以下、添付図面を参照して実施形態について説明する。しかしながら、記述される実施形態は各種異なる形態に変形されることができ、本発明の範囲が以下に説明される実施形態によって限定されるのではない。また、各種実施形態は当該技術分野において通常の知識を有する者に本発明をさらに完全に説明するために提供するものである。図面で複数の要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張され得る。
以下の実施形態は、体内物質投与のための自動清潔及び洗浄デバイスに関するもので、膣洗浄液、薬液、潤滑剤などの物質を女性の膣や燼門内に投与するために電動方式の自動清潔及び洗浄デバイスを提供することにより、体内物質投与のために加圧時の搖れを最小化することができる。また、ゲル(gel)、液体及び錠(カプセル)タイプによってノズル部を選択的に本体に結合して使用可能であり、体内に投与する時、ノズル部及び物質が手などに触れる虞がなくて、より衛生的である。
図1は、一実施形態に係るケースを含む自動清潔及び洗浄デバイスを示す正面図である。図2は、一実施形態に係る第1ノズル部を含む自動清潔及び洗浄デバイスを示す正面図である。
図1及び図2を参照すると、一実施形態に係る体内物質投与のための自動清潔及び洗浄デバイス1は、本体100及びノズル部210を含むことができ、実施形態によって、ノズル部210の外部に結合されて、ノズル部210を外部要素から保護することができるキャップ300をさらに含むことができる。
本体100は、内部に液体などの物質を収容する所定の収容空間が形成され、内部の物質を外部に排出または噴出するための駆動部が構成されることができる。すなわち、本体100は、前進または後進する駆動部の動作によって、所定の収容空間に貯蔵された内部の物質を電動方式で前端に移動させることができる。例えば、駆動部は、電動歯ブラシ、ビデなどのように電動で駆動される前進及び後進が可能な2つのモータを含むことができる。
そして、本体100は、前端にノズル部210との結合または分離のための連結部110が構成されることができる。この時、本体100の連結部110は、柔軟性を有する材質の蛇腹部に形成されて使用によって自由に曲がって、ノズル部210の方向を変更可能に構成されることができる。
本体100は、使用者がボタンを通じて電源及び駆動部の動作を制御する制御部130と、電源を供給して駆動部を動作させる電源部140とを含むことができる。
制御部130は、電源部140の動作を制御する電源制御部130と、駆動部のモータを選択して動作モードを制御する動作モード選択部と、選択されたモータの回転速度を調節して強度(LOW、MEDIUM、HIGH)を制御する強度選択部と、を含んで構成されることができる。また、制御部130は、電源充電のための充電端子をさらに含むことができる。
例えば、電源制御部130は、電源のオン/オフを制御し、動作モード選択部は、洗浄モード及び洗浄モードを選択することができ、強度選択部は、強、中、下の内部の物質の噴出強度を選択することができる。
また、本体100は、制御部130及び電源部140の状態によって、バッテリー残量、動作モード及び強度を表示するディスプレイ部をさらに含むことができる。ディスプレイ部は、LCD表示窓で構成されることができる。
このような本体100は、前進または後進する2つのモータを少なくとも一つ以上選択的に動作させて、洗浄モードまたは清潔モードで動作可能である。例えば、膣洗浄剤を用いる洗浄モードを選択する場合、洗浄用モータ105が動作して洗浄用ピニオン101を前方に移動させて、内部の物質を所定の時間の間噴出した後、噴出が終わると、洗浄用モータ105が逆回転して定位置に戻り、女性清潔剤を用いる清潔モードを選択する場合、洗浄用モータ105と清潔用モータ106が同時に動作して、洗浄用ピニオン101と清潔用ピニオン102を前方に移動させ、洗浄用モータ105は指定回転数または距離だけ動いて停止するようになり、清潔用モータ106は、前進し続けて清潔用プッシュロッドを前方最後まで移動させて、内部の物質を所定の時間の間噴出した後、噴出が終わると、洗浄用モータ105及び清潔用モータ106が逆回転して定位置に戻ることができる。
ノズル部210は、本体100の前端に構成された連結部110に結合または分離され、円筒状または流線形に形成されて、本体100の連結部110に結合された状態で体内に少なくとも一部が挿入されることができる。そして、ノズル部210は、体内に挿入された状態で本体100の駆動部の動作によって前端に構成された噴射口211を通じて内部の物質を体内に投与することができる。
このようなノズル部210は、女性清潔剤及び膣洗浄剤のゲル(gel)、液体及び錠(カプセル)タイプによって選択的に本体100に結合して使用可能である。
一例として、図2に示したように、第1ノズル部210は、流線形に形成されて、本体100の前端に結合され、前端に噴射口211が構成されて、ゲル(gel)または液体タイプの内部の物質を外部に噴出することができる。この時、ゲル(gel)または液体タイプの内部の物質は、清潔剤用及び多用途の物質が用いられることができる。液体タイプは、ノズル部210の場合、液体が盛られたチューブが別途に必要となるので、液体が盛られた別途のチューブは、本体100の上端に開閉口を通じて本体100と結合して用いることができ、この時、チューブは圧縮によって内部の物質を外部に噴出する蛇腹ポンプで構成されることができる。ここで説明されるノズル部210は、第1ノズル部210、第2ノズル部220及び第3ノズル部230を全部含むことができ、便宜上、第1ノズル部210を中心として説明する。
図3は、一実施形態に係る第2ノズル部を含む自動清潔及び洗浄デバイスを示す正面図である。
図3に示したように、第2ノズル部220は流線形に形成されて、本体100の前端に結合され、前端に噴射口221が構成され、ノズル部210の外周面に複数の補助噴射口222が構成されて、ゲル(gel)または液体タイプの内部の物質を外部に噴出することができる。この時、ゲル(gel)または液体タイプの内部の物質は、洗浄剤用物質が用いられることができる。
図4は、一実施形態に係る第3ノズル部を含む自動清潔及び洗浄デバイスを示す正面図である。
図4に示したように、第3ノズル部230は流線形に形成されて、本体100の前端に結合され、前端に十字状など複数のスロットが構成された噴射口231が構成されて、錠(カプセル)タイプの内部の物質を外部に噴出することができる。第3ノズル部230は、内部に錠またはカプセル300が一つ入っている状態で、プッシュロッドを押すと、ノズル部210の噴射口211が開かれながら内容物が出る形態である。この時、錠(カプセル)タイプの内部の物質は膣洗浄用物質が用いられることができる。
このように、錠タイプの第3ノズル部230を電動機器と結合した後、ボタンを押して用いることができるようにして、初めて用いる人も便利に用いることができるようにした。
図5は、一実施形態に係る自動清潔及び洗浄デバイスの連結部を説明するための図面である。より具体的には、図5a~図5cは、自動清潔及び洗浄デバイス1の連結部110が曲がることができることを示す図面である。すなわち、図5aは、連結部110の左側が曲がった状態であり、図5bは、連結部110が曲がらない状態であり、図5cは、連結部110の右側が曲がった状態である。
図5a~図5cを参照すると、自動清潔及び洗浄デバイス1の連結部110は、本体100の前端にノズル部210との結合または分離のための構成であり得る。この時、連結部110は、柔軟性を有する材質の蛇腹部で構成されて、使用によって自在に曲がって、ノズル部210の方向を変更可能に構成されることができる。例えば、ノズルと本体100、連結部110は、シリコン材質で、柔軟性を有し、使用によって自在に曲げることができる。
図6は、一実施形態に係る自動清潔及び洗浄デバイスの分解及び組立を説明するための図面である。
図6を参照すると、自動清潔及び洗浄デバイス1は、本体100の前端の連結部110を通じてノズル部210と結合または分離可能であり、ノズル部210の上端に下側が開放されたキャップ300を被せる形態でキャップ300が結合されることができる。
例えば、ノズル部210の下端は、本体100の連結部110との結合のために、ねじ部213が構成されることができる。それによって、ノズル部210は、本体100の連結部110にねじ結合構造で結合または分離されることができる。また、ノズル部210の下端部には、ゴム栓214が構成されることができる。ゴム栓214は、ノズル内の内容物の流出を塞ぎ、内部のプッシュロッドの前進時に、ノズル内の内容物を押す役割も一緒に実行することができる。ここで、プッシュロッドは、駆動部の動作によって前進して内部の物質をノズル部210の噴射口211を通じて外部に排出させることができる。
図7は、一実施形態に係るノズルカバー部を含む自動清潔及び洗浄デバイスを示す正面図である。
図7を参照すると、ノズル部210の下端にあるスライドカバー212を開けて本体100に収容される内部の物質外に追加的な物質を充填させることができる。例えば、第1ノズル部210の場合、従来の清潔剤以外に軟膏などのようなプッシュロッドの前進で注入可能な他の製品を充填することにより、多用途で使用可能である。また、第3ノズル部230の場合、従来の膣洗浄以外に他の錠タイプの製品を入れて使用可能である。
図8は、一実施形態に係るバッテリー部を含む自動清潔及び洗浄デバイスを示す正面図である。
図8に示したように、本体100の下端には電源を供給して駆動部を動作させる電源部140が構成されることができる。電源部140は、充電用バッテリーまたは充電なしに使用可能なバッテリーなどで構成されることができ、充電用バッテリー及び充電なしに使用可能なバッテリーが全部備えられることができる。この時、バッテリーソケットカバーを開放して、乾電池または水銀電池などのバッテリーを入れて別途の充電することなく使用可能である。そして、充電用バッテリーは、内部バッテリーで構成されて、スマートフォンケーブルのようなUSB充電ポートを通じて充電することができる。
このように、バッテリー部を含む自動清潔及び洗浄デバイス1は、携帯が簡便な無線製品で具現されることができる。
図9は、一実施形態に係る自動清潔及び洗浄デバイスの本体を示す側面図である。そして、図10は、一実施形態に係る自動清潔及び洗浄デバイスの本体内に挿入されるチューブの結合及び分解を説明するための図面である。
図9及び図10を参照すると、本体100は後面カバー部150をさらに含むことができ、洗浄モードで使用する前にチューブを本体100内に位置されるために垂直スライディング方式で結合または解除可能である。この時、チューブ160は、蛇腹ポンプで構成されて、圧縮によって内部の物質を外部に噴出させることができる。例えば、チューブ160内の内部物質は洗浄剤であり得る。
以下では、図11~図16を参照して洗浄モード及び清潔モードの動作を説明する。
図11は、一実施形態に係る自動清潔及び洗浄デバイスの洗浄使用前の位置を示す側断面図であり、図12は、一実施形態に係る自動清潔及び洗浄デバイスの洗浄使用後の位置を示す側断面図である。そして、図15は、一実施形態に係る洗浄及び清潔用モータ及びギアを示す正断面図であり、図16は、一実施形態に係る動作ボタンを説明するための図面である。
図11、図12、図15及び図16を参照すると、自動清潔及び洗浄デバイス1の洗浄モードは、電源を印加して、洗浄モードボタンを押すと、洗浄用モータ105が動作して洗浄用ピニオン101を前方に移動させることができる。この時、洗浄モードの強、中、弱を選択することができ、その基準は、洗浄用モータ105の回転数で制御することができる。内容物を徐徐に所定の時間の間(例えば、数分間)噴出した後、噴出が終わると、モータは逆回転して定位置に戻り、次の動作を待機することができる。
図13は、一実施形態に係る自動清潔及び洗浄デバイスの清潔使用位置を示す側断面図であり、図14は、一実施形態に係る自動清潔及び洗浄デバイスの清潔使用後に移動された位置を示す側断面図である。
図13、図14、図15及び図16を参照すると、自動清潔及び洗浄デバイス1の清潔モードは、電源を印加して、清潔ボタンを押すと、洗浄用モータ105と清潔用モータ106が同時に動作して、洗浄用ピニオン101と清潔用ピニオン102を前方に移動させることができる。洗浄用モータ105は、指定回転数または距離だけ動き、モータは停止するようになり、清潔用モータ106は前進し続けて清潔用プッシュロッドを前方最後まで移動させた後、停止することができる。この時、清潔用モードの強、中、弱を選択することができ、その基準は、モータの回転数で制御することができる。内容物を徐徐に数分間噴出させた後、噴出が終わると、モータは逆回転をして、定位置に戻り、次の動作を待機することができる。
自動清潔及び洗浄デバイス1は、前進、後進のみする2つのモータを有し、本体100に対応する電動機器にキャップ300がついた各種タイプのノズル部210を連結して用いることができる。ノズル部210は、キャップ300とノズル部210、ゴム栓214で構成され、ノズル部210を本体100に回して差し込んだ後、スナップ形態でキャップ300を除去した後、所望のボタンを押して用いる。
使用時の便利な姿勢のために、本体100の前に上下左右変化が可能に蛇腹ゴムを設置し、ノズル部210の下端上面に内容物を充填可能に開閉口と開閉装置を設置した。
使用者の趣向によって、強度(強、中、弱)を調節することができるボタンがあり、電動機器の前面に強、中、弱及びバッテリーの残量を表示することができるLED表示窓のディスプレイ部を設置して、暗い所でも便利に用いることができるようにした。また、機械外部はゴムなどの材質を用いて滑りを防止し、把持を容易にした。
以上のように、実施形態は、女性清潔剤及び膣洗浄剤は、ゲル(gel)、液体及び錠(カプセル)タイプからなり、ノズル部210は、各種タイプのゲル、液体、錠(カプセル)を体内に便利に投与するようにし、体内に投与する時、ノズル部210及び物質が手などに触れる虞がなくて、より衛生的である。
また、多い量の洗浄剤などを投与するために大きな力を必要とした従来方式の短所を補って、加圧する時に、力を入れなくてもよく、搖れることを最小化して、加圧時の揺れなどで発生し得る体内傷などを予防することができる。
ゲル(gel)、液体及び錠(カプセル)タイプの三種類タイプを全部消化することができる本体100は、一つの電動機器からなって、携帯が簡便で、使用が便利で、且つ衛生的である。このような自動清潔及び洗浄デバイス1は、充填及びバッテリー交換などを通じて半永久的に用いることができ、プッシュロッドと取っ手などを含まず、消費者の要求に合わせて容器に抗菌、抗炎、保湿、弾力など多様な物質(ゲル、液体、錠)などの内容物を直接充填して用いることができ、充填されたまま量産する場合、コストの節減及び消費者の費用を低減するのに役に立つ。
以上で、ある構成要素が他の構成要素に「連結されて」いる或いは「接続されて」いるとした場合には、その他の構成要素に直接連結されている或いは接続されていることもあるが、それらの間に別の構成要素が介在することもあると理解されるべきである。これに対し、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結されて」いる或いは「直接接続されて」いるとした場合には、それらの間に別の構成要素が介在しないと理解されるべきである。
本発明で使用した用語は、単に特定の実施形態を説明するために使われたものであり、本発明を限定するものではない。単数の表現は、文脈上明白に異なる意味ではない限り、複数の表現を含む。本発明において、「含む」または「有する」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品又はこれらの組み合わせが存在することを指定するものであり、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品又はこれらの組み合わせの存在又は付加可能性を予め排除しないと理解すべきである。
第1、第2などの用語は多様な構成要素を説明するのに用いられることができるが、前記構成要素は前記用語によって限定されてはならない。前記用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的だけで用いられる。
また、明細書に記載された「・・・部」、「・・・モジュール」などの用語は、少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアやソフトウェアまたはハードウェア及びソフトウェアの結合で具現されることができる。
また、各図面を参照して説明する実施形態の構成要素が当該実施形態のみに制限的に適用されるのではなく、本発明の技術的思想が保持される範囲内で他の実施形態に含まれるように具現されることができ、また別途の説明が省略されても複数の実施形態が統合された一つの実施形態で具現され得ることも当然である。
また、添付図面を参照して説明する際において、図面符号にかかわらず同じ構成要素は同一または係わる参照符号を付与し、これに対する重複する説明は省略することにする。本発明を説明する際において、係わる公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を不必要に曖昧にする虞があると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
以上のように、実施形態が限定された実施形態と図面によって説明されたが、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、前記の記載から多様な修正及び変形が可能である。例えば、説明された技術が説明された方法と異なる手順で実行されるか、及び/または説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が説明された方法と異なる形態で結合または組合されるか、他の構成要素または均等物によって置き換えられても適切な結果が達成されることができる。
そこで、異なる具現、異なる実施形態及び特許請求範囲と均等なものなども後述する特許請求範囲の範囲に属する。