JP2023525146A - 情報送信方法、リソース処理方法、装置及び電子機器 - Google Patents

Abstract

本出願は、情報送信方法、リソース処理方法、装置及び電子機器を開示し、この送信方法は、少なくとも一つの第二の機器に第一の情報を送信することを含み、前記第一の情報は、第二の機器がデータ伝送のためにリソースを選択又は予約するように補助するために用いられる。【選択図】 図１

Description

（関連出願の相互参照）
本出願は、２０２１年５月１２日に中国で提出された中国特許出願番号Ｎｏ．２０２０１０３９９１０３．５の優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。

本出願は、通信分野に属し、具体的に情報送信方法、リソース処理方法、装置及び電子機器に関する。

ロングタームエボリューション（Ｌｏｎｇ Ｔｅｒｍ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ、ＬＴＥ）システムは、サイドリンク（ｓｉｄｅｌｉｎｋ、又はサブリンク、側リンク、エッジリンクなどと訳される）伝送をサポートし、即ち端末（Ｕｓｅｒ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ、ＵＥ）の間は、物理層上でデータを直接に伝送する。ＬＴＥ ｓｉｄｅｌｉｎｋは、ブロードキャストに基づいて通信し、ビークルツーエブリシング（ｖｅｈｉｃｌｅ ｔｏ ｅｖｅｒｙｔｈｉｎｇ、Ｖ２Ｘ）の基本安全クラス通信をサポートするために用いられてもよいが、他のより高級なＶ２Ｘ業務に適用できない。５Ｇ ＮＲ（Ｎｅｗ Ｒａｄｉｏ）システムは、より先進的なｓｉｄｅｌｉｎｋ伝送設計、例えばユニキャスト、マルチキャスト又はグループキャストなどをサポートし、それによってより全面的な業務タイプをサポートすることができる。

ＮＲ Ｖ２Ｘは、二つのリソース割り当てモードを定義しており、一つは、モード１であり、基地局にリソースをスケジューリングし、もう一つは、モード２であり、端末は自分でどのようなリソースを使用して伝送するかを決める。この時、リソース情報は、基地局からのブロードキャストメッセージ又は予め配置された情報である可能性がある。端末が基地局範囲内で作動するとともに基地局に無線リソース制御（Ｒａｄｉｏ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｃｏｎｔｒｏｌ、ＲＲＣ）によって接続される場合、モード１及び／又はモード２であってもよく、端末が基地局範囲内で作動するが、基地局にＲＲＣによって接続されない場合、モード２しかで作動できず、端末が基地局範囲以外にある場合、モード２しかで作動できず、予め配置された情報に基づいてＶ２Ｘ伝送を行う。

モード２について、具体的な作動方式は、以下の通りである。１）発射端末は、リソース選択がトリガーされた後、先ずリソース選択ウィンドウを決定し、リソース選択ウィンドウの下境界がリソース選択がトリガーされた後のＴ１時間にあり、リソース選択の上境界がトリガー後のＴ２時間にあり、ここで、Ｔ２は、端末が実現する方式によってその伝送ブロック（Ｔｒａｎｓｐｏｒｔ Ｂｌｏｃｋ、ＴＢ）で伝送するデータ遅延（Ｐａｃｋｅｔ Ｄｅｌａｙ Ｂｕｄｇｅｔ、ＰＤＢ）内に選択した値であり、Ｔ２は、Ｔ１よりも早くない。２）端末は、リソース選択前、リソース選択の候補リソースセット（ｃａｎｄｉｄａｔｅ ｒｅｓｏｕｒｃｅ ｓｅｔ）を決定する必要があり、リソース選択ウィンドウ内のリソース上で測定されたリファレンス信号受信パワー（Ｒｅｆｅｒｅｎｃｅ Ｓｉｇｎａｌ Ｒｅｃｅｉｖｉｎｇ Ｐｏｗｅｒ、ＲＳＲＰ）に基づいて該当するＲＳＲＰ閾値と比較し、ＲＳＲＰがＲＳＲＰ閾値よりも低い場合、このリソースは、候補リソースセットに組み入れることができる。３）リソースセットが決定された後、端末は、候補リソースセットから伝送リソースをランダムに選択する。また、端末の今回の伝送は、次の伝送のために伝送リソースを予約することができる。

そして、ＮＲ Ｖ２Ｘは、チェーン式のリソース予約方式をサポートし、つまり、一つのサイドリンク制御情報（Ｓｉｄｅｌｉｎｋ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ、ＳＣＩ）は、現在のリソースについて、多くとも二つのリソースを余分に予約することができ、次のリソースで、二つの予約リソースをさらに指示することができる。選択ウィンドウ内で、動的予約の方式を採用してリソースを予約し続けることができる。

従来のリソース割り当て方式に限られ、サイドリンクは、信頼性とエネルギー消費使用率が比較的に低く、いくつかの伝送信頼性が高くないシナリオが現れる。例えば、ハーフデュプレックスの制限で、いくつかの端末は、他の端末の予約情報をモニタリングすることができず、信頼性が比較的に低いことを引き起こし、ノードが隠れる問題のため、距離が非常に近い二つの端末の予約リソースが同じであり、リソースがぶつかり、信頼性が比較的に低い。

本出願の実施例の目的は、従来のリソース割り当て方式に存在する伝送信頼性が高くないという問題を解決することができる情報送信方法、リソース処理方法、装置及び電子機器を提供することである。

上記技術課題を解決するために、本出願は、以下のように実現される。

第一の態様によれば、本出願の実施例は、第一の機器に用いられる情報送信方法を提供し、前記方法は、
少なくとも一つの第二の機器に第一の情報を送信することを含み、前記第一の情報は、第二の機器がデータ伝送のためにリソースを選択又は予約するように補助するために用いられる。

第二の態様によれば、本出願の実施例は、第二の機器に用いられるリソース処理方法を提供し、前記方法は、
第一の機器により送信された第一の情報を受信することと、
前記第一の情報のデコーディング状況に応じて、データ伝送のためにリソースを選択又は予約することとを含む。

第三の態様によれば、本出願の実施例は、第一の機器に用いられる情報送信装置を提供し、この装置は、
少なくとも一つの第二の機器に第一の情報を送信するための送信モジュールを含み、前記第一の情報は、第二の機器がデータ伝送のためにリソースを選択又は予約するように補助するために用いられる。

第四の態様によれば、本出願の実施例は、第二の機器に用いられるリソース処理装置を提供し、前記装置は、
第一の機器により送信された第一の情報を受信するための受信モジュールと、
前記第一の情報のデコーディング状況に応じて、データ伝送のためにリソースを選択又は予約するための処理モジュールとを含む。

第五の態様によれば、本出願の実施例は、電子機器を提供し、この電子機器は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第一の態様又は第二の態様に記載の方法のステップを実現する。

第六の態様によれば、本出願の実施例は、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体にはプログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の態様又は第二の態様に記載の方法のステップを実現する。

第七の態様によれば、本出願の実施例は、チップを提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行するために用いられ、第一の態様又は第二の態様に記載の方法を実現する。

本出願の実施例では、少なくとも一つの第二の機器に第二の機器がデータ伝送のためにリソースを選択又は予約するように補助するための第一の情報を伝送することによって、伝送信頼性を向上させ、エネルギー消費を低減させることができる。

本出願の実施例による情報送信方法のステップの概略図である。 本出願の実施例によるシナリオ１の概略図である。 本出願の実施例によるシナリオ２の概略図である。 本出願の実施例によるシナリオ３の概略図である。 本出願の実施例によるシナリオ４の概略図である。 本出願の実施例によるリソース処理方法のステップのフローチャートである。 本出願の実施例による情報送信装置の構造概略図である。 本出願の実施例によるリソース処理装置の構造概略図である。 本出願の実施例による電子機器の構造概略図である。

以下は、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述し、明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。

本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用されるデータは、適切な場合に交換可能であり、それにより本出願の実施例は、ここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることが可能である。なお、明細書及び請求項における「及び／又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、文字である「／」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。

以下では、図面を結び付けながら本出願の実施例を紹介する。本出願の実施例による情報送信方法、リソース処理方法、装置及び電子機器は、無線通信システムに適用することができる。この無線通信システムは、５Ｇシステム、又はロングタームエボリューション（Ｌｏｎｇ Ｔｅｒｍ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ、ＬＴＥ）システム、又は進化型ロングタームエボリューション（Ｅｖｏｌｖｅｄ Ｌｏｎｇ Ｔｅｒｍ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ、ｅＬＴＥ）システム、又は後続の進化通信システムを採用してもよい。本出願の実施例では、ＬＴＥ及びＮＲシステムを例にするが、このシステムに限らず、本出願による技術案は、同じ問題がある他のシステムに適用することができる。

以下では、図面を結び付けながら、具体的な実施例及びその応用シーンによって本出願の実施例による情報送信方法、リソース処理方法、装置及び電子機器を詳細に説明する。

図１に示すように、本出願の実施例は、第一の機器に用いられる情報送信方法を提供し、前記方法は、
少なくとも一つの第二の機器に第一の情報を送信するステップ１０１を含み、前記第一の情報は、第二の機器がデータ伝送のためにリソースを選択又は予約するように補助するために用いられる。

本出願の実施例の具体的な適用シナリオは、以下の少なくとも一つを含む。

シナリオ１、図２に示すように、ユニキャストシナリオで、第一の機器は、第二の機器に第一の情報を送信し、第二の機器は、第一の情報により指示されたリソースに基づいてリソースを選択し又はリソースを予約し、データ伝送に用いられる。

シナリオ２、図３に示すように、グループキャストシナリオで、グループ内の複数の第一の機器は、グループ内の第二の機器に第一の情報を送信し、第二の機器は、第一の情報により指示されたリソースに基づいてリソースを選択し又はリソースを予約し、データ伝送に用いられる。

シナリオ３、図４に示すように、グループキャストシナリオで、グループ内のいずれかの機器は、グループ内のいずれかの他の機器に第一の情報を送信し、第一の情報を受信した機器は、第一の情報により指示されたリソースに基づいてリソースを選択し又はリソースを予約し、データ伝送に用いられる。

シナリオ４、図５に示すように、制御ノード又は制御端末又はロードサイドユニットが存在するシナリオで、第一の機器は、制御ノード又は制御端末又はロードサイドユニットに第一の情報を送信し、制御ノード又は制御端末又はロードサイドユニットは、第一の情報に基づいて端末にリソースを割り当てる。

シナリオ５、ブロードキャストシナリオで、第一の機器（いずれかの端末）は、第二の機器（他のいずれかの端末）に第一の情報を送信することができ、第一の情報を受信した機器は、第一の情報により指示されたリソースに基づいてリソースを選択し又はリソースを予約し、データ伝送に用いられる。

一つの選択的な実施例として、前記第一の情報は、
単一の時間領域リソース長さ又は開始位置又は終了位置を指示する（一つの時間領域リソースを指示してもよく、複数の時間領域リソースを指示してもよい）時間領域リソース指示情報と、
周波数領域開始位置、周波数領域終了位置、周波数領域リソース長さのうちの少なくとも一つを含む周波数領域リソース指示情報と、
時間領域リソース位置オフセット情報と、
周波数領域リソース位置オフセット情報と、
第一の情報送信端を区別するための第一の情報送信端の識別子情報と、
第一の情報受信端を区別するための第一の情報受信端の識別子情報（グループＩＤ、端末ＩＤ又はグループ内メンバーＩＤであってもよい）と、
第一の情報が補助情報であるかどうかを指示するための前記第一の情報のタイプ指示情報と、
前記第一の情報の機能指示情報と、
前記第一の情報の適用範囲指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。

本出願の実施例では、第一の情報が時間領域リソース位置のみを含む場合、一つの時間領域リソースの長さが、予め定義され又は上位層により配置された値であることに対応し、第一の情報に時間領域リソース位置と時間領域リソース長さとが含まれる場合、一つの時間領域リソース長さが動的に指示されることに対応する。

第一の情報に第一の情報受信端の識別子情報が含まれ、第一の情報受信端の識別子情報が予め定義され又は上位層により配置されたＩＤである場合、すべての端末が、いずれも第一の情報を受信する必要があることに対応し、第一の情報受信端の識別子情報がグループＩＤである場合、いずれか一つの特定のグループ内のすべてのメンバーが、いずれも第一の情報を受信する必要があることに対応し、第一の情報受信端の識別子情報がグループ内ユーザＩＤである場合、いずれか一つの特定のグループ内のある特定のメンバーが、第一の情報を受信する必要があることに対応し、第一の情報受信端の識別子情報が端末ＩＤである場合、いずれか一つの特定のユーザが、この第一の情報を受信する必要があることに対応する。

選択的に、本出願の実施例では、前記第一の情報のタイプ指示情報は、
前記第一の情報が非補助情報であることを指示することと、
前記第一の情報が補助情報であることを指示することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。選択的に、このタイプ指示情報は、この第一の情報が動的補助情報であることを直接に指示してもよく、この第一の情報が半静的補助情報であることを直接に指示してもよく、ここで具体的に限定しない。

選択的に、第一の機器は、補助情報伝送をトリガーするためのトリガー情報を受信するかどうかに基づき又は自律的に判断して第一の情報が補助情報であるかどうかを選択してもよく、補助情報のトリガー情報は、制御ノード又は他の端末に由来してもよく、ここで具体的に限定しない。

選択的に、本出願の実施例では、前記第一の情報の機能指示情報は、
前記第一の情報において指示されたリソースを優先的に選択し又は優先的に予約するよう第二の機器に指示することと、
前記第一の情報において指示されたリソースを非優先的に選択し又は非優先的に予約するよう第二の機器に指示することと、
前記第一の情報において指示されたリソースしか選択又は予約することができないよう第二の機器に指示することと、
前記第一の情報において指示されたリソースを選択又は予約することができないよう第二の機器に指示することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。

選択的に、本出願の実施例では、前記第一の情報の適用範囲指示情報は、
前記第一の情報がユニキャスト伝送タイプに適用することを指示することと、
前記第一の情報がグループキャスト伝送タイプに適用することを指示することと、
前記第一の情報がブロードキャスト伝送タイプに適用することを指示することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。

選択的に、本出願の実施例では、前記第一の情報は、ターゲット情報に運ばれ、前記ターゲット情報は、
サイドリンク制御情報ＳＣＩと、
下りリンク制御情報ＤＣＩと、
無線リソース制御情報ＲＲＣ情報と、
直通リンク無線リソース制御情報ＰＣ５－ＲＲＣ情報と、
サイドリンクフィードバック制御情報ＳＦＣＩとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記サイドリンク制御情報ＳＣＩは、第一レベルのサイドリンク制御情報（１ｓｔ ｓｔａｇｅ ＳＣＩ）と第二レベルのサイドリンク制御情報（２ｓｔ ｓｔａｇｅ ＳＣＩ）とをさらに含む。

一つの選択的な実施例として、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第一の指示ドメインによって前記タイプ指示情報を指示し、例えば、一つの１ビット長の第一の指示ドメインを用いて指示し、コードポイント０は、補助情報ではないことを代表し、コードポイント１は、補助情報であることを代表し、第二の機器は、この第一の指示ドメインのデコーディング状況に応じて第一の情報が補助情報であるかどうかを判断する。

又は、前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第二の指示ドメインとのジョイントコーディングによって前記タイプ指示情報を指示し、例えば、第二の指示ドメインは、優先度指示ドメインであり、この優先度指示ドメインは、特定の優先度時に補助情報であることを代表し、他の優先度時に補助情報ではないことを代表することを指示する。また、例えば、第二の指示ドメインは、ＤＭＲＳモード指示ドメインであり、このＤＭＲＳモード指示ドメインは、特定のＤＭＲＳモード時に補助情報であることを代表し、他のＤＭＲＳモード時に補助情報ではないことを代表することを指示する。

又は、前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第三の指示ドメインのコードポイントによって前記タイプ指示情報を指示し、例えば、第三の指示ドメインの特定のコードポイントは、補助情報であることを代表し、他のコードポイントは、補助情報ではないことを代表する。

ここで、前記第二の指示ドメイン及び／又は前記第三の指示ドメインは、
優先度指示ドメイン、リソース予約周期指示ドメイン、周波数領域リソース割り当て指示ドメイン、時間領域リソース割り当て指示ドメイン、復調リファレンス信号ＤＭＲＳモード指示ドメイン、第二レベルのＳＣＩフォーマット指示ドメイン、βオフセット指示ドメイン、ＤＭＲＳ配置タイプ指示ドメイン、変調コーディング方式指示ドメイン、ハイブリッド自動再送要求ＨＡＲＱプロセスＩＤ指示ドメイン、新規データ指示ＮＤＩ指示ドメイン、冗長バージョンＲＶ指示ドメイン、情報源端ＩＤ（ｓｏｕｒｃｅ ＩＤ）指示ドメイン、情報ターゲットＩＤ（ｄｅｓｔｉｎａｔｉｏｎ ＩＤ）指示ドメイン、チャネル状態情報ＣＳＩ需要指示ドメイン、通信範囲需要（ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ ｒａｎｇｅ）指示ドメイン、領域識別子ＩＤ（ｚｏｎｅ ＩＤ）指示ドメインのうちの少なくとも一つを含む。

例１
タイプ指示情報は、第一レベルのＳＣＩにおいて独立した指示ドメインによって指示され、この指示ドメイン長さは、１ビットであってもよく、対応する二つのコードポイントは、それぞれ０と１であり、コードポイント０は、この情報が補助情報ではないことに対応し、コードポイント１は、この情報が補助情報であることに対応する。

同様に、タイプ指示情報は、第二レベルのＳＣＩにおいて独立した指示ドメインによって指示され、この指示ドメイン長さは、１ビットであってもよく、対応する二つのコードポイントは、それぞれ０と１であり、コードポイント０は、この情報が補助情報を運ばないことに対応し、コードポイント１は、この情報が補助情報を運ぶことに対応する。

タイプ指示情報は、第一レベルのＳＣＩにおいて他の指示ドメインとジョイントコーディングして第一の情報が補助情報であるかどうかを指示してもよい。例えば、第一レベルのＳＣＩにおける優先度指示ドメインとジョイントコーディングして指示する。従来の優先度指示ドメイン内に３ｂｉｔ（ビット）があり、八つのコードポイントに対応し、ｂｉｔ数を追加しない場合、コードポイント０００が優先度１に対応し且つ第一レベルのＳＣＩに運ばれた第一の情報が補助情報であることを指示するとすると、補助情報受信端は、第一レベルのＳＣＩにおける優先度指示ドメインのデコーディング状況に応じてこの第一レベルのＳＣＩにより運ばれた第一の情報が補助情報であるかどうかを判断することができる。ｂｉｔ数を追加し、例えば優先度指示ドメインを４ｂｉｔに追加する場合、１６つのコードポイントに対応するが、依然として八つの優先度レベルを指示することのみをサポートし、各優先度は、二つのコードポイントに対応することを指示し、例えば優先度８は、コードポイント１１１０と１１１１に対応し、ここで、１１１０に対応する優先度レベルは、８であり、且つこの第一レベルのＳＣＩは、補助情報を運んでおらず、１１１１に対応する優先度レベルは、８であり、且つこの第一レベルのＳＣＩにより運ばれた第一の情報は、補助情報である。それ以外、既存の指示ドメインは、周波数領域リソース割り当て指示ドメインと、時間領域リソース割り当て指示ドメインと、リソース予約周期指示ドメインと、ＤＭＲＳモード指示ドメインと、第二レベルのＳＣＩフォーマット指示ドメインと、ｂｅｔａ ｏｆｆｓｅｔ（βオフセット）指示ドメインと、ＤＭＲＳ ｐｏｒｔ数指示ドメインと、変調コーディング方式指示ドメインなどとをさらに含む。

タイプ指示情報は、第二レベルのＳＣＩにおいて他の指示ドメインとジョイントコーディングして第一の情報が補助情報であるかどうかを指示してもよい。例えば、第二レベルのＳＣＩにおけるＲＶ指示ドメインとジョイントコーディングして指示する。従来の優先度指示ドメイン内に２ｂｉｔがあり、四つのコードポイントに対応し、ｂｉｔ数を追加しない場合、コードポイント００がＲＶバージョン０に対応し且つ第二レベルのＳＣＩに運ばれた第一の情報が補助情報であることを指示するとすると、補助情報受信端は、第二レベルのＳＣＩにおける優先度指示ドメインのデコーディング状況に応じてこの第二レベルのＳＣＩにより運ばれた第一の情報が補助情報であるかどうかを判断することができる。ｂｉｔ数を追加し、例えばＲＶ指示ドメインを３ｂｉｔに追加する場合、８つのコードポイントに対応するが、依然として四つの優先度レベルを指示することのみをサポートし、各優先度は、二つのコードポイントに対応することを指示し、例えばＲＶバージョン０は、コードポイント０００と００１に対応し、ここで、０００に対応するＲＶバージョンは、０であり、且つこの第二レベルのＳＣＩにより運ばれた第一の情報は、補助情報ではなく、００１に対応するＲＶバージョンは、８であり、且つこの第二レベルのＳＣＩにより運ばれた第一の情報は、補助情報である。それ以外、利用可能な指示ドメインは、ＨＡＲＱプロセスＩＤ指示ドメイン、ＮＤＩ指示ドメイン、ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ ｒａｎｇｅ指示ドメイン、ｓｏｕｒｃｅ ＩＤ指示ドメイン、ｄｅｓｔｉｎａｔｉｏｎ ＩＤ指示ドメイン、ＣＳＩ需要指示ドメイン、ｚｏｎｅ ＩＤ指示ドメインなどをさらに含む。

例２
第二レベルのＳＣＩにおいて既存の指示ドメインにより予約されたコードポイントを用いてタイプ指示情報を指示し、補助情報受信端は、第二レベルのＳＣＩにおけるこの指示ドメインのデコーディング状況に応じて第一の情報が補助情報であるかどうかを判断する。例えば、第二レベルのＳＣＩにおけるｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ ｒａｎｇｅ指示ドメインにおいて予約されたコードポイントによって指示される。ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ ｒａｎｇｅ指示ドメイン長さは、５ｂｉｔであり、複数の予約されたコードポイントが存在し、例えば予約されたコードポイント１１１１１を使用して第二レベルのＳＣＩに運ばれた第一の情報が補助情報であることを指示する。

それ以外、使用可能な指示ドメインは、ＨＡＲＱプロセスＩＤ指示ドメイン、ＮＤＩ指示ドメイン、ＲＶ指示ドメイン、ｓｏｕｒｃｅ ＩＤ指示ドメイン、ｄｅｓｔｉｎａｔｉｏｎ ＩＤ指示ドメイン、ＣＳＩ需要指示ドメイン、ｚｏｎｅ ＩＤ指示ドメインなどをさらに含む。

別の選択的な実施例として、前記ターゲット情報が第一レベルのサイドリンク制御情報、第二レベルのサイドリンク制御情報及び下りリンク制御情報のうちの少なくとも一つである場合、前記方法は、
前記ターゲット情報のフォーマットによって前記第一の情報が補助情報であるかどうかを指示することをさらに含み、例えば、特定のＳＣＩ又はＤＣＩのフォーマットを用いて第一の情報が補助情報であることを指示し、第二の機器は、ＳＣＩ長さ又はＤＣＩ長さによってＳＣＩフォーマット又はＤＣＩフォーマットを判定することによって、第一の情報が補助情報であるかどうかを判断する。

前記ターゲット情報が第二レベルのサイドリンク制御情報である場合、前記方法は、
前記第一の情報は、特定のフォーマットの第二レベルのサイドリンク制御情報に運ばれ、第一レベルのサイドリンク制御情報において第四の指示ドメインによって前記第二レベルのサイドリンク制御情報のフォーマットを指示することをさらに含み、
ここで、第四の指示ドメインは、
優先度指示ドメイン、リソース予約周期指示ドメイン、周波数領域リソース割り当て指示ドメイン、時間領域リソース割り当て指示ドメイン、復調リファレンス信号ＤＭＲＳモード指示ドメイン、第二レベルのＳＣＩフォーマット指示ドメイン、βオフセット指示ドメイン、ＤＭＲＳ配置タイプ指示ドメイン、変調コーディング方式指示ドメインのうちの少なくとも一つを含む。

例えば、第一レベルのＳＣＩにおける「第二レベルのＳＣＩフォーマット指示ドメイン」の特定のコードポイント又は特定の１ｂｉｔによって第二レベルのＳＣＩのフォーマットを指示することによって、第二レベルのＳＣＩにより運ばれた第一の情報が補助情報であるかどうかを間接に指示する。

例３
特定の第二レベルのＳＣＩフォーマットを用いて第一の情報が補助情報であるかどうかを指示する時、第一レベルのＳＣＩにおける第二レベルのＳＣＩフォーマット指示ドメインにおいて一つのコードポイントを用いて指示する。例えば、第一レベルのＳＣＩにおける第二レベルのＳＣＩ ｆｏｒｍａｔ指示ドメイン内のコードポイント１１を用いて第二レベルのＳＣＩには補助情報が運ばれたことを指示し、又は第一レベルのＳＣＩにおける第二レベルのＳＣＩフォーマット指示ドメイン内のコードポイント１１を用いて第二レベルのＳＣＩのフォーマットを指示し、このフォーマットの第二レベルのＳＣＩには補助情報が運ばれた。

別の方法について、第一レベルのＳＣＩにおける第二レベルのＳＣＩフォーマット指示ドメインにおいて特定の１ｂｉｔを用いて指示し、このビットを０にすることは、第二レベルのＳＣＩにより運ばれた第一の情報が補助情報ではないことを表し、１にすることは、第二レベルのＳＣＩにより運ばれた第一の情報が補助情報であることを表す。例えば、第一レベルのＳＣＩにおける第二レベルのＳＣＩフォーマット指示ドメインの長さが３ｂｉｔである場合、最下位ｂｉｔを用いて指示し、例えばコードポイント１１１は、第二レベルのＳＣＩに運ばれた第一の情報が補助情報であることを表し、コードポイント１１０は、第二レベルのＳＣＩに運ばれた第一の情報が補助情報ではないことを表す。

また別の選択的な実施例として、前記ターゲット情報が第一レベルのサイドリンク制御情報、第二レベルのサイドリンク制御情報及び下りリンク制御情報のうちの少なくとも一つである場合、前記方法は、
前記ターゲット情報のスクランブル無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩによって前記第一の情報が補助情報であるかどうかを指示することをさらに含む。第二の機器は、ＲＮＴＩがＳＣＩ又はＤＣＩをデコーディングできるかどうかに基づき、ＳＣＩ又はＤＣＩにより運ばれた第一の情報が補助情報であるかどうかを判断する。

ここで、前記第一の情報が補助情報である場合、前記ターゲット情報のスクランブルＲＮＴＩの生成方法は、
予め定義された値によって生成されることと、
予め定義されたスクランブルＲＮＴＩに等しいことと、
上位層により配置されたスクランブルＲＮＴＩに等しいことと、
リソースプールＩＤによって生成されることと、
情報源ＩＤによって生成されることと、
情報ターゲットＩＤによって生成されることと、
グループＩＤによって生成されることとのうちの少なくとも一つを含む。

また別の選択的な実施例として、前記方法は、
前記第一の情報の伝送リソースによって前記第一の情報が補助情報であるかどうかを指示することをさらに含む。

ここで、前記第一の情報が補助情報である場合、前記第一の情報の伝送リソースは、
物理サイドリンクフィードバックチャネルと、
物理サイドリンクデータチャネルと、
専用リソースプールにおけるリソースと、
補助情報伝送をトリガーするトリガーメッセージにおいて指示されたリソースと、
例えば、最後のｎ個のサブバンドリソースであるリソースプールにおける特定のサブバンド上のリソースと、
例えば、各スロットの最後のシンボル上のリソースであり、また、例えば、ｎ個のスロットごとに一つの周期であり、各周期の最後のスロット上のリソースであるリソースプールにおける特定のシンボル又は特定のサブフレーム上のリソースとのうちの少なくとも一つを含む。

本出願の別の選択的な実施例として、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における時間領域リソース指示情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第五の指示ドメインによって前記時間領域リソース指示情報を指示し、ここで、前記第五の指示ドメインの各コードポイントは、少なくとも一つの時間領域リソース指示情報にそれぞれ対応し、前記時間領域リソース指示情報は、時間領域リソース開始位置、時間領域リソース終了位置及び時間領域リソース長さのうちの少なくとも一つを含み、ここで、前記第五の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第五の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインであり、
又は、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報においてビットマップｂｉｔｍａｐによって少なくとも一つの前記時間領域リソース指示情報を指示し、前記時間領域リソース指示情報は、時間領域リソース開始位置、時間領域リソース終了位置及び時間領域リソース長さのうちの少なくとも一つを含む。

時間領域リソース長さは、予め定義され又は上位層により配置された一つの値であってもよく、Ｌ個のスロット（ｓｌｏｔ）又はシンボル（ｓｙｍｂｏｌ）又はフレーム（ｆｒａｍｅ）又はサブフレーム（ｓｕｂ－ｆｒａｍｅ）であってもよい。

一つの実現方式として、第五の指示ドメインは、従来の技術における第一レベルのＳＣＩにおける時間領域リソース割り当て指示ドメインであってもよく、各コードポイントは、一つ又は複数の時間領域リソースの開始と終了位置に対応する。

例４
時間領域リソース指示情報は、第一レベルのＳＣＩ／第二レベルのＳＣＩに運ばれ、独立した指示ドメインを用いて指示され、各コードポイントは、一つの時間領域リソースの位置と長さに対応し、長さは、プロトコルによって予め定義され／上位層により配置された一つの値であってもよく、Ｌ個のｓｌｏｔ／ｓｙｍｂｏｌであってもよく、各コードポイントは、一つの時間領域リソース開始位置と長さに対応し、指示ドメインの長さは、Ｎであり、現在の時刻から、将来２Ｎ＋Ｌ－１つの時間単位内の時間領域リソース位置を指示することができる。Ｌが３ｓｌｏｔであり、指示ドメイン長さが４ｂｉｔであるとすると、将来１８つのｓｌｏｔ内の予約状況を指示することができる。

別の方式について、第一レベルのＳＣＩ／第二レベルのＳＣＩにおいて長さがＬのＢｉｔｍａｐを用いて一つ又は複数の時間領域リソース始点を指示し、例えばプロトコルによって予め定義され／上位層により配置されたビットが１であることに対応する時刻は、時間帯の開始位置であり、各ビットに対応する時間単位は、ｓｌｏｔ／ｓｙｍｂｏｌであってもよく、例えば各ビットは、１つ又は５つのｓｌｏｔ／ｓｙｍｂｏｌの時間長に対応してもよい。例えば、ｂｉｔｍａｐの長さは、３２であり、一つのビットに対応する時間長は、５つのｓｌｏｔであり、このｂｉｔｍａｐは、将来１６０ｓｌｏｔ内の予約状況を指示することができ、例えば一番目のビットを１にすることは、現在の時刻から、現在のｓｌｏｔを含む連続した５つのｓｌｏｔを指示する。

本出願のまた別の選択的な実施例として、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における時間領域リソース長さ指示情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第六の指示ドメインによって前記時間領域リソース指示情報を指示し、ここで、前記第六の指示ドメインの各コードポイントは、一つの時間領域リソース長さにそれぞれ対応し、ここで、前記第六の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第六の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。例えば、２ｂｉｔの独立した指示ドメインを用いて指示する場合、四つのコードポイントに対応する時間帯長さがあり、特殊コードポイントが指示する時間帯長さは、無限大と０であり、例えばコードポイント００と１１である。

例５
独立した指示ドメインを用いて時間領域リソース長さを指示する時、独立した指示ドメイン長さが２ｂｉｔである場合、四つのコードポイントに対応し、四つの異なる時間領域リソース長さに対応でき、例えばコードポイント００、０１、１０、１１に対応する時間帯は、１、２、４、８であり、時間帯長さの単位がｓｌｏｔであるとともに、指示ドメインにおいて指示されたコードポイントが１１である時、一つの時間領域リソース長さが８ｓｌｏｔであることは説明され、それ以外、時間領域リソース長さの単位は、さらにシンボル（ｓｙｍｂｏｌ）であってもよい。

他の指示ドメインとジョイントコーディングして時間領域リソース長さを指示する時、例えば第一レベルのＳＣＩにおける優先度指示ドメインとジョイントコーディングして指示する。従来の優先度指示ドメイン内に３ｂｉｔがあり、八つのコードポイントに対応し、ｂｉｔ数を追加しない場合、八つのコードポイントは、八つの優先度レベルにそれぞれ対応するとともに、八つの時間領域リソース長さにも対応する。例えば、コードポイント０００は、優先度１に対応し且つ一つの時間領域リソース長さが１ｓｌｏｔであることを指示することができ、コードポイント１１１は、優先度８に対応し且つ一つの時間領域リソース長さが８ｓｌｏｔであることを指示することができる。ｂｉｔ数を追加し、例えば優先度指示ドメインを４ｂｉｔに追加する場合、１６つのコードポイントに対応するが、依然として八つの優先度レベルを指示することのみをサポートし、各優先度指示は、二つのコードポイントに対応でき、例えば優先度８は、コードポイント１１１０と１１１１に対応し、ここで、１１１０に対応する優先度レベルは、８であり、且つ一つの時間領域リソース長さは、１５であり、１１１１に対応する優先度レベルは、８であり、且つ一つの時間領域リソース長さは、１６である。それ以外、一緒にジョイントコーディング可能な指示ドメインは、周波数領域リソース割り当て指示ドメインと、時間領域リソース割り当て指示ドメインと、リソース予約周期指示ドメインと、ＤＭＲＳ ｐａｔｔｅｒｎ指示ドメインと、２ｓｔ ｓｔａｇｅ ＳＣＩ ｆｏｒｍａｔ指示ドメインと、ｂｅｔａ ｏｆｆｓｅｔ指示ドメインと、ＤＭＲＳ ｐｏｒｔ数指示ドメインと、デバッグコーディング方式指示ドメインと、２ｓｔ ｓｔａｇｅ ＳＣＩにおけるＨＡＲＱプロセスＩＤ指示ドメイン、ＮＤＩ指示ドメイン、ＲＶ指示ドメイン、ｓｏｕｒｃｅ ＩＤ指示ドメイン、ｄｅｓｔｉｎａｔｉｏｎ ＩＤ指示ドメイン、ＣＳＩ需要指示ドメイン、ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ ｒａｎｇｅ指示ドメイン、ｚｏｎｅ ＩＤ指示ドメインなどとをさらに含む。

既存の指示ドメインにより予約されたコードポイントを利用して時間帯長さを指示する時、例えば既存の指示ドメインは、ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ ｒａｎｇｅ指示ドメインであってもよく、八つのコードポイントを予約したとすると、この八つのコードポイントを利用して八つの異なる時間領域リソース長さ、例えば１、２、３、４、５、６、７、８つのｓｌｏｔの長さに対応することができる。それ以外、一緒にジョイントコーディング可能な指示ドメインは、周波数領域リソース割り当て指示ドメインと、時間領域リソース割り当て指示ドメインと、リソース予約周期指示ドメインと、優先度指示ドメインと、ＤＭＲＳ ｐａｔｔｅｒｎ指示ドメインと、２ｓｔ ｓｔａｇｅ ＳＣＩ ｆｏｒｍａｔ指示ドメインと、ｂｅｔａ ｏｆｆｓｅｔ指示ドメインと、ＤＭＲＳ ｐｏｒｔ数指示ドメインと、デバッグコーディング方式指示ドメインと、２ｓｔ ｓｔａｇｅ ＳＣＩにおけるＨＡＲＱプロセスＩＤ指示ドメイン、ＮＤＩ指示ドメイン、ＲＶ指示ドメイン、ｓｏｕｒｃｅ ＩＤ指示ドメイン、ｄｅｓｔｉｎａｔｉｏｎ ＩＤ指示ドメイン、ＣＳＩ需要指示ドメイン、ｚｏｎｅ ＩＤ指示ドメインなどとをさらに含む。

また別の選択的な実施例として、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における周波数領域リソース指示情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第七の指示ドメインによって前記周波数領域リソース指示情報を指示し、ここで、前記第七の指示ドメインにおける各コードポイントは、少なくとも一つの周波数領域リソースの位置情報にそれぞれ対応し、前記周波数領域リソースの位置情報は、周波数領域リソース開始位置、周波数領域リソース終了位置及び周波数領域リソース長さのうちの少なくとも一つを含む。

ここで、前記第七の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第七の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。

一つの実現方式として、第七の指示ドメインは、従来の技術における第一レベルのＳＣＩにおける周波数領域リソース割り当て指示ドメインであってもよく、各コードポイントは、一つ又は複数の周波数領域リソースの開始と終了位置に対応する。

別の選択的な実施例として、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における時間領域リソース位置オフセット情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第八の指示ドメインによって前記時間領域リソース位置オフセット情報を指示し、ここで、前記第八の指示ドメインの各コードポイントは、一つの時間領域オフセット長さ値にそれぞれ対応し、前記第八の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第八の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。時間領域オフセット長さ値の単位は、スロット又はシンボル又はフレーム又はサブフレームであってもよい。

ここで、この時間領域リソース位置オフセット情報は、予め定義された値、又は上位層ＲＲＣにより配置された値、又はＭＡＣ ＣＥにより配置された値であってもよい。

また別の選択的な実施例として、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における周波数領域リソース位置オフセット情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第九の指示ドメインによって前記周波数領域リソース位置オフセット情報を指示し、ここで、前記第九の指示ドメインの各コードポイントは、一つの周波数領域オフセット長さ値にそれぞれ対応し、前記第九の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第九の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。周波数領域オフセット長さ値の単位は、サブチャネル又は物理リソースブロックＰＲＢ又は帯域幅部分ＢＷＰ又はプールｐｏｏｌであってもよい。

ここで、この周波数領域リソース位置オフセット情報は、予め定義された固定値、又は上位層ＲＲＣにより配置された値、又はＭＡＣ ＣＥにより配置された値であってもよい。

例６
時間領域リソース位置オフセット情報、周波数領域リソース位置オフセット情報、前記第一の情報の機能指示情報は、独立した指示ドメインを用いて指示され又は他の指示ドメインとジョイントコーディングして指示されてもよい。時間領域リソース位置オフセット情報の指示方法を例にする。

独立した指示ドメインを用いて時間領域リソース位置オフセットを指示する時、独立した指示ドメイン長さが２ｂｉｔである場合、四つのコードポイントに対応し、四つの異なる値に対応でき、例えばコードポイント００、０１、１０、１１に対応するオフセットが１ｓｌｏｔ、２ｓｌｏｔ、４ｓｌｏｔ、８ｓｌｏｔであるとともに、指示ドメインにおいて指示されたコードポイントが１１である時、時間領域リソース位置オフセットが８つであることは説明される。

他の指示ドメインとジョイントコーディングして指示する時、例えば第一レベルのＳＣＩにおける優先度指示ドメインとジョイントコーディングして指示する。従来の優先度指示ドメイン内に３ｂｉｔがあり、八つのコードポイントに対応し、ｂｉｔ数を追加しない場合、八つのコードポイントは、八つの優先度レベルにそれぞれ対応するとともに、八つの時間領域リソース位置オフセット長さ値にも対応する。例えば、コードポイント０００は、優先度１に対応してもよく、且つ時間領域リソース位置オフセットは、１つのｓｌｏｔであり、コードポイント１１１は、優先度８に対応してもよく、且つ時間領域リソース位置オフセットは、８つのｓｌｏｔである。ｂｉｔ数を追加し、例えば優先度指示ドメインを４ｂｉｔに追加する場合、１６つのコードポイントに対応するが、依然として八つの優先度レベルを指示することのみをサポートし、各優先度指示は、二つのコードポイントに対応でき、例えば優先度８は、コードポイント１１１０と１１１１に対応し、ここで、１１１０に対応する優先度レベルは、８であり、且つ時間領域リソース位置オフセットは、１５つのｓｌｏｔであり、１１１１に対応する優先度レベルは、８であり、且つ時間領域リソース位置オフセットは、１６つのｓｌｏｔである。

それ以外、一緒にジョイントコーディング可能な指示ドメインは、周波数領域リソース割り当て指示ドメインと、時間領域リソース割り当て指示ドメインと、リソース予約周期指示ドメインと、ＤＭＲＳ ｐａｔｔｅｒｎ指示ドメインと、２ｓｔ ｓｔａｇｅ ＳＣＩ ｆｏｒｍａｔ指示ドメインと、ｂｅｔａ ｏｆｆｓｅｔ指示ドメインと、ＤＭＲＳ ｐｏｒｔ数指示ドメインと、デバッグコーディング方式指示ドメインと、２ｓｔ ｓｔａｇｅ ＳＣＩにおけるＨＡＲＱプロセスＩＤ指示ドメイン、ＮＤＩ指示ドメイン、ＲＶ指示ドメイン、ｓｏｕｒｃｅ ＩＤ指示ドメイン、ｄｅｓｔｉｎａｔｉｏｎ ＩＤ指示ドメイン、ＣＳＩ需要指示ドメイン、ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ ｒａｎｇｅ指示ドメイン、ｚｏｎｅ ＩＤ指示ドメインなどとをさらに含む。

別の選択的な実施例として、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における前記第一の情報の機能指示情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第十の指示ドメインによって前記機能指示情報を指示し、ここで、前記第十の指示ドメインの各コードポイントは、前記第一の情報の一つの機能にそれぞれ対応し、前記第十の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第十の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。

第一の情報の機能は、
前記第一の情報において指示されたリソースを優先的に選択し又は優先的に予約するよう第二の機器に指示することと、
前記第一の情報において指示されたリソースを非優先的に選択し又は非優先的に予約するよう第二の機器に指示することと、
前記第一の情報において指示されたリソースしか選択又は予約することができないよう第二の機器に指示することと、
前記第一の情報において指示されたリソースを選択又は予約することができないよう第二の機器に指示することとのうちの少なくとも一つの機能を含む。

例えば、この四つの機能にそれぞれ対応する四つのコードポイントを必要とし、合計２ｂｉｔを必要とする。

別の選択的な実施例として、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における前記第一の情報の適用範囲指示情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第十一の指示ドメインによって前記適用範囲指示情報を指示し、ここで、前記第十一の指示ドメインの各コードポイントは、前記第一の情報の一つの適用範囲に対応し、前記第十一の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第十の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。

第一の情報の適用範囲は、
前記第一の情報がユニキャスト伝送タイプに適用することを指示することと、
前記第一の情報がグループキャスト伝送タイプに適用することを指示することと、
前記第一の情報がブロードキャスト伝送タイプに適用することを指示することとのうちの少なくとも一つを含む。

例えば、この四つの機能にそれぞれ対応する三つのコードポイントを必要とし、合計２ｂｉｔを必要とする。

以上をまとめると、本出願の実施例では、第一の機器によって少なくとも一つの第二の機器に第二の機器がデータ伝送のためにリソースを選択又は予約するように補助するための第一の情報を伝送し、伝送信頼性を向上させ、エネルギー消費を低減させることができる。

図６に示すように、本出願の実施例は、第二の機器に用いられるリソース処理方法をさらに提供し、前記方法は、
第一の機器により送信された第一の情報を受信するステップ６０１と、
前記第一の情報のデコーディング状況に応じて、データ伝送のためにリソースを選択又は予約するステップ６０２とを含む。

本出願の実施例の具体的な適用シナリオは、以下の少なくとも一つを含む。

シナリオ１、図２に示すように、ユニキャストシナリオで、第一の機器は、第二の機器に第一の情報を送信し、第二の機器は、第一の情報により指示されたリソースに基づいてリソースを選択し又はリソースを予約し、データ伝送に用いられる。

シナリオ２、図３に示すように、グループキャストシナリオで、グループ内の複数の第一の機器は、グループ内の第二の機器に第一の情報を送信し、第二の機器は、第一の情報により指示されたリソースに基づいてリソースを選択し又はリソースを予約し、データ伝送に用いられる。

シナリオ３、図４に示すように、グループキャストシナリオで、グループ内のいずれかの機器は、グループ内のいずれかの他の機器に第一の情報を送信し、第一の情報を受信した機器は、第一の情報により指示されたリソースに基づいてリソースを選択し又はリソースを予約し、データ伝送に用いられる。

シナリオ４、図５に示すように、制御ノード又は制御端末又はロードサイドユニットが存在するシナリオで、第一の機器は、制御ノード又は制御端末又はロードサイドユニットに第一の情報を送信し、制御ノード又は制御端末又はロードサイドユニットは、第一の情報に基づいて端末にリソースを割り当てる。

シナリオ５、ブロードキャストシナリオで、第一の機器（いずれかの端末）は、第二の機器（他のいずれかの端末）に第一の情報を送信することができ、第一の情報を受信した機器は、第一の情報により指示されたリソースに基づいてリソースを選択し又はリソースを予約し、データ伝送に用いられる。

一つの選択的な実施例として、前記第一の情報は、
単一の時間領域リソース長さ又は開始位置又は終了位置を指示する（一つの時間領域リソースを指示してもよく、複数の時間領域リソースを指示してもよい）時間領域リソース指示情報と、
周波数領域開始位置、周波数領域終了位置、周波数領域リソース長さのうちの少なくとも一つを含む周波数領域リソース指示情報と、
時間領域リソース位置オフセット情報と、
周波数領域リソース位置オフセット情報と、
第一の情報送信端を区別するための第一の情報送信端の識別子情報と、
第一の情報受信端を区別するための第一の情報受信端の識別子情報（グループＩＤ、端末ＩＤ又はグループ内メンバーＩＤであってもよい）と、
第一の情報が補助情報であるかどうかを指示するための前記第一の情報のタイプ指示情報と、
前記第一の情報の機能指示情報と、
前記第一の情報の適用範囲指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。

本出願の実施例では、第一の情報が時間領域リソース位置のみを含む場合、一つの時間領域リソースの長さが、予め定義され又は上位層により配置された値であることに対応し、第一の情報に時間領域リソース位置と時間領域リソース長さとが含まれる場合、一つの時間領域リソース長さが動的に指示されることに対応する。

第一の情報に第一の情報受信端の識別子情報が含まれ、第一の情報受信端の識別子情報が予め定義され又は上位層により配置されたＩＤである場合、すべての端末が、いずれも第一の情報を受信する必要があることに対応し、第一の情報受信端の識別子情報がグループＩＤである場合、いずれか一つの特定のグループ内のすべてのメンバーが、いずれも第一の情報を受信する必要があることに対応し、第一の情報受信端の識別子情報がグループ内メンバーＩＤである場合、いずれか一つの特定のグループ内のある特定のメンバーが、第一の情報を受信する必要があることに対応し、第一の情報受信端の識別子情報が端末ＩＤである場合、いずれか一つの特定のユーザが、この第一の情報を受信する必要があることに対応する。

選択的に、本出願の実施例では、前記第一の情報のタイプ指示情報は、
前記第一の情報が非補助情報であることを指示することと、
前記第一の情報が補助情報であることを指示することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。選択的に、このタイプ指示情報は、この第一の情報が動的補助情報であることを直接に指示してもよく、この第一の情報が半静的補助情報であることを直接に指示してもよく、ここで具体的に限定しない。

選択的に、第一の機器は、補助情報伝送をトリガーするためのトリガー情報を受信するかどうかに基づき又は自律的に判断して第一の情報が補助情報であるかどうかを選択してもよく、補助情報のトリガー情報は、制御ノード又は他の端末に由来してもよく、ここで具体的に限定しない。

選択的に、本出願の実施例では、前記第一の情報の機能指示情報は、
前記第一の情報において指示されたリソースを優先的に選択し又は優先的に予約するよう第二の機器に指示することと、
前記第一の情報において指示されたリソースを非優先的に選択し又は非優先的に予約するよう第二の機器に指示することと、
前記第一の情報において指示されたリソースしか選択又は予約することができないよう第二の機器に指示することと、
前記第一の情報において指示されたリソースを選択又は予約することができないよう第二の機器に指示することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。

選択的に、本出願の実施例では、前記第一の情報の適用範囲指示情報は、
前記第一の情報がユニキャスト伝送タイプに適用することを指示することと、
前記第一の情報がグループキャスト伝送タイプに適用することを指示することと、
前記第一の情報がブロードキャスト伝送タイプに適用することを指示することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。

選択的に、本出願の実施例では、前記第一の情報は、ターゲット情報に運ばれ、前記ターゲット情報は、
サイドリンク制御情報ＳＣＩと、
下りリンク制御情報ＤＣＩと、
無線リソース制御情報ＲＲＣ情報と、
直通リンク無線リソース制御情報ＰＣ５－ＲＲＣ情報と、
サイドリンクフィードバック制御情報ＳＦＣＩとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記サイドリンク制御情報ＳＣＩは、第一レベルのサイドリンク制御情報（１ｓｔ ｓｔａｇｅ ＳＣＩ）と第二レベルのサイドリンク制御情報（２ｓｔ ｓｔａｇｅ ＳＣＩ）とをさらに含む。

一つの選択的な実施例として、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第一の指示ドメインによって前記タイプ指示情報を指示し、
又は、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第二の指示ドメインとのジョイントコーディングによって前記タイプ指示情報を指示し、
又は、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第三の指示ドメインのコードポイントによって前記タイプ指示情報を指示する。

ここで、前記第二の指示ドメイン及び／又は前記第三の指示ドメインは、
優先度指示ドメイン、リソース予約周期指示ドメイン、周波数領域リソース割り当て指示ドメイン、時間領域リソース割り当て指示ドメイン、復調リファレンス信号ＤＭＲＳモード指示ドメイン、第二レベルのＳＣＩフォーマット指示ドメイン、βオフセット指示ドメイン、ＤＭＲＳ配置タイプ指示ドメイン、変調コーディング方式指示ドメイン、ハイブリッド自動再送要求ＨＡＲＱプロセスＩＤ指示ドメイン、新規データ指示ＮＤＩ指示ドメイン、冗長バージョンＲＶ指示ドメイン、情報源端ＩＤ指示ドメイン、情報ターゲットＩＤ指示ドメイン、チャネル状態情報ＣＳＩ需要指示ドメイン、通信範囲需要指示ドメイン、領域識別子ＩＤ指示ドメインのうちの少なくとも一つを含む。

別の選択的な実施例として、前記ターゲット情報が第一レベルのサイドリンク制御情報、第二レベルのサイドリンク制御情報及び下りリンク制御情報のうちの少なくとも一つである場合、前記方法は、
前記ターゲット情報のフォーマットに基づき、前記第一の情報が補助情報であるかどうかを決定すること、
又は、
前記ターゲット情報のスクランブル無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩに基づき、前記第一の情報が補助情報であるかどうかを決定することをさらに含む。

ここで、前記ターゲット情報が第二レベルのサイドリンク制御情報である場合、前記方法は、
前記第一の情報は、特定のフォーマットの第二レベルのサイドリンク制御情報に運ばれ、第一レベルのサイドリンク制御情報において第四の指示ドメインによって前記第二レベルのサイドリンク制御情報のフォーマットを指示することをさらに含み、
ここで、第四の指示ドメインは、
優先度指示ドメイン、リソース予約周期指示ドメイン、周波数領域リソース割り当て指示ドメイン、時間領域リソース割り当て指示ドメイン、復調リファレンス信号ＤＭＲＳモード指示ドメイン、第二レベルのＳＣＩフォーマット指示ドメイン、βオフセット指示ドメイン、ＤＭＲＳ配置タイプ指示ドメイン、変調コーディング方式指示ドメインのうちの少なくとも一つを含む。

例えば、第一レベルのＳＣＩにおける「第二レベルのＳＣＩフォーマット指示ドメイン」の特定のコードポイント又は特定の１ｂｉｔによって第二レベルのＳＣＩのフォーマットを指示することによって、第二レベルのＳＣＩにより運ばれた第一の情報が補助情報であるかどうかを間接に指示する。

ここで、前記第一の情報が補助情報である場合、前記ターゲット情報のスクランブルＲＮＴＩの生成方法は、
予め定義された値によって生成されることと、
予め定義されたスクランブルＲＮＴＩに等しいことと、
上位層により配置されたスクランブルＲＮＴＩに等しいことと、
リソースプールＩＤによって生成されることと、
情報源ＩＤによって生成されることと、
情報ターゲットＩＤによって生成されることと、
グループＩＤによって生成されることとのうちの少なくとも一つを含む。

また別の選択的な実施例として、前記方法は、
前記第一の情報の伝送リソースに基づき、前記第一の情報が補助情報であるかどうかを決定することをさらに含む。

ここで、前記第一の情報が補助情報である場合、前記第一の情報の伝送リソースは、
物理サイドリンクフィードバックチャネルと、
物理サイドリンクデータチャネルと、
専用リソースプールにおけるリソースと、
補助情報伝送をトリガーするトリガーメッセージにおいて指示されたリソースと、
例えば、最後のｎ個のサブバンドリソースであるリソースプールにおける特定のサブバンド上のリソースと、
例えば、各スロットの最後のシンボル上のリソースであり、また、例えば、ｎ個のスロットごとに一つの周期であり、各周期の最後のスロット上のリソースであるリソースプールにおける特定のシンボル又は特定のサブフレーム上のリソースとのうちの少なくとも一つを含む。

本出願の別の選択的な実施例として、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における時間領域リソース指示情報を運ぶ場合、前記方法は、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報の第五の指示ドメインに基づき、前記時間領域リソース位置指示情報を決定し、前記第五の指示ドメインの各コードポイントは、少なくとも一つの時間領域リソース指示情報にそれぞれ対応し、前記時間領域リソース指示情報は、時間領域リソース開始位置、時間領域リソース終了位置及び時間領域リソース長さのうちの少なくとも一つを含むこと、
又は、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報のビットマップｂｉｔｍａｐに基づき、前記時間領域リソース指示情報を決定し、前記ｂｉｔｍａｐは、少なくとも一つの前記時間領域リソース指示情報を指示し、前記時間領域リソース指示情報は、時間領域リソース開始位置、時間領域リソース終了位置及び時間領域リソース長さのうちの少なくとも一つを含むことをさらに含む。

本出願のまた別の選択的な実施例として、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における時間領域リソース長さ指示情報を運ぶ場合、前記方法は、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報の第六の指示ドメインに基づき、前記時間領域リソース指示情報を決定することを含み、ここで、前記第六の指示ドメインの各コードポイントは、一つの時間領域リソース長さにそれぞれ対応し、
ここで、前記第六の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第六の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。

例えば、２ｂｉｔの独立した指示ドメインを用いて指示する場合、四つのコードポイントに対応する時間帯長さがあり、特殊コードポイントが指示する時間帯長さは、無限大と０であり、例えばコードポイント００と１１である。

また別の選択的な実施例として、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における周波数領域リソース指示情報を運ぶ場合、前記方法は、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報の第七の指示ドメインに基づき、前記周波数領域リソース指示情報を決定することをさらに含み、ここで、前記第七の指示ドメインにおける各コードポイントは、少なくとも一つの周波数領域リソースの開始位置にそれぞれ対応する。

また別の選択的な実施例として、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における時間領域リソース位置オフセット情報を運ぶ場合、前記方法は、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報の第八の指示ドメインに基づき、前記時間領域リソース位置オフセット情報を決定することをさらに含み、ここで、前記第八の指示ドメインの各コードポイントは、一つの時間領域オフセット長さ値にそれぞれ対応し、前記第八の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第八の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。時間領域オフセット長さ値の単位は、スロット又はシンボル又はフレーム又はサブフレームであってもよい。

ここで、この時間領域リソース位置オフセット情報は、予め定義された固定値、又は上位層ＲＲＣにより配置された値、又はＭＡＣ ＣＥにより配置された値であってもよい。

また別の選択的な実施例として、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における周波数領域リソース位置オフセット情報を運ぶ場合、前記方法は、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報の第九の指示ドメインに基づき、前記周波数領域リソース位置オフセット情報を決定することをさらに含み、ここで、前記第九の指示ドメインの各コードポイントは、一つの周波数領域オフセット長さ値にそれぞれ対応し、前記第九の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第九の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。周波数領域オフセット長さ値の単位は、サブチャネル又は物理リソースブロックＰＲＢ又は帯域幅部分ＢＷＰ又はプールｐｏｏｌであってもよい。

ここで、この周波数領域リソース位置オフセット情報は、予め定義された固定値、又は上位層ＲＲＣにより配置された値、又はＭＡＣ ＣＥにより配置された値であってもよい。

別の選択的な実施例として、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における前記第一の情報の機能指示情報を運ぶ場合、前記方法は、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報の第十の指示ドメインに基づき、前記機能指示情報を決定することをさらに含み、ここで、前記第十の指示ドメインの各コードポイントは、前記第一の情報の一つの機能にそれぞれ対応し、前記第十の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第十の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。第一の情報の機能は、
前記第一の情報において指示されたリソースを優先的に選択し又は優先的に予約するよう第二の機器に指示することと、
前記第一の情報において指示されたリソースを非優先的に選択し又は非優先的に予約するよう第二の機器に指示することと、
前記第一の情報において指示されたリソースしか選択又は予約することができないよう第二の機器に指示することと、
前記第一の情報において指示されたリソースを選択又は予約することができないよう第二の機器に指示することとのうちの少なくとも一つの機能を含む。

例えば、この四つの機能にそれぞれ対応する四つのコードポイントを必要とし、合計２ｂｉｔを必要とする。

別の選択的な実施例として、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における前記第一の情報の適用範囲指示情報を運ぶ場合、前記方法は、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報の第十一の指示ドメインに基づき、前記適用範囲指示情報を決定することをさらに含み、ここで、前記第十一の指示ドメインの各コードポイントは、前記第一の情報の一つの適用範囲に対応し、前記第十一の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第十の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。第一の情報の適用範囲は、
前記第一の情報がユニキャスト伝送タイプに適用することを指示することと、
前記第一の情報がグループキャスト伝送タイプに適用することを指示することと、
前記第一の情報がブロードキャスト伝送タイプに適用することを指示することとのうちの少なくとも一つを含む。

例えば、この四つの機能にそれぞれ対応する三つのコードポイントを必要とし、合計２ｂｉｔを必要とする。

本出願のまた別の選択的な実施例として、ステップ６０２の前に、前記方法は、
前記第一の情報のタイプを決定することをさらに含み、
ここで、前記の、前記第一の情報のタイプを決定する方法は、
前記第一の情報における第一の情報タイプ指示情報により指示された内容に基づいて前記第一の情報が補助情報であるかどうかを判断することと、
前記第一の情報のフォーマット及び／又は前記第一の情報のフォーマット長さに基づいて前記第一の情報が補助情報であるかどうかを判断することと、
前記第一の情報のスクランブルＲＮＴＩに基づいて前記第一の情報が補助情報であるかどうかを判断することと、
前記第一の情報の伝送リソースに基づいて前記第一の情報が補助情報であるかどうかを判断することとのうちの少なくとも一つを含む。

本出願のまた別の選択的な実施例として、ステップ６０２は、
前記第一の情報が補助情報ではない場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを除外すること、
又は、
前記第一の情報が補助情報である場合、前記第一の情報により指示されたリソースをデータ伝送の候補リソースとし又は前記第一の情報により指示されたリソースを予約することを含む。

本出願の別の選択的な実施例として、ステップ６０２は、
前記第一の情報が補助情報であり、且つ前記第一の情報に含まれる第一の情報受信端の識別子情報が前記第二の機器の識別子情報にマッチングする場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを候補リソースとし又は前記第一の情報により指示されたリソースを予約すること、
又は、
前記第一の情報が補助情報であり且つ前記第一の情報に含まれる第一の情報受信端の識別子情報が前記第二の機器の識別子情報にマッチングしない場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを除外することを含む。

本出願の別の選択的な実施例として、ステップ６０２は、
前記第一の情報が補助情報であり、且つ前記第一の情報受信端と第一の情報送信端との間の距離が予め設定された条件を満たす場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを候補リソースとし又は前記第一の情報により指示されたリソースを予約すること、
又は、
前記第一の情報が補助情報であり、且つ前記第一の情報受信端と第一の情報送信端との間の距離が予め設定された条件を満たさない場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを除外することを含む。

ここで、前記予め設定された条件は、ある距離閾値よりも大きく又は小さいことであってもよい。

本出願の別の選択的な実施例として、ステップ６０２は、
前記第一の情報が補助情報であり、且つ前記第一の情報に含まれる第一の情報受信端の識別子情報が前記第二の機器の識別子情報にマッチングするとともに、前記第一の情報受信端と第一の情報送信端との間の距離が予め設定された条件を満たす場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを候補リソースとし又は前記第一の情報により指示されたリソースを予約すること、
又は、
前記第一の情報が補助情報であり、且つ前記第一の情報に含まれる第一の情報受信端の識別子情報が前記第二の機器の識別子情報にマッチングしないとともに、前記第一の情報受信端と第一の情報送信端との間の距離が予め設定された条件を満たさない場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを除外することを含む。

ここで、前記予め設定された条件は、ある距離閾値よりも大きく又は小さいことであってもよい。

本出願の別の選択的な実施例として、ステップ６０２は、
前記第一の情報が補助情報である場合、
前記第一の情報の機能指示情報が前記第一の情報において指示されたリソースを優先的に選択し又は優先的に予約するよう第二の機器に指示すれば、前記第一の情報により指示されたリソースを優先的に選択し又は優先的に予約すること、
又は、
前記第一の情報の機能指示情報が前記第一の情報において指示されたリソースを非優先的に選択し又は非優先的に予約するよう第二の機器に指示すれば、前記第一の情報により指示されたリソースを非優先的に選択し又は非優先的に予約すること、
又は、
前記第一の情報の機能指示情報が前記第一の情報において指示されたリソースしか選択又は予約することができないよう第二の機器に指示すれば、前記第一の情報により指示されたリソースを選択又は予約すること、
又は、
前記第一の情報の機能指示情報が前記第一の情報において指示されたリソースを選択又は予約することができないよう第二の機器に指示すれば、前記第一の情報により指示されたリソースを除外することを含む。

本出願の別の選択的な実施例として、ステップ６０２は、
前記第一の情報が補助情報である場合、
前記第一の情報の適用範囲指示情報が前記第一の情報がユニキャスト伝送タイプに適用することを指示すれば、前記第二の機器が現在、ユニキャスト伝送である場合、前記第一の情報により指示されたリソースに基づいてデータ伝送のためにリソースを選択又は予約すること、
又は、
前記第一の情報の適用範囲指示情報が前記第一の情報がグループキャスト伝送タイプに適用することを指示すれば、前記第二の機器が現在、グループキャスト伝送である場合、前記第一の情報により指示されたリソースに基づいてデータ伝送のためにリソースを選択又は予約すること、
又は、
前記第一の情報の適用範囲指示情報が前記第一の情報がブロードキャスト伝送タイプに適用することを指示すれば、前記第二の機器が現在、ブロードキャスト伝送である場合、前記第一の情報により指示されたリソースに基づいてデータ伝送のためにリソースを選択又は予約することを含む。

別の選択的な実施例として、前記第一の情報により指示されたリソースは、
前記第一の情報に含まれる時間領域リソース指示情報に基づいて決定された時間領域リソースと、
前記第一の情報に含まれる周波数領域リソース指示情報に基づいて決定された周波数領域リソースと、
前記第一の情報に含まれる時間領域リソース指示情報と周波数領域リソース指示情報に基づいて決定された時間周波数リソースと、
前記第一の情報に含まれる時間領域リソース指示情報と時間領域リソース位置オフセット情報に基づいて決定された時間領域リソースと、
前記第一の情報に含まれる周波数領域リソース指示情報と周波数領域リソース位置オフセット情報に基づいて決定された周波数領域リソースと、
前記第一の情報に含まれる時間領域リソース指示情報、時間領域リソース位置オフセット情報、周波数領域リソース指示情報と周波数領域リソース位置オフセット情報に基づいて決定された時間周波数リソースとのうちの少なくとも一つを含む。

例７
受信されたＳＣＩ内にリソース時間領域位置指示のみがある時、リソースの時間領域長さが配置され又は予め定義されたことは説明され、例えば長さは、２ｓｌｏｔである。この指示ドメインに対応するコードポイントによってリソースの時間領域の開始位置を得、例えばこの指示ドメインに対応するコードポイントは、現在の時刻から、５番目のｓｌｏｔがリソース時間領域開始位置であることを指示し、そうすると、このコードポイントに対応する時間領域リソースは、現在の時刻から、５番目と６番目のｓｌｏｔである。

第二の機器により受信されたＳＣＩ内にリソース時間領域位置指示と時間領域リソース長さがある時、第二の機器は、この二つの指示ドメインに対応するコードポイントによってリソースの時間領域位置を得る。この時にリソースの時間領域長さは、ＳＣＩにおける時間領域リソース長さ指示ドメインによって動的に指示され、例えばこのドメインにより指示された時間領域リソース長さは、３ｓｌｏｔであり、リソース時間領域位置指示ドメインにより指示された時間領域リソース開始位置は、現在の時刻から、３番目のｓｌｏｔであり、そうすると、リソースの時間領域位置は、現在の時刻から、３番目、４番目と５番目のｓｌｏｔであるはずである。

例８
現在、ＮＲ Ｖ２Ｘにおける第一レベルのＳＣＩ内のリソース指示は、現在のＳＣＩによりスケジューリングされたリソースを含むが、補助情報におけるリソース指示が現在のＳＣＩによりスケジューリングされたリソースを含まない場合、現在のＳＣＩによりスケジューリングされたリソースは、無駄になり、それによってシステムリソース利用率を大幅に低減させる。現在の指示予約メカニズム上で一つの余分なｏｆｆｓｅｔ（オフセット）指示によってこの問題を解決することができる。例えば、第一レベルのＳＣＩにおけるリソース時間周波数位置指示の上で、一つのドメインを追加して、実際に指示されたリソースの現在のリソース指示シグナリングに対する時間領域オフセットと周波数領域オフセットを指示する。

第二の機器により受信されたＳＣＩ内に時間領域リソース位置オフセット指示のみが存在する場合、リソースの時間領域位置は、リソース時間領域指示情報により指示された時間領域位置に時間領域リソース位置オフセット指示情報により指示されたオフセットを加えて得られる必要がある。

第二の機器により受信されたＳＣＩ内に周波数領域リソース位置オフセット指示のみが存在する場合、リソースの周波数領域位置は、リソース時間領域指示情報により指示された周波数領域位置に周波数領域リソース位置オフセット指示情報により指示されたオフセットを加えて得られる必要がある。

第二の機器により受信されたＳＣＩ内に時間周波数領域リソース位置オフセット指示がともに存在する場合、リソースの時間領域位置は、リソース時間領域指示情報により指示された時間領域位置に時間領域リソース位置オフセット指示情報により指示されたオフセットを加えて得られる必要があり、リソースの周波数領域位置は、リソース時間領域指示情報により指示された周波数領域位置に周波数領域リソース位置オフセット指示情報により指示されたオフセットを加えて得られる必要がある。

例９
本出願の実施例は、既存のリソース割り当ての上で一部を変更し、シグナリングレベルでの変更が小さく、且つ良好な互換性を有する。

第一の情報のタイプ指示情報を導入し、この第一の情報が補助情報であるかどうかを区別するために用いられる。

及び／又は、導入された時間領域リソース長さ指示ドメインは、既存のリソース指示の上でさらに強化することができる。ＳＣＩに運ばれたリソース時間領域指示は、２－３つの予約リソースの時間領域位置情報を指示することができ、各リソースの長さは、プロトコルによって一つのスロットｔであるとデフォルトされ、時間領域リソース長さ指示ドメインを導入した後、一つの時間領域リソースの長さが動的に配置できるため、この指示ドメインは、既存のリソース割り当てメカニズムと互換できる場合にさらなる強化効果を果たす。

及び／又は、導入された時間周波数領域リソース位置オフセット指示ドメインは、リソース指示の目的を破壊しない前提で、指示された一番目のリソースが無駄になる状況を効果的に改善することができ、システムリソース利用率を向上させることができるとともに、既存のリソース指示方式を破壊しない。そのため、この指示ドメインの導入は、従来のリソース割り当てメカニズムと良好に互換し、リソース利用率を向上させることができる。

例１０
第二の機器により受信された情報がこの情報が補助情報であるかどうかの第一の識別子とこの情報が前記補助送信をトリガーするトリガー情報であるかどうかの第二の識別子をともに含む場合、第二の機器の異なる挙動は、以下の通りである。

第二の機器により受信された情報には第一の識別子と第二の識別子がともに含まれるとともに、異なる指示ドメインにおいて指示される場合、ここで、第一の識別子指示ドメインがこの情報が補助情報伝送をトリガーするためのトリガー情報ではないことを指示し、第二の識別子指示ドメインがこの情報が補助情報であることを指示する時、この情報は、補助情報と呼ばれてもよい。この情報に運ばれた受信端ＩＤがこのシグナリング受信端ＩＤにマッチングする場合、この情報受信端は、リソースを予約する時にこの情報におけるリソース指示関連情報に基づいてデコーディングしてリソース位置を算出し、且つそれらを候補リソースとしてリストし又はこれらのリソースを直接に予約し、データ伝送に用いられる必要がある。

又は、
第二の機器により受信された情報には第一の識別子と第二の識別子がともに含まれるとともに、異なる指示ドメインにおいて指示される場合、ここで、第一の識別子指示ドメインがこの情報が補助情報伝送をトリガーするためのトリガー情報ではないことを指示し、第二の識別子指示ドメインがこの情報が補助情報であることを指示する時、この情報は、補助情報と呼ばれてもよい。この情報に運ばれた受信端ＩＤがこのシグナリング受信端ＩＤにマッチングしない場合、この情報受信端は、リソースを選択又は予約する時にこの情報におけるリソース指示関連情報に基づいてデコーディングしてリソース位置を算出し、且つそれらを除外するする必要がある。

又は、
第二の機器により受信された情報には第一の識別子と第二の識別子がともに含まれるとともに、異なる指示ドメインにおいて指示される場合、ここで、第一の識別子指示ドメインがこの情報が補助情報伝送をトリガーするためのトリガー情報であることを指示し、第二の識別子指示ドメインがこの情報が補助情報ではないことを指示する時、この情報は、補助情報伝送をトリガーするためのトリガー情報と呼ばれてもよい。この情報に運ばれた受信端ＩＤがこのシグナリング受信端ＩＤにマッチングする場合、この情報受信端は、リソースを予約する時にこの情報におけるリソース指示関連情報に基づいてデコーディングしてリソース位置を算出し、且つそれらを候補リソースとしてリストし又はこれらのリソースを直接に予約し、情報伝送を補助するために用いられる必要がある。

又は、
第二の機器により受信された情報には第一の識別子と第二の識別子がともに含まれるとともに、異なる指示ドメインにおいて指示される場合、ここで、第一の識別子指示ドメインがこの情報が補助情報伝送をトリガーするためのトリガー情報であることを指示し、第二の識別子指示ドメインがこの情報が補助情報ではないことを指示する時、この情報は、補助情報伝送をトリガーするためのトリガー情報と呼ばれてもよい。この情報に運ばれた受信端ＩＤがこのシグナリング受信端ＩＤにマッチングしない場合、この情報受信端は、リソースを選択又は予約する時にこの情報におけるリソース指示関連情報に基づいてデコーディングしてリソース位置を算出し、且つそれらを除外するする必要がある。

又は、
第二の機器により受信された情報には第一の識別子と第二の識別子がともに含まれるとともに、異なる指示ドメインにおいて指示される場合、ここで、第一の識別子指示ドメインがこの情報が補助情報伝送をトリガーするためのトリガー情報ではないことを指示し、第二の識別子指示ドメインがこの情報が補助情報ではないことを指示する時、この情報受信端は、リソースを選択又は予約する時にこの情報におけるリソース指示関連情報に基づいてデコーディングしてリソース位置を算出し、且つそれらを除外するする必要がある。

又は、
第二の機器により受信された情報には第一の識別子と第二の識別子がともに含まれるとともに、同じ指示ドメインにおいて指示される場合、この指示ドメインがこの情報が補助情報であることを指示する場合、この情報は、補助情報と呼ばれてもよい。この情報に運ばれた受信端ＩＤがこのシグナリング受信端ＩＤにマッチングする場合、この情報受信端は、リソースを予約する時にこの情報におけるリソース指示関連情報に基づいてデコーディングしてリソース位置を算出し、且つそれらを候補リソースとしてリストし又はこれらのリソースを直接に予約し、データ伝送に用いられる必要がある。

又は、
第二の機器により受信された情報には第一の識別子と第二の識別子がともに含まれるとともに、同じ指示ドメインにおいて指示される場合、この指示ドメインがこの情報が補助情報であることを指示する場合、この情報は、補助情報と呼ばれてもよい。この情報に運ばれた受信端ＩＤがこのシグナリング受信端ＩＤにマッチングしない場合、この情報受信端は、リソースを選択又は予約する時にこの情報におけるリソース指示関連情報に基づいてデコーディングしてリソース位置を算出し、且つそれらを除外するする必要がある。

又は、
第二の機器により受信された情報には第一の識別子と第二の識別子がともに含まれるとともに、同じ指示ドメインにおいて指示される場合、この指示ドメインがこの情報が補助情報伝送をトリガーするためのトリガー情報であることを指示する場合、この情報は、補助情報伝送をトリガーするためのトリガー情報と呼ばれてもよい。この情報に運ばれた受信端ＩＤがこのシグナリング受信端ＩＤにマッチングする場合、この情報受信端は、リソースを予約する時にこの情報におけるリソース指示関連情報に基づいてデコーディングしてリソース位置を算出し、且つそれらを候補リソースとしてリストし又はこれらのリソースを直接に予約し、情報伝送を補助するために用いられる必要がある。

又は、
第二の機器により受信された情報には第一の識別子と第二の識別子がともに含まれるとともに、同じ指示ドメインにおいて指示される場合、この指示ドメインがこの情報が補助情報伝送をトリガーするためのトリガー情報であることを指示する場合、この情報は、補助情報伝送をトリガーするためのトリガー情報と呼ばれてもよい。この情報に運ばれた受信端ＩＤがこのシグナリング受信端ＩＤにマッチングしない場合、この情報受信端は、リソースを選択又は予約する時にこの情報におけるリソース指示関連情報に基づいてデコーディングしてリソース位置を算出し、且つそれらを除外するする必要がある。

又は、
第二の機器により受信された情報には第一の識別子と第二の識別子がともに含まれるとともに、同じ指示ドメインにおいて指示される場合、この指示ドメインがこの情報が補助情報でもなく補助情報伝送をトリガーするためのトリガー情報でもないことを指示する時、この情報受信端は、リソースを選択又は予約する時にこの情報におけるリソース指示関連情報に基づいてデコーディングしてリソース位置を算出し、且つそれらを除外するする必要がある。

以上をまとめると、本出願の実施例では、第一の機器によって少なくとも一つの第二の機器に第二の機器がデータ伝送のためにリソースを選択又は予約するように補助するための第一の情報を伝送し、既存のリソース割り当て方案及びシグナリングレベルでの修正が小さく、良好な互換性を有し、第二の機器の復調の複雑さを低減させ、システムオーバヘッドを低減させることができる。

図７に示すように、本出願の実施例は、第一の機器に用いられる情報送信装置７００をさらに提供し、この情報送信装置７００は、
少なくとも一つの第二の機器に第一の情報を送信するための送信モジュール７０１を含み、前記第一の情報は、第二の機器がデータ伝送のためにリソースを選択又は予約するように補助するために用いられる。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の情報は、
時間領域リソース指示情報と、
周波数領域リソース指示情報と、
時間領域リソース位置オフセット情報と、
周波数領域リソース位置オフセット情報と、
第一の情報送信端の識別子情報と、
第一の情報受信端の識別子情報と、
前記第一の情報のタイプ指示情報と、
前記第一の情報の機能指示情報と、
前記第一の情報の適用範囲指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の情報は、ターゲット情報に運ばれ、前記ターゲット情報は、
サイドリンク制御情報と、
下りリンク制御情報と、
無線リソース制御情報と、
直通リンク無線リソース制御情報と、
サイドリンクフィードバック制御情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記サイドリンク制御情報は、第一レベルのサイドリンク制御情報と第二レベルのサイドリンク制御情報とをさらに含む。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の情報の機能指示情報は、
前記第一の情報において指示されたリソースを優先的に選択し又は優先的に予約するよう第二の機器に指示することと、
前記第一の情報において指示されたリソースを非優先的に選択し又は非優先的に予約するよう第二の機器に指示することと、
前記第一の情報において指示されたリソースしか選択又は予約することができないよう第二の機器に指示することと、
前記第一の情報において指示されたリソースを選択又は予約することができないよう第二の機器に指示することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の情報の適用範囲指示情報は、
前記第一の情報がユニキャスト伝送タイプに適用することを指示することと、
前記第一の情報がグループキャスト伝送タイプに適用することを指示することと、
前記第一の情報がブロードキャスト伝送タイプに適用することを指示することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の情報のタイプ指示情報は、
前記第一の情報が非補助情報であることを指示することと、
前記第一の情報が補助情報であることを指示することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第一の指示ドメインによって前記タイプ指示情報を指示し、
又は、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第二の指示ドメインとのジョイントコーディングによって前記タイプ指示情報を指示し、
又は、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第三の指示ドメインのコードポイントによって前記タイプ指示情報を指示する。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第二の指示ドメイン及び／又は前記第三の指示ドメインは、
優先度指示ドメイン、リソース予約周期指示ドメイン、周波数領域リソース割り当て指示ドメイン、時間領域リソース割り当て指示ドメイン、復調リファレンス信号ＤＭＲＳモード指示ドメイン、第二レベルのＳＣＩフォーマット指示ドメイン、βオフセット指示ドメイン、ＤＭＲＳ配置タイプ指示ドメイン、変調コーディング方式指示ドメイン、ハイブリッド自動再送要求ＨＡＲＱプロセスＩＤ指示ドメイン、新規データ指示ＮＤＩ指示ドメイン、冗長バージョンＲＶ指示ドメイン、情報源端ＩＤ指示ドメイン、情報ターゲットＩＤ指示ドメイン、チャネル状態情報ＣＳＩ需要指示ドメイン、通信範囲需要指示ドメイン、領域識別子ＩＤ指示ドメインのうちの少なくとも一つを含む。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記ターゲット情報が第一レベルのサイドリンク制御情報、第二レベルのサイドリンク制御情報及び下りリンク制御情報のうちの少なくとも一つである場合、前記装置は、
前記ターゲット情報のフォーマットによって前記第一の情報が補助情報であるかどうかを指示し、
又は、前記ターゲット情報のスクランブル無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩによって前記第一の情報が補助情報であるかどうかを指示するための第一の指示モジュールをさらに含む。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記ターゲット情報が第二レベルのサイドリンク制御情報である場合、前記第一の情報は、特定のフォーマットの第二レベルのサイドリンク制御情報に運ばれ、前記装置は、
第一レベルのサイドリンク制御情報において第四の指示ドメインによって前記第二レベルのサイドリンク制御情報のフォーマットを指示するための第二の指示モジュールをさらに含み、
ここで、第四の指示ドメインは、
優先度指示ドメイン、リソース予約周期指示ドメイン、周波数領域リソース割り当て指示ドメイン、時間領域リソース割り当て指示ドメイン、復調リファレンス信号ＤＭＲＳモード指示ドメイン、第二レベルのＳＣＩフォーマット指示ドメイン、βオフセット指示ドメイン、ＤＭＲＳ配置タイプ指示ドメイン、変調コーディング方式指示ドメインのうちの少なくとも一つを含む。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の情報が補助情報である場合、前記ターゲット情報のスクランブルＲＮＴＩの生成方法は、
予め定義された値によって生成されることと、
予め定義されたスクランブルＲＮＴＩに等しいことと、
上位層により配置されたスクランブルＲＮＴＩに等しいことと、
リソースプールＩＤによって生成されることと、
情報源ＩＤによって生成されることと、
情報ターゲットＩＤによって生成されることと、
グループＩＤによって生成されることとのうちの少なくとも一つを含む。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記装置は、
前記第一の情報の伝送リソースによって前記第一の情報が補助情報であるかどうかを指示するための第三の指示モジュールをさらに含む。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の情報が補助情報である場合、前記第一の情報の伝送リソースは、
物理サイドリンクフィードバックチャネルと、
物理サイドリンクデータチャネルと、
専用リソースプールにおけるリソースと、
補助情報伝送をトリガーするトリガーメッセージにおいて指示されたリソースと、
リソースプールにおける特定のサブバンド上のリソースと、
リソースプールにおける特定のシンボル又は特定のサブフレーム上のリソースとのうちの少なくとも一つを含む。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における時間領域リソース指示情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第五の指示ドメインによって前記時間領域リソース指示情報を指示し、ここで、前記第五の指示ドメインの各コードポイントは、少なくとも一つの時間領域リソース指示情報にそれぞれ対応し、前記時間領域リソース指示情報は、時間領域リソース開始位置、時間領域リソース終了位置及び時間領域リソース長さのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第五の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第五の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインであり、
又は、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報においてビットマップｂｉｔｍａｐによって少なくとも一つの前記時間領域リソース指示情報を指示し、前記時間領域リソース指示情報は、時間領域リソース開始位置、時間領域リソース終了位置及び時間領域リソース長さのうちの少なくとも一つを含む。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における時間領域リソース長さ指示情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第六の指示ドメインによって前記時間領域リソース指示情報を指示し、ここで、前記第六の指示ドメインの各コードポイントは、一つの時間領域リソース長さにそれぞれ対応し、
ここで、前記第六の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第六の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における周波数領域リソース指示情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第七の指示ドメインによって前記周波数領域リソース指示情報を指示し、ここで、前記第七の指示ドメインにおける各コードポイントは、少なくとも一つの周波数領域リソースの位置情報にそれぞれ対応し、前記周波数領域リソースの位置情報は、周波数領域リソース開始位置、周波数領域リソース終了位置及び周波数領域リソース長さのうちの少なくとも一つを含む。

ここで、前記第七の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第七の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における時間領域リソース位置オフセット情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第八の指示ドメインによって前記時間領域リソース位置オフセット情報を指示し、ここで、前記第八の指示ドメインの各コードポイントは、一つの時間領域オフセット長さ値にそれぞれ対応し、前記第八の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第八の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における周波数領域リソース位置オフセット情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第九の指示ドメインによって前記周波数領域リソース位置オフセット情報を指示し、ここで、前記第九の指示ドメインの各コードポイントは、一つの周波数領域オフセット長さ値にそれぞれ対応し、前記第九の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第九の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における前記第一の情報の機能指示情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第十の指示ドメインによって前記機能指示情報を指示し、ここで、前記第十の指示ドメインの各コードポイントは、前記第一の情報の一つの機能にそれぞれ対応し、前記第十の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第十の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における前記第一の情報の適用範囲指示情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第十一の指示ドメインによって前記適用範囲指示情報を指示し、ここで、前記第十一の指示ドメインの各コードポイントは、前記第一の情報の一つの適用範囲に対応し、前記第十一の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第十の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。

本出願の実施例では、第一の機器によって少なくとも一つの第二の機器に第二の機器がデータ伝送のためにリソースを選択又は予約するように補助するための第一の情報を伝送し、既存のリソース割り当て方案及びシグナリングレベルでの修正が小さく、良好な互換性を有し、第二の機器の復調の複雑さを低減させ、システムオーバヘッドを低減させることができる。

本出願の実施例による情報送信装置は、図１から図５の方法の実施例における情報送信装置により実現された各プロセスを実現することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。

選択的に、本出願の実施例は、電子機器をさらに提供し、それは、プロセッサと、メモリと、メモリ上に記憶されており且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、上記情報送信方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。

注意すべきこととして、本出願の実施例における電子機器は、以上に記載のモバイル電子機器と非モバイル電子機器とを含む。

図８に示すように、本出願の実施例は、第二の機器に用いられるリソース処理装置８００をさらに提供し、前記装置は、
第一の機器により送信された第一の情報を受信するための受信モジュール８０１と、
前記第一の情報のデコーディング状況に応じて、データ伝送のためにリソースを選択又は予約するための処理モジュール８０２とを含む。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の情報は、
時間領域リソース指示情報と、
周波数領域リソース指示情報と、
時間領域リソース位置オフセット情報と、
周波数領域リソース位置オフセット情報と、
第一の情報送信端の識別子情報と、
第一の情報受信端の識別子情報と、
前記第一の情報のタイプ指示情報と、
前記第一の情報の機能指示情報と、
前記第一の情報の適用範囲指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の情報は、ターゲット情報に運ばれ、前記ターゲット情報は、
サイドリンク制御情報と、
下りリンク制御情報と、
無線リソース制御情報と、
直通リンク無線リソース制御情報と、
サイドリンクフィードバック制御情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記サイドリンク制御情報は、第一レベルのサイドリンク制御情報と第二レベルのサイドリンク制御情報とをさらに含む。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の情報の機能指示情報は、
前記第一の情報において指示されたリソースを優先的に選択し又は優先的に予約するよう第二の機器に指示することと、
前記第一の情報において指示されたリソースを非優先的に選択し又は非優先的に予約するよう第二の機器に指示することと、
前記第一の情報において指示されたリソースしか選択又は予約することができないよう第二の機器に指示することと、
前記第一の情報において指示されたリソースを選択又は予約することができないよう第二の機器に指示することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の情報の適用範囲指示情報は、
前記第一の情報がユニキャスト伝送タイプに適用することを指示することと、
前記第一の情報がグループキャスト伝送タイプに適用することを指示することと、
前記第一の情報がブロードキャスト伝送タイプに適用することを指示することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の情報のタイプ指示情報は、
前記第一の情報が非補助情報であることを指示することと、
前記第一の情報が補助情報であることを指示することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記装置は、
前記第一の情報のタイプを決定するためのタイプ決定モジュールをさらに含み、
ここで、前記の、前記第一の情報のタイプを決定する方法は、
前記第一の情報における第一の情報タイプ指示情報により指示された内容に基づいて前記第一の情報が補助情報であるかどうかを判断することと、
前記第一の情報のフォーマット及び／又は前記第一の情報のフォーマット長さに基づいて前記第一の情報が補助情報であるかどうかを判断することと、
前記第一の情報のスクランブルＲＮＴＩに基づいて前記第一の情報が補助情報であるかどうかを判断することと、
前記第一の情報の伝送リソースに基づいて前記第一の情報が補助情報であるかどうかを判断することとのうちの少なくとも一つを含む。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記処理モジュールは、
前記第一の情報が補助情報ではない場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを除外するための第一の処理サブモジュール、
及び／又は、
前記第一の情報が補助情報である場合、前記第一の情報により指示されたリソースをデータ伝送の候補リソースとし又は前記第一の情報により指示されたリソースを予約するための第二の処理サブモジュールを含む。

本出願の別の選択的な実施例として、前記処理モジュールは、
前記第一の情報が補助情報であり、且つ前記第一の情報受信端と第一の情報送信端との間の距離が予め設定された条件を満たす場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを候補リソースとし又は前記第一の情報により指示されたリソースを予約し、
又は、前記第一の情報が補助情報であり、且つ前記第一の情報受信端と第一の情報送信端との間の距離が予め設定された条件を満たさない場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを除外するための第六の処理サブモジュールを含む。

ここで、前記予め設定された条件は、ある距離閾値よりも大きく又は小さいことであってもよい。

本出願の別の選択的な実施例として、前記処理モジュールは、
前記第一の情報が補助情報であり、且つ前記第一の情報に含まれる第一の情報受信端の識別子情報が前記第二の機器の識別子情報にマッチングするとともに、前記第一の情報受信端と第一の情報送信端との間の距離が予め設定された条件を満たす場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを候補リソースとし又は前記第一の情報により指示されたリソースを予約し、
又は、前記第一の情報が補助情報であり、且つ前記第一の情報に含まれる第一の情報受信端の識別子情報が前記第二の機器の識別子情報にマッチングしないとともに、前記第一の情報受信端と第一の情報送信端との間の距離が予め設定された条件を満たさない場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを除外するための第七の処理サブモジュールを含む。

ここで、前記予め設定された条件は、ある距離閾値よりも大きく又は小さいことであってもよい。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記処理モジュールは、
前記第一の情報が補助情報であり、且つ前記第一の情報に含まれる第一の情報受信端の識別子情報が前記第二の機器の識別子情報にマッチングする場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを候補リソースとし又は前記第一の情報により指示されたリソースを予約するための第三の処理サブモジュール、
及び／又は、
前記第一の情報が補助情報であり且つ前記第一の情報に含まれる第一の情報受信端の識別子情報が前記第二の機器の識別子情報にマッチングしない場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを除外するための第四の処理サブモジュールを含む。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記処理モジュールは、
前記第一の情報が補助情報である場合、
前記第一の情報の機能指示情報が前記第一の情報において指示されたリソースを優先的に選択し又は優先的に予約するよう第二の機器に指示すれば、前記第一の情報により指示されたリソースを優先的に選択し又は優先的に予約し、
又は、
前記第一の情報の機能指示情報が前記第一の情報において指示されたリソースを非優先的に選択し又は非優先的に予約するよう第二の機器に指示すれば、前記第一の情報により指示されたリソースを非優先的に選択し又は非優先的に予約し、
又は、
前記第一の情報の機能指示情報が前記第一の情報において指示されたリソースしか選択又は予約することができないよう第二の機器に指示すれば、前記第一の情報により指示されたリソースを選択又は予約し、
又は、
前記第一の情報の機能指示情報が前記第一の情報において指示されたリソースを選択又は予約することができないよう第二の機器に指示すれば、前記第一の情報により指示されたリソースを除外するための第五の処理サブモジュールを含む。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記処理モジュールは、
前記第一の情報が補助情報である場合、
前記第一の情報の適用範囲指示情報が前記第一の情報がユニキャスト伝送タイプに適用することを指示すれば、前記第二の機器が現在、ユニキャスト伝送である場合、前記第一の情報により指示されたリソースに基づいてデータ伝送のためにリソースを選択又は予約し、
又は、
前記第一の情報の適用範囲指示情報が前記第一の情報がグループキャスト伝送タイプに適用することを指示すれば、前記第二の機器が現在、グループキャスト伝送である場合、前記第一の情報により指示されたリソースに基づいてデータ伝送のためにリソースを選択又は予約し、
又は、
前記第一の情報の適用範囲指示情報が前記第一の情報がブロードキャスト伝送タイプに適用することを指示すれば、前記第二の機器が現在、ブロードキャスト伝送である場合、前記第一の情報により指示されたリソースに基づいてデータ伝送のためにリソースを選択又は予約するための第六の処理サブモジュールを含む。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の情報により指示されたリソースは、
前記第一の情報に含まれる時間領域リソース指示情報に基づいて決定された時間領域リソースと、
前記第一の情報に含まれる周波数領域リソース指示情報に基づいて決定された周波数領域リソースと、
前記第一の情報に含まれる時間領域リソース指示情報と周波数領域リソース指示情報に基づいて決定された時間周波数リソースと、
前記第一の情報に含まれる時間領域リソース指示情報と時間領域リソース位置オフセット情報に基づいて決定された時間領域リソースと、
前記第一の情報に含まれる周波数領域リソース指示情報と周波数領域リソース位置オフセット情報に基づいて決定された周波数領域リソースと、
前記第一の情報に含まれる時間領域リソース指示情報、時間領域リソース位置オフセット情報、周波数領域リソース指示情報と周波数領域リソース位置オフセット情報に基づいて決定された時間周波数リソースとのうちの少なくとも一つを含む。

本出願の実施例では、第一の機器によって少なくとも一つの第二の機器に第二の機器がデータ伝送のためにリソースを選択又は予約するように補助するための第一の情報を伝送し、既存のリソース割り当て方案及びシグナリングレベルでの修正が小さく、良好な互換性を有し、第二の機器の復調の複雑さを低減させ、システムオーバヘッドを低減させることができる。

本出願の実施例による情報リソース処理装置は、図２から図５の方法の実施例におけるリソース処理装置により実現された各プロセスを実現することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。

選択的に、本出願の実施例は、電子機器をさらに提供し、プロセッサ、メモリと、メモリ上に記憶されており且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令を含み、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、上記リソース処理方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。

注意すべきこととして、本出願の実施例における電子機器は、以上に記載のモバイル電子機器と非モバイル電子機器を含む。

本出願の実施例における情報送信装置及び／又はリソース処理装置は、装置であってもよく、端末における部材、集積回路、又はチップであってもよい。この装置は、モバイル電子機器であってもよく、非モバイル電子機器であってもよい。例示的には、モバイル電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピュータ、車載電子機器、ウェアラブルデバイス、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ（ｕｌｔｒａ－ｍｏｂｉｌｅ ｐｅｒｓｏｎａｌ ｃｏｍｐｕｔｅｒ、ＵＭＰＣ）、ネットブック又はパーソナルデジタルアシスタント（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｄｉｇｉｔａｌ ａｓｓｉｓｔａｎｔ、ＰＤＡ）などであってもよく、非モバイル電子機器は、サーバ、ネットワーク接続型ストレージ（Ｎｅｔｗｏｒｋ Ａｔｔａｃｈｅｄ Ｓｔｏｒａｇｅ、ＮＡＳ）、パーソナルコンピュータ（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｃｏｍｐｕｔｅｒ、ＰＣ）、テレビ（ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ、ＴＶ）、預入支払機又はセルフサービス機などであってもよく、本出願の実施例に対して具体的に限定しない。

本出願の実施例における情報送信装置及び／又はリソース処理装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。このオペレーティングシステムは、アンドロイド（Ａｎｄｒｏｉｄ）オペレーティングシステムであってもよく、ｉｏｓオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例に対して具体的に限定しない。

図９は、本出願の各実施例を実現する電子機器（第一の機器又は第二の機器）のハードウェア構造概略図である。

この電子機器９００は、無線周波数ユニット９０１、ネットワークモジュール９０２、オーディオ出力ユニット９０３、入力ユニット９０４、センサ９０５、表示ユニット９０６、ユーザ入力ユニット９０７、インターフェースユニット９０８、メモリ９０９、及びプロセッサ９１０などの部材を含むが、それらに限らない。

当業者であれば理解できるように、電子機器９００は、各部材に給電する電源（例えば、電池）をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ９１０にロジック的に接続されてもよく、それにより電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。図９に示す電子機器構造は、電子機器に対する限定を構成せず、電子機器は、図示された部材の数よりも多く又は少ない部材、又はいくつかの部材の組み合わせ、又は異なる部材の配置を含んでもよく、ここでこれ以上説明しない。

ここで、無線周波数ユニット９０１は、少なくとも一つの第二の機器に第一の情報を送信するために用いられ、前記第一の情報は、第二の機器がデータ伝送のためにリソースを選択又は予約するように補助するために用いられ、
又は、
前記無線周波数ユニット９０１は、第一の機器により送信された第一の情報を受信するために用いられ、前記プロセッサ９１０は、前記第一の情報のデコーディング状況に応じて、データ伝送のためにリソースを選択又は予約するために用いられる。

本出願の実施例では、第一の機器によって少なくとも一つの第二の機器に第二の機器がデータ伝送のためにリソースを選択又は予約するように補助するための第一の情報を伝送し、既存のリソース割り当て方案及びシグナリングレベルでの修正が小さく、良好な互換性を有し、第二の機器の復調の複雑さを低減させ、システムオーバヘッドを低減させることができる。

理解すべきこととして、本出願の実施例では、無線周波数ユニット９０１は、情報の送受信又は通話中の信号の送受信に用いられてもよい。具体的には、基地局からの下りリンクのデータを受信してから、プロセッサ９１０に処理させ、また、上りリンクのデータを基地局に送信する。一般的には、無線周波数ユニット９０１は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限らない。なお、無線周波数ユニット９０１は、無線通信システムやネットワークを介して他の機器との通信を行うこともできる。

電子機器は、ネットワークモジュール９０２によりユーザのために無線のブロードバンドインターネットアクセスを提供し、例えばユーザによる電子メールの送受信、ウェブページの閲覧とストリーミングメディアへのアクセスなどを支援する。

オーディオ出力ユニット９０３は、無線周波数ユニット９０１又はネットワークモジュール９０２により受信された又はメモリ９０９に記憶されたオーディオデータをオーディオ信号に変換するとともに、音声として出力することができる。そして、オーディオ出力ユニット９０３は、電子機器９００により実行される特定の機能に関連するオーディオ出力（例えば、呼び信号受信音、メッセージ着信音など）を提供することもできる。オーディオ出力ユニット９０３は、スピーカ、ブザー及び受話器などを含む。

入力ユニット９０４は、オーディオ又はビデオ信号を受信するために用いられる。入力ユニット９０４は、グラフィックスプロセッサ（Ｇｒａｐｈｉｃｓ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ、ＧＰＵ）９０４１とマイクロホン９０４２を含んでもよく、グラフィックスプロセッサ９０４１は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置（例えば、カメラ）によって得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。処理された画像フレームは、表示ユニット９０６上に表示されてもよい。グラフィックスプロセッサ９０４１によって処理された画像フレームは、メモリ９０９（又は他の記憶媒体）に記憶されてもよく、又は無線周波数ユニット９０１又はネットワークモジュール９０２を介して送信されてもよい。マイクロホン９０４２は、音声を受信することができるとともに、このような音声をオーディオデータとして処理することができる。処理されたオーディオデータは、電話の通話モードにおいて、無線周波数ユニット９０１を介して移動通信基地局に送信することが可能なフォーマットに変換して出力されてもよい。

電子機器９００は、少なくとも一つのセンサ９０５、例えば光センサ、モーションセンサ及び他のセンサをさらに含む。具体的には、光センサは、環境光センサ及び接近センサを含み、ここで、環境光センサは、環境光の明暗に応じて、表示パネル９０６１の輝度を調整し、接近センサは、電子機器９００が耳元に移動した時、表示パネル９０６１及び／又はバックライトをオフにすることができる。モーションセンサの一種として、加速度計センサは、各方向（一般的には三軸）での加速度の大きさを検出することができ、静止時、重力の大きさ及び方向を検出することができ、電子機器姿勢（例えば、縦横スクリーン切り替え、関連ゲーム、磁力計姿勢キャリブレーション）の識別、振動識別関連機能（例えば、歩数計、タップ）などに適用することができる。センサ９０５は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなどをさらに含んでもよく、ここでこれ以上説明しない。

表示ユニット９０６は、ユーザにより入力された情報又はユーザに提供される情報を表示するために用いられる。表示ユニット９０６は、表示パネル９０６１を含んでもよく、液晶ディスプレイ（Ｌｉｑｕｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ Ｄｉｓｐｌａｙ、ＬＣＤ）、有機発光ダイオード（Ｏｒｇａｎｉｃ Ｌｉｇｈｔ－Ｅｍｉｔｔｉｎｇ Ｄｉｏｄｅ、ＯＬＥＤ）などの形式で表示パネル９０６１が配置されてもよい。

ユーザ入力ユニット９０７は、入力された数字又は文字情報の受信、及び電子機器のユーザによる設置及び機能制御に関するキー信号入力の発生に用いられてもよい。具体的には、ユーザ入力ユニット９０７は、タッチパネル９０７１及び他の入力機器９０７２を含む。タッチパネル９０７１は、タッチスクリーンとも呼ばれ、その上又は付近でのユーザによるタッチ操作（例えばユーザが指、タッチペンなどの任意の適切な物体又は付属品を使用してタッチパネル９０７１又はタッチパネル９０７１付近で行う操作）を収集することができる。タッチパネル９０７１は、タッチ検出装置とタッチコントローラという二つの部分を含んでもよい。ここで、タッチ検出装置は、ユーザによるタッチ方位を検出し、タッチ操作による信号を検出し、信号をタッチコントローラに配信する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、それをタッチポイント座標に変換してから、プロセッサ９１０に送信し、プロセッサ９１０から送信されてきたコマンドを受信して実行する。なお、抵抗式、静電容量式、赤外線及び表面音波などの様々なタイプを採用してタッチパネル９０７１を実現することができる。タッチパネル９０７１以外、ユーザ入力ユニット９０７は、他の入力機器９０７２を含んでもよい。具体的には、他の入力機器９０７２は、物理的キーボード、機能キー（例えば、音量制御ボタン、スイッチボタンなど）、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らず、ここでこれ以上説明しない。

さらに、タッチパネル９０７１は、表示パネル９０６１上に覆われもよく、タッチパネル９０７１は、その上又は付近でのタッチ操作を検出すると、プロセッサ９１０に配信して、タッチイベントのタイプを決定し、その後、プロセッサ９１０は、タッチイベントのタイプに応じて表示パネル９０６１上で該当する視覚出力を提供する。図９において、タッチパネル９０７１と表示パネル９０６１は、二つの独立した部材として電子機器の入力と出力機能を実現するものであるが、いくつかの実施例では、タッチパネル９０７１と表示パネル９０６１を統合して電子機器の入力と出力機能を実現してもよく、具体的には、ここでに対して限定しない。

インターフェースユニット９０８は、外部装置と電子機器９００との接続のためのインターフェースである。例えば、外部装置は、有線又は無線ヘッドフォンポート、外部電源（又は電池充電器）ポート、有線又は無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールを有する装置への接続用のポート、オーディオ入力／出力（Ｉ／Ｏ）ポート、ビデオＩ／Ｏポート、イヤホンポートなどを含んでもよい。インターフェースユニット９０８は、外部装置からの入力（例えば、データ情報、電力など）を受信するとともに、受信された入力を電子機器９００内の一つ又は複数の素子に伝送するために用いられてもよく、又は電子機器９００と外部装置との間でデータを伝送するために用いられてもよい。

メモリ９０９は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶するために用いられてもよい。メモリ９０９は、主にプログラム記憶領域とデータ記憶領域を含んでもよい。ここで、プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム（例えば、音声再生機能、画像再生機能など）などを記憶することができ、データ記憶領域は、携帯電話の使用により作成されたデータ（例えば、オーディオデータ、電話帳など）などを記憶することができる。なお、メモリ９０９は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリ、例えば少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の揮発性ソリッドステートメモリデバイスを含んでもよい。

プロセッサ９１０は、電子機器の制御センターであり、様々なインターフェースと線路によって電子機器全体の各部分に接続され、メモリ９０９内に記憶されたソフトウェアプログラム及び／又はモジュールを運行又は実行すること、メモリ９０９内に記憶されたデータを呼び出し、電子機器の様々な機能を実行し、データを処理することにより、電子機器全体をモニタリングする。プロセッサ９１０は、一つ又は複数の処理ユニットを含んでもよい。好ましくは、プロセッサ９１０は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを統合してもよい。ここで、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーションプログラムなどを処理するためのものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するためのものである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ９１０に統合されなくてもよい。

電子機器９００は、各部材に給電する電源（例えば、電池）をさらに含んでもよく、好ましくは、電源は、電源管理システムによってプロセッサ９１０にロジック的に接続されてもよく、それにより電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。

また、電子機器９００は、いくつかの示されていない機能モジュールを含み、ここでこれ以上説明しない。

本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体上にはプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、上記情報送信方法又はリソース処理方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。

ここで、前記プロセッサは、上記実施例に記載の電子機器におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ可読記憶媒体、例えばコンピュータリードオンリーメモリ（Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ、ＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ、ＲＡＭ）、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。

本出願の実施例は、チップをさらに提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行するために用いられ、上記情報送信方法又はリソース処理方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。

理解すべきこととして、本出願の実施例に言及されたチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。

理解できるように、本開示に記述されたこれらの実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード又はその組み合わせで実現されてもよい。ハードウェアの実現に対して、モジュール、ユニット、サブモジュール、サブユニットなどは、一つ又は複数の専用集積回路（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｓｐｅｃｉｆｉｃ Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ Ｃｉｒｃｕｉｔｓ、ＡＳＩＣ）、デジタルシグナルプロセッサ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｉｇｎａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ、ＤＳＰ）、デジタルシグナルプロセッシングデバイス（ＤＳＰ Ｄｅｖｉｃｅ、ＤＳＰＤ）、プログラマブルロジックデバイス（Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｌｏｇｉｃ Ｄｅｖｉｃｅ、ＰＬＤ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（Ｆｉｅｌｄ－Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｇａｔｅ Ａｒｒａｙ、ＦＰＧＡ）、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本出願前記機能を実行するための他の電子ユニット又はその組み合わせに実現されてもよい。

説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「……を１つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。なお、指摘すべきこととして、本出願の実施の形態における方法と装置の範囲は、図示又は討論された順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づいて基本的に同時である方式又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば記述されたものとは異なる手順で記述された方法を実行することができるとともに、様々なステップを追加、省略又は組み合わせることができる。また、いくつかの例を参照して記述された特徴は、他の例で組み合わせられることができる。

以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように、上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されることができる。無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者は、より好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本出願の技術案は、実質には又は従来の技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって具現化されてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体（例えばＲＯＭ／ＲＡＭ、磁気ディスク、光ディスク）に記憶され、一台の端末（携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器などであってもよい）に本出願の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の命令を含む。

以上は、図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記の具体的な実施の形態に限らない。上記の具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆で、本出願の趣旨と請求項が保護する範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、いずれも本出願の保護範囲に属する。

上述したように、本出願の具体的な実施の形態に過ぎず、本出願の保護範囲はこれに限らず、いかなる当業者が、本出願に掲示された技術範囲内で、容易に想定できる変化又は置換は、いずれも本出願の保護範囲に含まれるべきである。そのため、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲を基準とすべきである。

（関連出願の相互参照）
本出願は、２０２０年５月１２日に中国で提出された中国特許出願番号Ｎｏ．２０２０１０３９９１０３．５の優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。

別の選択的な実施例として、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における前記第一の情報の適用範囲指示情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第十一の指示ドメインによって前記適用範囲指示情報を指示し、ここで、前記第十一の指示ドメインの各コードポイントは、前記第一の情報の一つの適用範囲に対応し、前記第十一の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第十一の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。

別の選択的な実施例として、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における前記第一の情報の適用範囲指示情報を運ぶ場合、前記方法は、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報の第十一の指示ドメインに基づき、前記適用範囲指示情報を決定することをさらに含み、ここで、前記第十一の指示ドメインの各コードポイントは、前記第一の情報の一つの適用範囲に対応し、前記第十一の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第十一の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。第一の情報の適用範囲は、
前記第一の情報がユニキャスト伝送タイプに適用することを指示することと、
前記第一の情報がグループキャスト伝送タイプに適用することを指示することと、
前記第一の情報がブロードキャスト伝送タイプに適用することを指示することとのうちの少なくとも一つを含む。

第二の機器により受信されたＳＣＩ内に周波数領域リソース位置オフセット指示のみが存在する場合、リソースの周波数領域位置は、リソース周波数領域指示情報により指示された周波数領域位置に周波数領域リソース位置オフセット指示情報により指示されたオフセットを加えて得られる必要がある。

第二の機器により受信されたＳＣＩ内に時間周波数領域リソース位置オフセット指示がともに存在する場合、リソースの時間領域位置は、リソース時間領域指示情報により指示された時間領域位置に時間領域リソース位置オフセット指示情報により指示されたオフセットを加えて得られる必要があり、リソースの周波数領域位置は、リソース周波数領域指示情報により指示された周波数領域位置に周波数領域リソース位置オフセット指示情報により指示されたオフセットを加えて得られる必要がある。

選択的に、本出願の上記実施例では、前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における前記第一の情報の適用範囲指示情報を運ぶ場合、
前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第十一の指示ドメインによって前記適用範囲指示情報を指示し、ここで、前記第十一の指示ドメインの各コードポイントは、前記第一の情報の一つの適用範囲に対応し、前記第十一の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第十一の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである。

Claims (41)

1. 第一の機器に用いられる情報送信方法であって、
   少なくとも一つの第二の機器に第一の情報を送信することを含み、前記第一の情報は、第二の機器がデータ伝送のためにリソースを選択又は予約するように補助するために用いられる、情報送信方法。
2. 前記第一の情報は、
   時間領域リソース指示情報と、
   周波数領域リソース指示情報と、
   時間領域リソース位置オフセット情報と、
   周波数領域リソース位置オフセット情報と、
   第一の情報送信端の識別子情報と、
   第一の情報受信端の識別子情報と、
   前記第一の情報のタイプ指示情報と、
   前記第一の情報の機能指示情報と、
   前記第一の情報の適用範囲指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記第一の情報は、ターゲット情報に運ばれ、前記ターゲット情報は、
   サイドリンク制御情報と、
   下りリンク制御情報と、
   無線リソース制御情報と、
   直通リンク無線リソース制御情報と、
   サイドリンクフィードバック制御情報とのうちの少なくとも一つを含み、
   ここで、前記サイドリンク制御情報は、第一レベルのサイドリンク制御情報と第二レベルのサイドリンク制御情報とをさらに含む、請求項１に記載の方法。
4. 前記第一の情報の機能指示情報は、
   前記第一の情報において指示されたリソースを優先的に選択し又は優先的に予約するよう第二の機器に指示することと、
   前記第一の情報において指示されたリソースを非優先的に選択し又は非優先的に予約するよう第二の機器に指示することと、
   前記第一の情報において指示されたリソースしか選択又は予約することができないよう第二の機器に指示することと、
   前記第一の情報において指示されたリソースを選択又は予約することができないよう第二の機器に指示することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる、請求項２に記載の方法。
5. 前記第一の情報の適用範囲指示情報は、
   前記第一の情報がユニキャスト伝送タイプに適用することを指示することと、
   前記第一の情報がグループキャスト伝送タイプに適用することを指示することと、
   前記第一の情報がブロードキャスト伝送タイプに適用することを指示することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる、請求項２に記載の方法。
6. 前記第一の情報のタイプ指示情報は、
   前記第一の情報が非補助情報であることを指示することと、
   前記第一の情報が補助情報であることを指示することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる、請求項２に記載の方法。
7. 前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報を運ぶ場合、
   前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第一の指示ドメインによって前記タイプ指示情報を指示し、
   又は、
   前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第二の指示ドメインとのジョイントコーディングによって前記タイプ指示情報を指示し、
   又は、
   前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第三の指示ドメインのコードポイントによって前記タイプ指示情報を指示する、請求項２又は３に記載の方法。
8. 前記第二の指示ドメイン及び／又は前記第三の指示ドメインは、
   優先度指示ドメイン、リソース予約周期指示ドメイン、周波数領域リソース割り当て指示ドメイン、時間領域リソース割り当て指示ドメイン、復調リファレンス信号ＤＭＲＳモード指示ドメイン、第二レベルのＳＣＩフォーマット指示ドメイン、βオフセット指示ドメイン、ＤＭＲＳ配置タイプ指示ドメイン、変調コーディング方式指示ドメイン、ハイブリッド自動再送要求ＨＡＲＱプロセスＩＤ指示ドメイン、新規データ指示ＮＤＩ指示ドメイン、冗長バージョンＲＶ指示ドメイン、情報源端ＩＤ指示ドメイン、情報ターゲットＩＤ指示ドメイン、チャネル状態情報ＣＳＩ需要指示ドメイン、通信範囲需要指示ドメイン、領域識別子ＩＤ指示ドメインのうちの少なくとも一つを含む、請求項７に記載の方法。
9. 前記ターゲット情報が第一レベルのサイドリンク制御情報、第二レベルのサイドリンク制御情報及び下りリンク制御情報のうちの少なくとも一つである場合、前記方法は、
   前記ターゲット情報のフォーマットによって前記第一の情報が補助情報であるかどうかを指示すること、
   又は、
   前記ターゲット情報のスクランブル無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩによって前記第一の情報が補助情報であるかどうかを指示することをさらに含む、請求項３に記載の方法。
10. 前記ターゲット情報が第二レベルのサイドリンク制御情報である場合、前記方法は、
    前記第一の情報は、特定のフォーマットの第二レベルのサイドリンク制御情報に運ばれ、第一レベルのサイドリンク制御情報において第四の指示ドメインによって前記第二レベルのサイドリンク制御情報のフォーマットを指示することをさらに含み、
    ここで、第四の指示ドメインは、
    優先度指示ドメイン、リソース予約周期指示ドメイン、周波数領域リソース割り当て指示ドメイン、時間領域リソース割り当て指示ドメイン、復調リファレンス信号ＤＭＲＳモード指示ドメイン、第二レベルのＳＣＩフォーマット指示ドメイン、βオフセット指示ドメイン、ＤＭＲＳ配置タイプ指示ドメイン、変調コーディング方式指示ドメインのうちの少なくとも一つを含む、請求項９に記載の方法。
11. 前記第一の情報が補助情報である場合、前記ターゲット情報のスクランブルＲＮＴＩの生成方法は、
    予め定義された値によって生成されることと、
    予め定義されたスクランブルＲＮＴＩに等しいことと、
    上位層により配置されたスクランブルＲＮＴＩに等しいことと、
    リソースプールＩＤによって生成されることと、
    情報源ＩＤによって生成されることと、
    情報ターゲットＩＤによって生成されることと、
    グループＩＤによって生成されることとのうちの少なくとも一つを含む、請求項９に記載の方法。
12. 前記第一の情報の伝送リソースによって前記第一の情報が補助情報であるかどうかを指示することをさらに含む、請求項１に記載の方法。
13. 前記第一の情報が補助情報である場合、前記第一の情報の伝送リソースは、
    物理サイドリンクフィードバックチャネルと、
    物理サイドリンクデータチャネルと、
    専用リソースプールにおけるリソースと、
    補助情報伝送をトリガーするトリガーメッセージにおいて指示されたリソースと、
    リソースプールにおける特定のサブバンド上のリソースと、
    リソースプールにおける特定のシンボル又は特定のサブフレーム上のリソースとのうちの少なくとも一つを含む、請求項１２に記載の方法。
14. 前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における時間領域リソース指示情報を運ぶ場合、
    前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第五の指示ドメインによって前記時間領域リソース指示情報を指示し、ここで、前記第五の指示ドメインの各コードポイントは、少なくとも一つの時間領域リソース指示情報にそれぞれ対応し、前記時間領域リソース指示情報は、時間領域リソース開始位置、時間領域リソース終了位置及び時間領域リソース長さのうちの少なくとも一つを含み、
    ここで、前記第五の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第五の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインであり、
    又は、
    前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報においてビットマップｂｉｔｍａｐによって少なくとも一つの前記時間領域リソース指示情報を指示し、前記時間領域リソース指示情報は、時間領域リソース開始位置、時間領域リソース終了位置及び時間領域リソース長さのうちの少なくとも一つを含む、請求項２前記方法。
15. 前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における時間領域リソース長さ指示情報を運ぶ場合、
    前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第六の指示ドメインによって前記時間領域リソース指示情報を指示し、ここで、前記第六の指示ドメインの各コードポイントは、一つの時間領域リソース長さ値にそれぞれ対応し、
    ここで、前記第六の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第六の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである、請求項２前記方法。
16. 前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における周波数領域リソース指示情報を運ぶ場合、
    前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第七の指示ドメインによって前記周波数領域リソース指示情報を指示し、ここで、前記第七の指示ドメインにおける各コードポイントは、少なくとも一つの周波数領域リソースの位置情報にそれぞれ対応し、前記周波数領域リソースの位置情報は、周波数領域リソース開始位置、周波数領域リソース終了位置及び周波数領域リソース長さのうちの少なくとも一つを含み、
    ここで、前記第七の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第七の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである、請求項２に記載の方法。
17. 前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における時間領域リソース位置オフセット情報を運ぶ場合、
    前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第八の指示ドメインによって前記時間領域リソース位置オフセット情報を指示し、ここで、前記第八の指示ドメインの各コードポイントは、一つの時間領域オフセット長さ値にそれぞれ対応し、前記第八の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第八の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである、請求項２に記載の方法。
18. 前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における周波数領域リソース位置オフセット情報を運ぶ場合、
    前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第九の指示ドメインによって前記周波数領域リソース位置オフセット情報を指示し、ここで、前記第九の指示ドメインの各コードポイントは、一つの周波数領域オフセット長さ値にそれぞれ対応し、前記第九の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第九の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである、請求項２に記載の方法。
19. 前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における前記第一の情報の機能指示情報を運ぶ場合、
    前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第十の指示ドメインによって前記機能指示情報を指示し、ここで、前記第十の指示ドメインの各コードポイントは、前記第一の情報の一つの機能にそれぞれ対応し、前記第十の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第十の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである、請求項２又は４に記載の方法。
20. 前記第一の機器が第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報によって前記第一の情報における前記第一の情報の適用範囲指示情報を運ぶ場合、
    前記第一レベルのサイドリンク制御情報及び／又は第二レベルのサイドリンク制御情報において第十一の指示ドメインによって前記適用範囲指示情報を指示し、ここで、前記第十一の指示ドメインの各コードポイントは、前記第一の情報の一つの適用範囲に対応し、前記第十一の指示ドメインは、独立した指示ドメインであり、又は、前記第十一の指示ドメインは、ジョイントコーディングする指示ドメインである、請求項２又は５に記載の方法。
21. 第二の機器に用いられるリソース処理方法であって、
    第一の機器により送信された第一の情報を受信することと、
    前記第一の情報のデコーディング状況に応じて、データ伝送のためにリソースを選択又は予約することとを含む、リソース処理方法。
22. 前記第一の情報は、
    時間領域リソース指示情報と、
    周波数領域リソース指示情報と、
    時間領域リソース位置オフセット情報と、
    周波数領域リソース位置オフセット情報と、
    第一の情報送信端の識別子情報と、
    第一の情報受信端の識別子情報と、
    前記第一の情報のタイプ指示情報と、
    前記第一の情報の機能指示情報と、
    前記第一の情報の適用範囲指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、請求項２１に記載の方法。
23. 前記第一の情報は、ターゲット情報に運ばれ、前記ターゲット情報は、
    サイドリンク制御情報と、
    下りリンク制御情報と、
    無線リソース制御情報と、
    直通リンク無線リソース制御情報と、
    サイドリンクフィードバック制御情報とのうちの少なくとも一つを含み、
    ここで、前記サイドリンク制御情報は、第一レベルのサイドリンク制御情報と第二レベルのサイドリンク制御情報とをさらに含む、請求項２１に記載の方法。
24. 前記第一の情報の機能指示情報は、
    前記第一の情報において指示されたリソースを優先的に選択し又は優先的に予約するよう第二の機器に指示することと、
    前記第一の情報において指示されたリソースを非優先的に選択し又は非優先的に予約するよう第二の機器に指示することと、
    前記第一の情報において指示されたリソースしか選択又は予約することができないよう第二の機器に指示することと、
    前記第一の情報において指示されたリソースを選択又は予約することができないよう第二の機器に指示することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる、請求項２２に記載の方法。
25. 前記第一の情報の適用範囲指示情報は、
    前記第一の情報がユニキャスト伝送タイプに適用することを指示することと、
    前記第一の情報がグループキャスト伝送タイプに適用することを指示することと、
    前記第一の情報がブロードキャスト伝送タイプに適用することを指示することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる、請求項２２に記載の方法。
26. 前記第一の情報のタイプ指示情報は、
    前記第一の情報が非補助情報であることを指示することと、
    前記第一の情報が補助情報であることを指示することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる、請求項２２に記載の方法。
27. 前記の、前記第一の情報のデコーディング状況に応じて、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する前に、前記方法は、
    前記第一の情報のタイプを決定することをさらに含み、
    ここで、前記の、前記第一の情報のタイプを決定する方法は、
    前記第一の情報における第一の情報タイプ指示情報により指示された内容に基づいて前記第一の情報が補助情報であるかどうかを判断することと、
    前記第一の情報のフォーマット及び／又は前記第一の情報のフォーマット長さに基づいて前記第一の情報が補助情報であるかどうかを判断することと、
    前記第一の情報のスクランブルＲＮＴＩに基づいて前記第一の情報が補助情報であるかどうかを判断することと、
    前記第一の情報の伝送リソースに基づいて前記第一の情報が補助情報であるかどうかを判断することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項２１に記載の方法。
28. 前記の、前記第一の情報のデコーディング状況に応じて、データ伝送のためにリソースを選択又は予約することは、
    前記第一の情報が補助情報ではない場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを除外すること、
    又は、
    前記第一の情報が補助情報である場合、前記第一の情報により指示されたリソースをデータ伝送の候補リソースとし又は前記第一の情報により指示されたリソースを予約することを含む、請求項２１に記載の方法。
29. 前記の、前記第一の情報のデコーディング状況に応じて、データ伝送のためにリソースを選択又は予約することは、
    前記第一の情報が補助情報であり、且つ前記第一の情報に含まれる第一の情報受信端の識別子情報が前記第二の機器の識別子情報にマッチングする場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを候補リソースとし又は前記第一の情報により指示されたリソースを予約すること、
    又は、
    前記第一の情報が補助情報であり且つ前記第一の情報に含まれる第一の情報受信端の識別子情報が前記第二の機器の識別子情報にマッチングしない場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを除外することを含む、請求項２１に記載の方法。
30. 前記の、前記第一の情報のデコーディング状況に応じて、データ伝送のためにリソースを選択又は予約することは、
    前記第一の情報が補助情報である場合、
    前記第一の情報の機能指示情報が前記第一の情報において指示されたリソースを優先的に選択し又は優先的に予約するよう第二の機器に指示すれば、前記第一の情報により指示されたリソースを優先的に選択し又は優先的に予約すること、
    又は、
    前記第一の情報の機能指示情報が前記第一の情報において指示されたリソースを非優先的に選択し又は非優先的に予約するよう第二の機器に指示すれば、前記第一の情報により指示されたリソースを非優先的に選択し又は非優先的に予約すること、
    又は、
    前記第一の情報の機能指示情報が前記第一の情報において指示されたリソースしか選択又は予約することができないよう第二の機器に指示すれば、前記第一の情報により指示されたリソースを選択又は予約すること、
    又は、
    前記第一の情報の機能指示情報が前記第一の情報において指示されたリソースを選択又は予約することができないよう第二の機器に指示すれば、前記第一の情報により指示されたリソースを除外することを含む、請求項２１又は２４に記載の方法。
31. 前記の、前記第一の情報のデコーディング状況に応じて、データ伝送のためにリソースを選択又は予約することは、
    前記第一の情報が補助情報である場合、
    前記第一の情報の適用範囲指示情報が前記第一の情報がユニキャスト伝送タイプに適用することを指示すれば、前記第二の機器が現在、ユニキャスト伝送である場合、前記第一の情報により指示されたリソースに基づいてデータ伝送のためにリソースを選択又は予約すること、
    又は、
    前記第一の情報の適用範囲指示情報が前記第一の情報がグループキャスト伝送タイプに適用することを指示すれば、前記第二の機器が現在、グループキャスト伝送である場合、前記第一の情報により指示されたリソースに基づいてデータ伝送のためにリソースを選択又は予約すること、
    又は、
    前記第一の情報の適用範囲指示情報が前記第一の情報がブロードキャスト伝送タイプに適用することを指示すれば、前記第二の機器が現在、ブロードキャスト伝送である場合、前記第一の情報により指示されたリソースに基づいてデータ伝送のためにリソースを選択又は予約することを含む、請求項２１又は２５に記載の方法。
32. 前記第一の情報により指示されたリソースは、
    前記第一の情報に含まれる時間領域リソース指示情報に基づいて決定された時間領域リソースと、
    前記第一の情報に含まれる周波数領域リソース指示情報に基づいて決定された周波数領域リソースと、
    前記第一の情報に含まれる時間領域リソース指示情報と周波数領域リソース指示情報に基づいて決定された時間周波数リソースと、
    前記第一の情報に含まれる時間領域リソース指示情報と時間領域リソース位置オフセット情報に基づいて決定された時間領域リソースと、
    前記第一の情報に含まれる周波数領域リソース指示情報と周波数領域リソース位置オフセット情報に基づいて決定された周波数領域リソースと、
    前記第一の情報に含まれる時間領域リソース指示情報、時間領域リソース位置オフセット情報、周波数領域リソース指示情報と周波数領域リソース位置オフセット情報に基づいて決定された時間周波数リソースとのうちの少なくとも一つを含む、請求項２８に記載の方法。
33. 第一の機器に用いられる情報送信装置であって、
    少なくとも一つの第二の機器に第一の情報を送信するための送信モジュールを含み、前記第一の情報は、第二の機器がデータ伝送のためにリソースを選択又は予約するように補助するために用いられる、情報送信装置。
34. 前記第一の情報は、
    時間領域リソース指示情報と、
    周波数領域リソース指示情報と、
    時間領域リソース位置オフセット情報と、
    周波数領域リソース位置オフセット情報と、
    第一の情報送信端の識別子情報と、
    第一の情報受信端の識別子情報と、
    前記第一の情報のタイプ指示情報と、
    前記第一の情報の機能指示情報と、
    前記第一の情報の適用範囲指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、請求項３３に記載の装置。
35. 前記第一の情報は、ターゲット情報に運ばれ、前記ターゲット情報は、
    サイドリンク制御情報と、
    下りリンク制御情報と、
    無線リソース制御情報と、
    直通リンク無線リソース制御情報と、
    サイドリンクフィードバック制御情報とのうちの少なくとも一つを含み、
    ここで、前記サイドリンク制御情報は、第一レベルのサイドリンク制御情報と第二レベルのサイドリンク制御情報とをさらに含む、請求項３３に記載の装置。
36. 第二の機器に用いられるリソース処理装置であって、
    第一の機器により送信された第一の情報を受信するための受信モジュールと、
    前記第一の情報のデコーディング状況に応じて、データ伝送のためにリソースを選択又は予約するための処理モジュールとを含む、リソース処理装置。
37. 前記処理モジュールは、
    前記第一の情報が補助情報ではない場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを除外するための第一の処理サブモジュール、
    及び／又は、
    前記第一の情報が補助情報である場合、前記第一の情報により指示されたリソースをデータ伝送の候補リソース又は予約リソースとするための第二の処理サブモジュールを含む、請求項３６に記載の装置。
38. 前記処理モジュールは、
    前記第一の情報が補助情報であり、且つ前記第一の情報に含まれる第一の情報受信端の識別子情報が前記第二の機器の識別子情報にマッチングする場合、前記第一の情報により指示されたリソースをデータ伝送の候補リソース又は予約リソースとするための第三の処理サブモジュール、
    及び／又は、
    前記第一の情報が補助情報であり且つ前記第一の情報に含まれる第一の情報受信端の識別子情報が前記第二の機器の識別子情報にマッチングしない場合、データ伝送のためにリソースを選択又は予約する時に、前記第一の情報により指示されたリソースを除外するための第四の処理サブモジュールを含む、請求項３６に記載の装置。
39. 電子機器であって、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項１から２０のいずれか１項に記載の情報送信方法のステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項２１から３２のいずれか１項に記載のリソース処理方法のステップを実現する、電子機器。
40. 可読記憶媒体であって、前記可読記憶媒体にはプログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項１から２０のいずれか１項に記載の情報送信方法のステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項２１から３２のいずれか１項に記載のリソース処理方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
41. チップであって、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行するために用いられ、請求項１から２０のいずれか１項に記載の情報送信方法のステップ、又は、請求項２１から３２のいずれか１項に記載のリソース処理方法のステップを実現する、チップ。

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