JP2023183641A - X線撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影室内で動き回る術者をX線から防護することが可能なX線撮影装置を提供する。【解決手段】被検者にX線を照射するX線源と、前記被検者の投影データを取得する検出部と、前記投影データを用いて前記被検者のX線画像を生成する画像生成部とを備えるX線撮影装置であって、撮影室内の術者の位置を算出する位置算出部と、前記術者の位置に基づいて、前記X線源と前記術者との間にX線を遮蔽する防護板を移動させる制御部をさらに備えることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、X線CT(Computed Tomography)装置のようなX線撮影装置に係り、特にX線から術者を防護する技術に関する。
X線CT装置のようなX線撮影装置は、被検者にX線を照射して投影データを取得し、投影データを用いて被検者のX線画像を生成する装置である。生成されたX線画像は医用画像として被検者の画像診断に用いられたり、穿刺などの処置が被検者に施されるときに用いられたりする。X線画像を用いて処置が施される場合、撮影室内で処置を施す術者はX線撮影装置からのX線に曝される。
特許文献1には、撮影室内で被検者に処置を施す術者をX線から防護するために、X線CT装置のトンネル開口の前方に配置される鉛アクリルガラス製の平板に、人間の腕が通る大きさを有して開閉する凹部を設けた放射線防護装置が開示されている。術者は開放された凹部に腕を通して、被検者に処置を施す。
特表2014-504176号公報
しかしながら特許文献1では、撮影室内で動き回る術者をX線から防護することに対する配慮がなされていない。術者は、X線CT装置のトンネル開口の前方にて処置を施すだけでなく、処置の準備等のために撮影室内を動き回り、その過程でX線撮影装置からのX線に曝されるおそれがある。
そこで本発明の目的は、撮影室内で動き回る術者をX線から防護することが可能なX線撮影装置を提供することである。
上記目的を達成するために本発明は、被検者にX線を照射するX線源と、前記被検者の投影データを取得する検出部と、前記投影データを用いて前記被検者のX線画像を生成する画像生成部とを備えるX線撮影装置であって、撮影室内の術者の位置を算出する位置算出部と、前記術者の位置に基づいて、前記X線源と前記術者との間にX線を遮蔽する防護板を移動させる制御部をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮影室内で動き回る術者をX線から防護することが可能なX線撮影装置を提供することができる。
X線CT装置の全体構成図 スキャナと操作ユニットについて説明する図 防護装置の構成の一例を示す図 防護装置の操作部の一例を示す図 実施例1の機能ブロック図 実施例1の処理の流れの一例を示す図 表示部に表示される画面の一例を示す図 詳細設定部の一例を示す図 環境設定部の一例について説明する図 複数の防護装置を備えるX線CT装置の一例について説明する図
以下、添付図面に従って本発明に係るX線撮影装置の実施例について説明する。なお、以下の説明及び添付図面において、同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
図1を用いて、X線撮影装置の一例であるX線CT装置100の全体構成を説明する。X線CT装置100は、スキャナ200、操作ユニット250、カメラ101、防護装置102を備える。
図2を用いて、スキャナ200と操作ユニット250を説明する。なお、図2において、横方向をX軸、縦方向をY軸、紙面に垂直な方向をZ軸とする。スキャナ200は、X線管211、検出器212、コリメータ213、駆動部214、中央制御部215、X線制御部216、高電圧発生部217、スキャナ制御部218、寝台制御部219、コリメータ制御部221、プリアンプ222、A/Dコンバータ223、回転板230、寝台240等を有する。
X線管211は寝台240上に載置された被検者210にX線を照射するX線源である。X線制御部216から送信される制御信号に従って高電圧発生部217が発生する高電圧がX線管211に印加されることによりX線管211から被検者にX線が照射される。
コリメータ213はX線管211から照射されるX線の照射範囲を制限する装置である。X線の照射範囲は、コリメータ制御部221から送信される制御信号に従って設定される。
検出器212は被検者210を透過したX線を検出することにより透過X線の空間的な分布を計測する装置である。検出器212はX線管211と対向配置され、X線管211と対向する面内に多数の検出素子が二次元に配列される。検出器212で計測された信号はプリアンプ222で増幅された後、A/Dコンバータ223でデジタル信号に変換される。その後、デジタル信号に対して様々な補正処理が行われ、投影データが取得される。
駆動部214はスキャナ制御部218から送信される制御信号に従って、X線管211と検出器212とを搭載する回転板230を回転させることによって、X線管211と検出器212とを被検者210の周囲で回転させる。X線管211と検出器212の回転とともに、X線の照射と検出がなされることにより、複数の投影角度からの投影データが取得される。投影角度毎のデータ収集単位はビューと呼ばれる。二次元に配列された検出器212の各検出素子の並びは、検出器212の回転方向がチャネル、チャネルに直交する方向が列と呼ばれる。投影データはビュー、チャネル、列によって識別される。なお被検者210の体軸と直交する面に対して回転板230を傾斜させた状態で投影データが取得される場合もある。
寝台制御部219は寝台240の動作を制御し、寝台240を静止させたままにしたり、Z軸方向に等速移動させたりする。寝台240を静止させたままでX線の照射と検出がなされるスキャンはアキシャルスキャン、寝台240を移動させながらのスキャンはらせんスキャンとそれぞれ呼ばれる。
中央制御部215は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、以上述べたスキャナ200の動作を、操作ユニット250からの指示に従って制御する。なお中央制御部215は操作ユニット250に設けられても良い。
次に操作ユニット250について説明する。操作ユニット250は、再構成処理部251、画像処理部252、記憶部254、表示部256、入力部258等を有する。操作ユニット250は撮影室の外に配置される。
再構成処理部251は、例えばCPUやGPU(Graphics Processing Unit)であり、スキャナ200で取得された投影データを逆投影することにより、断層画像を再構成する。画像処理部252は、例えばCPUやGPUであり、断層画像を診断に適した画像にするため、様々な画像処理を行う。記憶部254は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等であり、投影データや断層画像、画像処理後の画像を記憶する。表示部256は、例えば液晶ディスプレイやタッチパネルであり、断層画像や画像処理後の画像を表示する。入力部258は、例えばキーボードやポインティングデバイス、タッチパネルであり、投影データの取得条件(管電圧、管電流、スキャン速度等)や断層画像の再構成条件(再構成フィルタ、FOVサイズ等)を操作者が設定する際に用いられる。
カメラ101は、スキャナ200が配置される撮影室内を撮影する装置であり、スキャナ200または撮影室の天井に取り付けられる。特に撮影室内を動き回る術者を撮影することにより、カメラ101は撮影室内の術者の位置を取得する位置取得部として機能する。
図3Aを用いて、防護装置102について説明する。防護装置102は、X線を遮蔽する防護板102aと多節アーム102bを有する。防護板102aは、例えば50cm角程度の鉛アクリルガラス製の平板である。多節アーム102bは、複数の節で接続される棒材であり、防護板102aとスキャナ200との間に設けられる。多節アーム102bの複数の節を自在に屈曲させることで、防護板102aの位置及び角度が任意に調整される。なお防護板102aは、多節アーム102bと脱着可能であっても良く、術者が被検者に施す処置に適した形状及び大きさを有する防護板102aに交換されても良い。また防護装置102は、防護板102aと術者との距離を測定する距離センサ102cを有していても良い。さらに防護板102aに操作部300が設けられても良い。
図3Bを用いて、操作部300の一例について説明する。操作部300は、自動ボタン301、終了ボタン302、防護対象設定ボタン303、電源ボタン304を有する。自動ボタン301は防護装置102の自動制御を開始するときに押下されるボタンである。終了ボタン302は防護装置102の自動制御を終了するときに押下されるボタンである。防護対象設定ボタン303はX線から防護される対象者である防護対象者を設定するときに押下されるボタンである。電源ボタン304は防護装置102の電源をオン・オフするときに押下されるボタンである。
図4を用いて、実施例1の機能ブロック図について説明する。なお各機能ブロックは、専用のハードウェアで構成されても良いし、中央制御部215等のCPUで動作するソフトウェアで構成されても良い。以降の説明では実施例1の各機能ブロックがソフトウェアで構成される場合について説明する。実施例1は機能ブロックとして、位置算出部401と防護板制御部402を備える。以下、各機能ブロックについて説明する。
位置算出部401は、カメラ101が撮影した画像に基づいて、撮影室内における術者の位置と防護板102aの位置をそれぞれ空間座標として算出する。
防護板制御部402は、位置算出部401によって算出された術者と防護板102aの位置に基づいて、多節アーム102bを制御し、防護板102aをX線源と術者との間に移動させる。なお防護板制御部402は、距離センサ102cによって測定される防護板102aと術者との距離に基づいて多節アーム102bを制御し、防護板102aの位置を調整しても良い。例えば、防護板102aと術者とが所定の距離に保たれるように、多節アーム102bが制御されてもよい。防護板102aと術者とが所定の距離に保たれることにより、術者は被検者に処置を円滑に施すことができる。
図5を用いて、実施例1で実行される処理の流れの一例について説明する。
(S501)
防護装置102の電源がオンになると、カメラ101は撮影室内を撮影する。カメラ101によって撮影された画像は、例えば操作ユニット250の表示部256に表示される。なお防護装置102の電源は、例えば操作部300の電源ボタン304が押下されることによりオンになる。また防護装置102の電源がオンになったときに、術者が操作しやすい位置、例えばスキャナ200の前側である寝台240の側に防護板102aが移動しても良い。なお防護装置102の電源がオフのとき、防護板102aは術者の邪魔にならないように、スキャナ200の近傍に収納される。
(S502)
X線から防護される対象者である防護対象者が操作者によって選択される。防護対象者が選択された後、例えば自動ボタン301が押下されると、防護装置102の自動制御が開始され、S503へ処理が進められる。
防護対象者は、図6Aに例示される画面600の防護対象設定部601において選択されても良い。画面600は、例えば操作ユニット250の表示部256に表示される。防護対象設定部601には、カメラ101によって撮影された画像の中から顔認識によって抽出された人物が防護対象者の候補として表示される。抽出された候補の中から防護対象者、例えば被検者に処置を施す術者を操作者は選択する。なお画面600は、詳細設定部602を有していても良い。
図6Bを用いて、詳細設定部602の一例について説明する。詳細設定部602は、電源ボタン621、自動ボタン622、距離設定部623、環境設定ボタン624、部位選択部625、終了ボタン626を有する。
電源ボタン621は防護装置102の電源をオン・オフするときに押下されるボタンである。自動ボタン622は防護装置102の自動制御を開始するときに押下されるボタンである。距離設定部623では防護板102aと防護対象者との距離が数値として入力され設定される。環境設定ボタン624は図7に例示される環境設定画面700を表示するときに押下される。部位選択部625ではX線から防護される部位が選択される。なお部位選択部625で選択される部位の候補は、図6Bに例示される頭部、胸部、腹部に限定されない。終了ボタン626は防護装置102の自動制御を終了するときに押下されるボタンである。
図7を用いて、環境設定画面700の一例について説明する。環境設定画面700は、待機時間設定部701、初期距離設定部702、部位設定部703、部位間距離設定部704を有する。
待機時間設定部701では、防護板102aが自動的に収納されるまでの待機時間が設定される。すなわち、位置算出部401が術者の位置を算出できずに待機時間が経過すると防護板102aが自動的にスキャナ200の近傍に収納される。
初期距離設定部702では防護板102aと防護対象者との距離の初期値が設定される。すなわち、距離設定部623に数値が入力されない場合、初期距離設定部702で設定された初期値が防護板102aと防護対象者との距離に用いられる。
部位設定部703では防護対象となる部位の初期位置が設定される。すなわち、部位選択部625で部位が選択されない場合、部位設定部703で設定された部位が防護対象部位として選択される。
部位間距離設定部704では例えば頭部から胸部や腹部までの距離が設定される。カメラ101で撮影された画像では頭部に比べて胸部や腹部が抽出しにくい場合がある。そこで、画像から胸部や腹部を抽出する代わりに、画像から抽出された頭部と部位間距離設定部704で設定された距離とに基づいて、胸部や腹部の位置が算出される。
図5の説明に戻る。
(S503)
中央制御部215は、防護対象者の設定変更の有無を判定する。設定変更がある場合はS501へ処理が戻され、無い場合はS504へ処理が進められる。設定変更の有無は、例えば防護対象設定ボタン303が押下されたか否かに基づいて判定される。
(S504)
中央制御部215は、防護装置102の自動制御を終了させるか否かを判定する。自動制御を終了させる場合はS510へ処理が進められ、終了させない場合はS505へ処理が進められる。自動制御を終了させるか否かは、例えば終了ボタン302が押下されたか否かに基づいて判定される。また防護板102aが術者に接触する等によって衝撃を検知した場合も自動制御を終了させても良い。
(S505)
カメラ101が撮影室内を撮影し、位置算出部401はカメラ101が撮影した画像に基づいて術者の位置と防護板102aの位置を算出する。
(S506)
防護板制御部402は、防護板102aの位置が適切であるか否かを判定する。防護板102aの位置が適切である場合はS503へ処理が戻され、適切でない場合はS507へ処理が進められる。防護板102aの位置が適切であるか否かは、防護板102aがX線源と防護対象者との間に位置するか否かに基づいて判定される。すなわち防護板102aがX線源と防護対象者との間に位置すれば、防護板102aの位置が適切であると判定される。なお部位選択部625において、X線から防護される部位が選択されている場合、防護板102aが防護対象者の当該部位とX線源との間に位置するか否かが判定される。
また防護装置102が距離センサ102cを有する場合、防護板102aの位置が適切であるか否かの判定に、距離設定部623において設定される距離と距離センサ102cによって測定される距離との差異がさらに用いられる。すなわち、防護板102aがX線源と防護対象者との間に位置する場合であっても、距離の設定値と測定値との差異が予め定められた閾値よりも大きければ、防護板102aの位置は適切でないと判定される。
(S507)
防護板制御部402は、多節アーム102bを制御し、防護板102aをX線源と防護対象者との間に移動させる。なお防護装置102が距離センサ102cを有する場合、防護板102aと防護対象者とが所定の距離に保たれるように多節アーム102bが制御される。また防護板102aがスキャナ200に接触しないように、スキャナ200の位置を防護板102aの移動禁止領域として予め登録しておいても良い。
(S508)
防護板制御部402は、防護板102aの位置が術者によって手動調整されたか否かを判定する。手動調整された場合はS509へ処理が進められ、手動調整されてない場合はS503へ処理が戻される。防護板102aが手動調整されたか否かは、例えば多節アーム102bに外力が作用したか否かに基づいて判定される。なおS508とS509は必須の処理ではなく、S507が実行されたのちS503へ処理が戻されても良い。
(S509)
防護板制御部402は、手動調整された防護板102aの位置に基づいて補正値を算出する。算出された補正値は、S506やS507において使用される。すなわち術者によって手動調整された防護板102aと術者との相対的な位置関係が、以降の処理において保持される。術者は処置を施しやすい位置に防護板102aを手動調整するので、以降の処理において相対的な位置関係が保持されることにより、術者は被検者に処置を円滑に施すことができる。なお補正値には、術者とX線源を結ぶ線と防護板102aとがなす角度が含まれても良い。
(S510)
防護板制御部402は、多節アーム102bを制御し、防護板102aをスキャナ200の近傍に収納する。
以上説明した処理の流れにより、カメラ101が撮影した画像に基づいて、X線源と術者との間に防護板102aが位置するように制御されるので、撮影室内で動き回る術者をX線から防護することが可能になる。また術者と防護板102aとが所定の距離に保たれることにより、術者は被検者に処置を円滑に施すことができる。なおX線CT装置100は複数の防護装置を備えても良い。
図8を用いて、複数の防護装置を備えるX線CT装置100について説明する。図8に例示されるX線CT装置100には、防護装置102とは別の防護装置802が備えられる。防護装置802は、防護装置102と同様に、X線を遮蔽する防護板802aと多節アーム802bを有する。なお多節アーム102bが防護板102aとスキャナ200との間に設けられるのに対し、多節アーム802bは防護板802aと撮影室の天井800との間に設けられる。なおスキャナ200にはスキャナモニタ801が設けられる。スキャナモニタ801には画面600が表示されても良い。
図8に例示されるX線CT装置100では、S502において防護装置102と防護装置802のそれぞれに対して防護対象者が選択される。またS502において選択された各防護対象者とX線源との間に防護板102aや防護板802aが位置するように制御されるので、複数の防護対象者をX線から防護することができる。
以上、本発明のX線撮影装置の実施例について説明した。なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせても良い。さらに、上記実施例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除しても良い。
100:X線CT装置、101:カメラ、102:防護装置、102a:防護板、102b:多節アーム、102c:距離センサ、200:スキャナ、210:被検者、211:X線管、212:検出器、213:コリメータ、214:駆動部、215:中央制御部、216:X線制御部、217:高電圧発生部、218:スキャナ制御部、219:寝台制御部、221:コリメータ制御部、222:プリアンプ、223:A/Dコンバータ、230:回転板、240:寝台、250:操作ユニット、251:再構成処理部、252:画像処理部、254:記憶部、256:表示部、258:入力部、300:操作部、301:自動ボタン、302:終了ボタン、303:防護対象設定ボタン、304:電源ボタン、401:位置算出部、402:防護板制御部、600:画面、601:防護対象設定部、602:詳細設定部、621:電源ボタン、622:自動ボタン、623:距離設定部、624:環境設定ボタン、625:部位選択部、626:終了ボタン、700:環境設定画面、701:待機時間設定部、702:初期距離設定部、703:部位設定部、704:部位間距離設定部、800:天井、801:スキャナモニタ、802:防護装置、802a:防護板、802b:多節アーム

Claims (5)

  1. 被検者にX線を照射するX線源と、前記被検者の投影データを取得する検出部と、前記投影データを用いて前記被検者のX線画像を生成する画像生成部とを備えるX線撮影装置であって、
    撮影室内の術者の位置を算出する位置算出部と、
    前記術者の位置に基づいて、前記X線源と前記術者との間にX線を遮蔽する防護板を移動させる制御部をさらに備えることを特徴とするX線撮影装置。
  2. 請求項1に記載のX線撮影装置であって、
    前記術者と前記防護板との距離を測定する距離センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記距離センサによって測定される距離に基づいて、前記術者との距離が予め定められた範囲内になるように前記防護板の位置を制御することを特徴とするX線撮影装置。
  3. 請求項1に記載のX線撮影装置であって、
    前記制御部は、前記防護板が手動で移動させられたときの位置に基づいて補正値を算出し、前記補正値を用いて前記防護板の位置を制御することを特徴とするX線撮影装置。
  4. 請求項1に記載のX線撮影装置であって、
    前記制御部は、予め指定された部位である防護部位をX線から防護するように前記防護板の位置を制御することを特徴とするX線撮影装置。
  5. 請求項4に記載のX線撮影装置であって、
    前記制御部は、前記防護部位の位置を頭部からの距離によって求めることを特徴とするX線撮影装置。
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