JP2023173369A - 運転支援システム、及び運転支援プログラム - Google Patents

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Abstract

Figure 2023173369000001
【課題】ユーザの安全かつ有益な運転を促進する運転支援システム、及び運転支援プログラムを提供する。
【解決手段】本発明における運転支援システム100は、ユーザが運転する車両201の位置情報と走行情報とを紐づけて取得する車載搭載機1と、他のユーザが運転する車両の参照用位置情報と参照用走行情報とが予め紐づけられて記憶され、車載搭載機1から位置情報と走行情報とを受信するサーバ3とを備え、サーバ3は、受信した位置情報に応じた参照用位置情報に紐づいた参照用走行情報と、位置情報と紐づいた走行情報とを比較することにより、ユーザの運転技術に関する評価を示す評価情報を生成することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、運転支援システム、及び運転支援プログラムに関する。
従来、車両を運転するユーザの運転技術を診断するためのシステムとして、例えば特許文献1のように、運転時のユーザの悪癖とされる閾値を用いてユーザの運転癖を判定する技術が提案されている。
特許文献1には、解析者が任意で設定する単独又は複数の閾値を用いて、危険挙動であるかどうかを判定するための条件パターンを設定する方法により、ユーザの運転癖を判定する技術が開示されている。
特開2000-171267号公報
ここで、特許文献1では、ユーザが運転する車両の、速度の平均値と偏差とを乗算して算出される評価基準データと、予め取得した安全基準データ(例えば模範運転者によるデータ)との相対値を用いて運転手の運転癖を評価し、GPSデータ(時刻、緯度、経度)とマッチング処理を行った情報を記録する方法が開示されている。しかしながら、特許文献1に開示された技術では、ユーザが運転する車両が走行した位置において、実際に他のユーザが運転する車両が走行したデータに基づいて評価されず、ユーザの運転技術に関する評価にユーザの運転に起因しない評価が含まれるなど、ユーザの運転技術が正確に評価されない恐れがある。このため、ユーザの安全かつ有益な運転を十分に促進できない懸念が挙げられる。
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、ユーザの安全かつ有益な運転を促進する運転支援システム、及び運転支援プログラムを提供することにある。
第1発明における運転支援システムによれば、ユーザが運転する車両の位置情報と走行情報とを紐づけて取得する車載搭載機と、他のユーザが運転する車両の参照用位置情報と参照用走行情報とが予め紐づけられて記憶され、前記車載搭載機から前記位置情報と前記走行情報とを受信するサーバとを備え、前記サーバは、受信した前記位置情報に応じた前記参照用位置情報に紐づいた前記参照用走行情報と、当該位置情報と紐づいた前記走行情報とを比較することにより、前記ユーザの運転技術に関する評価を示す評価情報を生成することを特徴とする。
第2発明における運転支援システムによれば、第1発明において、前記サーバは、予め設定された設定位置情報と設定走行情報とが記憶され、前記位置情報と前記設定位置情報、及び前記走行情報と前記設定走行情報のうち少なくとも何れかが対応する場合に、前記評価情報を生成して前記車載搭載機へ送信し、前記車載搭載機は、前記サーバから受信した前記評価情報を出力することを特徴とする。
第3発明における運転支援システムによれば、第1発明又は第2発明において、前記車載搭載機は、前記ユーザが運転する車両の車種情報を取得して、前記サーバへ送信し、前記サーバは、予め紐づけられて記憶された参照用車種情報と、前記評価情報を補正する車種補正情報とを参照し、受信した前記車種情報に応じた前記参照用車種情報に紐づいた前記車種補正情報を用いて、前記評価情報を補正することを特徴とする。
第4発明における運転支援プログラムによれば、車載搭載機を介して、ユーザが運転する車両の位置情報と走行情報とを紐づけて取得する走行情報取得ステップと、前記走行情報取得ステップにおいて取得した前記位置情報と前記走行情報とを、他のユーザが運転する車両の参照用位置情報と参照用走行情報とが予め紐づけられて記憶されたサーバへ送信する走行情報送信ステップと、前記サーバにおいて、受信した前記位置情報に応じた前記参照用位置情報に紐づいた前記参照用走行情報と、当該位置情報と紐づいた前記走行情報とを比較することにより、前記ユーザの運転技術に関する評価を示す評価情報を生成する評価情報生成ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
第1発明~第3発明によれば、車載搭載機は、ユーザが運転する車両の位置情報と走行情報と、を紐づけて取得し、サーバは、車載搭載機から受信した位置情報に応じた参照用位置情報に紐づいた参照用走行情報と、位置情報と紐づいた走行情報と、を比較することにより、評価情報を生成することを含む。このため、特定の位置を実際に走行した他のユーザの走行情報に基づいてユーザの運転技術が評価される。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転を促進することができる。
特に、第2発明によれば、サーバは、位置情報と設定位置情報、及び走行情報と設定走行情報のうち少なくとも何れかが対応する場合に、評価情報を生成して車載搭載機へ送信し、車載搭載機は、サーバから受信した評価情報を出力することを含む。このため、ユーザに評価情報を出力する条件を設定することができる。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転促進の効率化を図ることができる。
特に、第3発明によれば、車載搭載機は、車種情報を取得し、サーバは、車載搭載機から受信した車種情報に応じた参照用車種情報に紐づいた車種補正情報を用いて、評価情報を補正する。このため、ユーザの運転技術以外の要因を除外して、ユーザの運転技術が評価されやすくなる。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転をより正確に促進することができる。
第4発明によれば、ユーザが運転する車両の位置情報と走行情報とを紐づけて取得する走行情報取得ステップと、サーバにおいて、受信した位置情報に応じた参照用位置情報に紐づいた参照用走行情報と、位置情報に紐づいた走行情報と、を比較することにより、評価情報を生成する評価情報生成ステップと、を有する。このため、特定の位置を実際に走行した他のユーザの走行情報に基づいてユーザの運転技術が評価される。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転を促進することを、コンピュータに実行させることができる。
図1は、第1実施形態における運転支援システムの構成の一例を示す模式図である。 図2は、第1実施形態における運転支援システムの構成の変形例を示す模式図である。 図3は、第1実施形態における車載搭載機の詳細な構成の一例を示す模式図である。 図4(a)は、第1実施形態におけるサーバの構成の一例を示す模式図であり、図4(b)は、第1実施形態におけるサーバの詳細な構成の一例を示す模式図である。 図5(a)~図5(b)は、第1実施形態における車載搭載機が取得する情報の一例を示す模式図である。 図6は、第1実施形態におけるデータベースの一例を示す模式図である。 図7(a)は、第1実施形態におけるユーザ情報テーブルに格納される情報の一例を示す模式図であり、図7(b)は、第1実施形態におけるユーザ走行情報テーブルに格納される情報の一例を示す模式図であり、図7(c)は、第1実施形態における評価情報テーブルに格納される情報の一例を示す模式図である。 図8は、第1実施形態における運転支援システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図9は、第1実施形態における運転支援システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 図10は、第2実施形態における車載搭載機の詳細な構成の一例を示す模式図である。 図11は、第2実施形態におけるサーバの詳細な構成の一例を示す模式図である。 図12は、第2実施形態における運転支援システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図13は、第2実施形態における運転支援システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 図14は、第3実施形態におけるサーバの詳細な構成の一例を示す模式図である。 図15は、第3実施形態におけるデータベースの一例を示す模式図である。 図16(a)は、第3実施形態における補正情報テーブルに格納される情報の一例を示す模式図であり、図16(b)は、第3実施形態における補正評価情報テーブルに格納される情報の一例を示す模式図である。 図17は、第3実施形態における運転支援システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図18は、第3実施形態における運転支援システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態としての運転支援システム、及び運転支援プログラムの一例について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態:運転支援システム100)
図1~図7を参照して、本実施形態における運転支援システム100の一例を説明する。図1は、本実施形態における運転支援システム100の構成の一例を示す模式図である。図2は、本実施形態における運転支援システム100の構成の変形例を示す模式図である。図3は、本実施形態における車載搭載機1の詳細な構成の一例を示す模式図である。図4(a)は、本実施形態におけるサーバ3の構成の一例を示す模式図であり、図4(b)は、本実施形態におけるサーバ3の詳細な構成の一例を示す模式図である。図5(a)~図5(b)は、本実施形態における車載搭載機1が取得する情報の一例を示す模式図である。図6は、本実施形態におけるデータベース6の一例を示す模式図である。図7(a)は、本実施形態におけるユーザ情報テーブル61に格納される情報の一例を示す模式図であり、図7(b)は、本実施形態におけるユーザ走行情報テーブル62に格納される情報の一例を示す模式図であり、図7(c)は、本実施形態における評価情報テーブル63に格納される情報の一例を示す模式図である。
<運転システム100>
運転支援システム100は、例えば図1に示すように、ユーザが運転する車両201に搭載される車載搭載機1と、サーバ3と、を備える。
車載搭載機1、及びサーバ3は、任意のデータを互いに送受信することができ、例えば通信網4を介して通信接続されてもよい。通信網4は、例えば車載搭載機1及びサーバ3が通信回路を介して接続されるインターネット網等である。
運転支援システム100は、例えばユーザが運転する車両201の情報を取得する。車両201の情報としては、例えば車両201の位置情報と走行情報とが紐づけられた情報を含む。運転支援システム100は、例えば車載搭載機1を介して取得するユーザが運転する車両201の情報と、サーバ3に予め記憶される他のユーザが運転する車両の情報と、を比較することにより、ユーザの運転技術を評価する。
運転支援システム100は、例えば図2に示すように、他のユーザが運転する車両202と、他のユーザが運転する車両202に搭載された他の車載搭載機2を含んでもよい。運転支援システム100は、例えば他の車載搭載機2において、他のユーザが運転する車両202の位置情報と走行情報とを紐づけて取得する。
運転支援システム100は、例えば車載搭載機1と、1つ以上の他の車載搭載機2とが、通信網4を介してサーバ3に同時に通信接続されてもよい。すなわち、車載搭載機1がサーバ3に送信する情報は、車載搭載機1がサーバ3に情報を送信する直前に他の車載搭載機2がサーバ3に送信した情報と比較されることで評価される。このため、車両201の情報を取得するときの、天候や路面状況等の環境と、他のユーザが運転する車両202の情報を取得する環境と、が略同質となり、ユーザの運転技術以外の要因を除外して、ユーザの運転技術が評価されやすくなる。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転をより正確に促進することができる。
<車載搭載機1>
車載搭載機1は、例えばユーザが運転する車両201の情報を取得する。車載搭載機1は、例えば車両201に搭載される。車載搭載機1は、例えばOBD(On Board Diagnostics)2アダプタを含み、車両201に備わるOBD2コネクタに接続される。車載搭載機1は、例えば車両201のCAN(Controller Area Network)データから車両201の情報を取得する。
<車両201>
車両201は、例えばユーザが運転する車両であり、車載搭載機1が搭載される。
<サーバ3>
サーバ3は、例えば通信網4を介して受信した情報が蓄積される。サーバ3は、例えば通信網4を介して車載搭載機1から受信した情報が蓄積される。サーバ3は、例えば車載搭載機1からの要求に基づき、蓄積された情報を車載搭載機1に送信する。
<通信網4>
通信網4は、例えば車載搭載機1及びサーバ3が通信回路を介して接続されるインターネット網等である。通信網4は、いわゆる光ファイバ通信網で構成されてもよい。また、通信網4は、有線通信網のほか、LTE(Long term evolution)を含む無線通信網等の公知の通信技術で実現してもよい。
他の車載搭載機2、及びサーバ3は、任意のデータを互いに送受信することができ、例えば通信網4を介して通信接続されてもよく、通信網4とは異なる通信網を介して通信接続されてもよい。サーバ3は、例えば他のユーザが運転する車両202の位置情報と走行情報とが紐づけられた情報を、他の車載搭載機2から受信してもよく、直接入力されてもよく、任意の方法で当該情報を取得してもよい。
次に、図3を参照して、車載搭載機1の詳細な構成について説明する。車載搭載機1は、例えば図3に示すように、取得部11と、通信部12と、を含む。
<取得部11>
取得部11は、例えばユーザが運転する車両201の情報を取得する。
取得部11は、例えば車載搭載機1が、ユーザが運転する車両201に備わるOBD2コネクタに接続されている間、予め車載搭載機1に記憶された取得間隔で、自動的に車両201の情報を取得する。
取得部11は、例えば予め車載搭載機1に記憶された取得間隔に従って、ユーザが運転する車両201の情報を取得する。取得間隔は、例えばユーザが運転する車両201の走行時間に基づく一定間隔でもよい。取得間隔は、例えばユーザが運転する車両201の走行距離に基づく一定間隔でもよい。
<通信部12>
通信部12は、例えば取得部11が取得した、ユーザが運転する車両201の情報を、通信網4を介して、サーバ3に送信する。
次に、図4を参照して、本実施形態におけるサーバ3の構成及び詳細な構成の一例を説明する。図4(a)は、本実施形態におけるサーバ3の構成の一例を示す模式図であり、図4(b)は、本実施形態におけるサーバ3の詳細な構成の一例を示す模式図である。
サーバ3として、例えばラップトップ(ノート)PC又はデスクトップPC等の電子機器が用いられる。サーバ3は、例えば図4(a)に示すように、筐体30と、CPU301と、ROM(Read Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303と、保存部304と、I/F305~307とを備える。各構成301~307は、内部バス310により接続される。
CPU301は、サーバ3全体を制御する。ROM302は、CPU301の動作コードを格納する。RAM303は、CPU301の動作時に使用される作業領域である。保存部304は、データベースや学習対象データ等の各種情報が記憶される。保存部304として、例えばHDD(Hard Disk Drive)のほか、SSD(Solid State Drive)等のデータ保存装置が用いられる。なお、例えばサーバ3は、図示しないGPU(Graphics Processing Unit)を有してもよい。
I/F305は、通信網4を介して、必要に応じて車載搭載機1との各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。I/F306は、入力部308との情報の送受信を行うためのインターフェースである。入力部308として、例えばキーボードが用いられ、オペレータは、入力部308を介して、各種情報の制御コマンド等を入力する。I/F307は、表示部309との各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。表示部309は、保存部304に保存された各種情報、又は評価結果等を表示する。表示部309として、ディスプレイが用いられ、例えばタッチパネル式の場合、入力部308と一体に設けられる。
次に、サーバ3の詳細な構成についての詳細を説明する。
図4(b)は、サーバ3の詳細な構成の一例を示す模式図である。サーバ3は、例えばサーバ通信部31と、サーバ記憶部32と、データベース生成部33と、評価生成部34と、を含む。なお、図4(b)に示した各構成は、CPU301が、RAM303を作業領域として、保存部304等に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
<サーバ通信部31>
サーバ通信部31は、例えば車載搭載機1から送信された情報を受信する。サーバ通信部31は、例えばユーザが運転する車両201の情報を、車載搭載機1から受信する。
サーバ通信部31は、例えば車載搭載機1に情報を送信する。サーバ通信部31は、例えば車載搭載機1からの要求に基づき、サーバ3に記憶された情報を車載搭載機1に送信する。サーバ通信部31は、例えばサーバ3において生成した情報を送信する。
<サーバ記憶部32>
サーバ記憶部32は、例えばサーバ通信部31が受信した情報を、保存部304に保存されたデータベースに記憶させる。サーバ記憶部32は、例えば保存部304に保存されたデータベースに記憶された各種データを、必要に応じて取出す。サーバ記憶部32は、各構成31、33、34により取得又は生成された各種データを、必要に応じて保存部304に保存されたデータベースに記憶させる。
<データベース生成部33>
データベース生成部33は、例えばサーバ通信部31が受信した情報を用いてデータベースを生成する。データベース生成部33は、例えばサーバ通信部31が受信した、ユーザが運転する車両201の情報を用いてデータベースを生成する。データベース生成部33は、例えば入力部108を介して入力された情報を用いてデータベースを生成してもよい。データベース生成部33は、例えば保存部304に予め保存された情報を用いてデータベースを生成してもよい。
<評価生成部34>
評価生成部34は、例えばユーザの運転技術に関する評価を示す評価情報を生成する。評価生成部34は、例えばユーザが運転する車両201の情報と、データベース生成部33が生成したデータベースに含まれる情報とを比較することで、ユーザの運転技術に関する評価を示す評価情報を生成する。
次に、図5(a)~図5(b)を参照して、運転支援システム100が取得する各情報についての詳細を説明する。
運転支援システム100は、例えば図5(a)に示すように、ユーザが運転する車両201のユーザ情報D11を取得する。運転支援システム100は、例えば図5(b)に示すように、ユーザが運転する車両201のユーザ走行情報D12を取得する。運転支援システム100は、例えばユーザ走行情報D12のみを取得してもよい。運転支援システム100は、例えばユーザ情報D11とユーザ走行情報D12とを紐づけて取得してもよい。
<ユーザ情報D11>
ユーザ情報D11は、例えばユーザが運転する車両201を識別又はグルーピングするための情報である。ユーザ情報D11は、例えば図5(a)に示すように、車載搭載機1のユーザ名D111と、車両201の車種情報D112と、車両201の車名情報D113と、のうち少なくとも何れか一つを含む。識別を目的としたユーザ情報D11としては、例えばユーザ名D111、車載搭載機識別番号、車台番号が挙げられる。グルーピングを目的としたユーザ情報D11としては、例えば車種情報D112、車名情報D113が挙げられる。
ユーザ情報D11は、例えば車載搭載機1により取得される。ユーザ情報D11は、例えばユーザ情報D11を含むバーコード又はQRコード(登録商標)を読み取る方法を用いて、車載搭載機1により取得される。ユーザ情報D11は、例えば車載搭載機1からサーバ3に送信される。ユーザ情報D11は、例えば車載搭載機1に予め記憶された識別番号が用いられてもよい。この場合、車載搭載機1は、ユーザ情報D11を取得せずに、記憶された識別番号と、ユーザ走行情報D12とを紐づけて取得してもよい。
車両201の情報は、例えばサーバ3において、車載搭載機1から受信したユーザ情報D11に紐づけられて識別される。車両201の情報は、例えばサーバ3において、車載搭載機1から受信したユーザ名D111に紐づけられて、他のユーザが運転する車両202を含む複数の車両から識別される。車両201の情報は、例えばサーバ3において、車載搭載機1から受信した車載搭載機識別番号に紐づけられて、他のユーザが運転する車両202を含む複数の車両から識別される。車両201の情報は、例えばサーバ3が車載搭載機1から受信した車台番号に紐づけられて、他のユーザが運転する車両202を含む複数の車両から識別される。
<ユーザ名D111>
ユーザ名D111は、例えば車載搭載機1に予め記憶される。ユーザ名D111は、例えばユーザが車載搭載機1又はサーバ3に直接入力することにより取得される。ユーザ名D111は、例えば車載搭載機1からサーバ3に送信される。
<車載搭載機識別番号>
車載搭載機識別番号は、例えば車載搭載機1に予め記憶される。車載搭載機識別番号は、例えば車載搭載機1からサーバ3に送信される。
<車台番号>
車台番号は、例えば車載搭載機1に予め記憶される。車台番号は、例えばユーザが車載搭載機1又はサーバ3に直接入力することにより取得される。車台番号は、例えば車載搭載機1からサーバ3に送信される。
<車種情報D112>
車種情報D112は、例えば車載搭載機1により、ユーザが運転する車両201のCANデータから取得される。車種情報D112は、例えば車載搭載機1からサーバ3に送信される。
<車名情報D113>
車名情報D113は、例えば車載搭載機1により、ユーザが運転する車両201のCANデータから取得される。車名情報D113は、例えば車載搭載機1からサーバ3に送信される。
<ユーザ走行情報D12>
ユーザ走行情報D12は、例えば図5(b)に示すように、位置情報D121と、走行情報D122と、を含む。ユーザ走行情報D12は、例えば取得部11において、位置情報D121と走行情報D122とが紐付けられた情報を含む。ユーザ走行情報D12は、例えばユーザ情報D11に含まれる少なくとも1つ以上の情報と紐づけられてもよい。
ユーザ走行情報D12は、例えば取得部11において、ユーザ情報D11と紐づけられて取得されてもよい。この場合、ユーザ走行情報D12について、ユーザが運転する車両201の情報であることを識別したり、ユーザ情報D11と類似するユーザ情報に紐づけられたユーザ走行情報と比較することにより評価したりすることができる。
<位置情報D121>
位置情報D121は、例えばユーザが運転する車両201の位置を示す情報であり、GNSS(衛星測位システム)を用いて計測される。GNSSとして、例えばGPS(Global Positioning System)が用いられる。位置情報D121は、例えば複数のGPS衛星が発信する電波信号を、GPS受信機を用いて受信し、複数のGPS衛星とGPS受信機との距離を割り出す方法によって算出される。
位置情報D121は、例えば取得部11において、走行情報D122と紐づけられて取得される。位置情報D121は、例えば取得部11において走行情報D122と紐づけられて取得されたあと、サーバ3に送信される。位置情報D121は、例えば取得部11において走行情報D122及びユーザ情報D11と紐づけられて取得されたあと、サーバ3に送信される。
位置情報D121としては、例えばユーザが運転する車両201のCANデータに記憶された位置情報を取得して、用いてもよい。この場合、位置情報D121は、例えば車両201に備わるOBD2コネクタと接続された車載搭載機1の取得部11を介して取得される。
位置情報D121は、例えばユーザが運転する車両201にGPS受信機を搭載することで、車両201の現在地を示す情報として取得される。GPS受信機として、例えば公知のデジタルタコメーター、公知のドライブレコーダー、公知のIoTデバイス、公知のGPSロガー、公知のスマートフォンの何れかが用いられる。この場合、位置情報D121は、例えば車両201に搭載されたGPS受信機と接続された車載搭載機1の取得部11を介して取得される。
ユーザ走行情報D12は、例えばユーザが運転する車両201の位置情報D121が、サーバ3において予め設定された位置情報に対応するときに、サーバ3の要求に応じて取得されてもよい。
<走行情報D122>
走行情報D122は、例えばユーザが運転する車両201の状態を示す情報である。走行情報D122は、取得部11において、位置情報D121と紐づけられて取得される。走行情報D122は、取得部11において位置情報D121と紐づけられて取得されたあと、サーバ3に送信される。走行情報D122は、取得部11において位置情報D121及びユーザ情報D11と紐づけられて取得されたあと、サーバ3に送信される。
走行情報D122としては、例えばユーザが運転する車両201のCANデータに記憶された走行情報を取得して、用いてもよい。この場合、走行情報D122は、例えば車両201に備わるOBD2コネクタと接続された車載搭載機1の取得部11を介して取得される。
走行情報D122は、例えばユーザが運転する車両201の速度、加速度、エンジン回転数、燃費を含む。走行情報D122は、例えば車両201の故障情報を示す故障コードを含んでもよい。
ユーザ走行情報D12は、例えばユーザが運転する車両201の走行情報D122が、サーバ3において予め設定された走行情報に対応するときに、サーバ3の要求に応じて取得されてもよい。
次に、図6~図7(c)を参照して、サーバ3が記憶するデータベース6についての詳細を説明する。
<データベース6>
データベース6は、例えばサーバ3に記憶される。データベース6は、例えばサーバ3に含まれる保存部304に保存される。
データベース6は、例えば図6に示すように、ユーザ情報テーブル61と、ユーザ走行情報テーブル62と、評価情報テーブル63と、を含む。各テーブル62、63に格納される情報は、識別性を有する情報に紐づけられることが好ましく、例えばユーザ情報テーブル61に格納される情報と紐づけられてもよい。
各テーブル62、63に格納される情報は、例えばユーザ情報テーブル61に格納される情報の代わりにサーバ3においてユーザを識別するために発行される識別番号に紐づけられてもよい。このとき、車載搭載機1はサーバ3が発行した識別番号をサーバ3から受信して記憶し、以降取得する情報と当該識別番号とを紐づけてサーバ3に送信してもよい。
<ユーザ情報テーブル61>
ユーザ情報テーブル61は、例えば図7(a)に示すように、参照用ユーザ情報D61が格納されている。
<ユーザ走行情報テーブル62>
ユーザ走行情報テーブル62は、例えば図7(b)に示すように、参照用ユーザ走行情報D62が格納されている。
<評価情報テーブル63>
評価情報テーブル63は、例えば図7(c)に示すように、ユーザの評価を示す評価情報D63が格納されている。
次に、図7を参照して、運転支援システム100が取得した各情報に基づいて生成され、記憶される各情報についての詳細を説明する。運転支援システム100は、例えば図7に示すように、参照用ユーザ情報D61及び参照用ユーザ走行情報D62が予め記憶される。運転支援システム100は、例えばユーザの運転技術の評価を示す評価情報D63を生成し、生成した評価情報D63が記憶される。
<参照用ユーザ情報D61>
参照用ユーザ情報D61は、例えばサーバ3において予め記憶される。参照用ユーザ情報D61は、例えばサーバ3において受信又は直接入力される、他のユーザが運転する車両202のユーザ情報を含む。参照用ユーザ情報D61は、例えばサーバ3において、図5(a)に示すユーザ情報D11を受信し、複製することで新たに生成されるユーザ情報を含む。参照用ユーザ情報D61は、例えば図7(a)に示すように、参照用ユーザ名D611と、参照用車種情報D612と、参照用車名情報D613と、のうち少なくとも何れか一つを含む。参照用ユーザ情報D61は、例えばデータベース6に含まれるユーザ情報テーブル61に格納される。参照用ユーザ情報D61は、例えばサーバ3において、参照用ユーザ走行情報D62と紐づけられて記憶される。
サーバ通信部31は、例えばサーバ3に予め記憶された参照用ユーザ情報D61に対応するユーザ情報D11を含む情報のみを受信してもよい。すなわち、車載搭載機1とサーバ3との間の通信負荷が低減される。この場合、車載搭載機1が取得した情報をサーバ3に送信してから、サーバ3が評価情報を生成するまでの所要時間を短縮することができる。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転をより適切なタイミングで促進することができる。
<参照用ユーザ名D611>
参照用ユーザ名D611は、例えばサーバ3において予め記憶される。参照用ユーザ名D611は、例えばサーバ3において受信又は直接入力される、他のユーザの名称を含む。サーバ3は、予め記憶された参照用ユーザ名D611と受信したユーザ名D111とが対応することを確認したあとに、ユーザ名D111に紐づけられた、ユーザ名D111以外の情報を受信してもよい。サーバ3は、例えば受信したユーザ名D111が、予め記憶された参照用ユーザ名と対応しない場合、サーバ3が受信したユーザ名D111を複製することで新たに参照用ユーザ名D611を生成してもよい。
<参照用車種情報D612>
参照用車種情報D612は、例えばサーバ3において予め記憶される。参照用車種情報D612は、例えばサーバ3において受信又は直接入力される、他のユーザが運転する車両202の車種情報を含む。参照用車種情報D612は、例えばサーバ3において、図5(a)に示す車種情報D112を受信し、複製することで新たに生成される車種情報を含む。
参照用車種情報D612は、例えばサーバ3に予め記憶されるグループマスタデータに基づいてグルーピングされてもよい。グループマスタデータに含まれるグループの例としては、車両のボディタイプにおける分類を示し、例えば軽自動車、コンパクトカー、セダンが挙げられる。すなわち、ユーザが運転する車両201と、他のユーザが運転する車両202との性能差に起因する評価が除外されやすくなる。この場合、ユーザの運転技術以外の要因を除外して、ユーザの運転技術が評価されやすくなる。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転をより正確に促進することができる。
<参照用車名情報D613>
参照用車名情報D613は、例えばサーバ3において予め記憶される。参照用車名情報D613は、例えばサーバ3において受信又は直接入力される、他のユーザが運転する車両202の車名情報を含む。参照用車名情報D613は、例えばサーバ3において、図5(a)に示す車名情報D113を受信し、複製することで新たに生成される車名情報を含む。
参照用車名情報D613は、例えばサーバ3に予め記憶されるグループマスタデータに基づいてグルーピングされてもよい。グループマスタデータに含まれるグループの例としては、例えば日産自動車製NOTE(登録商標)、本田技研工業製Fit(登録商標)、トヨタ自動車製AQUA(登録商標)が挙げられる。すなわち、ユーザが運転する車両201と、他のユーザが運転する車両202との性能差に起因する評価がさらに除外されやすくなる。この場合、ユーザの運転技術以外の要因を除外して、ユーザの運転技術が評価されやすくなる。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転をより正確に促進することができる。
<参照用ユーザ走行情報D62>
参照用ユーザ走行情報D62は、例えばサーバ3において予め記憶される。参照用ユーザ走行情報D62は、例えばサーバ3において受信又は直接入力される、他のユーザが運転する車両202のユーザ走行情報を含む。参照用ユーザ走行情報D62は、例えばサーバ3において、図5(b)に示すユーザ走行情報D12を受信し、複製することで新たに生成されるユーザ走行情報を含む。参照用ユーザ走行情報D62は、例えば図7(b)に示すように、参照用位置情報D621と、参照用走行情報D622とを含む。参照用ユーザ走行情報D62は、例えばデータベース6に含まれるユーザ走行情報テーブル62に格納される。参照用ユーザ走行情報D62は、例えばサーバ3において、参照用ユーザ情報D61と紐づけられて記憶される。
<参照用位置情報D621>
参照用位置情報D621は、例えばサーバ3において予め記憶される。参照用位置情報D621は、例えばサーバ3において受信又は直接入力される、他のユーザが運転する車両202の位置情報を含む。参照用位置情報D621は、例えばサーバ3において、図5(b)に示す位置情報D121を受信し、複製することで新たに生成される位置情報を含む。参照用位置情報D621は、例えばサーバ3において、参照用走行情報D622と紐づけられて、記憶される。参照用位置情報D621は、例えばサーバ3において、参照用走行情報D622と参照用ユーザ情報D61と紐づけられて、記憶される。
参照用位置情報D621は、例えばサーバ3において受信又は直接入力される、他のユーザが運転する車両202の位置情報と走行情報とが紐づけられた情報について、当該情報に含まれる位置情報を複製して生成されてもよい。この場合、参照用位置情報D621は、当該情報に含まれる走行情報を複製して生成される参照用走行情報D622と紐づけられてもよい。
<参照用走行情報D622>
参照用走行情報D622は、例えばサーバ3において予め記憶される。参照用走行情報D622は、例えばサーバ3において受信又は直接入力される、他のユーザが運転する車両202の走行情報を含む。参照用走行情報D622は、例えばサーバ3において、図5(b)に示す走行情報D122を受信し、複製することで新たに生成される走行情報を含む。参照用走行情報622は、例えばサーバ3において、参照用位置情報D621と紐づけられて、記憶される。参照用走行情報D622は、例えばサーバ3において、参照用位置情報D621と参照用ユーザ情報D61と紐づけられて、記憶される。
参照用走行情報D622は、例えばサーバ3において受信又は直接入力される、他のユーザが運転する車両202の位置情報と走行情報とが紐づけられた情報について、当該情報に含まれる走行情報を複製して生成されてもよい。この場合、参照用走行情報D622は、当該情報に含まれる位置情報を複製して生成される参照用位置情報D621と紐づけられてもよい。
運転支援システム100は、例えばサーバ3が受信した位置情報D121に応じた参照用位置情報D621に紐づいた参照用走行情報D622と、当該位置情報D121と紐づいた走行情報D122とを比較することにより、ユーザの運転技術に関する評価を示す評価情報D63を生成する。この場合、特定の位置を実際に走行した他のユーザが運転する車両202の走行情報に基づいてユーザの運転技術が評価される。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転を促進することができる。
ここで、位置情報D121に応じた参照用位置情報D621とは、位置情報D121に含まれる座標が参照用位置情報D621と完全一致することのみを指すものではない。詳しくは、例えば参照用位置情報D621の座標を中心として、特定の閾値を半径とする円形の領域内に位置情報D121が侵入したとき、参照用位置情報D621は位置情報D121に応じるといえる。特定の閾値は、例えば位置情報を生成するGPS受信機の測位精度、ユーザが運転する車両201の速度、加速度、変位等を考慮して設定され、例えば約10メートルである。
<評価情報D63>
評価情報D63は、例えばユーザの運転技術に関する評価を示す情報である。評価情報D63は、例えばサーバ3において、受信した位置情報D121に応じた参照用位置情報D621に紐づいた参照用走行情報D622と、当該位置情報D121と紐づいた走行情報D122とを比較することにより生成される。評価情報D63は、例えばサーバ3において、受信したユーザ情報D11及びユーザ走行情報D12のうち少なくとも何れかと紐づけられてもよい。評価情報D63は、例えばサーバ3において、参照用ユーザ情報D61及び参照用ユーザ走行情報D62のうち少なくとも何れかと紐づけられてもよい。評価情報D63は、例えばサーバ3において、アクセスしたユーザに表示されてもよい。
評価情報D63は、例えばサーバ3に記憶される。評価情報D63は、例えば図7(c)に示すように、サーバ3に記憶された評価情報テーブル63に格納される。評価情報D63は、例えば比較走行情報D631、得点情報D632及び順位情報D633のうち少なくとも何れかを含む。
<比較走行情報D631>
比較走行情報D631は、例えばユーザの運転技術に関する評価と、他のユーザの運転技術に関する評価とを比較した結果を示す情報である。比較走行情報D631は、例えばサーバ3において受信した位置情報D121に応じた参照用位置情報D621に紐づいた参照用走行情報D622と、当該位置情報D121と紐づいた走行情報D122とが比較されることにより生成される。比較走行情報D631は、例えばサーバ3において、受信したユーザ情報D11及びユーザ走行情報D12のうち少なくとも何れかと紐づけられてもよい。比較走行情報D631は、例えばサーバ3において、参照用ユーザ情報D61及び参照用ユーザ走行情報D62のうち少なくとも何れかと紐づけられてもよい。
比較走行情報D631は、例えば走行情報D122と参照用走行情報D622とにそれぞれ含まれる同種の情報との比較結果を含む。同種の情報との比較結果とは、例えば速度を示す情報同士、加速度を示す情報同士、エンジン回転数を示す情報同士、燃費を示す情報同士との比較結果を含む。比較走行情報D631は、比較対象となる走行情報D122と参照用走行情報D622とが紐づけられた情報、及び走行情報D122と参照用走行情報D622との比較結果の少なくとも何れかを含んでもよい。
比較走行情報D631は、例えば走行情報D122に含まれる速度を示す情報と、参照用走行情報D622に含まれる速度を示す情報とが比較されて生成される。比較走行情報D631は、例えば走行情報D122に含まれる速度「54キロメートル/時間」を示す情報と、参照用走行情報D622に含まれる速度「60キロメートル/時間」を示す情報と、を比較して、比較した差分「-6キロメートル/時間」を比較結果として含むほか、比較した相対比「0.9」を比較結果として含んでもよい。
比較走行情報D631は、例えば走行情報D122に含まれる加速度を示す情報と、参照用走行情報D622に含まれる加速度を示す情報とが比較されて生成される。比較走行情報D631は、例えば走行情報D122に含まれる加速度「1.5メートル/秒」を示す情報と、参照用走行情報D622に含まれる加速度「2メートル/秒」を示す情報と、を比較して、比較した差分「-0.5メートル/秒」を比較結果として含むほか、比較した相対比「0.75」を比較結果として含んでもよい。
比較走行情報D631は、例えば走行情報D122に含まれるエンジン回転数を示す情報と、参照用走行情報D622に含まれるエンジン回転数を示す情報とが比較されて生成される。比較走行情報D631は、例えば走行情報D122に含まれるエンジン回転数「1600回転/分」を示す情報と、参照用走行情報D622に含まれる速度「2000回転/分」を示す情報と、を比較して、比較した差分「-400回転/分」を比較結果として含むほか、比較した相対比「0.8」を比較結果として含んでもよい。
比較走行情報D631は、例えば走行情報D122に含まれる燃費を示す情報と、参照用走行情報D622に含まれる燃費を示す情報とが比較されて生成される。比較走行情報D631は、例えば走行情報D122に含まれる燃費「27キロメートル/リットル」を示す情報と、参照用走行情報D622に含まれる燃費「30キロメートル/リットル」を示す情報と、を比較して、比較した差分「-3キロメートル/リットル」を比較結果として含むほか、比較した相対比「0.9」を比較結果として含んでもよい。
比較走行情報D631は、例えば走行情報D122と、サーバ3に予め記憶されるグループマスタデータに基づいてグルーピングされた参照用車種情報のうち、当該走行情報D122に紐づけられた車種情報D112に対応する参照用車種情報D612と同じグループに属する参照用車種情報に紐づけられた走行情報と、が比較されて生成されてもよい。この場合、ユーザの運転技術以外の要因を除外して、ユーザの運転技術が評価されやすくなる。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転をより正確に促進することができる。
<得点情報D632>
得点情報D632は、例えばユーザの運転技術に関する評価を、得点で示す情報である。得点情報D632は、例えば比較走行情報D631に基づいて生成される。得点情報D632は、例えばサーバ3において、受信したユーザ情報D11及びユーザ走行情報D12のうち少なくとも何れかと紐づけられてもよい。得点情報D632は、例えばサーバ3において、参照用ユーザ情報D61及び参照用ユーザ走行情報D62のうち少なくとも何れかと紐づけられてもよい。
得点情報D632は、例えば比較走行情報D631及びユーザ走行情報D12のうち少なくとも何れかに基づいて生成されてもよい。
比較走行情報D631に基づいて生成される得点は、例えばサーバ3に予め記憶される得点マスタデータに基づいて生成される。得点マスタデータは、例えば比較走行情報の比較結果に対応する得点が記憶されている。比較走行情報D631に基づいて生成される得点は、例えば得点マスタデータにおいて速度を示す情報同士を比較した差分「-6キロメートル/時間」を比較結果に含む場合、得点「-6点」として生成される。比較走行情報D631に基づいて生成される得点は、例えば得点マスタデータにおいて速度を示す情報同士を比較した相対比「0.9」を比較結果に含む場合、得点「90点」として生成される。
ユーザ走行情報D12に基づいて生成される得点は、例えばサーバ3に予め記憶される得点マスタデータに基づいて生成される。得点マスタデータは、例えば車両の速度、加速度、エンジン回転数、燃費に対応する得点が記憶されている。ユーザ走行情報D12に基づいて生成される得点は、例えば得点マスタデータにおいて急加速・急減速に分類される加速度を示す情報がユーザ走行情報D12に含まれる場合、得点「-10点」として生成される。
得点マスタデータは、例えば制限速度などの交通規制に対応する得点が記憶されてもよい。この場合、サーバ3は、制限速度などの交通規制に関するデータを含む公知の地図データベースが予め記憶されてもよい。ユーザ走行情報D12に基づいて生成される得点は、例えばサーバ3において、受信した位置情報D121に対応する位置における制限速度と、位置情報D121に紐づけられた走行情報D122に含まれる速度とが比較され、その差分が得点マスタデータにおいて制限速度超過に分類される速度を示す場合、得点「-10点」として生成される。
得点情報D632は、例えば比較走行情報D631に基づいて生成される得点と、ユーザ走行情報D12に基づいて生成される得点との合算結果として生成されてもよい。得点情報D632は、例えば比較走行情報D631に基づく得点「90点」と、ユーザ走行情報D12に基づいて生成される得点「-10点」を合算した得点「80点」を得点情報として含んでもよい。
得点情報D632は、例えばユーザが運転する車両201が過去に通過した第1位置情報D121aに紐づけられた得点情報D632aと、当該車両201が第1位置情報D121aを通過した後に通過した第2位置情報D121bに紐づけられた得点情報D632bとが合算されて生成されてもよい。この場合、ユーザの運転技術を多面的評価することができる。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転をより正確に促進することができる。
<順位情報D633>
順位情報D633は、例えばユーザの運転技術に関する評価を、複数の他のユーザと同時に比較した順位で示す情報である。順位情報D633は、例えばサーバ3において、受信したユーザ情報D11及びユーザ走行情報D12のうち少なくとも何れかと紐づけられてもよい。順位情報D633は、例えばサーバ3において、参照用ユーザ情報D61及び参照用ユーザ走行情報D62のうち少なくとも何れかと紐づけられてもよい。
順位情報D633は、例えば複数のユーザの得点情報を降順で示した際の、得点情報D632の順位を示す情報である。順位情報D633は、例えばサーバ3に予め記憶されるグループマスタデータに基づいてグルーピングされた参照用車種情報のうち、得点情報D632に紐づけられた車種情報D112に対応する参照用車種情報D612と同じグループに属する参照用車種情報に紐づけられた得点情報について降順で示した際の、当該得点情報D632の順位を示してもよい。
順位情報D633は、例えばユーザが運転する車両201が過去に通過した第1位置情報D121aに紐づけられた得点情報D632aを用いて生成されたあとに、得点情報632aと、当該車両201が第1位置情報D121aを通過した後に通過した第2位置情報D121bに紐づけられた得点情報D632bとが合算されて生成される得点情報を用いて更新されてもよい。
順位情報D633は、例えば複数のユーザの、第1位置情報D121aを通過してから第2位置情報D121bを通過するまでの所要時間を降順で示した際の、当該所要時間の順位を示す情報でもよい。
順位情報D633は、例えば複数のユーザの比較走行情報を降順で示した際の、比較走行情報D631の順位を示す情報でもよい。
順位情報D633は、例えば複数のユーザが運転する各車両の、速度、加速度、エンジン回転数、燃費を含む各走行情報について、同種の情報を降順で示した際の、ユーザ走行情報D12に含まれる同種の情報の順位を示す情報でもよい。
(第1実施形態:運転支援システム100の動作の一例)
次に図8~図9を参照して、本実施形態における運転支援システム100の動作の一例を説明する。図8は、本実施形態における運転支援システム100の動作の一例を示すフローチャートである。図9は、本実施形態におけるに運転支援システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
運転支援システム100は、例えば車載搭載機1及びサーバ3内にインストールされた運転支援プログラムを介して実行する。
運転支援システム100の動作は、例えば図8に示すように、走行情報取得手段S11と、走行情報送信手段S12と、評価情報生成手段S13と、を有する。
<走行情報取得手段S11>
走行情報取得手段S11において、車載搭載機1は、例えばユーザが運転する車両201の位置情報D121と走行情報D122とを含むユーザ走行情報D12を取得する。走行情報取得手段S11において、車載搭載機1は、例えば車両201の位置情報D121と走行情報D122とを紐づけて取得する。
走行情報取得手段S11において、車載搭載機1は、位置情報D121と走行情報D122とが紐づけられた情報を含むユーザ走行情報D12を取得する(S113)。
走行情報取得手段S11において、車載搭載機1は、例えば図9に示すように、ユーザ走行情報D12を取得する前に、車載搭載機1が取得したユーザ情報D11をサーバ3に送信してもよい(S111)。走行情報取得手段S11において、車載搭載機1は、例えばユーザ走行情報D12を取得する前に、車載搭載機1に予め記憶されたユーザ情報D11をサーバ3に送信してもよい。この場合、走行情報取得手段S11において、サーバ3は、データベース6を参照して、受信したユーザ情報D11が正規の方法で登録されたユーザであることを認証する(S112)。その後、走行情報取得手段S11において、車載搭載機1は、ユーザ走行情報D12を取得する(S113)。
走行情報取得手段S11において、車載搭載機1は、例えば一度S111及びS112を実行した後であれば、S113が完了する度にS111及びS112を行わずに、所定の範囲内においてS111及びS112の実行を省略してもよい。ここで、所定の範囲内とは、例えばユーザが運転する車両201の走行時間、走行距離、ユーザ走行情報D12の取得回数を含む。この場合、車載搭載機1が適切なタイミングでユーザ走行情報D12を取得することができる。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転をより適切な位置で促進することができる。
<走行情報送信手段S12>
走行情報送信手段S12において、車載搭載機1は、例えば走行情報取得手段S11において取得した位置情報D121と走行情報D122とを、他のユーザが運転する車両202の位置情報と走行情報とが、参照用位置情報D621と参照用走行情報D622として予め紐づけられて記憶されたサーバ3へ送信する。
<評価情報生成手段S13>
評価情報生成手段S13において、サーバ3は、例えば走行情報送信手段S12において受信した位置情報D121に応じた参照用位置情報D621に紐づいた参照用走行情報D622と、当該位置情報D121と紐づいた走行情報D122とを比較することにより、ユーザの運転技術に関する評価を示す評価情報D63を生成する。
上述した各手段を実施し、本実施形態における運転支援システム100の動作は終了する。なお、運転支援システム100では、例えば上述した各手段を繰り返し実施してもよい。
本実施形態によれば、車載搭載機1は、ユーザが運転する車両201の位置情報D121と走行情報D122と、を紐づけて取得し、サーバ3は、車載搭載機1から受信した位置情報D121に応じた参照用位置情報D621に紐づいた参照用走行情報D622と、位置情報D121と紐づいた走行情報D122と、を比較することにより、評価情報D63を生成することを含む。このため、特定の位置を実際に走行した他のユーザの走行情報に基づいてユーザの運転技術が評価される。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転を促進することができる。
本実施形態によれば、ユーザが運転する車両201の位置情報D121と走行情報D122とを紐づけて取得する走行情報取得ステップと、サーバ3において、受信した位置情報D121に応じた参照用位置情報D621に紐づいた参照用走行情報D622と、位置情報D121に紐づいた走行情報D122と、を比較することにより、評価情報D63を生成する評価情報生成ステップと、を有する。このため、特定の位置を実際に走行した他のユーザの走行情報に基づいてユーザの運転技術が評価される。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転を促進することを、コンピュータに実行させることができる。
(第2実施形態:運転支援システム100)
次に図10~図11を参照して、本実施形態における運転支援システム100の一例を説明する。図10は、本実施形態における車載搭載機1の詳細な構成の一例を示す模式図である。図11は、本実施形態におけるサーバ3の詳細な構成の一例を示す模式図である。本実施形態は、車載搭載機1が、通知出力部13をさらに含む点、サーバ3が通知判定部35をさらに含む点、運転支援システム100が、通知判定手段S21と、通知手段S22とをさらに有する点で、で、第1実施形態とは異なる。なお、上述の内容と同様の構成については、説明を省略する。
<車載搭載機1>
車載搭載機1は、例えば図10に示すように、通知出力部13をさらに含む。
<通知出力部13>
通知出力部13は、通信部12が受信した評価情報D63をユーザに対して出力する。
評価情報の出力方法の一例としては、例えば通知出力部13として公知のスピーカーを用いて、音声出力する方法が挙げられる。この場合、サーバ3において評価情報D63を含む音声データを生成し、車載搭載機1が当該音声データを受信して音声出力することで、ユーザに評価情報D63を伝達してもよい。なお、評価情報D63を含む音声データは、車載搭載機1がサーバ3から評価情報D63を受信したあとに、車載搭載機1において生成されてもよい。
評価情報の出力方法の変形例としては、例えば通知出力部13として公知のモニターを用いて、画像出力する方法が挙げられる。この場合、サーバ3において評価情報D63と位置情報D121とを紐づけたマッピングデータを生成し、車載搭載機1が当該マッピングデータを受信して画像出力することで、ユーザに評価情報D63を伝達してもよい。なお、評価情報D63を含むマッピングデータは、車載搭載機1がサーバ3から評価情報D63を受信したあとに、車載搭載機1において生成されてもよい。
<サーバ3>
サーバ3は、例えば図11に示すように、通知判定部35をさらに含む。
<通知判定部35>
通知判定部35は、例えばサーバ記憶部32に記憶された位置情報と取得部11が取得した位置情報D121、及びサーバ記憶部32に記憶された走行情報と取得部11が取得した走行情報D122のうち少なくとも何れかが対応する場合に、評価情報D63を生成する。
次に、運転支援システム100に記憶される各情報についての詳細を説明する。運転支援システム100は、例えば設定位置情報及び設定走行情報のうち少なくとも何れかが予め記憶される。
<設定位置情報>
設定位置情報は、例えば特定の位置を示す情報であり、位置情報D121と同種の情報を含む。設定位置情報は、サーバ記憶部32に予め記憶される。設定位置情報は、例えば通知判定部35において、車載搭載機1により取得され、サーバ通信部31が受信した位置情報D121と対応するか否かが判定される。
<設定走行情報>
設定走行情報は、例えば車両の特定の状態を示す情報であり、走行情報D122と同種の情報を含む。設定走行情報は、サーバ記憶部32に予め記憶される。設定走行情報は、例えば通知判定部35において、車載搭載機1により取得され、サーバ通信部31が受信した走行情報D122と対応するか否かが判定される。
サーバ3は、位置情報D121と設定位置情報、及び走行情報D122と設定走行情報のうち少なくとも何れかが対応する場合に、評価情報D63を生成して車載搭載機1へ送信し、車載搭載機1は、サーバ3から受信した評価情報D63を出力することを含む。すなわち、ユーザが運転する車両201が設定位置情報に対応する位置を通過したり、設定走行情報に含まれる速度を超過する運転をしたりしたときに、車載搭載機1はユーザに対して自動的に、設定位置を通過した旨及び設定速度を超過した旨を含む評価情報D63を出力する。この場合、ユーザに評価情報D63を出力する条件を設定することができる。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転促進の効率化を図ることができる。
(第2実施形態:運転支援システム100の動作の一例)
次に図12~図13を参照して、本実施形態における運転支援システム100の動作の一例を説明する。図12は、運転支援システム100の動作の一例を示すフローチャートである。図13は、運転支援システム100の動作の一例を示すシーケンス図である。
運転支援システム100の動作は、例えば図12に示すように、通知判定手段S21と、通知手段S22と、をさらに有する。運転支援システム100は、例えば評価情報生成手段S13の前に、通知判定手段S21を実施する。運転支援システム100は、例えば評価情報生成手段S13のあとに、通知手段S22を実施する。
<通知判定手段S21>
通知判定手段S21において、サーバ3は、例えば図13に示すように、ユーザ走行情報D12と、予め車載搭載機1に設定された設定位置情報及び設定走行情報とが対応するか否かを判定する。通知判定手段S21において、サーバ3は、例えばサーバ3に予め設定された設定位置情報と車載搭載機1から受信した位置情報D121、及びサーバ3に予め設定された設定走行情報と車載搭載機1から受信した走行情報D122のうち少なくとも何れかが対応するか否かを判定する。
<評価情報生成手段S13>
評価情報生成手段S13において、サーバ3は、例えば通知判定手段S21において設定位置情報と位置情報D121、及び設定走行情報と走行情報D122のうち少なくとも何れかが対応すると判定したあとに、評価情報D63を生成する。
<通知手段S22>
通知手段S22において、サーバ3は、評価情報生成手段S13において生成した評価情報D63を、車載搭載機1へ送信する(S221)。その後、通知手段S22において、車載搭載機1は、サーバ3から受信した評価情報を出力する(S222)。
上述した各手段を実施し、本実施形態における運転支援システム100の動作は終了する。なお、運転支援システム100では、例えば上述した各手段を繰り返し実施してもよい。
本実施形態によれば、サーバ3は、位置情報D121と設定位置情報、及び走行情報D122と設定走行情報のうち少なくとも何れかが対応する場合に、評価情報D63を生成して車載搭載機1へ送信し、車載搭載機1は、サーバ3から受信した評価情報D63を出力することを含む。このため、ユーザに評価情報D63を出力する条件を設定することができる。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転促進の効率化を図ることができる。
本実施形態によれば、サーバ3において、位置情報D121と設定位置情報、及び走行情報D122と設定走行情報のうち少なくとも何れかが対応するか否かを判定する通知判定ステップと、車載搭載機1において、通知判定ステップの判定に応じて、サーバ3から評価情報D63を受信して、出力する通知ステップと、をさらに有する。このため、ユーザに評価情報D63を出力する条件を設定することができる。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転を促進することを、コンピュータに実行させることができる。
(第3実施形態:運転支援システム100)
次に図14~図16を参照して、本実施形態における運転支援システム100の一例を説明する。図14は、本実施形態におけるサーバ3の詳細な構成の一例を示す模式図である。図15は、本実施形態におけるデータベース6の一例を示す模式図である。図16(a)は、本実施形態における補正情報テーブル64に格納される情報の一例を示す模式図であり、図16(b)は、本実施形態における補正評価情報テーブル65に格納される情報の一例を示す模式図である。本実施形態は、サーバ3が、評価補正部36をさらに含む点、データベース6が、補正情報テーブル64と、補正評価情報テーブル65と、をさらに含む点、運転支援システム100が、評価情報補正手段S31をさらに有する点で、第1実施形態とは異なる。なお、上述の内容と同様の構成については、説明を省略する。
<サーバ3>
サーバ3は、例えば図14に示すように、評価補正部36をさらに含む。
<評価補正部36>
評価補正部36は、サーバ3に予め記憶された補正情報を用いて、評価情報D63を補正した情報を生成する。
<データベース6>
データベース6は、例えば図15に示すように、補正情報テーブル64と、補正評価情報テーブル65と、をさらに含む。
<補正情報テーブル64>
補正情報テーブル64は、例えば図16(a)に示すように、車種補正情報D641及び車名補正情報D642のうち少なくとも何れかが格納される。補正情報テーブル64は、例えば車種補正情報641及び車名補正情報642のうち少なくとも何れかが格納される。
<補正評価情報テーブル65>
補正評価情報テーブル65は、例えば図16(b)に示すように、補正比較走行情報D651、補正得点情報D652及び補正順位情報D653のうち少なくとも何れかが格納される。補正評価情報テーブル65は、例えば補正比較走行情報D651、補正得点情報D652及び補正順位情報D653のうち少なくとも何れかが格納される。
次に、運転支援システム100が取得した各情報に基づいて生成され、記憶される各情報についての詳細を説明する。運転支援システム100は、サーバ3において、例えば参照用車種情報D612と、当該参照用車種情報D612と紐づけられた評価情報D63を補正する車種補正情報D641と、が予め紐づけられて記憶される。運転支援システム100は、サーバ3において、例えば参照用車名情報D613と、当該参照用車名情報D613と紐づけられた評価情報D63を補正する車名補正情報D642とが予め紐づけられて記憶される。
<車種補正情報D641>
車種補正情報D641は、車種ごとの性能差による評価への影響を低減するために評価情報D63を補正する情報である。車種補正情報D641は、例えば参照用車種情報D612と予め紐づけられて、データベース6に記憶される。
サーバ3は、予め紐づけられて記憶された参照用車種情報D612と、車種補正情報D641とを参照し、受信した車種情報D112に応じた参照用車種情報D612に紐づけられた車種補正情報642を用いて、評価情報D63を補正する。この場合、ユーザの運転技術以外の要因を除外して、ユーザの運転技術が評価されやすくなる。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転をより正確に促進することができる。
車種補正情報D641は、例えば比較走行情報D631の生成に用いる走行情報D122について、燃費の良い車種に対して燃費の差分又は相対比を示す比較走行情報D631を下方に補正する情報を含み、燃費の悪い車種に対して燃費の差分又は相対比を示す比較走行情報D631を上方に補正する情報を含む。この場合、車種に依存する要因を除外して、ユーザの運転技術が評価されやすくなる。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転をより正確に促進することができる。
車種補正情報D641は、例えばJC08モードにおける燃費「21.4キロメートル/リットル~22.6キロメートル/リットル」を有する日産自動車製コンパクトカーMARCH(登録商標)を基準とする場合、すなわち車種補正情報の補正値をゼロとする場合、JC08モードにおける燃費「25.0キロメートル/リットル~30.0キロメートル/リットル」を有するスズキ製軽自動車ワゴンアール(登録商標)は「-5キロメートル/リットル」の補正情報として記憶される。すなわち、参照用車種情報D612「軽自動車」と車種補正情報D641「-5キロメートル/リットル」とが紐づけられ、データベース6に記憶される。
車種補正情報D641は、例えばJC08モードにおける燃費「21.4キロメートル/リットル~22.6キロメートル/リットル」を有する日産自動車製コンパクトカーMARCH(登録商標)を基準とする場合、すなわち車種補正情報の補正値をゼロとする場合、JC08モードにおける燃費「16.2キロメートル/リットル~24.0キロメートル/リットル」を有するスズキ製セダンSWIFT(登録商標)は「+5キロメートル/リットル」の補正情報として記憶される。すなわち、参照用車種情報D612「セダン」と車種補正情報D641「+5キロメートル/リットル」とが紐づけられ、データベース6に記憶される。
車種補正情報D641は、例えば燃費の良い車種に対して得点情報D632を減点する情報を含み、燃費の悪い車種に対して得点情報D632を加点する情報を含む。この場合、車種に依存する要因を除外して、ユーザの運転技術が評価されやすくなる。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転をより正確に促進することができる。
車種補正情報D641は、例えばJC08モードにおける燃費「21.4キロメートル/リットル~22.6キロメートル/リットル」を有する日産自動車製コンパクトカーMARCH(登録商標)を基準とする場合、すなわち車種補正情報の補正値をゼロとする場合、JC08モードにおける燃費「25.0キロメートル/リットル~30.0キロメートル/リットル」を有するスズキ製軽自動車ワゴンアール(登録商標)は「-5点」の補正情報として記憶される。すなわち、参照用車種情報D612「軽自動車」と車種補正情報D641「-5点」とが紐づけられ、データベース6に記憶される。
車種補正情報D641は、例えばJC08モードにおける燃費「21.4キロメートル/リットル~22.6キロメートル/リットル」を有する日産自動車製コンパクトカーMARCH(登録商標)を基準とする場合、すなわち車種補正情報の補正値をゼロとする場合、JC08モードにおける燃費「16.2キロメートル/リットル~24.0キロメートル/リットル」を有するスズキ製セダンSWIFT(登録商標)は「+5点」の補正情報として記憶される。すなわち、参照用車種情報D612「セダン」と車種補正情報D641「+5点」とが紐づけられ、データベース6に記憶される。
<車名補正情報D642>
車名補正情報D642は、車名ごとの性能差による評価への影響を低減するために、評価情報D63を補正する情報である。車名補正情報D642は、例えば参照用車種情報D612と車種補正情報D641とが紐づけられる方法と同様の方法により、参照用車名情報D613と紐づけられ、データベース6に記憶される。
<補正評価情報D65>
補正評価情報D65は、サーバ3が受信した車種情報D112に対応する参照用車種情報D612に紐づいた車種補正情報D641を用いて、評価情報D63を補正した情報である。補正評価情報D65は、例えば補正評価情報テーブル65に格納される。補正評価情報D65は、例えば補正比較走行情報D651、補正得点情報D652及び補正順位情報D653のうち少なくとも何れかを含む。補正評価情報D65は、例えば車種補正情報D641の代わりに、サーバ3が受信した車名情報D113に対応する参照用車名情報D613に紐づいた車名補正情報D642を用いて、評価情報D63を補正した情報でもよい。
<補正比較走行情報D651>
補正比較走行情報D651は、例えばサーバ3が受信した車種情報D112に対応する参照用車種情報D612に紐づいた車種補正情報D641を用いて比較走行情報D631を補正した情報である。補正比較走行情報D651は、例えば車種補正情報D641の代わりに、サーバ3が受信した車名情報D113に対応する参照用車名情報D613に紐づいた車名補正情報D642を用いて、比較走行情報D631を補正した情報でもよい。
<補正得点情報D652>
補正得点情報D652は、例えばサーバ3が受信した車種情報D112に対応する参照用車種情報D612に紐づいた車種補正情報D641を用いて、得点情報D632を補正した情報である。補正得点情報D652は、例えば車種補正情報D641の代わりに、サーバ3が受信した車名情報D113に対応する参照用車名情報D613に紐づいた車名補正情報D642を用いて、得点情報D632を補正した情報でもよい。
<補正順位情報D653>
補正順位情報D653は、例えば補正比較走行情報D651と、複数のユーザの比較走行情報とを降順で示した際の、補正比較走行情報D651の順位を示す情報である。補正順位情報D653は、例えば補正比較走行情報D651と、複数のユーザの比較走行情報及び複数のユーザの補正比較走行情報のうち少なくとも何れかを降順で示した際の、補正比較走行情報D651の順位を示す情報でもよい。
補正順位情報D653は、例えば補正得点情報D652と、複数のユーザの得点情報とを降順で示した際の、補正得点情報D652の順位を示す情報である。補正順位情報D653は、例えば補正得点情報D652と、複数のユーザの得点情報及び複数のユーザの補正得点情報のうち少なくとも何れかを降順で示した際の、補正得点情報D652の順位を示す情報でもよい。
(第3実施形態:運転支援システム100の動作の一例)
次に図17~図18を参照して、本実施形態における運転支援システム100の動作の一例を説明する。図17は、運転支援システム100の動作の一例を示すフローチャートである。図18は、運転支援システム100の動作の一例を示すシーケンス図である。
運転支援システム100の動作は、例えば図17に示すように、評価情報補正手段S31をさらに有する。
<評価情報補正手段S31>
評価情報補正手段S31において、サーバ3は、例えば図18に示すように、評価情報生成手段S13において評価情報D63を生成したあとに、車載搭載機1から受信した車種情報D112に対応する参照用車種情報D612に紐づく車種補正情報D641を参照する(S311)。その後、評価情報補正手段S31において、サーバ3は、参照した車種補正情報D641を用いて、評価情報D63を補正する(S312)。また、評価情報補正手段S31において、サーバ3は、例えば車種補正情報D641の代わりに車名補正情報D642を用いて評価情報D63を補正してもよい。この場合、サーバ3は、車載搭載機1から受信した車名情報D113に対応する参照用車名情報D613に紐づく車名補正情報D642を参照して用いる。
上述した各手段を実施し、本実施形態における運転支援システム100の動作は終了する。なお、運転支援システム100では、例えば上述した各手段を繰り返し実施してもよい。
本実施形態によれば、車載搭載機1は、車種情報D112を取得し、サーバ3は、車載搭載機1から受信した車種情報D112に応じた参照用車種情報D612に紐づいた車種補正情報D641を用いて、評価情報D63を補正する。このため、ユーザの運転技術以外の要因を除外して、ユーザの運転技術が評価されやすくなる。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転をより正確に促進することができる。
本実施形態によれば、車載搭載機1が車種情報D112を取得し、サーバ3は、車載搭載機1から受信した車種情報D112に応じた参照用車種情報D612に紐づいた車種補正情報D641を用いて、評価情報D63を補正する評価情報補正ステップをさらに有する。このため、ユーザの運転技術以外の要因を除外して、ユーザの運転技術が評価されやすくなる。これにより、ユーザの安全かつ有益な運転をより正確に促進することを、コンピュータに実行させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、上述した「部(section、module、unit)」は、「手段」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段に読み替えることができる。また、上述した「手段」は、「ステップ」などに読み替えることができる。例えば、走行情報取得手段は、走行情報取得ステップに読み替えることができる。
100 運転支援システム
201 車両
202 他のユーザが運転する車両
1 車載搭載機
11 取得部
12 通信部
13 通知出力部
2 他の車載搭載機
3 サーバ
30 筐体
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 保存部
305 I/F
306 I/F
307 I/F
308 入力部
309 表示部
310 内部バス
31 サーバ通信部
32 サーバ記憶部
33 データベース生成部
34 評価生成部
35 通知判定部
36 評価補正部
4 通信網
6 データベース
61 ユーザ情報テーブル
62 ユーザ走行情報テーブル
63 評価情報テーブル
64 補正情報テーブル
65 補正評価情報テーブル
D11 ユーザ情報
D111 ユーザ名
D112 車種情報
D113 車名情報
D12 ユーザ走行情報
D121 位置情報
D122 走行情報
D61 参照用ユーザ情報
D611 参照用ユーザ名
D612 参照用車種情報
D613 参照用車名情報
D62 参照用ユーザ走行情報
D621 参照用位置情報
D622 参照用走行情報
D63 評価情報
D631 比較走行情報
D632 得点情報
D633 順位情報
D64 補正情報
D641 車種補正情報
D642 車名補正情報
D65 補正評価情報
D651 補正比較走行情報
D652 補正得点情報
D653 補正順位情報
S11 走行情報取得手段
S12 走行情報送信手段
S13 評価情報生成手段
S21 通知判定手段
S22 通知手段
S31 評価情報補正手段

Claims (4)

  1. ユーザが運転する車両の位置情報と走行情報とを紐づけて取得する車載搭載機と、
    他のユーザが運転する車両の参照用位置情報と参照用走行情報とが予め紐づけられて記憶され、前記車載搭載機から前記位置情報と前記走行情報とを受信するサーバとを備え、
    前記サーバは、受信した前記位置情報に応じた前記参照用位置情報に紐づいた前記参照用走行情報と、当該位置情報と紐づいた前記走行情報とを比較することにより、前記ユーザの運転技術に関する評価を示す評価情報を生成すること
    を特徴とする運転支援システム。
  2. 前記サーバは、予め設定された設定位置情報と設定走行情報とが記憶され、前記位置情報と前記設定位置情報、及び前記走行情報と前記設定走行情報のうち少なくとも何れかが対応する場合に、前記評価情報を生成して前記車載搭載機へ送信し、
    前記車載搭載機は、前記サーバから受信した前記評価情報を出力すること
    を特徴とする請求項1記載の運転支援システム。
  3. 前記車載搭載機は、前記ユーザが運転する車両の車種情報を取得して、前記サーバへ送信し、
    前記サーバは、予め紐づけられて記憶された参照用車種情報と、前記評価情報を補正する車種補正情報とを参照し、受信した前記車種情報に応じた前記参照用車種情報に紐づいた前記車種補正情報を用いて、前記評価情報を補正すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の運転支援システム。
  4. 車載搭載機を介して、ユーザが運転する車両の位置情報と走行情報とを紐づけて取得する走行情報取得ステップと、
    前記走行情報取得ステップにおいて取得した前記位置情報と前記走行情報とを、他のユーザが運転する車両の参照用位置情報と参照用走行情報とが予め紐づけられて記憶されたサーバへ送信する走行情報送信ステップと、
    前記サーバにおいて、受信した前記位置情報に応じた前記参照用位置情報に紐づいた前記参照用走行情報と、当該位置情報と紐づいた前記走行情報とを比較することにより、前記ユーザの運転技術に関する評価を示す評価情報を生成する評価情報生成ステップと、
    をコンピュータに実行させること
    を特徴とする運転支援プログラム。
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