JP2023521159A - 放射型消波ブロック及び据付け方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、断面の最大幅よりも部材の長さが長い棒状の脚部100を含み、前記脚部100の断面形状は、多角形であり、前記脚部は、3つ設けられ、前記3つの脚部が中心部200で会って、3つの脚部が一体となり、前記3つの脚部は、前記中心部200を基準に、上脚部10と下脚部20に分けられられることを特徴とする放射型消波ブロックと、該当据付け方法に関する。

Description

本発明は、海岸、防波堤などに設置されて、波浪エネルギーを消散させる消波ブロックと、該当消波ブロックの据付け方法に関する。
消波ブロックとは、防波堤又は護岸構造物に来襲する波力の減衰及び反射波の防止を目的に設置する異形コンクリートブロックであって、堤体捨石の吸出、散乱を防止して、構造物を保護する機能を果たす。
従来の消波ブロックでは、4つの角形からなるテトラポッドが多く使用されており(図1)、最近は、テトラポッドを変形したディンプル(Dimple)なども多く使われている。
テトラポッドは、防波堤又は護岸の斜面に複層に被覆されて、1つの構造体を形成して、隣接するテトラポッドの間の隙間空間とテトラポッド自体のポッド形状により、波浪エネルギーを分散又は消失させる。
しかし、テトラポッドは、相互噛合(Interlocking)が不足して、台風などの大きい波高により生じる散乱、崩壊、及び揺れ(Rocking)による破損など、構造物の一部又は全部が消失する場合が多く発生してきた。
一方、従来の消波ブロックとして、ドロス、シーロック(sealock)系列の消波ブロックも多く使用しているが、中心軸の柱部が存在して、整積及び乱積配列に際して、インターロックが不利に作用し、斜面に消波ブロックを据付けるとき、外海に向かって配置される脚部が浮きて、越波が発生する問題があった。
前記のような従来技術の問題点を改善し、気候変化による高波浪の頻繁な来襲による沿岸、港湾の被害を防止するために、本発明では、高波浪に対応することができる安定性及び消波性能に優れた放射型消波ブロックと、該当消波ブロックの据付け方法を提供することを目的とする。
本発明では、複数の消波ブロックを重ね合って配置することで、強力なインターロックが具現されて、全体消波ブロックの一体化が可能な放射型消波ブロックとその据付け方法を提供する。
本発明では、全方向放射型構造により、高い空隙率、優れた消波性能、及び越波防止性能を有する放射型消波ブロックとその据付け方法を提供する。
本発明では、広い接地面(surface)を確保して、斜面との摩擦力を増大させ、より安定した支持構造を形成することができる放射型消波ブロックとその据付け方法を提供する。
本発明では、様々な層積の積層配列が可能であり、状況に合う適した配列の選択的な使用が可能な放射型消波ブロックを提供する。
本発明では、環境にやさしく、水生動植物などの産卵地、避難所、生息地となる密閉した空間の人工魚礁としても活用可能な消波ブロックを提供する。
合わせて、本発明では、脚部の断面形状を円形ではないエッジ(edge)を有した多角形とすることで、噛合い効果を増大し、放射型のY字状の脚部により強力な結束力を有することで、安定性及び経済性を確保することができる新規の消波ブロックを提供することを目的とする。
本発明では、断面の最大幅よりも部材の長さが長い棒状の脚部100を含み、前記脚部は、3つ設けられ、前記3つの脚部が中心部200で会って、3つの脚部が一体となり、前記3つの脚部は、前記中心部200を基準に、3つの上脚部10と、3つの下脚部20とに分けられ、平面において、前記上脚部10の間の角、及び前記下脚部20の間の角は、120度であり、平面において、前記3つの下脚部20の間に、前記3つの上脚部10がそれぞれ位置し、且つ、平面図上で、いずれか1つの下脚部20と隣接する上脚部10との角は、60度であり、前記上脚部10の端部には、水平に形成される第1の端部面11と、前記第1の端部面11と垂直に形成される第2の端部面12とが備えられ、前記下脚部20の端部には、水平に形成される第1の端部面21と、前記第1の端部面21と垂直に形成される第2の端部面22とが備えられ、前記3つの下脚部20を地面に置いたとき、前記第1の端部面21が地面に接し、前記3つの脚部100は、各脚部100の外面が中心部200で会うことになり、前記中心部200では、3つの外面が会うことになり、前記脚部100の中央部30から、前記第1の端部面11、21及び第2の端部面12、22が始める端部面開始部40までの断面形状は、正方形であり、前記中央部30から前記端部面開始部40に行くほど、断面積が小さくなり、前記中央部30から前記端部面開始部40までの傾斜した外面と前記脚部100の中心軸がなす傾斜角(A)は、1°≦A≦15°であり、前記端部面開始部40における断面の一辺の長さ(C)と、前記中央部30における断面の一辺の長さ(B)は、0.4B≦C∠Bの関係であり、端部面開始部40から中央部30の間の長さ(L)と、中央部30の断面の一辺の長さ(B)は、B≦L≦3Bの関係である放射型消波ブロックを提供する。
前記第1の端部面11と第2の端部面12が会う箇所には、端部面取り面13が備えられ、前記第1の端部面21と第2の端部面22が会う箇所には、端部面取り面23が備えられる。
2つの上脚部10と1つの下脚部20が会う位置にハンチ部15を備え、2つの下脚部20と1つの上脚部10が会う位置にハンチ部25を備える。
本発明では、前記消波ブロックを複数据えつける方法であって、1つの上脚部10と2つの下脚部20が地面に触れるように据えつける第1の列310と、2つの上脚部10と1つの下脚部20が地面に触れるように据えつける第2の列320とを交互に据えつけ、第1の列310内において、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れない1つの下脚部20が、隣接した消波ブロックの地面に触れない2つの上脚部10の間に位置し、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れた1つの下脚部20が、隣接した消波ブロックの地面に触れない1つの上脚部10の下に位置し、第2の列320内において、いずれかの消波ブロックの地面に触れない1つの上脚部10が、隣接した消波ブロックの地面に触れない2つの下脚部20の間に位置し、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れた1つの上脚部10が、隣接した消波ブロックの地面に触れない1つの下脚部20の下に位置し、前記第1の列310の消波ブロックの上脚部及び下脚部と、前記第2の列320の消波ブロックの上脚部及び下脚部とが互いに交差するように据えつけることを特徴とする消波ブロック据付け方法を提供する。
本発明では、前記消波ブロックを複数据えつける方法であって、2つの上脚部10と1つの下脚部20が地面に触れるように据えつけ、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れない1つの上脚部10が、隣接する消波ブロックの地面に触れない2つの下脚部20の間に位置し、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れた1つの上脚部10が、隣接する消波ブロックの地面に触れない1つの下脚部20の下に位置するように据えつける消波ブロック据付け方法を提供する。
本発明では、前記消波ブロックを複数据えつける方法であって、2つの上脚部10と1つの下脚部20が地面に触れるように据えつける第1の列410と、1つの上脚部10と2つの下脚部20が地面に触れるように据えつける第2の列420とを交互に据えつけ、第1の列410の消波ブロックの地面に触れない1つの上脚部10が、第2の列の消波ブロックの地面に触れない上脚部10の間に位置し、第2の列420の消波ブロックの地面に触れない1つの下脚部20が、第1の列の消波ブロックの地面に触れない下脚部20の間に位置し、第1の列410内において、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れない1つの上脚部10が、隣接した消波ブロックの地面に触れない2つの下脚部20の間に位置し、第2の列420内において、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れない1つの下脚部20が、隣接した消波ブロックの地面に触れない2つの上脚部10の間に位置するように据えつける消波ブロック据付け方法を提供する。
本発明では、前記消波ブロックを複数据えつける方法であって、2つの上脚部10と1つの下脚部20が地面に触れるように据えつけ、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れない1つの上脚部10が、同じ列で隣接した消波ブロックの地面に触れない2つの下脚部20の間、及び隣接する列の消波ブロックの地面に触れない下脚部20の間に位置するように据えつける消波ブロック据付け方法を提供する。
本発明の放射型消波ブロックによると、以下のような効果を奏する。
本発明の放射型消波ブロックは、放射状に伸びているY字状の脚部が互いに抱いてやるように突き合わせて(積み重ねて)配置することができて、強力なインターロックが具現され、据え付けられた消波ブロック全体の強固な一体化が可能となる。
また、全方向に放射状の脚部が設けられているので、空隙率が高く、優れた消波性能を得られる。
さらに、従来のPod型消波ブロックは、断面が円形(円柱)の形状の有しており、床との支持形態が点(point)支持の形態を呈しているため、噛合が弱くて、摩擦力が小さ、不安定な支持構造を有していることに対して、本発明の放射型消波ブロックは、四角状の断面とし、且つ、脚部の端に広い接地面を形成することで、角張ったエッジにより噛合を向上させ、摩擦力を増大し、より安定した支持構造(3面支持可能)を形成することができる。
また、本発明の消波ブロックは、全方向に放射状の脚部が伸びているので、様々な層積の積層配列が可能であり、現場状況や地形に合う適した配列を選択することができ、乱積配列をしても、全方向放射型の脚部構造により、整積配列に準ずる安定性が得られる。
更に、消波ブロックの構造が放射状となっているいるので、空隙率が高く、遮蔽空間が多くて、生態的に環境にやさしく、また、本発明の放射型消波ブロックは、単に、消波ブロック間の空間が空いているだけではなく、水生動植物などの産卵地、避難所、生息地となる密閉した空間の人工魚礁機能を果たすことができる。
また、本発明の消波ブロック間の強力な結束力は、耐波安定性指数(damage coefficient、Kd)を増加させ、これは、同一の波浪条件で、より小重量の消波ブロックを使用できるということを意味するので、本発明の消波ブロックは、経済性に優れている。また、経済的な面は、人体に有害なCr6+発生も低減することができるので、環境性を改善することができる。
さらに、既存の消波ブロックは、2層積配列を原則としているが、2層積配列の特徴は、消波効果は、多少優れているが、経済性では非常に不利であるという不都合がある。これに対して、本発明の消波ブロックは、1層積配列の消波ブロックであって、全方向放射状の構造により、高い空隙率と優れる消波性能を具現すると共に、強力なインターロックを基に、優れた経済性を確保することができる。
また、据え付けられたとき、全体消波ブロックの上部に、脚部が凹凸に突出する構造となるので、波浪の打ち上げを抑制することができ、越波防止の性能に優れている。
さらに、本発明の四角形脚部の断面厚さを十分確保して、外力による断面応力(せん断応力、曲げ応力など)を増大することができる。
図1は、従来のテトラポッドの斜視図である。 図2は、本発明の脚部と水平面の間の角度を示す側面図である。 図3は、本発明の第1の実施例に該当する消波ブロックの斜視図である。 図4は、本発明の第1の実施例に該当する消波ブロックの側面図である。 図5は、本発明の第1の実施例に該当する消波ブロックの平面図である。 図6は、本発明の第2の実施例に該当する消波ブロックの斜視図である。 図7は、本発明の第2の実施例に該当する消波ブロックの側面図である。 図8は、本発明の第2の実施例に該当する消波ブロックの平面図である。 図9は、本発明の第3の実施例に該当する消波ブロックの斜視図である。 図10は、本発明の第3の実施例に該当する消波ブロックの側面図である。 図11は、本発明の第3の実施例に該当する消波ブロックの平面図である。 図12は、本発明の第4の実施例に該当する消波ブロックの斜視図である。 図13は、本発明の第4の実施例に該当する消波ブロックの側面図である。 図14は、本発明の第4の実施例に該当する消波ブロックを上から見た斜視図である。 図15は、本発明の第5の実施例に該当する脚部の断面図である。 図16は、本発明の第5の実施例から、脚部だけを分離した断面図である。 図17は、本発明の第1の据付け方法の斜視図である。 図18は、本発明の第1の据付け方法の平面図である。 図19は、本発明の第2の据付け方法の斜視図である。 図20は、本発明の第2の据付け方法の平面図である。 図21は、本発明の第3の据付け方法の斜視図である。 図22は、本発明の第3の据付け方法の平面図である。 図23は、本発明の第4の据付け方法の斜視図である。 図24は、本発明の第4の据付け方法の平面図である。
下記では、添付の図面を参照して、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように、本発明の実施例を詳しく説明する。しかし、本発明は、いろいろ異なる形態に具現可能であり、ここで説明する実施例に限定されない。そして、図面において、本発明を明確に説明するために、説明と関係ない部分は省略しており、明細書全般に亘り、同一の部分に対しては、同一の図面符号を付している。明細書全般において、ある部分がある構成要素を「含む」とすると、これは、特に反対される記載がない限り、他の構成要素を除くことではなく、他の構成要素を更に含むことができることを意味する。以下、添付の図面を参照して、本発明の好適な実施例について、詳しく説明することにする。
本発明は、放射型消波ブロックと、該当消波ブロックの据付け方法に関し、まず、放射型消波ブロックの構造及び形状について説明し、据付け方法について説明する。
本発明の放射型消波ブロックは、断面の最大幅(ここで、幅とは、多角形の辺と辺の間の距離、又は、多角形の頂点と頂点の間の距離である)よりも部材の長さが長い棒状の脚部100を3つ含み、前記3つの脚部100が中心部200で会って、3つの脚部が一体となって、1つの消波ブロックをなす。
図2には、本発明の放射型消波ブロックに含まれる脚部100の1つの側面図を示しており、脚部100は、水平面と一定の角度(a)をなして形成される。水平面と同一角度aをなす3つの脚部が集まって、1つの消波ブロックを形成することになる。
前記3つの脚部100は、前記中心部200を基準に、上部に位置する上脚部10と、下部に位置する下脚部20とに分けられる。
中心部の上部には、3つの上脚部が互いに同じ角度をなして伸びており、中心部の下部には、3つの下脚部が互いに同じ角度をなして伸びており、中心部を基準に、上脚部と下脚部が放射状に伸びた構造となる。
図3乃至図5には、本発明の第1の実施例に該当する放射型消波ブロックが示されており、図3には、放射型消波ブロックの斜視図、図4には、その側面図、図5には、その平面図が示されている。
第1の実施例の放射型消波ブロックは、脚部の断面が4角形からなる。4角形は、正方形でもよく、場合によっては、長方形でもよい。
図4に示しているように、3つの脚部は、水平面と角度aをなして互いに一体となる。1つの消波ブロック内において、3つの脚部の中心線が水平面となす角度(a)は同一であり、脚部の中心線と水平面の間の角度(a)は、30~60度をなす。
図4に示しているように、本発明の下脚部20の中心線と隣接する上脚部10の中心線の間の角度(b)は、鈍角(90度より大きく、180度より小さい)をなし、上脚部10の中心線と上脚部10の中心線の間の角度(c)は、鋭角(90度よりも小さい)をなす。下脚部20の中心線と下脚部20の中心線の間の角度も鋭角であることは、言うまでもない。
本発明は、前記のように上脚部と下脚部がそれぞれ互いに鋭角をなして伸びているので、上脚部と下脚部が噛合するように配置すると、ブロック相互間のインターロックを増大することができ、互いに強く結束されて、様々な整積及び乱積配列が可能であり、より優れた安定性(Kd)を確保することができる。
また、図5の平面図に示しているように、平面図上では、上脚部10の中心線と上脚部10の中心線の間、及び下脚部20の中心線と下脚部20の中心線の間は、120度をなす。
更に、図5の平面図上において、下脚部20と下脚部20の間には、同一の間隔(60度)で上脚部10が位置し、上脚部10と上脚部10の間には、同一の間隔(60度)で下脚部20が位置する。
前記3つの脚部100は、各脚部100の外面が中心部200で会うことになり、前記中心部200では、3つのエッジではなく、3つの外面が会うことになる(図3、6、7、9など参照)。
図面に図示しているように、本発明の放射型消波ブロックは、2つの上脚部と1つの下脚部、又は1つの上脚部と2つの下脚部が中心部で会ってなす形状がY字形状となり、据え付けを行うことになると、Y字形状が互いに噛合して、遥かな消波性能を発揮する。また、このような技術的特徴により、本発明によって製作される放射型消波ブロックの名前を「Y-armour」と呼ぶことにする。
図6乃至図8には、本発明の第2の実施例に該当する放射型消波ブロックが示されているが、図6はその斜視図、図7はその側面図、図8はその平面図を示している。
第2の実施例の放射型消波ブロックは、前記第1の実施例の消波ブロックの構成において、上脚部10と下脚部20の断面の形状は同一にしながら、上脚部と下脚部の断面積を、中心部200から端部に行くほど小さくなるように設ける。
上脚部と下脚部の形状が中心部から端部に行くほど小さくなるようにすることで、上脚部の間に下脚部が噛合するとき、及び下脚部の間に上脚部が噛合するとき、くさびのようにより強固に噛合できるようになる。
図9乃至図11には、本発明の第3の実施例に該当する放射型消波ブロックが示されており、図9はその斜視図、図10はその側面図、図11はその平面図を示している。
第3の実施例の放射型消波ブロックは、前記第1の実施例の消波ブロックの構成において、上脚部10の端部に、第1の端部面11と第2の端部面12を、下脚部20の端部に、第1の端部面21と第2の端部面22を設ける。
前記第1の端部面11と第1の端部面21は、水平面と平行に形成され、前記第2の端部面12と第2の端部面22はそれぞれ、前記第1の端部面11及び第1の端部面21と垂直に形成される。すなわち、第2の端部面12と第2の端部面22は、水平面と垂直な鉛直方向に形成される。
第3の実施例の放射型消波ブロックは、図10に示しているように、ブロックの下方で、前記第1の端部面21が地面と接触した状態で置かれるので、地面との摩擦力を増大させ、消波ブロックの安定性を向上することができる。
また、上脚部10の端部に水平な方向に第1の端部面11が設けられているので、本発明の消波ブロックを逆に置く場合は、第1の端部面11が地面と接触することになる。
合わせて、前記第1の端部面11と第1の端部面21は、消波ブロックの製作を容易にする効果も発揮する。第1の端部面21に該当する鋳型部材が地面に触れることになるので、鋳型の設置が安定になるというメリットがあり、第1の端部面11に該当する部分をコンクリート注入口とすると、鋳型内部にコンクリートを密に満たすことができ、注入口に最後のコンクリートを打設し、水平に仕上げると、第1の端部面11が自然に形成されることになる。そこで、第1の端部面11と第1の端部面21は、本発明の放射型消波ブロックの製作を容易にするという相乗効果を発揮する。
また、本発明の放射型消波ブロックを据えつけるとき、図15乃至図22に示している形態に据え付けることができ、このとき、第2の端部面12及び/又は第2の端部面22が地面に接触することになるので、地面との摩擦力を増大することができる。
図12乃至図14には、本発明の第4の実施例に該当する放射型消波ブロックが示されており、図12はその斜視図、図13はその側面図、図14は上からみた斜視図を示している。
第4の実施例の放射型消波ブロックは、前記第2の実施例の消波ブロックの構成において、上脚部10の端部に、第1の端部面11と第2の端部面12を、下脚部20の端部に、第1の端部面21と第2の端部面22を設け、更に、第1の端部面11と第2の端部面12が会う箇所には、端部面取り面13が設けられ、第1の端部面21と第2の端部面22が会う箇所には、端部面取り面23が設けられ、上脚部10のエッジに側部面取り面14を設け、下脚部20のエッジに側部面取り面24を設け、2つの上脚部10と1つの下脚部20が会う位置にハンチ部15を設け、2つの下脚部20と1つの上脚部10が会う位置にハンチ部25を設ける。
端部面取り面13、23は、第1の端部面11、21と第2の端部面12、22が会うエッジに発生する応力集中を緩和するために設け、図12乃至図14に示しているように、一定の角度を有する2つの面で形成し、1つの面で形成するか、3つ以上の面又は曲面で形成することもできる。
側部面取り面は、上脚部と下脚部のエッジに発生する応力集中を緩和するために設け、図12、図13に示しているように、端部に行くほど、その面が逐次狭くなるように形成してもよく、面の厚さが一定に形成してもよい。
また、上脚部と下脚部の断面を4角形にする場合、前記側部面取り面は、4つのエッジの全てに形成してもよく、図13に示しているように、上脚部と下脚部が互いに対向する2つの角にのみ形成してもよい。
前記ハンチ部は、上脚部と下脚部が会う部分の応力集中を緩和するために、緩やかな面を形成するものである。図面には、3つの平面からなるハンチ部を示しているが、1つの平面、4つ以上の平面又は曲面で形成することも可能である。
図15及び図16には、本発明の第5の実施例に該当する脚部の断面が示されている。
1つの脚部100において、長さ方向の中央に位置する断面部を中央部30とし、第1の端部面11、21及び第2の端部面12、22が始める断面部を端部面開始部40とし、前記中央部30から前記端部面開始部40までの断面形状は、正方形である。
前記脚部100は、前記中央部30から前記端部面開始部40に行くほど、断面積が小さくなるように形成され、前記中央部30から前記端部面開始部40までの傾斜した外面と、前記脚部100の中心軸がなす傾斜角(A)は、1°≦A≦15°となる。
また、正方形である端部面開始部40における断面の一辺の長さ(C)と正方形である中央部30における断面の一辺の長さ(B)は、0.4B≦C∠Bの関係であり、端部面開始部40から中央部30の間の長さ(L)と、中央部30の断面の一辺の長さ(B)は、B≦L≦3Bの関係をなす。
合わせて、第5の実施例に第4の実施例を混合した形態も実施可能である。
以下では、本発明の放射型消波ブロックを用いた据付け方法について説明する。
一般の消波ブロックの積層方法は、整積(uniform)と乱積(random)に区分し、乱積配列は、施工時に美観が不良であり、配列による空隙率が不明であり、工事に要する正確な消波ブロックの数を算定し難く、経済的な側面でも不利である。一般に、整積が乱積に比べて、高い安定性(Kd)を有し、これは、一定のパターンで同じくブロックを積層し、安定した一体化を図ることができるためである。
本発明の放射型消波ブロックは、Y字を成す放射型脚部が互いに抱いてやるように噛み合って配置されることで、縦方向及び横方向に強力なインターロック及び一体化を具現することができる。
本発明では、放射型消波ブロックの据付け方法について、第1~第4の据付け方法を説明する。
図17には、第1の据付け方法により据え付けられた放射型消波ブロックの斜視図が示されており、図18には、第1の据付け方法により据え付けられた放射型消波ブロックの斜視図が示されている。
第1の据付け方法は、1つの上脚部10と2つの下脚部20が地面に触れるように据え付ける第1の列310と、2つの上脚部10と1つの下脚部20が地面に触れるように据え付ける第2の列320を交互に据え付ける方式である。
前記第1の列310内では、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れない1つの下脚部20は、隣接した消波ブロックの地面に触れない2つの上脚部10の間に位置し、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れた1つの下脚部20は、隣接した消波ブロックの地面に触れない1つの上脚部10の下に位置して、第1の列310内で互いに連結されているY字状の消波ブロックが互いに折れながら連結される。
前記第2の列320内では、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れない1つの上脚部10が、隣接した消波ブロックの地面に触れない2つの下脚部20の間に位置し、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れた1つの上脚部10が、隣接した消波ブロックの地面に触れない1つの下脚部20の下に位置して、第2の列320内で互いに連結されている逆Y字状の消波ブロックが互いに折れながら連結される。
また、前記第1の列310の消波ブロックの上脚部及び下脚部と、前記第2の列320の消波ブロックの上脚部及び下脚部とが隣接した位置で、互いに交差するように据え付けられる。
図19には、第2の据付け方法により据え付けられた放射型消波ブロックの斜視図が示されており、図20には、第2の据付け方法により据え付けられた放射型消波ブロックの斜視図が示されている。
第2の据付け方法は、全ての消波ブロックが、2つの上脚部10と1つの下脚部20が地面に触れるように据え付ける方法である。
いずれか1つの消波ブロックの地面に触れない1つの上脚部10は、隣り合う消波ブロックの地面に触れない2つの下脚部20の間に位置し、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れた1つの上脚部10は、隣り合う消波ブロックの地面に触れない1つの下脚部20の下に位置するように、消波ブロックが互いに折れながら連結される。
図21には、第3の据付け方法により助付けられた放射型消波ブロックの斜視図が示されており、図22には、第3の据付け方法により据え付けられた放射型消波ブロックの斜視図が示されている。
第3の据付け方法は、2つの上脚部10と1つの下脚部20が地面に触れるように据えつけ第1の列410と、1つの上脚部10と2つの下脚部20が地面に触れるように据えつける第2の列420を交互に据えつける方式である。
第1の列の410の消波ブロックの地面に触れない1つの上脚部10が、第2の列の消波ブロックの地面に触れない上脚部10の間に位置し、第2の列420の消波ブロックの地面に触れない1つの下脚部20が、第1の列の消波ブロックの地面に触れない下脚部20の間に位置する。
前記第1の列410内では、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れない1つの上脚部10が、隣接した消波ブロックの地面に触れない2つの下脚部20の間に位置した逆Y字状に一直線に連結される。
前記第2の列420内では、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れない1つの下脚部20が、隣接した消波ブロックの地面に触れない2つの上脚部10の間に位置したY字状に一直線に連結される。
図23には、第4の据付け方法により据え付けられた放射型消波ブロックの斜視図が示されており、図24には、第4の据付け方法により据え付けられた放射型消波ブロックの斜視図が示されている。
第4の据付け方法は、2つの上脚部10と1つの下脚部20が地面に触れるように据えつける方式である。
いずれか1つの消波ブロックの地面に触れない1つの上脚部10が、同じ列で隣接した消波ブロックの地面に触れない2つの下脚部20の間、及び隣り合う列の消波ブロックの地面に触れない下脚部20の間に位置するように据え付けられる。
本発明の放射型消波ブロックは、前記のような整積配列形態により一体化を極大化することができ、全方向放射状の構造となっているので、予測しない天災地変により、前記のような整積配列のパターンが崩れても、全ての面(6面)でインターロックが可能な構造である。
すなわち、本発明の放射型消波ブロックは、乱積配列によっても、整積と大いに相違しない安定性を発揮することができるので、予想しなかった再現頻度の波浪が来襲して、不可避的に消波ブロックの整積配列パターンが崩れても、乱積配列でも十分安定性を維持することができる。
また、本発明の放射型消波ブロックは、直立壁前斜面の被覆(乱積)などでも、優れた結束力を確保することができる。
一方、本発明の放射型消波ブロックの構造及び形状は、前述した第1の実施例乃至第5の実施例に限定されるものではない。
すなわち、先細りの上脚部と下脚部の端に、第1の端部面と第2の端部面を設けることができ(第2の実施例に第3の実施例を合わせた形状)、先細りの上脚部と下脚部の端に、第1の端部面、第2の端部面、端部面取り面、又は側部面取り面を形成することもでき、第3の実施例の構成に、端部面取り面及び/又は側部面取り面及び/又はハンチ部を設けることができる。
合わせて、第4の実施例の構成において、端部面取り面だけない形態 、側部面取り面だけない形態、ハンチ部だけない形態 、端部面取り面と側部面取り面がない形態 、端部面取り面とハンチ部がない形態 、側部面取り面とハンチ部がない形態など、様々な実施例が可能である。
また、前記のような様々な実施形態に、脚部の断面が6角形である形状も適用可能である。
本発明は、図面に示されている実施例を参考して説明したが、これは、例示に過ぎず、当該技術分野の通常の知識を有する者であれば、これより様々な変形及び均等な他の実施例が可能であるということを理解するだろう。
従って、本発明の真正な技術的保護範囲は、添付の特許請求の範囲の技術的思想により決められるべきである。
産業上利用可能性
本発明は、海岸、防波堤などに設置されて、波浪エネルギーを消散させる消波ブロックと、該当消波ブロックの据付け方法に関し、波による被害を防止することができるので、産業上利用可能性がある。
100; 脚部
10; 上脚部
20;下脚部
11;第1の端部面
12;第2の端部面
13;端部面取り面
14;側部面取り面
15;ハンチ部
21;第1の端部面
22;第2の端部面
23;端部面取り面
24;側部面取り面
25;ハンチ部
30;中央部
40;端部面開始部
200;中心部
310、410;第1の列
320、420;第2の列
a;脚部の中心線と水平面の間の角度
b;上脚部の中心線と隣接した下脚部の中心線の間の角度
c;上脚部の中心線と上脚部の中心線の間の角度
A;中央部30から端部面開始部40までの傾斜した外面と脚部100の中心軸がなす傾斜角
B;中央部30における断面の一辺の長さ
C;端部面開始部40における断面の一辺の長さ
L;端部面開始部40から中央部30の間の長さ

Claims (7)

  1. 断面の最大幅よりも部材の長さが長い棒状の脚部(100)を含み、
    前記脚部は、3つ設けられ、前記3つの脚部が中心部(200)で会って、3つの脚部が一体となり、
    前記3つの脚部は、前記中心部(200)を基準に、3つの上脚部(10)と、3つの下脚部(20)とに分けられ、
    平面において、前記上脚部(10)の間の角、及び前記下脚部(20)の間の角は、120度であり、
    平面において、前記3つの下脚部(20)の間に、前記3つの上脚部(10)がそれぞれ位置し、且つ、平面図上で、いずれか1つの下脚部(20)と隣接する上脚部(10)との角は、60度であり、
    前記上脚部(10)の端部には、水平に形成される第1の端部面(11)と、前記第1の端部面(11)と垂直に形成される第2の端部面(12)とが備えられ、
    前記下脚部(20)の端部には、水平に形成される第1の端部面(21)と、前記第1の端部面(21)と垂直に形成される第2の端部面(22)とが備えられ、前記3つの下脚部(20)を地面に置いたとき、前記第1の端部面(21)が地面に接し、
    前記3つの脚部(100)は、各脚部(100)の外面が中心部(200)で会うことになり、前記中心部(200)では、3つの外面が会うことになり、前記脚部(100)の中央部(30)から、前記第1の端部面(11、21)及び第2の端部面(12、22)が始まる端部面開始部(40)までの断面形状は、正方形であり、
    前記中央部(30)から前記端部面開始部(40)に行くほど、断面積が小さくなり、前記中央部(30)から前記端部面開始部(40)までの傾斜した外面と前記脚部(100)の中心軸がなす傾斜角(A)は、1°≦A≦15°であり、
    前記端部面開始部(40)における断面の一辺の長さ(C)と、前記中央部(30)における断面の一辺の長さ(B)は、0.4B≦C∠Bの関係であり、端部面開始部(40)から中央部(30)間の長さ(L)と、中央部(30)の断面の一辺の長さ(B)は、B≦L≦3Bの関係であることを特徴とする放射型消波ブロック。
  2. 前記第1の端部面(11)と第2の端部面(12)が会う箇所には、端部面取り面13が備えられ、
    前記第1の端部面(21)と第2の端部面(22)が会う箇所には、端部面取り面23が備えられることを特徴とする請求項1に記載の放射型消波ブロック。
  3. 2つの上脚部(10)と1つの下脚部(20)が会う位置にハンチ部(15)を備え、2つの下脚部(20)と1つの上脚部(10)が会う位置にハンチ部(25)を備えることを特徴とする請求項2に記載の放射型消波ブロック。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の消波ブロックを複数据えつける方法であって、
    1つの上脚部(10)と2つの下脚部(20)が地面に触れるように据えつける第1の列(310)と、2つの上脚部(10)と1つの下脚部(20)が地面に触れるように据えつける第2の列(320)とを交互に据えつけ、
    第1の列(310)内において、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れない1つの下脚部(20)が、隣接した消波ブロックの地面に触れない2つの上脚部(10)の間に位置し、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れた1つの下脚部(20)が、隣接した消波ブロックの地面に触れない1つの上脚部(10)の下に位置し、
    第2の列(320)内において、いずれかの消波ブロックの地面に触れない1つの上脚部(10)が、隣接した消波ブロックの地面に触れない2つの下脚部(20)の間に位置し、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れた1つの上脚部(10)が、隣接した消波ブロックの地面に触れない1つの下脚部(20)の下に位置し、
    前記第1の列(310)の消波ブロックの上脚部及び下脚部と、前記第2の列(320)の消波ブロックの上脚部及び下脚部とが互いに交差するように据えつけることを特徴とする消波ブロック据付け方法。
  5. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の消波ブロックを複数据えつける方法であって、
    2つの上脚部(10)と1つの下脚部(20)が地面に触れるように据えつけ、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れない1つの上脚部(10)が、隣接する消波ブロックの地面に触れない2つの下脚部(20)の間に位置し、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れた1つの上脚部(10)が、隣接する消波ブロックの地面に触れない1つの下脚部(20)の下に位置するように据えつけることを特徴とする消波ブロック据付け方法。
  6. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の消波ブロックを複数据えつける方法であって、
    2つの上脚部(10)と1つの下脚部(20)が地面に触れるように据えつける第1の列(410)と、1つの上脚部(10)と2つの下脚部(20)が地面に触れるように据えつける第2の列(420)とを交互に据えつけ、
    第1の列(410)の消波ブロックの地面に触れない1つの上脚部(10)が、第2の列の消波ブロックの地面に触れない上脚部(10)の間に位置し、
    第2の列(420)の消波ブロックの地面に触れない1つの下脚部(20)が、第1の列の消波ブロックの地面に触れない下脚部(20)の間に位置し、
    第1の列(410)内において、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れない1つの上脚部(10)が、隣接した消波ブロックの地面に触れない2つの下脚部(20)の間に位置し、
    第2の列(420)内において、いずれか1つの消波ブロックの地面に触れない1つの下脚部(20)が、隣接した消波ブロックの地面に触れない2つの上脚部(10)の間に位置するように据えつけることを特徴とする消波ブロック据付け方法。
  7. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の消波ブロックを複数据えつける方法であって、
    2つの上脚部(10)と1つの下脚部(20)が地面に触れるように据えつけ、
    いずれか1つの消波ブロックの地面に触れない1つの上脚部(10)が、同じ列で隣接した消波ブロックの地面に触れない2つの下脚部(20)の間、及び隣接する列の消波ブロックの地面に触れない下脚部(20)の間に位置するように据えつけることを特徴とする消波ブロック据付け方法。
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