JP2023516872A - 機械学習に基づく基板画像処理からの膜厚推定 - Google Patents

機械学習に基づく基板画像処理からの膜厚推定 Download PDF

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Abstract

校正用基板の最上層のグラウンドトゥルース厚さ測定値を複数の場所で取得することによって、基板厚さ測定システムに使用するためにニューラルネットワークが訓練され、各場所は、基板上に製造されているダイの画定された位置である。校正用基板の複数のカラー画像が取得され、各カラー画像は、基板上に製造されているダイの領域に対応する。インライン基板イメージャからのダイ領域のカラー画像をダイ領域における最上層の厚さ測定値に変換するように、ニューラルネットワークが訓練される。訓練は、複数のカラー画像とグラウンドトゥルース厚さ測定値とを含む訓練データを用いて実行され、それぞれのカラー画像の各々は、それぞれのカラー画像に関連するダイ領域のグラウンドトゥルース厚さ測定値と対となる。【選択図】図3

Description

本開示は、光計測に関し、例えば、機械学習のアプローチを用いて基板上の層の厚さを検出することに関する。
集積回路は、通常、シリコンウエハに導電層、半導電層、又は絶縁層を順次堆積させることにより基板上に形成される。充填層の除去、又は集積回路製造中のフォトリソグラフィにおける平坦度を向上させるために、基板表面の平坦化が必要となる場合がある。
化学機械研磨(CMP)は、平坦化の方法の一つとして認められている。この平坦化方法では、通常、基板をキャリア又は研磨ヘッドに装着する必要がある。基板の露出面は、通常、回転する研磨パッドに押し当てられる。キャリアヘッドは、基板が研磨パッドに押し付けられるように、基板に制御可能な荷重を付与する。研磨パッドの表面には、通常、研磨スラリが供給される。
研磨前及び研磨後の基板層の厚さを測定するために、例えば、インライン又はスタンドアロンの計測ステーションで、様々な光計測システム、例えば、分光法又は偏光解析法を使用することが可能である。
それと並行して、グラフィックプロセッシングユニット(GPU)及びテンソルプロセッシングユニット(TPU)等のハードウェア資源の進歩により、ディープラーニングアルゴリズムとその応用は飛躍的に向上している。ディープラーニングが発展している分野の1つに、コンピュータビジョンと画像認識がある。このようなコンピュータビジョンのアルゴリズムは、主に画像の分類又はセグメンテーションのために設計されている。
一態様では、基板厚さ測定システムで使用するためにニューラルネットワークを訓練する方法は、校正用基板の最上層のグラウンドトゥルース厚さ測定値を複数の場所で取得することを含み、各場所は、基板上に製造されているダイの画定された位置である。校正用基板の複数のカラー画像が取得され、各カラー画像は、基板上に製造されているダイの領域に対応する。インライン基板イメージャからのダイ領域のカラー画像をダイ領域における最上層の厚さ測定値に変換するように、ニューラルネットワークが訓練される。訓練は、複数のカラー画像とグラウンドトゥルース厚さ測定値とを含む訓練データを用いて実行され、それぞれのカラー画像の各々はそれぞれのカラー画像に関連するダイ領域のグラウンドトゥルース厚さ測定値と対となる。
別の態様では、研磨を制御する方法は、研磨システムのインラインモニタステーションにおいて、第1の基板の第1のカラー画像を取得することと、第2のカラー画像の各々が第1の基板上に製造されているダイの領域に対応するように、ダイマスクを用いて第1のカラー画像を複数の第2のカラー画像に分割することと、1又は複数の場所の厚さ測定値を生成することと、厚さ測定値に基づいて、第1の基板又は後続の第2の基板の研磨パラメータを決定することとを含む。1又は複数の場所のそれぞれの場所の各々は、第1の基板上に製造されているダイのそれぞれの領域に対応する。領域の厚さ測定値を生成するために、校正用基板のダイの複数の第3のカラー画像と校正用基板のグラウンドトゥルース厚さ測定値とを含む訓練データを用いて訓練されたニューラルネットワークを通して、領域に対応する第2のカラー画像が処理され、それぞれの第3のカラー画像の各々は、それぞれの第3のカラー画像に関連するダイ領域のグラウンドトゥルース厚さ測定値と対となる。
実装態様は、以下の潜在的な利点のうちの1又は複数を含み得る。基板上の複数のダイの厚さは、迅速に測定され得る。例えば、インライン計測システムは、スループットに影響を与えることなく、基板のカラー画像に基づいて基板の厚さを決定することができる。推定された厚さは、多変量ランツーラン制御方式で直接使用可能である。
記載のアプローチを用いて、実際の膜厚の5%未満の誤差で厚さ測定値を生成するように、モデルを訓練することができる。厚さ測定値は3つのカラーチャネルを有するカラー画像から抽出できるが、ハイパースペクトルカメラを基板イメージャシステムに追加して、モデルへの高次元の特徴入力を提供することが可能である。これにより、膜スタックのより多くの物理的特性を理解するためのより複雑なモデルの訓練が容易になり得る。
計測システムにおけるディープラーニングは、高い推論速度を持ち、尚且つ基板上の厚さプロファイルの高解像度測定を達成することができる。それにより、計測システムは、高い厚さ精度を持つ、メモリアプリケーションのための高速且つ低コストのプリメトロロジー及びポストメトロロジー測定ツールとなる。
1又は複数の実装態様の詳細は、添付の図面及び以下の説明に記載されている。他の態様、特徴、及び利点は、説明及び図面、ならびに特許請求の範囲から明らかになるであろう。
インライン光測定システムの一例を示す図である。 モデルの訓練に使用される基板の例示的な画像の一例を示す図である。 コンピュータデータストレージシステムの概略図である。 研磨装置のコントローラの一部として用いられるニューラルネットワークを示す図である。 ディープラーニングアプローチを用いて基板上の層の厚さを検出する方法を示すフロー図である。
図面中の同符号は、同種の要素を示す。
CMP処理では、CMPでの研磨速度にばらつきがあるため、ドライ計測システムによる薄膜厚測定が用いられる。このようなドライ計測技法では、膜スタックの光学モデルの変数を収集した測定値に当てはめる分光法又は偏光解析法を用いることが多い。このような測定技法では通常、収集した測定値にモデルが適用可能となるように、センサを基板の測定スポットに正確にアライメントすることが必要である。そのため、基板上の多数のポイントを測定するのに時間がかかり、高解像度の厚さプロファイルを収集することは現実的でない可能性がある。
しかし、機械学習を用いることで、基板上の膜厚を短時間で測定することができるようになり得る。基板上のダイのカラー画像と、他の信頼性の高い計測システムによる関連の厚さ測定値を用いてディープニューラルネットワークを訓練し、入力画像をニューラルネットワークに適用することで、ダイの膜厚を測定することができる。このシステムは、高スループットで経済的な解決策として、例えば、低コストのメモリアプリケーションに使用することができる。この技法は、膜厚推定以外にも、画像分割を用いて基板上の残留物のレベルを分類するのに使用され得る。
図1を参照すると、研磨装置100は、それぞれが基板10を運ぶように構成された1又は複数のキャリアヘッド126と、1又は複数の研磨ステーション106と、キャリアヘッドへの基板のロード及びキャリアヘッドからの基板のアンロードを行う移送ステーションとを含む。各研磨ステーション106は、プラテン120上に支持された研磨パッド130を含む。研磨パッド130は、外側研磨層と、より柔らかいバッキング層とを有する2層研磨パッドであってよい。
キャリアヘッド126は、支持体128から吊り下げられ、研磨ステーション間で移動可能である。幾つかの実装態様では、支持体128はオーバーヘッドトラックであり、各キャリアヘッド126は、各キャリッジ108が研磨ステーション124と移送ステーションとの間で選択的に移動できるように、トラックに装着されたキャリッジ108に結合される。あるいは、幾つかの実装態様では、支持体128は回転可能なカルーセルであり、カルーセルの回転は、キャリアヘッド126を円形経路に沿って同時に移動させる。
研磨装置100の各研磨ステーション106は、研磨パッド130上に研磨スラリ等の研磨液136を分注するためのポートを、例えば、アーム134の端部に含み得る。研磨装置100の各研磨ステーション106は、研磨パッド130を研磨して研磨パッド130を一貫した研磨状態に維持するためのパッド調整装置も含み得る。
各キャリアヘッド126は、研磨パッド130に対して基板10を保持するように動作可能である。各キャリアヘッド126は、それぞれの各基板に関連する研磨パラメータ、例えば、圧力の独立した制御を有し得る。特に、各キャリアヘッド126は、可撓性膜144の下方に基板10を保持するための保持リング142を含み得る。各キャリアヘッド126は、膜によって画定された、複数の独立して制御可能な加圧可能なチャンバ、例えば3つのチャンバ146a~146cを含んでいてよく、これらは、可撓性膜144上の、ひいては基板10上の関連ゾーンに独立して制御可能な圧力を印加し得る。図1では、図示を容易にするために3つのチャンバのみを示したが、1つ又は2つのチャンバ、又は4つ以上のチャンバ、例えば、5つのチャンバが存在し得る。
各キャリアヘッド126は、支持体128から吊り下げられ、キャリアヘッドが軸127を中心に回転できるように、駆動軸154によってキャリアヘッド回転モータ156に接続される。オプションとして、各キャリアヘッド126は、例えば、キャリッジ108をトラック上で駆動することによって、又はカルーセル自体の回転振動によって、横方向に振動し得る。工程において、プラテンはその中心軸を中心に回転し、各キャリアヘッドはその中心軸127を中心に回転し、研磨パッドの上面を横切って横方向に並進する。
プログラマブルコンピュータ等のコントローラ190が各モータに接続され、プラテン120及びキャリアヘッド126の回転速度を独立して制御する。コントローラ190は、中央処理装置(CPU)192、メモリ194、及び支援回路196、例えば、入出力回路、電源、クロック回路、キャッシュ等を含み得る。メモリは、CPU192に接続される。メモリは、非一過性の計算可能な可読媒体であり、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、フロッピーディスク、ハードディスク、又は他の形態のデジタルストレージ等の1又は複数の容易に利用可能なメモリであってよい。更に、単一のコンピュータとして図示したが、コントローラ190は、例えば、独立して動作する複数のプロセッサ及びメモリを含む分散システムであり得る。
研磨装置100はまた、インライン(インシーケンスとも呼ばれる)光計測システム160を含む。インライン光計測システム160のカラー撮像システムは、研磨装置100内に位置決めされるが、研磨工程中には測定を行わず、むしろ測定値は、研磨工程間、例えば、基板が1つの研磨ステーションから別の研磨ステーションに移動されている間、又は研磨前若しくは研磨後、例えば、基板が移送ステーションから研磨ステーションに移動されている間又はその逆の間に収集される。更に、インライン光計測システム160は、基板がカセットから取り出された後且つ基板が研磨ユニットに移動される前、又は基板が洗浄された後且つ基板がカセットに戻される前に基板を測定するために、ファブインターフェースユニット又はファブインターフェースユニットからアクセスできるモジュールに位置決めされ得る。
インライン光計測システム160は、基板10のカラー撮像を提供するセンサアセンブリ161を含む。センサアセンブリ161は、光源162と、光検出器164と、コントローラ190、光源162及び光検出器164との間で信号を送受信するための回路166とを含み得る。
光源162は、白色光を放出するように動作可能であり得る。一実装態様では、放出される白色光は、200~800ナノメートルの波長を有する光を含む。好適な光源は、白色光発光ダイオード(LED)のアレイ、又はキセノンランプ若しくはキセノン水銀ランプである。光源162は、光168を基板10の露出面上に非ゼロの入射角αで方向付けするように配向される。入射角αは、例えば、約30°~75°、例えば、50°であってよい。
光源は、基板10の幅にまたがる実質的に線形の細長い領域を照らすことができる。例えば、光源162は、光源からの光を細長い領域内に広げるための光学系、例えば、ビームエキスパンダを含み得る。代替的に又は追加的に、光源162は、光源の線形アレイを含み得る。光源162自体、及び基板上の照らされる領域は、細長く、基板の表面に平行な長手方向軸を有し得る。
光168の経路に拡散器170を配置する、又は光源162に拡散器を含めることで、光が基板10に到達する前に光を拡散させることができる。
検出器164は、光源162からの光に対して感度のよいカラーカメラである。カメラは、検出器素子のアレイを含む。例えば、カメラは、CCDアレイを含み得る。幾つかの実装態様では、アレイは、一行の検出器素子である。例えば、カメラは、ラインスキャンカメラであってよい。検出器素子の行は、光源162によって照らされる細長い領域の長手方向軸に平行に延在し得る。光源162が発光素子の行を含む場合、検出器素子の行は、光源162の長手方向軸に平行な第1の軸に沿って延在し得る。検出器素子の行は、1024個以上の素子を含み得る。
カメラ164は、適切な集束光学系172で構成され、基板の視野を検出器素子のアレイ上に投影する。視野は、基板10の全幅を見るのに十分な長さ、例えば、150~300mmの長さであってよい。関連する光学系172を含むカメラ164は、個々のピクセルが約0.5mm以下の長さを有する領域に対応するように構成され得る。例えば、視野が約200mmの長さであり、検出器164が1024個の素子を含むと仮定すると、ラインスキャンカメラによって生成される画像は、約0.5mmの長さを有するピクセルを有し得る。画像の長さ解像度を決定するために、視野(FOV)の長さを、FOVが撮像されるピクセルの数で割って、長さ解像度を得ることができる。
カメラ164はまた、ピクセル幅がピクセル長に匹敵するように構成することも可能である。例えば、ラインスキャンカメラの利点は、その非常に速いフレームレートである。フレームレートは、少なくとも5kHzであってよい。フレームレートは、撮像されたエリアが基板10を横切ってスキャンするとき、ピクセル幅がピクセル長に匹敵するような周波数に設定することができ、例えば、約0.3mm以下であってよい。
光源162及び光検出器164は、ステージ180に支持され得る。光検出器164がラインスキャンカメラである場合、光源162及びカメラ164は、撮像されたエリアが基板の長さを横切ってスキャンできるように、基板10に対して相対的に移動可能である。特に、相対運動は、基板10の表面に平行で、ラインスキャンカメラ164の検出器素子の行に垂直な方向であり得る。
幾つかの実装態様では、ステージ182は静止しており、基板の支持体が移動する。例えば、キャリアヘッド126は、例えば、キャリッジ108の運動又はカルーセルの回転振動によって移動することができる、又はファクトリインターフェースユニットにおいて基板を保持するロボットアームは、ラインスキャンカメラ182を越えて基板10を移動させることができる。幾つかの実装態様では、ステージ180は移動可能であるが、キャリアヘッド又はロボットアームは画像取得のために静止したままである。例えば、ステージ180は、線形アクチュエータ182によってレール184に沿って移動可能であり得る。いずれの場合においても、これは、スキャンされるエリアが基板10を横切って移動する際に、光源162及びカメラ164が互いに対して固定位置に留まることを可能にする。
基板を横切って一緒に移動するラインスキャンカメラと光源を有することの考えられる利点は、例えば、従来の2Dカメラと比較して、光源とカメラとの間の相対角度がウエハ全体における異なる位置で一定のままであることである。その結果、視野角の変動に起因するアーチファクトを低減又は除去することができる。更に、従来の2次元カメラにつきものの、画像変換により補正する必要があった透視歪みが、ラインスキャンカメラでは解消される。
センサアセンブリ161は、基板10と光源162と検出器164との間の垂直距離を調整するための機構を含み得る。例えば、センサアセンブリ161は、ステージ180の垂直位置を調整するためのアクチュエータを含み得る。
オプションとして、偏光フィルタ174が光の経路、例えば、基板10と検出器164との間に位置決めされ得る。偏光フィルタ174は、円偏光子(CPL)であってよい。典型的なCPLは、直線偏光子と1/4波長板との組合せである。偏光フィルタ174の偏光軸の適切な配向は、画像のヘイズを低減し、所望の視覚的特徴を鮮明にし得る又は強調し得る。
基板上の最外層が半透明層、例えば誘電体層であると仮定すると、検出器164で検出される光の色は、例えば、基板表面の組成、基板表面の平滑度、及び/又は基板上の1又は複数の層(例えば誘電体層)の異なるインターフェースから反射する光の間の干渉量に依存する。上述のように、光源162及び光検出器164は、それらの動作を制御し、それらの信号を受信するように動作可能なコンピューティングデバイス、例えば、コントローラ190に接続され得る。カラー画像を厚さ測定値に変換するための様々な機能を実行するコンピューティングデバイスは、計測システム160の一部とみなすことができる。
図2Aを参照すると、インライン光計測システム160で収集された基板10の画像202の一例が示されている。インライン光計測システム160は、高解像度カラー画像202、例えば、少なくとも3つのカラーチャネル、例えば、RGBチャネル)を有する少なくとも720×1080ピクセルの画像、例えば、少なくとも2048×2048ピクセルの画像を生成する。任意の特定のピクセルにおける色は、そのピクセルに対応する基板のエリアにおける最上層を含む1又は複数の層の厚さに依存する。
画像202は、1又は複数の領域208に分割され、各領域は、基板上に製造されているダイ206に対応する。領域208を提供する画像の部分は、画像中の所定の領域であり得る、又は領域208を提供する部分は、画像に基づくアルゴリズムにより自動的に決定され得る。
画像中の所定のエリアの一例として、コントローラ190は、領域208ごとに画像中の場所とエリアを識別するダイマスクを記憶することができる。例えば、矩形の領域については、画像中の右上座標と左下座標によってエリアが画定され得る。したがって、マスクは、矩形領域ごとに右上座標及び左下座標の対を含むデータファイルであり得る。領域が矩形でない他の場合は、より複雑な関数が使用され得る。
幾つかの実装態様では、基板の配向及び位置を決定することができ、ダイマスクを画像に対してアライメントすることができる。基板の配向は、ノッチファインダによって、又はカラー画像202の画像処理によって、例えば、画像中のスクライブラインの角度を決定することによって、決定することができる。また、基板位置は、カラー画像202の画像処理によって、例えば、円形の基板エッジを検出した後、その円の中心を決定することによっても決定することができる。
領域208を自動的に決定する一例として、画像処理アルゴリズムが画像202を分析し、スクライブラインを検出することができる。次に画像202が、識別されたスクライブライン間の領域に分割され得る。
初期カラー画像を分割することにより、基板10から個々の領域208の複数のカラー画像204を収集することができる。上述したように、各カラー画像204は、基板上に製造されているダイ206に対応する。収集されたカラー画像は、他の多くの形式、例えばJPEG等が可能であるが、PNG画像としてエクスポートすることが可能である。
カラー画像204は、カラー画像204に示すダイの厚さ測定値を生成するために、画像処理アルゴリズムに供給され得る。画像は、カラー画像に基づいて層厚を推定するために、例えば、教師付きディープラーニングアプローチによって訓練された画像処理アルゴリズムへの入力データとして使用される。教師付きディープラーニングベースのアルゴリズムは、カラー画像と厚さ測定値との間にモデルを確立する。画像処理アルゴリズムは、ディープラーニングベースのアルゴリズムとして、ニューラルネットワークを含み得る。
カラー画像204の各ピクセルの各カラーチャネルの強度値は、画像処理アルゴリズム、例えば、ニューラルネットワークの入力ニューロンに入力される。この入力データに基づいて、カラー画像に対する層厚測定値が計算される。このように、画像処理アルゴリズムへのカラー画像204の入力の結果、推定厚さの出力が得られる。このシステムは、高スループットで経済的な解決策として、例えば、低コストのメモリアプリケーションにおいて使用することができる。厚さの推論とは別に、この技法を使用し、画像分割を用いて、基板上の残留物のレベルを分類することができる。
教師付きディープラーニングアプローチを用いて、画像処理アルゴリズム、例えば、ニューラルネットワークを訓練するために、上述したように、1又は複数の校正用基板からダイの校正画像が取得され得る。すなわち、各校正用基板を、インライン光計測システム160のラインスキャンカメラによってスキャンして初期校正画像を生成することができ、初期校正画像は、校正用基板上の個々の領域の複数のカラー画像に分割され得る。
初期カラー校正画像が収集される前又は後のいずれかにおいて、高精度計測システム、例えば、インライン又はスタンドアロン計測システムを用いて、校正用基板上の複数の場所において、グラウンドトゥルース厚さ測定値が収集される。高精度計測システムは、ドライ光計測システムであってよい。グラウンドトゥルース測定値は、オフラインの反射率計法、偏光解析法、スキャタロメトリ、又はより高度なTEM測定から得ることができるが、他の技法が適している場合もある。このようなシステムは、Nova Measuring Instruments社又はNanometrics社から入手可能である。各場所は、製造されているダイの1つ、すなわち、個々の領域の1つに対応する。
例えば、図2Bを参照すると、各校正用基板上の個々の領域の各々に対して、光計測システム160のインラインセンサでカラー校正画像212が収集される。各カラー校正画像は、校正用基板上の対応するダイに対するグラウンドトゥルース厚さ測定値214と関連付けられる。画像212及び関連するグラウンドトゥルース厚さ測定値214は、データベース220に記憶され得る。例えば、データは、各レコードが校正画像212及びグラウンドトゥルース厚さ測定値214を含むレコード210として記憶され得る。
次に、ディープラーニングベースのアルゴリズム、例えば、ニューラルネットワークが、結合されたデータセット218を用いて訓練される。ドライ計測ツールから測定されたダイの中心に対応する厚さ測定値は、モデルを訓練する間、入力画像のラベルとして使用される。例えば、モデルは、広範囲のポスト厚さを有する基板上の5つのダイから収集された約50,000の画像で訓練され得る。
図3は、研磨装置100のコントローラ190の一部として使用されるニューラルネットワーク320を示す図である。ニューラルネットワーク320は、校正用基板からの入力画像のRGB強度値とグラウンドトゥルース厚さ測定値との回帰分析のために開発されたディープニューラルネットワークであり、基板の領域のカラー画像に基づいて、その領域の層厚を予測するモデルを生成することができる。
ニューラルネットワーク320は、複数の入力ノード322を含む。ニューラルネットワーク320は、入力カラー画像の各ピクセルに関連する各カラーチャネルの入力ノードと、複数の隠れノード324(以下、「中間ノード」とも呼ぶ)と、層厚測定値を生成する出力ノード326とを含み得る。隠れノードの単層を有するニューラルネットワークでは、各隠れノード324は各入力ノード322に結合され得、出力ノード326は各隠れノード320に結合され得る。しかし、実際問題として、画像処理用のニューラルネットワークは、隠れノード324の多くの層を有すると考えられる。
一般に、隠れノード324は、入力ノード322又は隠れノード324が接続される隠れノードの前の層からの値の加重和の非線形関数である値を出力する。
例えば、ノードkと指定された第1の層の隠れノード324の出力は、下記のように表され得る。
tanh(0.5*ak1(I)+ak2(I)+...+akM(I)+b
上記式において、tanhは双曲線正接、akxはk番目の中間ノードと、(M個の入力ノードのうちの)x番目の入力ノードとの間の接続に対する重み、IはM番目の入力ノードでの値である。ただし、tanhの代わりに、正規化線形ユニット(ReLU)関数やその変形等の他の非線形関数を使用することも可能である。
従って、ニューラルネットワーク320は、入力カラー画像の各ピクセルに関連する各カラーチャネルに対する入力ノード322を含み、例えば、J個のピクセルとK個のカラーチャネルがある場合、L=J*Kは入力カラー画像の強度値の数であり、ニューラルネットワーク320は、少なくとも入力ノードN、N...Nを含むことになる。
したがって、入力ノードの数がカラー画像の強度値の数に対応する場合、ノードkと指定された隠れノード324の出力Hは、次のように表され得る。
=tanh(0.5*ak1(I)+ak2(I)+...+akL(IL)+b
測定されたカラー画像Sが列行列(i,i,...,i)で表されると仮定すると、ノードkと指定された中間ノード324の出力は、次のように表され得る。
=tanh(0.5*ak1(V・S)+ak2(V・S)+...+akL(V・S)+b
上記式において、Vは重みの値(v、v,...,v)であり、Vはカラー画像からのL個の強度値のうちx番目の強度値に対する重みである)。
出力ノード326は、隠れノードの出力の加重和である特性値CV、例えば、厚さを生成し得る。例えば、これは次のように表され得る。
CV=C*H+C*H+...+C*H
上記式において、Cはk番目の隠れノードの出力に対する重みである。
しかしながら、ニューラルネットワーク320は、オプションとして、他のデータを受信するための1又は複数の他の入力ノード、例えば、ノード322aを含み得る。この他のデータは、インシトゥモニタシステムによる基板の先行測定からのもの、例えば、基板の処理の早い段階から収集されたピクセル強度値、先行基板の測定からのもの、例えば、別の基板の処理中に収集されたピクセル強度値、研磨システムの別のセンサからのもの、例えば、温度センサによるパッド又は基板の温度の測定値、研磨システムを制御するために使用されるコントローラによって記憶された研磨レシピからのもの、例えば、基板を研磨するために使用するキャリアヘッド圧力又はプラテン回転速度等の研磨パラメータ、コントローラによって追跡される変数からのもの、例えば、パッドを変更してからの基板の数、又は研磨システムの一部ではないセンサからのもの、例えば、計測ステーションによる下地膜の厚さの測定値であってよい。これにより、ニューラルネットワーク320が、層厚測定値の計算において、他の処理変数又は環境変数を考慮することが可能になる。
出力ノード326で生成された厚さ測定値は、プロセス制御モジュール330に供給される。プロセス制御モジュールは、1又は複数の領域の厚さ測定値に基づいて、プロセスパラメータ、例えば、キャリアヘッド圧力、プラテン回転速度等を調整し得る。調整は、基板又は後続の基板に対して実行される研磨プロセスのために実行され得る。
例えば基板測定に使用される前に、ニューラルネットワーク320は構成される必要がある。
構成手順の一部として、コントローラ190は、複数の校正画像を受信し得る。各校正画像は、校正画像の各ピクセルについて、複数の強度値、例えば、各カラーチャネルの強度値を有する。コントローラはまた、各校正画像について、特性値、例えば、厚さを受信する。例えば、カラー校正画像は、1又は複数の校正用基板又は試験基板上に製造されている特定のダイで測定され得る。更に、特定のダイの場所における厚さのグラウンドトゥルース測定は、ドライ計測機器、例えば、接触式プロフィロメータ又はエリプソメータを用いて実行され得る。従って、グラウンドトゥルース厚さ測定値は、基板上の同じダイの場所からのカラー画像と関連付けられ得る。複数のカラー校正画像は、上述したように校正用基板の画像を分割することによって、例えば5~10枚の校正用基板から生成され得る。ニューラルネットワーク320の構成手順として、校正用基板上に作製された各ダイのカラー画像と特性値とを用いて、ニューラルネットワーク320を訓練する。
Vは、カラー画像の1つに対応し、したがって、特性値と関連付けられる。ニューラルネットワーク320がバックプロパゲーションモード等の訓練モードで動作している間、値(v,v,...,v)はそれぞれの入力ノードN,N...Nに供給され、特性値CVは出力ノード326に供給される。これは、各行に対して繰り返され得る。このプロセスにより、上記式1又は式2におけるak1等の値が設定される。
これで、システムの工程準備は完了である。インラインモニタシステム160を用いて、基板からカラー画像が測定される。測定されたカラー画像は、列行列S=(i,i,...,i)によって表すことができ、iはL個の強度値のうちj番目の強度値における強度値を表し、画像が合計n個のピクセルを含み、各ピクセルが3つのカラーチャネルを含むとき、L=3nである。
ニューラルネットワーク320が推論モードで使用されている間、これらの値(S,S,...,S)は、それぞれの入力ノードN,N,...Nに入力として供給される。その結果、ニューラルネットワーク320は、出力ノード326において特性値、例えば、層厚を生成する。
ニューラルネットワーク320のアーキテクチャは、深さと幅が変動し得る。例えば、ニューラルネットワーク320は、単一の列の中間ノード324を有するように示したが、複数の列を含む場合がある。中間ノード324の数は、入力ノード322の数以上であってよい。
上述のように、コントローラ190は、様々なカラー画像を、基板上の異なるダイ(図2参照)に関連付けることができる。各ニューラルネットワーク320の出力は、画像が収集されたときの基板上のセンサの位置に基づいて、ダイの1つに属するものとして分類され得る。これにより、コントローラ190は、各ダイに対して測定値の別個のシーケンスを生成することができる。
幾つかの実装態様では、コントローラ190は、複数の異なる種類のビルディングブロックで構成されるニューラルネットワークモデル構造を有するように構成され得る。例えば、ニューラルネットワークは、そのアーキテクチャにres-block機能を含む残差ニューラルネットワークである。残差ニューラルネットワークは、幾つかの層を飛び越えるために、スキップ接続、又はショートカットを利用し得る。残差ニューラルネットワークは、例えば、ResNetモデルで実装することができる。残差ニューラルネットワークの文脈では、非残差ネットワークはプレーンネットワークと表現されることがある。
幾つかの実装態様では、ニューラルネットワークは、計算中にスタックからの下層の厚さを考慮するように訓練され得、これにより、厚さ測定における下地の変動に起因する誤差が改善され得る。膜スタックにおける下地厚さの変動の影響は、下層の厚さのカラー画像の強度値をモデルへの追加入力として供給し、モデルの性能を向上させることによって緩和させることができる。
計算された厚さ測定値の信頼性は、それらを測定値と比較し、次に計算値と元の測定値との差を求めることによって評価することができる。その後、このディープラーニングモデルは、新たな試験基板をスキャンした直後の推論モードにおいて、厚さの予測に使用され得る。この新たなアプローチにより、システム全体のスループットが向上し、ロットの全ての基板に対して厚さ測定を実行することが可能になる。
図4を参照すると、基板厚さ測定システムで使用するための機械学習技法によって生成された画像処理アルゴリズムの方法である。このような画像処理アルゴリズムは、統合型ラインスキャンカメラ検査システムから収集されたRGB画像を受信し、はるかに高速で膜厚推定を可能にすることができる。約2000の測定点に対する推論時間は、ドライ計測の2時間に対して、約数秒である。
本方法は、コントローラが光検出器164からの個々の画像ラインを2次元カラー画像に組み立てること(500)を含む。コントローラは、各カラーチャネルにおける画像の強度値に対してオフセット及び/又はゲイン調整を適用し得る(510)。各カラーチャネルは、異なるオフセット及び/又はゲインを有し得る。オプションとして、画像は正規化され得る(515)。例えば、測定された画像と標準的な事前定義された画像との間の差が計算され得る。例えば、コントローラは、赤、緑、及び青の各カラーチャネルの背景画像を記憶することができ、背景画像は、各カラーチャネルの測定画像から取り除かれ得る。あるいは、測定された画像を標準的な事前定義された画像で割ることができる。画像は、低周波の空間変動を除去するためにフィルタリングされ得る(530)。幾つかの実装態様では、輝度チャネルを使用してフィルタが生成され、このフィルタは、赤、緑、及び青の画像に適用される。
画像は、標準画像座標フレームに変換され、例えば、スケーリングされ、及び/又は回転され、及び/又は平行移動される(540)。例えば、ダイ中心が画像の中心点にあるように画像を平行移動させることができる、及び/又は、基板のエッジが画像のエッジにあるように画像をスケーリングすることができる、及び/又は、画像のX軸と基板中心と基板配向特徴とを結ぶ半径方向の区分との間に0゜の角度があるように画像を回転させることができる。
基板上の1又は複数の領域が選択され、選択された各領域に対して画像が生成される(550)。これは、上述した技法を用いて実行することができ、例えば、領域は所定の領域であってよい、又は、領域208を提供する部分は、アルゴリズムによって自動的に決定され得る。
画像の各ピクセルについて各カラーチャネルによって提供される強度値は、教師付きディープラーニングで訓練された画像処理アルゴリズムへの入力として使用されると考えられる。画像処理アルゴリズムは、特定の領域に対する層厚測定値を出力する(560)。
測定値の誤差を減らすことを目的に、小型のダイ試験パターン基板を用いて、様々なディープモデルアーキテクチャの訓練と検証を行った。下層の特性を考慮したモデルの方が、誤差が小さかった。更に、1つのツールで収集したデータでモデルを訓練し、それを他のツールからのデータに対する推論に使用することで、ツール間のマッチング検証を事前に実施した。結果は、同じツールからのデータで訓練及び推論した場合と同等であった。
一般に、データを使用して、CMP装置の1又は複数の動作パラメータが制御され得る。動作パラメータは、例えば、プラテン回転速度、基板回転速度、基板の研磨経路、プレートを横切る基板速度、基板に作用する圧力、スラリの組成、スラリの流量、及び基板表面の温度を含む。動作パラメータはリアルタイムで制御でき、更に人手を介することなく自動的に調整することが可能である。
本明細書で使用する基板という用語は、例えば、製品基板(例えば、複数のメモリ又はプロセッサダイを含む)、試験基板、ベア基板、及びゲーティング基板を含み得る。基板は、集積回路製造の様々な段階にあってよく、例えば、基板はベアウエハであってよい、又は1又は複数の堆積層及び/又はパターニングされた層を含み得る。基板という用語は、円形ディスク及び長方形シートを含み得る。
しかし、上記のカラー画像処理技法は、3D垂直NAND(VNAND)フラッシュメモリの文脈で特に有用であり得る。特に、VNANDの製造に使用される層スタックは非常に複雑であるため、現在の計測方法(例えば、Novaスペクトル分析)は、不適切な厚さの領域を検出する際に十分な信頼性で実行できない可能性がある。これに対し、カラー画像処理技法は、この用途において優れた信頼性を有し得る。
本発明の実施形態及び本明細書に記載の全ての機能動作は、デジタル電子回路、又は本明細書に開示された構造的手段及びその構造的等価物を含むコンピュータソフトウェア、ファームウェア、又はハードウェア、又はそれらの組み合わせで実装され得る。本発明の実施形態は、データ処理装置、例えばプログラマブルプロセッサ、コンピュータ、又は複数のプロセッサ又はコンピュータによって実行するため、又はその動作を制御するために、1又は複数のコンピュータプログラム製品、すなわち非一過性機械可読記憶媒体に有形に具現化された1又は複数のコンピュータプログラムとして実装され得る。
相対的な位置決めの用語は、必ずしも重力に関してではなく、システムの構成要素の互いに対する位置決めを示すために使用され、研磨面及び基板は、垂直配向又は幾つかの他の配向で保持され得ることを理解されたい。
多数の実装態様について説明してきた。それにもかかわらず、様々な変更がなされ得ることが理解されるであろう。例えば、
・ラインスキャンカメラではなく、基板全体を撮像するカメラを使用することができる。この場合、基板に対するカメラの移動は必要ない。
・カメラは、基板の全幅よりも狭い範囲をカバーすることができる。この場合、基板全体をスキャンするために、カメラをX-Yステージで支持する等、2つの垂直方向に移動させる必要がある。
・光源は基板全体を照らすことができる。この場合、光源は基板に対して移動する必要はない。
・光検出器は、カラーカメラの代わりに分光計であってよく、そのスペクトルデータをRGB色空間に還元することができる。
・センサアセンブリは、研磨ステーション間又は研磨ステーションと移送ステーションとの間に位置決めされたインラインシステムである必要はない。例えば、センサアセンブリは、移送ステーション内に位置決めされ得る、カセットインターフェースユニットに位置決めされ得る、又はスタンドアロンシステムであってよい。
・均一性解析ステップはオプションである。例えば、閾値変換を適用して生成された画像は、基板の後の処理ステップを調整するためにフィードフォワードプロセスに、又は後続基板の処理ステップを調整するためにフィードバックプロセスに供給することができる。
従って、他の実装態様も特許請求の範囲に含まれる。

Claims (20)

  1. コンピュータプログラム製品で符号化された非一過性コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータプログラム製品は、1又は複数のプロセッサに、
    校正用基板の最上層のグラウンドトゥルース厚さ測定値を複数の場所で取得することであって、各場所は、基板上に製造されているダイの画定された位置である、校正用基板の最上層のグラウンドトゥルース厚さ測定値を複数の場所で取得することと、
    前記校正用基板の複数のカラー画像を取得することであって、各カラー画像は、前記基板上に製造されているダイの領域に対応する、前記校正用基板の複数のカラー画像を取得すること、
    インライン基板イメージャからのダイ領域のカラー画像を前記ダイ領域における前記最上層の厚さ測定値に変換するように、ニューラルネットワークを訓練することと
    を行わせる命令を含み、
    前記ニューラルネットワークを訓練する命令は、前記複数のカラー画像とグラウンドトゥルース厚さ測定値とを含み、それぞれのカラー画像の各々は、前記それぞれのカラー画像に関連する前記ダイ領域のグラウンドトゥルース厚さ測定値と対となる、訓練データを使用する命令を含む、非一過性コンピュータ可読媒体。
  2. 前記複数のカラー画像を取得する命令は、前記インライン基板イメージャから前記校正用基板の缶を受信する命令を含む、請求項1に記載のコンピュータ可読媒体。
  3. 前記複数のカラー画像を取得する命令は、前記校正用基板のカラー画像を受信する命令と、ダイマスクに基づいて前記カラー画像を前記複数のカラー画像に分割する命令とを含む、請求項1に記載のコンピュータ可読媒体。
  4. 複数の校正用基板の最上層のグラウンドトゥルース厚さ測定値を取得する命令と、前記校正用基板の各々の複数のカラー画像を取得する命令とを含む、請求項1に記載のコンピュータ可読媒体。
  5. 前記グラウンドトゥルース厚さ測定値を取得する命令は、光学式プロフィロメータから前記複数の場所の各々における厚さ測定値を受信する命令を含む、請求項1に記載のコンピュータ可読媒体。
  6. 前記校正用基板の下層のグラウンドトゥルース厚さ測定値を前記複数の場所で取得することと、
    前記インライン基板イメージャからのダイ領域のカラー画像を前記下層の厚さ測定値に変換するように、前記ニューラルネットワークを訓練することと
    を行う命令を含む、請求項1に記載のコンピュータ可読媒体。
  7. 前記画定された位置は前記ダイの中心である、請求項1に記載のコンピュータ可読媒体。
  8. 基板の全てのダイから測定値を取得する命令を含む、請求項1に記載のコンピュータ可読媒体。
  9. 化学機械平坦化の前と後の両方において、ロットの全ての基板から測定値を取得する命令を含む、請求項1に記載のコンピュータ可読媒体。
  10. 基板厚さ測定システムで使用するためにニューラルネットワークを訓練する方法であって、
    校正用基板の最上層のグラウンドトゥルース厚さ測定値を複数の場所で取得することであって、各場所は、前記基板上に製造されているダイの画定された位置である、校正用基板の最上層のグラウンドトゥルース厚さ測定値を複数の場所で取得することと、
    前記校正用基板の複数のカラー画像を取得することであって、各カラー画像は、前記基板上に製造されているダイの領域に対応する、前記校正用基板の複数のカラー画像を取得すること、
    インライン基板イメージャからのダイ領域のカラー画像を前記ダイ領域における前記最上層の厚さ測定値に変換するように、ニューラルネットワークを訓練することであって、前記訓練は、前記複数のカラー画像とグラウンドトゥルース厚さ測定値とを含む訓練データを用いて実行され、それぞれのカラー画像の各々は、前記それぞれのカラー画像に関連する前記ダイ領域のグラウンドトゥルース厚さ測定値と対となる、インライン基板イメージャからのダイ領域のカラー画像を前記ダイ領域における前記最上層の厚さ測定値に変換するように、ニューラルネットワークを訓練することと
    を含む方法。
  11. コンピュータプログラム製品であって、1又は複数のプロセッサに、
    研磨システムのインラインモニタステーションから第1の基板の第1のカラー画像を受信することと、
    第2のカラー画像の各々が前記第1の基板上に製造されているダイの領域に対応するように、ダイマスクを用いて前記第1のカラー画像を複数の第2のカラー画像に分割することと、
    1又は複数の場所の厚さ測定値を生成することであって、前記1又は複数の場所のそれぞれの場所の各々は、前記第1の基板上に製造されているダイのそれぞれの領域に対応し、領域の前記厚さ測定値を生成する命令は、校正用基板のダイの複数の第3のカラー画像と前記校正用基板のグラウンドトゥルース厚さ測定値とを含む訓練データを用いて訓練されたニューラルネットワークを通して、前記領域に対応する第2のカラー画像を処理する命令を含み、それぞれの第3のカラー画像の各々は、前記それぞれの第3のカラー画像に関連するダイ領域のグラウンドトゥルース厚さ測定値と対となる、1又は複数の場所の厚さ測定値を生成することと、
    前記厚さ測定値に基づいて、前記第1の基板又は後続の第2の基板の研磨パラメータの値を決定することと
    を行わせる命令で符号化された非一過性コンピュータ可読媒体を含む、コンピュータプログラム製品。
  12. 研磨ステーションで前記第1の基板を研磨した後に、前記第1の基板の前記第1のカラー画像を受信する命令を含む、請求項11に記載のコンピュータプログラム製品。
  13. 前記厚さ測定値に基づいて、前記後続の第2の基板に対する前記研磨ステーションの前記研磨パラメータを決定する命令を含む、請求項12に記載のコンピュータプログラム製品。
  14. 研磨ステーションで前記第1の基板を研磨する前に、前記第1の基板の前記第1のカラー画像を受信する命令を含む、請求項11に記載のコンピュータプログラム製品。
  15. 前記厚さ測定値に基づいて、前記第1の基板に対する前記研磨ステーションの前記研磨パラメータを決定する命令を含む、請求項14に記載のコンピュータプログラム製品。
  16. 前記研磨パラメータは、キャリアヘッドのチャンバ圧力を含む、請求項11に記載のコンピュータプログラム製品。
  17. 研磨装置であって、
    研磨パッドを支持するプラテンと、前記研磨パッドに対して第1の基板を保持するキャリアヘッドとを含む研磨ステーションと、
    前記第1の基板のカラー画像を生成するカラーカメラを有するインライン計測ステーションと、
    制御システムであって、
    研磨システムのインラインモニタステーションから前記第1の基板の第1のカラー画像を受信し、
    第2のカラー画像の各々が前記第1の基板上に製造されているダイの領域に対応するように、ダイマスクを用いて前記第1のカラー画像を複数の第2のカラー画像に分割し、
    1又は複数の場所の厚さ測定値を生成することであって、前記1又は複数の場所のそれぞれの場所の各々は、前記第1の基板上に製造されているダイのそれぞれの領域に対応し、領域の前記厚さ測定値を生成する命令は、校正用基板のダイの複数の第3のカラー画像と前記校正用基板のグラウンドトゥルース厚さ測定値とを含む訓練データを用いて訓練されたニューラルネットワークを通して、前記領域に対応する第2のカラー画像を処理する命令を含み、それぞれの第3のカラー画像の各々は、前記それぞれの第3のカラー画像に関連するダイ領域のグラウンドトゥルース厚さ測定値と対となる、1又は複数の場所の厚さ測定値を生成し、
    前記厚さ測定値に基づいて、前記第1の基板又は後続の第2の基板に対する研磨パラメータの値を決定し、
    前記研磨ステーションに、決定された前記研磨パラメータを用いて前記第1の基板又は前記後続の第2の基板を研磨させる
    ように構成された制御システムと
    を備える装置。
  18. 前記研磨パラメータは、前記キャリアヘッドのチャンバ圧力を含む、請求項17に記載の装置。
  19. 前記制御システムは、研磨ステーションにおける前記第1の基板の研磨後に、前記第1の基板の前記第1のカラー画像を受信するように構成される、請求項17に記載の装置。
  20. 研磨を制御する方法であって、
    研磨システムのインラインモニタステーションにおいて、第1の基板の第1のカラー画像を取得することと、
    第2のカラー画像の各々が前記第1の基板上に製造されているダイの領域に対応するように、ダイマスクを用いて前記第1のカラー画像を複数の第2のカラー画像に分割することと、
    1又は複数の場所の厚さ測定値を生成することであって、前記1又は複数の場所のそれぞれの場所の各々は、前記第1の基板上に製造されているダイのそれぞれの領域に対応し、領域の厚さ測定値を生成することは、校正用基板のダイの複数の第3のカラー画像と前記校正用基板のグラウンドトゥルース厚さ測定値とを含む訓練データを用いて訓練されたニューラルネットワークを通して、前記領域に対応する第2のカラー画像を処理することを含み、それぞれの第3のカラー画像の各々は、前記それぞれの第3のカラー画像に関連するダイ領域のグラウンドトゥルース厚さ測定値と対となる、1又は複数の場所の厚さ測定値を生成することと、
    前記厚さ測定値に基づいて、前記第1の基板又は後続の第2の基板の研磨パラメータの値を決定することと
    を含む方法。
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