JP2023525051A - 容器から流体を供給するための高流量タップ - Google Patents

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Abstract

流体容器に使用するためのタップ本体とバネボタンと弁とを含むタップディスペンサ組立体。タップ本体は、取付け部分と供給部分と上壁及び下壁を持つ流体通路とを含む。供給部分は、弁棒ガイドとガイド支持体とを含む。ガイド支持体は、下壁及び/又は上壁の上方に在る。弁は、バネボタンに接続され、弁棒ガイドの中へ滑動式に挿入される。タップディスペンサ組立体は、バネボタンが押されず弁が供給部分を密封する閉鎖位置と、バネボタンが押されて弁と供給部分との間のシールが破られてタップディスペンサ組立体からの流体の流出を許容する開放位置とを有する。

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年5月6日に提出された”High Flow Tap”と題する米国仮特許出願第63/020722号、2020年5月6日に提出された”Super Flow Tap”と題する米国仮特許出願第63/020727号及び2021年5月5日に提出された”High Flow Tap for Dispensing Fluids From A Container And Related Applications”と題する米国特許出願第17/308357号に関連するものであり、これに対する優先権を主張する。これら3つの出願の完全な対象及び内容は、参照によりその全体が本明細書に援用される。
本開示は、流体容器のためのタップディスペンサ、特に、タップディスペンサからの液体の流れを選択的に許容又は防止するために可動弁棒に接続された可撓性ボタンを持つタップディスペンサに関する。
概略的に、可撓性ボタンを持つタップディスペンサは、使い捨て流体容器に使用される。この種の容器は、剛性容器、可撓性容器又はバッグインボックス容器とすることができる。容器は、様々な粘度を持つ様々なタイプの液体を保持できる。高い粘度の流体の場合タップディスペンサから出る流量を増大しながら、供給が完了したらタップから出る流れを停止できることが、概ね望ましい。
本開示の特定の実施形態は、流体容器に使用するためのタップディスペンサを含む。タップディスペンサは、タップ本体と、バネボタンと、弁とを含む。タップ本体は、取付け部分と、通路部分と、供給部分とを含む。取付け部分は、流体容器の注ぎ口に接続するように構成される。通路部分は、取付け部分と供給部分を流動可能に接続し、下壁も含む。供給部分は、弁棒ガイドを含む。弁棒ガイドは、流体通路下壁の上方に在る。バネボタンは、供給部分に密封式に取り付けられる。弁は、弁体と弁棒とを有する。弁棒は、バネボタンに取り付けられ、弁棒ガイドに滑動式に挿入される。タップディスペンサは、バネボタンが押されず弁体が弁密封面と接触して流体が供給部分から流出するのを防止する閉鎖位置を持つ。タップディスペンサは、バネボタンが押されて弁体が弁密封面と接触せず流体が供給部分から流出するのを許容する開放位置を持つ。
供給部分は、弁棒ガイドに接続されたガイド支持体を含むことができ、ガイド支持体は通路部分の下壁の上方に位置できる。
供給部分は、内壁を含むことができ、ガイド支持体は、通路部分と半径方向反対側の内壁に配置できる。
供給部分は、弁密封面と保護シュラウドとを含むことができる。保護シュラウドは、弁密封面から半径方向外向きに離間できる。
保護シュラウドは、供給部分の弁密封面の下方に延びることができる。
弁は、 弁棒ガイドの中に受け入れられる弁棒と、タップディスペンサが閉鎖位置のとき弁密封面に係合するシール部分と、シール部分を弁棒と接続するフラット部分と、を含む。
取付け部分は、流体容器にネジ式に接続できる。
タップディスペンサは、バネボタンを取外し可能に被覆して、いたずら防止キャップが設置されているときバネボタンが押されるのを防止する、いたずら防止キャップを含むことができる。
供給部分は、ロックホールを含むフィンガ支持体を含むことができる。いたずら防止キャップは、カバー部分とロックタブとを含むことができる。ロックホールは、カバー部分が取り外される前及び後にロックタブを保持できる。
いたずら防止キャップのカバー部分は、取外しタブを含むことができる。
本開示の特定の実施形態は、流体容器に使用するためのタップディスペンサを含む。組立体は、タップ本体と、バネボタンと、弁と、を含む。タップ本体は、取付け部分と、通路部分と、供給部分とを含む。取付け部分は、流体容器の注ぎ口に接続するように構成される。通路部分は、取付け部分と供給部分を流動可能に接続し、上壁も含む。供給部分は、弁棒ガイドを含む。弁棒ガイドは、流体通路上壁の上方に在る。バネボタンは、供給部分に密封式に取り付けられる。弁は、バネボタンに取り付けられ、弁棒ガイドへ滑動式に挿入される。タップディスペンサは、バネボタンが押されず弁が供給部分と接触していて流体が供給部分から流出するのを防止する閉鎖位置を有する。タップディスペンサは、バネボタンが押されて弁体が供給部分と接触しておらず流体が供給部分から流出するのを許容する開放位置を有する。
供給部分は、弁棒ガイドに接続されたガイド支持体を含むことができ、ガイド支持体は、通路部分の上壁の上方に位置できる。
供給部分は、ボタン取付壁と上部チェンバとを含むことができる。上部チェンバは、ガイド支持体の上方でボタン取付壁の下方に配置できる。
供給部分は、弁密封面と保護シュラウドを含むことができる。保護シュラウドは、弁密封面から半径方向外向きに離間できる。
保護シュラウドは、供給部分の弁密封面の下方に延びることができる。
弁は、下部分と上部分とを持つ弁棒を含むことができる。下部分は上部分より厚く、弁棒ガイドの中に滑動可能に受け入れられる。
供給部分は、弁密封面とテーパー面とを含むことができる。テーパー面は、弁密封面の真上に位置できる。弁は可撓性シール面を含むことができる。可撓性シール面は、タップディスペンサが閉鎖位置のとき弁密封面に柔軟に係合できる。
タップディスペンサは、バネボタンを取外し可能に被覆して、いたずら防止キャップが設置されているときバネボタンが押されるのを防止するいたずら防止キャップを含むことができる。
供給部分は、ロックホールを含むフィンガ支持体を含むことができる。いたずら防止キャップは、カバー部分とロックタブとを含むことができる。ロックホールは、カバー部分が取り外される前及びその後にロックタブを保持できる。
いたずら防止キャップのカバー部分は、取外しタブを含むことができる。
図1は、本開示の形態に従った、閉鎖位置にあるタップ本体、バネボタン及び弁を有するタップディスペンサ組立体の断面図である。
図2は、開放位置にある図1のタップディスペンサ組立体の断面図である。
図3Aは、いたずら防止キャップが設置された状態の、閉鎖位置にある図1のタップディスペンサ組立体の斜視図である。
図3Bは、いたずら防止キャップが取り外された状態の、閉鎖位置にある図1のタップディスペンサ組立体の斜視図である。
図3Cは、いたずら防止キャップが取り外された状態の、開放位置にある図1のタップディスペンサ組立体の斜視図である。
図4は、いたずら防止キャップが設置された状態の、閉鎖位置にある図1のタップディスペンサ組立体の断面図である。
図5Aは、いたずら防止キャップが設置された状態の、図1のタップ本体供給部分の断面斜視図である。
図5Bは、図1はタップ本体の上面図である。
図6は、図1のタップディスペンサ組立体の弁及びタップ本体の一部分の拡大図である。
図7は、タップ本体が切り離された状態の図1のタップディスペンサ組立体の斜視図である。
図8Aは、本開示の形態に従った、別の取付け部分を持つ図1のタップディスペンサ組立体と同様のタップディスペンサ組立体の断面図である。
図8Bは、図8Aのタップディスペンサ組立体の斜視図である。
図9は、本開示の形態に従った、タップ本体とバネボタンと弁とを持つタップディスペンサ組立体の第2実施形態の断面図である。
図10は、開放位置にある図9のタップディスペンサ組立体の断面図である。
図11Aは、いたずら防止キャップが設置された状態の、閉鎖位置にある図9のタップディスペンサ組立体の斜視図である。
図11Bは、いたずら防止キャップが取り外された状態の、閉鎖位置にある図9のタップディスペンサ組立体の斜視図である。
図11Cは、いたずら防止キャップが取り外された状態の、開放位置にある図9のタップディスペンサ組立体の斜視図である。
図12は、いたずら防止キャップが設置された状態の、閉鎖位置にある図9のタップディスペンサ組立体の断面図である。
図13は、図9のタップディスペンサ組立体の斜視断面図である。
図14Aは、本開示の形態に従った、別の取付け部分を持つ図9のタップディスペンサ組立体と同様のタップディスペンサ組立体の断面図である。
図14Bは、図14Aのタップディスペンサ組立体の斜視図である。
図15Aは、タップ本体が閉鎖位置にある先行技術のタップディスペンサ組立体例の断面図である。
図15Bは、図15Aのタップ本体の上面図である。
図16は、図15Bのタップ本体と同様の別の先行技術のタップ本体例の上面図である。
流体製品を貯蔵し供給するように構成された剛性壁、可撓性容器又はバッグインボックス型容器に使用するように構成された、タップ本体と、可撓性ボタンと、弁棒と、弁シールと、を持つタップディスペンサ組立体例を開示する。タップディスペンサ組立体は、液体容器から出る流量を調節しかつ/又はこれを選択的に密封するように構成され、使用中位置とスタンバイ位置とを含むことができる。タップディスペンサ組立体は、容器のそれ以前の使用の証拠を示すために可撓性ボタンを被覆するためのいたずら防止キャップを含むこともできる。
次に図面を見ると、図1は、閉鎖位置にあるタップディスペンサ組立体100の断面図である。ディスペンサ組立体100は、タップ本体110と、バネボタン150と、弁170とを含む。
タップ本体110は、概ね円筒形の取付け部分112と、供給部分114と、通路部分116と、を有する。取付け部分112は、関連する流体容器の注ぎ口に接続する。取付け部分112は、容器注ぎ口の雄ネジ部に対応する雌ネジ部118を含むことができる。又、取付け部分112は、ディスペンサ組立体100を容器に取り付けるときタップ本体110と容器注ぎ口との間のシールを生成するための密封面120も含む。通路部分116は、上壁122と下壁124と側壁126とを有する。上壁122、下壁124及び側壁126は、取付け部分112を供給部分114と流動可能に接続する流体流路128を画定する。
供給部分114は、バネボタン150及び弁170を収容する。供給部分114は、バネボタン150の一部分を受け入れるためのボタン取付溝130を含む。供給部分114は、又、密封面132を含む。保護シュラウド134は、供給部分114から延びて、密封面132を取り囲む。保護シュラウド134は、密封面132から半径方向外向きに離間して、密封面132の下方へ延びる。供給部分114は、内壁136を有する。ガイド支持体138は、内壁136から延びて、弁棒ガイド140に取り付けられる。ガイド支持体138は、供給部分114内において通路部分116の反対側に配置される。ガイド支持体138及び弁棒ガイド140は、通路部分の下壁124の上方に在る。いくつかの実施形態において、タップ本体110は、エチレン、ポリプロピレン又はその他の同様の剛性プラスチックで作られる。
バネボタン150は、ドーム形の可撓性部分152と、弁棒受入れ部分154と、密封部分156と、を有する。密封部分156は、ボタン取付溝130の中へ設置される。設置されると、密封部分156は、バネボタンをタップ本体110に固定して、バネボタン150とタップ本体110との間の流体シール158を生成する。弁棒受入れ部分154は、弁棒開口160を形成する。バネボタン150は、熱可塑性エラストマで作ることができる。
弁170は、弁体172と弁棒174とを含む。組立て中、弁棒174は、弁棒ガイド140に滑動可能に挿入されて、バネボタン150の弁棒開口160内に保持される。弁体172は、可撓性シール面176を含む。閉鎖位置において、可撓性シール面176は、タップ本体の供給部分114の密封面132に対してシールを生成して、流体がタップディスペンサ組立体100から流出するのを防止する。弁体172は、可撓性シール面176と弁棒174との間にフラット部分178を含む。
図2は、開放位置にある図1のタップディスペンサ組立体100の断面図である。タップディスペンサ組立体100を開放位置にするためには、使用者は、バネボタン150を下向きに押して、可撓性部分152を変形する。弁棒受入れ部分154は、タップ本体110の弁棒ガイド140へ向かって下向きに移動する。開放位置において、弁棒受入れ部分154は、弁棒ガイド140に当接して、弁棒受入れ部分154の行程の下限を与える。弁棒受入れ部分154は、弁棒174が閉鎖位置から開放位置へ弁棒ガイド140を滑動するとき弁棒174を弁棒開口160内に保持する。弁体172の可撓性シール面176は、供給部分の密封面132から分離して、容器から、流体流路128を通過して、供給部分114から、可撓性シール面176の周りに、流路202を生成する。流路部分204は、ガイド支持体138と弁体172のフラット部分178との間を流れる。
使用者がタップディスペンサ組立体100からの流体の供給を望まなくなったら、使用者は、バネボタン150の上部から力を取り除くと、可撓性部分152は、バネボタン150を閉鎖位置へ跳ね返して、弁棒受入れ部分154、弁棒174及び弁体172を閉鎖位置へ戻す。その結果、可撓性シール面176と供給部分の密封面132とを接触させて、流路202及び流路部分204を閉じ、タップディスペンサ組立体100を密封する。
タップディスペンサ組立体100が開放位置にあるとき、ガイド支持体138が流体流路128の反対側で下壁124の上方に配置されることは、流路部分204及び流路202全体の乱流及び流れ抵抗を最小限に抑えるのに役立つ。単一場所における単一のガイド支持体138、ガイド支持体138の形状及び弁体172のフラット部分178の形状は、更に、乱流及び流れ抵抗を低減する。これに加えて、密封面132は、0.600インチ(15.2mm)の密封面直径を持つ先行技術の設計に比べて、約0.800インチ(20.3mm)の直径206を有する。直径206は、タップ組立体100が閉鎖位置にあるときの可撓性シール面176上のシールビード208の場所に対応する密封面132上で計測される。他の実施形態において、密封面直径は、0.650インチ~0.950インチ(16.5mm~24.1mm)の範囲である。通路部分116内の流体流路128は、断面積210を有する。本実施形態の断面積210は、0.2217平方インチ(1.43cm)の断面積を持つ先行設計に比較して約0.364平方インチ(2.35cm)である。別の実施形態において、断面積は、0.250平方インチ~0.506平方インチ(1.61cm~3.24cm)である。これより大きい密封面直径206及び断面積210は、更に、流体を供給するときの流れ抵抗を最小限に抑える。この乱流及び流れ抵抗を小さくすることによって、先行技術のタップディスペンサ組立体設計に比べて、特に粘度の高い液体の場合に供給中の流量増大が得られる。
図3Aは、いたずら防止キャップ302が設置された状態の閉鎖位置にある図1のタップディスペンサ組立体100の斜視図である。図3Bは、いたずら防止キャップ302が取り外された状態の、閉鎖位置にある図1のタップディスペンサ組立体100の斜視図である。図3Cは、いたずら防止キャップ302が取り外された状態の、開放位置にある図1のタップディスペンサ組立体100の斜視図である。
図3Aは、タップ本体110の取付け部分112、供給部分114及び通路部分116を示す。いたずら防止キャップ302は、ドーム形カバー部分304と2つのロックタブ306と取外しタブ308とを含む。カバー部分304は、剛性プラスチックで作られる。ロックタブ306は、刻み目面305によってカバー部分304に接続される。図3Aに示すように設置されると、カバー部分304は、バネボタン150を被覆して、バネボタン150が押されるのを防止する。供給部分114は、供給部分114の両側面に2つのフィンガ支持体310を含む。フィンガ支持体310は、使用者が掴むための場所を与え、使用者が流体の供給中にバネボタン150を押す間反力を与える。フィンガ支持体310は、フラットでタップ本体から水平に延びる先行技術の設計と比べて、使用中により快適で人間工学的であるように湾曲して上向きに傾斜する。フィンガ支持体310は、ロックホール312を含む。各ロックホール312は、いたずら防止キャップ302の対応するロックタブ306を受け入れる。ロックタブ306は、スナップ嵌め接続、接着剤、構成要素を音波溶接することによって及び/又はロックタブ306をロックホール312からその後取り外されるのを防止するための構成要素を取り付けるためのその他の同様の形式で、ロックホール312内に固定される。取外しタブ308は、カバー部分304から延びる。
図3Bから分かるように、タップディスペンサ組立体100の使用前に、使用者は、取外しタブ308を押し上げる。カバー部分304は、刻み目面305に沿ってロックタブ306から分離する、即ちロックタブ306から折り取られ、それによってバネボタン150を露出する。ロックタブ306は、ロックホール312内に残り、いたずら防止キャップ302のカバー部分304が取り外されたことがあることを使用者に示す。
図3Cは、バネボタン150が押されて弁体172が保護シュラウド134の下方に延びている状態の、開放位置にあるタップディスペンサ組立体100を示す。ロックホール312内のロックタブ306は、カバー部分304が取り外されたらタップディスペンサ組立体100が開放位置まで移動する能力を阻害しない。
図4は、いたずら防止キャップ302が設置された状態の、図1のタップディスペンサ組立体100の断面図である。いたずら防止キャップ302のカバー部分304は、バネボタン150と同様のドーム形を持つが、ギャップ402が、バネボタン150の不注意の移動を防止するためにカバー部分304とバネボタン150との間に形成され、それによって、弁棒174及び弁体172の移動及びその結果の流体の漏出を防止する。取外しタブ308は、タップ本体110の一部分から僅かに離間し、タップ本体の一部分から下向きに離れるように傾斜して、使用者が特殊なツールを必要とせずに自分の指でカバー部分304を取り外せるようにする。
図5Aは、図3Aのいたずら防止キャップ302が設置された状態の、図1のタップ本体110のタップ本体の供給部分114の断面斜視図である。図5Bは、図1のタップ本体110の上面図である。
ガイド支持体138は、内壁136から延び、弁棒ガイド140に取り付けられる。ガイド支持体138は内壁136において弁棒ガイド140の外径より広い。即ち、ガイド支持体138は、半径方向内向きに延びるにつれてテーパー状になる。ガイド支持体138は、流体流路128(図1)の上壁122(図1)とほぼ同じ高さまで、上向きに延びる。この実施形態のガイド支持体138は、複数の支持アームを含む先行技術のタップディスペンサ組立体の支持アームより大きい場合があるが、ガイド支持体138が流体流路128を横切り、流路下壁124の上方に配置されることは、より大きいサイズを埋め合わせる。
いたずら防止キャップ302のロックタブ306は、供給部分114のロックホール312にスナップ式に係合する。刻み目面305は、ロックタブ306をいたずら防止キャップ302のカバー部分304と接続する。
図6は、図1の弁体の可撓性シール面176、供給部分の密封面132及び供給部分のシュラウド134の拡大図である。
弁体の可撓性シール面176は、下縁602において0.014インチ(0.356mm)の厚みを持つことができる。供給部分の密封面132は、下縁604において0.008インチ(0.203mm)の厚みを持つことができる。いくつかの先行技術の可撓性タップディスペンサにおいて、弁体の可撓性シール面の下縁における厚みは、0.024インチ(0.700mm)であり、供給部分の密封面の下縁の厚みは、0.016インチ(0.406mm)である。本実施形態の可撓性シール面下縁602及び供給部分の密封面の下縁604の厚みの減少によって、弁体の可撓性シール面176と供給部分の密封面132は、相互により良く整合でき、より良いシールを生成できる。可撓性シール面下縁602の厚みの減少の結果としての密封能力の増大は、特に高い濃密な(solid)製品用において役立つ。供給部分のシュラウド134は、弁体の可撓性シール面176及び供給部分の密封面132から下方にかつ半径方向外向きに延びることによって、弁の下縁602と供給部分の密封面の下縁604の不注意の接触からの付加的保護となる。
図7は、通路部分116を通過して切り離された図1のタップディスペンサ組立体100の斜視図である。通路部分116内の流体流路128の断面積210は、上述のように、上壁122、下壁124及び側壁126の間に形成される。
図8Aは、閉鎖位置にある、別の取付け部分812を持つ図1のタップディスペンサ組立体と同様のタップディスペンサ組立体800の断面図である。図8Bは、閉鎖位置にある図8Aのタップディスペンサ組立体800の斜視図である。
図1のタップディスペンサ組立体100と同様、図8A及び8Bのタップディスペンサ組立体800は、円筒形取付け部分812と供給部分814と通路部分816とを持つタップ本体810を含む。第1実施形態の雌ネジ部118の代わりに、この実施形態の取付け部分812は、取付け部分812の外面820に1つ又は複数の突出部818を含む。取付け部分812は、バッグインボックス型容器などの容器の注ぎ口内に挿入されるように構成される。例えば、突出部818は、注ぎ口の内面の対応する溝に受け入れられる。容器の注ぎ口内に嵌入したら、突出部818は、取付け部分812を注ぎ口内に密封及び/又は固定するために使用できる。取付け部分812は、フランジ822も含む。フランジ812は、容器注ぎ口に当接して、取付け部分812を注ぎ口内に挿入できる内側限界を与えることができる。いくつかの実施形態において、取付け部分は、取付けの際にコルク式シールプレスで容器に取り付けてもよい。
図9は、閉鎖位置にある別のタップディスペンサ組立体900の断面図である。図1のタップディスペンサ組立体100と同様、タップディスペンサ組立体は、タップ本体910とバネボタン950と弁970とを含む。
この実施形態のタップ本体910は、概ね円筒形の取付け部分912と供給部分914と通路部分916とを有する。取付け部分912は、取付け部分912が容器注ぎ口に接続しこれを密封できるようにするために図1の取付け部分112と同様又は同一の雌ネジ部918及び密封突出部920を含むことができる。通路部分916は、又、上壁922と下壁924と側壁926とを有する。上壁922、下壁924及び側壁926は、取付け部分912を供給部分914と流動可能に接続する流体流路928を画定する。この実施形態において、下壁924は、密封突出部920の内面921と整列する。
供給部分914は、バネボタン950及び弁970を収容する。供給部分914は、ボタン取付壁930とボタン取付土台931とを有する。供給部分914は、又、密封面932とテーパー下面933と保護シュラウド934とを有する。図1の第1実施形態と同様、供給部分914は、弁棒ガイド940と、弁棒ガイド940を供給部分914に接続するためのガイド支持体938と、を含む。但し、第1実施形態と異なり、供給部分914は、複数のガイド支持体938を含み、ガイド支持体938及び弁棒ガイド940は、上壁922及び流体流路928の上方に在る。ガイド支持体938の上方でかつボタン取付壁930の下方の容積は、供給部分914内の上部キャビティ941を形成する。いくつかの実施形態において、タップ本体910は、エチレン、ポリプロピレン又はその他の同様の剛性プラスチックで作られる。
バネボタン950は、ドーム形可撓性部分952と、弁棒受入れ部分954と、内側密封部分956と、下側密封部分957と、を有する。内側密封部分956は、ボタン取付壁930に固定され、下側密封部分957は、ボタン取付土台931に固定されて、バネボタン950と供給部分914との間に固定し、シールを生成する。弁棒受入れ部分954は、弁棒開口960を形成する。バネボタン950は、熱可塑エラストマで作ることができる。
弁970は、弁体972と弁棒974とを含む。弁棒974は、上部分980と下部分982とを有する。下部分982は、上部分980より厚く、例えば、より大きい直径を有する。いくつかの実施形態において、上部分980は、0.150インチ(3.81mm)の直径を持ち、下部分982は、0.220インチ(5.59mm)の直径を持つ。組立て中、弁棒上部分980は、可撓性ボタン950の弁棒開口960の中へ挿入され、その内部に保持され、一方、下部分982は、弁棒ガイド940内部に滑動可能に保持される。弁体972は、可撓性シール面976と、弁棒下部分982と可撓性シール面976との間のドーム形部分978と、を含む。閉鎖位置において、可撓性シール面976は、タップ本体の供給部分914の密封面932に対してシールを生成して、流体がタップディスペンサ組立体900から流出するのを防止する。テーパー下面933と弁体ドーム形部分978の一部分は、閉鎖位置においてギャップ984を形成する。
図10は、開放位置にある図9のタップディスペンサ組立体900の断面図である。タップディスペンサ組立体900を開放位置にするためには、使用者は、バネボタン950を下向きに押して、可撓性部分952を変形する。弁棒受入れ部分954は、弁棒ガイド940へ向かって上部キャビティ941の中へ下向きに移動する。弁棒受入れ部分954は、弁棒上部分980を弁棒開口960内に保持し、その間、弁棒下部分982は、弁棒ガイド940を通って閉鎖位置から開放位置へ下向きに滑動する。弁棒下部分982の直径が大きいことは、より大きい剛性を弁棒974に与えて、弁体972を供給部分914の中心に維持して弁棒ガイド940と供給部分の密封面932との間の距離を相殺するのに役立つ。弁体972の可撓性シール面976は、供給部分の密封面932から離れて、容器から流体流路928を通過し、供給部分914から、可撓性シール面976の周りに流路1002を生成する。
使用者がタップディスペンサ組立体900からの流体の供給を望まなくなったら、使用者は、バネボタン950の上部から力を取り除き、可撓性部分952は、閉鎖位置へ跳ね返って、弁棒受入れ部分954、弁棒974及び弁棒972も閉鎖位置へ戻す。その結果、可撓性シール面976と供給部分の密封面932との間を再係合し、これらを接触させて、流路1002を閉鎖し、タップディスペンサ組立体900を密封する。
ガイド支持体938及び弁棒ガイド940が流体流路928の上方に在るので、ガイド支持体938及び弁棒ガイド940は、ガイド支持体938の数及び形状に関係なく、流体の流路1002を妨害しない。これに加えて、この実施形態の密封面932は、約1.300インチ(33.0mm)の直径1004を有する。他の実施形態において、密封面直径は、0.900~1.600インチ(22.9mm~40.6mm)である。直径1004は、タップディスペンサ組立体900が閉鎖位置にあるとき、可撓性シール面976上のシールビード1006の場所に対応する密封面932で計測される。通路部分916内の流体流路928は、断面積1008を有する。この実施形態の断面積1008は、約0.523平方インチ(3.37cm)である。他の実施形態において、断面積は、0.250平方インチ~0.796平方インチ(1.61cm~5.14cm)である。テーパー下面933(下向きに延びるにつれて半径方向外向きにフレア状になる)は、弁体ドーム形部分978と組み合わせると、流体が供給部分914を出るとき、流路1002において乱流を更に最小限に抑える。第1実施形態と同様、この乱流及び流れ抵抗を最小限に抑えることによって、先行技術のタップディスペンサ組立体設計に比べて、特に高い粘度の液体に関して、供給中に流量の増大が得られる。
図11Aは、いたずら防止キャップ1102が設置された状態の、閉鎖位置にある図9のタップディスペンサ組立体900の斜視図である。図11Bは、いたずら防止キャップ1102が取り外された状態の、閉鎖位置にある図9のタップディスペンサ組立体900の斜視図である。図11Cは、いたずら防止キャップ1102が取り外された状態の、開放位置にある図9のタップディスペンサ組立体900の斜視図である。
図11Aは、取付け部分912、供給部分914及び通路部分916の外側部分を示す。いたずら防止キャップ1102は、カバー部分1104と、2つのロックタブ1106と、取外しタブ1108とを含む。ロックタブ1106は、刻み目面1105によってカバー部分1104に接続される。いたずら防止キャップ1102は、剛性プラスチックで作られて、いたずら防止キャップ1102が設置されているときバネボタン950が押されるのを防止する。供給部分914は、供給部分914の両側面に2つのフィンガ支持体1110を含む。フィンガ支持体1110は、人間工学的であるように湾曲し上向きに傾斜する。フィンガ支持体は、いたずら防止キャップ1102のロックタブ1106を受け入れてこれを固定するためにロックホール1112を含む。取外しタブ1108は、カバー部分1104から下向きにかつ半径方向外向きに延びる。図示するように、取外しタブ1108は、タップディスペンサ組立体900の取付け部分912へ向かって延びる。この方向に取外しタブ1108が向くことによって、いたずら防止キャップ1102の不注意の取外しのリスクを最小限に抑えるのに役立つ。他の実施形態において、いたずら防止キャップ1102は、取外しタブ1108が図3のいたずら防止キャップ302及び取外しタブ308と同様に及びその方向と同様の方向に取付け部分912から離れて延びるように、設置できる。その代わりに、タップ100のいたずら防止キャップ302及び取外しタブ308は、図11A~11Cに示すいたずら防止キャップ1102及び取外しタブ1108と同様の構造及び向きを持つことができる。
タップディスペンサ組立体900を使用する前に、使用者は、取外しタブ1108を引き上げる。カバー部分1104は、刻み目面1105に沿ってロックタブ1106から分離し(例えば、これから折り取られ)、それによって図11Bに示すようにバネボタン950を露出する。ロックタブ1106は、ロックホール1112内に留まり、いたずら防止キャップ1102のカバー部分1104が取り外されたことがあることを使用者に知らせる。
図11Cは、バネボタン950が押されて弁体972が保護シュラウド934の下方に延びている状態の、開放位置にあるタップディスペンサ組立体900を示す。バネボタン950は、先行技術の設計が外径0.780インチ(19.8mm)を持つのに比べて0.950インチ(24.1mm)の外径1114を有する。他の実施形態において、密封面直径は、0.800インチ~1.100インチ(20.3mm~27.9mm)である。直径が大きくなる結果として、本実施形態のバネボタン950は、完全開放位置のとき生成される上向きの力が35ニュートンでしかない先行技術の設計に比較して、完全開放位置のとき42ニュートンの上向きの力を生成する。付加的力は、弁体972のより大きい密封面直径1004を埋め合わせる。バネボタン950は、0.640インチ(16.3mm)の高さの先行技術の設計と比較して0.660インチ(16.8mm)の高さである。
図12は、いたずら防止キャップ1102が設置された状態の、図9のタップディスペンサ組立体900の断面図である。いたずら防止キャップ1102のカバー部分1104は、バネボタン950と同様のドーム形を持つが、バネボタン950の不注意の移動を防止するために、カバー部分1104とバネボタン950との間にギャップ1202が形成されて、それによって弁棒974及び弁体972の移動を防止し、それによって流体の漏出を防止する。取外しタブ1108は、使用者が特殊なツールの必要なく自身の指でカバー部分1104を取り外せるようにするために、タップ本体110から僅かに離間する。
図13は、図9のタップディスペンサ組立体900の断面斜視図である。本実施形態は、弁棒ガイド940に接続された4つのガイド支持体938を有する。ガイド支持体938は、上壁922の上方に配置されるので、組立体900は、タップディスペンサ組立体900の流量に影響を与えることなく代わりにもっと多い又は少ないガイド支持体を持つことができる。ガイド支持体938の間のギャップ1302は、流体がガイド支持体938を通り過ぎて上部キャビティ941へ流れるように、及び上部キャビティ941から流れるようにして、タップディスペンサ組立体900を開閉するために使用者がバネボタン950を動かすとき、バネボタン950の移動及びその結果のガイド支持体938の上方の流体容積の変化に基づいて上部キャビティ941における真空又は圧力の蓄積を防止する。下壁924は、下壁924が密封突出部の内面921と整列するので湾曲形状を持つ。
図14Aは、閉鎖位置にある、別の取付け部分1412を持つ図9と同様のタップディスペンサ組立体1400の断面図である。図14Bは、閉鎖位置にある図14Aのタップディスペンサ組立体1400の斜視図である。
図9のタップディスペンサ組立体900と同様、タップディスペンサ組立体1400は、円筒形取付け部分1412と供給部分1414と通路部分1416とを持つタップ本体1410を含む。取付け部分1412は、取付け部分1412の外面1420に1つ又は複数の突出部1418を含み、バッグインボックス型容器又は注ぎ口を使用するその他のタイプの容器に使用される注ぎ口に挿入されるように構成される。取付け部分1412の内面1422は、通路部分1416の下壁1424と整列する。当業者であれば、タップディスペンサ組立体を取り付けるために容器の注ぎ口の別の設計に対応するために、他の同様の取付け部分を使用できることが分かるはずである。他の実施形態において、タップディスペンサ組立体は、取付け部分にコルク式シールプレスで容器に取り付けできる。
図15Aは、閉鎖位置にあるタップ本体1510を有する先行技術の可撓性タップディスペンサ例1500の断面図である。図15Bは、図15Aの可撓性タップディスペンサ1500のタップ本体1510の上面図である。タップ本体1510は、上壁1522と下壁1524とを有する流体流路1528を含む。タップ本体は、下壁1524の下方においてタップ本体1510に取り付けられかつ弁棒ガイド1540に取り付けられるガイド支持体1538を含む。図15Bのタップ本体1510は、4つの均等に間隔を置いたガイド支持体1538を含む。
図16は、図15Bと同様の先行技術の別のタップ本体1610の上面図である。図16のタップ本体1610は、2つの均等に間隔を置いたガイド支持体1638を含む。
下の表1は、図1のタップディスペンサ組立体100、図9のタップディスペンサ組立体900、図15A及び15Bの4つのガイド支持体を持つ先行技術のタップディスペンサ組立体1500及び図16のタップ本体1610を使用する先行技術のタップディスペンサ組立体を使用する実験データを示す。異なる粘度を持つ様々な流体を各タップディスペンサ組立体についてテストし、対応する流量をオンス/秒で計測した。下で示すように、図1のタップディスペンサ組立体100及び図9のタップディスペンサ組立体900の両方は、特に高い粘度の流体の場合、流量の著しい増大を示した。
Figure 2023525051000002
本出願に開示する新規の技法の範囲を逸脱することなく、様々な変更を加え、同等物に変えられることが、当業者には分かるはずである。更に、新規の技法の教示に特定の状況又は材料を合わせるために、その範囲から逸脱することなく多くの修正を加えることができる。したがって、新規技法は、開示する特定の技法に限定されず、請求項の範囲内に属する全ての技法を含むことを意図する。

Claims (20)

  1. 流体容器に使用するためのタップディスペンサであって、前記タップディスペンサが、
    取付け部分と、通路部分と、供給部分とを備えるタップ本体であって、
    前記取付け部分が前記流体容器の注ぎ口に接続するように構成され、
    前記通路部分が、
    前記取付け部分と前記供給部分を流動可能に接続し、かつ
    下壁を有し、
    前記供給部分が、前記通路部分の下壁の上方に配置される弁棒ガイドを備える、
    タップ本体と、
    前記供給部分に密封式に取り付けられたバネボタンと、
    前記バネボタンに取り付けられかつ前記弁棒ガイドに滑動式に挿入された弁と、
    を備え、
    前記タップディスペンサが、前記バネボタンが前記弁を前記供給部分と密封式に接触して保持して前記供給部分からの流体の流出を防止する非変形位置にある、閉鎖位置を有し、
    前記タップディスペンサが、前記バネボタンが下向きに変形されて、前記弁が前記供給部分と接触しないように前記弁を下向きに押して前記タップディスペンサからの流体の流出を許容する、開放位置を有する、
    タップディスペンサ。
  2. 前記供給部分が、更に、前記弁棒ガイドに接続されたガイド支持体を備え、前記ガイド支持体が前記通路部分の下壁の上方に配置される、請求項1に記載のタップディスペンサ。
  3. 前記供給部分が、更に内壁を備え、前記ガイド支持体が、前記通路部分の半径方向反対側の前記内壁に配置される、請求項2に記載のタップディスペンサ。
  4. 前記供給部分が、更に弁密封面と保護シュラウドとを備え、前記保護シュラウドが前記供給部分の弁密封面から半径方向外向きに離間する、請求項1に記載のタップディスペンサ。
  5. 前記保護シュラウドが、前記供給部分の弁密封面の下方に延びる、請求項4に記載のタップディスペンサ。
  6. 前記弁が、更に、前記弁棒ガイドの中へ受け入れられる弁棒と、前記タップディスペンサが前記閉鎖位置にあるとき前記弁密封面に係合するシール部分と、前記シール部分を前記弁棒と接続するフラット部分と、を備える、請求項4に記載のタップディスペンサ。
  7. 前記取付け部分が、前記流体容器にネジ式に接続される、請求項1に記載のタップディスペンサ。
  8. 剛性いたずら防止キャップが、前記バネボタンを取外し可能に被覆して、前記いたずら防止キャップが設置されているとき前記バネボタンが押されるのを防止する、請求項1に記載のタップディスペンサ。
  9. 前記供給部分が、更にフィンガ支持体を備え、前記フィンガ支持体が、更に、ロックホールを備え、前記いたずら防止キャップが、更にカバー部分とロックタブとを備え、前記ロックホールが、前記カバー部分が取り外される前及び後に前記ロックタブを保持する、請求項8に記載のタップディスペンサ。
  10. 前記いたずら防止キャップのカバー部分が、更に取外しタブを備える、請求項8に記載のタップディスペンサ。
  11. 流体容器に使用するためのタップディスペンサであって、前記タップディスペンサが、
    取付け部分と、通路部分と、供給部分とを備えるタップ本体であって、
    前記取付け部分が前記流体容器の注ぎ口に接続するように構成され、
    前記通路部分が、
    前記取付け部分と前記供給部分を流動可能に接続し、かつ
    上壁を有し、
    前記供給部分が、前記通路部分の上壁の上方に配置される弁棒ガイドを備える、
    タップ本体と、
    前記供給部分に密封式に取り付けられるバネボタンと、
    前記バネボタンに取り付けられかつ前記弁棒ガイドに滑動式に挿入される弁と、
    を備え、
    前記タップディスペンサが、前記バネボタンが前記弁を前記供給部分と接触して保持して前記供給部分からの流体の流出を防止する非変形位置にある、閉鎖位置を有し、
    前記タップディスペンサが、前記バネボタンが下向きに変形されて前記弁が前記供給部分と接触しないように前記弁を下へ押し下げて前記タップディスペンサからの流体の流出を許容する、開放位置を有する、
    タップディスペンサ。
  12. 前記供給部分が、更に前記弁棒ガイドに接続されたガイド支持体を備え、前記ガイド支持体が、前記通路部分の上壁の上方に配置される、請求項11に記載のタップディスペンサ。
  13. 前記供給部分が、更にボタン取付壁と上部チェンバとを備え、前記上部チェンバが前記ガイド支持体の上方でかつ前記ボタン取付壁の下方に配置される、請求項12に記載のタップディスペンサ。
  14. 前記供給部分が、更に、弁密封面と保護シュラウドとを備え、前記保護シュラウドが、前記弁密封面から半径方向外向きに離間する、請求項11に記載のタップディスペンサ。
  15. 前記保護シュラウドが、前記供給部分の前記弁密封面の下方に延びる、請求項14に記載のタップディスペンサ。
  16. 前記弁が、更に、弁棒下部分と弁棒上部分とを備え、前記弁棒下部分が、前記弁棒上部分より厚くかつ前記弁棒ガイドの中へ滑動式に受け入れられる、請求項1に記載のタップディスペンサ。
  17. 前記供給部分が、更に、弁密封面とテーパー面とを備え、前記テーパー面が、前記弁密封面の真上に在り、前記弁が可撓性シール面を含み、前記可撓性シール面が、前記タップディスペンサが前記閉鎖位置にあるとき前記弁密封面に可撓性に係合する、請求項11に記載のタップディスペンサ。
  18. 剛性いたずら防止キャップが、前記バネボタンを取外し可能に被覆して、前記いたずら防止キャップが設置されているとき前記バネボタンが押されるのを防止する、請求項11に記載のタップディスペンサ。
  19. 前記供給部分が、更にフィンガ支持体を備え、前記フィンガ支持体が、更にロックホールを備え、前記いたずら防止キャップが、更にカバー部分とロックタブとを備え、前記ロックホールが、前記カバー部分が取り外される前及びその後に前記ロックタブを保持する、請求項18に記載のタップディスペンサ。
  20. 前記いたずら防止キャップのカバー部分が、更に取外しタブを備える、請求項18に記載のタップディスペンサ。
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