JP2023177424A - ブース及び丁番 - Google Patents

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貴博 小笠
Takahiro Ogasa
創治朗 増田
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Abstract

【課題】ブースの入退室口に設置された内開き式の扉を間仕切り壁から取り外すことなく扉と間仕切り壁間に非常入室口を空けることができるようにする。【解決手段】各丁番8は、間仕切り壁1に固定された羽根21と、扉7に固定された羽根22と、羽根21に対してヒンジ軸24回りに相対回動しかつ羽根22に対してヒンジ軸27回りに相対回動する中間ヒンジ23とを有する。中間ヒンジ23は、羽根22に対して相対回動可能かつ羽根21に対して相対回動不可な固定状態にある。室外側の操作部43に所定操作を与えられることによって中間ヒンジ23が固定解除状態となる。錠前9が解錠されかつ中間ヒンジ23が固定解除状態にあるとき、扉7が室内側へ押されることによって中間ヒンジ23がヒンジ軸24回りに室内側へ回動させられ、当該扉7がヒンジ軸27回りに室外側へ回動されることによって扉7と間仕切り壁2間に非常入室口12が空く。【選択図】図1

Description

この発明は、トイレブース、作業ブース等のブース、及びこのブースの間仕切り壁と扉を連結するための丁番に関する。
トイレブース、作業ブース等のブースは、一般に、屋内又は屋外を間仕切り壁で区画し、入退室口を扉で開閉するようになっている(例えば、特許文献1)。
このようなブース用の扉として、入退室口の左右一方に位置する間仕切り壁だけに扉を吊るす片開き式のものがある。片開き式の扉は、一般に、丁番を用いて間仕切り壁と連結されており、大別すると、室外側へ開く外開き式の扉と、室内側へ開く内開き式の扉とに区別される。
中でも、内開き式の扉は、扉が開閉する空間を室内に設けるので、ブースの設置に要するスペースのコンパクト化を図ることができる反面、在室者が室内で倒れて動けなくなった場合に室外から扉を開けて救助しようとしても在室者が邪魔になって扉を開けることができない可能性がある。このような非常事態が発生した場合、室外から扉を取り外して入退室口を開放する非常開作業をなるべく容易に行えることが好ましい。
従来、扉の取り外し作業を容易に行えるようにするため、第一の軸筒と一連に第一の締結板が設けられた第一の羽根と、第二の軸筒と一連に第二の締結板が設けられた第二の羽根と、それら第一の軸筒と第二の軸筒間に亘るヒンジ軸とを有する丁番において、第一の締結板を扉の吊元側の木口面に締結し、第二の締結板を前記木口面と対向する間仕切り壁の見込み面に締結し、第二の軸筒には、ヒンジ軸と、ヒンジ軸を扉側の第一の軸筒へ突入させる方向に付勢するコイルバネと、扉枠側の第二の軸筒の内外を貫通するガイド孔に挿通されかつヒンジ軸と一体に動くように接続された係止部材とを組み込み、その係止部材をコイルバネに抗して押し下げる操作によりヒンジ軸を第一の軸筒から抜き、更に係止部材を水平方向に動かす操作により係止部材を押し下げ位置に保持させることができるように構成された丁番がある(特許文献2)。
特開2011-127394号公報 特開平10-82236号公報
しかしながら、非常開作業で内開き式の扉の吊元側と間仕切り壁を連結する丁番を分解して扉を間仕切り壁から取り外す場合、室外の作業者が扉を手でもって、ヒンジ軸が軸筒から抜けるように吊り上げ、扉を入退室口から移動させることになる。この際、扉を持ちにくく、誤って扉を室内側へ倒してしまい、室内で倒れている在室者に扉が当たってしまう懸念がある。
上述の背景に鑑み、この発明が解決しようとする課題は、入退室口を開閉する内開き式の扉を間仕切り壁から取り外すことなく扉と間仕切り壁間に非常入室口を空けることを実現することである。
上記の課題を達成するため、この発明は、第一の間仕切り壁と第二の間仕切り壁間に設けられた入退室口を開閉する内開き式の扉と、前記扉の吊元側と前記第一の間仕切り壁とを連結する複数の丁番と、前記扉を施錠する錠前とを備え、前記複数の丁番は、それぞれ前記第一の間仕切り壁に固定された第一の羽根と、前記扉に固定された第二の羽根とを有するブースにおいて、前記複数の丁番は、それぞれ前記第一の羽根に対して第一のヒンジ軸回りに相対回動しかつ前記第二の羽根に対して第二のヒンジ軸回りに相対回動する中間ヒンジをさらに有し、前記中間ヒンジは、前記第二の羽根に対して相対回動可能かつ前記第一の羽根に対して相対回動不可な状態であるように前記第一の間仕切り壁の室内壁面上に固定されており、前記第一の間仕切り壁に対する前記中間ヒンジの固定構造は、前記第一の間仕切り壁の室外側に配置された操作部を有し、当該操作部に室外から所定操作を与えられることによって前記中間ヒンジが前記第一のヒンジ軸回りに室内側へ回動可能な固定解除状態となるように設けられており、前記錠前が解錠されかつ前記中間ヒンジが固定解除状態にあるとき、前記扉が室内側へ押されることによって前記中間ヒンジが前記第一のヒンジ軸回りに室内側へ回動させられ、当該扉が前記第二のヒンジ軸回りに室外側へ回動されることによって当該扉と前記第二の間仕切り壁間に非常入室口が空く構成を採用したものである。
上記構成に係るブースによれば、内開き式の扉を第一の間仕切り壁に連結する各丁番の各中間ヒンジが第一の間仕切り壁の室内壁面上に固定された通常時、扉に固定された各第二の羽根が各中間ヒンジに対して各第二のヒンジ軸回りに相対回動可能な状態にあり、専ら各第二のヒンジ軸回りに扉を開閉することが可能である。一方、非常開作業を行う場合、作業者が室外から各中間ヒンジの固定を解除する作業と錠前を解錠する作業とを行った後、扉を室内側へ押せば、第二のヒンジ軸を介して各中間ヒンジに第一のヒンジ軸回りのトルクが与えられるので、第一の間仕切り壁に固定された各第一の羽根に対して各中間ヒンジを第一のヒンジ軸回りに室内側へ回動させて、扉を第一及び第二の間仕切り壁から遠ざけ、扉を第二のヒンジ軸回りに室外側へ回動させることが可能な位置まで移動させることができる。そして、扉を第二のヒンジ軸回りに室外側へ回動させると、扉の戸先を室外側へ向けて扉と第二の間仕切り壁間を開放し、この間に非常入室口を空けることができる。このように、上記構成に係るブースによれば、扉を第一の間仕切り壁から取り外すことなく、扉と第二の間仕切り壁間に非常入室口を空けることができる。
また、この発明は、第一の羽根と、第二の羽根と、前記第一の羽根に対して第一のヒンジ軸回りに相対回動可能かつ前記第二の羽根に対して前記第一のヒンジ軸と同方向の第二のヒンジ軸回りに相対回動可能に設けられた中間ヒンジとを備え、前記中間ヒンジは、前記第一のヒンジ軸を挿し込む第一の中間軸筒と、前記第二のヒンジ軸を挿し込む第二の中間軸筒と、前記第一及び第二の中間軸筒と一体に設けられた中間板とを有し、前記中間板は、前記第一及び第二のヒンジ軸に対して直角な方向の締結力を付与するための締結部を有する丁番に構成したものである。
上記構成に係る丁番によれば、内開き式の扉で開閉する入退室口の両側に位置する第一、第二の間仕切り壁のうち、扉の吊元側の方に位置する第一の間仕切り壁に室内外に亘って貫通する孔を設けて、中間ヒンジの中間板の締結部(例えばねじ部)と、これに対応の締結部材(例えばねじ部材)を第一の間仕切り壁の孔を通じて締結(螺合等)することにより、その締結力を中間板と第一の間仕切り壁の室内壁面間に付与して両者を締結し、第一及び第二の中間軸筒が上下方向に向くように中間ヒンジを間仕切り壁の室内壁面上に固定することができると共に、その締結部材を室外から中間ヒンジの固定を解除するための操作部として第一の間仕切り壁の室外側に配置し、その締結部材を回す等の所定操作で中間ヒンジの固定を解除することができる。また、第一の羽根の軸筒と中間ヒンジの第一の中間軸筒が同軸上で対向する位置関係となり、かつ第二の羽根の軸筒と中間ヒンジの第二の中間軸筒が同軸上で対向する位置関係となるように第一の羽根、第二の羽根及び中間ヒンジの固定位置を定めることにより、中間ヒンジが第二の羽根に対して第二のヒンジ軸回りに相対回動可能かつ第一の羽根に対して第一のヒンジ軸回りに相対回動不可な状態を実現することができると共に、この中間ヒンジの固定を解除すれば、中間ヒンジを第一の羽根に対して第一のヒンジ軸回りに回動させることが可能かつ第二の羽根に対して第二のヒンジ軸回りに室外側へ回動させることが可能な状態を実現することができる。したがって、上記構成に係る丁番を採用することにより、この発明に係る上述のブースを構築することができる。
このように、この発明は、上記構成に係るブースの採用又は上記構成に係る丁番を用いて上記構成に係るブースを構築することにより、入退室口を開閉する内開き式の扉を間仕切り壁から取り外すことなく扉と間仕切り壁間に非常入室口を空けることを実現することができる。
(a)はこの発明の実施形態に係るブースを上方から視た様子を示す上面図、(b)はこのブースの扉を非常開する際を示す部分上面図 図1に示すブースの外観を前方から視た様子を示す正面図 図2のIII-III線の拡大断面図 図2の丁番付近の拡大図 図3のV-V線の拡大断面図 図1の丁番を単独で示す斜視図 図4の丁番を抜粋して示す正面図 図1(b)のときの丁番の様子を図3と同断面で示す拡大断面図 実施形態に係る丁番に常開型グレビティヒンジ機構を備えた変更例を示す部分分解斜視図 (a)図9の常開型グレビティヒンジ機構において通常時の傾斜カム面の位相を模式的に示す展開図、(b)はこの常開型グレビティヒンジ機構において非常開時の傾斜カム面の位相を模式的に示す展開図 (a)常開型グレビティヒンジ機構の変更例における通常時の傾斜カム面の位相を模式的に示す展開図、(b)はこの変更例における非常開時の傾斜カム面の位相を模式的に示す展開図
この発明の一例としての実施形態に係るブース及び丁番を添付図面に基づいて説明する。
図1(a)、図2に示すブースは、屋内又は屋外を間仕切り壁1~5で区画し、区画した室内に人が入退室するための入退室口6を内開き式の扉7で開閉する構造になっている。以下、水平方向であって入退室口6が室内外に開口する方向を、このブースにおける前後方向(以下、単に「前後方向」という。)とする。その前後方向において、室外側に向く方向を前方とし、室内側に向く方向を後方とする。また、水平方向に対して垂直な方向を、このブースにおける上下方向(以下、単に「上下方向」という。)とする。また、水平方向であって前後方向に対して直角な方向を、このブースにおける左右方向(以下、単に「左右方向」という。)とする。
入退室口6は、第一の間仕切り壁1と第二の間仕切り壁2間を前後方向に貫通する開口である。入退室口6の左右一方に第一の間仕切り壁1が位置し、入退室口6の左右他方に第二の間仕切り壁2が位置する。扉7の吊元側と第一の間仕切り壁1は、上下方向に並んでいる複数の丁番8によって連結されている。これら連結により、扉7は、第一の間仕切り壁1だけに吊り下げられている。
このブースには、入室者が室内側から施錠する錠前9が設けられている。錠前9は、入退室口6を前後方向に関して閉塞する閉扉位置に扉7を規制するためのものである。錠前9は、室外から所定具を用いて解錠することが可能な非常解錠装置付きのものとなっている。なお、錠前9については、図示例において打ち掛け錠を示したが、これに限定されるものでなく、スライドラッチ錠、シリンダ錠等の他の形式の錠前に変更してもよい。
扉7の前面に位置するドアパネル面10と、第一の間仕切り壁1の後面に位置する室内壁面11は、それぞれ上下方向及び左右方向に沿った平坦状になっている。
丁番8は、図3~図5に示すように、第一の間仕切り壁1に固定された第一の羽根21と、扉7に固定された第二の羽根22と、第一の羽根21及び第二の羽根22との間の高さで第一の間仕切り壁1に固定された中間ヒンジ23とを有する。
第一の羽根21は、図5~図7に示すように、第一のヒンジ軸24の下端部を挿し込む第一の軸筒25と、第一の間仕切り壁1に締結される第一のウイング板26とを有する。第二の羽根22は、第二のヒンジ軸27の上端部を挿し込む第二の軸筒28と、扉7に締結される第二のウイング板29とを有する。
第一及び第二のウイング板26,29は、それぞれ矩形板状になっており、それぞれ一辺において対応の第一の軸筒25又は第二の軸筒28に繋ぎ目なく連続している。また、第一及び第二のウイング板26,29には、それぞれ板厚方向に貫通する複数のザグリ穴30,31が形成されている。これらザグリ穴30,31は、対応の固定先にねじ止めで締結するためのものである。そのねじ止めには、皿ねじ(図示省略)と、これに対応のねじボス部を有する第一又は第二の締結板34,35とが用いられている。第一の間仕切り壁1の室内壁面11又は扉7のドアパネル面10に対応の第一のウイング板26又は第二のウイング板29を重ね、対応の第一の締結板34又は第二の締結板35を対応の第一の間仕切り壁1の孔又は扉7の孔に挿し込み、対応のザグリ穴30又は31側から前述の皿ねじを対応の第一の締結板34又は第二の締結板35のねじボス部にねじ込んで、対応の第一のウイング板26又は第二のウイング板29と対応の第一の締結板34又は第二の締結板35とで対応の第一の間仕切り壁1又は扉7を前後方向に挟むように締結することにより、対応の第一の羽根21又は第二の羽根22が対応の第一の間仕切り壁1又は扉7に固定されている。
中間ヒンジ23は、第一のヒンジ軸24の上端部を挿し込む第一の中間軸筒40と、第二のヒンジ軸27を挿し込む第二の中間軸筒41と、これら第一及び第二の中間軸筒40,41と一体に設けられた中間板42とを有する。
第一及び第二の軸筒25,28並びに第一及び第二の中間軸筒40,41は、扉7を第一の間仕切り壁1に吊り下げた状態のとき、対応の第一のヒンジ軸24又は第二のヒンジ軸27を水平方向に支持することが可能な管部である。これら支持により、第一及び第二のヒンジ軸24,27の両軸線が所定の平行度の範囲内に維持され、概ね上下方向に向けられる(図2、図5参照)。
なお、第一の軸筒25の下端部、第一の中間軸筒40の上端部、第二の軸筒28の上端部、第二の中間軸筒41の下端部には、それぞれ筒口を塞ぐためのキャップが取り付けられているので、第一及び第二のヒンジ軸24,27が露出していない。
丁番8は、第一の軸筒25及び第一の中間軸筒40に第一のヒンジ軸24が挿し込まれ、第二の軸筒28及び第二の中間軸筒41に第二のヒンジ軸27が挿し込まれ、第一及び第二のヒンジ軸24,27が同方向を向き、丁番8が単独で存在する状態のとき、中間ヒンジ23と第一の羽根21が第一のヒンジ軸24回りに360°相対回動可能かつ中間ヒンジ23と第二の羽根22が第二のヒンジ軸27回りに360°相対回動可能な状態にあるように構成されている。
図1、図2、図5に示すように、中間ヒンジ23は、第一の間仕切り壁1の室内壁面11上に固定される。第一の間仕切り壁1に対する中間ヒンジ23の固定構造は、中間板42と、ねじ部材43と、第一の間仕切り壁1に設けられた孔44と、第一の締結板34とで構成されている。
図5~図7に示すように、中間板42は、第一のヒンジ軸24及び第二のヒンジ軸27に対して直角な方向の締結力を中間板42と第一の間仕切り壁1の室内壁面11間に付与するための締結部としてのねじ部45と、ねじ部45の軸線に対して直角な方向に沿った一端面46とを有する。ねじ部45は、一端面46に開口した雌ねじ穴部になっている。ねじ部45には、対応のねじ部材43がねじ込まれる。
図示例において、一端面46は中間板42の前面側の端面であり、上下方向及び左右方向に沿っている。ねじ部45の軸線は前後方向であり、ねじ部材43とねじ部45の螺合による軸力の方向は前後方向である。第一及び第二の中間軸筒40,41の軸線の方向は上下方向である。第一の締結板34の前面側には、ねじ部材43に対応のザグリ穴47が形成されている。ザグリ穴47は、第一の締結板34を第一の羽根21と共に第一の間仕切り壁1に固定する際、第一の間仕切り壁1の孔44に前後方向に連通する。ねじ部材43は、室外側となるザグリ穴47側から孔44に通してねじ部45に前後方向にねじ込むことができる。このため、概ね上下方向に延びる第一のヒンジ軸24及び第二のヒンジ軸27に対して直角な方向の締結力を十分に確保して、中間ヒンジ23を第一の間仕切り壁1の室内壁面11上に伏した姿勢に固定することができる。また、その固定に用いられたねじ部材43は、第一の間仕切り壁1の室外側に配置された操作部となる。すなわち、ねじ部材43の頭部に対応のねじ回し具を室外から接続し、螺合解除側へねじ部材43を回す所定操作を行えば、第一の間仕切り壁1に対する中間ヒンジ23の固定を解除することができる。
複数の丁番8を用いた第一の間仕切り壁1に対する扉7の吊り込み作業は、前述のように第一の間仕切り壁1に固定された各第一の羽根21の第一の軸筒25及び各中間ヒンジ23の第一の中間軸筒40に各第一のヒンジ軸24が挿し込まれた状態で行うことができる。そして、第一の間仕切り壁1に固定された各中間ヒンジ23の第二の中間軸筒41又は扉7に固定された各第二の羽根22の第二の軸筒28に各第二のヒンジ軸27が挿し込まれた状態で、対向させる扉7側の各第二の軸筒28又は第一の間仕切り壁1側の各第二の中間軸筒41に各第二のヒンジ軸27が挿し込まれることにより、扉7の吊元側と第一の間仕切り壁1との連結が完了する。この連結完了により、第一の間仕切り壁1の室内壁面11上に伏した姿勢に固定されている中間ヒンジ23は、扉7に固定された第二の羽根22に対して第二のヒンジ軸27回りに相対的に回動することができ、かつ第一の間仕切り壁1に固定された第一の羽根21に対して相対的に回動することができない状態が実現される。
図示例では、前述のように扉7と第一の間仕切り壁1を連結している各丁番8の中間ヒンジ23が第一の間仕切り壁1に固定された通常使用状態のとき、閉扉位置にある扉7が第一及び第二の間仕切り壁1,2よりも後方に位置し、かつ扉7が第二の間仕切り壁2と前後方向に対向しているため、扉7を第二のヒンジ軸27回りに室内側へ回動させない限り入退室口6を開くことができない。
錠前9で扉7が閉扉位置に施錠された状態で在室者が傷病を発症してブース内で倒れた場合、救助作業員が室外から扉7の非常開を行うことになる。先ず、救助作業員は、錠前9を解錠し、扉7を室内側へ押す。このとき、倒れた在室者が邪魔になって扉7を十分に開くことができない事態が起こり得る。このようなとき、救助作業員が室外から各ねじ部材43を抜き取って第一の間仕切り壁1に対する各中間ヒンジ23の固定を解除し、この後に扉7の吊元側を室内側へ押せば、各中間ヒンジ23が各第一の羽根21に対して各第一のヒンジ軸24回りに室内側へ回動させられて第一の間仕切り壁1の室内壁面11から起きた姿勢に変化させられると共に、この起立回動に伴って扉7側の各第二の羽根22に対して各第二のヒンジ軸27回りに相対回動させられる。これにより、図1(b)、図8中に実線で示すように、扉7は、中間ヒンジ23の起立回動分、第一及び第二の間仕切り壁1,2から室内側へ遠ざけられる。その結果、扉7の戸先が入退室口6と前後方向に対向する位置(すなわち扉7が第二の間仕切り壁2と前後方向に対向しない位置)まで変位させられ、第一及び第二の間仕切り壁1,2と扉7との間には、扉7を各中間ヒンジ23に対して各第二のヒンジ軸27回りに室外側へ所定角度以上に回動させるための距離が確保される。したがって、救助作業員が当該扉7を各中間ヒンジ23に対して各第二のヒンジ軸27回りに室外側へ回動させれば、図1(b)、図8中に二点鎖線で示すように、当該扉7と第二の間仕切り壁2間において入退室口6に連通する非常入室口12が空く。これにより、救助作業員は、扉7を第一の間仕切り壁1から取り外すことなく、非常入室口12からブース内へ入ることができる。このため、救助作業員が一人であっても、容易に扉7の非常開を行い、倒れた在室者を救助することができる。
なお、図示例では、第一の間仕切り壁1の室内壁面11に対する中間ヒンジ23の起立角度θが大きく、扉7が第一の間仕切り壁1の戸枠部に当接して扉7の室外側への回動が停止する場合を示したが、中間ヒンジ23が所定角度以上に起立しないように規制する当接部を第一の間仕切り壁1の戸枠部以外の部位に設けてもよい。また、非常入室口12は、人が容易に通過可能な幅で空けばよく、通常、非常入室口12の幅(すなわち第二の間仕切り壁2と扉7間の最短距離)が300mm以上であれば、救助作業に支障はない。したがって、中間ヒンジ23が第一の間仕切り壁1の室内壁面11に対する固定位置から第一のヒンジ軸24回りに室内側へ回動させ得る起立角度θは非常入室口12の幅が300mm以上となるように設定すればよい。
このブースは、上述のようなものであって、第一の間仕切り壁1と第二の間仕切り壁2間に設けられた入退室口6を開閉する内開き式の扉7と、扉7の吊元側と第一の間仕切り壁1とを連結する複数の丁番8と、扉7を施錠する錠前9とを備え、複数の丁番8がそれぞれ第一の間仕切り壁1に固定された第一の羽根21と、扉7に固定された第二の羽根22とを有するものである。
さらに、このブースは、複数の丁番8がそれぞれ第一の羽根21に対して第一のヒンジ軸24回りに相対回動しかつ第二の羽根22に対して第二のヒンジ軸27回りに相対回動する中間ヒンジ23をさらに有し、中間ヒンジ23が第二の羽根22に対して相対回動可能かつ第一の羽根21に対して相対回動不可な状態であるように第一の間仕切り壁1の室内壁面11上に固定されているので、内開き式の扉7を第一の間仕切り壁1に連結する各丁番8の各中間ヒンジ23が第一の間仕切り壁1の室内壁面11上に固定された通常時、扉7に固定された各第二の羽根22が第一の間仕切り壁1に固定された各中間ヒンジ23に対して各第二のヒンジ軸27回りに相対回動可能な状態にあり、専ら各第二のヒンジ軸27回りに扉7を開閉することが可能である。
さらに、このブースは、第一の間仕切り壁1に対する中間ヒンジ23の固定構造が第一の間仕切り壁1の室外側に配置された操作部としてのねじ部材43を有し、当該操作部(ねじ部材43)に室外から所定操作を与えられることによって中間ヒンジ23が第一のヒンジ軸24回りに室内側へ回動可能な固定解除状態となるように設けられているので、作業者が室外から各中間ヒンジ23の固定を解除する作業を容易に行うことができ、また、作業者が各中間ヒンジ23の固定解除作業と錠前9の解錠作業とを行った後、扉7を室内側へ押せば、各第二のヒンジ軸27を介して各中間ヒンジ23に各第一のヒンジ軸24回りのトルクが与えられるので、第一の間仕切り壁1に固定された各第一の羽根21に対して各中間ヒンジ23を各第一のヒンジ軸24回りに室内側へ回動させて、扉7を第一及び第二の間仕切り壁1,2から遠ざけ、扉7を各第二のヒンジ軸27回りに室外側へ回動させることができる位置まで移動させることが可能である。
そして、このブースは、錠前9が解錠されかつ中間ヒンジ23が固定解除状態にあるとき、扉7が室内側へ押されることによって中間ヒンジ23が第一のヒンジ軸24回りに室内側へ回動させられ、当該扉7が第二のヒンジ軸27回りに室外側へ回動されることによって当該扉7と第二の間仕切り壁2間に非常入室口12が空くように設けられているので、作業員が前述のように第一及び第二の間仕切り壁1,2から遠ざけた扉7を各第二のヒンジ軸27回りに室外側へ回動させれば、扉7の戸先を室外側へ向けて扉7と第二の間仕切り壁2間を開放し、この間に非常入室口12を空けることができる。
したがって、このブースは、入退室口6を開閉する内開き式の扉7を第一の間仕切り壁1から取り外すことなく、扉7と第二の間仕切り壁2間に非常入室口12を空けることを実現することができる。
また、この丁番8は(図4~図7参照)、第一の羽根21と、第二の羽根22と、第一の羽根21に対して第一のヒンジ軸24回りに相対回動可能かつ第二の羽根22に対して第一のヒンジ軸24と同方向の第二のヒンジ軸27回りに相対回動可能に設けられた中間ヒンジ23とを備え、中間ヒンジ23が第一のヒンジ軸24を挿し込む第一の中間軸筒40と、第二のヒンジ軸27を挿し込む第二の中間軸筒41と、第一及び第二の中間軸筒40,41と一体に設けられた中間板42とを有し、中間板42が第一及び第二のヒンジ軸24,27に対して直角な方向の締結力を付与するための締結部としてのねじ部45を有するので、内開き式の扉7で開閉する入退室口6の両側に位置する第一、第二の間仕切り壁1,2のうち、扉7の吊元側の方に位置する第一の間仕切り壁1に室内外に亘って貫通する孔44を設けて、中間板42の締結部(ねじ部45)と、これに対応の締結部材としてのねじ部材43を第一の間仕切り壁1の孔44を通じて螺合し、その締結力を中間板42と第一の間仕切り壁1の室内壁面11間に付与して両者42,11を締結し、第一及び第二の中間軸筒40,41が上下方向に向くように中間ヒンジ23を室内壁面11上に固定することができると共に、その締結部材(ねじ部材43)を室外から中間ヒンジ23の固定を解除するための操作部として第一の間仕切り壁1の室外側に配置し、その締結部材(ねじ部材43)を回す所定操作で中間ヒンジ23の固定を解除することができる。また、第一の羽根21の第一の軸筒25と中間ヒンジ23の第一の中間軸筒40が同軸上で対向する位置関係となり、かつ第二の羽根22の第二の軸筒28と中間ヒンジ23の第二の中間軸筒41が同軸上で対向する位置関係となるように第一の羽根21、第二の羽根22及び中間ヒンジ23の固定位置を定めることにより、中間ヒンジ23が第二の羽根22に対して第二のヒンジ軸27回りに相対回動可能かつ第一の羽根21に対して第一のヒンジ軸24回りに相対回動不可な状態を実現することができると共に、この中間ヒンジ23の固定を解除すれば、中間ヒンジ23を第一の羽根21に対して第一のヒンジ軸24回りに回動させることが可能かつ第二の羽根22に対して第二のヒンジ軸27回りに回動させることが可能な状態を実現することができる。したがって、この丁番8を用いてこのブース(図1~図4参照)を構築することにより、入退室口6を開閉する内開き式の扉7を第一の間仕切り壁1から取り外すことなく扉7と第二の間仕切り壁2間に非常入室口12を空けることを実現することができる。
図示例では、中間ヒンジ23のねじ部45を雌ねじとし、操作部としてのねじ部材43を雄ねじとしたが、この雌雄を逆にして中間ヒンジに雄ねじを立設し、操作部としてナット等の雌ねじを採用することも可能である。
また、図1例では、扉7の回動を救助作業員が行うようにしたが、扉7と第一の間仕切り壁1を連結する複数の丁番8のうち、少なくとも一つの丁番8、例えば最下段の丁番8に常開型グレビティヒンジ機構を備えることにより、通常時、扉7が常開型グレビティヒンジ機構によって室内側へ自動開放され、非常開時、中間ヒンジ23の起立角度が所定以上になると扉が常開型グレビティヒンジ機構によって室外側へ自動開放されるように構成することも可能である。
ここで、常開型グレビティヒンジ機構は、扉の自重を扉側に固定の傾斜カム面と間仕切り壁側に固定の傾斜カム面の摺動によって扉の自重を扉の回動トルクに変換するものであり、この変換構造自体は周知である(例えば、実開昭60-40780号公報、特開2016-108788号公報、特開2018-168696号公報)。よって、以下では、詳細説明を省略し、その概要を述べるに留める。
すなわち、図9、図10に示すように、常開型グレビティヒンジ機構の構成要素である第二の羽根22に固定されたスリーブ51と、中間ヒンジ23に固定されたスリーブ52とが、第二のヒンジ軸27に沿った方向に対向配置される。これら両スリーブ51,52の対向端部には、互いに第二のヒンジ軸27回りの方向に摺動可能な傾斜カム面53~56が設けられている。ここで傾斜カム面53~56の勾配の大きさはすべて同一に設定されており、それぞれ180°弱の範囲にわたって形成されている。
中間ヒンジ23が図1(a)の固定状態にある通常時、図10(a)に示すように、扉7側のスリーブ51と第一の間仕切り壁1側のスリーブ52は、スリーブ51の傾斜カム面53とスリーブ52の傾斜カム面55のみで接触し得、この接触部において扉7の自重を同図中左方へ移動する力(図1(a)において扉7を第二のヒンジ軸27回りに室内側へ回動させるトルクに対応)に変換する。一方、扉7の非常開時、図1(b)に示すように扉7の吊元側を押して中間ヒンジ23の起立角度θを所定以上にすると、図10(b)に示すように、扉7側のスリーブ51と第一の間仕切り壁1側のスリーブ52は、スリーブ51の傾斜カム面54とスリーブ52の傾斜カム面56のみで接触し得、この接触部において扉7の自重を同図中右方へ移動する力(図1(b)において扉7を第二のヒンジ軸27回りに室外側へ回動させるトルクに対応)に変換する。
図10(a)に示すスリーブ51の傾斜カム面53と54の境界である頂上部がスリーブ52の傾斜カム面55と56の境界である頂上部を乗り越えると、図10(b)に示す状態になるため、扉7が室外側へ回動するように常開型グレビティヒンジ機構によって付勢される。このため、救助作業者が図1(b)の位置の扉7の吊元側を室内側へ軽く押せば、常開型グレビティヒンジ機構による扉7の自動回動が起こり、非常入室口12が空く。
なお、常開型グレビティヒンジ機構によって図1(a)に示す通常時に扉7が室内側へ自動回動する角度と、図1(b)に示す扉7の位置から扉7が室外側へ自動回動する角度は、それぞれ傾斜カム面53~56の第二のヒンジ軸27回りの長さの配分に基づいて適宜に設定することが可能である。
例えば、図1(b)の例において、非常開時、中間ヒンジ23の起立角度θが30°強になれば扉7が室外側へ自動回動して非常入室口12が空くようにする場合、通常時、扉7が閉扉位置から室内側に150°程度の自動回動するような配分にすることが可能である。ただし、同図例では、扉7が150°も自動回動できる空間はなく、扉7が間仕切り壁3に当たって90°程度で止まる。
また、非常開時、中間ヒンジ23の起立角度θが60°強になれば、扉7が室外側へ自動回動して非常入室口12が空くようにする場合では、通常時、扉7が閉扉位置から室内側に90°以上(最大120°程度)の自動回動するような配分にすることが可能である。
また、最近は、通常時、在室者が扉7に掌を触れずに扉7を肘や膝で閉められように、常開型グレビティヒンジ機構によって扉7が室内側へ60°程度だけ開いた状態で保持される構成を希望される場合がある。この場合は、図11(a)に変形例として示すように、傾斜カム面53と55を例えば120°弱の範囲にわたって形成し、傾斜カム面54と56を240°弱の範囲にわたって形成することで、通常時は室内側へ60°程度だけ開いた状態で保持され、非常開時、中間ヒンジの起立角度θが60°強になると、扉7が室外側へ自動回動するような配分にすることが可能である。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。したがって、本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、実施形態において、中間板の締結部はねじ部とし、操作部としてのねじ部材を室外側から挿入して螺合する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、締結部として、中間板に雄ねじを室外側に向かって植立し、室外側から操作部としての袋ナットを螺合する構成などとしても良い。または、先端に段溝が形成された締結用ボルトを中間板から室外側に向かって突出するように植立し、室外側からバネクリップ等をこの段溝に係止することで、中間板を第一の間仕切り壁に引きつける締結力を発生する構成としても良い。
1 第一の間仕切り壁
2 第二の間仕切り壁
6 入退室口
7 扉
8 丁番
9 錠前
11 室内壁面
12 非常入室口
21 第一の羽根
22 第二の羽根
23 中間ヒンジ
24 第一のヒンジ軸
27 第二のヒンジ軸
40 第一の中間軸筒
41 第二の中間軸筒
42 中間板
43 ねじ部材(操作部)
45 ねじ部

Claims (2)

  1. 第一の間仕切り壁と第二の間仕切り壁間に設けられた入退室口を開閉する内開き式の扉と、前記扉の吊元側と前記第一の間仕切り壁とを連結する複数の丁番と、前記扉を施錠する錠前とを備え、
    前記複数の丁番は、それぞれ前記第一の間仕切り壁に固定された第一の羽根と、前記扉に固定された第二の羽根とを有するブースにおいて、
    前記複数の丁番は、それぞれ前記第一の羽根に対して第一のヒンジ軸回りに相対回動しかつ前記第二の羽根に対して第二のヒンジ軸回りに相対回動する中間ヒンジをさらに有し、
    前記中間ヒンジは、前記第二の羽根に対して相対回動可能かつ前記第一の羽根に対して相対回動不可な状態であるように前記第一の間仕切り壁の室内壁面上に固定されており、
    前記第一の間仕切り壁に対する前記中間ヒンジの固定構造は、前記第一の間仕切り壁の室外側に配置された操作部を有し、当該操作部に室外から所定操作を与えられることによって前記中間ヒンジが前記第一のヒンジ軸回りに室内側へ回動可能な固定解除状態となるように設けられており、
    前記錠前が解錠されかつ前記中間ヒンジが固定解除状態にあるとき、前記扉が室内側へ押されることによって前記中間ヒンジが前記第一のヒンジ軸回りに室内側へ回動させられ、当該扉が前記第二のヒンジ軸回りに室外側へ回動されることによって当該扉と前記第二の間仕切り壁間に非常入室口が空くことを特徴とするブース。
  2. 第一の羽根と、第二の羽根と、前記第一の羽根に対して第一のヒンジ軸回りに相対回動可能かつ前記第二の羽根に対して前記第一のヒンジ軸と同方向の第二のヒンジ軸回りに相対回動可能に設けられた中間ヒンジとを備え、
    前記中間ヒンジは、前記第一のヒンジ軸を挿し込む第一の中間軸筒と、前記第二のヒンジ軸を挿し込む第二の中間軸筒と、前記第一及び第二の中間軸筒と一体に設けられた中間板とを有し、
    前記中間板は、前記第一及び第二のヒンジ軸に対して直角な方向の締結力を付与するための締結部を有する丁番。
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