JP2023179276A - 撮像部駆動装置、撮像部駆動装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

撮像部駆動装置、撮像部駆動装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2023179276000001
【課題】 本発明によれば、雲台システムに接続される外部機器の接続状況に応じて、雲台システムの動作を好適に制御可能な雲台システムを提供することが出来る。
【解決手段】 撮像部駆動装置は、ベース部と、ベース部に対して撮像を行う撮像部を旋回可能に構成された旋回部と、旋回部の旋回を制御する制御部と、を備える。ベース部記旋回部とのそれぞれは、外部機器と有線接続可能なコネクタ部を有し、制御部は、ベース部に設けられたコネクタ部の接続状況の検知結果と、旋回部に設けられたコネクタ部の接続状況の検知結果と、を取得する。ベース部に設けられたコネクタ部で有線接続されている場合と、旋回部に設けられたコネクタ部で有線接続されている場合とで、旋回部による旋回動作を変更する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、撮像部を旋回可能な駆動装置に関するものである。
従来から撮像装置を搭載し撮像装置をパン・チルト・ロール方向の少なくともいずれかに旋回可能な雲台システムが知られている。上記雲台システムには撮像装置で撮影した映像信号や雲台システムへの電力および、制御信号を通信するために外装に設けられたコネクタにケーブルを接続可能になっているものがある。
このような雲台システムでは、接続されているケーブルが撮像装置の旋回により雲台システムに絡まることで雲台システムの動作を阻害する場合がある。そのため上記不具合を防止するために、雲台システムの旋回部にケーブルが接続されている場合は回転角度を制限する方法が特許文献1で提案されている。
特許5126176号
特許文献1に記載の雲台システムでは、旋回部にケーブルが接続されている場合にケーブルが雲台システムに巻き付いてしまうという不具合を回避することは可能である。しかしながら、ベース部にもケーブル等の様々な外部機器が接続され得る構成については考慮されていなかった。
そこで本発明は上記課題を鑑み、ベース部と旋回部とのそれぞれに外部機器が接続され得る構成において、雲台システムに接続される外部機器の接続状況に応じて、雲台システムの動作を好適に制御可能な雲台システムを提供することを目的とする。
本発明の雲台システムはベース部と、前記ベース部に対して撮像を行う撮像部を旋回可能に構成された旋回部と、前記旋回部の旋回を制御する制御部と、を備える撮像部駆動装置において、前記ベース部と前記旋回部とのそれぞれは、外部機器と有線接続が可能なコネクタ部を有し、前記制御部は、前記ベース部に設けられたコネクタ部の接続状況の検知結果と、前記旋回部に設けられたコネクタ部の接続状況の検知結果と、を取得し、前記ベース部に設けられたコネクタ部で有線接続されている場合と、前記旋回部に設けられたコネクタ部で有線接続されている場合とで、前記旋回部による旋回動作を変更することを特徴とする。
本発明によれば、雲台システムに接続される外部機器の接続状況に応じて、雲台システムの動作を好適に制御可能な雲台システムを提供することが出来る。
実施例1における雲台システムのブロック図 実施例1における雲台システムの斜視図 実施例1におけるローテータユニットの斜視図 実施例1におけるケーブル接続時の雲台システムの斜視図 実施例1における雲台システムの設置場所への取り付けを説明する図 実施例1における雲台システムを所定角度パン動作をした状態を示す図 実施例1における雲台システムの後方図 実施例1におけるパン動作の制御フローチャート 実施例1における雲台システムの右側面図 実施例1における雲台システムを所定角度チルト動作をした状態を示す図 実施例1における雲台システムの正面図 実施例1における雲台システムのチルトおよびロール動作の制御フローチャート 実施例2における雲台システムの斜視図
(実施例1)
(雲台システムの全体説明)
図1~図3を用いて本実施例における雲台システムの構成について説明をする。本実施例での説明において、図2における矢印にて示す方向を、各々X軸方向・Y軸方向・Z軸方向と定め、X軸回り、Y軸回り、Z軸回りの旋回をそれぞれチルト、パン、ロール方向の旋回と定義する。また、本実施例における雲台システムにおいて、レンズ正面側から見た面(図2のZ方向から見た面)を正面、正面と対向する面を背面とする。正面に対して右側から見た面を右側面、正面に対して左側から見た面を左側面、正面に対して上側から見た面を上面、正面に対して下側から見た面を下面、と各々称する。
図1は、本実施例の雲台システム1002のブロック図である。雲台システムは、図1に示すように操作器1001と雲台システム1002から構成される。ユーザが操作器1001を操作すると、操作器1001からネットワークを介して接続された雲台システム1002へ操作内容に応じた操作命令が送信される。雲台システム1002は、操作命令の内容に応じた制御を行うことで、操作器1001から雲台システム1002を遠隔操作可能となっている。
雲台システム1002は、雲台装置1004と、雲台装置1004に固定されたカメラ(撮像装置)1003とを備える。雲台装置1004は、カメラ1003からの映像信号を受信し、映像処理したり、操作機からの操作命令を受信する通信ユニット1017と、カメラ1003をチルト、パン、ロール方向に旋回させる雲台ヘッド1010とを備える。
通信ユニット1017は、インタフェースCPU1026とカメラ1003からの映像信号を処理する映像処理部1027と操作機と通信する通信部1028とを有する。雲台ヘッド1010は、駆動制御CPU1029、固定台に固定されたカメラ1003をロール・チルト・パン方向のそれぞれに旋回させるモータ1008a~cと、各モータ1008a~cのそれぞれを制御可能なモータ制御部1030a~cを有する。
操作器1001からの操作命令はネットワークを通った後、通信ユニット1017の通信部1028で受信され、その後インタフェースCPU1026に送られる。操作命令の内容がパン駆動制御命令であった場合には、通信ユニット1017から雲台ヘッド1010に駆動命令が送られ、駆動制御CPU1029を介してパン制御部1030aに指令を与えることで、パンモータ1008aを駆動する。同様にチルト駆動制御命令であった場合にはチルト制御部1030bを介してチルトモータ1008bを制御する。ロール制御命令であった場合にはロール制御部1030cを介してロールモータ1008cを制御する。なお、ズームやフォーカス等の制御命令であった場合には、インタフェースCPU1026からカメラ1003へ制御信号を送信し、カメラ内部でズームやフォーカス等が駆動するように制御を行う。また、映像処理部1027は、カメラ1003で撮影された映像データを取得し各種のデータ処理を施したのち、インタフェースCPU1026に映像データを送る。インタフェースCPU1026は、映像処理部1027から送られた映像データと、雲台システム1002の各種機器から操作器1001へ送られる通信データとを、通信部1028を介して外部へ一つの伝送路で送出する。
図2は本実施例の雲台システム1002雲台システムの斜視図である。図2(a)は前方斜視図、(b)は後方斜視図である。図2に示すように雲台装置1004は、カメラ1003を天面部1005に固定可能な固定台1006を有するローテータユニット1007を備える。雲台装置1004は更に、上部にハンドル部1009を備えた雲台ヘッド1010、雲台装置1004を設置位置に固定可能なインターフェースを底面に備えたベース1011を持つ。雲台ヘッド1010は操作器1001からの操作指令に基づいて、内部のパンモータ1008aおよびチルトモータ1008b、ロールモータ1008cを駆動することによりベース1011に対して固定台1006及び固定台1006に固定されたカメラ1003をチルトおよびパン、ロール方向に旋回可能となっている。なお、本実施例の雲台装置1004はチルト方向と、パン方向においては回転角度に制限なく旋回可能な仕様となっている。
次にそれぞれの外装部に備えられているコネクタについて説明する。コネクタにより、雲台装置1004は、外部機器と有線接続が可能である。まず、カメラ1003と通信ユニット1017の背面には相互に通信可能なケーブルが接続可能なカメラコネクタ1018、通信ユニット背面コネクタ1019が備えられている。次に、通信ユニット1017と雲台ヘッド1010の正面には相互に通信するためのケーブルが接続可能な通信ユニット正面コネクタ1020、ヘッド正面コネクタ1021をそれぞれ備えている。加えて、雲台ヘッド1010の背面には、外部ネットワークと接続可能なヘッド背面上部コネクタ1022、ベース1011とケーブル接続され相互に通信が可能なヘッド背面下部コネクタ1023を備えている。さらに、ベース1011の背面には、ヘッド背面下部コネクタ1023と通信可能なベース上部コネクタ1024、外部ネットワークおよび、電源供給用のコネクタが接続可能なベース下部コネクタ1025を備えている。なお、上記コネクタ部にはケーブルが接続されたことを検知する検知手段である接続検知部が一体に形成されており、ケーブルの接続有無が自動的に検知可能となっており適宜、後述のインタフェースCPU1026へ接続状況を伝達可能になっている。
次にローテータユニット1007について図3を参照して説明する。図3(a)はローテータユニット1007の斜視図、(b)は分解斜視図を示す。ローテータユニット1007は雲台ヘッド1010に固定されたロールホルダー1012、ロールホルダー1012に対してロール方向に相対的に回転可能に保持され、カメラ1003を固定する固定台1006を備える。固定台1006の天面部1005には長穴1013を介してカメラ固定ねじ1014によりカメラ1003が固定可能になっている。また、固定台1006の底面部1015には複数の固定ねじ1016によって通信ユニット1017が固定されている。通信ユニット1017は、雲台装置1004とカメラ1003、およびネットワークと後述のケーブルまたは無線通信手段を介して電気的に接続され各種の信号を相互に通信可能になっている。なお、本実施例の雲台装置1004では、雲台ヘッド1010では主に各種モータの制御を、通信ユニット1017では主にカメラ1003、雲台ヘッド1010、および操作器1001との通信と、カメラ1003から取得された映像データの処理を行う。
(ケーブル接続の説明)
次に図4を用いて本実施例の雲台システム1002の外部機器であるケーブルの接続方法について説明する。図4は、図2に示した全てのコネクタ部に対してケーブル接続を行った際の斜視図であり、(a)は前方斜視図、(b)は後方斜視図である。図4(a)に示すように、雲台システム1002の正面には通信ユニット正面コネクタ1020とヘッド正面コネクタ1021とを接続する通信ユニットケーブル1031が接続可能になっている。また図4(b)に示すように、雲台システム1002の背面部にはカメラコネクタ1018と通信ユニット背面コネクタ1019とを接続するカメラケーブル1032と、ヘッド背面下部コネクタ1023とベース上部コネクタ1024とを接続するヘッドケーブル1033とが接続可能になっている。また、ヘッド背面上部コネクタ1022とベース下部コネクタ1025にはそれぞれネットワークや外部電源と接続可能なヘッド外部ケーブル1034、ベース外部ケーブル1035が接続可能となっている。このように、雲台システム1002には、計5本のケーブルが接続可能である。
(雲台システムの設置方法の説明)
次に図5を用いてベース1011の底面部を設置場所(設置面1036)へ固定するための設置方法について説明をする。図5(a)はベース1011の底面図、(b)は雲台システム1002を設置面1036へ取り付ける前の状態をしめす図、(c)は雲台システム1002を設置面1036へ取り付けた後の状態を示す図である。図5(a)に示すように、ベース1011の底面部には設置面1036に設けられたネジ1037と締結可能なタップ1038と、設置面1036にベース1011が接地されたか否かを検知する接地検知手段である感圧センサ1039を備えている。図5(b)に示すように雲台システム1002を設置面1036に設置する際、ユーザはハンドル部1009を把持した状態で設置面のネジ1037とベースのタップ1038の位置がX軸方向およびZ軸方向において略合致する位置に位置合わせを行う。その後、ユーザは雲台装置1004の電源を入れ、設置動作の実行を指示する。この指示は、操作器1001を介してではなく、雲台装置1004本体に設けられた操作ボタンなどを介して入力されてもよい。設置動作の実行が指示されると、パンモータ1008aを駆動するパン動作により、雲台ヘッド1010をベース部1011に対して回動させる。ユーザがハンドル部1009を把持することで、雲台ヘッド1010を固定しているため、実際には、ベース部1011が回動する。この回動により、ベース1011のタップ1038が設置面1036のネジ1037に対してねじ込まれ、最終的には図5(c)に示すように設置面1036に対して雲台システム1002を電動で固定することができる。なお、設置面1036に設けられているねじ1037のねじ込み量が規定されている場合は、そのねじ込み量に応じたパン駆動量分駆動する構成としてもよい。しかしながら、感圧センサ1039の圧力検知量に応じて自動でパンが停止する設定としておけば、ねじ込み量のばらつき等がある場合であっても、好適な締付トルクで雲台システム1002を設置部1036に固定することが可能である。また、パン動作の方向は、タップ1038がネジ1037に対してねじ込まれる方向である必要があり、2方向(時計回り、反時計回り)のうちいずれの方向にパン動作するか予め設定されていることが好ましいが、ユーザの操作により変更可能になっていてもよい。
(ケーブル接続時のパン動作の制御方法について)
次にケーブル接続時のパン方向の動作について図6、7を用いて詳細に説明を行う。図6は、ヘッド外部ケーブル1034およびヘッドケーブル1033が接続された状態で所定角度パン動作をした際の右側面図(図6(a))および、上面図(図6(b))である。図6に示すように、パン動作を行うと、雲台ヘッド1010がベース1011に対して相対的に回転される。これにより、ヘッド背面下部コネクタ1023(ヘッドケーブル1033が接続されている雲台ヘッド側のコネクタ)とベース上部コネクタ1024(ヘッドケーブル1033が接続されているベース部側のコネクタ)との相対的な距離が回転にともなって長くなる。すると、ヘッドケーブル1033の余長部分が伸び、回転角度によってはヘッドケーブル1033が引っ張られる状態となることで、パンの動作不良が発生したりヘッドケーブル1033の抜けや破損が発生するおそれが出てくる。ヘッド外部ケーブル1034についても同様に余長がなくなることにより引っ張られが発生したり、図6(b)のA部に示すような雲台ヘッド1010との干渉が発生することとなり、パンの動作不良やケーブルコネクタの抜けが発生するおそれがある。一方、図7に示すようにヘッドケーブル1033やヘッド外部ケーブル1034が接続されていない状態では、パン動作をいくら行ってもケーブルの干渉や引っ張られ等は発生することがないため、パン動作の不良やケーブル破損のおそれはない。
また、上述した、パン動作により設置面1036へ雲台システム1002を電動で固定しようとした場合には、図7のようにベース外部ケーブル1035が接続された状態では、不具合が生じる。具体的には、ユーザが把持している雲台ヘッド1010に対してベース1011が回転するため、ベース外部ケーブル1035はベース1011ごと回転されることで、ねじられ破損のおそれが生じる。
以上、設置前後のケーブル接続時の不具合についてまとめる。設置時には、ベース1011に設けられたコネクタ(1024、1025)にヘッドケーブル1033とベース外部ケーブル1035の少なくともいずれかが接続されている場合は、パン動作の角度やケーブルの余長によっては不具合が生じるおそれがある。設置後には、雲台ヘッド1010に設けられたコネクタ(1022、1023)にヘッドケーブル1033とヘッド外部ケーブル1034の少なくともいずれかが接続されている場合は、パン動作の角度やケーブルの余長によっては不具合が生じるおそれがある。
そこで、本実施例の雲台システム1002は、コネクタへのケーブルの接続状況に応じて、パン動作を変更する。本実施例のパン動作の制御フローについて図8を用いて説明する。図8は本実施例のパン動作の制御方法を示したフローチャートである。本実施例では雲台システム1002が設置面に設置されているか否か、またどのコネクタにケーブルが接続されているかの情報を用いてパン動作に制限を与えるか否かを判断してパン動作を制御する。なお、本フローはインタフェースCPU1026が各種の情報を収集したうえで、実行することとする。
まず、ステップS2において、ベース1011の感圧センサ1039の圧力検知結果に基づいて、雲台システム1002が設置面1036に設置されているか否かを判断する。この判断は雲台システム1002の設置判断であり、インターフェースCPU1026はこの判断を行うことで、設置判断部として機能し、判断結果に応じてその後に行う処理を変更する。圧力検知がある場合は設置されていると判断してステップS3へ遷移し、圧力検知がない場合(図5(b)のように、底面が浮いている状態の場合)は設置されていないと判断しステップS4へと遷移する。ステップS3ではヘッドケーブル1033およびヘッド外部ケーブル1034が、ヘッド側のコネクタであるヘッド背面上部コネクタ1022とヘッド背面下部コネクタ1023とに接続されているか否かを、コネクタの接続検知部の検知結果を収集することで判断する。ヘッド背面上部コネクタ1022とヘッド背面下部コネクタ1023の少なくともいずれかにケーブルが接続されていると検知された場合はステップS5へ、いずれでも接続が検知されていない場合はステップS6へ遷移する。
ステップS5では、操作器1001等を介して、ユーザへパン動作を阻害する可能性のあるケーブルが接続されていることを知らせる警告であるアラートAを発生させ、警告通知後にステップS7へ遷移する。アラートAは、ケーブルが接続されていることを知らせるだけでなく、撮影時にパン動作の動作制限するか否かの選択をユーザに促す警告でもある。また、ケーブルが接続されているコネクタの場所を通知してもよい。ステップS7では、パン動作の動作制限するか否かを選択するユーザの操作を待つ。ユーザが操作器1001を操作すると、操作器1001は、ユーザの選択結果に応じて、パン動作を制限するか否かを示す指示を雲台システム1002へ送信する。雲台システム1002(インターフェースCPU1026)が、操作器1001から動作制限を行う指示を受信した場合はステップS8へ、動作制限を行わない指示を受信した場合はステップS6へ遷移する。
ステップS8へ遷移した場合は、ケーブルが絡まったり、引っ張られることによる不具合が発生しないように、パンの動作可能角度を所定の角度まで制限する処理を実行して本フローを終了する。動作可能角度を制限する場合、設置はユーザが手動で雲台システム1002全体を回転させるか、設置面1036またはネジ1037が回転可能な場合はそちらを回転させることでネジ1037とタップ1038を締結させることで設置を行う。一方で、ステップS6へ遷移した場合は、ケーブルの接続が検知されていない場合と同様に、パンの動作角度を特に制限せずに本フローを終了する。
ステップS2において、設置がされていないと判断されるとステップS4に遷移する。ステップS4ではヘッドケーブル1033および、ベース外部ケーブル1035が、ベース側のコネクタであるベース上部コネクタ1024、ベース下部コネクタ1025とに接続されているか否かを、コネクタの接続検知部の検知結果を収集することで判断する。ベース背面上部コネクタ1024とベースド背面下部コネクタ1025の少なくともいずれかにケーブルが接続されていると検知された場合はステップS11へ遷移し、いずれでも接続が検知されていない場合はステップS9へ遷移する。
ステップS11では、アラートBを発生させた後、ステップS7へ遷移しユーザからの指示に基づいてその後の処理を行う。アラートBは、ユーザへ電動設置を阻害する可能性のあるケーブルが接続されていることを知らせ、更に、設置動作時のパン動作の動作制限をするか否かをユーザに促す警告である。また、ケーブルが接続されているコネクタの場所を通知してもよい。ステップS7で動作制限指示を受けた場合は、制限した角度以上は回転しないため、ユーザは手動で設置作業を行うか、ケーブルを一度外して再度本処理を始め(S2)からやり直すように指示する。
一方で、ステップS9へ遷移すると、インターフェースCPU1026は、ローテータユニット1007を固定するようにチルト制御部1030bおよびロール制御部1030cに指示を出し、ローテータユニット1007が設置作業時に動かないよう制限をかける。これにより、設置動作の際に安定的な作業を行うことができる。チルト・ロールの固定処理後、ステップS10へ遷移してパン動作が角度の制限なく回転可能に設定して本フローを終了する。この場合、本フローの終了後、図5を用いて説明した、自動での設置動作の処理を開始して雲台システムの設置を行う。
以上が、本実施例のパン動作の制御方法である。上記フローのように、雲台システム1002が設置面1036に設置された後と設置時とで動作制限を行うかどうかの判断に用いるコネクタを変更する。これにより、ケーブルの接続状況に応じたパン動作を行うことができ、パン動作によってケーブルの不具合が発生することの回避動作を事前にとることが可能となる。
なお、本フローは一例を示したものであり、フローの一部を省略あるいは、組み合わせや順番を変更してもよい。また、本実施例では雲台装置1004を駆動するための電力については特に述べていないが、不図示のバッテリーやヘッド外部ケーブル1034、ベース外部ケーブル1035等から電力を供給することが可能となっている。また設置されているか否かの検知を感圧センサとしたが、測距センサや明るさを検知するといった方法等を採用してもよい。
(ケーブル接続時のチルトおよびロール動作の制御方法について)
次に、図9~図11を用いてチルト動作および、ロール動作について詳細に説明を行う。図9は雲台システム1002の右側面図、図10(a)は図9の状態から所定角度チルト動作させた状態の右側面図、図10(b)はそれに対応する上面図である。また、図11(a)は雲台システム1002の正面図、図11(b)は図11(a)の状態から所定角度ロール動作させた状態の正面図である。
図9に示すように、チルト動作をしていない状態では通信ユニットケーブル1031は余長を備えた状態で通信ユニット正面コネクタ1020とヘッド正面コネクタ1021に接続されている。一方、図10のように所定角度チルト動作させていくと、通信ユニット正面コネクタ1020とヘッド正面コネクタ1021との距離が長くなっていき、通信ユニットケーブル1031が次第に引っ張られる。これにより、チルト動作不良、ケーブルの抜けや破損を起こす可能性がでてくる。また、図10(b)のB部のように、雲台ヘッド1010と通信ユニットケーブル1031とが干渉してしまうことで、チルト動作を阻害するおそれがある。
次にロール動作についてであるが、図11(a)に示したのようなロール回転の無い状態では、カメラ1003のレンズ部分に対して通信ユニットケーブル1031は離れた場所に位置している。しかしながら、ロール回転角によっては、図11(b)に示したようにカメラ1003の画角内に通信ユニットケーブル1031の映り込みが発生する場合が考えられる。
上記のような、ケーブルが接続されていることによる不具合が、チルトおよび、ロール動作時には複合的に発生することが想定される。
(ケーブル接続時のチルトおよび、ロール、ズーム動作の好適な制御方法)
以上の不具合を回避するため、次に本実施例の好適なチルトおよび、ロール動作の制御フローについて図12を用いて説明する。図12は本実施例のチルトおよび、ロール動作の制御方法を示したフローチャートである。本実施例ではコネクタへのケーブル接続があるか無いかの情報とカメラの画角情報によりチルトおよびロール動作に制限を加えるか否かを判断し、チルトおよびロールの動作制限を行うか否かを決定するフローとなっている。なお、本フローにおいても本実施例ではインタフェースCPU1026にて各種の情報を収集、処理することとする。
まず初めにステップS12にて通信ユニットケーブル1031が接続されているか否かを通信ユニット正面コネクタ1020および、ヘッド正面コネクタ1021からの接続検知情報に基づいてインタフェースCPU1026で判断する。通信ユニットケーブル1031の接続が無いと判断された場合はS13に遷移しチルトおよびロール、ズーム動作の制限を行わない処理としフローを終了する。一方、通信ユニットケーブル1031の接続が有ると判断された場合にはS14に遷移し、チルトおよびロールの回転角情報とカメラ1003の画角情報から映像に映り込みが発生する可能性があるか否かを判断する。映像へのケーブルの映り込みが発生する可能性がない場合はステップS15へ遷移し、ケーブルの突っ張りが生じる可能性があることを示すアラートCをユーザに通知した後ステップS17へ遷移する。映像への映り込みの可能性がある場合は、ステップS16へ遷移し、ケーブルの突っ張りが生じる可能性があることに加え、ケーブルの映像への映り込みの可能性があることを示すアラートDをユーザーに通知した後、ステップS17へ遷移する。ステップS17へ遷移した後、ユーザから動作制限指示が出た場合はステップS18に遷移しチルトやロール、ズーム動作等に所定の制限をかける処理を実行しフローを終了する。一方、ユーザから動作制限を行わない指示が出た場合はステップS13へ遷移し動作制限をかけない処理を実行しフローを終了する。
なお、上記所定の動作制限にはロール、チルトそれぞれの動作角度の制限および、カメラの広角側へのズーム動作の停止等も含め適宜好適な動作制限処理を選択可能であり、複数組み合わせることが可能である。また同様に先に述べたパン動作に関する検知手段の検知結果と組み合わせて制御を行うフローとすることも可能である。
以上のような制御を行うことで、チルトおよびロール、ズーム動作による雲台の動作不良やケーブルの破損、ケーブルの映像への映り込みを回避することが可能となる。
以上が本実施例における雲台システムの説明となる。上記のような制御フローを行うことで、雲台システムにケーブル接続部が複数ある場合においても、ケーブルの接続状況や接続されている外部機器の種類に基づいて、チルト、パン、ロール、ズーム動作等で不具合が発生する可能性を事前に判断することができる。そしてその判断結果に基づいて、動作制限をするか否かをユーザが選択可能となる。そのため、雲台動作にともなう動作不良やケーブルの破損等を回避可能となるのに加えて、映像へのケーブルの映りこみ等を防止することが可能となる。
尚、上述の実施例では、雲台装置1004がカメラの固定台を備え、固定台にカメラを固定することにより雲台システム1002を構成したが、カメラと雲台装置とが一体的に構成されていてもよい。この場合、雲台装置は固定台の代わりにカメラを備える。また、実施例のようにカメラと雲台装置とが別体で構成されていても、一体的に構成されていも、カメラは撮像を行う撮像部として機能し、雲台装置は、撮像部を駆動する撮像部駆動装置として機能する。
また、動作角度に制限を加える場合は角度制限の範囲についてはケーブルの長さ等を考慮して適宜ユーザ側で事前設定することでもよいし、一律の値が設定されているといった場合でもよい。また、本実施例ではチルトとパン方向の回転は角度に制限なく旋回可能な仕様としたが、回転角があらかじめ制限されている雲台システムに適用しても同様に構わない。また、ケーブルが接続されているか否かの検知手段を各種コネクタに一体的に形成する構成としたが、雲台システムの電気的な接続状況より各種ケーブルの接続有無を判断する方法をとってもよい。
(実施例2)
(雲台システムの構成についての説明)
次に図13(a)、(b)を用いて本実施例の構成について説明する。図13(a)は、本実施例における雲台システムの前方斜視図、図13(b)は、本実施例における後方斜視図である。
本実施例では、実施例1の雲台システムに対して、レンズアクセサリー2001、サーボユニット2002、外部レコーダ2003、外部バッテリー2004といった各種の外部機器が追加構成されている。その他の構成については、実施例1と同様であり同一の部分については、同一の符号を付し説明を省略する。
レンズアクセサリー2001は光学フィルタであり、カメラ1003のレンズ先端に取り付けることで、主に撮影像の変倍や偏光、色味の変化などの効果を得ることが可能な外部機器(外部アクセサリー)である。サーボユニット2002は内部にモータが備えられておりモータと連結された不図示のギア部が、カメラ1003の取り付け部の変倍リング(所謂ズームリング)などと連結することで、カメラが有する変倍群(ズームレンズ群)などの電動動作が可能となる駆動アクセサリーである。外部レコーダ2003は、カメラ1003と不図示の電気接点を介して電気的に接続され、カメラ1003で撮影された映像をレコーダ内部に記録可能になっている。外部バッテリー2004は、ヘッド背面上部コネクタ1022と接続され、雲台装置1004へ電源供給が可能となっている。雲台装置1004は外部バッテリー2004が接続されるとヘッド外部ケーブル1034やベース外部ケーブル1035が接続されていない状態でもパンチルト動作に加え、各種の接続機器の動作や制御が可能となっている。なお、上記外部アクセサリーと雲台装置との通信方法などについての詳細な説明は割愛するが、本実施例の雲台装置1004では上記の各種外部アクセサリーが接続部に接続された場合には、電気接点や機械接点等により外部アクセサリーの接続有無が検知可能となっている。また、外部アクセサリーとして、カメラ1003が撮像する画角よりも広角で撮像するサブカメラ(第2の撮像部)を装着することもできる。
(アクセサリーが接続された場合の雲台装置の変化についての説明)
次に、各種アクセサリーが取り付けられた時の雲台装置1004の状態および、動作方法について説明する。上記アクセサリーが一部でも雲台装置1004に接続された場合には、アクセサリーが接続されていない場合に比べて、重心バランスや雲台旋回時のイナーシャ等が変化する。具体的にはレンズアクセサリー2001やサーボユニット2002、外部レコーダ2003が接続された場合にはチルト旋回部の重心位置が変化することでチルト動作に必要となる駆動トルクが変化する。また同様にイナーシャも変化するため、加減速時に必要な駆動トルクも同様に変化する。パン動作についても同様のことがいえ、更にバッテリー2004が接続された場合には、上記チルト旋回部の変化に加え、バッテリー2004追加によるパン旋回部のイナーシャ変化が加わることとなる。そのため、パン動作に必要な加減速トルクがアクセサリーが接続されることにより変化することとなる。
以上のようにアクセサリーの接続状況に応じてパンチルトの旋回に必要な駆動トルクと、バッテリー2004有無により雲台装置1004に供給可能な電力量に変化が生じる。
(アクセサリーが接続された場合の雲台装置の動作についての説明)
次にアクセサリーが接続された場合の雲台装置2004の動作方法について説明する。アクセサリーが接続された場合には、前述のとおり接続を検知する検知手段により雲台装置1004はどのアクセサリーが接続されたかを検出する。すると、検知結果をもとに駆動制御CPU1029は、アクセサリー接続時の必要駆動トルクをあらかじめ記憶したテーブルデータから駆動に必要な電力を算出する。算出された電力が雲台装置1004への供給量で賄える場合は、特に制限を行わず所望の旋回動作を行うよう各制御部1030に指令を与える。一方、算出された電力が雲台装置1004への供給量で賄えないと判断した場合は、賄える電力の範囲内で制御可能なように雲台装置1004の構成要素に対して制限を加える。具体的には、消費電力を抑えるために、動作速度を低速に制限したり、撮像動作に関する各種のカメラの設定を消費電力が少ない設定に変更するということを行う。消費電力が少ないカメラの設定とは、例えば、画素数を下げる、フレームレートを下げる、AF/AEの頻度を下げるなどがあげられる。逆に取り付けられるアクセサリーの組み合わせによっては、重心バランス等が駆動トルクに対して有利に働く場合がある。その場合は、電力の制限に対して余裕が生まれることになるため旋回部の動作速度の上限値を上げたり、カメラの設定をより高画質な撮影が可能な設定へ変更するということも可能である。
また、ベース外部ケーブル1035が接続され外部から雲台装置1004が電力を受給している状態でバッテリー2004が接続された場合には、雲台装置1004へ供給可能な電力が増える場合がある。その場合は、雲台装置1004はより高電力を出力可能になったとみなし、駆動トルクに対して有利に働いた場合と同様に動作速度の上限値を上げたり、カメラの設定を消費電力はバッテリーが接続されていない場合の設定よりも大きいが、より高画質な撮影が可能な設定へ変更したりしてもよい。
なお、上記の説明ではアクセサリー接続時の必要駆動トルクをあらかじめ記憶したテーブルデータを用いて算出する方法としたが、重量変化や重心変化を検知する検知手段を別途持ちその結果からアクセサリーの接続状況を検知し必要トルクを算出するという方法でも構わない。また、どの動作や設定を制限するかについてはユーザが都度選択できるようにしても構わない。また、接続されるアクセサリーは、本実施例に記載のものに限定されず、例えば外付けの無線ユニットやカメラ1003とは異なる画角で撮影可能な第二のカメラ等が接続される場合でも同様の高価を得られる。
上記のような構成とすることで、アクセサリーの接続検知結果にともなって、雲台装置1004の動作を最適に変化させることが可能となる。
また、雲台装置とカメラが一体的に構成されている場合など、雲台装置側からカメラ側に電力供給が可能な構成の場合、外部バッテリーがカメラに接続されていると、接続されていない場合よりも少ない電力供給または電力供給しなくても電力が足りる。よって、カメラ側に外部バッテリが接続されたことを検知すると、雲台側は動作速度の上限値を上げるなど、消費電力が大きくなるような設定へ変更してもよい。
(変形例)
なお、上述の実施例ではケーブルが接続され通信を行う例を示したが、電力を不図示の外部機器であるバッテリーから供給する場合や、一部または全部の通信を内蔵もしくは無線の外部機器を各インターフェースへ接続することで無線通信する仕様としてもよい。その場合は、検知手段側でケーブルが接続されたか否かを判断できるようにしておけばよい。
以上、本発明をその好適な実施例に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施例の一部を適宜組み合わせてもよい。
1002 雲台システム
1003 カメラ
1004 雲台装置
1007 ローテータユニット
1010 雲台ヘッド
1011 ベース
1017 通信ユニット
1019 通信ユニット背面コネクタ
1020 通信ユニット正面コネクタ
1021 ヘッド正面コネクタ
1022 ヘッド背面上部コネクタ
1023 ヘッド背面下部コネクタ
1024 ベース上部コネクタ
1025 ベース下部コネクタ
1031 通信ユニットケーブル
1032 カメラケーブル
1033 ヘッドケーブル
1034 ヘッド外部ケーブル
1035 ベース外部ケーブル

Claims (19)

  1. ベース部と、
    前記ベース部に対して撮像を行う撮像部を旋回可能に構成された旋回部と、
    前記旋回部の旋回動作と前記撮像部による撮像動作とを制御する制御部と、を備える撮像部駆動装置において、
    前記ベース部と前記旋回部とのそれぞれは、外部機器と有線接続が可能なコネクタ部を有し、
    前記制御部は、前記ベース部に設けられたコネクタ部の接続状況の検知結果と、前記旋回部に設けられたコネクタ部の接続状況の検知結果と、を取得し、
    前記検知結果に基づいて前記旋回動作と前記撮像動作とのうち少なくともいずれかを変更することを特徴とする撮像部駆動装置。
  2. 前記旋回動作とは、
    前記旋回部の旋回角度と旋回速度の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の雲台システム。
  3. 前記制御部は、
    前記旋回部の旋回角度の上限値を変更することで、前記旋回部による前記旋回動作を変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像部駆動装置。
  4. 前記ベース部に設けられたコネクタ部の接続状況の検知結果と、前記旋回部に設けられたコネクタ部の接続状況の検知結果と、に基づいてユーザに対して警告を通知し、
    前記警告の通知後のユーザの操作に応じて前記旋回動作を変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像部駆動装置。
  5. 前記制御部は、
    前記コネクタ部により接続される外部機器の種類に応じて前記旋回部の旋回動作を変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像部駆動装置。
  6. 前記外部機器は、操作機との通信ユニットと、外部バッテリーと、前記撮像部のズームを電動で操作するサーボユニットと、前記撮像部に装着する光学フィルタと、前記撮像部の画角よりも広角で撮像する第2の撮像部と、外部レコーダと、のうち少なくともいずれかであることを特徴とする請求項5に記載の撮像部駆動装置。
  7. 前記制御部は前記コネクタにより接続される外部機器の種類に応じて前記撮像部の設定を変更することで前記撮像動作を変更するを特徴とする請求項1に記載の撮像部駆動装置。
  8. 前記制御部は、前記コネクタにより接続される前記外部機器の種類に応じて前記撮像装置の消費電力が変更されるように前記設定を変更することを特徴とする請求項7に記載の撮像部駆動装置。
  9. 前記制御部は、前記撮像部の画角を示す情報を取得し、
    前記旋回部に設けられたコネクタ部の接続状況の検知結果と、前記画角を示す情報とに基づいて前記旋回部の旋回角度の上限値を変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像部駆動装置。
  10. 前記制御部は、
    前記撮像部の前記画角が広い方が、前記上限値が小さくなるように前記上限値を変更することを特徴とする請求項9に記載の撮像部駆動装置。
  11. 前記ベース部が設置面に固定されているか否かを判断する設置判断部を備え、
    前記制御部は、前記設置判断部による判断結果と、前記ベース部に設けられたコネクタ部の接続状況の検知結果と、に基づいて、前記旋回部の旋回動作を変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像部駆動装置。
  12. 前記設置判断部により、前記ベース部が固定されていないと判断された場合、前記前記ベース部に設けられたコネクタ部の接続状況の検知結果と、に基づいて、前記旋回部の旋回動作を制限することを特徴とする請求項11の記載の撮像部駆動装置。
  13. ベース部と、
    前記ベース部に対して撮像を行う撮像部を旋回可能に構成された旋回部と、
    前記旋回部の旋回を制御する制御部と、を備える撮像部駆動装置において、
    前記ベース部と前記旋回部とのそれぞれは、外部機器と有線接続が可能なコネクタ部を有し、
    前記制御部は、前記ベース部に設けられたコネクタ部の接続状況の検知結果と、前記旋回部に設けられたコネクタ部の接続状況の検知結果と、を取得し、
    前記ベース部に設けられたコネクタ部で有線接続されている場合と、前記旋回部に設けられたコネクタ部で有線接続されている場合とで、ユーザに通知する警告の種類を変更することを特徴とする撮像部駆動装置。
  14. 前記制御部は、前記撮像部の画角を示す情報を取得し、
    前記旋回部に設けられたコネクタ部の接続状況の検知結果と、前記画角を示す情報とに基づいて前記警告の種類を変更することを特徴とする請求項13に記載の撮像部駆動装置。
  15. 前記ベース部が設置面に固定されているか否かを判断する設置判断部を備え、
    前記制御部は、前記設置判断部による判断結果と、前記ベース部に設けられたコネクタ部の接続状況の検知結果と、前記旋回部に設けられたコネクタ部の接続状況の検知結果と、に基づいて、前記警告の種類を変更することを特徴とする請求項13に記載の撮像部駆動装置。
  16. 前記設置判断部により、前記ベース部が固定されていないと判断された場合、前記前記ベース部に設けられたコネクタ部の接続状況の検知結果と、に基づいて、前記旋回部の旋回動作を制限するか否かの選択を促す警告をユーザに通知することを特徴とする請求項13の記載の撮像部駆動装置。
  17. 前記警告の種類には、警告をしないことも含まれることを特徴とする請求項13に記載の撮像部駆動装置。
  18. 前記旋回部は、前記撮像部として撮像装置を固定可能な固定台を備え、前記固定台に固定された撮像装置を旋回させることを特徴とする請求項1から6及び9から17のいずれか1項に記載の撮像部駆動装置。
  19. 前記旋回部は前記撮像部として撮像装置を有することを特徴とする請求項1から6及び9から17のいずれか1項に記載の撮像部駆動装置。
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