本発明の実施例は通信分野に関し、特に、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法及び通信機器に関する。
ニューラジオ(New Radio,NR)システムにおいて、ダウンリンクデータパケットの伝送について、ユーザは受信状況に応じて、アップリンクリソース上でフィードバック情報、即ちHARQ-ACK情報をフィードバックすることで該ダウンリンクデータパケットの伝送が成功したか否かを制御ノードに通知することができる。サイドリンク(sidelink)上のデータ伝送の信頼度とリソース利用率を高めるために、sidelink技術には、sidelinkはユーザがsidelinkデータを受信したことを受信すると、物理サイドリンクフィードバック情報、即ちsidelink HARQ-ACK情報をフィードバックすることでsidelink伝送が成功したか否かを指示するフィードバック機構も導入されている。
一シナリオでは、PSFCHリソースブロック(Resource Block,RB)、及び物理サイドリンクフィードバックチャネル(Physical Sidelink Feedback Channel,PSFCH)と物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel,PUCCH)との間の時間間隔Y2に基づいて、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する。例えば、Y2=0-15スロット(slot)であり、リソースプール(resource pool)内に複数のPSFCHリソースブロック(Resource Block,RB)、例えば1-275個のRBが存在する。
この場合、Y2及びPSFCH RBに基づいて物理サイドリンクフィードバック情報を決定すると、オーバーヘッドが過大になっていまう。
本発明の実施例は、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減するために、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法及び通信機器を提供する。
第1側面において、通信機器によって実行される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法であって、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するステップを含み、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法を提供する。
第2側面において、通信機器によって実行される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法であって、第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するステップを含む、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法を提供する。
第3側面において、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するための処理モジュールを備え、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である、通信機器を提供する。
第4側面において、第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するための決定モジュールを備える、通信機器を提供する。
第5側面において、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能なコンピュータプログラムとを備え、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されると、第1側面又は第2側面に記載の物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法のステップが実現される、通信機器を提供する。
第6側面において、コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、第1側面及び第2側面に記載の物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法のステップが実現される、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法及び通信機器は、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定し、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。それによって、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減することができる。
本発明の一実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法の模式的フローチャートである。
本発明の別の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法の模式的フローチャートである。
本発明の別の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法の模式的フローチャートである。
本発明の別の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法の模式的フローチャートである。
目標サイドリンクチャネル伝送リソースの一例示図を示す。
目標サイドリンクチャネル伝送リソースの一例示図を示す。
目標サイドリンクチャネル伝送リソースの一例示図を示す。
本発明の別の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法の模式的フローチャートである。
本発明の別の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法の模式的フローチャートである。
本発明の別の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法の模式的フローチャートである。
本発明の別の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法の模式的フローチャートである。
本発明の一実施例に係る通信機器の構造模式図である。
本発明の別の実施例に係る通信機器の構造模式図である。
本発明の一実施例の端末機器のブロック図である。
本発明の一実施例のネットワーク機器の構造図である。
本明細書で説明された図面は本願をさらに理解させ、本願の一部を構成するためのものであり、本願の例示的実施例及びその説明は本願を解釈するためのものであり、本願を不適切に限定する意図がない。
本願の目的、技術的解決手段及び利点をより明らかにするために、以下に本願の具体的な実施例及び対応する図面を参照しながら本願の技術的解決手段を明確に、完全に説明する。当然ながら、説明される実施例は本願の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。本願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく、得られた他の全ての実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。本明細書の各実施例における「及び/又は」は前後の両者のうちの少なくとも1つを表す。
本発明の実施例において、端末機器は、モバイル局(Mobile Station,MS)、モバイル端末(Mobile Terminal)、携帯電話(Mobile Telephone)、ユーザ機器(User Equipment,UE)、ハンドセット(handset)及びポータブル機器(portable equipment)、車両(vehicle)等を含んでもよいが、これらに限らない。該端末機器は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network,RAN)によって1つ又は複数のコアネットワークと通信可能であり、端末機器は、例えば、携帯電話(又は「セルラ」電話と呼ばれ)、無線通信機能を有するコンピュータ等であってもよく、端末機器は携帯型、ポータブル型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵の又は車載のモバイル装置であってもよい。
本発明の実施例において、ネットワーク機器は無線アクセスネットワークに配置された、端末機器に無線通信機能を提供するための装置である。前記ネットワーク機器は基地局であってもよく、前記基地局は様々なタイプのマクロ基地局、マイクロ基地局、中継局、アクセスポイント等を含んでもよい。異なる無線アクセス技術を用いたシステムにおいて、基地局機能を有する機器の名称が異なる可能性がある。例えば、LTEネットワークにおいて進化型ノードB(Evolved NodeB,eNB又はeNodeB)と呼ばれ、第3世代(3rd Generation,3G)ネットワークにおいてノードB(Node B)と呼ばれ、又はアドバンスド通信システムにおいてネットワーク機器と呼ばれる、等であるが、用語は限定を意図したものではない。基地局はLTE基地局又はNR基地局であってもよく、sidelinkはLTE sidelink又はNR sidelinkであってもよく、LTE基地局はLTE sidelink及び/又はNR sidelinkをスケジューリングすることができ、NR基地局もLTE sidelink及び/又はNR sidelinkをスケジューリングすることができる。
<実施例1>
図1に示すように、本発明の一実施例は、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法100を提供する。該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器を含む通信機器によって実行可能であり、つまり、該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器に実装されたソフトウェア又はハードウェアによって実行可能であり、該方法は、
目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するステップS102を含む。
前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔K1’に基づいて決定され、前記第1時間間隔K1’は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。通信機器は設定によってK1’を取得するか又は他の方法によってK1’を取得することができる。
一実現形態では、目標アップリンクチャネルに関連付けられた複数の目標サイドリンクチャネル伝送リソースはセットを構成し、目標サイドリンクチャネル伝送リソースのセットに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定する。複数のK1’でセット{K1’}を構成し、目標サイドリンクチャネル伝送リソースのセットは{K1’}に基づいて決定される。本発明の実施例において、前記リソースは実際に伝送に使用されるリソースであってもよいし、候補のリソースであってもよく、つまり、実際に送受信に使用されるリソースであるか否かに関わらず、本実施例に記載のリソースとすることができる。
一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネルは、物理サイドリンク共有チャネル(Physical Sidelink Shared Channel,PSSCH)及び/又は物理サイドリンク制御チャネル(Physical Sidelink Control Channel,PSCCH)を含み、一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、PSSCH伝送時機(occasion)及び/又はPSCCH occasionであってもよい。
該ステップS102は、端末機器及び/又はネットワーク機器を含む通信機器によって実行され、これによって、目標物理サイドリンクフィードバック情報について、端末機器とネットワーク機器の理解が一致することを保証できる。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定し、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。それによって、リソースプール内の複数のRBではなく、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定することができ、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
<実施例2>
図2に示すように、本発明の一実施例は、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法200を提供する。該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器を含む通信機器によって実行可能であり、つまり、該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器に実装されたソフトウェア又はハードウェアによって実行可能であり、該方法は、
目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するステップS202を含む。
該ステップS202は、図1の実施例のステップS102と同じ又は類似の説明を含んでもよく、ここでは詳細な説明を省略する。その上で、前記第1時間間隔K1’は第2時間間隔Y2に基づいて決定される。
Y2は前記目標PSFCHと前記目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔であり、1つのY2は1つ又は複数のK1’に対応し得る。一実現形態では、複数のY2でY2のセット{Y2}を構成してもよく、{K1’}は{Y2}に基づいて決定されてもよい。
一実現形態では、本実施例に記載の通信機器が端末機器である場合、端末機器はネットワーク機器からY2を取得してもよいし、事前の設定や、他のユーザによる指示、プロトコル定義等の方法でY2を取得してもよい。本実施例に記載の通信機器がネットワーク機器である場合、ネットワーク機器によりY2を設定してもよい。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定し、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。それによって、リソースプール内の複数のRBではなく、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定することができ、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
また、本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法では、前記第1時間間隔は第2時間間隔に基づいて決定され、前記第2時間間隔は前記目標PSFCHと前記目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。それによって、取得された目標PSFCHと前記目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔に基づいて第1時間間隔を決定することができ、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドをさらに低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げる。
<実施例3>
図3に示すように、本発明の一実施例は、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法300を提供する。該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器を含む通信機器によって実行可能であり、つまり、該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器に実装されたソフトウェア又はハードウェアによって実行可能であり、該方法は、
目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するステップS302を含む。
前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースはK1’に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。前記K1’はY2に基づいて決定され、前記Y2は前記目標物理サイドリンクフィードバックチャネルPSFCHと前記目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。
一実現形態では、前記Y2に対応する位置にPSFCHが存在しない場合、前記Y2に対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースが前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに属さず、つまり、前記Y2に対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースが前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースのセットに属さない。具体的には、前記Y2に対応する位置にPSFCHが存在しない場合、該Y2に基づいて導出されたK1’に対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソース、例えば、PSSCH及び/又はPSCCH occasionが前記目標サイドリンクチャネルの伝送リソースに属さず、当然、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースのセットにも属さない。
一実現形態では、前記Y2に対応する位置にPSFCHが存在しない場合、前記Y2に対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースが前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに属し、つまり、前記Y2に対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースが前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースのセットに属する。具体的には、前記Y2に対応する位置にPSFCHが存在しない場合、Y2は仮想PSFCHに対応すると見なされ得、該Y2に基づいて導出されたK1’に対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソース、例えば、PSSCH及び/又はPSCCH occasionが前記目標サイドリンクチャネルの伝送リソースに属し、当然、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースのセットにも属する。一実現形態では、この場合、1つの実現形態としては、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応する1つ又は複数の目標物理サイドリンクフィードバック情報ビットが全て否定応答NACKに設定されるか、又は全て確認応答情報ACKに設定され得る。
例えば、{Y2}={1,8}、K=3、且つN=4であると仮定し、Y2=8の位置にPSFCHが存在するがY2=1の位置にPSFCHがなく、この場合{K1’}={4,5,6,7,11,12,13,14}となり、n-{4,5,6,7,11,12,13,14}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定し、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。それによって、リソースプール内の複数のRBではなく、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定することができ、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法では、前記第2時間間隔に対応する位置にPSFCHが存在しない場合、前記第2時間間隔に対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースが前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに属するか、又は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに属さない。それによって、目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定することができる。それによって、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げる。
<実施例4>
図4に示すように、本発明の一実施例は、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法400を提供する。該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器を含む通信機器によって実行可能であり、つまり、該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器に実装されたソフトウェア又はハードウェアによって実行可能であり、該方法は、
目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するステップS402を含む。
該ステップS402は、図1~3の実施例のステップS102、S202、S302と同じ又は類似の説明を含んでもよく、ここでは詳細な説明を省略する。その上で、前記第1時間間隔K1’は第2時間間隔Y2に基づいて決定されるステップは、前記Y2、及び前記目標サイドリンクチャネルとPSFCHとの間の第3時間間隔に基づいて、前記第1時間間隔K1’を決定するステップを含んでもよい。
一実現形態では、前記第3時間間隔は、前記目標サイドリンクチャネルとPSFCHとの間の最小時間間隔K、及び前記PSFCHの周期Nのうちの少なくとも1つに基づいて決定される。NはPSFCH周期であり、つまり、N個の時間間隔ごとにPSFCHリソースが発生する。或いはPSFCHの時間領域密度とも呼ばれる。1つの一般的な実施形態としたは、N個のPSSCHもPSFCHに関連し得る。
具体的に、1つのPSFCHはN個のPSSCHに対応し得、それぞれK、K+1、K+2…K+N-1に対応し、即ち、前記第3時間間隔はK及びNに基づいて決定される。PSSCHが1つのみであり、且つPSSCHとPSFCHとの間の間隔がちょうど最小値Kである場合は、N=1の場合として理解してもよい。しかし、N個のPSSCHのうち、Kに対応するPSSCHのみが送信される場合、前記第3時間間隔はKに基づいて決定される。
一実現形態では、前記Y2、及び前記目標サイドリンクチャネルとPSFCHとの間の第3時間間隔に基づいて、前記K1’を決定するステップは、前記Y2と前記第3時間間隔との合計を前記K1’として決定するステップ、又は、前記Y2と拡大もしくは縮小した前記第3時間間隔との合計を前記K1’として決定するステップ、又は、前記第3時間間隔と拡大もしくは縮小した前記Y2との合計を前記K1’として決定するステップ、を含む。該ステップにおける拡大もしくは縮小とは、SCSの相違に応じて行われるSCS変換である。
具体的には、一実現形態では、前記Y2と前記第3時間間隔との合計を前記K1’として決定するステップは、
K1’=目標PSFCHと目標PUCCHとの間の間隔(PSFCH-PUCCH gap)+目標PSSCHと目標PSFCHとの間の間隔(PSSCH-PSFCH gap)=Y2+{K,K+1,…,K+N-1}を含んでもよい。
式中、Y2は{Y2}内の要素であり、{Y2}の値をトラバースして{K1’}を導出することができる。{K1’}は、Y2をそれぞれK,K+1,…,K+N-1と加算した和からなるセット、即ち、{Y2+{K,K+1,…,K+N-1}}である。一実現形態では、各K1に対応するPSSCH occasionは1 HARQ-ACK bitに対応する。
一実現形態では、時間間隔はスロット間隔であってもよい。例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionとPUCCHとの間の間隔はY2であり、それに対応するPSSCH occasionはm-K,m-K-1,…,m-K-N+1に位置し、したがって、PSSCH occasionとPUCCHの間隔{K1’}は{Y2+K,Y2+K+1,…,Y2+K+N-1}である。一実現形態では、{K1’}内に重複するK1’値が存在する場合、重複排除をすることができ、さらに選択的に、重複排除をした後の{K1’}に基づいてフィードバック情報を決定する。
スロット間隔は物理スロット間隔及び/又は論理スロット間隔であってもよい。例えば、一実施形態において、Y2は物理スロット間隔であり、Nは論理スロット間隔であり、したがって、上記m-K,m-K-1,…,m-K-N+1は論理スロットであり、m-K,m-K-1,…,m-K-N+1は、mから論理スロットに対応する時間長に対応する時間位置がずれていることを表している。即ち、K及びNに基づいて算出された第3時間間隔を物理スロット間隔に変換してから、Y2と和を求めることができる。つまり、上記式中の{K,K+1,…,K+N-1}を物理スロット間隔に変換してから、Y2と和を求めることができる。例えば、一実施形態において、Y2はUL SCSにより定義されるが、K及びNはSL SCSを使用しており、この場合、これらを統一的なSCSに変換し、例えば、全てUL SCS又はSL SCS又は1つの参照SCS(例えば、SL SCS及びUL SCSのうち値の大きいもの、例えば、予め設定されたSCS値)に変換してから、和を求めることができる。本発明の実施例では、主としてY2はUL SCSにより定義され、K及びNはSL SCSにより定義される場合を例とするが、他の可能なシナリオへの適用は除外されない。
一実現形態では、前記第3時間間隔と拡大もしくは縮小した前記Y2との合計を前記K1’として決定するステップは以下を含んでもよい。K1’はSL SCSにより計算することができ、K1’=PSFCH-PUCCH gap+PSSCH-PSFCH gap=floor(Y2/A)+{K,K+1,…,K+N-1}であり、式中、Y2は{Y2}内の要素であり、{Y2}の値をトラバースして{K1’}を導出することができ、floor関数は切り下げを表す。1<A<Mの場合、Y2を縮小処理する。
一実現形態では、時間間隔はスロット間隔であってもよい。例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionに対応するPSSCH occasionは、m-K,m-K-1,…,m-K-N+1に位置し、したがって、これらのPSSCH occasionとPUCCHの間隔は{floor(Y2/A)+K,floor(Y2/A)+K+1,…,floor(Y2/A)+K+N-1}である。一実現形態では、{K1’}内に重複するK1’値が存在する場合、重複排除をすることができ、さらに選択的に、重複排除をした後の{K1’}に基づいてフィードバック情報を決定する。選択的に、この時、1つのK1’に対応する位置に対応する1つのPSSCH occasionは1 bitに対応する。
スロット間隔は物理スロット間隔及び/又は論理スロット間隔であってもよい。例えば、Y2は物理スロット間隔であり、Nは論理スロット間隔であり、この場合、K及びNに基づいて算出された第3時間間隔を物理スロット間隔に変換してから、拡大もしくは縮小したY2と和を求めることができる。つまり、上記式中の{K,K+1,…,K+N-1}を物理スロット間隔に変換してから、拡大もしくは縮小したY2と和を求めることができる。
一実現形態では、前記第3時間間隔と拡大もしくは縮小した前記Y2との合計を前記K1’として決定するステップは以下を含んでもよい。
K1’はSL SCSにより計算することができ、K1’=PSFCH-PUCCH gap+PSSCH-PSFCH gap=Y2*B+{K,K+1,…,K+N-1}であり、
式中、Y2は{Y2}内の要素であり、{Y2}の値をトラバースして{K1’}を導出することができ、1<B<Mの場合、Y2を拡大処理する。
一実現形態では、時間間隔はスロット間隔であってもよい。例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionに対応するPSSCH occasionは、m-K,m-K-1,…,m-K-N+1に位置し、したがって、これらのPSSCH occasionとPUCCHの間隔は{Y2*B+K,Y2*B+K+1,…,Y2*B+K+N-1}であり、一実現形態では、各K1に対応するPSSCH occasionは1 HARQ-ACK bitに対応してもよい。
一実現形態では、前記Y2と拡大もしくは縮小した前記第3時間間隔との合計を前記K1’として決定するステップは以下を含んでもよい。K1’はUu SCSにより計算することができ、K1’=PSFCH-PUCCH gap+PSSCH-PSFCH gap=Y2+{(K*A),((K+1)*A)…,((K+N-1)*A)}である。
例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionに対応するPSSCH occasionは、m-(K*A),m-((K+1)*A),…,m-(K+N-1)*Aに位置し、したがって、これらのPSSCH occasionとPUCCHの間隔は{Y2+(K*A),Y2+((K+1)*A),…,Y2+(K+N-1)*A)}であり、1<A<Mの場合、第3時間間隔を拡大処理する。
一実現形態では、{K1’}内に重複するK1’値が存在する場合、重複排除をすることができ、さらに選択的に、重複排除をした後の{K1’}に基づいてフィードバック情報を決定する。選択的に、この時、1つのK1’に対応する位置に対応する1つのPSSCH occasionは1 bitに対応する。
一実現形態では、時間間隔はスロット間隔であってもよい、スロット間隔は物理スロット間隔及び/又は論理スロット間隔であってもよい。例えば、Y2は物理スロット間隔であり、Nは論理スロット間隔であり、この場合、拡大もしくは縮小した前記第3時間間隔を物理スロット間隔に変換してから、Y2と和を求めることができる。つまり、上記式中の{(K*A),((K+1)*A)…,((K+N-1)*A)}を物理スロット間隔に変換してから、拡大もしくは縮小したY2と和を求めることができる。
一実現形態では、前記Y2と拡大もしくは縮小した前記第3時間間隔との合計を前記K1’として決定するステップは以下を含んでもよい。K1’はUu SCSにより計算することができ、K1’=PSFCH-PUCCH gap+PSSCH-PSFCH gap=Y2+{floor(K/B),floor((K+1)/B),…,floor (K+N-1)/B)}であり、式中、Y2は{Y2}内の要素であり、{Y2}の値をトラバースして{K1’}を導出する。1<B<Mの場合、第3間隔を縮小処理する。Floor関数は切り下げを表す。
例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionに対応するPSSCH occasionは、m-floor(K/B),m-floor((K+1)/B),…,m- floor (K+N-1)/B)に位置し、したがって、これらのPSSCH occasionとPUCCHの間隔は{Y2+floor(K/B),Y2+floor((K+1)/B),…,Y2+floor (K+N-1)/B)}である。この時、1つのK1’に対応する位置には複数のPSSCH occasionが含まれ、複数のbitに対応する。選択的に、一実現形態では、各K1に対応するPSSCH occasionはB個のHARQ-ACK bitに対応してもよい。
一実現形態では、前記Y2、及び前記目標サイドリンクチャネルとPSFCHとの間の第3時間間隔に基づいて、前記K1’を決定する前記ステップは、以下の実施形態の少なくとも1つを含む。
実施形態1では、SLサブキャリア間隔(subcarrier spacing,SCS)とエアインタフェースUu SCSが等しい場合、前記K1’は前記Y2と前記第3時間間隔との合計である。
実施形態2では、前記Uu SCSが前記SL SCSの所定倍数である場合、前記所定倍数に基づいて前記Y2を拡大もしくは縮小し、前記K1’は拡大もしくは縮小したY2と前記第3時間間隔との合計であり、ここで前記所定倍数はゼロより大きい。
実施形態3では、前記Uu SCSが前記SL SCSの所定倍数である場合、前記所定倍数に基づいて前記第3時間間隔を拡大もしくは縮小し、前記K1’は前記Y2と拡大もしくは縮小した前記第3時間間隔との合計であり、ここで前記所定倍数はゼロより大きい。
実施形態1について、具体的には、SL SCS=Uu SCSの場合、K1’=PSFCH-PUCCH gap+PSSCH-PSFCH gap=Y2+{K,K+1,…,K+N-1}であり、式中Y2は{Y2}内の要素であり、{Y2}の値をトラバースして{K1’}を導出することができる。{K1’}は、Y2をそれぞれK,K+1,…,K+N-1と加算した和からなるセット、即ち、{Y2+{K,K+1,…,K+N-1}}である。一実現形態では、各K1に対応するPSSCH occasionは1 HARQ-ACK bitに対応する。
一実現形態では、時間間隔はスロット間隔であってもよい。例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionとPUCCHとの間の間隔はY2であり、それに対応するPSSCH occasionはm-K,m-K-1,…,m-K-N+1に位置し、したがって、PSSCH occasionとPUCCHの間隔{K1’}は{Y2+K,Y2+K+1,…,Y2+K+N-1}である。一実現形態では、{K1’}内に重複するK1’値が存在する場合、重複排除をすることができ、さらに選択的に、重複排除をした後の{K1’}に基づいてフィードバック情報を決定する。
スロット間隔は物理スロット間隔及び/又は論理スロット間隔であってもよい。例えば、一実施形態において、Y2は物理スロット間隔であり、Nは論理スロット間隔であり、したがって、上記m-K,m-K-1,…,m-K-N+1は論理スロットであり、m-K,m-K-1,…,m-K-N+1は、mから論理スロットに対応する時間長に対応する時間位置がずれていることを表している。即ち、K及びNに基づいて算出された第3時間間隔を物理スロット間隔に変換してから、Y2と和を求めることができる。つまり、上記式中の{K,K+1,…,K+N-1}を物理スロット間隔に変換してから、Y2と和を求めることができる。例えば、一実施形態においてY2はUL SCSにより定義されるが、K及びNはSL SCSを使用しており、この場合、これらを統一的なSCSに変換し、例えば、全てUL SCS又はSL SCS又は1つの参照SCS(例えば、SL SCS及びUL SCSのうち値の大きいもの、例えば、予め設定されたSCS値)に変換してから、和を求めることができる。本発明では、主としてY2はUL SCSにより定義され、K及びNはSL SCSにより定義される場合を例とするが、他の可能なシナリオへの適用は除外されない。
実施形態2について、具体的には、該ステップにおける拡大もしくは縮小は、Uu SCSとSL SCSの相違に応じて行われる変換である。例えば、一実施形態においてY2はUL SCSにより定義されるが、K及びNはSL SCSを使用しており、この場合、これらを統一的なSCSに変換し、例えば、全てUL SCS又はSL SCS又は1つの参照SCS(例えば、SL SCS及びUL SCSのうち値の大きいもの、例えば、予め設定されたSCS値)に変換してから、和を求めることができる。本発明では、主としてY2はUL SCSにより定義され、K及びNはSL SCSにより定義される場合を例とするが、他の可能なシナリオへの適用は除外されない。
Uu SCS=A*SL SCSの場合、一実現形態では、K1’はSL SCSにより計算することができ、K1’=PSFCH-PUCCH gap+PSSCH-PSFCH gap=floor(Y2/A)+{K,K+1,…,K+N-1}であり、式中、Y2は{Y2}内の要素であり、{Y2}の値をトラバースして{K1’}を導出することができ、floor関数は切り下げを表す。1<A<Mの場合、Y2を縮小処理する。一実現形態では、時間間隔はスロット間隔であってもよい。例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionに対応するPSSCH occasionは、m-K,m-K-1,…,m-K-N+1に位置し、したがって、これらのPSSCH occasionとPUCCHの間隔は{floor(Y2/A)+K,floor(Y2/A)+K+1,…,floor(Y2/A)+K+N-1}である。一実現形態では、{K1’}内に重複するK1’値が存在する場合、重複排除をすることができ、さらに選択的に、重複排除をした後の{K1’}に基づいてフィードバック情報を決定する。選択的に、この時、1つのK1’に対応する位置に対応する1つのPSSCH occasionは1 bitに対応する。
スロット間隔は物理スロット間隔及び/又は論理スロット間隔であってもよい。例えば、Y2は物理スロット間隔であり、Nは論理スロット間隔であり、この場合、K及びNに基づいて算出された第3時間間隔を物理スロット間隔に変換してから、拡大もしくは縮小したY2と和を求めることができる。つまり、上記式中の{K,K+1,…,K+N-1}を物理スロット間隔に変換してから、拡大もしくは縮小したY2と和を求めることができる。
SL SCS=B* Uu SCS、即ち、Uu SCS=1/B SL SCSの場合、一実現形態では、K1’はSL SCSにより計算することができ、K1’=PSFCH-PUCCH gap+PSSCH-PSFCH gap=Y2*B+{K,K+1,…,K+N-1}である。式中、Y2は{Y2}内の要素であり、{Y2}の値をトラバースして{K1’}を導出することができ、1<B<Mの場合、Y2を拡大処理する。
一実現形態では、時間間隔はスロット間隔であってもよい。例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionに対応するPSSCH occasionは、m-K,m-K-1,…,m-K-N+1に位置し、したがって、これらのPSSCH occasionとPUCCHの間隔は{Y2*B+K,Y2*B+K+1,…,Y2*B+K+N-1}であり、一実現形態では、各K1に対応するPSSCH occasionは1 HARQ-ACK bitに対応してもよい。
実施形態3について、具体的には、該ステップにおける拡大もしくは縮小は、Uu SCSとSL SCSの相違に応じて行われる変換である。例えば、一実施形態においてY2はUL SCSにより定義されるが、K及びNはSL SCSを使用しており、この場合、これらを統一的なSCSに変換し、例えば、全てUL SCS又はSL SCS又は1つの参照SCS(例えば、SL SCS及びUL SCSのうち値の大きいもの、例えば、予め設定されたSCS値)に変換してから、和を求めることができる。本発明では、主としてY2はUL SCSにより定義され、K及びNはSL SCSにより定義される場合を例とするが、他の可能なシナリオへの適用は除外されない。
Uu SCS=A*SL SCSの場合、一実現形態では、K1’はUu SCSにより計算することができ、K1’=PSFCH-PUCCH gap+PSSCH-PSFCH gap=Y2+{(K*A),((K+1)*A)…,((K+N-1)*A)}である。
例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionに対応するPSSCH occasionは、m-(K*A),m-((K+1)*A),…,m-(K+N-1)*Aに位置し、したがって、これらのPSSCH occasionとPUCCHの間隔は{Y2+(K*A),Y2+((K+1)*A),…,Y2+(K+N-1)*A)}であり、1<A<Mの場合、第3時間間隔を拡大処理する。一実現形態では、{K1’}内に重複するK1’値が存在する場合、重複排除をすることができ、さらに選択的に、重複排除をした後の{K1’}に基づいてフィードバック情報を決定する。選択的に、この時、1つのK1’に対応する位置に対応する1つのPSSCH occasionは1 bitに対応する。
一実現形態では、時間間隔はスロット間隔であってもよく、スロット間隔は物理スロット間隔及び/又は論理スロット間隔であってもよい。例えば、Y2は物理スロット間隔であり、Nは論理スロット間隔であり、この場合、拡大もしくは縮小した前記第3時間間隔を物理スロット間隔に変換してから、Y2と和を求めることができる。つまり、上記式中の{(K*A),((K+1)*A)…,((K+N-1)*A)}を物理スロット間隔に変換してから、拡大もしくは縮小したY2と和を求めることができる。
SL SCS=B* Uu SCS、即ち、Uu SCS=1/B SL SCSの場合、一実現形態では、K1’はUu SCSにより計算することができ、K1’=PSFCH-PUCCH gap+PSSCH-PSFCH gap=Y2+{floor(K/B),floor((K+1)/B),…,floor (K+N-1)/B)}であり、式中、Y2は{Y2}内の要素であり、{Y2}の値をトラバースして{K1’}を導出する。1<B<Mの場合、第3間隔を縮小処理する。Floor関数は切り下げを表す。
例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionに対応するPSSCH occasionは、m-floor(K/B),m-floor((K+1)/B),…,m- floor (K+N-1)/B)に位置し、したがって、これらのPSSCH occasionとPUCCHの間隔は{Y2+floor(K/B),Y2+floor((K+1)/B),…,Y2+floor (K+N-1)/B)}である。この時、1つのK1’に対応する位置には複数のPSSCH occasionが含まれる。選択的に、一実現形態では、各K1に対応するPSSCH occasionはB個のHARQ-ACK bitに対応する。
前記Uu SCSはアップリンク、ダウンリンク、アップリンクリソース又はダウンリンクリソースのSCSであってもよい。
選択的に、n-Y2の先頭はPSFCHと重なるPSFCH以降の、Uu SCSにより計算されるslotの先頭である。
実施形態1-3について、以下の例を挙げて説明する。
図5Aは目標サイドリンクチャネル伝送リソースの一例示図を示す。図に示すように、例えば、PUCCH SCS=SL SCS=30kHzの場合である。第1の場合に、{Y2}={1,2,4,8}、K=2、且つN=4であると仮定し、Y2={4,8}の位置にPSFCHが存在するため、{K1’}={6,7,8,9,10,11,12,13}となり、n-{6,7,8,9,10,11,12,13}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。
第2の場合に、{Y2}={1,2,4,8}、K=3、且つN=4であると仮定し、Y2={4,8}の位置にPSFCHが存在するため、{K1’}={7,8,9,10,11,12,13,14}となり、n-{7,8,9,10,11,12,13,14}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。
図5Bは目標サイドリンクチャネル伝送リソースの一例示図を示す。図に示すように、Uu SCSがSL SCSより大きい場合について、例えば、PUCCH SCS=30kHzであり、SL SCS=15kHzである場合、一実現形態ではK1’はSL SCSにより計算される。例1として、{Y2}={8}、K=2、且つN=4であると仮定すると、{K1’}={6,7,8,9}となり、n-{6,7,8,9}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。例2として、{Y2}={8}、K=3、且つN=4であると仮定すると、{K1’}={7,8,9,10}となり、n-{7,8,9,10}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。
一実現形態では、K1’はUL SCSにより計算される。例1として、{Y2}={8}、K=2、且つN=4であると仮定すると、{K1’}={12,14,16,18}となり、n-{12,14,16,18}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。例2として、{Y2}={8}、K=3、且つN=4であると仮定すると、{K1’}={14,16,18,20}となり、n-{14,16,18,20}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。選択的に、n-{12,14,16,18}内のPSSCH occasionは、n-{12,14,16,18}と時間的に重なるsidelink slot内のPSSCH occasionであってもよい。
図5Cは目標サイドリンクチャネル伝送リソースの一例示図を示す。図に示すように、Uu SCSがSL SCSより小さい場合について、例えば、UL SCS=15kHzであり、SL SCS=30kHzである場合、一実現形態ではK1’はSL SCSにより計算される。例1として、{Y2}={2}、K=2、且つN=4であると仮定すると、{K1’}={6,7,8,9}となり、n-{6,7,8,9}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。例2として、{Y2}={2}、K=3、且つN=4であると仮定すると、{K1’}={7,8,9,10}となり、n-{7,8,9,10}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。
K1’はUL SCSにより計算され、例1として、{Y2}={2}、K=2、且つN=4であると仮定すると、{K1’}={3,4}となり、n-{3,4}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。例2として、{Y2}={2}、K=3、且つN=4であると仮定すると、{K1’}={3,4,5}となり、n-{3,4,5}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定し、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。それによって、リソースプール内の複数のRBではなく、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定することができ、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、前記第2時間間隔、及び前記目標サイドリンクチャネルとPSFCHとの間の第3時間間隔に基づいて前記第1時間間隔を決定する。それによって、第1時間間隔を決定することができ、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドの低減を図ることができる。
<実施例5>
図6に示すように、本発明の一実施例は、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法600を提供する。該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器を含む通信機器によって実行可能であり、つまり、該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器に実装されたソフトウェア又はハードウェアによって実行可能であり、該方法は、
目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するステップS602を含む。
前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースはK1’に基づいて決定され、前記K1’は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。
一実現形態では、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するステップは、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するフィードバック情報に基づいて、前記目標サイドリンクフィードバック情報を決定するステップを含む。例えば、各目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するフィードバック情報をカスケードして目標サイドリンクフィードバック情報を得ることができる。
一実現形態では、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するステップの前に、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースの少なくとも1つの寸法に基づいて、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するフィードバック情報を決定するステップをさらに含み、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースの少なくとも1つの寸法は、周波数領域、符号領域、空間領域又は時間領域のうちの少なくとも1つを含む。
例えば、セット内の各PSSCH occasionについて、周波数領域*符号領域*空間領域寸法=Mであり、即ち、1つのPSSCH occasionでは、1つのユーザが最大でM個のPSSCHを送信可能であると仮定し、この場合、各K1’に対応するPSSCH occasionについて、M個のsidelink HARQ-ACKをフィードバックする。これにより、1つの伝送リソースに対応する物理サイドリンクフィードバック情報の大きさを決定することができる。
その上で、一実現形態では、各K1’に対応するPSSCH occasionについて、B個のHARQ-ACK bitをフィードバックする場合、M*B個のsidelink HARQ-ACKをフィードバックしてもよい。これにより、目標物理サイドリンクに対応する物理サイドリンクフィードバック情報の大きさを決定することができる。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定し、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。それによって、リソースプール内の複数のRBではなく、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定することができ、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するフィードバック情報に基づいて、前記目標サイドリンクフィードバック情報を決定する。それによって、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースの少なくとも1つの寸法に基づいて、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するフィードバック情報を決定する。それによって、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するフィードバック情報を複数の寸法から決定し、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
また、選択的に、本発明の実施例において、上記目標アップリンクチャネルは少なくとも1つの目標リソースに関連し、該目標リソースはリソースプール、サブチャネル、帯域幅パートBWP又はキャリアを含む。
上記の目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、同一の目標リソースに属してもよく、同一グループの目標リソースに属してもよく、任意の目標リソースに関連してもよいことが理解される。つまり、上記目標アップリンクチャネルは、ある指定された目標リソース内の目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するSL HARQフィードバック情報のみをフィードバックしてもよいし、又は、幾つかの指定された目標リソース内の目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するSL HARQフィードバック情報をフィードバックしてもよいし、又は、任意の目標リソース内の目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するSL HARQフィードバック情報をフィードバックしてもよい。
選択的に、上記目標アップリンクチャネルを少なくとも1つの目標リソースに関連する方法は以下の少なくとも1つを含む。
(1)目標アップリンクチャネルを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースの識別子(Identifier,ID)に関連付けられた。
選択的に、該目標アップリンクチャネルを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースの識別子(Identifier,ID)に関連付けられた。各目標リソースのIDは、制御シグナリング又は上位層シグナリングによって指示されてもよく、該上位層シグナリングは、RRCシグナリング、パケットデータ収束プロトコル(Packet Data Convergence Protocol,PDCP)シグナリング、サービスデータ適応プロトコル(Service Data Adaptation Protocol,SDAP)シグナリング、無線リンク制御(Radio Link Control,RLC)シグナリング、媒体アクセス制御(Medium Access Control,MAC)シグナリング等のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
(2)目標アップリンクチャネルのリソースセット(resource set)を少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースのIDに関連付けられた。
選択的に、該目標アップリンクチャネルのリソースセットを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースのIDに関連付けられた。
(3)目標アップリンクチャネルのフォーマット(format)を少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースのIDに関連付けられた。
選択的に、該目標アップリンクチャネルのフォーマットを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースのIDに関連付けられた。
(4)目標アップリンクチャネルのシーケンスを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースに関連付けられた。
選択的に、該目標アップリンクチャネルのシーケンスを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースのIDに関連付けられた。該目標アップリンクチャネルのシーケンスは、ベースシーケンス(base sequence)、初期化(initialization)、サイクリックシフト(cyclic shift)、位相回転等のうちの少なくとも1つを含む。
(5)目標アップリンクチャネルの周波数領域リソースを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースに関連付けられた。
選択的に、該目標アップリンクチャネルの周波数領域リソースを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースのIDに関連付けられた。
(6)目標アップリンクチャネルの時間領域リソースを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースに関連付けられた。
選択的に、該目標アップリンクチャネルの時間領域リソースを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースのIDに関連付けられた。
(7)目標アップリンクチャネルの周波数ホッピングパターンを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースに関連付けられた。
選択的に、該目標アップリンクチャネルの周波数ホッピングパターンを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースのIDに関連付けられた。該周波数ホッピングパターンは通信機器の周波数ホッピングに使用される。
選択的に、上記目標アップリンクチャネルは目標サイドリンクチャネルリソースに関連し、目標サイドリンクチャネルリソースは、PSFCHリソース、PSSCHリソース及びPSCCHリソースのうちの少なくとも1つを含む。以下の例の一部はPSFCHリソースを例として説明するが、目標サイドリンクチャネルリソースは必ずしもPSFCHリソースであるわけではない。
選択的に、一具体例において、上記目標サイドリンクチャネルリソースは、上記少なくとも1つの目標リソースに対応するサイドリンクチャネルリソース範囲以外の少なくとも1つのリソースを含む。
選択的に、該具体例において、上記少なくとも1つの目標リソースに対応するサイドリンクチャネルリソース範囲以外の少なくとも1つのリソースに対応する全てのSL HARQフィードバック情報は、肯定応答ACK情報と否定応答NACK情報のうちのいずれかである。
例えば、一例において、1つのPUCCHはresourcepool#1に関連し、該PUCCHは4つのPSFCHoccasion#1、#2、#3及び#4に関連付けられた。該4つのPSFCH occasionのうち、occasion#3はresourcepool#2に属し、他の3つはresourcepool#1に属すると、PUCCHにより該4つのPSFCH occasionのHARQ-ACK bit(s)をフィードバックする時、occasion#3に対応するHARQ-ACK bit(s)は全てACK情報に設定される。
別の例において、1つのPUCCHはresourcepool#1に関連し、該PUCCHは4つのPSFCHoccasion#1、#2、#3及び#4に関連付けられた。該4つのPSFCH occasionのうち、occasion#3はresourcepool#2に属し、他の3つはresourcepool#1に属すると、PUCCHにより該4つのPSFCH occasionのHARQ-ACK bit(s)をフィードバックする時、occasion#3に対応するHARQ-ACK bit(s)は全てNACK情報に設定される。
さらに選択的に、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースには、上記少なくとも1つの目標リソースに対応するサイドリンクチャネルリソース範囲以外の少なくとも1つのリソースが含まれてもよい。
上記目標アップリンクチャネルに関連付けられた少なくとも1つの目標リソースに対応するサイドリンクチャネルリソース範囲内に属さないリソース(即ち、上記少なくとも1つの目標リソースに対応するサイドリンクチャネルリソース範囲以外の少なくとも1つのリソース)は、上記の目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに属してもよいことが理解される。
選択的に、別の具体例において、上記目標サイドリンクチャネルリソースは、少なくとも1つの目標リソースに対応するサイドリンクチャネルリソース範囲内のリソースである。
さらに選択的に、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、上記の少なくとも1つの目標リソースに対応するサイドリンクチャネルリソース範囲内の少なくとも1つのリソースである。
上記目標アップリンクチャネルに関連付けられた少なくとも1つの目標リソースに対応するサイドリンクチャネルリソース範囲内に属さないリソース(即ち、上記少なくとも1つの目標リソースに対応するサイドリンクチャネルリソース範囲以外の少なくとも1つのリソース)は、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースにも属さないことが理解される。
選択的に、本発明の実施例のSLフィードバック情報の決定方法において、目標リソースに応じて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネルリソースをグループ化する。例えば、目標リソースのIDに応じて、各目標リソースに関連付けられたリソース又は対応するSLHARQ-ACK bit(s)を順にカスケードする。
本発明の実施例において、目標アップリンクチャネルに関連付けられた少なくとも1つの目標リソースを決定することができ、さらに、該関連関係に基づいて、サイドリンク上のユーザにより報告される必要があるSL HARQフィードバック情報を決定して、該目標アップリンクチャネルにマッピングしてSL HARQフィードバック情報の報告を完了することができる。該目標リソースは、リソースプール、サブチャネル、帯域幅パートBWP又はキャリアを含んでもよい。こうして、本発明の実施例に記載の技術的解決手段は、サイドリンク上のユーザが、報告される必要があるSLフィードバック情報の内容を正確に決定するする助けとなることができ、それによって、サイドリンク上のユーザはSLフィードバック情報の報告を順調に行うことができ、制御ノードと理解が一致する。
<実施例6>
図7に示すように、本発明の一実施例は、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法700を提供する。該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器を含む通信機器によって実行可能であり、つまり、該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器に実装されたソフトウェア又はハードウェアによって実行可能であり、該方法は、
第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するステップS702を含む。
これにより、該目標サイドリンクチャネル伝送リソース上でサイドリンク伝送を行うことができ、サイドリンク伝送の信頼度が上がる。
また、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、目標物理サイドリンクフィードバック情報の決定に使用され得る。
一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネルは、PSSCH、PSCCH又はPSFCHのうちの少なくとも1つを含む。
一実現形態では、第1フィードバック時間T及び/又は第2フィードバック時間Lは、設定又は事前設定されてもよいし、他のユーザによって指示又は定義されてもよい。
本実施例は個別に実施してもよいし、実施例1~5の少なくとも1つと組み合わせて実施してもよいことが理解される。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定し、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、目標物理サイドリンクフィードバック情報の決定に使用される。それによって、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
<実施例7>
図8に示すように、本発明の一実施例は、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法800を提供する。該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器を含む通信機器によって実行可能であり、つまり、該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器に実装されたソフトウェア又はハードウェアによって実行可能であり、該方法は、
第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するステップS802を含む。
一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネルは、PSSCH、PSCCH又はPSFCHのうちの少なくとも1つを含む。
一実現形態では、第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するステップは、以下の実施形態の少なくとも1つを含む。
第1の実施形態では、目標アップリンクチャネルが位置するリソース位置、及び前記第1フィードバック時間に基づいて、前記目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定する。例えば、slot nに位置するPUCCH/PUSCHの場合、n-Tに対応するslotに基づいて、フィードバックされるsidelink HARQ-ACK情報を決定する。
第2の実施形態では、目標アップリンクチャネルが位置するリソース位置、前記第1フィードバック時間、及び前記第2フィードバック時間に基づいて、フィードバック期間を決定し、前記フィードバック期間に基づいて前記目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定する。
例えば、slot nに位置するPUCCH/PUSCHの場合、n-T以前のフィードバック期間に基づいて、フィードバックされるsidelink HARQ-ACK情報を決定する。
一実現形態では、前記フィードバック期間に基づいて前記目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定する場合、前記フィードバック期間内の各目標時間は少なくとも1つの目標物理サイドリンクフィードバック情報ビットに対応する。選択的に、フィードバック期間内の各slotはX個のsidelink HARQ-ACK bitに対応する。例えば、T=1、L=6である場合、n-6からn-1のフィードバック期間内の各slotはX bitに対応する。
その上で、一実現形態では、前記目標時間内に前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースが含まれる。フィードバック期間内のPSFCH occasionが含まれる各slotはX個のsidelink HARQ-ACK bitに対応し、例えば、T=1、L=6である場合、n-6からn-1のslot内に、PSFCH occasionが含まれるslotは1つであり、該slotはX bitに対応する。
選択的に、フィードバック時間又はフィードバック期間内の場合、図1の実施例で決定された関連するPSFCH occasion又はPSSCH occasionのセットに基づいて、フィードバックされるsidelink HARQ-ACK情報を決定する。例えば、T=1、L=6、Y2={1,4,6,8}である場合、Y2={4,6}に対応するslotはフィードバック期間内であり、それに対応するPSFCH occasion又はPSSCH occasionは関連するPSFCH occasion又はPSSCH occasionのセットに属し、図1の実施例に従って、フィードバックされるsidelink HARQ-ACK情報を決定する。
第3の実施形態では、目標アップリンクチャネルが位置するリソース位置、及び前記第2フィードバック時間に基づいて、フィードバック期間を決定し、前記フィードバック期間に基づいて前記目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定する。
一実現形態では、前記フィードバック期間に基づいて前記目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定する場合、前記フィードバック期間内の各目標時間は少なくとも1つの目標物理サイドリンクフィードバック情報ビットに対応する。一実現形態では、前記目標時間内に前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースが含まれる。例えば、フィードバック期間内のPSFCH occasionが含まれる各slotはX個のsidelink HARQ-ACK bitに対応する。
これにより、決定された目標サイドリンクチャネル伝送リソース上でサイドリンク伝送を行うことができ、サイドリンク伝送の信頼度が上がる。
また、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、目標物理サイドリンクフィードバック情報の決定に使用され得る。
本実施例は個別に実施してもよいし、実施例1~5の少なくとも1つと組み合わせて実施してもよいことが理解される。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定し、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、目標物理サイドリンクフィードバック情報の決定に使用される。それによって、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
<実施例8>
図9に示すように、本発明の一実施例は、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法900を提供する。該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器を含む通信機器によって実行可能であり、つまり、該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器に実装されたソフトウェア又はハードウェアによって実行可能であり、該方法は、
第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するステップS902を含む。
一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネルは、PSSCH、PSCCH又はPSFCHのうちの少なくとも1つを含む。
前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースはK1’に基づいて決定され、前記K1’は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。具体的な実施形態は実施例1に説明されたものに類似し、ここでは詳細な説明を省略する。
一実現形態では、前記K1’はY2に基づいて決定され、前記Y2は前記目標物理サイドリンクフィードバックチャネルPSFCHと前記目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。具体的な実施形態は実施例2~4の少なくとも1つの実施例に説明されたものに類似し、ここでは詳細な説明を省略する。
一実現形態では、前記第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、前記第1時間間隔K1’及び/又は前記第2時間間隔Y2を取得してもよく、これにより、K1’及び/又は前記第2時間間隔Y2に基づいて決定された目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、先の実施例に決定された目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースに属するようになる。
つまり、本実施例は個別に実施してもよいし、実施例1~5の少なくとも1つと組み合わせて実施してもよい。
別の実現形態では、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第4時間間隔に基づいて決定され、前記第4時間間隔は目標物理サイドリンク共有チャネルPSSCHと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔であるか、又は目標物理サイドリンク制御チャネルPSCCHと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。
これにより、決定された目標サイドリンクチャネル伝送リソース上でサイドリンク伝送を行うことができ、サイドリンク伝送の信頼度が上がる。
また、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、目標物理サイドリンクフィードバック情報の決定に使用され得る。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定し、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、目標物理サイドリンクフィードバック情報の決定に使用される。それによって、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
<実施例9>
図10は本発明の実施例に係る通信機器の構造模式図である。図に示すように、通信機器1000は、
目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するための処理モジュール1010を備え、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。
一実現形態では、前記第1時間間隔は第2時間間隔に基づいて決定され、前記第2時間間隔は前記目標物理サイドリンクフィードバックチャネルPSFCHと前記目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。
一実現形態では、第2時間間隔に基づいて前記第1時間間隔が決定されるステップは、前記第2時間間隔、及び前記目標サイドリンクチャネルとPSFCHとの間の第3時間間隔に基づいて、前記第1時間間隔を決定するステップを含む。
一実現形態では、前記第3時間間隔は、前記目標サイドリンクチャネルとPSFCHとの間の最小時間間隔、及び前記PSFCHの周期のうちの少なくとも1つに基づいて決定される。
一実現形態では、前記第2時間間隔、及び前記目標サイドリンクチャネルとPSFCHとの間の第3時間間隔に基づいて、前記第1時間間隔を決定するステップは、前記第2時間間隔と前記第3時間間隔との合計を前記第1時間間隔として決定するステップ、又は、前記第2時間間隔と拡大もしくは縮小した前記第3時間間隔との合計を前記第1時間間隔として決定するステップ、又は、前記第3時間間隔と拡大もしくは縮小した前記第2時間間隔との合計を前記第1時間間隔として決定するステップ、を含む。
一実現形態では、前記第2時間間隔、及び前記目標サイドリンクチャネルとPSFCHとの間の第3時間間隔に基づいて、前記第1時間間隔を決定する前記ステップは、サイドリンクのサブキャリア間隔SL SCSとUu SCSが等しい場合、前記第1時間間隔を前記第2時間間隔と前記第3時間間隔との合計とするステップ、又は、前記Uu SCSが前記SL SCSの所定倍数である場合、前記所定倍数に基づいて前記第2時間間隔を拡大もしくは縮小し、前記第1時間間隔を拡大もしくは縮小した第2時間間隔と前記第3時間間隔との合計とするステップであって、前記所定倍数はゼロより大きいステップ、又は、前記Uu SCSが前記SL SCSの所定倍数である場合、前記所定倍数に基づいて前記第3時間間隔を拡大もしくは縮小し、前記第1時間間隔を前記第2時間間隔と拡大もしくは縮小した前記第3時間間隔との合計とするステップであって、前記所定倍数はゼロより大きいステップ、を含む。
一実現形態では、前記Uu SCSはPUCCH SCS又は物理アップリンク共有チャネルのサブキャリア間隔PUSCH SCSである。
一実現形態では、前記第2時間間隔に対応する位置にPSFCHが存在しない場合、前記第2時間間隔に対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースが前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに属さないか、又は、前記第2時間間隔に対応する位置にPSFCHが存在しない場合、前記第2時間間隔に対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースが前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに属する。
一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応する目標物理サイドリンクフィードバック情報ビットが否定応答NACK又は確認応答情報ACKに設定される。
一実現形態では、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するステップは、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するフィードバック情報に基づいて、前記目標サイドリンクフィードバック情報を決定するステップを含む。
一実現形態では、処理モジュール1010は、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定する前に、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースの少なくとも1つの寸法に基づいて、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するフィードバック情報を決定するためにも用いられ、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースの少なくとも1つの寸法は、周波数領域、符号領域、空間領域又は時間領域のうちの少なくとも1つを含む。
一実現形態では、処理モジュール1010は、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定する前に、第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間を取得し、前記第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、前記第1時間間隔及び/又は前記第2時間間隔を取得するためにも用いられる。
一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネルは、物理サイドリンク共有チャネルPSSCH及び/又は物理サイドリンク制御チャネルPSCCHを含む。
本発明の実施例に係る端末機器1000は、対応する本発明の実施例の方法100~600のフローを参照すればよく、該端末機器1000における各ユニット/モジュール及び上記他の操作及び/又は機能はそれぞれ、方法100~600における対応するフローを実現するためのものであり、同一又は同等の技術効果を達成することができる。簡潔にするために、ここでは詳細な説明を省略する。
<実施例10>
図11は本発明の実施例に係る通信機器の構造模式図である。図に示すように、通信機器1100は、
第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するための決定モジュール1110を備える。
一実現形態では、決定モジュール1110は、目標アップリンクチャネルが位置するリソース位置、及び前記第1フィードバック時間に基づいて、前記目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するために、又は、目標アップリンクチャネルが位置するリソース位置、前記第1フィードバック時間、及び前記第2フィードバック時間に基づいて、フィードバック期間を決定し、前記フィードバック期間に基づいて前記目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するために、又は、目標アップリンクチャネルが位置するリソース位置、及び前記第2フィードバック時間に基づいて、フィードバック期間を決定し、前記フィードバック期間に基づいて前記目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するために用いられる。
一実現形態では、前記フィードバック期間に基づいて前記目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定する場合、前記フィードバック期間内の各目標時間は少なくとも1つの目標物理サイドリンクフィードバック情報ビットに対応する。
一実現形態では、前記目標時間内に前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースが含まれる。
一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。
一実現形態では、前記第1時間間隔は第2時間間隔に基づいて決定され、前記第2時間間隔は前記目標物理サイドリンクフィードバックチャネルPSFCHと前記目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。
一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第4時間間隔に基づいて決定され、前記第4時間間隔は目標物理サイドリンク共有チャネルPSSCHと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔であるか、又は目標物理サイドリンク制御チャネルPSCCHと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。
一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネルは、PSSCH、PSCCH又はPSFCHのうちの少なくとも1つを含む。
本発明の実施例に係るネットワーク機器1100は、本発明の実施例の方法700~900に対応するフローを参照すればよく、該ネットワーク機器1100における各ユニット/モジュール及び上記のその他の操作及び/又は機能はそれぞれ、方法700~900における対応するフローを実現するためのものであり、同一又は同等の技術効果を達成することができる。簡潔にするために、ここでは詳細な説明を省略する。
<実施例11>
図12は本発明の別の実施例の端末機器のブロック図である。本発明の実施例に記載の通信機器は端末機器であってもよい。図12に示される端末機器1200は、少なくとも1つのプロセッサ1201、メモリ1202、少なくとも1つのネットワークインタフェース1204、及びユーザインタフェース1203を備える。端末機器1200における各コンポーネントはバスシステム1205によって接続される。バスシステム1205はこれらのコンポーネントの間の接続通信を実現するためのものであることが理解される。バスシステム1205はデータバスに加えて、さらに電源バス、制御バス及び状態信号バスを含む。ただし、説明を明瞭にするために、図12において各種のバスが全てバスシステム1205とされている。
ユーザインタフェース1203は、ディスプレイ、キーボート、ポインティングデバイス(例えば、マウス、トラックボール(trackball))、タッチ感知式プレート又はタッチスクリーン等を含んでもよい。
本発明の実施例におけるメモリ1202は揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、揮発性及び不揮発性メモリの両方を含んでもよいことが理解される。不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(Programmable ROM,PROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable PROM,EPROM)、電気的消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM,EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリとして用いられるランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)であってもよい。例示的なものであり限定する意図がない説明によれば、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM,SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM,DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM,SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM,DDRSDRAM)、強化型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM,ESDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM,SLDRAM)、及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM,DRRAM)のような多くの形のRAMが使用可能である。本発明の実施例に記載のシステム及び方法のメモリ1202は、これらのメモリ及び他のいかなる適切なメモリを含むが、それらに限定されない。
いくつかの実施形態において、メモリ1202には、実行可能なモジュール又はデータ構造若しくはこれらのサブセットや拡張セットであるオペレーティングシステム12021及びアプリケーションプログラム12022の要素が記憶されている。
オペレーティングシステム12021は、各種の基礎業務及びハードウェアに基づくタスクを実現するように、例えば、フレームワーク層、コアライブラリ層、駆動層等各種のシステムプログラムを含む。アプリケーションプログラム12022は、各種のアプリケーションサービスを実現するように、例えば、メディアプレーヤー(Media Player)、ブラウザ(Browser)等各種のアプリケーションプログラムを含む。本発明の実施例の方法を実現するプログラムはアプリケーションプログラム12022に含まれてもよい。
本発明の実施例において、端末機器1200は、メモリ上1202に記憶され、プロセッサ1201によって実行可能なコンピュータプログラムをさらに備え、該コンピュータプログラムがプロセッサ1201によって実行されると、方法100~600、又は方法700~900に記載のステップが実現される。
上記の本発明の実施例で開示された方法は、プロセッサ1201に用いることができ、又はプロセッサ1201によって実現することができる。プロセッサ1201は信号処理能力を有する集積回路チップであってもよい。実施過程では、上記方法の各ステップはプロセッサ1201内のハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形態の命令によって完了可能である。上記プロセッサ1201は共通プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor,DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array,FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス、離散ゲート又はトランジスタ論理デバイス、離散ハードウェアコンポーネント等であってもよい。本発明の実施例で開示された各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行することができる。共通プロセッサは、マイクロプロセッサ又はいかなる一般のプロセッサ等であってもよい。本発明の実施例によって開示された方法のステップは、ハードウェア復号プロセッサにより実行されて完了され、又は復号プロセッサ中のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせにより実行されて完了されるように直接具現化されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ又は電気的消去可能なプログラマブルメモリ、レジスタ等、本分野でよく用いられている記憶媒体に位置してもよい。該コンピュータ可読記憶媒体はメモリ1202に位置し、プロセッサ1201はメモリ1202中の情報を読み取り、そのハードウェアと提携して上記方法のステップを完了する。具体的に、該コンピュータ可読記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶されており、該コンピュータプログラムがプロセッサ1201によって実行されると、上記方法100~600、又は方法700~900に記載のステップが実現される。
本発明の実施例に記述したこれらの実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード又はそれらの組み合わせによって実現できることが理解される。ハードウェアによる実現について、処理ユニットは、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuits,ASIC)、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processing,DSP)、デジタル信号処理装置(DSP Device,DSPD)、プログラマブル論理デバイス(Programmable Logic Device,PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array,FPGA)、共通プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本願に記載の機能を実行するための他の電子ユニット又はそれらの組み合わせにおいて実現することができる。
ソフトウェアによる実現について、本発明の実施例に記載の機能を実行するためのモジュール(例えば、プロセス、関数等)によって本発明の実施例に記載の技術を実現することができる。ソフトウェアコードはメモリに記憶しプロセッサによって実行することができる。メモリはプロセッサ内又はプロセッサの外部で実現することができる。
端末機器1200は前述した実施例の方法100~600、又は方法700~900に記載のステップを実現することができ、同一又は同等の技術効果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
図13を参照し、図13は本発明の実施例が応用されるネットワーク機器の構造図である。本発明の実施例に記載の通信機器はネットワーク機器であってもよく、方法実施例100-600又は方法700~900の細部を実現することができ、同じ効果を達成することもできる。図13に示すように、ネットワーク機器1300は、プロセッサ1301、送受信機1302、メモリ1303及びバスインタフェースを備える。
本発明の実施例において、ネットワーク機器1300は、メモリ1303に記憶され、プロセッサ1301によって実行可能なコンピュータプログラムをさらに備え、該コンピュータプログラムがプロセッサ1301によって実行されると、方法100~600又は方法700~900に記載のステップが実現される。
図13において、バスアーキテクチャは相互に接続されている任意数のバス及びブリッジを含んでもよく、具体的に、プロセッサ1301を代表とした1つ又は複数のプロセッサ及びメモリ1303を代表としたメモリの様々な回路を一体に接続する。バスアーキテクチャはさらに、周辺機器、電圧レギュレータ及び電力管理回路等のような様々な他の回路を一体に接続することができ、これらはいずれも本分野に周知のことであるため、本明細書ではさらに説明しない。バスインタフェースはインタフェースを提供する。送受信機1302は、送信機及び受信機を含む複数の部材であってもよく、伝送媒体で様々な他の装置と通信するためのユニットを提供する。
プロセッサ1301は、バスアーキテクチャ及び通常の処理の管理を担当し、メモリ1303はプロセッサ1301が操作を実行する時に使用するデータを記憶することができる。
本発明の実施例はコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。該コンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記方法実施例の方法100~600又は方法700~900に記載の各プロセスが実現され、同様な技術效果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。前記コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等である。
説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は、非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含む点である。特に断らない限り、語句「1つの……を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。
以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組み合わせという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本発明の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、端末(ハンドセット、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器等であってもよい)に本発明の各実施例に記載の方法を実行させる複数の命令を含む。
以上、図面を参照しながら本発明の実施例を説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本発明の示唆をもとに、当業者が本発明の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本発明の保護範囲に属するものとする。
〔関連出願の相互参照〕
本出願は、2020年01月20日に中国で出願した中国特許出願番号202010066285.4の優先権を主張し、その全ての内容は引用によって本文に取り込まれる。
本発明の実施例は通信分野に関し、特に、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法及び通信機器に関する。
ニューラジオ(New Radio,NR)システムにおいて、ダウンリンクデータパケットの伝送について、ユーザは受信状況に応じて、アップリンクリソース上でフィードバック情報、即ち、ハイブリッド自動再送要求肯定応答(Hybrid Automatic Repeat Request-Acknowledge,HARQ-ACK)情報をフィードバックすることで該ダウンリンクデータパケットの伝送が成功したか否かを制御ノードに通知することができる。サイドリンク(sidelink)上のデータ伝送の信頼度とリソース利用率を高めるために、sidelink技術には、sidelinkはユーザがsidelinkデータを受信したことを受信すると、物理サイドリンクフィードバック情報、即ちsidelink HARQ-ACK情報をフィードバックすることでsidelink伝送が成功したか否かを指示するフィードバック機構も導入されている。
一シナリオでは、物理サイドリンクフィードバックチャネル(Physical Sidelink Feedback Channel,PSFCH)リソースブロック(Resource Block,RB)、PSFCHと物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel,PUCCH)との間の時間間隔Y2に基づいて、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する。例えば、Y2=0-15スロット(slot)であり、リソースプール(resource pool)内に複数のPSFC RB、例えば1-275個のRBが存在する。
この場合、Y2及びPSFCH RBに基づいて物理サイドリンクフィードバック情報を決定すると、オーバーヘッドが過大になっていまう。
本発明の実施例は、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減するために、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法及び通信機器を提供する。
第1側面において、通信機器によって実行される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法であって、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するステップを含み、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法を提供する。
第2側面において、通信機器によって実行される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法であって、第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するステップを含む、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法を提供する。
第3側面において、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するための処理モジュールを備え、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である、通信機器を提供する。
第4側面において、第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するための決定モジュールを備える、通信機器を提供する。
第5側面において、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能なコンピュータプログラムとを備え、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されると、第1側面又は第2側面に記載の物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法のステップが実現される、通信機器を提供する。
第6側面において、コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、第1側面及び第2側面に記載の物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法のステップが実現される、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法及び通信機器は、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定し、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。それによって、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減することができる。
本発明の一実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法の模式的フローチャートである。
本発明の別の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法の模式的フローチャートである。
本発明の別の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法の模式的フローチャートである。
本発明の別の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法の模式的フローチャートである。
目標サイドリンクチャネル伝送リソースの一例示図を示す。
目標サイドリンクチャネル伝送リソースの一例示図を示す。
目標サイドリンクチャネル伝送リソースの一例示図を示す。
本発明の別の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法の模式的フローチャートである。
本発明の別の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法の模式的フローチャートである。
本発明の別の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法の模式的フローチャートである。
本発明の別の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法の模式的フローチャートである。
本発明の一実施例に係る通信機器の構造模式図である。
本発明の別の実施例に係る通信機器の構造模式図である。
本発明の一実施例の端末機器のブロック図である。
本発明の一実施例のネットワーク機器の構造図である。
本明細書で説明された図面は本願をさらに理解させ、本願の一部を構成するためのものであり、本願の例示的実施例及びその説明は本願を解釈するためのものであり、本願を不適切に限定する意図がない。
本願の目的、技術的解決手段及び利点をより明らかにするために、以下に本願の具体的な実施例及び対応する図面を参照しながら本願の技術的解決手段を明確に、完全に説明する。当然ながら、説明される実施例は本願の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。本願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく、得られた他の全ての実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。本明細書の各実施例における「及び/又は」は前後の両者のうちの少なくとも1つを表す。
本発明の実施例において、端末機器は、モバイル局(Mobile Station,MS)、モバイル端末(Mobile Terminal)、携帯電話(Mobile Telephone)、ユーザ機器(User Equipment,UE)、ハンドセット(handset)及びポータブル機器(portable equipment)、車両(vehicle)等を含んでもよいが、これらに限らない。該端末機器は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network,RAN)によって1つ又は複数のコアネットワークと通信可能であり、端末機器は、例えば、携帯電話(又は「セルラ」電話と呼ばれ)、無線通信機能を有するコンピュータ等であってもよく、端末機器は携帯型、ポータブル型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵の又は車載のモバイル装置であってもよい。
本発明の実施例において、ネットワーク機器は無線アクセスネットワークに配置された、端末機器に無線通信機能を提供するための装置である。前記ネットワーク機器は基地局であってもよく、前記基地局は様々なタイプのマクロ基地局、マイクロ基地局、中継局、アクセスポイント等を含んでもよい。異なる無線アクセス技術を用いたシステムにおいて、基地局機能を有する機器の名称が異なる可能性がある。例えば、LTEネットワークにおいて進化型ノードB(Evolved NodeB,eNB又はeNodeB)と呼ばれ、第3世代(3rd Generation,3G)ネットワークにおいてノードB(Node B)と呼ばれ、又はアドバンスド通信システムにおいてネットワーク機器と呼ばれる、等であるが、用語は限定を意図したものではない。基地局はLTE基地局又はNR基地局であってもよく、sidelinkはLTE sidelink又はNR sidelinkであってもよく、LTE基地局はLTE sidelink及び/又はNR sidelinkをスケジューリングすることができ、NR基地局もLTE sidelink及び/又はNR sidelinkをスケジューリングすることができる。
<実施例1>
図1に示すように、本発明の一実施例は、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法100を提供する。該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器を含む通信機器によって実行可能であり、つまり、該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器に実装されたソフトウェア又はハードウェアによって実行可能であり、該方法は、
目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するステップS102を含む。
前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔K1’に基づいて決定され、前記第1時間間隔K1’は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。通信機器は設定によってK1’を取得するか又は他の方法によってK1’を取得することができる。
一実現形態では、目標アップリンクチャネルに関連付けられた複数の目標サイドリンクチャネル伝送リソースはセットを構成し、目標サイドリンクチャネル伝送リソースのセットに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定する。複数のK1’でセット{K1’}を構成し、目標サイドリンクチャネル伝送リソースのセットは{K1’}に基づいて決定される。本発明の実施例において、前記リソースは実際に伝送に使用されるリソースであってもよいし、候補のリソースであってもよく、つまり、実際に送受信に使用されるリソースであるか否かに関わらず、本実施例に記載のリソースとすることができる。
一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネルは、物理サイドリンク共有チャネル(Physical Sidelink Shared Channel,PSSCH)及び/又は物理サイドリンク制御チャネル(Physical Sidelink Control Channel,PSCCH)を含み、一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、PSSCH伝送時機(occasion)及び/又はPSCCH occasionであってもよい。
該ステップS102は、端末機器及び/又はネットワーク機器を含む通信機器によって実行され、これによって、目標物理サイドリンクフィードバック情報について、端末機器とネットワーク機器の理解が一致することを保証できる。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定し、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。それによって、リソースプール内の複数のRBではなく、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定することができ、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
<実施例2>
図2に示すように、本発明の一実施例は、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法200を提供する。該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器を含む通信機器によって実行可能であり、つまり、該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器に実装されたソフトウェア又はハードウェアによって実行可能であり、該方法は、
目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するステップS202を含む。
該ステップS202は、図1の実施例のステップS102と同じ又は類似の説明を含んでもよく、ここでは詳細な説明を省略する。その上で、前記第1時間間隔K1’は第2時間間隔Y2に基づいて決定される。
Y2は前記目標PSFCHと前記目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔であり、1つのY2は1つ又は複数のK1’に対応し得る。一実現形態では、複数のY2でY2のセット{Y2}を構成してもよく、{K1’}は{Y2}に基づいて決定されてもよい。
一実現形態では、本実施例に記載の通信機器が端末機器である場合、端末機器はネットワーク機器からY2を取得してもよいし、事前の設定や、他のユーザによる指示、プロトコル定義等の方法でY2を取得してもよい。本実施例に記載の通信機器がネットワーク機器である場合、ネットワーク機器によりY2を設定してもよい。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定し、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。それによって、リソースプール内の複数のRBではなく、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定することができ、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
また、本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法では、前記第1時間間隔は第2時間間隔に基づいて決定され、前記第2時間間隔は前記目標PSFCHと前記目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。それによって、取得された目標PSFCHと前記目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔に基づいて第1時間間隔を決定することができ、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドをさらに低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げる。
<実施例3>
図3に示すように、本発明の一実施例は、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法300を提供する。該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器を含む通信機器によって実行可能であり、つまり、該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器に実装されたソフトウェア又はハードウェアによって実行可能であり、該方法は、
目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するステップS302を含む。
前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースはK1’に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。前記K1’はY2に基づいて決定され、前記Y2は前記目標物理サイドリンクフィードバックチャネルPSFCHと前記目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。
一実現形態では、前記Y2に対応する位置にPSFCHが存在しない場合、前記Y2に対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースが前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに属さず、つまり、前記Y2に対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースが前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースのセットに属さない。具体的には、前記Y2に対応する位置にPSFCHが存在しない場合、該Y2に基づいて導出されたK1’に対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソース、例えば、PSSCH及び/又はPSCCH occasionが前記目標サイドリンクチャネルの伝送リソースに属さず、当然、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースのセットにも属さない。
一実現形態では、前記Y2に対応する位置にPSFCHが存在しない場合、前記Y2に対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースが前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに属し、つまり、前記Y2に対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースが前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースのセットに属する。具体的には、前記Y2に対応する位置にPSFCHが存在しない場合、Y2は仮想PSFCHに対応すると見なされ得、該Y2に基づいて導出されたK1’に対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソース、例えば、PSSCH及び/又はPSCCH occasionが前記目標サイドリンクチャネルの伝送リソースに属し、当然、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースのセットにも属する。一実現形態では、この場合、1つの実現形態としては、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応する1つ又は複数の目標物理サイドリンクフィードバック情報ビットが全て否定応答(negative acknowledgement,NACK)に設定されるか、又は全て確認応答情報(acknowledgement,ACK)に設定され得る。
例えば、{Y2}={1,8}、K=3、且つN=4であると仮定し、Y2=8の位置にPSFCHが存在するがY2=1の位置にPSFCHがなく、この場合{K1’}={4,5,6,7,11,12,13,14}となり、n-{4,5,6,7,11,12,13,14}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定し、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。それによって、リソースプール内の複数のRBではなく、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定することができ、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法では、前記第2時間間隔に対応する位置にPSFCHが存在しない場合、前記第2時間間隔に対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースが前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに属するか、又は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに属さない。それによって、目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定することができる。それによって、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げる。
<実施例4>
図4に示すように、本発明の一実施例は、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法400を提供する。該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器を含む通信機器によって実行可能であり、つまり、該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器に実装されたソフトウェア又はハードウェアによって実行可能であり、該方法は、
目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するステップS402を含む。
該ステップS402は、図1~3の実施例のステップS102、S202、S302と同じ又は類似の説明を含んでもよく、ここでは詳細な説明を省略する。その上で、前記第1時間間隔K1’は第2時間間隔Y2に基づいて決定されるステップは、前記Y2、及び前記目標サイドリンクチャネルとPSFCHとの間の第3時間間隔に基づいて、前記第1時間間隔K1’を決定するステップを含んでもよい。
一実現形態では、前記第3時間間隔は、前記目標サイドリンクチャネルとPSFCHとの間の最小時間間隔K、及び前記PSFCHの周期Nのうちの少なくとも1つに基づいて決定される。NはPSFCH周期であり、つまり、N個の時間間隔ごとにPSFCHリソースが発生する。或いはPSFCHの時間領域密度とも呼ばれる。1つの一般的な実施形態としたは、N個のPSSCHもPSFCHに関連し得る。
具体的に、1つのPSFCHはN個のPSSCHに対応し得、それぞれK、K+1、K+2…K+N-1に対応し、即ち、前記第3時間間隔はK及びNに基づいて決定される。PSSCHが1つのみであり、且つPSSCHとPSFCHとの間の間隔がちょうど最小値Kである場合は、N=1の場合として理解してもよい。しかし、N個のPSSCHのうち、Kに対応するPSSCHのみが送信される場合、前記第3時間間隔はKに基づいて決定される。
一実現形態では、前記Y2、及び前記目標サイドリンクチャネルとPSFCHとの間の第3時間間隔に基づいて、前記K1’を決定するステップは、前記Y2と前記第3時間間隔との合計を前記K1’として決定するステップ、又は、前記Y2と拡大もしくは縮小した前記第3時間間隔との合計を前記K1’として決定するステップ、又は、前記第3時間間隔と拡大もしくは縮小した前記Y2との合計を前記K1’として決定するステップ、を含む。該ステップにおける拡大もしくは縮小とは、SCSの相違に応じて行われるSCS変換である。
具体的には、一実現形態では、前記Y2と前記第3時間間隔との合計を前記K1’として決定するステップは、
K1’=目標PSFCHと目標PUCCHとの間の間隔(PSFCH-PUCCH gap)+目標PSSCHと目標PSFCHとの間の間隔(PSSCH-PSFCH gap)=Y2+{K,K+1,…,K+N-1}を含んでもよい。
式中、Y2は{Y2}内の要素であり、{Y2}の値をトラバースして{K1’}を導出することができる。{K1’}は、Y2をそれぞれK,K+1,…,K+N-1と加算した和からなるセット、即ち、{Y2+{K,K+1,…,K+N-1}}である。一実現形態では、各K1に対応するPSSCH occasionは1 HARQ-ACK bitに対応する。
一実現形態では、時間間隔はスロット間隔であってもよい。例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionとPUCCHとの間の間隔はY2であり、それに対応するPSSCH occasionはm-K,m-K-1,…,m-K-N+1に位置し、したがって、PSSCH occasionとPUCCHの間隔{K1’}は{Y2+K,Y2+K+1,…,Y2+K+N-1}である。一実現形態では、{K1’}内に重複するK1’値が存在する場合、重複排除をすることができ、さらに選択的に、重複排除をした後の{K1’}に基づいてフィードバック情報を決定する。
スロット間隔は物理スロット間隔及び/又は論理スロット間隔であってもよい。例えば、一実施形態において、Y2は物理スロット間隔であり、Nは論理スロット間隔であり、したがって、上記m-K,m-K-1,…,m-K-N+1は論理スロットであり、m-K,m-K-1,…,m-K-N+1は、mから論理スロットに対応する時間長に対応する時間位置がずれていることを表している。即ち、K及びNに基づいて算出された第3時間間隔を物理スロット間隔に変換してから、Y2と和を求めることができる。つまり、上記式中の{K,K+1,…,K+N-1}を物理スロット間隔に変換してから、Y2と和を求めることができる。例えば、一実施形態において、Y2はUL SCSにより定義されるが、K及びNはSL SCSを使用しており、この場合、これらを統一的なSCSに変換し、例えば、全てUL SCS又はSL SCS又は1つの参照SCS(例えば、SL SCS及びUL SCSのうち値の大きいもの、例えば、予め設定されたSCS値)に変換してから、和を求めることができる。本発明の実施例では、主としてY2はUL SCSにより定義され、K及びNはSL SCSにより定義される場合を例とするが、他の可能なシナリオへの適用は除外されない。
一実現形態では、前記第3時間間隔と拡大もしくは縮小した前記Y2との合計を前記K1’として決定するステップは以下を含んでもよい。K1’はSL SCSにより計算することができ、K1’=PSFCH-PUCCH gap+PSSCH-PSFCH gap=floor(Y2/A)+{K,K+1,…,K+N-1}であり、式中、Y2は{Y2}内の要素であり、{Y2}の値をトラバースして{K1’}を導出することができ、floor関数は切り下げを表す。1<A<Mの場合、Y2を縮小処理する。
一実現形態では、時間間隔はスロット間隔であってもよい。例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionに対応するPSSCH occasionは、m-K,m-K-1,…,m-K-N+1に位置し、したがって、これらのPSSCH occasionとPUCCHの間隔は{floor(Y2/A)+K,floor(Y2/A)+K+1,…,floor(Y2/A)+K+N-1}である。一実現形態では、{K1’}内に重複するK1’値が存在する場合、重複排除をすることができ、さらに選択的に、重複排除をした後の{K1’}に基づいてフィードバック情報を決定する。選択的に、この時、1つのK1’に対応する位置に対応する1つのPSSCH occasionは1 bitに対応する。
スロット間隔は物理スロット間隔及び/又は論理スロット間隔であってもよい。例えば、Y2は物理スロット間隔であり、Nは論理スロット間隔であり、この場合、K及びNに基づいて算出された第3時間間隔を物理スロット間隔に変換してから、拡大もしくは縮小したY2と和を求めることができる。つまり、上記式中の{K,K+1,…,K+N-1}を物理スロット間隔に変換してから、拡大もしくは縮小したY2と和を求めることができる。
一実現形態では、前記第3時間間隔と拡大もしくは縮小した前記Y2との合計を前記K1’として決定するステップは以下を含んでもよい。
K1’はSL SCSにより計算することができ、K1’=PSFCH-PUCCH gap+PSSCH-PSFCH gap=Y2*B+{K,K+1,…,K+N-1}であり、
式中、Y2は{Y2}内の要素であり、{Y2}の値をトラバースして{K1’}を導出することができ、1<B<Mの場合、Y2を拡大処理する。
一実現形態では、時間間隔はスロット間隔であってもよい。例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionに対応するPSSCH occasionは、m-K,m-K-1,…,m-K-N+1に位置し、したがって、これらのPSSCH occasionとPUCCHの間隔は{Y2*B+K,Y2*B+K+1,…,Y2*B+K+N-1}であり、一実現形態では、各K1に対応するPSSCH occasionは1 HARQ-ACK bitに対応してもよい。
一実現形態では、前記Y2と拡大もしくは縮小した前記第3時間間隔との合計を前記K1’として決定するステップは以下を含んでもよい。K1’はUu SCSにより計算することができ、K1’=PSFCH-PUCCH gap+PSSCH-PSFCH gap=Y2+{(K*A),((K+1)*A)…,((K+N-1)*A)}である。
例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionに対応するPSSCH occasionは、m-(K*A),m-((K+1)*A),…,m-(K+N-1)*Aに位置し、したがって、これらのPSSCH occasionとPUCCHの間隔は{Y2+(K*A),Y2+((K+1)*A),…,Y2+(K+N-1)*A)}であり、1<A<Mの場合、第3時間間隔を拡大処理する。
一実現形態では、{K1’}内に重複するK1’値が存在する場合、重複排除をすることができ、さらに選択的に、重複排除をした後の{K1’}に基づいてフィードバック情報を決定する。選択的に、この時、1つのK1’に対応する位置に対応する1つのPSSCH occasionは1 bitに対応する。
一実現形態では、時間間隔はスロット間隔であってもよい、スロット間隔は物理スロット間隔及び/又は論理スロット間隔であってもよい。例えば、Y2は物理スロット間隔であり、Nは論理スロット間隔であり、この場合、拡大もしくは縮小した前記第3時間間隔を物理スロット間隔に変換してから、Y2と和を求めることができる。つまり、上記式中の{(K*A),((K+1)*A)…,((K+N-1)*A)}を物理スロット間隔に変換してから、拡大もしくは縮小したY2と和を求めることができる。
一実現形態では、前記Y2と拡大もしくは縮小した前記第3時間間隔との合計を前記K1’として決定するステップは以下を含んでもよい。K1’はUu SCSにより計算することができ、K1’=PSFCH-PUCCH gap+PSSCH-PSFCH gap=Y2+{floor(K/B),floor((K+1)/B),…,floor (K+N-1)/B)}であり、式中、Y2は{Y2}内の要素であり、{Y2}の値をトラバースして{K1’}を導出する。1<B<Mの場合、第3間隔を縮小処理する。Floor関数は切り下げを表す。
例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionに対応するPSSCH occasionは、m-floor(K/B),m-floor((K+1)/B),…,m- floor (K+N-1)/B)に位置し、したがって、これらのPSSCH occasionとPUCCHの間隔は{Y2+floor(K/B),Y2+floor((K+1)/B),…,Y2+floor (K+N-1)/B)}である。この時、1つのK1’に対応する位置には複数のPSSCH occasionが含まれ、複数のbitに対応する。選択的に、一実現形態では、各K1に対応するPSSCH occasionはB個のHARQ-ACK bitに対応してもよい。
一実現形態では、前記Y2、及び前記目標サイドリンクチャネルとPSFCHとの間の第3時間間隔に基づいて、前記K1’を決定する前記ステップは、以下の実施形態の少なくとも1つを含む。
実施形態1では、SLサブキャリア間隔(subcarrier spacing,SCS)とエアインタフェースUu SCSが等しい場合、前記K1’は前記Y2と前記第3時間間隔との合計である。
実施形態2では、前記Uu SCSが前記SL SCSの所定倍数である場合、前記所定倍数に基づいて前記Y2を拡大もしくは縮小し、前記K1’は拡大もしくは縮小したY2と前記第3時間間隔との合計であり、ここで前記所定倍数はゼロより大きい。
実施形態3では、前記Uu SCSが前記SL SCSの所定倍数である場合、前記所定倍数に基づいて前記第3時間間隔を拡大もしくは縮小し、前記K1’は前記Y2と拡大もしくは縮小した前記第3時間間隔との合計であり、ここで前記所定倍数はゼロより大きい。
実施形態1について、具体的には、SL SCS=Uu SCSの場合、K1’=PSFCH-PUCCH gap+PSSCH-PSFCH gap=Y2+{K,K+1,…,K+N-1}であり、式中Y2は{Y2}内の要素であり、{Y2}の値をトラバースして{K1’}を導出することができる。{K1’}は、Y2をそれぞれK,K+1,…,K+N-1と加算した和からなるセット、即ち、{Y2+{K,K+1,…,K+N-1}}である。一実現形態では、各K1に対応するPSSCH occasionは1 HARQ-ACK bitに対応する。
一実現形態では、時間間隔はスロット間隔であってもよい。例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionとPUCCHとの間の間隔はY2であり、それに対応するPSSCH occasionはm-K,m-K-1,…,m-K-N+1に位置し、したがって、PSSCH occasionとPUCCHの間隔{K1’}は{Y2+K,Y2+K+1,…,Y2+K+N-1}である。一実現形態では、{K1’}内に重複するK1’値が存在する場合、重複排除をすることができ、さらに選択的に、重複排除をした後の{K1’}に基づいてフィードバック情報を決定する。
スロット間隔は物理スロット間隔及び/又は論理スロット間隔であってもよい。例えば、一実施形態において、Y2は物理スロット間隔であり、Nは論理スロット間隔であり、したがって、上記m-K,m-K-1,…,m-K-N+1は論理スロットであり、m-K,m-K-1,…,m-K-N+1は、mから論理スロットに対応する時間長に対応する時間位置がずれていることを表している。即ち、K及びNに基づいて算出された第3時間間隔を物理スロット間隔に変換してから、Y2と和を求めることができる。つまり、上記式中の{K,K+1,…,K+N-1}を物理スロット間隔に変換してから、Y2と和を求めることができる。例えば、一実施形態においてY2はUL SCSにより定義されるが、K及びNはSL SCSを使用しており、この場合、これらを統一的なSCSに変換し、例えば、全てUL SCS又はSL SCS又は1つの参照SCS(例えば、SL SCS及びUL SCSのうち値の大きいもの、例えば、予め設定されたSCS値)に変換してから、和を求めることができる。本発明では、主としてY2はUL SCSにより定義され、K及びNはSL SCSにより定義される場合を例とするが、他の可能なシナリオへの適用は除外されない。
実施形態2について、具体的には、該ステップにおける拡大もしくは縮小は、Uu SCSとSL SCSの相違に応じて行われる変換である。例えば、一実施形態においてY2はUL SCSにより定義されるが、K及びNはSL SCSを使用しており、この場合、これらを統一的なSCSに変換し、例えば、全てUL SCS又はSL SCS又は1つの参照SCS(例えば、SL SCS及びUL SCSのうち値の大きいもの、例えば、予め設定されたSCS値)に変換してから、和を求めることができる。本発明では、主としてY2はUL SCSにより定義され、K及びNはSL SCSにより定義される場合を例とするが、他の可能なシナリオへの適用は除外されない。
Uu SCS=A*SL SCSの場合、一実現形態では、K1’はSL SCSにより計算することができ、K1’=PSFCH-PUCCH gap+PSSCH-PSFCH gap=floor(Y2/A)+{K,K+1,…,K+N-1}であり、式中、Y2は{Y2}内の要素であり、{Y2}の値をトラバースして{K1’}を導出することができ、floor関数は切り下げを表す。1<A<Mの場合、Y2を縮小処理する。一実現形態では、時間間隔はスロット間隔であってもよい。例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionに対応するPSSCH occasionは、m-K,m-K-1,…,m-K-N+1に位置し、したがって、これらのPSSCH occasionとPUCCHの間隔は{floor(Y2/A)+K,floor(Y2/A)+K+1,…,floor(Y2/A)+K+N-1}である。一実現形態では、{K1’}内に重複するK1’値が存在する場合、重複排除をすることができ、さらに選択的に、重複排除をした後の{K1’}に基づいてフィードバック情報を決定する。選択的に、この時、1つのK1’に対応する位置に対応する1つのPSSCH occasionは1 bitに対応する。
スロット間隔は物理スロット間隔及び/又は論理スロット間隔であってもよい。例えば、Y2は物理スロット間隔であり、Nは論理スロット間隔であり、この場合、K及びNに基づいて算出された第3時間間隔を物理スロット間隔に変換してから、拡大もしくは縮小したY2と和を求めることができる。つまり、上記式中の{K,K+1,…,K+N-1}を物理スロット間隔に変換してから、拡大もしくは縮小したY2と和を求めることができる。
SL SCS=B* Uu SCS、即ち、Uu SCS=1/B SL SCSの場合、一実現形態では、K1’はSL SCSにより計算することができ、K1’=PSFCH-PUCCH gap+PSSCH-PSFCH gap=Y2*B+{K,K+1,…,K+N-1}である。式中、Y2は{Y2}内の要素であり、{Y2}の値をトラバースして{K1’}を導出することができ、1<B<Mの場合、Y2を拡大処理する。
一実現形態では、時間間隔はスロット間隔であってもよい。例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionに対応するPSSCH occasionは、m-K,m-K-1,…,m-K-N+1に位置し、したがって、これらのPSSCH occasionとPUCCHの間隔は{Y2*B+K,Y2*B+K+1,…,Y2*B+K+N-1}であり、一実現形態では、各K1に対応するPSSCH occasionは1 HARQ-ACK bitに対応してもよい。
実施形態3について、具体的には、該ステップにおける拡大もしくは縮小は、Uu SCSとSL SCSの相違に応じて行われる変換である。例えば、一実施形態においてY2はUL SCSにより定義されるが、K及びNはSL SCSを使用しており、この場合、これらを統一的なSCSに変換し、例えば、全てUL SCS又はSL SCS又は1つの参照SCS(例えば、SL SCS及びUL SCSのうち値の大きいもの、例えば、予め設定されたSCS値)に変換してから、和を求めることができる。本発明では、主としてY2はUL SCSにより定義され、K及びNはSL SCSにより定義される場合を例とするが、他の可能なシナリオへの適用は除外されない。
Uu SCS=A*SL SCSの場合、一実現形態では、K1’はUu SCSにより計算することができ、K1’=PSFCH-PUCCH gap+PSSCH-PSFCH gap=Y2+{(K*A),((K+1)*A)…,((K+N-1)*A)}である。
例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionに対応するPSSCH occasionは、m-(K*A),m-((K+1)*A),…,m-(K+N-1)*Aに位置し、したがって、これらのPSSCH occasionとPUCCHの間隔は{Y2+(K*A),Y2+((K+1)*A),…,Y2+(K+N-1)*A)}であり、1<A<Mの場合、第3時間間隔を拡大処理する。一実現形態では、{K1’}内に重複するK1’値が存在する場合、重複排除をすることができ、さらに選択的に、重複排除をした後の{K1’}に基づいてフィードバック情報を決定する。選択的に、この時、1つのK1’に対応する位置に対応する1つのPSSCH occasionは1 bitに対応する。
一実現形態では、時間間隔はスロット間隔であってもよく、スロット間隔は物理スロット間隔及び/又は論理スロット間隔であってもよい。例えば、Y2は物理スロット間隔であり、Nは論理スロット間隔であり、この場合、拡大もしくは縮小した前記第3時間間隔を物理スロット間隔に変換してから、Y2と和を求めることができる。つまり、上記式中の{(K*A),((K+1)*A)…,((K+N-1)*A)}を物理スロット間隔に変換してから、拡大もしくは縮小したY2と和を求めることができる。
SL SCS=B* Uu SCS、即ち、Uu SCS=1/B SL SCSの場合、一実現形態では、K1’はUu SCSにより計算することができ、K1’=PSFCH-PUCCH gap+PSSCH-PSFCH gap=Y2+{floor(K/B),floor((K+1)/B),…,floor (K+N-1)/B)}であり、式中、Y2は{Y2}内の要素であり、{Y2}の値をトラバースして{K1’}を導出する。1<B<Mの場合、第3間隔を縮小処理する。Floor関数は切り下げを表す。
例えば、slot mに位置する1つのPSFCH occasionに対応するPSSCH occasionは、m-floor(K/B),m-floor((K+1)/B),…,m- floor (K+N-1)/B)に位置し、したがって、これらのPSSCH occasionとPUCCHの間隔は{Y2+floor(K/B),Y2+floor((K+1)/B),…,Y2+floor (K+N-1)/B)}である。この時、1つのK1’に対応する位置には複数のPSSCH occasionが含まれる。選択的に、一実現形態では、各K1に対応するPSSCH occasionはB個のHARQ-ACK bitに対応する。
前記Uu SCSはアップリンク、ダウンリンク、アップリンクリソース又はダウンリンクリソースのSCSであってもよい。
選択的に、n-Y2の先頭はPSFCHと重なるPSFCH以降の、Uu SCSにより計算されるslotの先頭である。
実施形態1-3について、以下の例を挙げて説明する。
図5Aは目標サイドリンクチャネル伝送リソースの一例示図を示す。図に示すように、例えば、PUCCH SCS=SL SCS=30kHzの場合である。第1の場合に、{Y2}={1,2,4,8}、K=2、且つN=4であると仮定し、Y2={4,8}の位置にPSFCHが存在するため、{K1’}={6,7,8,9,10,11,12,13}となり、n-{6,7,8,9,10,11,12,13}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。
第2の場合に、{Y2}={1,2,4,8}、K=3、且つN=4であると仮定し、Y2={4,8}の位置にPSFCHが存在するため、{K1’}={7,8,9,10,11,12,13,14}となり、n-{7,8,9,10,11,12,13,14}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。
図5Bは目標サイドリンクチャネル伝送リソースの一例示図を示す。図に示すように、Uu SCSがSL SCSより大きい場合について、例えば、PUCCH SCS=30kHzであり、SL SCS=15kHzである場合、一実現形態ではK1’はSL SCSにより計算される。例1として、{Y2}={8}、K=2、且つN=4であると仮定すると、{K1’}={6,7,8,9}となり、n-{6,7,8,9}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。例2として、{Y2}={8}、K=3、且つN=4であると仮定すると、{K1’}={7,8,9,10}となり、n-{7,8,9,10}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。
一実現形態では、K1’はUL SCSにより計算される。例1として、{Y2}={8}、K=2、且つN=4であると仮定すると、{K1’}={12,14,16,18}となり、n-{12,14,16,18}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。例2として、{Y2}={8}、K=3、且つN=4であると仮定すると、{K1’}={14,16,18,20}となり、n-{14,16,18,20}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。選択的に、n-{12,14,16,18}内のPSSCH occasionは、n-{12,14,16,18}と時間的に重なるsidelink slot内のPSSCH occasionであってもよい。
図5Cは目標サイドリンクチャネル伝送リソースの一例示図を示す。図に示すように、Uu SCSがSL SCSより小さい場合について、例えば、UL SCS=15kHzであり、SL SCS=30kHzである場合、一実現形態ではK1’はSL SCSにより計算される。例1として、{Y2}={2}、K=2、且つN=4であると仮定すると、{K1’}={6,7,8,9}となり、n-{6,7,8,9}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。例2として、{Y2}={2}、K=3、且つN=4であると仮定すると、{K1’}={7,8,9,10}となり、n-{7,8,9,10}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。
K1’はUL SCSにより計算され、例1として、{Y2}={2}、K=2、且つN=4であると仮定すると、{K1’}={3,4}となり、n-{3,4}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。例2として、{Y2}={2}、K=3、且つN=4であると仮定すると、{K1’}={3,4,5}となり、n-{3,4,5}内のPSSCH occasionは該PUCCHに関連付けられたPSSCH occasionである。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定し、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。それによって、リソースプール内の複数のRBではなく、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定することができ、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、前記第2時間間隔、及び前記目標サイドリンクチャネルとPSFCHとの間の第3時間間隔に基づいて前記第1時間間隔を決定する。それによって、第1時間間隔を決定することができ、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドの低減を図ることができる。
<実施例5>
図6に示すように、本発明の一実施例は、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法600を提供する。該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器を含む通信機器によって実行可能であり、つまり、該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器に実装されたソフトウェア又はハードウェアによって実行可能であり、該方法は、
目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するステップS602を含む。
前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースはK1’に基づいて決定され、前記K1’は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。
一実現形態では、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するステップは、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するフィードバック情報に基づいて、前記目標サイドリンクフィードバック情報を決定するステップを含む。例えば、各目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するフィードバック情報をカスケードして目標サイドリンクフィードバック情報を得ることができる。
一実現形態では、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するステップの前に、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースの少なくとも1つの寸法に基づいて、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するフィードバック情報を決定するステップをさらに含み、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースの少なくとも1つの寸法は、周波数領域、符号領域、空間領域又は時間領域のうちの少なくとも1つを含む。
例えば、セット内の各PSSCH occasionについて、周波数領域*符号領域*空間領域寸法=Mであり、即ち、1つのPSSCH occasionでは、1つのユーザが最大でM個のPSSCHを送信可能であると仮定し、この場合、各K1’に対応するPSSCH occasionについて、M個のsidelink HARQ-ACKをフィードバックする。これにより、1つの伝送リソースに対応する物理サイドリンクフィードバック情報の大きさを決定することができる。
その上で、一実現形態では、各K1’に対応するPSSCH occasionについて、B個のHARQ-ACK bitをフィードバックする場合、M*B個のsidelink HARQ-ACKをフィードバックしてもよい。これにより、目標物理サイドリンクに対応する物理サイドリンクフィードバック情報の大きさを決定することができる。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定し、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。それによって、リソースプール内の複数のRBではなく、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定することができ、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するフィードバック情報に基づいて、前記目標サイドリンクフィードバック情報を決定する。それによって、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースの少なくとも1つの寸法に基づいて、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するフィードバック情報を決定する。それによって、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するフィードバック情報を複数の寸法から決定し、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
また、選択的に、本発明の実施例において、上記目標アップリンクチャネルは少なくとも1つの目標リソースに関連し、該目標リソースはリソースプール、サブチャネル、帯域幅パートBWP又はキャリアを含む。
上記の目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、同一の目標リソースに属してもよく、同一グループの目標リソースに属してもよく、任意の目標リソースに関連してもよいことが理解される。つまり、上記目標アップリンクチャネルは、ある指定された目標リソース内の目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するSL HARQフィードバック情報のみをフィードバックしてもよいし、又は、幾つかの指定された目標リソース内の目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するSL HARQフィードバック情報をフィードバックしてもよいし、又は、任意の目標リソース内の目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するSL HARQフィードバック情報をフィードバックしてもよい。
選択的に、上記目標アップリンクチャネルを少なくとも1つの目標リソースに関連する方法は以下の少なくとも1つを含む。
(1)目標アップリンクチャネルを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースの識別子(Identifier,ID)に関連付けられた。
選択的に、該目標アップリンクチャネルを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースの識別子(Identifier,ID)に関連付けられた。各目標リソースのIDは、制御シグナリング又は上位層シグナリングによって指示されてもよく、該上位層シグナリングは、RRCシグナリング、パケットデータ収束プロトコル(Packet Data Convergence Protocol,PDCP)シグナリング、サービスデータ適応プロトコル(Service Data Adaptation Protocol,SDAP)シグナリング、無線リンク制御(Radio Link Control,RLC)シグナリング、媒体アクセス制御(Medium Access Control,MAC)シグナリング等のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
(2)目標アップリンクチャネルのリソースセット(resource set)を少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースのIDに関連付けられた。
選択的に、該目標アップリンクチャネルのリソースセットを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースのIDに関連付けられた。
(3)目標アップリンクチャネルのフォーマット(format)を少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースのIDに関連付けられた。
選択的に、該目標アップリンクチャネルのフォーマットを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースのIDに関連付けられた。
(4)目標アップリンクチャネルのシーケンスを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースに関連付けられた。
選択的に、該目標アップリンクチャネルのシーケンスを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースのIDに関連付けられた。該目標アップリンクチャネルのシーケンスは、ベースシーケンス(base sequence)、初期化(initialization)、サイクリックシフト(cyclic shift)、位相回転等のうちの少なくとも1つを含む。
(5)目標アップリンクチャネルの周波数領域リソースを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースに関連付けられた。
選択的に、該目標アップリンクチャネルの周波数領域リソースを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースのIDに関連付けられた。
(6)目標アップリンクチャネルの時間領域リソースを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースに関連付けられた。
選択的に、該目標アップリンクチャネルの時間領域リソースを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースのIDに関連付けられた。
(7)目標アップリンクチャネルの周波数ホッピングパターンを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースに関連付けられた。
選択的に、該目標アップリンクチャネルの周波数ホッピングパターンを少なくとも1つの目標リソースのうちの1つ又は複数の目標リソースのIDに関連付けられた。該周波数ホッピングパターンは通信機器の周波数ホッピングに使用される。
選択的に、上記目標アップリンクチャネルは目標サイドリンクチャネルリソースに関連し、目標サイドリンクチャネルリソースは、PSFCHリソース、PSSCHリソース及びPSCCHリソースのうちの少なくとも1つを含む。以下の例の一部はPSFCHリソースを例として説明するが、目標サイドリンクチャネルリソースは必ずしもPSFCHリソースであるわけではない。
選択的に、一具体例において、上記目標サイドリンクチャネルリソースは、上記少なくとも1つの目標リソースに対応するサイドリンクチャネルリソース範囲以外の少なくとも1つのリソースを含む。
選択的に、該具体例において、上記少なくとも1つの目標リソースに対応するサイドリンクチャネルリソース範囲以外の少なくとも1つのリソースに対応する全てのSL HARQフィードバック情報は、肯定応答ACK情報と否定応答NACK情報のうちのいずれかである。
例えば、一例において、1つのPUCCHはresourcepool#1に関連し、該PUCCHは4つのPSFCHoccasion#1、#2、#3及び#4に関連付けられた。該4つのPSFCH occasionのうち、occasion#3はresourcepool#2に属し、他の3つはresourcepool#1に属すると、PUCCHにより該4つのPSFCH occasionのHARQ-ACK bit(s)をフィードバックする時、occasion#3に対応するHARQ-ACK bit(s)は全てACK情報に設定される。
別の例において、1つのPUCCHはresourcepool#1に関連し、該PUCCHは4つのPSFCHoccasion#1、#2、#3及び#4に関連付けられた。該4つのPSFCH occasionのうち、occasion#3はresourcepool#2に属し、他の3つはresourcepool#1に属すると、PUCCHにより該4つのPSFCH occasionのHARQ-ACK bit(s)をフィードバックする時、occasion#3に対応するHARQ-ACK bit(s)は全てNACK情報に設定される。
さらに選択的に、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースには、上記少なくとも1つの目標リソースに対応するサイドリンクチャネルリソース範囲以外の少なくとも1つのリソースが含まれてもよい。
上記目標アップリンクチャネルに関連付けられた少なくとも1つの目標リソースに対応するサイドリンクチャネルリソース範囲内に属さないリソース(即ち、上記少なくとも1つの目標リソースに対応するサイドリンクチャネルリソース範囲以外の少なくとも1つのリソース)は、上記の目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに属してもよいことが理解される。
選択的に、別の具体例において、上記目標サイドリンクチャネルリソースは、少なくとも1つの目標リソースに対応するサイドリンクチャネルリソース範囲内のリソースである。
さらに選択的に、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、上記の少なくとも1つの目標リソースに対応するサイドリンクチャネルリソース範囲内の少なくとも1つのリソースである。
上記目標アップリンクチャネルに関連付けられた少なくとも1つの目標リソースに対応するサイドリンクチャネルリソース範囲内に属さないリソース(即ち、上記少なくとも1つの目標リソースに対応するサイドリンクチャネルリソース範囲以外の少なくとも1つのリソース)は、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースにも属さないことが理解される。
選択的に、本発明の実施例のSLフィードバック情報の決定方法において、目標リソースに応じて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネルリソースをグループ化する。例えば、目標リソースのIDに応じて、各目標リソースに関連付けられたリソース又は対応するSLHARQ-ACK bit(s)を順にカスケードする。
本発明の実施例において、目標アップリンクチャネルに関連付けられた少なくとも1つの目標リソースを決定することができ、さらに、該関連関係に基づいて、サイドリンク上のユーザにより報告される必要があるSL HARQフィードバック情報を決定して、該目標アップリンクチャネルにマッピングしてSL HARQフィードバック情報の報告を完了することができる。該目標リソースは、リソースプール、サブチャネル、帯域幅パートBWP又はキャリアを含んでもよい。こうして、本発明の実施例に記載の技術的解決手段は、サイドリンク上のユーザが、報告される必要があるSLフィードバック情報の内容を正確に決定するする助けとなることができ、それによって、サイドリンク上のユーザはSLフィードバック情報の報告を順調に行うことができ、制御ノードと理解が一致する。
<実施例6>
図7に示すように、本発明の一実施例は、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法700を提供する。該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器を含む通信機器によって実行可能であり、つまり、該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器に実装されたソフトウェア又はハードウェアによって実行可能であり、該方法は、
第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するステップS702を含む。
これにより、該目標サイドリンクチャネル伝送リソース上でサイドリンク伝送を行うことができ、サイドリンク伝送の信頼度が上がる。
また、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、目標物理サイドリンクフィードバック情報の決定に使用され得る。
一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネルは、PSSCH、PSCCH又はPSFCHのうちの少なくとも1つを含む。
一実現形態では、第1フィードバック時間T及び/又は第2フィードバック時間Lは、設定又は事前設定されてもよいし、他のユーザによって指示又は定義されてもよい。
本実施例は個別に実施してもよいし、実施例1~5の少なくとも1つと組み合わせて実施してもよいことが理解される。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定し、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、目標物理サイドリンクフィードバック情報の決定に使用される。それによって、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
<実施例7>
図8に示すように、本発明の一実施例は、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法800を提供する。該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器を含む通信機器によって実行可能であり、つまり、該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器に実装されたソフトウェア又はハードウェアによって実行可能であり、該方法は、
第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するステップS802を含む。
一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネルは、PSSCH、PSCCH又はPSFCHのうちの少なくとも1つを含む。
一実現形態では、第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するステップは、以下の実施形態の少なくとも1つを含む。
第1の実施形態では、目標アップリンクチャネルが位置するリソース位置、及び前記第1フィードバック時間に基づいて、前記目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定する。例えば、slot nに位置するPUCCH/PUSCHの場合、n-Tに対応するslotに基づいて、フィードバックされるsidelink HARQ-ACK情報を決定する。
第2の実施形態では、目標アップリンクチャネルが位置するリソース位置、前記第1フィードバック時間、及び前記第2フィードバック時間に基づいて、フィードバック期間を決定し、前記フィードバック期間に基づいて前記目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定する。
例えば、slot nに位置するPUCCH/PUSCHの場合、n-T以前のフィードバック期間に基づいて、フィードバックされるsidelink HARQ-ACK情報を決定する。
一実現形態では、前記フィードバック期間に基づいて前記目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定する場合、前記フィードバック期間内の各目標時間は少なくとも1つの目標物理サイドリンクフィードバック情報ビットに対応する。選択的に、フィードバック期間内の各slotはX個のsidelink HARQ-ACK bitに対応する。例えば、T=1、L=6である場合、n-6からn-1のフィードバック期間内の各slotはX bitに対応する。
その上で、一実現形態では、前記目標時間内に前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースが含まれる。フィードバック期間内のPSFCH occasionが含まれる各slotはX個のsidelink HARQ-ACK bitに対応し、例えば、T=1、L=6である場合、n-6からn-1のslot内に、PSFCH occasionが含まれるslotは1つであり、該slotはX bitに対応する。
選択的に、フィードバック時間又はフィードバック期間内の場合、図1の実施例で決定された関連するPSFCH occasion又はPSSCH occasionのセットに基づいて、フィードバックされるsidelink HARQ-ACK情報を決定する。例えば、T=1、L=6、Y2={1,4,6,8}である場合、Y2={4,6}に対応するslotはフィードバック期間内であり、それに対応するPSFCH occasion又はPSSCH occasionは関連するPSFCH occasion又はPSSCH occasionのセットに属し、図1の実施例に従って、フィードバックされるsidelink HARQ-ACK情報を決定する。
第3の実施形態では、目標アップリンクチャネルが位置するリソース位置、及び前記第2フィードバック時間に基づいて、フィードバック期間を決定し、前記フィードバック期間に基づいて前記目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定する。
一実現形態では、前記フィードバック期間に基づいて前記目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定する場合、前記フィードバック期間内の各目標時間は少なくとも1つの目標物理サイドリンクフィードバック情報ビットに対応する。一実現形態では、前記目標時間内に前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースが含まれる。例えば、フィードバック期間内のPSFCH occasionが含まれる各slotはX個のsidelink HARQ-ACK bitに対応する。
これにより、決定された目標サイドリンクチャネル伝送リソース上でサイドリンク伝送を行うことができ、サイドリンク伝送の信頼度が上がる。
また、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、目標物理サイドリンクフィードバック情報の決定に使用され得る。
本実施例は個別に実施してもよいし、実施例1~5の少なくとも1つと組み合わせて実施してもよいことが理解される。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定し、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、目標物理サイドリンクフィードバック情報の決定に使用される。それによって、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
<実施例8>
図9に示すように、本発明の一実施例は、物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法900を提供する。該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器を含む通信機器によって実行可能であり、つまり、該方法は端末機器及び/又はネットワーク機器に実装されたソフトウェア又はハードウェアによって実行可能であり、該方法は、
第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するステップS902を含む。
一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネルは、PSSCH、PSCCH又はPSFCHのうちの少なくとも1つを含む。
前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースはK1’に基づいて決定され、前記K1’は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。具体的な実施形態は実施例1に説明されたものに類似し、ここでは詳細な説明を省略する。
一実現形態では、前記K1’はY2に基づいて決定され、前記Y2は前記目標物理サイドリンクフィードバックチャネルPSFCHと前記目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。具体的な実施形態は実施例2~4の少なくとも1つの実施例に説明されたものに類似し、ここでは詳細な説明を省略する。
一実現形態では、前記第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、前記第1時間間隔K1’及び/又は前記第2時間間隔Y2を取得してもよく、これにより、K1’及び/又は前記第2時間間隔Y2に基づいて決定された目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、先の実施例に決定された目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースに属するようになる。
つまり、本実施例は個別に実施してもよいし、実施例1~5の少なくとも1つと組み合わせて実施してもよい。
別の実現形態では、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第4時間間隔に基づいて決定され、前記第4時間間隔は目標物理サイドリンク共有チャネルPSSCHと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔であるか、又は目標物理サイドリンク制御チャネルPSCCHと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。
これにより、決定された目標サイドリンクチャネル伝送リソース上でサイドリンク伝送を行うことができ、サイドリンク伝送の信頼度が上がる。
また、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、目標物理サイドリンクフィードバック情報の決定に使用され得る。
本発明の実施例で提供される物理サイドリンクフィードバック情報の決定方法は、第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定し、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは、目標物理サイドリンクフィードバック情報の決定に使用される。それによって、物理サイドリンクフィードバック情報を決定する際のオーバーヘッドを効果的に低減し、ユーザによる報告や符号化の複雑度を低減し、sidelink HARQ-ACKアップリンクフィードバックの信頼度を上げることができる。
<実施例9>
図10は本発明の実施例に係る通信機器の構造模式図である。図に示すように、通信機器1000は、
目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースに基づいて、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するための処理モジュール1010を備え、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。
一実現形態では、前記第1時間間隔は第2時間間隔に基づいて決定され、前記第2時間間隔は前記目標物理サイドリンクフィードバックチャネルPSFCHと前記目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。
一実現形態では、第2時間間隔に基づいて前記第1時間間隔が決定されるステップは、前記第2時間間隔、及び前記目標サイドリンクチャネルとPSFCHとの間の第3時間間隔に基づいて、前記第1時間間隔を決定するステップを含む。
一実現形態では、前記第3時間間隔は、前記目標サイドリンクチャネルとPSFCHとの間の最小時間間隔、及び前記PSFCHの周期のうちの少なくとも1つに基づいて決定される。
一実現形態では、前記第2時間間隔、及び前記目標サイドリンクチャネルとPSFCHとの間の第3時間間隔に基づいて、前記第1時間間隔を決定するステップは、前記第2時間間隔と前記第3時間間隔との合計を前記第1時間間隔として決定するステップ、又は、前記第2時間間隔と拡大もしくは縮小した前記第3時間間隔との合計を前記第1時間間隔として決定するステップ、又は、前記第3時間間隔と拡大もしくは縮小した前記第2時間間隔との合計を前記第1時間間隔として決定するステップ、を含む。
一実現形態では、前記第2時間間隔、及び前記目標サイドリンクチャネルとPSFCHとの間の第3時間間隔に基づいて、前記第1時間間隔を決定する前記ステップは、サイドリンクのサブキャリア間隔(sidelink subcarrier spacing,SL SCS)とUu SCSが等しい場合、前記第1時間間隔を前記第2時間間隔と前記第3時間間隔との合計とするステップ、又は、前記Uu SCSが前記SL SCSの所定倍数である場合、前記所定倍数に基づいて前記第2時間間隔を拡大もしくは縮小し、前記第1時間間隔を拡大もしくは縮小した第2時間間隔と前記第3時間間隔との合計とするステップであって、前記所定倍数はゼロより大きいステップ、又は、前記Uu SCSが前記SL SCSの所定倍数である場合、前記所定倍数に基づいて前記第3時間間隔を拡大もしくは縮小し、前記第1時間間隔を前記第2時間間隔と拡大もしくは縮小した前記第3時間間隔との合計とするステップであって、前記所定倍数はゼロより大きいステップ、を含む。
一実現形態では、前記Uu SCSは物理アップリンク制御チャネルサイドリンクサブキャリア間隔(physical uplink control channel sidelink subcarrier spacing,PUCCH SCS)又は物理アップリンク共有チャネルサブキャリア間隔(physical uplink share channel subcarrier spacing,PUSCH SCS)である。
一実現形態では、前記第2時間間隔に対応する位置にPSFCHが存在しない場合、前記第2時間間隔に対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースが前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに属さないか、又は、前記第2時間間隔に対応する位置にPSFCHが存在しない場合、前記第2時間間隔に対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースが前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに属する。
一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応する目標物理サイドリンクフィードバック情報ビットが否定応答NACK又は確認応答情報ACKに設定される。
一実現形態では、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定するステップは、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するフィードバック情報に基づいて、前記目標サイドリンクフィードバック情報を決定するステップを含む。
一実現形態では、処理モジュール1010は、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定する前に、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースの少なくとも1つの寸法に基づいて、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースに対応するフィードバック情報を決定するためにも用いられ、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースの少なくとも1つの寸法は、周波数領域、符号領域、空間領域又は時間領域のうちの少なくとも1つを含む。
一実現形態では、処理モジュール1010は、目標物理サイドリンクフィードバック情報を決定する前に、第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間を取得し、前記第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、前記第1時間間隔及び/又は前記第2時間間隔を取得するためにも用いられる。
一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネルは、物理サイドリンク共有チャネルPSSCH及び/又は物理サイドリンク制御チャネルPSCCHを含む。
本発明の実施例に係る端末機器1000は、対応する本発明の実施例の方法100~600のフローを参照すればよく、該端末機器1000における各ユニット/モジュール及び上記他の操作及び/又は機能はそれぞれ、方法100~600における対応するフローを実現するためのものであり、同一又は同等の技術効果を達成することができる。簡潔にするために、ここでは詳細な説明を省略する。
<実施例10>
図11は本発明の実施例に係る通信機器の構造模式図である。図に示すように、通信機器1100は、
第1フィードバック時間及び/又は第2フィードバック時間に基づいて、目標アップリンクチャネルに関連付けられた目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するための決定モジュール1110を備える。
一実現形態では、決定モジュール1110は、目標アップリンクチャネルが位置するリソース位置、及び前記第1フィードバック時間に基づいて、前記目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するために、又は、目標アップリンクチャネルが位置するリソース位置、前記第1フィードバック時間、及び前記第2フィードバック時間に基づいて、フィードバック期間を決定し、前記フィードバック期間に基づいて前記目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するために、又は、目標アップリンクチャネルが位置するリソース位置、及び前記第2フィードバック時間に基づいて、フィードバック期間を決定し、前記フィードバック期間に基づいて前記目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定するために用いられる。
一実現形態では、前記フィードバック期間に基づいて前記目標アップリンクチャネルに対応する目標サイドリンクチャネル伝送リソースを決定する場合、前記フィードバック期間内の各目標時間は少なくとも1つの目標物理サイドリンクフィードバック情報ビットに対応する。
一実現形態では、前記目標時間内に前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースが含まれる。
一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第1時間間隔に基づいて決定され、前記第1時間間隔は前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。
一実現形態では、前記第1時間間隔は第2時間間隔に基づいて決定され、前記第2時間間隔は前記目標物理サイドリンクフィードバックチャネルPSFCHと前記目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。
一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネル伝送リソースは第4時間間隔に基づいて決定され、前記第4時間間隔は目標物理サイドリンク共有チャネルPSSCHと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔であるか、又は目標物理サイドリンク制御チャネルPSCCHと目標アップリンクチャネルとの間の時間間隔である。
一実現形態では、前記目標サイドリンクチャネルは、PSSCH、PSCCH又はPSFCHのうちの少なくとも1つを含む。
本発明の実施例に係るネットワーク機器1100は、本発明の実施例の方法700~900に対応するフローを参照すればよく、該ネットワーク機器1100における各ユニット/モジュール及び上記のその他の操作及び/又は機能はそれぞれ、方法700~900における対応するフローを実現するためのものであり、同一又は同等の技術効果を達成することができる。簡潔にするために、ここでは詳細な説明を省略する。
<実施例11>
図12は本発明の別の実施例の端末機器のブロック図である。本発明の実施例に記載の通信機器は端末機器であってもよい。図12に示される端末機器1200は、少なくとも1つのプロセッサ1201、メモリ1202、少なくとも1つのネットワークインタフェース1204、及びユーザインタフェース1203を備える。端末機器1200における各コンポーネントはバスシステム1205によって接続される。バスシステム1205はこれらのコンポーネントの間の接続通信を実現するためのものであることが理解される。バスシステム1205はデータバスに加えて、さらに電源バス、制御バス及び状態信号バスを含む。ただし、説明を明瞭にするために、図12において各種のバスが全てバスシステム1205とされている。
ユーザインタフェース1203は、ディスプレイ、キーボート、ポインティングデバイス(例えば、マウス、トラックボール(trackball))、タッチ感知式プレート又はタッチスクリーン等を含んでもよい。
本発明の実施例におけるメモリ1202は揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、揮発性及び不揮発性メモリの両方を含んでもよいことが理解される。不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(Programmable ROM,PROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable PROM,EPROM)、電気的消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM,EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリとして用いられるランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)であってもよい。例示的なものであり限定する意図がない説明によれば、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM,SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM,DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM,SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM,DDRSDRAM)、強化型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM,ESDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM,SLDRAM)、及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM,DRRAM)のような多くの形のRAMが使用可能である。本発明の実施例に記載のシステム及び方法のメモリ1202は、これらのメモリ及び他のいかなる適切なメモリを含むが、それらに限定されない。
いくつかの実施形態において、メモリ1202には、実行可能なモジュール又はデータ構造若しくはこれらのサブセットや拡張セットであるオペレーティングシステム12021及びアプリケーションプログラム12022の要素が記憶されている。
オペレーティングシステム12021は、各種の基礎業務及びハードウェアに基づくタスクを実現するように、例えば、フレームワーク層、コアライブラリ層、駆動層等各種のシステムプログラムを含む。アプリケーションプログラム12022は、各種のアプリケーションサービスを実現するように、例えば、メディアプレーヤー(Media Player)、ブラウザ(Browser)等各種のアプリケーションプログラムを含む。本発明の実施例の方法を実現するプログラムはアプリケーションプログラム12022に含まれてもよい。
本発明の実施例において、端末機器1200は、メモリ上1202に記憶され、プロセッサ1201によって実行可能なコンピュータプログラムをさらに備え、該コンピュータプログラムがプロセッサ1201によって実行されると、方法100~600、又は方法700~900に記載のステップが実現される。
上記の本発明の実施例で開示された方法は、プロセッサ1201に用いることができ、又はプロセッサ1201によって実現することができる。プロセッサ1201は信号処理能力を有する集積回路チップであってもよい。実施過程では、上記方法の各ステップはプロセッサ1201内のハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形態の命令によって完了可能である。上記プロセッサ1201は共通プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor,DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array,FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス、離散ゲート又はトランジスタ論理デバイス、離散ハードウェアコンポーネント等であってもよい。本発明の実施例で開示された各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行することができる。共通プロセッサは、マイクロプロセッサ又はいかなる一般のプロセッサ等であってもよい。本発明の実施例によって開示された方法のステップは、ハードウェア復号プロセッサにより実行されて完了され、又は復号プロセッサ中のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせにより実行されて完了されるように直接具現化されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ又は電気的消去可能なプログラマブルメモリ、レジスタ等、本分野でよく用いられている記憶媒体に位置してもよい。該コンピュータ可読記憶媒体はメモリ1202に位置し、プロセッサ1201はメモリ1202中の情報を読み取り、そのハードウェアと提携して上記方法のステップを完了する。具体的に、該コンピュータ可読記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶されており、該コンピュータプログラムがプロセッサ1201によって実行されると、上記方法100~600、又は方法700~900に記載のステップが実現される。
本発明の実施例に記述したこれらの実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード又はそれらの組み合わせによって実現できることが理解される。ハードウェアによる実現について、処理ユニットは、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuits,ASIC)、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processing,DSP)、デジタル信号処理装置(DSP Device,DSPD)、プログラマブル論理デバイス(Programmable Logic Device,PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array,FPGA)、共通プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本願に記載の機能を実行するための他の電子ユニット又はそれらの組み合わせにおいて実現することができる。
ソフトウェアによる実現について、本発明の実施例に記載の機能を実行するためのモジュール(例えば、プロセス、関数等)によって本発明の実施例に記載の技術を実現することができる。ソフトウェアコードはメモリに記憶しプロセッサによって実行することができる。メモリはプロセッサ内又はプロセッサの外部で実現することができる。
端末機器1200は前述した実施例の方法100~600、又は方法700~900に記載のステップを実現することができ、同一又は同等の技術効果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
図13を参照し、図13は本発明の実施例が応用されるネットワーク機器の構造図である。本発明の実施例に記載の通信機器はネットワーク機器であってもよく、方法実施例100-600又は方法700~900の細部を実現することができ、同じ効果を達成することもできる。図13に示すように、ネットワーク機器1300は、プロセッサ1301、送受信機1302、メモリ1303及びバスインタフェースを備える。
本発明の実施例において、ネットワーク機器1300は、メモリ1303に記憶され、プロセッサ1301によって実行可能なコンピュータプログラムをさらに備え、該コンピュータプログラムがプロセッサ1301によって実行されると、方法100~600又は方法700~900に記載のステップが実現される。
図13において、バスアーキテクチャは相互に接続されている任意数のバス及びブリッジを含んでもよく、具体的に、プロセッサ1301を代表とした1つ又は複数のプロセッサ及びメモリ1303を代表としたメモリの様々な回路を一体に接続する。バスアーキテクチャはさらに、周辺機器、電圧レギュレータ及び電力管理回路等のような様々な他の回路を一体に接続することができ、これらはいずれも本分野に周知のことであるため、本明細書ではさらに説明しない。バスインタフェースはインタフェースを提供する。送受信機1302は、送信機及び受信機を含む複数の部材であってもよく、伝送媒体で様々な他の装置と通信するためのユニットを提供する。
プロセッサ1301は、バスアーキテクチャ及び通常の処理の管理を担当し、メモリ1303はプロセッサ1301が操作を実行する時に使用するデータを記憶することができる。
本発明の実施例はコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。該コンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記方法実施例の方法100~600又は方法700~900に記載の各プロセスが実現され、同様な技術效果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。前記コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等である。
説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は、非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含む点である。特に断らない限り、語句「1つの……を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。
以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組み合わせという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本発明の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、端末(ハンドセット、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器等であってもよい)に本発明の各実施例に記載の方法を実行させる複数の命令を含む。
以上、図面を参照しながら本発明の実施例を説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本発明の示唆をもとに、当業者が本発明の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本発明の保護範囲に属するものとする。
〔関連出願の相互参照〕
本出願は、2020年01月20日に中国で出願した中国特許出願番号202010066285.4の優先権を主張し、その全ての内容は引用によって本文に取り込まれる。