JP2023526341A - 音響装置及びその保護アセンブリの製造方法 - Google Patents

音響装置及びその保護アセンブリの製造方法 Download PDF

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峻江 付
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Abstract

本願は、音響装置を開示する。音響装置は、収容キャビティ及び開口部を有するハウジングと、前記収容キャビティ内に収容された振動アセンブリを含むスピーカーと、異物が前記開口部を通過して前記収容キャビティに入ることを遮断し、少なくとも一部が前記振動アセンブリに物理的に接続されて前記振動アセンブリの振動を外部に伝達させる保護アセンブリと、を含む。

Description

[参照による援用]
本願は、2020年8月12日に出願された中国出願第202021688900.7号及び中国特許出願第202010808757.9号の優先権を主張するものであり、そられ全ての内容は、参照により本明細書に組み込まれるものとする。
本願は、骨伝導機器の技術分野に関し、特に音響装置及びその保護アセンブリの製造方法に関する。
補聴器は、本来聞こえない音声を大きくし、聴覚障害者の残りの聴力により、音声を脳の聴覚中枢に伝達する小型拡声器である。しかしながら、聴覚障害者が聴力に障害があるか又は聴力が低下しているため、従来の外耳道を通じて音声を伝達する方式は、聴覚障害者の聴覚効果に対する改善に限界がある。したがって、聴覚障害者の聴覚効果をよりよく改善するために、よりよい構成部材及び構成レイアウトを有する音響装置を提供することが望まれる。
本願の実施例に係る音響装置は、収容キャビティ及び開口部を有するハウジングと、前記収容キャビティ内に収容された振動アセンブリを含むスピーカーと、異物が前記開口部を通過して前記収容キャビティに入ることを遮断し、少なくとも一部が前記振動アセンブリに物理的に接続されて前記振動アセンブリの振動を外部に伝達させる保護アセンブリと、を含む。
いくつかの実施例において、前記振動アセンブリの少なくとも一部は、前記開口部を通って前記収容キャビティの外に延伸する。
いくつかの実施例において、前記保護アセンブリは、前記収容キャビティと外部とを連通するように、メッシュを有する網状構造を含む。
いくつかの実施例において、前記保護アセンブリは、第1部分及び第2部分を含み、前記第1部分及び第2部分は、収容部を形成し、前記振動アセンブリの少なくとも一部が前記収容部内に設置され、前記第1部分は、前記収容部の一端を閉塞し、かつ前記振動アセンブリの前記開口部に向かう端面に密着する。
いくつかの実施例において、前記第2部分は、前記ハウジングの前記開口部を有する一端に物理的に接続される。
いくつかの実施例において、前記ハウジングの内壁に支持台が設置され、前記第2部分は、前記支持台に支持される。
いくつかの実施例において、前記音響装置は、上蓋を含み、前記第2部分の少なくとも一部は、前記第2部分が前記支持台に押圧されるように、前記上蓋と前記支持台との間に挟持される。
いくつかの実施例において、前記第2部分は、外面が前記上蓋に少なくとも部分的に密着し、内面が前記支持台に少なくとも部分的に密着する。
いくつかの実施例において、前記第2部分は、前記第1部分に接続され、かつ前記振動アセンブリに向かって延伸する環状壁部と、前記環状壁部の前記第1部分から離れる縁部に接続された支持部と、を含み、前記支持部は、前記環状壁部から前記上蓋と前記支持台との間に延伸する。
いくつかの実施例において、前記上蓋は、重ね合わせて設置された第1蓋体及び第2蓋体を含み、前記第2部分の少なくとも一部は、前記第1蓋体と前記第2蓋体との間に挟持される。
いくつかの実施例において、前記保護アセンブリは、メッシュを有する網状構造を含み、前記網状構造のメッシュ数は、250~600メッシュである。
いくつかの実施例において、前記保護アセンブリは、メッシュを有する網状構造を含み、前記網状構造の厚さは、0.01mm~0.3mmである。
いくつかの実施例において、前記ハウジング、スピーカー及び保護アセンブリの数は、いずれも2つであり、前記ハウジングと前記スピーカーとは、一対一に対応して設置され、前記ハウジングと前記保護アセンブリとは、一対一に対応して設置され、前記音響装置は、2つの耳掛けアセンブリ及び後掛けアセンブリをさらに含み、前記2つの耳掛けアセンブリはそれぞれ、2つの前記ハウジングに接続され、前記後掛けアセンブリは、前記2つの耳掛けアセンブリの間に接続される。
いくつかの実施例において、前記音響装置は、音声信号を取得する収音アセンブリを含み、前記収音アセンブリは、スピーカーアセンブリ、前記耳掛けアセンブリ及び前記後掛けアセンブリのうちの少なくとも1つに設置される。
本願の実施例に係る、音響装置の保護アセンブリを製造する方法は、網状構造とライナーとを密着して組合体を形成するステップであって、前記ライナーの硬さが前記網状構造の硬さより硬い、ステップと、成形技術により前記組合体を成形して、成形後の組合体を得るステップと、前記成形後の組合体に基づいて、前記保護アセンブリを得るステップと、を含む。
例示的な実施例によって本願をさらに説明し、これらの例示的な実施例を図面により詳細に説明する。これらの実施例は、限定的なものではなく、これらの実施例において、同じ符号は同じ構造を示す。
本願のいくつかの実施例に係る音響装置の概略構成図である。 本願のいくつかの実施例に係る音響装置の分解斜視図である。 図1に示す音響装置のA-A切断線に沿った断面の概略構成図である。 図1に示す音響装置のA-A切断線に沿った別の断面の概略構成図である。 図4に示す保護アセンブリ及び上蓋の分解斜視図である。 図1に示す音響装置のA-A切断線に沿ったさらなる断面の概略構成図である。 本願のいくつかの実施例に係るネットアセンブリの分解斜視図である。 本願のいくつかの実施例に係るネットアセンブリの密着状態の断面の概略構成図である。 本願のいくつかの実施例に係るネットアセンブリの1つの製造フローを示す図である。 本願のいくつかの実施例に係るネットアセンブリの別の製造フローを示す図である。 本願のいくつかの実施例に係る音響装置のブロック図である。
本願の実施例の技術手段をより明確に説明するために、以下、実施例の説明に必要な図面を簡単に説明する。明らかに、以下に説明される図面は、本願の例又は実施例の一部に過ぎず、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて本願を他の類似するシナリオに適用することができる。言語環境から明らかではないか又は明記されていない限り、図面において同じ符号は同じ構造又は操作を示す。図面は、例示及び説明のみを目的としたものに過ぎず、本願の範囲を限定することを意図するものではないことを理解されたい。図面は、原寸に比例して描かれるものではないことを理解されたい。
本願の説明を容易にするために、「中心」、「上面」、「下面」、「上」、「下」、「頂」、「底」、「内」、「外」、「軸方向」、「径方向」、「外周」、「外部」などの用語によって示される位置関係は、図面に示される位置関係に基づくものであり、言及される装置、アセンブリ又はユニットが特定の位置関係を持たなければならないことを示すものではなく、本願を限定するものであると理解すべきではないことを理解されたい。
本願及び特許請求の範囲に示すように、文脈を通して明確に別段の指示をしない限り、「1つ」、「1個」、「1種」及び/又は「該」などの用語は、特に単数形を意味するものではなく、複数形を含んでもよい。一般的に、用語「含む」及び「含有」は、明確に特定されたステップ及び要素を含むことを提示するものに過ぎず、これらのステップ及び要素は、排他的な羅列ではなく、方法又は機器は、また他のステップ又は要素を含む可能性がある。
以下、図面及び実施例を参照して、本願をさらに詳細に説明する。なお、以下の実施例は、本願を説明するためのものに過ぎず、本願の範囲を限定するものではない。同様に、以下の実施例は、本願の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではなく、当業者が創造的労働をしない前提で得る全ての他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に含まれる。
本願における「実施例」への言及は、実施例に関連して説明される特定の特徴、構造、又は特性が、本願の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味する。当業者であれば、本願で説明される実施例が他の実施例と組み合わせることができることを明示的かつ暗黙的に理解することができる。
以下、本願の実施例における図面を参照して、本願の実施例における技術手段を明確かつ完全に説明するが、明らかに、説明される実施例は、本願の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。本願における実施例に基づいて、当業者が創造的労働をしない前提で得る全ての他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に含まれる。
本明細書において、音響装置は、補聴器、スマートブレスレット、イヤホン、スピーカーボックス、スマートグラスなど、音響出力能力を有する機器であってもよい。いくつかの実施例において、音響装置1は、骨伝導補聴器、骨伝導スマートブレスレット、骨伝導イヤホン、骨伝導スピーカーボックス、骨伝導スマートグラスなど、骨伝導に基づいて音響出力を実現する機器であってもよい。本明細書において、音響装置1が骨伝導補聴器であることを例として例示的に説明する。
補聴器は、本来聞こえない音声を大きくし、聴覚障害者の残りの聴力により、音声を脳の聴覚中枢に伝達する小型拡声器である。しかしながら、聴覚障害者が聴力に障害があるか又は聴力が低下しているため、外耳道を通じて音声を伝達する方式は、聴覚障害者の聴覚効果に対する改善に限界がある。いくつかの実施例において、骨伝導技術を補聴器に適用することができ、骨伝導技術は、従来の外耳道を通じて音声を伝達する方式の問題を解決し、聴覚障害者の聴覚効果を効果的に改善することができ、かつ聴覚障害者はより明瞭的で安定的な音声を受け取ることができる。
骨伝導補聴器は、オーディオを異なる周波数の機械的振動に変換し、人間の骨を機械的振動を伝達する媒体とすることにより、機械的振動を聴覚神経に伝達することができ、このようにして、ユーザは、耳の外耳道及び鼓膜を介することなくても音声を受け取ることができる。いくつかの実施例において、骨伝導技術を補聴器に適用して、外耳道を介した音声伝達方式の欠陥を効果的に改善することができ、以下の実施例の例示的な説明を参照されたい。
図1は、本願のいくつかの実施例に係る音響装置の概略構成図である。図1に示すように、いくつかの実施例において、音響装置1は、スピーカーアセンブリ10及び耳掛けアセンブリ20を含んでもよい。耳掛けアセンブリ20は、スピーカーアセンブリ10に接続され、ユーザの耳に掛けられることにより、スピーカーアセンブリ10をユーザの耳に掛けることができる。いくつかの実施例において、スピーカーアセンブリ10の数は、2つであってもよく、耳掛けアセンブリ20の数は、2つであってもよく、2つのスピーカーアセンブリ10と2つの耳掛けアセンブリ20とは、一対一に対応して設置されてもよい。スピーカーアセンブリ10及び耳掛けアセンブリ20の数は、実際の使用需要に応じて選択されてもよい。例えば、音響装置が骨伝導補聴器である場合、ユーザの片側の耳の聴力に障害があれば、スピーカーアセンブリ10及び耳掛けアセンブリ20の数は、1つであってもよく、ユーザの両側の耳の聴力に障害があれば、スピーカーアセンブリ10及び耳掛けアセンブリ20の数は、2つであってもよい。いくつかの実施例において、音響装置は、後掛けアセンブリ30をさらに含んでもよく、後掛けアセンブリは、耳掛けアセンブリ20をユーザの耳により安定的に掛けるように、2つの耳掛けアセンブリ20の間に接続されてもよい。
いくつかの実施例において、音響装置1は、2つのスピーカーアセンブリ10、2つの耳掛けアセンブリ20及び1つの後掛けアセンブリ30を含んでもよい。2つの耳掛けアセンブリ20の一端はそれぞれ、1つのスピーカーアセンブリ10に対応して接続され、即ち、2つの耳掛けアセンブリ20はそれぞれ、1つのスピーカーアセンブリ10に接続される。後掛けアセンブリ30は、2つの耳掛けアセンブリ20のそれぞれ対応するスピーカーアセンブリ10から離れる他端の間に接続される。いくつかの実施例において、音響装置1は、1つ以上の収音アセンブリ40をさらに含んでもよい。
スピーカーアセンブリ10は、オーディオを異なる周波数の機械的振動に変換する。音響装置1が装着される場合、スピーカーアセンブリ10は、ユーザの耳に近接する頭部に貼り付けられ、頭部の骨により機械的振動を人間の聴覚系に伝達することができる。耳掛けアセンブリ20は、ユーザの耳に掛けられる。いくつかの実施例において、2つの耳掛けアセンブリ20には電池アセンブリ50及び制御回路アセンブリ60がそれぞれ設置されてもよく、制御回路アセンブリ60は、音響装置1全体の操作の制御、例えば、音量の増減の制御、オン/オフの制御、イヤホンモードの選択の制御、無線接続又はデータ伝送などの操作の制御を行うことができる。電池アセンブリ50は、音響装置1全体に給電することができる。
音響装置1が装着される場合、後掛けアセンブリ30は、ユーザの頭部の後側に掛け回される。後掛けアセンブリ30は、2つの耳掛けアセンブリ20の他端の間に接続されるため、構造が確実で安定的であり、音響装置1が安定して装着される。
いくつかの実施例において、後掛けアセンブリ30は、棒状であってもよい。いくつかの実施例において、後掛けアセンブリ30は、ユーザの頭部の形状に適合するように、円弧棒状であってもよい。いくつかの実施例において、後掛けアセンブリ30は、ユーザの頭上部又は後頭部に掛け回されてもよい。いくつかの実施例において、後掛けアセンブリ30は、ユーザが後掛けアセンブリ30の長さを調整することにより快適な装着体験を得るように、伸縮構造を含んでもよい。
収音アセンブリ40は、音響装置の複数の位置に設置されてもよい。いくつかの実施例において、収音アセンブリ40は、スピーカーアセンブリ10に設置されてもよい。いくつかの実施例において、収音アセンブリ40は、耳掛けアセンブリ20に設置されてもよい。いくつかの実施例において、収音アセンブリ40は、後掛けアセンブリ30に設置されてもよい。いくつかの実施例において、収音アセンブリ40は、耳掛けアセンブリ20のスピーカーアセンブリ10から離れる一端に設置される。収音アセンブリ40を耳掛けアセンブリ20のスピーカーアセンブリ10から離れる一端に設置すると、収音アセンブリ40の「ハウリング」状況を改善することができ、詳細は、以下の関連説明を参照されたい。
音響装置1が複数の収音アセンブリ40を含むことを例として説明する。いくつかの実施例において、複数の収音アセンブリ40は、2つのスピーカーアセンブリ10と1つの後掛けアセンブリ30のうちの少なくとも2つに設置されてもよい。別のいくつかの実施例において、複数の収音アセンブリ40は、後掛けアセンブリ30に間隔を空けて設置されてもよい。複数の収音アセンブリ40同士は、互いに間隔を空けて設置されるとともに、それぞれが収音及び信号の増幅を独立して実行するように互いに独立する。なお、本実施例に記載の「複数」とは、「少なくとも2つ」、例えば、「2つ」、「3つ」、「4つ」などを指す。
いくつかの実施例において、複数の収音アセンブリ40のうちの1つは、後掛けアセンブリ30に設置され、かつ後掛けアセンブリ30の中間位置に設置されてもよい。いくつかの実施例において、後掛けアセンブリ30の中間位置は、棒状の後掛けアセンブリ30の中間点の位置であってもよい。いくつかの実施例において、少なくとも2つの収音アセンブリ40は、後掛けアセンブリ30に設置され、かつそのうちの1つの収音アセンブリ40は、後掛けアセンブリの中間位置(例えば、棒状の後掛けアセンブリ30の中間点の位置)に設置され、他の収音アセンブリ40は、中間位置の片側又は両側に位置し、かつ少なくとも2つの収音アセンブリ40は、間隔を空けて設置される。別のいくつかの実施例において、音響装置1は、3つの収音アセンブリ40を含み、そのうちの2つの収音アセンブリ40はそれぞれ、2つの耳掛けアセンブリ20に一対一に対応して設置され、他の収音アセンブリ40は、後掛けアセンブリ30に設置される。上記収音アセンブリ40は互いに独立し、収音及び信号の増幅をそれぞれ独立して実行することができるため、異なる方向からの音声を独立して処理することができ、聴覚障害者が異なる方向からの音声に適応することができ、聴覚障害者の聴覚効果を向上させる。
いくつかの実施例において、複数の収音アセンブリ40は、後掛けアセンブリ30の長さ方向において間隔を空けて配置されてもよい。いくつかの実施例において、隣接する任意の2つの収音アセンブリ40の間の間隔距離が等しくてもよい。別のいくつかの実施例において、隣接する任意の2つの収音アセンブリ40の間の間隔距離は、等しくなくてもよい。
いくつかの実施例において、骨伝導技術を補聴イヤホンに適用し、スピーカーアセンブリ10は、高い音声伝達効果を有する必要があり、スピーカーアセンブリ10は、主に、機械的振動の形態でオーディオ信号を伝送する。通常の場合、スピーカーアセンブリ10内に大きい空気振動が存在すると、スピーカーアセンブリ10の機械的振動の音声伝達効果に影響を与え、音質を低下させ、さらに聴覚障害者の聴覚効果に影響を与える可能性がある。いくつかの実施例において、スピーカーアセンブリ10は、以下の本願の実施例の説明を参照して設置されてもよい。別のいくつかの実施例において、下記スピーカーアセンブリ10は、他のタイプの骨伝導音響装置に適用されてもよく、本明細書に記載の音響装置1に限定されない。
図2は、本願のいくつかの実施例に係る音響装置の分解斜視図である。図3は、図1に示す音響装置のA-A切断線に沿った断面の概略構成図である。図4は、図1に示す音響装置のA-A切断線に沿った別の断面の概略構成図である。図5は、図4に示す保護アセンブリ及び上蓋の分解斜視図である。図6は、図1に示す音響装置のA-A切断線に沿ったさらなる断面の概略構成図である。いくつかの実施例において、図2~6における音響装置は、図1におけるスピーカーアセンブリ10の具体的な実施形態であってもよい。
図2~図6に示すように、いくつかの実施例において、音響装置200は、ハウジング11、スピーカー12及び保護アセンブリ13を含んでもよい。スピーカー12は、骨伝導スピーカーであってもよい。保護アセンブリ13は、メッシュを有する網状構造であってもよい。スピーカー12は、ハウジング11内に収容されてもよい。保護アセンブリ13は、ハウジング11に支持されるため、スピーカー12を保護することができる。
図2に示すように、いくつかの実施例において、ハウジング11は、収容キャビティ110及び開口部111を有してもよい。ハウジング11の開口部111が形成された一側は、ユーザの頭部に近接する。収容キャビティ110は、スピーカー12を収容する。スピーカー12が発生した機械的振動をユーザの頭部に伝達させるように、一部のスピーカー12は、開口部111から収容キャビティ110の外に突出してもよい。
いくつかの実施例において、ハウジング11の内壁に支持台112が設置されてもよい。いくつかの実施例において、支持台112は、環状であってもよい。ハウジング11の内壁は、ハウジング11により取り囲まれた収容キャビティ110の内壁を指す。支持台112は、開口部111に近接して設置されてもよい。いくつかの実施例において、支持台112は、保護アセンブリ13を支持してもよい。いくつかの実施例において、保護アセンブリ13は、支持台112に支持されると、開口部111を遮蔽又はほぼ遮蔽するため、スピーカー12を保護することができる。いくつかの実施例において、保護アセンブリ13が開口部を遮蔽することは、開口部111が保護アセンブリ13により覆われると理解されてもよい。
いくつかの実施例において、支持台112は、他の形状に設定されてもよい。いくつかの実施例において、支持台112は、内壁に設置された複数の突起構造を含んでもよい。複数の突起構造は、ある特定の方向に沿って間隔を空けて設置されてもよい。例えば、収容キャビティ110が円柱状である場合、複数の突起構造は、非連続的な環状支持台を形成するように、円柱の周方向に沿って間隔を空けて設置されてもよい。
いくつかの実施例において、スピーカー12は、振動アセンブリ121及び振動伝達板122を含んでもよい。いくつかの実施例において、振動アセンブリ121は、ボイスコイル及び磁気回路アセンブリ(図示せず)を含んでもよい。いくつかの実施例において、振動アセンブリ121における少なくとも一部の素子は、収容キャビティ110内に収容されてもよい。例えば、振動アセンブリ121の振動シートは、収容キャビティ110内に設置されてもよい。振動伝達板122は、振動アセンブリ121に接続され、かつ開口部111から露出する。いくつかの実施例において、振動伝達板122が開口部111から露出することは、振動伝達板122が開口部111を通って収容キャビティ110の外に突出することを指してもよい。スピーカー12は、全体的にハウジング11内からハウジング11の外まで突出するように形成されてもよく、振動伝達板122は、開口部111から収容キャビティ110の外に突出して露出する。振動アセンブリ121は、オーディオ信号を受信した場合、オーディオ信号を機械的振動に変換し、かつ振動伝達板122によりスピーカー12の振動をユーザの骨(例えば、頭蓋骨)を介して人間の聴覚神経に伝達することができる。
いくつかの実施例において、スピーカー12は、収容キャビティ110内に完全に位置してもよい。いくつかの実施例において、振動伝達板122は、開口部111の位置と面一となってもよい。いくつかの実施例において、振動アセンブリ121は、開口部111を通って収容キャビティ110の外に突出してもよい。
いくつかの実施例において、保護アセンブリ13は、ハウジング11の開口端に設置され、かつ振動伝達板122に密着する。例えば、保護アセンブリ13は、振動伝達板122の振動アセンブリ121から離れる一端に密着してもよい。いくつかの実施例において、図3~4に示すように、保護アセンブリ13は、密着部131(即ち、保護アセンブリ1108の第1部分)、環状壁部132及び支持部133(環状壁部132及び支持部133が保護アセンブリ1108の第2部分である)を含んでもよい。いくつかの実施例において、支持部133は、環状であってもよい。いくつかの実施例において、密着部131及び環状壁部132は、筒状の収容部を形成してもよい。いくつかの実施例において、振動伝達板122は、筒状の収容部内に設置されてもよい。密着部131は、環状壁部132の一端に接続されて、筒状の収容部の一端を閉塞し、かつ振動伝達板122の外端面(振動アセンブリ121から離れる一端の表面)に密着して設置される。具体的には、筒状の収容部の一端とは、筒状の収容部の収容キャビティ110から離れる一端を指してもよく、筒状の収容部の他端とは、筒状の収容部の収容キャビティ110に近接する一端を指してもよい。振動伝達板122の外端面とは、収容キャビティ110から離れる端面又は振動アセンブリ121から離れる端面を指す。具体的な組み立て過程において、保護アセンブリ13を開口部111にカバーしてもよく、振動伝達板122は、外端面が密着部131に密着するように、筒状の収容部内に伸び入ってもよい。支持部133は、環状壁部132の他端に接続され、かつ環状壁部132の外側に延伸してもよい。支持部133は、ハウジング11の開口端に支持される。いくつかの実施例において、支持部133は、支持台112(例えば、環状の支持台)に支持されてもよい。いくつかの実施例において、支持部133と支持台112との間に、支持部133と支持台112とを接着するように接着層が設置されてもよい。
開口部111を通って収容キャビティ110の外に突出するように振動アセンブリ121に接続された振動伝達板122を設置し、かつ保護アセンブリ13を振動伝達板122に密着させることを利用することにより、振動伝達板122がユーザの頭部にさらに近接することができ、振動伝達板122の振動をユーザの骨により迅速かつより強く伝達することができる。本願の実施例の機械的振動は、より完全であり、かつ周波数帯域を容易に失うことがなく、聴覚障害者の聴覚効果を効果的に改善することができる。そして、保護アセンブリ13が網状構造を有するため、収容キャビティ110内外の空気を上記機械的振動の過程において互いに流通させて、収容キャビティ110内外の空気差圧を均衡させ、さらに収容キャビティ110内の空気の振動により発生した音声を減少させ、振動伝達板122の機械的振動以外の空気振動により発生した音声を減衰させ、さらに音漏れ現象を低減することができる。収容キャビティ110が閉塞された構造に対して、保護アセンブリ13は、収容キャビティ110内の空気振動が振動伝達板122の振動に与える影響を低減し、さらに音響装置200の音質及び音声効果を効果的に向上させることができる。
いくつかの実施例において、音響装置200は、上蓋14を含んでもよく、支持部133の少なくとも一部は、保護アセンブリ13の支持部133が支持台112に押圧されるように、上蓋14と支持台112との間に挟持されてもよい。これにより、支持部133は、支持台112に安定して支持されて、保護アセンブリ13が落ちることを回避することができる。いくつかの実施例において、上蓋14は、環状であってもよい。
いくつかの実施例において、支持部133と上蓋14との間に、支持部133と上蓋14とを接着するように接着層が設置されてもよい。
いくつかの実施例において、上蓋14の形状は、支持台112の形状と一致してもよい。例えば、支持台112が環状である場合、上蓋14も環状である。また例えば、支持台112が複数の突起構造を含む場合、上蓋14は、複数のボスを含んでもよい。上蓋14が第2部分を支持台112に押圧する場合、複数のボスは、複数の突起構造の上に一対一に対応して設置されてもよく、或いは、複数のボスと複数の突起構造とは、交差配置されてもよい。
上蓋14、支持部133及び支持台112の間の位置関係は、以下のいくつかの実施形態がある。
いくつかの実施例において、図3に示すように、支持部133は、上蓋14と支持台112との間に挟持されてもよく、支持部133の外面(又は上面)は、上蓋14に近接し、環状の支持部133の内面(又は下面)は、支持台112に近接する。本明細書に記載されているように、保護アセンブリ13の内面とは、振動伝達板122の振動アセンブリ121から離れる端面に密着する表面を指す。支持部133の内面とは、保護アセンブリ13の内面の環状の支持部133にある部分を指す。それに対応して、保護アセンブリ13の内面に背向して設置された表面は、保護アセンブリ13の外面である。支持部133の外面とは、保護アセンブリ13の外面の環状の支持部133にある部分を指す。いくつかの実施例において、上蓋14は、支持部133の外面を直接的に押圧し、さらに支持部133の内面を環状の支持台112に押圧する。言い換えれば、支持部133は、環状の上蓋14と支持台112との間の隙間の内側から外側に延伸する。図3は、図1における一部の構造を示し、振動アセンブリ121を図示しない。
いくつかの実施例において、支持部133の内面と支持台112との間に、支持部133と支持台112とを直接的に又は間接的に接着固定するように接着層が設置されてもよい。振動伝達板122の外端面と密着部131との間に、振動伝達板122と密着部131とを接着固定するように接着層が設置されてもよい。実際の組み立て過程において、保護アセンブリ13を、接着剤により振動伝達板122及びハウジング11の両方と直接的に又は間接的に接着して、上記接着層を形成し、上蓋14を支持部133に覆うことができる。当然のことながら、支持部133の外面と上蓋14との間に、支持部133と上蓋14とを接着固定するように接着層が設置されてもよい。
上記図3における上記実施例により保護アセンブリ13を固定すると、スピーカー12の構造が簡単になり、組み立てやすく、保護アセンブリ13に対する支持も安定する。
いくつかの実施例において、図6に示すように、支持部133の内面は、上蓋14の縁部を被覆してもよく、かつ支持部133は、上蓋14(例えば、環状の上蓋)と支持台112(例えば、環状の支持台)との間に折り曲げられて延伸してもよく、支持部133の外面は、支持台112に近接する。いくつかの実施例において、支持部133の内面は、上蓋14の縁部を被覆するため、支持部133は、上蓋14と支持台112との間の隙間の外側から内側に延伸してもよい。図6は、図1における一部の構造を示し、振動アセンブリ121を図示しない。
いくつかの実施例において、図5及び6に示すように、支持部133は、環状サブ部1331(即ち、延伸部の部分領域)及び折り曲げサブ部1332(即ち、折り曲げ部)を含んでもよい。環状サブ部1331は、環状壁部132に接続され、かつ環状壁部132の外側に延伸してもよい。折り曲げサブ部1332は、環状サブ部1331の環状壁部132の外側に延伸する縁部に接続され、即ち、折り曲げサブ部1332は、環状サブ部1331の環状壁部132の外側に延伸する縁部に接続され、かつ環状サブ部1331の縁部から離れる方向に延伸する。いくつかの実施例において、折り曲げサブ部1332は、数が複数であり、それぞれ環状サブ部1331の縁部から外部に延伸してもよく、折り曲げサブ部1332は、環状サブ部1331の縁部に間隔を空けて設置されてもよい。いくつかの実施例において、折り曲げサブ部1332は、連続的な環状であり、環状サブ部1331の縁部から外部に延伸してもよい。
いくつかの実施例において、環状サブ部1331は、上蓋14の縁部領域を被覆してもよく、折り曲げサブ部1332は、環状サブ部1331から上蓋14と支持台112との間に延伸する。支持部133の内面は、上蓋14に近接する。いくつかの実施例において、環状サブ部1331の内面及び折り曲げサブ部1332の内面は、上蓋14に近接する。支持部133の外面は、支持台112に近接する。具体的には、折り曲げサブ部1332の外面は、支持台112に近接する。
いくつかの実施例において、支持部133の外面と支持台112との間に、支持部133と支持台112とを接着固定するように接着層が設置されてもよい。振動伝達板122の外端面と密着部131との間に、振動伝達板122と密着部131とを接着固定するように接着層が設置されてもよい。実際の組み立て過程において、保護アセンブリ13を、上蓋14に被覆してから、接着剤により振動伝達板122及びハウジング11の両方に接着して、上記接着層を形成する。いくつかの実施例において、支持部133の内面と上蓋14との間に、支持部133と上蓋14とを接着固定するように接着層が設置されてもよい。
上記図6における上記実施例により保護アセンブリ13を固定することは、図3における支持部133を上蓋14と支持台112との間に直接的に挟持することに比べて、支持部133の内面で上蓋14を被覆すると、保護アセンブリ13と上蓋14の内側面(収容キャビティ110に向かう側面)との間にスリット溝を形成することを回避し、さらに支持部133を効果的に支持した上で、塵が上記スリット溝にたまることで引き起こされる保護アセンブリ13の詰まりを回避し、音響装置の故障率を低減することができる。
いくつかの実施例において、図4に示すように、上蓋14は、重ね合わせて設置された第1蓋体141及び第2蓋体142を含んでもよく、第1蓋体141は、第2蓋体142より支持台112(例えば、環状の支持台)に近接し、第2蓋体142は、支持台112に支持される。支持部133は、第1蓋体141と第2蓋体142との間に挟持されてもよい。いくつかの実施例において、支持部133の内面(図4に示す下面)は、第1蓋体141に近接し、支持部133の外面(図4に示す上面)は、第2蓋体142に近接する。図4は、図1における一部の構造を示し、振動アセンブリ121を図示しない。
いくつかの実施例において、保護アセンブリ13と上蓋14とは、二次射出成形技術により一体に成形されてもよい。二次射出成形技術に使用される二次射出成形モールドは、オーバーモールドとも呼ばれる。いくつかの実施例において、二次射出成形モールドは、少なくとも2セットの樹脂モールドを含んでもよく、1セットの樹脂モールドを使用して硬い部分を成形してから、成形済の硬い部分を他のセットの樹脂モールドに入れて射出成形し被覆する。保護アセンブリ13及び上蓋14を二次射出成形技術により成形することを例として、上蓋14の材料は、硬質ゴム、例えばプラスチックであってもよく、硬さが保護アセンブリ13の硬さより硬い。保護アセンブリ13を成形してから、保護アセンブリ13を上蓋14に対応するモールドに入れて、上蓋14を成形することにより、第1蓋体141と第2蓋体142が保護アセンブリ13の支持部133を挟持している構造を形成する。別のいくつかの実施例において、保護アセンブリ13と上蓋14との接続方式は、以下の方式であってもよい。支持部133の内面と第1蓋体141との間に、支持部133と第1蓋体141とを接着固定するように接着層(接着剤を加え、固化した後に接着層を形成する)が設置されてもよい。支持部133の外面と第2蓋体142との間に、支持部133と第2蓋体142とを接着固定するように接着層が設置される。
保護アセンブリ13と上蓋14とを一体に形成した後、第1蓋体141と支持台112(例えば、環状の支持台)との間に、第1蓋体141と支持台112とを接着固定するように接着層を設置してもよい。振動伝達板122の外端面と密着部131との間に、振動伝達板122と密着部131とを接着固定するように接着層が設置されてもよい。
いくつかの実施例において、支持部133と第1蓋体141との間、及び支持部133と第2蓋体142との間は、係止、ねじ接続などの方式により接続されてもよい。
いくつかの実施例において、支持部133(例えば、環状の支持部)の内面は、第2蓋体142の縁部を被覆してもよく、支持部133(例えば、環状の支持部)は、第2蓋体142の縁部を被覆する位置から収容部に向かって折り曲げられて第1蓋体141と第2蓋体142との間に延伸してもよい。
図4における上記実施例により、第1蓋体141及び第2蓋体142を含むように上蓋14を設置すると、第1蓋体141及び第2蓋体142は、その後ハウジング11と組み立てられるように、予め、保護アセンブリ13と一体に成形することができ、第1蓋体141及び第2蓋体142による挟持(即ち、保護アセンブリ13が第1蓋体141と第2蓋体142との間に設置され、保護アセンブリ13の両側の表面がそれぞれ第1蓋体141と第2蓋体142に密着する)により、保護アセンブリ13が安定して固定することができる。
いくつかの実施例において、開口部111を閉塞し、例えばシリコーンゴムによりハウジング11全体を被覆すれば、収容キャビティ110内の空気は、振動して音声を発生させ、例えば、スピーカーアセンブリ10は、動作時に20~20000Hzにおいて大きい固有周波数の共振ピークを形成し、深刻な音漏れを引き起こすとともに、ハウリングを発生させる可能性があり、スピーカー12の拡声効果を低下させる。
いくつかの実施例において、メッシュ構造を有する保護アセンブリ13を利用することにより、開口部111を閉塞することなく収容キャビティ110内外の空気を流通させ、共振ピークを効果的に低下させ、さらに音漏れ現象を効果的に低減することができる。本願の保護アセンブリ13は、複数のメッシュを有し、複数のメッシュは、保護アセンブリ13の一部の位置に分布してもよく、保護アセンブリ13全体にわたって分布してもよい。例えば、メッシュは、環状壁部132に設置されてもよい。また例えば、メッシュは、密着部131、環状壁部132及び環状の支持部133に設置されてもよいが、メッシュ構造が密で微細であるため、図2~図8においてメッシュを具体的に図示しない。
いくつかの実施例において、保護アセンブリ13のメッシュ数は、250~600メッシュであってもよく、いくつかの実施例において、保護アセンブリ13のメッシュ数は、300~500メッシュである。いくつかの実施例において、保護アセンブリ13のメッシュ数は、380~480メッシュである。いくつかの実施例において、保護アセンブリ13のメッシュ数は、400~430メッシュである。いくつかの実施例において、保護アセンブリ13の厚さは、0.01mm~0.3mmメッシュであってもよい。いくつかの実施例において、保護アセンブリ13の厚さは、0.05mm~0.25mmである。いくつかの実施例において、保護アセンブリ13の厚さは、0.1mm~0.2mmである。いくつかの実施例において、保護アセンブリ13の厚さは、0.125mm~0.15mmである。保護アセンブリ13のメッシュ数の設計及び厚さの設計は、音漏れをより効果的に低減し、保護アセンブリ13の強さを保証することができる。
いくつかの実施例において、保護アセンブリ13の材料は、PC(ポリカーボネート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ナイロンのうちの少なくとも1つであってもよい。いくつかの実施例において、保護アセンブリ13の材料は、金属材料又は合金材料、例えば、鋼、アルミニウムなどであってもよい。いくつかの実施例において、保護アセンブリ13の材料は、繊維材料、例えば、炭素繊維、ガラス繊維などであってもよい。
いくつかの実施例において、保護アセンブリ13は、熱可塑成形されることにより、密着部131、環状壁部132及び環状の支持部133を含む構造を形成してもよい。具体的には、以下の実施例により保護アセンブリ13の成形の良品率及び構造安定性を向上させることができる。
いくつかの実施例において、保護アセンブリ13は、3D印刷の方式により製造されてもよい。
本願の有益な効果は、以下のとおりである。本願は、骨伝導技術を補聴機器に適用することにより、従来の補聴器の従来の音声伝達方式の聴覚障害者の聴覚効果に対する改善に限界があるという問題を解決することができ、開口部111を通って収容キャビティ110の外に突出するように振動アセンブリ121に接続された振動伝達板122を設置し、保護アセンブリ12が振動伝達板122に密着することを利用することにより、振動伝達板122をユーザの頭部により直接的に近接させることができ、収容キャビティ110の外に突出する振動伝達板122の振動がユーザの骨により迅速かつより強く伝達することができ、さらに機械的振動の伝達がより完全であり、かつ周波数帯域を容易に失うことがなく、聴覚障害者の聴覚効果を効果的に改善することができる。そして、保護アセンブリ13の網状構造により、収容キャビティ110内外の空気を流通させ、さらに収容キャビティ110内の空気の振動により発生した音声を減少させ、機械的振動以外の空気振動により発生した音声を減衰させ、音漏れ現象を効果的に低減することができる。また、収容キャビティ110が閉塞された構造に対して、網状構造を有する保護アセンブリ13は、収容キャビティ110内の空気振動が振動伝達板122の機械的振動に与える影響を低減し、音響装置200の音質及び補聴効果を効果的に向上させることができる。
本願は、音響装置の保護アセンブリを製造する製造方法をさらに提供する。該方法は、以下のステップS1~ステップS3を含む。
ステップS1では、網状構造(例えば、ネット)とライナーとを密着して組合体を形成する。ライナーの硬さは、網状構造の硬さより硬い。
ステップS2では、成形技術により組合体を成形して、成形後の組合体を得る。いくつかの実施例において、成形技術は、熱間プレス成形技術、プレス成形技術、3D印刷成形などを含んでもよい。いくつかの実施例において、組合体を熱間プレス成形してもよい。別のいくつかの実施例において、組合体を熱間プレス成形してから、組合体をプレス成形してもよい。さらなるいくつかの実施例において、組合体をプレス成形してから、組合体を熱間プレス成形してもよい。
ステップS3では、成形後の組合体に基づいて、保護アセンブリを得る。ステップS3における成形後の組合体は、プレス成形されてから、熱間プレス成形された組合体であってもよく、熱間プレス成形されてから、プレス成形された組合体であってもよく、直接的に熱間プレス成形された組合体であってもよい。成形後の組合体のライナーと網状構造とを分離した後、成形後の網状構造(即ち、保護アセンブリ)を得る。成形後の網状構造は、第1部分及び第2部分を有する保護アセンブリを構成してもよい。第2部分及び第1部分は、筒状構造を形成してもよい。第2部分の少なくとも一部は、筒状構造の筒壁(例えば、環状筒壁、即ち、環状壁、例えば、図3における環状壁部132)を形成してもよく、第1部分は、筒状構造の底壁(例えば、図3における密着部131)を形成してもよい。第1部分及び第2部分は、収容部を形成してもよい。いくつかの実施例において、第1部分は、第2部分とほぼ垂直であってもよい。いくつかの実施例において、第2部分は、筒状構造の筒壁と、筒壁とほぼ垂直な方向に沿って延伸する側部(例えば、図3における支持部133)とを含んでもよい。いくつかの実施例において、保護アセンブリの使用需要に応じて、網状構造をさらに加工し、例えば、網状構造に係止溝又はねじ孔などを形成してもよい。
いくつかの実施例において、ネットが第1部分及び第2部分を有する保護アセンブリを形成するように、ネットを直接的に熱間プレス成形してもよい。
本願は、ネットアセンブリをさらに提供し、本願のネットアセンブリの実施例は、上記本願の音響装置のスピーカーに適用されてもよい。図7は、本願のいくつかの実施例に係るネットアセンブリの分解斜視図であり、図8は、本願のいくつかの実施例に係るネットアセンブリの密着状態の断面の概略構成図であり、図9は、本願のいくつかの実施例に係るネットアセンブリの1つの製造フローを示す図である。図7に示すように。本実施例のネットアセンブリは、互いに密着して設置された保護アセンブリ13とライナー15を含んでもよい。
いくつかの実施例において、図7~図9に示すように、保護アセンブリ13(成形後のネットを指してもよい)及びライナー15(成形後のライナーを指してもよい)は、ネット及びライナーを熱間プレス成形することにより対応する構造を得てもよい。例えば、保護アセンブリ13(成形後のネットを指してもよい)は、密着部131、環状壁部132及び支持部133を含み、密着部131は、環状壁部132の一端を閉塞し、支持部133は、環状壁部132の他端に接続され、かつ環状壁部132の外側に延伸する。ライナー15の硬さは、保護アセンブリ13の硬さより硬く、ライナー15は、保護アセンブリ13の成形後の形状と同じであるため、熱間プレス成形後の形状を維持するように保護アセンブリ13を支持することができる。いくつかの実施例において、ライナー15の材料は、樹脂であってもよい。
いくつかの実施例において、ライナー15の硬さが保護アセンブリ13の硬さより硬いため、保護アセンブリ13とライナー15とを共に熱間プレス成形する場合、ライナー15と保護アセンブリ13とは共に変形して対応する形状を得て、この場合、両者が同じ形状に設定されるため、ライナー15は、対応する形状を維持するように保護アセンブリ13を支持することができる。組み立て時に、保護アセンブリ13をハウジング11に組み立てる。
本実施例の上記スキームにより保護アセンブリ13を成形し、具体的な製造方法について、図9及び図10における詳細な説明を参照することができる。
図9は、本願のいくつかの実施例に係る保護アセンブリの1つの製造フロー900を示す図である。
図9に示すように、フロー900は、以下のステップS11~ステップS14を含む。
S11では、生のネット13Cと生のライナー15Bとを準備し、両者を互いに密着させる。
S12では、互いに密着した生のネット13Cと生のライナー15Bをプレス成形して、所定の大きさを有する保護アセンブリ13及びライナー15を得る。
S13では、保護アセンブリ13及びライナー15を密着させてから熱間プレス成形し、ライナー15及び保護アセンブリ13の両者が同じ形状を有するため、ライナー15は、熱間プレス成形後の形状を維持するように保護アセンブリ13を支持することができ、熱間プレス成形後の保護アセンブリ13は、密着部131、環状壁部132及び支持部133を含んでもよく、密着部131は、環状壁部132の一端を閉塞し、支持部133は、環状壁部132の他端に接続され、かつ環状壁部132の外側に延伸する。
S14では、ライナー15を剥離させて、保護アセンブリ13を得る。
図10は、本願のいくつかの実施例に係るネットアセンブリの別の製造フロー1000を示す図である。
図10に示すように、フロー1000は、以下のステップS21~ステップS24を含む。
S21では、生のネット13Cと生のライナー15Bとを準備する。
S22では、互いに密着した生のネット13Cと生のライナー15Bを熱間プレス成形して、熱間プレス成形後の生のネット13Cと生のライナー15Bが同じ形状を有するため、生のライナー15Bは、熱間プレス成形後の形状を維持するように生のネット13Cを支持することができる。
S23では、熱間プレス成形後の生のネット13Cと生のライナー15Bをプレス成形して、同じ形状に設定された保護アセンブリ13とライナー15を得て、保護アセンブリ13は、密着部131、環状壁部132及び支持部133を含み、密着部13Aは、環状壁部132の一端を閉塞し、支持部133は、環状壁部132の他端に接続され、かつ環状壁部132の外側に延伸する。
S24では、ライナー15を剥離させて、保護アセンブリ13を得る。
本実施例は、ライナー15により保護アセンブリ13の熱間プレス成形を補助し、ライナー15の硬さが保護アセンブリ13の硬さより硬いため、熱間プレス成形後に、ライナー15は、熱間プレス成形後の形状を維持するように保護アセンブリ13を支持することができ、さらに形状及び構造が安定する保護アセンブリ13を得て、保護アセンブリ13の良品率及び構造安定性を向上させ、その後に対応するハウジング11内への組み立てを容易にすることができ、また、保護アセンブリ13は、その熱間プレス成形後の形状を効果的に維持できるため、スピーカー12の構造及び形状に適合し、振動伝達板122の外端面に効果的に密着することができ、保護アセンブリ13の安定する網状構造により、収容キャビティ110内外の空気を流通させ、収容キャビティ110内の空気の振動により発生した音声を減少させ、振動伝達板122の機械的振動以外の空気振動により発生した音声を減衰させ、さらに音漏れ現象を低減することができ、保護アセンブリ13は、収容キャビティ110が閉塞された構造に対して、スピーカーアセンブリ10の音漏れを低減する。
本実施例のネットアセンブリは、保護アセンブリ13の構造安定性を向上させ、音響装置200の補聴効果を向上させることに寄与することができる。
図11は、本願のいくつかの実施例に係る音響装置のブロック図である。図11に示すように、音響装置1100(例えば、骨伝導スピーカー、骨伝導イヤホンなど)は、支持アセンブリ1102、磁気回路アセンブリ1104、振動アセンブリ1106及び保護アセンブリ1108を含んでもよい。
支持アセンブリ1102は、磁気回路アセンブリ1104、振動アセンブリ1106及び/又は保護アセンブリ1108を支持する役割を果たすことができる。支持アセンブリ1102は、1つ以上のハウジング、1つ以上の接続部材などを含んでもよい。上記1つ以上のハウジングは、少なくとも磁気回路アセンブリ1104及び振動アセンブリ1106を収容する収容キャビティを形成してもよく、保護アセンブリ1108が取り付けられてもよい。上記1つ以上の接続部材は、ハウジングと、磁気回路アセンブリ1104、振動アセンブリ1106及び保護アセンブリ1108とを接続してもよい。いくつかの実施例において、ハウジングは、開口部を有する。いくつかの実施例において、開口部は、振動アセンブリ1106が振動過程において引き起こした収容キャビティ内の気圧の変化を均衡させてもよい。いくつかの実施例において、開口部から、磁気回路アセンブリ1104及び/又は振動アセンブリ1106を収容キャビティ内に取り付けてもよい。
いくつかの実施例において、支持アセンブリ1102は、支持台を含んでもよく、支持台は、ハウジングに設置されてもよい。支持台は、保護アセンブリ1108を支持してもよい。いくつかの実施例において、支持台は、環状であってもよい。いくつかの実施例において、支持アセンブリ1102は、上蓋を含んでもよく、上蓋及び支持台は、保護アセンブリ1108が支持アセンブリ1102に安定して固定されるように、保護アセンブリ1108を挟持してもよい。いくつかの実施例において、上蓋は、環状であってもよい。いくつかの実施例において、上蓋は、重ね合わせて設置された第1蓋体及び第2蓋体を含んでもよい。第1蓋体及び第2蓋体は、保護アセンブリ1108を挟持してもよい。いくつかの実施例において、第1蓋体及び第2蓋体は、環状であってもよい。
磁気回路アセンブリ1104は、磁場を提供することができる。磁場は、音声情報を含む信号を振動信号に変換することができる。いくつかの実施例において、音声情報は、特定のデータフォーマットを有するビデオファイル、オーディオファイル、又は特定の方法で音声に変換可能なデータ若しくはファイルを含んでもよい。
振動アセンブリ1106は、機械的振動を発生させることができる。振動の発生は、エネルギーの変換を伴い、音響装置は、特定の磁気回路アセンブリ1104及び振動アセンブリ1106を使用して、音声情報を含む信号の機械的振動への変換を実現することができる。変換の過程において、複数の異なるタイプのエネルギーの共存及び変換を伴い得る。例えば、本願は、電気信号をエネルギー変換装置により機械的振動に直接的に変換して音声を生成することができる。いくつかの実施例において、振動アセンブリ1106は、磁場の作用でオーディオ信号(例えば、電気信号)を機械的振動信号に変換し、機械的振動信号を装着者の皮膚、骨などを介して聴覚中枢に伝送して、装着者に音声を聞かせてもよい。いくつかの実施例において、振動アセンブリ1106は、ボイスコイル、振動シート及び振動伝達板を含んでもよい。ボイスコイルは、磁気回路アセンブリ1104が形成した磁気ギャップに配置されてもよく、ボイスコイルは、電気信号(即ち、オーディオ信号)の通過により、磁場の作用で振動し、振動シートに物理的に接続されることにより、振動を振動シートに伝達し、振動伝達板は、振動アセンブリ1106が発生した振動を人間の骨に伝達するように、振動シートに物理的に接続されてもよい。本明細書に記載されているように、磁気回路アセンブリ1104及び振動アセンブリ1106は、トランスデューサ又はスピーカーと呼ばれてもよい。いくつかの実施例において、振動アセンブリ1106は、磁気回路アセンブリ1104を含んでもよい。いくつかの実施例において、音響装置1100は、他のアセンブリによりオーディオ信号の機械的振動信号への変換を実現してもよい。
保護アセンブリ1108は、異物(例えば、塵、ふけなど)がハウジングの開口部を通過してハウジングの内部に入ることを遮断することができる。保護アセンブリ1108は、磁気回路アセンブリ1104及び振動アセンブリ1106を保護して、音響装置の耐用年数を延長することができる。保護アセンブリ1108の少なくとも一部は、振動アセンブリ1106に物理的に接続されて、振動アセンブリ1106の振動を外部に伝達する。保護アセンブリ1108は、収容キャビティと外部とを連通するように、メッシュを有する網状構造を含む。いくつかの実施例において、保護アセンブリ1108は、第1部分と、第1部分に接続された第2部分とを含んでもよい。第1部分及び第2部分は、収容部を形成し、収容部は、振動アセンブリ1106の少なくとも一部を収容してもよい。例えば、振動伝達板は、上記収容部内に位置してもよく、第1部分は、振動伝達板の振動アセンブリ1106から離れる端面に密着し、即ち、上記第1部分は、上記収容部の一端を閉塞し、上記振動アセンブリ1106(例えば、振動伝達板)の開口部に向かう端面に密着する。収容部の形状は、様々な形状、例えば、球状、円柱状、楕円柱状、円錐状又は他の不規則な形状などであってもよい。いくつかの実施例において、第2部分は、ハウジングの開口部を有する一端に物理的に接続されてもよい。いくつかの実施例において、第2部分は、係止、接着、溶接、ねじ接続などの方式によりハウジングの開口部を有する一端に接続されてもよい。いくつかの実施例において、保護アセンブリ1108は、メッシュを有する網状構造を含んでもよく、メッシュは、収容キャビティ内外の空気を互いに流通させて、収容キャビティと外部とを連通する。いくつかの実施例において、保護アセンブリ1108は、ハウジングの開口部を有する一端に物理的に接続されてもよい。
いくつかの実施例において、第2部分は、上蓋と支持台との間に挟持されるように、外面が上蓋に少なくとも部分的に密着し、内面が支持台に少なくとも部分的に密着する。
いくつかの実施例において、保護アセンブリ1108の第2部分は、第1部分に接続され、かつ振動アセンブリ1106に向かって延伸する環状壁部(例えば、図3~7における環状壁部132)と、環状壁部の第1部分から離れる縁部に接続された支持部(例えば、図3における支持部133)と、を含む。支持部は、延伸部から、上蓋と支持台との間又は第1蓋体と第2蓋体との間に延伸する。いくつかの実施例において、環状壁部、支持部及び第1部分の三者は、接着、係止などの方式により接続される。別のいくつかの実施例において、環状壁部、折り曲げ部及び第1部分は、保護アセンブリ1108が一体成形された構造となるように、一体成形されてもよい。
いくつかの実施例において、保護アセンブリ1108の第2部分の支持部(例えば、図6における支持部133)は、第1サブ部(例えば、図6における上記環状サブ部1331)及び第2サブ部(例えば、図6における上記折り曲げサブ部1332)を含んでもよい。第1サブ部は、第2サブ部とほぼ垂直である。第1サブ部及び第2サブ部は、上蓋の縁部領域又は上蓋の全ての領域(例えば、環状上蓋)を被覆してもよい。第1サブ部及び第2サブ部は、上蓋とボスとの間に挟持されてもよい。
いくつかの実施例において、上蓋が第1蓋体及び第2蓋体を含む場合、第2部分の少なくとも一部は、第1蓋体と第2蓋体との間に挟持される。即ち、第2部分の対向する2つの側面はそれぞれ、第1蓋体及び第2蓋体に接触する。
保護アセンブリ1108に関するより多くの説明について、本明細書の他の部分の説明(例えば、図2~7及びそれらの詳細な説明)を参照することができる。
以上の説明は、本願の実施例に過ぎず、本願の特許範囲を限定するためのものではなく、本願の明細書及び図面の内容に基づいて行った等価構造又は等価プロセス変換、又は他の関連する技術分野への直接又は間接的応用は、すべて同様に本願の特許保護範囲内に含まれる。
以上の説明は、本願の一部の実施例に過ぎず、本願の保護範囲を限定するためのものではなく、本願の明細書及び図面の内容に基づいて行った等価装置又は等価プロセス変換、又は他の関連する技術分野への直接又は間接的応用は、すべて同様に本願の特許保護範囲内に含まれる。
上記で基本概念を説明してきたが、当業者にとっては、上記発明の開示は、単なる例として提示されているものに過ぎず、本願を限定するものではないことは明らかである。本明細書において明確に記載されていないが、当業者は、本願に対して様々な変更、改良及び修正を行うことができる。これらの変更、改良及び修正は、本願によって示唆されることが意図されているため、本願の例示的な実施例の精神及び範囲内にある。
さらに、本願の実施例を説明するために、本願において特定の用語が使用されている。例えば、「1つの実施例」、「一実施例」、及び/又は「いくつかの実施例」は、本願の少なくとも1つの実施例に関連した特定の特徴、構造又は特性を意味する。したがって、本明細書の様々な部分における「一実施例」又は「1つの実施例」又は「1つの代替的な実施例」の2つ以上の言及は、必ずしもすべてが同一の実施例を指すとは限らないことを強調し、理解されたい。また、本願の1つ以上の実施例における特定の特徴、構造、又は特性は、適切に組み合わせられてもよい。
また、当業者には理解されるように、本願の各態様は、任意の新規かつ有用なプロセス、機械、製品又は物質の組み合わせ、又はそれらへの任意の新規かつ有用な改善を含む、いくつかの特許可能なクラス又はコンテキストで、例示及び説明され得る。よって、本願の各態様は、完全にハードウェアによって実行されてもよく、完全にソフトウェア(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)によって実行されてもよく、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実行されてもよい。以上のハードウェア又はソフトウェアは、いずれも「データブロック」、「モジュール」、「エンジン」、「ユニット」、「アセンブリ」又は「システム」と呼ばれてもよい。また、本願の各態様は、コンピュータ可読プログラムコードを含む1つ以上のコンピュータ可読媒体に具現化されたコンピュータプログラム製品の形態を取ることができる。
また、特許請求の範囲に明確に記載されていない限り、本願に記載の処理要素又はシーケンスの列挙した順序、英数字の使用、又は他の名称の使用は、本願の手順及び方法の順序を限定するものではない。上記開示において、発明の様々な有用な実施例であると現在考えられるものを様々な例を通して説明しているが、そのような詳細は、単に説明の目的のためであり、添付の特許請求の範囲は、開示される実施例に限定されないが、逆に、本願の実施例の趣旨及び範囲内にあるすべての修正及び等価な組み合わせをカバーするように意図されることを理解されたい。例えば、上述したシステムアセンブリは、ハードウェアデバイスにより実装されてもよいが、ソフトウェアのみのソリューション、例えば、既存のサーバ又はモバイルデバイスに説明されたシステムをインストールすることにより実装されてもよい。
同様に、本願の実施例の前述の説明では、本願を簡略化して、1つ以上の発明の実施例への理解を助ける目的で、様々な特徴が1つの実施例、図面又はその説明にまとめられることがあることを理解されたい。しかしながら、このような開示方法は、特許請求される主題が各請求項で列挙されるより多くの特徴を必要とするという意図を反映するものと解釈すべきではない。実際に、実施例の特徴は、上記開示された単一の実施例のすべての特徴より少ない場合がある。
いくつかの実施例において、成分及び属性の数を説明する数字が使用されており、このような実施例を説明するための数字は、いくつかの例において修飾語「約」、「ほぼ」又は「実質的」によって修飾されるものであることを理解されたい。特に明記しない限り、「約」、「ほぼ」又は「実質的」は、上記数字の±20%の変動が許容されることを意味する。よって、いくつかの実施例において、明細書及び特許請求の範囲に使用されている数値パラメータは、いずれも個別の実施例に必要な特性に応じて変化し得る近似値である。いくつかの実施例において、数値パラメータについては、規定された有効桁数を考慮すると共に、通常の丸め手法を適用するべきである。本願のいくつかの実施例において、その範囲を決定するための数値範囲及びパラメータは近似値であるが、具体的な実施例において、このような数値は可能な限り正確に設定される。
本願において参照されているすべての特許、特許出願、公開特許公報、及び、論文、書籍、仕様書、刊行物、文書などの他の資料は、本願の内容と一致しないか又は矛盾する出願経過文書、及び(現在又は後に本願に関連する)本願の請求項の最も広い範囲に関して限定的な影響を有し得る文書を除いて、その全体が参照により本願に組み込まれる。なお、本願の添付資料における説明、定義、及び/又は用語の使用が本願に記載の内容と一致しないか又は矛盾する場合、本願における説明、定義、及び/又は用語の使用を優先するものとする。
最後に、本願に記載の実施例は、単に本願の実施例の原理を説明するものであることを理解されたい。他の変形例も本願の範囲内にある可能性がある。したがって、限定するものではなく、例として、本願の実施例の代替構成は、本願の教示と一致するように見なされてもよい。よって、本願の実施例は、本願において明確に紹介して説明された実施例に限定されない。
1100 音響装置
1102 支持アセンブリ
1104 磁気回路アセンブリ
1106 振動アセンブリ
1108 保護アセンブリ

Claims (15)

  1. 収容キャビティ及び開口部を有するハウジングと、
    前記収容キャビティ内に収容された振動アセンブリを含むスピーカーと、
    異物が前記開口部を通過して前記収容キャビティに入ることを遮断し、少なくとも一部が前記振動アセンブリに物理的に接続されて前記振動アセンブリの振動を外部に伝達させる保護アセンブリと、を含む、音響装置。
  2. 前記振動アセンブリの少なくとも一部は、前記開口部を通って前記収容キャビティの外に延伸する、請求項1に記載の音響装置。
  3. 前記保護アセンブリは、前記収容キャビティと外部とを連通するように、メッシュを有する網状構造を含む、請求項1に記載の音響装置。
  4. 前記保護アセンブリは、第1部分及び第2部分を含み、前記第1部分及び第2部分は、収容部を形成し、前記振動アセンブリの少なくとも一部が前記収容部内に設置され、前記第1部分は、前記収容部の一端を閉塞し、かつ前記振動アセンブリの前記開口部に向かう端面に密着する、請求項1に記載の音響装置。
  5. 前記第2部分は、前記ハウジングの前記開口部を有する一端に物理的に接続される、請求項4に記載の音響装置。
  6. 前記ハウジングの内壁に支持台が設置され、前記第2部分は、前記支持台に支持される、請求項4に記載の音響装置。
  7. 上蓋をさらに含み、前記第2部分の少なくとも一部は、前記第2部分が前記支持台に押圧されるように、前記上蓋と前記支持台との間に挟持される、請求項6に記載の音響装置。
  8. 前記第2部分は、外面が前記上蓋に少なくとも部分的に密着し、内面が前記支持台に少なくとも部分的に密着する、請求項7に記載の音響装置。
  9. 前記第2部分は、前記第1部分に接続され、かつ前記振動アセンブリに向かって延伸する環状壁部と、前記環状壁部の前記第1部分から離れる縁部に接続された支持部と、を含み、前記支持部は、前記環状壁部から前記上蓋と前記支持台との間に延伸する、請求項7に記載の音響装置。
  10. 前記上蓋は、重ね合わせて設置された第1蓋体及び第2蓋体を含み、前記第2部分の少なくとも一部は、前記第1蓋体と前記第2蓋体との間に挟持される、請求項7に記載の音響装置。
  11. 前記保護アセンブリは、メッシュを有する網状構造を含み、前記網状構造のメッシュ数は、250~600メッシュである、請求項1~10のいずれか一項に記載の音響装置。
  12. 前記保護アセンブリは、メッシュを有する網状構造を含み、前記網状構造の厚さは、0.01mm~0.3mmである、請求項1~10のいずれか一項に記載の音響装置。
  13. 前記ハウジング、スピーカー及び保護アセンブリの数は、いずれも2つであり、前記ハウジングと前記スピーカーとは、一対一に対応して設置され、前記ハウジングと前記保護アセンブリとは、一対一に対応して設置され、
    2つの耳掛けアセンブリ及び後掛けアセンブリをさらに含み、前記2つの耳掛けアセンブリはそれぞれ、2つの前記ハウジングに接続され、
    前記後掛けアセンブリは、前記2つの耳掛けアセンブリの間に接続される、請求項1に記載の音響装置。
  14. 音声信号を取得する収音アセンブリを含み、
    前記収音アセンブリは、前記スピーカーアセンブリ、前記耳掛けアセンブリ及び前記後掛けアセンブリのうちの少なくとも1つに設置される、請求項13に記載の音響装置。
  15. 音響装置の保護アセンブリを製造する方法であって、
    網状構造とライナーとを密着して組合体を形成するステップであって、前記ライナーの硬さが前記網状構造の硬さより硬い、ステップと、
    成形技術により前記組合体を成形して、成形後の組合体を得るステップと、
    前記成形後の組合体に基づいて、前記保護アセンブリを得るステップと、を含む、方法。
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