JP2023171106A - コネクタ - Google Patents

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JP2023171106A
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伸也 松浦
Shinya Matsuura
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Yazaki Corp
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Abstract

Figure 2023171106000001
【課題】インピーダンス不整合を抑制するとともに、製造作業性に優れるコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ1は、電線2と、電線2の導体芯線11と導通接続される端子3と、ハウジング4と、編組13と離間して配置されるシールドシェル5と、ハウジング4の収容空間に注入されて、編組13とシールドシェル5とをシールド接続する導電性接着剤6と、第2絶縁被覆14に装着されて、ハウジング4の収容空間外への導電性接着剤6の漏出を抑止するゴム栓7と、を備えて、導体芯線11と編組13とが短絡しないように構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来から、電線(いわゆるシールド電線)と、電線の導体芯線と導通接続される端子と、電線の編組(外部導体)とシールド接続されるシールドシェルと、これらを収容するハウジングと、編組とシールドシェルとをシールド接続させる導電性ゴムと、を備えたコネクタ(いわゆるシールドコネクタ)が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2020-177794号公報
ところで上述した従来コネクタは、導電性ゴムが編組の外周面に装着されるように、電線が導電性ゴムに挿入され、この導電性ゴムをシールドシェルと弾性接触させることで、編組とシールドシェルとがシールド接続されている。しかしながら、この方法では、導電性ゴムへの電線の挿入時に、編組にばらけが生じる事があり、作業が煩雑であった。
一方、作業性を優先に、編組の外周面にシールド端子を圧着して、シールド端子とシールドシェルとを接続することで、編組とシールドシェルとをシールド接続する方法もある。ただし、この方法では、シールド端子の圧着によって電線が変形してしまい、インピーダンス不整合となる部分が発生するおそれがあった。このように、従来コネクタは、インピーダンス不整合の抑制と、製造作業性と、の両立が困難であった。
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、インピーダンス不整合を抑制するとともに、製造作業性に優れるコネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記を特徴としている。
導体芯線、前記導体芯線の外周面を覆う第1絶縁被覆、前記第1絶縁被覆の外周面を覆う導電部材、及び前記導電部材の外周面を覆う第2絶縁被覆を有する電線と、
前記電線の端末にて露出された前記導体芯線と導通接続される端子と、
前記電線及び前記端子を収容する収容空間を有するハウジングと、
前記収容空間に収容されて、前記導電部材と離間して配置されるシールドシェルと、
前記収容空間に注入されて、前記導電部材と前記シールドシェルとをシールド接続する導電性の接続部材と、
前記第2絶縁被覆に装着されて、前記収容空間外への前記接続部材の漏出を抑止する封止部材と、を備えるコネクタであって、
前記導体芯線と前記導電部材とが短絡しないように構成される、
コネクタであること。
本発明に係るコネクタについて以下に述べる。
本構成のコネクタによれば、収容空間に接続部材を注入することで、導電部材とシールドシェルとをシールド接続できる。このように、本構成のコネクタは、電線へのシールド端子の圧着等の電線の変形の起因となる作業がないため、インピーダンス不整合が抑制される。更に、本構成のコネクタは、接続部材の塗布や印刷等の位置決め作業や、導電部材(例えば、編組等)の折り返し作業等が不要となるため作業が容易になる。このように、本構成のコネクタは、インピーダンス不整合の抑制と、製造作業性と、の両立が可能である。
更に別の効果として、本構成のコネクタは、導電部材とシールドシェルとの接続構造が不要となるため、シールドシェルの構造を簡素化でき、製造コストの削減を図れる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係るコネクタの概略要部分解斜視図である(ただし、導電性接着剤の図示省略)。 図2は、図1に示すコネクタの概略断面図である。
<実施形態>
以下、図1~図2を参照して、本発明の実施形態に係るコネクタについて説明する。コネクタ1は、電線2、端子3、ハウジング4、シールドシェル5、導電性接着剤6(本発明の「接続部材」に対応)、及びゴム栓7(本発明の「封止部材」に対応)を含んで構成される、いわゆる同軸コネクタである。なお、本発明の「導通接続」及び「シールド接続」は何れも電気的な接続のことを指すが、説明の便宜上、使い分けている。
以下、説明の便宜上、図1~図2に示すように、「前後方向」、「上下方向」、「幅方向」、「前」、「後」、「上」及び「下」を定義する。「前後方向」、「上下方向」及び「幅方向」は、互いに直交している。以下、コネクタ1を構成する電線2、端子3、ハウジング4、シールドシェル5、導電性接着剤6、及びゴム栓7について順に説明する。
まず、電線2について説明する。図1~図2に示すように、電線2は、前後方向に延びる導体芯線11と、導体芯線11の外周面を覆う第1絶縁被覆12と、第1絶縁被覆12の外周面を覆う編組13(本発明の「導電部材」に対応)と、編組13の外周面を覆う第2絶縁被覆14と、を有している。
電線2は、前方端末にて導体芯線11が露出するように第1絶縁被覆12が除去され、端子3が、露出した導体芯線11と導通接続するように電線2の前方端末に装着される。更に、電線2は、導体芯線11の露出箇所よりも後方にて編組13が露出するように第2絶縁被覆14が除去される。
次いで、端子3について説明する。図1~図2に示すように、端子3は、導電性を有する板状部材が加工されて形成されている。端子3は、例えば、電線2の前方端末にて露出された導体芯線11と、第1絶縁被覆12と、をそれぞれバレル等によって加締めることで、電線2の前方端末に装着され、相手側部材(図示省略)と接続される。
次いで、ハウジング4について説明する。図1~図2に示すように、ハウジング4は、インナハウジング8と、アウタハウジング9と、を有している。インナハウジング8は、略矩形筒状に形成され(図1参照)、その収容空間8aには、電線2の前方端末及び端子3が収容される(図2参照)。また、アウタハウジング9は、略矩形筒状に形成され(図1参照)、その収容空間9aには、インナハウジング8、シールドシェル5、導電性接着剤6、及びゴム栓7が収容される(図2参照)。ハウジング4は、インナハウジング8の外形形状がアウタハウジング9の外形形状よりも小さく構成され、収容空間9aにおいて、インナハウジング8の外周面とアウタハウジング9の内周面とが離間している。
次いで、シールドシェル5について説明する。図1~図2に示すように、シールドシェル5は、略矩形筒状に形成され、その内部空間に電線2における編組13の露出箇所が離間して配置されるように構成されている(図2参照)。なお、本例では、シールドシェル5の内部空間にインナハウジング8も配置されている。
シールドシェル5の外周形状は、アウタハウジング9の内周形状に対応している。これにより、シールドシェル5は、アウタハウジング9の収容空間9aにおいて、外周面がアウタハウジング9の内周面と接触している。
次いで、導電性接着剤6について説明する。図2に示すように、導電性接着剤6は、アウタハウジング9の収容空間9aに注入されて、編組13とシールドシェル5とをシールド接続させる機能を果たす。導電性接着剤6は、注入時は液状であり、注入後は時間の経過や熱処理等によって固化する公知の導電性接着剤である。
次いで、ゴム栓7について説明する。図1~図2に示すように、ゴム栓7は、電線2が挿入可能な筒状の形状を有し、第2絶縁被覆14に装着される。ゴム栓7は、ハウジング4の収容空間(具体的には、アウタハウジング9の収容空間9a)に注入された導電性接着剤6が固化するまでの間、導電性接着剤6の収容空間9a外への漏出を抑止する機能を果たす。
以上、コネクタ1を構成する電線2、端子3、ハウジング4、シールドシェル5、導電性接着剤6、及びゴム栓7について説明した。
次いで、コネクタ1の製造方法について説明する。はじめに、電線2における前方端末にて第1絶縁被覆12を除去して導体芯線11を露出させるとともに、電線2における所定箇所にて第2絶縁被覆14を除去して編組13を露出させる。
そして、ゴム栓7を第2絶縁被覆14に装着し、更に、露出された導体芯線11と導通接続するように、端子3を電線2の前方端末に装着する。これにより、端子付き電線が完成される。なお、端子付き電線の製造工程は上記に限定されない。
次に、インナハウジング8に端子付き電線を収容する。具体的には、電線2の前方端末及び端子3を前後方向に沿ってインナハウジング8に挿入することで、端子付き電線がインナハウジング8に収容される。また、シールドシェル5をアウタハウジング9に収容する。なお、インナハウジング8への端子付き電線の収容工程及びアウタハウジング9へのシールドシェル5の収容工程の前後は問わない。
そして、ゴム栓7がアウタハウジング9の内周面に弾性接触するように、端子付き電線が収容されたインナハウジング8を、シールドシェル5が収容されたアウタハウジング9に収容する。
次に、図2におけるハウジング4の後端が鉛直方向下側に位置するように配置して、図5におけるハウジング4の前端(配置後の鉛直方向上側)の開口から導電性接着剤6を注入する。この注入は、導電性接着剤6が編組13及びシールドシェル5をシールド接続するように、且つ、導体芯線11及び編組13が短絡しないように行われる。その後、導電性接着剤6が固化することで、コネクタ1が完成される。以上、コネクタ1の製造方法について説明した。
<作用・効果>
本実施形態に係るコネクタ1によれば、ハウジング4の収容空間に導電性接着剤6を注入することで、編組13とシールドシェル5とをシールド接続できる。このように、コネクタ1は、電線2へのシールド端子の圧着等の電線2の変形の起因となる作業がないため、インピーダンス不整合が抑制される。更に、コネクタ1は、導電性接着剤6を単に注入すればよく、塗布や印刷等の位置決め作業や、編組13の折り返し作業等が不要となるため作業が容易になる。このように、コネクタ1は、インピーダンス不整合の抑制と、製造作業性と、の両立が可能である。
更に別の効果として、コネクタ1は、編組13とシールドシェル5との接続構造が不要となるため、シールドシェル5の構造を簡素化でき、製造コストの削減を図れる。
<他の形態>
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係るコネクタの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[2]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
導体芯線(11)、前記導体芯線の外周面を覆う第1絶縁被覆(12)、前記第1絶縁被覆の外周面を覆う導電部材(編組13)、及び前記導電部材の外周面を覆う第2絶縁被覆(14)を有する電線(2)と、
前記電線(2)の端末にて露出された前記導体芯線(11)と導通接続される端子(3)と、
前記電線(2)及び前記端子(3)を収容する収容空間を有するハウジング(4)と、
前記収容空間に収容されて、前記導電部材(編組13)と離間して配置されるシールドシェル(5)と、
前記収容空間に注入されて、前記導電部材(編組13)と前記シールドシェル(5)とをシールド接続する導電性の接続部材(導電性接着剤6)と、
前記第2絶縁被覆(14)に装着されて、前記収容空間外への前記接続部材(導電性接着剤6)の漏出を抑止する封止部材(ゴム栓7)と、を備えるコネクタ(1)であって、
前記導体芯線(11)と(編組13)とが短絡しないように構成される、
コネクタ(1)。
[2]
上記[1]に記載のコネクタ(1)において、
前記ハウジング(4)は、
前記電線の前記端末及び前記端子を収容するインナハウジング(8)と、
前記インナハウジングを収容するアウタハウジング(9)と、を有し、
前記シールドシェル(5)は、
前記導電部材(編組13)と前記アウタハウジング(9)との間に配置される、
コネクタ(1)。
上記[1]及び上記[2]の構成のコネクタによれば、収容空間に接続部材を注入することで、導電部材とシールドシェルとをシールド接続できる。このように、本構成のコネクタは、電線へのシールド端子の圧着等の電線の変形の起因となる作業がないため、インピーダンス不整合が抑制される。更に、本構成のコネクタは、接続部材の塗布や印刷等の位置決め作業や、導電部材(例えば、編組等)の折り返し作業等が不要となるため作業が容易になる。このように、本構成のコネクタは、インピーダンス不整合の抑制と、製造作業性と、の両立が可能である。
更に別の効果として、本構成のコネクタは、導電部材とシールドシェルとの接続構造が不要となるため、シールドシェルの構造を簡素化でき、製造コストの削減を図れる。
1 コネクタ
2 電線
3 端子
4 ハウジング
5 シールドシェル
6 導電性接着剤(接続部材)
7 ゴム栓(封止部材)
8 インナハウジング
8a 収容空間
9 アウタハウジング
9a 収容空間
11 導体芯線
12 第1絶縁被覆
13 編組(導電部材)
14 第2絶縁被覆

Claims (2)

  1. 導体芯線、前記導体芯線の外周面を覆う第1絶縁被覆、前記第1絶縁被覆の外周面を覆う導電部材、及び前記導電部材の外周面を覆う第2絶縁被覆を有する電線と、
    前記電線の端末にて露出された前記導体芯線と導通接続される端子と、
    前記電線及び前記端子を収容する収容空間を有するハウジングと、
    前記収容空間に収容されて、前記導電部材と離間して配置されるシールドシェルと、
    前記収容空間に注入されて、前記導電部材と前記シールドシェルとをシールド接続する導電性の接続部材と、
    前記第2絶縁被覆に装着されて、前記収容空間外への前記接続部材の漏出を抑止する封止部材と、を備えるコネクタであって、
    前記導体芯線と前記導電部材とが短絡しないように構成される、
    コネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタにおいて、
    前記ハウジングは、
    前記電線の前記端末及び前記端子を収容するインナハウジングと、
    前記インナハウジングを収容するアウタハウジングと、を有し、
    前記シールドシェルは、
    前記導電部材と前記アウタハウジングとの間に配置される、
    コネクタ。
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