JP2023521983A - 非地上ネットワークシステム情報のgnssデータ - Google Patents

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Abstract

特定の実施形態によると、無線デバイスによって実行される方法は、ネットワークによってブロードキャストされるシステム情報でアシスト全地球航法衛星システム(A-GNSS)情報を受信することと、GNSS衛星のセット(GNSS衛星のセットは少なくとも3つのGNSS衛星を含む)から信号を受信することと、A-GNSS情報と、GNSS衛星のセットからの信号で受信した情報と、を使用して、無線デバイスの位置を判定することと、を含む。方法は、さらに、ネットワーク衛星に対するドップラ時間及び周波数オフセットを判定することを含む。ドップラ時間及び周波数オフセットは、無線デバイスの位置に基づいて判定される。方法は、さらに、判定したドップラ時間及び周波数オフセットに基づいて事前補償された時間及び周波数でランダムアクセス信号を送信することによって、ネットワーク衛星との接続プロセスを開始することを含む。

Description

本開示のある実施形態は、一般に、無線通信に関し、より詳細には、非地上ネットワーク(NTN)システム情報において全地球航法衛星システム(GNSS)データを提供することに関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))リリース8は、発展型パケットシステム(EPS)を仕様化している。EPSは、ロングタームエボリューション(LTE)無線ネットワークと、発展型パケットコアと、に基づく。当初は音声及びモバイルブロードバンド(MBB)サービスを提供することを目的としていたが、その機能を拡張するために継続的に進化している。リリース13以降、狭帯域インターネット・オブ・シングス(NB-IoT)及びマシン型通信(MTC)用LTE(LTE-M)はLTE仕様の一部であり、大規模なMTC(mMTC)サービスへの接続を提供している。
3GPP(登録商標)リリース15は、第5世代(5G)システム(5GS)の最初のリリースの仕様である。この新世代の無線アクセス技術は、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)、超高信頼低遅延通信(URLLC)及びmMTC等のユースケースに対応することを目的としている。5Gは、ニューレディオ(NR)アクセスストラタムインタフェースと、5Gコアネットワーク(5GC)と、を含む。NRの物理レイヤ及び上位レイヤは、LTE仕様の一部を再利用し、新しいユースケースに動機付けられるコンポーネントを追加している。一例として、NRは、3GPP(登録商標)技術のサポートを、6GHzを超える周波数範囲に拡張するため、ビームフォーミングとビーム管理のための洗練されたフレームワークを導入している。リリース15において、3GPP(登録商標)は、非地上ネットワーク(NTN)での運用のためにNRを準備する作業も開始している。この作業は、"非地上ネットワークをサポートするNR"という調査項目で実施され、テクニカルレポート(TR)38.811が作成された。
3GPP(登録商標)リリース16では、TR38.821"非地上ネットワークをサポートするNRの解決策"で、NTNネットワークで動作する様にNRを準備する作業が継続されている。並行して、NTNでの運用にNB-IoT及びLTE-Mを適応させることへの関心の高まりにより、3GPP(登録商標)リリース17にはNR NTNの作業項目(RP-193234、非地上ネットワーク(NTN)をサポートするNRの解決策、3GPP(登録商標)RAN#86)と、NTNのためのNB-IoT及びLTE-Mサポートに関する調査項目(RP-193235、非地上ネットワークのNB-IoT/eMTCサポートに関する調査、3GPP(登録商標)RAN#86)の両方が含まれている。
非地上ネットワーク
図1は、衛星無線アクセスネットワークの例を示している。衛星無線アクセスネットワークは、NTNの1つのタイプであり、通常は次のコンポーネントを含む。
・衛星:衛星102等の宇宙空間プラットフォーム。
・地上ベースのゲートウェイ103:アーキテクチャの選択に応じて、衛星102を基地局(基地局160等)又はコアネットワークに接続する。
・フィーダリンク:ゲートウェイ103とサテライト102との間のリンク。
・アクセスリンク:衛星102とユーザ装置(UE)(無線装置110等)との間のリンク。
軌道高度に応じて、衛星は、低地球軌道(LEO)(通常の高さは250~1,500km、軌道周期は90~120分)と、中軌道(MEO)(通常の高さは5,000~25,000km、軌道周期3~15時間)と、静止軌道(GEO)(高さ約35,786km、軌道周期24時間)とに分類され得る。
通信衛星は、通常、特定のエリアに複数のビームを生成する。ビームのフットプリントは通常楕円形であり、これは伝統的にセルと見做される。ビームのフットプリントは、スポットビームとしても参照される。ビームのフットプリントは、衛星の移動に伴って地表上を移動する、或いは、その移動を補償するために衛星によって使用されるある種のビームポインティング機構により地上において固定的であり得る。スポットビームのサイズは、システムデザインに依存し、数十kmから数千kmの範囲であり得る。図1のアーキテクチャ例は、ベントパイプトランスポンダを備えた衛星ネットワークを示している。
伝搬遅延は、衛星通信の重要な側面であり、地上モバイルシステムで期待される遅延とは異なる。軌道高度により、ベントパイプ衛星ネットワークのラウンドトリップ遅延は、数十ミリ秒(LEOの場合)から数百ミリ秒(GEOの場合)の範囲になり得る。比較すると、セルラネットワークで許容されるラウンドトリップ遅延は1ミリ秒に制限されている。LEO及びMEO衛星は高速であるため、伝搬遅延は大きく変動し、軌道高度と衛星の速度に応じて毎秒10~100μsのオーダで変化し得る。
タイミングに密接に関連する2番目の重要な側面は、衛星の動きによって引き起こされるドップラ周波数オフセットである。アクセスリンクは、サブ6GHzで10~100kHz程度のドップラシフトにさらされる可能性があり、周波数が高くなると、それに比例して高くなる。また、ドップラは、Sバンドでは毎秒数百Hzまでのレートで変化し、Kaバンドでは毎秒数kHzまでのレートで変化する。
全地球航法衛星システム(GNSS)
GNSSは、全世界をカバーする衛星ナビゲーションシステムである。GNSSは、測位、ナビゲーション及びタイミングのために衛星を使用する。GNSSシステムのグローバルカバレッジは、通常、複数の軌道面に配置された数十のMEO衛星群によって実現される。各衛星は、メッセージの正確な送信時刻と、この衛星のエフェメリスと、総ての衛星に関する大まかな軌道データと、を含むメッセージをブロードキャストできる。通常、少なくとも4つの異なる衛星からのGNSS信号を受信することにより、受信機は、各衛星からの信号の到着時間を測定し、その位置を特定できる。これにより、受信機は、時刻同期のために現在のローカル時刻を高精度で計算することもできる。
低いデータレート(50bps等)では衛星の軌道情報を取得するのに長い時間がかかるため、スタンドアロンGNSSでは最初の修正までの時間(TTFF)に数十秒かかることがある。アシストGNSS(A-GNSS)を使用してTTFFを減らすことができる。A-GNSSサーバは、衛星から軌道情報をダウンロードして保存する。GNSS対応デバイスは、セルラ接続を使用してA-GNSSサーバに接続し、軌道情報をダウンロードできる。セルラ接続は、GNSSダウンロード速度よりもはるかに高いデータレートを提供できるため、A-GNSSサーバからの軌道データのダウンロードにかかる時間は短くなる。3GPP(登録商標)は、A-GNSSプロトコルを定義する。例えば、LTE測位プロトコル(LPP)に関する技術仕様(TS)36.355のA-GNSS測位に関するセクション6.5.2を参照のこと。
現在、特定の課題が存在する。例えば、デバイス(UE)が非静止軌道(NGSO)衛星ネットワークに接続するには、衛星の速度が非常に高いことによるタイミング及び周波数の相対性効果を補償する必要があり得る。これには、通常、GNSSシステムから取得される、デバイスの位置に関する詳細な知識が必要である。これにより、かなりの遅延が発生する可能性があり、その長さは、デバイスがアクセスした衛星データがどれほど最近のものであるかに依存し、その間にデバイスはGNSS衛星データを更新して位置を判定する。発生する遅延に加えて、低電力デバイスの場合、長時間連続して受信すると、デバイスの寿命が大幅に短くなる。したがって、衛星ネットワークの助けを借りてGNSS情報を取得し、デバイスが衛星ネットワークに接続できる位置をより迅速に見つけることができる方法が必要である。GNSS測位は、静止軌道(GSO)衛星ネットワークや高高度プラットフォームシステム(HAPS)等、他のNTNネットワークの類型にも役に立つ。例えば、GNSSはモビリティを促進するために使用され得る。しかし、GNSSの修正時間に関連する長い遅延は、例えば、無線リソース制御(RRC)接続モードでは、その有用性を損なう。
本開示の特定の態様及びそれらの実施形態は、これら又は他の課題に対する解決策を提供し得る。第1例は、全システム情報(SI)サイズが管理可能である様なコンパクトなフォーマットのSIにおいて関連するアシストGNSS(A-GNSS)情報を提供するためのネットワークノードにおける方法であり得る。これは、特定のネットワーク衛星によって現在カバーされている地表のエリアと、そのエリア内での測位に関連するGNSS衛星を最初に特定することによって達成され得る。次に、関連するGNSS衛星のA-GNSS情報が、ネットワーク衛星によって送信されるシステム情報メッセージで提供され得る。第2例は、セルラ衛星ネットワークに接続するネットワークデバイスにおける方法であり得る。これは、A-GNSS情報を含むシステム情報メッセージと、少なくとも3つのGNSS衛星からの信号と、を最初に受信することによって達成され得る。A-GNSS情報とGNSS信号と、に基づいて、デバイスの位置を特定でき、そこから、ネットワーク衛星に対するドップラ時間及び周波数オフセットを判定できる。ネットワーク衛星に対するドップラ時間及び周波数オフセットは、第2ネットワーク衛星の現在の位置に部分的に依存する。したがって、ドップラ及び周波数オフセットを判定するために、デバイスは、まずネットワーク衛星の現在位置を判定し得る。例えば、デバイスは、SIメッセージから、又は、ネットワーク衛星の以前の位置の知識に基づいてネットワーク衛星の現在の位置を予測することから、ネットワーク衛星の現在の位置を判定できる(例えば、場合によっては、エフェメリスデータ等の追加のデータを使用して)。ネットワーク衛星に対するドップラ時間及び周波数オフセットを判定することで、デバイスは、事前に補正された時間及び周波数でランダムアクセス信号を送信することにより、セルラ衛星ネットワークへの接続を実行できる。
開示された課題の1つ以上を解決する種々の実施形態が存在し、ここで提案される。総てではないが幾つかの実施形態を以下に列挙する。
1.セルラ衛星ネットワークに接続しているUEにGNSS情報を提供するためのネットワークノードにおける方法であって、
a.ネットワークノードに関連するネットワーク衛星の位置を判定することと、
b.ネットワーク衛星に近接するGNSS衛星のサブセットを判定することと、
c.近接するGNSS衛星に関連する情報を含むシステム情報メッセージを送信することと、
を含む方法。
2.実施形態1に記載の方法であって、ネットワークノードは、ネットワーク衛星と同じ場所にある、方法。
3.実施形態1に記載の方法であって、ネットワーク衛星は、ネットワークノードのベントパイプとして使用される、方法。
4.実施形態1から3のいずれか1つに記載の方法であって、衛星サブセットは、ネットワーク衛星によってサービス提供されている、或いは、サービス提供がされる地上エリアで、前記サブセットを使用した測位が実行可能である様に判定される、方法。
5.実施形態1から5のいずれか1つに記載の方法であって、GNSS情報は、
a.GNSS衛星のサブセットのアルマナックデータ、
b.GNSS衛星のサブセットのエフェメリスデータ、
c.タイミング情報、及び/又は、
d.電離圏モデルデータを、含む方法。
6.実施形態5に記載の方法であって、データは、より低い測位要件に適合する様にさらに修正される、方法。
7.実施形態6に記載の方法であって、その様な修正は、データの量子化を含む、方法。
8.実施形態1から7のいずれか1つに記載の方法であって、システム情報メッセージは、提供されたGNSSデータの有効期間をさらに含む、方法。
9.実施形態1から8のいずれか1つに記載の方法であって、SIメッセージは、ネットワーク衛星のエフェメリス又はタイミングデータをさらに含む、方法。
さらに、特定の実施形態は、どの衛星が関連しているかを決定する方法についてのさらなる詳細、及び/又は、GNSSデータがどの様に取得されるかについてのさらなる詳細を提供する。
10.衛星ネットワークに接続するために、セルラ衛星ネットワークからGNSS情報を受信するネットワークデバイスにおける方法であって、
a.第1ネットワーク衛星からのGNSS情報を含むシステム情報メッセージを受信することと、
b.情報がSIメッセージに含まれる、少なくとも1つのGNSS衛星から位置データを受信することと、
c.受信したSI及び位置データに基づいて場所を判定することと、
d.判定した場所に基づいて、第2ネットワーク衛星へのドップラタイミング及び周波数シフトを判定することと、
e.衛星ネットワークに接続するために、ドップラシフトに基づいてRAを第2ネットワーク衛星に送信することと、を含む。
第2ネットワーク衛星へのドップラ時間及び周波数オフセットは、第2ネットワーク衛星の現在の場所と、現在の場所での第2ネットワーク衛星の速度と、に部分的に依存する。したがって、ネットワークデバイスが上記のステップ10(d)でドップラ及び周波数シフトを判定するために、ネットワークデバイスは、まず第2ネットワーク衛星の現在位置を判定し得る。例えば、ネットワークデバイスは、SIメッセージから、又は、第2ネットワーク衛星の以前の位置の知識に基づいて第2ネットワーク衛星の現在の位置を予測することから、第2ネットワーク衛星の現在の位置を判定できる(例えば、場合によっては、エフェメリスデータ等の追加のデータを使用して)。
11.実施形態10に記載の方法であって、RAを送信する前に、SI情報がまだ有効であることを判定することを含む、方法。
12.実施形態10に記載の方法であって、SIメッセージを受信する前に、以前のUEの位置が無効であることを判定することを含む、方法。
特定の実施形態によると、無線デバイスによって実行される方法は、ネットワークによってブロードキャストされるシステム情報でA-GNSS情報を受信することと、GNSS衛星のセット(GNSS衛星のセットは少なくとも3つのGNSS衛星を含む)からの信号を受信することと、A-GNSS情報と、GNSS衛星のセットからの信号で受信した情報と、を使用して、無線デバイスの位置を判定することと、を含む。方法は、さらに、ネットワーク衛星に対するドップラ時間及び周波数オフセットを判定することを含む。ドップラ時間及び周波数オフセットは、無線デバイスの位置に基づいて判定される。方法は、さらに、判定したドップラ時間及び周波数オフセットに基づいて事前補償した時間及び周波数でランダムアクセス信号を送信することによって、ネットワーク衛星との接続プロセスを開始することを含む。
特定の実施形態によると、無線デバイスは、処理回路と、電力供給回路と、を備える。電力供給回路は、無線デバイスに電力を供給する様に構成される。処理回路は、ネットワークによってブロードキャストされるシステム情報でA-GNSS情報を受信することと、GNSS衛星のセット(GNSS衛星のセットは少なくとも3つのGNSS衛星を含む)からの信号を受信することと、A-GNSS情報と、GNSS衛星のセットからの信号で受信した情報と、を使用して無線デバイスの位置を判定することと、を行う様に構成される。処理回路は、さらに、ネットワーク衛星に対するドップラ時間及び周波数オフセットを判定する様に構成される。ドップラ時間及び周波数オフセットは、無線デバイスの位置に基づいて判定される。処理回路は、さらに、判定したドップラ時間及び周波数オフセットに基づいて事前補償した時間及び周波数でランダムアクセス信号を送信することによって、ネットワーク衛星との接続プロセスを開始する様に構成される。
特定の実施形態において、上述した無線デバイス及び/又は無線デバイスにおける方法は、以下のうちの任意の1つ又は複数といった、1つ又は複数の追加の機能を含み得る。
特定の実施形態は、A-GNSS情報が有効である期間を判定し、A-GNSS情報が有効である間、A-GNSS情報を使用する。例えば、特定の実施形態は、ネットワークからA-GNSS情報が有効である期間のインジケーションを受信することに基づいて、A-GNSS情報が有効である期間を判定する。
特定の実施形態は、GNSS衛星のセットに含めるのに適した少なくとも1つのGNSS衛星を判定する。上述した様に、GNSS衛星のセットは、そこから信号が受信される少なくとも3つのGNSS衛星を含む(信号は、無線デバイスの位置の判定を支援する情報を含む)。特定の実施形態において、GNSS衛星のセットに含めるのに適した少なくとも1つのGNSS衛星を判定することは、ネットワーク衛星の現在のカバレッジエリア又は将来のカバレッジエリア内での測位のために少なくとも1つのGNSS衛星を使用することの能力に基づく。特定の実施形態において、GNSS衛星のセットに含めるのに適した少なくとも1つのGNSS衛星を判定することは、少なくとも1つのGNSS衛星に関連付けられたGNSS衛星データに基づく。GNSS衛星データは、GNSS又は別のネットワークノードから受信され得る。
特定の実施形態は、ネットワーク衛星に関連付けられた、ネットワーク衛星又は別のネットワークノードから受信した過去の位置データに基づいて、ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアを推定する。
特定の実施形態は、ネットワーク衛星に関連付けられた、2ライン要素セット(TLE)として公に利用可能な軌道要素から判定される位置データに基づいて、ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアを推定する。
特定の実施形態は、無線デバイスが最初のアタッチ時にA-GNSS情報を読み取ることを要求とする。
特定の実施形態は、無線リンク障害に応答して、又は、ランダムアクセスを完了する問題に応答して、無線デバイスがA-GNSS情報を読み取ることを要求とする。
特定の実施形態において、A-GNSS情報は、GNSS衛星セットのアルマナックデータ、GNSS衛星セットのエフェメリスデータ、タイミング情報及び/又は電離圏伝搬効果を説明する電離圏データの内の1つ又は複数を含む。
特定の実施形態によると、ネットワークノードによって実行される方法は、ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアを判定することを含む。位置又はカバレッジエリアは、ネットワーク衛星の現在の位置若しくはカバレッジエリア、又は、将来の位置若しくはカバレッジエリアに対応する。方法はさらに、ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアに関連する位置情報を提供するのに適した少なくとも1つのGNSS衛星を識別することと、少なくとも1つのGNSS衛星に関連付けられたA-GNSS情報を判定することと、A-GNSSを含むシステム情報を無線デバイスに送信することと、を含む。
特定の実施形態によると、ネットワークノードは、処理回路と、電力供給回路と、を備える。電力供給回路は、ネットワークノードに電力を供給する様に構成される。処理回路は、ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアを判定する様に構成される。位置又はカバレッジエリアは、ネットワーク衛星の現在の位置若しくはカバレッジエリア、又は、将来の位置若しくはカバレッジエリアに対応する。処理回路は、さらに、ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアに関連する位置情報を提供するのに適した少なくとも1つのGNSS衛星を識別することと、少なくとも1つのGNSS衛星に関連付けられたA-GNSS情報を判定することと、A-GNSSを含むシステム情報を無線デバイスに送信することと、を行う様に構成される。
特定の実施形態において、上述したネットワークノード及び/又はネットワークノードにおける方法は、以下のうちの任意の1つ又は複数といった、1つ又は複数の追加の機能を含み得る。
特定の実施形態は、A-GNSS情報が有効である期間を判定し、A-GNSS情報が有効である期間を無線デバイスに示す。例えば、特定の実施形態において、A-GNSS情報が有効である期間は、無線デバイスがA-GNSS情報を再取得又は更新する必要があるまでの期間に基づく。
特定の実施形態は、少なくとも1つのGNSS衛星に関連付けられたGNSS衛星データに基づいて、少なくとも1つのGNSS衛星を識別し、GNSS衛星データはGNSS又は別のネットワークノードから受信される。特定の実施形態において、GNSS衛星データは、少なくとも1つのGNSS衛星の現在又は将来の位置を予測するために使用される過去のGNSS衛星データを含む。
ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアを判定するために、特定の実施形態は、ネットワーク衛星に関連付けられた過去の位置データに基づいて、ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアを推定する。過去の位置データは、ネットワーク衛星又は別のネットワークノードから取得され得る。
ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアを判定するために、特定の実施形態は、ネットワーク衛星に関連付けられた位置データに基づいて、ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアを推定する。TLEとして公開されている軌道要素から位置データは判定される。
特定の実施形態において、システム情報は、無線デバイスが最初のアタッチ時にA-GNSS情報を読み取ることを必要とするかを示す。
特定の実施形態において、無線デバイスは、無線リンク障害に応答して、又は、ランダムアクセスを完了する問題に応答して、A-GNSS情報を読み取ることが要求される。
特定の実施形態において、A-GNSS情報は、GNSS衛星セットのアルマナックデータ、GNSS衛星セットのエフェメリスデータ、タイミング情報及び/又は電離圏伝搬効果を説明する電離圏データの内の1つ又は複数を含む。
特定の実施形態において、ネットワークノードはネットワーク衛星の一部である。他の実施形態において、ネットワークノードは地上に配置され、ネットワーク衛星に接続される。
特定の実施形態は、送信データの総量を削減するために、送信前にA-GNSS情報を処理する。
特定の実施形態は、以下の技術的利点の内の1つ又は複数を提供し得る。例えば、幾つかの実施形態は、セルラネットワークにおけるGNSS情報の効率的な使用を可能にし、例えば、セルラ衛星ネットワークへの高速接続を可能にし、それによって接続待ち時間とデバイスの電力消費の両方を大幅に削減することができる。
開示する実施形態、それらの特徴及び利点の完全な理解のため、添付の図面を参照して以下に詳細な説明を行う。
特定の実施形態に従う、衛星無線アクセスネットワークの例。 幾つかの実施形態に従う、ネットワークノードによって実行される方法の例。 幾つかの実施形態に従う、角度分離に基づくGNSS衛星選択の例。 幾つかの実施形態に従う、ネットワークデバイスにおける方法の例。 幾つかの実施形態に従う、無線ネットワークの例。 幾つかの実施形態に従う、ユーザ装置の例。 幾つかの実施形態に従う、仮想化環境の例。 幾つかの実施形態に従う、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続される通信ネットワークの例。 幾つかの実施形態に従う、部分的な無線接続を介して、基地局経由でユーザ装置と通信するホストコンピュータの例。 幾つかの実施形態に従う、ホストコンピュータ、基地局及びユーザ装置を含む通信システムで実行される方法の例。 幾つかの実施形態に従う、ホストコンピュータ、基地局及びユーザ装置を含む通信システムで実行される方法の例。 幾つかの実施形態に従う、ホストコンピュータ、基地局及びユーザ装置を含む通信システムで実行される方法の例。 幾つかの実施形態に従う、ホストコンピュータ、基地局及びユーザ装置を含む通信システムで実行される方法の例。 幾つかの実施形態に従う、無線デバイスにおける方法の例。 幾つかの実施形態に従う、ネットワークノードにおける方法の例。 幾つかの実施形態に従う、無線ネットワークの例。
一般的に、ここで使用されているすべての用語は、異なる意味が明確に与えられていない限り、及び/又は、使用されている文脈から示唆されていない限り、関連する技術分野での通常の意味に従って解釈される。要素、装置、部品、手段、ステップ等への言及は、そうでないことが明示的に述べられない限り、オープン的に、要素、装置、部品、手段、ステップ等の少なくとも1つを参照しているものと解釈される。本明細書に開示されている任意の方法のステップは、ステップが別のステップの後に続く又は前にあると明確に説明されていない限り、及び/又は、ステップが別のステップの前又は後になければならないことが暗黙的に示されている場合を除き、開示された正確な順序で実行する必要はない。本明細書に開示される実施形態の任意の特徴は、必要に応じて、他の実施形態に適用され得る。同様に、実施形態の任意の利点は、他の実施形態に適用することができ、逆もまた同様である。本実施形態の他の目的、特徴及び利点は、以下の説明から明らかになるであろう。
本明細書で企図される実施形態の幾つかは、添付の図面を参照してより完全に説明される。しかしながら、他の実施形態は、本明細書に開示される主題の範囲内に含まれ、開示される主題は、本明細書に記載される実施形態のみに限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、主題の範囲を当業者に伝えるために例として提供されている。
アシストGNSS情報のセルラ衛星ネットワーク提供
幾つかの実施形態において、ネットワークノードにおける方法は、関連するアシストGNSS(A-GNSS)情報をシステム情報においてコンパクトフォーマットで提供し、全体的なSIサイズを管理可能にする。これは、場合により、特定のネットワーク衛星によって現在カバーされている地球の表面のエリア(数平方キロメートルから1000平方キロメートル以上の範囲)と、そのエリア内での測位に関連するGNSS衛星と、を最初に特定することによって達成される。次に、関連するGNSS衛星のA-GNSS情報が、ネットワーク衛星によって送信されるシステム情報メッセージで提供される。衛星システムには、再生ペイロードシステムとトランスペアレントペイロードシステムと、の2種類がある。再生ペイロードシステムの場合、基地局(ネットワークノード)は衛星内に配置され得る。トランスペアレントペイロードシステムの場合、基地局は地上にあり、衛星は単なる(複雑な)リピータである。トランスペアレントペイロードシステムは、"ベントパイプ"とも呼ばれる。
幾つかの実施形態は、セルラ衛星ネットワークに接続する必要があるデバイスにA-GNSS情報を提供するためのネットワークノードにおける方法である。図2は、一例を示している。ステップ2000において、ネットワークノードは、セルラネットワーク衛星の位置を判定する。これは、例えば、別のネットワークノードから衛星位置データを受信することによって、又は、衛星から直接その様なデータを取得することによって行われ、現在又は将来の位置を推定するために過去の位置を使用することも含まれ得る。位置は、2ライン要素セット(TLE)として公開されている軌道要素から決定することもできる。TLEは、地球を周回するオブジェクトの特定の時点(エポック)の軌道要素のリストを符号化したデータ形式である。適切な予測式を使用して、過去又は未来の任意の時点での状態(位置と速度)をある程度正確に推定できる。ステップ2010において、ネットワークノードは、セルラネットワーク衛星によってカバーされる地表上のエリア内で測位するためにどのGNSS衛星を使用できるかを判定する。このステップは、そのようなGNSS衛星データを、別のネットワークノードから、又は、GNSS衛星システム自体から受信することによって実行され得る。ここでも、判定は、現在又は将来の衛星位置を予測するために過去の衛星位置を使用するステップを含み得る、或いは、公に利用可能なTLEに基づき得る。ステップ2020において、ネットワークは、セルラネットワーク衛星の現在又は将来のカバレッジエリア内で有用であると判定されたGNSS衛星サブセットに関連するA-GNSS情報を含むシステム情報メッセージを送信する。
ネットワークノードは、セルラネットワーク衛星の一部であっても良く、あるいは、カバレッジエリア及び/又は1つ又は複数のデバイスへのベントパイプ接続のための衛星を使用することで、ネットワークノードは地上に配置されても良い。GNSS衛星サブセットは、セルラネットワーク衛星のカバレッジエリア内での測位に使用され得る様に判定され得る。あるいは、サブセットは、セルラネットワーク衛星の将来のカバレッジエリア内での測位に使用され得る様に判定され得る。限定ではなく一例として、A-GNSS情報は、(a)GNSS衛星のサブセットのアルマナックデータ、(b)GNSS衛星のサブセットのエフェメリスデータ、(c)タイミング情報、(d)電離圏伝搬効果を説明するための電離圏データ、及び/又は、(e)その他の関連するA-GNSSデータを含み得る。A-GNSSデータは、データの総送信量を削減するために、例えば、量子化、切り捨て、さもなければ圧縮等、更に処理される。衛星ネットワークに接続するためのデバイスの精度要件は、一般的な測位要件よりも低いため、これは許容され得る。
A-GNSS情報に加えて、セルラネットワーク衛星に関する対応情報もあり得る。さらに、どれだけ長く情報が有効であるかを示す有効期間が含まれ得る。有効性が制限されているのは、衛星軌道の不正確さ、又は、GNSS衛星のサブセットがセルラネットワーク衛星のカバレッジエリア内での測位にもはや適していないことに依存し得る。この有効性タイマは、A-GNSS情報が有効である期間をUEに示すこともできる、つまり、UEがA-GNSS情報を再取得/更新する必要がある前に示すこともできる。これは、(移動中の)衛星がA-GNSS情報を更新する必要があり、特定のUEがA-GNSS情報を継続的に更新する必要があるために電力を消費する地域で有益であり得る。
幾つかの実施形態において、UEは、最初のネットワーク接続時にA-GNSS情報を読み取ることのみを要求される。別の実施形態において、A-GNSS情報は、ランダムアクセスを完了できない、無線リンク障害、又は、UEがUE固有のA-GNSS情報を受信する等の問題が発生した場合にのみ再取得される。これは、より特定のシナリオでのみ、電力消費とGNSS測定の使用を削減するのに役立ち得る。
A-GNSS情報に含めるGNSS衛星の決定
図2のステップ2010は、セルラNTNブロードキャストシステム情報に含めるGNSS衛星のセットにおけるGNSS衛星の最小数(N)を判定するためのものである。Nは3まで低くてもよいが、少なくとも4であることが望ましいことに留意されたい。幾つかの実施形態において、NTNノード(すなわち、衛星又は高高度プラットフォームシステム(HAPS))は、デバイスからNTNノードへの見通し線方向と、デバイスからGNSS衛星への見通し方向との間の角度距離又は分離に基づいて、言及されたN個のGNSS衛星を選択する。図3は、セルラNTNノード102とGNSS衛星104A及び104Bとの間の言及された角度距離それぞれを示すためにαA及びαBを使用するこの実施形態を示している。この例において、セルラNTNノード102は、角度分離を最小にするために、GNSS衛星104BよりもGNSS衛星104Aを選択し、これにより、UEがGNSS衛星への受信ビームを再調整するのに必要な時間を最小限にし得る。ここで、多くの衛星デバイスが、高ゲインの電子的にステアリング可能なパラボラアンテナ受信機を利用していることに留意されたい。アンテナはセルラ通信とGNSS受信の両方に使用できるため、それは、GNSS信号の受信に必要な時間を最小限に抑えることに関連性があり、これにより、アンテナをセルラシステム動作に使用できる時間が最大化される。これにより、前述の角度分離を最小限に抑えてGNSS衛星のブロードキャストを優先する様になる。
幾つかの実施形態において、N個のGNSS衛星のセットは、N個の選択されたGNSS衛星にわたる前述の角度分離の広がりを最大化する様に選択される(許容される角度分離の範囲内で)。特定の実施形態は、GNSS衛星のUE走査範囲を制限するために、許容される最大の角度分離を有し得る。特定の実施形態は、測位精度を改善するために、許容される最小の角度分離を有し得る(例えば、ほぼ同一の位置にあるN個の衛星はロバストな測位情報を提供しないため、角度分離は最小値より上であるべきである)。特定の実施形態は、GNSS衛星のUE走査範囲を制限するために、N個の選択されたGNSS衛星にわたる角度分離を最適化する一方、与えられた制限のある走査範囲での測位精度を最適化する。
ネットワーク提供のA-GNSS情報によるセルラ衛星ネットワークへのデバイス接続
幾つかの実施形態において、ネットワークデバイスで実行される方法は、ネットワークデバイスをセルラ衛星ネットワークに接続するために使用され得る。これは、A-GNSS情報を含むシステム情報メッセージと、少なくとも3つのGNSS衛星を含むGNSS衛星のサブセットからの信号と、をネットワークデバイスが最初に受信することによって達成され得る。A-GNSS情報とGNSS信号と、に基づいて、デバイスの位置を特定することができ、そこから、ネットワーク衛星に対するドップラ時間及び周波数オフセットを判定できる。これは、事前補償された時間及び周波数でランダムアクセス信号を送信することにより、デバイスがセルラ衛星ネットワークへの接続を実行することを可能にする。
幾つかの実施形態は、セルラ衛星ネットワークに接続するためにA-GNSS情報を受信するネットワークデバイスにおける方法を含む。これは、例えば、図4に示される。ステップ4000において、デバイスは、第1セルラネットワーク衛星からシステム情報メッセージを受信する。SIメッセージは、ネットワークデバイスの測位に適したGNSS衛星のサブセットに関するA-GNSS情報を含む。ステップ4010において、デバイスは、GNSS衛星の適切なサブセット内の少なくとも3つの衛星からGNSSデータを受信する。ステップ4020で、受信したGNSSデータは、A-GNSS情報と共に、デバイスの位置を判定するために使用される。ステップ4030で、ネットワークデバイスは、判定した位置を使用して、その現在位置におけるセルラネットワーク衛星の速度によるドップラ時間及び周波数オフセットを計算し得る。ドップラ効果はセルラネットワーク衛星の現在の位置に基づいているため、その位置もわかっている必要がある。その位置は、SIメッセージから、又は、おそらくエフェメリスデータ等の追加データを使用することによって、古い衛星位置から現在の衛星位置を予測することによって判定され得る。ドップラシフトを判定すると、ネットワークデバイスは、ランダムアクセス信号(又はプリアンブル)を送信するか、ランダムアクセス手順を初期化し得る(ステップ4040)。ランダムアクセス信号/プリアンブル/手順は、セルラネットワーク衛星との接続を促進するために使用され得る。
幾つかの実施形態は、GNSSデータの受信を試みる前に、GNSS衛星情報がまだ有効であることをデバイスがまず判定し、有効である場合にのみステップ4040で送信を実行する追加のステップを含み得る。データが無効な場合、ネットワークデバイスはその位置を取得しようとし、成功した場合はランダムアクセスを続行し得る。
幾つかの実施形態において、ステップ4010でSIデータを受信する前に、ネットワークデバイスは、以前の位置が無効になったかどうかを判定し得る。これは、例えば、タイマが閾値を超えたかどうかを判定することによって、又は、センサ(例えば、磁気センサ)がネットワークデバイスの移動を示しているかどうかを判定することによって行われ得る。その様なタイマ閾値は、より静止したUEを暗示するより低いモビリティクラスが、よりモバイルなUEを暗示するより高いモビリティクラスを有するUEよりも高い閾値を有する様に、モビリティクラスに従ってさらに設定され得る。
提案された実施形態なしでセルラ衛星ネットワークに接続することは可能かもしれないが、そのような解決策では、受信機は膨大な数の時間及び周波数仮説を実行する必要があり、実際にはそれが不可能であるため、或いは、ネットワークは、必要な時間と周波数の補償を推定し、修正のために情報をUEに戻す必要があるため、複雑さを劇的に増加させる。
開示される主題は、任意の適切なコンポーネントを使用するシステムの任意の適切なタイプのシステムとして実現され得るが、開示される実施形態は、図5に示す例示的な無線ネットワーク等の、無線ネットワークに関連して説明される。簡略化のため、図5の無線ネットワークは、ネットワーク106、ネットワークノード160及び160b並びにWD110、110b及び110cのみを示している。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間、無線デバイスと、固定電話、サービスプロバイダ又は任意の他のネットワークノード若しくはエンドデバイス等の別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに適した任意の追加要素をさらに含み得る。図示するコンポーネントの内、ネットワークノード160及び無線デバイス(WD)110は、追加の詳細と共に示されている。無線ネットワークは、1つ以上の無線デバイスに通信及び他のタイプのサービスを提供して、無線ネットワークによって提供される、或いは、無線ネットワークを介して提供されるサービスへの無線デバイスのアクセス及び/又は使用を容易にする。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信、電気通信、データ、セルラ及び/又は無線ネットワーク若しくは他の同様のタイプのシステムを含む、及び/又は、インタフェースし得る。幾つかの実施形態において、無線ネットワークは、特定の標準又は他のタイプの事前定義されたルール又は手順に従って動作する様に構成され得る。この様に、無線ネットワークの特定の実施形態は、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)、ロングタームエボリューション(LTE)、及び/又は、他の適切な2G、3G、4G又は5Gの様な通信規格、IEEE802.11規格等の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、及び/又は、WiMax(WorldwideInteroperabilityforMicrowaveAccess)、ブルートゥース(登録商標)、Z-Wave、及び/又は、ZigBee規格等のその他の適切な無線通信規格を実装し得る。
ネットワーク106は、1つ以上のバックホールネットワークと、コアネットワークと、IPネットワークと、公衆交換電話網(PSTN)と、パケットデータネットワークと、光ネットワークと、広域ネットワーク(WAN)と、ローカルエリアネットワーク(LAN)と、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)と、有線ネットワークと、無線ネットワークと、メトロポリタンエリアネットワークと、デバイス間の通信を可能にするその他のネットワークと、の1つ以上を含み得る。
ネットワークノード160及びWD110は、以下でより詳細に説明される様々なコンポーネントを含む。これらのコンポーネントは連携して、無線ネットワークで無線接続を提供する等、ネットワークノード及び/又は無線デバイス機能を提供する。異なる実施形態において、無線ネットワークは、任意の数の有線又は無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、及び/又は、有線若しくは無線接続を介してデータ及び/又はシグナルの通信を促進又は参加し得る任意の他のコンポーネント又はシステムを含み得る。
本明細書で使用される場合、ネットワークノードは、無線デバイスと直接又は間接的に通信する、及び/又は、無線ネットワーク内の他のネットワークノード若しくは機器と通信して、無線デバイスの無線アクセスを可能にする、及び/又は、提供できる、及び/又は、無線ネットワークにおいて他の機能(例えば、管理)を実行する様に構成、配置及び/又は動作可能な装置を指す。ネットワークノードの例は、アクセスポイント(AP)(例えば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(例えば、無線基地局、ノードB、発展型ノードB(eNB)及びNRのノードB(gNBs))を含むが、これらに限定されない。基地局は、提供するカバレッジの量(又は、言い方を変えると、それらの送信電力レベル)に基づいて分類され、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局又はマクロ基地局として参照され得る。基地局は、中継ノード又は中継を制御する中継ドナーノードであり得る。ネットワークノードは、集中型デジタルユニット及び/又はリモート無線ユニット(RRU)(リモート無線ヘッド(RRH)とも呼ばれ得る)等の分散型無線基地局の1つ以上(又は総て)の部分を含み得る。そのようなリモート無線ユニットは、アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されてもされなくても良い。分散型無線基地局の一部は、分散型アンテナシステム(DAS)のノードとも呼ばれ得る。ネットワークノードのさらに他の例には、MSR BS等のマルチスタンダード無線(MSR)機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)又は基地局コントローラ(BSC)等のネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(移動スイッチングセンタ(MSC)、モビリティ管理エンティティ(MME)等)、運用及び管理(O&M)ノード、運用サポートシステム(OSS)ノード、自己最適化ネットワーク(SON)ノード、測位ノード(発展型サービング移動ロケーションセンタ(E-SMLC)など)及び/又はドライブテストの最小化(MDT)等を含む。別の例として、ネットワークノードは、以下でより詳細に説明される様に、仮想ネットワークノードであり得る。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線デバイスに無線ネットワークへのアクセスを可能にする、及び/又は、提供するか、無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供することができる、構成、配置、及び/又は動作可能な任意の適切なデバイス(又はデバイスのグループ)を表し得る。
図5において、ネットワークノード160は、処理回路170、デバイス可読媒体180、インタフェース190、補助機器184、電源186、電力回路187及びアンテナ162を含む。図5の例示的な無線ネットワークに示されるネットワークノード160は、ハードウェアコンポーネントの図示された組み合わせを含むデバイスを表し得るが、他の実施形態は、コンポーネントの異なる組み合わせを有するネットワークノードを含み得る。ネットワークノードは、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能、及び方法を実行するために必要なハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の適切な組み合わせを備えることを理解されたい。さらに、ネットワークノード160のコンポーネントは、より大きなボックス内に配置される単一のボックスとして示されるか、又は、複数のボックス内にネストされるが、実際には、ネットワークノードは、単一の図示されたコンポーネントを構成する複数の異なる物理コンポーネントを含み得る(例えば、デバイス読み取り可能媒体180は、複数の別個のハードドライブと複数のRAMモジュールを含み得る)。
同様に、ネットワークノード160は、それぞれが独自のそれぞれのコンポーネントを有し得る、複数の物理的に別個のコンポーネントから構成され得る(例えば、ノードBコンポーネントとRNCコンポーネント、又は、BTSコンポーネントとBSCコンポーネント等)。ネットワークノード160が複数の別個のコンポーネント(例えば、BTSとSCコンポーネント)を含む特定のシナリオでは、別個のコンポーネントの1つ又は複数は、幾つかのネットワークノード間で共有され得る。例えば、単一のRNCが複数のノードBを制御し得る。そのようなシナリオでは、一意のノードBとRNCの各ペアは、場合によっては単一の個別のネットワークノードと見なされる。幾つかの実施形態において、ネットワークノード160は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートする様に構成され得る。そのような実施形態において、幾つかのコンポーネントは複製され(例えば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体180)、幾つかの構成要素は再利用され得る(例えば、同じアンテナ162がRATによって共有され得る)。ネットワークノード160はまた、例えば、移動通信ためのグローバルシステム(GSM)、ワイド符号分割多重アクセス(WCDMA(登録商標))、LTE、NR、WiFi又はブルートゥース(登録商標)無線技術など、ネットワークノード160に統合された異なる無線技術のための様々な図示されたコンポーネントの複数のセットを含み得る。これらの無線技術は、ネットワークノード160内の同じ又は異なるチップ又はチップのセットと、他のコンポーネントに統合され得る。
処理回路170は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される任意の決定、計算、又は同様の動作(例えば、特定の取得動作)を実行する様に構成される。処理回路170によって実行されるこれらの動作は、例えば、取得した情報を他の情報に変換する、取得した情報若しくは変換した情報をネットワークノードに格納された情報と比較する、及び/又は、得られた情報若しくは変換した情報に基づいて、1つ以上の動作を実行し、その処理の結果として決定することを含み得る。
処理回路170は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は、他の任意の適切なコンピューティングデバイス、リソース若しくは単独で、又はデバイス可読媒体180、ネットワークノード160機能等の他のネットワークノード160コンポーネントと組み合わせて提供する様に動作可能なハードウェア、ソフトウェア及び/又はエンコードされたロジックの1つ以上の組み合わせを含み得る。例えば、処理回路170は、デバイス可読媒体180又は処理回路170内のメモリに格納された命令を実行し得る。そのような機能は、本明細書で論じられる様々な無線機能、特徴又は利益のいずれかを提供することを含み得る。幾つかの実施形態において、処理回路170は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。
幾つかの実施形態において、処理回路170は、無線周波数(RF)トランシーバ回路172及びベースバンド処理回路174のうちの1つ以上を含み得る。幾つかの実施形態において、無線周波数(RF)トランシーバ回路172及びベースバンド処理回路174は、別個のチップ(又はチップのセット)、ボード、又は無線ユニット及びデジタルユニット等のユニット上にあり得る。代替の実施形態において、RFトランシーバ回路172及びベースバンド処理回路174の一部又はすべては、同じチップ若しくはチップセット、ボード又はユニット上にあり得る。
特定の実施形態において、ネットワークノード、基地局、eNB又は他のその様なネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書で説明される機能の一部又はすべては、デバイス可読媒体180又は処理回路170内のメモリに格納された命令を実行する処理回路170によって実行され得る。代替の実施形態において、機能の一部又は総ては、配線等の方法で、別個又は個別のデバイス可読媒体に格納された命令を実行することなく、処理回路170によって提供され得る。これらの実施形態のいずれにおいても、デバイス可読記憶媒体に格納された命令を実行するかどうかにかかわらず、処理回路170は、説明した機能を実行する様に構成することができる。そのような機能によって提供される利点は、処理回路網170単独又はネットワークノード160の他のコンポーネントに限定されず、全体としてネットワークノード160によって、及び/又は一般にエンドユーザ及び無線ネットワークによって享受される。
デバイス可読媒体180は、永続的ストレージ、ソリッドステートメモリ、リモートマウントされたメモリ、磁気媒体、光学媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(ハードディスクなど)、リムーバブル記憶媒体(フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)、デジタルビデオディスク(DVD)など)、及び/又は、処理回路170によって使用され得る情報、データ、及び/又は命令を記憶する、その他の揮発性若しくは不揮発性、非一時的なデバイス可読及び/又はコンピュータ実行可能メモリデバイスを含むがこれらに限定されない。デバイス可読媒体180は、コンピュータプログラムや、ソフトウェアや、ロジック、ルール、コード、テーブル等の1つ以上を含むアプリケーションや、処理回路170によって実行可能であり、ネットワークノード160によって利用される他の命令を含む、任意の適切な命令、データ又は情報を格納し得る。デバイス可読媒体180は、処理回路170によって行われた任意の計算及び/又はインタフェース190を介して受信された任意のデータを格納するために使用され得る。幾つかの実施形態において、処理回路170及びデバイス可読媒体180は、統合されていると見なすことができる。
インタフェース190は、ネットワークノード160、ネットワーク106、及び/又は、WD110間のシグナリング及び/又はデータの有線又は無線通信で使用される。図示する様に、インタフェース190は、例えば、有線接続を介してネットワーク106との間でデータを送受信するためのポート/端子194を備える。インタフェース190は、アンテナ162に接続され、特定の実施形態においてアンテナ1662の一部であり得る無線フロントエンド回路192も含む。無線フロントエンド回路192は、フィルタ198及び増幅器196を備える。無線フロントエンド回路192は、アンテナ162及び処理回路170に接続され得る。無線フロントエンド回路は、アンテナ162と処理回路170との間で通信される信号を調整する様に構成され得る。無線フロントエンド回路192は、無線接続を介して他のネットワークノード又はWDに送出されるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路192は、フィルタ198及び/又は増幅器196の組み合わせを使用して、適切なチャネル及び帯域幅パラメータを有する無線信号にデジタルデータを変換し得る。そして、無線信号は、アンテナ162を介して送信され得る。同様に、データを受信する際、アンテナ162は、無線信号を収集し、無線信号は、無線フロントエンド回路192によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路170に出力され得る。他の実施形態において、インタフェースは、異なるコンポーネント及び/又はコンポーネントの異なる組み合わせを含み得る。
特定の代替の実施形態において、ネットワークノード160は、個別の無線フロントエンド回路192を含まず、代わりに、処理回路170は、無線フロントエンド回路を含み、個別の無線フロントエンド回路192無しにアンテナ162に接続され得る。同様に、幾つかの実施形態において、RFトランシーバ回路172の総て又は一部は、インタフェース190の一部と考えられ得る。さらに他の実施形態において、インタフェース190は、1つ以上のポート又は端末194と、無線フロントエンド回路192と、RFトランシーバ回路172と、を無線ユニット(図示せず)の一部として含み、インタフェース190は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路174と通信し得る。
アンテナ162は、無線信号を送信及び/又は受信する様に構成された1つ以上のアンテナ又はアンテナアレイを含み得る。アンテナ162は、無線フロントエンド回路190に結合され、データ及び/又は信号を無線で送受信できる任意のタイプのアンテナであり得る。幾つかの実施形態において、アンテナ162は、例えば2GHzと66GHzとの間で無線信号を送信/受信する様に動作可能な1つ以上の無指向性、セクタ又はパネルアンテナを含み得る。無指向性アンテナは、任意の方向の無線信号を送受信するために使用され、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスからの無線信号を送受信するために使用され、パネルアンテナは、無線信号を比較的直線的に送受信するために使用される見通し内アンテナであり得る。幾つかの例において、複数のアンテナの使用はMIMOとして参照され得る。特定の実施形態において、アンテナ162は、ネットワークノード160から分離され、インタフェース又はポートを介してネットワークノード160に接続可能であり得る。
アンテナ162、インタフェース190及び/又は処理回路170は、ネットワークノードによって実行されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作及び/又は特定の取得動作を実行する様に構成され得る。任意の情報、データ、及び/又は信号は、無線デバイス、別のネットワークノード及び/又は任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナ162、インタフェース190及び/又は処理回路170は、ネットワークノードによって実行されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実行する様に構成され得る。任意の情報、データ、及び/又は信号は、無線デバイス、別のネットワークノード及び/又は任意の他のネットワーク機器に送信され得る。
電源回路187は、電力管理回路を備えるか、又はそれに接続され、本明細書で説明される機能を実行するための電力をネットワークノード160のコンポーネントに供給する様に構成される。電源回路187は、電源186から電力を受け取ることができる。電源186及び/又は電源回路187は、それぞれのコンポーネントに適した形(例えば、各コンポーネントに必要な電圧及び電流レベル)で、ネットワークノード160の様々なコンポーネントに電力を供給する様に構成され得る。電源186は、電源回路187及び/又はネットワークノード160に含まれる、又は、それらの外部にあり得る。例えば、ネットワークノード160は、入力回路又は電力ケーブルの様なインタフェースを介して外部電源(例えば、電気コンセント)に接続可能であり、これにより、外部電源が電源回路187に電力を供給する。さらに別の例として、電源186は、電池又は電池パックの形の電源を含み、これらは、電源回路187に接続、又は、含まれる。外部電源が故障した場合、電池はバックアップ電力を提供し得る。光起電装置等の他のタイプの電源も使用され得る。
ネットワークノード160の他の実施形態は、本明細書に記載される任意の機能及び/又は本明細書に記載される主題をサポートするのに必要な任意の機能を含む、ネットワークノードの機能のある態様を提供するのに責任を負う、図5に示す以外の追加のコンポーネントを含み得る。例えば、ネットワークノード160は、ネットワークノード160への情報の入力を可能にし、ネットワークノード160からの情報の出力を可能にするユーザインタフェース機器を含み得る。これは、ユーザがネットワークノード160の診断、保守、修理、及び他の管理機能を実行できる様にし得る。
本明細書で使用される様に、無線デバイス(WD)は、ネットワークノード及び/又は他の無線デバイスと無線で通信することができる、その様に構成、配置され、及び/又は、その様に動作可能なデバイスを参照する。特に明記しない限り、WDという用語は、本明細書ではユーザ装置(UE)と互換的に使用され得る。無線通信は、電磁波、電波、赤外線、及び/又は空気を通じて情報を搬送するのに適した他のタイプの信号を使用して無線信号を送信及び/又は受信することを含み得る。幾つかの実施形態において、WDは、人間との直接的な相互作用無しに情報を送信及び/又は受信する様に構成され得る。例えば、WDは、内部又は外部のイベントによってトリガされたとき、又はネットワークからの要求に応じて、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信する様に設計され得る。WDの例は、スマートフォン、移動電話、携帯電話、ボイスオーバIP(VoIP)電話、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲームコンソール又はデバイス、音楽ストレージデバイス、再生装置、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、モバイルステーション、タブレット、ラップトップ、ラップトップ組み込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客宅内機器(CPE)、車載無線端末デバイス等を含むが、これらに限定されない。WDは、例えば、サイドリンク通信、車車間(V2V)、車両インフラストラクチャ間(V2I)、車両任意間(V2X)の3GPP(登録商標)標準を実装することによりデバイス間(D2D)通信をサポートでき、この場合、D2D通信デバイスとして参照され得る。さらに別の例として、IоT(Internet оf Things)シナリオでは、WDは、監視及び/又は測定を実行し、そのような監視及び/又は測定の結果を別のWD及び/又はネットワークノードに送信する機器又は他のデバイスを表し得る。この場合、WDは、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり、3GPP(登録商標)の文脈ではマシンタイプ通信(MTC)デバイスとして参照され得る。一例として、WDは、3GPP(登録商標)狭帯域IoT(NB-IoT)規格を実装するUEであり得る。そのような機器又はデバイスの例は、センサ、電力メータ等の計測デバイス、産業機械、又は、家庭用若しくは個人用機器(冷蔵庫、テレビなど)、個人用のウェアラブル(時計、フィットネストラッカ等)である。他のシナリオにおいて、WDは、その動作状態又はその動作に関連する他の機能を監視及び/又は報告できる車両又は他の機器を表し得る。上記のWDは、無線接続の終端点を表し、その場合、デバイスは無線端末として参照され得る。さらに、上記のWDはモバイルであり得、その場合、それはモバイルデバイス又はモバイル端末として参照され得る。
図示する様に、無線デバイス110は、アンテナ111と、インタフェース114と、処理回路120と、デバイス可読媒体130と、ユーザインタフェース機器132と、補助機器134と、電源136と、電源回路137と、を含む。WD110は、WD110によってサポートされる異なる無線技術のための、図示されたコンポーネントの1つ以上のセットを、複数、含むことができ、異なる無線技術のほんの幾つかを言及すると、GSM、WCDMA(登録商標)、LTE、NR、WiFi、WiMAX、又は、ブルートゥース(登録商標)無線技術等である。これらの無線技術は、WD110内の他のコンポーネントとして、同じ若しくは異なるチップ又はチップセットに統合され得る。
アンテナ111は、無線信号を送信及び/又は受信する様に構成された1つ以上のアンテナ又はアンテナアレイを含み、インタフェース114に接続され得る。特定の実施形態において、アンテナ111は、WD110から分離され、インタフェース又はポートを介してWD110に接続可能であり得る。アンテナ111、インタフェース114及び/又は処理回路120は、WDによって実行されるものとして本明細書で説明される任意の受信又は送信動作を実行する様に構成され得る。任意の情報、データ及び/又は信号は、ネットワークノード及び/又は別のWDから受信され得る。幾つかの実施形態において、無線フロントエンド回路及び/又はアンテナ111は、インタフェースと見なされ得る。
図示する様に、インタフェース114は、無線フロントエンド回路112及びアンテナ111を含む。無線フロントエンド回路112は、1つ以上のフィルタ118及び増幅器116を備える。無線フロントエンド回路114は、アンテナ111及び処理回路120に接続され、アンテナ111と処理回路120との間で通信される信号を調整する様に構成される。無線フロントエンド回路112は、アンテナ111に、又は、その部分に接続され得る。幾つかの実施形態において、WD110は、個別の無線フロントエンド回路112を含まず、むしろ、処理回路120が無線フロントエンド回路を含み、アンテナ111に接続され得る。同様に、幾つかの実施形態において、RFトランシーバ回路122の総て又は一部は、インタフェース114の一部と考えられ得る。無線フロントエンド回路112は、無線接続を介して他のネットワークノード又はWDに送出されるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路112は、フィルタ118及び/又は増幅器116の組み合わせを使用して、適切なチャネル及び帯域幅パラメータを有する無線信号にデジタルデータを変換し得る。そして、無線信号は、アンテナ111を介して送信され得る。同様に、データを受信する際、アンテナ111は、無線信号を収集し、無線信号は、無線フロントエンド回路112によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路120に出力され得る。他の実施形態において、インタフェースは、異なるコンポーネント及び/又はコンポーネントの異なる組み合わせを含み得る。
処理回路120は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は他の任意の適切なコンピューティングデバイス、リソース、又は、単独で、若しくは、バイス可読媒体130、WD110機能等の他のWD110コンポーネントと組み合わせて提供する様に動作可能な、ハードウェア、ソフトウェア及び/又は、エンコードされたロジックの組み合わせの、1つ以上の組み合わせを含み得る。そのような機能は、本明細書で論じられる様々な無線機能、又は利益のいずれかを提供することを含み得る。例えば、処理回路120は、本開示の機能を提供するために、デバイス可読媒体130又は処理回路120内のメモリに格納された命令を実行し得る。
図示する様に、処理回路120は、RFトランシーバ回路122、ベースバンド処理回路124、及びアプリケーション処理回路126のうちの1つ以上を含む。他の実施形態において、処理回路は、異なるコンポーネント及び/又はコンポーネントの異なる組み合わせを含み得る。特定の実施形態において、WD110の処理回路120は、SOCを含み得る。幾つかの実施形態において、RFトランシーバ回路122、ベースバンド処理回路網124及びアプリケーション処理回路126は、別個のチップ又はチップのセット上にあり得る。代替実施形態において、ベースバンド処理回路124及びアプリケーション処理回路126の一部又はすべてを1つのチップ又はチップのセットに結合することができ、RFトランシーバ回路122は別のチップ又はチップのセットにあり得る。さらに別の実施形態において、RFトランシーバ回路122及びベースバンド処理回路124の一部又はすべては、同じチップ又はチップセットにあり、アプリケーション処理回路126は、別のチップ又はチップのセットにあり得る。さらに他の実施形態において、RFトランシーバ回路122、ベースバンド処理回路124及びアプリケーション処理回路126は、同じチップ又はチップセットに結合され得る。幾つかの実施形態において、RFトランシーバ回路122は、インタフェース114の一部と考えられ得る。RFトランシーバ回路122は、処理回路120のためにRF信号を調整し得る。
特定の実施形態において、WDによって実行されるものとして本明細書で説明される機能の一部又はすべては、特定の実施形態ではコンピュータ可読記憶媒体であり得るデバイス可読媒体130に格納された命令を実行する処理回路120によって提供され得る。代替の実施形態において、機能の一部又はすべては、配線等の方法で、別個又は個別のデバイス可読媒体に格納された命令を実行することなく、処理回路120によって提供され得る。これらの実施形態のいずれにおいても、デバイス可読記憶媒体に格納された命令を実行するかどうかにかかわらず、処理回路120は、説明した機能を実行する様に構成され得る。そのような機能によって提供される利点は、処理回路網120単独又はWD110の他のコンポーネントに限定されず、WD110によって、及び/又はエンドユーザ及び無線ネットワークによっても一般的に享受される。
処理回路120は、WDによって提供されるものとして本明細書で説明される任意の決定、計算、又は同様の動作(例えば、特定の取得動作)を実行する様に構成される。処理回路120によって実行されるこれらの動作は、例えば、取得した情報を他の情報に変換する、取得した情報又は変換した情報をWD110に格納された情報と比較する、及び/又は、取得した情報又は変換した情報に基づいて、1つ以上の動作を実行し、その処理の結果として決定することを含む、処理回路120により得られた情報処理を含み得る。
デバイス可読媒体130は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、ロジック、ルール、コード、テーブル等の1つ以上を含むアプリケーション、及び/又は、処理回路120によって実行可能な他の命令を格納する様に動作可能であり得る。デバイス可読媒体130の例は、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)又はリードオンリーメモリ(ROM))、マス記憶媒体(例えば、ハードディスクドライブ)、リムーバブル記憶媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)又はデジタルビデオディスク(DVD))、及び/又は、処理回路120によって使用され得る情報、データ、及び/又は命令を格納する、任意の他の揮発性若しくは不揮発性の非一時的なデバイス可読及び/又はコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む。幾つかの実施形態において、処理回路120及びデバイス可読媒体130は、統合されていると見なすことができる。
ユーザインタフェース機器132は、人間のユーザがWD110と相互作用することを可能にするコンポーネントを提供し得る。そのような相互作用は、視覚、聴覚、触覚等の多くの形態であり得る。ユーザインタフェース機器132は、ユーザへの出力を生成する様に動作可能であり、ユーザがWD110に入力を提供することを可能にする。対話のタイプはWD110にインストールされたユーザインタフェース機器132の種類に応じて異なり得る。例えば、WD110がスマートフォンである場合、相互作用は、タッチスクリーンを介して行われ、WD110がスマートメータである場合、対話は、使用状況を提供する画面(例えば、使用されたガロン数)又は可聴アラートを提供するスピーカ(例えば、煙が検出された場合)を介して行われ得る。ユーザインタフェース機器132は、入力インタフェース、デバイス及び回路と、出力インタフェース、デバイス及び回路と、を含み得る。ユーザインタフェース機器132は、WD110への情報の入力を可能にする様に構成され、処理回路120が入力情報を処理することを可能にする様に処理回路120に接続される。ユーザインタフェース機器132は、例えば、マイクロフォン、近接又は他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つ以上のカメラ、USBポート、又は、他の入力回路を含み得る。ユーザインタフェース機器132は、また、WD110からの情報の出力を可能にし、処理回路120がWD110からの情報を出力することを可能にする様に構成される。ユーザインタフェース機器132は、例えば、スピーカ、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインタフェイス、又は、その他の出力回路を含み得る。ユーザインタフェース機器132の1つ以上の入力及び出力インタフェース、デバイス及び回路を使用して、WD110は、エンドユーザ及び/又は無線ネットワークと通信し、それらが本明細書に記載の機能から利益を得ることができる。
補助機器134は、WDによって一般的に実行されないより特別な機能を提供する様に動作可能である。これは、様々な目的のための測定を行うための特殊なセンサ、有線通信等の追加のタイプの通信のためのインタフェースを備え得る。補助機器134のコンポーネント及びタイプは、実施形態及び/又はシナリオに応じて異なり得る。
電源136は、幾つかの実施形態では、電池又は電池パックの形態であり得る。外部電源(例えば、電気コンセント)、光起電装置又は電力セル等の他のタイプの電源も使用され得る。WD110は、本明細書に記載又は示される任意の機能を実行するために電源136からの電力を必要とするWD110の様々な部分に、電源136からの電力を送達する電源回路137をさらに含み得る。電源回路137は、特定の実施形態では、電力管理回路を含み得る。電源回路137は、追加的又は代替的に、外部電源から電力を受け取る様に動作可能であり、その場合、WD110は、入力回路又は電力ケーブル等のインタフェースを介して外部電源(コンセントなど)に接続可能であり得る。電源回路137はまた、特定の実施形態では、外部電源から電源136に電力を送達する様に動作可能であり得る。これは、例えば、電源136の充電のためであり得る。電源回路137は、電力が供給されるWD110のそれぞれのコンポーネントに適した電力を生成するため、電源136からの電力の、任意のフォーマット、変換、又は他の修正を実行し得る。
図6は、本開示の種々の態様に従うUEの一実施形態を示している。本明細書で使用される"ユーザ装置"又は"UE"は、関連するデバイスを所有及び/又は操作する人間のユーザの意味での"ユーザ"を必ずしも有する必要はない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売又は人間のユーザによる操作を目的とするが、最初は特定の人間のユーザに関連付けられていないデバイス(例えば、スマートスプリンクラーコントローラ)を表し得る。代わりに、UEは、エンドユーザへの販売又はエンドユーザによる操作を目的としないが、ユーザの利益のために関連付けられるか又は操作され得るデバイス(例えば、スマートパワーメータ)を表し得る。UE2200は、NB-IoT UE、マシンタイプ通信(MTC)UE、及び/又は拡張MTC(EMTC)UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))により特定される任意のUEであり得る。図6に示す様に、UE200は、3GPP(登録商標)のGSM、UMTS、LTE及び/又は5G規格など、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって公布された1つ以上の通信規格に従って通信する様に構成されたWDの一例である。上述した様に、用語WD及びUEは、総合に交換可能であり得る。したがって、図6ではUEであるが、以下で述べるコンポーネントは、WDにも等しく適用でき、その逆も同様である。
図6において、UE200は、入力/出力インタフェース205と、無線周波数(RF)インタフェース209と、ネットワーク接続インタフェース211と、ランダムアクセスメモリ(RAM)217、読み出し専用メモリ(ROM)219及び記憶媒体221等を含むメモリ215と、通信サブシステム231と、電源233と、及び/又は、任意の他のコンポーネント若しくはそれらの任意の組み合わせと、に動作可能に接続された処理回路201を含む。記憶媒体221は、オペレーティングシステム223、アプリケーションプログラム225及びデータ227を含む。他の実施形態において、記憶媒体221は、他の同様のタイプの情報を含み得る。特定のUEは、図6に示されるコンポーネントのすべて、又はコンポーネントのサブセットのみを利用し得る。コンポーネント間の統合のレベルは、UEごとに異なる。さらに、特定のUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機等のコンポーネントの複数のインスタンスを含み得る。
図6において、処理回路201は、コンピュータ命令及びデータを処理する様に構成され得る。処理回路201は、メモリに機械可読コンピュータプログラムとして格納された機械命令を実行する様に動作する任意の順次状態マシンとして構成することができ、順次状態マシンは、例えば、1つ以上のハードウェア実装状態マシン(例えば、非離散論理、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、アプリケーション特定集積回路(ASIC)等)、適切なファームウェアを有するプログラマブルロジック、1つ以上の格納プログラム、マイクロプロセッサ又はデジタル信号プロセッサ(DSP)の様な適切なソフトウェアを有する汎用処理回路、或いは、それらの任意の組み合わせである。例えば、処理回路201は、2つの中央処理ユニット(CPU)を含み得る。データは、コンピュータによる使用に適した形式の情報である。
本実施形態において、入力/出力インタフェース205は、入力デバイス、出力デバイス、又は、入出力デバイスに通信インタフェースを提供する様に構成され得る。UE200は、入出力インタフェース205を介して出力デバイスを使用する様に構成され得る。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインタフェースポートを使用し得る。例えば、USBポートは、UE200への入力と、UE200からの出力と、を提供するために使用され得る。出力デバイスは、スピーカ、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、他の出力装置、或いは、それらの任意の組み合わせであり得る。UE200は、ユーザがUE200に情報を取り込むことを可能にするために入力/出力インタフェース205を介して入力デバイスを使用する様に構成され得る。入力デバイスは、タッチセンシティブ又はプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイク、センサ、マウス、トラックボール、方向パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含み得る。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を感知するための容量性又は抵抗性タッチセンサを含み得る。センサは、例えば、加速度計、ジャイロスコープ、傾斜センサ、力センサ、磁力計、光学センサ、近接センサ、他の同様のセンサ、又は、それらの任意の組み合わせであり得る。例えば、入力装置は、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、及び、光学センサであり得る。
図6において、RFインタフェース209は、送信機、受信機及びアンテナ等のRFコンポーネントに通信インタフェースを提供する様に構成され得る。ネットワーク接続インタフェース211は、ネットワーク243aへの通信インタフェースを提供する様に構成され得る。ネットワーク243aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、他の同様のネットワーク、或いは、それらの任意の組み合わせ等の、有線及び無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク243aは、Wi-Fiネットワークを含み得る。ネットワーク接続インタフェース211は、イーサネット(登録商標)、TCP/IP、SONET、ATM等の1つ以上の通信プロトコルに従い、通信ネットワークを介して1つ以上の他のデバイスと通信するために使用される受信機及び送信機インタフェースを含む様に構成され得る。ネットワーク接続インタフェース211は、通信ネットワークリンク(例えば、光、電気等)に適切な受信機及び送信機機能を実現し得る。送信機機能及び受信機機能は、回路コンポーネント、ソフトウェア又はファームウェアを共有してもよく、あるいはその代わりに別々に実装されてもよい。
RAM217は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、及び、デバイスドライバ等のソフトウェアプログラムの実行中にデータ又はコンピュータ命令の記憶又はキャッシングを提供するためにバス202を介して処理回路201にインタフェースする様に構成され得る。ROM219は、コンピュータ命令又はデータを処理回路201に提供する様に構成され得る。例えば、ROM219は、不揮発性メモリに記憶されている基本入出力(I/O)、起動、キーボードからのキーストロークの受信等の基本システム機能のための不変の低レベルシステムコード又はデータを格納する様に構成され得る。記憶媒体221は、RAM、ROM、プログラム可能読み出し専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、フラッシュドライブ等のメモリを含む様に構成され得る。一例において、記憶媒体221は、オペレーティングシステム223、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェット若しくはガジェットエンジ、又は、他のアプリケーション等のアプリケーションプログラム225、データファイル227を含む様に構成され得る。記憶媒体221は、UE200による使用のために、様々なオペレーティングシステム又はオペレーティングシステムの組み合わせを格納し得る。
記憶媒体221は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)、光ディスクドライブ、内蔵ハードディスクドライブ、ブルーレイ光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータストレージ(HDDS)、光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMMSDRAM、加入者識別モジュール又はリムーバブルユーザ識別(SIM/RUIM)モジュール等のスマートカードメモリ、他のメモリ、或いは、それらの任意の組み合わせといった、複数の物理ドライブユニットを含む様に構成され得る。記憶媒体221は、UE200が、一時的又は非一時的メモリ媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラム等にアクセスすること、データをオフロードすること、データをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを利用する製造品は、コンピュータ可読媒体を含み得る記憶媒体221内に有形に具体化することができる。
図6において、処理回路201は、通信サブシステム231を使用してネットワーク243bと通信する様に構成され得る。ネットワーク243a及びネットワーク243bは、同じネットワーク、又は、異なる複数のネットワークであり得る。通信サブシステム231は、ネットワーク243bと通信するために使用される1つ以上のトランシーバを含む様に構成され得る。例えば、通信サブシステム231は、IEEE802、CDMA、WCDMA(登録商標)、GSM、LTE、汎用地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)、WiMaxといった、1つ以上の通信プロトコルに従って、別のWD、UE又は無線アクセスネットワーク(RAN)の基地局の様な無線通信が可能な他のデバイスの1つ以上の遠隔トランシーバと通信するために使用される1つ以上のトランシーバを含む様に構成され得る。各トランシーバは、無線アクセスネットワーク(RAN)リンク(例えば、周波数割り当てなど)に適切な、送信機又は受信機の機能それぞれを実現するための送信機233及び/又は受信機235を含み得る。さらに、各トランシーバの送信機233及び受信機235は、回路コンポーネント、ソフトウェア、ファームウェアを共有してもよく、あるいは別々に実装されてもよい。
図示する実施形態において、通信サブシステム231の通信機能は、データ通信、音声通信、マルチメディア通信、ブルートゥース(登録商標)等の近距離通信、近距離無線通信、位置を判定するための全地球測位システム(GPS)の使用等の位置ベースの通信、他の同様の通信機能、或いは、それらの任意の組み合わせを含み得る。例えば、通信サブシステム231は、セルラ通信、Wi-Fi通信、ブルートゥース(登録商標)通信、GPS通信を含み得る。ネットワーク243bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、他の同様のネットワーク、或いは、それらの任意の組み合わせ等の、有線及び無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク243bは、セルラネットワーク、Wi-Fiネットワーク、及び/又は近距離無線ネットワークであり得る。電源213は、UE200のコンポーネントに交流(AC)電力又は直流(DC)電力を供給する様に構成され得る。
本開示の特徴、利点及び/又は機能は、UE200のコンポーネントのうちの1つに実装することも、UE200の複数のコンポーネントにわたって分割することもできる。さらに、本開示の特徴、利点及び/又は機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアの任意の組み合わせで実現され得る。一例において、通信サブシステム231は、本開示のコンポーネントのいずれかを含む様に構成され得る。さらに、処理回路201は、バス202を介してそのようなコンポーネントのうちのいずれかと通信する様に構成され得る。別の例において、そのようなコンポーネントのうちのいずれかは、メモリに格納されたプログラム命令によって表され、処理回路201で実行されると、本開示の対応する機能を実行する。別の例において、そのようなコンポーネントのうちのいずれかの機能は、処理回路201と通信サブシステム231とに分割され得る。別の例において、そのようなコンポーネントのうちのいずれかの非計算集約的機能は、ソフトウェア又はファームウェアで実装され、計算集約的機能はハードウェアで実装され得る。
図7は、幾つかの実施形態によって実装される機能を仮想化し得る仮想化環境300を示す概略ブロック図である。本文脈において、仮想化とは、ハードウェアプラットフォーム、ストレージデバイス、及びネットワークリソースの仮想化を含み得る、装置又はデバイスの仮想バージョンを作成することを意味する。本明細書で使用される様に、仮想化は、ノード(例えば、仮想化基地局又は仮想化無線アクセスノード)又はデバイス(例えば、UE、無線デバイス又は任意の他のタイプの通信デバイス)又はそれらのコンポーネントに適用され、機能の少なくとも一部が、(例えば、1つ以上のネットワークの1つ以上の物理処理ノードを実行する、1つ以上のアプリケーション、コンポーネント、機能、仮想マシン、又はコンテナを介して)1つ以上の仮想コンポーネントとして実現することに関連する。
幾つかの実施形態において、本明細書で説明される機能の一部又は総ては、1つ以上のハードウェアノード330でホストされる、1つ以上の仮想化環境300で実現される1つ以上の仮想マシンにより実行される仮想コンポーネントとして実現され得る。仮想ノードが無線アクセスノードではない、或いは、無線接続を必要としない場合(コアネットワークノードなど)の実施形態において、ネットワークノードは完全に仮想化され得る。
機能は、本明細書の実施形態の幾つかで説明される特徴、機能、及び/又は利点の幾つかを実現する様に動作する1つ以上のアプリケーション320(ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれ得る)によって実現され得る。アプリケーション320は、処理回路360及びメモリ390を含むハードウェア330を提供する仮想化環境300で実行される。メモリ390は、処理回路360によって実行可能な命令395を含み、それにより、アプリケーション320は、開示されている特徴、利点、及び/又は機能の1つ以上を提供する様に動作する。
仮想化環境300は、市販の(COTS)プロセッサ、専用の特定用途向け集積回路(ASIC)、又は、デジタル若しくはアナログのハードウェアコンポーネントや専用プロセッサを含むその他のタイプの処理回路であり得る1つ以上のプロセッサ又は処理回路360のセットを有する汎用又は専用ネットワークハードウェアデバイス330を備える。各ハードウェアデバイスは、命令395又は処理回路360によって実行されるソフトウェアを一時的に格納するための非永続的メモリであり得るメモリ390-1を含み得る。各ハードウェアデバイスは、ネットワークインタフェースカードとしても知られ、物理ネットワークインタフェース380を含む、1つ以上のネットワークインタフェースコントローラ(NIC)370を含み得る。各ハードウェアデバイスは、また、ソフトウェア395及び/又は処理回路360により実行可能な命令を格納する、非一時的、永続的な機械可読記憶媒体390-2を含み得る。ソフトウェア395は、1つ以上の仮想化レイヤ350(ハイパーバイザとも呼ばれる)をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシン340を実行するためのソフトウェア、ならびに、本明細書の幾つかの実施形態に関連して説明される機能、特徴及び/又は利点を実行することを可能にするソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含み得る。
仮想マシン340は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキング又はインタフェース及び仮想ストレージを含み、対応する仮想化レイヤ350又はハイパーバイザによって実行され得る。仮想アプライアンス320のインスタンスの異なる実施形態は、1つ以上の仮想マシン340上で実行されてもよく、実装は、異なる方法でも行われ得る。
動作中、処理回路360は、ソフトウェア395を実行して、ハイパーバイザ又は仮想化レイヤ350をインスタンス化し、これは、仮想マシンモニタ(VMM)として参照され得る。仮想化レイヤ350は、仮想マシン340に対してネットワークハードウェアの様に見える仮想オペレーティングプラットフォームを提示し得る。
図7に示す様に、ハードウェア330は、一般的な又は特定のコンポーネントを備えたスタンドアロンネットワークノードであり得る。ハードウェア330は、アンテナ3225を備えることができ、仮想化を介して幾つかの機能を実装し得る。あるいは、ハードウェア330は、多くのハードウェアノードが連携して動作し、アプリケーション320のライフサイクル管理を監督する、管理及びオーケストレーション(MANO)3100を介して管理されるハードウェアの大きなクラスタ(例えば、データセンタや顧客宅内機器(CPE)など)の一部であり得る。
ハードウェアの仮想化は、一部の文脈ではネットワーク機能仮想化(NFV)と参照される。NFVを使用して、多くのネットワーク機器タイプを、業界標準の大容量サーバハードウェア、物理スイッチ、及びデータセンタに配置できる物理ストレージ、及び顧客宅内機器に統合できる。
NFVの文脈において、仮想マシン340は、あたかもそれらが物理的な非仮想化マシンで実行されているかの様にプログラムを実行する物理マシンのソフトウェア実装であり得る。仮想マシン340のそれぞれ、及びその仮想マシンを実行するハードウェア330のその部分は、その仮想マシン専用のハードウェア及び/又はその仮想マシンによって他の仮想マシン340と共有されるハードウェアであり、別個の仮想ネットワーク要素(VNE)を形成する。
NFVの文脈において、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ330上の1つ以上の仮想マシン340で実行され、図7のアプリケーション320に対応する特定のネットワーク機能を処理することに責任を負う。
幾つかの実施形態において、それぞれが1つ以上の送信機3220及び1つ以上の受信機3210を含む1つ以上の無線ユニット3200は、1つ以上のアンテナ3225に結合され得る。無線ユニット3200は、1つ以上の適切なネットワークインタフェースを介してハードウェアノード330と直接通信し、無線アクセスノードや基地局等の仮想ノードに無線能力を提供するために、仮想コンポーネントと組み合わせて使用され得る。
幾つかの実施形態において、幾つかのシグナリングは、ハードウェアノード330と無線ユニット3200との間の通信に代わりに使用され得る制御システム3230を使用してもたらされ得る。
一実施形態に従う図8を参照すると、通信システムは、3GPP(登録商標)タイプのセルラネットワーク等の通信ネットワーク410を含み、通信ネットワーク410は、無線アクセスネットワーク等のアクセスネットワーク411と、コアネットワーク414と、を含む。アクセスネットワーク411は、NB、eNB、gNB又は他のタイプの無線アクセスポイント等の複数の基地局412a、412b、412cを備え、それぞれが対応するカバレッジエリア413a、413b、413cを定義する。各基地局412a、412b、412cは、有線又は無線接続415を介してコアネットワーク414に接続可能である。カバレッジエリア413cに位置する第1UE491は、対応する基地局412cに無線で接続する、或いは、ページングされる様に構成される。カバレッジエリア413aの第2UE492は、対応する基地局412aに無線で接続可能である。複数のUE491、492がこの例に示されているが、開示された実施形態は、単一UEがカバレッジエリアにある状況、又は、単一UEが対応する基地局412に接続している状況に等しく適用可能である。
通信ネットワーク410自体は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェア及び/又はソフトウェアにより、又は、サーバファームの処理リソースとして具現化され得るホストコンピュータ430に接続される。ホストコンピュータ430は、サービスプロバイダの所有権又は管理下にあり得るか、又はサービスプロバイダによって又はサービスプロバイダに代わって操作され得る。通信ネットワーク410とホストコンピュータ430との間の接続421、422は、コアネットワーク414からホストコンピュータ430まで直接延長してもよく、又はオプションの中間ネットワーク420を介してもよい。中間ネットワーク420は、パブリック、プライベート、又はホストされたネットワークの1つ、又は2つ以上の組み合わせであっても良く、中間ネットワーク420(ある場合)は、バックボーンネットワーク又はインターネットである場合があり、特に、中間ネットワーク420は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を備えてもよい。
図8の通信システムは全体として、接続されたUE491、492とホストコンピュータ430との間の接続を可能にする。接続性は、オーバーザトップ(OTT)接続450として説明され得る。ホストコンピュータ430及び接続されたUE4911、492は、アクセスネットワーク411、コアネットワーク414、任意の中間ネットワーク420及び、仲介者としての可能なさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を使用して、OTT接続450を介してデータ及び/又はシグナリングを通信する様に構成される。OTT接続450は、OTT接続450が通過する参加通信デバイスがアップリンク及びダウンリンク通信のルーティングを認識しないという意味で透過的であり得る。例えば、基地局412は、接続されたUE491に転送される(例えば、ハンドオーバ)ホストコンピュータ430から発信されるデータとの着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて通知されないか、又は通知される必要はない。同様に、基地局412は、UE491からホストコンピュータ430に向かう発信アップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
一実施形態による、前述の段落で説明したUE、基地局、及びホストコンピュータの例示的な実装形態を、図9を参照して説明する。通信システム500において、ホストコンピュータ510は、通信システム500の異なる通信デバイスのインタフェースとの有線又は無線接続を設定及び維持する様に構成された通信インタフェース516を含むハードウェア515を備える。ホストコンピュータ510は、記憶及び/又は処理能力を有し得る処理回路518をさらに備える。特に、処理回路518は、命令を実行する様に適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又はこれらの組み合わせ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ510は、処理回路518によって実行可能であるソフトウェア511をさらに備え、ソフトウェア511は、ホストコンピュータ510に格納されるか、ホストコンピュータ510によってアクセス可能である。ソフトウェア511は、ホストアプリケーション512を含む。ホストアプリケーション512は、UE530とホストコンピュータ510で終端されるOTT接続550を介して接続する、UE530の様なリモートユーザにサービスを提供する様に動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際、ホストアプリケーション512は、OTT接続550を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム500は、通信システムに設けられ、ホストコンピュータ510及びUE530と通信することを可能にするハードウェア525を備える基地局520をさらに含む。ハードウェア525は、通信システム500の異なる通信デバイスのインタフェースとの有線又は無線接続を設定及び維持するための通信インタフェース526と、少なくとも、基地局520がサービスを提供するカバレッジエリア(図9には示さず)にあるUE530との無線接続570を設定及び維持するための無線インタフェース527と、を含み得る。通信インタフェース526は、ホストコンピュータ510への接続560を促進する様に構成され得る。接続560は直接であってもよいし、通信システムのコアネットワーク(図9には示さず)及び/又は通信システムの外部の1つ以上の中間ネットワークを通過してもよい。図示する実施形態において、基地局520のハードウェア525は、処理回路528をさらに備え、処理回路528は、命令を実行する様に適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又はこれらの組み合わせ(図示せず)を備え得る。基地局520は、内部に格納されたソフトウェア521又は外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア521をさらに有する。
通信システム500は、既に言及したUE530をさらに含む。そのハードウェア535は、UE530が現在位置するカバレッジエリアにサービスを提供する基地局との無線接続570を設定及び維持する様に構成された無線インタフェース537を含み得る。UE530のハードウェア535は、処理回路538をさらに備え、処理回路3328は、命令を実行する様に適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又はこれらの組み合わせ(図示せず)を備え得る。UE530は、処理回路538によって実行可能であるソフトウェア531をさらに備え、ソフトウェア531は、UE530に格納されるか、UE530によってアクセス可能である。ソフトウェア531は、クライアントアプリケーション532を含む。クライアントアプリケーション532は、ホストコンピュータ510のサポートにより、UE530を介して人間又は非人間のユーザにサービスを提供する様に動作可能であり得る。ホストコンピュータ510において、実行中のホストアプリケーション512は、UE530及びホストコンピュータ510で終端するOTT接続550を介して実行中のクライアントアプリケーション532と通信することができる。ユーザにサービスを提供する際、クライアントアプリケーション532は、ホストアプリケーション512からリクエストデータを受信し、リクエストデータに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続550は、リクエストデータとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション532は、ユーザと対話して、提供するユーザデータを生成することができる。
図9に示されるホストコンピュータ510、基地局520及びUE530は、それぞれ、図8のホストコンピュータ430、基地局412a、412b、412cのうちの1つ、及び、UE491、492のうちの1つと同様又は同一であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部動作は図9の様になり、独立して、周囲のネットワークトポロジは図8の様になり得る。
図9において、OTT接続550は、基地局520を介したホストコンピュータ510とUE530との間の通信を示すために抽象的に描かれ、中間デバイスやこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングは明示されていない。ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを決定してもよく、ルーティングは、UE530又はホストコンピュータ510を操作するサービスプロバイダ、又はその両方から隠す様に構成されてもよい。OTT接続550がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを動的に変更する決定をさらに行うことができる(例えば、ネットワークの負荷分散の検討又は再構成に基づいて)。
UE530と基地局520との間の無線接続570は、本開示を通して説明される実施形態の教示に従う。1つ以上の様々な実施形態は、無線接続570が最後のセグメントを形成するOTT接続550を使用して、UE530に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、UEがNTNに接続できる速度及び効率を改善し、それによってバッテリ寿命の改善及びユーザ体験を改善してユーザがコンテンツ及びデータへのアクセスを開始できる様にする初期接続の迅速化等の利点を提供することができる。
測定手順は、データレート、待ち時間、及び1つ以上の実施形態が改善される他の要因を監視する目的で提供されてもよい。さらに、測定結果の変動に応じて、ホストコンピュータ510とUE530との間のOTT接続550を再構成するためのオプションのネットワーク機能があり得る。OTT接続550を再構成するための測定手順及び/又はネットワーク機能は、ホストコンピュータ510のソフトウェア511及びハードウェア515、UE530のソフトウェア531及びハードウェア535、或いは、その両方に実装され得る。実施形態において、センサ(図示せず)は、OTT接続550が通過する通信デバイス内に、又はそれに関連して配置され、センサは、上記で例示した監視量の値を提供するか、ソフトウェア511、3311が監視量を計算又は推定できる他の物理量の値を提供することにより、測定手順に参加できる。OTT接続550の再構成には、メッセージ形式、再送信設定、優先ルーティングなどが含まれ、再構成は基地局520に影響を与えず、基地局520にとって未知又は感知できない可能性がある。そのような手順及び機能は、当技術分野で知られ実践されている場合がある。特定の実施形態において、測定は、スループット、伝搬時間、遅延等のホストコンピュータ510の測定を容易にする独自のUEシグナリングを含み得る。測定は、ソフトウェア511、531が、OTT接続550を使用して、伝搬時間、エラーなどを監視しながら、メッセージ、特に空又は「ダミー」メッセージを送信する様に実装され得る。
図10は、一実施形態による、通信システムで実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、及びUEを含み、それらは図8及び9を参照して説明されたものであり得る。本開示を単純化するために、図10への参照図面のみがこのセクションに含まれる。ステップ610では、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ610のサブステップ611(オプションであり得る)において、ホストコンピュータはホストアプリケーションを実行することによりユーザデータを提供する。ステップ620において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。ステップ630(オプションであり得る)において、基地局は、本開示を通して説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信で搬送されたユーザデータをUEに送信する。ステップ640(オプションであり得る)において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図11は、一実施形態による、通信システムで実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、及びUEを含み、それらは図8及び9を参照して説明されたものであり得る。本開示を単純化するために、図11への参照図面のみがこのセクションに含まれる。この方法のステップ710において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。オプションのサブステップ(図示せず)では、ホストコンピュータはホストアプリケーションを実行することによりユーザデータを提供する。ステップ720において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。本開示を通して説明される実施形態の教示に従い、送信は、基地局を通過し得る。ステップ730(オプションであり得る)において、UEは、送信で搬送されたユーザデータを受信する。
図12は、一実施形態による、通信システムで実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、及びUEを含み、それらは図8及び9を参照して説明されたものであり得る。本開示を単純化するために、図12への参照図面のみがこのセクションに含まれる。ステップ810(オプションであり得る)において、UEは、ホストコンピュータにより提供された入力データを受信する。追加的又は代替的に、ステップ820で、UEはユーザデータを提供する。ステップ820のサブステップ821(オプションであり得る)において、UEはクライアントアプリケーションを実行することによりユーザデータを提供する。ステップ810のサブステップ811(オプションであり得る)において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信入力データに応答してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信したユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の方法に関係なく、UEは、サブステップ830(オプションであり得る)において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を開始する。方法のステップ840において、ホストコンピュータは、本開示を通して説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図13は、一実施形態による、通信システムで実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、及びUEを含み、それらは図8及び9を参照して説明されたものであり得る。本開示を単純化するために、図13への参照図面のみがこのセクションに含まれる。ステップ910(オプションであり得る)において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局はUEからユーザデータを受信する。ステップ920(オプションであり得る)において、基地局は、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。ステップ930(オプションであり得る)において、ホストコンピュータは、基地局により開始された送信で搬送されたユーザデータを受信する。
実施形態
グループA実施形態
1.NTNに接続するために無線デバイスによって実行される方法であって、
A-GNSS情報を受信することと、
少なくとも1つのGNSS衛星からの少なくとも1つの信号を受信することと、
A-GNSS情報及び少なくとも1つのGNSS衛星からの少なくとも1つの信号からの情報を使用して、無線デバイスの位置を判定することと、
無線デバイスが接続するネットワーク衛星に対するドップラ時間及び周波数オフセットを判定することと、
事前補償された時間及び周波数でランダムアクセス信号を送信することにより、ネットワーク衛星との接続プロセスを開始することと、
を含む方法。
2.実施形態1に記載の方法であって、さらに、
A-GNSS情報が有効である期間を判定することを含む、方法。
3.実施形態2に記載の方法であって、
A-GNSS情報の有効性は、無線デバイスの移動性に部分的に基づいて判定される、方法。
4.実施形態1から3のいずれか1つに記載の方法であって、
A-GNSS情報は、システム情報メッセージで受信される、方法。
5.実施形態1から4のいずれか1つに記載の方法であって、さらに、
ネットワーク衛星の位置を判定することを含む、方法。
6.前記実施形態のいずれか1つに記載の方法であって、さらに、
ユーザデータを提供することと、
ユーザデータを、基地局への送信を介してホストコンピュータに転送することと、
を含む方法。
グループB実施形態
7.無線デバイスに接続するために基地局により実行される方法であって、
ネットワーク衛星のカバレッジエリアの位置を判定することと、
ネットワーク衛星のカバレッジエリアに関連する位置情報を提供するのに適した少なくとも1つのGNSS衛星を識別することと、
少なくとも1つのGNSS衛星に関連付けられたA-GNSSデータを判定することと、
A-GNSSデータを無線デバイスに送信することと、
を含む方法。
8.実施形態7に記載の方法であって、
ネットワーク衛星のカバレッジエリアは、ネットワーク衛星の位置に基づく、方法。
9.実施形態7又は8に記載の方法であって、
A-GNSSデータは、システム情報メッセージを介して無線デバイスに送信される、方法。
10.実施形態7から9のいずれか1つに記載の方法であって、
ネットワーク衛星のカバレッジエリアを判定することは、ネットワーク衛星の位置を判定することを含む、方法。
11.実施形態7から10のいずれか1つに記載の方法であって、
カバレッジエリア及び/又はネットワーク衛星の位置は、別のネットワークノードから衛星位置データを受信すること、又は、その様なデータを衛星から直接取得することを含む、方法。
12.実施形態7から11のいずれか1つに記載の方法であって、
位置データは、過去の位置データを含み、カバレッジエリア及び/又はネットワーク衛星の位置を判定することは、過去の位置データに基づいて位置を推定することを含む、方法。
13.実施形態7から12のいずれか1つに記載の方法であって、
位置データは、TLEとして公開されている軌道要素から判定され得る、方法。
14.実施形態7から13のいずれか1つに記載の方法であって、
少なくとも1つの適切なGNSS衛星を識別することは、別のネットワークノードから、又は、GNSS衛星システム自体からGNSS衛星データを受信することを含む、方法。
15.実施形態14に記載の方法であって、
過去のGNSS衛星データは、1つ又は複数のGNSS衛星の現在又は将来の位置を予測するために使用される、方法。
16.実施形態7から15のいずれか1つに記載の方法であって、
A-GNSSデータは、GNSS衛星のサブセットのデータを含む、方法。
17.実施形態7から16のいずれか1つに記載の方法であって、
ネットワークノードは、ネットワーク衛星の部分である、方法。
18.実施形態7から16のいずれか1つに記載の方法であって、
ネットワークノードは地上に配置され、ネットワーク衛星に接続される、方法。
19.実施形態7から18のいずれか1つに記載の方法であって、
GNSS衛星サブセットは、ネットワーク衛星のカバレージエリア内での測位、又は、ネットワーク衛星の将来のカバレージエリア内での測位に使用され得る様に判定される、方法。
20.実施形態7から19のいずれか1つに記載の方法であって、
A-GNSS情報は、(1)GNSS衛星のサブセットのアルマナックデータと、(2)GNSS衛星のサブセットのエフェメリスデータと、(3)タイミング情報と、(4)電離圏伝搬効果を説明するための電離圏データと、の内の1つ以上を含む、方法。
21.実施形態7から20のいずれか1つに記載の方法であって、
A-GNSSデータは、さらに、送信前に処理される、方法。
22.実施形態21に記載の方法であって、さらに、
処理することは、データの総送信量を削減するために、例えば、量子化すること、切り捨てること、さもなければ圧縮すること、を含む、方法。
23.実施形態7から22のいずれか1つに記載の方法であって、
追加情報が無線デバイスに送信される、方法。
24.実施形態23に記載の方法であって、
追加情報は、(1)ネットワーク衛星に関する情報と、(2)データの有効期間のインジケーションと、の内の1つ以上を含む、方法。
25.実施形態24に記載の方法であって、
データの有効期間のインジケーションは、UEがA-GNSS情報を再取得/更新する必要があるまでの期間に基づく、方法。
26.実施形態1から25のいずれか1つに記載の方法であって、
無線デバイスは、最初のアタッチ時のみにA-GNSS情報を読み取ることが要求される、方法。
27.実施形態1から25のいずれか1つに記載の方法であって、
無線デバイスは、問題が生じた場合のみに、A-GNSS情報を読み取ることが要求される、方法。
28.前記実施形態のいずれか1つに記載の方法であって、さらに、
ユーザデータを取得することと、
ユーザデータをホストコンピュータ又は無線デバイスに転送することと、
を含む方法。
グループC実施形態
29.NTNに接続する無線デバイスであって、
グループA実施形態のいずれか1つの、いずれかのステップを実行する様に構成された処理回路と、
無線デバイスに電力を供給する様に構成された電力供給回路と、
を備えている無線デバイス。
30.無線デバイスに接続する基地局であって、
グループB実施形態のいずれか1つの、いずれかのステップを実行する様に構成された処理回路と、
基地局に電力を供給する様に構成された電力供給回路と、
を備えている基地局。
31.NTNに接続するユーザ装置(UE)であって、
無線信号を送受信する様に構成されたアンテナと、
アンテナ及び処理回路に接続され、アンテナと処理回路との間で通信される信号を調整する様に構成された無線フロントエンド回路と、
グループA実施形態のいずれか1つの、いずれかのステップを実行する様に構成された処理回路と、
処理回路に接続され、処理回路により処理される情報のUEへの入力を可能とする様に構成された入力インタフェースと、
処理回路に接続され、処理回路により処理された情報をUEから出力する様に構成された出力インタフェースと、
処理回路に接続され、UEに電力を供給する様に構成されたバッテリと、
を備えているUE。
32.ホストコンピュータを含む通信システムであって、
ユーザデータを提供する様に構成された処理回路と、
ユーザ装置(UE)への送信のため、ユーザデータをセルラネットワークに転送する様に構成された通信インタフェースと、
を備え、
セルラネットワークは、無線インタフェース及び処理回路を有する基地局を含み、基地局の処理回路は、グループB実施形態のいずれか1つの、いずれかのステップを実行する様に構成される、通信システム。
33.前の実施形態に記載の通信システムであって、
基地局をさらに含む、通信システム。
34.前2つの実施形態に記載の通信システムであって、
UEをさらに備え、UEは、基地局と通信する様に構成されている、通信システム。
35.前3つの実施形態に記載の通信システムであって、
ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行する様に構成され、それによりユーザデータを提供し、
UEは、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する様に構成された処理回路を有する、通信システム。
36.ホストコンピュータ、基地局及びユーザ装置(UE)を含む通信システムで実行される方法であって、
ホストコンピュータがユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータが、基地局を含むセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を開始することと、
を含み、
基地局は、グループB実施形態のいずれか1つの、いずれかのステップを実行する様に構成されている、方法。
37.前の実施形態に記載の方法であって、
基地局がユーザデータを送信することをさらに含む、方法。
38.前2つの実施形態に記載の方法であって、
ユーザデータは、ホストアプリケーションを実行することによってホストコンピュータで提供され、方法は、UEが、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行することをさらに含む、方法。
39.基地局と通信する様に構成されたユーザ装置(UE)であって、
無線インタフェースと、
前3つの実施形態に記載の方法を実行する様に構成された処理回路と、
を備えているUE。
40.ホストコンピュータを含む通信システムであって、
ユーザデータを提供する様に構成された処理回路と、
ユーザ装置(UE)への送信のため、ユーザデータをセルラネットワークに転送する様に構成された通信インタフェースと、
を備え、
UEは、無線インタフェース及び処理回路を有し、UEのコンポーネントは、グループA実施形態のいずれか1つの、いずれかのステップを実行する様に構成されている、通信システム。
41.前の実施形態に記載の通信システムであって、
セルラネットワークは、UEと通信する様に構成された基地局をさらに含む、通信システム。
42.前2つの実施形態に記載の通信システムであって、
ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行する様に構成され、それによりユーザデータを提供し、
UEの処理回路は、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する様に構成されている、通信システム。
43.ホストコンピュータ、基地局及びユーザ装置(UE)を含む通信システムで実行される方法であって、
ホストコンピュータがユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータが、基地局を含むセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を開始することと、を含み、UEは、グループA実施形態のいずれか1つの、いずれかのステップを実行する様に構成されている、方法。
44.前の実施形態に記載の方法であって、
UEが基地局からユーザデータを受信することをさらに含む、方法。
45.ホストコンピュータを含む通信システムであって、
ユーザ装置(UE)から基地局への送信により生じるユーザデータを受信する様に構成された通信インタフェースを備え、
UEは、無線インタフェース及び処理回路を有し、UEの処理回路は、グループA実施形態のいずれか1つの、いずれかのステップを実行する様に構成されている、通信システム。
46.前の実施形態に記載の通信システムであって、
UEをさらに含む、通信システム。
47.前2つの実施形態に記載の通信システムであって、
基地局をさらに含み、基地局は、UEと通信する様に構成された無線インタフェースと、UEから基地局への送信によって搬送されたユーザデータをホストコンピュータに転送する様に構成された通信インタフェースと、を備える、通信システム。
48.前3つの実施形態に記載の通信システムであって、
ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行する様に構成され、
UEの処理回路は、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する様に構成され、それによりユーザデータを提供する、通信システム。
49.前4つの実施形態に記載の通信システムであって、
ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行する様に構成され、それにより要求データを提供し、
UEの処理回路は、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する様に構成され、それにより要求データに応答してユーザデータを提供する、通信システム。
50.ホストコンピュータ、基地局及びユーザ装置(UE)を含む通信システムで実行される方法であって、
ホストコンピュータが、UEから基地局に送信されたユーザデータを受信することを含み、UEは、グループA実施形態のいずれか1つの、いずれかのステップを実行する、方法。
51.前の実施形態に記載の方法であって、
UEが基地局にユーザデータを提供することをさらに含む、方法。
52.前2つの実施形態の方法であって、さらに、
UEが、クライアントアプリケーションを実行し、それにより、送信されるユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータが、クライアントアプリケーションに関連付けられたホストアプリケーションを実行することと、
を含む、方法。
53.前3つの実施形態の方法であって、さらに、
UEが、クライアントアプリケーションを実行することと、
UEが、クライアントアプリケーションへの入力データを受信することと、
を含み、
入力データは、クライアントアプリケーショに関連付けられたホストアプリケーションを実行することによりホストコンピュータで提供され、
送信されるユーザデータは、入力データに応答してクライアントアプリケーションにより提供される、方法。
54.ホストコンピュータを含む通信システムであって、
ホストコンピュータは、ユーザ装置(UE)から基地局への送信から生じたユーザデータを受信する様に構成された通信インタフェースを備え、
基地局は、無線インタフェース及び処理回路を備え、基地局の処理回路は、グループB実施形態のいずれか1つの、いずれかのステップを実行する様に構成されている、通信システム。
55.前の実施形態に記載の通信システムであって、
基地局をさらに含む、通信システム。
56.前2つの実施形態に記載の通信システムであって、
UEをさらに備え、UEは、基地局と通信する様に構成されている、通信システム。
57.前3つの実施形態に記載の通信システムであって、
ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行する様に構成され、
UEは、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する様に構成され、それによりホストコンピュータによって受信されるユーザデータを提供する、通信システム。
58.ホストコンピュータ、基地局及びユーザ装置(UE)を含む通信システムで実行される方法であって、
ホストコンピュータが、基地局から、基地局がUEから受信した送信から生じたユーザデータを受信することを含み、UEは、グループA実施形態のいずれか1つの、いずれかのステップを実行する、方法。
59.前の実施形態に記載の方法であって、
基地局がUEからユーザデータを受信することをさらに含む、方法。
60.前2つの実施形態に記載の方法であって、
基地局が、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始することをさらに含む、方法。
図14は、上述した無線デバイス110(例えば、UE200)等の無線デバイスによって実行され得る方法の例を示している。例えば、無線デバイス110は、方法のステップを実行する様に構成された処理回路120(例えば、プロセッサ201)を備え得る。方法は、ステップ1402で、ネットワークによってブロードキャストされたシステム情報を受信することから始まる。ネットワークは、地上ネットワークノード又は非地上ネットワークノードを介してシステム情報をブロードキャストし得る。地上ネットワークノードの例は、地上に配置され、例えばゲートウェイ103及びフィーダリンクを介してネットワーク衛星102に接続するネットワークノード160を含む。非地上ネットワークノードの例は、ネットワーク衛星102の一部であるネットワークノード160を含む。
ステップ1402でブロードキャストされるシステム情報は、A-GNSS情報を含む。A-GNSS情報の例は、GNSS衛星セットのアルマナックデータ、GNSS衛星セットのエフェメリスデータ、タイミング情報及び/又は電離圏伝搬効果を説明する電離圏データを含む。無線デバイスは、最初の接続時に、及び/又は、問題(例えば、無線リンク障害又はランダムアクセス完了の問題)に応答して、A-GNSS情報を読み取る必要がある様に構成され得る。幾つかの実施形態において、システム情報は、無線デバイスがA-GNSS情報を読み取ることが必要なときを示す。
方法はステップ1404に進み、GNSS衛星のセットから信号を受信する。GNSS衛星のセットは、GNSS衛星104Aと、GNSS衛星104Bと、第3のGNSS衛星104といった、少なくとも3つのGNSS衛星を含み得る。セットに少なくとも3つのGNSS衛星を含めることは、無線デバイスの位置の三角測量を促進し得る。
特定の実施形態は、GNSS衛星のセットに含めるのに適した1つ以上のGNSS衛星を、ネットワーク衛星の現在のカバレッジエリア又は将来のカバレッジエリア内での測位における、あるGNSS衛星を使用することの能力に基づいて判定する。ネットワーク衛星の例は、無線アクセスネットワークのネットワーク衛星102を含み、無線装置は、以下に述べる様に、ステップ1410で当該ネットワーク衛星との接続プロセスを開始し得る。特定の実施形態は、ネットワーク衛星の現在又は将来のカバレッジエリア(又はネットワーク衛星の現在又は将来の位置)を推定する。一例として、特定の実施形態は、ネットワーク衛星に関連付けられた過去の位置データに基づいて、ネットワーク衛星の現在又は将来のカバレッジエリア(又はネットワーク衛星の現在又は将来の位置)を推定する。過去の位置データは、ネットワーク衛星又は別のネットワークノードから取得され得る。別の例として、特定の実施形態は、ネットワーク衛星に関連付けられ、TLEとして公に利用可能な軌道要素から判定される位置データに基づいて、ネットワーク衛星の現在又は将来のカバレッジエリア(又はネットワーク衛星の現在又は将来の位置)を推定する。
特定の実施形態は、あるGNSS衛星に関連付けられたGNSS衛星データに基づいて、GNSS衛星のセットに含めるのに適した1つ又は複数のGNSS衛星を判定する。GNSS衛星データは、GNSSから(例えば、GNSSシステム自体の任意の適切なGNSS衛星を介して)、又は、別のネットワークノードから受信され得る。特定の実施形態において、GNSS衛星データは、ステップ1404で信号が受信されるGNSS衛星のセットに含めることが考慮されている所与のGNSS衛星の現在又は将来の位置を予測するために使用される過去のGNSS衛星データを含む。特定の実施形態は、所与のGNSS衛星の予測された現在又は将来の位置を、ネットワーク衛星の推定された現在又は将来のカバレッジエリアと比較し、所与のGNSS衛星が、ネットワーク衛星の推定された現在又は将来のカバレッジエリア内での測位に適しているかを判定し、ネットワーク衛星の推定された現在又は将来のカバレッジエリア内での測位に適している所与のGNSS衛星に少なくとも部分的に基づいて、所与のGNSS衛星をGNSS衛星のセットに含める。
方法は、ステップ1406に進み、ステップ1402で受信したA-GNSS情報と、ステップ1404でGNSS衛星のセットからの信号で受信した情報と、を使用して無線デバイスの位置を判定する。特定の実施形態は、A-GNSS情報が有効である期間を判定し、A-GNSS情報の間、A-GNSS情報を使用する。一例として、A-GNSS情報が有効である期間を判定することは、ネットワークからA-GNSS情報が有効である期間のインジケーションを受信することに少なくとも部分的に基づき得る。別の例として、A-GNSS情報が有効である期間を判定することは、無線デバイスがA-GNSS情報を再取得又は更新する必要があるまでの期間に少なくとも部分的に基づき得る。別の例として、A-GNSS情報が有効である期間を判定することは、無線デバイスの移動性に少なくとも部分的に基づき得る。
方法は、ステップ1408に進み、ネットワーク衛星に対するドップラ時間及び周波数オフセットを判定する。ドップラ時間オフセット及び周波数オフセットは、無線デバイスの位置(ステップ1406で判定された位置)に基づいて判定される。ネットワーク衛星に対するドップラ時間及び周波数オフセットは、第2ネットワーク衛星の現在の位置に部分的に依存する。したがって、無線デバイスがステップ1408でドップラ及び周波数シフトを判定するために、無線デバイスは最初にネットワーク衛星の現在位置を決定し得る。例えば、無線デバイスは、SIメッセージから、又は、ネットワーク衛星の以前の位置の知識に基づいてネットワーク衛星の現在の位置を予測することから、ネットワーク衛星の現在の位置を判定し得る(例えば、場合によっては、エフェメリスデータ等の追加のデータを使用して)。方法は、ステップ1410に進み、ネットワーク衛星との接続プロセスを開始する。接続プロセスは、事前補償された時間及び周波数でランダムアクセス信号を送信することを含む。事前補償された時間及び周波数は、ステップ1408で判定したドップラ時間及び周波数オフセットに基づく。ステップ1410で送信されるランダムアクセス信号の例は、ランダムアクセスプリアンブル、ランダムアクセス手順を初期化する信号など、ランダムアクセス手順に関連する任意の適切な信号を含み得る。
上述した様に、図14の方法において、無線デバイスは、ネットワークによってブロードキャストされるシステム情報でA-GNSS情報を取得する(A-GNSS情報を取得するために最初に衛星に接続する必要なしに)。A-GNSS情報は、無線デバイスがGNSS衛星のセットから信号を効率的に受信し、無線デバイスの位置を判定するのを支援し、これにより、無線デバイスがドップラ時間及び周波数オフセットを判定して、無線デバイスが過度の遅延無しにネットワーク衛星への接続プロセス開始できる様になる。
無線デバイスによって実行され得るステップの追加の説明は、例えば、"ネットワークが提供するA-GNSS情報によるセルラ衛星ネットワークへのデバイス接続"という見出しの下で上に提供されている。さらに、無線デバイスは、ネットワークノードの機能と類似/相互の機能を実行する様に構成され得る。例えば、無線デバイスは、上記"アシストGNSS情報のセルラ衛星ネットワーク提供"及び/又は"A-GNSS情報に含めるGNSS衛星の判定"という見出しの下で、或いは、図2又は図15に関してネットワークノードによって提供されると説明される情報を受信して使用する様に構成され得る。
図15は、上述のネットワークノード160等のネットワークノードによって実行され得る方法の例を示している。例えば、ネットワークノード160は、方法のステップを実行する様に構成された処理回路170を備え得る。特定の実施形態において、ネットワークノードは、ネットワーク衛星(例えば、無線アクセスネットワークのネットワーク衛星102)の一部である。他の実施形態において、ネットワークノードは地上に配置され、ネットワーク衛星に接続される(例えば、ゲートウェイ103及びフィーダリンクを介して)。
方法は、ステップ1502で、ネットワーク衛星(例えば、無線アクセスネットワークのネットワーク衛星102)の位置又はカバレッジエリアを判定することから始まる。位置は、ネットワーク衛星/カバレッジエリアの現在又は将来の位置に対応し、ネットワーク衛星の現在又は将来のカバレッジエリアに対応する。特定の実施形態は、ネットワーク衛星に関連付けられた過去の位置データに基づいて、ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアを推定する。過去の位置データは、ネットワーク衛星又は別のネットワークノードから取得され得る。特定の実施形態は、TLEとして公に利用可能な軌道要素から判定される、ネットワーク衛星に関連付けられた位置データに基づいて、ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアを推定する。
方法は、ステップ1504に進み、ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアに関連する位置情報を提供するのに適した少なくとも1つのGNSS衛星(例えば、GNSS衛星104)を識別する。特定の実施形態は、少なくとも1つの適切なGNSS衛星に関連付けられたGNSS衛星データに基づいて、少なくとも1つのGNSS衛星を識別する。GNSS衛星データは、GNSS又は別のネットワークノードから受信され得る。一例として、GNSS衛星データは、少なくとも1つのGNSS衛星の現在又は将来の位置を予測するために使用される過去のGNSS衛星データを含み得る。少なくとも1つのGNSS衛星の現在又は将来の位置を予測することによって、方法は、少なくとも1つのGNSS衛星が、ネットワーク衛星の現在又は将来の位置又はカバレッジエリアに関連する位置情報を提供するのに適しているかどうかを判断するため、ネットワーク衛星の現在又は将来の位置(現在又は将来のカバレッジエリア)に対する少なくとも1つのGNSS衛星の近接性を判定できる。
方法はステップ1506に進み、少なくとも1つのGNSS衛星に関連付けられたA-GNSS情報を判定する。方法は、A-GNSSサーバからA-GNSS情報をダウンロードする、又は、格納されたA-GNSS情報を読み出すなど、任意の適切な方法でA-GNSS情報を判定し得る。A-GNSS情報の例は、GNSS衛星セットのアルマナックデータ、GNSS衛星セットのエフェメリスデータ、タイミング情報及び/又は電離圏伝搬効果を説明する電離圏データを含む。
方法は、ステップ1508に進み、システム情報を無線デバイスに送信する。例えば、システムは、ネットワークノードのカバレッジエリア内の無線デバイスがシステム情報を受信する様に、システム情報をブロードキャストし得る。システム情報は、ステップ1506で判定したA-GNSS情報を含む。A-GNSS情報を送信する前に、特定の実施形態は、送信データの総量を減らすためにA-GNSS情報を処理する。処理は、総送信データ量を削減するために、A-GNSS情報を量子化、切り捨て、又は別の方法で圧縮することを含み得る。
幾つかの実施形態において、ステップ1508で送信されるシステム情報は、無線デバイスがいつA-GNSS情報を読み取る必要があるかをさらに示す。一例として、システム情報は、無線デバイスが初期アタッチ時にA-GNSS情報を読み取る必要があるかを示し得る。別の例として、システム情報は、無線デバイスが問題(例えば、無線リンク障害又はランダムアクセス完了の問題)に応答してA-GNSS情報を読み取る必要があるかを示し得る。
特定の実施形態において、方法はまた、A-GNSS情報が有効である期間を示す情報を無線デバイスに送信する。方法は、例えば、無線デバイスがA-GNSS情報を再取得又は更新する必要があるまでの期間に少なくとも部分的に基づいて、又は、無線デバイスの移動性に少なくとも部分的に基づいて、A-GNSS情報が有効である期間を判定し得る。
ネットワークノードによって実行され得るステップの追加の説明は、例えば、"アシストGNSS情報のセルラ衛星ネットワークの提供"及び/又は"A-GNSS情報に含めるGNSS衛星の決定"という見出しの下で上に提供されている。さらに、ネットワークノードは、無線デバイスの機能と類似/相互の機能を実行する様に構成され得る。例えば、ネットワークノードは、上記の"ネットワークが提供するA-GNSS情報によるセルラ衛星ネットワークへのデバイス接続"という見出しの下で、或いは、図4又は図14に関して、無線デバイスによって受信されると説明された情報を無線デバイスに提供する様に構成され得る。
図16は、gNB QQA160a及びQQA160b等の1つ又は複数のアクセスネットワークノードを介して無線ネットワークに直接的又は間接的に接続された異なるデバイスを備える無線ネットワークを示す。特に、無線ネットワークは、gNB QQA160a及びQQA160bと、UE QQA110aと、ハブQQA110bと、リモートデバイスQQA115a及びQQA115bと、サーバQQA109等のアクセスネットワークノードを含む。UE QQA110a及びハブQQA110bは、gNB QQA160と無線で通信できる多種多様なデバイスのいずれかであり得る。ハブQQA110bはハブと呼ばれるが、標準プロトコル、例えば3GPP(登録商標)によって提供される無線規格などを使用してgNB QQA160bと無線で通信できるため、(ハブ機能を備えた)UEと見なすこともできる。実際、図QQAに示されている各デバイスは、以下で詳しく説明する様に、様々なシナリオで使用できる様々なデバイスを表している。gNB、eNB、又は、他の同様の3GPP(登録商標)アクセスノードと無線で通信できるこれらのデバイスのいずれも、無線デバイス又はUEと見なされ得る。
ここで幾つかの可能性を見ると、UE QQA110aは、gNB QQA160aと無線通信できるさまざまなデバイスのいずれかであり得る。図QQAにリストされている幾つかの例には、バーチャルリアリティ(VR)ヘッドセット、センサ、アクチュエータ、監視デバイス、車両、又は、リモートコントローラが含まれる。これらの例は網羅的なものではなく、モノのインターネット(IoT)デバイスの様々なものを含む、より具体的な様々なデバイスが含まれる。例えば、UE QQA110aがVRヘッドセットである実施形態において、UE QQA110aは、ヘッドマウントと共に使用される携帯電話、又は、スタンドアロン若しくは専用のVRヘッドセットであり得る。幾つかの実施形態において、UE QQA110aは、拡張現実(AR)ヘッドセットであり得る。AR又はVRヘッドセットとして、UE QQA110aは、エンターテイメント(ゲーム、ビデオなど)、教育/ビジネス(リモート会議、仮想講義など)、医療(リモート診断、患者相談など)に使用できます。など)、又は、仮想コンテンツ若しくは拡張コンテンツをリモートユーザに提供できるその他の用途に使用され得る。これらの場合のいずれにおいても、UE QQA110aは、gNB QQA160aとの無線接続QQA170aを介してコンテンツを受信し得る。
別の例として、UE QQA110aがセンサ又は監視デバイスである実施形態において、UE QQA110aは、動き、重力、湿気、温度、生体認証、速度、ドア/窓の開放、煙、火、体積、流れ、又は、1つ又は複数の状態を検出又は測定できる任意の他のタイプのデバイスであり得る。センサとしてのUE QQA110aは、状況をキャプチャすることもできる。例えば、UE QQA110aは、カメラを備える場合は画像をキャプチャし、マイクを備える場合は音声をキャプチャすることができる。センサのタイプにかかわらず、UE QQA110aは、無線接続QQA170aを介してgNBQQA160aに出力を提供することができる。出力は、定期的(例えば、感知した温度を報告する場合は15分ごと)、ランダム(例えば、複数のセンサからの報告から負荷を均等にするため)、トリガイベント(例えば、水分が検出されアラートが送信されるとき)に応答して、要求(例えば、ユーザが開始した要求)、又は、継続的なストリーム(例えば、患者のライブビデオフィード)に応答であり得る。
別の例として、UE QQA110aがアクチュエータである実施形態において、UEQQA110aは、モータ、スイッチ、又は、無線接続QQA170aを介して入力を受信することに応答して状態を変更し得る任意の他のデバイスであり得る。例えば、UE QQA100aは、振動を生成してユーザに触覚フィードバックを提供するバイブレータであり得る。別の例として、UEQQA100aは、飛行中のドローンの制御面を調整したり、医療処置を行うロボットアームを調整したりする小さなモータであり得る。別の例として、UE QQA100aは、ライト等の別のデバイスをリモートでオンにするスイッチであり得る。
別の例として、UE QQA110aが乗り物である実施形態において、UE QQA110aは、ドローン、車、飛行機、船、列車、トラクタ、ロボット、又は、1つ又は複数のセンサ、及び/又は、自律的に又はユーザの指示で、その場所が変化し得るアクチュエータを備える任意の他のタイプのデバイスであり得る。UE QQA110aがドローン等の遠隔制御車両である実施形態において、UE QQA110aは、無線接続QQA170aを介してユーザから移動、作動、又は、感知に関する命令を受信し、無線接続QQA170aを介して位置、センサ、又は、ビデオ情報をユーザに返すことができる。UE QQA110aが自律車両であるこの様な実施形態において、UEQQA110aは、無線接続QQA170aを介して他の車両及び/又はインフラストラクチャセンサからアラート及び他のメッセージを受信し、無線接続QQA170aを介して他の車両に自身のテレメトリデータを提供し得る。
別の例として、UE QQA110aがリモコンである実施形態において、UE QQA110aは、他のデバイスの制御専用のデバイス、又は、他のデバイスの制御を提供するプログラム又はアプリケーションを有する汎用コンピュータであり得る。UE QQA110aは、無線接続QQA170aを介してリモートデバイスにコマンドを送信し得る。UE QQA110aはまた、無線接続QQA170aを介してリモートデバイスからフィードバック、テレメトリ、又は、他の情報を受信し得る。UE QQA110aは、この受信した情報をユーザに提示することができ、ユーザはその後、リモートデバイスに対してコマンドを発行することができる。例えば、UE QQA110aは、無線接続QQA170aを介して遠隔手術室からビデオ信号を受信し、次いで無線接続QQA170aを介して、コマンドを実行できる遠隔手術機械にコマンドを発行し得る。
図QQAには単一のUE QQA110aのみが示されているが、実際には、単一のユースケースに関して任意の数のUEを一緒に使用することができる。例えば、第1UE QQA110aは、ローンで使用される速度センサであり、ドローンを操作するリモコンである第2UE QQA110aにドローンの速度情報を提供し得る。ユーザがリモコンから変更を行うと、アクチュエータである第3UE QQA110aがドローンのスロットルを調整して、速度を上げたり下げたりすることができる。同様に、上記の例では、第1(センサ)及び第3(アクチュエータ)であるUE QQA110aは、速度センサとアクチュエータの両方の通信を処理する単一のUEである場合もあれば、UE QQA110aが上記の1つ又は複数を含む場合もある。同様に、上記の例では、ハブQQA110b等のハブを使用して、センサとアクチュエータとコントローラの間の通信を処理することができる。
ハブQQA110bは、1つ又は複数のリモートデバイスQQA115aにgNB QQA160bへの無線アクセスを提供する様々な異なるデバイスのいずれかであり得る。様々なタイプのハブの例が図QAAに示され、これらは、コントローラ、ルータ、コンテンツソース及び分析を含む。ハブQQA110bは、リモートデバイスQQA115aから収集される、又は、リモートデバイスQQA115aに提供されるデータ(例えば、ビデオ、オーディオ、画像、バッファ、センサデータ、ファイル共有)を格納するためのメモリを含み得る。ハブQQA110bは、プロセッサ、オペレーティングシステム及びサーバ機能を含み得る。ハブQQA110bは、リモートデバイスQQA115aへの無線接続QQA171を可能にする無線通信のコンポーネント、及び/又は、無線デバイスQQA115bへの固定接続のコンポーネントを含み得る。ハブQQA110bは、ルーティング機能、ファイアウォール機能、VPNサーバ又はVPNクライアントも含み得る。ハブQQA110bはまた、ハブQQA110bとリモートデバイスQQA115との間、及び、ハブQQA110bとネットワークQQA106との間で、異なる通信方式及び/又はスケジュールを可能にし得る。
一例として、ハブQQA110bは、リモートデバイスQQA115aのネットワークQQA106への直接的又は間接的なアクセスを可能にするブロードバンドルータであり得る。特定の実施形態において、ハブQQA110bは、リモートデバイスQQA115aとQQA115bとの間の通信を促進し得る。これは、ネットワークQQA106を通過する通信を使用して、又は、使用せずに行うことがでる。幾つかの実施形態において、ハブQQA110bは、リモートデバイスQQA115a又はQQA115bからネットワークQQA106にデータを単に転送し得る。幾つかの実施形態において、ハブQQA110bは、データをネットワークQQA106又は別のリモートデバイスに送信する前に、リモートデバイスQQA115a又はQQA115bからのデータを最初にフィルタリング、バッファリング、格納、分析又は照合し得る。同様に、ネットワークQQA106からのデータは、ハブQQA110bを直接通過するか、リモートデバイスQQA115a又はQQA115bに向かう途中でハブQQA110bによって最初に処理され得る。
別の例として、ハブQQA110bは、コマンド又は命令をリモートデバイスQQA115a内の1つ又は複数のアクチュエータに送信するコントローラであり得る。コマンド又は命令は、第2のリモートデバイスQQA115bから、gNBQQA160bから、又はハブQQA110b内の実行可能コード、スクリプト又はプロセス命令によって受信され得る。
別の例として、ハブQQA110bは、1つ又は複数のリモートデバイスQQA115a及び/又はQQA115bからのデータの収集場所であり得る。例えば、リモートデバイスQQA115a及び/又はQQA115bは、センサ、カメラ、測定機器又は出力を提供するか入力を受信することができる本明細書で議論される任意の他のタイプのデバイスであり得る。ハブQQA110bは、例えばリモートデバイスQQA115bからのデータの一時記憶域として機能し、幾つかの実施形態では、データに対して分析又は他の処理を実行することができる。ハブQQA110bは、gNB QQA160bへの常時/永続的又は断続的な接続を有し得る。
別の例として、ハブQQA110bはコンテンツソースであり得る。例えば、リモートデバイスQQA115aがVRヘッドセット、ディスプレイ、ラウドスピーカ、又は、その他のメディア配信デバイスである場合、ハブQQA110bは、gNB QQA160bを介してVRアセット、ビデオ、オーディオ又はその他のメディアを取得することができ、それを、次に、リモートデバイスQQA115aに直接提供する、何らかのローカル処理の後に提供する、及び/又は、追加のローカルコンテンツを追加後に提供する。
リモートデバイスQQA115aは、様々な異なるデバイスのいずれか、例えば、リモートデバイスQQA115aは、センサ、アクチュエータ、及び/又はスクリーンのうちの1つ又は複数を備えるデバイスであり得る。リモートデバイスQQA115aは、代替として、VR(又はAR)ヘッドセット、マシン間(M2M)デバイス、IoTデバイス、IoE(InternetofEverything)デバイス、又は、ハブ若しくはハブとして機能できるデバイスを介して通信ネットワークに無線アクセスできるその他のタイプのデバイスであり、この文脈において、gNB QQA160a又はQQA160bを介して通信ネットワークQQA106と直接通信することができないデバイスにネットワークアクセスを提供することを含む。幾つかのシナリオにおいて、リモートデバイスQQA115aは、gNB QQA160a又はQQA160bとの無線接続を確立することができるが、それでもなおハブQQA110bを介して接続し得る。リモートデバイスQQA115bは、無線接続QQA171等の無線接続ではなく、ハブQQA110bへの有線接続を有することを除いて、ほとんどの点でリモートデバイスQQA115aと同様であり得る。
gNB QQA160a及びQQA160bは、UE QQA110a及びハブQQA110b等の様々な無線デバイスに、ネットワークQQA106への無線アクセスを提供し得る。ネットワークQQA106は、図QQAに示される、サーバQQA109を含む様々なデバイスと接続することができ、サーバQQA109は、ライブ及び事前に記録されたコンテンツ等の様々なアプリケーションや、複数のリモートデバイスQQA115a、QQA115b又はUE QQA110aによって検出された様々な周囲条件に関するデータの取得及び編集等のデータ収集サービスや、分析機能、ソーシャルメディア、リモートデバイスを制御又はその他の方法で対話するための機能、アラーム及び監視センタ ー機能、又はサーバによって実行されるその他のその様な機能をホストし得る。例えば、工場ステータス情報は、サーバQQA109によって収集及び分析され得る。別の例として、サーバQQA109は、マップを作成する際に使用する、UE QQA110aから取り出され得るオーディオ及びビデオデータを処理し得る。別の例として、サーバQQA109は、リアルタイムデータを収集及び分析して、車両の混雑を制御する(例えば、信号機を制御する)のを支援し得る。別の例として、サーバQQA109は、ハブQQA110bを介してリモートデバイスQQA115bによってアップロードされた監視ビデオを格納し得る。別の例として、サーバQQA109は、UE QQA110a又はリモートデバイスQQA115a等のリモートデバイスにブロードキャスト、マルチキャスト、又はユニキャストできる、ビデオ、オーディオ、VR又はAR等のメディアコンテンツを格納し得る。他の例として、サーバQQA109は、エネルギーの価格設定、発電ニーズのバランスをとるためのタイムクリティカルではない電気負荷のリモート制御、ロケーションサービス、プレゼンテーションサービス(リモートデバイスから収集されたデータからの図表の編集など)又はデータを収集、取得、保存、分析及び/又は送信するその他の機能のために使用され得る。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能又は利点は、1つ又は複数の仮想装置の1つ又は複数の機能ユニット又はモジュールを通じて実行され得る。各仮想装置は、これらの機能ユニットを幾つか備え得る。これらの機能ユニットは、1つ以上のマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラを含み得る処理回路と、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る他のデジタルハードウェアと、を含み得る。処理回路は、メモリに格納されたプログラムコードを実行する様に構成され、メモリは、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光ストレージデバイス等の1つ以上のタイプのメモリを含み得る。メモリに格納されたプログラムコードは、1つ以上の通信及び/又はデータ通信プロトコルを実行するプログラム命令と、幾つかの実施形態においては、本明細書に記載された技術の一つ以上を実行するためのプログラム命令を含む。幾つかの実装形態において、処理回路は、本開示の1つ以上の実施形態による対応する機能を各機能ユニット実行させるために使用され得る。
ユニットという用語は、電気、電気デバイス、及び/又は、電子デバイスの分野で従来の意味を有し、例えば、電気及び/又は電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、論理ソリッドステート及び/又はディスクリートデバイス、それぞれのタスク、手順、計算、出力、及び/又は表示機能などを実行するための、本明細書に記載されているコンピュータプログラム又は命令を含み得る。
本開示の範囲を逸脱することなく、ここで述べたシステム及び装置に対する修正、追加、省略が行われ得る。システム及び装置のコンポーネントは、統合又は分離され得る。さらに、システム及び装置の動作は、より多くの、より少ない、或いは、他のコンポーネントで実行され得る。さらに、システム及び装置の動作は、ソフトウェア、ハードウェア、及び/又は、他のロジックを含む任意の適切な論理回路を使用して実現され得る。本開示で使用する"各"は、セットの各要素、又は、セットのサブセットの各要素を参照している。本開示で使用されている様に、異なる意味が明確に与えられている、及び/又は、使用されている文脈から暗示されている場合を除き、"に基づく"は"少なくとも部分的に基づく"を意味する。
本開示の範囲を逸脱することなく、ここで述べた方法に対する修正、追加、省略が行われ得る。方法は、より多くの、より少ない、或いは、他のステップを含み得る。さらに、ステップは、任意の適切な順序で実行され得る。
本開示について、特定の実施形態により記述したが、当業者には、実施形態の変更及び組み合わせが明らかである。よって、実施形態の上述した説明は、本開示を拘束しない。以下の特許請求の範囲で定義される本開示の範囲から逸脱することなく、他の変更、置換、変形が可能である。

Claims (48)

  1. 無線デバイスで実行される方法であって、
    アシスト全地球航法衛星システム(A-GNSS)情報を受信(1402)することであって、前記A-GNSS情報は、ネットワークによってブロードキャストされるシステム情報において受信される、ことと、
    GNSS衛星のセットから信号を受信(1404)することであって、GNSS衛星の前記セットは、少なくとも3つのGNSS衛星を含む、ことと、
    前記A-GNSS情報及びGNSS衛星の前記セットからの前記信号で受信した情報を使用して、前記無線デバイスの位置を判定(1406)することと、
    ネットワーク衛星に対するドップラ時間及び周波数オフセットを判定(1408)することであって、前記ドップラ時間及び周波数オフセットは、前記無線デバイスの前記位置に基づいて判定される、ことと、
    判定した前記ドップラ時間及び周波数オフセットに基づいて事前補償された時間及び周波数でランダムアクセス信号を送信することによって、前記ネットワーク衛星との接続プロセスを開始(1410)することと、
    を含む方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、さらに、
    前記A-GNSS情報が有効である期間を判定することと、
    前記A-GNSS情報が有効である間、前記A-GNSS情報を使用することと、
    を含む方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、
    前記A-GNSS情報が有効である期間を判定することは、前記ネットワークから前記A-GNSS情報が有効である期間のインジケーションを受信することに基づく、方法。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の方法であって、さらに、
    GNSS衛星の前記セットに含めるのに適した少なくとも1つのGNSS衛星を、前記ネットワーク衛星の現在のカバレッジエリア又は将来のカバレッジエリア内での測位のために前記少なくとも1つのGNSS衛星を使用する能力に基づいて判定することを含む、方法。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の方法であって、さらに、
    GNSS衛星の前記セットに含めるのに適した少なくとも1つのGNSS衛星を、前記少なくとも1つのGNSS衛星に関連付けられたGNSS衛星データに基づいて判定することを含み、前記GNSS衛星データは前記GNSS又は別のネットワークノードから受信される、方法。
  6. 請求項5に記載の方法であって、
    前記GNSS衛星データは、前記少なくとも1つのGNSS衛星の現在又は将来の位置を予測するために使用された過去のGNSS衛星データを含む、方法。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の方法であって、さらに、
    前記ネットワーク衛星又は別のネットワークノードから受信した、前記ネットワーク衛星に関連付けられた過去の位置データに基づいて、前記ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアを推定することを含む、方法。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の方法であって、さらに、
    2ライン要素セット(TLE)として公に利用可能な軌道要素から判定される、前記ネットワーク衛星に関連付けられた位置データに基づいて、前記ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアを推定することを含む、方法。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記無線デバイスは、最初のアタッチ時に前記A-GNSS情報を読み取ることを要求される、方法。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記無線デバイスは、無線リンク障害に応答して、又は、ランダムアクセスを完了することの問題に応答して、前記A-GNSS情報を読み取ることを要求される、方法。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記A-GNSS情報は、
    GNSS衛星の前記セットのアルマナックデータと、
    GNSS衛星の前記セットのエフェメリスデータと、
    タイミング情報と、
    電離圏伝搬効果を説明する電離圏データと、
    の内の1つ以上を含む、方法。
  12. ネットワークノードによって実行される方法であって、
    ネットワーク衛星の現在の位置若しくはカバレッジエリア、又は、将来の位置若しくはカバレッジエリアに対応する、前記ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアを判定(1502)することと、
    前記ネットワーク衛星の前記位置又はカバレッジエリアに関連する位置情報を提供するのに適した少なくとも1つの全地球航法衛星システム(GNSS)衛星を識別(1504)することと、
    前記少なくとも1つのGNSS衛星に関連付けられたアシストGNSS(A-GNSS)情報を判定(1506)することと、
    前記A-GNSS情報を含むシステム情報を無線デバイスに送信(1508)することと、
    を含む方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、さらに、
    前記A-GNSS情報が有効である期間を判定することと、
    前記A-GNSS情報が有効である期間を前記無線デバイスに示すことと、
    を含む方法。
  14. 請求項13に記載の方法であって、
    前記A-GNSS情報が有効である期間は、前記無線デバイスが前記A-GNSS情報を再取得又は更新する必要があるまでの期間に基づく、方法。
  15. 請求項12から14のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記少なくとも1つのGNSS衛星を識別することは、前記GNSS又は別のネットワークノードから受信された、前記少なくとも1つのGNSS衛星に関連付けられたGNSS衛星データに基づく、方法。
  16. 請求項15に記載の方法であって、
    前記GNSS衛星データは、前記少なくとも1つのGNSS衛星の現在又は将来の位置を予測するために使用された過去のGNSS衛星データを含む、方法。
  17. 請求項12から16のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記ネットワーク衛星の前記位置又はカバレッジエリアを判定することは、前記ネットワーク衛星又は別のネットワークノードから得られた、前記ネットワーク衛星に関連付けられた過去の位置データに基づいて、前記ネットワーク衛星の前記位置又はカバレッジエリアを推定することを含む、方法。
  18. 請求項12から17のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記ネットワーク衛星の前記位置又はカバレッジエリアを判定することは、2ライン要素セット(TLE)として公に利用可能な軌道要素から判定される、前記ネットワーク衛星に関連付けられた位置データに基づいて、前記ネットワーク衛星の前記位置又はカバレッジエリアを推定することを含む、方法。
  19. 請求項12から18のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記システム情報は、前記無線デバイスが最初のアタッチ時に前記A-GNSS情報を読み取ることを要求されるかを示す、方法。
  20. 請求項12から19のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記無線デバイスは、無線リンク障害に応答して、又は、ランダムアクセスを完了することの問題に応答して、前記A-GNSS情報を読み取ることを要求される、方法。
  21. 請求項12から20のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記A-GNSS情報は、
    GNSS衛星の前記セットのアルマナックデータと、
    GNSS衛星の前記セットのエフェメリスデータと、
    タイミング情報と、
    電離圏伝搬効果を説明する電離圏データと、
    の内の1つ以上を含む、方法。
  22. 請求項12から21のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記ネットワークノードは、前記ネットワーク衛星の部分である、方法。
  23. 請求項12から21のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記ネットワークノードは地上に配置され、前記ネットワーク衛星に接続される、方法。
  24. 請求項12から23のいずれか1項に記載の方法であって、さらに、
    送信データの総量を削減するために、送信前に前記A-GNSS情報を処理することを含む、方法。
  25. 無線デバイス(110、200)であって、
    前記無線デバイスに電力を供給する様に構成された電力供給回路(137、213)と、
    処理回路(120、201)と、
    を備え、
    前記処理回路は、
    アシスト全地球航法衛星システム(A-GNSS)情報を受信することであって、前記A-GNSS情報は、ネットワークによってブロードキャストされるシステム情報において受信される、ことと、
    GNSS衛星のセットから信号を受信することであって、GNSS衛星の前記セットは、少なくとも3つのGNSS衛星を含む、ことと、
    前記A-GNSS情報及びGNSS衛星の前記セットからの前記信号で受信した情報を使用して、前記無線デバイスの位置を判定することと、
    ネットワーク衛星に対するドップラ時間及び周波数オフセットを判定することであって、前記ドップラ時間及び周波数オフセットは、前記無線デバイスの前記位置に基づいて判定される、ことと、
    判定した前記ドップラ時間及び周波数オフセットに基づいて事前補償された時間及び周波数でランダムアクセス信号を送信することによって、前記ネットワーク衛星との接続プロセスを開始することと、
    を行う様に構成される、無線デバイス。
  26. 請求項25に記載の無線デバイスであって、
    前記処理回路は、さらに、
    前記A-GNSS情報が有効である期間を判定することと、
    前記A-GNSS情報が有効である間、前記A-GNSS情報を使用することと、
    を行う様に構成される、無線デバイス。
  27. 請求項26に記載の無線デバイスであって、
    前記処理回路は、前記ネットワークから前記A-GNSS情報が有効である期間のインジケーションを受信することに基づいて、前記A-GNSS情報が有効である期間を判定する様に構成される、無線デバイス。
  28. 請求項25から27のいずれか1項に記載の無線デバイスであって、
    前記処理回路は、さらに、GNSS衛星の前記セットに含めるのに適した少なくとも1つのGNSS衛星を、前記ネットワーク衛星の現在のカバレッジエリア又は将来のカバレッジエリア内での測位のために前記少なくとも1つのGNSS衛星を使用する能力に基づいて判定する様に構成される、無線デバイス。
  29. 請求項25から28のいずれか1項に記載の無線デバイスであって、
    前記処理回路は、さらに、GNSS衛星の前記セットに含めるのに適した少なくとも1つのGNSS衛星を、前記少なくとも1つのGNSS衛星に関連付けられたGNSS衛星データに基づいて判定する様に構成され、前記GNSS衛星データは前記GNSS又は別のネットワークノードから受信される、無線デバイス。
  30. 請求項29に記載の無線デバイスであって、
    前記GNSS衛星データは、前記少なくとも1つのGNSS衛星の現在又は将来の位置を予測するために使用された過去のGNSS衛星データを含む、無線デバイス。
  31. 請求項25から30のいずれか1項に記載の無線デバイスであって、
    前記処理回路は、さらに、前記ネットワーク衛星又は別のネットワークノードから受信した、前記ネットワーク衛星に関連付けられた過去の位置データに基づいて、前記ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアを推定する様に構成される、無線デバイス。
  32. 請求項25から31のいずれか1項に記載の無線デバイスであって、
    前記処理回路は、さらに、2ライン要素セット(TLE)として公に利用可能な軌道要素から判定される、前記ネットワーク衛星に関連付けられた位置データに基づいて、前記ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアを推定する様に構成される、無線デバイス。
  33. 請求項25から32のいずれか1項に記載の無線デバイスであって、
    前記無線デバイスは、最初のアタッチ時に前記A-GNSS情報を読み取ることを要求される、無線デバイス。
  34. 請求項25から33のいずれか1項に記載の無線デバイスであって、
    前記無線デバイスは、無線リンク障害に応答して、又は、ランダムアクセスを完了することの問題に応答して、前記A-GNSS情報を読み取ることを要求される、無線デバイス。
  35. 請求項25から35のいずれか1項に記載の無線デバイスであって、
    前記A-GNSS情報は、
    GNSS衛星の前記セットのアルマナックデータと、
    GNSS衛星の前記セットのエフェメリスデータと、
    タイミング情報と、
    電離圏伝搬効果を説明する電離圏データと、
    の内の1つ以上を含む、無線デバイス。
  36. ネットワークノード(160、102)であって、
    前記ネットワークノードに電力を供給する様に構成された電力供給回路(187)と、
    処理回路(170)と、
    を備え、
    前記処理回路は、
    ネットワーク衛星の現在の位置若しくはカバレッジエリア、又は、将来の位置若しくはカバレッジエリアに対応する、前記ネットワーク衛星の位置又はカバレッジエリアを判定することと、
    前記ネットワーク衛星の前記位置又はカバレッジエリアに関連する位置情報を提供するのに適した少なくとも1つの全地球航法衛星システム(GNSS)衛星を識別することと、
    前記少なくとも1つのGNSS衛星に関連付けられたアシストGNSS(A-GNSS)情報を判定することと、
    前記A-GNSS情報を含むシステム情報を無線デバイスに送信することと、
    を行う様に構成される、ネットワークノード。
  37. 請求項36に記載のネットワークノードであって、
    前記処理回路は、さらに、
    前記A-GNSS情報が有効である期間を判定することと、
    前記A-GNSS情報が有効である期間を前記無線デバイスに示すことと、
    を行う様に構成される、ネットワークノード。
  38. 請求項37に記載のネットワークノードであって、
    前記A-GNSS情報が有効である期間は、前記無線デバイスが前記A-GNSS情報を再取得又は更新する必要があるまでの期間に基づく、ネットワークノード。
  39. 請求項36から38のいずれか1項に記載のネットワークノードであって、
    前記少なくとも1つのGNSS衛星を識別することは、前記GNSS又は別のネットワークノードから受信された、前記少なくとも1つのGNSS衛星に関連付けられたGNSS衛星データに基づく、ネットワークノード。
  40. 請求項39に記載のネットワークノードであって、
    前記GNSS衛星データは、過去のGNSS衛星データを含み、前記処理回路は、前記少なくとも1つのGNSS衛星の現在又は将来の位置を予測するために前記過去のGNSS衛星データを使用する様に構成される、ネットワークノード。
  41. 請求項36から40のいずれか1項に記載のネットワークノードであって、
    前記ネットワーク衛星の前記位置又はカバレッジエリアを判定するために、前記処理回路は、前記ネットワーク衛星又は別のネットワークノードから得られた、前記ネットワーク衛星に関連付けられた過去の位置データに基づいて、前記ネットワーク衛星の前記位置又はカバレッジエリアを推定する様に構成される、ネットワークノード。
  42. 請求項36から41のいずれか1項に記載のネットワークノードであって、
    前記ネットワーク衛星の前記位置又はカバレッジエリアを判定するために、前記処理回路は、2ライン要素セット(TLE)として公に利用可能な軌道要素から判定される、前記ネットワーク衛星に関連付けられた位置データに基づいて、前記ネットワーク衛星の前記位置又はカバレッジエリアを推定する様に構成される、ネットワークノード。
  43. 請求項36から42のいずれか1項に記載のネットワークノードであって、
    前記システム情報は、前記無線デバイスが最初のアタッチ時に前記A-GNSS情報を読み取ることを要求されるかを示す、ネットワークノード。
  44. 請求項36から43のいずれか1項に記載のネットワークノードであって、
    前記無線デバイスは、無線リンク障害に応答して、又は、ランダムアクセスを完了することの問題に応答して、前記A-GNSS情報を読み取ることを要求される、ネットワークノード。
  45. 請求項36から44のいずれか1項に記載のネットワークノードであって、
    前記A-GNSS情報は、
    GNSS衛星の前記セットのアルマナックデータと、
    GNSS衛星の前記セットのエフェメリスデータと、
    タイミング情報と、
    電離圏伝搬効果を説明する電離圏データと、
    の内の1つ以上を含む、ネットワークノード。
  46. 請求項36から45のいずれか1項に記載のネットワークノードであって、
    前記ネットワークノードは、前記ネットワーク衛星の部分である、ネットワークノード。
  47. 請求項36から45のいずれか1項に記載のネットワークノードであって、
    前記ネットワークノードは地上に配置され、前記ネットワーク衛星に接続される、ネットワークノード。
  48. 請求項36から47のいずれか1項に記載のネットワークノードであって、
    前記処理回路は、さらに、送信データの総量を削減するために、送信前に前記A-GNSS情報を処理する様に構成される、ネットワークノード。
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