JP2023505916A - クロスキャリア伝送方法及び装置、端末機器 - Google Patents

クロスキャリア伝送方法及び装置、端末機器 Download PDF

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Abstract

本願実施例は、クロスキャリア伝送方法及び装置、端末機器を提供し、前記クロスキャリア伝送方法は、端末機器が、第1キャリア及び第1時間領域位置で第1チャネルを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置で第2チャネルを受信又は送信することを含み、ここで、前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置、第1時間偏差及び第2時間偏差のうちの少なくとも1つに基づいて決定され、前記第1時間偏差は、前記第1キャリアと前記第2キャリアとの間の時間偏差であり、前記第2時間偏差は、前記第1チャネルの開始時間領域位置と前記第2チャネルの開始時間領域位置との間の時間偏差である。

Description

本願実施例は、モバイル通信技術分野に関し、特に、クロスキャリア伝送方法及び装置、端末機器に関する。
高速要件を満たすために、第5世代(5th Generation、5G)システムはキャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation、CA)技術をサポートする。CA内の複数のコンポーネントキャリア(Component Carrier、CC)でリソースを共同でスケジューリングして使用することにより、CAでより広い帯域幅がサポートされ、システムのピークレートが高くなる。CAは、クロスキャリアスケジューリングシナリオに適用でき、クロスキャリアスケジューリングの2つのキャリアが同期されていない場合、タイミングが不正確になるという問題が発生する可能性がある。
本願実施例は、クロスキャリア伝送方法及び装置、端末機器を提供する。
本願実施例によるクロスキャリア伝送方法は、
端末機器が、第1キャリア及び第1時間領域位置で第1チャネルを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置で第2チャネルを受信又は送信することを含み、
ここで、前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置、第1時間偏差、及び第2時間偏差のうちの少なくとも1つに基づいて決定され、前記第1時間偏差は、前記第1キャリアと前記第2キャリアの間の時間偏差であり、前記第2時間偏差は、前記第1チャネルの開始時間領域位置と前記第2チャネルの開始時間領域位置の間の時間偏差である。
本願実施例によるクロスキャリア伝送装置は、
第1キャリア及び第1時間領域位置で第1チャネルを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置で第2チャネルを受信又は送信するように構成される通信ユニットを備え、
ここで、前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置、第1時間偏差、第2時間偏差のうちの少なくとも1つに基づいて決定され、前記第1時間偏差は、前記第1キャリアと前記第2キャリアとの間の時間偏差であり、前記第2時間偏差は、前記第1チャネルの開始時間領域位置と前記第2チャネルの開始時間領域位置との間の時間偏差である。
本願実施例による端末機器は、プロセッサと、メモリと、を備える。当該メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、当該プロセッサは、当該メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、上記のクロスキャリア伝送方法を実行する。
本願実施例によるチップは、上記のクロスキャリア伝送方法を実現するように構成される。
具体的には、前記チップは、プロセッサを備え、前記プロセッサは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、当該チップが搭載された機器に、上記のクロスキャリア伝送方法を実行させる。
本願実施例によるコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、当該コンピュータプログラムは、コンピュータに、上記のクロスキャリア伝送方法を実行させる。
本願実施例によるコンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム命令を含み、当該コンピュータプログラム命令は、コンピュータに、上記のクロスキャリア伝送方法を実行させる。
本願実施例によるコンピュータプログラムは、コンピュータで実行されるときに、コンピュータに、上記のクロスキャリア伝送方法を実行させる。
上記の技術的解決策によれば、同期されていない2つのキャリア間のタイミング関係が決定され、それにより、端末機器が準備されたタイミングを取得し、信号伝送の効果的な実行を保証する。
ここで説明する図面は、本願に対する更なる理解を提供するために使用され、本願の一部として構成され、本願の例示的な実施例及びその説明は、本願を解釈するためのものであり、本願に対して不適切な制限を構成するものではない。図面において、
本願実施例による通信システムアーキテクチャの概略図である。 本願実施例によるBWPの概略図1である。 本願実施例によるBWPの概略図2である。 本願実施例によるBWPの概略図3である。 本願実施例による同じキャリアスケジューリングの例示的な概略図である。 本願実施例によるクロスキャリアスケジューリングの例示的な概略図である。 本願実施例による、キャリア間のタイミング関係を示す図である。 本願実施例によるクロスキャリア伝送方法の例示的なフローチャートである。 本願実施例による第1例のタイミング関係を示す図である。 本願実施例による第2例のタイミング関係を示す図である。 本願実施例による第3例のタイミング関係を示す図である。 本願実施例によるクロスキャリア伝送装置の例示的な構造図である。 本願実施例による通信機器の例示的な構造図である。 本願実施例によるチップの例示的な構造図である。 本願実施例による通信システムの例示的なブロック図である。
以下は、本願実施例の図面を参照して本願実施例の技術的解決策を説明するが、明らかに、記載された実施例は、本願実施例の一部であり、すべての実施例ではない。本願実施例に基づいて、創造的な作業なしに当業者によって得られた他のすべての実施例は、本願の保護範囲に含まれる。
本願実施例による技術的解決策は、様々な通信システムに適用することができ、例えば、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)システム、5G通信システム又は将来の通信システムなどのシステムに適用することができる。
例示的に、図1は、本願実施例が適用される通信システム100を示す。当該通信システム100は、ネットワーク機器110を含み得、ネットワーク機器110は、端末120(又は通信端末、端末と呼ばれる)と通信する機器であり得る。ネットワーク機器110は、特定の地理的エリアに通信カバレッジを提供することができ、そして、当該カバレッジエリアにある端末機器と通信することができる。例示的に、前記ネットワーク機器110は、LTEシステムの進化型基地局(Evolutional Node B、eNB又はeNodeB)、又はクラウド無線アクセスネットワーク(Cloud Radio Access Network、CRAN)における無線コントローラーであってもよく、又は、当該ネットワーク機器は、モバイルスイッチングセンター、リレーステーション、アクセスポイント、車載機器、ウェアラブルデバイス、ハブ、スイッチ、ネットワークブリッジ、ルーター、5Gネットワークのネットワーク側機器、又は将来通信システムのネットワーク機器などであってもよい。
当該通信システム100は、更に、ネットワーク機器110のカバレッジ内の少なくとも1つの端末120を含む。本明細書で使用される「端末」として、公衆交換電話ネットワーク(Public Switched Telephone Networks、PSTN)、デジタル加入者線(Digital Subscriber Line、DSL)、デジタルケーブル、直接ケーブルを介した接続などの有線回線を介した接続、及び/又は別のデータ接続/ネットワーク、及び/又は例えば、セルラーネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network、WLAN)、DVB-Hネットワークなどのデジタルテレビネットワーク、衛星ネットワーク、AM-FM放送送信機などの無線インターフェースを介した接続、及び/又は通信信号を送受信するように設定された別の端末装置、及び/又はモノのインターネット(Internet of Things、IoT)機器を含むが、これに限定されない。無線インターフェースを介して通信するように設定された端末は、「無線通信端末」、「無線端末」又は「モバイル端末」と呼ばれることができる。モバイル端末の例には、衛星電話又は携帯電話が含まれるが、これらに限定されなく、携帯電話とデータ処理、ファックス、データ通信機能を組み合わせたパーソナル通信システム(Personal Communications System、PCS)端末、及び無線電話、ポケットベル、インターネット/イントラネットアクセス、Webブラウザ、メモパッド、カレンダ、及び/又は全地球測位システム(Global Positioning System、GPS)受信機を含み得るPDA、及び従来のラップトップ型及び/又はパームトップ型の受信機又は無線電話トランシーバを含む他の電子装置を含むが、これに限定されない。端末は、アクセス端末、ユーザ機器(User Equipment、UE)、ユーザユニット、加入者局、移動局、移動コンソール、遠隔局、遠隔端末、モバイル機器、ユーザ端末、端末、無線通信機器、ユーザエージェント又はユーザ装置を意味することができる。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)ステーション、パーソナルデジタル処理(Personal Digital Assistant、PDA)、無線通信機能を備えたハンドヘルド機器、コンピューティング機器又はワイヤレスモデムに接続された他の処理機器、車載機器、ウェアラブル機器、5Gネットワークの端末又は将来進化するPLMNの端末などであってもよい。
例示的に、端末120間で端末同士の(Device to Device、D2D)直接通信を実行することができる。
例示的に、5Gシステム又は5Gネットワークは、ニューラジオ(New Radio、NR)システム又はNRネットワークとも呼ばれる。
図1は、例として、1つのネットワーク機器及び2つの端末を示し、例示的に、当該通信システム100は、複数のネットワーク機器を含み得、さらに、各ネットワーク機器のカバレッジは、他の数の端末を含み得るが、本願実施例はこれらを限定しない。
例示的に、当該通信システム100は、更に、ネットワークコントローラ、モバイル管理エンティティなどのほかのネットワークエンティティを含み得るが、本願実施例はこれらを限定しない。
本願実施例のネットワーク/システムにおける通信機能を備えた機器は、通信機器と呼ばれ得ることを理解すべきである。図1に示される通信システム100を例とすると、通信機器は、通信機能を備えたネットワーク機器110及び端末120を含み得、ネットワーク機器110及び端末120は、上記の特定の機器であり得、ここでは繰り返して説明しない。通信機器はさらに、通信システム100における他の機器、例えば、ネットワークコントローラ、モバイル管理エンティティなどのほかのネットワークエンティティを含み得るが、本願実施例はこれらを限定しない。
本明細書における「システム」及び「ネットワーク」という用語は、本明細書で同じ意味で使用されることが多いことを理解すべきである。本明細書における「及び/又は」という用語は、単に関連オブジェクト間の関連関係を表すものであり、例えば、A及び/又はBとは、Aのみ存在し、AとBが同時に存在し、Bのみ存在するという3つの関係が存在することを示すことができる。さらに、本明細書における「/」という記号は、通常、前後関連オブジェクトが「又は」の関係であることを示す。
本願実施例の技術的解決策の理解を容易にするために、以下では、本願実施例の関連技術について説明する。
スピード、遅延、高速モビリティ、エネルギー効率に対する人々の追求、及び将来の生活のサービスの多様性と複雑さに伴い、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project、3GPP)国際標準化機構は5Gの開発を開始した。5Gの主な適用シナリオは、拡張モバイルブロードバンド(enhanced Mobile Broadband、eMBB)、超高信頼・低遅延通信(Ultra-Reliable Low-Latency Communications、URLLC)、及び大規模マシンタイプ通信(massive Machine-Type Communications、mMTC)である。
eMBBは、ユーザがマルチメディアコンテンツ、サービス、及びデータにアクセスすることを目的とし、そのニーズは非常に急速に増大している。一方、eMBBは、例えば、屋内、都市、農村などの様々なシナリオで展開される可能性があり、その機能と要件に大きな違いがあるため、一般化すべきではなく、特定の展開シナリオと組み合わせてサービスを分析する必要がある。URLLCの典型的な適用は、産業自動化、電力自動化、遠隔医療操作(手術など)、交通安全保証などを含む。mMTCの典型的な特徴は、高接続密度、少量のデータ、遅延の影響を受けないサービス、モジュールの低コストと長いサービス寿命などが含まれる。
NRの初期の展開では、完全なNRカバレッジを実現することは困難であるため、一般的なネットワークカバレッジには、広域なLTEカバレッジモードとNRアイランドカバレッジモードが含まれる。さらに、6GHz以下のスペクトルで多数のLTEが展開されており、5Gで使用できる6GHz以下のスペクトルはほとんどない。したがって、NRにおいて、6GHz以上のスペクトルでの適用を研究する必要があるが、高周波数帯域のカバレッジは制限され、かつ信号の減衰が速くなる。一方、LTEへのモバイルオペレータの以前の投資を保護するために、LTEとNRの間の緊密なインターワーキング(tight interworking)動作モードが提案されている。
5Gでは、最大チャネル帯域幅は、400MHZ(広帯域キャリア(wideband carrier)と呼ばれる)であり、LTEの最大帯域幅20Mと比較すると、広帯域キャリアの帯域幅が非常に大きい。端末機器が広帯域キャリアで動作し続ける場合、端末機器の消費電力は非常に大きくなる。したがって、端末機器の実際のスループットに従って、端末機器の無線周波数(Radio Frequency、RF)帯域幅を調整できることが提案される。この目的のために、端末機器の消費電力を最適化することを目的とした帯域幅部分(BandWidth Part、BWP)の概念が導入された。例えば、端末機器のレートが非常に低い場合、端末機器のためにより小さなBWPを構成することができ(図2-1を参照)、端末機器のレート要件が非常に高い場合、端末機器のためにより大きなBWPを構成することができる(図2-2を参照)。端末機器が高レートをサポートする場合、又はキャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation、CA)モードで動作する場合、端末機器のために複数のBWPを構成することができる(図2-3を参照)。BWPの別の目的は、1つのセル内の複数のパラメータセット(numerology)の共存をトリガすることであり、図2-3に示されるように、BWP1はパラメータセット1(numerology1)に対応し、BWP2は基本パラメータセット2(numerology2)に対応する。
無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)専用シグナリングを介して、端末機器のために最大4つのアップリンクBWP及び最大4つのダウンリンクBWPを構成できるが、1つのアップリンクBWP及び1つのダウンリンクBWPのみが同時にアクティブ化できる。RRC専用シグナリングで、構成されたBWPのうちの最初にアクティブ化されるBWP(即ち、初期アクティブBWP)を指示することができる。一方、端末機器が接続状態にある場合、ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)を介して異なるBWP間で切り替えることができる。非アクティブ状態のキャリアがアクティブ状態に入ると、最初にアクティブ化されるBWPは、RRC専用シグナリングで設定された、最初のアクティブ化されるBWPである。
高レート要件を満たすために、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation、CA)技術も5Gでサポートされている。CA内の複数のコンポーネントキャリア(Component Carrier、CC)でリソースを共同でスケジュールして使用することにより、NRシステムがより広い帯域幅をサポートできるようにし、これにより、より高いシステムピークレートを実現できる。スペクトルにおける集約されたキャリアの連続性に応じて、連続キャリアアグリゲーションと非連続キャリアアグリゲーションに分けられることができ、集約されたキャリアが配置されているバンド(band)が同じであるかどうかに応じて、CAは、バンド内(Intra-band)キャリアアグリゲーションとバンド間(inter-band)キャリアアグリゲーションに分けられる。
CAにおいて、プライマリキャリア(Primary Cell Component、PCC)が1つしかなく、PCCは、RRCシグナリング接続、非アクセス層(Non-Access Stratrum、NAS)機能、セキュリティ機能などを提供する。物理アップリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PUCCH)は、PCCに存在し、PCCにのみ存在する。CAにおいて、1つ又は複数のセカンダリキャリア(Secondary Cell Component、SCC)があり得、SCCは追加の無線リソースのみを提供する。PCCとSCCは、どちらもサービングセルと呼ばれ、ここで、PCC上のセルはプライマリセル(Pcell)であり、SCC上のセルはセカンダリセル(Scell)である。さらに、最大5つのキャリアの集約がサポートされることが規格で指定されており、即ち、集約後の最大帯域幅は100MHzであり、集約されたキャリアは同じ基地局に属する。集約されたすべてのキャリアは、同じセル無線ネットワークの一時識別子(Cell-Radio Network Temporary Identifier、C-RNTI)を使用し、基地局は、各キャリアが配置されているセルでC-RNTIが競合しないようにする。非対称キャリアアグリゲーションと対称キャリアアグリゲーションの両方がサポートされているため、集約が必要なキャリアにはダウンリンクキャリアが含まれる必要があるが、アップリンクキャリアを含まなくてもよい。さらに、PCCセルには物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PDCCH)及びPUCCHが含まれる必要があり、PCCセルのみがPUCCHを有し、他のSCCセルはPDCCHを有することができる。
キャリアアグリゲーションにおいて、キャリアのスケジューリングは、スケジューリングによって使用されるPDCCHリソースが配置されているキャリアに応じて、同じキャリアのスケジューリングとクロスキャリアのスケジューリングに分けられる。図3-1を参照すると、同じキャリアのスケジューリングとは、キャリアのスケジューリング情報が当該キャリアの自身のPDCCHでスケジューリングされることを意味する。図3-2を参照すると、クロスキャリアのスケジューリングとは、キャリアのスケジューリング情報が別のキャリアでスケジューリングされることを意味する。クロスキャリアスケジューリングの導入は、異種ネットワーク(HetNets)の干渉回避に基づいている。
クロスキャリアのスケジューリングにおいて、異なるキャリア間のスケジューリング情報は、DCIのキャリアインジケータフィールド(Carrier Indicator Field、CIF)によって区別され、CIFは、キャリアの番号を示すために使用され、3ビットに固定され、0~7の値を持ち、ここで、PCCのCIFは0に固定される。PDCCHは複数のキャリアに存在する可能性があるか、PCCには独自のPDCCHが必要である。現在スケジューリングのためにSCCによって使用されるキャリアのPDCCHは、上位層によって構成される。
現在、キャリアアグリゲーション用のキャリアは相互に同期されており、システムフレーム番号(System Frame Number、SFN)に関して同期されている。ただし、シナリオによっては、オペレータが同期されていない2つのキャリアを集約する場合がある。例えば、TDDシナリオでは、オペレータAとオペレータBの隣接周波数が相互に干渉しないようにするために、2つのオペレータ間のキャリアが同期する必要があり、図3-3を参照すると、オペレータAのキャリア1とオペレータBのキャリアは同期する。オペレータAとオペレータCの隣接周波数が相互に干渉しないようにするために、2つのオペレータ間のキャリアが同期する必要があり、図3-3を参照すると、オペレータAのキャリア2とオペレータCのキャリアは同期する。したがって、オペレータAの2つのキャリア(即ち、キャリア1とキャリア2)を同期させることができず、その結果、キャリアアグリゲーションを実行することができない。
CAにはクロスキャリアスケジューリングシナリオがあるため、例えば、端末機器は、キャリア1のスロット1でPDCCHを受信し、キャリア2のスロットn+K0で物理ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel、PDSCH)を受信する。ただし、キャリア1とキャリア2が同期していないため、タイミングが不正確になるという問題が生じる。この問題は、ダウンリンクスケジューリングシナリオ、アップリンクスケジューリングシナリオ、及びダウンリンクフィードバックのシナリオにも存在する。したがって、本願実施例による以下の技術的解決策が提案され、本願実施例による技術的解決策によれば、同期されていないキャリア間でクロスキャリアスケジューリングを実行するときに、端末機器は、データの送受信とフィードバックのための正しいタイミング関係を見つけることができる。
図4は、本願実施例によるクロスキャリア伝送方法の例示的なフローチャートであり、図4に示されるように、前記クロスキャリア伝送方法は、以下のステップを含む。
ステップ401において、端末機器は、第1キャリア及び第1時間領域位置で第1チャネルを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置で第2チャネルを受信又は送信し、ここで、前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置、第1時間偏差、及び第2時間偏差のうちの少なくとも1つに基づいて決定され、前記第1時間偏差は、前記第1キャリアと前記第2キャリアとの間の時間偏差であり、前記第2時間偏差は、前記第1チャネルの開始時間領域位置と前記第2チャネルの開始時間領域位置との間の時間偏差である。
本願実施例による技術的解決策は、CAにおける前記第1キャリアと前記第2キャリアが同期されていないシナリオ、即ち、前記第1キャリアと前記第2キャリアとの間に時間偏差があるCAシナリオに適用されることができ、当該時間偏差は第1時間偏差と呼ばれる。
本願の1つの可能な実施形態において、前記第1チャネルは、前記第2チャネルをスケジューリングするために使用される。これに対応して、前記第1キャリアはスケジューリングキャリアと呼ばれ得、前記第2キャリアはスケジューリングされるキャリアと呼ばれ得る。
本願の別の可能な実施形態において、前記第2チャネルは、前記第1チャネルのフィードバックチャネルであり得、即ち、前記第2チャネルは、前記第1チャネルのフィードバック情報を搬送するために使用される。これに対応して、前記第1キャリアはスケジューリングされるキャリアと呼ばれ得、前記第2キャリアはフィードバックキャリアと呼ばれ得る。
本願実施例において、前記端末機器が、第1キャリア及び第1時間領域位置で第1チャネルを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置で第2チャネルを受信又は送信することは、以下のシナリオに適用できる。
シナリオ1
前記端末機器は、第1キャリア及び第1時間領域位置でPDCCHを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置でPDSCHを受信し、ここで、前記PDCCHは、前記PDSCHをスケジューリングするために使用される。
シナリオ2
前記端末機器は、第1キャリア及び第1時間領域位置でPDCCHを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置で物理アップリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel、PUSCH)を送信し、ここで、前記PDCCHは、前記PUSCHをスケジューリングするために使用される。
シナリオ3
前記端末機器は、第1キャリア及び第1時間領域位置でPDSCHを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置でPUCCHを送信し、ここで、前記PUCCHは、前記PDSCHのフィードバック情報を搬送するために使用される。
本願実施例において、前記第1キャリアと前記第2キャリアが同期していないため、前記第1時間領域位置と前記第2スロット位置との間のタイミング関係を明確にする必要があり、これについては以下で詳しく説明する。
1)第2スロット偏差の決定
ここで、前記第2時間偏差は、前記第1チャネルの開始時間領域位置と前記第2チャネルの開始時間領域位置との間の時間偏差である。
1つの可能な実施形態において、前記端末機器は、ネットワーク機器によって送信されるPDCCHを受信し、前記PDCCHは第1指示情報を搬送し、前記第1指示情報は、前記第2時間偏差がK個の第2時間ユニットを含むことを指示し、Kは正整数であり、前記第2時間ユニットの長さは、前記第2キャリアのサブキャリア間隔(Sub-Carrier Space、SCS)に対応する時間ユニットの長さである。
前記第2キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さは、前記第1キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さと同じであるか、又は、前記第2キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さは、前記第1キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さとは異なることに留意されたい。
2)第1スロット偏差の決定
ここで、前記第1時間偏差は、前記第1キャリアと前記第2キャリアとの間の時間偏差である。
加算/減算動作を実行できるように、前記第1時間偏差は、上記の第2時間偏差と同じ測定単位(即ち、時間ユニット)を有する必要があることに留意されたい。前記第1時間偏差の長さは、Y個の第2時間ユニットの長さであり、Yは正整数であり、前記第2時間ユニットの長さは、前記第2キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さである。
本願実施例において、端末機器のためにネットワーク側によって構成される第1時間偏差は、上記の第2時間ユニットを測定単位として構成されない場合があるため、Yの値は、ネットワーク側の構成変換に従って取得する必要がある。
a)1つの可能な実施形態において、前記端末機器は、ネットワーク機器によって送信される第2指示情を受信し、前記第2指示情報は、前記第1時間偏差がX1個の第1時間ユニットを含むことを指示し、X1は正整数であり、前記第1時間ユニットの長さは、前記第1キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さであり、ここで、前記Yの値は、前記X1の値、前記第1時間ユニットの長さ、及び前記第2時間ユニットの長さに基づいて決定される。
例えば、Y=X1×第1時間ユニットの長さ/第2時間ユニットの長さ。
b)別の可能な実施形態において、前記端末機器は、ネットワーク機器によって送信される第2指示情報を受信し、前記第2指示情報は、前記第1時間偏差がY個の第2時間ユニットを含むことを指示する。
c)別の可能な実施形態において、前記端末機器は、ネットワーク機器によって送信される第2指示情報を受信し、前記第2指示情報は、前記第1時間偏差がX2個の第3時間ユニットを含むことを指示し、X2は正整数であり、前記第3時間ユニットの長さは、参照SCSに対する時間ユニットの長さであり、ここで、前記Yの値は、前記X2の値、前記第3時間ユニットの長さ、及び前記第2時間ユニットの長さに基づいて決定される。
例えば、Y=X2×第3時間ユニットの長さ/第2時間ユニットの長さ。
さらに、前記参照SCSは、ネットワークによって構成されるか又はプロトコルによって決定される。
本願実施例による上記の解決策における前記時間ユニット(第1時間ユニット、第2時間ユニットなど)は、スロット又はシンボルであることに留意されたい。
3)第2時間領域位置の決定
I)1つの可能な実施形態において、前記端末機器は、前記第1時間領域位置及び前記第1時間偏差に従って第3時間領域位置を決定し、ここで、前記第1時間領域位置は、前記第3時間領域位置と整列され、前記端末機器は、前記第3時間領域位置及び前記第2時間偏差に従って前記第2時間領域位置を決定する。
具体的には、前記第3時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第1時間偏差を加えたものに基づいて取得されるか、又は、前記第3時間領域位置は、前記第1時間領域位置から前記第1時間偏差を引いたものに基づいて取得される。
具体的には、前記第2時間領域位置は、前記第3時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものに基づいて取得される。
ここで、前記第1時間領域位置は、前記第1キャリアのタイミングを参照として使用して決定されたものであり、即ち、前記第1時間領域位置は、前記第1キャリアのタイミングと同期される。
II)別の可能な実施形態において、前記端末機器は、前記第1時間領域位置、前記第1時間偏差、及び前記第2時間偏差に従って前記第2時間領域位置を決定する。
具体的には、前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものに前記第1時間偏差を加えたものに基づいて取得されるか、又は、前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものから前記第1時間偏差を引いたものに基づいて取得される。
ここで、前記第1時間領域位置は、前記第1キャリアのタイミングを参照として使用して決定されたものであり、即ち、前記第1時間領域位置は、前記第1キャリアのタイミングと同期される。
III)別の可能な実施形態において、前記端末機器は、前記第1時間領域位置及び前記第2時間偏差に従って前記第2時間領域位置を決定し、ここで、前記第2時間偏差は、少なくとも前記第1時間偏差に基づいて決定される。
具体的には、前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものに基づいて取得される。
ここで、前記第1時間領域位置は、前記第1キャリアのタイミングを参照として使用して決定されたものであり、即ち、前記第1時間領域位置は、前記第1キャリア上のタイミングと同期される。
IV)前記端末機器は、前記第1時間領域位置及び前記第2時間偏差に従って前記第2時間領域位置を決定し、ここで、前記第1時間領域位置は、前記第2キャリアのタイミングを参照として使用して決定されたものであり、すなわち、前記第1時間領域位置は、前記第1キャリアのタイミングと同期される。
具体的には、前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものに基づいて取得される。
上記の解決策によって決定される第2時間領域位置は、前記第2キャリアのタイミングを参照として使用して決定されたものであり、即ち、前記第2時間領域位置は、前記第2キャリア上のタイミングと同期されることに留意されたい。
本願実施例における受信チャネルとは、チャネルを介して情報を受信することを指し、送信チャネルとは、チャネルを介して情報を送信することを指すことに留意されたい。例えば、受信PDCCHとは、PDCCHを介してダウンリンク制御情報を受信することを指す。受信PDSCHとは、PDSCHを介してダウンリンクデータを受信することを指す。送信PUSCHとは、PUSCHを介してアップリンクデータを送信することを指す。送信PUCCHとは、PUCCHを介してアップリンク制御情報(ACK/NACKフィードバック情報など)を送信することを指す。
以下、具体的な例を参照して本願実施例による技術的解決策ついて説明する。以下の例はすべて、時間ユニットがスロットであることを例として説明するが、本願はこれに限定されなく、時間ユニットはまた、シンボルであり得る。
第1例:ダウンリンクスケジューリングシナリオ
この例は、上記の技術的解決策のシナリオ1に対応し、図5を参照すると、スケジューリングキャリアは、第1キャリアであり、スケジューリングされるキャリアは第2キャリアであり、スケジューリングキャリアとスケジューリングされるキャリアは同期されておらず、2つのキャリア間の時間偏差は第1時間偏差である。第1時間偏差は、Y個のスロット(当該スロットの長さは、スケジューリングされるキャリアのSCSに対応するスロットの長さを指す)を含む。PDCCHはスケジューリングキャリアで伝送され、PDSCHはスケジューリングされるキャリアで伝送される。ここで、PDSCHの開始スロットに対するPDCCHの開始スロットの時間偏差は第2時間偏差である。第2時間偏差は、K0個のスロット(当該スロットの長さは、スケジューリングされるキャリアのSCS対応するスロットの長さを指す)を含む。
クロスキャリアのスケジューリングにおいて、スケジューリングキャリアとスケジューリングされるキャリアは同じSCSを有するか、又は、スケジューリングキャリアとスケジューリングされるキャリアは異なるSCSを有する。
I)1つの可能な実施形態において、端末機器は、スケジューリングキャリアのスロットnでPDCCHを受信し、端末機器は、2つのキャリア間の第1時間偏差(第1時間偏差はY個のスロットを含む)に従って、スケジューリングキャリアのスロットnに対応する、スケジューリングされるキャリアのスロットmを決定し、端末機器は、スケジューリングされるキャリアのスロット(m+K0)でPDSCHを受信し始める。ここで、スロットmは、スロット(n+Y)又はスロット(n-Y)である。
II)別の可能な実施形態において、端末機器は、スケジューリングキャリアのスロットnでPDCCHを受信し、端末機器は、スケジューリングされるキャリアのスロット(n+K0+Y)又はスロット(n+K0-Y)でPDSCHを受信し始める。
III)別の可能な実施形態において、ネットワーク側は、K0を設定するときに、2つのキャリアの第1時間偏差を考慮する。端末機器は、スケジューリングキャリアのスロットnでPDCCHを受信し、端末機器は、スケジューリングされるキャリアのスロット(n+K0)でPDSCHを受信し始める。
IV)別の可能な実施形態において、端末機器は、スケジューリングキャリアの特定の時間領域位置(当該時間領域位置は、スケジューリングされるキャリアのスロットnに対応する)でPDCCHを受信し、端末機器は、スケジューリングされるキャリアのスロット(n+K0)でPDSCHを受信し始める。
上記の解決策において、ネットワーク側によって指示される第1時間偏差の測定単位(即ち、スロット)が、スケジューリングされるキャリアのSCSに対応するスロットではない場合、ネットワーク側によって指示される情報を変換する必要があることに留意されたい。具体的には、ネットワーク側によって指示される第1時間偏差がX個の第1スロットを含む場合、Y=X×第1スロット/第2スロットであり、前記第2スロットは、第2のSCS(即ち、スケジューリングされるキャリアのSCS)に対応するスロットであり、前記第1スロットは、第1のSCS(即ち、スケジューリングキャリアのSCS、又は参照SCS、又はスケジューリングされるキャリアのSCS)に対応するスロットである。
第2例:アップリンクスケジューリングシナリオ
この例は、上記の技術的解決策のシナリオ2に対応し、図6を参照すると、スケジューリングキャリアは第1キャリアであり、スケジューリングされるキャリアは第2キャリアであり、スケジューリングキャリアとスケジューリングされるキャリアは同期されておらず、2つのキャリア間の時間偏差は第1時間偏差である。第1時間偏差は、Y個のスロット(当該スロットの長さは、スケジューリングされるキャリアのSCSに対応するスロットの長さを指す)を含む。PDCCHはスケジューリングキャリアで伝送され、PUSCHはスケジューリングされるキャリアで伝送される。ここで、PDCCHの開始スロットに対するPUSCHの開始スロットの時間偏差は、第2時間偏差である。第2時間偏差は、K2個のスロット(当該スロットの長さは、スケジューリングされるキャリア的SCSのSCSに対応するスロットの長さを指す)を含む。
クロスキャリアスケジューリングにおいて、スケジューリングキャリアとスケジューリングされるキャリアは同じSCSを有するか、又は、スケジューリングキャリアとスケジューリングされるキャリアは異なるSCSを有する。
I)1つの可能な実施形態において、端末機器は、スケジューリングキャリアのスロットnでPDCCHを受信し、端末機器は、2つのキャリア間の第1時間偏差(第1時間偏差はY個のスロットを含む)に従って、スケジューリングキャリアのスロットnに対応する、スケジューリングされるキャリアのスロットmを決定し、端末機器は、スケジューリングされるキャリアのスロット(m+K2)でPUSCHを送信し始める。ここで、スロットmは、スロット(n+Y)又はスロット(n-Y)である。
II)別の可能な実施形態において、端末機器は、スケジューリングキャリアのスロットnでPDCCHを受信し、端末機器は、スケジューリングされるキャリアのスロット(n+K2+Y)又はスロット(n+K2-Y)でPUSCHを送信し始める。
III)別の可能な実施形態において、ネットワーク側は、K2を設定するときに、2つのキャリア間の第1時間偏差を考慮する。端末機器は、スケジューリングキャリアのスロットnでPDCCHを受信し、端末機器は、スケジューリングされるキャリアのスロット(n+K2)でPUSCHを送信し始める。
IV)別の一実施形態において、端末機器は、スケジューリングキャリアの特定の時間領域位置(当該時間領域位置は、スケジューリングされるキャリアのスロットnに対応する)でPDCCHを受信し、端末機器は、スケジューリングされるキャリアのスロット(n+K2)でPUSCHを送信し始める。
上記の解決策において、ネットワーク側によって指示される第1時間偏差の測定単位(即ち、スロット)が、スケジューリングされるキャリアのSCSに対応するスロットではない場合、ネットワーク側によって指示される情報を変換する必要があることに留意されたい。具体的には、ネットワーク側によって指示される第1時間偏差がX個の第1スロットを含む場合、Y=X×第1スロット/第2スロットであり、前記第2スロットは、第2のSCS(即ち、スケジューリングされるキャリアのSCS)に対応するスロットであり、前記第1スロットは、第1のSCS(即ち、スケジューリングキャリアのSCS、又は参照SCS、又はスケジューリングされるキャリアのSCS)に対応するスロットである。
第3例:PUCCHフィードバックシナリオ
この例は、上記の技術的解決策のシナリオ3に対応し、図7を参照すると、PDSCHキャリアは第1キャリアであり、PUCCHキャリアは第2キャリアであり、PDSCHキャリアとPUCCHキャリアは同期されておらず、2つのキャリア間の時間偏差は第1時間偏差である。第1時間偏差は、Y個のスロット(当該スロットの長さは、PUCCHキャリアのSCSに対応するスロットの長さを指す)を含む。PDSCHはPDSCHキャリアで伝送され、PUCCHはPUCCHキャリアで伝送され、PUCCHは、PDSCHのフィードバック情報(ACK/NACK情報など)を搬送するために使用される。ここで、PDSCHの開始スロットに対するPUCCHの開始スロットの時間偏差は、第2時間偏差である。第2時間偏差はK1個のスロット(当該時間領域の長さは、PUCCHキャリアのSCSに対応するスロットの長さを指す)を含む。
PDSCHキャリアとPUCCHキャリアは同じSCSを有するか、又は、PDSCHキャリアとPUCCHキャリアは異なるSCSを有する。
I)1つの可能な実施形態において、端末機器は、PDSCHキャリアのスロットnでPDSCHを受信し、端末機器は、2つのキャリア間の第1時間偏差(第1時間偏差はY個のスロットを含む)に従って、PDSCHキャリアのスロットnに対応する、PUCCHキャリアのスロットmを決定し、端末機器は、PUCCHキャリアのスロット(m+K1)でPUCCHを送信し始める。ここで、スロットmは、スロット(n+Y)又はスロット(n-Y)である。
II)別の可能な実施形態において、端末機器は、PDSCHキャリアのスロットnでPDSCHを受信し、端末機器は、PUCCHキャリアのスロット(n+K1+Y)又はスロット(n+K1-Y)でPUCCHを送信し始める。
III)別の可能な実施形態において、ネットワーク側は、K1を設定するときに、2つのキャリア間の第1時間偏差を考慮する。端末機器は、PDSCHキャリアのスロットnでPDSCHを受信し、端末機器は、PUCCHキャリアのスロット(n+K1)でPUCCHを送信し始める。
IV)別の可能な実施形態において、端末機器は、PDSCHキャリアの特定の時間領域位置(当該時間領域位置は、PUCCHキャリアのスロットnに対応する)でPDSCHを受信し、端末機器は、PUCCHキャリアのスロット(n+K1)でPUCCHを送信し始める。
上記の解決策において、ネットワーク側によって指示される第1時間偏差の測定単位(即ち、スロット)が、PUCCHキャリアのSCSに対応するスロットではない場合、ネットワーク側によって指示される情報を変換する必要があることに留意されたい。具体的には、ネットワーク側によって指示される第1時間偏差がX個の第1スロットを含む場合、Y=X×第1スロット/第2スロットであり、前記第2スロットは、第2のSCS(即ち、PUCCHキャリアのSCS)に対応するスロットであり、前記第1スロットは、第1のSCS(即ち、PDSCHキャリアのSCS、又は参照SCS、又はPUCCHキャリアのSCS)に対応するスロットである。
図8は、本願実施例によるクロスキャリア伝送装置の例示的な構造図である。図8に示されるように、前記クロスキャリア伝送装置は、
第1キャリア及び第1時間領域位置で第1チャネルを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置第2チャネルで第2チャネルを受信又は送信するように構成される通信ユニット801を備え、
ここで、前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置、第1時間偏差及び第2時間偏差のうちの少なくとも1つに基づいて決定され、前記第1時間偏差は、前記第1キャリアと前記第2キャリアとの間の時間偏差であり、前記第2時間偏差は、前記第1チャネルの開始時間領域位置と前記第2チャネルの開始時間領域位置との間の時間偏差である。
1つの可能な実施形態において、前記通信ユニット801は、更に、ネットワーク機器によって送信されるPDCCHを受信するように構成され、前記PDCCHは、第1指示情報を搬送し、前記第1指示情報は、前記第2時間偏差がK個の第2時間ユニットを含むことを指示し、Kは正整数であり、前記第2時間ユニットの長さは、前記第2キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さである。
1つの可能な実施形態において、前記第2キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さは、前記第1キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さと同じであるか、又は、
前記第2キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さは、前記第1キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さとは異なる。
1つの可能な実施形態において、前記第1時間偏差の長さは、Y個の第2時間ユニットの長さであり、Yは正整数であり、前記第2時間ユニットの長さは、前記第2キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さである。
1つの可能な実施形態において、前記通信ユニット801は、更に、ネットワーク機器によって送信される第2指示情報を受信するように構成され、前記第2指示情報は、前記第1時間偏差がX1個の第1時間ユニットを含むことを指示し、X1は正整数であり、前記第1時間ユニットの長さは、前記第1キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さであり、
ここで、前記Yの値は、前記X1の値、前記第1時間ユニットの長さ、及び前記第2時間ユニットの長さに基づいて決定される。
1つの可能な実施形態において、前記通信ユニットは、更に、ネットワーク機器によって送信される第2指示情報を受信するように構成され、前記第2指示情報は、前記第1時間偏差がY個の第2時間ユニットを含むことを指示する。
1つの可能な実施形態において、前記通信ユニット801は、更に、ネットワーク機器によって送信される第2指示情報を受信するように構成され、前記第2指示情報は、前記第1時間偏差がX2個の第3時間ユニットを含むことを指示し、X2は正整数であり、前記第3時間ユニットの長さは参照SCSに対応する時間ユニットの長さであり、
ここで、前記Yの値は、前記X2の値、前記第3時間ユニットの長さ、及び前記第2時間ユニットの長さに基づいて決定される。
1つの可能な実施形態において、前記参照SCSは、ネットワークによって構成されるか又はプロトコルによって決定される。
1つの可能な実施形態において、前記時間ユニットは、スロット又はシンボルである。
1つの可能な実施形態において、前記クロスキャリア伝送装置は、更に、
前記第1時間領域位置及び前記第1時間偏差に従って第3時間領域位置を決定し、前記第3時間領域位置及び前記第2時間偏差に従って前記第2時間領域位置を決定するように構成される決定ユニット802を備え、ここで、前記第1時間領域位置は、前記第3時間領域位置と整列される。
1つの可能な実施形態において、前記第3時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第1時間偏差を加えたものに基づいて取得されるか、又は、
前記第3時間領域位置は、前記第1時間領域位置から前記第1時間偏差を引いたものに基づいて取得される。
1つの可能な実施形態において、前記第2時間領域位置は、前記第3時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものに基づいて取得される。
1つの可能な実施形態において、前記クロスキャリア伝送装置は、更に、
前記第1時間領域位置、前記第1時間偏差及び前記第2時間偏差に従って前記第2時間領域位置を決定するように構成される決定ユニット802を備える。
1つの可能な実施形態において、前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものに前記第1時間偏差を加えたものに基づいて取得されるか、又は、
前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものから前記第1時間偏差を引いたものに基づいて取得される。
1つの可能な実施形態において、前記クロスキャリア伝送装置は、更に、
前記第1時間領域位置及び前記第2時間偏差に従って前記第2時間領域位置を決定するように構成される決定ユニット802を備え、
ここで、前記第2時間偏差は、少なくとも前記第1時間偏差に基づいて決定される。
1つの可能な実施形態において、前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものに基づいて取得される。
1つの可能な実施形態において、前記第1時間領域位置は、前記第1キャリアのタイミングを参照として使用して決定される。
1つの可能な実施形態において、前記クロスキャリア伝送装置は、更に、
前記第1時間領域位置及び前記第2時間偏差に従って前記第2時間領域位置を決定するように構成される決定ユニット802を備え、
ここで、前記第1時間領域位置は、前記第2キャリアのタイミングを参照として使用して決定される。
1つの可能な実施形態において、前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものに基づいて取得される。
1つの可能な実施形態において、前記通信ユニット801は、第1キャリア及び第1時間領域位置でPDCCHを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置でPDSCHを受信するように構成され、前記PDCCHは、前記PDSCHをスケジューリングするために使用される。
1つの可能な実施形態において、前記通信ユニット801は、第1キャリア及び第1時間領域位置でPDCCHを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置でPUSCHを送信するように構成され、前記PDCCHは、前記PUSCHをスケジューリングするために使用される。
1つの可能な実施形態において、前記通信ユニット801は、第1キャリア及び第1時間領域位置でPDSCHを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置でPUCCHを送信するように構成され、前記PUCCHは、前記PDSCHのフィードバック情報を搬送するために使用される。
当業者なら自明であるが、本願実施例による上記のクロスキャリア伝送装置に関連する説明は、本願実施例によるクロスキャリア伝送方法を参照して理解することができる。
図9は、本願実施例による通信機器900の例示的な構造図である。当該通信機器は、端末機器又はネットワーク機器であり得る。図9に示される通信機器900は、プロセッサ910を備え、プロセッサ910は、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、本願実施例における方法を実現することができる。
例示的に、図9に示されるように、通信機器900は、更に、メモリ920を含み得る。ここで、プロセッサ910は、メモリ920からコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、本願実施例における方法を実現することができる。
ここで、プロセッサ920は、プロセッサ910から独立した個別のデバイスであり得るか、プロセッサ910に統合され得る。
例示的に、図9に示されるように、通信機器900は、トランシーバ930をさらに備えることができ、プロセッサ910は、当該トランシーバ930を制御して、他の機器と通信することができ、具体的には、プロセッサ910は、トランシーバ930を制御して、情報又はデータを他の機器に送信するか、又は他の機器によって送信される情報又はデータを受信することができる。
ここで、トランシーバ930は、送信機と受信機を含み得る。トランシーバ930は、アンテナをさらに備えてもよく、アンテナの数は、1つ又は複数であってもよい。
例示的に、当該通信機器900は、具体的には、本願実施例におけるネットワーク機器であってもよく、当該通信機器900は、本願実施例における各方法において、ネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実行することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
例示的に、当該通信機器900は、具体的には、本願実施例におけるモバイル端末/端末機器であってもよく、当該通信機器900は、本願実施例における各方法において、モバイル端末/端末機器によって実現される対応するプロセスを実行することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
図10は、本願実施例によるチップの例示的な構造図である。図10に示されるように、チップ1000は、プロセッサ1010を備え、プロセッサ1010は、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、本願実施例における方法を実現することができる。
例示的に、図10に示されるように、チップ1000は更に、メモリ1020を含み得る。ここで、プロセッサ1010は、メモリ1020からコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、本願実施例における方法を実現することができる。
ここで、メモリ1020は、プロセッサ1010から独立した個別のデバイスであり得るか、プロセッサ1010に統合され得る。
例示的に、当該チップ1000は更に、入力インターフェース1030を含み得る。ここで、プロセッサ1010は、当該入力インターフェース1030を制御して、他の機器又はチップと通信することができ、具体的には、プロセッサ1010は、当該入力インターフェース1030を制御して、他の機器又はチップによって送信される情報又はデータを取得することができる。
例示的に、当該チップ1000は更に、出力インターフェース1040を含み得る。ここで、プロセッサ1010は、当該出力インターフェース1040を制御して、他の機器又はチップと通信することができ、具体的には、プロセッサ1010は、当該出力インターフェース1040を制御して、情報又はデータを他の機器又はチップに出力することができる。
例示的に、当該チップは、本願実施例におけるネットワーク機器に適用されることができ、当該チップは、本願実施例における各方法において、ネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実行することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
例示的に、当該チップは、本願実施例におけるモバイル端末/端末機器であってもよく、当該チップは、本願実施例における各方法において、モバイル端末/端末機器によって実現される対応するプロセスを実行することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
本願実施例で言及されるチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれることもできることを理解されたい。
図11は、本願実施例による通信システム1100例示的なブロック図である。図11に示されたように、当該通信システム1100は、端末機器1110及びネットワーク機器1120を含む。
ここで、当該端末機器1110は、上記の方法において、端末機器によって実現される対応する機能を実現するように構成されてもよく、当該ネットワーク機器1120は、上記の方法において、ネットワーク機器よって実現される対応する機能を実現するように構成されてもよく、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
本願実施例におけるプロセッサは、信号処理能力を備えた集積回路チップであり得ることを理解されたい。実現プロセスにおいて、上記の方法の実施例の各ステップは、プロセッサ内のハードウェア統合論理回路又はソフトウェア形の命令によって完了することができる。上記のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)又はその他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであってもよく、本願実施例で開示された各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、又は当該プロセッサは任意の従来のプロセッサなどであってもよい。本願実施例で開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって直接実行されてもよいし、復号化プロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ、又は電気的に消去可能なプログラマブルメモリ、レジスタなどの従来の記憶媒体に配置できる。当該記憶媒体はメモリ内に配置される。プロセッサは、メモリ内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記の方法のステップを完了する。
本願実施例のメモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、又は揮発性及び不揮発性メモリの両方を含んでもよいことが理解できる。ここで、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)又はフラッシュメモリであり得る。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であり得る。例示的であるが限定的ではない例示によれば、多くの形のRAM、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張された同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)及びダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)などが利用可能である。本明細書で説明されるシステム及び方法のためのメモリは、これら及び他の任意の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されないことを意図していることを留意されたい。
上記のメモリは、例示的なものであるが限定的なものではないことを理解されたい。例えば、本願実施例におけるメモリは、スタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張された同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)及びダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)などであってもよい。つまり、本願実施例におけるメモリは、これら及び他の任意の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されないことを意図している。
本願実施例は、コンピュータプログラムを記憶するために使用されるコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
例示的に、当該コンピュータ可読記憶媒体は、本願実施例におけるネットワー機器に適用されてもよく、当該コンピュータプログラムは、コンピュータに、本願実施例における各方法において、ネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実行させるように構成され、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
例示的に、前記コンピュータ可読記憶媒体は、本願実施例におけるモバイル端末/端末機器に適用されてもよく、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに、本願実施例における各方法において、モバイル端末/端末機器によって実現される対応するプロセスを実行させるように構成され、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
本願実施例は、コンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
例示的に、当該コンピュータプログラム製品は、本願実施例におけるネットワーク機器に適用されてもよく、当該コンピュータプログラム命令は、コンピュータに、本願実施例における各方法において、ネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実行させるように構成され、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
例示的に、前記コンピュータプログラム製品は、本願実施例のモバイル端末/端末機器に適用されてもよく、前記コンピュータプログラム命令は、コンピュータに、本願実施例における各方法において、モバイル端末/端末機器によって実現される対応するプロセスを実行させるように構成され、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
本願実施例は、コンピュータプログラムをさらに提供する。
例示的に、当該コンピュータプログラムは、本願実施例におけるネットワーク機器に適用されてもよく、当該コンピュータプログラムがコンピュータで実行されときに、コンピュータに、本願実施例における各方法において、ネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実行させ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
例示的に、前記コンピュータプログラムは、本願実施例におけるモバイル端末/端末機器に適用されてもよく、前記コンピュータプログラムがコンピュータで実行されるときに、コンピュータに、本願実施例における各方法において、モバイル端末/端末機器によって実現される対応するプロセスを実行させ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
当業者なら自明であるが、本明細書で開示される実施例を参照しながら説明された各例示のユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。これらの機能がハードウェアで実行されるかソフトウェアで実行されるかは、特定の適用と技術ソリューションの設計上の制約条件によって異なる。専門技術者は、各特定の用途に応じて異なる方法を使用して、説明された機能を実現することができるが、このような実現は、本願の範囲を超えると見なされるべきではない。
当業者なら自明であるが、説明の便宜及び簡潔さのために、以上で説明されたシステム、装置及びユニットの具体的な操作プロセスについては、前述の方法の実施例における対応するプロセスを参照することができ、ここでは繰り返して説明しない。
本願で提供されるいくつかの実施例では、開示されたシステム、装置及び方法は、他の方式で実現できることを理解されたい。例えば、以上で説明された装置の実施例は、例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分割は、論理機能の分割に過ぎず、実際の実現では、他の分割方法を採用することができ、例えば、複数のユニット又はコンポーネントを組み合わせたり、別のシステムに統合したり、又は一部の特徴を無視するか実行しないことができる。なお、表示又は議論された相互結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインターフェースを使用して実現することができ、装置又はユニット間の間接的な結合又は通信接続は、電気的、機械的又は他の形態であり得る。
前記個別のコンポーネントとして説明されたユニットは、物理的に分離されている場合とされていない場合があり、ユニットとして表示されるコンポーネントは、物理ユニットである場合とそうでない場合もあり、1箇所に配置される場合もあれば、複数のネットワークユニットに分散される場合もある。実際の需要に応じて、その中のユニットの一部又は全部を選択して本実施例における技術的解決策の目的を達成することができる。
さらに、本願の各実施例における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、又は各ユニットが物理的に別々に存在してもよく、2つ又は2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
前記機能が、ソフトウェア機能ユニットの形態で実現され、独立した製品として販売又は使用される場合、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されることができる。このような理解に基づいて、本願の技術的解決策の本質的な部分、又は既存の技術に貢献のある部分、又は当該技術的解決策の一部は、ソフトウェア製品の形で具現されることができ、前記コンピュータソフトウェア製品は、1つの記憶媒体に記憶され、1台のコンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器などであり得る)に、本願の各実施例に記載の方法の全部又は一部のステップを実行させるためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、)ROM、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどのプログラムコードを記憶することができる様々な媒体を含む。
上記の内容は、本願の特定の実施形態に過ぎず、本願の保護範囲はこれに限定されない。本願で開示された技術的範囲内で、当業者が容易に想到し得る変形又は置換はすべて、本願の保護範囲内に含まれるべきである。したがって、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。

Claims (49)

  1. クロスキャリア伝送方法であって、
    端末機器が、第1キャリア及び第1時間領域位置で第1チャネルを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置で第2チャネルを受信又は送信することを含み、
    前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置、第1時間偏差及び第2時間偏差のうちの少なくとも1つに基づいて決定し、前記第1時間偏差は、前記第1キャリアと前記第2キャリアとの間の時間偏差であり、前記第2時間偏差は、前記第1チャネルの開始時間領域位置と前記第2チャネルの開始時間領域位置との間の時間偏差である、前記クロスキャリア伝送方法。
  2. 前記クロスキャリア伝送方法は、
    前記端末機器が、ネットワーク機器によって送信される物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を受信することをさらに含み、前記PDCCHは第1指示情報を運び、前記第1指示情報は、前記第2時間偏差がK個の第2時間ユニットを含むことを指示し、Kは正整数であり、前記第2時間ユニットの長さは、前記第2キャリアのサブキャリア間隔(SCS)に対応する時間ユニットの長さである、
    請求項1に記載のクロスキャリア伝送方法。
  3. 前記第2キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さは、前記第1キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さと同じであるか、又は、
    前記第2キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さは、前記第1キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さとは異なる、
    請求項2に記載のクロスキャリア伝送方法。
  4. 前記第1時間偏差の長さは、Y個の第2時間ユニットの長さであり、Yは正整数であり、前記第2時間ユニットの長さは、前記第2キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さである、
    請求項1ないし3のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送方法。
  5. 前記クロスキャリア伝送方法は、
    前記端末機器が、ネットワーク機器によって送信される第2指示情報を受信することをさらに含み、前記第2指示情報は、前記第1時間偏差がX1個の第1時間ユニットを含むことを指示し、X1は正整数であり、前記第1時間ユニットの長さは、前記第1キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さであり、
    ここで、前記Yの値は、前記X1の値、前記第1時間ユニットの長さ、及び前記第2時間ユニットの長さに基づいて決定される、
    請求項4に記載のクロスキャリア伝送方法。
  6. 前記クロスキャリア伝送方法は、
    前記端末機器が、ネットワーク機器によって送信される第2指示情報を受信することをさらに含み、前記第2指示情報は、前記第1時間偏差がY個の第2時間ユニットを含むことを指示する、
    請求項4に記載のクロスキャリア伝送方法。
  7. 前記クロスキャリア伝送方法は、
    前記端末機器が、ネットワーク機器によって送信される第2指示情報を受信することをさらに含み、前記第2指示情報は、前記第1時間偏差がX2個の第3時間ユニットを含むことを指示し、X2は正整数であり、前記第3時間ユニットの長さは、参照SCSに対応する時間ユニットの長さであり、
    ここで、前記Yの値は、前記X2の値、前記第3時間ユニットの長さ、前記第2時間ユニットの長さに基づいて決定される、
    請求項4に記載のクロスキャリア伝送方法。
  8. 前記参照SCSは、ネットワークによって構成されるか又はプロトコルによって決定される、
    請求項7に記載のクロスキャリア伝送方法。
  9. 前記時間ユニットは、スロット又はシンボルである、
    請求項2ないし8のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送方法。
  10. 前記クロスキャリア伝送方法は、
    前記端末機器が、前記第1時間領域位置及び前記第1時間偏差に従って第3時間領域位置を決定することであって、前記第1時間領域位置は、前記第3時間領域位置と整列される、ことと、
    前記端末機器が、前記第3時間領域位置及び前記第2時間偏差に従って前記第2時間領域位置を決定することと、を更に含む、
    請求項1ないし9のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送方法。
  11. 前記第3時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第1時間偏差を加えたものに基づいて取得されるか、又は、
    前記第3時間領域位置は、前記第1時間領域位置から前記第1時間偏差を引いたものに基づいて取得される、
    請求項10に記載のクロスキャリア伝送方法。
  12. 前記第2時間領域位置は、前記第3時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものに基づいて取得される、
    請求項10又は11に記載のクロスキャリア伝送方法。
  13. 前記クロスキャリア伝送方法は、
    前記端末機器が、前記第1時間領域位置、前記第1時間偏差、及び前記第2時間偏差に従って前記第2時間領域位置を決定することをさらに含む、
    請求項1ないし9のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送方法。
  14. 前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものに前記第1時間偏差を加えたものに基づいて取得されるか、又は、
    前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものから前記第1時間偏差を引いたものに基づいて取得される、
    請求項13に記載のクロスキャリア伝送方法。
  15. 前記クロスキャリア伝送方法は、
    前記端末機器が、前記第1時間領域位置及び前記第2時間偏差に従って前記第2時間領域位置を決定することをさらに含み、
    ここで、前記第2時間偏差は、少なくとも前記第1時間偏差に基づいて決定される、
    請求項1ないし9のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送方法。
  16. 前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものに基づいて取得される、
    請求項15に記載のクロスキャリア伝送方法。
  17. 前記第1時間領域位置は、前記第1キャリアのタイミングを参照として使用して決定される、
    請求項1ないし16のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送方法。
  18. 前記クロスキャリア伝送方法は、
    前記端末機器が、前記第1時間領域位置及び前記第2時間偏差に従って前記第2時間領域位置を決定することをさらに含み、
    ここで、前記第1時間領域位置は、前記第2キャリアのタイミングを参照として使用して決定される、
    請求項1ないし9のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送方法。
  19. 前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものに基づいて取得される、
    請求項18に記載のクロスキャリア伝送方法。
  20. 前記端末機器が、第1キャリア及び第1時間領域位置で第1チャネルを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置で第2チャネルを受信することは、
    前記端末機器が、第1キャリア及び第1時間領域位置でPDCCHを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置で物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を受信することを含み、前記PDCCHは、PDSCHをスケジューリングするために使用される、
    請求項1ないし19のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送方法。
  21. 前記端末機器が、第1キャリア及び第1時間領域位置で第1チャネルを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置で第2チャネルを送信することは、
    前記端末機器が、第1キャリア及び第1時間領域位置でPDCCHを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置で物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を送信することを含み、前記PDCCHは、前記PUSCHをスケジューリングするために使用される、
    請求項1ないし19のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送方法。
  22. 前記端末機器が、第1キャリア及び第1時間領域位置で第1チャネルを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置で第2チャネルを送信することは、
    前記端末機器が、第1キャリア及び第1時間領域位置で物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置で物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を送信することを含み、前記PUCCHは、前記PDSCHのフィードバック情報を搬送するために使用される、
    請求項1ないし19のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送方法。
  23. クロスキャリア伝送装置であって、
    第1キャリア及び第1時間領域位置で第1チャネルを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置第2チャネルで第2チャネルを受信又は送信するように構成される通信ユニットを備え、
    ここで、前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置、第1時間偏差及び第2時間偏差のうちの少なくとも1つに基づいて決定され、前記第1時間偏差は、前記第1キャリアと前記第2キャリアとの間の時間偏差であり、前記第2時間偏差は、前記第1チャネルの開始時間領域位置と前記第2チャネルの開始時間領域位置との間の時間偏差である、前記クロスキャリア伝送装置。
  24. 前記通信ユニットは、更に、ネットワーク機器によって送信されるPDCCHを受信するように構成され、前記PDCCHは、第1指示情報を搬送し、前記第1指示情報は、前記第2時間偏差がK個の第2時間ユニットを含むことを指示し、Kは正整数であり、前記第2時間ユニットの長さは、前記第2キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さである、
    請求項23に記載のクロスキャリア伝送装置。
  25. 前記第2キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さは、前記第1キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さと同じであるか、又は、
    前記第2キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さは、前記第1キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さとは異なる、
    請求項24に記載のクロスキャリア伝送装置。
  26. 前記第1時間偏差の長さは、Y個の第2時間ユニットの長さであり、Yは正整数であり、前記第2時間ユニットの長さは、前記第2キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さである、
    請求項23ないし25のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送装置。
  27. 前記通信ユニットは、更に、ネットワーク機器によって送信される第2指示情報を受信するように構成され、前記第2指示情報は、前記第1時間偏差がX1個の第1時間ユニットを含むことを指示し、X1は正整数であり、前記第1時間ユニットの長さは、前記第1キャリアのSCSに対応する時間ユニットの長さであり、
    ここで、前記Yの値は、前記X1の値、前記第1時間ユニットの長さ、及び前記第2時間ユニットの長さに基づいて決定される、
    請求項26に記載のクロスキャリア伝送装置。
  28. 前記通信ユニットは、更に、ネットワーク機器によって送信される第2指示情報を受信するように構成され、前記第2指示情報は、前記第1時間偏差がY個の第2時間ユニットを含むことを指示する、
    請求項26に記載のクロスキャリア伝送装置。
  29. 前記通信ユニットは、更に、ネットワーク機器によって送信される第2指示情報を受信するように構成され、前記第2指示情報は、前記第1時間偏差がX2個の第3時間ユニットを含むことを指示し、X2は正整数であり、前記第3時間ユニットの長さは、参照SCS時間ユニットの長さに対応する時間ユニットの長さである、
    請求項26に記載のクロスキャリア伝送装置。
  30. 前記参照SCSは、ネットワークによって構成されるか又はプロトコルによって決定される、
    請求項29に記載のクロスキャリア伝送装置。
  31. 前記時間ユニットは、スロット又はシンボルである、
    請求項24ないし30のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送装置。
  32. 前記クロスキャリア伝送装置は、更に、
    前記第1時間領域位置及び前記第1時間偏差に従って第3時間領域位置を決定し、前記第3時間領域位置及び前記第2時間偏差に従って前記第2時間領域位置を決定するように構成される決定ユニットを備え、前記第1時間領域位置は、前記第3時間領域位置と整列される、
    請求項23ないし31のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送装置。
  33. 前記第3時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第1時間偏差を加えたものに基づいて取得されるか、又は、
    前記第3時間領域位置は、前記第1時間領域位置から前記第1時間偏差を引いたものに基づいて取得される、
    請求項32に記載のクロスキャリア伝送装置。
  34. 前記第2時間領域位置は、前記第3時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものに基づいて取得される、
    請求項32又は33に記載のクロスキャリア伝送装置。
  35. 前記クロスキャリア伝送装置は、更に、
    前記第1時間領域位置、前記第1時間偏差及び前記第2時間偏差に従って前記第2時間領域位置を決定するように構成される決定ユニットを備え、
    請求項23ないし31のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送装置。
  36. 前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものに前記第1時間偏差を加えたものに基づいて取得されるか、又は、
    前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものから前記第1時間偏差を引いたものに基づいて取得される、
    請求項35に記載のクロスキャリア伝送装置。
  37. 前記クロスキャリア伝送装置は、更に、
    前記第1時間領域位置及び前記第2時間偏差に従って前記第2時間領域位置を決定するように構成される決定ユニットを備え、
    ここで、前記第2時間偏差は、少なくとも前記第1時間偏差に基づいて決定される、
    請求項23ないし31のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送装置。
  38. 前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものに基づいて取得される、
    請求項37に記載のクロスキャリア伝送装置。
  39. 前記第1時間領域位置は、前記第1キャリアのタイミングを参照として使用して決定される、
    請求項23ないし38のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送装置。
  40. 前記クロスキャリア伝送装置は、更に、
    前記第1時間領域位置及び前記第2時間偏差に従って前記第2時間領域位置を決定するように構成される決定ユニットを備え、
    ここで、前記第1時間領域位置は、前記第2キャリアのタイミングを参照として使用して決定される、
    請求項23ないし31のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送装置。
  41. 前記第2時間領域位置は、前記第1時間領域位置に前記第2時間偏差を加えたものに基づいて取得される、
    請求項40に記載のクロスキャリア伝送装置。
  42. 前記通信ユニットは、第1キャリア及び第1時間領域位置でPDCCHを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置でPDSCHを受信するように構成され、前記PDCCHは、前記PDSCHをスケジューリングするために使用される、
    請求項23ないし41のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送装置。
  43. 前記通信ユニットは、第1キャリア及び第1時間領域位置でPDCCHを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置でPUSCHを送信するように構成され、前記PDCCHは、前記PUSCHをスケジューリングするために使用される、
    請求項23ないし41のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送装置。
  44. 前記通信ユニットは、第1キャリア及び第1時間領域位置でPDSCHを受信し、第2キャリア及び第2時間領域位置でPUCCHを送信するように構成され、前記PUCCHは、前記PDSCHのフィードバック情報を搬送するために使用される、
    請求項23ないし41のいずれか一項に記載のクロスキャリア伝送装置。
  45. 端末機器であって、
    プロセッサと、メモリと、を備え、
    前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、
    前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、請求項1ないし22のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される、前記端末機器。
  46. チップであって、プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、前記チップが搭載された機器に、請求項1ないし22のいずれか一項に記載の方法を実行させるように構成される、前記チップ。
  47. コンピュータ可読記憶媒体であって、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに、請求項1ないし22のいずれか一項に記載の方法を実行させる、前記コンピュータ可読記憶媒体。
  48. コンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラム命令を含み、当該コンピュータプログラム命令は、コンピュータに、請求項1ないし22のいずれか一項に記載の方法を実行させる、前記コンピュータプログラム製品。
  49. コンピュータに、請求項1ないし22のいずれか一項に記載の方法を実行させるように構成される、コンピュータプログラム。
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