JP2023503001A - 複数の資材表示を有する自動化・管理インターフェイス - Google Patents

複数の資材表示を有する自動化・管理インターフェイス Download PDF

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Abstract

1つ又は複数の資材から収集された自動化データと、該資材に関連するシステムないしエレメントから収集されたアナログデータとの組合せを表示するシステムと方法が、複数の同時に表示されるサイクル表示内に、表示スクリーン上に同時に表示され得る。表示スクリーンへのユーザ入力に応答して、資材のオペレーティングサイクルの変動する数と、該オペレーティングサイクルの実行の際のリアルタイムに収集された関連のアナログデータとを表示するようにデータ表示が動的に操作され、これによって、表示されるタイムラインに亘るアナログデータと自動化データとのパターン及び/又は相互関係が観測され且つ分析され得る。自動化データは、オペレーティングサイクルと資材の条件状態をリアルタイムに指示するように視覚的に区別化されている。

Description

本発明は、概して、自動設備やコンピュータ・デバイスと通信する自動化制御装置を使って自動設備から捕捉され収集される自動化(オートメーション)データを、コンピュータ・デバイスの表示スクリーンに動的に表示することに関する。
なお、本願は2020年11月18日に出願された米国特許出願第16/951,494号明細書、及び2019年11月19日に出願された米国特許仮出願第62,937,516号明細書の優先権の利益を主張するものである。
施設は、複数のライン内まで組織化された複数の機械を含む自動装置を備え得る。各機械は、該機械及び/又は複数のステーション、備品、該機械のエレメント(これらを総称して資材ともいう)に接続されたプログラマブル論理制御装置(PLC)又は同様の制御装置によって制御され得る。これらの資材と通信可能に構成された制御装置は、該制御装置への入力であって、様々な機械、ステーション、備品及びエレメントの状況を示す入力を含む自動化データを受ける。この自動化データは、資材によって実行されるオペレーションのサイクルタイムと各サイクルについての条件状態を決定するために制御装置によって使用され得る。このデータは、表示用のコンピュータ・デバイスの表示スクリーンに出力され得る。
出力データが、単一の資材のみについての表示スクリーン又は一連のオペレーションの1つのサイクルのみについての表示スクリーン上に表示される場合には、資材例えば機械、ステーション、備品及びエレメントの各間の相互作用について特定することが難しく、サイクル間の変動(変化量)が視覚的に明確ではなく、ひいては施設の効率を向上させて施設のダウンタイムを減少させる時機を逃してしまう可能性がある。
コンピュータ・デバイスの表示スクリーンへ自動化データを動的に表示させるシステム及び方法を提示する。なお、該自動化データは、自動設備やコンピュータ・デバイスと通信する自動化制御装置を使って、自動設備から自動化オペレーティングシステム(AOS)内へ捕捉され収集されるものである。本システム及び方法は、リアルタイムのデータが投入された複数の対応する表示テンプレートから生じた複数の互いに異なる構成の自動化データ表示を表示スクリーン上に表示させる能力を有することに利点があり、この利点を有することで、ユーザは、複数の自動資材をリアルタイムに観測し分析し、且つ/或いは、資材によって実行されるオペレーションの複数のオペレーティングサイクルをリアルタイムに観測し分析することができ、ひいては、自動化オペレーション及び/又は資材を改善する時機の特定が迅速になされる。本明細書中で説明するシステム及び方法はさらに、ユーザが自動化データ表示を動的に拡大表示するか或いは縮小表示するように操作したり、情報の詳細における互いに異なるレベル間の表示が滞りなく移り変わるようにしたり、自動化オペレーションの互いに異なる時間とサイクル間に亘って俯瞰表示するように自動化データ表示を操作したりすることを可能にするという利点を有する。一例において、比較と分析のために、様々な情報細目のレベルにおいて、複数の資材についての自動化データが表示スクリーン上に同時に表示され得る。一例において、ある資材のオペレーションの複数のオペレーティングサイクルについての自動化データが表示スクリーン上に同時に表示され得る。
非限定的な一例において、自動化データ表示を介して自動化システムについての自動化データを表示する本システム及び方法は、自動化システムを含み、該自動化システムは、複数の資材であって、該複数の資材の各資材が複数のオペレーティングサイクルについて順序付けられた一連のオペレーション(SOP)のうちの少なくとも1つのオペレーションを実行するように作動し得る、複数の資材と、複数の資材から自動化データを収集するサーバであって、該サーバと通信するメモリへ自動化データを保存するように構成されたサーバと、一連のオペレーション、複数の資材を特定している資材ツリー、複数の自動化データテンプレート、及びユーザ・デバイスからユーザ入力を受けたことに応答して複数の自動化データを表示を生じさせ且つ複数の自動化データ表示と自動化データを出力するように構成されたコンピュータ実行可能指示を格納しているメモリと、複数の自動化データ表示を含む自動化データを表示するように作動可能なユーザ・インターフェイスを含むユーザ・デバイスと、を備える。自動化システムは、ユーザ・デバイスのユーザ・インターフェイス上に複数の資材を表示する資材ツリー表示を表示するように作動可能に構成されているとともに、ユーザ・インテ―フェイスへの第1のユーザ入力を受けるように構成されており、第1のユーザ入力は、該複数の資材からの第1の資材の選択を指示している。自動化システムはさらに、複数のオペレーティングサイクルについて少なくとも1つのオペレーションを実行している第1の資材の第1のサイクルタイムをリアルタイムに生じさせるように構成されており、第1のサイクル表示が、サイクル状況表示、鼓動サイクル状態表示及び一連のオペレーション(SOP)のサイクル表示からなる群から選択される。自動化システムはさらに、ユーザ・インターフェイスを介して、第1のサイクル表示とタイムライン表示を表示するように構成されており、該タイムライン表示は、第1のサイクルタイム表示を介して表示される複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて少なくとも1つのオペレーションを実行している第1の資材と関連している実際の時間を表示するものである。
自動化システムはさらに、該自動化システムを介して、第1の資材によって実行される複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて実際のサイクルタイムを生じさせ、該自動化システムを介して、第1の資材によって実行される複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて条件状態を決定し、さらには、第1のサイクル表示を介して、第1の資材によって実行される複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについての実際のサイクルタイムの標識と条件状態の標識とを表示するように構成されている。一例において、第1のサイクル表示はサイクル状況表示であり、実際のサイクルタイムの標識は、タイムライン表示によって表示された時間に実行されたオペレーティングサイクルについて決定された実際のサイクルタイムの累積の状況を表示するサイクル状況バーであり、条件状態の標識は、オペレーティングサイクルの実際のサイクルタイムとベースラインサイクルタイムとの比較によって決定される。他の例において、第1のサイクル表示は鼓動サイクル状態表示であり、実際のサイクルタイムの標識は、タイムライン表示によって表示された時間に第1の資材によって実行された各オペレーティングサイクルについて決定された実際のサイクルタイムを表示する鼓動サイクルバーであり、条件状態の標識は、オペレーティングサイクルの実際のサイクルタイムとベースラインサイクルタイムとの比較により決定されるものである。他の例において、第1のサイクル表示はSOPサイクル状態表示であり、実際のサイクルタイムの標識は、少なくとも1つのオペレーションについて実際のサイクルタイム・インジケータであり、本システムはさらに、ユーザ・インターフェイスを介して、第1の資材によって実行される少なくとも1つのオペレーションを表示し、タイムライン表示によって表示された時間に第1の資材によって実行される少なくとも1つのオペレーションの各オペレーティングサイクルについて、少なくとも1つのオペレーションの実際のサイクル・インジケータを表示し(該実際のサイクルタイム・インジケータは、オペレーティングサイクルが第1の資材によって実行される実際の時刻に対して表示される)、さらには第1の資材によって実行される少なくとも1つのオペレーションの各オペレーティングサイクルについて、少なくとも1つのオペレーションについてのベースラインサイクル・インジケータを表示する(該ベースラインサイクル・インジケータは、実際のサイクル・インジケータに対して表示される)ように構成されている。
図示した例において、条件状態の標識は、第1の条件状態の標識と、第2の条件状態の標識を含み、第1の条件状態の標識は、実際のサイクル・インジケータに対してベースラインサイクル・インジケータを表示することによって表示されるサイクルタイム条件であり、第2の条件状態の標識は、オペレーティング状態条件であって、該オペレーティング状態条件に対応する条件状態識別子を含む実際のサイクル・インジケータを表示することによって表示されるオペレーティング状態条件である。この例において、本システムはさらに、自動化システムを介して、第1の資材によって実行される少なくとも1つのオペレーションの各オペレーティングサイクルについての第2の条件状態を決定するように構成されており、第2の条件状態は、許容範囲内の、遮断された、欠乏した又は不良の条件状態のうちの1つであり、第2の条件状態に対応する条件状態識別子を含む実際のサイクル・インジケータを表示するものである。
自動化システムは、該自動化システムによって、ユーザ・インターフェイスへの第2のユーザ入力を受け、第2のユーザ入力に応答して、第1のサイクル表示を修正するように構成されており、その第1のサイクル表示を修正することは、第1のサイクル表示を拡大表示し或いは第1のサイクル表示を俯瞰表示する(パンする)ことを含み得る。さらには、第1のサイクル表示を拡大表示することは、第1のサイクル表示とタイムライン表示を同時に拡大表示することを含み、第1のサイクル表示を俯瞰表示することは、第1のサイクル表示とタイムライン表示を同時に俯瞰表示することを含む。自動化システムは、該自動化システムによって、第1のサイクル表示のデータ特性部への第2のユーザ入力を受け、第2のユーザ入力に応答して、情報ウィンドウを表示するように構成され得る。情報ウィンドウは、データ特性部によって画定される情報を表示するものであり、図示した例において、そのデータ特性部は、実際のサイクルタイムの標識及び条件状態の標識のうちの一方である。
一例において、自動化システムはさらに、該自動化システムによって、第1のサイクル表示への第2のユーザ入力を受け、第2のユーザ入力を介して、第1のサイクル表示によって表示される第1の時間を選択し、第2のユーザ入力に応答して、第2のサイクル表示を生じさせ、さらには、第2のユーザ・インターフェイスを介して、第1の時間についての第2のサイクル表示を表示させるように構成されている。この実施例において、第2のサイクル表示は、サイクル状況表示、鼓動サイクル状態表示、及び一連のオペレーション(SOP)のサイクル表示からなる群から選択され得る。この実施例において、タイムライン表示は、第2のサイクル表示を介して表示される複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて少なくとも1つのオペレーションを実行している第1の資材に関連する実際の時刻を表示するものであり、第2のサイクル表示、第1のサイクル表示及びタイムライン表示は、ユーザ・インターフェイス上に同時に表示される。図示した実施例において、第1のサイクル表示がサイクル状況表示として構成され得る一方で、 第2のサイクル表示は、鼓動サイクル状態表示として構成され得る。自動化データ表示はさらに、第1のサイクル表示内で第1の時間を特定する第1のオリエンタ(適切な位置に定めて配置するもの)を第1のサイクル表示内に表示し得る。
非限定的な一例において、自動化システムはさらに、ユーザ・インターフェイス上に表示メニューを表示し、自動化システムによって表示メニューへの第3のユーザ入力を受け、第3のユーザ入力を介して、一連のオペレーションに関連するアナログパラメータを選択し、第3のユーザ入力に応答して、アナログパラメータ表示を生じさせるように構成されている。タイムライン表示が、第2のサイクル表示を介して表示された複数のオペレーティングサイクルに関連する実際の時刻を表示している一方で、アナログパラメータ表示は、選択されたアナログパラメータについてのアナログデータをリアルタイムに表示するように構成されている。この実施例は、アナログパラメータ表示、第2のサイクル表示、第1のサイクル表示、及びタイムライン表示がユーザ・インターフェイス上に同時に表示されるように、ユーザ・インターフェイスを介して、第1の時間についてのアナログパラメータ表示を表示することをさらに含む。
自動化システムはさらに、該自動化システムによって、第2のサイクル表示への第3のユーザ入力を受け、第3のユーザ入力を介して、第1のサイクル表示によって表示される第2の時間を選択し、第2のユーザ入力に応答して、第3のサイクル表示を生じさせ、ユーザ・インターフェイスを介して、第2の時間についての第3のサイクル表示を表示するように構成されており、第3のサイクル表示は、サイクル状況表示、鼓動サイクル状態表示、及び一連のオペレーション(SOP)のサイクル表示からなる群から選択されるものであり、タイムライン表示は、第3のサイクル表示を介して表示される複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて少なくとも1つのオペレーションを実行している第1の資材に関連する実際の時刻を表示し、第3のサイクル表示、第2のサイクル表示、第1のサイクル表示及びタイムライン表示は、ユーザ・インターフェイス上に同時に表示される。自動化システムはさらに、第2のサイクル表示内に第2のオリエンタを表示するように構成されており、第2のオリエンタは、第2のサイクル表示内で第2の時間を特定する。非限定的な一例において、第1のサイクル表示はサイクル状況表示であり、第2のサイクル表示は鼓動サイクル状態表示であり、第3のサイクル表示はSOPサイクル状態表示である。
自動化システムは、該自動化システムによって、ユーザ・インターフェイスへの第4のユーザ入力を受け、第4のユーザ入力に応答して、第3のサイクル表示を修正するようにさらに構成されており、第4のサイクル表示を修正することは、第3のサイクル表示を拡大表示し且つ/或いは第3のサイクル表示を俯瞰表示することを含み、第3のサイクル表示を拡大表示することは、第3のサイクル表示とタイムライン表示を同時に拡大表示することを含み、第3のサイクル表示を俯瞰表示することは、第3のサイクル表示とタイムライン表示を同時に俯瞰表示することを含む。
図示した実施例において、自動化システムは、ユーザ・インターフェイス上に表示される資材ツリーへの第1の入力であって資材ツリーによって表示される複数の資材のうちの第1の資材の選択を指し示している第1の入力を受け、ユーザ・インターフェイスへの第2のユーザ入力であって複数の資材のうちの第2の資材の選択を指し示している第2のユーザ入力を受け(第1の資材によって実行される少なくとも1つのオペレーションは、一連のオペレーション(SOP)のうちの少なくとも第1のオペレーションであり、第2の資材は、複数のオペレーティングサイクルについての一連のオペレーション(SOP)のうちの少なくとも第2のオペレーションを実行するように作動可能である)、該自動化システムを介してリアルタイムに、複数のオペレーティングサイクルについて少なくとも1つのオペレーションを実行している第2の資材の第2のサイクル表示を生じさせるように構成されており、第2のサイクル表示は、サイクル状況表示、鼓動サイクル状態表示、及び一連のオペレーション(SOP)のサイクル表示からなる群から選択される。この実施例において、自動化システムはさらに、ユーザ・インターフェイスを介して、第2のサイクル表示とタイムライン表示を表示するように構成されており、該タイムライン表示は、第2のサイクル表示を介して表示される複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて少なくとも第2のオペレーションを実行している第2の資材に関連する実際の時刻を表示するものであり、第2のサイクル表示、第1のサイクル表示及びタイムライン表示は、ユーザ・インターフェイス上に同時に表示される。
自動化システムはさらに、該自動化システムを介して、第2の資材によって実行される複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて実際のサイクルタイムを生じさせ、該自動化システムを介して、第2の資材によって実行される複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて条件状態を決定し、さらには、第2のサイクル表示を介して、第2の資材によって実行される複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについての実際のサイクルタイムの標識と条件状態の標識とを表示するように構成されている。一例において、第1のサイクル表示は第1の資材についてのサイクル状況表示であり、第2のサイクル表示は第2の資材についてのサイクル状況表示である。
本教示の上述した特徴と利点及び他の特徴と利点については、添付の図を参照しつつ、特許請求の範囲に画定される本教示を実施するための最良の形態及び他の実施例についての以下の詳細な説明から容易に明らかとなろう。
図29に示されるユーザ・デバイスの表示スクリーン上に表示するために、図27に示されるシステムによって生じる自動化データの例を概略的に示す図であり、自動化データ表示を作動させる入力を受けるためのメニュー及び資材ツリーを表示している。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例を概略的に示す図であり、自動化データ表示へのユーザ入力による資材ツリーから選択された資材についての拡大された資材ツリーとサイクル状況表示を表示している。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例を概略的に示す図であり、図2に示したサイクル状況表示の拡大図を表示している。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例を概略的に示す図であり、ユーザ入力によって選択されたサイクル状況バーを含んでいる選択済み時間を表示しており、サイクル状況バーの選択により作動された情報ウィンドウも表示している。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例を概略的に示す図であり、図4に示した選択済み時間に鼓動サイクル状態表示を表示しているとともに、1つ又は複数の鼓動サイクルバーへのユーザ入力によって作動する情報ウィンドウを同時に表示しており、図4のサイクル状況表示と、該サイクル状況表示における選択済み時間に対して鼓動サイクル状態表示を適切に配置するオリエンタとを同時に示している。 図27によって示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例を概略的に示す図であり、鼓動サイクル状態と、図5に示した鼓動サイクル状態とを表示するとともに、1つ又は複数の鼓動サイクルバーを含んでいる時間を選択しているユーザ入力を表示している。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例を概略的に示す図であり、鼓動と、図6に示したサイクル状況表示とを表示するとともに、選択済み資材によって実行される一連のオペレーション(SOP)を同時に表示しており、SOPタイムラインは、選択された鼓動サイクルバーの時間に対応しており、鼓動サイクル状態表示は、SOPタイムラインに、鼓動サイクル状態表示における選択済み時刻を適切に配置するオリエンタを含んでいる。 図27に示したシステムによって生じる自動化データ表示の例を概略的に示す図であり、鼓動サイクル状態表示、サイクル状況表示、及び図7に示したSOP及びSOPタイムラインを表示するとともに、ベースラインの及び実際のサイクルタイム・インジケータと、選択された鼓動サイクルバーの時間内に選択済み資材によって実行された一連のオペレーションの複数のサイクルのうちの各サイクルについてのサイクル状況及び条件状態メッセージとを同時に表示している。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例として、図8に示した自動化データ表示を概略的に示す図であり、ユーザ・インターフェイスへのユーザ入力に応答して、SOPサイクル状態表示が拡大表示されている。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例として、図9に示した自動化データ表示を概略的に示す図であり、ユーザ・インターフェイスへのユーザ入力に応答して、SOPサイクル状態表示がさらに拡大表示されている。 図27によって示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例として、図10に示した自動化データ表示を概略的に示す図であり、ユーザ・インターフェイスへのユーザ入力に応答して、SOPサイクル状況がSOPタイムラインに沿って俯瞰表示されている。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例として、図11に示した自動化データ表示を概略的に示す図であり、ユーザ・インターフェイスへのユーザ入力に応答して、SOPサイクル状態表示がSOPの単一のサイクルを表示するように拡大表示されており、ユーザ・インターフェイスへのユーザ入力に応答して表示されるSOPのオペレーションのサイクルの情報ウィンドウを同時に表示している。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例として、図12に示した自動化データ表示を概略的に示す図であり、ユーザ・インターフェイスへのユーザ入力によって選択されたオペレーションのサブオペレーションを表示するようにSOPサイクル状態表示が拡張されている。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例として、図13に示した自動化データ表示を概略的に示す図であり、SOPサイクル状況がユーザ・インターフェイス内で垂直方向に拡張できるように、ユーザ・インターフェイスへのユーザ入力によって選択されたオペレーションのサブオペレーションをもう表示しないようにSOPサイクル状態表示が折り畳まれて、サイクル状況表示も折り畳まれている。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例として、図14に示した自動化データ表示を概略的に示す図であり、アナログパラメータ表示を含む表示特性を選択するための表示選択メニューをさらに表示している。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例として、図15に示した自動化データ表示を概略的に示す図であり、選択されたアナログパラメータ表示をさらに表示しており、リアルタイムにアナログパラメータデータを表示し、これに対応するサイクル・インジケータがSOPサイクル状態表示内に示されている。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例として、図16に示した自動化データ表示を概略的に示す図であり、追加のサイクルを表示し長時間に亘るパラメータデータの変動を観測することができるように縮小表示されている。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例を概略的に示す図であり、拡張された資材ツリーを表示しているとともに、自動化データ表示へのユーザ入力による資材ツリーからの複数の資材の選択を指示している。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例を概略的に示す図であり、図18において選択済み資材についてのサイクル状況表示を表示するとともに、第1の資材についての第1のSOPサイクル状態表示と、第2の資材についての第2のSOPサイクル状態表示とを同時に表示しており、第1及び第2のSOPサイクル状態表示の各々が、サイクル状況表示から選択され且つサイクル状況表示内でオリエンタ・データ特性部によって指示された時間に対応している。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例として、図19に示した自動化データ表示を概略的に示す図であり、第1及び第2のSOPサイクル状態表示内でサイクルが観測されるように且つサイクル状況表示に関連する「折畳み」アイコンへのユーザ入力を示すように拡大表示されている。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例として、図20に示した自動化データ表示を概略的に示す図であり、ユーザ・インターフェイス内で、サイクル状況表示が折り畳まれているとともに第1及び第2のSOPサイクル状態表示が垂直方向に拡張されている。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例として、図21に示した自動化データ表示を概略的に示す図であり、第1及び第2の資材によって実行され第1及び第2のSOPサイクル状態表示を介して表示される選択済みサイクルを水平方向に拡張して示すように拡大表示され俯瞰表示された自動化データ表示を表示している。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データシステムの例として、図22に示した自動化データ表示を概略的に示す図であり、さらに拡大された自動化データ表示であって、第1のSOPサイクル状態表示における選択済みサイクルバーへのユーザ入力に応答して表示される情報ウィンドウを詳細に表す自動化データ表示を表示している。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データシステムの例として、図23に示した自動化データ表示を概略的に示す図であり、第1の資材によって実行された複数のオペレーティングサイクルに亘って第1の資材によって実行された各オペレーションについてのSOPサイクル・インジケータを表示するように、第1の資材アイコンへのユーザ入力を介して第1のSOPサイクル状態表示がさらに拡張されている。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データシステムの例として、図24に示した自動化データ表示を概略的に示す図であり、第1の資材によって実行された複数のオペレーティングサイクルに亘って第1の資材によって実行された選択済みオペレーションのサブオペレーションのオペレーションについてのSOPサイクル・インジケータを表示するように、第1の資材に関連する第1のオペレーションアイコンへのユーザ入力を介して第1のSOPサイクル状態表示をさらに拡大している。 図27に示されるシステムによって生じる自動化データ表示の例を概略的に示す図であり、凡例メニューアイコンへのユーザ入力に応答して凡例を表示しており、該凡例は、様々なデータ特性部を識別するために使用されるカラー色彩コードと網掛けを含む様々な識別標識を含み、各識別標識は、特定された条件状態に関連している。 第1、第2、第3及び第4のレベル制御装置を含む自動操作及び管理システムの一例を概略的に示す図。 図27に示したAOSの機械の一例を概略的に示す図であり、該機械は、第1のレベル制御装置と第2のレベル制御装置を備えている。 図27のユーザ・デバイスの一例を概略的に示す図。 図27のシステムを使用する自動化情報を動的に表示する方法を概略的に示す図。
図面を参照しつつ説明する。各図に亘って同様の参照符号は同様の構成要素を示しており、図1~30に示される各要素は正確な縮尺比で示されているとは限らない。よって、図面に示されている特定の寸法や適用は、これに限定されるものと解するべきではない。図1~26は、ユーザ・デバイスUと通信するAOS10内に保存されたデータを1つ又は複数の表示テンプレート137に投入することによって、図29に示されるユーザ・デバイスUの表示スクリーン74に表示されるように、図27~28に示される自動化オペレーティングシステム(AOS)のサーバLによって生じ得る自動化データ表示138の例を示す。なお本明細書において、ユーザ・デバイスUの表示スクリーン74のことをユーザ・インターフェイス74ともいう。ユーザ・インターフェイス74が受けたユーザ入力153に応答して表示スクリーン74上に示される自動化データ表示138を動的に変化させる方法200の一例が図30に示されるとともに、図1~26に例示されており、これらについて詳述する。
図示される例において、図1は、1つ又は複数の自動化データ表示138(本明細書において、情報表示及び/又は自動化ディスプレイともいう)内に、自動化情報(本明細書において、自動化データともいう)を表示する表示スクリーン74の一例を示す。各自動化データ表示138は、図27~29に示される自動化オペレーティング・管理システム10のような自動化オペレーティング・管理システムを使って収集された自動化データをリアルタイムに使ってデータテンプレート137に投入することによって生じるものであり、該自動化オペレーティング・管理システム(AOS)10は、事業所(エンタープライズ)12内で作動している施設14、システムSY、機械16,ステーションST,エレメントE、センサS等を制御するように構成されている。事業所12は、該事業所12内の複数の施設14からのデータを受けて集約する事業所サーバL4を含む。各施設14は、各施設14内の複数の施設システムSYからデータを受けて集約する施設サーバL3を含む。各施設サーバL3は、事業所サーバL4と通信する。各施設14内の少なくとも1つの施設システムSYが複数の機械16を含む。機械16は、組織的(協調的)オペレーションを実行する自動機械などの種々の機械である。本明細書において説明される一例において、機械16は、製造工場及び/又は組立て施設内においてオペレーションを実行する自動機械などの機械であるが、この例に限定されない。
各機械16は、該機械16によって実行される順序付けられた一連のオペレーションOPを実行する1つ又は複数のステーションSTを含み得る。一連のオペレーション39は、機械16と通信する制御装置Lによって制御された所定の順序で機械16によって実行されるオペレーションOPを含む。複数のオペレーションOPが実行される所定の順序は、制御装置Lによって機械16についての一連のオペレーション39によって決められ得る。機械16は、作動する際に、順序付けられたオペレーションOPからなる一連のオペレーション39を機械制御装置Lの制御下で繰り返し実行するものであり、これにより、機械16から収集される自動化データは、繰り返されるオペレーティングサイクル15の各々からの自動化データを含むこととなり、このことから、繰り返されるオペレーティングサイクル15の各々を実行するためのサイクルタイムが、実行されているオペレーションOPについて決定され得ることが理解されよう。
各ステーションSTは、それぞれのステーションSTの様々なオペレーション及び/又はタスクを実行する1つ又は複数のエレメントEを含み得る。例示した製造及び/又は組立て事業所12を使って説明すると、機械16及び/又はステーションSTによって実行される製造及び/又は組立てオペレーションの様々なオペレーションを実行するために使用されるエレメントEの例として、クランプ、コレット、ピン、スライド、備品、パレット等があるが、これらの例に限定されない。施設、エリア、ライン、機械類、ステーション、備品及びエレメントは、本明細書において個別に若しくは集合的に、資材151及び/又は自動資材及び/又はデジタル資材と呼ばれる。
AOS10によって収集され及び/又は生じる自動化データは、資材151についての条件状態データを含み得るものであり、ここで状態(本明細書において、条件状態又は条件ともいう)とは、資材、該資材によって扱われる対象物(加工対象物など)の状態、条件、状況、パラメータ、位置のことであり、或いは監視され、測定され及び/又は検出される他の特性のことである。条件状態の例として、サイクル開始時刻、サイクル終了時刻、エレメント開始時刻、エレメント進行、エレメント終了時刻、エレメントないし対象物の位置、エレメントEの特徴部、機械16の特徴部、機械16若しくはエレメントEの操作対象である加工対象物(ワークピース)の特徴部の寸法を含み得る対象物の寸法又はパラメータがあるとともに、エレメントE、機械16及び加工対象物のうちの1つ又は複数の条件、施設14内の環境の条件があるが、これらに限定されない。条件状態の例としてさらに、資材151のオン、オフ、開いた、閉じた、自動の、手動の、膠着した、遮断された、欠乏した、進行中の、停止した、障害のある、障害のない(OK)、良好な、不良の、許容範囲の、許容範囲外の、現在の、非現在の、突出した、引っ込んだ、高い、低い等があり、例えば化学、温度、色彩、形状及び位置の物理的条件、寸法、表面仕上げ、スレッドフォーム等の寸法条件、電圧、電流、トルク、力の大きさ等の機能的パラメータを含み得る。AOS10への入力を記述するものとしての、状態、条件、条件状態及び/又はパラメータとの用語は、広義に定義されるべきであることが理解されよう。
オペレーティングサイクル15内で実行されるオペレーションの所定の順序は、機械16を制御している制御装置Lによって該機械16について画定された一連のオペレーション39によって画定され得る。機械16は、作動する際に、制御装置による制御の下で一連のオペレーション39を含む1つ又は複数のオペレーションを繰り返し実行するものである。一連のオペレーション39に含まれるオペレーションOPの各オペレーティングサイクル15の実行中に収集される条件状態データであって、例えば、サイクル開始時刻、サイクル停止時刻、エレメント開始時刻、エレメント停止時刻等のうちの1つ又は複数の時刻を含む条件状態データが、そのオペレーションOPを実行している資材151による各オペレーションOPの実行について実際のサイクルタイムを算出するために(好ましくは、実際のサイクルタイムはリアルタイムに決定される)、機械制御装置L、施設サーバL3、及び/又は事業所サーバL4によって使用され得る。オペレーティングサイクルタイムは収集され、AOSメモリ90内に自動化データとして保存され得るが、この自動化データは、ユーザ・デバイスU(非限定的な実施例において、図29に示したユーザ・デバイスUのように構成されている)の表示スクリーン上に表示されるべき自動化データ表示138を生じさせるための表示テンプレート137に投入されることに使用される。
図示する目的の非限定的な一例において、事業者12は、複数の製造及び/又は組立て施設14を含む生産業者であり、これらの製造及び/又は組立て施設14は、生産業者12の同じ敷地内にあり得る。他の例においては、施設14の各々が地理的に互いに離れたスタンドアロンの工場であり、これらは、例えばネットワーク80を介して、互いに通信するとともに事業者サーバL4と通信する。図示する目的で、少なくとも1つの施設14が該施設14内の複数のオペレーティングシステムSYと通信する施設サーバL3を含んでいる。図示した例においては、システムSYのうちの1つが、複数の機械16からなる製造及び/又は組立てオペレーションを含んでいる。
施設14内のシステムSYのうちのもう1つが、施設14のインフラと操作環境の様々なファクタ(様々な機械16へ供給される電力供給、施設14内の水圧システム及び/又は冷却システムへ供給される給水量、施設14内の例えば機械16の空気圧系統及び/又は空圧式に作動するエレメントに供給される圧縮空気、機械環境の環境温度、機械環境の環境湿度など)を監視し、測定し且つ/或いは制御するための施設管理システム(本明細書において、施設インフラシステムSYともいう)であり得る。電力供給、水供給及び圧縮空気の各々の変動、環境温度、及び環境湿度は、1つ又は複数の機械16及び/又はエレメントのオペレーション、効率及びダウンタイムに影響し得る。こうして、1つ又は複数のこれらのシステムパラメータが機械16の作動と同時刻に測定されると、機械16を含む自動資材から収集される自動化データとリアルタイムに関連し得るパラメータデータが得られ、このパラメータデータは、自動資材151が実行するオペレーションOPのオペレーティングサイクルタイムの変動の原因を分析するために自動化データと併せて使用されることとなる。一例において、インフラ及び/又はパラメータデータが測定されてアナログデータ167として出力され、このデータは、事業者サーバL4によってAOSメモリ90内に保存され、施設及び機械制御装置L3,Lによって収集された自動化データとリアルタイムに関連付けられ、ユーザ・デバイスUの表示スクリーン74上に表示されるべき自動化データ表示138を生じさせる表示テンプレート137に投入する際に使用される。非限定的な一例において、自動資材151から収集される自動化データは、デジタルデータとアナログデータを含み得ることが理解されよう。つまり、本明細書において使用される自動化データとの用語は、デジタルデータとアナログデータの両方を含み得る。
各図を参照すると、AOS10は、有線若しくは無線による接続例えばネットワーク80を介して事業者12と通信する1つ又は複数のユーザ・デバイスUをさらに含み得る。一例において、ユーザ・デバイスUは、事業者12に関連するデータ及び/又は事業者12からAOS10を介して提供されるデータを含む情報を閲覧するためのパーソナルコンピュータ、タブレット端末、ラップトップ、スマートフォン、携帯情報端末、又は他のパーソナルコンピュータ・デバイスのようなコンピュータ・デバイスであるが、これらに限定されない。ユーザ・デバイスUは、AOS10によって生じる自動化データ表示138を観測するための、並びに表示スクリーン74へのユーザ入力153を介して自動化データ表示138及び表示済みの情報及び自動化データと相互作用するためのタッチスクリーンのようなユーザ・インターフェイスを含み得る。本明細書において、ユーザ・インターフェイス74は、表示スクリーン、タッチスクリーン及び/又はグラフィカル・ユーザ・インターフェイス(GUI)と呼ばれる。一例において、ユーザ・デバイスUは、該ユーザ・デバイスUの表示スクリーン74上に複数の自動化データ表示138を同時に表示することができ、その自動化データ表示138の各々が、図1~6にさらに示されるように、表示スクリーン74へのユーザ入力153によって操作され得る(例えば、拡大表示され、縮小表示され、俯瞰表示され、折畳まれ、及び/又は拡張され、関連するテキストを表示するように作用される)ものである。
ユーザ・デバイスは、プロセッサ76とメモリ78を含み、これらのうちのいくつかは、プリント回路基板に配置されたコンピュータ可読で有形の不揮発性メモリであるか、さもなければプロセッサ76にとって利用可能なものである。メモリ78としては、例えば、充分なメモリを有するロム(ROM)、光学メモリ、フラッシュメモリ又は他の固体メモリなどがある。ラム(RAM)及び電気的消去可能ロム(EEPROM)のような揮発性メモリも、必要な回路(図示せず)とともに、含まれ得る。必要な回路としては、高速クロック、位置検出回路、アナログ-デジタル(A/D)回路、デジタル-アナログ(D/A)回路、デジタル信号プロセッサ、及び種々の必要な入力/出力(I/O)デバイス及び他の信号調節回路及び/又はバッファ回路があるが、これらに限定されない。ユーザ・デバイスUは、該ユーザ・デバイスを他のデバイス(図示せず)に接続するためのコネクタポート72を含み得る。ユーザ・デバイスUが通信インターフェイスを含み、この通信インターフェイスは、ユーザ・デバイスUをネットワーク80に接続して1つ又は複数の制御装置、及び/又はサーバL、別のユーザ・デバイスU、及び/又はAOSデータ保存メモリ90と通信するための無線若しくは有線のインターフェイスであり得る。ユーザ・デバイスUは、グラフィカル・ユーザ・インターフェイス(GUI)74を含み、これは、好ましい実施例において、グラフィカルタッチスクリーンであり、これにより、ユーザは、コマンドを含むユーザ入力153をタッチスクリーン74及び/又は標準的なールバー82を介してユーザ・デバイスUへ与えることができる。本明細書において、グラフィカル・ユーザ・インターフェイス74は、表示スクリーン、タッチスクリーン及び/又はユーザ・インターフェイス74ともいう。ユーザ入力153の例としては、自動化データ表示138を操作するためのタッチペン、タッチスクリーン、及び/又はタップ、ドラッグ、スライド、ホールド/プレス、スワイプ、ピンチ及びスプレッドの動作を含む表示スクリーン74への接触の動作があるが、これらに限定されない。ユーザ入力153の例としてはさらに、ユーザ・デバイスU及び/又は表示スクリーン74と通信するキーボード、タッチパッド、トラックパッド、トラックボール及び/又はマウスを介しての1つ又は複数の入力、例えば、ポイント、ポイント・アンド・クリック、クリック・アンド・ドラッグ、スクロール、キーストロークの入力があるが、これらに限定されない。
図1~26は、ユーザ・デバイスUの表示スクリーン74上に表示するために、AOS10内に保存されているデータを1つ又は複数の表示テンプレート137に投入することによって、AOSのサーバLによって生じ得る自動化データ表示138の例を示す。表示スクリーン74が受けたユーザ入力に応答して、表示スクリーン74上に示される自動化データ表示138を動的に修正する方法が図1~26に示されている。各図に示されている例において、表示スクリーン74は、事業者12から収集されAOSメモリ90内に保存される自動化データのようなデータを表示テンプレート137に投入することによって生じる1つ又は複数の自動化データ表示138を表している。一例においては、各図に示されている種々の自動化データ表示138のうちの1つのような自動化データ表示138が、施設14、機械16、エレメントE、ステーションSTから収集された自動化データ、及び/又はシステムSYから収集されたインフラデータ若しくは環境データを表示テンプレート137に投入することによって、施設サーバL3によって生じ得る(データは収集され、データメモリ90などのメモリに保存され、自動化データ表示138を表示させる際に、サーバLによって使用される)。複数の表示テンプレート137が、データメモリ90上に保存されており、対応する自動化データ表示138をリアルタイムに生じさせるように施設サーバL3によって呼び出され得る。データメモリ90は、ネットワーク80を介して事業者12と通信するスタンドアロンの事業者メモリである場合もあれば、事業者12内の分配メモリからなる場合もある。図1~26に、対応するデータテンプレート137から生じる複数の自動化データ表示138が示されており、自動化データ表示138としては、例えば、鼓動サイクル状態表示11、一連のオペレーション(SOP)のサイクル状況表示13、複数の資材表示65、資材ツリー表示152(本明細書において、対象物ツリー表示ともいう)、サイクル状況表示155及びアナログ表示165がある。
サーバ(例えば、本実施例では施設サーバL3)が、自動データ表示138をリアルタイムに生じさせる表示テンプレート137に投入することができるように、自動化データ(アナログパラメータデータを含む)が収集され、リアルタイムにデータメモリ90内に保存される。本明細書において使用される「リアルタイムに」との語句は、事業所12内に含まれる計算装置(例えば、サーバと制御装置L、データメモリ90、ユーザ・デバイスU等)による、データを収集して自動化データ表示138内にデータを表示するときの該計算装置の応答に遅滞なく充分な即時にユーザによって知覚される応答のレベルをいう(例えば、データが表示される時刻及びレートと実施的に同じ時刻及びレートで生じるように知覚される)。本実施例において、表示テンプレート137にデータが投入され、ユーザ・デバイスU上の自動化データ表示138にリアルタイムに表示されて(例えば、自動化データ表示138上に表示されるデータが、起源となるソース例えばセンサSによるデータの発生に対して充分な即時に表示されるように)、ユーザが、例えばユーザ・デバイスUの表示スクリーン74を介して、自動化データ表示138内にデータが表示される時刻から直ちに及び/又はデータの発生源となるイベントの時刻から即時に(例えば、機械16によってオペレーションが実行された時刻から即時に)観測することができるように、データは、自動資材及びシステムSYからリアルタイムに(例えば、遅滞なく)収集される。収集され、データメモリ90内に保存されるときのデータは、該データメモリ90内において(例えば、その目的のために用意されたデータマトリックス内において)、データを生じさせているセンサの識別標識、データによって表される条件状態及び/又はパラメータのようなデータ源を含む、源を特定する情報(例えば、該データに対応しているデータ特性部141、1つ又は複数のオペレーションOP、機械16、エレメントE、該データに関連する施設14及び/又はシステムSY、及び該データに関連するデータ時刻)に関連付けられ得る。データに関連付けられるデータ時刻は、該データが生じた時刻(例えば、データを生じさせている機械、エレメント、備品、センサ等によってデータが検知された時刻)及び該データがデータメモリに保存された時刻のうちの一つであり得る。リアルタイムについて説明すると、データが検知される時刻とデータが保存される時刻とはほぼ同時刻であり、これらに係るイベントは、本明細書に記載のリアルタイムシステムにおいて、互いに間髪入れずに生じるべきものである。この例は限定することを意図するものではなく、制御装置又はサーバによって刻時されるタイムスタンプなどの他の時刻がデータ時刻として使用される場合もある。一例において、データ特性部141は、例えば、データ特性部141に関連する条件状態を指し示す外観(色彩、影付き、網掛け、形状、アウトライン等)によって区別され、識別標識されたデータ特性部142として表示され得る。非限定的な一例において、図26に示される凡例によって示されるように、互いに異なる色彩及び/又は網掛けが、サイクル状況バー158、鼓動サイクルバー15、実際のサイクルタイム・インジケータ31、サイクル状態19、条件状態メッセージ163等のようなデータ特性部141を視覚的に区別するために互いに異なる条件状態に関連し得るとともに、本明細書中で説明され、各図に示されている。
図27~29に示される自動化オペレーティングシステム(AOS)を用いて、自動化データをリアルタイムに表示する方法を提示するために、図1~26及び図30を再び参照しつつ説明する。一例において、資材151によって実行される1つ又は複数のオペレーションOPの1つ又は複数のオペレーティングサイクル15が、ユーザ・デバイスUの表示スクリーン74上に、オペレーティングサイクル15に対応する実際の(クロック)タイム33を表示しているタイムライン表示33に対してこれと共に同時に表示される。表示されたオペレーションOP及び/又はオペレーティングサイクル15間のその変動は、各オペレーティングサイクル15に関連する実際のクロックタイム37に対して観測され、分析され得るように、表示スクリーン74へのユーザ入力153に応答して、実際のタイムライン表示33を含む自動化データ表示138が、自動化データの選択済みオペレーティングサイクル15の細目の変化するレベルを表示するように動的に操作され得る。一例において、複数の資材151によって実行される1つ又は複数のうちの1つ又は複数のそれぞれのオペレーティングサイクル15が、表示スクリーン74上に同時に表示され、表示スクリーン74へのユーザ入力153に応答して、自動化データ表示138が、オペレーティングサイクル15の各々に関連する実際のタイムライン33及び/又はクロックタイム37と共に表示される資材151の変動する数、オペレーティングサイクルの変動する数、及び選択されたオペレーティングサイクル15の細目の変化するレベルを表示するように動的に操作され、これにより、リアルタイムに及び/又はタイムライン33によって示される時間に亘って、資材間及びオペレーティングサイクル15間の変動が観測され、分析され得る。一例において、表示されたタイムライン33に亘ってアナログデータと自動化データとの間のパターン及び/又は関連性が観測され、分析されるように、1つ又は複数の資材から収集された自動化データと、例えば該資材に関連するシステム又はエレメントから収集されたアナログデータとの組合せが表示スクリーン上に同時に表示され得るし、該画面表示への入力に応答して、自動化データ表示138が、資材のオペレーティングサイクル15の変動する数と、該オペレーティングサイクル15の実行に伴ってリアルタイムに収集された関連のアナログデータと、を表示するように動的に操作され得る。
図1には、1つ又は複数の自動化データ表示138を表示するためのユーザ・インターフェイス74を含むユーザ・デバイスUが示されており、各自動化データ表示138は、例えばAOSメモリ90から呼び出された自動化データを対応するデータテンプレート137に投入することによってリアルタイムに生じるものである。本明細書において、ユーザ・インターフェイス74のことを表示スクリーン74ともいう。一例において、ユーザ・デバイスUは、1つ又は複数の事業者サーバL4、又は施設若しくは機械の制御装置L3,Lと通信するとともに、AOSメモリと通信しており、ユーザ・デバイスUの表示スクリーン74へユーザ入力153が入力されると、該ユーザ入力153は、表示スクリーン74を介して、自動化データ表示138及び/又は追加情報のディスプレイを変更させるように作用し、該追加の情報としては、もう1つの自動化データ表示138、情報ボックス61、又はこれらの同等物がある。図1に示される実施例においては、ユーザに与えられた初期の表示スクリーン74の一例が、表示メニュー150、凡例アイコン156、ツールバー82及び選択メニュー164を含み得る。表示メニュー150はアイコンを含み、これらのアイコンがユーザ入力153によって選択されると、該アイコンと関連する自動化データ表示138の種別のディスプレイが立ち上がる。図示した実施例において、表示メニュー150は、対象物ツリー表示152を立ち上げるための対象物ツリーアイコン154A、ダッシュボード表示を立ち上げるためのダッシュボードアイコン154B、サイクル状況表示155、鼓動サイクル状態表示11及びSOPサイクル状態表示13を含む複数のサイクル表示のうちの選択済み1つを立ち上げるためのサイクルアイコン154C、並びに条件状態表示162を立ち上げるためのメッセージアイコン154Dを含む。本明細書において、対象物ツリー152のことを資材ツリー152ともいう。
図1に示される実施例において、タッチタップやマウスクリックのようなユーザ入力153が表示スクリーン74の対象物アイコン154Aに入力されると、資材ツリー152の表示が立ち上がる。非限定的な一例において、図1に示されるように、まず資材ツリー152が表示スクリーン74上に表示され、図1において施設14A,14Bとして特定された資材を含む図示例において、事業所資材12を表示している。資材ツリー表示152が示されている実施例において、資材151の各々が、対応する拡大表示/折畳みアイコン及び対応する選択アイコン(これらの各々がスクリーン表示74を立ち上げるように使用されると、該スクリーン表示74上に表示される情報及び/又はデータが変更される)と関連して示されている。
図2に示される実施例においては、表示スクリーン74の、施設14Aに対応する拡大表示アイコンにユーザ入力153が入力されると、図2に示されるようにシステムSYを含む施設14Aの資材151の次のレベルを表示するようにAOS10が立ち上がる。図2に示される実施例において、表示スクリーン74の、システムSYに対応する拡大表示アイコンにユーザ入力153が入力されると、図2に示されるように機械16を含むシステムSYの資材151の次のレベルの表示が立ち上がる。図2に示される実施例において、表示スクリーン74の、機械16に対応する拡大表示アイコンにユーザ入力153が入力されると、図2に示されるように第1のステーションST1と第2のステーションST2を含む機械16の資材151の次のレベルの表示が立ち上がる。図2に示される実施例において、第1のステーションSTに対応する拡大表示アイコンへユーザ入力153が入力されると、図2に示されるように第1のエレメントE1と第2のエレメントE2を含む第1のステーションST1の資材151の次のレベルの表示が立ち上がる。図示した例において、E1が資材ツリー152内の「S01備品」の資材説明を有する備品として特定される一方で、E2は「R01」の資材説明を有するステーションエレメントとして特定される。
図2に示される実施例において、エレメントE1に対応する選択ボックスにユーザ入力153が入力されると、E1を含むさらに上位レベルの資材151の選択ボックスを自動的に満たし、さらには表示スクリーン74が作動し、図6において選択された資材151(本実施例では資材ツリー内で「S01備品」として特定されたエレメントE1である)についてのサイクル状況表示155が生じて表示される。図2及び図3に示されるように、表示スクリーン74は、資材「S01備品」について生じたサイクル状況表示155を表示するように徐々に移り変わり、生じているサイクル状況表示155に関連する選択済み資材151(本実施例では、「S01備品」)を160に表示する。サイクル状況表示155は、該サイクル状況表示155に対応する表示テンプレート137に、AOSメモリ90から呼び出されるデータをリアルタイムに投入することによって生じる。AOS90から呼び出されるデータは、選択済み資材160(本実施例ではエレメントE1「S01備品」)からリアルタイムに呼び出されるデータを含み得る。
図2及び図3に示される実施例において、サイクル状況表示155は、複数のサイクル状況バー158を含み、これらの各々は、選択済み資材160によって時間157に達成されたオペレーティングサイクルの累積の状況を表している。本実施例においては、エレメントE1が1時間に実行するオペレーティングサイクルの累積の状況を各サイクル状況バーが示すように、時間157は連続する1時間である。本明細書において、サイクル状況バー158はデータ特性部141(本実施例で、バー部分159A,159Bを有する識別標識されたデータ特性部142)ともいい、バー全体における百分率の条件状態つまり1時間の時間157ごとの条件状態を示すように、例えば、色彩、網掛け及び/又はこれらの組合せによって識別標識されている。図26を参照すると、各図に示される識別標識に対して条件状況を相互参照するための凡例77が示されている。詳しくは、識別標識が色彩により示され得るが、この識別標識は、各図において白黒の絵として図を再生し易くするために、凡例77に説明されている色彩と関連付けられた網掛けパターンによって示される場合もある。本実施例において、バー部分159Aのオレンジ色は、時間157に実行されたオペレーティングサイクル15全体における百分率であって、サイクルに亘って(例えば、ベースラインサイクルタイムよりも長い実際のサイクルタイム内で)完了された割合を示しており、バー部分159Bの朱色は、オペレーティングサイクル15全体における百分率であって、時間157に不良条件にあった割合を示している。オレンジ色と朱色の各々に対応する網掛けパターンが図26の凡例77に示されている。この例は、例示することを意図するものであり、サイクルバー158が、他の状態を指し示す他の彩色部159を含む場合もある。例えば、ベースラインサイクルタイムの許容範囲内で実行されたオペレーティングサイクルについては緑色に彩色される一方で、注視され詳しく調べられるべきアラート(注意報)を受けているオペレーティングサイクルについてはオレンジ色に彩色される。
図3に示される実施例において、ツールバー82に含まれている「折畳み」アイコンへユーザ入力153が入力されると、表示スクリーン74が作動し、対象物ツリー152を折り畳んで、該表示スクリーン74内に表示され得る時間157とサイクル状況バー158の数を増加させることによって、図3に示されている表示へ移行する。図3に示される例において、パラメータ記述子166は、自動化データ表示138に示されるパラメータを特定するように表示される。本実施例において、パラメータ記述子166Aは、図3においてサイクル状況表示155として示されている自動化データ表示138を特定している「1時間ごとのサイクル状況百分率」として表示されている。
図3に示される実施例において、表示スクリーン74の状況バー158Aの位置にユーザ入力153が入力されると、選択済み資材151によって実行された(例えば、選択済み時間157Aに、S01備品によって実行された)オペレーティングサイクル15とともにAOSメモリ90内で関連するデータ及び/又は他の情報を含む情報ボックス61を表示する表示スクリーンが立ち上がる。図示した例において、情報ボックス61は、カラーコードの凡例と、関連する条件とを含み、選択済み時間157Aにおける各条件にあるオペレーティングサイクル15の実際の数を報告する。図示した例において、サイクルタイム(オレンジ色)オペレーティングサイクル(89%)と39障害(赤色)オペレーティングサイクル(11%)に亘る319を含む1時間157Aに、情報ボックス61は、S01備品例えば選択済み資材160によって実行された358オペレーティングサイクルの全体を報告する。
図4及び図5に示される例において、ユーザ入力153が、サイクル状況バー158Aの上でのタッチ入力(例えばドラッグ、ダブルタップ若しくはスクロールなど)によって、サイクル状況バー158Aと時間157Aを選択するように表示スクリーン74に入力されると、別の自動化データ表示138を生じさせるようにスクリーン表示74が作動し(図5を参照)、その別の自動化データ表示138は、サイクル状況表示155と併せて同時に表示される。図5に示されるように、第2の自動化データ表示138は、鼓動サイクル状態表示11(本明細書において、鼓動表示11ともいう)として構成されており、該鼓動表示11内の垂直バーの各々が、選択済み資材160(例えば、本実施例においては、選択済み時間157AにおけるS01備品)によって実行されたオペレーティングサイクル15の実際のサイクルタイムを示している。図5に示されるように、定位特性161Aによってサイクル状況表示155に対して適切に配置された鼓動表示11内に表示された時間157Aとともに、鼓動表示11とサイクル状況表示155が同時に表示される。本実施例において、どのオペレーティングサイクル15が鼓動表示11内に表示されているかが瞬時に視覚的に明らかとなるように、定位特性161Aは、選択済みサイクル状況バー158Aを取り囲んでいる白色の背景である。鼓動表示11は、識別子「サイクル」を使って該鼓動表示11を特定しているパラメータ記述子166Bを含み、識別子「サイクル」の後に続いているのは、クロックタイム内に表現された表示の時間157Aである。
図5に示される実施例において、オペレーティングサイクル15の各々を指示しているサイクルバーは、鼓動表示11のデータ特性部141であり、識別標識されたデータ特性部142として特徴づけられ得る(各オペレーティングサイクル15の条件状態は、対応するサイクルバーの表示カラーによって指示されている)。一貫したカラーコードが、例えば、表示スクリーン74のユーザ及び/又は観測者によって容易に認識されるように使用される。つまり本実施例においては、オレンジ色のサイクルバーがサイクル・オペレーティングサイクル15を指示している一方で、赤色サイクルバーは障害のあるオペレーティングサイクル15を指示している。一例において、デジタルマーカー101が垂直なラインとして鼓動表示11内に表示されて、オペレーティングサイクル15に関連し得るが、この垂直なラインは、その関連するオペレーティングサイクル15に関する観測や是正措置のような追加情報がそれぞれのオペレーティングサイクル15に関連するAOSメモリ90内に保存されていることを示している、一例において、デジタルマーカー101にユーザ入力153が入力されると、追加情報を例えば情報ボックス61内に表示する表示スクリーン74が立ち上がる。
図6に示される例において、鼓動表示11内に示されている1つ又は複数のオペレーティングサイクル15を選択することによって、ユーザ入力153が表示スクリーン74へ入力される。本実施例において、時間157Bに実行される一群のオペレーティングサイクル15がユーザ入力153によって選択されると、鼓動表示11及びサイクル状況表示155と同時に第3及び第4の自動化データ表示138を表示する表示スクリーン74が立ち上がる。図7~13に示されるように、第3の自動化データ表示138が一連のオペレーション(SOP)のサイクル状態表示13(本明細書において、SOPサイクル状態表示13ともいう)として構成されている一方で、第4の自動化データ表示138がSOPサイクル状態表示13上にオーバーラップする条件状態メッセージ表示163として構成されている。図7~13に示される実施例において、鼓動表示11内に表示された時間157Aは、定位特性161Aによってサイクル状況表示155に対して適切に配置されており、時間157Aのサブセットである時間157Bは、定位特性161BによってSOPサイクル状態表示13と条件状態メッセージ表示162に対して適切に配置されている。本実施例において、定位特性161Bは、どのオペレーティングサイクル15がSOPサイクル状態表示13と条件状態メッセージ表示162内に表示されているかを瞬時に視認できるように、鼓動表示11内で選択済みオペレーティングサイクル15を取り囲んでいる白色の背景である。加えて、時間157B内のタイムクロックは、SOPサイクル状態表示13の頂部に沿って水平に延びるタイムライン上に示されており(紙面を参照)、選択済み時間157Bに対して表示済みオペレーティングサイクル15を適切に配置するように、条件状態メッセージ表示12上に重ねられている。
図7に示される例において、時間157Bを選択しているユーザ入力153に応答して、SOPサイクル状態表示13に対応する第3の表示テンプレート137に、選択済み資材160例えばE1(本実施例において「SO1備品」ともいう)に関連するデータであって、選択済み資材E1によって実行される一連のオペレーション(SOP)39Aを含むデータが投入される(SOP39Aは、選択済み資材E1によって実行される各オペレーティングサイクル15中に実行されるものである)。図示した例において、SOP39Aは、SOPサイクル表示13に示されるSOP39Aによって画定された順に実質的に実行されるオペレーションOP1,OP2,OP3,OP4を含み、これらのOP1,OP2,OP3,OP4は実質的に、選択済み資材E1によって実行される各オペレーティングサイクル15中に実行されるものである。図8に示されるように、さらには図9及び図10に詳細に示されるように、選択済み資材160が実行するオペレーティングサイクル15の各々について、選択済み資材160が実行するSOP39A内のオペレーションOP1,OP2,OP3,OP4の各々についてのベースラインサイクルタイム・インジケータ29と実際のサイクルタイム・インジケータ31が、SOPサイクル状態表示13に投入される。SOPサイクル状態表示13には、選択済み資材160によって取られる累積的サイクルタイムについてのベースラインサイクルタイム・インジケータ29及び実際のサイクルタイム・インジケータ31が追加的に投入され、選択済み資材160(例えば、本実施例においてはS01備品)によって実行される各オペレーティングサイクル15について、SOP39Aを完了させる。本実施例においては、パラメータ記述子166Cが、図7にSOPサイクル状態表示13として示されているサイクル表示13を特定している「サイクルタイム」として表示されている。
図8~13に示されるように、それぞれのベースラインサイクルタイム・インジケータ29が表示され、それぞれの実際のサイクルタイム・インジケータ31に関連づけられる。非限定的な一例において、水平に延びる青色のバーとして示されているベースラインサイクルタイム・インジケータ29は、該ベースラインサイクルタイム・インジケータ29が関連しているオペレーションOP及び/又はSOP39についてのベースラインサイクルタイムを画定している持続時間を示すように延びており、これによってベースラインサイクルタイム・インジケータ29と実際のサイクルタイム・インジケータ31との間の水平方向の長さの差によって、実際のサイクルタイムがベースラインサイクルタイムよりも長いか、同じか、又は短いかを視覚的に認識することができ、ベースラインサイクルタイムに対する実際のサイクルタイムの優劣を瞬時に視覚的に認識することができる。ベースラインサイクルタイム・インジケータ29は、該ベースラインサイクルタイム・インジケータ29が関連している実際のサイクルタイム・インジケータ31上に重なって垂直方向に延びる青い線で終端し、ベースラインサイクルタイムに対する実際のサイクルタイムの変動(変化量)を決定する追加の視認可能なインジケータをもたらしている。図8~13に示され、特には図9~12に詳細に示される例において、実際のサイクルタイム・インジケータ31の各々が識別標識されたデータ特性部142であり、これらもベースラインサイクルタイムに対する実際のサイクルタイムの優劣を瞬時に視認させるものとして、それぞれの実際のサイクルタイム・インジケータ31に関連するそれぞれのオペレーションOP及び/又はそれぞれのSOP39Aのサイクルタイムの条件状態を指示する色によって識別されている。例えば、図9を参照すると、緑色に彩色された実際のサイクルタイム・インジケータ31は、実際のサイクルタイムがベースラインサイクルタイムと同じであること(又は、これからの変動が許容範囲内にあること)を特定しており、オレンジ色に彩色された実際のサイクルタイム・インジケータ31は、実際のサイクルタイムがベースラインサイクルタイムから許容範囲を超えるほど変動していることを特定しており、ここで変動(変化量)は、実際のサイクルタイムがベースラインサイクルに対して大きいか小さいかを指示しており、いずれの条件も注視すべき条件を指し示している可能性があり、赤色に彩色された実際のサイクルタイム・インジケータ31は、不良な状態のオペレーションについての実際のサイクルタイムを特定している。図12に示されるように、選択済みサイクルタイム・インジケータ29,31へユーザ入力153が入力されると、SOPサイクル状態表示13が作動し、選択済みオペレーションOP及びオペレーティングサイクルに関連する追加情報を示す情報ボックス61を表示する。本実施例において、選択済み資材160(例えば、S01備品)がSOP39A内で実行するオペレーションOP2の選択済みオペレーティングサイクル15Bについて表示された情報ボックス61が、S01備品のモデル識別子、S01備品に関連するパレット数、実際のサイクルタイム・インジケータ31によって視覚的に表される実際のサイクルタイム、及び選択済み実際のサイクルタイム・インジケータ31に関連するベースラインサイクルタイム・インジケータ29によって視認可能に表される設計上のサイクルタイムのような追加の情報を表示する。
図7に示されるように、時間157Bを選択しているユーザ入力153に応答して、条件状態メッセージ表示162に対応する第4の表示テンプレート137に、選択済み資材160(例えば、E1であり、本実施例において「S01備品」ともいう)について観測される条件状態に関連するメッセージラベルであって、「不良」、「遮断」及び「欠乏」を含むメッセージラベルが投入されるが、これらの各々に関連する表示されたメッセージ163は、条件状態メッセージ表示162の識別標識されたデータ特性部142である。図8~13に示される実施例において、錆色に彩色された表示ウィンドウによって「不良である」旨のメッセージ163Aが識別標識されており、青色に彩色された表示ウィンドウによって「遮断されている」旨のメッセージ163Bが識別標識されており、金色に彩色された表示ウィンドウによって「欠乏している」旨のメッセージが識別標識されている。図8~17に示されるように、各メッセージ表示ウィンドウ163は1つ又は複数のオペレーティングサイクル15を横切るように延びており、この延びているものに対して、表示ウィンドウ163内に示されているメッセージは有効である。例えば、不良である旨のメッセージ表示ウィンドウ163A内に表示されたメッセージは、「機械への電力の停電」を指示し得るが、ここでメッセージ表示ウィンドウ163Aは、影響を受ける資材160(本実施例ではS01備品)を含む機械16への電力損失によって影響を受ける複数のオペレーティングサイクル15に亘って延びている。
図8~13に示され、特には図9及び図10に詳細に示される例において、SOPサイクル表示13は、該表示13内に示される各オペレーティングサイクル15について、垂直バーとして示されるサイクル状態インジケータ19を表示しており、ここでサイクル状態インジケータの各々は、識別標識された(本実施例では、カラーコードで区別された)データ特性部142である。例えば、図9及び図10に示されるオペレーティングサイクル15Bを参照すると、欠乏したサイクル状態インジケータ19Aが、欠乏した条件状態に対応するピーチ色によって識別標識されており、選択済み資材160(例えば、S01備品)が欠乏サイクル状態インジケータ19Aによって指定された時間に欠乏条件にあることを指示している。一例においては、欠乏条件状態のことを本明細書において停止条件状態ともいい、欠乏及び/又は停止条件状態において、選択済み資材160は、前提条件が満たされるまで待機するために一時停止つまりストップされ、ここで前提条件とは例えば、来るべき部品を待っていたり、SOP39Aの1つ又は複数のオペレーションOP1,OP2,OP3,OP4等に給電等をする別のオペレーションの完了を待機したりすることである。図9~10に示される例において、オペレーティングサイクル15Bのサイクルタイムを部分的に貫くように延びているものとして、条件状態メッセージ表示162に示されている欠乏条件状態メッセージは、例えば、欠乏条件となった原因及び/又は欠乏条件を排除するためにとるべき是正措置を説明しているメッセージを含み得る。例えば、図9~10に示されるオペレーティングサイクル15Bを参照すると、遮断条件状態インジケータ19Bが、遮断条件状態に対応する薄青色によって識別標識されており、この遮断条件状態は、選択済み資材160(例えば、S01設備)がオペレーティングサイクル15Bの実行中に、遮断サイクル状態インジケータ19Bによって指示される持続時間に亘って、遮断条件にあることを指し示している。一例において、遮断条件状態において、選択済み資材160は、後続のオペレーションの完了まで待機するために一時停止つまりストップされ、ここで後続のオペレーションの完了とは例えば、遮断オペレーションを完了するための必須条件として要求されている。図9~10に示される実施例において、オペレーティングサイクル15Bのサイクルタイムに亘って条件状態メッセージ表示162に示される遮断条件状態メッセージ163Bが、例えば遮断条件となった原因を説明するメッセージを含み得る。
図9に示される一例において、不良サイクル状態インジケータ19Cが不良条件状態に対応する薔薇色によって識別標識されており、この不良条件状態は、不良条件状態インジケータ19Cによって指示される持続時間に亘って、選択済み資材160が不良条件状態にあることを指し示している。
図8に示される実施例において、SOPサイクル状態表示13には、選択済み時間157B内に実行されたオペレーティングサイクル15の各々についてのサイクルデータがリアルタイムに投入される。図示して説明する目的で、選択済み時間157Bに実行されるオペレーティングサイクル15は、選択済み時間157Bに、A,B,C,D...m,n,n+1...n+xの順序で実行されるオペレーティングサイクル15A,15B,15C,15D...15m,15n,15n+1...15n+xを含むものとして図8~13において特定されており、図8~13に示されているように、SOPサイクル状態表示13内に左から右への順序(該当ページに示されているように)で表示されている。それぞれのオペレーティングサイクル15が実行されたときのクロックタイムが使用されて、選択済み時間157B内にそれぞれのオペレーティングサイクル15を適切に配置することができるように、オペレーティングサイクル15の各々が、SOPサイクル状態表示13の(該当ページに示されているように)頂部に表示された水平に延びるタイムラインに示されたクロックタイムに関して表示される。
図8~13に示される例において、表示スクリーン74に同時に表示されるサイクル表示11,13,155及び/又はメッセージ表示162を修正するために表示スクリーン74へ入力され得るユーザ入力153の様々な例が図示されている。例えば、図8~12は、SOPサイクル状態表示13内に、例えば、拡大させようとする接触の動作又はこれと同等のタッチパッド、マウス若しくはキーボードによる入力動作のような1つ又は複数のユーザ入力153を入力することにより、徐々に拡大表示されていることを示しており、表示済みのオペレーティングサイクル15は、互いに対して水平方向に広がっている。例えば、図9と比較して図10においてオペレーティングサイクル15nの拡大された外観と、図9と比較して図10においてオペレーティングサイクル15A及び15Bの拡大された外観を参照されたい。図16及び図17に示される他の実施例においては、摘まむ動作又はこれと同等のタッチパッド、マウス若しくはキーボードによる入力動作のような1つ又は複数のユーザ入力153が入力されることにより、SOPサイクル状態表示13が徐々に縮小表示されることが、例えば図9~11と比べて図17においては比較的コンパクトに見受けられるオペレーティングサイクル15A,15B,15C,15Dの比較によって表されている。
図10及び図11に示される他の例において、隣り合うオペレーティングサイクル15について表示されるサイクル状態の情報を観測するために、SOPサイクル状態表示13を左及び/又は右へ水平方向に(該当ページに示されているように)俯瞰表示するように、表示スクリーン74に適用されるスワイプ動作又はこれと同等のマウス、タッチパッド若しくはキーボード入力153のような1つ又は複数の入力153がユーザ・デバイスUへ使われ得る。例えば、SOPサイクル状態表示13にユーザ入力153が入力されることにより表示が右側まで(該当ページに示されているように)俯瞰表示されると、オペレーティングサイクル15Aについての追加の細目を見ることができるようになる。例えば、SOPサイクル状態表示13にユーザ入力153が入力されることにより表示13が図10と比べて図11においては左側まで(該当ページに示されているように)俯瞰表示されると、オペレーティングサイクル15Cのサイクル状態の情報がすべて表示されるようになる。
同時に観測されるサイクル表示11,13,155の各々の、他のサイクル表示11,13,155に対する適切な配置は、例えば、ユーザ入力153を拡大表示し且つ/或いは俯瞰表示することによって、或いは表示済みの時間157と、サイクル状況表示155内に表された時間157Aを特定している定位特性161Aとの組合せにより提供されるサイクル表示11,13、155間の視覚的な関係が適切となるように配置されることによって、動的に遷移され或いは修正されるSOPサイクル状態表示13として維持されており、表示されている定位特性161Bは、鼓動表示11内に示される記述子166Bの時間157Aのクロックタイムの時間157B及びテキスト表示と、SOPサイクル状態表示13内に示される時間157Bのクロックタイムの表示された水平に延びるタイムラインとを特定している。
SOPサイクル状態表示13を拡大表示し、俯瞰表示し、折畳み、拡張させ且つ/或いは、SOPサイクル状態表示13を操作し及び/若しくは修正するために、ユーザ入力153を入力する例(図10~11を参照)は、自動化データ表示138(例えば、1つ又は複数のサイクル表示11,13,155及び/又は本明細書に記載のメッセージ表示162、及び/又はAOS10を介して収集されたデータを表示テンプレート137に投入することによって生じるデータ表示を含む)を操作し且つ/或いは修正する方法を示しているが、これらの方法に限定されない。
図13及び図14を参照すると、図13に示される例において、ドロップダウンアイコン(本明細書において、表示SOP39A内でオペレーションOP1に関連する拡大/縮小表示アイコンともいう)へユーザ入力153が入力されると、SOPサイクル状態表示13が作動し、オペレーションのサブシークエンス(SOP)39Bを表示するようにOP1を拡張させる。図13に示される例において、サブSOP39Bは、オペレーションOP1を遂行するために、該サブSOP39Bによって決められた順序に実行されるオペレーションOP1.1,OP1.2,OP1.3,OP1.4を含む。こうして、オペレーションOP1.1,OP1.2,OP1.3,OP1.4の実行及びそれぞれのサイクルタイムは、オペレーションOP1の実行及びサイクルタイムを決定し、これによって、オペレーションOP1を分析する際にオペレーションOP1.1,OP1.2,OP1.3,OP1.4を直ちに観測して分析するために、ユーザ入力153を入力してSOPサイクル状態表示13を作動させることが、本明細書で説明するAOS10システムの利点である。ユーザ入力153に応答して、また図13に示されるように、SOPサイクル状態表示13は垂直方向に拡張し、選択済み資材160によって(例えば、本実施例においてはS01備品によって)実行されるサブSOP39BのオペレーションOP1.1,OP1.2,OP1.3,OP1.4の各々についてベースラインサイクル・インジケータ29と実際のサイクルタイム・インジケータ31を表示する。図13に示される実施例において、オペレーションOP3に対応するサイクルタイム・インジケータ31にユーザ入力153が入力されると、SOPサイクル状態表示13が作動し、選択済みオペレーションOP3とオペレーティングサイクル15Bに関連する追加的な情報を示す情報ボックス61を表示する。
図13及び図14に示される例において、1つ又は複数のサイクル表示11,13,155がどのように表示スクリーン74に表示されるかを修正するために、表示スクリーン74へ様々なユーザ入力153が入力される。図14に示される実施例において、ユーザ入力153Aがサイクル状況表示155に関連する「折畳み」アイコンに入力されると、表示スクリーン74及び/又はユーザ・デバイスUが起動し、サイクル状況表示155が折り畳まれ、その表示の記述子166Aだけは、そのサイクル状況表示155が表示スクリーン74内で作動中であることを示すユーザ/観測者への視覚的インジケータとして、表示スクリーン74上に表示されたままとなる。図14に示されるように、サイクル状況表示155が折り畳まれると、SOPサイクル状態表示13は自動的に、表示スクリーン74内で垂直方向に拡張され(該当ぺージに観測されるように)、サイクル状況表示155の折畳みによって利用可能となったスクリーンのスペースを満たす。「折畳み」アイコンに隣接する「画面切替え」アイコンへ次のユーザ入力153が入力されると、サイクル状況表示155は拡張され、表示スクリーンl74内に表示155が再び観測されるようになる。こうして、該方法は、複数のスクリーン間でスイッチし或いは切り替える必要なく、これらの表示11,13,155,162の各々によって表示される自動化データを素早くレビューし易いように、変化する表示スクリーン11,13,155,162を直ちに折畳み及び拡張することについての融通性をもたらす。さらには、表示スクリーン74に同時に表示される1つ又は複数の表示11,13,155,162等の選択的な折畳みによって、ユーザが1つ又は複数の表示11,13,155,162を選択し、それ以外の上にオーバーラップして見えるように拡張することを選択できるようになる。例えば、SOPサイクル状態表示13を折畳みが、オーバーラップした条件状態メッセージ表示162を折畳むことは自動的に、SOPサイクル状態表示13の折畳みによって空いたスクリーンのスペース内に、残りのサイクル状況表示155と鼓動表示11を拡張させ、これによって、図6に示されるように、SOPサイクル状態表示13が折り畳まれるとともに、表示スクリーン74が出現する。
図14に示される他の実施例において、ディスプレイSOP39A内でオペレーションOP1に関連する拡大/縮小表示アイコンへユーザ入力153Bが入力されると、SOPサイクル状態表示13が作動し、サブSOP39Bの表示を縮小し、これにより、サブSOP39Bと、オペレーションOP1.1,OP1.2,OP1.3,OP1.4に関連するサイクルタイム・インジケータ29,31がもうSOPサイクル状態表示13によって表示されなくなり、SOP39AのオペレーションOP1,OP2,OP3,OP4に関連するサイクルタイム・インジケータ29,31がサブSOP39Bによって空いたスペースに、垂直方向に広がる。こうして、該方法は、1つ又は複数のオペレーションOP1,OP2,OP3,OP4の変化するサブSOP39の迅速な折畳みと拡張について融通が利き、複数のスクリーン間でスイッチし或いは切り替える必要なく、これらのサブSOPs39の各々によって表示される自動化データの迅速なレビューを容易にする。
図14~16に示される他の例において、図14に示される表示メニューアイコン164にユーザ入力153Cが入力されると、図15に示されるように、表示メニュー164を同時に開くように表示スクリーン74が作動し、表示メニュー164が開いている間に、サイクル表示11,13,155上に透明な(透けて見える)ウィンドウが立ち上がる。図15に示される実施例において、表示メニュー164にユーザ入力153が入力されると、ディスプレイ内に含まれるべき項目のドロップダウンリストが表示される。図15に示される実施例において、「サイクル」、「状態」及び「ベースライン」の項目が選択される。図15に示されるように、「アナログ」に関連する選択ボックスにユーザ入力153が入力されると、表示スクリーン74が作動し、図15にさらに示されるように、アナログ表示165として特定された他の自動化データ表示138を表示スクリーン74上に表示する。アナログ表示165は、例えば「水圧」、「油圧」、「温度」などの表示されるべきアナログパラメータを説明するパラメータ記述子166Dを表示する。図16に示されるように、アナログ表示165には、選択されたアナログパラメータ166Dについてのアナログデータ167が投入されるが、このアナログデータ167は、SOPサイクル状態表示13内に示される水平に延びるタイムライン157Bとともにリアルタイムに表示され、これにより、SOPサイクル状態表示13内の様々なオペレーティングサイクル15について示されるサイクル状態インジケータ31にリアルタイムに視覚的に関連づけられるとともに、水平なタイムライン157Bが、SOPサイクル状態表示13に対してアナログ表示165を適切に配置する。図15~図17に示されるように、表示スクリーン74は、鼓動表示11、SOPサイクル状態表示13、条件状態メッセージ表示162、アナログ表示165、及びサイクル状況表示155(折り畳まれて図示されている)を同時に表示し、これにより、表示スクリーン74に入力される1つ又は複数のユーザ入力153を介して、ユーザ/観測者が、複数のオペレーティングサイクル15からの並びにサブSOPsを含む様々な一連のオペレーション(SOP)39の複数のオペレーションOPからの自動化データを観測し、比較し、さらには分析するように様々なデータ表示11,13,155,162,165を操作することができるという利点をもたらす。
図16~17に示される実施例において、データ表示13,165を操作するために、表示スクリーン74及び/又はユーザ・デバイスUに1つ又は複数のユーザ入力153が入力される。一例において、表示165,13のうちの一方を拡大表示し且つ/或いは俯瞰表示するためのユーザ入力153が入力されると、表示165、13のうちの他方、オーバーラップした条件状態メッセージ表示162、及び水平に延びるタイムライン157Bを自動的に拡大表示し且つ/或いは俯瞰表示させるように、アナログ表示165は、水平に延びるタイムライン157Bを介してSOPサイクル状態表示13と関連しており、これにより、表示13,165のいずれかへ拡大表示及び/又は俯瞰表示ユーザ入力153が入力される間に、表示162,165,13と水平に延びるタイムライン157Bが動的に且つ自動的に、互いに対して及び実際のタイムライン表示33に対して適切な位置に再配置されることが、データ表示13,165から次第に縮小表示されている間を示す図16及び図17に示されている。図16~17に示されるように、数の増加しているオペレーティングサイクル15を表示スクリーン74内におさめて表示するために縮小表示することが可能であることは、図16において1つ又は若干数のオペレーティングサイクル15のみが観測されている場合には認識することができないアナログデータ167の変動を視覚的に観測することができるという利点をもたらす。
図18~26を参照すると、複数の資材151からの自動化データを同時に表示する方法が図示されつつ説明されている。図18は、図2に関して上述した資材ツリー152を示す。図18に示される実施例において、エレメントE1に対応する選択ボックスへユーザ入力153が入力される(これは、エレメントE1を含む上位レベルの資材151の選択ボックスを自動的に満たす)とともに、エレメントE2に対応する選択ボックスにユーザ入力が入力されると、ステーションST1の2つの資材151が表示スクリーン74内に表示されるために選択されるが、第1の選択済み資材160A、エレメントE1が本実施例では「S01備品」として特定されており、第2の選択済み資材160B、エレメントE2が本実施例ではエレメント「R01」として特定されている。図3に示しつつ上述したのと同様に、本実施例においては、ユーザ入力153が資材E1及びE2を選択したことに応答して、表示スクリーン74が、図18において選択済み第1の選択資材160A(図2に関して本明細書中で上述したように、本実施例においてはエレメントE1)についてのサイクル状況表示155を生じさせて表示する。このサイクル状況表示155は、サイクル状況バー158に対応するクロックタイム37を表している実際のタイムライン表示33に対して表示される。図2及び図3に示しつつ本明細書において上述したように、サイクル状況バー158A及び時間157Aを選択するために、例えば、サイクル状況バー157A上でのドラッグ、ダブルタップ若しくはスクロールなどのタッチ入力によって、表示スクリーン74へユーザ入力153が入力される。図4に示されるように、サイクル状況バー158Aが選択されると、図19に示されるように、時間157Aについての追加的な第2及び第3の自動化データ表示138(これらは、同時に表示されるサイクル状況表示155と共に表示される)を生じさせるように、スクリーン表示74が立ち上がる。図19~20に示される実施例において、第2のデータ表示138は、第1の選択済み資材160A(本実施例においては、「S01備品」としてのエレメントE1)について生じたSOPサイクル状態表示13Aとして構成されており、第3のデータ表示138は、第2の選択済み資材160B(本実施例においては、資材ツリー152内で「R01」として特定されたエレメントE2)について生じたSOPサイクル状態表示13Bとして構成されている。
図19~20に示される実施例においては、第1及び第2のSOPサイクル状態表示13A,13Bの各々が、サイクル状況表示155と同時に表示されている。図19~20に示される実施例において、オペレーティングサイクル15のいずれの時間がSOPサイクル状態表示13A,13B内に表示されているのかが瞬時に視覚的に明らかとなるように、サイクル状況表示155内に表示された時間157Aは、定位特性161Aによって、第1及び第2のSOPサイクル状態表示13A,13Bの各々に対して適切に配置されている。加えて、選択済み時間157Aに対して、表示済みのオペレーティングサイクル15を適切に配置することができるように、時間157A内の実際のクロックタイム37が、SOPサイクル状態表示13Aの(該当ページに観測される)頂部に沿って水平に延びるタイムライン表示33内に指示されている。
図19~20に示される実施例において、SOPサイクル状態表示13Aは、選択済みエレメント160Aによって実行され且つ表示スクリーン74上に表示された各オペレーティングサイクル15についての実際のサイクルタイム・インジケータ31とベースラインサイクルタイム・インジケータ29を表示し、これらのサイクルタイム・インジケータ29,31は、選択済み資材160A(例えば、第1のエレメントE1)によって実行される一連のオペレーション(SOP)39A(図24を参照)についてのサイクルタイムを指示するものである。SOPサイクル状態表示13Bは、選択済みエレメント160Bによって実行され且つ表示スクリーン74上に表示された各オペレーティングサイクル15についての実際のサイクルタイム・インジケータ31とベースラインサイクルタイム・インジケータ29を表示し、これらのサイクルタイム・インジケータ29,31は、選択済み資材160B(例えば、第2のエレメントE2)によって実行される一連のオペレーション(SOP)39のオペレーションOPについてのサイクルタイムを指示するものである。図19~20に示される実施例において、表示スクリーン74上に表示される選択済み資材160A,160Bの様々なオペレーティングサイクル15を観測し且つ/或いは分析するためにSOPサイクル状態表示13A,13Bを(該当ページに示されているように)左側まで及び/又は右側まで俯瞰表示するために、スワイプする動作のような1つ又は複数の俯瞰表示ユーザ入力153が表示スクリーン74へ入力され得る。表示13A,13Bのうちの一方へ俯瞰表示ユーザ入力153が入力されると、サイクル状況表示13A,13Bとタイムライン表示33の両方を同時に俯瞰表示するように表示スクリーン74が作動するように、SOPサイクル状態表示13A,13Bは同期されているが、表示13A,13Bの各々によって表示されるオペレーティングサイクル15は、各オペレーティングサイクル15が時間157A内に実行されたときの実際のクロックタイム37を表している水平なタイムライン33と整列したままとなる。複数の選択済み資材160A,160BのSOPサイクル状態表示13A,13Bを表示することにより、ユーザ/観測者が、複数の表示間つまり表示ウィンドウ間の切り替えをする必要なく、同じ表示スクリーン74内で複数の資材151のオペレーティング性能を視覚的に分析することができるという利点がある。さらには、図19~26に示される複数の資材表示は、選択済み時間157Aと実際のタイムライン表示33とに対して適切に配置された複数の選択済み資材160A,160Bの各々によって実行されたオペレーティングサイクル15を表すことに利点があり、これにより、同じ実際の時刻37における資材160A,160Bの相対的パフォーマンスを視覚的に評価することが可能となり、さらに/或いは、例えば、選択された時間157Aに亘る互いに対する資材160A,160Bのパフォーマンスを視覚的に評価することが可能となる。後者は、例えば、選択済み資材160A,160Bのうちの一方が1つ又は複数の先行ジョブのオペレーションOPを実行しているときに利点があり、先行ジョブとしては例えば、遮断され欠乏した条件を分析しているときにおける、選択済み資材160Aのうちの他方によって実行されるオペレーションOPへの供給オペレーションがある。
図20~21に示される実施例において、サイクル状況表示155に関する「折畳み」アイコンにユーザ入力153が入力されると、このユーザ入力153に応答して表示スクリーン74が、図20及び図21に示されるように、直ちにサイクル状況表示155を折畳み、該表示155を折り畳んだ後、視覚的インジケータとしての記述子166Aを表示する。この記述子166Aは、「折畳み」アイコンの隣にある「表示切替え」にユーザ入力がなされると表示155が拡張されて見られるようになることを意味するものである。図21に示されているように、サイクル状況表示155の折畳みに伴って、該表示155が折り畳まれて空いたスクリーンの空所へSOPサイクル状態表示13A,13Bが直ちに拡張することで、表示スクリーン74のユーザ/観測者に見え易くなるように該表示13A,13Bが拡大される。
図22~23を参照すると、複数の資材表示を操作する方法(例えば、SOPサイクル状態表示13A,13Bを拡大表示させるために表示スクリーン74へ1つ又は複数のユーザ入力153を入力することを含む)の追加の例が示されており、これは例えば、拡大表示させるように拡開する動作及び/又は縮小表示させる摘まむ動作のようなユーザ入力153を入力することによる。本明細書において俯瞰表示ユーザ入力153に関して上述したように、表示13A,13Bのうちの一方へ拡大表示ユーザ入力153が入力されると、SOPサイクル状態表示13A,13Bとタイムライン表示33の両方が同時に拡大表示されるが、このとき、表示13A,13Bの各々に表示されるオペレーティングサイクル15は、水平に延びるタイムライン33と、該オペレーティングサイクル15の各々に関連する実際のクロックタイム37とに対してリアルタイムに適切に配置されたままであるとともに、互いに対してもリアルタイムに適切に配置されたままである。図23に示されるように、実際のサイクルタイム・インジケータ31へユーザ入力153が入力されると、図示した実施例においては、サイクル表示13A,13Bと共に情報ボックス61を同時に表示するサイクル表示13Aが作動し、選択済み実際のサイクルタイム・インジケータ31に関連する追加の細目情報を提供する。
図23~24に示される実施例において、選択済みエレメント160(本実施例では、選択済みエレメント160A)に関連する拡大/縮小表示アイコンにユーザ入力153が入力されると、SOPサイクル表示13Aが作動し、選択済みエレメント160(本実施例では「S01備品」)によって実行される一連のオペレーション(SOP)39Aを表示するように拡張させる。本実施例において、SOP39AのオペレーションOP1,OP2,OP3,OP4と、オペレーションOP1,OP2,OP3,OP4の各々について実際の及びベースラインのサイクル・インジケータ29,31が、選択済み資材160Aによって実行されるオペレーティングサイクル15の分析用の追加の視覚的情報を提供するように、表示される。図23~24に示される実施利において、ユーザ/観測者にとってデータの視認性に何らの欠落もなく且つ表示ウィンドウ間つまり変更される表示スクリーン間で切替える必要もなく、表示されている自動化データの修正と遷移が途切れなくなされるように、SOPサイクル状態表示13AがSOP39Aを拡大させることに伴って、SOPサイクル状態表示13Bが同時に縮小される。
図24~25に示されるように、表示内でオペレーションOP1に関連する拡大/縮小表示アイコンへユーザ入力153が入力されると、オペレーションOP1.1,OP1.2,OP1.3,OP1.4並びにこれらに関連する実際の及びベースラインのサイクル・インジケータ29,31を含むサブSOP39Bを拡大させて表示するように、SOPサイクル状態表示13Aが作動する。図25に示される実施例において、第1の選択済み資材160Aに関連する実際のサイクルタイム・インジケータ31にユーザ入力153が入力されると、図示した実施例においては、サイクル表示13A,13Bを用いて情報ボックス61を同時に表示するようにサイクル表示13Aが作動し、選択済み資材160A及び選択済み実際のサイクルタイム・インジケータ31に関連する追加の細目情報が提供される。
図24~25に示される実施例は限定するものではなく、例示するためのものである。例えば、図23~25に示される表示スクリーン74に追加のユーザ入力153が入力されると、第2の選択済み資材160Bによって実行される一連のオペレーション(SOP)が拡張され、及び/又は(図示した例によれば)OP2若しくはOP1.3のようなオペレーションのうちのもう1つが拡張され、表示スクリーン74へ追加の詳細なデータが表示される。ユーザ/観測者は、複数の表示された資材のオペレーティング性能を動的に評価し及び/又は分析するために、表示スクリーン74への複数のユーザ入力153を介して、選択済み資材160A,160Bの各々によって実行される一連のオペレーション39を選択的に拡張させ及び/又は折り畳ませることができる。一例においては、表示スクリーン74へのユーザ入力153を介して、複数の資材151からの自動化データ表示が動的に操作され得るように、ユーザは、資材ツリー152から追加の資材151を選択して、表示済みの資材160A,160Bと同時に表示させることができ、且つ/或いは、1つ又は複数の以前に選択されていた資材160A,160Bの選択を取り消して、資材ツリー152から1つ又は複数の資材151を選択することができる。
図26に示される例において、ユーザ入力153によって追加の表示が作動され得るが、その追加の表示としては、凡例アイコン156へのユーザ入力153に応答して表示され得る本実施例に示されているような凡例77があり、この凡例77は、ユーザ/観測者が、様々なディスプレイ138に表示される区別されたデータ特性部142を理解するための注釈となるものである。本実施例において、凡例77は、カラー(色彩)、網掛け、又は他の識別特性によってコード化されており、本明細書において例示されるデータ表示11,13,155,162,165に示される区別されたデータ特性部142によって表示される様々なカラーコード及び/又は網掛けパターン、又は他の識別特性の注釈となっている。
図18~26に示される例は、例示するためのものであり、限定することを意図していない。従って、図18~26に示される複数の資材表示は、2つの選択済み資材160A,160Bの表示に限定されない。例えば、選択済み資材160A...160nの各々に関連する少なくとも1つの自動化データ表示138を同時に表示するために、3つ以上の資材151を含む複数の選択済み資材160A...160nが資材ツリー152から選択され得る。この文脈で使用される「関連する」との用語は、選択済み資材160xに関連する自動化データ表示138が、選択済み資材160xから収集され及び/又は画定された自動化データを使って生じるものであることを指し示している。例えば、複数の選択済み資材160A...160nの各々について表示される自動化データ表示138は、それぞれの選択済み資材160A...160nの各々に関連するそれぞれの鼓動サイクル表示11であり得る。
図30を参照すると、自動化データ表示138を生じさせる方法200の一例が示されており、この方法200は、図1~26に示されるようにユーザ・インターフェイス74によって受信されるユーザ入力153に応答して、表示スクリーン74上に示される自動化データ表示138を動的に修正する。ステップ205において、対象物ツリー152、ダッシュボード、サイクル表示11,13,155、メッセージ162等を選択するためのアイコン154を含む選択メニュー150を表示する初期の自動化データ表示138が生じる。ステップ210において、対象物ツリーアイコン154Aのような選択済みメニューアイコン154へユーザ入力が入力されると、資材ツリー表示152が生じて、ユーザ・インターフェイス74上に表示される。ステップ210において、追加のユーザ入力153が入力されると、例えば、様々なレベルの資材151を見せるため且つ/或いは1つ又は複数の資材151を選択するための資材ツリー152が拡大する。ステップ215において、1つ又は複数の資材を選択するユーザ入力153に応答して、自動化システムが発生し、選択済み資材の各々に対応する少なくとも1つのサイクル表示11,13,115を表示し、これらのサイクル表示は、選択済み資材の各々によって実行される一連のオペレーション(SOP)の複数のオペレーションをリアルタイムに表示するものである。該方法の続いてのステップ220において、自動化オペレーティングシステムは、ユーザ・インターフェイス74への追加のユーザ入力153を受け、該ユーザ入力153に応答してデータ表示138を修正する。図30に示されるように、該方法200は、ユーザ・インターフェイス74へのユーザ入力153に応答して、1つ又は複数のステップ210,215,220へ戻ることによって連続したものとなり、これによって、自動化オペレーションをリアルタイムに監視し且つ分析するユーザへ関連データがリアルタイムに提供され、自動化オペレーションに関連する是正的、改善的及び予防的な措置が迅速に特定され、実行されるように、自動化データ表示138の動的な操作と修正が連続的に起こり得る。
複数の資材表示の他の構成が本開示の範囲に含まれ得る。例えば、図2~4及び図19~26に関して説明した複数の資材表示が、例えば施設14及び/又は事業所12の資材ツリー152から選択された複数のシステムSY1...SYnについて生じ得る。ここで、本明細書中に開示した方法が用いられて、複数の選択済みシステムSY1...SYnの各々のそれぞれのアナログパラメータ同時に表示し得るように、システムSYの各々がアナログパラメータデータを発生させ得る。一例において、複数の選択済み資材からの自動化を同時に表示する該方法は、互いに異なるレベルの資材ツリー152から、及び/又は(例えば、第1の施設14からの資材151のオペレーティングの挙動と、第2の施設14内で作動中のほぼ同等の資材151のオペレーティングの挙動とを比較するために)互いに異なる施設14の資材ツリー152から、資材151を選択することを含む。
各図に示される例は限定する為のものではなく、データの投入された自動化データ表示138として本明細書中に紹介されている表示テンプレート137は、該表示テンプレート137と自動化データ表示138の一部のみを表すものであり、この自動化データ表示138は、本明細書中で説明したシステムによって及び/又はAOS10のデータを使って生じ得ることが理解されよう。例えば、各図において表示メニュー150内に示したように、ダッシュボードとして構成された自動化データ表示138が選択されて、本明細書で説明した自動化データ表示138のもう1つと同時に、表示スクリーン74を介して表示されることもある。
この発明の詳細な説明の記載及び添付の図面は本開示をサポートし、説明する為のものであり、本開示の範囲は、特許請求の範囲によって定められる。特許請求の範囲に記載の開示を実施するための最良の形態及び他の実施形態について詳しく説明したが、添付の特許請求の範囲に定められる開示を実行する為に様々な代替的な設計及び実施形態が存在する。

Claims (38)

  1. 自動化データ表示を介して自動化システム用の自動化データを表示する方法であって、該方法は、
    ユーザ・デバイスのユーザ・インターフェイス上に資材ツリー表示を表示するステップであって、該資材ツリー表示は複数の資材を表示し、該複数の資材のうちの各資材が、複数のオペレーティングサイクルについて順序付けられた一連のオペレーション(SOP)のうちの少なくとも1つのオペレーションを実行するように作動可能である、資材ツリー表示を表示するステップと、
    少なくとも1つのプロセッサを含む自動化システムによって、上記ユーザ・インターフェイスへの第1のユーザ入力を受けるステップであって、上記複数の資材からの第1の資材の選択を指示する第1のユーザ入力を受けるステップと、
    上記自動化システムを介してリアルタイムに、複数のオペレーティングサイクルについて上記少なくとも1つのオペレーションを実行している第1の資材の第1のサイクル表示を生じさせるステップであって、
    サイクル状況表示、
    鼓動サイクル状態表示、及び、
    一連のオペレーション(SOP)のサイクル表示、
    からなる群から選択される第1のサイクル表示を生じさせるステップと、
    上記ユーザ・インターフェイスを介して、第1のサイクル表示及びタイムライン表示を表示するステップであって、該タイムライン表示は、第1のサイクル表示を介して表示された上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて上記少なくとも1つのオペレーションを実行している第1の資材に関連する実際の時刻を表示する、第1のサイクル表示及びタイムライン表示を表示するステップと、
    を含む方法。
  2. 上記自動化システムを介して、第1の資材によって実行される上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて実際のサイクルタイムを生じさせるステップと、
    上記自動化システムを介して、第1の資材によって実行される上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて条件状態を決定するステップと、
    第1のサイクル表示を介して、第1の資材によって実行される上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについての実際のサイクルタイムの標識と条件状態の標識とを表示するステップと、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 第1のサイクル表示は上記サイクル状況表示であり、
    実際のサイクルタイムの標識は、上記タイムライン表示によって表示された時間に実行されたオペレーティングサイクルについて決定された実際のサイクルタイムの累積の状況を表示するサイクル状況バーであり、さらには、
    上記条件状態の標識は、上記オペレーティングサイクルの実際のサイクルタイムとベースラインサイクルタイムとの比較によって決定されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 第1のサイクル表示は、上記鼓動サイクル状態表示であり、
    実際のサイクルタイムの標識は、上記タイムライン表示によって表示された時間に第1の資材によって実行された各オペレーティングサイクルについて決定された実際のサイクルタイムを表示する鼓動サイクルバーであり、さらには、
    上記条件状態の標識は、上記オペレーティングサイクルの実際のサイクルタイムとベースラインサイクルタイムとの比較によって決定されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  5. 第1のサイクル表示は、上記SOPサイクル状態表示であり、
    実際のサイクルタイムの標識は、上記少なくとも1つのオペレーションについての実際のサイクル・インジケータであり、
    該方法は、
    上記ユーザ・インターフェイスを介して、第1の資材によって実行される上記少なくとも1つのオペレーションを表示するステップと、
    上記タイムライン表示によって表示された時間に第1の資材によって実行される上記少なくとも1つのオペレーションの各オペレーティングサイクルについて、上記少なくとも1つのオペレーションの実際のサイクル・インジケータを表示するステップであって、実際のサイクル・インジケータは、上記オペレーティングサイクルが第1の資材によって実行された実際の時刻に対して表示される、実際のサイクル・インジケータを表示するステップと、
    第1の資材によって実行される上記少なくとも1つのオペレーションの各オペレーティングサイクルについて少なくとも1つオペレーションのベースラインサイクル・インジケータを表示するステップであって、該ベースラインサイクル・インジケータは、実際のサイクル・インジケータに対して表示される、ベースラインサイクル・インジケータを表示するステップと、
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  6. 上記条件状態の標識は、第1の条件状態の標識と第2の条件状態の標識を含み、
    第1の条件状態の標識は、実際のサイクル・インジケータに対する上記ベースラインサイクル・インジケータを表示することによって指示されるサイクルタイム条件であり、
    第2の条件状態の標識は、上記オペレーティング状態条件に対応する条件状態識別子を含む実際のサイクル・インジケータを表示することによって指示されるオペレーティング状態条件であり、
    該方法は、
    上記自動化システムを介して、第1の資材によって実行される上記少なくとも1つのオペレーションの各オペレーティングサイクルについての第2の条件状態を決定するステップであって、第2の条件状態は、許容範囲内の、遮断された、欠乏した、及び不良の条件状態のうちの1つである、第2の条件状態を決定するステップと、
    第2の条件状態に対応する条件状態識別子を含む実際のサイクル・インジケータを表示するステップと、
    をさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 該方法は、
    上記自動化システムによって、上記ユーザ・インターフェイスへの第2のユーザ入力を受けるステップと、
    第2のユーザ入力に応答して、第1のサイクル表示を修正するステップと、
    をさらに含み、
    上記第1のサイクル表示を修正するステップは、第1のサイクル表示を拡大表示するか或いは第1のサイクル表示を俯瞰表示することを含み、
    第1のサイクル表示を拡大表示することは、第1のサイクル表示と上記タイムライン表示を同時に拡大表示することを含み、
    第1のサイクル表示を俯瞰表示することは、第1のサイクル表示と上記タイムライン表示を同時に俯瞰表示することを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 該方法は、
    上記自動化システムによって、第1のサイクル表示のデータ特性部への第2のユーザ入力を受けるステップと、
    第2のユーザ入力に応答して、情報ウィンドウを表示するステップと、
    をさらに含み、
    上記情報ウィンドウは、上記データ特性部によって画定された情報を表示し、
    上記データ特性部は、実際のサイクルタイムの標識及び上記条件状態の標識のうちの一方であることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  9. 上記自動化システムによって、第1のサイクル表示への第2のユーザ入力を受けるステップと、
    第2のユーザ入力を介して、第1のサイクル表示によって表示される第1の時間を選択するステップと、
    第2のユーザ入力に応答して、第2のサイクル表示を生じさせるステップであって、
    サイクル状況表示、
    鼓動サイクル状態表示、及び、
    一連のオペレーション(SOP)のサイクル表示、
    からなる群から選択される第2のサイクル表示を生じさせるステップと、
    上記ユーザ・インターフェイスを介して、第1の時間についての第2のサイクル表示を表示するステップと、
    をさらに含み、
    上記タイムライン表示は、第2のサイクル表示を介して表示される複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて上記少なくとも1つのオペレーションを実行している第1の資材に関連する実際の時刻を表示し、
    第2のサイクル表示、第1のサイクル表示及び上記タイムライン表示は、上記ユーザ・インターフェイス上に同時に表示されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  10. 第1のサイクル表示は上記サイクル状況表示であり、
    第2のサイクル表示は上記鼓動サイクル状態表示であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  11. 第1のサイクル表示内に第1のオリエンタを表示することをさらに含み、
    第1のオリエンタは、第1のサイクル表示内で第1の時間を特定することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  12. 上記ユーザ・インターフェイス上に表示メニューを表示するステップと、
    上記自動化システムによって、上記表示メニューへの第3のユーザ入力を受けるステップと、
    第3のユーザ入力を介して、上記一連のオペレーションに関連するアナログパラメータを選択するステップと、
    第3のユーザ入力に応答して、アナログパラメータ表示を生じさせるステップであって、該アナログパラメータ表示が上記選択済みアナログパラメータについてのアナログデータをリアルタイムに表示する一方で、上記タイムライン表示は、第2のサイクル表示を介して表示される上記複数のオペレーティングサイクルに関連する実際の時刻を表示している、アナログパラメータ表示を生じさせるステップと、
    上記ユーザ・インターフェイスを介して、第1の時間についてのアナログパラメータ表示を表示するステップと、
    をさらに含み、
    上記アナログパラメータ表示、第2のサイクル表示、第1のサイクル表示及び上記タイムライン表示は、上記ユーザ・インターフェイス上に同時に表示されることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  13. 該方法は、
    上記自動化システムによって、第2のサイクル表示への第3のユーザ入力を受けるステップと、
    第3のユーザ入力を介して、第1のサイクル表示によって表示される第2の時間を選択するステップと、
    第2のユーザ入力に応答して、第3のサイクル表示を生じさせるステップであって、
    サイクル状況表示、
    鼓動サイクル状態表示、及び、
    一連のオペレーション(SOP)のサイクル表示、
    からなる群から選択される第3のサイクル表示を生じさせるステップと、
    上記ユーザ・インターフェイスを介して、第2の時間についての第3のサイクル表示を表示するステップと、
    をさらに含み、
    上記タイムライン表示は、第3のサイクル表示を介して表示された上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて上記少なくとも1つのオペレーションを実行している第1の資材に関連する実際の時刻を表示し、
    第3のサイクル表示、第2のサイクル表示、第1のサイクル表示及び上記タイムライン表示は、上記ユーザ・インターフェイス上に同時に表示されることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  14. 第1のサイクル表示は上記サイクル状況表示であり、
    第2のサイクル表示は上記鼓動サイクル状態表示であり、
    第3のサイクル表示は上記SOPサイクル状態表示であることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 第2のサイクル表示に第2のオリエンタを表示するステップをさらに含み、
    第2のオリエンタは第2のサイクル表示内で第2の時間を特定することを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  16. 上記自動化システムによって、上記ユーザ・インターフェイスへの第4のユーザ入力を受けるステップと、
    第4のユーザ入力に応答して、第3のサイクル表示を修正するステップと、
    をさらに含み、
    第4のサイクル表示を修正するステップは、第3のサイクル表示を拡大表示するか或いは第3のサイクル表示を俯瞰表示することを含み、
    上記第3のサイクル表示を拡大表示することは、第3のサイクル表示と上記タイムライン表示を同時に拡大表示することを含み、
    第3のサイクル表示を俯瞰表示することは、第3のサイクル表示と上記タイムライン表示を同時に俯瞰表示することを含む、請求項13に記載の方法。
  17. 該方法は、
    少なくとも1つのプロセッサを含む自動化システムによって、上記ユーザ・インターフェイスへの第2のユーザ入力を受けるステップであって、上記複数の資材からの第2の資材の選択を指示する第2のユーザ入力を受けるステップをさらに含み、
    第1の資材によって実行される上記少なくとも1つのオペレーションは、上記一連のオペレーション(SOP)における少なくとも第1のオペレーションであり、
    第2の資材は、上記複数のオペレーティングサイクルについての上記一連のオペレーション(SOP)における少なくとも第2のオペレーションを実行するように作動可能であり、
    該方法は、
    上記自動化システムを介して、上記複数のオペレーティングサイクルについて上記少なくとも1つのオペレーションを実行している第2の資材の第2のサイクル表示をリアルタイムに生じさせるステップであって、
    サイクル状況表示、
    鼓動サイクル状態表示、及び、
    一連のオペレーション(SOP)のサイクル表示、
    からなる群から選択される第2のサイクル表示を生じさせるステップと、
    上記ユーザ・インターフェイスを介して、第2のサイクル表示と上記タイムライン表示を表示するステップであって、上記タイムライン表示は、第2のサイクル表示を介して表示された上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて上記少なくとも第2のオペレーションを実行している第2の資材に関連する実際の時刻を表示する、第2のサイクル表示と上記タイムライン表示を表示するステップと、
    をさらに含み、
    第2のサイクル表示、第1のサイクル表示及び上記タイムライン表示は、上記ユーザ・インターフェイス上に同時に表示されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  18. 上記自動化システムを介して、第2の資材によって実行される上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて実際のサイクルタイムを生じさせるステップと、
    上記自動化システムを介して、第2の資材によって実行された上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて条件状態を決定するステップと、
    第2のサイクル表示を介して、第2の資材によって実行された上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについての実際のサイクルタイムの標識と条件状態の標識とを表示するステップと、
    をさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 第1のサイクル表示は第1の資材についてのサイクル状況表示であり、
    第2のサイクル表示は第2の資材についてのサイクル状況表示であることを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  20. 自動化データ表示を介して、自動化システム用の自動化データを表示するシステムであって、本システムは、
    自動化システムを備え、
    該自動化システムは、
    複数の資材であって、該複数の資材のうちの各資材が、複数のオペレーティングサイクルについて順序付けられた一連のオペレーション(SOP)のうちの少なくとも1つのオペレーションを実行するように作動可能である、複数の資材と、
    サーバであって、上記複数の資材から自動化データを収集し、該サーバと通信するメモリに該自動化データを保存するように構成されたサーバと、
    を含み、
    上記メモリには、上記一連のオペレーション、上記複数の資材を特定している資材ツリー、複数の自動化データテンプレート、及びユーザ・デバイスからユーザ入力を受けたことに応答して複数の自動化データ表示を生じさせ該複数の自動化データ表示と自動化データを出力するように構成されたコンピュータ実行可能指示が格納されており、
    上記ユーザ・デバイスは、上記複数の自動化データ表示を含む自動化データを表示するように作動可能なユーザ・インターフェイスを含み、
    上記自動化システムは、
    上記複数の資材を表示する資材ツリー表示を上記ユーザ・デバイスの上記ユーザ・インターフェイス上に表示し、
    上記ユーザ・インターフェイスへの第1のユーザ入力であって上記複数の資材からの第1の資材の選択を指示する第1のユーザ入力を受け、
    複数のオペレーティングサイクルについて少なくとも1つのオペレーションを実行している第1の資材の第1のサイクル表示であって、
    サイクル状況表示、
    鼓動サイクル状態表示、及び、
    一連のオペレーション(SOP)のサイクル表示、
    からなる群から選択される第1のサイクル表示をリアルタイムに生じさせ、さらには、
    上記ユーザ・インターフェイスを介して、第1のサイクル表示とタイムライン表示を表示するように作動可能に構成されており、
    上記タイムライン表示は、第1のサイクル表示を介して表示された上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて上記少なくとも1つのオペレーションを実行している第1の資材に関連する実際の時刻を表示することを特徴とする、本システム。
  21. 上記自動化システムを介して、第1の資材によって実行された上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて実際のサイクルタイムを生じさせ、
    上記自動化システムを介して、第1の資材によって実行された上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて条件状態を決定し、
    第1のサイクル表示を介して、第1の資材によって実行された上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについての実際のサイクルタイムの標識と条件状態との標識を表示する、
    ようにさらに構成されていることを特徴とする、請求項20に記載の本システム。
  22. 第1のサイクル表示は、上記サイクル状況表示であり、
    実際のサイクルタイムの標識は、上記タイムライン表示によって表示された時間に実行されたオペレーティングサイクルについて決定された実際のサイクルタイムの累積の状況を表示するサイクル状況バーであり、さらには、
    上記条件状態の標識は、上記オペレーティングサイクルの実際のサイクルタイムとベースラインサイクルタイムとの比較により決定されることを特徴とする、請求項21に記載の本システム。
  23. 第1のサイクル表示は上記鼓動サイクル状態表示であり、
    実際のサイクルタイムの標識は、上記タイムライン表示によって表示された時間に第1の資材によって実行された各オペレーティングサイクルについて決定された実際のサイクルタイムを表示する鼓動サイクルバーであり、さらには、
    上記条件状態の標識は、上記オペレーティングサイクルの実際のサイクルとベースラインサイクルとの比較により決定されることを特徴とする、請求項21に記載の本システム。
  24. 第1のサイクル表示は上記SOPサイクル状態表示であり、
    実際のサイクルタイムの標識は、上記少なくとも1つのオペレーションについての実際のサイクル・インジケータであり、
    本システムはさらに、
    上記ユーザ・インターフェイスを介して、第1の資材によって実行された上記少なくとも1つのオペレーションを表示し、
    上記タイムライン表示によって表示された時間に第1の資材によって実行された上記少なくとも1つのオペレーションの各オペレーションについて、少なくとも1つのオペレーションについての実際のサイクル・インジケータであって、該実際のサイクル・インジケータが、上記オペレーティングサイクルが第1の資材によって実行されるときの実際の時間に対して表示されるように、実際のサイクル・インジケータを表示し、
    第1の資材によって実行された上記少なくとも1つのオペレーションの各オペレーティングサイクルについて、上記少なくとも1つのオペレーションについてのベースラインサイクル・インジケータであって、該ベースラインサイクル・インジケータが実際のサイクル・インジケータに対して表示されるように、ベースラインサイクル・インジケータを表示するように構成されている、請求項21に記載の本システム。
  25. 上記条件状態の標識は、第1の条件状態の標識と第2の条件状態の標識を含み、
    第1の条件状態の標識は、実際のサイクル・インジケータに対して上記ベースラインサイクル・インジケータを表示することによって示されるサイクルタイム条件であり、
    第2の条件状態の標識は、上記オペレーティング状態条件に対応する条件状態識別子を含む実際のサイクル・インジケータを表示することによって示されるオペレーティング状態条件であり、
    本システムはさらに、
    上記自動化システムを介して、第1の資材によって実行された上記少なくとも1つのオペレーションの各オペレーティングサイクルについての第2の条件状態であって、許容範囲内の、遮断された、欠乏した、及び不良の条件状態のうちの1つである、第2の条件状態を決定し、
    第2の条件状態に対応する条件状態識別子を含む実際のサイクル・インジケータを表示するように構成されている、請求項24に記載の本システム。
  26. 本システムはさらに、
    上記自動化システムによって、上記ユーザ・インターフェイスへの第2のユーザ入力を受け、
    第2のユーザ入力に応答して、第1のサイクル表示を修正するように構成されており、
    第1のサイクル表示を修正することは、第1のサイクル表示を拡大表示するか或いは第1のサイクル表示を俯瞰表示することを含み、
    第1のサイクル表示を拡大表示することが、第1のサイクル表示と上記タイムライン表示を同時に拡大表示するように作用し、
    第1のサイクル表示を俯瞰表示することが、第1のサイクル表示と上記タイムライン表示を同時に俯瞰表示するように作用する、請求項20に記載の本システム。
  27. 本システムはさらに、
    上記自動化システムによって、第1のサイクル表示のデータ特性部への第2のユーザ入力を受け、
    第2のユーザ入力に応答して、情報ウィンドウを表示するように構成されており、
    上記情報ウィンドウは、上記データ特性部によって画定される情報を表示し、さらには、
    上記データ特性部は、実際のサイクルタイムの標識及び上記条件状態の標識のうちの一方であることを特徴とする、請求項21に記載の本システム。
  28. 本システムはさらに、
    上記自動化システムによって、第1のサイクル表示への第2のユーザ入力を受け、
    第2のユーザ入力を介して、第1のサイクル表示によって表示された第1の時間を選択し、
    第2のユーザ入力に応答して、
    サイクル状況表示、
    鼓動サイクル状態表示、及び、
    一連のオペレーション(SOP)のサイクル表示、
    からなる群から選択される第2のサイクル表示を生じさせ、
    上記ユーザ・インターフェイスを介して、第1の時間についての第2のサイクル表示を表示するように構成されており、
    上記タイムライン表示は、第2のサイクル表示を介して表示された上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて上記少なくとも1つのオペレーションを実行している第1の資材に関連する実際の時刻を表示し、
    第2のサイクル表示、第1のサイクル表示及び上記タイムライン表示は、上記ユーザ・インターフェイス上に同時に表示されることを特徴とする、請求項20に記載の本システム。
  29. 第1のサイクル表示は上記サイクル状況表示であり、
    第2のサイクル表示は上記鼓動サイクル状態表示であることを特徴とする、請求項20に記載の本システム。
  30. 本システムはさらに、
    第1のサイクル表示内に第1のオリエンタを表示するように構成されており、
    第1のオリエンタは、第1のサイクル表示内で第1の時間を特定することを特徴とする、請求項20に記載の本システム。
  31. 本システムはさらに、
    上記ユーザ・インターフェイス上に表示メニューを表示し、
    上記自動化システムによって、上記表示メニューへの第3のユーザ入力を受け、
    第3のユーザ入力を介して、上記一連のオペレーションに関連するアナログパラメータを選択し、
    第3のユーザ入力に応答して、アナログパラメータ表示を生じさせるように構成されており、
    上記アナログパラメータ表示が上記選択済みアナログパラメータについてのアナログデータをリアルタイムに表示する一方で、上記タイムライン表示は、第2のサイクル表示を介して表示された上記複数のオペレーティングサイクルに関連する実際の時間を表示し、
    本システムはさらに、
    上記ユーザ・インターフェイスを介して、第1の時間についての上記アナログパラメータ表示を表示するようにさらに構成されており、
    上記アナログパラメータ表示、第2のサイクル表示、第1のサイクル表示及び上記タイムライン表示は、上記ユーザ・インターフェイス上に同時に表示されることを特徴とする、請求項28に記載の本システム。
  32. 本システムはさらに、
    上記自動化システムによって、第2のサイクル表示への第3のユーザ入力を受け、
    第3のユーザ入力を介して、第1のサイクル表示によって表示された第2の時間を選択し、
    第2のユーザ入力に応答して、
    サイクル状況表示、
    鼓動サイクル状態表示、及び、
    一連のオペレーション(SOP)のサイクル表示、
    からなる群から選択される第3のサイクル表示を生じさせ、
    上記ユーザ・インターフェイスを介して、第2の時間についての第3のサイクル表示を表示するように構成されており、
    上記タイムライン表示は、第3のサイクル表示を介して表示された上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各々について少なくとも1つのオペレーションを実行している第1の資材に関連する実際の時刻を表示し、さらには、
    第3のサイクル表示、第2のサイクル表示、第1のサイクル表示及び上記タイムライン表示は、上記ユーザ・インターフェイス上に同時に表示されることを特徴とする、請求項28に記載の本システム。
  33. 第1のサイクル表示は上記サイクル状況表示であり、
    第2のサイクル表示は上記鼓動サイクル状態表示であり、さらには、
    第3のサイクル表示は上記SOPサイクル状態表示であることを特徴とする、請求項32に記載の本システム。
  34. 本システムはさらに、
    第2のサイクル表示内に第2のオリエンタを表示するように構成されており、
    第2のオリエンタは、第2のサイクル表示内で第2の時間を特定することを特徴とする、請求項32に記載の本システム。
  35. 本システムはさらに、
    上記自動化システムによって、上記ユーザ・インターフェイスへの第4のユーザ入力を受け、
    第4のユーザ入力に応答して、第3のサイクル表示を修正するようにさらに構成されており、
    第4のサイクル表示を修正することは、第3のサイクル表示を拡大表示するか或いは第3のサイクル表示を俯瞰表示することを含み、
    第3のサイクル表示を拡大表示することは、第3のサイクル表示と上記タイムライン表示を同時に拡大表示することを含み、
    第3のサイクル表示を俯瞰表示することは、第3のサイクル表示と上記タイムライン表示を同時に俯瞰表示すること含む、請求項32に記載の本システム。
  36. 本システムはさらに、
    少なくとも1つのプロセッサを備える自動化システムによって、上記ユーザ・インターフェイスへの第2のユーザ入力であって上記複数の資材からの第2の資材の選択を指示する第2のユーザ入力を受けるように構成されており、
    第1の資材によって実行された上記少なくとも1つのオペレーションは、上記一連のオペレーション(SOP)のうちの少なくとも第1のオペレーションであり、
    第2の資材は、上記複数のオペレーティングサイクルについての一連のオペレーション(SOP)のうちの少なくとも第2のオペレーションを実行するように作動可能であり、
    本システムはさらに、
    上記自動化システムを介して、上記複数のオペレーティングサイクルについて上記少なくとも1つのオペレーションを実行している第2の資材の第2のサイクル表示をリアルタイムに生じさせるように構成されており、
    第2のサイクル表示は、
    サイクル状況表示、
    鼓動サイクル状態表示、及び、
    一連のオペレーション(SOP)のサイクル表示、
    からなる群から選択されるものであり、
    本システムはさらに、
    上記ユーザ・インターフェイスを介して、第2のサイクル表示及び上記タイムライン表示を表示するように構成されており、
    上記タイムライン表示は、第2のサイクル表示を介して表示された上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて上記少なくとも第2のオペレーションを実行している第2の資材に関連する実際の時刻を表示し、
    第2のサイクル表示、第1のサイクル表示及び上記タイムライン表示は、上記ユーザ・インターフェイス上に同時に表示されることを特徴とする、請求項20に記載の本システム。
  37. 本システムはさらに、
    上記自動化システムを介して、第2の資材によって実行された上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて実際のサイクルタイムを生じさせ、
    上記自動化システムを介して、第2の資材によって実行された上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについて条件状態を決定し、
    第2のサイクル表示を介して、第2の資材によって実行された上記複数のオペレーティングサイクルのうちの各オペレーティングサイクルについての実際のサイクルタイムの標識と条件状態の標識とを表示するように構成されていることを特徴とする、請求項36に記載の本システム。
  38. 第1のサイクル表示は第1の資材についてのサイクル状況表示であり、
    第2のサイクル表示は第2の資材についてのサイクル状況表示であることを特徴とする、請求項36に記載の本システム。
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