JP2023530202A - スマートフォン及び他の装置のための、導光素子を有する内蔵型顕微鏡検査装置 - Google Patents

スマートフォン及び他の装置のための、導光素子を有する内蔵型顕微鏡検査装置 Download PDF

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Abstract

本主題は、スマートフォン等のポータブル撮像システムのための光学顕微鏡検査装置(3)を説明したものである。光学顕微鏡検査装置(3)は、8~15個のレンズ素子を有する光学レンズアセンブリを含む。光学レンズアセンブリは、約1×~約7.8×の範囲の光学倍率、約3ミクロン~約23.25ミクロンの範囲のエアリー半径、約20ミクロン~約338ミクロンの範囲の被写界深度、約0.015~約0.115の範囲の開口数、約12度~約30度の範囲の半視野角及び約6.5ミリメートル(mm)~約57mmの範囲の長さを有する。

Description

技術分野
本主題は、スマートフォン及び他のポータブル撮像システム又は装置のための、導光素子を有する内蔵型光学顕微鏡検査装置に関する。より具体的には、本主題は、顕微鏡検査機能と、必要な光センシング用途に応じて所望の波長の光を透過させることができる導波特性とが組み込まれたスマートフォン又は他のポータブル撮像システム若しくは装置に関する。前記光学顕微鏡検査装置、スマートフォン及びポータブル撮像システムは、所望の波長の光内におけるミクロンサイズの物体又は特定の波長の光を発する物体の定量及び定性分析に使用され得る。
背景
スマートフォン及び他のポータブルコンピューティング装置は、現在の情報時代における最先端の民生技術と考えることができる。標準的なスマートフォンは、デジタルカメラ、高解像度ディスプレイ、様々なリモートセンサ、オーディオビジュアルインタフェース並びにインタネットアクセス及び相互接続性を有するポータブルコンピュータである。これらの全ては、常に進化するソフトウェア及び関連するアプリケーションと共に、アクセス可能なパッケージに組み合わされる。
顕微鏡は、一般に、小さすぎるために裸眼で見えない物体を観察するために使用される。光学顕微鏡は、可視光と、小さい物体の像を拡大するための光学レンズアセンブリとを使用する。光学顕微鏡は、微細構造の観察、病理の特定及び病気の診断で使用される。従来のポータブル顕微鏡検査アセンブリは、スマートフォン又は他のポータブルコンピューティング装置への外付けの光学アタッチメントの形態で入手可能である。しかしながら、それには、幾つかの制限がある。顕微鏡検査機能のための外付けの光学アタッチメントは、これらの視野が限定的であり、嵩張り、あらゆるデジタル機器に適合するとは限らず、ピント合わせ及び顕微鏡検査を行ううえでユーザフレンドリではないため、制限を有する。従来の光学アタッチメントの顕微鏡検査の性能は、カメラの品質の異なるスマートフォンの機種によって異なる。スマートフォンのための外付けの光学アタッチメントは、カメラの位置がスマートフォンごとに異なるため、ユーザフレンドリではない。
米国特許出願公開第20110085032A1号は、顕微鏡カメラを開示しており、このカメラは、物体を拡大するための複数のレンズを含むレンズユニットと、物体を照明するための照明ユニットと、物体の拡大光像をレンズユニットから受信し、像を電気信号に変換し、電気信号をDCデータに変換するように構成されたカメラモジュールと、カメラモジュールを移動端末に接続して、DCデータを移動端末に転送するように構成されたインタフェースユニットとを含む。インタフェースユニットは、USB(ユニバーサルシリアルバス)ケーブルを介して移動端末に接続されるように構成されたUSBインタフェースであり得る。
米国特許出願公開第20140267670A1号は、スマートフォン等のモバイルコンピューティング装置と、関係する画像取得及び分析機能を用いる移動型の顕微鏡検査ツールとを実装するためのシステム及び方法を開示している。画像取得光学系は、カメラの光路内に位置付けられて、カメラが取外し可能媒体の高解像度画像を取得できるようにする、1つ又は複数の対物レンズ、瞳等の任意のよく知られた市販の光学コンポーネントを組み込み得る。
さらに、スマートフォンのための外付けの光学アタッチメントのほとんどは、固定された光学システムを有するため、同じ平面上に異なる大きさの物体のピントを合わせることに限界がある。顕微鏡検査機能のための外付けの光学アタッチメントでは、ユーザは、物体の定性的及び定量的推定を行う際にそれを操作することができない。
さらに、一部の物体は、固有の波長の光線を発することができ、その波長は、それぞれの物体の特徴であり、したがってそのような物体の定性及び定量分析に有益である。光のこの前記特徴は、多くの病理学的サンプル、例えばバイオマーカ-色素合成物の診断において有益である。ポータブル顕微鏡検査のための外付けの光学アタッチメントの多くは、手頃な価格ではない。
したがって、先行技術において述べられた課題/制限を克服するために、スマートフォン及び他のポータブル撮像システムへの顕微鏡検査機能の組込みを可能にする光学顕微鏡検査装置を開発する必要がある。内蔵型顕微鏡検査機能に加えて、導光、可変の解像度、可変の被写界深度、可変の光学倍率及び広視野の特徴も実現されることが望ましい。さらに、可変の光学倍率及び可変の被写界深度の内蔵型顕微鏡検査機能により、スマートフォン及びポータブル撮像システムを使用して幅広い範囲の物体を観察する柔軟性を高めることが可能になる。顕微鏡検査機能、導光機能が組み込まれたスマートフォン及び他のポータブル撮像システムは、教育目的、その場診断並びに物体の定性及び定量分析のために研究者、学生、専門家等のユーザによる操作が可能である。
本主題の目的
本主題の主な目的は、導光を有する内蔵型顕微鏡検査をスマートフォン及び他のポータブル撮像システム又は装置に提供することにより、先行技術の前述の既存の欠点の全てを克服することである。
本主題の主要な目的は、いかなる外付けアタッチメントも用いない、導光特性を有する内蔵型顕微鏡検査機能を有するスマートフォン又は他のポータブル撮像システム若しくは装置を提供することである。
本主題の他の目的は、光学及び球面収差を一切生じない、可変の被写界深度、可変の光学倍率、可変の解像度等の内蔵型顕微鏡検査機能を有するスマートフォン又は他のポータブル撮像システム若しくは装置を提供することである。
本主題のまた別の目的は、裸眼で見えないあらゆる物体の自動的な定性的及び定量的推定のための顕微鏡検査機能が組み込まれたスマートフォン又は他のポータブル撮像システム若しくは装置を提供することである。
本主題のまた別の目的は、大きさの異なる物体に対する自動の又は制御された合焦能力を有する、可変の被写界深度、解像度及び焦点深度の顕微鏡検査機能が組み込まれたスマートフォン又は他のポータブル撮像システム若しくは装置を提供することである。
本主題のまた別の目的は、1×~7.8×の光学倍率を有する、ライトフィールド及びフィルタフィールド顕微鏡検査機能のための光学顕微鏡検査装置を提供することである。
図面の簡単な説明
本主題に関する以上の概要及び以下の詳細な説明は、添付の図面を参照して読むことでよりよく理解される。本主題を図示することを目的として、本主題の例示的な構成が図に示される。しかしながら、本主題は、本明細書で開示される具体的なプロセス及び構造に限定されない。図面において番号で示されているプロセスステップ又は構造の説明は、本明細書において、それ以降の任意の図面中でその同じ番号によって示されるその方法ステップ又は構造の説明にも当てはまる。
本主題による、2つの光学顕微鏡検査装置を有するポータブル撮像システムを示す。 本主題による、2つの光学顕微鏡検査装置を有するポータブル撮像システムを示す。 本主題の一例による光学顕微鏡検査装置を示す。 本主題の他の例による光学顕微鏡検査装置を示す。 本主題の他の例による光学顕微鏡検査装置を示す。 サンプルホルダ及び内蔵光源を有するアセンブリを示す。 本主題による光学顕微鏡検査装置の例示的レイアウトを示す。 図5aの例に関連する歪曲プロットを示す。 図5aの例に関連する変調伝達関数(MTF)プロットを示す。 本主題による光学顕微鏡検査装置の例示的レイアウトを示す。 図6aの例に関連する歪曲プロットを示す。 図6aの例に関連する変調伝達関数(MTF)プロットを示す。 本主題による光学顕微鏡検査装置の例示的レイアウトを示す。 図7aの例に関連する歪曲プロットを示す。 図7aの例に関連する変調伝達関数(MTF)プロットを示す。 本主題による光学顕微鏡検査装置の例示的レイアウトを示す。 図8aの例に関連する歪曲プロットを示す。 図8aの例に関連する変調伝達関数(MTF)プロットを示す。 本主題による光学顕微鏡検査装置の例示的レイアウトを示す。 図9aの例に関連する歪曲プロットを示す。 図9aの例に関連する変調伝達関数(MTF)プロットを示す。 本主題による光学顕微鏡検査装置の例示的レイアウトを示す。 図10aの例に関連する歪曲プロットを示す。 図10aの例に関連する変調伝達関数(MTF)プロットを示す。 本主題による光学顕微鏡検査装置の例示的レイアウトを示す。 図11aの例に関連する歪曲プロットを示す。 図11aの例に関連する変調伝達関数(MTF)プロットを示す。 本主題による光学顕微鏡検査装置の例示的レイアウトを示す。 図12aの例に関連する歪曲プロットを示す。 図12aの例に関連する変調伝達関数(MTF)プロットを示す。 本主題による光学顕微鏡検査装置の例示的レイアウトを示す。 図13aの例に関連する歪曲プロットを示す。 図13aの例に関連する変調伝達関数(MTF)プロットを示す。 本主題による光学顕微鏡検査装置の例示的レイアウトを示す。 図14aの例に関連する歪曲プロットを示す。 図14aの例に関連する変調伝達関数(MTF)プロットを示す。 本主題による光学顕微鏡検査装置の例示的レイアウトを示す。 図15aの例に関連する歪曲プロットを示す。 図15aの例に関連する変調伝達関数(MTF)プロットを示す。 本主題による光学顕微鏡検査装置の例示的レイアウトを示す。 図16aの例に関連する歪曲プロットを示す。 図16aの例に関連する変調伝達関数(MTF)プロットを示す。
詳細な説明
本明細書では、本主題の詳細な実施形態が開示されるが、開示される実施形態は、本主題の例にすぎず、様々な形態で実施され得ることを理解されたい。したがって、本明細書で開示される具体的な機能及び構造の詳細は、限定としてではなく、単なる請求項の基礎として、及び適切な詳細さで記された事実上任意の構造で当業者が本主題を実施できるように教示するための代表的な根拠として解釈されるものとする。
本主題は、従来の装置の前述の欠点を克服する。ここで、本主題の目的、特徴及び利点をより詳細に説明する。また、以下の説明は、様々な具体的な詳細を含むが、単に例としてみなされるものとする。したがって、当業者であれば、本開示及びその様々な実施形態の範囲及び趣旨から逸脱することなく、本明細書に記載されている多くの変更形態及び改良形態があり得ることがわかるであろう。
本明細書及び添付の特許請求の範囲において使用される限り、単数形「1つの(a)」、「1つの(an)」及び「その」は、文脈上明らかに他の解釈が必要である場合を除き、複数形を含むことにも留意しなければならない。本主題の実施形態の実施又は試験には、本明細書に記載のものと同様の又は均等な任意のシステム及び方法を使用することができるが、ここで、好ましいシステムを説明する。
別段の定義がなされない限り、本明細書で使用される技術用語及び専門用語の全ては、本主題が属する技術分野の当業者によって一般に理解されているものと同じ意味を有する。
「システム」及び「装置」という用語は、本開示全体を通して互換的に使用され得る。本明細書に記載の特徴及びコンポーネントに加えて、システム又は装置は、1つ又は複数の他のコンポーネント、例えばプロセス、メモリ、インタフェース、表示スクリーン、画像取得ユニット、グラフィカルユーザインタフェース等を含み得る。
本開示全体を通して、本明細書で使用される「アセンブリ」又は「スマートフォン」若しくは「顕微鏡検査機能が組み込まれたスマートフォン」という用語は、単純な顕微鏡プラットフォームを生成するための内蔵型カメラレンズアセンブリ、カメラ及び表示スクリーン、デジタル撮像アセンブリ又は定性的若しくは定量的推定のための装置を含む機器を指す。「アセンブリ」、「スマートフォン」及び「顕微鏡検査機能が組み込まれたスマートフォン」という用語は、本明細書全体を通して互換的に使用され得る。
本開示全体を通して、「他の装置」又は「顕微鏡検査機能が組み込まれた他の装置」という用語は、本明細書で使用される限り、撮像アセンブリ、画像を取得するためのデジタルポータブル装置又は物体を観察するための任意のデジタル装置を指す。「他の装置」及び「顕微鏡検査機能が組み込まれた他の装置」という用語は、本明細書全体を通して互換的に使用され得る。
本主題は、スマートフォン及び他の装置等、ポータブル撮像システム内に顕微鏡検査及び導光機能を組み込むことを可能にする光学顕微鏡検査装置を開示する。導光機能を有する光学顕微鏡検査装置は、必要な光センシング用途に応じて望ましい波長の光を透過させることができる。組み込まれる顕微鏡検査機能は、可変の被写界深度、解像度、視野及び倍率を含む。導光機能は、発光するミクロンサイズの物体の定量的及び定性的解析に使用され得る。導光機能は、所望の波長の光が当てられたミクロンサイズの物体を観察するためにも使用され得る。「ミクロン」という用語は、本明細書ではマイクロメートル(μm)として理解され得る。
本主題の光学顕微鏡検査装置は、小型であり、可変の光学倍率、解像度、視野及び高被写界深度の顕微鏡検査機能を有する内蔵型のライトフィールド及びフィルタフィールド顕微鏡検査を実現することができる。本主題の光学顕微鏡検査装置は、ポータブル撮像システムで使用される。ポータブル撮像システムは、スマートフォン、モバイルフォン、ポータブルコンピューティング装置、ポータブル医療装置、ポータブル顕微鏡又はポータブル分析機器を含み得るが、これらに限定されない。ポータブルコンピューティング装置は、ラップトップ、ネットブック、ノートブック、サブノートブック、タブレットコンピューティング装置及びウルトラブックコンピュータを含み得るが、これらに限定されない。ポータブル医療装置は、小型のポケットサイズの医療装置、分析機器、診断装置並びに定量及び定性分析機器を含み得るが、これらに限定されない。ポータブル顕微鏡は、ポケットサイズのポータブル顕微鏡及びポータブルデジタル顕微鏡装置を含み得るが、これらに限定されない。
本主題の光学顕微鏡検査装置は、複数の素子を含み、これらは、スマートフォン及び/又は他の装置等のポータブル撮像システム内において、顕微鏡検査機能のために物体側から像側に順次配置される。
本主題のある例において、光学顕微鏡検査装置は、8~15個のレンズ素子を有する光学レンズアセンブリを含む。光学顕微鏡検査装置の複数のレンズ素子は、可変の光学倍率、解像度、視野及び高い被写界深度等の顕微鏡検査機能を提供する。光学レンズアセンブリは、約1×~約7.8×の範囲の光学倍率、約3ミクロン~約23.25ミクロンの範囲のエアリー半径、約20ミクロン~約338ミクロンの範囲の被写界深度、約0.015~約0.115の範囲の開口数、約12度~約30度の範囲の半視野角及び約6.5ミリメートル(mm)~約57mmの範囲の長さを有する。
ある例において、光学顕微鏡検査装置は、様々な被写界深度で物体の制御された合焦を行う合焦機構を有する合焦ユニットを含む。合焦ユニットは、バレルを有し、そこに、光学顕微鏡検査装置の光学レンズアセンブリが合焦ユニットのバレル内に配置される。合焦ユニットは、物体を撮像している間、合焦のために光学レンズアセンブリを操作するためのものである。
ある例において、光学顕微鏡検査装置は、特定の波長の光を通過させるための導光ユニットを含む。導光ユニットは、波長固有の光学フィルタを含む。ある例において、導光素子は、光学レンズアセンブリの第1のレンズ素子であり、波長固有の光学フィルタとして構成される。他の例では、導光素子は、光学レンズアセンブリの第1のレンズ素子と第2のレンズ素子との間、又は光学レンズアセンブリの第1のレンズ素子の前若しくは最後のレンズ素子の後、又は光学レンズアセンブリのレンズ素子の隣接する対間に位置付けられる波長固有の光学フィルタである。
ある例において、光学顕微鏡検査装置は、ライトフィールド及びフィルタフィールド顕微鏡検査のための光源を含む。光源は、光学レンズアセンブリに隣接して設置されて、サンプルホルダが光学レンズアセンブリの上に設置されるとき、発せられた光が、サンプルホルダ内に保持されたサンプルに入射するように光を発する。
ある例において、光学顕微鏡検査装置は、光学レンズアセンブリに隣接する画像取得ユニットを含み、これは、光学レンズアセンブリの視野内の物体を撮像する。画像取得ユニットは、メージセンサ又はイメージセンサ/ライトフィールド及びフィルタフィールド顕微鏡検査のための波長固有の光学フィルタ若しくはIRフィルタを備えるイメージセンサを有するカメラを含む。画像取得ユニットは、0.3メガピクセル(MP)~350MPの範囲のピクセルサイズを有する光センサ又はカメラであり得る。
ある例において、1つ又は複数の光学顕微鏡検査装置は、必要な機能/応用、例えば波長選択可能性、可変の光学倍率、可変の解像度、可変の被写界深度等に応じて、スマートフォン等のポータブル撮像システムに埋め込まれる。ポータブル撮像システム内の複数の光学顕微鏡検査装置により、ポータブル撮像システムの利用可能性は、ミクロンサイズの物体又は特定の波長の光を発する物体の撮像に広がる。
光学顕微鏡検査装置は、ポータブル撮像システムの任意の場所に埋め込まれ得、様々な形状、例えば円、六角形、正方形又は他の任意の幾何学形状のパターンを形成する。
ある例において、光学顕微鏡検査装置のレンズ素子は、プラスチック、ガラス、ポリマー又は所望の屈折率及びアッベ数を有する任意の材料等の材料で製作される。
ある例において、本主題の光学顕微鏡検査装置は、光学及び球面収差を補正するための2つ以上の補正レンズを含む。本主題の光学顕微鏡検査装置におけるレンズ素子の数、形状、位置、間隔及び配置は、所望の顕微鏡機能、例えば解像度、視野、光学倍率、被写界深度等に応じて様々であり得る。光学顕微鏡検査装置のレンズ素子の特性、例えば、これらに限定されないが、レンズ素子の屈折力分布、レンズ形状、位置、材料、形状、厚さ、間隔、アパーチャ位置、ジオメトリ、表面形状等は、光学、色、球面収差及びレンズフレア、収差、像面湾曲等の1つ又は複数を含むが、これらに限定されない、視野全体にわたる影響を縮小するように選択され得る。本主題の光学顕微鏡検査装置は、1つ又は複数の開口絞りも含み得、これは、収差を補正するためにレンズ素子間の特定の位置に配置される。
ある例において、光学顕微鏡検査装置のレンズ素子は、プラスの屈折力又はマイナスの屈折力を有し得る。レンズ素子は、像側又は物体側の何れにおける周辺又は軸領域でも非球面、凹又は凸メニスカス面を有し得る。レンズ素子の表面の何れかにおける変曲点は、イメージセンサ又は物体側の付近に位置付けられる。変曲点は、それにより光学顕微鏡検査装置全体の収差を防止するようなものであり得る。
ある例において、第1及び第2のレンズ素子は、広い領域からの光を収集し、それに続くレンズ素子は、第1及び第2のレンズ素子による収差の補正に使用される。1つ又は複数の後続のレンズ素子は、光学及び球面収差をよりよく補正するための補正レンズ素子として使用され得る。補正レンズ素子の後に続く2個のレンズ素子は、プラスの屈折力を有し、これらは、光学倍率において重要な役割を果たす。これらの2個のレンズ素子は、より高い光変換能力及びプラスの屈折力を有するため、光学及び色収差を補正する可能性が高い。導光素子は、第1のレンズ素子の代わりに位置付けられるか、又はイメージセンサと最後のレンズ素子との間に位置付けられる。ある例において、導光素子は、外部素子であり得る。
ある例において、光学顕微鏡検査装置の光学倍率は、1×より大きく、より具体的には、光学倍率は、1×~7.8×の範囲である。光学顕微鏡検査装置は、様々な大きさ及び様々な表面特性を有する物体を観察するために様々な光学倍率を提供する。さらに、20×~1000×又は1000×超の可変倍率により、デジタル拡大又はデジタルズーミングを通して実現することができる。ある例において、イメージセンサは、約0.5~6ミクロンのピクセルサイズを有し得る。
本主題は、顕微鏡検査機能のための小型光学顕微鏡検査装置を説明する。ある例において、光学顕微鏡検査装置の長さは、マイクロフォン等のポータブル撮像システム内にフィットさせるための小型さの需要を満たすために、約5mm~60mmの範囲、とりわけ約6.5mm~約57mmの範囲である。
ある例において、光学顕微鏡検査装置は、導光特性を有する組み込まれた顕微鏡機能を提供し、第1のレンズ素子は、導光とレンズ素子の物理的及び化学的応力からの保護の二重の機能を果たす。第1のレンズ素子は、外側層が耐引っかき性及び耐薬品性層を含み、後続層で特定の波長の光を誘導する。中間層は、高い屈折率を有する。
ある例において、導光素子は、ガラスフィルタ、カラーフィルタ、又は光学フィルタ、又はゼラチンフィルタ、又はダイクロイックフィルタ、又は他の任意の光学フィルタを含み得る。
ある例において、撮像素子は、集積回路技術又は光センサ技術から製作されるイメージセンサ又は光センサであり得る。イメージセンサは、CMOSセンサ又はCDDセンサであり得るが、これらに限定されない。
本主題を、さらに図面を用いて詳細に説明する。
図を参照すると、図1a及び1bは、本主題による2つの光学顕微鏡検査装置3を有するポータブル撮像システム1を示す。ポータブル撮像システム1は、スマートフォン、モバイルフォン、ポータブルコンピューティング装置、ポータブル医療器、ポータブル顕微鏡又はポータブル分析機器を含み得るが、これらに限定されない。ポータブルコンピューティング装置は、ラップトップ、ネットブック、ノートブック、サブノートブック、タブレットコンピューティング装置及びウルトラブックコンピュータを含み得るが、これらに限定されない。ポータブル医療装置は、小型のポケットサイズの医療装置、分析機器、診断機器並びに定量及び定性分析機器を含み得るが、これらに限定されない。ポータブル顕微鏡は、ポケットサイズのポータブル顕微鏡及びポータブルデジタル顕微鏡検査装置を含み得るが、これらに限定されない。
図1a及び1bは、例としてポータブル撮像システム1内の2つの光学顕微鏡検査装置3を示すが、ポータブル撮像システム1は、任意の数の光学顕微鏡検査装置3を含み得る。ある例において、ポータブル撮像システム1は、1~6個の光学顕微鏡検査装置3を含み得る。
各光学顕微鏡検査装置3は、ポータブル撮像システム1の内側に例えばポータブル撮像システム1の製造中に埋め込まれる。光学顕微鏡検査装置3は、ポータブル撮像システム1内の既存のカメラレンズアセンブリに置き換えられるか、又は顕微鏡検査機能を実現するための追加ユニットとしてポータブル撮像システム1内に埋め込まれ得る。
ある例において、各光学顕微鏡検査装置3は、光学顕微鏡検査装置3の周辺に配置された光源4を含む。他の例では、光源4は、図1bに示されるように、光学顕微鏡検査装置3の外部にあり得る。光源4は、白色光源又は特定の所望の波長の光源であり得る。光学顕微鏡検査装置3の幾つかの例を図2、3a及び3bに関して図解し、説明する。
図2は、本主題の例による光学顕微鏡検査装置3を図解する。光学顕微鏡検査装置3は、光学レンズアセンブリを含み、これは、複数のレンズ素子3-1、3-2、...、3-Nを有し、ここで、Nは、8~15である。ある例において、光学顕微鏡検査装置3の光学レンズアセンブリは、8個のレンズ素子、10個のレンズ素子、11個のレンズ素子、12個のレンズ素子、14個のレンズ素子又は15個のレンズ素子を含み得る。光学顕微鏡検査装置3の各種の例を以下の説明で詳細に説明し、図5~16で図解する。
本主題の光学レンズアセンブリでは、光学顕微鏡検査装置3の光学倍率を約1×~約7.8×の範囲、エアリー半径を約3ミクロン~約23.25ミクロンの範囲、被写界深度を約20ミクロン~約338ミクロンの範囲、開口数を約0.015~約0.115の範囲、半視野角を約12度~約30度の範囲、長さを約6.5ミリメートル(mm)~約57mmの範囲とすることができる。光学顕微鏡検査装置3は、ポータブル撮像システム1の内部に埋め込まれると、ポータブル撮像システム1内の顕微鏡検査機能を実現することができる。
図3aは、本主題の他の例による光学顕微鏡検査装置3を図解する。図3aの光学顕微鏡検査装置3は、図2について説明したものと同様の光学レンズアセンブリを含む。加えて、図3aの光学顕微鏡検査装置3は、バレルを有する合焦ユニット7を含む。光学レンズアセンブリは、合焦ユニット7のバレル内に配置される。合焦ユニットは、物体の結像中にその焦点を合わせるように光学レンズアセンブリを操作するように構成される。
ある例において、合焦ユニット7は、物体の焦点を合わせるために制御された移動を行う。合焦ユニット7の移動に関わる機構は、圧電式移動機構又は電磁式移動機構を含み得るが、これらに限定されない。物体の焦点を合わせるための合焦ユニット7の移動を制御するために、ソフトウェア又はモバイルアプリケーションを利用し得ることとも指摘し得る。
ある例において、光学顕微鏡検査装置3が埋め込まれたポータブル撮像システム1は、オートフォーカス機能を提供し得る。オートフォーカス機能により、様々な距離にある異なる大きさの物体を高解像度、広視野で、いかなる球面及び光学収差も生じずに観察するための柔軟性が得られる。光学顕微鏡検査装置3のオートフォーカス及び高解像度撮像能力は、本来、従来使用されていた外部アタッチメントを一切使用せずに物体を観察するためのよりユーザフレンドリなポータブル撮像システムを実現する。
さらに、図3aに示されるように、光学顕微鏡検査装置3は、特定の波長の光を透過させるための導光ユニット5を含む。導光ユニット5は、波長固有の光学フィルタである。図3aに示されるように、導光ユニット5は、光学顕微鏡検査装置3の光学レンズアセンブリの第1のレンズ素子3-1の前に位置付けられる。
他の例において、導光素子5は、光学顕微鏡検査装置3の光学レンズアセンブリの第1のレンズ素子3-1であり、第1のレンズ素子3-1は、波長固有の光学フィルタとして構成される。他の例において、導光素子5は、光学顕微鏡検査装置3の光学レンズアセンブリの第1のレンズ素子3-1と第2のレンズ素子3-1との間に位置付けられる。他の例において、導光素子5は、光学顕微鏡検査装置3の光学レンズアセンブリの最後のレンズ素子3-Nの後に位置付けられる。ある例において、導光素子5は、光学顕微鏡検査装置3の光学レンズアセンブリのレンズ素子の任意の隣接する対間に位置付けられる。
図3bは、本主題の他の例による光学顕微鏡検査装置3を図解する。図3bの光学顕微鏡検査装置3は、図3aについて説明したものと同様の光学レンズアセンブリ、合焦ユニット7及び導光素子7を含む。加えて、図3bの光学顕微鏡検査装置3は、光学レンズアセンブリに隣接して設置された光源4を含み、これは、サンプルホルダ12が光学レンズアセンブリの上に設置されるとき、発せられた光が、サンプルホルダ12内に保持されるサンプルに入射するように光を発する。ある例において、光源4は、拡散器を有する白色LED又は特定の波長のLEDであり得る。サンプルホルダ12は、サンプルを保持することができる透明容器である。サンプルホルダ12は、ガラススライド14を保持し得、その上にサンプルが設置され得る。
光学顕微鏡検査装置3は、光源4からの光をサンプルホルダ12内の物体に向ける集光素子10も含む。集光素子10は、光ファイバ又は反射材で被覆された光学的な透明なロッドであり得る。集光素子10により、光がサンプルホルダ12に、サンプルホルダの内部又はサンプルを保持するガラススライド14の内部の光の全内反射を実現するための臨界角で入射するような方法で光を斜めに向けることが容易となる。
さらに、サンプルホルダ12の平坦面13は、図3bに示されるように、黒塗り加工され、光は、サンプルホルダ12の他方の平坦面から入射される。サンプルは、黒塗り加工された平坦面13と、光が入射する際に通る平坦面との間に設置され、物体から発せられる光が黒を背景として観察される。
ある例において、光源4は、サンプル中の物体が特定の波長の光を照明するライトフィールド及びフィルタフィールド下の物体のデュアルモード観察を可能にする。
さらに、図3bに示されるように、光学顕微鏡検査装置3は、画像取得ユニット6を含み、これは、光学顕微鏡検査装置3の光学レンズアセンブリに隣接して位置付けられて、光学レンズアセンブリの視野内の物体を撮像する。画像取得ユニット6は、ライトフィールド及びフィルタフィールド顕微鏡検査のための、イメージセンサ又はイメージセンサ/波長固有のフィルタ若しくはIRフィルタを備えるイメージセンサを有するカメラを含み得る。ある例において、画像取得ユニット6は、0.3メガピクセル(MP)~350MPの範囲のピクセルサイズを有する光センサ又はカメラである。
図4は、サンプルホルダ12及び内蔵光源4を含むアセンブリ11を示す。光源4は、前述のようなLEDである。図のように、光源4は、サンプルホルダ12の周辺に配置される。図3bのサンプルホルダ12と同様に、図4のサンプルホルダ12も、黒塗り加工された平坦面13を有する。光は、サンプルホルダ12の他方の平坦面を通して入射される。サンプルは、黒塗り加工された平坦面13と、光が入射する際に通る平坦面との間に設置され、物体から発せられる光が黒を背景として観察される。
前述のように、光源4からの光は、光がサンプルホルダ12に、サンプルホルダの内部又はサンプルを保持するガラススライド14の内部の光の全内反射を実現するための臨界角で入射するような方法で斜めにされる。特定の波長の光は、サンプル中の物体に透過する。したがって、物体は、光を発し、それは、サンプルホルダ12を有するアセンブリ11が光学顕微鏡検査装置3上に設置されるとき、光学顕微鏡検査装置3を通して観察され得る。
ある例において、光学顕微鏡検査装置3を通して取得された画像の定量及び定性分析は、従来のアルゴリズム又はソフトウェアを用いて行われ得る。
本主題について、光学顕微鏡検査装置3の光学レンズアセンブリの以下の例を用いて詳細な実験を行った。図5a~16cは、本主題によるそれぞれの実施形態の、光学顕微鏡検査装置の光学レンズアセンブリの例示的なレイアウトと、その結果である関連する湾曲プロット及び変調伝達関数(MTF)プロットとを表す。これらの例は、本主題の範囲に含まれる実施形態を説明し、明示する。これらの例は、本明細書において、例示を目的として提供されているにすぎず、本主題を限定するものと解釈すべきでなく、なぜなら、趣旨及び範囲から逸脱することなく、これらに対する多くの変更形態が可能であるためである。
本開示に提供される数値は、約±5%の誤差を含み得る。本明細書で提供される数値は、単純化するために最も近い少数位に四捨五入され得る。
各実施形態に関する表の行に付けられた通し番号は、1つ又は複数の対応を有する点を指摘し得る。
実施例1
第1の実施形態の光学レンズアセンブリ[3]は、10個のレンズ素子を含み、これらは、物体側から像側に連続的に配置される。開口絞り[61]は、第4及び第5のレンズ素子間に位置付けられる。最初の4個のレンズ素子は、対物レンズアセンブリとして動作することができる。レイアウト図は、図5aに示されている。
第1のレンズ素子[51]は、ガラス、若しくはプラスチック、若しくはポリマー又は複合材料の、1より大きい屈折率を有する保護層又はフィルタである。第2のレンズ素子[52]は、両凸面でプラスの屈折力を有する。第3のレンズ素子[53]は、マイナスの屈折力を有する。第3のレンズ素子の物体側表面は、凸面であり、像側表面は、軸の近辺で凹面である。第4のレンズ素子[54]は、プラスの屈折力を有する。第4のレンズ素子の物体側表面は、軸の近辺の凸面部分であり、像側表面は、凹面である。第5のレンズ素子[55]は、プラスの屈折力を有する。物体側及び像側表面は、凸面である。第6のレンズ素子[56]は、マイナスの屈折力を有する。物体側表面は、光軸の近辺の凹面部分を含む凹面であり、メニスカスである。像側表面は、第6のレンズ素子の周辺近辺の凸面部分を含む凸面であり、メニスカスである。第7のレンズ素子[57]は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、光軸近辺の付近の凹面であり、メニスカスである。像側表面は、光軸付近で凸面である。第8のレンズ素子[58]は、マイナスの屈折力を有する。物体側表面は、第8のレンズ素子の光軸の近辺の凸面部分と周辺の付近の凹面部分とを含む。第9のレンズ素子[59]は、プラスの屈折力を有する。像側表面は、第9のレンズ素子の光軸の近辺の凹面部分と周辺の近辺の凸面部分とを含む。第10のレンズ素子[60]は、光学フィルタ又はIRフィルタである。第1の実施形態の光学レンズアセンブリのデータは、表1Aに示され、非球面データは、表1Bに示されている。歪曲プロット及びMTFプロットは、図5c及び5bに示されている。第1の実施形態の光学レンズアセンブリ[3]は、以下を有する。
倍率=1×:開口数=0.072:焦点距離=3.232mm:システム長さ=12.67mm:HFOV=12.6度:被写界深度=103.83ミクロン:エアリー半径=4.767ミクロン
Figure 2023530202000002
Figure 2023530202000003
第1の実施形態の光学レンズアセンブリは、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.40mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
約13.10mmの曲率半径の物体側表面、約-1.80mmの曲率半径の像側表面、約1.35mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
約1.02mmの曲率半径の物体側表面、約0.508mmの曲率半径の像側表面、約0.345mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
約1.28mmの曲率半径の物体側表面、約5.20mmの曲率半径の像側表面、約1.03mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約52.2のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
約2.51mmの曲率半径の物体側表面、約-40.70mmの曲率半径の像側表面、約0.375mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
約-3.85mmの曲率半径の物体側表面、約-7.23mmの曲率半径の像側表面、約0.315mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
約-1.54mmの曲率半径の物体側表面、約-1.25mmの曲率半径の像側表面、約0.684mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
約2.26mmの曲率半径の物体側表面、約1.29mmの曲率半径の像側表面、約0.301mmの厚さ、約1.61の屈折率及び約25.6のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
約1.00mmの曲率半径の物体側表面、約1.22mmの曲率半径の像側表面、約0.627mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.21mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約66.2のアッベ数を有する第10のレンズ素子と
を含み、光学レンズアセンブリは、第4のレンズ素子と第5のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、開口絞りは、約0.321の厚さを有する平坦な素子である。
実施例2
第2の実施形態の光学レンズアセンブリ[3]は、8個のレンズ素子を含み、これらは、物体側から像側に連続的に配置される。開口絞り[109]は、第4及び第5のレンズ素子間に位置付けられる。最初の4つの素子は、対物レンズアセンブリとして動作することができる。レイアウト図は、図6aに示されている。
第1の素子[101]は、ガラス、若しくはプラスチック、若しくはポリマー又は複合材料の、1より大きい屈折率を有する保護層又は光学フィルタである。第2のレンズ[102]素子は、両凸面でプラスの屈折力を有する。第3のレンズ[103]素子は、マイナスの屈折力を有する。第3のレンズ素子の物体側表面は、凸面であり、像側表面は、軸の近辺で凹面である。第4のレンズ[104]素子は、プラスの屈折力を有する。第4の素子の物体側表面は、軸の近辺の凸面部分であり、像側表面は、凹面である。第5のレンズ[105]素子は、接合レンズであり、屈折力を有する。物体側表面も凸面であり、像側面も凸面である。第6のレンズ[106]素子は、強いマイナスの屈折力を有する。物体側表面は、凹面であり、像側表面は、凸面である。第7のレンズ[107]素子は、屈折力を有する。物体側表面は、凸面部分を含む凸面であり、光軸近辺でメニスカスである。像側表面は、凸面部分を含む凸面であり、光軸付近でメニスカスである。第8のレンズ[108]素子は、屈折力を有し、フィルタ又はIRフィルタである。第2の実施形態の光学レンズアセンブリのデータは、表2Aに示され、非球面データは、表2Bに示されている。歪曲プロット及びMTFプロットは、図6c及び6bに示されている。第2の実施形態の光学アセンブリ[3]は、以下を有する。
倍率=7.8×:開口数=0.015:焦点距離=5.14mm:システム長さ=56.87mm:HFOV=12.6度:被写界深度=68.55ミクロン:エアリー半径=23.25ミクロン
Figure 2023530202000004
Figure 2023530202000005
第2の実施形態の光学レンズアセンブリは、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.40mmの厚さ、約1.517の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子、
約13.10mmの曲率半径の物体側表面、約-1.80mmの曲率半径の像側表面、約1.35mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第2のレンズ素子、
約1.02mmの曲率半径の物体側表面、約0.508mmの曲率半径の像側表面、約0.345mmの厚さ、約1.632の屈折率、約23.4のアッベ数を有する第3のレンズ素子、
約1.28mmの曲率半径の物体側表面、約5.20mmの曲率半径の像側表面、約1.03mmの厚さ、約1.522の屈折率、約52.2のアッベ数を有する第4のレンズ素子、
相互に当接する第1のサブレンズ素子及び第2のサブレンズ素子を有する第5のレンズ素子であって、第1のサブレンズ素子は、約23.00mmの曲率半径の物体側表面、約23.00mmの曲率半径の像側表面、約10.7mmの厚さ、約1.7433の屈折率及び約49.2のアッベ数を有し、及び第2のサブレンズ素子は、約-23.00mmの曲率半径の物体側表面、約414.00mmの曲率半径の像側表面、約3.2mmの厚さ、約1.8466の屈折率及び約23.8のアッベ数を有する、第5のレンズ素子、
約-7.59mmの曲率半径の物体側表面、約-8.31mmの曲率半径の像側表面、約5.84mmの厚さ、約1.50914の屈折率及び約56.4のアッベ数を有する第6のレンズ素子、
約12.90mmの曲率半径の物体側表面、約11.30mmの曲率半径の像側表面、約4.96mmの厚さ、約1.50914の屈折率及び約56.4のアッベ数を有する第7のレンズ素子、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約6.40mmの厚さ、約1.5168の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第8のレンズ素子
を含み、光学レンズアセンブリは、第4のレンズ素子と第5のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、開口絞りは、約0.321の厚さを有する平坦な素子である。
実施例3
第3の実施形態の光学レンズアセンブリ[3]は、11個のレンズ素子を含み、これらは、物体側から像側に連続的に配置される。開口絞り[162]は、第5及び第6のレンズ素子間に位置付けられる。最初の5個のレンズ素子は、対物レンズアセンブリとして動作することができる。レイアウト図は、図7aに示されている。
第1のレンズ素子[151]は、ガラス、若しくはプラスチック、若しくはポリマー又は複合材料の、1より大きい屈折率を有する保護層又はフィルタである。第2のレンズ[152]素子は、マイナスの屈折力を有する。像側表面は、光軸の近辺の凸面部分と周辺近辺の凹面部分とを含む。物体側表面は、光軸の近辺の凹面部分を含む。第3のレンズ[153]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側及び像側表面は、何れも凸面である。第4のレンズ[154]素子は、マイナスの屈折力を有する。像側表面は、光軸の付近で凹面であり、物体側表面は、凸面である。第5のレンズ[155]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側及び像側表面は、何れも凸面である。第6のレンズ[156]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、何れも凸面である。第7のレンズ[157]素子は、マイナスの屈折力を有する。像側表面は、凹面である。第8のレンズ[158]素子は、屈折力を有する。物体側表面は、凹面であり、像側表面は、凸面である。第9のレンズ[159]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、光軸の近辺の付近で凹面であり、像側表面は、光軸の付近で凸面である。第10のレンズ[160]素子は、マイナスの屈折力を有する。物体側表面は、光軸の近辺の凹面部分を含む。第10のレンズ素子の像側表面は、光軸の近辺の凹面部分と周辺の近辺の凸面部分とを含む。第11の素子[161]は、フィルタ又はIRフィルタである。第3の実施形態の光学レンズアセンブリのデータは、表3Aに示され、非球面データは、表3Bに示されている。レイアウト、歪曲プロット及びMTFプロットは、図7a、7b及び7cに示されている。第3の実施形態の光学アセンブリ[3]は、以下を有する。
倍率=5×:開口数=0.025:焦点距離=0.6176mm:システム長さ=7.65928mm:HFOV=30度:エアリー半径=14.74ミクロン:被写界深度=39.73ミクロン
Figure 2023530202000006
Figure 2023530202000007
第3の実施形態の光学レンズアセンブリは、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.105mmの厚さ、約1.517の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
約-0.284mmの曲率半径の物体側表面、約-0.409mmの曲率半径の像側表面、約0.154mmの厚さ、約1.535の屈折率、約56.0のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
約1.04mmの曲率半径の物体側表面、約-2.41mmの曲率半径の像側表面、約0.293mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約約56.1のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
約0.837mmの曲率半径の物体側表面、約0.365mmの曲率半径の像側表面、約0.145mmの厚さ、約1.635の屈折率、約23.9のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
約1.03mmの曲率半径の物体側表面、約-0.75mmの曲率半径の像側表面、約0.237mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約56.1のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
約1.87mmの曲率半径の物体側表面、約-12.90mmの曲率半径の像側表面、約0.99mmの厚さ、約1.545の屈折率、約56.2のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
約-7.78mmの曲率半径の物体側表面、約3.13mmの曲率半径の像側表面、約0.30mmの厚さ、約1.632の屈折率、約23.4のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
約-7.80mmの曲率半径の物体側表面、約-5.36mmの曲率半径の像側表面、約0.49mmの厚さ、約1.632の屈折率、約23.4のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
約-3.73mmの曲率半径の物体側表面、約-1.73mmの曲率半径の像側表面、約0.89mmの厚さ、約1.545の屈折率、約56.2のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
約-3.74mmの曲率半径の物体側表面、約3.35mmの曲率半径の像側表面、約0.50mmの厚さ、約1.545の屈折率、約56.2のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.15mmの厚さ、約1.516の屈折率及び約64.1のアッベ数を有する第11のレンズ素子と
を含み、光学レンズアセンブリは、第5のレンズ素子と第6のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、開口絞りは、約0.10の厚さを有する平坦な素子である。
実施例4
第4の実施形態の光学レンズアセンブリ[3]は、11個のレンズ素子を含み、これらは、物体側から像側に連続的に配置される。開口絞り[212]は、第5及び第6のレンズ素子間に位置付けられる。最初の5つの素子は、対物レンズアセンブリとして動作することができる。レイアウト図は、図8aに示されている。
第1のレンズ素子[201]は、ガラス、若しくはプラスチック、若しくはポリマー又は複合材料の、1より大きい屈折率を有する保護層又はフィルタである。第2のレンズ[202]素子は、マイナスの屈折力を有する。像側表面は、光軸の近辺の凸面部分と周辺近辺の凹面部分とを含む。物体側表面は、光軸の近辺の凹面部分を含む。第3のレンズ[203]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側及び像側表面は、何れも凸面である。第4のレンズ[204]素子は、マイナスの屈折力を有する。像側表面は、光軸の付近で凹面であり、物体側表面は、凸面である。第5のレンズ[205]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側及び像側表面は、何れも凸面である。第6のレンズ[206]素子は、プラスの屈折力を有する。第1のレンズ素子の物体側表面は、凸面である。第1のレンズ素子の像側表面は、凸面である。レンズの像側及び物体側は、何れも非球面である。第7のレンズ[207]素子は、マイナスの屈折力を有する。第7のレンズ素子の物体側表面は、凸面である。第7のレンズ素子の像側表面は、凹面である。レンズの像側及び物体側は、何れも非球面である。第8のレンズ[208]素子は、プラスの屈折力を有する。第8のレンズ素子の物体側表面は、凹面であり、第8のレンズ素子の像側表面は、凸面である。レンズの像側及び物体側は、何れも非球面である。マイナスの屈折力を有する第9のレンズ[209]素子は、凹面である像側表面を有し、第9のレンズ素子の物体側表面と像側表面とは、非球面であり、変曲点は、第9のレンズ素子の物体側表面及び像側表面上に形成される。マイナスの屈折力を有する第10のレンズ[210]素子は、凸面である物体側表面と、凹面である像側表面とを有し、第10のレンズ素子の物体側表面と像側表面とは、非球面であり、変曲点は、第10のレンズ素子の物体側表面及び像側表面上に形成される。第11の素子[211]は、フィルタ又はIRフィルタである。第4の実施形態の光学レンズアセンブリのデータは、表4aに示され、非球面データは、表4bに示されている。歪曲プロット及びMTFプロットは、図8b、8cに示されている。第4の実施形態の光学アセンブリ[3]は、以下を有する。
倍率=6×:開口数=0.024:焦点距離=0.677mm:システム長さ=9.0321mm:HFOV=30度:被写界深度=30.17ミクロン:エアリー半径=8.28ミクロン
Figure 2023530202000008
Figure 2023530202000009
第4の実施形態の光学レンズアセンブリは、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.105mmの厚さ、約1.5167の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
約-0.284mmの曲率半径の物体側表面、約-0.409mmの曲率半径の像側表面、約0.154mmの厚さ、約1.5348の屈折率、約56.0のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
約1.04mmの曲率半径の物体側表面、約-2.41mmの曲率半径の像側表面、約0.293mmの厚さ、約1.5441の屈折率、約56.1のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
約0.837mmの曲率半径の物体側表面、約0.365mmの曲率半径の像側表面、約0.145mmの厚さ、約1.6355の屈折率、約23.9のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
約1.03mmの曲率半径の物体側表面、約-0.75mmの曲率半径の像側表面、約0.237mmの厚さ、約1.5441の屈折率、約56.1のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
約2.37mmの曲率半径の物体側表面、約50.00mmの曲率半径の像側表面、約0.644mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
約7.37mmの曲率半径の物体側表面、約2.69mmの曲率半径の像側表面、約0.432mmの厚さ、約1.632の屈折率、約23.4のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
約-13.40mmの曲率半径の物体側表面、約-4.61mmの曲率半径の像側表面、約1.34mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
約6.26mmの曲率半径の物体側表面、約10.0mmの曲率半径の像側表面、約0.55mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
約-3.23mmの曲率半径の物体側表面、約1.50mmの曲率半径の像側表面、約0.55mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.30mmの厚さ、約1.517の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第11のレンズ素子と
を含み、光学レンズアセンブリは、第5のレンズ素子と第6のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、開口絞りは、約0.05の厚さを有する平坦な素子である。
実施例5
第5の実施形態の光学レンズアセンブリ[3]は、12個のレンズ素子を含み、これらは、物体側から像側に連続的に配置される。開口絞り[263]は、第6及び第7のレンズ素子間に位置付けられる。最初の6つの素子は、対物レンズアセンブリとして動作することができる。レイアウト図は、図9aに示されている。
第1のレンズ素子[251]は、ガラス、若しくはプラスチック、若しくはポリマー又は複合材料の、1より大きい屈折率を有する保護層又はフィルタである。第2のレンズ[252]素子は、プラスの屈折力を有する。第2のレンズ素子の像側表面は、レンズ素子の光軸の近辺の凸面部分、周辺の近辺の凹面部分である。第2のレンズ素子の物体側表面は、光軸の近辺の凹面部分と周辺の近辺の凸面とである。第3のレンズ[253]素子は、マイナスの屈折力を有する。第2のレンズ素子の像側表面は、光軸の付近で凸面であり、物体側表面は、光軸の付近で凹面である。第4のレンズ[254]素子は、プラスの屈折力を有する。第3のレンズ素子の像側表面は、凹面であり、物体側表面は、凸面である。第5のレンズ[255]素子は、マイナスの屈折力を有する。第4のレンズ素子の両方の像側表面は、凹面である。第6のレンズ[256]素子は、プラスの屈折力を有する。第5のレンズ素子の物体側表面は、凸面であり、物体側表面は、平面又は凸面である。第7のレンズ[257]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、凸面であり、メニスカスである。第8のレンズ[258]素子は、マイナスの屈折力を有する。物体側表面は、凹面である。第9のレンズ[259]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、光軸の近辺の凹面部分を含む凹面であり、メニスカスである。像側表面は、第8のレンズ素子の周辺の近辺の凸面部分を含む凸面であり、メニスカスである。第10のレンズ[260]素子は、マイナスの屈折力を有する。物体側表面は、光軸の近辺の付近で凸面であり、メニスカスである。像側表面は、光軸の付近で凹面である。第11のレンズ[261]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、第10のレンズ素子の光軸の近辺の凸面部分と周辺の近辺の凹面部分とを含む。像側表面は、第10のレンズ素子の光軸の近辺の凹面部分と周辺の近辺の凸面部分とを含む。第12のレンズ[262]素子は、フィルタ又はIRフィルタである。第5の実施形態の光学レンズアセンブリのデータは、表5Aに示され、非球面データは、表5Bに示されている。歪曲プロット及びMTFプロットは、図9b、9cに示されている。第5の実施形態の光学アセンブリ[3]は、以下を有する。
倍率=2×:開口数=0.050:焦点距離=1.42983mm:システム長さ=7.348mm:HFOV=25度:被写界深度=58.23ミクロン:エアリー半径=7.142ミクロン
Figure 2023530202000010
Figure 2023530202000011
第5の実施形態の光学レンズアセンブリは、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.105mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
約-1.70mmの曲率半径の物体側表面、約-2.11mmの曲率半径の像側表面、約0.23mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
約-2.08mmの曲率半径の物体側表面、約-1.37mmの曲率半径の像側表面、約0.187mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
約1.53mmの曲率半径の物体側表面、約1.28mmの曲率半径の像側表面、約0.292mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
約0.0897mmの曲率半径の物体側表面、約0.545mmの曲率半径の像側表面、約0.15mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
約0.0656mmの曲率半径の物体側表面、約-0.963mmの曲率半径の像側表面、約0.202mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
約0.481mmの曲率半径の物体側表面、約-0.0328mmの曲率半径の像側表面、約0.403mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
約-0.272mmの曲率半径の物体側表面、約-0.0448mmの曲率半径の像側表面、約0.30mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
約-0.64mmの曲率半径の物体側表面、約-0.763mmの曲率半径の像側表面、約0.583mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
約0.686mmの曲率半径の物体側表面、約1.04mmの曲率半径の像側表面、約0.373mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
約1.05mmの曲率半径の物体側表面、約0.849mmの曲率半径の像側表面、約0.46mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第11のレンズ素子と、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.21mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第12のレンズ素子と
を含み、光学レンズアセンブリは、第6のレンズ素子と第7のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、開口絞りは、約0.186の厚さを有する平坦な素子である。
実施例6
第6の実施形態の光学レンズアセンブリ[3]は、12個のレンズ素子を含み、これらは、物体側から像側に連続的に配置される。開口絞り[363]は、第6及び第7のレンズ素子間に位置付けられる。最初の6つの素子は、対物レンズアセンブリとして動作することができる。レイアウト図は、図10aに示されている。
第1のレンズ素子[351]は、ガラス、若しくはプラスチック、若しくはポリマー又は複合材料の、1より大きい屈折率を有する保護層又はフィルタである。第2のレンズ[352]素子は、屈折力を有する。第2のレンズ素子の像側表面は、レンズ素子の光軸の近辺の凸面部分、周辺の近辺の凹面部分である。第3のレンズ[353]素子は、屈折力を有する。第2のレンズ素子の物体側表面は、凸面であり、像側表面は、光軸の付近で凹面である。第4のレンズ[354]素子は、屈折力を有する。第3のレンズ素子の物体側表面は、光軸の近辺で凸面であり、像側表面は、凹面である。第5のレンズ[355]素子は、マイナスの屈折力を有する。第4のレンズ素子の物体側表面は、凸面であり、像側表面は、凹面又は平坦面である。第6のレンズ[356]素子は、プラスの屈折力を有する。像側表面は、周辺の近辺の凸面部分である。第7のレンズ[357]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、凸面であり、メニスカスである。第8のレンズ[358]素子は、マイナスの屈折力を有する。物体側表面は、光軸の近辺の凹面部分を含む凹面であり、メニスカスである。像側表面は、第8のレンズ素子の周辺の近辺の凸面部分を含む凸面であり、メニスカスである。第9のレンズ[359]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、光軸の近辺の付近で凹面であり、メニスカスである。像側表面は、光軸の付近で凸面である。第10のレンズ[360]素子は、マイナスの屈折力を有する。物体側表面は、第10のレンズ素子の光軸の近辺の凸面部分と周辺の近辺の凹面部分とを含む。第11のレンズ[361]素子は、プラスの屈折力を有する。像側表面は、第11のレンズ素子の光軸の近辺の凹面部分と周辺の近辺の凸面部分とを含む。第12の素子[362]は、フィルタ又はIRフィルタである。第6の実施形態の光学レンズアセンブリのデータは、表6Aに示され、非球面データは、表6Bに示されている。歪曲プロット及びMTFプロットは、図10c及び10bに示されている。第6の実施形態の光学アセンブリ[3]は、以下を有する。
倍率=3×:開口数=0.059:焦点距離=0.9843mm:システム長さ=6.63mm:HFOV=13度:被写界深度=13.9ミクロン:エアリー半径=6.28ミクロン
Figure 2023530202000012
Figure 2023530202000013
第6の実施形態の光学レンズアセンブリは、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.075mmの厚さ、約1.517の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
約-2.70mmの曲率半径の物体側表面、約-2.40mmの曲率半径の像側表面、約0.211mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.1のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
約2.77mmの曲率半径の物体側表面、約4.40mmの曲率半径の像側表面、約0.124mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.3のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
約2.05mmの曲率半径の物体側表面、約0.505mmの曲率半径の像側表面、約0.145mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.1のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
約-1.47mmの曲率半径の物体側表面、約-0.521mmの曲率半径の像側表面、約0.0575mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.3のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
約-0.0241mmの曲率半径の物体側表面、約-2.37mmの曲率半径の像側表面、約0.161mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.1のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
約0.481mmの曲率半径の物体側表面、約-0.0328mmの曲率半径の像側表面、約0.403mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
約-0.272mmの曲率半径の物体側表面、約-0.0448mmの曲率半径の像側表面、約0.30mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
約-0.64mmの曲率半径の物体側表面、約-0.763mmの曲率半径の像側表面、約0.583mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
約0.686mmの曲率半径の物体側表面、約1.04mmの曲率半径の像側表面、約0.373mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
約1.05mmの曲率半径の物体側表面、約0.849mmの曲率半径の像側表面、約0.46mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第11のレンズ素子と、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.21mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第12のレンズ素子と
を含み、光学レンズアセンブリは、第6のレンズ素子と第7のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、開口絞りは、約0.50の厚さを有する平坦な素子である。
実施例7
第7の実施形態の光学レンズアセンブリ[3]は、12個のレンズ素子を含み、これらは、物体側から像側に連続的に配置される。開口絞り[413]は、第6及び第7のレンズ素子間に位置付けられる。最初の6つの素子は、対物レンズアセンブリとして動作することができる。レイアウト図は、図11aに示されている。
第1のレンズ素子[401]は、ガラス、若しくはプラスチック、若しくはポリマー又は複合材料の、1より大きい屈折率を有する保護層又はフィルタである。第2のレンズ[402]素子は、屈折力を有する。第2のレンズ素子の像側表面は、レンズ素子の光軸の近辺の凸面部分、周辺の近辺の凹面部分である。第3のレンズ[403]素子は、屈折力を有する。第3のレンズ素子の物体側表面は、凸面であり、像側表面は、光軸の近辺で凹面である。第4のレンズ[404]素子は、屈折力を有する。第4のレンズ素子の物体側表面は、軸の近辺で凸面部分であり、像側表面は、凹面である。第5のレンズ[405]素子は、屈折力を有する。第5のレンズ素子の物体側表面は、凹面であり、像側表面は、凹面又は平坦面である。第6のレンズ[406]素子は、屈折力を有する。像側表面は、周辺の近辺の凸面部分である。第7のレンズ[407]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、凸面である。第8のレンズ[408]素子は、マイナスの屈折力を有する。物体側表面は、凸面であり、像側表面は、凹面である。第9のレンズ[409]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、光軸の近辺の凹面部分を含む凹面である。像側表面は、光軸の近辺で凸面である。第10のレンズ[410]素子は、マイナスの屈折力を有する。物体側表面は、凹面であり、像側表面は、凸面である。第11のレンズ[411]素子は、屈折力を有する。物体側表面は、第11のレンズ素子の光軸の近辺の凸面部分と周辺の近辺の凹面部分とを含む。像側表面は、第11のレンズ素子の光軸の近辺の凹面部分と周辺の近辺の凸面部分とを含む。第12の素子[412]は、フィルタ又はIRフィルタである。第7の実施形態の光学レンズアセンブリのデータは、表7Aに示され、非球面データは、表7Bに示されている。歪曲プロット及びMTFプロットは、図11b及び11cに示されている。第7の実施形態の光学アセンブリ[3]は、以下を有する。
倍率=1×:開口数=0.113:焦点距離=2.12mm:システム長さ=11.3mm:HFOV=13度:被写界深度=48.396ミクロン:エアリー半径=3.25ミクロン
Figure 2023530202000014
Figure 2023530202000015
第7の実施形態の光学レンズアセンブリは、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.30mmの厚さ、約1.517の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
約-1.48mmの曲率半径の物体側表面、約-1.67mmの曲率半径の像側表面、約0.842mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約56.114のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
約1.44mmの曲率半径の物体側表面、約0.91mmの曲率半径の像側表面、約0.494mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.265のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
約1.95mmの曲率半径の物体側表面、約7.92mmの曲率半径の像側表面、約0.58mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約56.114のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
約-2.72mmの曲率半径の物体側表面、約-7.68mmの曲率半径の像側表面、約0.23mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.265のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
約-166mmの曲率半径の物体側表面、約-1.69mmの曲率半径の像側表面、約0.643mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約56.114のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
約1.69mmの曲率半径の物体側表面、約166mmの曲率半径の像側表面、約0.403mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約56.114のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
約7.68mmの曲率半径の物体側表面、約2.72mmの曲率半径の像側表面、約0.23mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.265のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
約-7.92mmの曲率半径の物体側表面、約-1.95mmの曲率半径の像側表面、約0.58mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約56.114のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
約-0.91mmの曲率半径の物体側表面、約-1.44mmの曲率半径の像側表面、約0.494mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.265のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
約1.67mmの曲率半径の物体側表面、約1.48mmの曲率半径の像側表面、約0.842mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約56.114のアッベ数を有する第11のレンズ素子と、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.30mmの厚さ、約1.517の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第12のレンズ素子と
を含み、光学レンズアセンブリは、第6のレンズ素子と第7のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、開口絞りは、約0.50の厚さを有する平坦な素子である。
実施例8
第8の実施形態の光学レンズアセンブリ[3]は、12個のレンズ素子を含み、これらは、物体側から像側に連続的に配置される。開口絞り[563]は、第6及び第7のレンズ素子間に位置付けられる。最初の6つの素子は、対物レンズアセンブリとして動作することができ、これを任意のデジタル撮像装置に取り付けて、デジタル撮像装置の顕微鏡検査機能を得ることができる。レイアウト図は、図12aに示されている。
第1のレンズ素子[551]は、ガラス、若しくはプラスチック、若しくはポリマー又は複合材料の、1より大きい屈折率を有する保護層又はフィルタである。第2のレンズ[552]素子は、屈折力を有する。第2のレンズ素子の物体側表面は、非球面であり、光軸の近辺の凸面と周辺の近辺の凸面とである。第3のレンズ[553]素子は、非球面であり、プラスの屈折力を有する。第3のレンズ素子の物体側表面は、凹面であり、像側表面は、光軸の近辺で凸面である。第4のレンズ[554]素子は、プラスの屈折力を有する。第4のレンズ素子の物体側表面は、凸面であり、像側表面は、凹面である。第5のレンズ[555]素子は、マイナスの屈折力を有する。第5のレンズ素子の物体側表面は、凹面である。第6のレンズ[556]素子は、プラスの屈折力を有する。第6のレンズ素子の像側表面は、凸面である。しかしながら、対物レンズの最初の2つの素子は、これらが対物レンズ内の他の素子による収差を管理するように設計される。第7のレンズ[557]素子は、プラスの屈折力を有する。両方の物体側表面は、凸面である。第8のレンズ[558]素子は、マイナスの屈折力を有する。像側表面は、凹面である。第9のレンズ[559]素子は、屈折力を有する。物体側表面は、凹面であり、像側表面は、凸面である。第10のレンズ[560]は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、光軸の近辺の付近で凹面であり、像側表面は、光軸の付近で凸面である。第11のレンズ[561]素子は、マイナスの屈折力を有する。物体側表面は、光軸の近辺の凹面部分を含む。像側表面は、第11のレンズ素子の光軸の近辺の凹面部分と周辺の近辺の凸面部分とを含む。第12の素子[562]は、フィルタ又はIRフィルタである。第8の実施形態の光学レンズアセンブリのデータは、表8Aに示され、非球面データは、表8Bに示されている。歪曲プロット及びMTFプロットは、図12b及び12cに示されている。第8の実施形態の光学アセンブリ[3]は、以下を有する。
倍率=4×:開口数=0.027:焦点距離=0.835534mm:システム長さ=8.2546mm:HFOV=16度:被写界深度=51.58ミクロン:エアリー半径=13.44ミクロン
Figure 2023530202000016
Figure 2023530202000017
第8の実施形態の光学レンズアセンブリは、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.075mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
約-2.67mmの曲率半径の物体側表面、約-1.24mmの曲率半径の像側表面、約0.138mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
約-0.04mmの曲率半径の物体側表面、約-0.639mmの曲率半径の像側表面、約0.138mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
約0.868mmの曲率半径の物体側表面、約0.298mmの曲率半径の像側表面、約0.335mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
約-1.49mmの曲率半径の物体側表面、約-0.543mmの曲率半径の像側表面、約0.108mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
約-0.08mmの曲率半径の物体側表面、約-1.68mmの曲率半径の像側表面、約0.161mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
約0.535mmの曲率半径の物体側表面、約-0.0777mmの曲率半径の像側表面、約0.99mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
約-0.0129mmの曲率半径の物体側表面、約0.319mmの曲率半径の像側表面、約0.30mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
約-0.128mmの曲率半径の物体側表面、約-0.186mmの曲率半径の像側表面、約0.49mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
約-0.268mmの曲率半径の物体側表面、約-0.579mmの曲率半径の像側表面、約0.89mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
約-0.267mmの曲率半径の物体側表面、約0.298mmの曲率半径の像側表面、約0.5mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第11のレンズ素子と、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.15mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.1のアッベ数を有する第12のレンズ素子と
を含み、光学レンズアセンブリは、第6のレンズ素子と第7のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、開口絞りは、約0.241の厚さを有する平坦な素子である。
実施例9
第9の実施形態の光学レンズアセンブリ[3]は、12個のレンズ素子を含み、これらは、物体側から像側に連続的に配置される。開口絞り[613]は、第6及び第7のレンズ素子間に位置付けられる。最初の6つの素子は、対物レンズアセンブリとして動作することができる。レイアウト図は、図13aに示されている。
第1のレンズ素子[601]は、ガラス、若しくはプラスチック、若しくはポリマー又は複合材料の、1より大きい屈折率を有する保護層又はフィルタである。第2のレンズ[602]素子は、屈折力を有する。第2のレンズ素子の物体側表面は、非球面であり、光軸の近辺の凸面と周辺の近辺の凸面とである。第3のレンズ[603]素子は、非球面であり、プラスの屈折力を有する。第3のレンズ素子の物体側表面は、凹面であり、像側表面は、光軸の近辺で凸面である。第4のレンズ[604]素子は、プラスの屈折力を有する。第4のレンズ素子の物体側表面は、凸面であり、像側表面は、凹面である。第5のレンズ[605]素子は、マイナスの屈折力を有する。第5のレンズ素子の物体側表面は、凹面である。第6のレンズ[606]素子は、プラスの屈折力を有する。第6のレンズ素子の像側表面は、凸面である。しかしながら、対物レンズの最初の2つの素子は、これらが対物レンズ内の他の素子による収差を管理するように設計される。第7のレンズ[607]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、凸面であり、メニスカスである。第8のレンズ[608]素子は、マイナスの屈折力を有する。物体側表面は、凸面であり、メニスカスである。第9のレンズ[609]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、光軸の近辺の凹面部分を含む凹面であり、メニスカスである。像側表面は、第8のレンズ素子の周辺の近辺の凸面部分を含む凸面であり、メニスカスである。第10のレンズ[610]素子は、マイナスの屈折力を有する。物体側表面は、光軸の近辺の付近で凹面であり、メニスカスである。像側表面は、光軸の付近で凸面である。第11のレンズ[611]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、第10のレンズ素子の光軸の近辺の凹面部分と周辺の近辺の凹面部分とを含む。像側表面は、第10のレンズ素子の光軸の近辺の凹面部分と周辺の近辺の凸面部分とを含む。第12の素子[612]は、フィルタ又はIRフィルタである。第9の実施形態の光学レンズアセンブリのデータは、表9Aに示され、非球面データは、表9Bに示されている。歪曲プロット及びMTFプロットは、図13b及び13cに示されている。第9の実施形態の光学アセンブリ[3]は、以下を有する。
倍率=2×:開口数=0.054:焦点距離=1.0945mm:システム長さ=7.03983mm:HFOV=16度:被写界深度=52.62ミクロン:エアリー半径=6.786ミクロン
Figure 2023530202000018
Figure 2023530202000019
第9の実施形態の光学レンズアセンブリは、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.075mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
約-2.67mmの曲率半径の物体側表面、約-1.24mmの曲率半径の像側表面、約0.138mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
約-0.04mmの曲率半径の物体側表面、約-0.639mmの曲率半径の像側表面、約0.138mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
約0.868mmの曲率半径の物体側表面、約0.298mmの曲率半径の像側表面、約0.335mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
約-1.49mmの曲率半径の物体側表面、約-0.543mmの曲率半径の像側表面、約0.108mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
約-0.08mmの曲率半径の物体側表面、約-1.68mmの曲率半径の像側表面、約0.161mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
約0.481mmの曲率半径の物体側表面、約-0.328mmの曲率半径の像側表面、約0.403mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
約-0.272mmの曲率半径の物体側表面、約-0.0448mmの曲率半径の像側表面、約0.30mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
約-0.64mmの曲率半径の物体側表面、約-0.763mmの曲率半径の像側表面、約0.583mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
約0.686mmの曲率半径の物体側表面、約1.04mmの曲率半径の像側表面、約0.373mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
約1.05mmの曲率半径の物体側表面、約0.849mmの曲率半径の像側表面、約0.46mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第11のレンズ素子と、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.21mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第12のレンズ素子と
を含み、光学レンズアセンブリは、第6のレンズ素子と第7のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、開口絞りは、約0.241の厚さを有する平坦な素子である。
実施例10
第10の実施形態の光学レンズアセンブリ[3]は、14個のレンズ素子を含み、これらは、物体側から像側に連続的に配置される。開口絞り[765]は、第8及び第9のレンズ素子間に位置付けられる。最初の8つの素子は、対物レンズアセンブリとして動作することができる。レイアウト図は、図14aに示されている。
第1のレンズ素子[751]は、ガラス、若しくはプラスチック、若しくはポリマー又は複合材料の、1より大きい屈折率を有する保護層又はフィルタである。第2のレンズ[752]素子は、屈折力を有する。第2のレンズ素子の物体側表面は、光軸の近辺の凹面部分であり、周辺の近辺で凸面である。第2のレンズ素子の像側表面は、光軸の近辺の凹面部分である。第3のレンズ[753]素子は、マイナスの屈折力を有する。第2のレンズ素子の像側表面は、光軸の近辺の凸面、レンズ素子の周辺の近辺の凹面部分であり、物体側表面は、凸面である。第4のレンズ[754]素子は、屈折力を有する。第4のレンズ素子の物体側表面は、凸面であり、像側表面は、凹面である。第5のレンズ[755]素子は、屈折力を有する。第6のレンズ[756]素子は、マイナスの屈折力を有する。第6のレンズ素子の物体側表面と像側表面とは、何れも凸面である。第7のレンズ[757]素子は、プラスの屈折力を有する。第7のレンズ素子の像側表面は、凸面であり、物体側表面は、凹面である。第8のレンズ[758]素子は、プラスの屈折力を有する。第8の素子の像側表面は、何れの側も凸面である。第9の[759]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、何れも凸面である。第10の[760]素子は、マイナスの屈折力を有する。像側表面は、凹面である。第11のレンズ[761]素子は、屈折力を有する。物体側表面は、凹面であり、像側表面は、凸面である。第12のレンズ[762]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、光軸の近辺の付近の凹面であり、像側表面は、光軸の付近で凸面である。第13のレンズ[763]は、マイナスの屈折力を有する。物体側表面は、光軸の近辺の凹面部分を含む。像側表面は、第13のレンズ素子の光軸の近辺の凹面部分と周辺の近辺の凸面部分とを含む。第14の素子[764]は、フィルタ又はIRフィルタである。第10の実施形態の光学レンズアセンブリのデータは、表10Aに示され、非球面データは、表10Bに示されている。歪曲プロット及びMTFプロットは、図14b及び14cに示されている。第10の実施形態の光学アセンブリ[3]は、以下を有する。
倍率=1.6×:開口数=0.042:焦点距離=1.362:システム長さ=10.03mm:HFOV=23度:被写界深度=337.71ミクロン:エアリー半径=8.507ミクロン
Figure 2023530202000020
Figure 2023530202000021
第10の実施形態の光学レンズアセンブリは、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.225mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
約-1.45mmの曲率半径の物体側表面、約-2.08mmの曲率半径の像側表面、約0.375mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
約1.71mmの曲率半径の物体側表面、約-2.46mmの曲率半径の像側表面、約0.452mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
約1.84mmの曲率半径の物体側表面、約1.29mmの曲率半径の像側表面、約0.231mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
約-209mmの曲率半径の物体側表面、約-5.36mmの曲率半径の像側表面、約0.225mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約23.9のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
約1.11mmの曲率半径の物体側表面、約-8.62mmの曲率半径の像側表面、約0.366mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
約-0.953mmの曲率半径の物体側表面、約-1.75mmの曲率半径の像側表面、約0.21mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.9のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
約6.29mmの曲率半径の物体側表面、約-1.59mmの曲率半径の像側表面、約0.53mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
約1.87mmの曲率半径の物体側表面、約-12.9mmの曲率半径の像側表面、約0.99mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
約-77.8mmの曲率半径の物体側表面、約3.13mmの曲率半径の像側表面、約0.3mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
約-7.8mmの曲率半径の物体側表面、約-5.36mmの曲率半径の像側表面、約0.49mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第11のレンズ素子と、
約-3.73mmの曲率半径の物体側表面、約-1.73mmの曲率半径の像側表面、約0.89mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第12のレンズ素子と、
約-3.74mmの曲率半径の物体側表面、約3.35mmの曲率半径の像側表面、約0.5mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第13のレンズ素子と、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.15mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.1のアッベ数を有する第14のレンズ素子と
を含み、光学レンズアセンブリは、第8のレンズ素子と第9のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、開口絞りは、約0.25の厚さを有する平坦な素子である。
実施例11
第11の実施形態の光学レンズアセンブリ[3]は、15個のレンズ素子を含み、これらは、物体側から像側に連続的に配置される。開口絞り[816]は、第8及び第9のレンズ素子間に位置付けられる。最初の8つの素子は、対物レンズアセンブリとして動作することができる。レイアウト図は、図15aに示されている。
第1のレンズ素子[801]は、ガラス、若しくはプラスチック、若しくはポリマー又は複合材料の、1より大きい屈折率を有する保護層又はフィルタである。第2のレンズ[802]素子は、屈折力を有する。第2のレンズ素子の物体側表面は、光軸の近辺の凹面部分であり、周辺の近辺で凸面である。第2のレンズ素子の像側表面は、光軸の近辺の凹面部分である。第3のレンズ[803]素子は、マイナスの屈折力を有する。第2のレンズ素子の像側表面は、光軸の近辺の凸面部分、レンズ素子の周辺の近辺の凹面部分であり、物体側表面は、凸面である。第4のレンズ[804]素子は、屈折力を有する。第4のレンズ素子の物体側表面は、凸面であり、像側表面は、凹面である。第5のレンズ[805]素子は、屈折力を有する。第6のレンズ[806]素子は、マイナスの屈折力を有する。第6のレンズ素子の物体側表面及び像側表面は、何れも凸面である。第7のレンズ[807]素子は、プラスの屈折力を有する。第7のレンズ素子の像側表面は、凸面であり、物体側表面は、凹面である。第8のレンズ[808]素子は、プラスの屈折力を有する。第8の素子の像側表面は、何れの側も凸面である。第9の[809]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、凸面であり、像側表面は、凹面である。第10のレンズ[810]素子は、マイナスの屈折力を有する。像側表面は、光軸の近辺の凹面部分を含む凹面である。第11のレンズ[811]素子は、屈折力を有する。物体側表面は、光軸の付近の凸面である。また、像側表面は、凹面であり、光軸の付近でメニスカスである。第12のレンズ[812]素子は、屈折力を有する。物体側表面は、凹面部分を含み、光軸の近辺でメニスカスである。像側表面は、凸面部分を含み、光軸の近辺でメニスカスである。第13のレンズ[813]素子は、マイナスの屈折力を有する。物体側表面は、光軸の近辺の凹面部分を含む。像側表面は、光軸の近辺の凸面部分を含む。第14の[814]レンズは、屈折力を有する。物体側表面は、第5のレンズ素子の光軸の近辺の凸面部分と周辺の近辺の凹面部分とを含む。像側表面は、第14のレンズ素子の光軸の近辺の凹面部分と周辺の近辺の凸面部分とを含む。第15の[815]素子は、フィルタ又はIRフィルタである。第11の実施形態の光学レンズアセンブリのデータは、表11Aに示され、非球面データは、表11Bに示されている。歪曲プロット及びMTFプロットは、図15b及び15cに示されている。第11の実施形態の光学アセンブリ[3]は、以下を有する。
倍率=2×:開口数=0.044:焦点距離=1.1388mm:システム長さ=8.046mm:HFOV=23度:被写界深度=78.899ミクロン:エアリー半径=8.205ミクロン
Figure 2023530202000022
Figure 2023530202000023
第11の実施形態の光学レンズアセンブリは、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.15mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
約-0.97mmの曲率半径の物体側表面、約1.38mmの曲率半径の像側表面、約0.25mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
約1.14mmの曲率半径の物体側表面、約-1.64mmの曲率半径の像側表面、約0.302mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
約1.23mmの曲率半径の物体側表面、約0.862mmの曲率半径の像側表面、約0.154mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.9のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
約-140mmの曲率半径の物体側表面、約-3.57mmの曲率半径の像側表面、約0.15mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
約7.39mmの曲率半径の物体側表面、約-5.75mmの曲率半径の像側表面、約0.244mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
約-0.636mmの曲率半径の物体側表面、約-1.16mmの曲率半径の像側表面、約0.14mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.9のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
約4.19mmの曲率半径の物体側表面、約-1.06mmの曲率半径の像側表面、約0.353mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
約1.69mmの曲率半径の物体側表面、約47.7mmの曲率半径の像側表面、約0.523mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
約3.04mmの曲率半径の物体側表面、約1.69mmの曲率半径の像側表面、約0.24mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.3のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
約7.91mmの曲率半径の物体側表面、約4.95mmの曲率半径の像側表面、約0.274mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第11のレンズ素子と、
約-205mmの曲率半径の物体側表面、約-2.49mmの曲率半径の像側表面、約0.36mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第12のレンズ素子と、
約-81.8mmの曲率半径の物体側表面、約-1.15mmの曲率半径の像側表面、約0.3mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.3のアッベ数を有する第13のレンズ素子と、
約2.29mmの曲率半径の物体側表面、約1.95mmの曲率半径の像側表面、約1.23mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第14のレンズ素子と、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.3mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第15のレンズ素子と
を含み、光学レンズアセンブリは、第8のレンズ素子と第9のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、開口絞りは、約0.25の厚さを有する平坦な素子である。
実施例12
第12の実施形態の光学レンズアセンブリ[3]は、12個のレンズ素子を含み、これらは、物体側から像側に連続的に配置される。開口絞り[913]は、第6及び第7のレンズ素子間に位置付けられる。最初の6つの素子は、対物レンズアセンブリとして動作することができる。レイアウト図は、図16aに示されている。
第1のレンズ素子[901]は、ガラス、若しくはプラスチック、若しくはポリマー又は複合材料の、1より大きい屈折率を有する保護層又はフィルタである。第2のレンズ[902]素子は、屈折力を有する。第2のレンズ素子の物体側表面は、非球面であり、光軸の近辺の凹面と周辺の近辺の凸面とである。第3のレンズ[903]素子は、非球面であり、プラスの屈折力を有する。第3のレンズ素子の物体側表面は、凹面であり、像側表面は、光軸の近辺で凸面である。第4のレンズ[904]素子は、プラスの屈折力を有する。第4のレンズ素子の物体側表面は、凸面であり、像側表面は、凹面である。第5のレンズ[905]素子は、マイナスの屈折力を有する。第5のレンズ素子の物体側表面は、凹面である。第6のレンズ[906]素子は、プラスの屈折力を有する。第6のレンズ素子の像側表面は、凸面である。しかしながら、対物レンズの最初の2つの素子は、これらが対物レンズの他の素子による収差を管理するように設計される。第7のレンズ[907]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、凸面である。第8のレンズ[908]素子は、マイナスの屈折力を有する。物体側表面は、凸面であり、像側表面は、凹面である。第9のレンズ[909]素子は、プラスの屈折力を有する。物体側表面は、光軸の近辺の凹面部分を含む凹面である。像側表面は、光軸の近辺で凸面である。第10のレンズ[910]素子は、マイナスの屈折力を有する。物体側表面は、凹面であり、像側表面は、凸面である。第11のレンズ[911]素子は、屈折力を有する。物体側表面は、第11の光軸の近辺の凸面部分と周辺の近辺の凹面部分とを含む。像側表面は、第11のレンズ素子の光軸の近辺の凸面部分と周辺の近辺の凹面部分とを含む。第12のレンズ[912]素子は、フィルタ又はIRフィルタである。第12の実施形態の光学レンズアセンブリのデータは、表12Aに示され、非球面データは、表12Bに示されている。歪曲プロット及びMTFプロットは、図16b及び16cに示されている。第12の実施形態の光学アセンブリ[3]は、以下を有する。
倍率=1×:開口数=0.066:焦点距離=1.53861mm:システム長さ=9.39775mm:HFOV=20度:被写界深度=33.90ミクロン:エアリー半径=5.56ミクロン
Figure 2023530202000024
Figure 2023530202000025
第12の実施形態の光学レンズアセンブリは、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.15mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
約-1.33mmの曲率半径の物体側表面、約-0.62mmの曲率半径の像側表面、約0.275mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
約-0.02mmの曲率半径の物体側表面、約-0.319mmの曲率半径の像側表面、約0.275mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
約0.434mmの曲率半径の物体側表面、約0.149mmの曲率半径の像側表面、約0.671mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
約-0.743mmの曲率半径の物体側表面、約-0.271mmの曲率半径の像側表面、約0.216mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
約-0.04mmの曲率半径の物体側表面、約-0.842mmの曲率半径の像側表面、約0.322mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
約0.593mmの曲率半径の物体側表面、約0.00603mmの曲率半径の像側表面、約0.403mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.1のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
約0.13mmの曲率半径の物体側表面、約0.368mmの曲率半径の像側表面、約0.23mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.3のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
約-0.126mmの曲率半径の物体側表面、約-0.512mmの曲率半径の像側表面、約0.58mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.1のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
約-1.1mmの曲率半径の物体側表面、約-0.693mmの曲率半径の像側表面、約0.494mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.3のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
約0.6mmの曲率半径の物体側表面、約0.676mmの曲率半径の像側表面、約0.842mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.1のアッベ数を有する第11のレンズ素子と、
平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.3mmの厚さ、約1.517の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第12のレンズ素子と
を含み、光学レンズアセンブリは、第6のレンズ素子と第7のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、開口絞りは、約0.259の厚さを有する平坦な素子である。
表13は、本明細書で説明した12の例示的実施形態の光学パラメータをまとめたものである。
Figure 2023530202000026
ある例において、ポータブル撮像システムは、本明細書の説明に記載されている光学顕微鏡検査装置を含む。ポータブル撮像システムは、スマートフォン、ポータブルコンピューティング装置、ポータブル医療装置、ポータブル顕微鏡及びポータブル分析機器の1つである。

Claims (22)

  1. ポータブル撮像システムのための光学顕微鏡検査装置であって、8~15個のレンズ素子を有する光学レンズアセンブリを含み、前記光学レンズアセンブリは、
    約1×~約7.8×の範囲の光学倍率、
    約3ミクロン~約23.25ミクロンの範囲のエアリー半径、
    約20ミクロン~約338ミクロンの範囲の被写界深度、
    約0.015~約0.115の範囲の開口数、
    約12度~約30度の範囲の半視野角、及び
    約6.5ミリメートル(mm)~約57mmの範囲の長さ
    を有する、光学顕微鏡検査装置。
  2. バレルを有する合焦ユニットを含み、前記光学レンズアセンブリは、前記合焦ユニットの前記バレル内に配置され、前記合焦ユニットは、物体を撮像している間、合焦のために前記光学レンズアセンブリを操作するためのものである、請求項1に記載の光学顕微鏡検査装置。
  3. 特定の波長の光を通過させるための導光ユニットを含む、請求項1に記載の光学顕微鏡検査装置。
  4. 前記導光素子は、波長固有の光学フィルタとして構成される、前記光学レンズアセンブリの第1のレンズ素子である、請求項3に記載の光学顕微鏡検査装置。
  5. 前記導光素子は、
    前記光学レンズアセンブリの第1のレンズ素子と第2のレンズ素子との間、又は
    前記第1のレンズ素子の前、又は
    前記光学レンズアセンブリの最後のレンズ素子の後、又は
    前記光学レンズアセンブリのレンズ素子の隣接する対間
    に位置付けられる波長固有の光学フィルタである、請求項3に記載の光学顕微鏡検査装置。
  6. 前記光学レンズアセンブリに隣接して設置されて、サンプルホルダが前記光学レンズアセンブリの上に設置されるとき、発せられた光が、前記サンプルホルダ内に保持されたサンプルに入射するように前記光を発する光源を含む、請求項1に記載の光学顕微鏡検査装置。
  7. 前記光学レンズアセンブリに隣接して、前記光学レンズアセンブリの視野内の物体を撮像する画像取得ユニットを含む、請求項1に記載の光学顕微鏡検査装置。
  8. 前記画像取得ユニットは、0.3メガピクセル(MP)~350MPの範囲のピクセルサイズを有する光センサ又はカメラである、請求項7に記載の光学顕微鏡検査装置。
  9. 前記光学レンズアセンブリは、約1×の光学倍率、約0.072の開口数、約12.67mmの長さ、約12.6度の半視野角、約103.83ミクロンの被写界深度及び約4.767ミクロンのエアリー半径を有し、前記光学レンズアセンブリは、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.40mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
    約13.10mmの曲率半径の物体側表面、約-1.80mmの曲率半径の像側表面、約1.35mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
    約1.02mmの曲率半径の物体側表面、約0.508mmの曲率半径の像側表面、約0.345mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
    約1.28mmの曲率半径の物体側表面、約5.20mmの曲率半径の像側表面、約1.03mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約52.2のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
    約2.51mmの曲率半径の物体側表面、約-40.70mmの曲率半径の像側表面、約0.375mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
    約-3.85mmの曲率半径の物体側表面、約-7.23mmの曲率半径の像側表面、約0.315mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
    約-1.54mmの曲率半径の物体側表面、約-1.25mmの曲率半径の像側表面、約0.684mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
    約2.26mmの曲率半径の物体側表面、約1.29mmの曲率半径の像側表面、約0.301mmの厚さ、約1.61の屈折率及び約25.6のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
    約1.00mmの曲率半径の物体側表面、約1.22mmの曲率半径の像側表面、約0.627mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.21mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約66.2のアッベ数を有する第10のレンズ素子と
    を有する10個のレンズ素子を含み、前記光学レンズアセンブリは、前記第4のレンズ素子と前記第5のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、前記開口絞りは、約0.321の厚さを有する平坦な素子である、請求項1に記載の光学顕微鏡検査装置。
  10. 前記光学レンズアセンブリは、約7.8×の光学倍率、約0.015の開口数、約56.87mmの長さ、約12.6度の半視野角、約68.55ミクロンの被写界深度及び約23.25ミクロンのエアリー半径を有し、前記光学レンズアセンブリは、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.40mmの厚さ、約1.517の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子、
    約13.10mmの曲率半径の物体側表面、約-1.80mmの曲率半径の像側表面、約1.35mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第2のレンズ素子、
    約1.02mmの曲率半径の物体側表面、約0.508mmの曲率半径の像側表面、約0.345mmの厚さ、約1.632の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第3のレンズ素子、
    約1.28mmの曲率半径の物体側表面、約5.20mmの曲率半径の像側表面、約1.03mmの厚さ、約1.522の屈折率及び約52.2のアッベ数を有する第4のレンズ素子、
    相互に当接する第1のサブレンズ素子及び第2のサブレンズ素子を有する第5のレンズ素子であって、前記第1のサブレンズ素子は、約23.00mmの曲率半径の物体側表面、約23.00mmの曲率半径の像側表面、約10.7mmの厚さ、約1.7433の屈折率及び約49.2のアッベ数を有し、及び前記第2のサブレンズ素子は、約-23.00mmの曲率半径の物体側表面、約414.00mmの曲率半径の像側表面、約3.2mmの厚さ、約1.8466の屈折率及び約23.8のアッベ数を有する、第5のレンズ素子、
    約-7.59mmの曲率半径の物体側表面、約-8.31mmの曲率半径の像側表面、約5.84mmの厚さ、約1.50914の屈折率及び約56.4のアッベ数を有する第6のレンズ素子、
    約12.90mmの曲率半径の物体側表面、約11.30mmの曲率半径の像側表面、約4.96mmの厚さ、約1.50914の屈折率及び約56.4のアッベ数を有する第7のレンズ素子、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約6.40mmの厚さ、約1.5168の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第8のレンズ素子
    を有する8個のレンズ素子を含み、前記光学レンズアセンブリは、前記第4のレンズ素子と前記第5のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、前記開口絞りは、約0.321の厚さを有する平坦な素子である、請求項1に記載の光学顕微鏡検査装置。
  11. 前記光学レンズアセンブリは、約5×の光学倍率、約0.025の開口数、約7.66mmの長さ、約30度の半視野角、約39.73ミクロンの被写界深度及び約14.74ミクロンのエアリー半径を有し、前記光学レンズアセンブリは、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.105mmの厚さ、約1.517の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
    約-0.284mmの曲率半径の物体側表面、約-0.409mmの曲率半径の像側表面、約0.154mmの厚さ、約1.535の屈折率及び約56.0のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
    約1.04mmの曲率半径の物体側表面、約-2.41mmの曲率半径の像側表面、約0.293mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約56.1のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
    約0.837mmの曲率半径の物体側表面、約0.365mmの曲率半径の像側表面、約0.145mmの厚さ、約1.635の屈折率及び約23.9のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
    約1.03mmの曲率半径の物体側表面、約-0.75mmの曲率半径の像側表面、約0.237mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約56.1のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
    約1.87mmの曲率半径の物体側表面、約-12.90mmの曲率半径の像側表面、約0.99mmの厚さ、約1.545の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
    約-7.78mmの曲率半径の物体側表面、約3.13mmの曲率半径の像側表面、約0.30mmの厚さ、約1.632の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
    約-7.80mmの曲率半径の物体側表面、約-5.36mmの曲率半径の像側表面、約0.49mmの厚さ、約1.632の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
    約-3.73mmの曲率半径の物体側表面、約-1.73mmの曲率半径の像側表面、約0.89mmの厚さ、約1.545の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
    約-3.74mmの曲率半径の物体側表面、約3.35mmの曲率半径の像側表面、約0.50mmの厚さ、約1.545の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.15mmの厚さ、約1.516の屈折率及び約64.1のアッベ数を有する第11のレンズ素子と
    を有する11個のレンズ素子を含み、前記光学レンズアセンブリは、前記第5のレンズ素子と前記第6のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、前記開口絞りは、約0.10の厚さを有する平坦な素子である、請求項1に記載の光学顕微鏡検査装置。
  12. 前記光学レンズアセンブリは、約6×の光学倍率、約0.024の開口数、約9.03mmの長さ、約30度の半視野角、約30.17ミクロンの被写界深度及び約8.28ミクロンのエアリー半径を有し、前記光学レンズアセンブリは、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.105mmの厚さ、約1.5167の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
    約-0.284mmの曲率半径の物体側表面、約-0.409mmの曲率半径の像側表面、約0.154mmの厚さ、約1.5348の屈折率及び約56.0のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
    約1.04mmの曲率半径の物体側表面、約-2.41mmの曲率半径の像側表面、約0.293mmの厚さ、約1.5441の屈折率及び約56.1のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
    約0.837mmの曲率半径の物体側表面、約0.365mmの曲率半径の像側表面、約0.145mmの厚さ、約1.6355の屈折率及び約23.9のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
    約1.03mmの曲率半径の物体側表面、約-0.75mmの曲率半径の像側表面、約0.237mmの厚さ、約1.5441の屈折率及び約56.1のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
    約2.37mmの曲率半径の物体側表面、約50.00mmの曲率半径の像側表面、約0.644mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
    約7.37mmの曲率半径の物体側表面、約2.69mmの曲率半径の像側表面、約0.432mmの厚さ、約1.632の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
    約-13.40mmの曲率半径の物体側表面、約-4.61mmの曲率半径の像側表面、約1.34mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
    約6.26mmの曲率半径の物体側表面、約10.0mmの曲率半径の像側表面、約0.55mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
    約-3.23mmの曲率半径の物体側表面、約1.50mmの曲率半径の像側表面、約0.55mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.30mmの厚さ、約1.517の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第11のレンズ素子と
    を有する11個のレンズ素子を含み、前記光学レンズアセンブリは、前記第5のレンズ素子と前記第6のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、前記開口絞りは、約0.05の厚さを有する平坦な素子である、請求項1に記載の光学顕微鏡検査装置。
  13. 前記光学レンズアセンブリは、約2×の光学倍率、約0.05の開口数、約7.35mmの長さ、約25度の半視野角、約58.23ミクロンの被写界深度及び約7.14ミクロンのエアリー半径を有し、前記光学レンズアセンブリは、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.105mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
    約-1.70mmの曲率半径の物体側表面、約-2.11mmの曲率半径の像側表面、約0.23mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
    約-2.08mmの曲率半径の物体側表面、約-1.37mmの曲率半径の像側表面、約0.187mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
    約1.53mmの曲率半径の物体側表面、約1.28mmの曲率半径の像側表面、約0.292mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
    約0.0897mmの曲率半径の物体側表面、約0.545mmの曲率半径の像側表面、約0.15mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
    約0.0656mmの曲率半径の物体側表面、約-0.963mmの曲率半径の像側表面、約0.202mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
    約0.481mmの曲率半径の物体側表面、約-0.0328mmの曲率半径の像側表面、約0.403mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
    約-0.272mmの曲率半径の物体側表面、約-0.0448mmの曲率半径の像側表面、約0.30mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
    約-0.64mmの曲率半径の物体側表面、約-0.763mmの曲率半径の像側表面、約0.583mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
    約0.686mmの曲率半径の物体側表面、約1.04mmの曲率半径の像側表面、約0.373mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
    約1.05mmの曲率半径の物体側表面、約0.849mmの曲率半径の像側表面、約0.46mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第11のレンズ素子と、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.21mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第12のレンズ素子と
    を有する12個のレンズ素子を含み、前記光学レンズアセンブリは、前記第6のレンズ素子と前記第7のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、前記開口絞りは、約0.186の厚さを有する平坦な素子である、請求項1に記載の光学顕微鏡検査装置。
  14. 前記光学レンズアセンブリは、約3×の光学倍率、約0.059の開口数、約6.63mmの長さ、約13度の半視野角、約20.01ミクロンの被写界深度及び約6.28ミクロンのエアリー半径を有し、前記光学レンズアセンブリは、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.075mmの厚さ、約1.517の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
    約-2.70mmの曲率半径の物体側表面、約-2.40mmの曲率半径の像側表面、約0.211mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.1のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
    約2.77mmの曲率半径の物体側表面、約4.40mmの曲率半径の像側表面、約0.124mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.3のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
    約2.05mmの曲率半径の物体側表面、約0.505mmの曲率半径の像側表面、約0.145mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.1のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
    約-1.47mmの曲率半径の物体側表面、約-0.521mmの曲率半径の像側表面、約0.0575mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.3のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
    約-0.0241mmの曲率半径の物体側表面、約-2.37mmの曲率半径の像側表面、約0.161mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.1のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
    約0.481mmの曲率半径の物体側表面、約-0.0328mmの曲率半径の像側表面、約0.403mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
    約-0.272mmの曲率半径の物体側表面、約-0.0448mmの曲率半径の像側表面、約0.30mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
    約-0.64mmの曲率半径の物体側表面、約-0.763mmの曲率半径の像側表面、約0.583mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
    約0.686mmの曲率半径の物体側表面、約1.04mmの曲率半径の像側表面、約0.373mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
    約1.05mmの曲率半径の物体側表面、約0.849mmの曲率半径の像側表面、約0.46mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第11のレンズ素子と、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.21mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第12のレンズ素子と
    を有する12個のレンズ素子を含み、前記光学レンズアセンブリは、前記第6のレンズ素子と前記第7のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、前記開口絞りは、約0.50の厚さを有する平坦な素子である、請求項1に記載の光学顕微鏡検査装置。
  15. 前記光学レンズアセンブリは、約1×の光学倍率、約0.113の開口数、約11.3mmの長さ、約13度の半視野角、約48.39ミクロンの被写界深度及び約3.25ミクロンのエアリー半径を有し、前記光学レンズアセンブリは、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.30mmの厚さ、約1.517の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
    約-1.48mmの曲率半径の物体側表面、約-1.67mmの曲率半径の像側表面、約0.842mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約56.114のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
    約1.44mmの曲率半径の物体側表面、約0.91mmの曲率半径の像側表面、約0.494mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.265のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
    約1.95mmの曲率半径の物体側表面、約7.92mmの曲率半径の像側表面、約0.58mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約56.114のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
    約-2.72mmの曲率半径の物体側表面、約-7.68mmの曲率半径の像側表面、約0.23mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.265のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
    約-166mmの曲率半径の物体側表面、約-1.69mmの曲率半径の像側表面、約0.643mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約56.114のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
    約1.69mmの曲率半径の物体側表面、約166mmの曲率半径の像側表面、約0.403mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約56.114のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
    約7.68mmの曲率半径の物体側表面、約2.72mmの曲率半径の像側表面、約0.23mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.265のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
    約-7.92mmの曲率半径の物体側表面、約-1.95mmの曲率半径の像側表面、約0.58mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約56.114のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
    約-0.91mmの曲率半径の物体側表面、約-1.44mmの曲率半径の像側表面、約0.494mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.265のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
    約1.67mmの曲率半径の物体側表面、約1.48mmの曲率半径の像側表面、約0.842mmの厚さ、約1.544の屈折率及び約56.114のアッベ数を有する第11のレンズ素子と、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.30mmの厚さ、約1.517の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第12のレンズ素子と
    を有する12個のレンズ素子を含み、前記光学レンズアセンブリは、前記第6のレンズ素子と前記第7のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、前記開口絞りは、約0.50の厚さを有する平坦な素子である、請求項1に記載の光学顕微鏡検査装置。
  16. 前記光学レンズアセンブリは、約4×の光学倍率、約0.027の開口数、約8.25mmの長さ、約16度の半視野角、約51.58ミクロンの被写界深度及び約13.44ミクロンのエアリー半径を有し、前記光学レンズアセンブリは、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.075mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
    約-2.67mmの曲率半径の物体側表面、約-1.24mmの曲率半径の像側表面、約0.138mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
    約-0.04mmの曲率半径の物体側表面、約-0.639mmの曲率半径の像側表面、約0.138mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
    約0.868mmの曲率半径の物体側表面、約0.298mmの曲率半径の像側表面、約0.335mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
    約-1.49mmの曲率半径の物体側表面、約-0.543mmの曲率半径の像側表面、約0.108mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
    約-0.08mmの曲率半径の物体側表面、約-1.68mmの曲率半径の像側表面、約0.161mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
    約0.535mmの曲率半径の物体側表面、約-0.0777mmの曲率半径の像側表面、約0.99mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
    約-0.0129mmの曲率半径の物体側表面、約0.319mmの曲率半径の像側表面、約0.30mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
    約-0.128mmの曲率半径の物体側表面、約-0.186mmの曲率半径の像側表面、約0.49mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
    約-0.268mmの曲率半径の物体側表面、約-0.579mmの曲率半径の像側表面、約0.89mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
    約-0.267mmの曲率半径の物体側表面、約0.298mmの曲率半径の像側表面、約0.5mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第11のレンズ素子と、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.15mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.1のアッベ数を有する第12のレンズ素子と
    を有する12個のレンズ素子を含み、前記光学レンズアセンブリは、前記第6のレンズ素子と前記第7のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、前記開口絞りは、約0.241の厚さを有する平坦な素子である、請求項1に記載の光学顕微鏡検査装置。
  17. 前記光学レンズアセンブリは、約2×の光学倍率、約0.054の開口数、約7.04mmの長さ、約16度の半視野角、約52.62ミクロンの被写界深度及び約6.79ミクロンのエアリー半径を有し、前記光学レンズアセンブリは、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.075mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
    約-2.67mmの曲率半径の物体側表面、約-1.24mmの曲率半径の像側表面、約0.138mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
    約-0.04mmの曲率半径の物体側表面、約-0.639mmの曲率半径の像側表面、約0.138mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
    約0.868mmの曲率半径の物体側表面、約0.298mmの曲率半径の像側表面、約0.335mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
    約-1.49mmの曲率半径の物体側表面、約-0.543mmの曲率半径の像側表面、約0.108mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
    約-0.08mmの曲率半径の物体側表面、約-1.68mmの曲率半径の像側表面、約0.161mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
    約0.481mmの曲率半径の物体側表面、約-0.328mmの曲率半径の像側表面、約0.403mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
    約-0.272mmの曲率半径の物体側表面、約-0.0448mmの曲率半径の像側表面、約0.30mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
    約-0.64mmの曲率半径の物体側表面、約-0.763mmの曲率半径の像側表面、約0.583mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
    約0.686mmの曲率半径の物体側表面、約1.04mmの曲率半径の像側表面、約0.373mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
    約1.05mmの曲率半径の物体側表面、約0.849mmの曲率半径の像側表面、約0.46mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約55.8のアッベ数を有する第11のレンズ素子と、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.21mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第12のレンズ素子と
    を有する12個のレンズ素子を含み、前記光学レンズアセンブリは、前記第6のレンズ素子と前記第7のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、前記開口絞りは、約0.241の厚さを有する平坦な素子である、請求項1に記載の光学顕微鏡検査装置。
  18. 前記光学レンズアセンブリは、約1.6×の光学倍率、約0.041の開口数、約10.03mmの長さ、約23度の半視野角、約337.71ミクロンの被写界深度及び約8.51ミクロンのエアリー半径を有し、前記光学レンズアセンブリは、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.225mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
    約-1.45mmの曲率半径の物体側表面、約-2.08mmの曲率半径の像側表面、約0.375mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
    約1.71mmの曲率半径の物体側表面、約-2.46mmの曲率半径の像側表面、約0.452mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
    約1.84mmの曲率半径の物体側表面、約1.29mmの曲率半径の像側表面、約0.231mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
    約-209mmの曲率半径の物体側表面、約-5.36mmの曲率半径の像側表面、約0.225mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約23.9のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
    約1.11mmの曲率半径の物体側表面、約-8.62mmの曲率半径の像側表面、約0.366mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
    約-0.953mmの曲率半径の物体側表面、約-1.75mmの曲率半径の像側表面、約0.21mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.9のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
    約6.29mmの曲率半径の物体側表面、約-1.59mmの曲率半径の像側表面、約0.53mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
    約1.87mmの曲率半径の物体側表面、約-12.9mmの曲率半径の像側表面、約0.99mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
    約-77.8mmの曲率半径の物体側表面、約3.13mmの曲率半径の像側表面、約0.3mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
    約-7.8mmの曲率半径の物体側表面、約-5.36mmの曲率半径の像側表面、約0.49mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第11のレンズ素子と、
    約-3.73mmの曲率半径の物体側表面、約-1.73mmの曲率半径の像側表面、約0.89mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第12のレンズ素子と、
    約-3.74mmの曲率半径の物体側表面、約3.35mmの曲率半径の像側表面、約0.5mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第13のレンズ素子と、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.15mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.1のアッベ数を有する第14のレンズ素子と
    を有する14個のレンズ素子を含み、前記光学レンズアセンブリは、前記第8のレンズ素子と前記第9のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、前記開口絞りは、約0.25の厚さを有する平坦な素子である、請求項1に記載の光学顕微鏡検査装置。
  19. 前記光学レンズアセンブリは、約2×の光学倍率、約0.044の開口数、約8.05mmの長さ、約23度の半視野角、約76.89ミクロンの被写界深度及び約8.21ミクロンのエアリー半径を有し、前記光学レンズアセンブリは、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.15mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
    約-0.97mmの曲率半径の物体側表面、約1.38mmの曲率半径の像側表面、約0.25mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
    約1.14mmの曲率半径の物体側表面、約-1.64mmの曲率半径の像側表面、約0.302mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
    約1.23mmの曲率半径の物体側表面、約0.862mmの曲率半径の像側表面、約0.154mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.9のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
    約-140mmの曲率半径の物体側表面、約-3.57mmの曲率半径の像側表面、約0.15mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
    約7.39mmの曲率半径の物体側表面、約-5.75mmの曲率半径の像側表面、約0.244mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
    約-0.636mmの曲率半径の物体側表面、約-1.16mmの曲率半径の像側表面、約0.14mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.9のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
    約4.19mmの曲率半径の物体側表面、約-1.06mmの曲率半径の像側表面、約0.353mmの厚さ、約1.53の屈折率及び約56.2のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
    約1.69mmの曲率半径の物体側表面、約47.7mmの曲率半径の像側表面、約0.523mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
    約3.04mmの曲率半径の物体側表面、約1.69mmの曲率半径の像側表面、約0.24mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.3のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
    約7.91mmの曲率半径の物体側表面、約4.95mmの曲率半径の像側表面、約0.274mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第11のレンズ素子と、
    約-205mmの曲率半径の物体側表面、約-2.49mmの曲率半径の像側表面、約0.36mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第12のレンズ素子と、
    約-81.8mmの曲率半径の物体側表面、約-1.15mmの曲率半径の像側表面、約0.3mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.3のアッベ数を有する第13のレンズ素子と、
    約2.29mmの曲率半径の物体側表面、約1.95mmの曲率半径の像側表面、約1.23mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第14のレンズ素子と、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.3mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第15のレンズ素子と
    を有する14個のレンズ素子を含み、前記光学レンズアセンブリは、前記第8のレンズ素子と前記第9のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、前記開口絞りは、約0.25の厚さを有する平坦な素子である、請求項1に記載の光学顕微鏡検査装置。
  20. 前記光学レンズアセンブリは、約1×の光学倍率、約0.066の開口数、約9.39mmの長さ、約20度の半視野角、約33.9ミクロンの被写界深度及び約5.56ミクロンのエアリー半径を有し、前記光学レンズアセンブリは、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.15mmの厚さ、約1.52の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第1のレンズ素子と、
    約-1.33mmの曲率半径の物体側表面、約-0.62mmの曲率半径の像側表面、約0.275mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第2のレンズ素子と、
    約-0.02mmの曲率半径の物体側表面、約-0.319mmの曲率半径の像側表面、約0.275mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第3のレンズ素子と、
    約0.434mmの曲率半径の物体側表面、約0.149mmの曲率半径の像側表面、約0.671mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第4のレンズ素子と、
    約-0.743mmの曲率半径の物体側表面、約-0.271mmの曲率半径の像側表面、約0.216mmの厚さ、約1.63の屈折率及び約23.4のアッベ数を有する第5のレンズ素子と、
    約-0.04mmの曲率半径の物体側表面、約-0.842mmの曲率半径の像側表面、約0.322mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約55.9のアッベ数を有する第6のレンズ素子と、
    約0.593mmの曲率半径の物体側表面、約0.00603mmの曲率半径の像側表面、約0.403mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.1のアッベ数を有する第7のレンズ素子と、
    約0.13mmの曲率半径の物体側表面、約0.368mmの曲率半径の像側表面、約0.23mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.3のアッベ数を有する第8のレンズ素子と、
    約-0.126mmの曲率半径の物体側表面、約-0.512mmの曲率半径の像側表面、約0.58mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.1のアッベ数を有する第9のレンズ素子と、
    約-1.1mmの曲率半径の物体側表面、約-0.693mmの曲率半径の像側表面、約0.494mmの厚さ、約1.64の屈折率及び約23.3のアッベ数を有する第10のレンズ素子と、
    約0.6mmの曲率半径の物体側表面、約0.676mmの曲率半径の像側表面、約0.842mmの厚さ、約1.54の屈折率及び約56.1のアッベ数を有する第11のレンズ素子と、
    平坦な物体側表面、平坦な像側表面、約0.3mmの厚さ、約1.517の屈折率及び約64.2のアッベ数を有する第12のレンズ素子と
    を有する12個のレンズ素子を含み、前記光学レンズアセンブリは、前記第6のレンズ素子と前記第7のレンズ素子との間に位置付けられた開口絞りを含み、前記開口絞りは、約0.259の厚さを有する平坦な素子である、請求項1に記載の光学顕微鏡検査装置。
  21. 請求項1~20の何れか一項に記載の光学顕微鏡検査装置を含むポータブル撮像システム。
  22. スマートフォン、ポータブルコンピューティング装置、ポータブル医療装置、ポータブル顕微鏡及びポータブル分析機器の1つである、請求項21に記載のポータブル撮像システム。
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