JP2023523834A - アクセス方法および装置、ならびに通信システム - Google Patents

アクセス方法および装置、ならびに通信システム Download PDF

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Abstract

本出願の実施形態で提供されるアクセス方法および装置、ならびに通信システムは、異なるアクセスシナリオにおける端末の要件に基づいてネットワークへの柔軟なアクセスを実装することができる。方法は通信システムに適用され、通信システムはネットワーク制御装置および少なくとも1つの端末を含み、方法は以下を含む。ネットワーク制御装置は、アクセス構成情報を送り、アクセス構成情報は少なくとも1つの端末のアクセス様式を構成するために使用され、アクセス様式は第1のアクセス様式または第2のアクセス様式を含む。少なくとも1つの端末の中の第1の端末は、アクセス構成情報に基づいて第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送り、アクセス情報はアクセスを要求するために使用される。ネットワーク制御装置は、第1の端末からアクセス情報を受信する。

Description

本出願は通信分野に関し、より詳細には、通信分野におけるアクセス方法および装置、ならびに通信システムに関する。
個人化された運転経験に関する人々の要件の増加に伴い、インテリジェントコックピットサービスは、人々の運転プロセスにおいてますます重要な役割を果たしている。インテリジェントコックピットは通常、コックピット領域コントローラ(cockpit domain controller、CDC)、車両音響デバイス、車両マイクロフォン、車両ディスプレイ、インテリジェント端末、および別のポータブルデバイスなどの複数のデバイスを含む。CDCは、よりリッチなエンターテインメント、オーディオ、ビデオ、およびオフィス経験を人々に提供するために、ワイヤード様式またはワイヤレス様式において様々なデバイスに接続され、これらのデバイスと通信する。
通信技術の継続的な開発とともに、コックピット領域コントローラ(cockpit domain controller、CDC)は、CDCと(車両端末および/または非車両端末を含む)端末との間の通信を実装するために、ワイヤレス様式において(車両スピーカーおよび車両スクリーンなどの)車両端末および(ユーザのインテリジェント端末およびブルートゥースヘッドセットなどの)非車両端末に接続され得る。
既存のワイヤレス通信システムでは、端末は、従来のランダムアクセス様式、たとえば、競合ベースランダムアクセス様式においてネットワークデバイスにアクセスする。アクセス要件は、端末のランダムな到達に起因するポアソン分布に準拠する、すなわち、端末のアクセス要求は、時間の点でほぼ平均的である。端末がランダムアクセスを要求するとき、システムにおいてサービスされている別の端末がある。したがって、システムにおける大部分の利用可能な時間周波数リソースは、別の端末のサービスを維持し、保証するために使用され、制限された固定の時間周波数リソースのみがランダムアクセスのために割り振られる。
通常、コックピット領域において以下の2つの端末アクセスシナリオがある。
シナリオ1: 車両が電源投入されたばかりであるとき、コックピットの中の複数の車両端末はすべて、短時間でCDCへのアクセス要求を開始する。これは、端末がバッチアクセスまたはグループアクセスを実施するシナリオである。
シナリオ2: 車両が安定して走行した後、非車両端末がネットワークにアクセスする必要があるか、または車両端末のリンクに障害があり、車両端末が再びネットワークにアクセスする必要がある。これは端末ランダムアクセスシナリオである。
しかしながら、従来のランダムアクセス方法では、制限された時間周波数リソースは、非常に制限された端末アクセスのみを一度に搬送することができる。端末が上記の異なるアクセスシナリオにおける端末の要件に基づいてネットワークに柔軟にアクセスすることができないので、このことは端末の信頼できる通信を保証することができない。
本出願の実施形態は、異なるアクセスシナリオにおける端末の要件に基づいてネットワークに柔軟にアクセスし、それによって、通信効率およびリソース利用率を改善するための、アクセス方法および装置、ならびに通信システムを提供する。
第1の態様によれば、本出願の一実施形態は、アクセス方法を提供する。方法は通信システムに適用され、通信システムはネットワーク制御装置および少なくとも1つの端末を含み、方法は以下を含む。ネットワーク制御装置は、アクセス構成情報を送り、アクセス構成情報は少なくとも1つの端末のアクセス様式を構成するために使用され、アクセス様式は第1のアクセス様式または第2のアクセス様式を含む。少なくとも1つの端末の中の第1の端末は、アクセス構成情報に基づいて第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送り、アクセス情報はアクセスを要求するために使用される。ネットワーク制御装置は、第1の端末からアクセス情報を受信する。具体的には、上記の「アクセス」は初期アクセスである。
任意選択で、ネットワーク制御装置および少なくとも1つの端末はそれぞれ、複数の形態であってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、キャビンの中のCDCであってもよく、少なくとも1つの端末は、キャビンの中の少なくとも1つの車両端末であってもよく、車両製造業者は、CDCおよび少なくとも1つの車両端末をキャビンが属する車両に組み込む。
別の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、キャビンの中のCDCであってもよく、少なくとも1つの端末は、キャビンの中の車両端末または非車両端末のうちの少なくとも1つの端末を含んでもよい。
ネットワーク制御装置がアクセス構成情報を送る前に、少なくとも1つの端末は非接続状態である、すなわち、少なくとも1つの端末のうちのいずれもネットワークにアクセスしないかもしくはネットワーク制御装置への接続を確立しない、またはネットワーク制御装置への確立された接続が切断された後に再確立される必要があることに留意されたい。
本出願の本実施形態における非接続状態は、アイドル状態または非アクティブ状態を含んでもよいことにさらに留意されたい。
少なくとも1つの端末は少なくとも1つの端末タイプに属してもよいことに留意されたい。
任意選択で、端末タイプは第1の端末タイプまたは第2の端末タイプを含んでもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、第1の端末タイプは車両端末タイプであってもよく、第2の端末タイプは非車両端末タイプであってもよい。
たとえば、車両端末は、車両スピーカー、車両ディスプレイ、または車両マイクロフォンを含んでもよい。
別の例では、非車両端末は、インテリジェント端末、ブルートゥースヘッドセット、またはタブレットコンピュータを含んでもよい。
任意選択で、第1のアクセス様式は、競合ベースアクセス様式またはランダムアクセス様式を含んでもよく、第1のアクセス様式は、第1の端末タイプおよび第2の端末タイプの端末のアクセスが許可されることを示すために使用される。
任意選択で、第2のアクセス様式は、無競合アクセス、グループアクセス様式、またはバッチアクセス様式を含んでもよく、第2のアクセス様式は、第1の端末タイプのみの端末のアクセスが許可されることを示すために使用される。
任意選択で、アクセス構成情報は、複数の様式においてアクセス様式を構成するために使用されてもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、アクセス構成情報は少なくとも1つの第1のビットを含んでもよく、少なくとも1つの第1のビットはアクセス様式を構成するために使用される。
言い換えれば、アクセス構成情報はアクセス様式を直接示してもよい。
第2の可能な実装形態では、アクセス構成情報は第1の状態情報を含んでもよく、第1の状態情報はネットワーク制御装置の状態を示すために使用され、ネットワーク制御装置の状態は少なくとも1つの端末のアクセス様式を示してもよい。
言い換えれば、アクセス構成情報は、ネットワーク制御装置の状態を直接示し、ネットワーク制御装置の状態を使用することによって少なくとも1つの端末のアクセス様式を間接的に示してもよい。
任意選択で、ネットワーク制御装置の状態および端末のアクセス様式は1対1の対応であってもよく、または多対1の関係であってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、第1の状態または第2の状態を有してもよく、第1の状態は第1のアクセス様式に対応し、第2の状態は第2のアクセス様式に対応する。
第2の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置の状態は、第1の状態、第2の状態、第3の状態、または第4の状態を含んでもよく、第1の状態および第3の状態は第1のアクセス様式に対応し、第2の状態および第4の状態は第2のアクセス様式に対応する。
任意選択で、ネットワーク制御装置は、複数の様式においてアクセス構成情報を送ってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、アクセス構成情報を少なくとも1つの端末の各々に送ってもよい。
第2の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、マルチキャストメッセージを送ってもよく、マルチキャストメッセージは、アクセス構成情報およびマルチキャストアドレスを含む。
マルチキャストアドレスは、端末のグループのアドレスであり、このアドレスに送られるメッセージは、端末のグループによって識別され、受信されてもよいことに留意されたい。
たとえば、複数の端末は、端末1および端末2を含み、端末1および端末2は、第1の端末グループに属し、ネットワーク制御装置によって送られるマルチキャストメッセージは、リソース構成情報および第1の端末グループのマルチキャストアドレスを含む。対応して、端末1および端末2は、端末1および端末2がマルチキャストアドレスに対応する第1の端末グループに属すると決定し、マルチキャストメッセージを受信する。
任意選択で、マルチキャストメッセージは、端末数量情報をさらに含んでもよく、端末数量情報は、マルチキャストアドレスに対応する端末の数量を示すために使用される。
第3の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、システムブロードキャストメッセージを送ってもよく、システムブロードキャストメッセージはアクセス構成情報を含む。
本出願の本実施形態で提供されるアクセス方法によれば、ネットワーク制御装置は、マルチキャストメッセージまたはブロードキャストメッセージにおいてアクセス構成情報を含む。このことは、送信遅延を低減し、アクセス効率を改善することができる。
以下では、2つの異なるシナリオを使用することによって、少なくとも1つの端末の中の第1の端末がアクセス構成情報に基づいて第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る実装プロセスについて別々に説明する。
シナリオ1: アクセス様式は、第1のアクセス様式(たとえば、ランダムアクセスまたは競合ベースアクセス)であり、第1のアクセス様式は、第1の端末タイプの端末および第2の端末タイプの端末のアクセスが許可されることを示し、第1の端末は、第1の端末タイプまたは第2の端末タイプに属する。
任意選択で、シナリオ1において、少なくとも1つの端末の中の第1の端末がアクセス構成情報に基づいて第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送ることは、以下を含んでもよい。第1の端末は、第1のアクセス様式において事前構成された第1の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る。対応して、ネットワーク制御装置は、第1の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報を受信する。
少なくとも1つの端末の中の第1の端末がアクセス構成情報に基づいて第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る前に、第1の端末およびネットワーク制御装置は最初に、第1の時間周波数リソースを決定する必要がある。
任意選択で、第1の端末またはネットワーク制御装置は、複数の様式において第1の時間周波数リソースを決定してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、第1のリソース構成情報を第1の端末に事前に送ってもよく、第1のリソース構成情報は、第1の時間周波数リソースを構成するために使用される。対応して、第1の端末は、ネットワーク制御装置から第1のリソース構成情報を受信し、第1のリソース構成情報に基づいて第1の時間周波数リソースを決定してもよい。
第2の可能な実装形態では、第1の端末およびネットワーク制御装置は、時間領域におけるおよび周波数領域における第1の時間周波数リソースのロケーションに事前に合意してもよい。
第3の可能な実装形態では、第1の端末およびネットワーク制御装置は、第1の時間周波数リソースのロケーションを決定するためのルールに事前に合意してもよい。第1の端末およびネットワーク制御装置は、ルールに従って第1の時間周波数リソースを決定してもよい。
第1の時間周波数リソースは、事前構成された、制限された、かつ固定の時間周波数リソースであることに留意されたい。具体的には、第1の時間周波数リソースは、固定のロケーションおよび固定のサイズを有する時間領域リソースユニット(または時間領域長)と、固定のロケーションおよび固定のサイズを有する周波数領域リソースユニット(または周波数領域帯域幅)とを占有してもよい。
時間領域リソースユニットは、時間領域におけるスケジューリング粒度、たとえば、最小粒度として理解されてもよく、周波数領域リソースユニットは、周波数領域におけるスケジューリング粒度として理解されてもよいことにさらに留意されたい。
具体的には、時間領域リソースユニットは、スロット(slot)またはフレームであってもよいが、それに限定されず、フレームまたはスロットは、いくつかのシンボル(symbol)を含む。たとえば、シンボルは、直交周波数分割多重(orthogonal frequency division multiplexing、OFDM)シンボルである。周波数領域リソースユニットは、1つまたは複数のサブキャリアであってもよいが、それに限定されない。
たとえば、第1の時間周波数リソースが時間領域における各スロット(slot)の中の2つの固定のシンボル(symbol)を占有し、周波数領域におけるシステム帯域幅の中の2つの固定のサブキャリア(subcarrier)を占有することが通信プロトコルにおいて合意される。
別の例では、第1の時間周波数リソースがシステムの利用可能な時間周波数リソースの中の1つまたは複数の固定のリソースブロックを占有することが通信プロトコルにおいて合意される。
任意選択で、第1の端末のアクセス情報は、複数の様式において表されてもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、第1の端末のアクセス情報は第1の識別子を含んでもよく、第1の識別子は事前構成された識別子セットに属する。
言い換えれば、ネットワーク制御装置および第1の端末は、識別子セットを事前構成してもよい。識別子セットに属する識別子を受信するとき、ネットワーク制御装置は、識別子がアクセスを要求する端末に対応すると決定してもよい。
別の可能な実装形態では、第1の端末のアクセス情報は第1のアドレスを含んでもよく、第1のアドレスは事前構成されたアドレスセットに属する。
言い換えれば、ネットワーク制御装置および第1の端末は、アドレスセットを事前構成してもよい。アドレスセットに属するアドレスを受信するとき、ネットワーク制御装置は、アドレスがアクセスを要求する端末に対応すると決定してもよい。
任意選択で、第1の端末は、複数の様式において識別子セット(またはアドレスセット)を事前構成してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、識別子セット(またはアドレスセット)は、通信プロトコルにおいて事前定義されてもよく、第1の端末およびネットワーク制御装置は、通信プロトコルに基づいて識別子セット(またはアドレスセット)を決定してもよい。
第2の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、第1の構成情報を第1の端末に事前に送ってもよく、第1の構成情報は、識別子セット(またはアドレスセット)を構成するために使用される。対応して、第1の端末は、ネットワーク制御装置から第1の構成情報を受信し、第1の構成情報に基づいて識別子セット(またはアドレスセット)を構成する。
第3の可能な実装形態では、第1の端末およびネットワーク制御装置は、識別子セット(またはアドレスセット)に事前に合意してもよい。
既存のランダムアクセス方法では、端末は、アクセスを要求するために固定の制限された時間周波数リソース上でPRACHシーケンスをネットワークに送る必要があることに留意されたい。PRACHは信号に属するので、ネットワークデバイスの構文解析複雑性は比較的高い。
本出願の本実施形態で提供されるアクセス方法によれば、第1の端末は、アクセスを要求するためのPRACHの代わりにアクセス情報をネットワーク制御装置に送り、アクセス情報はデータに属する。このことは、ネットワーク制御装置の構文解析複雑性を低減し、通信効率を改善することができる。
第1の端末のアクセス情報はアクセスを要求するために使用されるので、ネットワーク制御装置は、アクセス情報に基づいて、端末がアクセスを要求することのみを知ることができるが、ネットワーク制御装置は、端末の真のアイデンティティを知らない。したがって、ネットワーク制御装置は、アクセスを要求する端末の真のアイデンティティを決定する必要がある。
任意選択で、方法は以下をさらに含んでもよい。ネットワーク制御装置は、第1の端末のアクセス情報に基づいてアイデンティティ情報要求を第1の端末に送り、アイデンティティ情報要求は第1のアイデンティティ情報を要求するために使用され、第1のアイデンティティ情報は第1の端末を識別するために使用される。
対応して、第1の端末は、ネットワーク制御装置からアイデンティティ情報要求を受信し、アイデンティティ情報要求に基づいて第1のアイデンティティ情報をネットワーク制御装置に送る。
対応して、ネットワーク制御装置は、第1の端末から第1のアイデンティティ情報を受信する。
任意選択で、アイデンティティ情報要求は、ネットワーク制御装置が第1のアイデンティティ情報を要求することを示すために使用されてもよく、アイデンティティ情報要求は、ネットワーク制御装置のアイデンティティ情報を含む。
ネットワーク制御装置のアイデンティティ情報は、ネットワーク制御装置がある通信領域の中のネットワーク制御装置を一意に識別することができる情報として理解されてもよいことに留意されたい。第1の端末の第1のアイデンティティ情報は、第1の端末がある通信領域の中の端末を一意に識別することができる情報として理解されてもよい。
任意選択で、本出願の本実施形態におけるアイデンティティ情報(たとえば、ネットワーク制御装置のアイデンティティ情報または端末の第1のアイデンティティ情報)は、以下、すなわち、デバイス識別子、媒体アクセス制御(media access control、MAC)アドレス、ソフトアドレス、またはショートアドレスのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
デバイス識別子は、端末を一意に識別することができる数字の列またはシリアル番号、たとえば、国際モバイル機器アイデンティティ(international mobile equipment identification number、IMEI)またはモバイル機器識別子(mobile equipment identifier、MEID)であることに留意されたい。
MACアドレスは、媒体アクセスレイヤにおいて使用されるアドレスであり、物理アドレスまたはハードウェアアドレスとも呼ばれることにさらに留意されたい。
ソフトアドレスは、端末の以前のアクセス中にネットワーク制御装置によって第1の端末に割り振られ、通信領域の中の端末を一意に識別することができるアドレスであってもよいことにさらに留意されたい。
ショートアドレスは、デバイス識別子、MACアドレス、またはソフトアドレスのうちの少なくとも1つの一部に基づいて取得されたアドレスであってもよいことにさらに留意されたい。
たとえば、ネットワーク制御装置は、第1の端末の上記のアドレスのうちのいずれか1つの10個の最下位ビットを使用することによってショートアドレスを生成してもよく、生成されたショートアドレスは、通信領域の中の第1の端末を一意に識別することができる。
可能な実装形態では、たとえば、アイデンティティ情報はデバイス識別コードである。ネットワーク制御装置および第1の端末は、デバイス識別コードの符号化ルールに事前に合意し、すなわち、デバイス識別コードの中の異なるフィールドが異なる意味を有することに事前に合意し、いくつかまたはすべてのフィールドを構文解析することによってネットワーク制御装置のアイデンティティ情報を取得してもよい。
任意選択で、アイデンティティ情報は、少なくとも1つのフィールドを含んでもよい。ネットワーク制御装置および第1の端末は、複数の様式において異なるフィールドの意味を定義してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、アイデンティティ情報は第1のフィールドを含んでもよく、第1のフィールドはデバイスタイプを示すために使用される。
別の可能な実装形態では、アイデンティティ情報は第2のフィールドを含んでもよく、第2のフィールドはデバイス機能を示すために使用される。
さらに別の可能な実装形態では、アイデンティティ情報は第3のフィールドを含んでもよく、第3のフィールドはデバイス番号を示すために使用される。
任意選択で、アイデンティティ情報要求はさらに、第2のリソース構成情報を搬送してもよく、第2のリソース構成情報は、第1のアイデンティティ情報のために使用される時間周波数リソースを構成するために使用される。対応して、第1の端末は、第2のリソース構成情報によって示された時間周波数リソース上で第1のアイデンティティ情報をネットワーク制御装置に送ってもよい。
第1のアイデンティティ情報を受信した後、ネットワーク制御装置は、第1のアイデンティティ情報と第1のアドレスとの間の対応を確立してもよく、すなわち、第1の端末の真のアイデンティティを決定してもよいことに留意されたい。
言い換えれば、ネットワーク制御装置が構文解析によって成功裡に第1のアイデンティティ情報を取得する場合、第1の端末は成功裡にアクセスを実施する。
任意選択で、第1の端末が成功裡にアクセスを実施すると決定するとき、ネットワーク制御装置は、スケジューリング情報を第1の端末に送ってもよく、スケジューリング情報は、データを送信するために第1の端末によって使用されるべき時間周波数リソースを示すために使用される。対応して、第1の端末は、ネットワーク制御装置からスケジューリング情報を受信し、スケジューリング情報によって示された時間周波数リソース上でネットワーク制御装置とともにデータを送信する。
任意選択で、ネットワーク制御装置がスケジューリング情報を第1の端末に送る前に、ネットワーク制御装置は、第1の指示情報を第1の端末に送ってもよく、第1の指示情報は、第1の端末が成功裡にアクセスを実施することを示すために使用される。
スケジューリング情報はまた、第1の端末が成功裡にアクセスを実施することを示すために使用されてもよいことに留意されたい。すなわち、ネットワーク制御装置は、第1の端末が成功裡にアクセスを実施することを示すために第1の指示情報を別々に送る必要がなく、第1の端末は、第1の端末がスケジューリング情報を受信するという条件で、第1の端末が成功裡にアクセスを実施すると決定することができる。
ネットワーク制御装置が構文解析によって第1のアイデンティティ情報を取得するのに失敗した、たとえば、ネットワーク制御装置が構文解析によって第1の端末のアクセス情報を取得するのに失敗したので、第1のアイデンティティ情報を取得するのに失敗した場合、第1の端末はアクセスを実施するのに失敗することにさらに留意されたい。
任意選択で、第1の端末がアクセスを実施するのに失敗したと決定するとき、ネットワーク制御装置は、第2の指示情報を第1の端末に送ってもよく、第2の指示情報は、第1の端末がアクセスを実施するのに失敗したことを示すために使用される。対応して、第1の端末は、ネットワーク制御装置から第2の指示情報を受信し、第2の指示情報に基づいて第1の時間周波数リソース上で再びランダムアクセスを開始してもよい。
第1の端末が再びアクセスを実施するプロセスは、第1のアクセスの上記の実装プロセスと同様であることに留意されたい。繰返しを避けるために、詳細は再び本明細書で説明されない。
任意選択で、第1の端末が成功裡にアクセスを実施すると決定した後、第1の端末およびアクセスを要求する別の端末がアドレスセットの中の同じアドレス(または識別子セットの中の同じ識別子)を選択するせいで引き起こされるアドレス(または識別子)競合を避けるために、ネットワーク制御装置は、アドレスセットに属さない新しいアドレス(または識別子セットに属さない新しい識別子)を第1の端末に再割り振りし、新しいアドレス(または新しい識別子)に基づいて後続のデータ送信を実施してもよい。
第1の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、アドレス情報を第1の端末に送ってもよく、アドレス情報は、第1のアドレスを第2のアドレスに更新することを示すために使用され、アドレス情報は第2のアドレスを搬送し、第2のアドレスはアドレスセットに属さない。
対応して、第1の端末は、ネットワーク制御装置からアドレス情報を受信し、アドレス情報に基づいて第1のアドレスを第2のアドレスに更新してもよい。
第2の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、識別子情報を第1の端末に送ってもよく、識別子情報は、第1の識別子を第2の識別子に更新することを示すために使用され、識別子情報は第2の識別子を搬送し、第2の識別子は識別子セットに属さない。
対応して、第1の端末は、ネットワーク制御装置から識別子情報を受信し、識別子情報に基づいて第1の識別子を第2の識別子に更新してもよい。
以下では、シナリオ2において、少なくとも1つの端末の中の第1の端末がアクセス構成情報に基づいて第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る実装プロセスの説明を続ける。上記のシナリオ1における実装プロセスおよび以下のシナリオ2における実装プロセスは互いとは無関係であることに留意されたい。
シナリオ2: アクセス様式は、第2のアクセス様式(たとえば、グループアクセス、バッチアクセス、または無競合アクセス)であり、第2のアクセス様式は、第1の端末タイプのみの端末のアクセスが許可されることを示し、第1の端末は、第1の端末タイプの端末である。
任意選択で、アクセス構成情報はさらに、第2のアクセス様式においてアクセスを実施するために少なくとも1つの端末によって使用されるべき第1の時間周波数リソースを構成するために使用される。
任意選択で、シナリオ2において、少なくとも1つの端末の中の第1の端末がアクセス構成情報に基づいて第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送ることは、以下を含んでもよい。第1の端末は、第2のアクセス様式において第1の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る。対応して、ネットワーク制御装置は、第2の時間周波数リソース上で第1の端末からアクセス情報を受信する。
任意選択で、少なくとも1つの端末の中の第1の端末がアクセス構成情報に基づいて第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る前に、ネットワーク制御装置は最初に、第1の時間周波数リソースを決定する必要がある。
可能な実装形態では、第1の時間周波数リソースは、ネットワーク制御装置がある通信領域の中の利用可能な時間周波数リソースである。既存のランダムアクセス様式において事前構成された制限された固定の時間周波数リソースと比較して、利用可能な時間周波数リソースは、複数の端末のグループアクセスを満たすためのより十分なリソースを提供することができる。
たとえば、第1の時間周波数リソースは、ネットワーク制御装置がある通信領域の中のすべての利用可能な時間周波数リソースを含んでもよい。
本出願の本実施形態におけるすべての利用可能な時間周波数リソースは、初期アクセスのために使用され得るすべての時間周波数リソースと呼ばれることがあることに留意されたい。さらに、すべての時間周波数リソースは、少なくとも1つの時間領域リソースユニット(または第1の時間領域長)および少なくとも1つの周波数領域リソースユニット(または第1の周波数領域帯域幅)を占有する。車両が電源投入されたばかりであるので、車両デバイスアクセスがない。すべての上記の利用可能な時間周波数リソースは、アクセスリソースとして使用されてもよい。
可能な実装形態では、複数の端末が初期アクセスのために使用されるすべての時間周波数リソース上で初期アクセスを完了した後、ネットワーク制御装置は、初期アクセスが完了したことを示すために使用されるシステムブロードキャストメッセージを送ってもよい。対応して、アクセス要件を有する端末は、その後、既存のランダムアクセス方法または本出願のシナリオ1で提供されるランダムアクセス方法においてランダムアクセスを実施する。
すべての利用可能な時間周波数リソースまたは初期アクセスのために使用されるすべての時間周波数リソースは、通信領域において利用可能であり、システム制御プレーンオーバーヘッドを搬送するために使用される、シンボル(たとえば、パイロット信号、同期信号、制御信号、またはブロードキャスト信号を搬送するシンボル)の時間周波数リソースを含まないことにさらに留意されたい。
言い換えれば、すべての利用可能な時間周波数リソースまたは初期アクセスのために使用されるすべての時間周波数リソースは、制御情報または制御信号のために使用される時間周波数リソースを含まない。本明細書の制御情報は、ブロードキャストチャネル情報およびデータフィードバック情報などの、データをスケジュールするために使用される制御シグナリングを含んでもよい。本明細書の制御信号は、同期信号、アクセスチャネル信号、サウンディング基準信号(sounding reference signal、SRS)、復調基準信号(demodulation reference signal、DMRS)などのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
本出願の本実施形態で提供されるアクセス方法では、グループアクセスまたはバッチアクセスのシナリオにおいて、車両が電源投入されたばかりであるので、ネットワーク制御装置がある通信領域において端末アクセスがなく、ネットワーク制御装置は、現在の通信領域の中のすべての利用可能な時間周波数リソースを計算または決定し、グループアクセスまたはバッチアクセスのためにすべての時間周波数リソースをこれらの端末に割り振ることができる。このことは、グループアクセスまたはバッチアクセスの要件を満たし、端末のアクセス中に生じるリソース競合の確率を低減することができる。
任意選択で、ネットワーク制御装置は、複数の様式において第1の時間周波数リソースを決定してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、たとえば、ネットワーク制御装置および少なくとも1つの端末は、第1の通信領域に属する。ネットワーク制御装置は、第2の通信領域において第2のネットワーク制御装置によって送られたブロードキャストメッセージを受信してもよく、ブロードキャストメッセージは、第2の通信領域によって占有されるすべての時間周波数リソースを示すために使用される。ネットワーク制御装置は、第2の通信領域によって占有されるすべての時間周波数リソースに基づいて第1の時間周波数リソースを決定してもよい。
任意選択で、第1の通信領域および第2の通信領域は、同じキャビンまたは異なるキャビンに属してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
ネットワーク制御装置が第1の時間周波数リソースを決定する様式は、ネットワーク制御装置が第2の通信領域によって占有されるすべての時間周波数リソースに基づいて第1の時間周波数リソースを決定する一例のみを使用することによって上記で説明されていることに留意されたい。しかしながら、本出願の本実施形態はそれに限定されない。
任意選択で、ネットワーク制御装置は、複数の通信領域によって占有されるすべての時間周波数リソースに基づいて第1の時間周波数リソースを決定してもよい。複数の通信領域は第2の通信領域を含む。これは本出願の本実施形態において限定されない。
別の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、上位レイヤネットワークデバイスを使用することによって第1の時間周波数リソースを取得してもよく、上位レイヤネットワークデバイスは、ネットワーク制御装置がある通信領域の中のすべての利用可能な時間周波数リソースを計算し、各ネットワーク制御装置に割り振ることができる。任意選択で、ネットワーク制御装置は、別のネットワークデバイスから指示情報を受信し、指示情報は、第1の時間周波数リソースを示すために使用される。
本出願の本実施形態で提供されるアクセス方法によれば、グループアクセスまたはバッチアクセスのシナリオにおいて、車両が電源投入されたばかりであるので、ネットワーク制御装置がある通信領域において端末アクセスがない、すなわち、システムにおいてサービスされる必要がある別の端末またはサービスがない。したがって、ネットワーク制御装置は、現在の通信領域の中のすべての利用可能な時間周波数リソースを計算し、端末のグループアクセスまたはバッチアクセスのためにすべての時間周波数リソースを使用することができる。このことは、端末のアクセス中に生じるリソース競合の確率を低減し、通信効率およびリソース利用率を改善することができる。
任意選択で、アクセス情報は、アクセスメッセージにおいて搬送されてもよく、アクセスメッセージは、事前定義された変調およびコーディング情報を使用することによってアクセス情報に対して変調およびコーディングを実施することによって取得され、変調およびコーディング情報は、変調およびコーディング方式、チャネルコーディング方式、ならびにビットレートのうちの少なくとも1つを含む。
対応して、ネットワーク制御装置は、アクセス情報を取得するために、事前構成された変調およびコーディング情報に基づいてアクセスメッセージを復号してもよい。
任意選択で、ネットワーク制御装置および第1の端末は、複数の様式において変調およびコーディング情報を取得してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、変調およびコーディング情報は通信プロトコルにおいて事前構成されてもよく、第1の端末およびネットワーク制御装置は通信プロトコルに基づいて変調およびコーディング情報を決定してもよい。
第2の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、第1の構成情報を第1の端末に事前に送ってもよく、第1の構成情報は、変調およびコーディング情報を構成するために使用される。対応して、第1の端末は、ネットワーク制御装置から第1の構成情報を受信し、第1の構成情報に基づいて変調およびコーディング情報を構成する。
任意選択で、アクセス構成情報および第1の構成情報は、同じメッセージにおいて搬送されてもよく、または異なるメッセージにおいて搬送されてもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第3の可能な実装形態では、第1の端末およびネットワーク制御装置は、変調およびコーディング情報に事前に合意してもよい。
任意選択で、第1の端末のアクセス情報は、第1のアイデンティティ情報または状態情報のうちの少なくとも1つを含んでもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1のアイデンティティ情報は、第1の端末がある通信領域の中の第1の端末のアイデンティティを一意に識別することができる情報として理解されてもよいことに留意されたい。
任意選択で、本出願の本実施形態におけるアイデンティティ情報(たとえば、ネットワーク制御装置のアイデンティティ情報または端末の第1のアイデンティティ情報)は、以下、すなわち、デバイス識別子、MACアドレス、ソフトアドレス、またはショートアドレスのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
任意選択で、本出願の本実施形態におけるアイデンティティ情報(たとえば、ネットワーク制御装置のアイデンティティ情報または端末の第1のアイデンティティ情報)は、少なくとも1つのフィールドを含んでもよい。ネットワーク制御装置および第1の端末は、複数の様式において異なるフィールドの意味を定義してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、アイデンティティ情報は第1のフィールドを含んでもよく、第1のフィールドはデバイスタイプを示すために使用される。
別の可能な実装形態では、アイデンティティ情報は第2のフィールドを含んでもよく、第2のフィールドはデバイス機能を示すために使用される。
さらに別の可能な実装形態では、アイデンティティ情報は第3のフィールドを含んでもよく、第3のフィールドはデバイス番号を示すために使用される。
状態情報は、第1の端末の現在の状態を示すことができる情報として理解されてもよいことに留意されたい。
任意選択で、第1の端末は、第1の状態または第2の状態を含んでもよい。
たとえば、第1の状態は「正常状態」であってもよく、第2の状態は「異常状態」であってもよい。
任意選択で、第1の端末の状態が「異常状態」であることを状態情報が示すとき、状態情報は例外指示情報をさらに含んでもよく、例外指示情報は第1の端末の例外原因を示すために使用される。
任意選択で、状態情報は、複数の様式において第1の端末の状態を示してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、状態情報は少なくとも1つのビットを含んでもよく、状態情報は、少なくとも1つのビットを使用することによって第1の端末の現在の状態を示してもよい。
たとえば、状態情報は1ビットを含む。ビットが「1」であるとき、「正常状態」が示される。ビットが「0」であるとき、「異常状態」が示される。
別の可能な実装形態では、状態情報は例外指示情報を含んでもよく、例外指示情報は、第1の端末の状態が「異常状態」であることを示し、例外原因を示すために使用される。
端末は、電源投入された後に異常状態、たとえば、デバイス障害、回線障害、またはネットワーク障害になることがあるので、ネットワーク制御装置は、正常状態である端末(たとえば、第1の端末)のみがアクセス情報をネットワーク制御装置に報告し、異常状態である端末はアクセス情報を報告する必要がないことを、少なくとも1つの端末と事前に合意してもよいことに留意されたい。
任意選択で、第1の端末は、複数の様式において第1の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送ってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、第1の端末は、競合ベースリソース様式において第1の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送ってもよい。
第1の時間周波数リソースは、ネットワーク制御装置がある通信領域の中のすべての利用可能な時間周波数リソースを示すので、第1の時間周波数リソースのリソースサイズは、既存の競合ベースランダムアクセス方法におけるランダムアクセスのために使用される事前構成された制限された時間周波数リソースのリソースサイズよりも十分である。このことは、複数の端末のアクセス中に生じるリソース競合の確率を低減することができる。
第2の可能な実装形態では、第1の端末は、第1の時間周波数リソースから第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定してもよい。第1の端末は、第2の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る。
本出願の本実施形態における第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースは、アクセス情報を報告するために第1の端末によって使用される時間周波数リソースとして理解されてもよいことに留意されたい。
任意選択で、少なくとも1つの端末の数量が1よりも大きいとき、第1の時間周波数リソースは、アクセス情報を報告するために複数の端末の各々のために使用される時間周波数リソースを含む。
アクセス情報を報告するために複数の端末の各々のために使用される時間周波数リソースは互いと直交することに留意されたい。たとえば、第1の時間周波数リソースでは、第1の端末のアクセス情報を報告するために使用される第2の時間周波数リソースおよび第2の端末のアクセス情報を報告するために使用される第3の時間周波数リソースは互いと直交する。言い換えれば、アクセス情報を報告するために複数の端末のうちのいずれか2つによって使用される時間周波数リソースは、時間周波数または周波数領域において互いと重複しない。
本出願の本実施形態で提供されるアクセス方法によれば、アクセス情報を報告するために複数の端末の各々のために使用される時間周波数リソースは互いと直交する。このことは、端末のアクセス中に生じるリソース競合の確率を低減し、通信効率およびリソース利用率を改善することができる。
任意選択で、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースは、以下、すなわち、第1の端末の第2のアイデンティティ情報、第1の時間周波数リソースのリソースサイズ、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズ、または少なくとも1つの事前構成された値のうちの少なくとも1つによって示されてもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の端末の第2のアイデンティティ情報は、第1の端末がある通信領域の中の端末のアイデンティティを一意に識別することができる情報として理解されてもよいことに留意されたい。
任意選択で、第2のアイデンティティ情報は、以下、すなわち、デバイス識別子、MACアドレス、ソフトアドレス、またはショートアドレスのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
任意選択で、第1の端末の第1のアイデンティティ情報および第2のアイデンティティ情報は、同じであってもよく、または異なってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
任意選択で、第1の端末は、複数の様式において、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズを決定してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、第1の端末は、変調およびコーディング情報ならびにアクセス情報のサイズに基づいて、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズを決定してもよい。
第2の可能な実装形態では、少なくとも1つの端末の中の第1の端末がアクセス構成情報に基づいて第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る前に、第1の端末はネットワーク制御装置から第2の構成情報を受信してもよく、第2の構成情報は第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズを構成するために使用される。
任意選択で、アクセス構成情報および第2の構成情報は、同じメッセージにおいて搬送されてもよく、または異なるメッセージにおいて搬送されてもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第3の可能な実装形態では、第1の端末およびネットワーク制御装置は、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズに事前に合意してもよい。
少なくとも1つの事前構成された値は、各端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定するために使用される事前構成された値であってもよいことに留意されたい。
可能な実装形態では、少なくとも1つの値は第1の値を含んでもよく、第1の値は端末の数量を示すために使用される。
たとえば、端末の数量は、マルチキャストアドレスに対応するグループの中の端末の数量を示してもよい。
別の例では、端末の数量は、リソース構成情報に基づいてネットワーク制御装置による着信呼を行う端末の数量であってもよい。
任意選択で、少なくとも1つの値は、複数の様式において第1の端末のために事前構成されてもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、少なくとも1つの値は通信プロトコルにおいて事前構成されてもよく、第1の端末は通信プロトコルに基づいて少なくとも1つの値を取得してもよい。
第2の可能な実装形態では、第1の端末がアクセス構成情報に基づいて第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る前に、第1の端末はネットワーク制御装置から第3の構成情報を受信してもよく、第3の構成情報は少なくとも1つの値を構成するために使用される。
任意選択で、アクセス構成情報および第3の構成情報は、同じメッセージにおいて搬送されてもよく、または異なるメッセージにおいて搬送されてもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第3の可能な実装形態では、第1の端末およびネットワーク制御装置は、少なくとも1つの値に事前に合意してもよい。
任意選択で、第1の端末は、複数の様式において、第1の時間周波数リソースから第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、第1の端末は、第1の時間周波数リソースのリソースサイズおよび第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズに基づいて、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定してもよい。
ネットワーク制御装置および第1の端末は同じ車両製造業者によって製造され得るので、車両が工場から納入される前に、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定するために使用される関係する情報(たとえば、第1の端末の第2のアイデンティティ情報、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズ、および少なくとも1つの値)および第2の時間周波数リソースの計算ルールがネットワーク制御装置のために事前構成されてもよいことに留意されたい。したがって、ネットワーク制御装置は、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定するために必要とされる関係する情報を取得するために第1の端末との追加のシグナリング対話を実施する必要がない。このことは、シグナリングオーバーヘッドを低減し、アクセス遅延を低減し、通信効率を改善することができる。
任意選択で、ネットワーク制御装置および第1の端末は、第1の時間周波数リソースの中のリソースブロックの分割ルールおよび数ルールに事前に合意してもよく、ネットワーク制御装置および第1の端末は、数ルールおよび分割ルールに従って、第1の時間周波数リソースの中の各リソースブロックの数および各リソースブロックのリソースサイズを決定してもよい。
言い換えれば、ネットワーク制御装置および第1の端末は、同様の方法を使用することによって、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定することができる。
第2の可能な実装形態では、第1の端末は、第1の時間周波数リソースのリソースサイズ、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズ、および第1の端末の第2のアイデンティティ情報に基づいて、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定してもよい。
第3の可能な実装形態では、第1の端末は、第1の端末の第2のアイデンティティ情報および第1の値に基づいて、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定してもよく、少なくとも1つの値は第1の値を含む。
上記のリソースブロック選択方法によれば、各端末の第2のアイデンティティ情報がネットワーク制御装置のために事前構成されるので、第1の値は、アクセス情報を報告するために異なる端末によって使用される時間周波数リソースを事実上千鳥状に配置するように、すなわち、アクセス情報を報告するために異なる端末によって使用される時間周波数リソースが互いと重複しないことを確実にするように、適切に設定され得る。このことは、端末のアクセス中に生じるリソース競合の確率を低減し、通信効率およびリソース利用率を改善することができる。
任意選択で、少なくとも1つの端末の数量が1よりも大きいとき、複数の端末の中の少なくとも2つの端末は、異なる属性を有してもよく、ネットワーク制御装置は、リソース構成情報を使用することによって、異なる属性を有する端末のための異なるサブリソースを構成してもよく、第1の時間周波数リソースは、異なる属性を有する端末に対応するサブリソースを含む。
任意選択で、属性は、デバイスタイプ、マルチキャストアドレス、またはデバイス優先度のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
具体的には、デバイスタイプは、マイクロフォンタイプ、音響デバイスタイプ、ディスプレイタイプなどを含んでもよい。デバイスタイプは本出願において具体的に限定されない。
端末のマルチキャストアドレスが異なることは、端末が異なる端末グループに属することとして理解されてもよいことに留意されたい。
任意選択で、端末のデバイス優先度は、複数の様式において分割されてもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、デバイス優先度はキャビンの中の端末のロケーションエリアに基づいて分割されてもよい。
たとえば、前列座席エリアにある端末のデバイス優先度は後列座席エリアにある端末のデバイス優先度よりも高い。
別の可能な実装形態では、端末のデバイス優先度は端末のデバイスタイプに基づいて分割されてもよい。
たとえば、ディスプレイのデバイス優先度は音響デバイスのデバイス優先度よりも高く、音響デバイスのデバイス優先度はマイクロフォンのデバイス優先度よりも高い。
可能な実装形態では、たとえば、複数の端末は、第1の属性を有する第1の端末および第2の属性を有する第2の端末を含み、第1の端末は、第1の時間周波数リソースの中の第1の時間周波数サブリソースに対応し、第2の端末は、第1の時間周波数リソースの中の第2の時間周波数サブリソースに対応する。第1の端末は、第1の時間周波数サブリソース上で第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る。対応して、ネットワーク制御装置は、第1の時間周波数サブリソース上で第1の端末のアクセス情報を受信する。同様に、第2の端末は、第2の時間周波数サブリソース上で第2の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る。対応して、ネットワーク制御装置は、第2の時間周波数サブリソース上で第2の端末からアクセス情報を受信する。
別の可能な実装形態では、たとえば、複数の端末は、第1の属性を有する第1の端末および第2の端末を含み、第1の属性は、第1の時間周波数リソースの中の第1の時間周波数サブリソースに対応する。この場合、第1の端末は、第1の時間周波数サブリソースの中の第2の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る。対応して、ネットワーク制御装置は、第2の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報を受信する。同様に、第2の端末は、第1の時間周波数サブリソースの中の第3の時間周波数リソース上で第2の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る。対応して、ネットワーク制御装置は、第3の時間周波数リソース上で第2の端末からアクセス情報を受信する。
異なる属性を有する端末に対応する時間周波数サブリソースの中の時間領域リソースまたは周波数領域リソースのうちの少なくとも1つは異なることに留意されたい。
言い換えれば、第1の時間周波数サブリソースの中の時間領域リソースまたは周波数領域リソースのうちの少なくとも1つおよび第2の時間周波数サブリソースの中の時間領域リソースまたは周波数領域リソースのうちの少なくとも1つは重複しない。
本出願の本実施形態で提供されるアクセス方法によれば、ネットワーク制御装置は、異なる属性を有する端末が、それらの端末が属する属性に対応する時間周波数サブリソース上でアクセスを実施するように、異なる属性を有する端末のための異なる時間周波数サブリソースを構成する。このことは、異なる属性を有する端末のアクセス中に生じるリソース競合の確率を低減し、通信効率およびリソース利用率を改善することができる。
第1の端末が第1の時間周波数サブリソース上で第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定する方法については、第1の時間周波数リソース上で第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定するための上記の方法を参照することに留意されたい。差異は以下の点のみにある。第1の時間周波数リソースのリソースサイズは、第1の時間周波数サブリソースのリソースサイズと置き換えられる。繰返しを避けるために、詳細は再び本明細書で説明されない。
説明は、少なくとも1つの端末の中の第1の端末が本出願の本実施形態におけるアクセス方法を実装するプロセスの一例のみを使用することによって上記で提供されていることに留意されたい。少なくとも1つの端末の数量が1よりも大きいとき、少なくとも1つの端末の中の別の端末が本出願の本実施形態におけるアクセス方法を実装するプロセスは第1の端末のプロセスと同様である。繰返しを避けるために、詳細は再び本明細書で説明されない。
任意選択で、方法は以下をさらに含んでもよい。ネットワーク制御装置は、少なくとも1つの端末の中の少なくとも1つの第1のターゲット端末が成功裡にアクセスを実施すると決定する。
任意選択で、ネットワーク制御装置は、複数の様式において、少なくとも1つの第1のターゲット端末が成功裡にアクセスを実施すると決定してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、少なくとも1つの端末の各々のアクセス情報に基づいて、少なくとも1つの第1のターゲット端末が成功裡にアクセスを実施すると決定してもよい。
第2の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、少なくとも1つの第1のターゲット端末の各々のアクセス情報に基づいて、少なくとも1つの第1のターゲット端末が成功裡にアクセスを実施すると決定してもよい。
任意選択で、方法は以下をさらに含む。ネットワーク制御装置は、指示情報を少なくとも1つの第1のターゲット端末に送り、指示情報は、少なくとも1つの第1のターゲット端末が成功裡にアクセスを実施することを示すために使用される。対応して、少なくとも1つの第1のターゲット端末の各々は、ネットワーク制御装置から指示情報を受信し、指示情報に基づいて、アクセスが成功したと決定する。
任意選択で、ネットワーク制御装置は、複数の様式において指示情報を少なくとも1つの第1のターゲット端末に送ってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、指示情報を少なくとも1つの第1のターゲット端末の各々に送ってもよい。
別の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、システムブロードキャストメッセージを送ってもよく、システムブロードキャストメッセージは指示情報を含む。
任意選択で、指示情報は、複数の様式において、少なくとも1つの第1のターゲット端末が成功裡にアクセスを実施することを示してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、指示情報は、少なくとも1つの第1のターゲット端末の各々の第3のアイデンティティ情報を含んでもよく、各第1のターゲット端末の第3のアイデンティティ情報は、第1のターゲット端末を示すために使用される。
第3のアイデンティティ情報は、以下、すなわち、第1のターゲット端末のデバイス識別子、MACアドレス、ソフトアドレス、またはショートアドレスのうちの少なくとも1つを含んでもよいことに留意されたい。
任意選択で、第1のターゲット端末の第3のアイデンティティ情報は、アクセスが要求されたときに報告された第1のアイデンティティ情報と同じであってもよく、またはそれとは異なってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
たとえば、少なくとも1つの端末は、端末1、端末2、端末3、および端末4を含む。指示情報がMAC1、MAC2、およびMAC3を含むとき、これは、MAC1に対応する端末1、MAC2に対応する端末2、およびMAC3に対応する端末3が成功裡にアクセスを実施することを示す。
第2の可能な実装形態では、指示情報は、少なくとも1つの第2のターゲット端末の各々の第3のアイデンティティ情報を含んでもよく、各第2のターゲット端末の第3のアイデンティティ情報は、第2のターゲット端末を示すために使用され、少なくとも1つの第2のターゲット端末は、少なくとも1つの端末の中の、アクセスを実施するのに失敗した端末である。
たとえば、少なくとも1つの端末は、端末1、端末2、端末3、および端末4を含む。指示情報がMAC2およびMAC4を含むとき、これは、MAC2に対応する端末2およびMAC4に対応する端末4がアクセスを実施するのに失敗し、MAC1に対応する端末1およびMAC3に対応する端末3が成功裡にアクセスを実施することを示す。
任意選択で、方法は以下をさらに含む。ネットワーク制御装置は、スケジューリング情報を少なくとも1つの第1のターゲット端末に送り、スケジューリング情報は、少なくとも1つの第1のターゲット端末の各々のために使用される第4の時間周波数リソースを示すために使用される。対応して、各第1のターゲット端末は、ネットワーク制御装置からスケジューリング情報を受信し、第1のターゲット端末の第4の時間周波数リソース上でネットワーク制御装置とともにデータを送信する。
任意選択で、ネットワーク制御装置は、複数の様式においてスケジューリング情報を少なくとも1つの第1のターゲット端末に送ってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、各第1のターゲット端末のスケジューリング情報を各第1のターゲット端末に送ってもよく、各第1のターゲット端末のスケジューリング情報は、各第1のターゲット端末の第4の時間周波数リソースを示すために使用される。
第2の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、システムブロードキャストメッセージを送ってもよく、システムブロードキャストメッセージはスケジューリング情報を含み、スケジューリング情報は、各第1のターゲット端末のための第4の時間周波数リソースを示すために使用される。
たとえば、スケジューリング情報は、各第1のターゲット端末のアイデンティティ情報と各第1のターゲット端末の第4の時間周波数リソースとの間の対応を含む。
第3の可能な実装形態では、少なくとも1つのターゲット端末が複数のターゲット端末を含むとき、ネットワーク制御装置は、グループごとに複数のターゲット端末をスケジュールしてもよい。
シグナリングオーバーヘッドを低減するために、ネットワーク制御は、指示情報を少なくとも1つのターゲット端末に送ることなしに、スケジューリング情報を少なくとも1つのターゲット端末に直接送ってもよいことに留意されたい。
言い換えれば、スケジューリング情報が受信されるという条件で、第1のターゲット端末は、第1のターゲット端末が成功裡にアクセスを実施すると決定することができる。
任意選択で、少なくとも1つの端末の中の、第2の時間周波数リソース上でアクセスを実施するのに失敗した少なくとも1つの第2のターゲット端末は、再びネットワーク制御装置へのアクセスを開始してもよい。
可能な実装形態では、少なくとも1つの第2のターゲット端末の各々は、第5の時間周波数リソース上で各第2のターゲット端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送ってもよい。対応して、ネットワーク制御装置は、第5の時間周波数リソース上で少なくとも1つの第2のターゲット端末からアクセス情報を受信する。
具体的には、各第2のターゲット端末は、各第2のターゲット端末に対応する第6の時間周波数リソース上で各第2のターゲット端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送ってもよく、第5の時間周波数リソースは、複数の第2のターゲット端末の各々に対応する第6の時間周波数リソースを含む。対応して、ネットワーク制御装置は、各第2のターゲット端末に対応する第6の時間周波数リソース上で各第2のターゲット端末からアクセス情報を受信する。
第2のターゲット端末が第2のターゲット端末に対応する第6の時間周波数リソース上で第2のターゲット端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送るプロセスについては、第1の端末が第1の端末に対応する第2の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送るプロセスを参照することに留意されたい。繰返しを避けるために、詳細は再び本明細書で説明されない。
任意選択で、第1の時間周波数リソースは第5の時間周波数リソースを含むか、または第5の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースとは異なる。
第1の可能な実装形態では、第1の時間周波数リソースは、各端末に対応する第2の時間周波数リソースおよび第5の時間周波数リソースを含んでもよい。
時間領域における第5の時間周波数リソースの開始時間は、時間領域における各端末に対応する第2の時間周波数リソースの終了時間よりも前ではないことに留意されたい。
第2の可能な実装形態では、複数の端末の中の少なくとも2つの端末が異なる属性を有するとき、第1の時間周波数リソースは、異なる属性を有する端末に対応する時間周波数サブリソースおよび第5の時間周波数リソースを含んでもよい。
時間領域における第5の時間周波数リソースの開始時間は、時間領域における異なる属性を有する端末に対応する時間周波数サブリソースの終了時間よりも前ではないことに留意されたい。
結論として、第1の時間周波数リソースは、時間領域における2つの位相を含んでもよい。第1の位相は、グループアクセスまたはバッチアクセスを実施するために複数の端末によって使用され、第2の位相は、再びアクセスを実施するために、第1の位相においてアクセスを実施するのに失敗した端末によって使用される。
第3の可能な実装形態では、第5の時間周波数リソースは、第1の時間周波数リソース以外の時間周波数リソースである。
時間領域における第5の時間周波数リソースの開始時間は、時間領域における第1の時間周波数リソースの終了時間よりも前ではないことに留意されたい。
結論として、第1の時間周波数リソースは、グループアクセスまたはバッチアクセスを実施するために複数の端末によって使用され、第5の時間周波数リソースは、再びアクセスを実施するために、第1の時間周波数リソース上でアクセスを実施するのに失敗した端末によって使用される。
任意選択で、第2のターゲット端末は、複数の様式において第5の時間周波数リソースを決定してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、リソース構成情報はさらに、再びアクセスを実施するために少なくとも1つの第2のターゲット端末によって使用されるべき第5の時間周波数リソースを構成するために使用される。
別の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、第4のアクセス構成情報を少なくとも1つの第2のターゲット端末に送ってもよく、第4のアクセス構成情報は、第5の時間周波数リソースを示すために使用される。
本出願の本実施形態で提供されるアクセス方法によれば、車両が電源投入されたばかりであるので、ネットワーク制御装置がある通信領域において端末アクセスがない、すなわち、システムにおいてサービスされる必要がある別の端末またはサービスがない。したがって、ネットワーク制御装置は、現在の通信領域の中にあり、初期アクセスのために使用される、すべての利用可能な時間周波数リソースを計算し、車両端末のグループアクセスまたはバッチアクセスのためにすべての時間周波数リソースを使用することができる。初期アクセスが完了した後、車両は走行状態に入り、後続のアクセス要求はランダム分布に準拠する、すなわち、(初期アクセスを実施する/実施しない車両端末および/または非車両端末を含む)端末のサービスがランダムに到達した後にランダムアクセスが開始される。したがって、車両が走行状態に入った後、続いてアクセスを要求する端末は、ランダムアクセスのために使用される事前構成された時間周波数リソース上で上記のシナリオ1におけるランダムアクセスを実施してもよい。このことは、異なるアクセスシナリオにおける端末のアクセス要件を満たしながら、リソース利用および通信効率を改善することができる。
第2の態様によれば、本出願の一実施形態はさらに、インテリジェント車両を提供する。インテリジェント車両は、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のうちのいずれか1つに係る通信システムを含む。
第3の態様によれば、本出願の一実施形態はさらに、アクセス制御方法を提供する。方法はネットワーク制御装置に適用され、方法は、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のうちのいずれか1つに係る、ネットワーク制御装置によって実施されるステップを含む。
第4の態様によれば、本出願の一実施形態はさらに、アクセス方法を提供する。方法は端末に適用され、方法は、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のうちのいずれか1つに係る、端末によって実施されるステップを含む。
第5の態様によれば、本出願の一実施形態はさらに、アクセス制御装置を提供する。装置は、通信ユニットおよび処理ユニットを含む。処理ユニットは、アクセス構成情報を送るように通信ユニットを制御するように構成され、アクセス構成情報は少なくとも1つの端末のアクセス様式を構成するために使用され、アクセス様式は第1のアクセス様式または第2のアクセス様式を含む。処理ユニットはさらに、第1の端末からアクセス情報を受信するように通信ユニットを制御するように構成され、アクセス情報はアクセスを要求するために使用され、少なくとも1つの端末は第1の端末を含む。
任意選択で、通信ユニットおよび処理ユニットはさらに、第1の態様の任意の可能な実装形態に係る、ネットワーク制御装置によって実施される方法を実装するように構成される。
第6の態様によれば、本出願の一実施形態はさらに、アクセス装置を提供する。装置は、通信ユニットおよび処理ユニットを含む。処理ユニットは、ネットワーク制御装置からアクセス構成情報を受信するように通信ユニットを制御するように構成され、アクセス構成情報は少なくとも1つの端末のアクセス様式を構成するために使用され、アクセス様式は第1のアクセス様式または第2のアクセス様式を含む。処理ユニットはさらに、アクセス構成情報に基づいて、第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送るように通信ユニットを制御するように構成され、アクセス情報はアクセスを要求するために使用され、少なくとも1つの端末は第1の端末を含む。
任意選択で、通信ユニットおよび処理ユニットはさらに、第1の態様の任意の可能な実装形態に係る、端末によって実施される方法を実装するように構成される。
第7の態様によれば、本出願の一実施形態はさらに、アクセス制御装置を提供する。装置は、少なくとも1つのプロセッサおよび通信インターフェースを含む。少なくとも1つのプロセッサおよび通信インターフェースは、内部接続経路を通じて互いと通信し、少なくとも1つのプロセッサは、通信インターフェースから命令を呼び出し、命令を実行するように構成され、命令を実行するとき、少なくとも1つのプロセッサは、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のうちのいずれか1つに係る、ネットワーク制御装置によって実施される方法を実装する。
任意選択で、アクセス制御装置はメモリをさらに含んでもよく、メモリは上記の命令を記憶するように構成される。
可能な実装形態では、アクセス制御装置はネットワーク制御装置、たとえば、CDCであってもよい。
第8の態様によれば、本出願の一実施形態はさらに、アクセス制御装置を提供する。装置は、プロセッサおよび通信インターフェースを含む。プロセッサおよび通信インターフェースは、内部接続経路を通じて互いと通信し、プロセッサは、通信インターフェースから命令を呼び出し、命令を実行するように構成され、命令を実行するとき、プロセッサは、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のうちのいずれか1つに係る、端末によって実施される方法を実装する。
任意選択で、アクセス装置はメモリをさらに含んでもよく、メモリは上記の命令を記憶するように構成される。
可能な実装形態では、アクセス制御装置はネットワーク制御装置、たとえば、CDCであってもよい。
第9の態様によれば、本出願はさらに、コンピュータプログラムを記憶するように構成されたコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータプログラムは、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のうちのいずれか1つに係る、ネットワーク制御装置によって実施される方法または端末によって実施される方法を実装するために使用される命令を含む。
第10の態様によれば、本出願はさらに、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は命令を含み、命令がコンピュータまたはプロセッサ上で実行されるとき、コンピュータまたはプロセッサは、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のうちのいずれか1つに係る、ネットワーク制御装置によって実施される方法または端末によって実施される方法を実装することを可能にされる。
第11の態様によれば、本出願はさらに、通信インターフェースおよび少なくとも1つのプロセッサを含むチップ装置を提供する。通信インターフェースおよびプロセッサは、内部接続経路を通じて互いと通信する。プロセッサは、通信インターフェースから命令を呼び出し、命令を実行するように構成され、命令を実行するとき、プロセッサは、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のうちのいずれか1つに係る、ネットワーク制御装置によって実施される方法または端末によって実施される方法を実装する。
任意選択で、チップ装置はメモリをさらに含んでもよく、メモリは上記の命令を記憶するように構成される。
本出願の一実施形態に係る通信システム100の概略ブロック図である。 本出願の一実施形態に係る通信システム100の別の概略ブロック図である。 本出願の一実施形態に係るアクセス方法200の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態に係る装置300の概略ブロック図である。 本出願の一実施形態に係る装置400の概略ブロック図である。 本出願の一実施形態に係る端末500の概略ブロック図である。 本出願の一実施形態に係るチップ600の概略ブロック図である。
以下では、添付の図面を参照しながら本出願の技術的解決策について説明する。
図1は、本出願の一実施形態に係る通信システム100の概略ブロック図である。通信システム100は、少なくとも1つの通信領域を含む。図1は、通信領域110を示す。通信領域110は、1次ノード111および少なくとも1つの2次ノード112を含む。
本出願の本実施形態における1次ノード111は、2次ノード112と通信することができる装置を示し、2次ノード112を管理する(たとえば、2次ノード112のためのリソースをスケジュールする)能力を有することに留意されたい。
本出願の本実施形態における2次ノード112は、1次ノード111の管理に従うことができる装置を示し、1次ノード111によって割り振られたリソース上で通信を実施する能力を有することにさらに留意されたい。
任意選択で、通信領域110は、自動車両(たとえば、インテリジェント車両、電気車両、またはデジタル車両)のコックピット(キャビンとも呼ばれる)に適用可能である。
可能な実装形態では、1次ノード111はネットワーク制御装置であってもよく、2次ノード112は端末であってもよい。
任意選択で、ネットワーク制御装置は複数の形態であってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は独立デバイスであってもよい。
別の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は機能モジュールまたはチップ装置としての別のデバイスに組み込まれてもよい。
本出願の本実施形態におけるネットワーク制御装置は、アクセスデバイスまたは無線アクセスネットワークデバイスとも呼ばれ、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)システムにおける発展型ノードB(evolved NodeB、eNBまたはeNodeB)であってもよく、またはクラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network、CRAN)シナリオにおける無線コントローラであってもよいことに留意されたい。代替として、アクセスデバイスは、中継局、アクセスポイント、車両デバイス、ウェアラブルデバイス、5Gネットワークにおけるアクセスデバイス、将来の発展型パブリックランドモバイルネットワーク(public land mobile network、PLMN)におけるネットワークデバイスであってもよく、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)におけるアクセスポイント(access point、AP)であってもよく、新無線(new radio、NR)システムにおけるgNBであってもよい、などである。これは本出願の本実施形態において限定されない。
任意選択で、アクセスデバイスは、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)におけるデバイス、または端末がワイヤレスネットワークにアクセスすることを可能にするRANノードである。限定ではなく例として、アクセスネットワークデバイスは、gNB、送信受信ポイント(transmission reception point、TRP)、発展型ノードB(evolved NodeB、eNB)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)、ノードB(NodeB、NB)、基地局コントローラ(base station controller、BSC)、基地トランシーバ局(base transceiver station、BTS)、ホーム基地局(たとえば、home evolved NodeB、またはhome NodeB、HNB)、ベースバンドユニット(baseband unit、BBU)、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wi-Fi)アクセスポイント(access point、AP)などであってもよい。ネットワーク構造では、ネットワークデバイスは、集中型ユニット(centralized unit、CU)ノードまたは分散型ユニット(distributed unit、DU)ノード、CUノードとDUノードとを含むRANデバイス、または制御プレーンCUノード(CU-CPノード)と、ユーザプレーンCUノード(CU-UPノード)と、DUノードとを含むRANデバイスを含んでもよい。
任意選択で、端末は複数の形態であってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、端末は独立デバイスであってもよい。
別の可能な実装形態では、端末は機能モジュールまたはチップ装置としての別のデバイスに組み込まれてもよい。
本出願の本実施形態における端末は、音声/データ接続性をユーザに提供するデバイス、たとえば、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイスまたは車両デバイスであってもよいことに留意されたい。現在、端末のいくつかの例は、モバイルフォン(mobile phone)、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、パームトップコンピュータ、モバイルインターネットデバイス(mobile internet device、MID)、ウェアラブルデバイス、仮想現実(virtual reality、VR)デバイス、拡張現実(augmented reality、AR)デバイス、自動運転(self driving)におけるワイヤレス端末、セルラーフォン、コードレスフォン、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)フォン、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、車両デバイス、ウェアラブルデバイス、5Gネットワークにおける端末デバイス、および将来の発展型パブリックランドモバイル通信ネットワーク(public land mobile network、PLMN)における端末デバイスである。これは本出願の本実施形態において限定されない。
ウェアラブルデバイスは、ウェアラブルインテリジェントデバイスと呼ばれることもあり、デイリーウェアのインテリジェント設計においてウェアラブル技術を適用することによって開発された眼鏡、グローブ、時計、衣類、および靴などのウェアラブルデバイスの一般的な用語であることにさらに留意されたい。ウェアラブルデバイスは、身体の上に直接装着され得るかまたはユーザの衣類もしくはアクセサリに組み込まれ得るポータブルデバイスである。
本出願の本実施形態では、端末は、端末とコックピットとの間の関係に基づいて、「車両端末」および「非車両端末」に分割されることにさらに留意されたい。
オンボードユニット(on-board unit、OBU)とも呼ばれる「車両端末」は、コックピット領域に組み込まれるかまたは取り付けられ、コックピット領域の一部に属するデバイス、たとえば、車両音響デバイス、車両マイクロフォン、または車両ディスプレイを示す。一般に、車両端末は、車両の納入前に車両製造業者によって車両上に取り付けられた(factory-installed)デバイスであってもよい。
「非車両端末」は、コックピット領域に配置され、コックピット領域の中の別のデバイスと通信するかまたはそのデバイスに接続することができるが、コックピットの一部に属さないデバイス、たとえば、ユーザのインテリジェント端末、タブレットコンピュータ、ブルートゥースヘッドセット、またはウェアラブルデバイスを示す。
可能な実装形態では、本出願の本実施形態におけるネットワーク制御装置は、コックピット領域コントローラ(cockpit domain controller、CDC)であってもよく、少なくとも1つの端末は、車両端末または非車両端末のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
たとえば、CDCは、車両ディスプレイ、インテリジェント端末、および車両音響デバイスと通信してもよい。
車両製造業者は、車両製造プロセスにおいて、CDCおよび少なくとも1つの車両端末を車両に、たとえば、車両のキャビン領域に組み込んでもよいことに留意されたい。
別の可能な実装形態では、本出願の本実施形態におけるネットワーク制御装置は、インテリジェント端末であってもよく、少なくとも1つの端末は、車両端末または非車両端末のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
たとえば、インテリジェント端末は、車両音響デバイス、ブルートゥースヘッドセット、および車両マイクロフォンと通信してもよい。
任意選択で、ネットワーク制御装置は、複数の様式において端末と通信してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、ネットワーク制御装置はワイヤード様式において端末と通信してもよい。
上記のワイヤード様式は、データケーブル接続を通じてまたは内部バス接続を通じて通信を実装することを示し得ることに留意されたい。
別の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置はワイヤレス様式において端末と通信してもよい。
上記のワイヤレス様式は、通信ネットワークを通じて通信を実装することを示し得ることに留意されたい。通信ネットワークは、ローカルエリアネットワークであってもよく、または中継(relay)デバイスを使用することによって転送されるワイドエリアネットワークであってもよく、またはローカルエリアネットワークおよびワイドエリアネットワークを含んでもよい。たとえば、通信ネットワークがローカルエリアネットワークであるとき、通信ネットワークは、Wi-Fiホットスポットネットワーク、Wi-Fi P2Pネットワーク、ブルートゥースネットワーク、ZigBeeネットワーク、ニアフィールド通信(near field communication、NFC)ネットワーク、または可能な将来の汎用短距離通信ネットワークであってもよい。たとえば、通信ネットワークがワイドエリアネットワークであるとき、通信ネットワークは、第3世代モバイル通信技術(3rd-generation wireless telephone technology、3G)ネットワーク、第4世代モバイル通信技術(the 4th-generation mobile communication technology、4G)ネットワーク、第5世代モバイル通信技術(5th-generation mobile communication technology、5G)ネットワーク、PLMN、またはインターネットであってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
図1は通信領域110の一例を示すにすぎず、通信システム100は別の通信領域をさらに含んでもよいことに留意されたい。図2に示されるように、通信システム100は、通信領域120をさらに含んでもよく、通信領域120は、1次ノード121および少なくとも1つの2次ノード122を含み、1次ノード121および少なくとも1つの2次ノード122は、互いと通信してもよい。
通信領域110は、通信領域120と通信してもよいことに留意されたい。
たとえば、異なる通信領域に属する2つの1次ノードは、互いと通信してもよい。
任意選択で、通信領域120は、自動車両(たとえば、インテリジェント車両、電気車両、またはデジタル車両)のコックピット(キャビンとも呼ばれる)に適用可能である。
任意選択で、通信領域110および通信領域120は、同じ車両(またはキャビン)の中の異なる領域に属してもよい。たとえば、通信領域110はエンターテインメント領域であり、通信領域120は運転領域である。代替として、通信領域110および通信領域120は、異なる車両(またはキャビン)に属してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
既存のワイヤレス通信システムでは、端末は、従来のランダムアクセス様式、たとえば、競合ベースランダムアクセス様式においてネットワークデバイスにアクセスする。アクセス要件は、端末のランダムな到達に起因するポアソン分布に準拠する、すなわち、端末のアクセス要求は、時間的にほぼ平均的である。端末がランダムアクセスを要求するとき、システムにおいてサービスされている別の端末がある。したがって、システムにおける大部分の利用可能な時間周波数リソースは、別の端末のサービスを維持し、保証するために使用され、制限された固定の時間周波数リソースのみがランダムアクセスのために割り振られ、制限された時間周波数リソースは、非常に制限された端末アクセスのみを一度に搬送することができる。
コックピット通信領域において、2つの端末アクセスシナリオがある。
シナリオ1: 車両が電源投入されたばかりであるとき、コックピットの中の複数の車両端末はすべて、短時間でCDCへのアクセス要求を開始する。これは、端末がバッチアクセスまたはグループアクセスを実施するシナリオである。
シナリオ1において、従来のランダムアクセスが使用されるとき、複数の端末は、固定の制限された時間周波数リソース上で競合ベースランダムアクセスを実施する。激しいリソース競合が生じる場合があり、アクセス障害が引き起こされる。
シナリオ2: 車両が安定して走行した後、非車両端末がネットワークにアクセスする必要があるか、または車両端末のリンクに障害があり、車両端末が再びネットワークにアクセスする必要がある。これは端末ランダムアクセスシナリオである。
シナリオ2において、従来のランダムアクセスが使用されるとき、端末は、要求アクセスのために、固定の制限された時間周波数リソース上で物理ランダムアクセスチャネル(physical random access channel、PRACH)シーケンスをCDCに送る必要がある。しかしながら、PRACHの構文解析複雑性はCDCにとって比較的高い。
結論として、端末が上記の異なるアクセスシナリオにおける端末の要件に基づいてネットワークにアクセスすることができないので、既存のランダムアクセス方法は端末の信頼できる通信を保証することができない。
本出願の実施形態は、異なるアクセスシナリオにおける端末の要件に基づいてネットワークに柔軟にアクセスするためのアクセス方法および装置を提供する。
図3は、本出願の一実施形態に係るアクセス方法200の概略フローチャートである。方法200は、図1に示される通信システム100、たとえば、通信システム100の中の通信領域110に適用され、車両のコックピットに適用可能である。
S210: ネットワーク制御装置は、アクセス構成情報を送り、アクセス構成情報は少なくとも1つの端末のアクセス様式を構成するために使用され、アクセス様式は第1のアクセス様式または第2のアクセス様式を含む。対応して、少なくとも1つの端末の各々は、ネットワーク制御装置からアクセス構成情報を受信する。
任意選択で、ネットワーク制御装置および少なくとも1つの端末はそれぞれ、複数の形態であってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、キャビンの中のCDCであってもよく、少なくとも1つの端末は、キャビンの中の少なくとも1つの車両端末であってもよく、車両製造業者は、CDCおよび少なくとも1つの車両端末をキャビンが属する車両に組み込む。
別の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、キャビンの中のCDCであってもよく、少なくとも1つの端末は、キャビンの中の車両端末または非車両端末のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
S210の前に、少なくとも1つの端末は非接続状態である、すなわち、少なくとも1つの端末のうちのいずれもネットワークにアクセスしないかもしくはネットワーク制御装置への接続を確立しない、またはネットワーク制御装置への確立された接続が切断された後に再確立される必要があることに留意されたい。
本出願の本実施形態における非接続状態は、アイドル状態、休止状態、または非アクティブ状態を含んでもよいことにさらに留意されたい。
少なくとも1つの端末は少なくとも1つの端末タイプに属してもよいことに留意されたい。
任意選択で、端末タイプは第1の端末タイプまたは第2の端末タイプを含んでもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、第1の端末タイプは車両端末タイプであってもよく、第2の端末タイプは非車両端末タイプであってもよい。
たとえば、車両端末は、車両スピーカー、車両ディスプレイ、または車両マイクロフォンを含んでもよい。
別の例では、非車両端末は、インテリジェント端末、ブルートゥースヘッドセット、またはタブレットコンピュータを含んでもよい。
任意選択で、第1のアクセス様式は、競合ベースアクセス様式またはランダムアクセス様式を含んでもよく、第1のアクセス様式は、第1の端末タイプおよび第2の端末タイプの端末のアクセスが許可されることを示すために使用される。
任意選択で、第2のアクセス様式は、無競合アクセス、グループアクセス様式、またはバッチアクセス様式を含んでもよく、第2のアクセス様式は、第1の端末タイプのみの端末のアクセスが許可されることを示すために使用される。
アクセス構成情報によって示されたアクセス様式が第1のアクセス様式であるとき、第1の端末タイプの端末および第2の端末タイプの端末は、以下で説明されるランダムアクセス様式において、事前構成された第1の時間周波数リソース上でアクセスを実施することに留意されたい。端末は、ランダムアクセスプロセスにおいてリソースを求めて競合する必要がある。
アクセス構成情報によって示されたアクセス様式が第2のアクセス様式であるとき、第1の端末タイプの端末は、以下で説明されるグループアクセス様式またはバッチアクセス様式において、ネットワーク制御装置によって示された第1の時間周波数リソース上でアクセスを実施することにさらに留意されたい。端末は、グループアクセスプロセスまたはバッチアクセスプロセスにおいてリソースを求めて競合する必要がない。
任意選択で、アクセス構成情報は、複数の様式においてアクセス様式を構成するために使用されてもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、アクセス構成情報は少なくとも1つのビットを含んでもよく、少なくとも1つの第1のビットはアクセス様式を構成するために使用される。
言い換えれば、アクセス構成情報はアクセス様式を直接示してもよい。
たとえば、少なくとも1つのビットは1ビットを含む。ビットが「1」であるとき、少なくとも1つの端末は第1のアクセス様式を使用するように構成される。ビットが「0」であるとき、少なくとも1つの端末は第2のアクセス様式を使用するように構成される。
第2の可能な実装形態では、アクセス構成情報は第1の状態情報を含んでもよく、第1の状態情報はネットワーク制御装置の状態を示すために使用され、ネットワーク制御装置の状態は少なくとも1つの端末のアクセス様式を示してもよい。
言い換えれば、アクセス構成情報は、ネットワーク制御装置の状態を直接示し、ネットワーク制御装置の状態を使用することによって少なくとも1つの端末のアクセス様式を間接的に示してもよい。
任意選択で、ネットワーク制御装置の状態および端末のアクセス様式は1対1の対応であってもよく、または多対1の関係であってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、第1の状態または第2の状態を有してもよく、第1の状態は第1のアクセス様式に対応し、第2の状態は第2のアクセス様式に対応する。
たとえば、第1の状態は「システム準備状態」であり、第2の状態は「システム動作状態」である。車両が電源投入されたばかりであるとき、CDCは「システム準備状態」である。この状態では、第1のタイプのみの端末のアクセスが許可され、第2のタイプの端末のアクセスが許可されない、すなわち、第1の状態は第1のアクセス様式に対応する。車両が安定して走行した後、CDCは「システム動作状態」である。この状態では、第1のタイプの端末および第2のタイプの端末のアクセスが許可される、すなわち、第2の状態は第2のアクセス様式に対応する。
第2の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置の状態は、第1の状態、第2の状態、第3の状態、または第4の状態を含んでもよく、第1の状態および第3の状態は第1のアクセス様式に対応し、第2の状態および第4の状態は第2のアクセス様式に対応する。
たとえば、第1の状態は「システム準備状態」であり、第2の状態は「システム動作状態」であり、第3の状態は「第1のタイプのみの端末のアクセスが許可される状態」であり、第4の状態は「第1のタイプの端末および第2のタイプの端末のアクセスが許可される状態」である。車両が電源投入されたばかりであるとき、CDCは「システム準備状態」または「第1のタイプのみの端末のアクセスが許可される状態」である。2つの状態では、CDCは第1のタイプのみの端末のアクセスを許可し、第2のタイプの端末のアクセスを許可しない、すなわち、第1の状態および第3の状態は第1のアクセス様式に対応する。車両が安定して走行した後、CDCは「システム準備状態」または「第1のタイプの端末および第2のタイプの端末のアクセスが許可される状態」である。2つの状態では、CDCは第1のタイプの端末および第2のタイプの端末のアクセスを許可する、すなわち、第2の状態および第4の状態は第2のアクセス様式に対応する。
任意選択で、ネットワーク制御装置は、複数の様式においてアクセス構成情報を送ってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、アクセス構成情報を少なくとも1つの端末の各々に送ってもよい。
第2の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、マルチキャストメッセージを送ってもよく、マルチキャストメッセージは、アクセス構成情報およびマルチキャストアドレスを含む。
マルチキャストアドレスは、端末のグループのアドレスであり、このアドレスに送られるメッセージは、端末のグループによって識別され、受信されてもよいことに留意されたい。
たとえば、複数の端末は、端末1および端末2を含み、端末1および端末2は、第1の端末グループに属し、ネットワーク制御装置によって送られるマルチキャストメッセージは、リソース構成情報および第1の端末グループのマルチキャストアドレスを含む。対応して、端末1および端末2は、端末1および端末2がマルチキャストアドレスに対応する第1の端末グループに属すると決定し、マルチキャストメッセージを受信する。
任意選択で、マルチキャストメッセージは、端末数量情報をさらに含んでもよく、端末数量情報は、マルチキャストアドレスに対応する端末の数量を示すために使用される。
第3の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、システムブロードキャストメッセージを送ってもよく、システムブロードキャストメッセージはアクセス構成情報を含む。
たとえば、システムブロードキャストメッセージは、マスタ情報ブロック(master information block、MIB)メッセージまたはシステム情報ブロック(system information block、SIB)メッセージであってもよい。
本出願の本実施形態で提供されるアクセス方法によれば、ネットワーク制御装置は、マルチキャストメッセージまたはブロードキャストメッセージにおいてアクセス構成情報を含む。このことは、送信遅延を低減し、アクセス効率を改善することができる。
S220: 少なくとも1つの端末の中の第1の端末は、アクセス構成情報に基づいて第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送り、アクセス情報はアクセスを要求するために使用される。対応して、ネットワーク制御装置は、第1の端末からアクセス情報を受信する。
以下では、2つの異なるシナリオにおけるS220の実装プロセスについて別々に説明する。
シナリオ1: アクセス様式は、第1のアクセス様式(たとえば、ランダムアクセスまたは競合ベースアクセス)であり、第1のアクセス様式は、第1の端末タイプの端末および第2の端末タイプの端末のアクセスが許可されることを示し、第1の端末は、第1の端末タイプまたは第2の端末タイプに属する。
任意選択で、シナリオ1において、S220は以下を含んでもよい。第1の端末は、第1のアクセス様式において事前構成された第1の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る。対応して、ネットワーク制御装置は、第1の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報を受信する。
S220の前に、第1の端末およびネットワーク制御装置は最初に、第1の時間周波数リソースを決定する必要がある。
任意選択で、第1の端末またはネットワーク制御装置は、複数の様式において第1の時間周波数リソースを決定してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、第1のリソース構成情報を第1の端末に事前に送ってもよく、第1のリソース構成情報は、第1の時間周波数リソースを構成するために使用される。対応して、第1の端末は、ネットワーク制御装置から第1のリソース構成情報を受信し、第1のリソース構成情報に基づいて第1の時間周波数リソースを決定してもよい。
第2の可能な実装形態では、第1の端末およびネットワーク制御装置は、時間領域および周波数領域における第1の時間周波数リソースのロケーションに事前に合意してもよい。
第3の可能な実装形態では、第1の端末およびネットワーク制御装置は、第1の時間周波数リソースのロケーションを決定するためのルールに事前に合意してもよい。第1の端末およびネットワーク制御装置は、ルールに従って第1の時間周波数リソースを決定してもよい。
第1の時間周波数リソースは、事前構成された、制限された、かつ固定の時間周波数リソースであることに留意されたい。具体的には、第1の時間周波数リソースは、固定のロケーションおよび固定のサイズを有する時間領域リソースユニット(または時間領域長)と、固定のロケーションおよび固定のサイズを有する周波数領域リソースユニット(または周波数領域帯域幅)とを占有してもよい。
時間領域リソースユニットは、時間領域におけるスケジューリング粒度、たとえば、最小粒度として理解されてもよく、周波数領域リソースユニットは、周波数領域におけるスケジューリング粒度として理解されてもよいことにさらに留意されたい。
具体的には、時間領域リソースユニットは、スロット(slot)またはフレームであってもよいが、それに限定されず、フレームまたはスロットは、いくつかのシンボル(symbol)を含む。たとえば、シンボルは、直交周波数分割多重(orthogonal frequency division multiplexing、OFDM)シンボルである。周波数領域リソースユニットは、1つまたは複数のサブキャリアであってもよいが、それに限定されない。
たとえば、第1の時間周波数リソースが時間領域における各スロット(slot)の中の2つの固定のシンボル(symbol)を占有し、周波数領域におけるシステム帯域幅の中の2つの固定のサブキャリア(subcarrier)を占有することが通信プロトコルにおいて合意される。
別の例では、第1の時間周波数リソースがシステムの利用可能な時間周波数リソースの中の1つまたは複数の固定のリソースブロックを占有することが通信プロトコルにおいて合意される。
任意選択で、第1の端末のアクセス情報は、複数の様式において表されてもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、第1の端末のアクセス情報は第1の識別子を含んでもよく、第1の識別子は事前構成された識別子セットに属する。
言い換えれば、ネットワーク制御装置および第1の端末は、識別子セットを事前構成してもよい。識別子セットに属する識別子を受信するとき、ネットワーク制御装置は、識別子がアクセスを要求する端末に対応すると決定してもよい。
別の可能な実装形態では、第1の端末のアクセス情報は第1のアドレスを含んでもよく、第1のアドレスは事前構成されたアドレスセットに属する。
言い換えれば、ネットワーク制御装置および第1の端末は、アドレスセットを事前構成してもよい。アドレスセットに属するアドレスを受信するとき、ネットワーク制御装置は、アドレスがアクセスを要求する端末に対応すると決定してもよい。
たとえば、ネットワーク制御装置および第1の端末によって事前構成されたアドレスセットは、アドレス1~アドレス64を含む。端末は、アドレスセットからアドレス、たとえば、アドレス3をランダムに選択し、事前構成された第1の時間周波数リソース上でアクセス情報をネットワーク制御装置に送り、アクセス情報はアドレス3を含む。対応して、ネットワーク制御装置は、第1の時間周波数リソース上で第1の端末からアクセス情報を受信し、アクセス情報の中のアドレス3に基づいて、端末がアクセスを要求すると決定する。
任意選択で、第1の端末は、複数の様式において識別子セット(またはアドレスセット)を事前構成してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、識別子セット(またはアドレスセット)は、通信プロトコルにおいて事前定義されてもよく、第1の端末およびネットワーク制御装置は、通信プロトコルに基づいて識別子セット(またはアドレスセット)を決定してもよい。
第2の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、第1の構成情報を第1の端末に事前に送ってもよく、第1の構成情報は、識別子セット(またはアドレスセット)を構成するために使用される。対応して、第1の端末は、ネットワーク制御装置から第1の構成情報を受信し、第1の構成情報に基づいて識別子セット(またはアドレスセット)を構成する。
第3の可能な実装形態では、第1の端末およびネットワーク制御装置は、識別子セット(またはアドレスセット)に事前に合意してもよい。
既存のランダムアクセス方法では、端末は、アクセスを要求するために固定の制限された時間周波数リソース上でPRACHシーケンスをネットワークに送る必要があることに留意されたい。PRACHは信号に属するので、ネットワークデバイスの構文解析複雑性は比較的高い。
本出願の本実施形態で提供されるアクセス方法によれば、第1の端末は、アクセスを要求するためのPRACHの代わりにアクセス情報をネットワーク制御装置に送り、アクセス情報はデータに属する。このことは、ネットワーク制御装置の構文解析複雑性を低減し、通信効率を改善することができる。
第1の端末のアクセス情報はアクセスを要求するために使用されるので、ネットワーク制御装置は、アクセス情報に基づいて、端末がアクセスを要求することのみを知ることができるが、ネットワーク制御装置は、端末の真のアイデンティティを知らない。したがって、ネットワーク制御装置は、アクセスを要求する端末の真のアイデンティティを決定する必要がある。
任意選択で、方法は以下をさらに含んでもよい。ネットワーク制御装置は、第1の端末のアクセス情報に基づいてアイデンティティ情報要求を第1の端末に送り、アイデンティティ情報要求は第1のアイデンティティ情報を要求するために使用され、第1のアイデンティティ情報は第1の端末を識別するために使用される。
対応して、第1の端末は、ネットワーク制御装置からアイデンティティ情報要求を受信し、アイデンティティ情報要求に基づいて第1のアイデンティティ情報をネットワーク制御装置に送る。
対応して、ネットワーク制御装置は、第1の端末から第1のアイデンティティ情報を受信する。
任意選択で、アイデンティティ情報要求は、ネットワーク制御装置が第1のアイデンティティ情報を要求することを示すために使用されてもよく、アイデンティティ情報要求は、ネットワーク制御装置のアイデンティティ情報を含む。
ネットワーク制御装置のアイデンティティ情報は、ネットワーク制御装置がある通信領域の中のネットワーク制御装置を一意に識別することができる情報として理解されてもよいことに留意されたい。第1の端末の第1のアイデンティティ情報は、第1の端末がある通信領域の中の端末を一意に識別することができる情報として理解されてもよい。
任意選択で、本出願の本実施形態におけるアイデンティティ情報(たとえば、ネットワーク制御装置のアイデンティティ情報または端末の第1のアイデンティティ情報)は、以下、すなわち、デバイス識別子、MACアドレス、ソフトアドレス、またはショートアドレスのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
デバイス識別子は、端末を一意に識別することができる数字の列またはシリアル番号、たとえば、国際モバイル機器アイデンティティ(international mobile equipment identification number、IMEI)またはモバイル機器識別子(mobile equipment identifier、MEID)であることに留意されたい。
MACアドレスは、媒体アクセスレイヤにおいて使用されるアドレスであり、物理アドレスまたはハードウェアアドレスとも呼ばれることにさらに留意されたい。
ソフトアドレスは、端末の以前のアクセス中にネットワーク制御装置によって第1の端末に割り振られ、通信領域の中の端末を一意に識別することができるアドレスであってもよいことにさらに留意されたい。
ショートアドレスは、デバイス識別子、MACアドレス、またはソフトアドレスのうちの少なくとも1つの一部に基づいて取得されたアドレスであってもよいことにさらに留意されたい。
たとえば、ネットワーク制御装置は、第1の端末の上記のアドレスのうちのいずれか1つの10個の最下位ビットを使用することによってショートアドレスを生成してもよく、生成されたショートアドレスは、通信領域の中の第1の端末を一意に識別することができる。
可能な実装形態では、たとえば、アイデンティティ情報はデバイス識別コードである。ネットワーク制御装置および第1の端末は、デバイス識別コードの符号化ルールに事前に合意し、すなわち、デバイス識別コードの中の異なるフィールドが異なる意味を有することに事前に合意し、いくつかまたはすべてのフィールドを構文解析することによってネットワーク制御装置のアイデンティティ情報を取得してもよい。
任意選択で、アイデンティティ情報は、少なくとも1つのフィールドを含んでもよい。ネットワーク制御装置および第1の端末は、複数の様式において異なるフィールドの意味を定義してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、アイデンティティ情報は第1のフィールドを含んでもよく、第1のフィールドはデバイスタイプを示すために使用される。
たとえば、第1のフィールドは2ビットを含む。「00」はCDCを示し、「01」は車両端末を示し、「10」は「非車両端末」を示す。
別の可能な実装形態では、アイデンティティ情報は第2のフィールドを含んでもよく、第2のフィールドはデバイス機能を示すために使用される。
たとえば、第2のフィールドは1ビットを含む。「1」は1次ノードを示し、「0」は2次ノードを示す。
さらに別の可能な実装形態では、アイデンティティ情報は第3のフィールドを含んでもよく、第3のフィールドはデバイス番号を示すために使用される。
たとえば、第3のフィールドは3ビットを含む。「010」は番号が2であることを示し、「100」は番号が4であることを示し、「111」は番号が7であることを示す。
任意選択で、アイデンティティ情報要求はさらに、第2のリソース構成情報を搬送してもよく、第2のリソース構成情報は、第1のアイデンティティ情報のために使用される時間周波数リソースを構成するために使用される。対応して、第1の端末は、第2のリソース構成情報によって示された時間周波数リソース上で第1のアイデンティティ情報をネットワーク制御装置に送ってもよい。
第1のアイデンティティ情報を受信した後、ネットワーク制御装置は、第1のアイデンティティ情報と第1のアドレスとの間の対応を確立してもよく、すなわち、第1の端末の真のアイデンティティを決定してもよいことに留意されたい。
言い換えれば、ネットワーク制御装置が構文解析によって成功裡に第1のアイデンティティ情報を取得する場合、第1の端末は成功裡にアクセスを実施する。
任意選択で、第1の端末が成功裡にアクセスを実施すると決定するとき、ネットワーク制御装置は、スケジューリング情報を第1の端末に送ってもよく、スケジューリング情報は、データを送信するために第1の端末によって使用されるべき時間周波数リソースを示すために使用される。対応して、第1の端末は、ネットワーク制御装置からスケジューリング情報を受信し、スケジューリング情報によって示された時間周波数リソース上でネットワーク制御装置とともにデータを送信する。
任意選択で、ネットワーク制御装置がスケジューリング情報を第1の端末に送る前に、ネットワーク制御装置は、第1の指示情報を第1の端末に送ってもよく、第1の指示情報は、第1の端末が成功裡にアクセスを実施することを示すために使用される。
スケジューリング情報はまた、第1の端末が成功裡にアクセスを実施することを示すために使用されてもよいことに留意されたい。すなわち、ネットワーク制御装置は、第1の端末が成功裡にアクセスを実施することを示すために第1の指示情報を別々に送る必要がなく、第1の端末は、第1の端末がスケジューリング情報を受信するという条件で、第1の端末が成功裡にアクセスを実施すると決定することができる。
ネットワーク制御装置が構文解析によって第1のアイデンティティ情報を取得するのに失敗した、たとえば、ネットワーク制御装置が構文解析によって第1の端末のアクセス情報を取得するのに失敗したので、第1のアイデンティティ情報を取得するのに失敗した場合、第1の端末はアクセスを実施するのに失敗することにさらに留意されたい。
任意選択で、第1の端末がアクセスを実施するのに失敗したと決定するとき、ネットワーク制御装置は、第2の指示情報を第1の端末に送ってもよく、第2の指示情報は、第1の端末がアクセスを実施するのに失敗したことを示すために使用される。対応して、第1の端末は、ネットワーク制御装置から第2の指示情報を受信し、第2の指示情報に基づいて第1の時間周波数リソース上で再びランダムアクセスを開始してもよい。
第1の端末が再びアクセスを実施するプロセスは、方法200におけるプロセスと同様であることに留意されたい。繰返しを避けるために、詳細は再び本明細書で説明されない。
任意選択で、第1の端末が成功裡にアクセスを実施すると決定した後、第1の端末およびアクセスを要求する別の端末がアドレスセットの中の同じアドレス(または識別子セットの中の同じ識別子)を選択するせいで引き起こされるアドレス(または識別子)競合を避けるために、ネットワーク制御装置は、アドレスセットに属さない新しいアドレス(または識別子セットに属さない新しい識別子)を第1の端末に再割り振りし、新しいアドレス(または新しい識別子)に基づいて後続のデータ送信を実施してもよい。
第1の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、アドレス情報を第1の端末に送ってもよく、アドレス情報は、第1のアドレスを第2のアドレスに更新することを示すために使用され、アドレス情報は第2のアドレスを搬送し、第2のアドレスはアドレスセットに属さない。
対応して、第1の端末は、ネットワーク制御装置からアドレス情報を受信し、アドレス情報に基づいて第1のアドレスを第2のアドレスに更新してもよい。
第2の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、識別子情報を第1の端末に送ってもよく、識別子情報は、第1の識別子を第2の識別子に更新することを示すために使用され、識別子情報は第2の識別子を搬送し、第2の識別子は識別子セットに属さない。
対応して、第1の端末は、ネットワーク制御装置から識別子情報を受信し、識別子情報に基づいて第1の識別子を第2の識別子に更新してもよい。
以下では、シナリオ2におけるS220の実装プロセスの説明を続ける。上記のシナリオ1における実装プロセスおよび以下のシナリオ2における実装プロセスは互いとは無関係であることに留意されたい。
シナリオ2: アクセス様式は、第2のアクセス様式(たとえば、グループアクセス、バッチアクセス、または無競合アクセス)であり、第2のアクセス様式は、第1の端末タイプのみの端末のアクセスが許可されることを示し、第1の端末は、第1の端末タイプの端末である。
任意選択で、アクセス構成情報はさらに、第2のアクセス様式においてアクセスを実施するために少なくとも1つの端末によって使用されるべき第1の時間周波数リソースを構成するために使用される。
任意選択で、シナリオ2において、S220は以下を含んでもよい。第1の端末は、第2のアクセス様式において第1の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る。対応して、ネットワーク制御装置は、第2の時間周波数リソース上で第1の端末からアクセス情報を受信する。
任意選択で、S210の前に、ネットワーク制御装置は最初に、第1の時間周波数リソースを決定する必要がある。
可能な実装形態では、第1の時間周波数リソースは、ネットワーク制御装置がある通信領域の中の利用可能な時間周波数リソースである。既存のランダムアクセス様式において事前構成された制限された固定の時間周波数リソースと比較して、利用可能な時間周波数リソースは、複数の端末のグループアクセスを満たすためのより十分なリソースを提供することができる。
たとえば、第1の時間周波数リソースは、ネットワーク制御装置がある通信領域の中のすべての利用可能な時間周波数リソースを含んでもよい。
本出願の本実施形態におけるすべての利用可能な時間周波数リソースは、初期アクセスのために使用され得るすべての時間周波数リソースと呼ばれることがあることに留意されたい。さらに、すべての時間周波数リソースは、少なくとも1つの時間領域リソースユニット(または第1の時間領域長)および少なくとも1つの周波数領域リソースユニット(または第1の周波数領域帯域幅)を占有する。車両が電源投入されたばかりであるので、車両デバイスアクセスがない。すべての上記の利用可能な時間周波数リソースは、アクセスリソースとして使用されてもよい。
任意選択で、少なくとも1つの時間領域リソースユニット(もしくは第1の時間領域長)は連続的もしくは離散的であってもよく、または少なくとも1つの周波数領域リソースユニット(もしくは第1の周波数領域帯域幅)は連続的もしくは離散的であってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
すべての利用可能な時間周波数リソースまたは初期アクセスのために使用されるすべての時間周波数リソースは、データを送信するために使用される通信領域の中のすべての利用可能な時間周波数リソース、すなわち、データチャネルの時間周波数リソースであることに留意されたい。
任意選択で、初期アクセスのために使用されるすべての時間周波数リソースの中の時間領域リソースは、制限された長さを有してもよい。
可能な実装形態では、複数の端末が初期アクセスのために使用されるすべての時間周波数リソース上で初期アクセスを完了した後、ネットワーク制御装置は、初期アクセスが完了したことを示すために使用されるシステムブロードキャストメッセージを送ってもよい。対応して、アクセス要件を有する後続の端末は、既存のランダムアクセス方法に従って、ランダムアクセスのために使用される事前構成された制限された時間周波数リソース上でランダムアクセスを実施する。
すべての利用可能な時間周波数リソースまたは初期アクセスのために使用されるすべての時間周波数リソースは、通信領域において利用可能であり、システム制御プレーンオーバーヘッドを搬送するために使用される、シンボル(たとえば、パイロット信号、同期信号、制御信号、またはブロードキャスト信号を搬送するシンボル)の時間周波数リソースを含まないことにさらに留意されたい。
言い換えれば、すべての利用可能な時間周波数リソースまたは初期アクセスのために使用されるすべての時間周波数リソースは、制御情報または制御信号のために使用される時間周波数リソースを含まない。本明細書の制御情報は、ブロードキャストチャネル情報およびデータフィードバック情報などの、データをスケジュールするために使用される制御シグナリングを含んでもよい。本明細書の制御信号は、同期信号、アクセスチャネル信号、SRS、DMRSなどを含んでもよい。
本出願の本実施形態で提供されるアクセス方法では、グループアクセスまたはバッチアクセスのシナリオにおいて、車両が電源投入されたばかりであるので、ネットワーク制御装置がある通信領域において端末アクセスがなく、ネットワーク制御装置は、現在の通信領域の中のすべての利用可能な時間周波数リソースを計算または決定し、グループアクセスまたはバッチアクセスのためにすべての時間周波数リソースをこれらの端末に割り振ることができる。このことは、グループアクセスまたはバッチアクセスの要件を満たし、複数の端末のアクセス中に生じるリソース競合の確率を低減することができる。
任意選択で、ネットワーク制御装置は、複数の様式において第1の時間周波数リソースを決定してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、たとえば、ネットワーク制御装置および少なくとも1つの端末は、第1の通信領域に属する。ネットワーク制御装置は、第2の通信領域において第2のネットワーク制御装置によって送られたブロードキャストメッセージを受信してもよく、ブロードキャストメッセージは、第2の通信領域によって占有されるすべての時間周波数リソースを示すために使用される。ネットワーク制御装置は、第2の通信領域によって占有されるすべての時間周波数リソースに基づいて第1の時間周波数リソースを決定してもよい。
任意選択で、第1の通信領域および第2の通信領域は、同じキャビンまたは異なるキャビンに属してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
ネットワーク制御装置が第1の時間周波数リソースを決定する様式は、ネットワーク制御装置が第2の通信領域によって占有されるすべての時間周波数リソースに基づいて第1の時間周波数リソースを決定する一例のみを使用することによって上記で説明されていることに留意されたい。しかしながら、本出願の本実施形態はそれに限定されない。
任意選択で、ネットワーク制御装置は、複数の通信領域によって占有されるすべての時間周波数リソースに基づいて第1の時間周波数リソースを決定してもよい。複数の通信領域は第2の通信領域を含む。これは本出願の本実施形態において限定されない。
別の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、上位レイヤネットワークデバイスを使用することによって第1の時間周波数リソースを取得してもよく、上位レイヤネットワークデバイスは、ネットワーク制御装置がある通信領域の中のすべての利用可能な時間周波数リソースを計算し、各ネットワーク制御装置に割り振ることができる。任意選択で、ネットワーク制御装置は、別のネットワークデバイスから指示情報を受信し、指示情報は、第1の時間周波数リソースを示すために使用される。
たとえば、ネットワーク制御装置はアクセスネットワークデバイスである。ネットワーク制御装置は、リソース要求をコアネットワークデバイスに送ることであって、リソース要求は、ネットワーク制御装置が現在利用可能なすべての時間周波数リソースを要求するために使用される、送ることと、コアネットワークデバイスによって送られたリソース情報を受信することであって、リソース情報は、第1の時間周波数リソースを示すために使用される、受信することとを行ってもよい。
本出願の本実施形態で提供されるアクセス方法によれば、グループアクセスまたはバッチアクセスのシナリオにおいて、車両が電源投入されたばかりであるので、ネットワーク制御装置がある通信領域において端末アクセスがない、すなわち、システムにおいてサービスされる必要がある別の端末またはサービスがない。したがって、ネットワーク制御装置は、現在の通信領域の中のすべての利用可能な時間周波数リソースを計算し、端末のグループアクセスまたはバッチアクセスのためにすべての時間周波数リソースを使用することができる。このことは、端末のアクセス中に生じるリソース競合の確率を低減し、通信効率およびリソース利用率を改善することができる。
任意選択で、アクセス情報は、アクセスメッセージにおいて搬送されてもよく、アクセスメッセージは、事前定義された変調およびコーディング情報を使用することによってアクセス情報に対して変調およびコーディングを実施することによって取得され、変調およびコーディング情報は、変調およびコーディング方式、チャネルコーディング方式、ならびにビットレートのうちの少なくとも1つを含む。
対応して、ネットワーク制御装置は、アクセス情報を取得するために、事前構成された変調およびコーディング情報に基づいてアクセスメッセージを復号してもよい。
任意選択で、ネットワーク制御装置および第1の端末は、複数の様式において変調およびコーディング情報を取得してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、変調およびコーディング情報は通信プロトコルにおいて事前構成されてもよく、第1の端末およびネットワーク制御装置は通信プロトコルに基づいて変調およびコーディング情報を決定してもよい。
第2の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、第1の構成情報を第1の端末に事前に送ってもよく、第1の構成情報は、変調およびコーディング情報を構成するために使用される。対応して、第1の端末は、ネットワーク制御装置から第1の構成情報を受信し、第1の構成情報に基づいて変調およびコーディング情報を構成する。
任意選択で、アクセス構成情報および第1の構成情報は、同じメッセージにおいて搬送されてもよく、または異なるメッセージにおいて搬送されてもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第3の可能な実装形態では、第1の端末およびネットワーク制御装置は、変調およびコーディング情報に事前に合意してもよい。
任意選択で、第1の端末のアクセス情報は、第1のアイデンティティ情報または状態情報のうちの少なくとも1つを含んでもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1のアイデンティティ情報は、第1の端末がある通信領域の中の第1の端末のアイデンティティを一意に識別することができる情報として理解されてもよいことに留意されたい。
任意選択で、本出願の本実施形態におけるアイデンティティ情報(たとえば、第1のアイデンティティ情報)は、以下、すなわち、デバイス識別子、MACアドレス、ソフトアドレス、またはショートアドレスのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
たとえば、第1のアイデンティティ情報は、MACアドレスを含んでもよく、またはMACアドレス+デバイス識別子を含んでもよい。
ショートアドレスは、デバイス識別子、MACアドレス、およびソフトアドレスの一部を切り捨てることによって取得されたアドレスであってもよいことに留意されたい。
たとえば、ネットワーク制御装置は、第1の端末の上記のアドレスのうちのいずれか1つの10個の最下位ビットを切り捨てることによってショートアドレスを生成してもよく、生成されたショートアドレスは、通信領域の中の第1の端末を一意に識別することができる。
任意選択で、本出願の本実施形態におけるアイデンティティ情報(たとえば、第1のアイデンティティ情報)は、少なくとも1つのフィールドを含んでもよい。ネットワーク制御装置および第1の端末は、複数の様式において異なるフィールドの意味を定義してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、アイデンティティ情報は第1のフィールドを含んでもよく、第1のフィールドはデバイスタイプを示すために使用される。
たとえば、第1のフィールドは2ビットを含む。「00」はCDCを示し、「01」は車両端末を示し、「10」は「非車両端末」を示す。
別の可能な実装形態では、アイデンティティ情報は第2のフィールドを含んでもよく、第2のフィールドはデバイス機能を示すために使用される。
たとえば、第2のフィールドは1ビットを含む。「1」は1次ノードを示し、「0」は2次ノードを示す。
さらに別の可能な実装形態では、アイデンティティ情報は第3のフィールドを含んでもよく、第3のフィールドはデバイス番号を示すために使用される。
たとえば、第3のフィールドは3ビットを含む。「010」は番号が2であることを示し、「100」は番号が4であることを示し、「111」は番号が7であることを示す。
状態情報は、第1の端末の現在の状態を示すことができる情報として理解されてもよいことに留意されたい。
任意選択で、第1の端末は、第1の状態または第2の状態を含んでもよい。
たとえば、第1の状態は「正常状態」であってもよく、第2の状態は「異常状態」であってもよい。
任意選択で、第1の端末の状態が「異常状態」であることを状態情報が示すとき、状態情報は例外指示情報をさらに含んでもよく、例外指示情報は第1の端末の例外原因を示すために使用される。
任意選択で、状態情報は、複数の様式において第1の端末の状態を示してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、状態情報は少なくとも1つのビットを含んでもよく、状態情報は、少なくとも1つのビットを使用することによって第1の端末の現在の状態を示してもよい。
たとえば、状態情報は1ビットを含む。ビットが「1」であるとき、「正常状態」が示される。ビットが「0」であるとき、「異常状態」が示される。
別の可能な実装形態では、状態情報は例外指示情報を含んでもよく、例外指示情報は、第1の端末の状態が「異常状態」であることを示し、例外原因を示すために使用される。
端末は、電源投入された後に異常状態、たとえば、デバイス障害、回線障害、またはネットワーク障害になることがあるので、ネットワーク制御装置は、正常状態である端末(たとえば、第1の端末)のみがアクセス情報をネットワーク制御装置に報告し、異常状態である端末はアクセス情報を報告する必要がないことを、少なくとも1つの端末と事前に合意してもよいことに留意されたい。
任意選択で、第1の端末は、複数の様式において第1の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送ってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、第1の端末は、競合ベースリソース様式において第1の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送ってもよい。
第1の時間周波数リソースは、ネットワーク制御装置がある通信領域の中のすべての利用可能な時間周波数リソースを示すので、第1の時間周波数リソースのリソースサイズは、既存の競合ベースランダムアクセス方法におけるランダムアクセスのために使用される事前構成された制限された時間周波数リソースのリソースサイズよりも十分である。このことは、端末のアクセス中に生じるリソース競合の確率を低減し、通信効率およびリソース利用率を改善することができる。
第2の可能な実装形態では、第1の端末は、第1の時間周波数リソースから第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定してもよい。第1の端末は、第2の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る。
本出願の本実施形態における第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースは、アクセス情報を報告するために第1の端末によって使用される時間周波数リソースとして理解されてもよいことに留意されたい。
任意選択で、少なくとも1つの端末が複数の端末であるとき、第1の時間周波数リソースは、アクセス情報を報告するために複数の端末の各々のために使用される時間周波数リソースを含む。
アクセス情報を報告するために複数の端末の各々のために使用される時間周波数リソースは互いと直交することに留意されたい。たとえば、第1の時間周波数リソースでは、第1の端末のアクセス情報を報告するために使用される第2の時間周波数リソースおよび第2の端末のアクセス情報を報告するために使用される第3の時間周波数リソースは互いと直交する。言い換えれば、アクセス情報を報告するために複数の端末のうちのいずれか2つによって使用される時間周波数リソースは、時間周波数または周波数領域において互いと重複しない。
たとえば、複数の端末が第1の端末および第2の端末を含むとき、第1の時間周波数リソースは、アクセス情報を報告するために第1の端末によって使用される第2の時間周波数リソースおよびアクセス情報を報告するために第2の端末によって使用される第3の時間周波数リソースを含んでもよく、第2の時間周波数リソースおよび第3の時間周波数リソースは、互いと重複しないか、または第2の時間周波数リソースおよび第3の時間周波数リソースは、時間周波数または周波数領域において互いと重複しない。
本出願の本実施形態で提供されるアクセス方法によれば、アクセス情報を報告するために複数の端末の各々のために使用される時間周波数リソースは互いと直交する。このことは、端末のアクセス中に生じるリソース競合の確率を低減し、通信効率およびリソース利用率を改善することができる。
任意選択で、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースは、以下、すなわち、第1の端末の第2のアイデンティティ情報、第1の時間周波数リソースのリソースサイズ、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズ、または少なくとも1つの事前構成された値のうちの少なくとも1つによって示されてもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の端末の第2のアイデンティティ情報は、第1の端末がある通信領域の中の端末のアイデンティティを一意に識別することができる情報として理解されてもよいことに留意されたい。
任意選択で、第2のアイデンティティ情報は、以下、すなわち、デバイス識別子、MACアドレス、ソフトアドレス、またはショートアドレスのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
任意選択で、第1の端末の第1のアイデンティティ情報および第2のアイデンティティ情報は、同じであってもよく、または異なってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
たとえば、第1のアイデンティティ情報はMACアドレスを含んでもよく、第2のアイデンティティ情報はソフトアドレスを含んでもよい。
別の例では、第1のアイデンティティ情報はMACアドレス+デバイス識別子を含んでもよく、第2のアイデンティティ情報はソフトアドレスを含んでもよい。
任意選択で、本出願の本実施形態における時間周波数リソースのリソースサイズ(たとえば、第1の時間周波数リソースのリソースサイズまたは第2の時間周波数リソースのリソースサイズ)は、以下の意味、すなわち、時間周波数リソースに含まれるリソース要素(resource element、RE)の数量、時間周波数リソースに含まれるチャネルの数量、時間周波数リソースに含まれる時間領域リソースユニットの数量および周波数領域リソースユニットの数量、または時間周波数リソースの時間領域長および周波数領域帯域幅のうちのいずれか1つを表し得る。しかしながら、当業者は、上記の意味が説明のための例として使用されるにすぎず、リソースサイズの意味を限定しないことを知ることができる。
任意選択で、第1の端末は、複数の様式において、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズを決定してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、第1の端末は、変調およびコーディング情報ならびにアクセス情報のサイズに基づいて、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズを決定してもよい。
第2の可能な実装形態では、S220の前に、第1の端末は、ネットワーク制御装置から第2の構成情報を受信してもよく、第2の構成情報は、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズを構成するために使用される。
任意選択で、アクセス構成情報および第2の構成情報は、同じメッセージにおいて搬送されてもよく、または異なるメッセージにおいて搬送されてもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第3の可能な実装形態では、第1の端末およびネットワーク制御装置は、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズに事前に合意してもよい。
少なくとも1つの事前構成された値は、各端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定するために使用される事前構成された値であってもよいことに留意されたい。
可能な実装形態では、少なくとも1つの値は第1の値を含んでもよく、第1の値は端末の数量を示すために使用される。
たとえば、端末の数量は、マルチキャストアドレスに対応するグループの中の端末の数量を示してもよい。
別の例では、端末の数量は、リソース構成情報に基づいてネットワーク制御装置による着信呼を行う端末の数量であってもよい。
任意選択で、少なくとも1つの値は、複数の様式において端末のために事前構成されてもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、少なくとも1つの値は通信プロトコルにおいて事前構成されてもよく、第1の端末は通信プロトコルに基づいて少なくとも1つの値を取得してもよい。
第2の可能な実装形態では、S220の前に、第1の端末は、ネットワーク制御装置から第3の構成情報を受信してもよく、第3の構成情報は、少なくとも1つの値を構成するために使用される。
任意選択で、アクセス構成情報および第3の構成情報は、同じメッセージにおいて搬送されてもよく、または異なるメッセージにおいて搬送されてもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第3の可能な実装形態では、第1の端末およびネットワーク制御装置は、少なくとも1つの値に事前に合意してもよい。
任意選択で、第1の端末は、複数の様式において、第1の時間周波数リソースから第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、第1の端末は、第1の時間周波数リソースのリソースサイズおよび第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズに基づいて、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定してもよい。
たとえば、第1の端末は、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズN1および第1の時間周波数リソースのリソースサイズNに基づいて、第1の時間周波数リソース上で報告され得るアクセス情報の量
Figure 2023523834000002
(
Figure 2023523834000003
は切り捨てを表す)を決定してもよい。第1の端末は、[0, Nu-1]または[1, Nu]から整数Mをランダムに生成し、第1の時間周波数リソースに含まれるNu個のリソースブロックの中のMの番号を付けられた第1のリソースブロックを、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースとして決定する。
ネットワーク制御装置および第1の端末は同じ車両製造業者によって製造され得るので、車両が工場から納入される前に、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定するために使用される関係する情報(たとえば、第1の端末の第2のアイデンティティ情報、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズ、および少なくとも1つの値)および第2の時間周波数リソースの計算ルールがネットワーク制御装置のために事前構成されてもよいことに留意されたい。したがって、ネットワーク制御装置は、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定するために必要とされる関係する情報を取得するために第1の端末との追加のシグナリング対話を実施する必要がない。このことは、シグナリングオーバーヘッドを低減し、アクセス遅延を低減し、通信効率を改善することができる。
ネットワーク制御装置および第1の端末は、Nu個のリソースブロックの分割ルールおよび数ルールに事前に合意してもよく、ネットワーク制御装置および第1の端末は、数ルールおよび分割ルールに従ってNu個のリソースブロックの各々の数およびリソースサイズを決定してもよいことにさらに留意されたい。
言い換えれば、ネットワーク制御装置および第1の端末は、同様の方法を使用することによって、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定することができる。
しかしながら、上記の第1の可能な実装形態では、Mは第1の端末によって選択されたランダム数であるので、ネットワーク制御装置は、どのランダム数が第1の端末によってランダムに選択されたかを知ることができない。したがって、ネットワーク制御装置は、第1の時間周波数リソース上で、第1の端末によって報告されたアクセス情報を受信する必要がある。
アクセス情報をネットワーク制御装置に報告する少なくとも1つの端末の数量がNuよりもはるかに少ないとき、リソースブロックをランダムに選択するための上記の方法は、異なる端末がアクセス情報を送るために異なるリソースブロックを選択することを確実にすることができる。このことは、リソース競合の確率を低減し、アクセス遅延を低減し、通信効率を改善することができる。
第2の可能な実装形態では、第1の端末は、第1の時間周波数リソースのリソースサイズ、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズ、および第1の端末の第2のアイデンティティ情報に基づいて、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定してもよい。
たとえば、第2のアイデンティティ情報は媒体アクセス制御(media access control、MAC)アドレスを含む。第1の端末は、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズN1および第1の時間周波数リソースのリソースサイズNに基づいて、第1の時間周波数リソース上で報告され得るアクセス情報の量
Figure 2023523834000004
(
Figure 2023523834000005
は切り捨てを表す)を決定してもよい。第1の端末は、整数Mを取得するためにMACアドレスおよびNuに対してモジュロ演算を実施し、第1の時間周波数リソースに含まれるNu個のリソースブロックの中のMの番号を付けられた第1のリソースブロックを、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースとして決定してもよい。
MACアドレスを使用することによってリソースブロックを選択するための上記の方法によれば、第1の端末のMACアドレスがネットワーク制御装置のために事前構成されるので、ネットワーク制御装置は、第1の端末に対応するリソースブロックを選択するために、事前構成されたMACアドレスを直接使用することができ、MACアドレスを取得するために第1の端末とのシグナリング対話を実施する必要がない。このことは、アクセス遅延を低減し、通信効率を改善することができる。
別の例では、第2のアイデンティティ情報はソフトアドレスを含む。第1の端末は、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズN1および第1の時間周波数リソースのリソースサイズNに基づいて、第1の時間周波数リソース上で報告され得るアクセス情報の量
Figure 2023523834000006
(
Figure 2023523834000007
は切り捨てを表す)を決定してもよい。第1の端末は、整数Mを取得するためにソフトアドレスおよびNuに対してモジュロ演算を実施し、第1の時間周波数リソースに含まれるNu個のリソースブロックの中のMの番号を付けられた第1のリソースブロックを、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースとして決定してもよい。
ソフトアドレスを使用することによってリソースブロックを選択するための上記の方法によれば、各端末のソフトアドレスおよび第1の時間周波数リソースのリソースサイズは柔軟に構成される。このことは、アクセス情報を報告するために異なる端末によって使用される時間周波数リソースを事実上千鳥状に配置し、すなわち、アクセス情報を報告するために異なる端末によって使用される時間周波数リソースが互いと重複しないことを確実にし、端末のアクセス中に生じるリソース競合の確率を低減し、通信効率およびリソース利用率を改善することができる。
第3の可能な実装形態では、第1の端末は、第1の端末の第2のアイデンティティ情報および第1の値に基づいて、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定してもよく、少なくとも1つの値は第1の値を含む。
たとえば、第2のアイデンティティ情報はMACアドレスを含む。第1の端末は、整数Mを取得するためにMACアドレスおよび第1の値に対してモジュロ演算を実施し、第1の時間周波数リソースに含まれる、第1の値の量を有する、リソースブロックの中のMの番号を付けられた第1のリソースブロックを、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースとして決定してもよい。
対応して、上記の第2または第3の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定するために使用される事前構成された関係する情報に基づいてMを決定してもよい。したがって、ネットワーク制御装置が第1の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報を受信することは、以下を含んでもよい。ネットワーク制御装置は、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報を受信する。
上記のリソースブロック選択方法によれば、各端末の第2のアイデンティティ情報がネットワーク制御装置のために事前構成されるので、第1の値は、アクセス情報を報告するために異なる端末によって使用される時間周波数リソースを事実上千鳥状に配置するように、すなわち、アクセス情報を報告するために異なる端末によって使用される時間周波数リソースが互いと重複しないことを確実にするように、適切に設定され得る。このことは、端末のアクセス中に生じるリソース競合の確率を低減し、通信効率およびリソース利用率を改善することができる。
任意選択で、少なくとも1つの端末の数量が1よりも大きいとき、複数の端末の中の少なくとも2つの端末は、異なる属性を有してもよく、ネットワーク制御装置は、リソース構成情報を使用することによって、異なる属性を有する端末のための異なるサブリソースを構成してもよく、第1の時間周波数リソースは、異なる属性を有する端末に対応するサブリソースを含む。
任意選択で、属性は、デバイスタイプ、マルチキャストアドレス、またはデバイス優先度のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
具体的には、デバイスタイプは、マイクロフォンタイプ、音響デバイスタイプ、ディスプレイタイプなどを含んでもよい。デバイスタイプは本出願において具体的に限定されない。
端末のマルチキャストアドレスが異なることは、端末が異なる端末グループに属することとして理解されてもよいことに留意されたい。
任意選択で、端末のデバイス優先度は、複数の様式において分割されてもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、デバイス優先度はキャビンの中の端末のロケーションエリアに基づいて分割されてもよい。
たとえば、前列座席エリアにある端末のデバイス優先度は後列座席エリアにある端末のデバイス優先度よりも高い。
別の可能な実装形態では、端末のデバイス優先度は端末のデバイスタイプに基づいて分割されてもよい。
たとえば、ディスプレイのデバイス優先度は音響デバイスのデバイス優先度よりも高く、音響デバイスのデバイス優先度はマイクロフォンのデバイス優先度よりも高い。
任意選択で、ネットワーク制御装置は、以下のいくつかの様式において異なる属性を有する端末のための異なる時間周波数サブリソースを構成してもよい。
たとえば、属性は、デバイスタイプを含み、複数の端末は、マイクロフォン1、マイクロフォン2、およびディスプレイ1を含む。この場合、マイクロフォン1およびマイクロフォン2は時間周波数サブリソース1に対応し、ディスプレイ1は時間周波数サブリソース2に対応する。第1の時間周波数リソースは、時間周波数サブリソース1および時間周波数サブリソース2を含む。
別の例では、属性は、デバイスタイプおよびデバイス優先度を含み、複数の端末は、前列座席エリアにある音響デバイス1、音響デバイス2、音響デバイス3、ディスプレイ1、およびディスプレイ2と、後列座席エリアにある音響デバイス4および音響デバイス5とを含んでもよい。この場合、音響デバイス1、音響デバイス2、および音響デバイス3は時間周波数サブリソース1に対応し、ディスプレイ1およびディスプレイ2は時間周波数サブリソース2に対応し、音響デバイス4および音響デバイス5は時間周波数サブリソース3に対応する。第1の時間周波数リソースは、時間周波数サブリソース1、時間周波数サブリソース2、および時間周波数サブリソース3を含む。
別の例では、属性は、デバイスタイプ、マルチキャストアドレス、およびデバイス優先度を含む。複数の端末は、前列座席エリアにある音響デバイス1、音響デバイス2、音響デバイス3、音響デバイス4、およびディスプレイ1と、後列座席エリアにある音響デバイス5およびディスプレイ2とを含んでもよい。たとえば、音響デバイス1、音響デバイス2、およびディスプレイ1は第1の端末グループに属し、音響デバイス3、音響デバイス4、音響デバイス5、およびディスプレイ2は第2の端末グループに属する。この場合、音響デバイス1、音響デバイス2、およびディスプレイ1は時間周波数サブリソース3に対応し、音響デバイス4は時間周波数サブリソース2に対応し、音響デバイス5およびディスプレイ2は時間周波数サブリソース3に対応する。第1の時間周波数リソースは、時間周波数サブリソース1、時間周波数サブリソース2、および時間周波数サブリソース3を含む。
言い換えれば、第1の時間周波数リソースは、少なくとも2つの時間周波数サブリソースを含んでもよく、少なくとも2つの時間周波数サブリソースは、少なくとも2つの属性と1対1の対応にあり、各時間周波数サブリソースは、時間周波数サブリソースに対応する属性を有する少なくとも1つの端末のアクセスのために使用される。
言い換えれば、異なる属性を有する端末は、それらの端末が属する属性に対応する時間周波数サブリソース上でアクセスを実施する。同じ属性を有する少なくとも1つの端末は、その属性に対応する時間周波数サブリソース上でアクセスを実施し、同じ属性を有する少なくとも1つの端末のアクセスのために使用される時間周波数サブリソースは、アクセス情報を報告するために少なくとも1つの端末の各々によって使用される時間周波数リソースを含む。
可能な実装形態では、たとえば、複数の端末は、第1の属性を有する第1の端末および第2の属性を有する第2の端末を含み、第1の端末は、第1の時間周波数リソースの中の第1の時間周波数サブリソースに対応し、第2の端末は、第1の時間周波数リソースの中の第2の時間周波数サブリソースに対応する。S220は以下の通りであってもよい。第1の端末は、第1の時間周波数サブリソース上で第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る。対応して、ネットワーク制御装置は、第1の時間周波数サブリソース上で第1の端末のアクセス情報を受信する。同様に、第2の端末は、第2の時間周波数サブリソース上で第2の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る。対応して、ネットワーク制御装置は、第2の時間周波数サブリソース上で第2の端末からアクセス情報を受信する。
別の可能な実装形態では、たとえば、複数の端末は、第1の属性を有する第1の端末および第2の端末を含み、第1の属性は、第1の時間周波数リソースの中の第1の時間周波数サブリソースに対応する。S220は以下の通りであってもよい。第1の端末は、第1の時間周波数サブリソースの中の第2の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る。対応して、ネットワーク制御装置は、第2の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報を受信する。同様に、第2の端末は、第1の時間周波数サブリソースの中の第3の時間周波数リソース上で第2の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る。対応して、ネットワーク制御装置は、第3の時間周波数リソース上で第2の端末からアクセス情報を受信する。
異なる属性を有する端末に対応する時間周波数サブリソースの中の時間領域リソースまたは周波数領域リソースのうちの少なくとも1つは異なることに留意されたい。
言い換えれば、第1の時間周波数サブリソースの中の時間領域リソースまたは周波数領域リソースのうちの少なくとも1つおよび第2の時間周波数サブリソースの中の時間領域リソースまたは周波数領域リソースのうちの少なくとも1つは重複しない。
本出願の本実施形態で提供されるアクセス方法によれば、ネットワーク制御装置は、異なる属性を有する端末が、それらの端末が属する属性に対応する時間周波数サブリソース上でアクセスを実施するように、異なる属性を有する端末のための異なる時間周波数サブリソースを構成する。このことは、異なる属性を有する端末のアクセス中に生じるリソース競合の確率を低減し、通信効率およびリソース利用率を改善することができる。
第1の端末が第1の時間周波数サブリソース上で第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定する方法については、第1の時間周波数リソース上で第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースを決定するための上記の方法を参照することに留意されたい。差異は以下の点のみにある。第1の時間周波数リソースのリソースサイズは、第1の時間周波数サブリソースのリソースサイズと置き換えられる。繰返しを避けるために、詳細は再び本明細書で説明されない。
S220は少なくとも1つの端末の中の第1の端末のみを一例として使用することによって上記で説明されていることに留意されたい。少なくとも1つの端末の数量が1よりも大きいとき、複数の端末の中の別の端末がS220を実装するプロセスは第1の端末のプロセスと同様である。繰返しを避けるために、詳細は再び本明細書で説明されない。
任意選択で、方法は以下をさらに含んでもよい。ネットワーク制御装置は、少なくとも1つの端末の中の少なくとも1つの第1のターゲット端末が成功裡にアクセスを実施すると決定する。
任意選択で、ネットワーク制御装置は、複数の様式において、少なくとも1つの第1のターゲット端末が成功裡にアクセスを実施すると決定してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、少なくとも1つの端末の各々のアクセス情報に基づいて、少なくとも1つの第1のターゲット端末が成功裡にアクセスを実施すると決定してもよい。
言い換えれば、ネットワーク制御装置は、構文解析によって成功裡に少なくとも1つの端末の各々のアクセス情報を取得する。
たとえば、少なくとも1つの端末は、端末1および端末2を含む。ネットワーク制御装置が構文解析によって成功裡にMACアドレス1-異常状態およびMACアドレス2-正常状態を取得する場合、MACアドレス2に対応する端末2が成功裡にアクセスを実施すると決定されてもよい。
別の例では、少なくとも1つの端末は、端末1および端末2を含む。ネットワーク制御装置が構文解析によって成功裡にMACアドレス1-正常状態およびMACアドレス2-正常状態を取得する場合、MACアドレス1に対応する端末およびMACアドレス2に対応する端末2が成功裡にアクセスを実施すると決定されてもよい。
別の例では、少なくとも1つの端末は、端末1および端末2を含む。ネットワーク制御装置が構文解析によって成功裡にMACアドレス1およびMACアドレス2を取得する場合、MACアドレス1に対応する端末およびMACアドレス2に対応する端末2が成功裡にアクセスを実施すると決定されてもよい。
別の例では、少なくとも1つの端末は、端末1および端末2を含む。リソースブロック1上でネットワーク制御装置によって受信されたアクセス情報が「正常状態」を示し、リソースブロック2上で受信されたアクセス情報が「正常状態」を示す場合、リソースブロック1に対応する端末1およびリソースブロック2に対応する端末2が成功裡にアクセスを実施すると決定されてもよい。
第2の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、少なくとも1つの第1のターゲット端末の各々のアクセス情報に基づいて、少なくとも1つの第1のターゲット端末が成功裡にアクセスを実施すると決定してもよい。
たとえば、端末1および端末2が同じリソースブロックを選択し、それぞれのアクセス情報を送る場合、ネットワーク制御装置は、1つのみの端末からのアクセス情報を成功裡に復号するか、またはアクセス情報を復号するのに失敗するか、またはアクセス情報を取得しないことがある。このようにして、ネットワーク制御装置によって成功裡に復号されたアクセス情報に対応する端末のみが、成功裡にアクセスを実施する。
任意選択で、方法は以下をさらに含む。ネットワーク制御装置は、指示情報を少なくとも1つの第1のターゲット端末に送り、指示情報は、少なくとも1つの第1のターゲット端末が成功裡にアクセスを実施することを示すために使用される。対応して、少なくとも1つの第1のターゲット端末の各々は、ネットワーク制御装置から指示情報を受信し、指示情報に基づいて、アクセスが成功したと決定する。
任意選択で、ネットワーク制御装置は、複数の様式において指示情報を少なくとも1つの第1のターゲット端末に送ってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、指示情報を少なくとも1つの第1のターゲット端末の各々に送ってもよい。
別の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、システムブロードキャストメッセージを送ってもよく、システムブロードキャストメッセージは指示情報を含む。
任意選択で、指示情報は、複数の様式において、少なくとも1つの第1のターゲット端末が成功裡にアクセスを実施することを示してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、指示情報は、少なくとも1つの第1のターゲット端末の各々の第3のアイデンティティ情報を含んでもよく、各第1のターゲット端末の第3のアイデンティティ情報は、第1のターゲット端末を示すために使用される。
第3のアイデンティティ情報は、以下、すなわち、第1のターゲット端末のデバイス識別子、MACアドレス、ソフトアドレス、またはショートアドレスのうちの少なくとも1つを含んでもよいことに留意されたい。
任意選択で、第1のターゲット端末の第3のアイデンティティ情報は、アクセスが要求されたときに報告された第1のアイデンティティ情報と同じであってもよく、またはそれとは異なってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
たとえば、少なくとも1つの端末は、端末1、端末2、端末3、および端末4を含む。指示情報がMAC1、MAC2、およびMAC3を含むとき、これは、MAC1に対応する端末1、MAC2に対応する端末2、およびMAC3に対応する端末3が成功裡にアクセスを実施することを示す。
第2の可能な実装形態では、指示情報は、少なくとも1つの第2のターゲット端末の各々の第3のアイデンティティ情報を含んでもよく、各第2のターゲット端末の第3のアイデンティティ情報は、第2のターゲット端末を示すために使用され、少なくとも1つの第2のターゲット端末は、少なくとも1つの端末の中の、アクセスを実施するのに失敗した端末である。
たとえば、少なくとも1つの端末は、端末1、端末2、端末3、および端末4を含む。指示情報がMAC2およびMAC4を含むとき、これは、MAC2に対応する端末2およびMAC4に対応する端末4がアクセスを実施するのに失敗し、MAC1に対応する端末1およびMAC3に対応する端末3が成功裡にアクセスを実施することを示す。
任意選択で、方法は以下をさらに含む。ネットワーク制御装置は、スケジューリング情報を少なくとも1つの第1のターゲット端末に送り、スケジューリング情報は、少なくとも1つの第1のターゲット端末の各々のために使用される第4の時間周波数リソースを示すために使用される。対応して、各第1のターゲット端末は、ネットワーク制御装置からスケジューリング情報を受信し、第1のターゲット端末の第4の時間周波数リソース上でネットワーク制御装置とともにデータを送信する。
任意選択で、ネットワーク制御装置は、複数の様式においてスケジューリング情報を少なくとも1つの第1のターゲット端末に送ってもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
第1の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、各第1のターゲット端末のスケジューリング情報を各第1のターゲット端末に送ってもよく、各第1のターゲット端末のスケジューリング情報は、各第1のターゲット端末の第4の時間周波数リソースを示すために使用される。
第2の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、システムブロードキャストメッセージを送ってもよく、システムブロードキャストメッセージはスケジューリング情報を含み、スケジューリング情報は、各第1のターゲット端末のための第4の時間周波数リソースを示すために使用される。
たとえば、スケジューリング情報は、各第1のターゲット端末の識別子と各第1のターゲット端末の第4の時間周波数リソースとの間の対応を含む。
第3の可能な実装形態では、少なくとも1つのターゲット端末が複数のターゲット端末を含むとき、ネットワーク制御装置は、グループごとに複数のターゲット端末をスケジュールしてもよい。
シグナリングオーバーヘッドを低減するために、ネットワーク制御は、指示情報を少なくとも1つのターゲット端末に送ることなしに、スケジューリング情報を少なくとも1つのターゲット端末に直接送ってもよいことに留意されたい。
言い換えれば、スケジューリング情報が受信されるという条件で、第1のターゲット端末は、第1のターゲット端末が成功裡にアクセスを実施すると決定することができる。
任意選択で、少なくとも1つの端末の中の、第2の時間周波数リソース上でアクセスを実施するのに失敗した少なくとも1つの第2のターゲット端末は、再びネットワーク制御装置へのアクセスを開始してもよい。
可能な実装形態では、少なくとも1つの第2のターゲット端末の各々は、第5の時間周波数リソース上で各第2のターゲット端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送ってもよい。対応して、ネットワーク制御装置は、第5の時間周波数リソース上で少なくとも1つの第2のターゲット端末からアクセス情報を受信する。
具体的には、各第2のターゲット端末は、各第2のターゲット端末に対応する第6の時間周波数リソース上で各第2のターゲット端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送ってもよく、第5の時間周波数リソースは、複数の第2のターゲット端末の各々に対応する第6の時間周波数リソースを含む。対応して、ネットワーク制御装置は、各第2のターゲット端末に対応する第6の時間周波数リソース上で各第2のターゲット端末からアクセス情報を受信する。
第2のターゲット端末が第2のターゲット端末に対応する第6の時間周波数リソース上で第2のターゲット端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送るプロセスについては、第1の端末が第1の端末に対応する第2の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送るプロセスを参照することに留意されたい。繰返しを避けるために、詳細は再び本明細書で説明されない。
任意選択で、第1の時間周波数リソースは第5の時間周波数リソースを含むか、または第5の時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースとは異なる。
第1の可能な実装形態では、第1の時間周波数リソースは、各端末に対応する第2の時間周波数リソースおよび第5の時間周波数リソースを含んでもよい。
時間領域における第5の時間周波数リソースの開始時間は、時間領域における各端末に対応する第2の時間周波数リソースの終了時間よりも前ではないことに留意されたい。
第2の可能な実装形態では、複数の端末の中の少なくとも2つの端末が異なる属性を有するとき、第1の時間周波数リソースは、異なる属性を有する端末に対応する時間周波数サブリソースおよび第5の時間周波数リソースを含んでもよい。
時間領域における第5の時間周波数リソースの開始時間は、時間領域における異なる属性を有する端末に対応する時間周波数サブリソースの終了時間よりも前ではないことに留意されたい。
結論として、第1の時間周波数リソースは、時間領域における2つの位相を含んでもよい。第1の位相は、グループアクセスまたはバッチアクセスを実施するために複数の端末によって使用され、第2の位相は、再びアクセスを実施するために、第1の位相においてアクセスを実施するのに失敗した端末によって使用される。
第3の可能な実装形態では、第5の時間周波数リソースは、第1の時間周波数リソース以外の時間周波数リソースである。
時間領域における第5の時間周波数リソースの開始時間は、時間領域における第1の時間周波数リソースの終了時間よりも前ではないことに留意されたい。
結論として、第1の時間周波数リソースは、グループアクセスまたはバッチアクセスを実施するために複数の端末によって使用され、第5の時間周波数リソースは、再びアクセスを実施するために、第1の時間周波数リソース上でアクセスを実施するのに失敗した端末によって使用される。
任意選択で、第2のターゲット端末は、複数の様式において第5の時間周波数リソースを決定してもよい。これは本出願の本実施形態において限定されない。
可能な実装形態では、リソース構成情報はさらに、再びアクセスを実施するために少なくとも1つの第2のターゲット端末によって使用されるべき第5の時間周波数リソースを構成するために使用される。
別の可能な実装形態では、ネットワーク制御装置は、第4のアクセス構成情報を少なくとも1つの第2のターゲット端末に送ってもよく、第4のアクセス構成情報は、第5の時間周波数リソースを示すために使用される。
本出願の本実施形態で提供されるアクセス方法によれば、車両が電源投入されたばかりであるので、ネットワーク制御装置がある通信領域において端末アクセスがない、すなわち、システムにおいてサービスされる必要がある別の端末またはサービスがない。したがって、ネットワーク制御装置は、現在の通信領域の中にあり、初期アクセスのために使用される、すべての利用可能な時間周波数リソースを計算し、車両端末のグループアクセスまたはバッチアクセスのためにすべての時間周波数リソースを使用することができる。初期アクセスが完了した後、車両は走行状態に入り、後続のアクセス要求はランダム分布に準拠する、すなわち、(初期アクセスを実施する/実施しない車両端末および/または非車両端末を含む)端末のサービスがランダムに到達した後にランダムアクセスが開始される。したがって、車両が走行状態に入った後、続いてアクセスを要求する端末は、ランダムアクセスのために使用される事前構成された時間周波数リソース上で上記のシナリオ1におけるランダムアクセスを実施してもよい。このことは、異なるアクセスシナリオにおける端末のアクセス要件を満たしながら、リソース利用および通信効率を改善することができる。
本出願の実施形態で提供されるアクセス方法200は、図3を参照しながら上記で説明されている。方法200を実施するように構成されたアクセス装置およびアクセス制御装置は、図4から図6を参照しながら以下で説明される。
アクセス装置は、方法200の実施形態における端末であってもよく、方法200における端末によって実装される方法を実施することができることに留意されたい。アクセス制御装置は、方法200の実施形態におけるネットワーク制御装置であってもよく、方法200におけるネットワーク制御装置によって実装される方法を実施することができる。
上記の機能を実装するために、アクセス装置またはアクセス制御装置は、機能を実施するための対応するハードウェアモジュールおよび/またはソフトウェアモジュールを含むことが理解され得る。本明細書で開示される実施形態で説明される各例のアルゴリズムステップに関して、本出願は、ハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアの組合せの形態で実装され得る。機能がハードウェアによって実施されるかまたはコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実施されるかは、技術的解決策の具体的な適用例および設計制約に依存する。当業者は説明される機能を具体的な適用例ごとに実施形態を参照しながら実装するために異なる方法を使用してもよいが、その実装が本出願の範囲を超えると見なされるべきではない。
実施形態では、アクセス装置およびアクセス制御装置は、上記の方法における例に基づいて機能モジュールに分割されてもよい。たとえば、各機能に対応する各機能モジュールが分割によって取得されてもよく、または2つ以上の機能が1つの処理モジュールに組み込まれてもよい。集積モジュールは、ハードウェアの形態で実装されてもよい。実施形態では、モジュールへの分割は一例であり、論理機能の分割にすぎず、実際の実装形態では他の分割であってもよいことに留意されたい。
各機能モジュールが対応する各機能に基づいて分割によって取得されるとき、図4は、上記の実施形態におけるアクセス装置(たとえば、端末)またはアクセス制御装置(たとえば、ネットワーク制御装置)の可能な構成物の概略図である。図4に示されるように、装置300はトランシーバユニット310および処理ユニット320を含んでもよい。
処理ユニット320は、方法200の実施形態におけるネットワーク制御装置もしくは端末によって実施される方法および/または本明細書で説明される技術の別のプロセスを実装するようにトランシーバユニット310を制御してもよい。
本出願の本実施形態におけるトランシーバユニットは、代替として、通信インターフェースであってもよいことに留意されたい。
上記の方法実施形態におけるステップのすべての関係する内容は、対応する機能モジュールの機能説明において引用され得ることに留意されたい。詳細は再び本明細書で説明されない。
本実施形態で提供される装置300は、方法200を実施するように構成される。したがって、上記の実装形態方法の効果と同じである効果が達成され得る。
集積ユニットが使用されるとき、装置300は処理ユニット、記憶ユニット、および通信ユニットを含んでもよい。処理ユニットは、装置300のアクションを制御および管理するように構成されてもよく、たとえば、上記のユニットによって実施されるステップを実施する際に装置300をサポートするように構成されてもよい。記憶ユニットは、プログラムコード、データなどを記憶する際に装置300をサポートするように構成されてもよい。通信ユニットは、装置300と別のデバイスとの間の通信をサポートするように構成されてもよい。
処理ユニットはプロセッサまたはコントローラであってもよい。プロセッサは、本出願で開示される内容を参照しながら説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を実装または実行してもよい。プロセッサは、代替として、コンピューティング機能を実装するための組合せ、たとえば、1つもしくは複数のマイクロプロセッサを含む組合せまたはデジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)とマイクロプロセッサの組合せであってもよい。記憶ユニットはメモリであってもよい。通信ユニットは、具体的には、別の電子デバイスと通信するデバイス、たとえば、無線周波数回路、ブルートゥースチップ、およびWi-Fiチップであってもよい。
可能な実装形態では、本実施形態におけるアクセス装置またはアクセス制御装置は、図5に示される構造における装置400であってもよい。装置400は、端末の構造の概略図であってもよく、ネットワーク制御装置の構造の概略図であってもよい。装置400は、プロセッサ410およびトランシーバ420を含み、プロセッサ410およびトランシーバ420は、内部接続経路を通じて互いと通信する。図4の処理ユニット320によって実装される関係する機能は、プロセッサ410によって実装されてもよい。トランシーバユニット310によって実装される関係する機能は、トランシーバ420を制御することによってプロセッサ410によって実装されてもよい。
任意選択で、装置400はメモリ430をさらに含んでもよい。プロセッサ410、トランシーバ420、およびメモリ430は、内部接続経路を通じて互いと通信する。図4の記憶ユニットによって実装される関係する機能は、メモリ430によって実装されてもよい。
可能な実装形態では、装置300または装置400が端末において配置される(または組み込まれる)とき、本出願の実施形態における装置300または装置400は端末であってもよい。
図6は、端末500の構造の概略図である。端末500が図6に示され得る。端末500は、プロセッサ510、外部メモリインターフェース520、内部メモリ521、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)ポート530、充電管理モジュール540、電力管理モジュール541、バッテリー542、アンテナ1、アンテナ2、モバイル通信モジュール550、ワイヤレス通信モジュール560、オーディオモジュール570、スピーカー570A、受信機570B、マイクロフォン570C、ヘッドセットジャック570D、センサーモジュール580、ボタン590、モータ591、インジケータ592、カメラ593、ディスプレイ594、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)カードインターフェース595などを含んでもよい。
本出願の本実施形態に示される構造は、端末500に対する具体的な限定をなすものではないことが理解され得る。本出願のいくつかの他の実施形態では、端末500は、図に示されるものよりも多いもしくは少ない構成要素を含んでもよく、またはいくつかの構成要素は組み合わされてもよく、またはいくつかの構成要素はスプリットされてもよく、または異なる構成要素レイアウトがあってもよい。図に示される構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組合せにおいて実装されてもよい。
プロセッサ510は、1つまたは複数の処理ユニットを含んでもよい。たとえば、プロセッサ510は、アプリケーションプロセッサ(application processor、AP)、モデムプロセッサ、グラフィックス処理ユニット(graphics processing unit、GPU)、画像信号プロセッサ(image signal processor、ISP)、コントローラ、ビデオコーデック、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field-programmable gate array、FPGA)、ベースバンドプロセッサ、ニューラルネットワーク処理ユニット(neural-network processing unit、NPU)などを含んでもよい。異なる処理ユニットは独立した構成要素であってもよく、または1つもしくは複数のプロセッサに組み込まれてもよい。いくつかの実施形態では、端末500は、代替として、1つまたは複数のプロセッサ510を含んでもよい。コントローラは、命令読取りおよび命令実行の制御を完了するために、命令動作コードおよび時間シーケンス信号に基づいて動作制御信号を生成してもよい。いくつかの他の実施形態では、メモリは、命令およびデータを記憶するためにプロセッサ510に配設されてもよい。たとえば、プロセッサ510の中のメモリはキャッシュであってもよい。メモリは、プロセッサ510によって使用されたばかりのまたは循環的に使用される命令またはデータを記憶してもよい。プロセッサ510が再び命令またはデータを使用する必要がある場合、プロセッサはメモリから命令またはデータを直接呼び出してもよい。このようにして、繰り返されるアクセスが避けられ、プロセッサ510の待ち時間が短縮され、端末500によってデータを処理するかまたは命令を実行する効率が改善される。
いくつかの実施形態では、プロセッサ510は1つまたは複数のインターフェースを含んでもよい。インターフェースは、インター集積回路(inter-integrated circuit、I2C)インターフェース、インター集積回路サウンド(inter-integrated circuit sound、I2S)インターフェース、パルスコード変調(pulse code modulation、PCM)インターフェース、ユニバーサル非同期受信機/送信機(universal asynchronous receiver/transmitter、UART)インターフェース、モバイルインダストリプロセッサインターフェース(mobile industry processor interface、MIPI)、汎用入力/出力(general-purpose input/output、GPIO)インターフェース、SIMカードインターフェース、USBポートなどを含んでもよい。USBポート530は、USB規格仕様に準拠するポートであり、具体的には、mini USBポート、micro USBポート、USB Type-Cポートなどであってもよい。USBポート530は、充電器に接続して端末500を充電するために使用されてもよく、または端末500と周辺デバイスとの間でデータを送信するように構成されてもよい。USBポート530は、代替として、ヘッドセットに接続し、ヘッドセットを使用することによってオーディオを再生するために使用されてもよい。
本出願の本実施形態におけるモジュール間のインターフェース接続関係は、説明のための一例にすぎず、端末500の構造に対する限定をなすものではないことが理解され得る。本出願のいくつかの他の実施形態では、端末500は、代替として、上記の実施形態におけるものとは異なるインターフェース接続様式を使用してもよく、または複数のインターフェース接続様式の組合せを使用してもよい。
充電管理モジュール540は、充電器から充電入力を受信するように構成される。充電器は、ワイヤレス充電器またはワイヤード充電器であってもよい。ワイヤード充電のいくつかの実施形態では、充電管理モジュール540は、USBポート530を通じてワイヤード充電器の充電入力を受信してもよい。ワイヤレス充電のいくつかの実施形態では、充電管理モジュール540は、端末500のワイヤレス充電コイルを通じてワイヤレス充電入力を受信してもよい。充電管理モジュール540はさらに、バッテリー542を充電している間に、電力管理モジュール541を使用することによって電力を端末に供給してもよい。
電力管理モジュール541は、バッテリー542、充電管理モジュール540、およびプロセッサ510に接続するように構成される。電力管理モジュール541は、バッテリー542および/または充電管理モジュール540の入力を受信し、電力をプロセッサ510、内部メモリ521、外部メモリ、ディスプレイ594、カメラ593、ワイヤレス通信モジュール560などに供給する。電力管理モジュール541は、バッテリー容量、バッテリーサイクルカウント、およびバッテリーヘルスステータス(漏電またはインピーダンス)などのパラメータを監視するように構成されてもよい。いくつかの他の実施形態では、電力管理モジュール541は、代替として、プロセッサ510に配設されてもよい。いくつかの他の実施形態では、電力管理モジュール541および充電管理モジュール540は、代替として、同じデバイスに配設されてもよい。
端末500のワイヤレス通信機能は、アンテナ1、アンテナ2、モバイル通信モジュール550、ワイヤレス通信モジュール560、モデムプロセッサ、ベースバンドプロセッサなどを通じて実装されてもよい。
アンテナ1およびアンテナ2は、電磁波信号を送信および受信するように構成される。端末500における各アンテナは、1つまたは複数の通信周波数帯域をカバーするように構成されてもよい。アンテナ利用率を改善するために、異なるアンテナが多重化されてもよい。たとえば、アンテナ1は、ワイヤレスローカルエリアネットワークのダイバーシティアンテナとして多重化されてもよい。いくつかの他の実施形態では、アンテナはチューニングスイッチと組み合わせて使用されてもよい。
モバイル通信モジュール550は、端末500に適用され、2G、3G、4G、5Gなどのワイヤレス通信を含む、解決策を提供してもよい。モバイル通信モジュール550は、少なくとも1つのフィルタ、スイッチ、電力増幅器、低雑音増幅器(low noise amplifier、LNA)などを含んでもよい。モバイル通信モジュール550は、アンテナ1を通じて電磁波を受信し、受信された電磁波に対してフィルタリングまたは増幅などの処理を実施し、処理された電磁波を復調のためにモデムプロセッサに送信してもよい。モバイル通信モジュール550はさらに、モデムプロセッサによって変調された信号を増幅し、増幅された信号を放射のためにアンテナ1を通じて電磁波に変換してもよい。いくつかの実施形態では、モバイル通信モジュール550の中の少なくともいくつかの機能モジュールは、プロセッサ510に配設されてもよい。いくつかの実施形態では、モバイル通信モジュール550の中の少なくともいくつかの機能モジュールおよびプロセッサ510の中の少なくともいくつかのモジュールは、同じデバイスに配設されてもよい。
ワイヤレス通信モジュール560は、端末500に適用され、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)(たとえば、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wi-Fi)ネットワーク)、ブルートゥース(Bluetooth、BT)、全地球航法衛星システム(global navigation satellite system、GNSS)、周波数変調(frequency modulation、FM)、ニアフィールド通信(near field communication、NFC)、赤外線(infrared、IR)技術、別の可能な汎用送信技術などを含む、ワイヤレス通信のための解決策を提供してもよい。
任意選択で、ワイヤレス通信モジュール560は、少なくとも1つの通信処理モジュールを組み込む1つまたは複数の構成要素であってもよい。1つの通信処理モジュールは、1つのネットワークインターフェースに対応することができる。ネットワークインターフェースは、異なるサービス機能モードで配設されてもよい。異なるモードで配設されたネットワークインターフェースは、それらのモードに対応するネットワーク接続を確立してもよい。
たとえば、P2P機能をサポートするネットワーク接続は、P2P機能モードでネットワークインターフェースを使用することによって確立されてもよい。STA機能をサポートするネットワーク接続は、STA機能モードでネットワークインターフェースを使用することによって確立されてもよい。AP機能をサポートするネットワーク接続は、APモードでネットワークインターフェースを使用することによって確立されてもよい。
ワイヤレス通信モジュール560は、アンテナ2を通じて電磁波を受信し、電磁波信号に対して周波数変調およびフィルタリング処理を実施し、処理された信号をプロセッサ510に送る。ワイヤレス通信モジュール560はさらに、送られるべき信号をプロセッサ510から受信し、信号に対して周波数変調および増幅を実施し、処理された信号をアンテナ2を通じた放射のために電磁波に変換してもよい。
端末500は、GPU、ディスプレイ594、アプリケーションプロセッサなどを使用することによって、ディスプレイ機能を実装する。GPUは、画像処理用のマイクロプロセッサであり、ディスプレイ594およびアプリケーションプロセッサに接続される。GPUは、数学的および幾何学的計算を実施し、画像をレンダリングするように構成される。プロセッサ510は、ディスプレイ情報を生成または変更するためにプログラム命令を実行する1つまたは複数のGPUを含んでもよい。
ディスプレイ594は、画像、ビデオなどを表示するように構成される。ディスプレイ594はディスプレイパネルを含む。ディスプレイパネルは、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)、アクティブマトリックス有機発光ダイオード(active-matrix organic light-emitting diode、AMOLED)、フレキシブル発光ダイオード(flexible light-emitting diode、FLED)、mini-LED、micro-LED、micro-OLED、量子ドット発光ダイオード(quantum dot light emitting diode、QLED)などを使用してもよい。いくつかの実施形態では、端末500は1つまたは複数のディスプレイ594を含んでもよい。
本出願のいくつかの実施形態では、ディスプレイパネルがOLED、AMOLED、またはFLEDなどの材料で作られているとき、図6のディスプレイ594は折り畳まれてもよい。本明細書では、ディスプレイ594が折り畳まれてもよいということは、ディスプレイが任意の部分で任意の角度に折り畳まれてもよく、その角度で維持されてもよいということを意味する。たとえば、ディスプレイ594は、中央で左右に折り畳まれてもよく、または中央で上下に折り畳まれてもよい。本出願では、折り畳まれ得るディスプレイは折り畳み式ディスプレイと呼ばれる。タッチディスプレイはスクリーンであってもよく、または複数のスクリーンを組み合わせることによって形成されたディスプレイであってもよい。これは本明細書において限定されない。
端末500のディスプレイ594は、フレキシブルディスプレイであってもよい。現在、フレキシブルディスプレイは、フレキシブルディスプレイの独自の特徴および膨大な可能性により、多くの注目を集めている。従来のディスプレイと比較して、フレキシブルディスプレイは強い柔軟性および可屈曲性という特徴を有し、端末に対するユーザのさらなる要件を満たすために、新たな可屈曲性ベースの対話モードをユーザに提供することができる。折り畳み式ディスプレイを装備した端末の場合、端末の折り畳み式ディスプレイは、折り畳まれた形態での小型ディスプレイと折り畳まれていない形態での大型ディスプレイとの間でいつでも切り替えられ得る。したがって、ユーザは、折り畳み式ディスプレイを装備した端末上でより頻繁にマルチスクリーンディスプレイ機能を使用する。
端末500は、ISP、カメラ593、ビデオコーデック、GPU、ディスプレイ594、アプリケーションプロセッサなどを通じて撮影機能を実装してもよい。
ISPは、カメラ593によってフィードバックされたデータを処理するように構成される。たとえば、撮影中に、シャッターが押され、光がレンズを通じてカメラの感光性要素に送信される。光信号は電気信号に変換され、カメラの感光性要素は処理のために電気信号をISPに送信して、電気信号を可視画像に変換する。ISPはさらに、画像のノイズ、輝度、および様相に対してアルゴリズム最適化を実施してもよい。ISPはさらに、撮影シナリオの露出および色温度などのパラメータを最適化してもよい。いくつかの実施形態では、ISPはカメラ593に配設されてもよい。
カメラ593は、静止画像またはビデオをキャプチャするように構成される。対象物の光学画像は、レンズを通じて生成され、感光性要素上に投射される。感光性要素は、電荷結合素子(charge coupled device、CCD)または相補型金属酸化物半導体(complementary metal-oxide-semiconductor、CMOS)フォトトランジスタであってもよい。感光要素は、光信号を電気信号に変換し、次いで、電気信号をISPに送信して、電気信号をデジタル画像信号に変換する。ISPは、処理のためにデジタル画像信号をDSPに出力する。DSPは、標準フォーマット、たとえば、RGBまたはYUVでデジタル画像信号を画像信号に変換する。いくつかの実施形態では、端末500は1つまたは複数のカメラ593を含んでもよい。
デジタル信号プロセッサは、デジタル信号を処理するように構成され、デジタル画像信号に加えて別のデジタル信号を処理してもよい。たとえば、端末500が周波数を選択するとき、デジタル信号プロセッサは、周波数エネルギーに対してフーリエ変換などを実施するように構成される。
ビデオコーデックは、デジタルビデオを圧縮または圧縮解除するように構成される。端末500は、1つまたは複数のビデオコーデックをサポートすることができる。このようにして、端末500は、複数の符号化フォーマット、たとえば、ムービングピクチャエキスパートグループ(moving picture experts group、MPEG)-1、MPEG-2、MPEG-3、およびMPEG-4でビデオを再生または記録することができる。
NPUは、ニューラルネットワーク(neural-network、NN)コンピューティングプロセッサである。NPUは、生物学的ニューラルネットワークの構造、たとえば、人間の脳ニューロン間の転送サービス機能に基づいて入力情報を迅速に処理し、さらに自己学習を継続的に実施することができる。NPUは、端末500のインテリジェントコグニションなどのアプリケーション、たとえば、画像認識、顔認識、音声認識、およびテキスト理解を実装することができる。
外部メモリインターフェース520は、外部ストレージカード、たとえば、micro SDカードに接続して、端末500の記憶能力を拡大するために使用されてもよい。外部ストレージカードは、データ記憶機能を実装するために、外部メモリインターフェース520を通じてプロセッサ510と通信する。たとえば、音楽およびビデオなどのファイルは外部ストレージカードに記憶される。
内部メモリ521は、1つまたは複数のコンピュータプログラムを記憶するように構成されてもよい。1つまたは複数のコンピュータプログラムは命令を含む。プロセッサ510は、端末500が本出願のいくつかの実施形態で提供されるスクリーンオフディスプレイ方法、様々なアプリケーション、データ処理などを実施するように、内部メモリ521に記憶された命令を実行してもよい。内部メモリ521は、プログラム記憶エリアおよびデータ記憶エリアを含んでもよい。プログラム記憶エリアは、オペレーティングシステムを記憶してもよい。プログラム記憶エリアはさらに、(ギャラリーおよび連絡先などの)1つまたは複数のアプリケーションなどを記憶してもよい。データ記憶エリアは、端末500の使用中に作成されたデータ(たとえば、写真および連絡先)などを記憶してもよい。加えて、内部メモリ521は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、あるいは、不揮発性メモリ、たとえば、1つもしくは複数の磁気ディスクストレージデバイス、フラッシュメモリデバイス、またはユニバーサルフラッシュストレージ(universal flash storage、UFS)を含んでもよい。いくつかの実施形態では、プロセッサ510は、端末500が本出願の実施形態で提供されるスクリーンオフディスプレイ方法、他のアプリケーション、およびデータ処理を実施するように、内部メモリ521に記憶された命令および/またはプロセッサ510に配設されたメモリに記憶された命令を実行してもよい。端末500は、オーディオモジュール570、スピーカー570A、受信機570B、マイクロフォン570C、ヘッドセットジャック570D、アプリケーションプロセッサなどを使用することによって、音楽の再生または録音などのオーディオ機能を実装することができる。
センサーモジュール580は、圧力センサー580A、ジャイロスコープセンサー580B、気圧センサー580C、磁気センサー580D、加速度センサー580E、距離センサー580F、光近接センサー580G、指紋センサー580H、温度センサー580J、タッチセンサー580K、周辺光センサー580L、骨伝導センサー580Mなどを含んでもよい。
一実施形態はさらに、コンピュータ記憶媒体を提供する。コンピュータ記憶媒体はコンピュータ命令を記憶する。コンピュータ命令が電子デバイス上で実行されるとき、電子デバイスは、上記の実施形態におけるアクセス方法を実装するために、関係する方法ステップを実施することを可能にされる。
一実施形態はさらに、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で動作するとき、コンピュータは、上記の実施形態におけるアクセス方法を実装するために、関係するステップを実施することを可能にされる。
加えて、本出願の一実施形態はさらに、装置を提供する。装置は、具体的には、チップ、構成要素、またはモジュールであってもよい。装置は、接続されたプロセッサおよびメモリを含んでもよい。メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、装置が動作するとき、プロセッサは、チップが上記の方法実施形態におけるアクセス方法を実施するように、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行してもよい。
図6は、チップ600の構造の概略図である。チップ600は、1つまたは複数のプロセッサ610およびインターフェース回路620を含む。任意選択で、チップ600はバス630をさらに含んでもよい。プロセッサ610は、集積回路チップであってもよく、信号処理能力を有する。
実装プロセスでは、上記の方法におけるステップは、プロセッサ610の中のハードウェアの集積論理回路またはソフトウェアの形態の命令を使用することによって完了し得る。上記のプロセッサ610は、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは別のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、または個別ハードウェア構成要素であってもよい。プロセッサは、本出願の実施形態で開示される方法およびステップを実装または実施してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、またはプロセッサは任意の従来のプロセッサなどであってもよい。
インターフェース回路620は、データ、命令、もしくは情報を送るかまたは受信するために使用されてもよい。プロセッサ610は、インターフェース回路620を通じて受信されたデータ、命令、または他の情報を処理し、処理後に取得された情報をインターフェース回路620を通じて送ってもよい。
任意選択で、チップはメモリをさらに含む。メモリは、読取り専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含み、プロセッサのための動作命令およびデータを提供してもよい。メモリの一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(non-volatile random access memory、NVRAM)をさらに含んでもよい。
任意選択で、メモリは、実行可能ソフトウェアモジュールまたはデータ構造を記憶し、プロセッサは、メモリに記憶された動作命令(動作命令はオペレーティングシステムに記憶されてもよい)を呼び出すことによって、対応する動作を実施してもよい。
任意選択で、チップは、本出願の実施形態におけるアクセス装置またはアクセス制御装置において使用されてもよい。任意選択で、インターフェース回路620は、プロセッサ610の実行結果を出力するために使用されてもよい。本出願の1つまたは複数の実施形態で提供されるアクセス方法については、上記の実施形態を参照されたい。詳細は再び本明細書で説明されない。
プロセッサ610およびインターフェース回路620の各々に対応する機能は、ハードウェア設計を使用することによって実装されてもよく、ソフトウェア設計を使用することによって実装されてもよく、またはソフトウェアとハードウェアを組み合わせることによって実装されてもよいことに留意されたい。これは本明細書において限定されない。
実施形態で提供されるネットワーク制御装置、端末、コンピュータ記憶媒体、コンピュータプログラム製品、またはチップは、上記で提供された対応する方法を実施するように構成される。したがって、達成され得る有益な効果については、上記で提供された対応する方法における有益な効果を参照されたい。詳細は再び本明細書で説明されない。
本出願の実施形態では、上記のプロセスのシーケンス番号は実行シーケンスを意味しないことを理解されたい。プロセスの実行シーケンスは、プロセスの機能および内部論理に基づいて決定されるべきであり、本出願の実施形態の実装プロセスに対するいかなる制限もなすべきではない。
当業者は、本明細書で開示される実施形態で説明される例と組み合わせて、ユニットおよびアルゴリズムステップが電子ハードウェアまたはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組合せによって実装され得ることに気付いていることがある。機能がハードウェアによって実施されるかまたはソフトウェアによって実施されるかは、技術的解決策の具体的な適用例および設計制約に依存する。当業者は説明される機能を具体的な適用例ごとに実装するために異なる方法を使用してもよいが、その実装が本出願の範囲を超えると見なされるべきではない。
好都合で簡単な説明のために、上記のシステム、装置、およびユニットの詳細なワーキングプロセスについては、上記の方法実施形態における対応するプロセスを参照されたく、詳細は再び本明細書で説明されないことが当業者によって明確に理解され得る。
本出願で提供されるいくつかの実施形態では、開示されるシステム、装置、および方法は他の様式で実装されてもよいことを理解されたい。たとえば、説明される装置実施形態は一例にすぎない。たとえば、ユニットへの分割は論理機能の分割にすぎず、実際の実装形態では他の分割であってもよい。たとえば、複数のユニットもしくは構成要素が組み合わされるかもしくは別のシステムに組み込まれることがあるか、またはいくつかの特徴が無視されるかもしくは実施されないことがある。加えて、表示されるまたは説明される相互結合もしくは直接結合または通信接続は、いくつかのインターフェースを通じて実装されてもよい。装置間またはユニット間の間接的な結合または通信接続は、電子的形態、機械的形態、または他の形態で実装されてもよい。
別個の部分として説明されるユニットは、物理的に分離していてもよく、または物理的に分離していなくてもよく、ユニットとして表示される部分は、物理ユニットであってもよく、または物理ユニットでなくてもよく、すなわち、これらの部分は、1つの位置にあってもよく、または複数のネットワークユニット上に分散されてもよい。ユニットの一部または全部は、実施形態の解決策の目的を達成するための実際の要件に従って選択されてもよい。
加えて、本出願の実施形態における機能ユニットは1つの処理ユニットに組み込まれてもよく、ユニットの各々が物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに組み込まれる。
機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売または使用されるとき、機能はコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。そのような理解に基づいて、本質的にであれ、従来の技術に寄与する部分であれ、本出願の技術的解決策、または技術的解決策の一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、本出願の実施形態で説明される方法のステップの全部または一部を実施するように(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスであり得る)コンピュータデバイスに命令するためのいくつかの命令を含む。上記の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、またはコンパクトディスクなどの、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
上記の説明は、本出願の特定の実装形態にすぎないが、本出願の保護範囲を制限するものではない。本出願で開示される技術的範囲内で当業者によって容易に見つけ出されるいかなる変形または置換も、本出願の保護範囲内に収まるものとする。したがって、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
1 アンテナ
2 アンテナ
100 通信システム
110 通信領域
111 1次ノード
112 2次ノード
120 通信領域
121 1次ノード
122 2次ノード
200 アクセス方法、方法
300 装置
310 トランシーバユニット
320 処理ユニット
400 装置
410 プロセッサ
420 トランシーバ
430 メモリ
500 端末
510 プロセッサ
520 外部メモリインターフェース
521 内部メモリ
530 ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)ポート、USBポート
540 充電管理モジュール
541 電力管理モジュール
542 バッテリー
550 モバイル通信モジュール
560 ワイヤレス通信モジュール
570 オーディオモジュール
570A スピーカー
570B 受信機
570C マイクロフォン
570D ヘッドセットジャック
580 センサーモジュール
580A 圧力センサー
580B ジャイロスコープセンサー
580C 気圧センサー
580D 磁気センサー
580E 加速度センサー
580F 距離センサー
580G 光近接センサー
580H 指紋センサー
580J 温度センサー
580K タッチセンサー
580L 周辺光センサー
580M 骨伝導センサー
590 ボタン
591 モータ
592 インジケータ
593 カメラ
594 ディスプレイ
595 加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)カードインターフェース
600 チップ
610 プロセッサ
620 インターフェース回路
630 バス
任意選択で、シナリオ2において、少なくとも1つの端末の中の第1の端末がアクセス構成情報に基づいて第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送ることは、以下を含んでもよい。第1の端末は、第2のアクセス様式において第1の時間周波数リソース上で第1の端末のアクセス情報をネットワーク制御装置に送る。対応して、ネットワーク制御装置は、第1の時間周波数リソース上で第1の端末からアクセス情報を受信する。
シグナリングオーバーヘッドを低減するために、ネットワーク制御装置は、指示情報を少なくとも1つのターゲット端末に送ることなしに、スケジューリング情報を少なくとも1つのターゲット端末に直接送ってもよいことに留意されたい。
第1の可能な実装形態では、アクセス構成情報は少なくとも1つのビットを含んでもよく、少なくとも1つのビットはアクセス様式を構成するために使用される。
たとえば、第1の端末は、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズN1および第1の時間周波数リソースのリソースサイズNに基づいて、第1の時間周波数リソース上で報告され得るアクセス情報の量
Figure 2023523834000015
(
Figure 2023523834000016
は切り捨てを表す)を決定してもよい。第1の端末は、[0, Nu-1]または[1, Nu]から整数Mをランダムに生成し、第1の時間周波数リソースに含まれるNu個のリソースブロックの中のMの番号を付けられた第1のリソースブロックを、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースとして決定する。
たとえば、第2のアイデンティティ情報は媒体アクセス制御(media access control、MAC)アドレスを含む。第1の端末は、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズN1および第1の時間周波数リソースのリソースサイズNに基づいて、第1の時間周波数リソース上で報告され得るアクセス情報の量
Figure 2023523834000017
(
Figure 2023523834000018
は切り捨てを表す)を決定してもよい。第1の端末は、整数Mを取得するためにMACアドレスおよびNuに対してモジュロ演算を実施し、第1の時間周波数リソースに含まれるNu個のリソースブロックの中のMの番号を付けられた第1のリソースブロックを、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースとして決定してもよい。
別の例では、第2のアイデンティティ情報はソフトアドレスを含む。第1の端末は、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースのリソースサイズN1および第1の時間周波数リソースのリソースサイズNに基づいて、第1の時間周波数リソース上で報告され得るアクセス情報の量
Figure 2023523834000019
(
Figure 2023523834000020
は切り捨てを表す)を決定してもよい。第1の端末は、整数Mを取得するためにソフトアドレスおよびNuに対してモジュロ演算を実施し、第1の時間周波数リソースに含まれるNu個のリソースブロックの中のMの番号を付けられた第1のリソースブロックを、第1の端末に対応する第2の時間周波数リソースとして決定してもよい。
別の例では、属性は、デバイスタイプ、マルチキャストアドレス、およびデバイス優先度を含む。複数の端末は、前列座席エリアにある音響デバイス1、音響デバイス2、音響デバイス3、音響デバイス4、およびディスプレイ1と、後列座席エリアにある音響デバイス5およびディスプレイ2とを含んでもよい。たとえば、音響デバイス1、音響デバイス2、およびディスプレイ1は第1の端末グループに属し、音響デバイス3、音響デバイス4、音響デバイス5、およびディスプレイ2は第2の端末グループに属する。この場合、音響デバイス1、音響デバイス2、およびディスプレイ1は時間周波数サブリソース1に対応し、音響デバイス4は時間周波数サブリソース2に対応し、音響デバイス5およびディスプレイ2は時間周波数サブリソース3に対応する。第1の時間周波数リソースは、時間周波数サブリソース1、時間周波数サブリソース2、および時間周波数サブリソース3を含む。
シグナリングオーバーヘッドを低減するために、ネットワーク制御装置は、指示情報を少なくとも1つのターゲット端末に送ることなしに、スケジューリング情報を少なくとも1つのターゲット端末に直接送ってもよいことに留意されたい。
可能な実装形態では、本実施形態におけるアクセス装置またはアクセス制御装置は、図5に示される構造における装置400であってもよい。図5は、端末の構造の概略図であってもよく、ネットワーク制御装置の構造の概略図であってもよい。装置400は、プロセッサ410およびトランシーバ420を含み、プロセッサ410およびトランシーバ420は、内部接続経路を通じて互いと通信する。図4の処理ユニット320によって実装される関係する機能は、プロセッサ410によって実装されてもよい。トランシーバユニット310によって実装される関係する機能は、トランシーバ420を制御することによってプロセッサ410によって実装されてもよい。
7は、チップ600の構造の概略図である。チップ600は、1つまたは複数のプロセッサ610およびインターフェース回路620を含む。任意選択で、チップ600はバス630をさらに含んでもよい。プロセッサ610は、集積回路チップであってもよく、信号処理能力を有する。

Claims (39)

  1. アクセス方法であって、前記方法がネットワーク制御装置に適用され、前記方法が、
    アクセス構成情報を送るステップであって、前記アクセス構成情報が少なくとも1つの端末のアクセス様式を構成するために使用され、前記アクセス様式が第1のアクセス様式または第2のアクセス様式を含む、ステップと、
    第1の端末からアクセス情報を受信するステップであって、前記アクセス情報がアクセスを要求するために使用され、前記少なくとも1つの端末が前記第1の端末を含む、ステップと
    を含む、方法。
  2. 前記アクセス構成情報が前記ネットワーク制御装置の状態を示すために使用される第1の状態情報を含み、前記ネットワーク制御装置の前記状態が前記アクセス様式を示す、請求項1に記載の方法。
  3. 前記アクセス様式が前記第1のアクセス様式であり、前記第1のアクセス様式が、第1の端末タイプおよび第2の端末タイプの端末のアクセスが許可されることを示すために使用される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1のアクセス様式が競合ベースアクセスを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1の端末が前記第1の端末タイプまたは前記第2の端末タイプに属する、請求項3または4に記載の方法。
  6. 第1の端末からアクセス情報を受信する前記ステップが、
    事前構成された第1の時間周波数リソース上で前記第1の端末の前記アクセス情報を受信するステップ
    を含む、請求項3から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第1の端末の前記アクセス情報が第1のアドレスを含み、前記第1のアドレスが事前構成されたアドレスセットに属する、請求項3から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記方法が、
    前記第1の端末の前記アクセス情報に基づいてアイデンティティ情報要求を前記第1の端末に送るステップであって、前記アイデンティティ情報要求が第1のアイデンティティ情報を要求するために使用され、前記第1のアイデンティティ情報が前記第1の端末を識別するために使用される、ステップと、
    前記第1の端末から前記第1のアイデンティティ情報を受信するステップと
    をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記方法が、
    アドレス情報を前記第1の端末に送るステップであって、前記アドレス情報が前記第1のアドレスを第2のアドレスに更新することを示すために使用され、前記第2のアドレスが前記アドレスセットに属さない、ステップ
    をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記アクセス様式が前記第2のアクセス様式であり、前記第2のアクセス様式が、第1の端末タイプのみの端末のアクセスが許可されることを示すために使用される、請求項1または2に記載の方法。
  11. 前記第2のアクセス様式が無競合アクセスを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1の端末が前記第1の端末タイプに属する、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記アクセス構成情報がさらに、前記第2のアクセス様式においてアクセスを実施するために前記少なくとも1つの端末によって使用されるべき第1の時間周波数リソースを構成するために使用され、第1の端末からアクセス情報を受信する前記ステップが、
    前記第1の時間周波数リソース上で前記第1の端末の前記アクセス情報を受信するステップ
    を含む、請求項10から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記第1の端末の前記アクセス情報が第1のアイデンティティ情報または状態情報のうちの少なくとも1つを含み、前記第1のアイデンティティ情報が前記第1の端末を識別するために使用され、前記状態情報が前記第1の端末の状態を示すために使用される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1の時間周波数リソース上で前記第1の端末の前記アクセス情報を受信する前記ステップが、
    前記第1の端末に対応する第2の時間周波数リソース上で前記第1の端末の前記アクセス情報を受信するステップであって、前記第1の時間周波数リソースが前記第2の時間周波数リソースを含む、ステップ
    を含む、請求項13または14に記載の方法。
  16. 前記少なくとも1つの端末が第2の端末をさらに含み、
    前記方法が、
    前記第2の端末に対応する第3の時間周波数リソース上で前記第2の端末のアクセス情報を受信するステップであって、前記第1の時間周波数リソースが前記第3の時間周波数リソースを含む、ステップ
    をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第2の時間周波数リソースおよび前記第3の時間周波数リソースが互いと直交する、請求項16に記載の方法。
  18. 前記アクセス構成情報が非接続状態である前記少なくとも1つの端末のアクセス様式を構成するために使用され、前記非接続状態がアイドル状態または非アクティブ状態を含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. アクセス方法であって、前記方法が、
    第1の端末によって、ネットワーク制御装置からアクセス構成情報を受信するステップであって、前記アクセス構成情報が少なくとも1つの端末のアクセス様式を構成するために使用され、前記アクセス様式が第1のアクセス様式または第2のアクセス様式を含み、前記少なくとも1つの端末が前記第1の端末を含む、ステップと、
    前記第1の端末によって、前記アクセス構成情報に基づいて前記第1の端末のアクセス情報を前記ネットワーク制御装置に送るステップであって、前記アクセス情報がアクセスを要求するために使用される、ステップと
    を含む、方法。
  20. 前記アクセス構成情報が前記ネットワーク制御装置の状態を示すために使用される第1の状態情報を含み、前記ネットワーク制御装置の前記状態が前記アクセス様式を示す、請求項19に記載の方法。
  21. 前記アクセス様式が前記第1のアクセス様式であり、前記第1のアクセス様式が、第1の端末タイプおよび第2の端末タイプの端末のアクセスが許可されることを示すために使用される、請求項19または20に記載の方法。
  22. 前記第1のアクセス様式が競合ベースアクセスを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記第1の端末が前記第1の端末タイプまたは前記第2の端末タイプに属する、請求項21または22に記載の方法。
  24. 前記第1の端末によって、前記アクセス構成情報に基づいて前記第1の端末のアクセス情報を前記ネットワーク制御装置に送る前記ステップが、
    前記第1の端末によって、前記第1のアクセス様式において事前構成された第1の時間周波数リソース上で前記第1の端末の前記アクセス情報を前記ネットワーク制御に送るステップ
    を含む、請求項21から23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記第1の端末の前記アクセス情報が第1のアドレスを含み、前記第1のアドレスが事前構成されたアドレスセットに属する、請求項21から24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記方法が、
    前記第1の端末によって、前記ネットワーク制御装置からアイデンティティ情報要求を受信するステップであって、前記アイデンティティ情報要求が第1のアイデンティティ情報を要求するために使用され、前記第1のアイデンティティ情報が前記第1の端末を識別するために使用される、ステップと、
    前記第1の端末によって、前記アイデンティティ情報要求に基づいて前記第1のアイデンティティ情報を前記ネットワーク制御装置に送るステップと
    をさらに含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記方法が、
    前記第1の端末によって、前記ネットワーク制御装置からアドレス情報を受信するステップであって、前記アドレス情報が前記第1のアドレスを第2のアドレスに更新することを示すために使用され、前記第2のアドレスが前記アドレスセットに属さない、ステップと、
    前記第1の端末によって、前記アドレス情報に基づいて前記第1のアドレスを前記第2のアドレスに更新するステップと
    をさらに含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記アクセス様式が前記第2のアクセス様式であり、前記第2のアクセス様式が、第1の端末タイプのみの端末のアクセスが許可されることを示すために使用される、請求項19または20に記載の方法。
  29. 前記第2のアクセス様式が無競合アクセスを含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記第1の端末が前記第1の端末タイプに属する、請求項28または29に記載の方法。
  31. 前記アクセス構成情報がさらに、前記第2のアクセス様式においてアクセスを実施するために前記少なくとも1つの端末によって使用されるべき第1の時間周波数リソースを構成するために使用され、前記第1の端末によって、前記アクセス構成情報に基づいて前記第1の端末のアクセス情報を前記ネットワーク制御装置に送る前記ステップが、
    前記第1の端末によって、前記第2のアクセス様式において前記第1の時間周波数リソース上で前記第1の端末の前記アクセス情報を前記ネットワーク制御装置に送るステップ
    を含む、請求項28から30のいずれか一項に記載の方法。
  32. 前記第1の端末の前記アクセス情報が第1のアイデンティティ情報または状態情報のうちの少なくとも1つを含み、前記第1のアイデンティティ情報が前記第1の端末を識別するために使用され、前記状態情報が前記第1の端末の状態を示すために使用される、請求項31に記載の方法。
  33. 前記第1の端末によって、前記第2のアクセス様式において前記第1の時間周波数リソース上で前記第1の端末の前記アクセス情報を前記ネットワーク制御装置に送る前記ステップが、
    前記第1の端末によって、前記第1の端末に対応する第2の時間周波数リソース上で前記第1の端末の前記アクセス情報を前記ネットワーク制御装置に送るステップであって、前記第1の時間周波数リソースが前記第2の時間周波数リソースを含む、ステップ
    を含む、請求項31または32に記載の方法。
  34. 前記少なくとも1つの端末が第2の端末をさらに含み、前記第2の時間周波数リソースおよび前記第2の端末に対応する第3の時間周波数リソースが互いと直交し、前記第3の時間周波数リソースが前記第2の端末のアクセス情報を報告するために使用される、請求項33に記載の方法。
  35. 前記アクセス構成情報が非接続状態である前記少なくとも1つの端末のアクセス様式を構成するために使用され、前記非接続状態がアイドル状態または非アクティブ状態を含む、請求項19から34のいずれか一項に記載の方法。
  36. プロセッサおよびメモリを備えるアクセス装置であって、前記プロセッサが前記メモリに結合され、前記プロセッサが請求項1から18のいずれか一項または請求項19から35のいずれか一項に記載の方法を実施するように構成される、アクセス装置。
  37. 少なくとも1つのプロセッサおよび通信インターフェースを備えるチップ装置であって、前記プロセッサが前記通信インターフェースから命令を呼び出し、前記命令を実行するように構成され、前記命令を実行するとき、前記プロセッサが請求項1から18のいずれか一項または請求項19から35のいずれか一項に記載の方法を実装する、チップ装置。
  38. コンピュータプログラムを記憶するように構成されたコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムが請求項1から18のいずれか一項または請求項19から35のいずれか一項に記載の方法を実装するために使用される命令を含む、コンピュータ可読記憶媒体。
  39. コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品が命令を含み、前記命令がコンピュータまたはプロセッサ上で実行されるとき、前記コンピュータまたは前記プロセッサが請求項1から18のいずれか一項または請求項19から35のいずれか一項に記載の方法を実装することを可能にされる、コンピュータプログラム製品。
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