JP2023502435A - 流体包装向け濾過用装備品 - Google Patents

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Abstract

流動性材料容器と共に使用されるべき濾過アセンブリ。該アセンブリには、濾過スクリーンが含まれる。該アセンブリはさらに、濾材を含む。濾材は、活性炭素を含んでいる。濾材は、溶解可能な材料を含む。アセンブリはさらに、濾材を格納するための濾過用バスケットを含む。アセンブリはさらにバルブアセンブリを含む。アセンブリはさらに、フィルタを伴うスパウトを含む。スパウトはさらに、取外し可能なフィルタを含む。取外し可能なフィルタは、スパウトの端部を超えて延在するように構成されている。取外し可能なフィルタは、循環用孔を含む。取外し可能なフィルタは、閉鎖キャップによりスパウト内に押し込まれるように構成されている。取外し可能なフィルタは濾材を格納するように構成されている。

Description

関連出願
本出願は、参照によりその完全な主題および内容の全てが本明細書に組込まれている、「バッグインボックス包装向け濾過用装備品」なる名称で2019年11月20日出願の米国仮特許出願第62/937,978号に関連するものであり、これに対する優先権を主張する。
本開示は、概して、包装された液体中の望ましくない風味を防止する装置および方法に関し、より詳細には、包装された液体を有する容器と共に使用するための送出用装備品の新規の設計に関する。
水の包装には多くの場合、包装、水の殺菌プロセスまたは包装と殺菌の組合せのいずれかに付随する異味に関する問題が存在してきた。例えばオゾン処理は、包装された水の中のオゾンの存在に起因する異味を付与する。パッケージのバリヤ性が高過ぎる場合には、オゾンは水と共にパッケージ内に閉じ込められる可能性がある。これに対処するためには、時として、オゾンが消散できるようにするためにパッケージの充填に先立つ保持期間が必要になる。オゾンは同様に、スリップ剤などのパッケージの構成成分とも反応して、スリップ剤の酸化をひき起こし、望ましくないまたは「鼻を突く」風味を結果としてもたらす可能性がある。他の処理/包装上の問題も同様に、水に対し望まれない風味を付与する小さな分子を結果としてもたらす可能性がある。包装または包装プロセスは同様に、包装中に提供される水以外の他の種類の流体に影響を及ぼす可能性もある。
本技術のいくつかの実施形態には、容器から流動性材料を送出するための装備品が含まれる。該装備品は、容器の内部領域と流体連通状態にある流体通路を画定する本体を含む。装備品は、流体通路に隣接するスクリーンおよび濾材を含み、ここで、流動性材料が容器から送出されたとき、流動性材料はスクリーンおよび濾材を通過する。
スクリーンは、第1のスクリーンと第2のスクリーンを含んでいてよく、濾材は第1および第2のスクリーンの間に位置設定されている。第1および第2のスクリーンは、流体通路内に挿入可能であるバスケットの一部であり得る。バスケットは、ヒンジによって連結された頂部と本体とを含み、こうしてバスケットの頂部が、開放位置および閉鎖位置へと移動できるようになっていてよい。
装備品は、流体通路の下流側にバルブアセンブリを含んでいてよく、ここでバルブアセンブリは、バルブ出口およびこの出口の近傍に濾材を保定する出口近傍のスクリーンを含む。バルブアセンブリは、流動性材料が装備品を通り出口から外に移動できるようにする開放位置および、流動性材料が出口から外に流出するのを防止する閉鎖位置で動作するように構成されていてよい。
スクリーンは孔またスロットを含んでいてよい。スクリーンは凹形であり得る。スクリーンは本体に対して離脱可能な形で固定されていてよい。
装備品は、容器に連結されたスパウト内に挿入されるように構成されていてよい。
濾材は活性炭素を含み得る。濾材は溶解可能であり得る。流動性材料は、流動性材料が装備品を通って送出されている間に濾材を溶解させるように構成されていてよい。濾材は、流動性材料と反応して二酸化炭素を形成し得る。濾材は、流動性材料が装備品を通って送出されていない間、容器の流動性材料と相互作用するように構成されていてよい。
スクリーンは、装備品から取外し可能であってよい。装備品は、スパウト内に挿入可能であり、スパウトの底部の下方で容器内へと延在していてよく、かつスパウトの底部の下方で延在する装備品の一部分の中に循環孔またはスロットを含んでいてよい。
本技術のいくつかの実施形態は、容器から流動性材料を送出するための装備品を含む。該装備品は、送出用バルブに通じる流体通路を画定する本体を含み、流体通路は容器の内部領域と流体連通状態にある。該装備品は、スクリーンおよび濾材を含む。流動性材料が容器から送出されたとき、流動性材料はスクリーンおよび濾材を通過する。
スクリーンは第1のスクリーンと第2のスクリーンを含んでいてよく、濾材は第1および第2のスクリーンの間に位置設定されていてよい。第1および第2のスクリーンは、流体通路内に挿入可能であるバスケットの一部であり得る。スクリーンは、送出用バルブの出口の近傍に位置設定され、スクリーンは出口の近傍に濾材を保定し、こうして濾材はバルブアセンブリが閉鎖位置にあるとき流動性材料から絶縁されるようになっていてよい。装備品は、容器に連結されたスパウト内に挿入されるように構成されていてよい。
図1は、本開示の態様に係る、成形されたスクリーン、ロックインフィルタスクリーンおよび流体容器のスパウトに取付けられた付隨するフィルタ材料を伴う例示的装備品アセンブリの断面側面図である。 図2Aは、図1の例示的装備品と共に使用すべきフィルタスクリーンの一例である。 図2Bは、図1の例示的装備品と共に使用すべきフィルタスクリーンの一例である。 図2Cは、図1の例示的装備品と共に使用すべきフィルタスクリーンの一例である。 図2Dは、図1の例示的装備品と共に使用すべきフィルタスクリーンの一例である。 図3は、絶縁バルブの放出側にフィルタ材料を伴う例示的装備品の第2の実施形態の断面側面図である。 図4は、フィルタ材料を格納するための別個のフィルタバスケットを伴う例示的装備品アセンブリの第3の実施形態の断面側面図である。 図5Aは、閉鎖位置における図3の装備品アセンブリのフィルタバスケットの断面図である。 図5Bは、閉鎖位置における図3の装備品アセンブリのフィルタバスケットの端面図である。 図6Aは、開放位置における図3の装備品アセンブリのフィルタバスケットの断面側面図である。 図6Bは、開放位置における図3の装備品アセンブリのフィルタバスケットの端図面である。 図7は、装備品入口内に完全に挿入することなくフィルタ材料を格納するための代替的フィルタバスケットを伴う例示的装備品アセンブリの第4の実施形態の断面側面図である。 図8Aは、スパウトを通って進む流動性材料を濾過するために孔を使用する一体型フィルタを伴う代替的スパウトの断面等角図である。 図8Bは、スパウトを通って進む流動性材料を濾過するために孔を使用する一体型フィルタを伴う代替的スパウトの頂部等角図である。 図8Cは、スパウトを通って進む流動性材料を濾過するために孔を使用する一体型フィルタを伴う代替的スパウトの側面等角図である。 図9Aは、スパウトを通って進む流動性材料を濾過するためのフラットバーおよびスロットを伴う第2の代替的スパウトの断面等角図である。 図9Bは、図9Aのスパウトの頂部等角図である。 図9Cは、図9Aのスパウトの側面等角図である。 図10Aは、スパウトを通って進む流動性材料を濾過するために凹形バーおよびスロットを伴う第3の代替的スパウトの断面等角図である。 図10Bは、図10Aのスパウトの頂部等角図である。 図10Cは、図10Aのスパウトの側面等角図である。 図11Aは、スパウトを通って進む流動性材料を濾過するために凸形バーおよびスロットを伴う第4の代替的スパウトの断面等角図である。 図11Bは、図11Aのスパウトの頂部等角図である。 図11Aのスパウトの底部等角図である。 図12Aは、スパウトを通って進む流動性材料を濾過するために第1の方向に整列した第1のバーセットおよび第2の方向に整列した第2のバーセットを伴う第5の代替的スパウトの断面等角図である。 図12Bは、図12Aのスパウトの頂部等角図である。 図12Cは、図12Aのスパウトの底部等角図である。 図13Aは、複数の孔を有する取外し可能なフィルタを伴う第6の代替的スパウトの断面等角図である。 図13Bは、図13Aのスパウトの分解底部等角図である。 図13Cは、図13Aのスパウトの底部等角図である。 図14Aは、複数の孔を伴い、かつ閉鎖キャップと共にスパウト内に押込まれるように構成された上部壁部分と下部壁部分とを伴う代替的な取外し可能フィルタの断面等角側面図である。 図14Bは、取外し可能フィルタが部分的挿入条件下にある状態の、図14Aに示されたスパウトの底部等角図である。 図14Cは、取外し可能フィルタが閉鎖位置にある状態の、図14Aに示されたスパウトの底部等角図である。 図15Aは、閉鎖キャップと共にスパウト内に押込まれるように構成されかつ濾材を格納するための上部フィルタ部分と下部フィルタ部分とを伴う代替的取外し可能フィルタの断面側面等角図である。 図15Bは、閉鎖位置における図15Aのフィルタの断面側面等角図である。
本開示は、例えばバッグインボックス包装において、容器内に包装される飲料水または他の流動性媒体から望ましくない味または不純物を除去するための方法、システムおよび装置に向けられている。本開示は、送出が行われるまでの、液体内容物からの固体の絶縁にも向けられている。
本明細書中で使用される「第1」、「第2」、「第3」などの用語は、類似のまたは同一の要素の事例を列挙するために使用されており、一定の順序が具体的に識別されているのでないかぎり、順序を標示または暗示するものではない。
本明細書中で使用される「内側表面」なる用語は、流体流路に最も近い所与の構成要素の一部分を意味し、「外側表面」なる用語は、流体流路から離れた所与の構成要素の一部分を意味する。
本明細書中で使用される「内向き」なる用語は、流体容器に向かう方向を意味し、「外向き」なる用語は、流体容器から離れる方向を意味する。
ここで図面に目を向けると、図1は、容器のスパウト170内に設置された装備品100の第1の実施形態の断面図である。容器は、水などの送出可能な液体または流動性固体を保管するように構成されている。いくつかの実施例において、容器は、液体を格納するためのフィルムバッグおよびフィルムバッグを取り囲むための段ボール箱を含むバッグインボックスタイプの容器システムであり得る。他の実施例においては、容器は、剛性または半剛性のプラスチック容器であり得る。他の実施例では、容器はアルミニウムまたは別のタイプの金属または金属合金であり得る。いくつかの実施例において、容器には、スパウト170を通してバッグ内へと流動性材料が充填され、その後スパウトは装備品100で閉じられる。
第1の実施形態において、装備品100は、流体通路を有する本体を画定する。装備品は入口110、バルブアセンブリ130および出口150を含む。バルブアセンブリ130は、流体が入口110からバルブアセンブリ130を通り、出口150を通って流れることができるようにする開放位置を有し得る。バルブアセンブリ130は、流体が入口110からバルブアセンブリ130を通り、出口150を通って流れるのを防止する閉鎖位置を有し得る。いくつかの実施例において、ユーザは、バルブキャップを回転させ、エラストマボタンを押し、スライドを引くことによって、または容器からの流体の送出の分野において公知のバルブを動作させるための類似の方法によって、閉鎖位置から開放位置にバルブアセンブリ130を置くことができる。
装備品入口110は、取外し可能なスクリーン112およびバルブスクリーン114を含み得る。取外し可能なスクリーン112およびバルブスクリーン114は、装備品入口110内に濾材116を保定することができる。いくつかの実施例において、濾材116は、例えば活性炭などの活性炭素を含み得る。濾材116は、保管される流動性材料の味および/または品質に影響を及ぼし得る小分子または他の不純物を吸着するように構成され得る。不純物の吸着は、装備品を通した流動性材料の送出前および/または送出中の流動性材料との接触に基づいて発生し得る。さらに、いくつかの不純物は、容器内への流動性材料の充填に先立ち装備品を容器内部で一時的に保管する間に、いくつかの不純物を吸着することができる。濾材116は溶解可能であってよい。例えば、流動性材料は、流動性材料が装備品100を通って送出される間に濾材を溶解させるように構成されている。
濾材116は、装備品入口110内で取外し可能スクリーン112および/またはバルブスクリーン114によって容易に保定されるペレットへと成形または押出し加工することによって形成可能である。第1の実施形態で示されているように、濾材116は、球形状を有していてよい。他の実施形態において、濾材116は円筒形、円錐形、立方体または他の3次元形状であり得る。他の実施形態において、濾材116は、例えばトロイドまたはハニカム形状を有する濾材を通る1つ以上の流体通路を有する。濾材116のサイズおよび形状は、湿潤表面積、装備品入口を通る流動性材料の所望流量、装備品入口のサイズおよび封止された容器内部の予期される不純物レベルなどの要因に基づいて選択され得る。以下の計算において示されているように、1立方センチメートル体積の活性炭は、2.5ガロン入りのバッグインボックス式容器の形成の結果としてもたらされる不純物を吸着するのに充分なものであると考えられている。
活性炭素についての予備的計算
活性炭素吸着能力:炭素100gあたり20~25オーガニックグラム(経験則、出典:emis.vito.be)
粒状炭素のバルク密度:250~650kg/mまたは1cc=0.25~0.65g
したがって、1ccの粒状炭素は約0.05gの有機物を吸着し得る。
2.5ガロン入りの内側層容器は、およそ20gのフィルムを使用する。フィルム中700ppmのエルカ酸アミドで、容器内にはおよそ合計0.014gの添加物が存在し得る。したがって、1ccの粒状炭素は、フィルム容器の結果としての添加物を充分に吸着するはずである。
さらに、活性炭は、当該技術分野において、汚染物質の触媒レドックス反応を促し、その汚染物質吸着能力を超えてさえその異味除去能力をさらに拡大するものとして知られている。
第1の実施形態において、バルブスクリーン114は、バルブアセンブリ130と装備品入口110の間で装備品100内へと成形可能である。バルブスクリーン114は、濾材116がバルブアセンブリ130に入るのを防止しながら、流体が装備品入口110から、バルブスクリーン114を通ってバルブアセンブリ130まで流れることができるようにするため、1つ以上の孔を有することができる。同様にして、取外し可能スクリーン112は、濾材116が装備品入口110から出るのを防止しながら、流体が容器から取外し可能スクリーン112を通って流れることができるようにするため、1つ以上の孔118を有することができる。第1の実施形態では、取外し可能スクリーン112は、保定用突起120を用いて装備品入口110の内部の所定の位置に保持され得る。他の実施形態において、取外し可能スクリーン112は装備品入口110の溝内に嵌合してもよいし、あるいは、装備品入口110に取付けるために内部または外部のねじ山を有していてもよい。他の実施形態において、取外し可能スクリーン112は、締り嵌めに依存していてもよく、あるいは、装備品入口110に音波溶接されるかまたは他の何らかの類似の方法によって固着されてよい。いくつかの実施例において、装備品100は、フィルタ入口110内に一定量の濾材116を挿入し、その後取外し可能スクリーン112を設置して濾材116を保定することによって組立てられてよい。
他の実施形態では、濾材116がバルブアセンブリ130に入るのを防止するため、第1の実施形態の成形バルブスクリーン114の代りに、第2の取外し可能スクリーン112を使用することができる。第2の取外し可能スクリーンは、第1の取外し可能スクリーン112と類似するものまたは同一のものであってよい。さらに他の実施形態において、濾材116がバルブアセンブリ130に入るのを防止する濾材116のサイズおよび/または形状に基づいて、バルブスクリーン114を省略することができる。
第1の実施形態において、装備品入口110は、容器のスパウト170内に挿入される。装備品入口110は、係止用レッジ122を有することができる。スパウト170は、装備品入口110がスパウト170内部に完全に挿入されている場合に係止用レッジ122に当接して、ひとたび容器が充填された時点で装備品100の後続する取外しを防止するように構成された対応する係止用シェルフ172を有し得る。他の実施形態において、装備品入口110は、スパウトに装備品入口を固定するために対応するスパウト170の内部ねじ山と噛合するための外部ねじ山を有し得る。さらに他の実施形態において、装備品入口110の内部ねじ山は、装備品入口110をスパウト170に固定するために、対応するスパウト170の外部ねじ山と噛合することができる。
図2Aは、図1の取外し可能スクリーン112の前面図である。図2の取外し可能スクリーン112は、流動性材料が容器から装備品100内に通過できるようにするようにサイズ決定され離隔された複数の孔118を有する。孔118は同様に、濾材116が装備品入口110から出るのを防止するようにサイズ決定されている。図2Aのフィルタスクリーン112は、プラスチックから成形可能である。他の実施形態において、フィルタスクリーン112は、型打ちした金属部品であり得ると思われる。図1を見れば分かるように、フィルタスクリーン112は、恒常な厚みを有し得る。他の実施形態において、フィルタスクリーンは、フィルタスクリーン112とスパウト入口110の間の噛合表面内に追加の剛性を提供するために、より厚い外縁部220を有することができると思われる。
図2B、2Cおよび2Dは、図1の取外し可能スクリーン112または成形バルブスクリーン114のいずれかと共に使用され得る代替的フィルタスクリーンパターンの追加の例示的実施形態である。図2Aの同心孔118とは対照的に、図2Bの孔218は、他の間隔で離隔され得る。いくつかの実施形態において、孔218の場所およびフィルタ212の配向は、濾材116を通る流動性材料の流路を調整するように選択されてよい。図2Cおよび2Dは、フィルタスクリーン112または114の一部として使用可能である第1のメッシュパターン222および第2のメッシュパターン224を示している。いくつかの実施形態において、メッシュパターン222および224は、取外し可能なフィルタスクリーン112または114の一部として成形され得る。いくつかの実施形態において、メッシュパターン222および224は、外縁部220よりも薄い厚みを有し得る(図2A)。いくつかの実施形態において、メッシュパターン222および224は、ナイロン糸またはワイヤなどの第1の材料製であってよく、外縁部220は第1の材料の周りで成形され得る。他の実施形態において、外縁部は、別個に形成され、その後メッシュパターン222または224のうちの1方の第1の材料に取付けられてよい。
図3は、本技術の装備品300および付随するスパウト370の第2の実施形態の断面側面図である。図1の第1の実施形態と同様に、第2の実施形態の装備品300は、入口310、バルブアセンブリ330および出口350を含み得る。装備品300は、取外し可能スクリーン312、バルブスクリーン314および入口濾材316または、保管中に流動性材料と濾材316を流体連通状態に置くと思われる第1の実施形態に関して説明された他の代替的構成のいずれかを含むことができる。他の実施例においては、入口濾材316および対応する取外し可能スクリーン312ならびにバルブスクリーン314を省略することができる。
図1の装備品100とは対照的に、図3の装備品300は出口濾材352を含み得る。いくつかの実施形態において、出口濾材352は、活性炭などの入口濾材316において使用されたものと同じタイプの材料である。他の実施形態において、出口濾材352は、香味料、栄養素または、水中または容器内に保管された結び付けられた保管流動性材料の中で安定しているかまたはしていない可能性のある他の添加物のうちの1つ以上を含み得る。添加物は、出口スクリーン354によって所定の場所に保定された不活性濾材352の部分を覆う可能性がある。添加物は、送出された流動性材料と反応しかつ/またはこの流動性材料の中に取込まれる可能性がある。出口濾材352がバルブアセンブリ330の放出側にあることの結果として、出口濾材352は、バルブアセンブリ330が開放条件に置かれて流動性材料が装備品入口310を通り、バルブアセンブリ330を通り、かつ装備品出口350を通って流れることができるようになるまで、容器の保管流動性材料に曝露されない。代替的および/または付加的に、出口濾材352の添加物は、入口濾材316を出口濾材352から分離して入口濾材316が流動性材料の保管中に出口濾材352の添加物を吸着するのを防止するというバルブアセンブリ330の恩恵を受けることができる。飲料および食料を除く他の内容物も同様にこのコンセプトの恩恵を受けることができる。例えば、送出が行なわれるまで容器内部の反応性流動性材料から、反応性の高い材料を絶縁することができると思われる。
出口濾材352は、図1の成形バルブスクリーン114と類似した成形出口スクリーン354によって保定され得る。これらの実施形態において、出口濾材352は、バルブアセンブリ330の副構成要素の設置に先立って、装備品出口350の内部に設置され得る。他の実施形態においては、図1の取外し可能スクリーン112に類似する取外し可能な出口スクリーン354を使用することができると考えられる。取外し可能出口スクリーン354は、第1の実施形態の取外し可能スクリーン112と結び付けられた上述の方法のいずれかを用いて装備品出口350によって保定され得ると思われる。したがって出口濾材352は、バルブアセンブリ330が設置された後で追加可能と思われる。
これらの構成において、装備品出口350は、出口濾材352がバルブアセンブリ330に入るのを防止するのに、バルブ封止表面332、出口濾材352のサイズおよび形状、および使用中の流動性材料の流れに依存することができる。他の実施形態においては、装備品出口は、装備品300の一部として成形され得かつ/または取外し可能であり得る出口濾材352のいずれかの側に1つ以上のスクリーンを使用することができる。いくつかの実施形態において、装備品出口350は、最初の使用に先立っておよび/または使用の間に、水分および/または他の空気成分が出口濾材352と反応するのを防止するために装備品出口350の端部をキャップまたはフィルムで覆った状態で保管され得る。
図4は、本技術の装備品400および付隨するスパウト470の第3の実施形態の断面側面図である。装備品400は、入口410、バルブアセンブリ430および出口450を含み得る。第1の実施形態の濾材116を格納する別個の取外し可能スクリーン112、バルブスクリーン114および入口110の側壁の代りに、第3の実施形態は、濾材416を格納するためにフィルタバスケット412を使用し得る。これにより、1つの時点において濾材416をフィルタバスケット412内に装填することが可能となり、かつスパウト470内部に装備品400が設置される直前といったような別の時点で装備品入口410内にフィルタバスケット412を設置することが可能となる。フィルタバスケット412を別個に組立てることは、さほど所望されない場所で濾材116が終結するのを最小限に抑える一助となり得、かつ/または保管方法の柔軟性をより大きくすることができる。
第1の実施形態の取外し可能スクリーン112と同様に、フィルタバスケット412は、容器からの流動性材料が濾材416内に流れ込むことができるようにするため、第1の側に1つ以上の孔418を有し得る。第1の側の孔418は、濾材416がフィルタバスケット412から漏出するのを防ぐ。同様にして、フィルタバスケット418は、バルブアセンブリ430が開放位置にある場合に流動性材料が容器から、装備品入口410を通り、バルブアセンブリ430を通りかつ装備品出口450から外へ流れることができるようにする1つ以上の孔414を第2の側に有し得る。しかしながら、第2の側の孔414は、濾材416を保定し、濾材416がバルブアセンブリ430に達するのを防止する。
装備品入口410は、フィルタバスケット412が入口410内部に挿入された後、フィルタバスケット412の保定を補助するための保定用突起420を有し得る。他の実施形態において装備品バスケット412は装備品入口410との締り嵌めを有し、こうして別個の保定用突起420の必要性を無くすることができる。
図3に示された第2の実施形態の装備品アセンブリ300の装備品出口350に類似する装備品出口内で、該実施形態で説明された出口スクリーン354の代りに、類似のフィルタバスケット412を使用できるということが認識されると思われる。装備品システムの自動化された組立てのためには、フィルタバスケットが極めて有用であり得る。フィルタバスケットは同様に、感応性のある濾材を保存するために、組立てに先立ち装備品バスケットと濾材の大気絶縁を可能にすることもできる。
図5A、5B、6Aおよび6Bは、図4の第3の実施形態のフィルタバスケット412を示す。図5Aは、閉鎖位置にあるフィルタバスケット412の断面図を示す。図5Bは、閉鎖位置にあるフィルタバスケット412の上面図を示す。図6Aは、開放位置にあるフィルタバスケット412の断面図を示す。図6Bは、開放位置にあるフィルタバスケット412の上面図を示す。
フィルタバスケット412は、バスケット頂部520とバスケット本体522をさらに含み得る。第1の側孔418は、バスケット頂部内にあり得、第2の側孔414はバスケット本体522内にあり得る。バスケット頂部520は、ヒンジとして役立つことのできる可撓性バスケットストラップ524により本体522に取付けられる。バスケット頂部520、バスケット本体522およびバスケットストラップ524は、単一のユニットとして成形されてよい。該実施形態において、バスケット頂部520は、バスケット本体522の第2の側孔414よりも多い数の第1の側孔418を有し得る。他の実施形態において、第1の側孔418は、第2の側孔414と同一であってよく、こうして、バスケット頂部520またはバスケット本体522のいずれかがバルブアセンブリ430により近接している状態で、フィルタバスケット412を装備品入口410内に設置することが可能になる。バスケット頂部520は保定用レッジ526を含み得る。保定用レッジ526は、例えば圧入によって、バスケット本体522の上部部分と係合して、フィルタバスケット412を閉鎖位置に保つことができる。
図7は、本技術の装備品700および付隨するスパウト770の第4の実施形態の断面側面図である。装備品700は、入口710、バルブアセンブリ730および出口750を含み得る。図4中の第3の実施形態の装備品400と同様に、装備品700はフィルタバスケット712を含むことができる;しかしながらフィルタバスケット712は装備品入口710内へと完全に延在していない可能性がある。フィルタバスケット712の端部を装備品入口710の後面からオフセットすることによって、流動性材料はより多くの第2の側孔714を通過することができ、こうして、フィルタバスケット712を通る流量は増大する。装備品入口710の保定用突起720に加えて、オフセットされた突起722が、フィルタバスケット712をフィルタ入口710内部に挿入し得る距離を設定できる。同様にして、オフセットポスト(図示せず)を第2の側孔714と同じ表面に追加して、オフセット距離を確立することも可能であると思われる。
図7の短縮されたフィルタバスケット712は同様に、使用される濾材716の量を減少させるために使用可能であると思われる。反対に、他の実施形態においては、装備品入口710の後端部を超えて延在すると思われるさらに長いフィルタバスケットを使用することができると考えられる。フィルタバスケット本体の周りに追加の孔を追加して、保管状態における濾材716と流動性材料の間の相互作用を増大させ、こうしてあらゆる不純物の吸着速度を加速させることができると思われる。
図8A~8Cは、バッグインボックスアセンブリのフィルムバッグなどの容器と共に使用すべき代替的スパウト800を示す。図8Aは、代替的スパウト800の断面図である。図8Bは、代替的スパウト800の上方アングルからの等角図である。図8Cは、代替的スパウト800の下方アングルからの等角図である。スパウト800は、スパウト壁810およびバッグ取付けフランジ850を含み得る。遷移レッジ830は、取付けフランジ850をスパウト壁810の端部からオフセットすることができる。保定用フランジ812は、スパウト壁810から延在し得る。保定用フランジ812はバッグインボックスアセンブリのボックス(図示せず)に対してスパウト800を支持することができる。
フィルタ表面814は、スパウト壁810の内部表面によって創出される開口部を横断して跨越することができる。この実施形態のフィルタ表面814は、複数の孔816を有する。フィルタ表面814は、容器の充填中に孔816よりも大きい微粒子を濾過するために使用され得る。代替的には、フィルタ表面814は、容器から流動性材料を送出している間、微粒子が容器から出てスパウト800に入るのを防止するために使用可能である。いくつかの実施形態において、図1のものと類似する濾材を、容器にスパウト800を取付ける前に容器に直接追加し、こうして濾材が、容器の充填後に容器および/または流動性材料を通って分散できるようにすることが可能であると思われる。こうして、濾材は、容器の保管中に不純物を吸着することができると考えられる。フィルタ表面814は、流動性材料が送出されている間、容器の内部に濾材を保定するものと思われる。
装備品入口110の長さの短縮などのわずかな修正を加えることで、図1の第1の実施形態のスパウト170などの他の類似のスパウトと共にフィルタ表面814を使用することができるということが認識されると思われる。同様にして、他の実施形態においては、フィルタ表面814を、対応するねじ山を用いて装備品と噛合するように構成された内部または外部ねじ山を伴うスパウトと共に使用することができると思われる。フィルタ表面814は、図1のバルブアセンブリ130に類似したバルブアセンブリを伴う装備品および/または牛乳ディスペンサなどの送出システムのホースに取付けるように構成された装備品と噛合するように構成されたスパウト上にあり得ると考えられる。
図9A~9Cは、図8A~8Cのスパウトなどのスパウトと共に使用できるバー914およびスロット916を伴う第2の代替的フィルタ設計を示す。図9Aは、バー914およびスロット916を伴う代替的フィルタ設計の断面図である。図9Bは、図9Aの上方アングルからの等角図である。図9Cは、図9Aの下方アングルからの等角図である。図8A~8Cの複数の孔816の代りに、スロット916は流動性材料がスパウト900を通過できるようにする。図1の濾材116のような均一形状の材料が濾過される場合、バー914およびスロット916は、図8A~8Cの複数の孔816と比較してスパウトを通ってさらに大きい流れを可能にしながら、濾過済み材料を保定する同様の能力を提供することができる。反対に、図8A~8Cの孔816によって保定され得る薄いおよび/または長い材料は、いくつかの事例において図9A~9Cのスロット916を通過することができる。バー914は、図9A~9Cのスロット916と同じ幅であるように見えるが、いくつかの実施形態において、バー914は、スロット916よりも狭いものであり得ると考えられる。他の実施形態においては、バー914はスロット916よりも広いものであり得ると考えられる。
図10A~10Cは、図8A~8Cのスパウトなどのスパウトと共に使用可能と考えられる凹形バー1014およびスロット1016を伴う第3の代替的フィルタ設計を示す。図10Aは、代替的フィルタ設計の断面図である。図10Bは、図10Aの上方アングルからの等角図である。図10Cは、図10Aの下方アングルからの等角図である。バー1014の凹形形状は、容器内に流入する材料のためにあらゆる捕捉された材料をスパウト1000の中心に集中させる上で一助となり得る。反対に、容器から外に流れる流体については、バー1014の曲線形状は、濾過済み材料をスパウト1000の中心から流出させる一助となり、材料をなおも濾過しながらスパウトを通る流れを維持するのを助けることができる。
図11A~11Cは、図8A~8Cのスパウトなどのスパウトと共に使用可能と考えられる凸形バー1114およびスロット1116を伴う第3の代替的フィルタ設計を示す。図11Aは、代替的フィルタ設計の断面図である。図11Bは、図11Aの上方アングルからの等角図である。図11Cは、図11Aの下方アングルからの等角図である。バー1114の凹形形状は、容器から外に流出する材料のためにあらゆる捕捉された材料をスパウト1100の中心に集中させる上で一助となり得る。反対に、容器内に流入する流体については、バー1114の曲線形状は、濾過済み材料をスパウト1100の中心から流出させる一助となり、材料をなおも濾過しながらスパウトを通る流れを維持するのを助けることができる。
図12A~12Cは、図8A~8Cのスパウトなどのスパウトと共に使用可能と考えられる第1の方向に整列した第1のバーセット1214aおよび第2の方向に整列した第2のバーセット1214bそして対応するスロット1216aおよび1216bを伴う第4の代替的フィルタ設計を示す。図12Aは、代替的フィルタ設計の断面図である。図12Bは、図12Aの上方アングルからの等角図である。図12Cは、図12Aの下方アングルからの等角図である。バー1214aおよび1214bの交差パターンは、図8A~8Cの孔816に類似する複数の孔を創出する。しかしながら、交差パターンはさらに、材料がバー1214aおよび1214bを通過するにつれて流れる材料の乱流を増大させ、こうして結果として、スパウト1200から送出されるにつれての材料の混合がより大きいものとなり得る。
図9~12の代替的フィルタ設計は同様にして、図1の取外し可能スクリーン112およびバルブスクリーン114ならびに図4にあるもののようなフィルタバスケット412内に組込まれかつ/またはこれらと共に使用され得るということが認識されるものと思われる。
図13A~13Cは、孔1316を含む取外し可能フィルタ1314を使用する代替的スパウト1300を示す。取外し可能フィルタ1314は、スパウト1300の遷移レッジ1330の内部の溝1332の中に挿入されるように構成されている。図13Aは、代替的フィルタ設計の断面図である。図13Bは、取外し可能フィルタ1314がまだ設置されていない状態の、図10Aの下方アングルからの等角図である。図10Cは、取外し可能フィルタ1314が設置された後の、図10Aの下方アングルからの等角図である。いくつかの実施形態において、保定用溝1332は、スパウト壁1310の他の場所にあってよい。他の実施形態においては、取外し可能フィルタは、溝無しでスパウト壁1310の内部に収まっていてよい。いくつかの実施形態において、取外し可能フィルタ1332は、スパウト1300と同じ材料でできていてよい。他の実施形態においては、取外し可能フィルタ1314は、活性炭などの活性炭素材料製であってよい。活性炭を使用することにより、取外し可能フィルタ1314は、第1の実施形態の濾材116と同様に不純物を吸着することができると思われる。いくつかの実施形態において、取外し可能フィルタ1314は、送出中の液体と反応するように構成された材料でできていてよい。いくつかの実施形態において、送出された材料との反応の結果、二酸化炭素が形成される可能性がある。図9~12の代替的フィルタ構成を取外し可能フィルタ1314と共に使用することもできるということが認識されるものと思われる。
図14A~14Cは、スパウト壁1410の内部に挿入されるように構成された取外し可能フィルタ1414の別の実施形態を示す。図14Aは、バッグインボックス型のフィルム容器1480の一部分および閉鎖キャップ1460に沿った、スパウト1400内部の取外し可能フィルタ1414の断面図を示す。
取外し可能フィルタ1414は、フィルタ部分1416および壁部分1418を含む。壁部分1418は、フィルタ部分1416の上方の円筒形上部壁1420およびフィルタ部分1416の下方の円筒形下部壁1422を含むことができる。いくつかの実施形態において、上部壁1420および下部壁1422は、同じ外径を有し得る。他の実施形態において、上部壁1420は下部壁1422よりも広いものであり得る。他の実施形態において、下部壁1422は上部壁1420よりも広いものであり得る。図13の取外し可能フィルタ1314と同様に、取外し可能フィルタ1414はスパウト1400と同じ材料または活性炭などの活性炭素材料で製造されてよい。
下部壁部分1418は、スパウト壁1410と締り嵌めを有し、これにより、取外し可能フィルタ1410は、軸方向に力が加わった場合スパウト壁1410の中へまたはスパウト壁から外へ摺動するものの、加えられた力が不充分である場合にはスパウト壁の内部で不動状態にとどまることができるようになっている。図14Aに示されているように、閉鎖キャップ1460は、内側壁1462と外側壁1464を含み得る。内側壁1462は、取外し可能フィルタ1414の上部壁1420に対して当接することができ、こうして組立工は、閉鎖キャップ1460の頂部表面1466を押圧することによって取外し可能フィルタ1414をさらに挿入することができる。図14Bは、スパウト壁1410内に部分的にしか挿入されていない取外し可能フィルタ1414および閉鎖キャップ1460を示す。図14Aおよび14Cは、スパウト壁1410内に完全に挿入された取外し可能フィルタ1414および閉鎖キャップ1460を示す。送出システムに対するホース連結またはバルブアセンブリを伴う装備品など、内側壁1462を伴う装備品を含めた他の類似の装備品も同様に、類似のスパウト壁1410および取外し可能フィルタ1414と共に使用可能であることが認識されるものと思われる。
下部壁1422は、循環孔1424を含み得る。図14Aに示されているように、下部壁1422は、完全に挿入された位置にある場合など、バッグ取付けフランジ1450を超えてまたはこのフランジの下方に延在し得る。このことは、保管中および流動性材料をフィルム容器1480に充填する前に、フィルム容器1480の上部部分1482と下部部分1484を分離する一助となる。循環孔1424は、下部壁1422が容器1480の下部部分1484と係合する間に流体がスパウト1400を通過できるようにする。活性炭取外し可能フィルタ1414を伴う実施形態においては、取外し可能フィルタ1414の活性炭は、上部部分1482と下部部分1484が分離されているために、あらゆる不純物をより良く吸着することができる。同様にして、いくつかの実施形態において、図1のものに類似する濾材を、取外し可能フィルタ1414の挿入に先立ち、フィルム容器1480内に挿入することができる。延長された下部壁1422および循環孔1424は、同様にして、これらの実施形態において汚染物質の吸着を促すことができる。
図15Aおよび15Bは、スパウト壁1410内部に挿入されるように構成された取外し可能フィルタ1514の別の実施形態の断面図を示す。図15Aは、図14A~14Cの閉鎖キャップ1460およびスパウト1400の内部の取外し可能フィルタ1514の断面図を示す。図15Aにおいては、取外し可能フィルタ1514および閉鎖キャップ1460は、スパウト1400の内部に部分的に挿入されている。図15Bにおいては、取外し可能フィルタ1514および閉鎖キャップ1460は、スパウト1400の内部に完全に挿入されている。
図15Aおよび15Bの取外し可能フィルタ1514は、下部フィルタ部分1516aと上部フィルタ部分1516bを有する。上部壁1520は、上部フィルタ部分1516bを下部フィルタ部分1516aと連結する。他の実施形態において、上部壁1520は、上部フィルタ部分1516bの上方で延在し続けることができる。取外し可能フィルタ1514は、上部フィルタ部分1516b、下部フィルタ部分1516aおよび上部フィルタ部分1520により画定される空間内に図1の濾材116に類似する濾材1526を有することができる。濾材1526は、容器の保管中に汚染物質または不純物を吸着するために使用されてよい。いくつかの実施形態において、上部フィルタ部分1516bは、濾材1526の充填を可能にするために、図5A~5Bに示されたバスケットストラップ524およびバスケット頂部520に類似するストラップおよび取外し可能な頂部を使用することができる。
図14A~14Cの取外し可能フィルタ1414と同様に、取外し可能フィルタ1514は、スパウト1400のバッグ取付けフランジ1450を超えてまたはこのフランジの下方で延在し得る下部壁1522を有することができる。下部壁1522は同様に、濾材1526による汚染物質の吸着を助けることのできる下部壁部分1518内の循環孔1524も含むことができる。
濾材は同様に、流動性材料が取外し可能フィルタ1514を通って容器まで移行するにつれて容器が充填されている間、ならびに流体がスパウト1400から外へ送出されるにつれて流動性材料が取外し可能フィルタ1514を通過するときの両方において、流動性材料を濾過する一助となることもできる。いくつかの実施形態において、取外し可能フィルタ1514は、流体が容器内部に充填された後スパウト1400内に挿入され得る。
取外し可能フィルタ1514は、頂部表面1466がスパウト1400に向かって押された場合に取外し可能フィルタ1514をさらにスパウト1400内に押し込むのを取外し可能なキャップ1460の内側壁1462が補助できるように構成され得る。いくつかの実施形態において、内側壁1462は、取外し可能フィルタの上部壁1520に対し当接することができる。他の実施形態において、内側壁1462は、上部フィルタ1516bを押すことができる。
したがって、本明細書中で開示された実施形態は、保管され包装から送出される流体から不純物および汚染物質を除去しかつ/または濾過するためのシステムおよび方法を提供する。
当業者であれば、本出願中で開示されている新規の技術の範囲から逸脱することなく、さまざまな変更を加えることができ、等価物を代わりに使用することができる、ということを理解するものである。さらに、新規の技術の教示に対してその範囲から逸脱することなく特定の状況または材料を適応させるべく、多くの修正を加えることが可能である。したがって、新規の技術は開示されている特定の技術に限定されず、添付クレームの範囲内に入る全ての技術を含むことが意図されている。

Claims (22)

  1. 流動性材料を容器から送出するための装備品において、
    前記容器の内部領域と流体連通状態にある流体通路を画定する本体と;
    前記流体通路に隣接するスクリーンと;
    濾材と;
    を含む装備品であって、流動性材料が前記容器から送出されたとき、前記流動性材料がスクリーンおよび前記濾材を通過する、装備品。
  2. 前記スクリーンが第1のスクリーンと第2のスクリーンを含み、前記濾材が前記第1および第2のスクリーンの間に位置設定されている、請求項1に記載の装備品。
  3. 前記第1および第2のスクリーンが、前記流体通路内に挿入可能であるバスケットの一部である、請求項1に記載の装備品。
  4. 前記バスケットが、ヒンジによって連結された頂部と本体とを含み、こうして前記バスケットの前記頂部が、開放位置および閉鎖位置へと移動できるようになっている、請求項3に記載の装備品。
  5. さらに、前記流体通路の下流側にバルブアセンブリを含み、前記バルブアセンブリが、バルブ出口およびこの出口の近傍に濾材を保定する前記出口近傍の第3のスクリーンを含み、前記バルブアセンブリは、前記流動性材料が前記装備品を通り前記出口から外に移動できるようにする開放位置および、流動性材料が前記出口から外に流出するのを防止する閉鎖位置で動作するように構成されている、請求項3に記載の装備品。
  6. 前記スクリーンが孔を含む、請求項1に記載の装備品。
  7. 前記スクリーンがスロットを含む、請求項1に記載の装備品。
  8. 前記容器に連結されたスパウト内に挿入されるように構成されている、請求項1に記載の装備品。
  9. 前記スクリーンが凹形である請求項1に記載の装備品。
  10. 前記スクリーンが前記本体に対して離脱可能な形で固定されている請求項1に記載の装備品。
  11. 前記濾材が活性炭素を含む、請求項1に記載の装備品。
  12. 前記濾材が溶解可能である、請求項1に記載の装備品。
  13. 前記流動性材料は、前記流動性材料が前記装備品を通って送出されている間に濾材を溶解させるように構成されている、請求項12に記載の装備品。
  14. 前記濾材が前記流動性材料と反応して二酸化炭素を形成する、請求項1に記載の装備品。
  15. 前記濾材は、前記流動性材料が前記装備品を通って送出されていない間、前記容器の前記流動性材料と相互作用するように構成されている、請求項1に記載の装備品。
  16. 前記スクリーンが前記装備品から取外し可能である、請求項1に記載の装備品。
  17. スパウト内に挿入可能であり、前記スパウトの底部の下方で前記容器内へと延在しており、かつ前記スパウトの前記底部の下方で延在する前記装備品の一部分の中に循環孔を含んでいる、請求項1に記載の装備品。
  18. 流動性材料を容器から送出するための装備品において、
    送出用バルブに通じる流体通路を画定する本体であって、前記流体通路が前記容器の内部領域と流体連通状態にある本体と;
    スクリーンと;
    濾材と;
    を含む装備品であって、流動性材料が前記容器から送出されたとき、前記流動性材料がスクリーンおよび前記濾材を通過する、装備品。
  19. 前記スクリーンが第1のスクリーンと第2のスクリーンを含み、前記濾材が前記第1および第2のスクリーンの間に位置設定されている、請求項18に記載の装備品。
  20. 前記第1および第2のスクリーンが、前記流体通路内に挿入可能であるバスケットの一部である、請求項19に記載の装備品。
  21. 前記スクリーンが、送出用バルブの出口の近傍に位置設定され、前記スクリーンが前記出口の近傍に前記濾材を保定し、こうして濾材はバルブアセンブリが閉鎖位置にあるとき前記流動性材料から絶縁されるようになっている、請求項18に記載の装備品。
  22. 前記容器に連結されたスパウト内に挿入されるように構成されている、請求項18に記載の装備品。
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