JP2023521647A - サイドリンクリソースの再選択方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の実施例は、サイドリンクリソースの再選択方法及び装置を提供する。該方法は、伝送ブロックの複数回の送信を行うために初期的に選択されたサイドリンクリソースに対してリソース再評価及び/又はプリエンプション検出を行うステップと、1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにない場合、サイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを再選択するステップと、を含み、該初期的に選択されたサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、現在再選択されるサイドリンクリソースセットを決定する。【選択図】図3

Description

本発明の実施例は、通信技術の分野に関する。
Rel-15及びその以前のバージョンの車車間/路車間通信(V2X)では、サイドリンク(Sidelink)リソースの2つの割り当て方法、即ちMode 1及びMode 2がサポートされている。Mode 1では、サイドリンクリソースがネットワーク装置(例えば基地局)により割り当てられて取得される。Mode 2では、端末装置が送信リソースを自律的に選択し、即ち、送信リソースがセンシング(sensing)又は検出-リソースの選択プロセスにより取得される。
一方、新しい無線(NR:New Radio) V2Xは、Rel-16標準化の現在の研究プロジェクトの1つである。ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution) V2Xと比べて、NR V2Xは、多くの新しいシナリオ及び新しいサービス(例えば、リモート運転、自動運転及びフリート運転(fleet driving)など)をサポートする必要があり、より高い技術指標(高信頼性、低遅延、高データレートなど)を満たす必要がある。
なお、背景技術に関する上記の説明は、単なる本発明の構成をより明確、完全に説明するためのものであり、当業者を理解させるために説明するものである。これらの構成が本発明の背景技術の部分に説明されているから当業者にとって周知の技術であると解釈してはならない。
本発明の発明者の発見により、LTE V2Xと比べて、NR V2Xはより多くの再送回数をサポートする必要があり、即ち、再送回数が1回よりも大きい可能性があり、送信(初期送信及び再送)の総回数が2よりも大きい可能性がある(例えば最大で32に構成されてもよい)。また、LTE V2Xと比べて、NR V2Xは非周期的なサービスの送信及び受信を追加的にサポートする必要があるため、リソースの再選択が発生する可能性がある。サイドリンクリソースが選択された後、選択ウィンドウの候補リソースセットからサイドリンクリソースを再選択する方法は、現時点では解決策がない。
上記の問題の少なくとも1つを鑑み、本発明の実施例は、サイドリンクリソースの再選択方法及び装置を提供する。
本発明の実施例の1つの態様では、サイドリンクリソースの再選択方法であって、伝送ブロックの複数回の送信を行うために初期的に選択されたサイドリンクリソースに対してリソース再評価及び/又はプリエンプション検出を行うステップと、1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにない場合、サイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを再選択するステップと、を含み、前記初期的に選択されたサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、現在再選択されるサイドリンクリソースセットを決定する、方法を提供する。
本発明の実施例のもう1つの態様では、サイドリンクリソースの再選択装置であって、伝送ブロックの複数回の送信を行うために初期的に選択されたサイドリンクリソースに対してリソース再評価及び/又はプリエンプション検出を行う処理部と、1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにない場合、サイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを再選択する再選択部と、を含み、前記初期的に選択されたサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、現在再選択されるサイドリンクリソースセットを決定する、装置を提供する。
本発明の実施例の有利な効果の1つは以下の通りである。1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにない場合、サイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを再選択し、初期的に選択されたサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、現在再選択されるサイドリンクリソースセットを決定する。これによって、より多くの再送回数をサポートすることができると共に、複数回送信された再選択リソースがサイドリンク制御情報により指示、予約されることを確保することができる。
下記の説明及び図面に示すように、本発明の特定の実施形態が詳細に開示され、本発明の原理を採用できる方式が示される。なお、本発明の実施形態の範囲はこれらに限定されない。本発明の実施形態は、添付される特許請求の範囲の要旨及び項目の範囲内において、変更されたもの、修正されたもの及び均等的なものを含む。
1つの実施形態に記載された特徴及び/又は示された特徴は、同一又は類似の方式で1つ又はさらに多くの他の実施形態で用いられてもよいし、他の実施形態における特徴と組み合わせてもよいし、他の実施形態における特徴に代わってもよい。
なお、本文では、用語「含む/有する」は、特徴、部材、ステップ又は構成要件が存在することを意味し、一つ又は複数の他の特徴、部材、ステップ又は構成要件の存在又は付加を排除しない。
本発明の実施例の1つの図面及び1つの実施形態に記載された要素及び特徴は、1つ又はさらに多くの図面又は実施形態に示された要素及び特徴と組み合わせてもよい。また、図面において、類似の符号は複数の図面における対応する素子を示し、1つ以上の実施形態に用いられる対応素子を示してもよい。
本発明の実施例の通信システムの概略図である。 本発明の実施例の端末装置によるサイドリンクリソースの選択の1つの概略図である。 本発明の実施例のサイドリンクリソースの再選択方法の1つの例の図である。 本発明の実施例のサイドリンクリソースを1つずつ選択することの1つの概略図である。 本発明の実施例のリソース再評価の1つの例の図である。 本発明の実施例のプリエンプション検出の1つの例の図である。 本発明の実施例のリソース再評価の場合のサイドリンクリソースの再選択の1つの例の図である。 本発明の実施例のリソース再評価の場合のサイドリンクリソースの再選択のもう1つの例の図である。 本発明の実施例のリソース再評価の場合のサイドリンクリソースの再選択のもう1つの例の図である。 本発明の実施例のリソース再評価の場合のサイドリンクリソースの再選択のもう1つの例の図である。 本発明の実施例のリソース再評価の場合のサイドリンクリソースの再選択のもう1つの例の図である。 本発明の実施例のプリエンプション検出の場合のサイドリンクリソースの再選択の1つの例の図である。 本発明の実施例のプリエンプション検出の場合のサイドリンクリソースの再選択のもう1つの例の図である。 本発明の実施例のサイドリンクリソースの再選択装置の1つの概略図である。 本発明の実施例のネットワーク装置の概略図である。 本発明の実施例の端末装置の概略図である。
本発明の上記及び他の特徴は以下の説明により明らかになる。明細書及び図面において、本発明の特定の実施形態が詳細に開示され、本発明の原理を採用できる実施形態の一部が示される。なお、本発明は説明される実施形態に限定されない。本発明は、添付される特許請求の範囲内の全ての変更されたもの、変形されたもの及び均等的なものを含む。以下は、図面を参照しながら本発明の各実施形態を説明する。これらの実施形態は単なる例示的なものであり、本発明を制限するものではない。
本発明の実施例では、用語「第1」、「第2」などは、タイトルで異なる要素を区別するために用いられるが、これらの要素の空間的配列又は時間的順序などを表すものではなく、これらの要素はこれらの用語に制限されない。用語「及び/又は」は、関連するリストに列挙された用語の1つ又は複数のうち何れか1つ及び全ての組み合わせを含む。用語「含む」、「包括する」、「有する」などは、列挙された特徴、要素、素子又は構成部材の存在を意味するが、1つ又は複数の他の特徴、要素、素子又は構成部材の存在又は追加を排除するものではない。
本発明の実施例では、単数形の「1つ」、「該」などは複数形を含み、「1種類」又は「1類」と広義的に理解されるべきであり、「1個」に限定されない。また、用語「前記」は、文脈がそうでないことを明確に示さない限り、単数形及び複数形両方を含むと理解されるべきである。また、文脈がそうでないことを明確に示さない限り、用語「に記載の」は「少なくとも一部に記載の」と理解されるべきであり、用語「に基づいて」は「少なくとも一部に基づいて」と理解されるべきである。
本発明の実施例では、用語「通信ネットワーク」又は「無線通信ネットワーク」は、例えばロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)、進化したロングタームエボリューション(LTE-A、LTE-Advanced)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標):Wideband Code Division Multiple Access)、高速パケットアクセス(HSPA:High-Speed Packet Access)などの任意の通信規格に適合するネットワークを意味してもよい。
また、通信システムにおける装置間の通信は、任意の段階の通信プロトコルに従って行われてもよく、該通信プロトコルは、例えば1G(generation)、2G、2.5G、2.75G、3G、4G、4.5G、及び5G、新しい無線(NR:New Radio)等、及び/又は現在の既知の他の通信プロトコル若しくは将来開発される他の通信プロトコルを含んでもよいが、これらに限定されない。
本発明の実施例では、用語「ネットワーク装置」は、例えば通信システムに端末装置をアクセスさせて該端末装置にサービスを提供する通信システム内の装置を意味する。ネットワーク装置は、基地局(BS:Base Station)、アクセスポイント(AP:Access Point)、送受信ポイント(TRP:Transmission Reception Point)、ブロードキャスト送信機、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobile Management Entity)、ゲートウェイ、サーバ、無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)、基地局コントローラ(BSC:Base Station Controller)などを含んでもよいが、これらに限定されない。
そのうち、基地局は、ノードB(NodeB又はNB)、進化ノードB(eNodeB又はeNB)、及び5G基地局(gNB)など、並びにリモート無線ヘッド(RRH:Remote Radio Head)、リモート無線ユニット(RRU:Remote Radio Unit)、中継装置(relay)又は低電力ノード(例えばfemto、picoなど)を含んでもよいが、これらに限定されない。また、用語「基地局」はそれらの機能の一部又は全てを含んでもよく、各基地局は特定の地理的エリアに対して通信カバレッジを提供してもよい。用語「セル」は、該用語が使用されるコンテキストに応じて、基地局及び/又はそのカバレッジエリアを意味してもよい。
本発明の実施例では、用語「ユーザ装置」(UE:User Equipment)又は用語「端末装置」(TE:Terminal Equipment又はTerminal Device)は、例えばネットワーク装置を介して通信ネットワークにアクセスし、ネットワークサービスを受ける装置を意味する。端末装置は、固定的なもの又は移動的なものであってもよく、移動局(MS:Mobile Station)、端末、加入者ステーション(SS:Subscriber Station)、アクセス端末(AT:Access Terminal)、ステーションなどと称されてもよい。
そのうち、端末装置は、携帯電話(Cellular Phone)、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:Personal Digital Assistant)、無線変復調装置、無線通信装置、ハンドヘルドデバイス、マシンタイプ通信装置、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、スマートフォン、スマートウォッチ、デジタルカメラなどを含んでもよいが、これらに限定されない。
例えば、モノのインターネット(IoT:Internet of Things)などのシナリオでは、ユーザ装置は、監視又は測定を行う機器又は装置であってもよく、例えばマシンタイプ通信(MTC:Machine Type Communication)端末、車載通信端末、デバイスツーデバイス(D2D:Device to Device)端末、マシンツーマシン(M2M:Machine to Machine)端末などを含んでもよいが、これらに限定されない。
さらに、用語「ネットワーク側」又は「ネットワーク装置側」は、ネットワークの側を意味し、基地局であってもよいし、上記の1つ又は複数のネットワーク装置を含んでもよい。用語「ユーザ側」又は「端末側」又は「端末装置側」は、ユーザ又は端末の側を意味し、UEであってもよいし、上記の1つ又は複数の端末装置を含んでもよい。本明細書では、特に指定されていない限り、「装置」は、ネットワーク装置を意味してもよいし、端末装置を意味してもよい。
以下は、一例を参照しながら本発明の実施例のシナリオを説明するが、本発明はこれに限定されない。
図1は、本発明の実施例の通信システムの概略図であり、ユーザ装置及びネットワーク装置の例を概略的に示している。図1に示すように、通信システム100は、ネットワーク装置101及び端末装置102、103を含んでもよい。説明の便宜上、図1は、2つの端末装置及び1つのネットワーク装置を一例にして説明するが、本発明の実施例はこれに限定されない。
本発明の実施例では、ネットワーク装置101と端末装置102、103との間では、既存のサービス又は将来に実装可能なサービスを行うことができる。例えば、これらのサービスは、拡張モバイルブロードバンド(eMBB:enhanced Mobile Broadband)、大規模マシンタイプ通信(mMTC:massive Machine Type Communication)及び高信頼性低遅延通信(URLLC:Ultra-Reliable and Low-Latency Communication)などを含むが、これらに限定されない。
なお、図1は、2つの端末装置102、103が何れもネットワーク装置101のカバレッジエリア内に位置することを示しているが、本発明はこれに限定されない。2つの端末装置102、103が何れもネットワーク装置101のカバレッジエリア内に位置しなくてもよいし、一方の端末装置102がネットワーク装置101のカバレッジエリア内に位置し、他方の端末装置103がネットワーク装置の101のカバレッジエリア外に位置してもよい。
本発明の実施例では、2つの端末装置102と103との間でサイドリンク送信を行うことができる。例えば、2つの端末装置102及び103は、V2X通信を実現するように両方ともネットワーク装置101のカバレッジエリア内でサイドリンク送信を行ってもよいし、V2X通信を実現するように両方ともネットワーク装置101のカバレッジエリア外でサイドリンク送信を行ってもよいし、V2X通信を実現するように、一方の端末装置102がネットワーク装置101のカバレッジエリア内に位置し、他方の端末装置103がネットワーク装置101のカバレッジエリア外に位置してサイドリンク送信を行ってもよい。
本発明の実施例では、端末装置102及び/又は103は、サイドリンクリソースを自律的に選択してもよく(即ち、Mode2を採用してもよく)、この場合、サイドリンクの送信は、ネットワーク装置101から独立してもよく、即ち、ネットワーク装置101はオプションであってもよい。なお、本発明の実施例では、サイドリンクリソースを自律的に選択する(即ち、Mode2を採用する)ことと、ネットワーク装置によりサイドリンクリソースを割り当てる(即ち、Mode1を採用する)こととを組み合わせてもよく、本発明の実施例はこれらに限定されない。
LTE V2Xでは、端末装置は、センシング検出+リソース選択のプロセスによりサイドリンク送信リソースを取得することができ、ここで、センシング(sensing)を継続的に実行してリソースプール内のリソースの占有状況を取得してもよい。例えば、端末装置は、前の一定の期間(センシングウィンドウと称される)内のリソースの占有状況に基づいて、後の一定の期間(選択ウィンドウと称される)内のリソースの占有状況を推定してもよい。
図2は、端末装置によるサイドリンクリソースの選択の1つの概略図である。図2に示すように、端末装置は、例えば(n-1000)番目~(n-1)番目のサブフレーム又はスロット(即ち、センシングウィンドウ(sensing window))におけるサイドリンク制御情報(SCI:Sidelink Control Information)及び異なる位置の時間周波数リソース参照信号の検出により、該センシングウィンドウのリソース占有状況を取得し、(n+T1)番目~(n+T2)番目のサブフレーム又はスロット(即ち、選択ウィンドウ(selection window))のリソース占有状況を推定してもよい。
例えば、送信すべきサイドリンクデータがある場合、端末装置の物理層は上位層(例えば媒体アクセス制御(MAC:Media Access Control)層)からリソース選択の粒度Rx,yを取得する。該粒度は1つのサブフレーム内の一連の連続的なサブチャネルを表してもよく、各サブチャネルは複数の連続的な物理リソースブロック(PRB:Physical Resource Block)を含み、PRBの数はリソースプールによって決定されてもよく、リソースプールはネットワーク装置(例えば基地局)により構成又は事前構成される。選択ウィンドウ全体における全てのサブフレーム内のサイズがRx,yのリソース(以下は、Rx,y候補リソースと称される)のセット(集合)は、Set Aとして初期的に定義される。
端末装置は、送信すべきデータが到達する前に該センシングウィンドウ内で検出を行った結果に基づいて、Set A内の候補リソースの一部を除外してもよい。例えば、以下のRx,y候補リソースを除外する必要がある。
・端末装置によりセンシングウィンドウ内の送信サブフレームに対応する選択ウィンドウ内でリソースが予約される可能性があるサブフレーム内の全てのRx,y候補リソース
・端末装置がセンシングウィンドウ内で検出するサブフレーム内の特定のRx,y候補リソース。ここで、該Rx,y候補リソースでSCIが現在の選択ウィンドウ内の対応するサブフレームを予約することが検出され、且つ指示された周波数領域リソースとこのRx,y候補リソースとが周波数領域で重複し、且つ該SCIに対応する物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH:Physical Sidelink Shared Channel)の参照信号受信電力(RSRP:Reference Signal Receiving Power)の検出結果が閾値(以下は、RSRP閾値と称される)よりも大きい。或いは、該SCIが選択ウィンドウの後のサブフレームを予約し、且つ該サブフレームと現在の選択ウィンドウ内のサブフレームの予約される可能性のある後続のサブフレームのうちの1つのサブフレームとが時間領域で同一のサブフレームであり、且つ周波数領域リソースと該Rx,y候補リソースとが周波数領域で重複し、且つ該SCIに対応するPSSCHのRSRPの検出結果がRSRP閾値よりも大きい。
上記のリソース除外の後、Set Aに残っているRx,y候補リソースの数が初期の総数の20%未満である場合、Set Aに残っているRx,y候補リソースの数が初期の総数の20%以上になるまで、該RSRP閾値を3dB増加し、初期のSet Aから除外を再度行う。
Set BにおけるRx,y候補リソースの数がSet AにおけるRx,y候補リソースの初期の総数の20%以上になるまで、Set AのRx,yにおける候補リソースをS-RSSIの昇順でSet Bに入れる。ここで、Set Bは最初が空のセットであり、S-RSSIはRx,y候補リソースにおける全てのサブチャネルの信号強度の線形平均値を表す。
次に、端末装置の物理層はSet BをMAC層に報告してもよく、MAC層はSet Bからランダムに選択し、データ送信のための候補リソースを選択する。また、指示されたリソースから復調及び符号化スキーム(MCS:Modulation and Coding Scheme)を選択してデータ送信を行う。
リソース選択の前にMAC層に再送が構成されている場合、MAC層は、リソースを選択した後、残りの利用可能なリソースにあり、且つ初期送信SCIにより指示される時間領域範囲(例えば、[-15,15]個のサブフレーム)に含まれるリソースから、1つのリソースをランダムに選択し、指示されたリソースから1つのMCSを選択してデータ再送を行う。2つのリソースのうちの時間的に前のリソースは初期送信リソースの送信に使用され、時間的に後のリソースは再送リソースの送信に使用される。このような利用可能なリソースがない場合、現在の送信は再送をサポートしておらず、即ち、送信回数は1になる。
なお、以上は単にLTE V2Xにおけるセンシング検出+リソース選択のプロセスを例示的に説明した。上記のプロセスの具体的な内容について、3GPP(登録商標) TS 36.213 V15.2.0における14.1.1.6節などの内容を参照してもよい。
また、LTE V2Xと比べて、NR V2Xは、より多くの再送回数をサポートする必要があり、即ち、再送回数が1回よりも大きい可能性があり、送信の総回数が2よりも大きい可能性がある(例えば最大で32に構成されてもよい)。また、各サイドリンクリソースに対応するSCIでは、最大で3つの送信リソースのみを指示できる。
また、LTE V2X と比べて、NR V2Xは、非周期的なサービスの送信及び受信を追加的にサポートする必要がある。例えば、伝送リソースを選択した後、UEは、データ送信のために選択されたリソースを占有する他のUEがあるか否か、或いはデータ送信(主に非周期的なサービス)のために時間周波数領域で重複するリソースがあるか否かを検出し続ける必要がある。このような場合にリソースを再選択する方法について、現在のスキームには関連する結論がない。本発明の以下の実施例は、上記の1つ又は複数の問題に対する対応する解決策を提供する。
本発明の実施例では、V2Xを一例としてサイドリンクを説明するが、本発明はこれに限定されず、V2X以外のサイドリンク送信シナリオにも適用されてもよい。また、サイドリンク制御情報(SCI:Sidelink Control Information)はPSCCHを介して搬送され、サイドリンクデータはPSSCHを介して搬送され、サイドリンクフィードバック情報は物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH:Physical Sidelink Feedback Channel)を介して搬送される。
以下の説明では、混同が生じない限り、用語「サイドリンク」と「V2X」とは互いに置き換えられてもよく、用語「PSFCH」と「サイドリンクフィードバックチャネル」とは互いに置き換えられてもよく、用語「PSCCH」と「サイドリンク制御チャネル」又は「サイドリンク制御情報」とは互いに置き換えられてもよく、用語「PSSCH」と「サイドリンクデータチャネル」又は「サイドリンクデータ」とは互いに置き換えられてもよい。
また、PSSCHを送信(transmitting)又は受信(receiving)することは、PSSCHを介して搬送されるサイドリンクデータを送信又は受信することとして理解されてもよい。PSFCHを送信又は受信することは、PSFCHを介して搬送されるサイドリンクフィードバック情報を送信又は受信することとして理解されてもよい。少なくとも1回の送信(transmission、伝送と称されてもよい)は、少なくとも1回のPSSCH/PSCCH送信又は少なくとも1回のサイドリンクデータ/情報の送信として理解されてもよい。現在の送信は、現在のPSSCH/PSCCHの送信又は現在のサイドリンクデータ/情報の送信として理解されてもよい。
本発明の実施例では、初期選択は再選択に関連するものであり、特定回の選択として理解してはならない。例えば、1回目の選択を初期選択と称し、2回目の選択を再選択と称してもよいし、n回目の選択を初期選択と称し、n+1回目の選択を再選択と称してもよく、本発明の実施例はこれらに限定されない。
<実施例1>
本発明の実施例はサイドリンクリソースの再選択方法を提供し、端末装置側から説明する。ここで、該端末装置(送信端末装置と称されてもよい)は、サービスデータの送信側として機能し、1つ又は複数の他の端末装置(受信端末装置と称されてもよい)にサイドリンクデータを送信する。
図3は、本発明の実施例のサイドリンクリソースの再選択方法の1つの例の図である。図3に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ301:伝送ブロックの複数回の送信を行うために初期的に選択されたサイドリンクリソースに対してリソース再評価及び/又はプリエンプション検出を行う。
ステップ302:1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにない場合、サイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを再選択する。ここで、該初期的に選択されたサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、現在再選択されるサイドリンクリソースセットを決定する。
なお、上記の図3は、本発明の実施例を概略的に示しているに過ぎないが、本発明はこれに限定されない。例えば、様々なステップ間の実行順序を適切に調整したり、他の幾つかのステップを追加したり、幾つかのステップを減らしたりしてもよい。当業者は、上記の内容に基づいて適切な変形を行うことができ、上記の図3の記載に限定されない。
以下は、まず初期的に選択されたサイドリンクリソースを概略的に説明する。
本発明の実施例では、送信すべきデータパケットの伝送ブロック(TB:Transmission Block)は、1回又は複数回の送信を含む可能性があるため、1つ又は複数のサイドリンクリソースを選択する必要がある。該1回又は複数回の送信のうちの時間的に最も前の送信は、1回目の送信と称される(初期送信と略称される)。また、1回又は複数回の再送を含んでもよい。
幾つかの実施例では、物理層により送信される各データパケットは、対応する優先度、例えば近接通信データパケット優先度(PPPP:ProSe Per-Packet Priority)を含む。また、チャネル輻輳レベルは、チャネルビジー率(CBR:Channel Busy Ratio)により表されてもよい。送信回数の選択範囲は、送信すべきデータパケットのPPPP及びサイドリンクリソースプールのCBRに基づいて決定されてもよく、端末装置は、該選択範囲から選択して伝送ブロックの送信回数を決定してもよい。
幾つかの実施例では、端末装置のMAC層は、送信回数に基づいてサイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを順次選択する。該サイドリンクリソースセットSは、最初で上記のSet Bであり、その具体的な取得方法は前の内容を参照してもよい。また、本発明の実施例では、端末装置は毎回1つのサイドリンクリソースをランダムに選択してもよいが、本発明はこれに限定されず、例えば、毎回複数のサイドリンクリソースを選択してもよい。
以下は、一つずつ選択することを一例として、サイドリンクリソースの初期選択を説明する。
図4は、本発明の実施例のサイドリンクリソースを1つずつ選択することの1つの概略図であり、送信回数が少なくとも2回である状況を示している。以下は、nは選択の番号を表し、1≦n≦N-1、Nは該送信数回数(目標送信回数とも称される)である。送信回数が1回である場合、以下のステップ401のみを実行してもよい。
図4に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ401:サイドリンクリソースセットから1つのサイドリンクリソースを等確率でランダムに選択する。
n=1を一例として、Set Bから送信のための1番目の時間周波数リソース(Rで表される)を等確率でランダムに選択してもよい。以下は、説明の便宜上、n回目に選択されたサイドリンクリソースをRで表す。
ステップ402:該サイドリンクリソース、及び該サイドリンクリソースと同一のスロットにおけるサイドリンクリソースを該サイドリンクリソースセットから除外して第1のセットを形成する。
が選択された後、候補リソースセットからR自体、及びRと同一のスロットにおける全てのリソースを除外する必要がある。リソースが除外された後のリソースセット、即ち第1のセットはSn(Sのサブセットである)で表される。n=1を一例として、リソースが除外された後のリソースセットをSとする。
ステップ403:選択された最初のn個のサイドリンクリソースのうちの少なくとも1つのサイドリンクリソースの所在するスロット(現在のスロットと称されてもよい)とが第1の所定範囲内にある、該サイドリンクリソースセットにおけるサイドリンクリソースを第2のセットとする。
幾つかの実施例では、第1の所定範囲は[-K,K]個のスロットであり、Kは0以上の整数である。例えば、第1の所定範囲は32個スロット内であり、[-32,32]個のスロット(現在のスロット自体を含む)又は[-31,31]個のスロット(現在のスロット自体を含まない)として表してもよく、即ち、比較対象のサイドリンクリソースを始点として、前の31個のスロット及び後の31個のスロットの時間範囲を該第1の所定範囲とする。しかし、本発明はこれに限定されず、他の範囲、例えば、[-15,15]個のスロット(現在のスロット自体を含まない)若しくは[-16,16]個のスロット(現在のスロット自体を含む)、又は[-63,63]個のスロット(現在のスロット自体を含まない)若しくは[-64,64]個のスロット(現在のスロット自体を含む)として表される16個のスロット内などであってもよい。
例えば、n回目のリソース選択が行われてRが選択された後、{R,R,…R}の合計n個のリソースが選択された。次に、選択された全てのリソース{R,R,…R}内の各リソースについて、時間間隔が[-K,K]個のスロット内である、Set B内のリソースが条件を満たすリソースである見なされ、選択されたリソース{R,R,…R}について、条件を満たす全ての候補リソースの集合、即ち第2のセットをS’と表す。本発明はこれに限定されず、{R,R,…R}から1つ又は複数のリソースを選択し、これらのリソースに基づいて第2のセットを決定してもよい。
図4に示すように、該方法は、以下のステップをさらに含んでもよい。
ステップ404:第1のセットと第2のセットとの積集合が空であるか否かを決定し、空である場合、ステップ407を実行し、空でない場合、ステップ405を実行する。
幾つかの実施例では、前回のリソース選択後に(S∩S’)=
(外1)
Figure 2023521647000002
である場合、リソース選択プロセスが終了したと見なし、選択されたN個のリソース{R,R,…RN1}に対して後続のリソース並び替えプロセスを行い、ここで、N<N。
ステップ405:第1のセットと第2のセットとの積集合からサイドリンクリソースを等確率でランダムに選択する。
即ち、集合S∩S’からn+1番目のリソースRn+1を等確率でランダムに選択する。
ステップ406:N個のサイドリンクリソースが選択されたか否かを決定し、N個のサイドリンクリソースが選択された場合、ステップ407を実行し、N個のサイドリンクリソースが選択されていない場合、ステップ402を実行し、サイドリンクリソースの選択を1つずつ実行し続ける。
幾つかの実施例では、リソース選択プロセスが目標送信回数Nに必要なリソース数に達した場合、リソース選択プロセスは終了し、選択されたN個のリソース{R,R,…RN1}に対して後続のリソース並び替えプロセスを行い、ここで、N=Nである。
ステップ407:選択されたサイドリンクリソースを時間に従って並べ替える。
ステップ408:並べ替えられた1つ又は複数のサイドリンクリソースを該伝送ブロックの1回又は複数回の送信に構成する。
幾つかの実施例では、並び替えられたサイドリンクリソースのうちの時間的に最も前のリソースは該伝送ブロックの初期送信に使用され、時間的にi+1番目のリソースはi回目の再送に使用され、ここで、1≦i≦N-1、Nは該並び替えられたサイドリンクリソースの数である。
以上は、図4を参照しながらサイドリンクリソースの初期選択を概略的に説明するものであり、ここで、選択された各リソース(時間的に最初に送信されたリソースを除く)に対応する送信は、何れも前の送信に対応するSCIにより指示、予約される。
なお、上記の図4は、本発明の実施例を概略的に示しているに過ぎないが、本発明はこれに限定されない。例えば、様々なステップ間の実行順序を適切に調整したり、他の幾つかのステップを追加したり、幾つかのステップを減らしたりしてもよい。当業者は、上記の内容に基づいて適切な変形を行うことができ、上記の図4の記載に限定されない。
以上は、サイドリンクリソースの初期選択を概略的に説明したが、本発明はこれに限定されず、初期選択されたサイドリンクリソースについて関連技術を参照してもよい。以下は、サイドリンクリソースの初期選択後のサイドリンクリソースの再選択を概略的に説明する。
本発明の実施例では、サイドリンクリソースの初期選択の後、端末装置は、選択されたリソースを再選択するか否かを決定するために、リソース再評価(re-evaluation)及び/又はプリエンプト(pre-empt)検出を行ってもよい。
以下は、まず、リソース再評価について説明し、リソース再評価の際にリソースを再選択する方法について、後述する実施例2及び実施例3を参照してもよい。
幾つかの実施例では、初期的に選択されたi番目のサイドリンクリソースの前の時点でリソース再評価を行い、サイドリンク制御情報の1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにないと決定する。ここで、iは整数である。
例えば、各SCIが送信される前の一定の期間(T3として定義される)の特定の時点で、このSCIのために予約されたリソース(SCIが所在するPSCCHと同一のスロットの現在の送信を含まなく、これらのリソースは最初にSCIにより予約されたリソースである)を再評価して、予約されたリソースが過去の一定の期間を経過した後に、他のUEにより占有されているか否か、且つ測定されたRSRP値が対応する閾値よりも大きいか否かを決定する。
該リソース再評価により、リソースが他のUEにより占有され、且つ測定された参照信号のRSRP値が対応する閾値よりも大きい場合、該リソースは、該リソース再評価プロセスの後に報告された再選択候補リソースセットになく、該リソースを再選択する必要がある。
図5は、本発明の実施例のリソース再評価の1つの例の図である。図5に示すように、例えば、#m1、#m2及び#m3は、1つのTBの複数回の送信のうちの3回送信されたサイドリンクリソースであり、初期選択プロセスにより取得される。また、#m1に対応するSCIは、#m2及び#m3を指定して予約している。
図5に示すように、#m1前のT3だけ離れている特定の時点で、#m2及び#m3を再評価する必要がある。リソース再評価後の再選択候補セットにないリソース(例えば#m2とする)が存在する場合、#m2に対するリソース再選択をトリガする。
以下は、プリエンプション検出を説明するが、プリエンプション評価の際にリソースを再選択する方法の詳細について、後述の実施例4及び実施例5を参照してもよい。
幾つかの実施例では、初期的に選択されたj番目のサイドリンクリソース及び後続のサイドリンクリソースに対してプリエンプション検出を行い、サイドリンク制御情報の1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにないと決定する。ここで、jは整数である。
例えば、SCIにより指示、予約されたリソースについて、該リソースが他のUEによりプリエンプトされたことが検出された場合、該リソースに対応する送信の前の特定の時点で、リソース再選択プロセスをトリガしてもよい。
図6は、本発明の実施例のプリエンプション検出の1つの例の図である。図6に示すように、例えば、#m1、#m2及び#m3は、1つのTBの複数回の送信のうちの3回送信されたサイドリンクリソースであり、初期選択プロセスにより取得される。また、#m1は#m2及び#m3を指示して予約している。#m1の送信後、且つ#m2の送信前のある時点で、#m2のリソースがプリエンプトされたことをUEが発見した場合、UEは、#m2とT3だけ離れている時点又はその前に、#m2に対するリソース再選択をトリガしてもよい。
本発明の実施例では、初期選択後に時間的に最も前に位置する最初のリソースについて、再選択はリソース再評価に含まれてもよいし、プリエンプション検出に含まれてもよい。リソース再評価によりそのリソースが送信前に他のUEにより予約されたリソースと重複していることが判断された場合、後述の実施例4及び実施例5のプリエンプション検出処理を参照してリソース再選択を行ってもよい。例えば、選択された全てのリソースに対してリソース再選択プロセスを行ってもよいし、後続のリソースの時間周波数位置に基づいて該最初のリソースのみについて再選択を行ってもよい。
幾つかの実施例では、再選択されたサイドリンクリソースとサイドリンク制御情報の物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)の所在するスロットとの時間間隔は、所定値(T3)以上である。
例えば、リソース再評価プロセスにおいて、再選択リソースと再評価を行うSCIに対応するPSCCHの所在するスロットとは、少なくともT3の距離だけ離れ、即ち、時間的に選択可能な最初のスロットは、n+T3の後のリソースプール内に含まれる次のスロットであり、nはPSCCHが所在するスロットである。
幾つかの実施例では、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat reQuest)フィードバックに基づく再送が有効(enable)にされた再選択サイドリンクリソースについて、該再選択サイドリンクリソースが選択されたリソースの何れかと同一のスロットにおける物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)によりフィードバックされ、或いは該再選択サイドリンクリソースが選択されたリソースの何れかに対応する物理サイドリンクフィードバックチャネルが復号を行う一定の期間内にある場合、該再選択サイドリンクリソースのハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックに基づく再送を無効(disable)にし、或いは全ての再選択サイドリンクリソースのハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックに基づく再送を無効(disable)にする。
例えば、リソース再評価又はプリエンプション検出によりリソース再選択がトリガされた後、再選択リソースがHARQ-ACK enabledの送信リソースであり、該再選択リソースと選択済みリソースの何れかと同一のスロット内のPSFCHリソースによりフィードバックされていないという時間の制約を満たすことができない場合、現在の再選択リソースに対応するSCIでHARQ-ACK disableを指示し、或いは今回の全ての再選択リソースに対応するSCIでHARQ-ACK disableを指示する。HARQ-ACK disableが指示された送信について、受信UEはPSFCHでフィードバックを行わない。
上記の実施例は、本発明の実施例を例示するだけであり、本発明はこれに限定されず、上記の各実施例に基づいて適切な変形を行ってもよい。例えば、上記の各実施例のそれぞれを単独で使用してもよいし、上記の各実施例の1つ又は複数を組み合わせて使用してもよい。
本実施例によれば、1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにない場合、サイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを再選択し、初期的に選択されたサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、現在再選択されるサイドリンクリソースセットを決定する。これによって、より多くの再送回数をサポートすることができると共に、複数回送信された再選択リソースがサイドリンク制御情報により指示、予約されることを確保することができる。
<実施例2>
本発明の実施例は、再選択候補リソースセットにない1つ又は複数のサイドリンクリソースに対してリソース再選択を行う。ここで、リソース衝突又は競合とは、例えば、ある送信に使用されるリソースが他のUEにより予約されたリソースと重複することがUEにより検出され、且つ参照信号に対応するRSRPの検出結果が閾値よりも大きい場合を意味し、或いは、ある送信に使用されるリソースが他のUEにより予約されたリソースと完全に同一であることがUEにより検出された場合を意味する。ここで、リソースは、初期的に選択されたリソースである。
本発明の実施例では、リソース再評価プロセスにおいて、対応するSCIにより予約されたリソースにリソース衝突が発生したと判断された場合、送信される他のリソースを変更せずに(即ち、初期的に選択されたこれらのリソースを保留する)、衝突したリソースのみの再選択を試みてもよい。
例えば、図5に示すように、m2が再選択候補セットにない場合、1つのサイドリンクリソースを再選択し、m2及びm3の両方が再選択候補セットにない場合、2つのサイドリンクリソースを再選択する。初期的に選択された他のサイドリンクリソースは、依然として保留される。
幾つかの実施例では、サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが2又は3であり、且つ再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがi+1番目又はi+2番目のサイドリンクリソースである場合、該i+1番目又はi+2番目のサイドリンクリソースに対して再選択を行う。
ここで、i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、サイドリンクリソースセットから1つのサイドリンクリソースを再選択する。ここで、1≦i≦N-2、Nは該初期に選択された複数のサイドリンクリソースの数である。
幾つかの実施例では、i番目のサイドリンクリソースとi+2番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある場合、再選択される1つのサイドリンクリソースは、該選択されるサイドリンクリソースとi番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が前記所定範囲内にあり、且つ該選択されるサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす。
該再選択される1つのサイドリンクリソースは、該再選択されるサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)によりフィードバックされておらず、且つ所在するスロットが該何れかのリソースに対応するPSFCHの所在するスロットの後の一定の期間(事前決定又は定義された時間であってもよく、即ちprocessing time)内にないという条件をさらに満たす。
好ましくは、再選択される1つのサイドリンクリソースは、該再選択されるサイドリンクリソースが該サイドリンク制御情報の物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)と同一のスロットにおけるサイドリンクリソースの後にあるという条件をさらに満たす。
図7は、本発明の実施例のリソース再評価の場合のサイドリンクリソースの再選択の1つの例の図である。例えば、M個のサイドリンクリソースが初期的に選択された。Nmax=2、且つ#m1の前のT3だけ離れているある時点から始まるリソース再評価プロセスにおいて、リソース#m2に衝突が発生したと判断されたと仮定する。
図7に示すように、リソース#m1と#m3が32個のスロット内にある場合、リソース#m2がなくても、リソース指示のチェーンは中断されない。この場合、リソース#m1、#m3、…#Mに基づいて、リソース#m2に対して再選択を行ってもよい。
リソース再選択のプロセスでは、選択されたリソース#m1、#m3、…#Mを保留し、そして、それらの時間周波数位置に基づいて、上記の時間制約条件を満たす候補セット(図7に示す#m2の再選択のための候補リソース)から、他の1つのサイドリンクリソースを選択してもよい。
例えば、図7に示すように、リソース701を選択し、再選択後の複数回の送信のためにリソース#m1、#m3、…#M及びリソース701を時間に従って並び替えてもよい。
幾つかの実施例では、i番目のサイドリンクリソースとi+2番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にない場合、該再選択される1つのサイドリンクリソースは、該再選択されるサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ該選択されるサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットになく、且つ、該再選択されるサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース及び該i+2番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が何れも該所定範囲内にあり、且つ該再選択されるサイドリンクリソースが時間的に該i番目のサイドリンクリソースの後、且つ該i+2番目のサイドリンクリソースの前にあるという条件を満たす。
該再選択される1つのサイドリンクリソースは、該再選択されるサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)によりフィードバックされておらず、且つ所在するスロットが該何れかのリソースに対応するPSFCHの所在するスロットの後の一定の期間(即ち、processing time)内にないという条件をさらに満たす。
好ましくは、該再選択される1つのサイドリンクリソースは、該再選択されるサイドリンクリソースが該サイドリンク制御情報の物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)と同一のスロットにおけるサイドリンクリソースの後にあるという条件をさらに満たす。
図8は、本発明の実施例のリソース再評価の場合のサイドリンクリソースの再選択のもう1つの例の図である。例えば、M個のサイドリンクリソースが初期的に選択された。Nmax=2、且つ#m1の前のT3だけ離れているある時点から始まるリソース再評価プロセスにおいて、リソース#m2に衝突が発生したと判断されたと仮定する。
図8に示すように、リソース#m1と#m3が32個のスロット内にない場合、リソース#m2がないとき、リソース指示のチェーンは中断される。この場合、リソース#m1、#m3、…#Mに基づいて、リソース#m2に対して再選択を行ってもよい。
リソース再選択のプロセスでは、選択されたリソース#m1、#m3、…#Mを保留し、そして、それらの時間周波数位置に基づいて、上記の時間制約条件を満たす候補セット(図7に示す#m2の再選択のための候補リソース)から、他の1つのサイドリンクリソースを選択してもよい。図7と比べると、再選択リソースは、リソース#m1及びリソース#m3の両方と32個のスロット内にあり、且つ時間的にリソース#m1の後、リソース#m3の前にある必要がある。
例えば、図8に示すように、リソース801を選択し、再選択後の複数回の送信のためにリソース#m1、#m3、…#M及びリソース801を時間に従って並び替えてもよい。
幾つかの実施例では、サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが2又は3であり、且つ該再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがN番目のサイドリンクリソースである場合、該再選択される1つのサイドリンクリソースは、該再選択されるサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース乃至N-1番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ該再選択されるサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース乃至N-1番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす。
該再選択される1つのサイドリンクリソースは、該再選択されるサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネルによりフィードバック(PSFCH)されておらず、且つ該スロットが該何れかのリソースに対応するPSFCHの所在するスロットの後の一定の期間(即ち、processing time)内にないという条件をさらに満たす。
好ましくは、再選択される1つのサイドリンクリソースは、該再選択されるサイドリンクリソースが該サイドリンク制御情報の物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)と同一のスロットにおけるサイドリンクリソースの後にあるという条件をさらに満たす。
図7及び図8を参照しながらNmax=2の場合を例示的に説明した。Nmax=3の場合、#m1の前のT3だけ離れているある時点から開始するリソース再評価プロセスでは、リソース#m2又は#m3の何れかに衝突が発生した可能性があり、依然としてNmax=2の場合を参照してもよい。
例えば、リソース#m1と#m4が32個のスロット内にある場合、リソース#m2及び#m3がなくても、リソース指示のチェーンが中断されない。リソース#m2が衝突し、且つリソース#m3が衝突しない場合、リソース#m1、#m3、#m4、…#Mに基づいて、リソース#m2に対して再選択を行ってもよい。リソース#m3が衝突し、且つリソース#m2が衝突しない場合、リソース#m1、#m2、#m4、…#Mに基づいて、リソース#m3に対して再選択を行ってもよい。それらの時間周波数位置に基づいて、時間制約条件を満たす候補リソースから1つのリソースを選択してもよく、図7の例を参照してもよい。
別の例として、リソース#m1と#m4が32個のスロット内にない場合、リソース#m2又は#m3の何れかが衝突した場合、Nmax=2のスキームを再使用してもよく、例えば図8の例を参照してもよく、ここでその説明を省略する。
幾つかの実施例では、サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが3であり、且つ再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがi+1番目及びi+2番目のサイドリンクリソースである場合、該i+1番目及びi+2番目のサイドリンクリソースに対して再選択を行う。
ここで、該i番目のサイドリンクリソース、及びi+3番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、サイドリンクリソースセットから2つのサイドリンクリソースを再選択し、ここで、1≦i≦N-3、Nは該初期に選択された複数のサイドリンクリソースの数である。
図9は、本発明の実施例のリソース再評価の場合のサイドリンクリソースの再選択のもう1つの例の図である。例えば、M個のサイドリンクリソースが初期的に選択された。Nmax=3、且つ#m1の前のT3だけ離れているある時点から始まるリソース再評価プロセスにおいて、リソース#m2及び#m3に衝突が発生したと判断されたと仮定する。
図9に示すように、リソース#m1と#m4が32個のスロット内にある場合、リソース#m2及び#m3がなくても、リソース指示のチェーンは中断されない。リソース#m2及び#m3の両方に衝突が発生した場合、リソース#m1、#m4、…#Mに基づいて、リソース#m2及び#m3に対して再選択を行ってもよい。それらの時間周波数位置に基づいて、時間制約条件を満たす候補リソースから2つのリソースを選択してもよい。
幾つかの実施例では、i番目のサイドリンクリソースとi+3番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にない場合、該再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第1のサイドリンクリソースは、該第1のサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース、及びi+3番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が該所定範囲内にあり、且つ該第1のサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース、及びi+3番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットになく、且つ、該第1のサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース又は該i+3番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が該所定範囲内にあり、且つ該第1のサイドリンクリソースが時間的に該i番目のサイドリンクリソースの後、且つ該i+3番目のサイドリンクリソースの前にあるという条件を満たす。
再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第2のサイドリンクリソースは、該第1のサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある場合、該第2のサイドリンクリソースと該第1のサイドリンクリソース及び該i+3番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が何れも該所定範囲内にあり、且つ該第2のサイドリンクリソースが時間的に該i番目のサイドリンクリソースの後、且つ該i+3番目のサイドリンクリソースの前にあり、該第1のサイドリンクリソースと該i+3番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある場合、該第2のサイドリンクリソースと該第1のサイドリンクリソース及び該i番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が何れも該所定範囲内にあり、且つ該第2のサイドリンクリソースが時間的に該i番目のサイドリンクリソースの後、且つ該i+3番目のサイドリンクリソースの前にあるという条件を満たす。
再選択される2つのサイドリンクリソースは、再選択される2つのサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)によりフィードバックされておらず、且つ所在するスロットが該何れかのリソースに対応するPSFCHの所在するスロットの後の一定の期間(即ち、processing time)内にないという条件をさらに満たす。
図10は、本発明の実施例のリソース再評価の場合のサイドリンクリソースの再選択のもう1つの例の図である。例えば、M個のサイドリンクリソースが初期的に選択された。Nmax=3、且つ#m1の前のT3だけ離れているある時点から始まるリソース再評価プロセスにおいて、リソース#m2及び#m3に衝突が発生したと判断されたと仮定する。
図10に示すように、リソース#m1と#m4が32個のスロット内にない場合、リソース#m2及びリソース#m3の両方に衝突が発生したとき、リソース指示のチェーンは中断される。リソース#m1、#m4、…#Mに基づいて、リソース#m2に対して再選択を行ってもよい。一方、図9の場合と比べると、追加的な時間制約が必要であり、即ち、再選択される第1のリソースは、リソース#m1と32個のスロット内にあり、或いはリソース#m4と32個のスロット内にあり、且つ時間的にリソース#m1の後、リソース#m4の前にある必要がある。
また、第1のリソースがリソース#m1と32個のスロット内にある場合、第2のリソースは、リソース#m4と32個のスロット内にあり、且つ第1のリソースと32個のスロット内にあり、且つ時間的にリソース#m1の後、リソース#m4の前にある必要がある。第1のリソースがリソース#m4と32個のスロット内にある場合、第2のリソースは、リソース#m1と32個のスロット内にあり、且つ第1のリソースと32個のスロット内にあり、且つ時間的にリソース#m1の後、リソース#m4の前にある必要がある。
幾つかの実施例では、サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが3であり、且つ再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがN-1番目及びN番目のサイドリンクリソースである場合、再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第1のサイドリンクリソースは、該第1のサイドリンクリソースとi番目のサイドリンクリソース乃至N-2番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ該第1のサイドリンクリソースとi番目のサイドリンクリソース乃至N-2番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たし、再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第2のサイドリンクリソースは、該第2のサイドリンクリソースとi番目のサイドリンクリソース乃至N-2番目のサイドリンクリソース、及び該第1のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ該第2のサイドリンクリソースとi番目のサイドリンクリソース乃至N-2番目のサイドリンクリソース、及び第1のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす。
再選択される2つのサイドリンクリソースは、該再選択される2つのサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)によりフィードバックされておらず、且つ所在するスロットが前記何れかのリソースに対応するPSFCHの所在するスロットの後の一定の期間(即ち、processing time)内にないという条件をさらに満たす。
上記の実施例は、本発明の実施例を例示するだけであり、本発明はこれに限定されず、上記の各実施例に基づいて適切な変形を行ってもよい。例えば、上記の各実施例のそれぞれを単独で使用してもよいし、上記の各実施例の1つ又は複数を組み合わせて使用してもよい。
本実施例によれば、1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにない場合、サイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを再選択し、初期的に選択されたサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、現在再選択されるサイドリンクリソースセットを決定する。これによって、より多くの再送回数をサポートすることができると共に、複数回送信された再選択リソースがサイドリンク制御情報により指示、予約されることを確保することができる。
<実施例3>
本発明の実施例は、再選択候補リソースセットにない1つ又は複数のサイドリンクリソース及び後続のサイドリンクリソースに対して1つずつリソース再選択を行う。リソース再評価のプロセスでは、対応するSCIにより予約されたリソースにリソース衝突が発生したと判断された場合、衝突したリソース及び後続の全てのリソースに対して再選択を行ってもよい。実施例2と同様な内容についてその説明を省略する。
実施例3は、独立して実施されてもよいし、実施例2と組み合わせられてもよい。例えば、まず実施例2を実行し、時間制約条件を満たすリソースがない場合、実施例3を実行してもよい。即ち、衝突したリソースに対して優先的に再選択を行い、利用可能なリソースがない場合、時間制約を満たすように、後続の全てのリソースに対して再選択を行ってもよい。
幾つかの実施例では、サイドリンク制御情報の物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)と同一のスロットにおけるサイドリンクリソースをリソース再選択の1回目に選択されたサイドリンクリソースとする。
図11は、本発明の実施例のリソース再評価の場合のサイドリンクリソースの再選択のもう1つの例の図である。例えば、図11に示すように、M個のサイドリンクリソースが初期的に選択された。リソース#m1の前のT3だけ離れているある時点で、リソース#m1のSCIにより予約されたリソース#m2及び#m3を再評価し、リソース#m2に衝突が発生したと検出された場合、リソース再選択プロセスをトリガする。
図11に示すように、リソース#m1がリソース再選択プロセスで再選択された1番目のリソースであると見なしてもよく、そして、リソース#m2、#m3…#Mに対して再選択を行い、即ち、再選択の目標の数は(M-m1)個のリソースであり、時間制約を満たすという条件でリソース再選択を行う。
幾つかの実施例では、該サイドリンク制御情報に他のサイドリンクリソースが予約されている場合、該他のサイドリンクリソースに対して再選択を行わず、該他のサイドリンクリソースを該リソース再選択の2回目に選択されたサイドリンクリソースとする。
図11に示すように、好ましくは、リソース#m3にリソース衝突が発生していないため、リソース#m1及びリソース#m3は、リソース再選択プロセスにおける1番目及び2番目の再選択されたリソースであると見なされてもよい。そして、リソース#m2、#m4…#Mに対して再選択を行い、即ち、再選択の目標の数は(M-m1-1)個のリソースである。
幾つかの実施例では、該サイドリンク制御情報に他のサイドリンクリソースが予約されている場合、該他のサイドリンクリソースに対して再選択を行わず、該他のサイドリンクリソースを該リソース再選択の1回目に選択されたサイドリンクリソースとする。
例えば、リソース#m3は、リソース再選択プロセスにおける1番目の再選択されたリソースであると見なされてもよい。そして、リソース#m1、#m2、#m4…#Mに対して再選択を行い、即ち、再選択の目標の数は(M-m1)個のリソースであり、時間制約を満たすという条件でリソース再選択を行う。
幾つかの実施例では、該サイドリンク制御情報の物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)と同一のスロットにおけるサイドリンクリソースを該リソース再選択の2回目に選択されたサイドリンクリソースとする。
例えば、リソース#m3及びリソース#m1は、リソース再選択プロセスにおける1番目及び2番目の再選択されたリソースであると見なされてもよい。そして、リソース#m2、#m4…#Mに対して再選択を行い、即ち、再選択の目標の数は(M-m1-1)個のリソースである。
幾つかの実施例では、再選択候補リソースセットにない1つ又は複数のサイドリンクリソース及び後続のサイドリンクリソースに対して1つずつリソース再選択を行うステップは、以下のステップを含む。
再選択されたリソースの数がnである場合、n+1番目のサイドリンクリソースを選択する。ここで、1≦n≦N-1、Nは、該初期的に選択された複数のサイドリンクリソースのうち、該サイドリンク制御情報と同一のスロットにおけるサイドリンクリソース、及び初期的なリソース選択プロセスにおいて選択された後続のリソースの数である。
例えば、最初のn個のサイドリンクリソース、及びn番目のサイドリンクリソースと同一のスロットにおけるサイドリンクリソースを該サイドリンクリソースセットから除外して第1のセットを形成し、選択された最初のn個のサイドリンクリソースのうちの少なくとも1つのサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある、該サイドリンクリソースセットにおけるサイドリンクリソースを第2のセットとし、該第1のセットと該第2のセットとの積集合からn+1番目のサイドリンクリソースを等確率でランダムに選択する。
幾つかの実施例では、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックに基づく再送が有効にされた場合、該n番目のサイドリンクリソース、該n番目のサイドリンクリソースと同一のスロットにおけるサイドリンクリソース、該n番目のサイドリンクリソースに対応する物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)と同一のスロットにおけるサイドリンクリソース、及び該物理サイドリンクフィードバックチャネルの後の一定の期間内にあるサイドリンクリソースを該サイドリンクリソースセットから除外して該第1のセットを形成する。
幾つかの実施例では、N個のサイドリンクリソースが選択された場合、又は該第1のセットと該第2のセットとの積集合が空である場合、選択されたサイドリンクリソースを時間に従って並び替える。
リソース選択を1つずつ実行する方法について、図4及び関連技術を参照してもよい。
リソース再選択プロセスは、リソース再評価後に報告された新しい候補リソースセット(再選択候補リソースセットと称されてもよい)で実行されてもよい。衝突したリソースの場合、再選択後のリソースは、再選択前のリソースとは異なる。衝突していないリソースの場合、再選択後のリソースは、再選択前のリソースと同一である可能性があり、再選択前のリソースと異なる可能性もある。リソースの再選択後、上記の時間制約の条件で必要な数のリソースを再選択できないと、現在のTBの送信が目標の送信回数に達することができなく、即ち、再選択後のリソースの数が初期的に選択されたリソースの数Mよりも小さい可能性がある。
上記の実施例は、本発明の実施例を例示するだけであり、本発明はこれに限定されず、上記の各実施例に基づいて適切な変形を行ってもよい。例えば、上記の各実施例のそれぞれを単独で使用してもよいし、上記の各実施例の1つ又は複数を組み合わせて使用してもよい。
本実施例によれば、1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにない場合、サイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを再選択し、初期的に選択されたサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、現在再選択されるサイドリンクリソースセットを決定する。これによって、より多くの再送回数をサポートすることができると共に、複数回送信された再選択リソースがサイドリンク制御情報により指示、予約されることを確保することができる。
<実施例4>
本発明の実施例は、再選択候補リソースセットにない1つ又は複数のサイドリンクリソースに対してリソース再選択を行う。ここで、リソース衝突又は競合とは、例えば、特定の送信に使用されるリソースが他のUEによりプリエンプトされたことがUEにより検出された場合を意味する。
本発明の実施例では、プリエンプション検出のプロセスにおいて、対応するSCIにより指示、予約されたリソースにリソース衝突が発生した場合、他の送信リソースを変更せず、衝突したリソースのみに対して再選択を試みてもよい。
例えば、図6に示すように、#m2がプリエンプトされ、再選択候補セットにない場合、1つのサイドリンクリソースを再選択し、#m2及び#m3の両方が再選択候補セットにない場合、2つのサイドリンクリソースを再選択する。初期的に選択された他のサイドリンクリソースは、依然として保留される。
幾つかの実施例では、サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが2又は3であり、且つ再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがj番目のサイドリンクリソースである場合、該j番目のサイドリンクリソースに対して再選択を行う。
ここで、j+1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、サイドリンクリソースセットからサイドリンクリソースを再選択する。ここで、1≦j≦N-1、Nは該初期に選択された複数のサイドリンクリソースの数である。
幾つかの実施例では、再選択される1つのサイドリンクリソースは、該選択されるサイドリンクリソースと該j+1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ該選択されるサイドリンクリソースと該j+1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす。
再選択される1つのサイドリンクリソースは、該再選択されるサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)によりフィードバックされておらず、且つ所在するスロットが該何れかのリソースに対応するPSFCHの所在するスロットの後の一定の期間(即ち、processing time)内にないという条件をさらに満たす。
図12は、本発明の実施例のプリエンプション検出の場合のサイドリンクリソースの再選択の1つの例の図である。例えば、M個のサイドリンクリソースが初期的に選択された。Nmax=2、且つリソース#m1のSCIにより指示、予約されたリソース#m2の前のある時点でプリエンプション検出を開始し、リソース#m2に競合が発生したと判断されたとする。
図12に示すように、リソース#m2の後のリソース、即ちリソース#m3、…、#Mに基づいて、リソース#m2に対して再選択を行ってもよい。即ち、リソース選択のプロセスでは、初期選択で選択されたリソース#m3、…#Mを保留し、それらの時間周波数位置に基づいて、時間制約条件を満たす候補リソースから1つのリソースを再選択する。
幾つかの実施例では、サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxは3であり、再選択される1つのサイドリンクリソースは、該再選択されるサイドリンクリソースが同一のサイドリンク制御情報により指示される他のサイドリンクリソースの後にあり、該他のサイドリンクリソースが該再選択候補リソースセットにあり、且つ該サイドリンク制御情報のスロットの後にあるという条件を満たす。
図13は、本発明の実施例のプリエンプション検出の場合のサイドリンクリソースの再選択のもう1つの例の図である。例えば、M個のサイドリンクリソースが初期的に選択された。Nmax=3、且つリソース#m1のSCIにより指示、予約されたリソース#m2の前のある時点でプリエンプション検出を開始し、リソース#m2に競合が発生したと判断されたとする。
図13に示すように、リソース#m2の後のリソース、即ちリソース#m3、…、#Mに基づいて、リソース#m2に対して再選択を行ってもよい。即ち、リソース選択のプロセスでは、初期選択で選択されたリソース#m3、…#Mを保留し、それらの時間周波数位置に基づいて、時間制約条件を満たす候補リソースから1つのリソースを再選択する。
例えば、再選択リソースは、追加的な時間制約を満たす必要があり、即ち、後続に選択されるリソースは、時間的に、指示されており、且つ衝突していないリソース(例えば、図13に示すリソース#m3)の後にある必要がある。これによって、指示、予約されていないリソースを回避することができ、信頼性をさらに向上させることができる。
幾つかの実施例では、サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが3であり、且つ再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがj番目及びj+1番目のサイドリンクリソースである場合、該j番目及びj+1番目のサイドリンクリソースに対して再選択を行う。
ここで、j+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、サイドリンクリソースセットから2つのサイドリンクリソースを再選択する。ここで、1≦j≦N-2、Nは該初期に選択された複数のサイドリンクリソースの数である。
幾つかの実施例では、再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第1のサイドリンクリソースは、該第1のサイドリンクリソースと該j+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ該第1のサイドリンクリソースとj+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす。
再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第2のサイドリンクリソースは、該第2のサイドリンクリソースとj+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソース、及び該第1のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が該所定範囲内にあり、且つ該第2のサイドリンクリソースとj+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソース、及び該第1のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす。
幾つかの実施例では、再選択される2つのサイドリンクリソースは、該再選択される2つのサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)によりフィードバックされておらず、且つ所在するスロットが該何れかのリソースに対応するPSFCHの所在するスロットの後の一定の期間(即ち、processing time)内にないという条件をさらに満たす。
例えば、図13に示すように、現在のリソース及びそれと同一のSCIで予約されたリソース(例えば図13に示すリソース#m2及びリソース#m3)に何れも衝突が発生した場合、リソース#m4、…#Mに基づいてリソース#m2に対して再選択を行ってもよい。
上記の実施例は、本発明の実施例を例示するだけであり、本発明はこれに限定されず、上記の各実施例に基づいて適切な変形を行ってもよい。例えば、上記の各実施例のそれぞれを単独で使用してもよいし、上記の各実施例の1つ又は複数を組み合わせて使用してもよい。
本実施例によれば、1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにない場合、サイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを再選択し、初期的に選択されたサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、現在再選択されるサイドリンクリソースセットを決定する。これによって、より多くの再送回数をサポートすることができると共に、複数回送信された再選択リソースがサイドリンク制御情報により指示、予約されることを確保することができる。
<実施例5>
本発明の実施例は、再選択候補リソースセットにない1つ又は複数のサイドリンクリソース及び後続のサイドリンクリソースに対してリソース再選択を1つずつ実行する。プリエンプション検出プロセスでは、対応するSCIにより予約されたリソースにリソース衝突が発生したと判断された場合、衝突したリソース及び後続の全てのリソースに対して再選択を行ってもよい。実施例4と同様な内容についてその説明を省略する。
実施例5は、独立して実施されてもよいし、実施例4と組み合わせられてもよい。例えば、まず実施例4を実行し、時間制約条件を満たすリソースがない場合、実施例5を実行してもよい。即ち、衝突したリソースに対して優先的に再選択を行い、利用可能なリソースがない場合、時間制約を満たすように、後続の全てのリソースに対して再選択を行ってもよい。
幾つかの実施例では、現在送信されているリソースが他のUEによりプリエンプトされたと判断された場合、現在送信されているリソース及び時間的にその後に位置する選択されたリソースの両方に対してリソース再選択を行う。例えば、まず再選択の選択ウィンドウにおいて1つのリソースをランダムに選択し、時間制約条件に従って後続のリソースを1つずつ再選択する。
幾つかの実施例では、サイドリンク制御情報に他のサイドリンクリソースが予約されている場合、該他のサイドリンクリソースを該リソース再選択の1回目に選択されたサイドリンクリソースとし、該リソース再選択のリソースは該他のサイドリンクリソースの後にある。
例えば、Nmax=3の場合、現在のリソースがプリエンプトされており、且つ時間的に現在のリソースの後に指定されたリソース(多くとも1つ、例えば図13に示すリソース#m3)が存在するとき、リソース再選択プロセスをトリガした後、該リソースがリソース再選択プロセスで最初に選択されたリソースであると見なし、残りのリソースを再選択してもよい。
別の例として、再選択されるリソースは、追加的な時間制約を満たす必要があり、即ち、後続に選択されるリソースは、時間的にこの指定されたリソースの後に位置する必要がある。これによって、予約が指示されていないリソースを回避することができ、信頼性をさらに向上させることができる。
幾つかの実施例では、再選択候補リソースセットにない1つ又は複数のサイドリンクリソース及び後続のサイドリンクリソースに対して1つずつリソース再選択を行うことは、再選択されたリソースの数がmである場合、m+1番目のサイドリンクリソースを選択することを含む。ここで、1≦m≦M-1、Mは、該初期的に選択された複数のサイドリンクリソースのうち、該サイドリンク制御情報と同一のスロットにおけるサイドリンクリソースの後のリソースの数である。
具体的には、例えば、最初のm個のサイドリンクリソース、及びm番目のサイドリンクリソースと同一のスロットにおけるサイドリンクリソースを該サイドリンクリソースセットから除外して第1のセットを形成し、選択された最初のm個のサイドリンクリソースのうちの少なくとも1つのサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある、該サイドリンクリソースセットにおけるサイドリンクリソースを第2のセットとし、該第1のセットと該第2のセットとの積集合からm+1番目のサイドリンクリソースを等確率でランダムに選択する。
幾つかの実施例では、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックに基づく再送が有効にされた場合、該n番目のサイドリンクリソース、該n番目のサイドリンクリソースと同一のスロットにおけるサイドリンクリソース、該n番目のサイドリンクリソースに対応する物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)と同一のスロットにおけるサイドリンクリソース、及び該物理サイドリンクフィードバックチャネルの後の一定の期間内にあるサイドリンクリソースを該サイドリンクリソースセットから除外して該第1のセットを形成する。
幾つかの実施例では、M個のサイドリンクリソースが選択された場合、又は該第1のセットと該第2のセットとの積集合が空である場合、選択されたサイドリンクリソースを時間に従って並び替える。
リソース選択を1つずつ実行する方法について、図4及び関連技術を参照してもよい。
リソース再選択プロセスは、プリエンプション検出後に報告された新しい候補リソースセット(再選択候補リソースセットと称されてもよい)で実行されてもよい。衝突したリソースの場合、再選択後のリソースは、再選択前のリソースとは異なる。衝突していないリソースの場合、再選択後のリソースは、再選択前のリソースと同一である可能性があり、再選択前のリソースと異なる可能性もある。リソースの再選択後、上記の時間制約の条件で必要な数のリソースを再選択できないと、現在のTBの送信が目標の送信回数に達することができなく、即ち、再選択後のリソースの数が初期的に選択されたリソースの数Mよりも小さい可能性がある。
上記の実施例は、本発明の実施例を例示するだけであり、本発明はこれに限定されず、上記の各実施例に基づいて適切な変形を行ってもよい。例えば、上記の各実施例のそれぞれを単独で使用してもよいし、上記の各実施例の1つ又は複数を組み合わせて使用してもよい。
本実施例によれば、1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにない場合、サイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを再選択し、初期的に選択されたサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、現在再選択されるサイドリンクリソースセットを決定する。これによって、より多くの再送回数をサポートすることができると共に、複数回送信された再選択リソースがサイドリンク制御情報により指示、予約されることを確保することができる。
<実施例6>
本発明の実施例は、サイドリンクリソースの再選択装置を提供する。該装置は、例えば、端末装置(例えば上記の端末装置)であってもよいし、端末装置に構成された1つ又は複数の構成要素又はコンポーネントであってもよい。実施例1と同様な内容について、その説明を省略する。
図14は、本発明の実施例のサイドリンクリソースの再選択装置の1つの概略図である。図14に示すように、サイドリンクリソースの再選択装置1400は、以下の各部を含む。
処理部1401は、伝送ブロックの複数回の送信を行うために初期的に選択されたサイドリンクリソースに対してリソース再評価及び/又はプリエンプション検出を行う。
再選択部1402は、1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにない場合、サイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを再選択する。ここで、該初期的に選択されたサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、現在再選択されるサイドリンクリソースセットを決定する。
幾つかの実施例では、処理部1401は、該初期的に選択されたi番目のサイドリンクリソースの前の時点で該リソース再評価を行い、サイドリンク制御情報の1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにないと決定する。ここで、iは整数である。
再選択部1402は、再選択候補リソースセットにない該1つ又は複数のサイドリンクリソースに対してリソース再選択を行う。
幾つかの実施例では、該サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが2又は3であり、且つ再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがi+1番目又はi+2番目のサイドリンクリソースである場合、該i+1番目又はi+2番目のサイドリンクリソースに対して再選択を行う。
ここで、i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、サイドリンクリソースセットからサイドリンクリソースを再選択する。ここで、1≦i≦N-2、Nは該初期に選択された複数のサイドリンクリソースの数である。
幾つかの実施例では、i番目のサイドリンクリソースとi+2番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある場合、該再選択されるサイドリンクリソースは、該選択されるサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が該所定範囲内にあり、且つ該選択されるサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす。
幾つかの実施例では、i番目のサイドリンクリソースとi+2番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にない場合、該再選択されるサイドリンクリソースは、該再選択されるサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ該選択されるサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットになく、且つ、該再選択されるサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース及び該i+2番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が何れも該所定範囲内にあり、且つ該再選択されるサイドリンクリソースが時間的に該i番目のサイドリンクリソースの後、且つ該i+2番目のサイドリンクリソースの前にあるという条件を満たす。
幾つかの実施例では、該サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが2又は3であり、且つ該再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがN番目のサイドリンクリソースである場合、該再選択されるサイドリンクリソースは、該再選択されるサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース乃至N-1番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ該再選択されるサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース乃至N-1番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす。
幾つかの実施例では、該再選択されるサイドリンクリソースは、該再選択されるサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネルによりフィードバックされておらず、且つ所在するスロットが該何れかのリソースに対応する物理サイドリンクフィードバックチャネルの所在するスロットの後の一定の期間内にないという条件をさらに満たす。
幾つかの実施例では、再選択されるサイドリンクリソースは、該再選択されるサイドリンクリソースが該サイドリンク制御情報の物理サイドリンク制御チャネルと同一のスロットにおけるサイドリンクリソースの後にあるという条件をさらに満たす。
幾つかの実施例では、該サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが3であり、且つ該再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがi+1番目及びi+2番目のサイドリンクリソースである場合、該i+1番目及びi+2番目のサイドリンクリソースに対して再選択を行う。
ここで、該i番目のサイドリンクリソース、及びi+3番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、サイドリンクリソースセットから2つのサイドリンクリソースを再選択する。ここで、1≦i≦N-3、Nは該初期に選択された複数のサイドリンクリソースの数である。
幾つかの実施例では、i番目のサイドリンクリソースとi+3番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にない場合、該再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第1のサイドリンクリソースは、該第1のサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース、及びi+3番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が該所定範囲内にあり、且つ該第1のサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース、及びi+3番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットになく、且つ、該第1のサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース又は該i+3番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が該所定範囲内にあり、且つ該第1のサイドリンクリソースが時間的に該i番目のサイドリンクリソースの後、且つ該i+3番目のサイドリンクリソースの前にあるという条件を満たす。
幾つかの実施例では、該再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第2のサイドリンクリソースは、該第1のサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある場合、該第2のサイドリンクリソースと該第1のサイドリンクリソース及び該i+3番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が何れも該所定範囲内にあり、且つ該第2のサイドリンクリソースが時間的に該i番目のサイドリンクリソースの後、且つ該i+3番目のサイドリンクリソースの前にあり、該第1のサイドリンクリソースと該i+3番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある場合、該第2のサイドリンクリソースと該第1のサイドリンクリソース及び該i番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が何れも該所定範囲内にあり、且つ該第2のサイドリンクリソースが時間的に該i番目のサイドリンクリソースの後、且つ該i+3番目のサイドリンクリソースの前にあるという条件を満たす。
幾つかの実施例では、該サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが3であり、且つ該再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがN-1番目及びN番目のサイドリンクリソースである場合、該再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第1のサイドリンクリソースは、該第1のサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース乃至N-2番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ該第1のサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース乃至N-2番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす。
該再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第2のサイドリンクリソースは、該第2のサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース乃至N-2番目のサイドリンクリソース、及び該第1のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ該第2のサイドリンクリソースと該i番目のサイドリンクリソース乃至N-2番目のサイドリンクリソース、及び該第1のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす。
該再選択される2つのサイドリンクリソースは、該再選択される2つのサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネルによりフィードバックされておらず、且つ所在するスロットが該何れかのリソースに対応するPSFCHの所在するスロットの後の一定の期間内にないという条件をさらに満たす。
幾つかの実施例では、処理部1401は、該初期的に選択されたi番目のサイドリンクリソースの前の時点で該リソース再評価を行い、サイドリンク制御情報の1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにないと決定する。ここで、iは整数である。
再選択部1402は、再選択候補リソースセットにない1つ又は複数のサイドリンクリソース及び後続のサイドリンクリソースに対して1つずつリソース再選択を行う。再選択されたリソースの数がnである場合、n+1番目のサイドリンクリソースを選択する。ここで、1≦n≦N-1、Nは、該初期的に選択された複数のサイドリンクリソースのうち、該サイドリンク制御情報と同一のスロットにおけるサイドリンクリソース、及び初期的なリソース選択プロセスにおいて選択された後続のリソースの数である。
幾つかの実施例では、最初のn個のサイドリンクリソース、及びn番目のサイドリンクリソースと同一のスロットにおけるサイドリンクリソースを該サイドリンクリソースセットから除外して第1のセットを形成し、選択された最初のn個のサイドリンクリソースのうちの少なくとも1つのサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある、該サイドリンクリソースセットにおけるサイドリンクリソースを第2のセットとし、該第1のセットと該第2のセットとの積集合からn+1番目のサイドリンクリソースを等確率でランダムに選択する。
幾つかの実施例では、該サイドリンク制御情報の物理サイドリンク制御チャネルと同一のスロットにおけるサイドリンクリソースを該リソース再選択の1回目に選択されたサイドリンクリソースとする。
該サイドリンク制御情報に他のサイドリンクリソースが予約されている場合、該他のサイドリンクリソースに対して再選択を行わず、該他のサイドリンクリソースを該リソース再選択の2回目に選択されたサイドリンクリソースとする。
幾つかの実施例では、該サイドリンク制御情報に他のサイドリンクリソースが予約されている場合、該他のサイドリンクリソースに対して再選択を行わず、該他のサイドリンクリソースを該リソース再選択の1回目に選択されたサイドリンクリソースとし、該サイドリンク制御情報の物理サイドリンク制御チャネルと同一のスロットにおけるサイドリンクリソースを該リソース再選択の2回目に選択されたサイドリンクリソースとする。
幾つかの実施例では、処理部1401は、該初期的に選択されたj番目のサイドリンクリソース及び後続のサイドリンクリソースに対して前記プリエンプション検出を行い、サイドリンク制御情報の1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにないと決定する。ここで、jは整数である。
再選択部1402は、再選択候補リソースセットにない前記1つ又は複数のサイドリンクリソースに対してリソース再選択を行う。
幾つかの実施例では、該サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが2又は3であり、且つ再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがj番目のサイドリンクリソースである場合、該j番目のサイドリンクリソースに対して再選択を行う。
ここで、j+1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、サイドリンクリソースセットからサイドリンクリソースを再選択する。ここで、1≦j≦N-1、Nは該初期に選択された複数のサイドリンクリソースの数である。
幾つかの実施例では、該再選択されるサイドリンクリソースは、該選択されるサイドリンクリソースと該j+1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ該選択されるサイドリンクリソースと該j+1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす。
再選択されるサイドリンクリソースは、該再選択されるサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネルによりフィードバックされておらず、且つ所在するスロットが該何れかのリソースに対応するPSFCHの所在するスロットの後の一定の期間内にないという条件をさらに満たす。
幾つかの実施例では、該サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxは3であり、該再選択されるサイドリンクリソースは、該再選択されるサイドリンクリソースが同一のサイドリンク制御情報により指示される他のサイドリンクリソースの後にあり、該他のサイドリンクリソースが該再選択候補リソースセットにあり、且つ該サイドリンク制御情報のスロットの後にあるという条件を満たす。
幾つかの実施例では、該サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが3であり、且つ再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがj番目及びj+1番目のサイドリンクリソースである場合、該j番目及びj+1番目のサイドリンクリソースに対して再選択を行う。
ここで、j+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、サイドリンクリソースセットから2つのサイドリンクリソースを再選択する。ここで、1≦j≦N-2、Nは該初期に選択された複数のサイドリンクリソースの数である。
幾つかの実施例では、該再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第1のサイドリンクリソースは、該第1のサイドリンクリソースと該j+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ該第1のサイドリンクリソースとj+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす。
該再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第2のサイドリンクリソースは、該第2のサイドリンクリソースとj+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソース、及び該第1のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が該所定範囲内にあり、且つ該第2のサイドリンクリソースとj+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソース、及び該第1のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす。
再選択される2つのサイドリンクリソースは、該再選択される2つのサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネルによりフィードバックされておらず、且つ所在するスロットが該何れかのリソースに対応するPSFCHの所在するスロットの後の一定の期間内にないという条件をさらに満たす。
幾つかの実施例では、処理部1401は、該初期的に選択されたj番目のサイドリンクリソース及び後続のサイドリンクリソースに対して該プリエンプション検出を行い、サイドリンク制御情報の1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにないと決定する。ここで、jは整数である。
再選択部1402は、再選択候補リソースセットにない1つ又は複数のサイドリンクリソース及び後続のサイドリンクリソースに対して1つずつリソース再選択を行い、再選択されたリソースの数がmである場合、m+1番目のサイドリンクリソースを選択する。ここで、1≦m≦M-1、Mは、該初期的に選択された複数のサイドリンクリソースのうち、該サイドリンク制御情報と同一のスロットにおけるサイドリンクリソースの後のリソースの数である。
幾つかの実施例では、最初のm個のサイドリンクリソース、及びm番目のサイドリンクリソースと同一のスロットにおけるサイドリンクリソースを該サイドリンクリソースセットから除外して第1のセットを形成し、選択された最初のm個のサイドリンクリソースのうちの少なくとも1つのサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある、該サイドリンクリソースセットにおけるサイドリンクリソースを第2のセットとし、該第1のセットと該第2のセットとの積集合からm+1番目のサイドリンクリソースを等確率でランダムに選択する。
幾つかの実施例では、該サイドリンク制御情報に他のサイドリンクリソースが予約されている場合、該他のサイドリンクリソースを該リソース再選択の1回目に選択されたサイドリンクリソースとし、該リソース再選択のリソースは該他のサイドリンクリソースの後にある。
幾つかの実施例では、再選択されたサイドリンクリソースとサイドリンク制御情報の物理サイドリンク制御チャネルの所在するスロットとの時間間隔は、所定値以上である。
幾つかの実施例では、ハイブリッド自動再送要求フィードバックに基づく再送が有効にされた再選択サイドリンクリソースについて、該再選択サイドリンクリソースが選択されたリソースの何れかと同一のスロットにおける物理サイドリンクフィードバックチャネルによりフィードバックされ、或いは該再選択サイドリンクリソースが選択されたリソースの何れかに対応する物理サイドリンクフィードバックチャネルが復号を行う一定の期間内にある場合、該再選択サイドリンクリソースのハイブリッド自動再送要求フィードバックに基づく再送を無効にし、或いは全ての再選択サイドリンクリソースのハイブリッド自動再送要求フィードバックに基づく再送を無効にする。
上記の各実施例は、本発明の実施例を例示するだけであり、本発明はこれに限定されず、上記の各実施例に基づいて適切な変形を行うこともできる。例えば、上記の各実施例のそれぞれを単独で使用してもよいし、上記の各実施例の1つ又は複数を組み合わせて使用してもよい。
なお、以上は本発明に関連する構成要素又はモジュールについてのみ説明しているが、本発明はこれに限定されない。サイドリンクリソースの再選択装置1400は、他の構成要素又はモジュールをさらに含んでもよい。これらの構成要素又はモジュールの具体的な内容について、関連技術を参照してもよい。
さらに、説明の便宜上、図14は、様々な構成要素又はモジュール間の接続関係又は信号方向を例示的に示すだけであるが、バス接続などの様々な関連技術を使用できることは当業者には明らかである。上記の様々な構成要素又はモジュールは、プロセッサ、メモリ、送信機、及び受信機などのハードウェアデバイスによって実装されてもよく、本発明はこれに限定されない。
本実施例によれば、1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにない場合、サイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを再選択し、初期的に選択されたサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、現在再選択されるサイドリンクリソースセットを決定する。これによって、より多くの再送回数をサポートすることができると共に、複数回送信された再選択リソースがサイドリンク制御情報により指示、予約されることを確保することができる。
<実施例7>
本発明の実施例は、通信システムをさらに提供し、図1を参照してもよく、実施例1~6と同様な内容について、その説明を省略する。
幾つかの実施例では、通信システム100は、少なくとも端末装置を含んでもよい。
端末装置は、伝送ブロックの複数回の送信を行うために初期的に選択されたサイドリンクリソースに対してリソース再評価及び/又はプリエンプション検出を行い、1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにない場合、サイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを再選択する。ここで、該初期的に選択されたサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、現在再選択されるサイドリンクリソースセットを決定する。
本発明の実施例は、ネットワーク装置をさらに提供し、該ネットワーク装置は、例えば基地局であってもよいが、本発明はこれに限定されず、他のネットワーク装置であってもよい。
図15は、本発明の実施例のネットワーク装置の概略図である。図15に示すように、ネットワーク装置1500は、プロセッサ1510(例えば中央処理装置(CPU))及びメモリ1520を含んでもよく、メモリ1520は、プロセッサ1510に接続される。メモリ1520は、各種のデータを記憶してもよいし、情報処理のプログラム1530をさらに記憶し、プロセッサ1510の制御で該プログラム1530を実行する。
また、図15に示すように、ネットワーク装置1500は、送受信機1540及びアンテナ1550などをさらに含んでもよい。上記部材の機能は従来技術と類似し、ここでその説明を省略する。なお、ネットワーク装置1500は図15に示す全てのユニットを含む必要がない。また、ネットワーク装置1500は、図15に示されていないユニットをさらに含んでもよく、従来技術を参照してもよい。
本発明の実施例は、端末装置をさらに提供するが、本発明はこれに限定されず、他の装置であってもよい。
図16は、本発明の実施例の端末装置の概略図である。図16に示すように、端末装置1600は、プロセッサ1610及びメモリ1620を含んでもよく、メモリ1620は、データ及びプログラムを記憶し、プロセッサ1610に接続される。なお、この図は例示的なものであり、他のタイプの構造を用いてこの構造を補足又は置換して、通信機能又は他の機能を実現してもよい。
例えば、プロセッサ1610は、実施例1~5に記載のサイドリンクリソースの再選択方法を実現するようにプログラムを実行してもよい。例えば、プロセッサ1610は、伝送ブロックの複数回の送信を行うために初期的に選択されたサイドリンクリソースに対してリソース再評価及び/又はプリエンプション検出を行い、1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにない場合、サイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを再選択するように構成されてもよい。ここで、該初期的に選択されたサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、現在再選択されるサイドリンクリソースセットを決定する。
また、図16に示すように、端末装置1600は、通信モジュール1630、入力部1640、ディスプレイ1650、及び電源1660などをさらに含んでもよい。ここで、上記ユニットの機能は従来技術と同様であり、ここでその説明を省略する。なお、端末装置1600は図16に示す全てのユニットを含む必要がない。また、端末装置1600は、図16に示されていないユニットをさらに含んでもよく、従来技術を参照してもよい。
本発明の実施例では、コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、端末装置において該プログラムを実行する際に、該端末装置に実施例1~5に記載のサイドリンクリソースの再選択方法を実行させる、プログラムをさらに提供する。
本発明の実施例は、コンピュータ読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体であって、該プログラムを実行する際に、端末装置に実施例1~5に記載のサイドリンクリソースの再選択方法を実行させる、記憶媒体をさらに提供する。
本発明の以上の装置及び方法は、ハードウェアにより実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアを結合して実現されてもよい。本発明はコンピュータが読み取り可能なプログラムに関し、該プログラムはロジック部により実行される際に、該ロジック部に上述した装置又は構成要件を実現させる、或いは該ロジック部に上述した各種の方法又はステップを実現させることができる。本発明は上記のプログラムを記憶するための記憶媒体、例えばハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD、フラッシュメモリ等に関する。
本発明の実施例を参照しながら説明した各装置における各処理方法は、ハードウェア、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュール、又は両者の組み合わせで実施されてもよい。例えば、図面に示す機能的ブロック図における1つ若しくは複数、又は機能的ブロック図の1つ若しくは複数の組み合わせは、コンピュータプログラムフローの各ソフトウェアモジュールに対応してもよいし、各ハードウェアモジュールに対応してもよい。これらのソフトウェアモジュールは、図面に示す各ステップにそれぞれ対応してもよい。これらのハードウェアモジュールは、例えばフィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)を用いてこれらのソフトウェアモジュールをハードウェア化して実現されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、モバイルハードディスク、CD-ROM又は当業者にとって既知の任意の他の形の記憶媒体に位置してもよい。プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ったり、記憶媒体に情報を書き込むように該記憶媒体をプロセッサに接続してもよいし、記憶媒体がプロセッサの構成部であってもよい。プロセッサ及び記憶媒体はASICに位置してもよい。該ソフトウェアモジュールは移動端末のメモリに記憶されてもよいし、移動端末に挿入されたメモリカードに記憶されてもよい。例えば、機器(例えば移動端末)が比較的に大きい容量のMEGA-SIMカード又は大容量のフラッシュメモリ装置を用いる場合、該ソフトウェアモジュールは該MEGA-SIMカード又は大容量のフラッシュメモリ装置に記憶されてもよい。
図面に記載されている機能的ブロック図における一つ以上の機能ブロック及び/又は機能ブロックの一つ以上の組合せは、本願に記載されている機能を実行するための汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理装置、ディスクリートハードウェアコンポーネント、又はそれらの任意の適切な組み合わせで実現されてもよい。図面に記載されている機能的ブロック図における一つ以上の機能ブロック及び/又は機能ブロックの一つ以上の組合せは、例えば、コンピューティング機器の組み合わせ、例えばDSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、DSP通信と組み合わせた1つ又は複数のマイクロプロセッサ又は他の任意の構成で実現されてもよい。
以上、具体的な実施形態を参照しながら本発明を説明しているが、上記の説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の保護の範囲を限定するものではない。本発明の趣旨及び原理を離脱しない限り、本発明に対して各種の変形及び変更を行ってもよく、これらの変形及び変更も本発明の範囲内のものである。
また、上述の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
サイドリンクリソースの再選択方法であって、
伝送ブロックの複数回の送信を行うために初期的に選択されたサイドリンクリソースに対してリソース再評価及び/又はプリエンプション検出を行うステップと、
1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにない場合、サイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを再選択するステップと、を含み、
前記初期的に選択されたサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、現在再選択されるサイドリンクリソースセットを決定する、方法。
(付記2)
前記初期的に選択されたi番目のサイドリンクリソースの前の時点で前記リソース再評価を行い、サイドリンク制御情報の1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにないと決定し、ここで、iは整数である、付記1に記載の方法。
(付記3)
再選択候補リソースセットにない前記1つ又は複数のサイドリンクリソースに対してリソース再選択を行う、付記2に記載の方法。
(付記4)
前記サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが2又は3であり、且つ再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがi+1番目又はi+2番目のサイドリンクリソースである場合、前記i+1番目又はi+2番目のサイドリンクリソースに対して再選択を行い、
i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、サイドリンクリソースセットからサイドリンクリソースを再選択し、ここで、1≦i≦N-2、Nは前記初期に選択された複数のサイドリンクリソースの数である、付記3に記載の方法。
(付記5)
i番目のサイドリンクリソースとi+2番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある場合、前記再選択されるサイドリンクリソースは、
前記選択されるサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が前記所定範囲内にあり、且つ前記選択されるサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす、付記4に記載の方法。
(付記6)
i番目のサイドリンクリソースとi+2番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にない場合、前記再選択されるサイドリンクリソースは、
前記再選択されるサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ前記選択されるサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットになく、且つ
前記再選択されるサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース及び前記i+2番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が何れも前記所定範囲内にあり、且つ前記再選択されるサイドリンクリソースが時間的に前記i番目のサイドリンクリソースの後、且つ前記i+2番目のサイドリンクリソースの前にあるという条件を満たす、付記4に記載の方法。
(付記7)
前記サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが2又は3であり、且つ前記再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがN番目のサイドリンクリソースである場合、前記再選択されるサイドリンクリソースは、
前記再選択されるサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース乃至N-1番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ前記再選択されるサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース乃至N-1番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす、付記4乃至6の何れかに記載の方法。
(付記8)
前記再選択されるサイドリンクリソースは、
前記再選択されるサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)によりフィードバックされておらず、且つ所在するスロットが前記何れかのリソースに対応するPSFCHの所在するスロットの後の一定の期間(即ちprocessing time)内にないという条件をさらに満たす、付記4乃至7の何れかに記載の方法。
(付記9)
前記再選択されるサイドリンクリソースは、
前記再選択されるサイドリンクリソースが前記サイドリンク制御情報の物理サイドリンク制御チャネル(PSFCH)と同一のスロットにおけるサイドリンクリソースの後にあるという条件をさらに満たす、付記4乃至8の何れかに記載の方法。
(付記10)
前記サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが3であり、且つ前記再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがi+1番目及びi+2番目のサイドリンクリソースである場合、前記i+1番目及びi+2番目のサイドリンクリソースに対して再選択を行い、
前記i番目のサイドリンクリソース、及びi+3番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、サイドリンクリソースセットから2つのサイドリンクリソースを再選択し、ここで、1≦i≦N-3、Nは前記初期に選択された複数のサイドリンクリソースの数である、付記3に記載の方法。
(付記11)
i番目のサイドリンクリソースとi+3番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にない場合、前記再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第1のサイドリンクリソースは、
前記第1のサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース、及びi+3番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が前記所定範囲内にあり、且つ前記第1のサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース、及びi+3番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットになく、且つ
前記第1のサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース又は前記i+3番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が前記所定範囲内にあり、且つ前記第1のサイドリンクリソースが時間的に前記i番目のサイドリンクリソースの後、且つ前記i+3番目のサイドリンクリソースの前にあるという条件を満たす、付記10に記載の方法。
(付記12)
前記再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第2のサイドリンクリソースは、
前記第1のサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある場合、前記第2のサイドリンクリソースと前記第1のサイドリンクリソース及び前記i+3番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が何れも前記所定範囲内にあり、且つ前記第2のサイドリンクリソースが時間的に前記i番目のサイドリンクリソースの後、且つ前記i+3番目のサイドリンクリソースの前にあり、
前記第1のサイドリンクリソースと前記i+3番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある場合、前記第2のサイドリンクリソースと前記第1のサイドリンクリソース及び前記i番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が何れも前記所定範囲内にあり、且つ前記第2のサイドリンクリソースが時間的に前記i番目のサイドリンクリソースの後、且つ前記i+3番目のサイドリンクリソースの前にあるという条件を満たす、付記11に記載の方法。
(付記13)
前記サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが3であり、且つ前記再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがN-1番目及びN番目のサイドリンクリソースである場合、
前記再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第1のサイドリンクリソースは、前記第1のサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース乃至N-2番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ前記第1のサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース乃至N-2番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たし、
前記再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第2のサイドリンクリソースは、前記第2のサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース乃至N-2番目のサイドリンクリソース、及び前記第1のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ前記第2のサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース乃至N-2番目のサイドリンクリソース、及び前記第1のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす、付記10乃至12の何れかに記載の方法。
(付記14)
前記再選択される2つのサイドリンクリソースは、
前記再選択される2つのサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)によりフィードバックされておらず、且つ所在するスロットが前記何れかのリソースに対応するPSFCHの所在するスロットの後の一定の期間(即ちprocessing time)内にないという条件をさらに満たす、付記10乃至13の何れかに記載の方法。
(付記15)
再選択候補リソースセットにない1つ又は複数のサイドリンクリソース及び後続のサイドリンクリソースに対して1つずつリソース再選択を行う、付記2乃至14の何れかに記載の方法。
(付記16)
前記サイドリンク制御情報の物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)と同一のスロットにおけるサイドリンクリソースを前記リソース再選択の1回目に選択されたサイドリンクリソースとする、付記15に記載の方法。
(付記17)
前記サイドリンク制御情報に他のサイドリンクリソースが予約されている場合、前記他のサイドリンクリソースに対して再選択を行わず、前記他のサイドリンクリソースを前記リソース再選択の2回目に選択されたサイドリンクリソースとする、付記16に記載の方法。
(付記18)
前記サイドリンク制御情報に他のサイドリンクリソースが予約されている場合、前記他のサイドリンクリソースに対して再選択を行わず、前記他のサイドリンクリソースを前記リソース再選択の1回目に選択されたサイドリンクリソースとする、付記15に記載の方法。
(付記19)
前記サイドリンク制御情報の物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)と同一のスロットにおけるサイドリンクリソースを前記リソース再選択の2回目に選択されたサイドリンクリソースとする、付記18に記載の方法。
(付記20)
前記再選択候補リソースセットにない1つ又は複数のサイドリンクリソース及び後続のサイドリンクリソースに対して1つずつリソース再選択を行うことは、
再選択されたリソースの数がnである場合、n+1番目のサイドリンクリソースを選択し、ここで、1≦n≦N-1、Nは、前記初期的に選択された複数のサイドリンクリソースのうち、前記サイドリンク制御情報と同一のスロットにおけるサイドリンクリソース、及び初期的なリソース選択プロセスにおいて選択された後続のリソースの数である、付記15乃至19の何れかに記載の方法。
(付記21)
最初のn個のサイドリンクリソース、及びn番目のサイドリンクリソースと同一のスロットにおけるサイドリンクリソースを前記サイドリンクリソースセットから除外して第1のセットを形成し、
選択された最初のn個のサイドリンクリソースのうちの少なくとも1つのサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある、前記サイドリンクリソースセットにおけるサイドリンクリソースを第2のセットとし、
前記第1のセットと前記第2のセットとの積集合からn+1番目のサイドリンクリソースを等確率でランダムに選択する、付記20に記載の方法。
(付記22)
ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックに基づく再送が有効にされた場合、前記n番目のサイドリンクリソース、前記n番目のサイドリンクリソースと同一のスロットにおけるサイドリンクリソース、前記n番目のサイドリンクリソースに対応する物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)と同一のスロットにおけるサイドリンクリソース、及び前記物理サイドリンクフィードバックチャネルの後の一定の期間内にあるサイドリンクリソースを前記サイドリンクリソースセットから除外して前記第1のセットを形成するステップ、をさらに含む、付記21に記載の方法。
(付記23)
N個のサイドリンクリソースが選択された場合、又は前記第1のセットと前記第2のセットとの積集合が空である場合、選択されたサイドリンクリソースを時間に従って並び替えるステップ、をさらに含む、付記21又は22に記載の方法。
(付記24)
前記初期的に選択されたj番目のサイドリンクリソース及び後続のサイドリンクリソースに対して前記プリエンプション検出を行い、サイドリンク制御情報の1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにないと決定し、ここで、jは整数である、付記1に記載の方法。
(付記25)
再選択候補リソースセットにない前記1つ又は複数のサイドリンクリソースに対してリソース再選択を行う、付記24に記載の方法。
(付記26)
前記サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが2又は3であり、且つ再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがj番目のサイドリンクリソースである場合、前記j番目のサイドリンクリソースに対して再選択を行い、
j+1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、サイドリンクリソースセットからサイドリンクリソースを再選択し、ここで、1≦j≦N-1、Nは前記初期に選択された複数のサイドリンクリソースの数である、付記25に記載の方法。
(付記27)
前記再選択されるサイドリンクリソースは、
前記選択されるサイドリンクリソースと前記j+1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ前記選択されるサイドリンクリソースと前記j+1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす、付記26に記載の方法。
(付記28)
前記再選択されるサイドリンクリソースは、
前記再選択されるサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)によりフィードバックされておらず、且つ所在するスロットが前記何れかのリソースに対応する物理サイドリンクフィードバックチャネルの所在するスロットの後の一定の期間(即ちprocessing time)内にないという条件をさらに満たす、付記27に記載の方法。
(付記29)
前記サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxは3であり、
前記再選択されるサイドリンクリソースは、前記再選択されるサイドリンクリソースが同一のサイドリンク制御情報により指示される他のサイドリンクリソースの後にあり、前記他のサイドリンクリソースが前記再選択候補リソースセットにあり、且つ前記サイドリンク制御情報のスロットの後にあるという条件を満たす、付記26乃至28の何れかに記載の方法。
(付記30)
前記サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが3であり、且つ再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがj番目及びj+1番目のサイドリンクリソースである場合、前記j番目及びj+1番目のサイドリンクリソースに対して再選択を行い、
j+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、サイドリンクリソースセットから2つのサイドリンクリソースを再選択し、ここで、1≦j≦N-2、Nは前記初期に選択された複数のサイドリンクリソースの数である、付記25に記載の方法。
(付記31)
前記再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第1のサイドリンクリソースは、
前記第1のサイドリンクリソースと前記j+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ前記第1のサイドリンクリソースとj+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす、付記30に記載の方法。
(付記32)
前記再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第2のサイドリンクリソースは、
前記第2のサイドリンクリソースと前記j+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソース、及び前記第1のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が前記所定範囲内にあり、且つ前記第2のサイドリンクリソースとj+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソース、及び前記第1のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たす、付記31に記載の方法。
(付記33)
前記再選択される2つのサイドリンクリソースは、
前記再選択される2つのサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)によりフィードバックされておらず、且つ所在するスロットが前記何れかのリソースに対応する物理サイドリンクフィードバックチャネルの所在するスロットの後の一定の期間(即ちprocessing time)内にないという条件をさらに満たす、付記30乃至32の何れかに記載の方法。
(付記34)
再選択候補リソースセットにない1つ又は複数のサイドリンクリソース及び後続のサイドリンクリソースに対して1つずつリソース再選択を行う、付記25乃至33の何れかに記載の方法。
(付記35)
前記サイドリンク制御情報に他のサイドリンクリソースが予約されている場合、前記他のサイドリンクリソースを前記リソース再選択の1回目に選択されたサイドリンクリソースとし、前記リソース再選択のリソースは前記他のサイドリンクリソースの後にある、付記34に記載の方法。
(付記36)
再選択候補リソースセットにない1つ又は複数のサイドリンクリソース及び後続のサイドリンクリソースに対して1つずつリソース再選択を行うことは、
再選択されたリソースの数がmである場合、m+1番目のサイドリンクリソースを選択すること、を含み、ここで、1≦m≦M-1、Mは、前記初期的に選択された複数のサイドリンクリソースのうち、前記サイドリンク制御情報と同一のスロットにおけるサイドリンクリソースの後のリソースの数である、付記34又は35に記載の方法。
(付記37)
最初のm個のサイドリンクリソース、及びm番目のサイドリンクリソースと同一のスロットにおけるサイドリンクリソースを前記サイドリンクリソースセットから除外して第1のセットを形成し、
選択された最初のm個のサイドリンクリソースのうちの少なくとも1つのサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある、前記サイドリンクリソースセットにおけるサイドリンクリソースを第2のセットとし、
前記第1のセットと前記第2のセットとの積集合からm+1番目のサイドリンクリソースを等確率でランダムに選択する、付記36に記載の方法。
(付記38)
ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックに基づく再送が有効にされた場合、前記n番目のサイドリンクリソース、前記n番目のサイドリンクリソースと同一のスロットにおけるサイドリンクリソース、前記n番目のサイドリンクリソースに対応する物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)と同一のスロットにおけるサイドリンクリソース、及び前記物理サイドリンクフィードバックチャネルの後の一定の期間内にあるサイドリンクリソースを前記サイドリンクリソースセットから除外して前記第1のセットを形成するステップ、をさらに含む、付記37に記載の方法。
(付記39)
M個のサイドリンクリソースが選択された場合、又は前記第1のセットと前記第2のセットとの積集合が空である場合、選択されたサイドリンクリソースを時間に従って並び替えるステップ、をさらに含む、付記37又は38に記載の方法。
(付記40)
再選択されたサイドリンクリソースとサイドリンク制御情報の物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)の所在するスロットとの時間間隔は、所定値(T3)以上である、付記1乃至39の何れかに記載の方法。
(付記41)
ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックに基づく再送が有効(enable)にされた再選択サイドリンクリソースについて、該再選択サイドリンクリソースが選択されたリソースの何れかと同一のスロットにおける物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)によりフィードバックされ、或いは該再選択サイドリンクリソースが選択されたリソースの何れかに対応する物理サイドリンクフィードバックチャネルが復号を行う期間内にある場合、前記再選択サイドリンクリソースのハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックに基づく再送を無効(disable)にし、或いは全ての再選択サイドリンクリソースのハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックに基づく再送を無効(disable)にするステップ、をさらに含む、付記1乃至40の何れかに記載の方法。
(付記42)
コンピュータプログラムが記憶されたメモリと、プロセッサと、を含む、端末装置であって、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することで、付記1乃至41の何れかに記載のサイドリンクリソースの再選択方法を実現するように構成される、端末装置。
(付記43)
端末装置を含む通信システムであって、
前記端末装置は、伝送ブロックの複数回の送信を行うために初期的に選択されたサイドリンクリソースに対してリソース再評価及び/又はプリエンプション検出を行い、1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにない場合、サイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを再選択し、
前記初期的に選択されたサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、現在再選択されるサイドリンクリソースセットを決定する、通信システム。

Claims (20)

  1. サイドリンクリソースの再選択装置であって、
    伝送ブロックの複数回の送信を行うために初期的に選択されたサイドリンクリソースに対してリソース再評価及び/又はプリエンプション検出を行う処理部と、
    1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにない場合、サイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを再選択する再選択部と、を含み、
    前記初期的に選択されたサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、現在再選択されるサイドリンクリソースセットを決定する、装置。
  2. 前記処理部は、前記初期的に選択されたi番目のサイドリンクリソースの前の時点で前記リソース再評価を行い、サイドリンク制御情報の1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにないと決定し、ここで、iは整数であり、
    前記再選択部は、再選択候補リソースセットにない1つ又は複数のサイドリンクリソース及び後続のサイドリンクリソースに対して1つずつリソース再選択を行い、再選択されたリソースの数がnである場合、n+1番目のサイドリンクリソースを選択し、ここで、1≦n≦N-1、Nは、前記初期的に選択された複数のサイドリンクリソースのうち、前記サイドリンク制御情報と同一のスロットにおけるサイドリンクリソース、及び初期的なリソース選択プロセスにおいて選択された後続のリソースの数であり、
    最初のn個のサイドリンクリソース、及びn番目のサイドリンクリソースと同一のスロットにおけるサイドリンクリソースを前記サイドリンクリソースセットから除外して第1のセットを形成し、選択された最初のn個のサイドリンクリソースのうちの少なくとも1つのサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある、前記サイドリンクリソースセットにおけるサイドリンクリソースを第2のセットとし、前記第1のセットと前記第2のセットとの積集合からn+1番目のサイドリンクリソースを等確率でランダムに選択する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記サイドリンク制御情報の物理サイドリンク制御チャネルと同一のスロットにおけるサイドリンクリソースを前記リソース再選択の1回目に選択されたサイドリンクリソースとする、請求項2に記載の装置。
  4. 前記サイドリンク制御情報に他のサイドリンクリソースが予約されている場合、前記他のサイドリンクリソースに対して再選択を行わず、前記他のサイドリンクリソースを前記リソース再選択の2回目に選択されたサイドリンクリソースとする、請求項3に記載の装置。
  5. 前記サイドリンク制御情報に他のサイドリンクリソースが予約されている場合、前記他のサイドリンクリソースに対して再選択を行わず、前記他のサイドリンクリソースを前記リソース再選択の1回目に選択されたサイドリンクリソースとし、
    前記サイドリンク制御情報の物理サイドリンク制御チャネルと同一のスロットにおけるサイドリンクリソースを前記リソース再選択の2回目に選択されたサイドリンクリソースとする、請求項2に記載の装置。
  6. 前記処理部は、前記初期的に選択されたi番目のサイドリンクリソースの前の時点で前記リソース再評価を行い、サイドリンク制御情報の1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにないと決定し、ここで、iは整数であり、
    前記再選択部は、再選択候補リソースセットにない前記1つ又は複数のサイドリンクリソースに対してリソース再選択を行う、請求項1に記載の装置。
  7. 前記サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが2又は3であり、且つ再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがi+1番目又はi+2番目のサイドリンクリソースである場合、前記i+1番目又はi+2番目のサイドリンクリソースに対して再選択を行い、
    i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、サイドリンクリソースセットからサイドリンクリソースを再選択し、ここで、1≦i≦N-2、Nは前記初期に選択された複数のサイドリンクリソースの数である、請求項6に記載の装置。
  8. i番目のサイドリンクリソースとi+2番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある場合、前記再選択されるサイドリンクリソースは、
    前記選択されるサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が前記所定範囲内にあり、且つ前記選択されるサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たし、
    i番目のサイドリンクリソースとi+2番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にない場合、前記再選択されるサイドリンクリソースは、
    前記再選択されるサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が前記所定範囲内にあり、且つ前記選択されるサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース、及びi+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットになく、且つ
    前記再選択されるサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース及び前記i+2番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が何れも前記所定範囲内にあり、且つ前記再選択されるサイドリンクリソースが時間的に前記i番目のサイドリンクリソースの後、且つ前記i+2番目のサイドリンクリソースの前にあるという条件を満たし、
    前記サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが2又は3であり、且つ前記再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがN番目のサイドリンクリソースである場合、前記再選択されるサイドリンクリソースは、
    前記再選択されるサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース乃至N-1番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が前記所定範囲内にあり、且つ前記再選択されるサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース乃至N-1番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たし、
    前記再選択されるサイドリンクリソースは、前記再選択されるサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネルによりフィードバックされておらず、且つ所在するスロットが前記何れかのリソースに対応する物理サイドリンクフィードバックチャネルの所在するスロットの後の一定の期間内にないという条件をさらに満たす、請求項7に記載の装置。
  9. 前記再選択されるサイドリンクリソースは、前記再選択されるサイドリンクリソースが前記サイドリンク制御情報の物理サイドリンク制御チャネルと同一のスロットにおけるサイドリンクリソースの後にあるという条件をさらに満たす、請求項7に記載の装置。
  10. 前記サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが3であり、且つ前記再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがi+1番目及びi+2番目のサイドリンクリソースである場合、前記i+1番目及びi+2番目のサイドリンクリソースに対して再選択を行い、
    前記i番目のサイドリンクリソース、及びi+3番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、サイドリンクリソースセットから2つのサイドリンクリソースを再選択し、ここで、1≦i≦N-3、Nは前記初期に選択された複数のサイドリンクリソースの数である、請求項6に記載の装置。
  11. i番目のサイドリンクリソースとi+3番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にない場合、前記再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第1のサイドリンクリソースは、
    前記第1のサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース、及びi+3番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が前記所定範囲内にあり、且つ前記第1のサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース、及びi+3番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットになく、且つ
    前記第1のサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース又は前記i+3番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が前記所定範囲内にあり、且つ前記第1のサイドリンクリソースが時間的に前記i番目のサイドリンクリソースの後、且つ前記i+3番目のサイドリンクリソースの前にあるという条件を満たし、
    前記再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第2のサイドリンクリソースは、
    前記第1のサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある場合、前記第2のサイドリンクリソースと前記第1のサイドリンクリソース及び前記i+3番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が何れも前記所定範囲内にあり、且つ前記第2のサイドリンクリソースが時間的に前記i番目のサイドリンクリソースの後、且つ前記i+3番目のサイドリンクリソースの前にあり、
    前記第1のサイドリンクリソースと前記i+3番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある場合、前記第2のサイドリンクリソースと前記第1のサイドリンクリソース及び前記i番目のサイドリンクリソースとの時間間隔が何れも前記所定範囲内にあり、且つ前記第2のサイドリンクリソースが時間的に前記i番目のサイドリンクリソースの後、且つ前記i+3番目のサイドリンクリソースの前にあるという条件を満たし、
    前記サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが3であり、且つ前記再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがN-1番目及びN番目のサイドリンクリソースである場合、
    前記再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第1のサイドリンクリソースは、前記第1のサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース乃至N-2番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ前記第1のサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース乃至N-2番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たし、
    前記再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第2のサイドリンクリソースは、前記第2のサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース乃至N-2番目のサイドリンクリソース、及び前記第1のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ前記第2のサイドリンクリソースと前記i番目のサイドリンクリソース乃至N-2番目のサイドリンクリソース、及び前記第1のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たし、
    前記再選択される2つのサイドリンクリソースは、前記再選択される2つのサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネルによりフィードバックされておらず、且つ所在するスロットが前記何れかのリソースに対応する物理サイドリンクフィードバックチャネルの所在するスロットの後の一定の期間内にないという条件をさらに満たす、請求項10に記載の装置。
  12. 前記処理部は、前記初期的に選択されたj番目のサイドリンクリソース及び後続のサイドリンクリソースに対して前記プリエンプション検出を行い、サイドリンク制御情報の1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにないと決定し、ここで、jは整数であり、
    前記再選択部は、再選択候補リソースセットにない1つ又は複数のサイドリンクリソース及び後続のサイドリンクリソースに対して1つずつリソース再選択を行い、再選択されたリソースの数がmである場合、m+1番目のサイドリンクリソースを選択し、ここで、1≦m≦M-1、Mは、前記初期的に選択された複数のサイドリンクリソースのうち、前記サイドリンク制御情報と同一のスロットにおけるサイドリンクリソースの後のリソースの数であり、
    最初のm個のサイドリンクリソース、及びm番目のサイドリンクリソースと同一のスロットにおけるサイドリンクリソースを前記サイドリンクリソースセットから除外して第1のセットを形成し、選択された最初のm個のサイドリンクリソースのうちの少なくとも1つのサイドリンクリソースとの時間間隔が所定範囲内にある、前記サイドリンクリソースセットにおけるサイドリンクリソースを第2のセットとし、前記第1のセットと前記第2のセットとの積集合からm+1番目のサイドリンクリソースを等確率でランダムに選択する、請求項1に記載の装置。
  13. 前記サイドリンク制御情報に他のサイドリンクリソースが予約されている場合、前記他のサイドリンクリソースを前記リソース再選択の1回目に選択されたサイドリンクリソースとし、前記リソース再選択のリソースは前記他のサイドリンクリソースの後にある、請求項12に記載の装置。
  14. 前記処理部は、前記初期的に選択されたj番目のサイドリンクリソース及び後続のサイドリンクリソースに対して前記プリエンプション検出を行い、サイドリンク制御情報の1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにないと決定し、ここで、jは整数であり、
    前記再選択部は、再選択候補リソースセットにない前記1つ又は複数のサイドリンクリソースに対してリソース再選択を行う、請求項1に記載の装置。
  15. 前記サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが2又は3であり、且つ再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがj番目のサイドリンクリソースである場合、前記j番目のサイドリンクリソースに対して再選択を行い、
    j+1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、サイドリンクリソースセットからサイドリンクリソースを再選択し、ここで、1≦j≦N-1、Nは前記初期に選択された複数のサイドリンクリソースの数である、請求項14に記載の装置。
  16. 前記再選択されるサイドリンクリソースは、前記選択されるサイドリンクリソースと前記j+1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ前記選択されるサイドリンクリソースと前記j+1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たし、
    前記再選択されるサイドリンクリソースは、前記再選択されるサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネルによりフィードバックされておらず、且つ所在するスロットが前記何れかのリソースに対応する物理サイドリンクフィードバックチャネルの所在するスロットの後の一定の期間内にないという条件をさらに満たす、請求項15に記載の装置。
  17. 前記サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxは3であり、
    前記再選択されるサイドリンクリソースは、前記再選択されるサイドリンクリソースが同一のサイドリンク制御情報により指示される他のサイドリンクリソースの後にあり、前記他のサイドリンクリソースが前記再選択候補リソースセットにあり、且つ前記サイドリンク制御情報のスロットの後にあるという条件を満たす、請求項15に記載の装置。
  18. 前記サイドリンク制御情報で指示可能なリソースの最大数Nmaxが3であり、且つ再選択候補リソースセットにないサイドリンクリソースがj番目及びj+1番目のサイドリンクリソースである場合、前記j番目及びj+1番目のサイドリンクリソースに対して再選択を行い、
    j+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、サイドリンクリソースセットから2つのサイドリンクリソースを再選択し、ここで、1≦j≦N-2、Nは前記初期に選択された複数のサイドリンクリソースの数であり、
    前記再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第1のサイドリンクリソースは、前記第1のサイドリンクリソースと前記j+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が所定範囲内にあり、且つ前記第1のサイドリンクリソースとj+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たし、
    前記再選択される2つのサイドリンクリソースのうちの第2のサイドリンクリソースは、前記第2のサイドリンクリソースと前記j+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソース、及び前記第1のサイドリンクリソースの少なくとも1つとの時間間隔が前記所定範囲内にあり、且つ前記第2のサイドリンクリソースとj+2番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソース、及び前記第1のサイドリンクリソースの何れかとが同一のスロットにないという条件を満たし、
    前記再選択される2つのサイドリンクリソースは、前記再選択される2つのサイドリンクリソースと1番目のサイドリンクリソース乃至N番目のサイドリンクリソースの何れかのリソースとが同一のスロットの物理サイドリンクフィードバックチャネルによりフィードバックされておらず、且つ所在するスロットが前記何れかのリソースに対応する物理サイドリンクフィードバックチャネルの所在するスロットの後の一定の期間内にないという条件をさらに満たす、請求項14に記載の装置。
  19. 再選択されたサイドリンクリソースとサイドリンク制御情報の物理サイドリンク制御チャネルの所在するスロットとの時間間隔は、所定値以上であり、且つ/或いは、
    ハイブリッド自動再送要求フィードバックに基づく再送が有効にされた再選択サイドリンクリソースについて、該再選択サイドリンクリソースが選択されたリソースの何れかと同一のスロットにおける物理サイドリンクフィードバックチャネルによりフィードバックされ、或いは該再選択サイドリンクリソースが選択されたリソースの何れかに対応する物理サイドリンクフィードバックチャネルが復号を行う一定の期間内にある場合、前記再選択サイドリンクリソースのハイブリッド自動再送要求フィードバックに基づく再送を無効にし、或いは全ての再選択サイドリンクリソースのハイブリッド自動再送要求フィードバックに基づく再送を無効にする、請求項1に記載の装置。
  20. サイドリンクリソースの再選択方法であって、
    伝送ブロックの複数回の送信を行うために初期的に選択されたサイドリンクリソースに対してリソース再評価及び/又はプリエンプション検出を行うステップと、
    1つ又は複数のサイドリンクリソースが再選択候補リソースセットにない場合、サイドリンクリソースセットから少なくとも1つのサイドリンクリソースを再選択するステップと、を含み、
    前記初期的に選択されたサイドリンクリソースの時間周波数リソースに基づいて、現在再選択されるサイドリンクリソースセットを決定する、方法。
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