JP2023511154A - オストミー器具 - Google Patents
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Abstract
オストミー器具(1)が提供され、これは、第1及び第2の壁(10、12)であって、それらの間に老廃物収集空洞(14)を提供するように、それらの周辺部又は近傍で接続される第1及び第2の壁と、第1の壁(10)に設けられるストーマ受容開口部と、ストーマの周囲で患者との接続を提供する接続部材(30)であって、接続構成(40)によって第1の壁(10)に直接又は間接的に接続される接続部材(30)とを含み、この接続構成は、前記ストーマ受容開口部(20)の周囲に延在し、周辺部を有し、かつ(30)接続部材と第1の壁(10)との間に支持を提供する第1の接続構造(50)、及び第1の接続構造(50)の周辺部の外側に配置され、かつ第1の接続構造(50)よりもストーマ受容開口部(20)から離れている第2の接続構造(60)を含む。
Description
本発明は、オストミー器具に関する。
オストミー器具は、周知の医療機器である。一般的に、オストミー器具は、患者のストーマと流体連通して体の老廃物を収集するように配置される収集容積を有している。より詳細には、オストミー器具は、第1の(身体側)壁と第2の壁とを有しており(他の壁があってもよい)、これらは(直接的又は間接的に)互いにその周辺部で接続され、収集容積を形成する。第1の壁はストーマ受容開口部を含み、かつストーマ受容開口部を囲む接続部材に接続されているため、オストミー器具を患者に取り付けることができる。
本発明は、改良されたオストミー器具を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、以下を含むオストミー器具が提供される。
第1の壁及び第2の壁は、それらの周辺部で又は近傍で接続され、それらの間に老廃物収集空洞と、第1の壁に設けられたストーマ受容開口部と、ストーマの周囲で患者への接続を提供し、かつ接続構成によって第1の壁に直接又は間接的に接続される接続部材とを提供し、この接続構成は、ストーマ受容開口部の周囲に延び、かつ周辺部を有し、かつ接続部材と第1の壁との間に支持を提供する第1の接続構造と、第1の接続構造の周辺部の外側に配置され、第1の接続構造よりもストーマ受容開口部からさらに離れた位置に配置される第2の接続構造とを含む。
本発明の態様に関連するさらなる特徴は、添付の請求項に記載されている。
添付の図面を参照して、本発明のいくつかの実施形態が以下に説明される。
図1及び10は、オストミー器具1を示している。オストミー器具1は、第1の壁12及び第2の壁14がそれらの周辺部において又は近傍において接続されて形成されたポーチを含む。第1の壁12と第2の壁14との間には、体の老廃物を収集するための収集容積16が画定されている。
第1の壁12には、ストーマ受容開口部20が設けられている(図2以降に示される例では、ストーマ受容開口部20は略円形である)。ストーマ受容開口部20は、患者のストーマの周囲に適合するサイズを有する。ストーマ受容開口部20のサイズ及び形状は、個々の患者に合うように適応され得ることを理解されたい(また、例えば、患者又は医療専門家が、特定のユーザに合わせてオストミー器具1を調整するように変更可能であってもよい)。
オストミー器具1は接続部材30を含む。接続部材30は、患者への接続を提供する表面34を有する。接続部材30は、ストーマ受容開口部20の周囲に配置されており、それにより表面34は、オストミー器具1を患者に接続し、身体と器具との間をシールする(すなわち、収集容積16からの老廃物の漏れを防ぐ)ように配置されている。表面34は、接続部材30を皮膚に付着させるための親水コロイドを有する。しかしながら、表面34は、例えば、別の接着剤、シリコン表面、磁気接続等の代替機構により患者に接続されてもよい。
接続部材30は、接続構成40によって第1の壁12に直接又は間接的に接続される。接続構成40は、第1の接続構造50及び第2の接続構造60を含む。
図10を詳細に参照すると、オストミー器具1の背面/身体側が示されている。見て分かるように、接続部材30及びストーマ受容開口部20は、第1の壁12の頂部12aに向かって配置されている。
接続構成40の様々な例が図2から図9に示されている。複数の実施形態/図で同じ特徴が示されている場合、特徴には同じ参照番号が与えられ、特徴が完全に同じではないが類似している場合、参照はダッシュ記号(’)を追加した同じものであり、例えば、62は62’になる。特に明記されていない限り、全ての機能は必要に応じて互いに組み合わせられ得る。
いくつかの実施形態では、接続部材30は、ストーマ受容開口部20から半径方向に外側に延びる1つ以上のスリット32を有する(例示の実施形態では、接続部材30は、半径方向に延びる5つのスリット32を有する)。この例では、各スリット32は、接続部材30の外側縁部/周辺部に向かってストーマ受容開口部20から離れるように半径方向に延びている。いくつかの実施形態では、接続部材30は、間隔を空けられかつ互いに離れるように角度付けられた一対のスリット32を有する。一対のスリット32の各々は、各側に向けて、ストーマ受容開口部20の上に(例えば、第1の壁12の頂部12aに向かって)配置される。接続部材30は、必要に応じて、より少ない又はより多くのスリットを有してもよいことを理解されたい。
第1の接続構造50は、ストーマ受容開口部20の周囲に延び、周辺部50aを有する。周辺部50aは、第1の接続構造50の外側縁部を画定する。使用時に、第1の接続構造50は、接続部材30とポーチとの間の支持を提供する。
図示の例では、第1の接続構造50はストーマ受容開口部20の周囲に完全に延在している。したがって、第1の接続構造50の周辺部50aも、ストーマ受容開口部20の周囲に完全に延在している。いくつかの実施形態では、第1の接続構造50は、接続部材に垂直でありかつ実質的に中央にある軸の周りに実質的に対称である。図示の実施形態では、第1の接続構造50の周辺部50aは略円形である。しかしながら、周辺部は、所望の別の形状であってもよい(例えば、三角形、正方形、五角形、又は楕円形であり、これは、例えば、ストーマ受容開口部の上下で平坦になり、側部で広くなっている)。
いくつかの実施形態(図2から図7等)では、第1の接続構造50は、第2の内側周辺部50bを含む(周辺部50aの半径方向内側に位置する)。言い換えれば、第2の周辺部50bは、取り付け具の半径方向内側の範囲を画定する。(第1の/外側)周辺部50a及び第2の周辺部50bは、(詳細は後述されるが、直接又は間接接続のいずれかにより)第1の壁12と接続部材30との間の取り付け具の縁部を画定するリングを画定する。この実施形態では、内側周辺部50bは、ストーマ受容開口部20と一致しておらず、したがって、ストーマ受容開口部20から間隔が空いているか又は遠位にある。いくつかの実施形態では、第1の接続構造50は環状形状を形成する。
別の例(図8A、図8B、図9A、図9B等)では、第1の接続構造50は、(外側)周辺部50aから、ストーマ受容開口部20と一致する内側周辺部50bまで延びている。言い換えれば、周辺部50a及びストーマ受容開口部20は、第1の接続構造50によって覆われる取り付け具の面積を画定する。したがって、第1の接続構造50は、ストーマ受容開口部20を中央にして、(直接又は間接的に)第1の壁12と接続部材30との間に実質的に円形の取り付け具を形成する。
オストミー器具1は、第1の壁12を直接又は間接的に接続部材30に接続する接続構成40を含む。
直接接続は、第1の壁12と接続部材30との間に延びる接続である。いくつかの実施形態では、これは、第1の壁12の材料と接続部材30との間の溶接プロセスを使用して達成され得る。
間接接続では、第1の壁12と接続部材30との間に第2の部材を設けることができる。凸状又は凹状の部材(図示せず)が、接続部材30の背後で、ストーマ受容開口部20の周囲に配置されてもよい(すなわち、第1の壁12と接続部材30との間に挟まれる)。凸状部材は、表面34と患者との間の接続を改善するように、ストーマの周囲の体組織を支持してもよい。このような実施形態では、第1の接続構造50は、最初に、第1の壁12と凸状部材との間に形成され、次に、凸状部材と接続部材30との間に形成されてもよい。言い換えれば、凸状/凹状部材は接続部30に接続され、第1の接続構造は凸状部材を第1の壁に直接接続する。したがって、この接続は第1の壁12と接続部材30との間の間接接続となる。全てのオストミー器具が凸状部材を含むわけではなく、その使用は医療援助を受ける患者に依存することを理解されたい。
間接接続の場合、第1の接続構造50は、第1の壁12と凸状部材との間、及び凸状部材と接続部材30との間に接着剤を用いて形成/提供されてもよい。
第2の接続構造60は、第1の接続構造50の周辺部50aの外側で、第1の接続構造50よりもストーマ受容開口部20から遠い位置に配置される。第2の接続構造60は、第1の壁12の頂部12aに向かって位置している(使用時、これはストーマ受容開口部20の上にある)。第2の接続構造60を含むことによる機能は、収集容積16が老廃物で満たされたときに、ポーチが接続部材30から前方に引き離される影響を減らすことである。第2の接続構造60は、接続部材30と第1の壁12との間に追加の固定を提供する。
いくつかの実施形態(例えば、図2)では、第2の接続構造60は第1の接続構造50に接続される。図2の例では、第2の接続構造60は全体的にストーマ受容開口部20に向かって延在し、第1の接続構造50の周辺部50aに接続されている。
この説明では、ストーマ受容開口部20は基準点として使用されていることを理解されたい。ストーマ受容開口部20は、一般に接続部材30の略中央に配置される(製造後に接続部材30から切り出されてもよい)。したがって、ストーマ受容開口部20への参照は、ストーマ受容開口部が接続部材30内で取る実質的に中央の位置への参照でもあると見なされるべきであることを理解されたい。
第2の接続構造60は、第2の接続構造60の外側縁部を画定する周辺部63を有する。いくつかの実施形態では、第2の接続構造60は、第1の接続構造50の周辺部50aに接続する基部を含み、ストーマ受容開口部20から遠位湾曲端部まで延びている。言い換えれば、第2の接続構造60の周辺部63は、頂部において(すなわち、ストーマ受容開口部20から最も遠く、第1の壁12の頂部12aに向かう)湾曲部を含んでいる。
いくつかの実施形態(例えば、図3Aと図8Aを参照)では、第2の接続構造60は接続部材30の外側縁部まで延びている。言い換えれば、第2の接続構造60の周辺部63は、接続部材30の外側周辺部に実質的に一致するように延びている。
いくつかの実施形態(例えば図3Bを参照)では、第2の接続構造60は、接続部材30の外側縁部から間隔を空けた位置まで延びている。言い換えれば、第2の接続構造60の周辺部63は、接続部材30の外側周辺部から間隔を空けた位置まで実質的に延びている。
いくつかの実施形態では、接続構成40は複数の第2の接続構造60を含む。例えば、図3A、図3B、図8Aは、それぞれの基部で第1の接続構造50の周辺部50aに接続される(互いに隣接した)3つの別々の第2の接続構造60を示している。図4A、図4B、図8Bは、同じように隣接して配置された5つの第2の接続構造60を示しており、それらの基部は第1の接続構造50の周辺部50aに接続されている。
したがって、第2の接続構造60は、それぞれストーマ受容開口部20に対して異なる角度で配置され、全体的にストーマ受容開口部20に向かって延びてもよい。言い換えれば、第2の接続構造60は、第1の接続構造50の周辺部50aと接続部材30の頂部との間で扇形に配置されている。
第2の接続構造60の各々は、周辺50aから異なる距離で延びてもよいことを理解されたい。例えば、図4Aに示されている実施形態は、全てが接続部材30の外側周辺部まで延びている3つの「中央の」第2の接続構造60aと、接続部材30の端から間隔を空けて設けられる2つの「外側の」第2の接続構造60bとを含んでいる。図4Bには第2の接続構造60a、62bの同様の配置が示されている。この場合、3つの中央の第2の接続構造60aは、接続部材30の端から間隔が空けられており、2つの外側の第2の接続構造60bはさらに短い。
したがって、第2の接続構造60の各々は、ストーマ受容開口部20(及び/又は第1の接続構造50の周辺部50a)から複数の半径方向距離/異なる半径方向距離で終端してもよい。
いくつかの実施形態(例えば、図5)では、第2の接続構造60’は第1の接続構造50から離散している。図5の例では、第1の接続構造50(及びその周辺部50a)から離れて独立した単一の第2の接続構造60’がある。
第2の接続構造60’は、第2の接続構造60’の外側縁部を画定する周辺部63’を有する。図示の例では、周辺部63’は連続境界を形成している(この例では実質的に円形である)。言い換えれば、第2の接続構造60’は実質的に円形である。第2の接続構造60’は、楕円形、正方形、又は長方形等の異なる形状であってもよいが、それでも第1の接続構造50からは離れて独立していることを理解されたい。
図6及び図9Aは両方とも2つの第2の接続構造60’を有する接続構成40を示しており、図7は5つの第2の接続構造60’を示している。これらの例では、それぞれの第2の接続構造60’は、次の第2の接続構造60’から離れて隣接している。
どちらの例でも、第2の接続構造60’は、実質的に、第1の壁12の頂部から垂直に下方に延びかつストーマ受容開口部20を通る軸を中心としている。さらなる第2の接続構造60’が両側に位置する。この例では、第2の接続構造60’は中心軸に対して対称であり、すなわち、3つの第2の接続構造60’のグループでは、中心の第2の接続構造60’の両側に1つの第2の接続構造60’が置かれ、5つの第2の接続構造60’のグループでは、中心の第2の接続構造60’の両側に2つが置かれている。
また、第2の接続構造60’は、ストーマ受容開口部20(及び/又は第1の接続構造50の周辺部50a)からの半径方向距離が異なっていてもよいことを理解されたい。例えば、図7は、第1の中央の第2の接続構造60a’がストーマ受容開口部20(及び周辺部50a)から第1の(半径方向)距離に配置されていることを示している。中間の第2の接続構造60b’は2つあり、第1の第2の接続構造60a’の両側に位置し、ストーマ受容開口部20から第2の短い距離(すなわち、第2の半径距離)に位置する。さらに、外側の第2の接続構造60c’は2つあり、中間の第2の接続構造60b’の両側に位置し、ストーマ受容開口部20から第3の短い距離(すなわち、第3の半径距離)に位置する。
また、複数の第2の接続構造60,62’がある実施形態では、両方のタイプの第2の接続構造60,62’が含まれてもよいことを理解されたい。言い換えれば、第1の接続構造50に接続する第2の接続構造60は、第1の接続構造50から離散した第2の接続構造60’と混合されてもよい。
接続部材30が1つ以上のスリット32を含むいくつかの実施形態(図面に示されているもの等)では、各スリット32は、ストーマ受容開口部20からの半径方向距離を画定する半径方向に最も内側の端部を有する。第1の接続構造50の周辺部50aは、この半径方向距離か、又はストーマ受容開口部20からのより小さな半径方向の距離のいずれかに配置される。言い換えれば、第1の接続構造50は、スリット32の半径方向に最も内側の端部内に位置している。
第2の接続構造60は、実質的に同じ半径方向距離にあるか、又は(複数の)スリット32の最も内側の端によって画定される位置よりも大きな半径方向位置のいずれかにある。
いくつかの実施形態では、(上述のように)第1の接続構造50が間接的に設けられていたとしても、第2の接続構造60は接続部材30と第1の壁12との間に直接接続として設けられてもよい。
第2の接続構造60,62’を有する利点は、第1の壁12(詳細には、第1の壁12の頂部12a)と(既存の支持が以前に提供された場所の上にある)接続部材30との間に追加の支持を提供できることを意味する。以前は、使用中に収集容積16が満たされると、底部における引張荷重により、オストミー器具1の頂部が前にたるんでいた。(複数の)第2の接続構造60,60’によって提供される(複数の)追加の接続は、第1の壁12がより高い位置で接続部材30に取り付けられているため、ポーチのたるみを防止及び/又は減少させ、したがって、第1の壁12が接続部材30(及び器具1が取り付けられている身体)から前方に引き離されることを防止する。
本明細書及び特許請求の範囲において使用される場合、「含む」及び「備える」及びそれらの変形の用語は、指定される特徴、ステップ又は整数が含まれることを意味する。用語は、他の特徴、ステップ又は構成要素の存在を除外するように解釈されるべきではない。
上述の説明、又は以下の特許請求の範囲、又は添付の図面に開示され、それらの特定の形態で、又は開示される機能を実行するための手段として、又は開示される結果を達成するための方法若しくはプロセスとして表される特徴は、適宜、別々に、又はそのような特徴の任意の組み合わせで、その多様な形態で本発明を実現するために利用し得る。
本発明の特定の例示的な実施形態を説明したが、添付の特許請求の範囲はこれらの実施形態のみに限定されることを意図していない。請求項は、文字通り、意図的に、及び/又は均等物を包含するように解釈されるべきである。
Claims (20)
- 第1及び第2の壁であって、それらの間に老廃物収集空洞を提供するように、それらの周辺部において又は周辺部の近傍において接続される第1及び第2の壁と、
前記第1の壁に設けられるストーマ受容開口部と、
ストーマの周囲で患者との接続を提供する接続部材であって、接続構成によって前記第1の壁に直接又は間接的に接続される接続部材と
を含み、
前記接続構成は、
前記ストーマ受容開口部の周囲に延在し、かつ周辺部を有し、かつ前記接続部材と前記第1の壁との間に支持を提供する第1の接続構造、及び
前記第1の接続構造の前記周辺部の外側に配置され、かつ前記第1の接続構造よりも前記ストーマ受容開口部から離れている第2の接続構造
を含む、オストミー器具。 - 前記第2の接続構造は、使用時に前記ストーマ受容開口部の上に位置する、請求項1に記載のオストミー器具。
- 前記第2の接続構造は、前記第1の接続構造から離散している、請求項1又は2に記載のオストミー器具。
- 前記第2の接続構造は、実質的に円形である、請求項3に記載のオストミー器具。
- 前記第2の接続構造は、前記第1の接続構造に接続される、請求項1又は2に記載のオストミー器具。
- 前記第2の接続構造は、全体的に前記ストーマ受容開口部に向かって延び、かつ前記第1の接続ゾーンの前記周辺部に接続される、請求項5に記載のオストミー器具。
- 前記第2の接続構造は、前記第1の接続構造から遠位に位置する湾曲端部を含む、請求項5又は6に記載のオストミー器具。
- 前記第2の接続構造の取り付けゾーンは、前記接続部材の縁部まで延びるか、又は前記接続部材の縁部から間隔を空けた位置まで延びる、請求項1~7のいずれか1項に記載のオストミー器具。
- 複数の第2接続構造がある、請求項1~8のいずれか1項に記載のオストミー器具。
- 前記第2の接続構造の各々は、前記第1の接続構造から離散しているか、又は前記第1の接続構造に接続されている、請求項9に記載のオストミー器具。
- 互いに間隔を空けて設けられる2~5個の第2の接続構造がある、請求項9又は10に記載のオストミー器具。
- 前記接続部材は、前記ストーマ受容開口部に対して半径方向に外側に延びる1つ以上のスリットを有する、請求項1~11のいずれか1項に記載のオストミー器具。
- 前記接続部材は、一対のスリットを有し、前記一対のスリットは間隔を空けて設けられ、かつ前記第1の壁の上部に向かって、前記ストーマ受容開口部の上で互いに離れるように角度付けられており、
前記第2の接続構造は、前記一対のスリットの間に位置する、請求項12に記載のオストミー器具。 - 各スリットは、前記ストーマ受容開口部の中心から半径方向距離に間隔を空けて設けられる半径方向に最も内側の端部を有し、前記第1の接続構造の前記周辺部は、これに配置されるか、又は前記ストーマ受容開口部の中心からより小さい半径方向の距離に配置される、請求項12又は13に記載のオストミー器具。
- 前記第1の接続構造は、前記ストーマ受容開口部の周囲に完全に延在する、請求項1~14のいずれか1項に記載のオストミー器具。
- 前記第1の接続構造は、第2の内側の周辺部を有し、前記第2の内側の周辺部は、前記ストーマ受容開口部と一致するか、又は前記ストーマ受容開口部から半径方向に外側に離れて設けられる、請求項14に記載のオストミー器具。
- 前記第1の接続構造は、使用時に前記ストーマ受容開口部を通って実質的に垂直に延びる中央線の周りに実質的に対称である、請求項1~16のいずれか1項に記載のオストミー器具。
- 前記第1の接続構造は、実質的に円形又は環状である、請求項1~17のいずれか1項に記載のオストミー器具。
- 前記第1の壁と前記接続部材との間に位置し、かつ前記接続部材に接続される凸状又は凹状の支持部材をさらに含み、
前記第1の接続構造は、前記凸状の部材を前記第1の壁に直接接続する、請求項1~18のいずれか1項に記載のオストミー器具。 - 前記第2の接続構造は、前記第1の壁と前記接続部材との間の直接接続を提供する、請求項1~19のいずれか1項に記載のオストミー器具。
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