファイルの前記被共有クライアント及び前記共有クライアントにおける表示状態がいずれもアウトラインレビューモードであるかどうかを判断することであって、前記アウトラインレビューモードは、折り畳み/展開命令に応じて、テーマ下のサブテーマを折り畳み/展開するモードであることと、
    そうであれば、前記第1位置パラメータ中の第1テーマ行パラメータと前記第2位置パラメータ中の第2テーマ行パラメータを比較することと、
    前記第1テーマ行パラメータと前記第2テーマ行パラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することとを含む、
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記ファイルタイプがプレゼンテーションタイプである場合に、プレゼンテーションタイプ、並びに、前記共有ファイルの前記被共有クライアント及び前記共有クライアントにおける表示状態に対応するページパラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  15. プレゼンテーションタイプ、並びに、前記共有ファイルの前記被共有クライアント及び前記共有クライアントにおける表示状態に対応するページパラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
    前記共有ファイルの前記被共有クライアントと前記共有クライアントにおける表示状態が同じであるかどうかを判断することと、
    そうであれば、前記第1位置パラメータ中の第1ドキュメントページパラメータと前記第2位置パラメータ中の第2ドキュメントページパラメータを比較することと、
    前記第1ドキュメントページパラメータと前記第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することとを含む、
    ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記ファイルタイプがポータブルドキュメントタイプである場合に、ポータブルドキュメントタイプに対応するページパラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  17. ポータブルドキュメントタイプに対応するページパラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
    前記第1位置パラメータ中の第1ドキュメントページパラメータと前記第2位置パラメータ中の第2ドキュメントページパラメータを比較することと、
    前記第1ドキュメントページパラメータと前記第2ドキュメントページパラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することとを含む、
    ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記ファイルタイプがウェブページタイプである場合に、ウェブページタイプに対応するクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  19. ウェブページタイプに対応するクライアント画面のスクロールバーパラメータ比較方式に基づいて、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータから指示識別子を決定することは、
    前記第1位置パラメータ中のクライアント画面に対する第1スクロールバー位置パラメータと前記第2位置パラメータ中のクライアント画面に対する第2スクロールバー位置パラメータを比較することと、
    前記第1スクロールバー位置パラメータと前記第2スクロールバー位置パラメータの比較結果に基づいて、指示識別子を決定することとを含む、
    ことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記指示識別子は、方向を指示するために用いられる、
    ことを特徴とする請求項1~19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記指示識別子に基づいて前記第2ターゲット情報を指示することは、
    指示コントロールをクライアント画面中の第2プリセット位置に設けることと、
    前記指示方向に基づいて前記指示コントロールに矢印指示効果を添えることによって、前記第2ターゲット情報を指示することとを含む、
    ことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 指示コントロールには、前記共有クライアントのアイデンティティ識別子が提示されている、
    ことを特徴とする請求項1~21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記指示コントロールのクリック命令に応じて追従モードに切り替え、前記追従モードは、前記共有クライアントの表示ページに追従して表示するモードであることをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項21又は22に記載の方法。
  24. 前記追従モードにおいて、前記第1位置パラメータの取得、前記第2位置パラメータの受信を停止し、且つ、前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定することをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 前記指示コントロールは、ボタンコントロールである、
    ことを特徴とする請求項21~24のいずれか一項に記載の方法。
  26. リアルタイム・インタラクティブ・アプリケーションに適用され、前記リアルタイム・インタラクティブ・アプリケーションは、インスタント・メッセージング・アプリケーション、マルチメディア会議アプリケーション、ライブ配信アプリケーション及びグループチャット・インタラクティブ・アプリケーションの少なくとも1つを含む、
    ことを特徴とする請求項1~25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 前記現在のページは、被共有クライアントに出現しているページである、
    ことを特徴とする請求項1~26のいずれか一項に記載の方法。
  28. 現在のページ中の第1ターゲット情報の第1位置パラメータを取得するために用いられる第1位置パラメータ取得モジュールであって、前記現在のページは、共有クライアントによって共有される共有ファイル中のページである第1位置パラメータ取得モジュールと、
    前記共有クライアントの表示ページ中の第2ターゲット情報の第2位置パラメータを取得するために用いられる第2位置パラメータ取得モジュールと、
    前記第1位置パラメータ及び前記第2位置パラメータに基づいて指示識別子を決定し、前記指示識別子に基づいて前記第2ターゲット情報を指示するために用いられる指示識別子決定モジュールと、を含む、
    ことを特徴とする情報指示装置。
  29. 1つ又は複数のプロセッサと、
    1つ又は複数のプログラムを記憶するために用いられる記憶装置とを含み、
    前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサは、請求項1~27のいずれか一項に記載の情報指示方法を実現する、
    ことを特徴とする電子機器。
  30. コンピュータ実行可能命令を含む記憶媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令は、コンピュータプロセッサによって実行されるときに、請求項1~27のいずれか一項に記載の情報指示方法を実行するために用いられる、記憶媒体。
  31. コンピュータプログラム命令を含み、前記コンピュータプログラム命令は、コンピュータに請求項1~27のいずれか一項に記載の情報指示方法を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム製品。
  32. コンピュータに請求項1~27のいずれか一項に記載の情報指示方法を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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