JP2023182927A - 撚線機及び撚線の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外フライヤと内フライヤの回転数比の変更が容易で、騒音を低減できる撚線機を提供する。【解決手段】 外フライヤを有し、外フライヤの軸心に第1回転軸を有する一対の第1回転体と、一対の第1回転体に支持され、一対の第1回転体の外フライヤの間に一対の内フライヤを有し、第1回転軸と同軸状に配置された第2回転軸を有する第2回転体と、第1回転体の外フライヤと第2回転体の内フライヤとの間で複数本の素線を送る送り機構と、第1回転軸の回転動力で第2回転軸を回転させる回転動力伝達体と、を備え、回転動力伝達体は、第1回転軸の回転方向に対して第2回転軸を反対方向に回転させる動力伝達機構を有し、動力伝達機構は、第1回転軸に設けられた駆動プーリと、第2回転軸に設けられた従動プーリと、駆動プーリと従動プーリとの間に設けられた複数の伝達プーリと、駆動プーリと伝達プーリとの間及び従動プーリと伝達プーリとの間にそれぞれ掛けられたベルトと、を有するベルト駆動機構である。【選択図】 図1

Description

本出願は、複数本の素線を撚り合せて撚線を製造する撚線機及び撚線の製造方法に関する。
従来、鋼線や銅線等の素線(この明細書及び特許請求の範囲の書類中では、単に「素線」という)を複数本撚り合せて撚線が製造されている。撚線は、例えば、自動車や航空機に使用されるタイヤの補強材のスチールコードなどに用いられる。撚線には、複数本の素線を撚り合せた撚線の他に、複数本の素線を撚り合わせたストランドをさらに撚り合わせた撚線、素線とストランドを撚り合わせた撚線などがある。撚線は、使用条件等に応じて、素線の種類、素線の本数、撚りの数などが決められる。
この種の先行技術として、一対の外フライヤの間に一対の内フライヤを設け、外フライヤの回転軸の回転動力で内フライヤの回転軸を回転させるようにした撚線機がある(例えば、特許文献1参照)。この撚線機では、外フライヤの回転軸と内フライヤの回転軸との間に遊星歯車を用いた動力伝達機構を設け、この動力伝達機構で外フライヤの回転を内フライヤに伝えて内フライヤを回転させている。
特開2010-29904号公報
しかし、上記撚線機の場合、外フライヤの回転を内フライヤに伝える動力伝達機構に遊星歯車を用いている。このため、動力伝達機構の部品点数が多くなるとともに、各部品に精密な加工が必要であり、多くの労力と時間を要する。また、動力伝達機構は、歯車を用いているため騒音が大きく、作業環境が悪くなる。その上、外フライヤと内フライヤの回転数比を変更しようとすると、新たな歯車の製作が必要であるとともに、回転数比によっては適切な歯数の歯車を製作できない場合もある。
そこで、本出願は、外フライヤと内フライヤの回転数比の変更が容易で、騒音を低減できる撚線機及び撚線の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本出願に係る撚線機は、複数本の素線を撚り合せて撚線を製造する撚線機であって、外フライヤを有し、前記外フライヤの軸心に第1回転軸を有する一対の第1回転体と、一対の前記第1回転体に支持され、一対の前記第1回転体の前記外フライヤの間に一対の内フライヤを有し、前記第1回転軸と同軸状に配置された第2回転軸を有する第2回転体と、前記第1回転体の前記外フライヤと前記第2回転体の前記内フライヤとの間で前記複数本の素線を送る通路と、前記第1回転軸の回転動力で前記第2回転軸を回転させる回転動力伝達体と、を備え、前記回転動力伝達体は、前記第1回転軸の回転方向に対して前記第2回転軸を反対方向に回転させる動力伝達機構を有し、前記動力伝達機構は、前記第1回転軸に設けられた駆動プーリと、前記第2回転軸に設けられた従動プーリと、前記駆動プーリと前記従動プーリとの間に設けられた複数の伝達プーリと、前記駆動プーリと前記伝達プーリとの間及び前記従動プーリと前記伝達プーリとの間にそれぞれ掛けられたベルトと、を有するベルト駆動機構である。
この構成により、外フライヤを有する一対の第1回転体と、この一対の第1回転体の間に一対の内フライヤを有する第2回転体と、を備えた撚線機であって、ベルト駆動機構の動力伝達機構によって、第1回転体に設けられた第1回転軸の回転動力で第2回転体の第2回転軸を反対方向に回転させることができる。動力伝達機構は、第1回転軸に設けられた駆動プーリと、第2回転軸に設けられた従動プーリと、駆動プーリと従動プーリとの間に設けられた複数の伝達プーリとを有し、駆動プーリと伝達プーリとの間及び従動プーリと伝達プーリとの間はベルトで動力伝達するベルト駆動機構であり、騒音を低減することができる。しかも、動力伝達機構は、各プーリの直径を変更することで外フライヤと内フライヤの回転数比を容易に変更できる。
また、前記回転動力伝達体は、前記第1回転軸と前記第2回転軸の回転時に、該第1回転軸と該第2回転軸と前記動力伝達機構との位置関係を保つ位置関係保持体を有していてもよい。
このように構成すれば、第1回転軸の回転動力を第2回転軸に伝達するときに、位置関係保持体によって動力伝達機構との位置関係が保たれて第2回転軸を安定して回転させることができる。
また、前記伝達プーリは、前記駆動プーリと同列に設けられた少なくとも2つの前記伝達プーリと、前記従動プーリと同列に設けられた前記伝達プーリと、を有し、前記ベルトは、前記駆動プーリと少なくとも2つの前記伝達プーリとに掛けられた両面歯付ベルトと、前記従動プーリと前記伝達プーリとに掛けられた歯付ベルトと、であってもよい。
このように構成すれば、駆動プーリとこの駆動プーリと同列に設けられた伝達プーリとの間は両面歯付ベルトで正確に動力伝達でき、駆動プーリで駆動する伝達プーリで従動プーリと同列に設けられた伝達プーリに伝達された動力は、この伝達プーリと従動プーリとの間に設けられた歯付ベルトで正確に動力伝達できる。よって、駆動プーリの動力で従動プーリを正確に回転させることができる。
また、前記駆動プーリと同列に設けられた前記伝達プーリは、3つの前記伝達プーリで構成されていてもよい。
このように構成すれば、駆動プーリで回転させる3つの伝達プーリの内の少なくとも2つの伝達プーリの直径を変更することで、駆動プーリの動力で回転させる従動プーリの回転数比を容易に変更することができる。しかも、駆動プーリにベルトが掛かる部分が長くなり、回転が安定して電力効率をよくできる。その上、ベルトの寿命が長くなる。
また、前記第2回転体は、一対の前記内フライヤを外向きの円弧状に形成された弓板で連結した弓形で構成されていてもよい。
このように構成すれば、外向きの円弧状に形成された弓板で連結された一対の内フライヤにより、第2回転体の回転時における空気抵抗を減らすことができる。よって、第2回転体を回転させるための電力消費量を抑えて節電ができる。
また、前記動力伝達機構は、前記第2回転軸を前記第1回転軸より大きい回転数で回転させるように構成されていてもよい。
このように構成すれば、第1回転体よりも体積の小さい第2回転体の回転数を大きくして、騒音の低減と、電力消費量を抑えることができる。
また、前記第1回転体は、前記複数本の素線を一方の前記第1回転軸の軸心位置から一方の前記外フライヤの外周部分へと送り、他方の前記外フライヤの外周部分へと送られた前記複数本の素線を他方の前記第1回転軸の軸心位置へと送るように構成され、前記第2回転体は、前記複数本の素線を他方の前記第2回転軸の軸心位置から他方の前記内フライヤの外周部分へと送り、一方の前記内フライヤの外周部分へと送られた前記複数本の素線を一方の前記第2回転軸の軸心位置へと送るように構成されていてもよい。
このように構成すれば、第1回転体では、複数本の素線に対し、第1回転軸の軸心位置から外フライヤの外周部分へ送られるときと、外フライヤの外周部分から第1回転軸の軸心位置へ送られたときに2回の撚りをかけることができる。また、第2回転体では、複数本の素線に対して、第2回転軸の軸心位置から内フライヤの外周部分へ送られるときと、内フライヤの外周部分から第2回転軸の軸心位置へ送られたときに2回の撚りをかけることができる。よって、複数本の素線に対して、第1回転体とその内方で回転する第2回転体とによって4回の撚りをかけることができる。
一方、本出願に係る撚線の製造方法は、複数本の素線を撚り合せて撚線を製造する撚線の製造方法であって、外フライヤを有し、前記外フライヤの軸心に第1回転軸を有する一対の第1回転体と、一対の前記第1回転体に支持され、一対の前記第1回転体の前記外フライヤの間に一対の内フライヤを有し、前記第1回転軸と同軸状に配置された第2回転軸を有する第2回転体と、前記第1回転体の回転方向に対して、前記第2回転体を反対方向に回転させる回転動力伝達体と、を備えた撚線機により、前記第2回転体を前記第1回転体よりも大きい回転数で回転させて前記複数本の素線に撚りをかける。
この構成により、撚線機は、外フライヤを有する一対の第1回転体と、この一対の第1回転体の間に一対の内フライヤを有する第2回転体と、を備え、回転動力伝達体で第1回転体の回転方向に対して第2回転体を逆方向に回転させる。そして、第2回転体を第1回転体よりも大きい回転数で回転させることで、第1回転体の一対の外フライヤ間で回転する体積の小さい第2回転体によってより多くの撚りをかけて電力消費量を抑えることができる。しかも、この撚線の製造方法は、体積の小さい第2回転体の回転数を大きくすることで、騒音を低減できる。
また、前記第1回転体は、前記複数本の素線を一方の前記第1回転軸の軸心位置から一方の前記外フライヤの外周部分へと送って1回の撚りをかけ、他方の前記外フライヤの外周部分へと送られた前記複数本の素線を他方の前記第1回転軸の軸心位置へと送って1回の撚りをかけ、前記第2回転体は、前記複数本の素線を他方の前記第2回転軸の軸心位置から他方の前記内フライヤの外周部分へと送って1回の撚りをかけ、一方の前記内フライヤの外周部分へと送られた前記複数本の素線を一方の前記第2回転軸の軸心位置へと送って1回の撚りをかける、ようにしてもよい。
このように構成すれば、第1回転体では、複数本の素線に対し、第1回転軸の軸心位置から外フライヤの外周部分へ送られるときと、外フライヤの外周部分から第1回転軸の軸心位置へ送られたときに2回の撚りをかけることができる。また、第2回転体では、複数本の素線に対して、第2回転軸の軸心位置から内フライヤの外周部分へ送られるときと、内フライヤの外周部分から第2回転軸の軸心位置へ送られたときに2回の撚りをかけることができる。よって、複数本の素線に対して、第1回転体とその内方で回転する第2回転体とによって4回の撚りをかけることができる。
本出願によれば、外フライヤと内フライヤの回転数比の変更が容易で、騒音を低減できる撚線機を提供することが可能となる。
図1は、本出願の一実施形態に係る撚線機の構成を示す断面図である。 図2は、図1に示す撚線機における撚線の送りを示す概略図である。 図3は、図1に示す撚線機の回転動力伝達体を示す斜視図である。 図4は、図1に示すIV-IV矢視におけるプーリの配置関係を示す概略図である。 図5は、図1に示すV-V矢視におけるプーリの配置関係を示す概略図である。 図6は、図4に示すプーリとベルトの関係を示す概略図であり、(A)は第1例を示す概略図、(B)は第2例を示す概略図である。 図7は、図1に示す撚線機における消費電力とツイスト数の関係を示すグラフである。
以下、本出願に係る撚線機10の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態の撚線機10では、複数本の素線1を外部から導入して撚線2として内部の巻取りリール5で巻き取る内巻き取りの例を説明する。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における上下左右方向の概念は、図1に示す撚線機10に向かった状態における上下左右方向の概念と一致するものとする。なお、撚線機10は、以下に示す実施形態の他、複数本の素線1を内部の繰出しリール3から導出して撚線2として外部で巻き取る外巻き取りの構成とすることもできる。
<撚線機の構成>
図1は、一実施形態に係る撚線機10の構成を示す断面図である。この実施形態に係る撚線機10は、所定間隔で設けられた一対の機枠11に一対の第1回転体20の第1回転軸21が支持されている。それぞれの第1回転軸21は、機枠11に設けられた軸受11aに回転可能に支持されている。それぞれの第1回転軸21は、機枠11から外方に突出した部分に入力プーリ14がそれぞれ設けられている。それぞれの入力プーリ14は、駆動モータ12の出力プーリ13との間に掛けられたそれぞれの駆動ベルト15で駆動されている。出力プーリ13は、軸13aで連結されて同期している。駆動ベルト15は、V形ベルト、歯付ベルトなどを用いることができる。例えば、駆動ベルト15は、歯付ベルトを用いることでそれぞれの入力プーリ14の回転数を同一にできる。
一対の機枠11に支持された一対の第1回転体20は、複数本の素線1又は撚られた撚線2が通る通路21aと通路21bの部分の構成以外は同一の構成であり、同一の構成には同一符号を付して説明する。なお、図示する撚線機10は、右側の構成を「一方」、左側の構成を「他方」という。第1回転体20の第1回転軸21は、機枠11の内面から所定距離内方に外フライヤ22が設けられている。外フライヤ22の内方には、一対の第1回転体20の間に第2回転体30を支持する円筒状の軸受部23が設けられている。第2回転体30は、第1回転軸21と同軸状に配置された第2回転軸31を有している。第2回転軸31は、第1回転体20の軸受部23の内周に設けられた軸受23aによって回転自在に支持されている。第1回転軸21と第2回転軸31は、同じ軸心CLで回転する。第2回転体30は、一対の第1回転体20の外フライヤ22の間で回転する一対の内フライヤ32を有している。
第1回転体20の軸受部23の外周には、第1回転軸21の回転動力で第2回転軸31を回転させる回転動力伝達体50が備えられている。回転動力伝達体50は、軸受部23の外周に設けられた軸受23bによって回転自在に支持されている。回転動力伝達体50の詳細は、後述する。
この実施形態の撚線機10は、図1の右方向に設けられた繰出しリール3から複数本の素線1が導入されるため、右側の第1回転体20の第1回転軸21には、軸心位置に複数本の素線1が通る通路21aが設けられている。第1回転軸21の機枠11から所定距離内方には、複数本の素線1を外フライヤ22の外周部に設けられた第1案内ローラ25に向けて送る第1ターンローラ24が設けられている。左側の第1回転体20の第1回転軸21には、撚線2を外フライヤ22の外周部に設けられた第2案内ローラ26から第1回転軸21の軸心位置に導く第2ターンローラ27が設けられている。この第2ターンローラ27の位置から第2回転軸31の軸心位置に向かって撚線2の通路21bが設けられている。
第2回転体30は、左右方向の両端部の第2回転軸31が第1回転軸21に支持されている。第2回転軸31は、第1回転軸21の軸受部23に設けられた軸受23aによって回転自在に支持されている。第2回転軸31は、第1回転軸21と同じ軸心CL上に支持されている。左右の第2回転軸31は、内方に内フライヤ32が設けられており、左右の内フライヤ32は外向きの円弧状に形成された弓板33で連結されている。これにより、内フライヤ32は弓形で構成されている。
左側の第2回転軸31には、軸心位置に撚線2が通る通路31aが設けられている。第1回転軸21の通路21bから第2回転軸31の通路31aに送られた撚線2は、第2回転軸31に設けられた第3ターンローラ35によって曲げられて内フライヤ32の外周部分に送られる。右側の第2回転軸31には、内フライヤ32の外周部分から送られてきた撚線2を第2回転体30の中央方向へ曲げる第4ターンローラ36が設けられている。第2回転軸31には、この第4ターンローラ36の位置から第2回転体30の中央部分に設けられた巻取りリール5に向かって撚線2を送る通路31bが設けられている。
第2回転体30の内フライヤ32の間には、クレードル40が支持されている。クレードル40は、左右の内フライヤ32から内方に突出した軸部34に支持されて吊下げられた状態となっている。クレードル40は、軸部34に設けられた軸受34aによって回転自在に支持されているため、内フライヤ32が回転しても軸部34に吊下げられた状態が保たれる。クレードル40には、巻取りリール5が設けられている。巻取りリール5は、第2回転軸31の軸心と直交する方向の軸心で回転可能に支持されている。巻取りリール5は、図示する右側の第2回転軸31との間に設けられた駆動機構41により、第2回転軸31の回転力によって回転駆動される。駆動機構41は、右側の軸部34に設けられた歯車で駆動する歯車で動力の回転軸を90度変換する歯車機構と、その動力で巻取りリール5を回転させるベルト機構とが採用されている。駆動機構41は、公知の機構を用いることができるため、詳細な説明は省略する。
このような撚線機10によれば、駆動モータ12を駆動することで、一対の第1回転軸21が回転させられ、この第1回転軸21に回転動力で回転動力伝達体50によって第2回転軸31が逆方向に回転させられる。この撚線機10によれば、外フライヤ22の内方に内フライヤ32が備えられているため、小さな撚線機10により、複数本の素線1に対して複数回の撚りをかけることができる。
<撚線の流れ>
図2は、図1に示す撚線機10における撚線2の送りを示す概略図である。撚線2の送りを、図1も参照しながら説明する。この実施形態では、外部に設けられた複数の繰出しリール3から素線1がそれぞれ繰り出され、集合ボイス4によって束ねられた複数本の素線1は、一方の第1回転体20の第1回転軸21の軸心位置から導入される。複数本の素線1は、第1回転軸21の軸心位置から第1ターンローラ24によって一方の外フライヤ22の外周部分に設けられた第1案内ローラ25へと送られる。複数本の素線1は、第1ターンローラ24によって第1案内ローラ25の方向に曲げられるときに1回目の撚りがかけられる。これにより、複数本の素線1は撚線2となる。
外フライヤ22の第1案内ローラ25に送られた撚線2は、他方の外フライヤ22の外周部分に設けられた第2案内ローラ26へ送られ、第2案内ローラ26から他方の第1回転軸21に設けられた第2ターンローラ27へと送られる。撚線2は、第2ターンローラ27によって第1回転軸21の軸心方向に曲げられて第2回転軸31へと送られる。撚線2は、第2ターンローラ27によって曲げられたときに2回目の撚りがかけられる。
第2回転軸31に送られた撚線2は、第2回転軸31に設けられた通路31aを通って第2回転軸31の他方に設けられた第3ターンローラ35によって内フライヤ32の外周部分へと送られる。撚線2は、第3ターンローラ35によって送り方向が曲げられたときに3回目の撚りがかけられる。内フライヤ32の外周部分に送られた撚線2は、外向きの円弧状に形成された弓板33に沿って一方の内フライヤ32の外周部分へと送られる。一方の内フライヤ32の外周部分に送られた撚線2は、一方の第2回転軸31に設けられた第4ターンローラ36によって第2回転軸31の軸心方向に曲げられる。撚線2は、第4ターンローラ36によって送り方向が曲げられるときに4回目の撚りがかけられる。第2回転軸31の軸心方向に送られた撚線2は、第2回転軸31に設けられた通路31bを通って中央部分に設けられた巻取りリール5に巻き取られる。
このように、上記撚線機10によれば、一つの装置に外フライヤ22と内フライヤ32とを備えさせることで、省スペースで4度撚りの撚線2を製造することができる。
なお、上記したように、撚線機10は、複数本の素線1を第2回転体30に支持されたクレードル40のリール5から繰り出し、内フライヤ32と外フライヤ22とで複数回の撚りをかけた撚線2を外部のリールで巻き取る外巻き取りとすることもできる。外巻き取りの場合は、撚線2が図の逆方に流れることになる。
<回転動力伝達体の構成>
図3は、図1に示す撚線機10の回転動力伝達体50を示す斜視図である。図4は、図1に示すIV-IV矢視におけるプーリ53~56の配置関係を示す概略図である。図5は、図1に示すV-V矢視におけるプーリ58,59の配置関係を示す概略図である。図3に示す回転動力伝達体50は、各構成の概略を示している。
図3に示すように、回転動力伝達体50は、第1回転軸21の回転方向に対して第2回転軸31を反対方向に回転させる動力伝達機構52を有している。回転動力伝達体50は、第1回転軸21と第2回転軸31の回転時に、第1回転軸21及び第2回転軸31と動力伝達機構52の構成との位置関係を保つ位置関係保持体51を有している。位置関係保持体51は、第1回転軸21の軸受部23に軸受23aで支持されており、自重によって軸受部23に吊下げられた状態を保つ構成となっている。よって、回転動力伝達体50は、位置関係保持体51の自重により、第1回転軸21及び第2回転軸31が回転したとしても、第1回転軸21に吊下げられた状態が保たれる。
動力伝達機構52は、第1回転軸21に設けられた駆動プーリ53と、駆動プーリ53と同列に配置された複数の伝達プーリ54~56とを有している。この実施形態では、駆動プーリ53と同列に3つの第1伝達プーリ54、第2伝達プーリ55及び第3伝達プーリ56が設けられている。これらの駆動プーリ53、第1伝達プーリ54、第2伝達プーリ55及び第3伝達プーリ56は、いずれも歯付プーリとなっている。駆動プーリ53、第1伝達プーリ54、第2伝達プーリ55及び第3伝達プーリ56には、1本の両面歯付ベルト57が掛けられている。駆動プーリ53は、両面歯付ベルト57が掛かる部分が長くなって回転が安定し、電力効率をよくできる。しかも、両面歯付ベルト57の寿命が長くなる。
第1伝達プーリ54は、第2回転軸31に設けられた従動プーリ58と同列に設けられた第4伝達プーリ59と軸60で連結されている。従動プーリ58及び第4伝達プーリ59は、いずれも歯付プーリとなっている。従動プーリ58と第4伝達プーリ59との間には、歯付ベルト61が掛けられている。このように動力伝達機構52は、両面歯付ベルト57と歯付ベルト61を用いたベルト駆動機構となっている。動力伝達機構52にベルト駆動機構を採用したことで、複雑で高精度な部品を要することなく動力伝達ができるので、費用を抑えてメンテナンス性に優れた撚線機10とすることができる。しかも、ベルト駆動で騒音の低減もできる。
図4に示すように、駆動プーリ53側では、両面歯付ベルト57の外面の歯が掛けられている駆動プーリ53が回転すると、両面歯付ベルト57の内面の歯で第1伝達プーリ54、第2伝達プーリ55及び第3伝達プーリ56が回転させられる。第1伝達プーリ54は、駆動プーリ53と第2伝達プーリ55及び第3伝達プーリ56との間に掛けられた両面歯付ベルト57によって正確な回転数で回転させられる。
図5に示すように、従動プーリ58側では、第1伝達プーリ54と軸60で連結された第4伝達プーリ59が第1伝達プーリ54と同一方向に同一回転数で回転させられ、歯付ベルト61で従動プーリ58が回転させられる。従動プーリ58は、第4伝達プーリ59との間に掛けられた歯付ベルト61によって正確な回転数で回転させられる。
<動力伝達機構における回転数比の変更>
図6は、図4に示すプーリ53~56とベルト57の関係を示す概略図であり、(A)は第1例を示す概略図、(B)は第2例を示す概略図である。これらの例は、上記図4に示す第1伝達プーリ54と第2伝達プーリ55の直径を変更した例である。
図6(A)に示す第1例は、上記図4に示す第1伝達プーリ54の直径を大きくし、第2伝達プーリ55の直径を小さくした例である。このように動力伝達機構52は、第1伝達プーリ54の直径を大きくすることで、駆動プーリ53の回転数に対して第1伝達プーリ54の回転数を小さくできる。よって、この例の動力伝達機構52は、図4に比べて第1回転軸21の回転数に対する第2回転軸31の回転数を小さくできる。
図6(B)に示す第2例は、上記図4に示す第1伝達プーリ54の直径を小さくし、第2伝達プーリ55の直径を大きくした例である。このように動力伝達機構52は、第1伝達プーリ54の直径を小さくすることで、駆動プーリ53の回転数に対して第1伝達プーリ54の回転数を大きくできる。よって、この例の動力伝達機構52は、図4に比べて第1回転軸21の回転数に対する第2回転軸31の回転数を大きくできる。
このように、上記撚線機10によれば、動力伝達機構52をベルト駆動機構とすることで、各伝達プーリ54~56の直径を変更することで外フライヤ22と内フライヤ32の回転数比を容易に変更することができる。また、任意の回転数比に対応することが容易で、コンパクトに構成することもできる。しかも、動力伝達機構52は、ベルト駆動機構による動力伝達であるため、騒音を低減して静粛性に優れている。
<ツイスト数と消費電力の関係>
図7は、図1に示す撚線機10における消費電力とツイスト数の関係を示すグラフである。図7のグラフは、横軸にツイスト数(1分間当りの回数)を示し、縦軸に消費電力の増加量を示している。撚線機10の消費電力は、回転体内部の体積に比例(回転径の二乗、フライヤ間距離に比例)する。図7に示す撚線機10は、外フライヤ22を備えた大きな第1回転体20の回転数に対して、内フライヤ32を備えた小さな第2回転体30の回転数を大きくして省電力化を検討した一例である。
図7のグラフは、上記撚線機10によって4度撚りの撚線2を製造するときに、内フライヤ32の回転数に対する外フライヤ22の回転数の比を、2:1の回転比にした場合を実線で示している。また、このグラフは、内フライヤ32の回転数に対する外フライヤ22の回転数の比を、3:1の回転比にした場合を一点鎖線で示している。このグラフから、ツイスト数が7000前後で消費電力の反転がみられることがわかる。
よって、上記撚線機10によれば、ツイスト数が7000未満の場合は、内フライヤ32の回転数に対する外フライヤ22の回転数の比を、3:1の回転数比にすることが好ましい。例えば、上記撚線機10で4000ツイストの撚線2を4度撚りで製造する場合、内フライヤ32の回転数を1500rpmとし、外フライヤ22の回転数を500rpmとして運転することができる。これにより、電力消費量を抑えることができる。
一方、ツイスト数が7000以上の場合は、内フライヤ32の回転数に対する外フライヤ22の回転数の比を、2:1の回転数比にすることが好ましい。例えば、上記撚線機10で8400ツイストの撚線2を4度撚りで製造する場合、内フライヤ32の回転数を2800rpmとし、外フライヤ22の回転数を1400rpmとして運転することができる。これにより、電力消費量を抑えることができる。
このような外フライヤ22の回転数に対する内フライヤ32の回転数の比率変更は、上記撚線機10によれば、図6(A)、(B)に示すように伝達プーリ54,55の直径などを変更することで容易に対応できる。よって、上記撚線機10によれば、ツイスト数などの条件に応じて、電力消費量を抑えることが容易にできる。
<その他の変形例>
上記した実施形態の撚線機10は、複数本の素線1を外部から導入して撚線2として内部の巻取りリール5で巻き取る内巻き取りの例を説明している。撚線機10は、複数本の素線1を内部のリールから導出して撚線として外部で巻き取る外巻き取りの構成とすることができる。
また、上記した実施形態は一例を示しており、本出願の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本出願は上記した実施形態に限定されるものではない。
<まとめ>
以上のように、上記撚線機10によれば、外フライヤ22を有する第1回転体20で内フライヤ32を有する第2回転体30を回転させる動力伝達機構52にベルト駆動機構を用いたことで、第1回転体20と第2回転体30との回転数比を容易に変更することが可能となる。しかも、ベルト駆動機構による動力伝達であるため、騒音を低減することができる。
また、上記撚線機10は、動力伝達機構52にベルト駆動機構を用いることで、複雑で高精度な部品を要することなく動力伝達ができるので、費用を抑えてメンテナンスが容易な撚線機10を提供することができる。
また、上記撚線機10は、第2回転体30の内フライヤ32を弓板33で連結する構成とすることで、第2回転体30の回転時における空気抵抗を減らすことができる。しかも、第2回転体30の回転数を第1回転体20の回転数に比べて高回転とすることで、消費電力を抑えることができる。例えば、撚線機10は、内フライヤ32の連結が弓板ではなくて第2回転体30と第1回転体20とが同一回転数の構成に比べて、約30%の消費電力削減ができる。
1 素線
2 撚線
5 巻取りリール
10 撚線機
20 第1回転体
21 第1回転軸
22 外フライヤ
23 軸受部
23a 軸受
23b 軸受
24 第1ターンローラ
25 第1案内ローラ
26 第2案内ローラ
27 第2ターンローラ
30 第2回転体
31 第2回転軸
32 内フライヤ
33 弓板
34 軸部
34a 軸受
35 第3ターンローラ
36 第4ターンローラ
40 クレードル
50 回転動力伝達体
51 位置関係保持体
52 動力伝達機構
53 駆動プーリ
54 第1伝達プーリ
55 第2伝達プーリ
56 第3伝達プーリ
57 両面歯付ベルト
58 従動プーリ
59 第4伝達プーリ
61 歯付ベルト

Claims (9)

  1. 複数本の素線を撚り合せて撚線を製造する撚線機であって、
    外フライヤを有し、前記外フライヤの軸心に第1回転軸を有する一対の第1回転体と、
    一対の前記第1回転体に支持され、一対の前記第1回転体の前記外フライヤの間に一対の内フライヤを有し、前記第1回転軸と同軸状に配置された第2回転軸を有する第2回転体と、
    前記第1回転体の前記外フライヤと前記第2回転体の前記内フライヤとの間で前記複数本の素線を送る通路と、
    前記第1回転軸の回転動力で前記第2回転軸を回転させる回転動力伝達体と、
    を備え、
    前記回転動力伝達体は、前記第1回転軸の回転方向に対して前記第2回転軸を反対方向に回転させる動力伝達機構を有し、
    前記動力伝達機構は、前記第1回転軸に設けられた駆動プーリと、前記第2回転軸に設けられた従動プーリと、前記駆動プーリの動力を前記従動プーリに伝達する複数の伝達プーリと、前記駆動プーリと前記伝達プーリとの間及び前記従動プーリと前記伝達プーリとの間にそれぞれ掛けられたベルトと、を有するベルト駆動機構である、
    撚線機。
  2. 前記回転動力伝達体は、前記第1回転軸と前記第2回転軸の回転時に、該第1回転軸と該第2回転軸と前記動力伝達機構との位置関係を保つ位置関係保持体を有している、
    請求項1に記載の撚線機。
  3. 前記伝達プーリは、前記駆動プーリと同列に設けられた少なくとも2つの前記伝達プーリと、前記従動プーリと同列に設けられた前記伝達プーリと、を有し、
    前記ベルトは、前記駆動プーリと少なくとも2つの前記伝達プーリとに掛けられた両面歯付ベルトと、前記従動プーリと前記伝達プーリとに掛けられた歯付ベルトと、である、
    請求項1又は2に記載の撚線機。
  4. 前記駆動プーリと同列に設けられた前記伝達プーリは、3つの前記伝達プーリで構成されている、
    請求項3に記載の撚線機。
  5. 前記第2回転体は、一対の前記内フライヤを外向きの円弧状に形成された弓板で連結した弓形で構成されている、
    請求項1又は2に記載の撚線機。
  6. 前記動力伝達機構は、前記第2回転軸を前記第1回転軸より大きい回転数で回転させるように構成されている、
    請求項1又は2に記載の撚線機。
  7. 前記第1回転体は、前記複数本の素線を一方の前記第1回転軸の軸心位置から一方の前記外フライヤの外周部分へと送り、他方の前記外フライヤの外周部分へと送られた前記複数本の素線を他方の前記第1回転軸の軸心位置へと送るように構成され、
    前記第2回転体は、前記複数本の素線を他方の前記第2回転軸の軸心位置から他方の前記内フライヤの外周部分へと送り、一方の前記内フライヤの外周部分へと送られた前記複数本の素線を一方の前記第2回転軸の軸心位置へと送るように構成されている、
    請求項1又は2に記載の撚線機。
  8. 複数本の素線を撚り合せて撚線を製造する撚線の製造方法であって、
    外フライヤを有し、前記外フライヤの軸心に第1回転軸を有する一対の第1回転体と、
    一対の前記第1回転体に支持され、一対の前記第1回転体の前記外フライヤの間に一対の内フライヤを有し、前記第1回転軸と同軸状に配置された第2回転軸を有する第2回転体と、
    前記第1回転体の回転方向に対して、前記第2回転体を反対方向に回転させる回転動力伝達体と、を備えた撚線機により、
    前記第2回転体を前記第1回転体よりも大きい回転数で回転させて前記複数本の素線に撚りをかける、
    撚線の製造方法。
  9. 前記第1回転体は、前記複数本の素線を一方の前記第1回転軸の軸心位置から一方の前記外フライヤの外周部分へと送って1回の撚りをかけ、他方の前記外フライヤの外周部分へと送られた前記複数本の素線を他方の前記第1回転軸の軸心位置へと送って1回の撚りをかけ、
    前記第2回転体は、前記複数本の素線を他方の前記第2回転軸の軸心位置から他方の前記内フライヤの外周部分へと送って1回の撚りをかけ、一方の前記内フライヤの外周部分へと送られた前記複数本の素線を一方の前記第2回転軸の軸心位置へと送って1回の撚りをかける、
    請求項8に記載の撚線の製造方法。
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