JP2023503708A - 複数の鋸歯を持つ毛切断部材を有するカミソリ - Google Patents

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Abstract

カミソリが、毛切断部材の毛切断刃に沿って配列された複数の鋸歯を持つ毛切断部材を有する。各鋸歯が、歯先と、歯先を介して相互に接続された歯エッジとを持つ。毛切断部材は、個別の鋸歯の位置で毛切断刃の局所的な延在方向において各鋸歯を移動することにより、鋸歯により皮膚上に存在する毛を鋸切断するよう取り付けられる。駆動部は、鋸歯が10m/s以上の平均速度で移動するように毛切断部材を駆動するために毛切断部材に結合される。連続する2つの鋸歯の歯先の間隔は、20μmから150μmである。

Description

本発明は、カミソリに関し、これは、支持体と、皮膚係合部材と、毛切断部材の毛切断刃に沿って配置された複数の鋸歯を持つ毛切断部材とを有し、皮膚上に存在する毛を鋸歯により切断するために、毛切断刃がユーザの皮膚に対して露出されるような皮膚係合面に対する位置で、上記毛切断部材が、支持体に取り付けられ、上記毛切断部材が、上記鋸歯の位置で上記毛切断刃の局所的な延在方向における鋸歯の移動を可能にするために上記支持体に対して懸架される。
本発明は更に、前述したように、カミソリにより皮膚表面から突出する毛を剃る方法に関する。
ブレードシェービングは、非常に近い距離でのシェービングの実現を可能にする。
しかしながら、ブレードシェービング(一般に「ウェットシェービング」とも呼ばれる)の不都合は、例えばそれに水を適用することにより皮膚及び毛を湿らせること、及び例えばシェービングフォームを適用することにより皮膚及び毛を潤滑にすることを必要とする点にある。シェービング後は、潤滑剤の残留物が除去される必要があり、潤滑剤は衣類、家具又は床に容易に付着される。そのため、ブレードシェービングは浴室のような場所で行わなければならず、その際にも水及びシェービングフォームの扱いが面倒である。水及びフォームがないと、毛が硬いままであり、これは、高い毛切断力、痛みを伴う高い抵抗(drag)力、及びブレード刃先の早い破壊をもたらす。
ブレードシェービングの別の欠点は、特に高品質なブレードが使用される場合、摩耗したシェービング刃を交換するコストが比較的高くつくことである。
シェービング刃を長寿命化するため、並びに毛切断力及び抵抗力を減らすことで剃り味を改善するための、さまざまな試みがなされている。1つのアプローチは、ナイフ又はノコギリの切断時の動きと同様に、刃先をその延びる方向(長手方向)に往復運動させることである。この原理を利用した直線状の刃先を持つシェービング刃を持つ刃カミソリの例がUS1,394,827号に記載されている。別のアプローチは、列状に配置された複数の鋸歯を持つ鋸状の毛切断部材を有するカミソリを使用するものである。上記鋸歯は、上記列の延在方向に往復駆動される。この原理を利用した鋸状の毛切断部材を持つカミソリの例が、US1,158,741号に記載されている。
実際には、斯かる解決策はうまくいっていない。
特にPTFEコーティングされたカミソリ刃の登場以来、毛切断時に発生する抵抗はあまり問題にならなくなり、刃先のその延在方向への移動に基づく解決策はあまり意味をなさなくなった。
本発明の目的は、「技術分野」の項で前述したようなタイプのカミソリを提供することである。これは、摩擦が少なく、比較的低い毛切断力で皮膚に近い毛を切断することを可能にし、鋸状の毛切断部材が、比較的長い寿命を持つ。
本発明によれば、この目的は、請求項1に記載のカミソリを提供することにより達成される。本発明はまた、請求項14に記載の方法において具体化されることができる。
本発明によるカミソリ及び方法を用いると、各切断例において、鋸歯の移動する歯先がその毛に係合することにより、少量の毛組織が毛から順次除去される。こうして、毛の上部及び下部は、その後の複数回のカットにより互いに切断され、それぞれが毛髪組織の薄い層を削り取る。鋸歯が髪を通過するたびに削られる毛髪組織はわずかであり、髪が一度に2つに分けられるものではないので、毛髪にかかる切断力、及び従って抵抗力をもたらす反力は、直線的な刃先を持つ非反復性カミソリ刀等により毛髪がそれぞれ一度に切断される場合よりもはるかに小さくなる。特に、本発明は、毛切断部材の操作上及び寸法上の複数のパラメータを規定し、パラメータは、毛切断刃の局所的な延在方向における鋸歯の平均速度及び歯先間の間隔を含む。これは、皮膚を濡らしたり、及び/又は潤滑剤を塗ったりすることなく、並びにシェービング対象の毛に不快なレベルの抵抗を与えることなく、抵抗を減らした効果的なシェービングをもたらす。毛を一本一本切断するのではなく、毛が鋸状に切断されるので、本発明によるカミソリの毛切断刃は、従来の刃カミソリにおける刃先ほど鋭利である必要はない。抵抗の低減が毛切断刃の摩耗を遅くするので、より多くの回数のシェービングにわたり毛切断部材の有用な性能が維持される。
本発明の特定の詳細及び実施形態が、従属請求項に記載される。
本発明の更なる特徴、効果及び詳細が、詳細な説明及び図面から明らかとなる。
本発明によるカミソリの第1の例の透視図である。 図1に示すカミソリの駆動部の概略的透視図である。 図1及び図2に示すカミソリの使用中の一部の断面側面図である。 図1~3に示すカミソリの毛切断刃と、切断される細いヒゲ毛及び太いヒゲ毛とを示す概略的断面図である。 図1~3に示すカミソリの毛切断刃の皮膚表面に対する操作位置の断面を示す概略的透視図である。 図示の鋸歯における毛切断刃の局所的な延在方向に垂直な平面に沿って、鋸歯を通して切断した、図5に示す断面の一部の概略的透視図である。 本発明によるカミソリの第2の例の毛切断部材の毛切断刃の概略的断面図である。 本発明によるカミソリの第3の例の透視図である。 本発明によるカミソリの第4の例の透視図である。 図9で示したカミソリの一部Xの拡大図である。
図1~図6は、本発明によるカミソリ1の第1の例を示す。カミソリ1は、支持体2及び皮膚係合面3~6を持つ。ユーザの皮膚から突出した毛7を皮膚表面8のレベルに近いところで切断するために、毛切断刃10を持つ毛切断部材9が提供される。カミソリ1は更に、カミソリ1を手で持つための茎状のハンドル11を持つ。皮膚係合面3~6が皮膚と接触するとき、皮膚上に存在する毛7を切断するため、毛切断刃10がユーザの皮膚表面8に露出されるような皮膚係合面3~6に対する位置で、毛切断部材9は、支持体2に取り付けられる。毛切断刃10の延在方向12における毛切断部材9の移動を可能にするため、毛切断部材9は、支持体2に対して懸架される。動作時には、従来のブレードシェービングと同様に、毛切断刃10は皮膚にわずかに接触しつつ、皮膚表面8に沿って移動する。この例では、毛切断刃10は直線状であるので、毛切断刃10は、毛切断刃10の全長に沿って一定である局所的な延在方向を有している。更なる例により説明されるように、毛切断刃の局所的な延在方向は、毛切断刃の長さに沿って変化することもある。効果の議論において、「毛切断刃の延在方向」が参照される場合、これは、毛切断刃の延在方向が毛切断刃の長さに沿って変化する実施形態については、「個別の鋸歯又は複数の鋸歯の位置における毛切断刃の局所的な延在方向」として読み替えられなければならない。
毛切断刃10は、毛切断部材9の毛切断刃10に沿って(好ましくは均等に)配置された複数の鋸歯14を持つ。本実施例では、図4及び図5に詳細に示すように、鋸歯14はそれぞれ、凹形状の前歯エッジ15により接続される2つの歯先16を持つ。各鋸歯14の前歯エッジ15は、鋸歯14の2つの上サイド歯エッジ29の個別の1つと、2つの歯先16の個別の1つを介して鋸歯14の2つの下サイド歯エッジ36の個別の1つに接続される。各鋸歯14は、毛切断刃10の延在方向12における移動により毛7を鋸切断するために、毛切断刃10に沿って配置される。図5において、皮膚表面8の向き8x及び8yは、毛切断刃10の延在方向12(8x)と、毛切断刃の延在方向12に直交する皮膚表面8に沿った方向(8y)とにおいて示される。各下サイド歯エッジ36は、鋸歯14の皮膚接触面40のサイドエッジ39に接続され、これは図5に示すように、上サイド歯エッジ29と下サイド歯エッジ36とで囲まれた歯先16の第1先端角38よりも小さい、関連する上サイド歯エッジ29に対して楔角41で延びる。皮膚接触面40のサイドエッジ39と関連する上サイド歯エッジ29との間の楔角41は、好ましくは10~20°の間である。その結果、カミソリ1の使用時に、皮膚接触面40が皮膚表面8とほぼ同一平面(図5では方向8x及び8yで規定される)にある。
図2に示されるように、カミソリ1は、支持体2に対する毛切断部材9の動きを駆動するために毛切断部材9に結合された駆動部13を有する。その結果、平均速度が10m/s以上で、鋸歯14が毛切断刃10の延在方向12において動く。本実施例では、鋸歯14の移動は、上記平均速度で延在方向12に往復運動するものである。
ヒゲ毛7の太さは典型的には、細いヒゲ毛の場合、約50μmから、太いヒゲ毛の場合、約300μmまでの範囲である。従って、2つの連続する鋸歯14の間の間隔17(図5参照)が50μmより大きい場合、少なくとも最も細いヒゲ毛7Bは、2つの連続する鋸歯14(鋸歯と最初の次又は前の鋸歯)の間の中間空間30に収まるであろう。鋸歯の間の中間空間30にヒゲ毛7全体が捉えられると、ヒゲ毛は削がれる代わりに鋸歯により往復運動されるだけになりがちであることが判明している。薄いヒゲの毛が往復運動されるだけで、あまり効果的に削がれることがないことを避けるため、毛切断刃10の延在方向12に垂直な方向における、2つの(好ましくは各対の)連続する鋸歯14間の中間空間30の深さ18は、2つの連続する鋸歯14の歯先16間の間隔17が50μmより大きい場合、25μm以下であることが好ましい。連続する2つの鋸歯14間の深さ18は、図5に示すように、中間空間30の直線状の底部19までと考えられることができる。しかし、有効深さは、連続する鋸歯14の間の1つ以上の小さな隆起又は他の突起により決定(制限)されることもできる。図4に示すように、連続する鋸歯14間の間隔17が50μm以下であることが、深さ18が少なくとも細い毛7Bを完全に収容するのに十分大きいとしても、細い毛7Bが連続する鋸歯14間の中間空間30に完全に入ることを妨げることもできる。
連続する2つの鋸歯14の歯先16の間の間隔17は、最大で150μmである。その結果、平均的な直径を持つ毛の場合、毛7A又は7Bに沿った切断刃10の移動の間、鋸歯14が髪7から離れる前に、すでに前の鋸歯14が切断した毛7内の溝に次の鋸歯14が入る。細い毛7Bを効果的に鋸引きするため、2つの連続する鋸歯14の歯先16の間の間隔17が非常に小さい場合それは有利であるが、2つの連続する鋸歯14の歯先16間の間隔17が非常に小さい場合、切断中に得られた破片(debris)が鋸歯14間の中間空間30に滞留する傾向があることも判明している。従って、間隔17は20μm以上である。複数の鋸歯14が同時に毛7と係合する場合、切断力が減少するという利点は、毛7と係合する個々の鋸歯14の切断力の大きな合計により相殺される場合がある。切断力の合計は、引っ張り(drag)を防止するため,0.007Nを超えないことが望ましい。これは、間隔17が少なくとも20μmである別の理由である。
毛7を効果的に切断しつつ、大きすぎる抗力(drag)の発生を回避するために、毛切断刃10の延在方向12における鋸歯14の平均速度は、10m/s以上である。各鋸歯14は、毛において一定の接触応力と横方向の運動が与えられると、毛から毛髪組織を削り取る小さなノミとみなされることができる。毛を効果的に鋸引きするため、延在方向における毛切断刃10の速度と、毛の鋸引きスリットの深さが増加される速度との比が、少なくとも約100であればよいことが判明した。従って、許容可能なシェービング速度、即ち少なくとも100mm/sのカミソリ1のシェービング方向における速度でシェービングできるように、毛切断刃10のその延在方向12における最小速度は、100×100mm/s=10m/sより大きいことが好ましい。
毛切断刃10は、工具鋼製であることが好ましいが、毛切断刃10の材料は工具鋼に限定されるものではない。鋸刃の製造方法には、化学エッチング及びレーザーアブレーションなどいくつかの方法がある。しかしながら、他の方法、例えばニッケルを成長させる方法、及びワイヤースパークエロージョンと機械的又は化学的研磨のようなプロセスの組み合わせも考えられる。
前歯エッジ15及び各鋸歯14の各上サイド歯エッジ29は、歯先16における十分な接触応力を確保するため、図5に示すように、歯先16において80°より小さい第2先端角20を囲むことが好ましい。従って、前歯エッジ15と各上サイド歯エッジ29との間の歯先16の第2先端角20は、それぞれ80°より小さいことが好ましい。各鋸歯14の上サイド歯エッジ29と下サイド歯エッジ36との間の歯先16の第1先端角38は、80°より小さいことが好ましく、より好ましくは60°より小さい。歯先16の十分なシャープネスを得るため、歯先16の先端半径RTIP(図5参照)は、5μm以下であることが好ましい。歯先16の先端半径RTIPが図5に概略的に示される。効果的な鋸引きのために、歯エッジ15、29、36は好ましくは、5μm以下のエッジ半径REDGEを持つ。従って、歯エッジ15、29に垂直な平面に沿った断面で見て、各歯エッジ15、29は好ましくは、5μm以下のエッジ半径REDGEを持つ。歯エッジ15、29、36は好ましくは、少なくとも歯先16の位置で、好ましくは歯先16から離れた位置まで、斯かるエッジ半径REDGEを持つ。上記距離は例えば、中間空間30の深さ18の25%、50%、又は100%であってもよい。前歯エッジ15のエッジ半径REDGEが、図6に詳細に示される。
鋸歯14の移動に伴う皮膚の擦過傷又は引っ張りを回避するため、皮膚接触面40のサイドエッジ39、及び好ましくは皮膚接触面40の個別のサイドエッジ39に隣接する下サイド歯エッジ36の一部も、好ましくは丸められ又は面取りされ、例えば5μmより大きい、好ましくは10μmより大きいエッジ半径にされる。皮膚接触面40のサイドエッジ39の外側端部はそれぞれ、皮膚接触面40のそのサイドエッジ39に連続する下サイド歯エッジ36及び下サイド歯エッジ42への滑らかな遷移を提供するように、湾曲していてもよい。
使用中に毛切断部材9が皮膚表面8に接触する動きにより誘発される皮膚の動きを更に制限するため、本実施例によるカミソリ1は、図3に示すように、使用時に毛切断部材9の皮膚に面する側に、支持体2に対して静止した状態で配置された皮膚遮蔽部材5を備えている。その結果、使用中、毛切断部材9は、毛切断刃部10と皮膚遮蔽部材5のエッジ33との間の露出領域32においてのみ皮膚に露出される。露出領域32は、毛切断刃10の延在方向12に垂直な方向において、100~500μm、好ましくは250~350μmの深さdを持つ。毛切断部材9の移動により誘発される皮膚の動きは、鋸切断処理の効果を低下させ、毛切断刃10を含む比較的小さな露出領域32においてのみ毛切断部材9を皮膚に露出させることにより、できるだけ制限される。露出領域32の選択された深さdは、皮膚に対する毛切断刃10の十分な露出を保証し、これにより、移動する毛切断刃10の鋸切断処理の十分な効果を保証する。皮膚遮蔽部材5は、移動する毛切断刃10と皮膚との接触による皮膚刺激も制限する。なぜなら、毛切断刃10が皮膚に接触する圧力を皮膚遮蔽部材5が減少させるからである。皮膚遮蔽部材5の皮膚対向面34は、皮膚摩擦を低減するための摩擦低減コーティングを具備してもよい。
図5に示すように、鋸歯14はそれぞれ、75μmより小さい、毛切断刃10の延在方向12における幅21を持つ。その結果、連続する歯先16の各対の間に所与の最小間隔17を残して、複数の歯先16が提供されることができる。両刃(ツインチップ)鋸歯14の場合、幅21が20μmであることが、十分な歯の強度を維持しながら性能を最適化するために好ましい。
単一の毛切断部材9の代わりに、1つ又は複数の更なる毛切断部材が本発明によるカミソリに設けられてもよい。すべての毛切断部材が、各毛切断部材のその毛切断刃の延在方向における支持体に対する移動を10m/s以上の平均速度で駆動するよう構成された同一の駆動部に結合されてもよい。
本書で前述したように、本実施例によるカミソリ1では、毛切断刃10の延在方向12における鋸歯14の移動は往復運動である。
高いシェービング性能を得るため、鋸歯14はそれぞれ、2つの歯先16を持つ。その結果、鋸歯14が毛切断刃10の延在方向12と平行な2つの移動方向において切断する。更に、歯先16の第2先端角20は、80°より小さくすることができる。更に、本実施例では、鋸歯14の2つの歯先16を相互に接続する前歯エッジ15は、凹状に形成される。前歯エッジ15が凹形状であるため、鋸歯14の頂部と皮膚8との間に一時的に存在する毛は、シェービング性能が大きく損なわれる程度まで鋸歯14が皮膚8から浮き上がることをもたらさない。これは、鋸歯14が厚いほど関係する。
図7には、本発明によるカミソリの第2実施例の毛切断部材の毛切断刃60が示されており、この例も、その延在方向12に往復移動する毛切断刃60を用いたシェービングに関して構成される。鋸歯64はそれぞれ、2つの歯エッジ79が相互に接続される位置に、単一の歯先66を持つ。鋸歯64の先端角70は好ましくは、負の切断(レーキ)角72をできるだけ小さくして、毛髪7との十分高い初期接触応力を達成し、初期ノッチを形成するため、60°より小さい。鋸歯64の十分な強度を得るために、鋸歯64は好ましくは、少なくとも20μmのベース幅73を持つ。
鋸歯14が少なくとも10m/sの平均速度で毛切断刃の延在方向12に移動するよう、鋸歯14の往復運動は好ましくは、1~30mmのストローク長を持ち、往復運動の周波数は好ましくは、330Hz以上である。上記ストローク長及び上記周波数の組み合わせが、必要とされる少なくとも10m/sの平均速度をもたらす。
駆動部13は例えば、質量バネ系を本体に対して共振運動させ、その状態を維持する駆動共振システムであってもよい。斯かる駆動共振システムの一例は、図2に概略的に示されており、ハンドル11のハウジング部24に収容されることができる。毛切断部材9は、複数の案内部材35により支持体2に対して延在方向12に移動可能に案内され、板ばね25の第1端に取り付けられる。その反対側の第2端は、支持体2に固定的に接続される。板バネ25は、剛性を持ち、その結果、それに接続された毛切断部材9の質量との組み合わせで、毛切断部材9のその延在方向12における往復運動の所望の周波数、例えば1.3mmのストローク長で7700Hzに一致する固有周波数で、板ばねは「共振」する。同じ回転数で回転するモータ又は超高周波リニアモータを使用せずに、斯かる高い周波数で運動を駆動するには、板バネ25に取り付けられた複数の交互分極磁石26、27とカウンタ磁石28とを搭載した回転可能な従動ドラム37が使用されることができる。動作時、カウンタ磁石28は、ドラム37の回転中に通過する磁石26、27により引き寄せられ、又は押し流される。この例では、板バネ25の励起周波数は、ドラム37の単位時間当たりの回転数の6倍である。こうして励起周波数を逓倍することが、高い励起周波数を実現するのに一般的な電気モータを用いることを可能にする。更に、励起周波数は、板バネ25と毛切断部材9とで形成される質量バネ系の固有周波数を下回るものとすることも可能である。
図8では、本発明によるカミソリ101の第3の実施例が示される。この例では、毛切断部材109の毛切断刃110は、毛切断刃110に沿って変化する局所的な延在方向を持つ。従って、毛切断刃110の鋸歯の移動方向は、毛切断刃110に沿って変化する。特に、各鋸歯は、鋸歯の位置で関連する毛切断刃110の延在方向112の局所方向において移動する。特に、この例では、毛切断刃110の鋸歯は、単一方向の回転運動に基づき、毛切断刃の個別の局所的な延在方向において移動する。この目的のために、毛切断部材109は、円形の毛切断刃110を持つ丸鋸刃の形態で提供される。しかしながら、一方向に連続した動きを作り出す他の方法も想定可能であり、例えば、バンドソー及びチェーンソーシステムである。全ての斯かるシステムでは、毛切断刃は原則として往復運動するように駆動されることもできる。

日常的に使用するのに十分コンパクトであり、旅行時に容易に持ち運ぶことができる構造で、毛切断刃110の十分に長い操作部を得るため、毛切断部材109の毛切断刃110は好ましくは、5~75mmの間の直径を持つ。
毛切断部材109を回転駆動するための駆動部は好ましくは、毛切断部材109を少なくとも2500rpmの速度で回転軸の周りで回転させるよう構成される。斯かる速度は、前述したような毛切断刃110の直径との組み合わせで、少なくとも10m/sの鋸歯の必要な平均速度を達成するのに適している。
図9及び図10において、本発明によるカミソリ151の第4の実施例が示される。そこでは、毛切断刃160の局所的な延在方向162における毛切断部材159の毛切断刃160の鋸歯(図9及び図10では個別に見えない)の動きが、単一方向における連続的な回転運動である。回転運動は、例えばチェーンソー又はフレキシブルバンドソーのように、任意の回転軌跡に沿ったものとすることができる。この例では、毛切断部材159は、毛切断刃160の回転運動を実現するために、単一の丸鋸刃の形態で提供される。回転する毛切断部材159により皮膚が損傷を受ける又は刺激されることから保護するために、皮膚遮蔽部材178が設けられ、これは、皮膚係合面155がシェービング中に皮膚に接触する櫛歯175を持つ。これらの櫛歯175の間には、毛切断刃160に近い位置又はわずかに接触する位置に皮膚が膨出することができる開放空間176が存在する。
他の実施例と同様に、毛切断効果は、皮膚表面又はその近傍で毛を鋸切断することにより達成される。特に、毛切断刃160の鋸歯は、静止した切断部材に対して移動してこれと共働する移動切断部材を持つ従来の電気シェーバー及びトリマーのように、一対の共働する毛切断歯として作用する、皮膚遮蔽部材178の櫛歯175と相互作用するものではない。
本発明が、前述の説明及び図面において詳細に説明及び図示されてきたが、斯かる説明及び図示は、例示的及び/又は説明的であるとみなされ、限定的なものではない。本発明は、開示された実施形態に限定されるものではない。
いくつかの特徴は、同じ又は別々の実施形態の一部として説明される。しかしながら、本発明の範囲は、実施例の特徴の特定の組み合わせ以外のこれらの特徴の全て又は一部の組み合わせを有する実施形態も含む点を理解されたい。
開示された実施形態に対する他の変形が、図、説明、及び添付の請求項の検討から、請求項に記載された発明を実施する当業者により理解及び実施されることができる。特許請求の範囲において、「有する」という語は、他のステップ又は要素を除外するものではなく、不定冠詞「a」又は「an」は複数性を除外するものではない。1つのプロセッサ又は他のユニットが、特許請求の範囲に記載された複数の項目の機能を果たすことができる。明確化及び簡潔な説明のために、特徴は、本書において、同一又は別々の実施形態の一部として開示される。しかしながら、本発明の範囲は、開示された特徴の全て又は一部の組み合わせを有する実施形態を含み得る点を理解されたい。ある手段が相互に異なる従属請求項に記載されるという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用されることができないことを示すものではない。特許請求の範囲に記載される任意の参照符号は、本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。

Claims (14)

  1. カミソリであって、
    支持体と、
    皮膚係合面と、
    前記毛切断部材の毛切断刃に沿って配置された複数の鋸歯を持つ毛切断部材とを有し、各鋸歯が、歯先と、前記歯先を介して相互に接続された歯エッジとを持ち、
    前記皮膚係合面がユーザの皮膚と接触するとき、前記鋸歯を用いて、前記皮膚上に存在する毛を切断するため、前記毛切断刃が前記皮膚に対して露出されるような前記皮膚係合面に対する位置で、前記毛切断部材が、前記支持体に取り付けられ、
    前記毛切断部材が、個別の鋸歯の位置で前記毛切断刃の局所的な延在方向における各個別の鋸歯の移動を可能にするために、前記支持体に対して懸架され、
    前記カミソリが、10m/s以上の平均速度で前記毛切断刃の個別の局所的な延在方向において前記鋸歯が移動するように、前記毛切断部材を前記支持体に対して駆動するために前記毛切断部材に結合された駆動部を有し、
    連続する2つの鋸歯の歯先間の間隔が20μmと150μmとの間である、カミソリ。
  2. 前記2つの連続する鋸歯の歯先間の間隔が50μmより大きい場合、前記毛切断刃の局所的な延在方向に垂直な方向における、前記2つの連続する鋸歯間の中間空間の深さが、25μm以下である、請求項1に記載のカミソリ。
  3. 前記鋸歯の歯エッジは、前記歯先において80°より小さい先端角度を囲む、請求項1又は2に記載のカミソリ。
  4. 前記鋸歯の歯先が、5μm以下の先端半径を持つ、請求項1乃至3のいずれかに記載のカミソリ。
  5. 前記鋸歯の歯エッジは、少なくとも前記歯先の位置で5μm以下のエッジ半径を持つ、請求項1乃至4のいずれかに記載のカミソリ。
  6. 使用時に前記毛切断部材の前記皮膚に面する側において前記支持体に対して静止した状態で配置される皮膚遮蔽部材を更に有し、使用時に、前記毛切断部材が、前記毛切断刃と前記皮膚遮蔽部材の端との間の露出領域においてのみ、前記皮膚に露出され、前記露出領域は、前記毛切断刃の局所的な延在方向に垂直な方向において、100μmと500μmとの間の深さを持つ、請求項1乃至5のいずれかに記載のカミソリ。
  7. 前記露出領域の深さが、250μmと350μmとの間である、請求項6に記載のカミソリ。
  8. 前記鋸歯が、前記毛切断刃の局所的な延在方向において75μmより小さい幅を持つ、請求項1乃至7のいずれかに記載のカミソリ。
  9. 前記鋸歯の少なくとも1つが、前記鋸歯の凹形状の前歯エッジにより相互に接続された2つの歯先を持つ、請求項1乃至8のいずれかに記載のカミソリ。
  10. 往復運動に基づき前記毛切断刃の個別の局所的な延在方向において前記鋸歯が移動するように、前記駆動部が、前記毛切断部材を移動させる、請求項1乃至9のいずれかに記載のカミソリ。
  11. 前記往復運動は、1mmと30mmとの間のストローク長、及び330Hz以上の周波数を持つ、請求項10に記載のカミソリ。
  12. 単一方向の回転運動に基づき前記毛切断刃の個別の局所的な延在方向において前記鋸歯が移動するように、前記駆動部が、前記毛切断部材を移動させる、請求項1乃至9のいずれかに記載のカミソリ。
  13. 前記毛切断エッジが円形であり、5mmと75mmとの間の直径を持ち、
    前記駆動部は、少なくとも2500rpmの速度で回転軸の周りで前記毛切断部材を回転させる、請求項12に記載のカミソリ。
  14. 皮膚表面から突出した毛を剃る方法において、
    請求項1乃至13のいずれかに記載のカミソリを提供するステップと、
    前記カミソリの前記毛切断部材を前記カミソリの支持体に対して駆動するステップとを有し、
    前記毛切断部材の鋸歯が、前記毛切断部材の前記毛切断刃の個別の局所的な延在方向において、10m/s以上の平均速度で移動する、方法。
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