JP2023169935A - コネクタ - Google Patents

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大祐 米田
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Abstract

【課題】端子の電気的な接続信頼性を保持し、ハウジングの変形を防止することができるコネクタを提供する。【解決手段】相手端子との嵌合方向に沿って延出された嵌合部9と、嵌合部9から屈曲部13を介して嵌合部9と交差する方向に延出され締結部材15が挿通される挿通孔17が形成された固定部11とを有する端子3と、挿通孔17を挿通した締結部材15が締結されるナット5と、少なくとも嵌合部9を収容する端子収容部21と、ナット5を収容するナット収容部23とを有するハウジング7とを備えたコネクタ1において、ナット5を、ナット収容部23において、嵌合部9の延出方向に沿って揺動可能に収容した。【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、コネクタとしては、端子としての第1端子と、ハウジングとしての第1コネクタハウジングとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。このコネクタでは、第1端子が、相手端子としての第2端子との嵌合方向に沿って延出された嵌合部としての雄端子部と、雄端子部と直交する方向に延出された固定部としての接続部とを有する。第1端子の接続部には、ボルトなどの締結部材が挿通される挿通孔が形成されている。
このようなコネクタでは、第1コネクタハウジングに、挿通孔を挿通した締結部材が締結されるナットが、インサート成形などによって一体に固定されている。第1コネクタハウジングには、少なくとも端子の雄端子部を収容する端子収容部が設けられている。端子は、雄端子部が端子収容部に収容された状態で、接続部の挿通孔とナットの締結穴とが一致するように配置される。端子の接続部には、電線の端末部に電気的に接続され、締結部材が挿通される挿通孔を有する接続端子が配置される。締結部材は、端子の接続部の挿通孔と接続端子の挿通孔とを挿通し、ナットに締結される。締結部材をナットに締結することにより、端子と接続端子とが電気的に接続される。
特開2021-57193号公報
ところで、上記特許文献1のようなコネクタでは、ナットに締結部材を締結することにより、端子収容部内において、端子の嵌合部が配置された状態を保持することができる。このようなコネクタでは、ナットに締結部材を締結した状態で、ハウジングの変形を防止するために、端子の嵌合部が、端子収容部の内面に強く当接することなく、端子収容部に配置されることが好ましい。
ここで、端子は、嵌合部の延出方向と、固定部の延出方向とが交差しており、全体的にL字状に形成されている。端子の固定部は、ナットに締結部材を締結することにより、例えば、固定部と締結部材との間に配置された接続端子と接触して電気的に接続される。端子の固定部と接続端子との接触においては、互いに面接触となることで接触面積を増大することができ、電気的な接続信頼性を保持することができる。このため、端子の屈曲部が正確に直角に屈曲されていれば、ナットに締結部材を締結したときに、固定部と接続端子との接触面が面接触となり、嵌合部が端子収容部の内面に強く当接することがない。
しかしながら、端子の屈曲部は、正確に直角に屈曲されていないことがある。このような端子は、ナットに締結部材を締結したときに、固定部と接続端子とを面接触とさせると、嵌合部が端子収容部の内面に強く当接し、ハウジングを変形させる可能性がある。一方、嵌合部を端子収容部の内面に強く当接させないようにするために、ナットに対する締結部材の締結を弱めると、固定部と接続端子との接触が線接触のように不安定となり、電気的な接続信頼性が低下する可能性がある。
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、端子の電気的な接続信頼性を保持し、ハウジングの変形を防止することができるコネクタを提供することにある。
本実施形態に係るコネクタは、相手端子との嵌合方向に沿って延出された嵌合部と、前記嵌合部から屈曲部を介して前記嵌合部と交差する方向に延出され締結部材が挿通される挿通孔が形成された固定部とを有する端子と、前記挿通孔を挿通した前記締結部材が締結されるナットと、少なくとも前記嵌合部を収容する端子収容部と、前記ナットを収容するナット収容部とを有するハウジングとを備え、前記ナットは、前記ナット収容部において、前記嵌合部の延出方向に沿って揺動可能に収容されている。
本発明によれば、端子の電気的な接続信頼性を保持し、ハウジングの変形を防止することができるコネクタを提供することができる。
本実施形態に係るコネクタの断面図である。 本実施形態に係るコネクタのナット収容部にナットを収容したときの断面図である。 本実施形態に係るコネクタのハウジングの一部を断面とした要部拡大斜視図である。 本実施形態に係るコネクタのハウジングの要部拡大断面図である。
以下、図面を用いて本実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
図1~図4に示すように、本実施形態に係るコネクタ1は、例えば、車両に搭載された電源に電気的に接続されている。コネクタ1は、例えば、車両に搭載された機器に電気的に接続された相手端子(不図示)を有する相手コネクタ(不図示)と嵌合可能となっている。相手コネクタは、コネクタ1と嵌合することにより、相手端子とコネクタ1の端子3とが電気的に接続される。コネクタ1は、端子3と、ナット5と、ハウジング7とを備えている。
端子3は、導電性材料からなる。端子3は、嵌合部9と、固定部11とを備え、全体的にL字状に形成されている。
嵌合部9は、コネクタ1と相手コネクタとの嵌合方向に沿って板状に延出されている。嵌合部9は、コネクタ1と相手コネクタとが嵌合した状態で、相手端子と接触し、端子3と相手端子とが電気的に接続される。
固定部11は、屈曲部13を介して嵌合部9と連続する一部材で形成されている。屈曲部13は、ほぼ90°に屈曲されている。なお、屈曲部13は、加工精度によって、88°~92°の範囲で屈曲されている。固定部11は、屈曲部13から嵌合部9と交差(直交)する方向に向けて板状に延出されている。固定部11には、ボルトからなる締結部材15が挿通可能な挿通孔17が固定部11を貫通して形成されている。固定部11は、例えば、電源に電気的に接続された接続端子(不図示)と接触することにより、端子3と接続端子とが電気的に接続される。
ナット5は、締結部材15が締結される。ナット5と固定部11との間、或いは固定部11と締結部材15の頭部19との間には、締結部材15を挿通可能な挿通孔を有する接続端子が配置される。ナット5は、固定部11の挿通孔17と接続端子の挿通孔とを挿通した締結部材15が締結されることにより、固定部11と接続端子との接触状態を保持し、端子3と接続端子との電気的な接続状態を保持する。加えて、ナット5は、締結部材15が締結されることにより、端子3をハウジング7に固定する。
ハウジング7は、例えば、合成樹脂などの絶縁性材料からなる。ハウジング7は、端子収容部21と、ナット収容部23とを備えている。
端子収容部21は、コネクタ1と相手コネクタとの嵌合方向に沿って、両端が開口された筒状に形成されている。端子収容部21には、ハウジング7に端子3が固定された状態で、端子3の嵌合部9が配置される。端子収容部21は、コネクタ1と相手コネクタとが嵌合した状態で、相手端子が挿入され、嵌合部9と相手端子とが嵌合(接触)し、端子3と相手端子とが電気的に接続される。
ナット収容部23は、コネクタ1と相手コネクタとの嵌合方向と直交する方向に沿って、端子収容部21側が底壁となるように、有底の筒状に形成されている。ナット収容部23には、コネクタ1と相手コネクタとの嵌合方向に沿って、締結部材15が挿通可能な穴部25が設けられている。ナット収容部23の端子収容部21の反対側には、ナット収容部23にナット5を収容可能な挿入開口27が設けられている。
ナット収容部23の内部には、ナット5の外面と当接し、ナット5の回転を規制する一対の規制部29,29が設けられている。一対の規制部29,29は、挿入開口27から端子収容部21側に向けて延出されている。このため、挿入開口27からナット5を挿入することにより、ナット5の回転が規制された状態を維持して、ナット5がナット収容部23に収容される。
このようなナット収容部23には、ナット5が、端子3の嵌合部9の延出方向に沿って揺動可能に収容されている。ナット5の外面とナット収容部23の内壁面との間には、隙間が形成されている。隙間は、ナット収容部23内において、ナット5が2°を上限とする傾斜角度で傾くことを許容する。ナット収容部23の穴部25の縁部には、ナット収容部23の内部に向けて突出する支持部31が設けられている。支持部31は、穴部25(ナット5)の中心に対して、点対称となる位置に一対設けられている。一対の支持部31,31は、外面が曲面となるように、半球状に形成されている。一対の支持部31,31は、ナット5と当接し、ナット収容部23内において、ナット5を、端子3の嵌合部9の延出方向に沿って揺動可能に支持する。
このように揺動可能に配置されたナット5は、端子3の屈曲部13が直角に屈曲されていない場合、図1に示すように、締結部材15が締結されると、端子3の固定部11と平行となるように傾く。締結部材15は、ナット5が傾くことにより、固定部11の延出方向と直交する方向に向けてナット5に締結される。このため、ナット5と締結部材15の頭部19との間に配置された固定部11と接続端子とが面接触となり、端子3と接続端子との電気的な接続信頼性を保持することができる。
一方、端子3の嵌合部9は、傾いたナット5に締結部材15が締結された状態で、端子収容部21の内面と平行となるように、端子収容部21に配置される。このため、嵌合部9が端子収容部21の内面に強く当接することがなく、ハウジング7の変形を防止することができる。
このようなコネクタ1では、相手端子との嵌合方向に沿って延出された嵌合部9と、嵌合部9から屈曲部13を介して嵌合部9と交差する方向に延出され締結部材15が挿通される挿通孔17が形成された固定部11とを有する端子3を備えている。また、挿通孔17を挿通した締結部材15が締結されるナット5と、少なくとも嵌合部9を収容する端子収容部21と、ナット5を収容するナット収容部23とを有するハウジング7とを備えている。そして、ナット5は、ナット収容部23において、嵌合部9の延出方向に沿って揺動可能に収容されている。
端子3の屈曲部13が直角に屈曲されていない場合、ナット5に締結部材15が締結されると、ナット5が、端子3の固定部11と平行となるように傾く。締結部材15は、ナット5が傾くことにより、固定部11の延出方向と直交する方向に向けてナット5に締結される。このため、ナット5と締結部材15との間に配置された固定部11と接続端子とが平行となり、固定部11と接続端子とが面接触し、端子3と接続端子との電気的な接続信頼性を保持することができる。
屈曲部13が直角に屈曲されていない端子3の嵌合部9は、傾いたナット5に締結部材15が締結された状態で、端子収容部21の内面に強く当接することがない。このため、嵌合部9の強い当接によるハウジング7の変形を防止することができる。
従って、このようなコネクタ1では、端子3の電気的な接続信頼性を保持し、ハウジング7の変形を防止することができる。
また、ナット収容部23には、ナット5を揺動可能に支持する支持部31が設けられている。このため、支持部31でナット5を支持することにより、ナット5の揺動を安定化することができる。
さらに、支持部31は、ナット5を支持する面が曲面状に形成されている。このため、ナット5の揺動範囲の全域で支持部31の支持面をナット5と接触させることができ、ナット5の揺動を安定化することができる。
また、支持部31は、ナット5の中心に対して、点対称となる位置に一対配置されている。このため、ナット5の周方向の2箇所で支持部31によってナット5を支持することができ、ナット5の揺動を安定化することができる。
以上、本実施形態を説明したが、本実施形態はこれらに限定されるものではなく、本実施形態の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、本実施形態においては、支持部が半球状に突出された突部となっているが、これに限らず、例えば、支持部を、弾性変形可能に設けられた弾性片などとしてもよく、ナットを揺動可能に支持するものであれば、支持部はどのようなものであってもよい。
1 コネクタ
3 端子
5 ナット
7 ハウジング
9 嵌合部
11 固定部
13 屈曲部
15 締結部材
17 挿通孔
21 端子収容部
23 ナット収容部
31 支持部

Claims (4)

  1. 相手端子との嵌合方向に沿って延出された嵌合部と、前記嵌合部から屈曲部を介して前記嵌合部と交差する方向に延出され締結部材が挿通される挿通孔が形成された固定部とを有する端子と、
    前記挿通孔を挿通した前記締結部材が締結されるナットと、
    少なくとも前記嵌合部を収容する端子収容部と、前記ナットを収容するナット収容部とを有するハウジングと、
    を備え、
    前記ナットは、前記ナット収容部において、前記嵌合部の延出方向に沿って揺動可能に収容されているコネクタ。
  2. 前記ナット収容部には、前記ナットを揺動可能に支持する支持部が設けられている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記支持部は、前記ナットを支持する面が曲面状に形成されている請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記支持部は、前記ナットの中心に対して、点対称となる位置に一対配置されている請求項2又は3に記載のコネクタ。
JP2022081285A 2022-05-18 2022-05-18 コネクタ Pending JP2023169935A (ja)

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