JP2023172704A - タービン翼及びガスタービン - Google Patents

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Abstract

【課題】鋳造性を確保しつつ冷却性能を向上できるタービン翼を提供する。【解決手段】本開示の少なくとも一実施形態に係るタービン翼は、翼形部の後縁部内に形成され翼形部の後縁に向かって延在し、後縁において翼形部の外部に開口するピンフィン流路と、ピンフィン流路を構成する一対の対向する内壁を繋ぐ複数のピンフィンとを備える。ピンフィン流路は、第1領域と、第1領域よりも後縁側の第2領域とを含む。複数のピンフィンは、第1領域に設けられた複数の第1ピンフィンと、第2領域に設けられた複数の第2ピンフィンとを含む。複数の第1ピンフィンの第1直径は、複数の第2ピンフィンの第2直径よりも大きい。複数の第1ピンフィン同士の第1ピンピッチは、複数の第2ピンフィン同士の第2ピンピッチよりも大きい。第1ピンピッチを第1直径で除した値は、第2ピンピッチを第2直径で除した値よりも小さい。【選択図】図5

Description

本開示は、タービン翼及びガスタービンに関する。
ガスタービンのタービン翼としては、ピンフィンを介して翼後縁部を冷却するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004-60638号公報
例えば特許文献1に記載のタービン翼では、翼形部(翼本体)の内部に前縁通路及び後縁通路が形成されており、翼本体の後縁側にピンフィン間の流路からなるピンフィン流路が形成されている。そして、前縁通路及び後縁通路を冷却した後の冷却空気は、ピンフィン流路を流れ、ピンフィン冷却を行う。
例えば特許文献1に記載のタービン翼のような冷却空気の流路構成を有するタービン翼では、前縁通路及び後縁通路が設けられた領域では比較的メタル温度が高く、ピンフィン流路が設けられた翼本体の後縁側の領域では過冷却となる場合がある。このような場合には、ピンフィン流路の領域を前縁側に拡大することでメタル温度の抑制を図ることが考えられる。
しかし、ピンフィン流路において前縁側に拡大した領域では、ピンフィン流路を構成する一対の対向する内壁同士の間の距離が大きくなるため、当該領域のピンフィンの長さも長くなる。そのため、タービン翼の鋳造時に当該領域のピンフィンが折れやすくなる等、鋳造し難くなる。
本開示の少なくとも一実施形態は、上述の事情に鑑みて、鋳造性を確保しつつ冷却性能を向上できるタービン翼、及び、このタービン翼を備えるガスタービンを提供することを目的とする。
(1)本開示の少なくとも一実施形態に係るタービン翼は、
翼形部と、
前記翼形部の後縁部内に形成され前記翼形部の後縁に向かって延在し、前記後縁において前記翼形部の外部に開口するピンフィン流路と、
前記ピンフィン流路を構成する一対の対向する内壁を繋ぐ複数のピンフィンと、
を備え、
前記ピンフィン流路は、第1領域と、前記第1領域よりも前記後縁側の第2領域と、を含み、
前記複数のピンフィンは、前記第1領域に設けられた複数の第1ピンフィンと、前記第2領域に設けられた複数の第2ピンフィンと、を含み、
前記複数の第1ピンフィンの第1直径は、前記複数の第2ピンフィンの第2直径よりも大きく、
前記複数の第1ピンフィン同士の第1ピンピッチは、前記複数の第2ピンフィン同士の第2ピンピッチよりも大きく、
前記第1ピンピッチを前記第1直径で除した値は、前記第2ピンピッチを前記第2直径で除した値よりも小さい。
(2)本開示の少なくとも一実施形態に係るガスタービンは、
上記(1)乃至(8)の何れかの構成のタービン翼を備える。
本開示の少なくとも一実施形態によれば、鋳造性を確保しつつ冷却性能を向上できるタービン翼、及び、このタービン翼を備えるガスタービンを提供できる。
幾つかの実施形態に係るタービン翼を備えるガスタービンの構成を示す模式図である。 幾つかの実施形態に係るタービン翼の断面図である。 幾つかの実施形態に係るタービン翼の内側シュラウドを底面側から見た斜視図である。 幾つかの実施形態に係るタービン翼の外側シュラウドを上面側から見た斜視図である。 幾つかの実施形態に係るタービン翼の翼後縁部を示す図であって、上段はタービン翼の立設方向軸線に対して略直交する面で切った断面図、下段はタービン翼の立設方向軸線に対して略平行となる面で切った断面図である。 ピンフィンの寸法について説明するための表である。 ピンフィンの寸法とピンフィン流路における冷却性能との関係を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して本開示の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本開示の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
以下、幾つかの実施形態に係るタービン翼について、図を参照しながら説明する。
図1は、幾つかの実施形態に係るタービン翼を備えるガスタービンの構成を示す模式図である。
図2は、幾つかの実施形態に係るタービン翼の断面図である。
図3は、幾つかの実施形態に係るタービン翼の内側シュラウドを底面側から見た斜視図である。
図4は、幾つかの実施形態に係るタービン翼の外側シュラウドを上面側から見た斜視図である。
図5は、幾つかの実施形態に係るタービン翼の翼後縁部を示す図であって、上段はタービン翼の立設方向軸線に対して略直交する面で切った断面図、下段はタービン翼の立設方向軸線に対して略平行となる面で切った断面図である。
図6は、ピンフィンの寸法について説明するための表である。
図7は、ピンフィンの寸法とピンフィン流路における冷却性能との関係を説明するための図である。
(ガスタービン100)
図1に示すように、幾つかの実施形態に係るガスタービン100は、外気を圧縮して圧縮空気を生成する圧縮機1と、燃料供給源(図示せず)から供給される燃料を圧縮空気に混合して燃焼させ燃焼ガスを生成する複数の燃焼器2と、燃焼ガスFGにより駆動するタービン3と、を備えている。
図2に示すように、タービン3は、軸線Arを中心として回転するロータ4を備えている。ロータ4には、例えば、ロータ4の回転で発電する発電機5(図1参照)が接続されている。
幾つかの実施形態に係るタービン翼10は、例えば、タービン3における静翼に適用され得るものである。
(タービン翼10)
図2に示すように、タービン翼10は、翼本体(翼形部)11と、この翼本体11の内側及び外側にそれぞれ設けられた内側シュラウド12及び外側シュラウド13とを備えている。
翼本体11は、その内部に、リブ40によって前縁通路42及び後縁通路44が形成されており、これら前縁通路42及び後縁通路44には、周面及び底面に複数の冷却空気穴70,71が形成された有底筒状のインサート46,47が外側シュラウド13側から挿入されている。
翼本体11は、その後縁11b側に複数のピンフィン26が設けられた通路であるピンフィン流路16を備えている。ピンフィン流路16については後で詳述する。
そして、これらインサート46,47にマニホールド(図示せず)から冷却空気CAが送り込まれると、この冷却空気CAは、冷却空気穴70,71から噴出し、前縁通路42及び後縁通路44の内壁に衝突し、いわゆるインピンジメント冷却が行われ、また、翼本体11の後縁側のピンフィン流路16を流れ、ピンフィン冷却が行われるようになっている。
なお、リブ40には前縁11a側の端面と後縁11b側の端面との間でリブ40を貫通する不図示の貫通孔が形成されており、冷却空気CAが該貫通孔を介して前縁通路42から後縁通路44に流入可能である。
内側シュラウド12には、前縁11a側及び後縁11b側に、前方フランジ81及び後方フランジ82が形成されており、ロータ4のアーム部48との間をシールするシール14が支持されたシール支持部66に連結されている。そして、このシール支持部66と内側シュラウド12との間にキャビティ45が形成されており、このキャビティ45にも、インサート46の開口端84から流出した冷却空気CAが送り込まれるようになっている。
シール支持部66には、前方側(軸線Ar方向上流側)に流路85が形成されており、この流路85を介してキャビティ45から前段の動翼18側及びシール14の隙間を通って後段の動翼19側へ空気が送り込まれ、内部を高温燃焼ガスFGの通路よりも高圧に保持して高温燃焼ガスFGの内部への浸入が防止されるようになっている。
(内側シュラウド12)
図3に示すように、内側シュラウド12には、その前縁11a側に、多数の針状フィン89を備えた前縁流路88が形成されている。また、内側シュラウド12の両側部には、前後に沿ってレール96が形成されており、これらレール96には、一端が前縁流路88と連通し、他端が内側シュラウド12の後縁にて燃焼ガスFG中に開口した側部流路93が形成されている。
内側シュラウド12の底面には、複数の小穴101を有する衝突板84が底面に対して間隔をあけて設けられており、これら衝突板84によって内側シュラウド12の底面側に、チャンバ83(図2参照)が形成されている。
また、内側シュラウド12の後縁側には、一端が側部流路93に連通し、他端で燃焼ガスFG中へ排出する複数の後縁流路92が形成されている。
また、キャビティ45内に送り込まれた冷却空気CAは、衝突板84の小穴101からチャンバ83内にも流入する。冷却空気CAが衝突板84の小穴101からチャンバ83へ流入した際に、内側シュラウド12の底面に衝突することにより、インピンジメント冷却が行われる。そして、チャンバ83内に送り込まれた冷却空気CAは、内側シュラウド12の前縁流路88に送り込まれ、針状フィン89間を通過することにより内側シュラウド12の前縁側を冷却し、その後、側部流路93を通り、内側シュラウド12の後縁から後縁流路92を介して燃焼ガスFG中へ放出されるようになっている。
(外側シュラウド13)
図4に示すように、外側シュラウド13には、その上面に、複数の小穴107を有する衝突板102が上面に対して間隔をあけて設けられており、これら衝突板102によって外側シュラウド13の上面側に、チャンバ104(図2参照)が形成されている。
また、外側シュラウド13には、前縁流路105が形成され、両側部に、前方側の前縁流路105と連通しかつ外側シュラウド13の後縁にて開口した側部流路106が形成されており、前縁流路105が一方のチャンバ104と連通されている。
そして、マニホールド(図示せず)内に送り込まれた冷却空気CAは、衝突板102の小穴107からチャンバ104内に流入し、側部流路106の後縁から放出されるようになっている。そして、冷却空気CAが衝突板102の小穴107からチャンバ104へ流入した際に、外側シュラウド13の上面に衝突することにより、インピンジメント冷却が行われる。
また、チャンバ104内に流入した冷却空気CAは、前縁流路105にも流入し、この前縁流路105及び側部流路106を通過することにより、外側シュラウド13の前縁及び両側部を冷却し、その後、外側シュラウド13の後縁から放出されるようになっている。
(ピンフィン流路16について)
図2及び図5に示すように、幾つかの実施形態に係るタービン翼10は、翼本体11の後縁部15内に形成され翼本体11の後縁11bに向かって延在し、後縁11bにおいて翼本体11の外部に開口するピンフィン流路16を備えている。幾つかの実施形態に係るタービン翼10は、ピンフィン流路16を構成する一対の対向する内壁17を繋ぐ複数のピンフィン26を備えている。ピンフィン流路16を構成する一対の対向する内壁17は、翼本体11の背側の壁部21aと腹側の壁部21bとである。なお、図5の上段に示した背側の壁部21a及び腹側の壁部21bは、実際には背側の壁面22a及び腹側の壁面22bに沿って湾曲しているが、図5では、図の簡略化のため、背側の壁部21a及び腹側の壁部21bを湾曲させずに単純化して表している。
図5の上段に示すように、ピンフィン流路16の通路幅W、すなわち一対の対向する内壁17同士の距離は、前縁11a側から後縁11b側に向かって徐々に狭くなるように(先細になるように)形成されている。
また、図5の上段及び下段に示すように、ピンフィン流路16は、前縁11a側から後縁11b側に向かって、例えば第1領域161、第2領域162、及び第3領域163を含んでいる。
ピンフィン流路16に設けられた複数のピンフィン26は、第1領域161に設けられた複数の第1ピンフィン261と、第2領域162に設けられた複数の第2ピンフィン262と、第3領域163に設けられた複数の第3ピンフィン263とを含む。
幾つかの実施形態に係るタービン翼10では、複数のピンフィン26の直径dは例えば次のように設定されている。例えば第1ピンフィン261の直径dの値は第1直径d1であり、第2ピンフィン262の直径dの値は第2直径d2であり、第3ピンフィン263の直径dの値は第3直径d3である。
幾つかの実施形態に係るタービン翼10では、第1直径d1は第2直径d2よりも大きく(d2<d1)、第3直径d3は第2直径d2と等しい(d2=d3)。
幾つかの実施形態に係るタービン翼10では、ピンフィン26は、第1ピンフィン261のピンピッチ(翼本体11の立設方向軸線AXに対して略平行となる方向の配列ピッチ、すなわち、立設方向軸線AXに沿う方向におけるピンフィン26の中心間距離、及び、翼本体11の立設方向軸線AXに対して略直交する方向Dxの配列ピッチ、すなわち、ピンフィン列(立設方向軸線AXに沿って並んだ複数のピンフィン26)の列間距離)pである第1ピンピッチp1が、第2ピンフィン262のピンピッチpである第2ピンピッチp2よりも大きく(p2<p1)、第2ピンフィン262の第2ピンピッチp2が、第3ピンフィン263のピンピッチpである第3ピンピッチp3よりも小さく(p2<p3)なるように形成されている。
なお、同じ領域内のピンフィン26のピンピッチpは、翼本体11の立設方向軸線AXに対して略平行となる方向の配列ピッチと翼本体11の立設方向軸線AXに対して略直交する方向の配列ピッチを同じピッチ(第1領域161であれば第1ピンピッチp1)としたが、略平行となる方向と略直交する方向の配列ピッチが同一ではなく、異なっていても構わない。ただし、各領域間で比較した配列ピッチの変化の割合は、立設方向軸線AXに対して略平行となる方向の配列ピッチと立設方向軸線AXに対して略直交する方向の配列ピッチが同じ割合で変化するのが好ましい。
幾つかの実施形態に係るタービン翼10では、ピンピッチpをピンフィン26の直径dで除した値p/dによってピンフィン流路16における冷却性能が変化する。以下の説明では、ピンピッチpをピンフィン26の直径dで除した値p/dを径-ピッチ比p/dとも称する。
例えば図7に示ように、幾つかの実施形態に係るタービン翼10では、径-ピッチ比p/dが1.0から2.0の間、より詳しくは1.5から2.0の間の辺りにおいてピンフィン流路16における冷却性能が最大となる。なお、径-ピッチ比p/dが1.0となる場合、隣り合うピンフィン同士の間に隙間が存在しないため、冷却空気CAがピンフィン流路16を流れることができない。
図7に示すように、径-ピッチ比p/dが小さい方がピンフィン流路16における冷却性能は高くなるが、上述したように径-ピッチ比p/dが1.5から2.0の間の辺りにおいてピンフィン流路16における冷却性能が最大となるため、径-ピッチ比p/dが小さ過ぎると、径-ピッチ比p/dが小さくなるほどピンフィン流路16における冷却性能は低下してしまう。すなわち、ピンフィン流路16における冷却性能は、径-ピッチ比p/dが小さ過ぎない範囲内で径-ピッチ比p/dが小さい方が高くなる。
ピンフィン流路16の前縁11a側の領域では、ピンフィン流路16の後縁11b側の領域と比べてピンフィン流路16を構成する一対の対向する内壁17同士の間の距離(通路幅W)が大きい。そのため、ピンフィン流路16の前縁11a側の領域におけるピンフィン26の長さが長くなるため、タービン翼10の鋳造時に当該領域のピンフィン26が折れやすくなる等、鋳造し難くなる。
鋳造性の向上のために当該領域のピンフィン26の直径dを大きくすることが考えられる。しかし、ピンフィン26のピンピッチpを変えずに単にピンフィン26の直径dを大きくするだけでは、径-ピッチ比p/dが小さくなり過ぎて当該領域における冷却性能が低下するおそれがある。
そこで、幾つかの実施形態に係るタービン翼10では、第1直径d1を第2直径d2よりも大きくした(d2<d1)。
第1直径d1を第2直径d2よりも大きくすることで、第1ピンフィン261の長さが長くなっても鋳造性を確保できる。
幾つかの実施形態に係るタービン翼10では、第1ピンフィン261の径-ピッチ比p/d(p1/d1)を第2ピンフィン262の径-ピッチ比p/d(p2/d2)よりも小さくした。
第1ピンフィン261の径-ピッチ比p/d(p1/d1)を第2ピンフィン262の径-ピッチ比p/d(p2/d2)よりも小さくすることで、第1領域161における冷却性能を第2領域162における冷却性能よりも大きくすることができる。
幾つかの実施形態に係るタービン翼10では、第1ピンピッチp1を第2ピンピッチp2よりも大きくした(p2<p1)。
第1ピンピッチp1を第2ピンピッチp2よりも大きくすることで、径-ピッチ比p/dが小さくなり過ぎて第1領域161における冷却性能の低下を回避できる。
よって、幾つかの実施形態に係るタービン翼10によれば、第1領域161における鋳造性を確保しつつ冷却性能を向上できる。また、幾つかの実施形態に係るタービン翼10によれば、冷却性能を向上できることで冷却空気CAの流量を低減できる。
幾つかの実施形態に係るガスタービン100では、幾つかの実施形態に係るタービン翼10を備えるので、タービン翼10における冷却空気CAの流量を抑制でき、ガスタービン100の性能を向上できる。
幾つかの実施形態に係るタービン翼10では、第1領域161は、ピンフィン流路16において翼本体11の前縁11aに最も近い領域であるとよい。
ピンフィン流路16において翼本体11の前縁11aに最も近い領域は、他の領域と比べてピンフィン流路16を構成する一対の対向する内壁17同士の間の距離(通路幅W)が大きいため、該他の領域と比べてピンフィン26の長さが長くなって鋳造し難くい。
幾つかの実施形態に係るタービン翼10によれば、該他の領域と比べてピンフィン26の長さが長くなって鋳造し難くい第1領域161において、第1領域161における鋳造性を確保しつつ冷却性能を向上できる。
幾つかの実施形態に係るタービン翼10では、第2領域162は、第1領域161と隣り合っていてもよい。
これにより、第2領域162に対して前縁11a側で隣り合う領域(第1領域161)において、鋳造性を確保しつつ冷却性能を向上できる。
幾つかの実施形態に係るタービン翼10では、第3ピンフィン263の径-ピッチ比p/d(p3/d3)は、第2ピンフィン262の径-ピッチ比p/d(p2/d2)よりも大きくてもよい。
第2領域162よりも後縁11b側の第3領域163では、第2領域162よりも冷却性能が抑制されていてもよい。そのため、第3ピンフィン263の径-ピッチ比p/d(p3/d3)は、第2ピンフィン262の径-ピッチ比p/d(p2/d2)よりも大きくてもよい。
これにより、第3ピンフィン263の径-ピッチ比p/d(p3/d3)を大きくすることで第3直径d3に対する第3ピンピッチp3の大きさが大きくなるので、第3領域163内で第3ピンフィン263の占める割合が小さくなって、第3領域163における冷却空気CAの圧損を抑制できる。
幾つかの実施形態に係るタービン翼10では、第3直径d3は、第2直径d2と等しくてもよい(d3=d2)。
第2領域162よりも後縁11b側の第3領域163では、第2領域162と比べてピンフィン流路16を構成する一対の対向する内壁17同士の間の距離(通路幅W)が小さい。そのため、第1領域161のように第3ピンフィン263の第3直径d3を第2ピンフィン262の第2直径d2よりも大きくする必要がない。上述したように、径-ピッチ比p/dは、冷却性能に大きな影響を及ぼす。また、第2ピンフィン262の径-ピッチ比p/d(p2/d2)と第3ピンフィン263の径-ピッチ比p/d(p3/d3)との大小関係は、第3直径d3と第2直径d2とを等しくすれば、第2ピンピッチp2と第3ピンピッチp3との関係だけで設定できる。したがって、第3直径d3と第2直径d2とを等しくすれば、タービン翼10の設計段階における第3領域163の冷却性能の設定が容易となる。
幾つかの実施形態に係るタービン翼10では、第3ピンピッチp3は、第2ピンピッチp2よりも大きくてもよい(p2<p3)。
上述したように、第2領域162よりも後縁11b側の第3領域163では、第2領域よりも冷却性能が抑制されていてもよい。そのため、第3ピンフィン263の径-ピッチ比p/d(p3/d3)は、第2ピンフィン262の径-ピッチ比p/d(p2/d2)よりも大きくてもよい。
第3ピンフィン263の径-ピッチ比p/d(p3/d3)を大きくするには、第3ピンピッチp3を大きくしてもよく、第3直径d3を小さくしてもよい。しかし、第3直径d3を小さくすると第3ピンフィン263の鋳造性が低下するおそれがある。
そこで、第3ピンピッチp3を第2ピンピッチp2よりも大きくすれば、第3ピンフィン263の径-ピッチ比p/d(p3/d3)を大きくできて第3ピンフィン263の鋳造性を確保できる。
幾つかの実施形態に係るタービン翼10では、第3ピンピッチp3は、第1ピンピッチp1以上(p1≦p3)であってもよい。
上述したように、第1ピンフィン261の径-ピッチ比p/d(p1/d1)は、第2ピンフィン262の径-ピッチ比p/d(p2/d2)よりも小さい。また、第3ピンフィン263の径-ピッチ比p/d(p3/d3)は、第2ピンフィン262の径-ピッチ比p/d(p2/d2)よりも大きくてもよい。そのため、第3ピンフィン263の径-ピッチ比p/d(p3/d3)は、第1ピンフィン261の径-ピッチ比p/d(p1/d1)よりも大きくてもよい。したがって、第3ピンピッチp3は、第1ピンピッチp1以上であってもよい。
なお、幾つかの実施形態に係るタービン翼10では、、第3ピンピッチp3は、第1ピンピッチp1よりも小さくてもよい(p3<p1)。
すなわち、第3ピンフィン263の径-ピッチ比p/d(p3/d3)が第1ピンフィン261の径-ピッチ比p/d(p1/d1)よりも大きければ、第3ピンピッチp3は、第1ピンピッチp1よりも小さくてもよい。
本開示は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
例えば、上述した幾つかの実施形態に係るピンフィン26の断面視形状は、円形に限定されるものではなく、翼形、流線形、多角形、楕円形等、いかなる形状のものであってもよい。なお、ピンフィン26の断面視形状は、円形以外である場合、ピンフィン26の直径dは、断面視形状の円相当径であってもよい。また、ピンピッチpは、隣り合う2つのピンフィン26の断面視形状の図心同士の距離であってもよい。
上述した幾つかの実施形態に係るタービン翼10は、タービン3における静翼に適用され得るものであったが、動翼に適用されるものであってもよい。
上記各実施形態に記載の内容は、例えば以下のように把握される。
(1)本開示の少なくとも一実施形態に係るタービン翼は、翼形部(翼本体11)と、翼形部(翼本体11)の後縁部15内に形成され翼形部(翼本体11)の後縁11bに向かって延在し、後縁11bにおいて翼形部(翼本体11)の外部に開口するピンフィン流路16と、ピンフィン流路16を構成する一対の対向する内壁17を繋ぐ複数のピンフィン26と、を備える。ピンフィン流路16は、第1領域161と、第1領域161よりも後縁11b側の第2領域162と、を含む。複数のピンフィン26は、第1領域161に設けられた複数の第1ピンフィン261と、第2領域162に設けられた複数の第2ピンフィン262と、を含む。複数の第1ピンフィン261の第1直径d1は、複数の第2ピンフィン262の第2直径d2よりも大きい。複数の第1ピンフィン261同士の第1ピンピッチp1は、複数の第2ピンフィン262同士の第2ピンピッチp2よりも大きい。第1ピンピッチp1を第1直径d1で除した値(p1/d1)は、第2ピンピッチp2を第2直径d2で除した値(p2/d2)よりも小さい。
上記(1)の構成によれば、複数の第1ピンフィン261の第1直径d1を複数の第2ピンフィン262の第2直径d2よりも大きくすることで、複数の第1ピンフィン261の長さが長くなっても鋳造性を確保できる。上記(1)の構成によれば、第1ピンピッチp1を第1直径d1で除した値(p1/d1)を第2ピンピッチp2を第2直径d2で除した値(p2/d2)よりも小さくすることで、第1領域161における冷却性能を第2領域162における冷却性能よりも大きくすることができる。そして、上記(1)の構成によれば、複数の第1ピンフィン261同士の第1ピンピッチp1を複数の第2ピンフィン262同士の第2ピンピッチp2よりも大きくすることで、径-ピッチ比p/dが小さくなり過ぎて第1領域161における冷却性能の低下を回避できる。よって、上記(1)の構成によれば、第1領域161における鋳造性を確保しつつ冷却性能を向上できる。また、上記(1)の構成によれば、冷却性能を向上できることで冷却空気CAの流量を低減できる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、第1領域161は、ピンフィン流路16において翼形部(翼本体11)の前縁11aに最も近い領域であるとよい。
ピンフィン流路16において翼形部(翼本体11)の前縁11aに最も近い領域は、他の領域と比べてピンフィン流路16を構成する一対の対向する内壁17同士の間の距離(通路幅W)が大きいため、該他の領域と比べてピンフィン26の長さが長くなって鋳造し難くい。
上記(2)の構成によれば、該他の領域と比べてピンフィン26の長さが長くなって鋳造し難くい第1領域161において、第1領域161における鋳造性を確保しつつ冷却性能を向上できる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)の構成において、第2領域162は、第1領域161と隣り合っていてもよい。
上記(3)の構成によれば、第2領域162に対して前縁11a側で隣り合う領域(第1領域161)において、鋳造性を確保しつつ冷却性能を向上できる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(3)の何れかの構成において、ピンフィン流路16は、第2領域162よりも後縁11b側の第3領域163を含んでいてもよい。複数のピンフィン26は、第3領域163に設けられた複数の第3ピンフィン263を含むとよい。複数の第3ピンフィン263同士の第3ピンピッチp3を複数の第3ピンフィン263の第3直径d3で除した値(p3/d3)は、第2ピンピッチp2を第2直径d2で除した値(p2/d2)よりも大きくてもよい。
第2領域162よりも後縁11b側の第3領域163では、第2領域162よりも冷却性能が抑制されていてもよい。そのため、第3ピンピッチp3を第3直径d3で除した値(p3/d3)は、第2ピンピッチp2を第2直径d2で除した値(p2/d2)よりも大きくてもよい。
上記(4)の構成によれば、第3ピンピッチp3を第3直径d3で除した値(p3/d3)を大きくすることで第3直径d3に対する第3ピンピッチp3の大きさが大きくなるので、ピンフィン流路16内で第3ピンフィン263の占める割合が小さくなって、第3領域163における冷却空気の圧損を抑制できる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(4)の構成において、第3直径d3は、第2直径d2と等しくてもよい。
第2領域162よりも後縁11b側の第3領域163では、第2領域162と比べてピンフィン流路16を構成する一対の対向する内壁17同士の間の距離(通路幅W)が小さい。そのため、第1領域161のように複数の第3ピンフィン263の第3直径d3を複数の第2ピンフィン262の第2直径d2よりも大きくする必要がない。上記(5)の構成によれば、第3直径d3と第2直径d2とが等しいので、第2ピンピッチp2と第3ピンピッチp3との関係だけで冷却性能に大きな影響を及ぼす径-ピッチ比p/dを設定できる。これにより、タービン翼10の設計段階における第3領域163の冷却性能の設定が容易となる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(4)又は(5)の構成において、第3ピンピッチp3は、第2ピンピッチp2よりも大きくてもよい。
第2領域162よりも後縁11b側の第3領域163では、第2領域162よりも冷却性能が抑制されていてもよい。そのため、第3ピンピッチp3を第3直径d3で除した値(p3/d3)は、第2ピンピッチp2を第2直径d2で除した値(p2/d2)よりも大きくてもよい。
第3ピンピッチp3を第3直径d3で除した値(p3/d3)を大きくするには、第3ピンピッチp3を大きくしてもよく、第3直径d3を小さくしてもよい。しかし、第3直径d3を小さくすると第3ピンフィン263の鋳造性が低下するおそれがある。
上記(6)の構成によれば、第3ピンピッチp3を第2ピンピッチp2よりも大きくすることで第3ピンピッチp3を第3直径d3で除した値(p3/d3)を大きくすれば、第3ピンピッチp3を第3直径d3で除した値(p3/d3)を大きくしても第3ピンフィン263の鋳造性を確保できる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(4)乃至(6)の何れかの構成において、第3ピンピッチp3は、第1ピンピッチp1以上であってもよい。
上述したように、第1ピンピッチp1を第1直径d1で除した値(p1/d1)は、第2ピンピッチp2を第2直径d2で除した値(p2/d2)よりも小さい。また、第3ピンピッチp3を第3直径d3で除した値(p3/d3)は、第2ピンピッチp2を第2直径d2で除した値(p2/d2)よりも大きくてもよい。そのため、第3ピンピッチp3を第3直径d3で除した値(p3/d3)は、第1ピンピッチp1を第1直径d1で除した値(p1/d1)よりも大きくてもよい。したがって、上記(7)の構成のように、第3ピンピッチp3は、第1ピンピッチp1以上であってもよい。
(8)幾つかの実施形態では、上記(4)乃至(6)の何れかの構成において、第3ピンピッチp3は、第1ピンピッチp1よりも小さくてもよい。
上述したように、第3ピンピッチp3を第3直径d3で除した値(p3/d3)は、第1ピンピッチp1を第1直径d1で除した値(p1/d1)よりも大きくてもよい。なお、第3ピンピッチp3を第3直径d3で除した値(p3/d3)が第1ピンピッチp1を第1直径d1で除した値(p1/d1)よりも大きければ、上記(8)の構成のように、第3ピンピッチp3は、第1ピンピッチp1よりも小さくてもよい。
(9)本開示の少なくとも一実施形態に係るガスタービン100は、上記(1)乃至(8)の何れかの構成のタービン翼10を備える。
上記(9)の構成によれば、タービン翼10における冷却空気CAの流量を抑制できるので、ガスタービン100の性能を向上できる。
3 タービン
10 タービン翼
11 翼本体(翼形部)
11a 前縁
11b 後縁
15 後縁部
16 ピンフィン流路
17 内壁
26 ピンフィン
100 ガスタービン
161 第1領域
162 第2領域
163 第3領域
261 第1ピンフィン
262 第2ピンフィン
263 第3ピンフィン

Claims (9)

  1. 翼形部と、
    前記翼形部の後縁部内に形成され前記翼形部の後縁に向かって延在し、前記後縁において前記翼形部の外部に開口するピンフィン流路と、
    前記ピンフィン流路を構成する一対の対向する内壁を繋ぐ複数のピンフィンと、
    を備え、
    前記ピンフィン流路は、第1領域と、前記第1領域よりも前記後縁側の第2領域と、を含み、
    前記複数のピンフィンは、前記第1領域に設けられた複数の第1ピンフィンと、前記第2領域に設けられた複数の第2ピンフィンと、を含み、
    前記複数の第1ピンフィンの第1直径は、前記複数の第2ピンフィンの第2直径よりも大きく、
    前記複数の第1ピンフィン同士の第1ピンピッチは、前記複数の第2ピンフィン同士の第2ピンピッチよりも大きく、
    前記第1ピンピッチを前記第1直径で除した値は、前記第2ピンピッチを前記第2直径で除した値よりも小さい、
    タービン翼。
  2. 前記第1領域は、前記ピンフィン流路において前記翼形部の前縁に最も近い領域である、
    請求項1に記載のタービン翼。
  3. 前記第2領域は、前記第1領域と隣り合っている、
    請求項1又は2に記載のタービン翼。
  4. 前記ピンフィン流路は、前記第2領域よりも前記後縁側の第3領域を含み、
    前記複数のピンフィンは、前記第3領域に設けられた複数の第3ピンフィンを含み、
    前記複数の第3ピンフィン同士の第3ピンピッチを前記複数の第3ピンフィンの第3直径で除した値は、前記第2ピンピッチを前記第2直径で除した値よりも大きい、
    請求項1又は2に記載のタービン翼。
  5. 前記第3直径は、前記第2直径と等しい、
    請求項4に記載のタービン翼。
  6. 前記第3ピンピッチは、前記第2ピンピッチよりも大きい、
    請求項4に記載のタービン翼。
  7. 前記第3ピンピッチは、前記第1ピンピッチ以上である、
    請求項4に記載のタービン翼。
  8. 前記第3ピンピッチは、前記第1ピンピッチよりも小さい、
    請求項4に記載のタービン翼。
  9. 請求項1に記載のタービン翼を備えるガスタービン。
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