JP2023529613A - 導波路格子の勾配封入 - Google Patents

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Abstract

本明細書に記載の実施形態は、回折効率及び指向性を制御するための導波路アウトカプラ格子の勾配封入に関する。デバイスは、基板の上に形成された第1の格子を含み、第1の格子は、基板から離れる方向に延在する複数の第1の構造を有し、第1の格子は、アウトカプラに対応する。デバイスは、隣接する第1の構造間に形成された1又は複数の間隙に配置された第1の封入材を含み、第1の封入材の充填比は、第1の格子に沿って減少する。また、本明細書では、デバイスを製造する方法も説明する。【選択図】図1B

Description

[0001]本開示の実施形態は、概して、拡張現実導波路に関する。より具体的には、本明細書に記載の実施形態は、回折効率及び指向性の制御のための導波路アウトカプラ格子の勾配封入に関する。
[0002]仮想現実は、一般に、ユーザが見かけ上の物理的存在を有する、コンピュータによって生成されたシミュレーション環境であると考えられている。仮想現実体験は、3Dで生成され、実際の環境を置き換える仮想現実環境を表示するために、レンズとして近眼ディスプレイパネルを有する眼鏡又は他のウェアラブルディスプレイデバイス等のヘッドマウントディスプレイ(HMD)を用いて見ることができる。
[0003]しかし、拡張現実は、ユーザが依然として、眼鏡又は他のHMDデバイスのディスプレイレンズ越しに周囲の環境を見ることができ、かつ、ディスプレイ用に生成されて環境の一部として現れる仮想オブジェクトの画像も見ることができる経験を可能にする。拡張現実には、音声及びハプティック入力等の任意の種類の入力、並びにユーザが体験する環境を強化又は拡張する仮想画像、グラフィクス、及びビデオ等が含まれ得る。最先端技術である拡張現実には、多くの課題と設計上の制約がある。
[0004]上記課題の1つは、周囲環境にオーバーレイされた仮想画像を表示することである。画像のオーバーレイを支援するために、拡張導波路コンバイナが使用される。生成された光は、拡張導波路コンバイナにインカップリングされ、拡張導波路コンバイナを通して伝播し、拡張導波路コンバイナからアウトカップリングされ、周囲環境にオーバーレイされる。光は、表面レリーフ格子を使用して、拡張導波路コンバイナの内外へカップリングされる。アウトカップリングされた光の回折効率や指向性は、十分に制御されない場合がある。
[0005]従って、当技術分野で必要とされているのは、改良された導波路コンバイナ及び製造方法である。
[0006]一実施形態では、デバイスが提供される。デバイスは、基板の上に形成された第1の格子を含み、第1の格子は、基板から離れる方向に延在する複数の第1の構造を有し、第1の格子は、アウトカプラに対応する。デバイスは、隣接する第1の構造間に形成された1又は複数の間隙に配置された第1の封入材を含み、第1の封入材の充填比は、第1の格子に沿って減少する。
[0007]別の実施形態では、デバイスが提供される。デバイスは、基板の上に形成された第1の格子を含み、第1の格子は、基板から離れる方向に延在する複数の第1の構造を有し、第1の格子は、アウトカプラに対応する。デバイスは、隣接する第1の構造間に形成された1又は複数の第1の間隙に配置された第1の封入材を含み、第1の封入材の充填比は、第1の格子に沿って減少する。デバイスは、基板の上に形成された第2の格子を含み、第2の格子は、基板から離れる方向に延在する複数の第2の構造を有し、第2の格子は、インカプラに対応する。
[0008]更に別の実施形態では、方法が提供される。本方法は、基板の上に第1の格子を形成することを含み、第1の格子は、基板から離れる方向に延在する複数の第1の構造を有し、第1の格子は、アウトカプラに対応する。本方法は、基板の上に第2の格子を形成することを含み、第2の格子は、基板から離れる方向に延在する複数の第2の構造を有し、第2の格子は、インカプラに対応する。本方法は、第1及び第2の格子の上に第1の封入材を堆積させることと、第1の封入材を硬化させることと、第1及び第2の格子の上にパターニングされたフォトレジスト層を形成することとを含む。本方法は、パターニングされたフォトレジスト層を介して第1の封入材をエッチングすることであって、第1の封入材の充填比は第1の格子に沿って減少する、パターニングされたフォトレジスト層を介して第1の封入材をエッチングすることと、第1及び第2の格子の上に包括的な封入材を堆積させることとを含む。
[0009]上述した本開示の特徴を詳細に理解できるように、一部が添付の図面に例示されている実施形態を参照しながら、上記に要約した本開示をより具体的に説明する。しかし、添付の図面は典型的な実施形態を単に示すものであり、したがって、本開示の範囲を限定するものと見なすべきではなく、他の等しく有効な実施形態も許容しうることに留意されたい。
実施形態に係る導波路コンバイナの透視正面図である。 実施形態に係る導波路コンバイナを示す、図1Aの線A-A’に沿って切り取った概略断面図である。 別の実施形態に係る導波路コンバイナを示す、図1Aの線A-A’に沿って切り取った概略断面図である。 更に別の実施形態に係る導波路コンバイナを示す、図1Aの線A-A’に沿って切り取った概略断面図である。 実施形態に係る導波路格子の封入方法の工程を示すフロー図である。 実施形態に係る製造中の導波路コンバイナの概略断面図である。 実施形態に係る製造中の導波路コンバイナの概略断面図である。 実施形態に係る製造中の導波路コンバイナの概略断面図である。 別の実施形態に係る導波路格子の封入方法の工程を示すフロー図である。 別の実施形態に係る製造中の導波路コンバイナの概略断面図である。 別の実施形態に係る製造中の導波路コンバイナの概略断面図である。 更に別の実施形態に係る導波路格子の封入方法の工程を示すフロー図である。 更に別の実施形態に係る製造中の導波路コンバイナの概略断面図である。 更に別の実施形態に係る製造中の導波路コンバイナの概略断面図である。 更に別の実施形態に係る製造中の導波路コンバイナの概略断面図である。 更に別の実施形態に係る製造中の導波路コンバイナの概略断面図である。
[0020]理解を容易にするために、可能な限り、図面に共通の同一要素を示すのに同一の参照番号を使用している。一実施形態の要素及び特徴は、さらなる詳述なしに他の実施形態に有益に組み込まれ得ると考えられる。
[0021]本明細書に記載の実施形態は、回折効率及び指向性を制御するための導波路アウトカプラ格子の勾配封入に関する。デバイスは、基板の上に形成された第1の格子を含み、第1の格子は、基板から離れる方向に延在する複数の第1の構造を有し、第1の格子は、アウトカプラに対応する。デバイスは、隣接する第1の構造間に形成された1又は複数の間隙に配置された第1の封入材を含み、第1の封入材の充填比は、第1の格子に沿って減少する。また、本明細書では、デバイスを製造する方法も説明する。
[0022]図1Aは、(例えば、拡張現実(AR)用途の)例示的な導波路コンバイナ100の透視正面図である。以下に説明する導波路コンバイナ100は、本明細書に記載のシステム及び方法を用いて形成され得る例示的な導波路コンバイナであり、本開示のシステム及び方法は、他の光学装置及びナノ構造光学装置、例えば他の導波路コンバイナを形成又は修正するために用いられ得ることを理解されたい。例えば、3つを超える格子、例えば、5つ以上の格子を有する光学装置が形成され得る。あるいは、2つの格子等、3つ未満の格子を有する光学装置が形成され得る。別の実施例では、両方の主要面側に格子を有する光学装置が形成され得る。更に別の実施例では、2つ以上の入力カプラ及び2つ以上の出力カプラを有する光学装置が形成され得る。
[0023]導波路コンバイナ100は、インカプラに対応する第1の格子110、アウトカプラに対応する第2の格子120、及びインカプラとアウトカプラとの間の第3の格子130を含む。幾つかの実施形態では、導波路コンバイナ100は、1又は複数の追加の格子を含み得る。ここで、第3の格子130は、第1及び第2の格子110、120の間で光を拡張させるための中間格子である。第3の格子130は、オプションであり得ることを理解されたい。幾つかの実施形態では、第1、第2、及び第3の格子110、120、130は、インカプラとアウトカプラとの間で光の実質的な全内反射を達成するように配置される。
[0024]図1Bは、実施形態に係る導波路コンバイナ100Bを示す、図1Aの線A-A’に沿って切り取った概略断面図である。導波路コンバイナ100Bは、基板102を含む。基板102は、基板102が所望の波長又は波長範囲の光を十分に透過し、格子(複数可)のための適切な支持体として機能し得ることを条件として、任意の適切な材料から形成され、任意の適切な厚さを有し得る。幾つかの実施形態では、基板102の材料は、シリコン(Si)、二酸化ケイ素(SiO)、炭化ケイ素(SiC)、ガラス、プラスチック、ポリカーボネート、及びサファイア含有材料のうちの1又は複数を含むが、これらに限定されない。幾つかの実施形態では、基板102は、ドープされたガラスを含む。例えば、基板102は、ランタン(La)、ジルコニウム(Zr)、亜鉛(Zn)等の重いドーパントがドープされたガラスを含む。基板102の材料は更に、転動可能な特性及び柔軟な特性を有し得る。幾つかの実施形態では、基板102の材料は、約1.5から約2.4の屈折率を有する材料を含むが、これらに限定されない。例えば、基板102は、約1.7から約2.4の屈折率を有するドープされた高指数基板であってよい。
[0025]導波路コンバイナ100Bは、基板102に配置された第1の格子110及び第2の格子120を含む。幾つかの実施形態では、第1及び第2の格子110、120は、基板102に配置された1又は複数のスペーサ層(図示せず)に配置され得る。スペーサ層を含む実施形態では、スペーサ層は、第1及び第2の格子110、120の支持を提供するように動作可能であり、第1及び第2の格子110、120の所望の光学特性に応じた厚さ及び材料である。第1の格子110は、基板102の上方に延在し、隣接する構造112の間に形成された間隙114を有する複数の構造112を含む。同様に、第2の格子120は、基板102の上方に延在し、隣接する構造122の側壁126の間に形成された間隙124を有する複数の構造122を含む。幾つかの実施形態では、構造112、122はフィンであってよい。幾つかの実施形態では、構造112、122は、基板102に配置され得る。言い換えれば、基板102は、それに配置された構造112、122を形成するためにエッチングされ得る。
[0026]幾つかの実施形態では、構造112、122は、非対称(例えば、傾斜している、又は楔形)であってよい。ここで、構造112は、構造122の反対側に傾斜している。幾つかの他の実施形態では、構造112、122は、同じ方向に傾斜していてよい。ここでは、構造112が左に傾斜しているのに対し、構造122は右に傾斜している。しかしながら、構造112、122の向きは、図示の実施形態に特に限定されない。例えば、構造112、122は、図示の実施形態に対して逆に傾斜していてよい。
[0027]ここで、構造122は、表面法線106に対して角度θ1に傾斜しており、各構造122の傾斜角度θ1は、実質的に同じである。別の実施形態では、1つの構造122の傾斜角度θ1は、他の構造122の傾斜角度θ1と異なっていてよい。幾つかの実施形態では、傾斜角θ1は、約30度から約60度、例えば約40度から約60度、あるいは約30度から約40度、あるいは約40度から約50度、あるいは約50度から約60度、例えば約50度であってよい。幾つかの実施形態では、傾斜角θ1は、約0度から約30度、例えば、約0度から約10度、あるいは約10度から約20度、あるいは約20度から約30度であってよい。幾つかの実施形態では、構造122は、表面法線106に対してゼロに等しい傾斜角θ1を有していてよく、したがって、構造122は、二元構造であり得る。ここで、各構造122は、単一の部分を有する。別の実施形態では、構造122は、表面法線106に対して異なる傾斜角を有する2つ以上の部分を有し得る。幾つかの実施形態では、構造122の材料は、構造122の所望の深さ及び傾斜角度θ1に基づいて選択される。
[0028]間隙124は、基板102の表面104から構造122の上面128までの距離として定義される深さD1と、隣接する構造122の側壁126間の距離として定義される幅W1とを有する。ここで、各間隙124の深さD1は、実質的に同じである。別の実施形態では、少なくとも1つの間隙124の深さD1は、他の間隙124の深さD1と異なっていてよい。ここで、各間隙124の幅W1は、実質的に同じである。別の実施形態では、少なくとも1つの間隙124の幅W1は、他の間隙124の幅W1と異なっていてよい。
[0029]幾つかの実施形態では、構造112、122のうちの1又は複数は、その格子の他の構造のものとは異なる傾斜角度又は寸法等の異なる形状寸法を有する構造を含み得る。更に、複数の構造112、122内の1つの目立たない構造の傾斜角度は、その格子の長さ又は幅にわたって異なることがある。
[0030]第1及び第2の格子110、120は、独立して、オキシ炭化ケイ素(SiOC)、酸化チタン(TiO)、TiOナノ材料、酸化ニオブ(NbO)、ニオブ-ゲルマニウム(NbGe)、二酸化ケイ素(SiO)、オキシ炭窒化ケイ素(SiOCN)、酸化バナジウム(IV)(VOx)、酸化アルミニウム(Al)、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、五酸化タンタル(Ta)、窒化ケイ素(Si)、Siシリコンリッチ、Si水素ドープ、Siホウ素ドープ、窒化ケイ素炭素(SiCN)、窒化チタン(TiN)、二酸化ジルコニウム(ZrO)、ゲルマニウム(Ge)、リン化ガリウム(GaP)、多結晶ダイヤモンド(PCD)、ナノ結晶ダイヤモンド(NCD)、及びドープダイヤモンド含有材料のうちの少なくとも1つを含む。幾つかの実施形態では、基板102は、第1及び第2の格子110、120に含まれる任意の材料から形成されていてよく、その逆もまた同様である。幾つかの実施形態では、基板102並びに第1及び第2の格子110、120は、同じ材料(複数可)から形成され得る。
[0031]第1及び第2の格子110、120は、任意の適切なプロセスによって基板102の表面の上に形成され得る。例えば、第1及び第2の格子110、120は、物理的気相堆積(PVD)、化学気相堆積(CVD)、プラズマCVD(PECVD)、流動性CVD(FCVD)、原子層堆積(ALD)、及びスピンオンプロセスのうちの1又は複数により形成され得る。
[0032]幾つかの実施形態では、第1及び第2の格子110、120の材料は、約1.5から約2.65の屈折率、例えば約1.5から約1.8、あるいは約2.2から約2.65、あるいは約1.8から約2.2、あるいは約1.8から約2、あるいは約2から約2.2、あるいは約1.9から約2.1、例えば約1.9から約2、あるいは約2から約2.1、例えば約2の屈折率を有し得る。
[0033]幾つかの実施形態では、導波路コンバイナ100Bは、基板102と第1及び第2の格子110、120の構造112、122との間に配置された格子材料層(図示せず)を含み得る。格子材料層は、上述した第1及び第2の格子110、120の形成に使用される材料及びプロセスを含む任意の適切な材料で、任意の適切なプロセスによって形成され得る。
[0034]導波路コンバイナ100Bは、構造122間の間隙124に配置された第1の封入材140を含む。幾つかの実施形態では、第1の封入材140は、約0.2以下の屈折率コントラスト、例えば約0から約0.2、例えば約0から約0.05、あるいは約0.05から約0.1、あるいは約0.1~約0.15、あるいは約0.15~約0.2、あるいは約0.1以下の屈折率コントラストを有していてよく、屈折率コントラストは、第1の封入材140と第2の格子120との間の屈折率の差として定義される。
[0035]幾つかの実施形態では、第1の封入材140は、約1.6から約2.4、例えば約1.7から約2.3、例えば約1.8から約2.2、例えば約1.8から約2、例えば約1.9から約2、例えば約1.95から約2、あるいは約2から約2.2、例えば約2から約2.1、例えば約2から約2.05、あるいは約1.8から約1.85、あるいは約1.85から約1.9、あるいは約1.9から約1.95、あるいは約1.95から約1.96、あるいは約1.96から約1.97、あるいは約1.97から約1.98、あるいは約1.98から約1.99、あるいは約1.99から約2、あるいは約2から約2.01、あるいは約2.01から約2.02、あるいは約2.02から約2.03、あるいは約2.03から約2.04、あるいは約2.04から約2.05、あるいは約2.05から約2.1、あるいは約2.1から約2.2、あるいは約1.95から約2.05の屈折率を有し得る。
[0036]幾つかの実施形態では、第1の封入材140は、ポリイミド、ポリイミドブレンド、金属有機ポリイミドブレンド、金属酸化物、金属窒化物、Al、SiO、TiO、TaO、AlN、SiN、SiO、TiN、TaN、基板102を形成する材料のいずれか、第1及び第2の格子110、120を形成する材料のいずれか、並びに上記に示した範囲に従って屈折率を有する他の任意の適切な材料の少なくとも1つを含む。幾つかの実施形態では、第1の封入材140は、適切な間隙充填特性及び約1.8から約2.2の屈折率を有する任意の材料を含む。
[0037]第1の封入材140は、基板102の表面104から封入材140の上面142までの距離として定義される高さH1を有する。第1の封入材140は、第2の格子120の深さD1に対する封入材140の高さH1の比率として定義される充填比を有する。ここで、充填比は、第2の格子120に沿って左から右へ約1から約0まで直線的に減少する。しかしながら、第1の封入材140のプロファイルは、図示した実施形態に特に限定されない。例えば、他の実施形態では、充填比は、非直線的に(例えば、べき乗関数、指数関数、又は他の多項式関数に従って)減少し得る。幾つかの実施形態では、充填比は、充填比が一定である又は増加さえしている1又は複数のセクションを含みながら、概して減少し得る。幾つかの実施形態では、充填比は段階的に減少し得る(すなわち、各間隙124が、先行する間隙124よりも小さく、後続の間隙124よりも大きい一定の充填比を有する場合)。幾つかの実施形態では、充填比は、上記の勾配のいずれかの組み合わせであってよい。
[0038]幾つかの実施形態では、充填比は、(すなわち、封入材140が上面128の下方にある場合)、例えば約0.5から約1、例えば約0.6から約1、例えば約0.7から約1、例えば約0.8から約1、例えば約0.9から約1、あるいは約0.8から約0.9、あるいは約0.7から約0.8、あるいは約0.6から約0.7、あるいは約0.5から約0.6等の、1以下の最大値を有し得る。
[0039]幾つかの実施形態では、充填比は、(すなわち、封入材140が、第2の格子120の表面104全体に沿って存在する場合)、例えば、約0から約0.5、例えば約0から約0.4、例えば約0から約0.3、例えば約0から約0.2、例えば約0から約0.1、あるいは約0.1から約0.2、あるいは約0.2から約0.3、あるいは約0.3から約0.4、あるいは約0.4から約0.5等の、0を超える最小値を有し得る。
[0040]幾つかの実施形態では、充填比は、約0から約1、例えば約0.1から約1、例えば約0.2から約1、例えば約0.3から約1、例えば約0.4から約1、例えば約0.5から約1、例えば約0.6から約1、例えば約0.7から約1、例えば約0.8から約1、例えば約0.9から約1、あるいは約0から約0.9、例えば約0から約0.8、例えば約0から約0.7、例えば約0から約0.6、例えば約0から約0.5、例えば約0から約0.4、例えば約0から約0.3、例えば約0から約0.2、例えば約0から約0.1の範囲であり得る。
[0041]本明細書に記載の封入材勾配は、第2の格子120に沿った回折効率の制御を可能にする。封入材140の低い屈折率コントラスト(例えば、約0.2以下)により、封入されていない格子(すなわち、封入材140のない格子)と比較して、回折効率が低下する。封入されていない格子は、表面104に接触する空気(すなわち、屈折率1)を有し得る、又は低い屈折率(例えば、約0.2より大きい屈折率コントラスト)を有する包括的な封入材を含み得る。幾つかの実施形態では、第2の格子120の回折効率は、約2.5%以下、あるいは約1%から約50%、例えば約1%から約40%、例えば約1%から約30%、例えば約1%から約20%、例えば約1%から約10%、例えば約1%から約5%、例えば約1%から約2.5%、あるいは約2.5%から約5%、あるいは約5%から約10%、あるいは約10%から約20%、あるいは約20%から約30%、あるいは約30%から約40%、あるいは約40%から約50%であってよい。
[0042]回折効率を低下させることに加えて、本明細書に記載の封入材勾配は、第2の格子120に沿った回折効率を制御する。幾つかの実施形態では、充填比が増加すると、回折効率が低下する。例えば、本明細書に例示するように、最大の充填比(すなわち、1)を有する第2の格子120の左側端部は、最も低い回折効率(すなわち、約1%から約5%)を有し、最も低い充填比(すなわち、0)を有する第2の格子120の右側端部は、最も高い回折効率(すなわち、約40%から約50%)を有する。しかしながら、第2の格子120の向きは、図示の実施形態に特に限定されない。例えば、第2の格子120の充填比が右から左へ減少するような向きであってよい。
[0043]従来のデバイスは、回折効率を低下させるために深さの浅い格子を使用するが、深さの浅い格子は、指向性を制限する。本明細書に記載の封入材勾配は、格子深さを低減することなく低効率で光をアウトカップリングすることができる。したがって、本明細書に記載の封入材勾配は、第2の格子120の表面全体にわたってユーザに向かう指向性を維持しながら、回折効率のフルレンジの調整を可能にし得る。1又は複数の実施形態では、従来のデバイスと比較した前述の利点は、非対称構造122と封入材勾配を組み合わせることによってもたらされ得る。
[0044]導波路コンバイナ100Bは、第1及び第2の格子110、120並びに第1の封入材140の上に包括的な封入材150を含む。幾つかの実施形態では、包括的な封入材150は、第1及び第2の格子110、120並びに第1の封入材140の屈折率よりも低い屈折率を有し得る。幾つかの実施形態では、包括的な封入材150の屈折率は、約1から約1.7、例えば約1.2から約1.5であってよい。幾つかの実施形態では、包括的な封入材150は、約0.001未満の吸収係数を有し得る。
[0045]包括的な封入材150は、シリカ含有材料及びポリマー含有材料、例えばフルオロポリマー材料等の非シリカ含有材料を含むがこれらに限定されない、任意の適切な透明材料で形成され得る。幾つかの実施形態では、包括的な封入材150は、二酸化ケイ素(SiO)、又は炭素及び窒化物がドープされた酸化ケイ素(SiCON)若しくは窒化ケイ素炭素(SiCN)等の低誘電率誘電体膜で形成され得る。幾つかの実施形態では、包括的な封入材150は、フッ化アルミニウム(AlF)及びフッ化マグネシウム(MgF)等のフッ素含有材料を含み得る。
[0046]図1Cは、別の実施形態に係る導波路コンバイナ100Cを示す、図1Aの線A-A’に沿って切り取った概略断面図である。導波路コンバイナ100Cは、ほとんどの態様において導波路コンバイナ100Bと同様であり、導波路コンバイナ100Bの上記の説明は、限定されることなく本明細書に組み込まれ得る。
[0047]導波路コンバイナ100Bとは対照的に、導波路コンバイナ100Cは、第2の格子120に加えて、第1の格子110の上に第1の封入材140を含む。第1の封入材140は、隣接する構造112の側壁116間の間隙114に配置される。ここで、第1の格子110の上の第1の封入材140は、第2の格子120の上の第1の封入材140の上面142よりも高い平面的な上面144を有する。幾つかの実施形態では、上面144は、非平面であってよい。幾つかの実施形態では、上面144は、上面142の位置又は下方にある場合がある。ここで、上面144は、間隙114の充填比が1に等しく一定であるように、構造112の上面118よりも高くなっている。しかしながら、第1の格子110の上の第1の封入材140のプロファイルは、図示した実施形態に特に限定されない。例えば、充填比は1未満であってよい。上記実施形態では、充填比は、第1の格子110に沿って変化し得る。
[0048]導波路コンバイナ100Cは、包括的な封入材150を含む。ここで、包括的な封入材150は、第1の格子110の上で第1の封入材140の上面144に接触する。
[0049]図1Dは、更に別の実施形態に係る導波路コンバイナ100Dを示す、図1Aの線A-A’に沿って切り取った概略断面図である。導波路コンバイナ100Dは、ほとんどの態様において導波路コンバイナ100B及び/又は100Cと同様であり、導波路コンバイナ100B、100Cの上記の説明は、限定されることなく本明細書に組み込まれ得る。
[0050]導波路コンバイナ100B、100Cとは対照的に、導波路コンバイナ100Dは、両面格子を有し、両面格子は、基板102の対向する平面側にあるものとして定義される。ここで、第1の格子110は、第2の格子120が配置される表側の面104とは反対側の基板102の裏側の面108に配置される。導波路コンバイナ100Dは、裏側の面108の第1及び第2の格子110、120の上に第2の封入材146を含む。第2の封入材146は、第1の格子110の隣接する構造112の側壁116間の間隙114に配置される。第2の封入材146は、基板102の裏側108から離れる方向に面する表面148を有する。第2の封入材146は、第1の封入材140と同じ又は異なっていてよく、第1の封入材140の上記説明は、限定されることなく本明細書に組み込まれ得る。
[0051]ここで、第2の封入材146は、第1及び第2の格子110、120の上で裏側108を覆っている。しかしながら、第2の封入材146は、図示した実施形態に特に限定されない。例えば、第2の封入材146は、第1の格子110の上で裏側108を覆うのみであってよい。他の幾つかの実施形態では、第2の封入材146は省略され得る。
[0052]導波路コンバイナ100Dは、包括的な封入材150を含む。ここで、包括的な封入材150は、第1及び第2の格子110、120の上で第2の封入材146の表面148に接触している。
[0053]図2は、実施形態に係る導波路格子を封入する方法200の工程を示すフロー図である。図3A~3Jは、実施形態に係る製造中の導波路コンバイナ100Bの概略断面図である。
[0054]図2及び図3Aを参照すると、ステップ202において、方法200は、インカプラに対応する第1の格子110及びアウトカプラに対応する第2の格子120を形成することを含む。第1及び第2の格子110、120は、上述した材料及びプロセスのいずれかを使用して形成され得る。
[0055]図2及び図3Bを参照すると、ステップ204において、方法200は、第1及び第2の格子110、120の上に第1の封入材140を堆積させることを含む。第1の封入材140は、基板102の表面104の上、間隙114、124、構造112の上、及び構造122の側壁126及び上面128に沿って堆積される。第1の封入材140は、任意の適切なプロセスによって形成され得る。例えば、第1の封入材140は、PVD、CVD、PECVD、FCVD、ALD、及びスピンオンプロセスのうちの1又は複数によって形成され得る。
[0056]図2及び図3Bを参照すると、ステップ206において、方法200は、第1の封入材140を硬化させることを含む。幾つかの実施形態では、第1の封入材140は、熱、圧力、化学処理、又は任意の他の適切な硬化技法によって硬化され得る。
[0057]図2及び図3Cを参照すると、ステップ208において、方法200は、硬化した第1の封入材140の上に第1のハードマスク層162を堆積させることを含む。第1のハードマスク層162は、窒化チタン、窒化ケイ素、及び炭化ケイ素のうちの少なくとも1つを含む。第1のハードマスク層162は、任意の適切なプロセスによって形成され得る。例えば、第1のハードマスク層162は、PVD、CVD、PECVD、FCVD、ALD、及びスピンオンプロセスのうちの1又は複数によって形成され得る。
[0058]図2及び図3Dを参照すると、ステップ210において、方法200は、第1のハードマスク層162の上にパターニングされた第2のハードマスク層164を形成することを含む。パターニングされた第2のハードマスク層164は、第2の格子120の上に配置されるが、第1の格子110の上には配置されない。したがって、パターニングされた第2のハードマスク層164は、第1の格子110の上の第1のハードマスク層162をエッチングするためのエッチングマスクとして使用することができる。パターニングされた第2のハードマスク層164は、ポジ型又はネガ型フォトレジスト、金属含有ハードマスク、炭素含有ハードマスク、有機平坦化層(OPL)、及び他の適切なハードマスク材料のうちの少なくとも1つを含む。パターニングされた第2のハードマスク層164は、任意の適切なプロセスによって形成され得る。例えば、パターニングされた第2のハードマスク層164は、PVD、CVD、PECVD、FCVD、ALD、及びスピンオンプロセスのうちの1又は複数によって形成され得る。
[0059]図2及び図3Eを参照すると、ステップ212において、方法200は、第1の格子110の上の第1のハードマスク層162を除去することを含む。第1のハードマスク層162は、パターニングされた第2のハードマスク層164に対する第1のハードマスク層162のエッチング選択性を有するエッチングプロセスによって除去され得る。したがって、第1のハードマスク層162は、パターニングされた第2のハードマスク層164及び/又は第2の格子120の上の第1のハードマスク層162に影響を与えることなく、第1の格子110の上から除去され得る。エッチングプロセスは、ウェットエッチング、ドライエッチング、反応性イオンエッチング、及びプラズマエッチングのうちの少なくとも1つを含み得る。
[0060]図2及び図3Fを参照すると、ステップ214において、方法200は、第1の格子110の上の第1の封入材140をエッチングすることを含む。第2の格子120の上の第1のハードマスク層162は、第1の格子110の上の第1の封入材140をエッチングするためのエッチングマスクとして使用され得る。第1の封入材140は、パターニングされた第2のハードマスク層164又は第1のハードマスク層162の一方に対する第1の封入材140のエッチング選択性を有するエッチングプロセスによって除去され得る。したがって、第1の封入材140は、第2の格子120の上の第1の封入材140に影響を与えることなく、第1の格子110の上から除去され得る。エッチングプロセスは、ウェットエッチング、ドライエッチング、反応性イオンエッチング、及びプラズマエッチングのうち少なくとも1つを含み得る。
[0061]図2及び図3Gを参照すると、ステップ216において、方法200は、第2の格子120の上の第1のハードマスク層162を除去することを含む。第1のハードマスク層162は、第2の格子120の上の封入材140を後続のエッチングステップに向けて準備するために、第2の格子120の上から除去され得る。第1のハードマスク層162は、剥離、ウェットエッチング、ドライエッチング、反応性イオンエッチング、及びプラズマエッチングのうちの少なくとも1つによって除去され得る。
[0062]図2及び図3Hを参照すると、ステップ218において、方法200は、第1及び第2の格子110、120の上にパターニングされたフォトレジスト層166を形成することを含む。幾つかの実施形態では、パターニングされたフォトレジスト層166は、任意の適切なリソグラフィプロセス(例えば、第1の格子110から第2の格子120まで導波路コンバイナ100B全体の走査中にドーズ量が増加する走査グレートーン露光を用いたグレースケールリソグラフィプロセス)によって形成され得る。グレースケールリソグラフィプロセスは、第1及び第2の格子110、120の上にフォトレジスト材料をブランケット堆積させることを含み得る。ここで、フォトレジスト材料は、第1の格子110と、第2の格子120の上の第1の封入材140とに接触する。幾つかの実施形態では、フォトレジスト材料は、感光性ポリマー含有材料を含み得るが、これに限定されない。
[0063]その後、フォトレジスト材料の露光は、フォトレジスト材料に沿った露光ドーズ量の勾配を使用して、それに潜像パターンを形成することを含み得る。幾つかの実施形態では、潜在パターンは、リソグラフィ又はレーザアブレーションを使用してフォトレジスト材料に作成された任意の1、2、又は3次元形状を含み得るが、これらに限定されない。幾つかの実施形態では、潜像パターンは、傾斜していてよい。潜像パターンの形状により、第1の封入材140のプロファイルが決定され得る。潜像パターンを形成した後、フォトレジスト材料は現像され、図3Hに示すパターニングされたフォトレジスト層166が形成され得る。フォトレジスト材料は、現像中にフォトレジスト材料の露光領域が除去されるポジ型フォトレジストであってよい。幾つかの実施形態では、フォトレジスト材料を現像することは、フォトリソグラフィ、デジタルリソグラフィ等のリソグラフィプロセスを実行すること、又はレーザアブレーションを実行することを含み得る。
[0064]ここで、パターニングされたフォトレジスト層166は、第1及び第2の格子110、120に沿って直線的に減少する第1の封入材140の上方で測定された厚さT1を有する。しかしながら、パターニングされたフォトレジスト層166のプロファイルは、図示した実施形態に特に限定されない。例えば、プロファイルは、非直線的に(例えば、べき乗関数、指数関数、又は他の多項式関数に従って)減少していてよく、プロファイルは、プロファイルが一定である又は増加さえしている1又は複数のセクションを含みながら、概して減少していてよく、プロファイルは、段階的に減少していてよい、又はプロファイルは、上記のプロファイルのいずれかの組み合わせであってよい。パターニングされたフォトレジスト層166のプロファイルは、後続のエッチング中に第1の封入材140に転写され得る。
[0065]図2及び図3Iを参照すると、ステップ220において、方法200は、パターニングされたフォトレジスト層166及び第1の封入材140をエッチングすることを含む。ここで、エッチングプロセスにより、構造122の側壁126及び上面128の一部が露出する。エッチングプロセスは、任意の適切な指向性又は非指向性エッチングプロセスを含み得る。幾つかの実施形態では、パターニングされたフォトレジスト層166のプロファイルは、等方性エッチングプロセスによって第1の封入材140に転写され得る。等方性エッチングプロセスは、下にある構造122に影響を与えることなく第1の封入材140がエッチングされ得るように、構造122に対するパターニングされたフォトレジスト層166及び第1の封入材140のエッチング選択性を有し得る。ここで、エッチングされた第1の封入材140のプロファイルがパターニングされたフォトレジスト層166のプロファイルと実質的に一致するように、パターニングされたフォトレジスト層166及び第1の封入材140は実質的に同じ速度で除去される。幾つかの他の実施形態では、エッチングされた第1の封入材140のプロファイルは、エッチング速度又はエッチング選択性の差に応じて、パターニングされたフォトレジスト層166のプロファイルと異なる場合がある。
[0066]幾つかの実施形態では、指向性エッチングは、パターニングされたフォトレジスト層166に形成された勾配を伴って使用され得る、又は伴わずに使用され得る。幾つかの実施形態では、エッチングされた第1の封入材140の上面142は、構造122の側壁126に対して垂直であってよい。幾つかの実施形態では、エッチングプロセスにより、隣接する構造122間の上面142が基板102の表面104に実質的に平行になるように、エッチングされた第1の封入材140の段階的な減少が形成され得る。
[0067]幾つかの実施形態では、エッチングプロセスは、1又は複数の近接マスクを使用する周期的エッチングプロセスを含み得る。幾つかの実施形態では、エッチングは均一であってよい。幾つかの他の実施形態では、エッチングは選択的であってよい。幾つかの実施形態では、単一のエッチング化学物質が使用され得る。幾つかの他の実施形態では、2つ以上の異なるエッチング化学物質が使用され得る。
[0068]図2及び図3Jを参照すると、ステップ222において、方法200は、第1及び第2の格子110、120の上に包括的な封入材150を堆積させることを含む。包括的な封入材150は、基板102の表面104の上、間隙114、構造112の上、エッチングされた第1の封入材140の上、及び構造122の露出した側壁126及び上面128に沿って堆積される。包括的な封入材150は、任意の適切なプロセスによって形成され得る。例えば、包括的な封入材150は、PVD、CVD、PECVD、FCVD、ALD、及びスピンオンプロセスのうちの1又は複数によって形成され得る。
[0069]図4は、実施形態に係る導波路格子を封入する方法400の工程を示すフロー図である。図5A~図5Hは、実施形態に係る製造中の導波路コンバイナ100Cの概略断面図である。
[0070]図4及び図5Aを参照すると、ステップ402において、方法400は、インカプラに対応する第1の格子110を形成することと、アウトカプラに対応する第2の格子120を形成することとを含む。図4及び図5Bを参照すると、ステップ404において、方法400は、第1及び第2の格子110、120の上に第1の封入材140を堆積させることを含む。図4及び図5Bを参照すると、ステップ406において、方法400は、第1の封入材140を硬化させることを含む。図4及び図5Cを参照すると、ステップ408において、方法400は、硬化した第1の封入材140の上に第1のハードマスク層172を堆積させることを含む。ステップ402から408は、方法200のステップ202から208に類似している。
[0071]図4及び図5Dを参照すると、ステップ410において、方法400は、第1のハードマスク層172の上にパターニングされた第2のハードマスク層174を形成することを含む。ステップ410は、パターニングされた第2のハードマスク層174が第1の格子110の上に配置されるが、第2の格子120の上には配置されないこと以外は、方法200のステップ210に類似している。したがって、パターニングされた第2のハードマスク層174は、第2の格子120の上の第1のハードマスク層172をエッチングするためのエッチングマスクとして使用することができる。
[0072]図4及び図5Eを参照すると、ステップ412において、方法400は、第2の格子120の上の第1のハードマスク層172を除去することを含む。ステップ412は、第1のハードマスク層172が第1の格子110の上に配置されたままであること以外は、方法200のステップ216に類似している。
[0073]図4及び図5Fを参照すると、ステップ414において、方法400は、第1及び第2の格子110、120の上にパターニングされたフォトレジスト層176を形成することを含む。ステップ414は、フォトレジスト材料が、第1の格子110の上の第1のハードマスク層172及び第2の格子120の上の第1の封入材140に接触すること以外は、方法200のステップ218に類似している。潜像パターンを形成した後に、フォトレジスト材料が現像され、図5Fに示すパターニングされたフォトレジスト層176が形成され得る。
[0074]図4及び図5Gを参照すると、ステップ416において、方法400は、パターニングされたフォトレジスト層176及び第1の封入材140をエッチングすることを含む。ステップ416は、第1の格子110の上に残っている第1のハードマスク層172が、第1の格子110の上の第1の封入材140に影響を与えることなく第2の格子120の上の第1の封入材140をエッチングするためのエッチングマスクとして用いられること以外は、方法200のステップ220と類似している。
[0075]図4及び図5Hを参照すると、ステップ418において、方法400は、第1及び第2の格子110、120の上に包括的な封入材150を堆積させることを含む。ステップ418は、包括的な封入材150が第1の格子110の上の第1の封入材140の上面144に配置されること以外は、方法200のステップ222に類似している。
[0076]図6は、実施形態に係る導波路格子を封入する方法600の工程を示すフロー図である。図7A~図7Jは、実施形態に係る製造中の導波路コンバイナ100Dの概略断面図である。
[0077]図6及び図7Aを参照すると、ステップ602において、方法600は、基板102の裏側108にインカプラに対応する第1の格子110を形成し、基板102の裏側108の反対を向いた表側104にアウトカプラに対応する第2の格子120を形成することを含む。ステップ602は、第1の格子110が基板102の裏側108に形成されること以外は、方法200のステップ202に類似している。
[0078]図6及び図7Bを参照すると、ステップ604において、方法600は、表側104に第1の封入材140を堆積させることを含む。ステップ604は、第1の封入材140が、基板102の表面104の上、間隙124、及び構造122の側壁126及び上面128に沿って堆積されること以外は、方法200のステップ204に類似している。
[0079]図6及び図7Bを参照すると、ステップ606において、方法600は、裏側108に第2の封入材146を堆積させることをオプションとして含む。第2の封入材146は、基板102の裏側の面108の上、間隙114、及び構造112の上に堆積される。第2の封入材146は、基板102の裏側108から離れる方向に面する表面148を有する。第2の封入材146は、任意の適切なプロセスによって形成され得る。例えば、第2の封入材146は、PVD、CVD、PECVD、FCVD、ALD、及びスピンオンプロセスのうちの1又は複数によって形成され得る。
[0080]図6及び図7Bを参照すると、ステップ608において、方法600は、第1の封入材140及びオプションの第2の封入材146を硬化させることを含む。ステップ608は、硬化プロセスが基板102の表側104及び裏側108に適用され得ること以外は、方法200のステップ206に類似している。
[0081]図6及び図7Cを参照すると、ステップ610において、方法600は、表側104の硬化した第1の封入材140の上に第1のハードマスク層182を堆積させることを含む。図6及び図7Dを参照すると、ステップ612において、方法600は、表側104の第1のハードマスク層182の上にパターニングされた第2のハードマスク層184を形成することを含む。図6及び図7Eを参照すると、ステップ614において、方法600は、表側104の第1の格子110の上の第1のハードマスク層182を除去することを含む。図6及び図7Fを参照すると、ステップ616において、方法600は、表側104の第1の格子110の上の第1の封入材140をエッチングすることを含む。図6及び図7Gを参照すると、ステップ618において、方法600は、表側104の第2の格子120の上の第1のハードマスク層182を除去することを含む。図6及び図7Hを参照すると、ステップ620において、方法600は、表側104の第1及び第2の格子110、120の上にパターニングされたフォトレジスト層186を形成することを含む。図6及び図7Iを参照すると、ステップ622において、方法600は、表側104のパターニングされたフォトレジスト層186及び第1の封入材140をエッチングすることを含む。ステップ610から622は、導波路コンバイナ100Dが裏側108に第1の格子110を有すること以外は、方法200のステップ208から220と類似している。
[0082]図6及び図7Jを参照すると、ステップ624において、方法600は、表側104及び裏側108の第1及び第2の格子110、120の上に包括的な封入材150を堆積させることを含む。ステップ624は、包括的な封入材150が表側104及び裏側108の上に配置されること以外は、方法200のステップ222に類似している。包括的な封入材150は、第1及び第2の格子110、120の上の第2の封入材146の表面148に配置される。
[0083]上述の内容は本開示の実施例を対象としているが、以下の特許請求の範囲によって決定されるその基本的な範囲から逸脱することなく、本開示の他のさらなる実施例を考案することが可能である。

Claims (20)

  1. デバイスであって、
    基板の上に形成された第1の格子であって、前記基板から離れる方向に延在する複数の第1の構造を有し、アウトカプラに対応する、第1の格子と、
    隣接する第1の構造間に形成された1又は複数の間隙に配置された第1の封入材であって、前記第1の封入材の充填比は、前記第1の格子に沿って減少する、第1の封入材と
    を備えるデバイス。
  2. 前記第1の封入材は、前記第1の格子に対して約0.2以下の屈折率コントラストを有する、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記第1の封入材は、約1.8から約2.2の屈折率を有する、請求項1に記載のデバイス。
  4. 前記第1の封入材は、ポリイミド、ポリイミドブレンド、又は金属-有機ポリイミドブレンドのうちの1又は複数を含む、請求項1に記載のデバイス。
  5. 前記第1の封入材の充填比は約0から約1の範囲である、請求項1に記載のデバイス。
  6. 前記充填比は直線的に減少する、請求項1に記載のデバイス。
  7. 前記充填比は段階的に減少する、請求項1に記載のデバイス。
  8. 前記充填比は非直線的に減少する、請求項1に記載のデバイス。
  9. 前記基板の上に形成された第2の格子を更に備え、前記第2の格子は、前記基板から離れる方向に延在する複数の第2の構造を有し、前記第2の格子は、インカプラに対応する、請求項1に記載のデバイス。
  10. デバイスであって、
    基板の上に形成された第1の格子であって、前記基板から離れる方向に延在する複数の第1の構造を有し、アウトカプラに対応する、第1の格子と、
    隣接する第1の構造間に形成された1又は複数の第1の間隙に配置された第1の封入材であって、前記第1の封入材の充填比は、前記第1の格子に沿って減少する、第1の封入材と、
    前記基板の上に形成された第2の格子であって、前記基板から離れる方向に延在する複数の第2の構造を有し、インカプラに対応する、第2の格子と
    を備えるデバイス。
  11. 前記第1の封入材は、隣接する第2の構造間に形成された1又は複数の第2の間隙に配置される、請求項10に記載のデバイス。
  12. 前記第1及び第2の格子は、前記基板の表側に形成される、請求項10に記載のデバイス。
  13. 前記第1の格子は前記基板の表側に形成され、前記第2の格子は前記基板の表側の反対を向いた裏側に形成される、請求項10に記載のデバイス。
  14. 前記基板の裏側の上に配置された第2の封入材を更に備え、前記第2の封入材は、隣接する第2の構造間に形成された1又は複数の第2の間隙に配置される、請求項13に記載のデバイス。
  15. 方法であって、
    基板の上に第1の格子を形成することであって、前記第1の格子は、前記基板から離れる方向に延在する複数の第1の構造を有し、前記第1の格子は、アウトカプラに対応する、基板の上に第1の格子を形成することと、
    前記基板の上に第2の格子を形成することであって、前記第2の格子は、前記基板から離れる方向に延在する複数の第2の構造を有し、前記第2の格子は、インカプラに対応する、前記基板の上に第2の格子を形成することと、
    前記第1及び第2の格子の上に第1の封入材を堆積させることと、
    前記第1の封入材を硬化させることと、
    前記第1及び第2の格子の上にパターニングされたフォトレジスト層を形成することと、
    前記パターニングされたフォトレジスト層を介して前記第1の封入材をエッチングすることであって、前記第1の封入材の充填比は前記第1の格子に沿って減少する、前記パターニングされたフォトレジスト層を介して前記第1の封入材をエッチングすることと、
    前記第1及び第2の格子の上に包括的な封入材を堆積させることと
    を含む方法。
  16. 硬化した前記第1の封入材の上に第1のハードマスク層を堆積させることと、
    前記第1のハードマスク層の上に、パターニングされた第2のハードマスク層を形成することと
    を更に含む、請求項15に記載の方法。
  17. 第1の格子の上の前記第1のハードマスク層を除去することと、
    前記パターニングされた第2のハードマスク層又は前記第1のハードマスク層の一方をエッチングマスクとして使用して、前記第1の格子の上の前記第1の封入材をエッチングすることと
    を更に含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記パターニングされたフォトレジスト層を形成することは、グレースケールリソグラフィプロセスを行うことを含む、請求項15に記載の方法。
  19. 前記パターニングされたフォトレジスト層を介して前記第1の封入材をエッチングすることは、前記パターニングされたフォトレジスト層のプロファイルを前記第1の封入材に転写することを含む、請求項15に記載の方法。
  20. 前記第1の格子は前記基板の表側に形成され、前記第1の封入材は前記表側に堆積され、前記第2の格子は前記表側の反対を向いた前記基板の裏側に形成され、前記裏側に第2の封入材を堆積させることを更に含む、請求項15に記載の方法。
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