JP3180068U - アームカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、炎天下の太陽光線、紫外線を遮断し、且つ、薄くて軽くて、デザイン、ファッション性に富む織物素材からなるアームカバーを提供することを課題とする。
【解決手段】各辺を右回りで、辺A、B、C、Dとした織物(1)からなり、辺BとDを接合し、巻きロック縫いして筒状体に結合し、前記、巻きロック縫い(2)線上に、筒状体のいずれかの片端から3〜10cmの位置(X)に直径または短径が1〜7cmの円または楕円を形成し、前記円または楕円の外郭が巻きロック縫い(2)され、且つ、筒状体の両端部から1〜5cmの幅(Y)に、伸縮糸(4)が挿入されていることを特徴とするアームカバー。
【選択図】図1

Description

本考案はアームカバーに関する。殊に、日よけ、紫外線(UV)カット性に優れ、軽くてファッション性に富むアームカバーに関する。
従来、各種の作業に携わる作業者が腕に着用するアームカバーが知られている。
これらのアームカバーの例としては、例えば特許文献1の例がある。この事例は、筒状のカバー本体の下端に袖口部が縫着され、カバー本体の腕側端部にゴム紐が縫着されてなるアームカバーであり、使用者の着用感を大きく改善することができると記載されている。しかしながら、このアームカバーは、例えば、食品加工を行う工場の製造ライン等における着用には適するが、炎天下の自動車や自転車の運転、外出、ウォーキング、野外スポーツ等の観戦には不向きである。
また、他の事例として、例えば特許文献2の例がある。この文献2には、着用者の上腕を覆う上腕部と、着用者の肘を覆う肘部と、着用者の前腕を覆う前腕部とを備えるアームカバーであって、前記上腕部、肘部及び前腕部の素材が、弾性経編物であること、前記アームカバーが、前記肘部の両側部に、肘頭に向かって突出する三日月形状の切替え部を有する事、そして着用時に、着用者の少なくとも上腕部及び前腕に、圧が加えられること、を特徴とするアームカバーが記載されている。
しかしながら、特許文献2は、素材全体が弾性経編物からなり、アームカバーは、腕、肘と、全体に圧力がかかり布体が腕、肘に密着している。
実用新案登録第3173031号公報 特開2012−52245号公報
本考案は、炎天下の太陽光線、紫外線を遮断し、且つ、肌触りがよく、薄くて軽くて、デザイン、ファッション性に富む織物素材からなるアームカバーを提供することを課題とする。
本考案は、各辺を右回りで、辺A、B、C、Dとした織物(1)からなり、辺BとDを接合し、接合部を巻きロック縫いして筒状体に結合し、前記、巻きロック縫い(2)線上に、筒状体のいずれかの片端から3〜10cmの位置(X)に直径または短径が1〜7cmの円形または楕円形の指穴(3)を形成し、前記円または楕円の外郭が巻きロック縫いされ、且つ、筒状体の両端部から1〜5cmの幅(Y)に、伸縮糸(4)が挿入されていることを特徴とするアームカバーである。
筒状体の端部から多くとも10cm間隔で、伸縮糸(4)が1本以上、挿入されているのが好ましい。
織物(1)が1重および/または多重織ガーゼ組織からなる織物であることが好ましく、前記多重織ガーゼ組織は、縞模様が形成されており、前記縞模様が、少なくともたて縞、よこ縞または格子縞のいずれかであることが好ましい。
筒状体の両端部から1〜5cmの幅(Y)および織物のたて糸の長さ方向に、10〜100mm、特に20〜50mmの間隔をあけて、挿入する伸縮糸は織物の製織段階で、織物の組織の中に、よこ糸として伸縮糸を打ち込んで製織することが出来る。
本考案のアームカバーは、通気性が良く、軽くて、炎天下の日よけ、UVカット性に優れ、柔らかくて優しい肌触りは、一度使えば手放せない効果がある。特に、従来のアームカバーには見られないデザインが優雅でファッション性に優れる。
本考案の実施例で得られたアームカバーの概略を示す図である。 本考案の実施例で作製に用いた、縫製する前の織物の展開図である。 本考案の実施例に用いたガーゼ織物を示す図である。 本考案の実施例のガーゼ織物の織物組織図である。
本考案のアームカバーは、各辺を右回りで、辺A、B、C、Dとした織物(1)からなり、辺BとDを接合し、巻きロック縫いして筒状体に結合し、前記、巻きロック縫い(2)した線上に、筒状体のいずれかの片端から3〜10cmの位置(X)に直径または短径が1〜7cmの円または楕円を形成し、前記円または楕円の外郭が巻きロック縫い(2)され、且つ、筒状体の両端部から1〜5cmの幅(Y)に、伸縮糸が挿入されていることを特徴とするアームカバーである。
本考案に用いる織物は、図2の展開図に示すように各辺を右回りで、辺A、B、C、Dに裁断し、辺BとDを接合し、巻きロック縫いして筒状体に結合する。
本考案に言う巻きロック縫いとは、生地のカット部の略数ミリメートル程度の縫い代をミシンで巻き回してロック縫いすることを言う。また、別呼称として、メロー加工、メロー縫とも言う。
本考案に言う巻きロック縫いとは、別名飾りミシン縫いともいい、縫合部を、補強と装飾を兼ねて表から巻きロックミシン縫いをする。
本考案では、織物の筒状体のいずれかの片端から3〜10cmの位置(X)に円の場合は直径、楕円の場合は短径が1〜7cmの穴を形成し、穴のカット部を巻きロック縫いする。この穴はアームカバーの手先方向の指止めに利用される。
前記、手先方向の指止めに利用される穴は、親指で止める場合にあっては、1個でもよいが多数本の指で止める場合にあっては、2〜5個設けても良い。
本考案では、織物の筒状体の端部から1〜5cmの幅(Y)に、伸縮糸が挿入されている。
伸縮糸としては、ストレッチ性を保持する糸であれば、何でも良く、特に限定するものではないが好ましくはポリウレタン弾性糸がよい。
織物の筒状体の端部から1〜5cmの幅(Y)に挿入する伸縮糸の挿入密度は、幅1cmあたり、5〜20本、好ましくは、8〜15本とするのが良い。
織物が1重および/または多重織ガーゼ組織からなる織物であるのが良い。
織物が1重および/または多重織ガーゼ組織からなる織物であることが好ましく、前記多重織ガーゼ組織は、縞模様が形成されており、前記縞模様が、少なくともたて縞、よこ縞または格子縞のいずれかであるのが良い。
さらに、織物のたて糸の長さ方向に、10〜100mm、好ましくは10〜80mm、特に20〜50mmの間隔をあけて、よこ糸に伸縮糸が挿入されている形態が望ましい。
前記織物のたて糸の長さ方向に、10〜100mm、好ましくは10〜80mm、特に20〜50mmの間隔をあけて、よこ糸として伸縮糸が挿入されている形態の場合は、織物に伸縮糸の収縮力が部分的に働くので、心地よい着用時の接圧感が得られる。
前記、筒状体の両端部から1〜5cmの幅(Y)に、よこ糸として挿入する伸縮糸の打ち込み本数は、1本以上複数本でもよいが、あまり多く打ち込むと織物の形態、ならびにファッション性に影響がでてくるので、2〜3本とするのが良い。
本考案のアームカバーを構成するガーゼ織物に用いるよこ糸および地たて糸は、綿、レーヨン、麻、ウール、絹、アクリル、ポリエステル、ナイロン、ポリエチレン素材からなる糸が用いられる。これらの素材は、とくに限定されることなく、使用目的用途に応じて、適宜選択が可能であるが、特に、綿、麻、絹およびオーガニックコットンが良い。
(実施例1)
タオル織機を用い、二重ビーム(パイルビーム、グランドビーム)、綜絖(ヘルドともいう)枠数14枚を用い、図4に示す織物組織図に基づいて図3に示すガーゼ織物を織製した。
図3は、平織りで形成された1重織ガーゼ組織と2重織ガーゼ組織で格子縞模様が形成され一体組織で接結織製されている。
図4のたての1〜4の数字は、よこ糸ピック数を示す。よこの1〜14の数字は綜絖枠数を示す。Pはパイル糸、Gはグランド糸を示す。Aは上げる、Sは沈む、を示す。
上記のとおり、織製された織物を、図2に示す展開図に基づいて、裁断し、辺BとDを接合し、巻きロック縫いして筒状体に結合し、前記、巻きロック縫いした線上に、筒状体の片端から5cmの位置に直径が2cmの円形の指穴を形成し、前記円の外郭を巻きロック縫いミシンで巻きロック縫いして筒状体を形成した。
筒状態の両端部から1.5cmの幅中に、織物の製織段階でポリウレタン弾性糸を18本挿入した。
筒状態の端部(前記1.5cmの伸縮糸打ち込み部を除く)から3cmピッチの間隔に2本のポリウレタン弾性糸を挿入した。
通気性が良く、軽くて、炎天下の日よけ、UVカット性に優れ、柔らかくて優しい肌触りは、一度使えば手放せない効果がある。特に、従来のアームカバーには見られないデザインが優雅でファッション性に優れたアームカバーが提供できる。
A:辺A
B:辺B
C:辺C
D:辺D
X:端部から指穴中心までの長さ
Y:伸縮糸挿入部
1:織物
2:巻きロック縫い
3:指穴
4:伸縮糸
5:1重織ガーゼ組織
6:2重織ガーゼ組織

Claims (3)

  1. 各辺を右回りで、辺A、B、C、Dとした織物(1)からなり、辺BとDを接合し、巻きロック縫いして筒状体に結合し、前記、巻きロック縫い(2)線上に、筒状体のいずれかの片端から3〜10cmの位置(X)に直径または短径が1〜7cmの円または楕円を形成し、前記円または楕円の外郭が巻きロック縫い(2)され、且つ、筒状体の両端部から1〜5cmの幅(Y)に、伸縮糸(4)が挿入されていることを特徴とするアームカバー。
  2. 筒状体の端部から多くとも10cm間隔で、伸縮糸(4)が1本以上、挿入されている請求項1に記載のアームカバー。
  3. 織物(1)が1重および/または多重織ガーゼ組織からなる織物であり、前記多重織ガーゼ組織は、縞模様を形成しており、前記縞模様が、少なくともたて縞、よこ縞または格子縞のいずれかである請求項1または2に記載のアームカバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015161054A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 イヅハラ産業株式会社 複合伸縮性織布およびその製造方法
JP2023511258A (ja) * 2020-01-09 2023-03-17 エンリヒ カンパニー,リミテッド アームカバー

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