JP2023511258A - アームカバー - Google Patents

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Abstract

ゴルフ、釣り、テニス、山登りなどの運動のような野外活動、又は運転に際して、紫外線の遮断及び通風機能と共に、ゴルフ肘又はテニス肘の症状を防止する肘用サポータの機能を備えたアームカバーに関し、使用者が着用時、手首から肘部まで位置する第1の部分と、前記第1の部分に連続して、使用者が着用時、肘部から上腕部まで位置する第2の部分とを含み、前記第1の部分と第2の部分は、円筒状に製織により一体からなり、前記第1の部分と第2の部分には、製織による絞り部が形成され、前記第2の部分の前面には、通気部が設けられることで、ずり下がりの防止機能、クーリング機能、及び肘用サポータの機能を実現することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、通風機能及び肘用サポータの機能を備えたアームカバーに関し、特に、ゴルフ、釣り、テニス、山登りなどの運動のような野外活動、又は運転に際して、紫外線の遮断及び通風機能と共に、ゴルフ肘又はテニス肘の症状を防止する肘用サポータの機能を備えたアームカバーに関する。
一般に、アームカバーは、腕に嵌まり込むものであって、野外作業に際して、紫外線の遮断として用いられるか、働くとき、衣服の袖が汚れるか、損傷しないように、腕部位に着用する。
最近は、運動用アームカバー、作業用アームカバー、及び紫外線遮断のためのクールアームカバーなども発売しており、このようなアームカバーが新たなファッションアイテムとして発展することにつれ、色と材質の多様性はもちろん、デザインと機能性の面でも、様々な種類のアームカバーが作られている。
特に、夏に、ゴルフ、釣り、テニス、山登りなどの野外活動又は日常生活をする場合、紫外線からの皮膚保護のために、長袖の網Tシャツ又はアームカバーを着るか、半袖やノースリーブTシャツを着て、露出した部位に紫外線遮断製品を塗っている。しかし、このようなアームカバーは、ゴルフをするか、日常生活のために腕に着用することになると、腕の揺れでずり下がることになり、紫外線遮断の機能が低下し、使い勝手の悪いという不都合がある。
一方、アームカバーを製造するために、従来は、糸を四角状に編織した後、左右両端を合わせて裁縫することで、円筒状にして着用しているが、このような円筒状のアームカバーは、着用中にずり下がる虞があり、特に、上下両端にゴムのような弾性材質を用いて、手首と腕首部位を絞る状態で着用することになると、一定時間の経過後、手首又は腕首の絞りによる痛みが誘発するという問題もあった。
このような問題を解決するための技術の一例が、下記の特許文献1~3などに開示されている。
例えば、韓国登録実用新案第20-0345292号公報(2004.03.05.登録、特許文献1)には、図1に示しているように、所定の長さに形成され、両端部にそれぞれの開口11、12が形成されたアームカバー10において、前記アームカバーの長さ方向に沿って、前記アームカバーの内面に縫着された少なくとも1つ以上の弾性バンド20と、前記弾性バンドにより、前記アームカバーの長さ方向に沿うアームカバー本体10aにしわ30が形成されることで、着用に際して、ずり下がりを防止し、前記弾性バンドは、前記アームカバーの側端面の周方向に沿って、所定の間隔を置いて、少なくとも1つ以上の縫着されたアームカバーについて開示している。
また、韓国登録実用新案第20-0462579号公報(2012.09.11.登録、特許文献2)には、手を保温し、ゴルフクラブの滑りを防止するための手袋部と、前記手袋部の腕首部と延長線上に一体となって、腕を保温するためのアームカバーブとを含み、前記アームカバーブは、手の保温のために、内側面を外側に折り畳み、前記手袋部の親指に嵌まり込むように、筒孔が形成されたアームカバーを備えるゴルフ手袋について開示している。
更に、韓国登録特許第10-1269727号公報(2013.05.24.登録、特許文献3)には、ニードルシリンダを一方向に回転しながら、ニードルシリンダの外周に設置されたニードル全体を用いて、円筒状の手部を編織する第1の段階と、親指嵌込部の位置と幅に合うように、ニードルシリンダの外周に設定区間を選択した後、該当設定区間分だけ、ニードルシリンダが設定区間の一端から他端に、正逆回転を繰返して、設定区間内のニードルだけで、手部編織済み地点から、親指嵌込部の前方と親指嵌込部の後方を連なって連結編織して、親指の上端部が閉塞した円筒状の親指嵌込部を編織する第2の段階と、ニードルシリンダを一方向に回転しながら、ニードルシリンダの外周に設けられたニードル全体を用いて、親指嵌込部の編織済み地点から、円筒状の腕部を連結編織する第3の段階とを含むアームカバー編織方法について開示している。
韓国登録実用新案第20-0345292号公報 韓国登録実用新案第20-0462579号公報 韓国登録特許第10-1269727号公報
前記特許文献1に開示された技術では、1つ以上の弾性バンドとしわにより、着用に際して、ずり下がりを防止することはできるが、ゴルフ肘又はテニス肘のような症状から、腕を保護するサポータの機能及び通風機能を実現することはできないという問題があった。また、特許文献1では、本体と異なる材質の弾性バンドを適用するので、製造過程が煩雑となり、これによるコストが高くなるという問題もあった。
また、特許文献2では、腕を保温するためのアームカバーブを設けているが、アームカバーの着用に際して、ずり下がりの問題があり、特許文献1のように、ゴルフ肘又はテニス肘の症状を保護するためのサポータの機能及びクーリング機能を実現することができないという問題があった。
更に、特許文献3では、別の裁断加工の過程を介することなく、右側左側の区分をすることなく、親指を貫通して、嵌込可能な親指嵌込部が備えられたアームカバーを設けているが、アームカバーの着用時、ずり下がりの問題があり、特許文献1のように、ゴルフ肘又はテニス肘に対するサポータの機能及びクーリング機能を実現することができないという問題があった。
また、肘保護の機能だけを備えた従来の肘用サポータの場合、通風機能がないので、着用して移動すると、汗がたまってあせもが発生する問題があり、室内で着用すると、息苦しくて暑く感じられるという問題もあった。
本発明の目的は、前記のような問題点を解決するためになされたものであって、ゴルフ、釣り、テニス、山登りなどの野外活動又は運転に際して、紫外線の遮断及び通風機能と共に、ゴルフ肘又はテニス肘の症状を防止及び保護することができるアームカバーを提供することである。
本発明の他の目的は、着用に際して、腕と腕部の接触、すなわち、腕の折れ部で生成される汗の排出を図ることで、クーリング機能を実現することができるアームカバーを提供することである。
本発明の更に他の目的は、複数の通孔が設けられるように、メッシュ状に製織された通気部を設けることで、移動時、腕で生じる熱を発散することができ、着心地を増大することができるアームカバーを提供することである。
また、本発明の他の目的は、無縫製で製織して、耐久性の向上、及び繊維に固有な伸縮性を維持することができるアームカバーを提供することである。
更に、本発明の他の目的は、着用時、ずり下がりを防止することができるアームカバーを提供することである。
また、本発明の他の目的は、ゴルフなどの運動のために着用するとき、腕と手の方向を表示することができるアームカバーを提供することである。
更に、本発明の他の目的は、アームカバーの繰返し使用時、弾性力が失われることを防止することができるアームカバーを提供することである。
前記目的を達成するために、本発明によるアームカバーは、使用者が着用時、手首から肘部まで位置する第1の部分と、前記第1の部分に連続して、使用者が着用時、肘部から上腕部まで位置する第2の部分とを含み、前記第1の部分と第2の部分は、円筒状に製織により一体からなり、前記第1の部分と第2の部分には、製織による絞り部が形成され、前記第2の部分の前面には、通気部が設けられることを特徴とする。
前記通気部は、複数の通孔が設けられるように、メッシュ状に製織され、前記第2の部分の裏面には、前記通気部に対応して、支持部が設けられる。
前記絞り部は、使用者の肘内側部分(内側上顆)、及び肘から手首に連なる骨を取り囲む靭帯部分に弾性力(押下力)を与えるように、肘部に隣接して形成される。
前記絞り部の幅は、前記第1の部分の端部の幅及び前記第2の部分の端部の幅よりも狭く形成される。
前記絞り部の幅は、前記第1の部分の端部の幅の50~80%のサイズに形成される。
前記絞り部は、緯糸方向に製織される。
前記第1の部分の端部は、前記第1の部分と異なる構造で製織される。
前記第1の部分の側面には、方向表示部が形成される。
前記方向表示部は、製織又はプリントにより形成される。
前記絞り部は、前記第1の部分と第2の部分のそれぞれの周囲にわたって、×状及び◇状に多数形成される。
前記第1の部分と第2の部分の前面及び裏面には、前記絞り部が連続した2つの×状に設けられ、前記第1の部分と第2の部分の第1の側面及び第2の側面には、前記絞り部が連続した2つの◇状に設けられる。
前記第1の部分の端部の緯糸又は経糸の弾性は、前記第2の部分の端部の緯糸又は経糸の弾性と異なる。
前記第1の部分又は前記第2の部分は、ナイロン、ポリウレタンナイロン、ポリオレフィン、ポリエステルエーテル、又は、ポリエーテルメチレンジフェニルイソシアネート溶融紡糸繊維で形成され、元の長さよりも伸縮性を有する。
前記第1の部分の端部には、指着用部が設けられる。
前記第1の部分の裏面には、広告表示部が形成される。
前記絞り部は、肘用サポータである。
本発明によると、第1の部分と第2の部分に製織による絞り部を設けることによって、使用者の肘内側部分(内側上顆)、及び肘から手首に連なる骨を取り囲む靭帯部分に弾性力(押下力)を与えて、ゴルフ肘又はテニス肘の症状を防止及び保護する肘用サポータの機能を実現することができる。
また、本発明によると、第2の部分の前面に通気部を設けることによって、着用時、腕と腕部の接触、すなわち、腕の折れ部で生じる汗の排出を図ることで、クーリング機能を実現することができる。
更に、本発明によると、第2の部分の前面に複数の通孔が設けられるように、メッシュ状に製織された通気部を設けることによる、移動時、腕で発生する熱を発散することができ、着心地を増大することができる。
また、本発明によると、絞り部を設けることによって、腕に弾性力を付加して、腕筋肉の力を増大することができる。
一方、本発明によると、第2の部分の裏面に支持部を設けることで、アームカバーの繰返し使用により、第2の部分が伸びて、弾性力が失われることを防止することができる。
また、本発明によると、第1の部分と第2の部分に製織による絞り部を設け、第1の部分と第2の部分の端部に弾性力を付加して、着用に際して、アームカバーのずり下がりを防止することができる。
更に、本発明によると、第1の部分に方向表示部を設けることによって、ゴルフをする場合、ゴルフアドレス姿勢において、手の位置及びグリップの位置を一致させるように提示することができる。
図1は、従来のアームカバー構造の斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施例によるアームカバーの前面図である。 図3は、図2におけるアームカバーの裏面図である。 図4は、図2におけるアームカバーの第1の側面図である。 図5は、図2におけるアームカバーの第2の側面図である。 図6は、本発明によるアームカバーを着用した状態の一例を示す図である。 図7は、本発明によるアームカバーを着用した状態の他の例を示す図である、 図8は、本発明の第2の実施例によるアームカバーの前面図である。 図9は、本発明の第3の実施例によるアームカバーの前面図である。 図10は、本発明の第4の実施例によるアームカバーの前面図である。
本発明の前記及びその他の目的と新規の特徴は、本明細書及び添付の図面により、更に明確になるだろう。
本願で使用する用語である「アームカバー」は、手又は手首部分から肩に向かう上腕部まで嵌まり込んで使用するものであって、肘用サポータの機能を備えたものを意味し、様々な種類の織物を用いて形成される。
また、本発明に適用される用語である「ゴルフ肘」とは、内側上顆炎であって、肘内側の内側上顆に付着している腱を過多に使用して、肘内側から張り出した骨又は腱に炎症が起きて痛みが発生することをいい、「テニス肘」とは、肘から手首に連なる骨を取り囲む靭帯が部分的に破裂するか、炎症が起きることをいう。また、本発明に適用される用語である「通風機能」は、アームカバーの着用時、腕の折れ部で生じる汗の排出を図る機能をいう。
一方、本発明によるアームカバーにおいて、「前面」は、使用者が着用時、手のひらに向かう部分であり、「裏面」は、使用者が着用時、手の甲に向かう部分であり、「第1の側面」は、使用者が着用時、胸に向かう部分であり、「第2の側面」は、前記第1の側面の反対側であって、使用者が着用時、外に向かう部分である。
以下、本発明による第1の実施例を、図2乃至図5により説明する。
図2は、本発明の第1の実施例によるアームカバーの前面図であり、図3は、図2におけるアームカバーの裏面図であり、図4は、図2におけるアームカバーの第1の側面図であり、図5は、図2におけるアームカバーの第2の側面図である。
本発明によるアームカバー100は、図2乃至図5に示しているように、着用時、手首から肘部まで位置する第1の部分110と、前記第1の部分110に連続して、着用時、肘部から上腕部まで位置する第2の部分120とを含み、前記第1の部分110と第2の部分120は、略円筒状で製織により一体からなり、前記第1の部分110と第2の部分120には、製織による絞り部130が形成され、前記第2の部分の前面121には、通気部140が設けられる。
一方、前記第1の部分110と第2の部分120は、本発明によるアームカバー100の構造を説明するために、図2乃至図5に示した状態で、下部及び上部を区画した部分を示すものであって、特定部を定義することではない。また、本発明によるアームカバー100では、前記従来技術でのように、着用時、ずり下がりを防止するために、弾性バンドを適用することではなく、アームカバー100の製造過程において、緯糸方向に製織して、絞り部130を形成する。そこで、前記第1の部分110、第2の部分120、及び絞り部130は、一体に製織される。
前記第1の部分110又は前記第2の部分120は、無縫製で製織され、例えば、ナイロン、ポリウレタンナイロン、ポリオレフィン、ポリエステルエーテル、又は、ポリエーテルメチレンジフェニルイソシアネート溶融紡糸繊維などで形成され、元の長さよりも、例えば2倍程度の伸縮性を持つ材質に設けられる。
また、図2乃至図5に示しているように、前記第1の部分110の下部、すなわち、着用時、使用者の手首付近に位置する部分には、第1の部分の端部115が設けられ、前記第2の部分120の上部、すなわち、着用時、使用者の肩部に向かう位置には、第2の部分の端部116が設けられる。
前記第1の部分の端部115の緯糸又は経糸の弾性は、前記第2の部分の端部116の緯糸又は経糸の弾性と相違して設けられる。例えば、手首部位に位置する第1の部分の端部115は、緯糸が経糸と交錯しながら、緯糸に2つの経糸がずらして製織され、前記第1の部分110、第2の部分120、及び第2の部分の端部116は、1つの緯糸に1つの経糸がずらして製織されることができる。そこで、前記第1の部分の端部115は、前記第1の部分110及び第2の部分120と異なる構造で製織され、上腕部分に位置する第2の部分の端部116の弾性力は、手首部位に位置する第1の部分の端部115の弾性力よりも大きく設けられる。
前記第1の部分の端部115及び第2の部分の端部116は、縁部に予備フレームを設け、折り畳みラインを決めた後、折り畳みラインに沿って、予備フレームを折り畳み、予備フレームの端部に二重ラインが、緯糸により製織されるか、又は適切な方法で接合して形成される。前述したように、本発明によるアームカバーは、無縫製で製織されることによって、耐久性が向上し、且つ、繊維に固有な伸縮性が維持される。
前記絞り部130は、ゴルフ肘又はテニス肘の症状を防止する肘用サポータであって、図2乃至図5に示しているように、着用時、肘部131に隣接して形成され、前記絞り部130の幅は、第1の部分の端部115の幅、及び前記第2の部分の端部116の幅よりも狭く形成される。すなわち、前記絞り部130の幅は、前記第1の部分の端部115の幅の50~80%、望ましくは、約60%に形成される。
そこで、本発明によるアームカバー100の着用時、前記絞り部130は、使用者の肘内側部分(内側上顆)、及び肘から手首に連なる骨を取り囲む靭帯部分に弾性力(押下力)を与えることで、肘の過使用症候群であるゴルフ肘又はテニス肘の症状を防止することができる。すなわち、本発明によるアームカバー100は、通常のアームカバーのような紫外線遮断機能及びずり下がりの防止機能と共に、ゴルフ肘又はテニス肘の症状を防止する肘用サポータの機能を実現することができるようになる。
前記絞り部130は、緯糸方向に製織され、前記第1の部分110と第2の部分120のそれぞれの周囲にわたって、×状及び◇状に多数形成される。すなわち、第1の部分の前面111及び第2の部分の前面121には、図2に示しているように、絞り部130が、使用者の肘内側部分、及び肘から手首に連なる骨を取り囲む靭帯部分に弾性力を与えるように、連続して交差した2つの×状に設けられ、第1の部分の裏面112及び第2の部分の裏面122にも、図3に示しているように、絞り部130が連続して交差した2つの×状に設けられる。そこで、前記第1の部分の第1の側面113及び第2の部分の第1の側面123において、前記絞り部130は、図4に示しているように、連続した2つの◇状に設けられ、前記第1の部分の第2の側面114及び第2の部分の第2の側面124においても、前記絞り部130は、図5に示しているように、連続した2つの◇状に設けられ、2つの◇状が重なる部分では、1つのW状が設けられる。
前述したように、前記絞り部130は、着用時、使用者の肘内側部分、及び肘から手首に向けた下腕の中間の靭帯部分で押下力が極大化するように、図2乃至図5に示しているように、肘部131において、それぞれ、2つの×状及び2つの◇状が交差して設けられる。このような絞り部130を設けることによって、腕筋肉の力を増大させる効果も得られる。また、本発明では、絞り部130に少なくとも2つの×状を設けることで、弾性力を強化して、絞り状態を増大することができる。
前記×状又は◇状は、前記第1の部分110と第2の部分120の製織過程で、緯糸の間隔を密にするか、長さ方向に凹凸状を設けることによって実現される。
また、本発明によるアームカバー100では、図4及び図5に示しているように、絞り部130が、第1の部分の第1の側面113又は第1の部分の第2の側面114に、2つの◇状が連続して設けられることによって、◇状が方向を指示する第1の方向表示部160の機能を備える。
このような第1の方向表示部160は、本発明によるアームカバー100を着用しゴルフをする場合、ゴルフアドレス姿勢で、手の位置及びグリップの位置を一致させるように認知させることができる。
そこで、本発明によるアームカバー100では、第1の部分110及び第2の部分120の製織時に形成された絞り部130が、使用者の肘部でゴルフ肘又はテニス肘の症状を防止することができるだけでなく、ゴルフのような運動で、両手の位置を認識できるようにする方向指示の機能も備えることができる。
また、本発明によるアームカバー100には、図2に示しているように、前記第2の部分の前面121には、通気部140が設けられる。前記通気部140は、図6に示しているように、第2の部分120の製織時、複数の通孔が設けられるように、メッシュ状に製織され、該当通気部140により、通風効果が得られ、着心地を増大することもできる。図6は、本発明によるアームカバーを着用した状態の一例を示す図である。
すなわち、本発明によるアームカバー100の着用時、通気部140により、腕を折り畳む時、腕と腕部の接触、すなわち、腕の折れ部で生じる汗の排出を図ることができる。そこで、前記通気部140によりあせもの発生を防止し、クーリング効果も得られる。一方、前記通気部140は、単なるメッシュ状ではなく、特定のデザイン形状に設けることで、広告の効果も図ることができる。
また、前記通気部140は、図2に示しているように、アームカバー100の弾性力を維持し、且つ、伸ばしを防止するように、互いに間隔を置いて3ヶ所に形成される。すなわち、通気部140の中央部は、絞り部130の×状の下部角部から第2の部分の端部116まで設けられ、通気部140の両側部は、×状の角上部から第2の部分の端部116まで設けられ、また、中央部は、両側部の5~7倍の幅を持つように設けられる。一方、図2における構造では、3ヶ所に通気部140を設ける構造を示しているが、これに限定されず、第2の部分120の全周にわたって設けてもよい。
前述したように、前記第2の部分の前面121に設けられた通気部140は、着用時、日光を受けない部分であり、衣服内に挿入され得る部分に設けられるので、着用時、通気部140により、紫外線などに露出する虞がなくなる。
また、本発明によるアームカバー100には、図3に示しているように、前記第2の部分の裏面122には、支持部150が設けられる。
前記第2の部分の裏面122に設けられた支持部150は、第2の部分の前面121に設けられた通気部140に対応する位置に設けられる。すなわち、支持部150は、3ヶ所に形成された通気部140に対応して、3つに設けられ、中央部は、図3に示しているように、絞り部130の×状の下部角部まで設けられ、支持部150の両側部は、×状の角上部に設けられる。このような支持部150は、図3に示しているように、アームカバー100の製造過程で緯糸方向に製織され、緯糸の間隔を密にして、第2の部分120で突出して設けられる。このように、支持部150を設けることによって、アームカバー100の繰返し使用時、第2の部分120が伸びて、弾性力が失われることを防止することができる。
前述したように、本発明によるアームカバー100では、第1の部分110と第2の部分120に絞り部130を設けることによって、紫外線遮断機能と共に、肘用サポータの機能も実現することができる。
また、第2の部分の前面121に通気部140を設けることによって、通風機能も達成することができる。
一方、絞り部130を◇状に設けることによって、アームカバーの着用時、運動方向、例えば、図7に示しているようなゴルフをする場合、ゴルフアドレス姿勢で手の位置及びグリップの位置を一致させるように、第1の方向表示部160の機能を達成することもできる。図7は、本発明によるアームカバーを着用した状態の他の例を示す図である。
ついで、本発明による第2の実施例を、図8によって説明する。
図8は、本発明の第2の実施例によるアームカバーの前面図である。
本発明による第2の実施例では、図8に示しているように、第1の部分の端部に連続して指着用部170が設けられている。前記指着用部170には、親指が嵌まり込む筒孔が設けられ、該指着用部170も、第1の部分110と第2の部分120の製織と同一工程により製織される。
そこで、本発明の第2の実施例によるアームカバーを着用する場合、絞り部130の機能が手首まで行われて、肘だけでなく、手首部分も保護することができるという効果が得られる。
また、ゴルフなどの運動時、冬季のような寒い気候に、長い腕の運動服上に本発明によるアームカバーを着用すると、スイング及びパットに際して、精密な腕の動きを保証することができ、スイング及びパット過程で、図7に示しているように、ゴルフアドレス姿勢で、手の位置及びグリップの位置を一致させる効果が得られる。
ついで、本発明による第3の実施例を、図9によって説明する。
図9は、本発明の第3の実施例によるアームカバーの前面図である。
本発明による第3の実施例では、図9に示しているように、第1の部分の裏面112に、広告表示部180を設ける。前記広告表示部180を、第1の部分の裏面112に設けることによって、アームカバー100の着用時、広告表示部180が外部に自然に露出するので、広告効果を極大化することができる。
前記広告表示部180は、アームカバーの製織時に設けられるか、製織後、プリントなどの技法により設けられる。また、第3の実施例では、第1の部分の裏面112の下部に設けた構造を示しているが、これに限定されず、第2の部分の前面122に設けてもよい。
ついで、本発明による第4の実施例を、図10によって説明する。
図10は、本発明の第4の実施例によるアームカバーの前面図である。
前述した第1の実施例では、絞り部130に設けられた◇状が、方向を指示する第1の方向表示部160として機能しているが、図7に示しているように、ゴルフのために、アームカバー100を着用する場合、ゴルフアドレス姿勢で、手の位置及びグリップの位置の一致を更に確実に認知するように、矢印のような形状に設けられた第2の方向表示部190を設けることもできる。
前記第2の方向表示部190は、製織又はプリントにより形成され、第1の方向表示部160と異なるカラーで設けてもよい。
以上、本発明者によりなされた発明を、前記実施例によって具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、様々に変更可能であることはもちろんである。
本発明によるアームカバーを用いることによって、ずり下がり防止機能、通風機能、及び肘用サポータの機能を実現することができる。

Claims (16)

  1. 使用者が着用時、手首から肘部まで位置する第1の部分と、
    前記第1の部分に連続して、使用者が着用時、肘部から上腕部まで位置する第2の部分とを含み、
    前記第1の部分と第2の部分は、円筒状に製織により一体からなり、
    前記第1の部分と第2の部分には、製織による絞り部が形成され、
    前記第2の部分の前面には、通気部が設けられることを特徴とするアームカバー。
  2. 前記通気部は、複数の通孔が設けられるように、メッシュ状に製織され、
    前記第2の部分の裏面には、前記通気部に対応して、支持部が設けられることを特徴とする請求項1に記載のアームカバー。
  3. 前記絞り部は、使用者の肘内側部分(内側上顆)、及び肘から手首に連なる骨を取り囲む靭帯部分に弾性力(押下力)を与えるように、肘部に隣接して形成されることを特徴とする請求項2に記載のアームカバー。
  4. 前記絞り部の幅は、前記第1の部分の端部の幅及び前記第2の部分の端部の幅よりも狭く形成されることを特徴とする請求項2に記載のアームカバー。
  5. 前記絞り部の幅は、前記第1の部分の端部の幅の50~80%のサイズに形成されることを特徴とする請求項4に記載のアームカバー。
  6. 前記絞り部は、緯糸方向に製織されることを特徴とする請求項5に記載のアームカバー。
  7. 前記第1の部分の端部は、前記第1の部分と異なる構造で製織されることを特徴とする請求項1に記載のアームカバー。
  8. 前記第1の部分の側面には、方向表示部が形成されることを特徴とする請求項1に記載のアームカバー。
  9. 前記方向表示部は、製織又はプリントにより形成されることを特徴とする請求項8に記載のアームカバー。
  10. 前記絞り部は、前記第1の部分と第2の部分のそれぞれの周囲にわたって、×状及び◇状に多数形成されることを特徴とする請求項1に記載のアームカバー。
  11. 前記第1の部分と第2の部分の前面及び裏面には、前記絞り部が連続した2つの×状に設けられ、
    前記第1の部分と第2の部分の第1の側面及び第2の側面には、前記絞り部が連続した2つの◇状に設けられることを特徴とする請求項10に記載のアームカバー。
  12. 前記第1の部分の端部の緯糸又は経糸の弾性は、前記第2の部分の端部の緯糸又は経糸の弾性と異なることを特徴とする請求項1に記載のアームカバー。
  13. 前記第1の部分又は前記第2の部分は、ナイロン、ポリウレタンナイロン、ポリオレフィン、ポリエステルエーテル、又は、ポリエーテルメチレンジフェニルイソシアネート溶融紡糸繊維で形成され、元の長さよりも伸縮性を有することを特徴とする請求項1に記載のアームカバー。
  14. 前記第1の部分の端部には、指着用部が設けられることを特徴とする請求項1に記載のアームカバー。
  15. 前記第1の部分の裏面には、広告表示部が形成されることを特徴とする請求項1に記載のアームカバー。
  16. 前記絞り部は、肘用サポータであることを特徴とする請求項1に記載のアームカバー。
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