JP2023169447A - スイッチ - Google Patents

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亮 和久田
Ryo Wakuda
健 伊藤
Takeshi Ito
勇造 柏木
Yuzo Kashiwagi
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Abstract

【課題】マンハッタン現象によりスイッチの接続不良が発生するおそれが低いスイッチを提供する。【解決手段】スイッチ1は、第1接点及び第2接点を備え、第1側面及び第1側面と対向する第2側面を有する矩形の平面形状を有し、第1側面の端部を除いた位置に第1凹部が形成されると共に、第2側面の端部を除いた位置に配置された第2凹部が形成される基板と、第1接点と絶縁し、第2接点と導通するように配置された可動導体と、第1接点、第2接点及び可動導体を覆うカバーシートと、第1凹部の内面に形成され、第1接点と導通する第1電極と、第2凹部の内面に形成され、第2接点と導通する第2電極と有し、第1凹部の内面に沿った長さをa、第1側面の凹部以外の直線部分の合計の長さをb、第2凹部の内面に沿った長さをc、第2側面の凹部以外の直線部分の合計の長さをdとした場合に、b/a=d/c>1.0を満足する。【選択図】図2

Description

本発明は、スイッチに関する。
電子機器の操作ボタンとして採用されるプッシュスイッチ(以下、単にスイッチと称する)が知られている(例えば、特許文献1を参照)。スイッチは、一対の短辺のそれぞれに一対の半円状の凹部が形成された略長方形の平面形状を有する。スイッチの短辺のそれぞれに形成される一対の凹部には、導電層が配置される。スイッチは、凹部に配置される導電層を半田付けすることでマザーボードに形成される配線パターンと接続される。
また、チップコンデンサ及びチップ抵抗等の小型の電子部品をマザーボードの表面にリフローにより半田を介して接続するときに、電子部品が浮き上がるマンハッタン現象と称される接続不良が発生することがある(例えば、特許文献2を参照)。マンハッタン現象は、リフロー時に、電子部品の一端の端子に接続される半田が他端の端子に接続される半田より先に溶解して、溶解した半田が端子に接着することにより生じる張力により、電子部品の他方の壁面が浮き上がることにより発生する。
特開2018-125229号公報 特開平8-148799号公報
携帯機器の小型化及び高性能化に伴って、スイッチをより小型化することが望まれている。スイッチの小型化が進展するに従って、スイッチをマザーボードに半田付けにより実装するときに、マンハッタン現象によりスイッチの一端が浮き上がり、スイッチの接続不良が発生する可能性がある。
本発明は、このような課題を解決するものであり、マンハッタン現象によりスイッチの接続不良が発生するおそれが低いスイッチを提供することを目的とする。
本発明に係るスイッチは、第1接点及び第2接点を備え、第1側面及び第1側面と対向する第2側面を有する矩形の平面形状を有し、第1側面の端部を除いた位置に第1凹部が形成されると共に、第2側面の端部を除いた位置に配置された第2凹部が形成される基板と、第1接点と絶縁し、第2接点と導通するように配置された可動導体と、第1接点及び第2接点を囲むように配置され、第1接点、第2接点及び可動導体を覆うカバーシートと、第1凹部の内面に形成され、第1接点と導通する第1電極と、第2凹部の内面に形成され、第2接点と導通する第2電極とを有し、第1凹部の内面に沿った長さをa、第1側面の凹部以外の直線部分の合計の長さをb、第2凹部の内面に沿った長さをc、第2側面の凹部以外の直線部分の合計の長さをdとした場合に、以下の式(1)
b/a=d/c>1.0 (1)
を満足する。
さらに、本発明に係るスイッチでは、第1凹部及び第2凹部は、円弧状の平面形状を有し、円弧の直径は、0.1mm以上であることが好ましい。
さらに、本発明に係るスイッチは、第1接点及び第2接点を囲むように配置され、第1接点、第2接点及び可動導体を収容する収容部を基板と共に形成する枠体を更に有することが好ましい。
さらに、本発明に係るスイッチでは、基板の第1凹部及び第2凹部のそれぞれの周りには、枠体が接着されていない第1平坦部及び第2平坦部が形成されることが好ましい。
本発明に係るスイッチは、マンハッタン現象によりスイッチの接続不良が発生する可能性を低くすることができる。
第1実施形態に係るスイッチの斜視図である。 図1に示すスイッチの分解斜視図である。 (a)は図1に示すスイッチの正面図であり、(b)は図1に示すスイッチの平面図であり、(c)は図1に示すスイッチの側面図であり、(d)は図1に示すスイッチの底面図である。 (a)は図1に示す基板の斜視図(その1)であり、(b)は図1に示す基板の斜視図(その2)であり、(c)は(a)の破線Aで囲まれた部分の拡大平面図であり、(d)は(a)の破線Bで囲まれた部分の拡大平面図である。 第2実施形態に係るスイッチの斜視図である。 (a)は図5に示すスイッチの正面図であり、(b)は図5に示すスイッチの平面図であり、(c)は図5に示すスイッチの側面図であり、(d)は図5に示すスイッチの底面図である。
以下、本開示の一側面に係るスイッチについて図を参照しつつ説明する。但し、本開示の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
(第1実施形態に係るスイッチの構成及び機能)
図1は第1実施形態に係るスイッチの斜視図であり、図2は図1に示すスイッチの分解斜視図である。図3(a)は図1に示すスイッチの正面図であり、図3(b)は図1に示すスイッチの平面図であり、図3(c)は図1に示すスイッチの側面図であり、図3(d)は図1に示すスイッチの底面図である。
スイッチ1は、基板10と、第1接点11と、第2接点12と、可動導体13と、押し子14と、枠体15と、カバーシート16とを有し、半田付けによって不図示の実装基板に実装される。スイッチ1は、カバーシート16及び押し子14を介して可動導体13の頂部が押下されて第1接点11と接触することに応じて第1接点11と第2接点12との間が可動導体13を介して導通されてオンする。
基板10は、ガラスエポキシ等の樹脂材により形成され、矩形状の平面形状を有する。第1接点11は、略円形の平面形状を有する銅等の金属で形成された導電性薄膜であり、基板の表面の中央部に配置される。第2接点12は、略U字型の平面形状を有する銅等の金属で形成された導電性薄膜であり、第1接点の周囲に配置される。
図4(a)は基板10の斜視図(その1)であり、図4(b)は基板10の斜視図(その2)であり、図4(c)は図4(a)の破線Aで囲まれた部分の拡大平面図であり、図4(d)は図4(a)の破線Bで囲まれた部分の拡大平面図である。図4(a)は基板10の表面を示し、図4(b)は基板10の裏面を示す。
基板10は、第1電極21と、第2電極22と、第1貫通孔23と、第2貫通孔24と、第1裏面電極25と、第2裏面電極26と、マーク27と、第1側面30と、第2側面40とを有する。第1側面30は、第1矩形部31と、第2矩形部32と、第1凹部33とを有する。第2側面40は、第3矩形部41と、第4矩形部42と、第2凹部43とを有する。
第1電極21は、第1凹部33の内面に形成される導電性薄膜であり、銅等の金属で形成される。第2電極22は第2凹部43の内面に形成される導電性薄膜であり、銅等の金属で形成される。第1電極21及び第2電極22は、スイッチ1が実装基板に実装されるときに実装基板に形成される配線パターンに半田付けされる。
第1貫通孔23は、基板10の表面から裏面に貫通し、第1接点11と第1裏面電極25との間を電気的に接続する導電体が充填される。第2貫通孔24は、基板10の表面から裏面に貫通し、第2接点12と第2裏面電極26との間を電気的に接続する導電体が充填される。
第1裏面電極25は、基板10の裏面に銅等の金属で形成された導電性薄膜であり、第1貫通孔23に充填される導電体を介して第1接点11と第1電極21とを電気的に接続する。第2裏面電極26は、基板10の裏面に銅等の金属で形成された導電性薄膜であり、第2貫通孔24に充填される導電体を介して第2接点12と第2電極22とを電気的に接続する。
マーク27は、基板10の裏面において一対の長辺の一方に近接して視認可能に形成される標識であり、第1接点11に接続される第1電極21と第2接点12に接続される第2電極22とを識別するときに使用される。
第1矩形部31は、第1側面30の一端から第1凹部33の一端に向けて延伸する一対の辺を有する略長方形状の面である。第2矩形部32は、第1側面30の他端から第1凹部33の他端に向けて延伸する一対の辺を有する略長方形状の面である。
第1矩形部31の第1側面30の一端から第1凹部33の一端に向けて延伸する一対の辺は第1直線部とも称され、第2矩形部32の第1側面30の他端から第1凹部33の他端に向けて延伸する一対の辺は第2直線部とも称される。第1矩形部31の第1側面30の一端から第1凹部33の一端に向けて延伸する一対の辺の長さb1は、第2矩形部32の第1側面30の他端から第1凹部33の他端に向けて延伸する一対の辺の長さb2と等しい。
第1凹部33は、第1矩形部31及び第2矩形部32の間に形成される単一の凹部であり、直径の長さがφである半円状の平面形状を有する。第1矩形部31の形状と第2矩形部32の形状は同一なので、第1凹部33は、第1側面30の中央部に形成される。第1凹部33の内面には、第1接点11と導通し、半田付けによって実装基板に実装するための第1接続部である第1電極21が全面に亘って形成される。
基板10を平面視したときの第1凹部33の内面に沿った長さaは、第1凹部33の直径の長さφ及び円周率πによって、(π×φ÷2)で示される。一方、基板10を平面視したときの第1側面30の第1凹部33以外の直線部の合計の長さbは、第1直線部の長さb1及び第2直線部の長さb2によって(b1+b2)で示される。
第1凹部の直径φは、基板10を平面視したときの第1凹部33の内面に沿った長さaが第1側面30の凹部以外の直線部の合計の長さbよりも短くなるように設定される。すなわち、基板10において、基板10を平面視したときの第1凹部33の内面に沿った長さa、及び基板10を平面視したときの第1側面30の第1凹部33以外の直線部の合計の長さbは、式(b/a>1.0)を満足する。なお、第1凹部33の円弧の直径φは、現在の製造技術を鑑み、0.1mm以上となるように設定される。
第3矩形部41は、第2側面40の一端から第2凹部43の一端に向けて延伸する一対の辺を有する略長方形状の面である。第4矩形部42は、第2側面40の他端から第2凹部43の他端に向けて延伸する一対の辺を有する略長方形状の面である。
第3矩形部41の第2側面40の一端から第2凹部43の一端に向けて延伸する一対の辺は第3直線部とも称され、第4矩形部42の第2側面40の他端から第2凹部43の他端に向けて延伸する一対の辺は第4直線部とも称される。第3矩形部41の第2側面40の一端から第2凹部43の一端に向けて延伸する一対の辺の長さd1は、第4矩形部42の第2側面40の他端から第2凹部43の他端に向けて延伸する一対の辺の長さd2と等しい。
第2凹部43は、第3矩形部41及び第4矩形部42の間に形成される単一の凹部であり、第1凹部33と同一の形状、すなわち直径の長さがφである半円状の平面形状を有する。第3矩形部41の形状と第4矩形部42の形状は同一なので、第2凹部43は、第2側面40の中央部に形成される。第2凹部43の内面には、第2接点12と導通し、半田付けによって実装基板に実装するための第2接続部である第2電極22が全面に亘って形成される。
基板10を平面視したときの第2凹部43の内面に沿った長さcは、第2凹部43の直径の長さφ及び円周率πによって、(π×φ÷2)で示される。一方、基板10を平面視したときの第2側面40の第2凹部43以外の直線部の合計の長さdは、第1直線部の長さd1及び第2直線部の長さd2によって(d1+d2)で示される。
第2凹部43の直径φは、第1凹部33の直径φと同様に、基板10を平面視したときの第2凹部43の内面に沿った長さcが第2側面40の第2凹部43以外の直線部の合計の長さdよりも短くなるように設定される。すなわち、基板10において、基板10を平面視したときの第2凹部43の内面に沿った長さc、及び基板10を平面視したときの第2側面40の第2凹部43以外の直線部の合計の長さdは、式(d/c>1.0)を満足する。なお、第2凹部43の円弧の直径φは、現在の製造技術を鑑み、0.1mm以上となるように設定される。
可動導体13は、薄くドーム状に形成されたステンレス鋼及び銅等の弾性を有する導電性部材により形成され、第1接点11と絶縁し、第2接点12と導通するように配置される。可動導体13は、対向する辺を有する俵型形状となるように、凸型のドーム状の板バネ部材を切断して形成される。
可動導体13は、周縁部13aと中央部13bとを有する。可動導体13の周縁部13aの少なくとも一部は第2接点12に接する。可動導体13の中央部13bは、第1接点11の上方に離隔されると共に、押し子14の底面に接して配置される。
可動導体13の中央部13bは、押し子14が押下されていないとき、第1接点11と離隔する位置に配置される。押し子14が押下されていないとき、第1接点11と可動導体13とが離隔するため、第1接点11に接続される第1電極21と、第2接点12に接続される第2電極22との間は導通せず、スイッチ1はオフ状態となる。
可動導体13の中央部13bは、押し子14が押下されることに応じて、押し子14と共に基板10の方向に移動する。押し子14に押下される可動導体13は、反転動作して、第1接点11に接触する。可動導体13が第1接点11に接触したとき、第1接点11に接続される第1電極21と、第2接点12に接続される第2電極22との間は導通し、スイッチ1はオン状態となる。可動導体13が押下されなくなると、可動導体13が弾性により元の形状に復元し、可動導体13の中央部13bが基板10から離隔する方向に移動して第1接点11から離れ、スイッチ1はオフ状態となる。
押し子14は、円柱形状のポリイミド等の樹脂材料で形成され、可動導体13の中央部13bの上方に配置される押下部材である。押し子14を配置することで、スイッチ1の操作性が向上する。
枠体15は、中央領域に第1接点11、第2接点12及び可動導体13が配置される収容部を基板10の表面と共に形成する枠状の形状を有し、ポリイミド等の樹脂材料で形成されるケース部材である。枠体15の外縁は、基板10の外縁と略同形状である。枠体15の裏面は、例えば、接着層を介して基板10に接着されることで固定される。枠体15の表面は、例えば不図示の接着層を介してカバーシート16の外縁を保持する。
枠体15は、基板10に第1凹部33及び第2凹部43のそれぞれが形成される位置に対応する位置に、第1凹部33及び第2凹部43のそれぞれと同一の平面形状を有する第1枠体凹部15a及び第2枠体凹部15bが形成される。
カバーシート16は、ポリイミド等の可とう性を有する合成樹脂で形成されたシート材であり、収容部に収容される第1接点11、第2接点12、可動導体13及び押し子14を保護する保護シートである。カバーシート16は、基板10及び枠体15によって形成された収容部を覆うように枠体15の表面に接着されることによって枠体15に固定される。カバーシート16は、傾斜部16aと、頂部16bとを有する。傾斜部16aは、頂部16bから枠体15に向けて傾斜する斜面であり、頂部16bは、押し子14に対応する円形状の平面である。
スイッチ1は、以下の工程により製造される。まず、第1接点11及び第2接点12が表面に配置された基板10に、可動導体13、及び押し子14が配置される可動導体配置工程が実行される。次いで、表面にカバーシート16が接着された枠体15を基板10に接着層を介して配置して収容部を形成する収容部形成工程が実行される。そして、可動導体13~カバーシート16が配置された基板10を部分的に加圧しながら加熱する熱圧着工程が実行されて、スイッチ1が製造される。なお、複数の基板10を形成可能な集合基板を使用して、複数のスイッチ1が一括して製造されてもよい。また、カバーシート16は、枠体15に接着されていない状態で枠体15の表面に配置されて、熱圧着工程で枠体15と接着されてもよい。
(第1実施形態に係るスイッチの作用効果)
スイッチ1は、基板10を平面視したときの第1凹部の内面に沿った長さa、及び基板10を平面視したときの第1側面の凹部以外の直線部の合計の長さbは、式(b/a>1.0)を満足する。また、スイッチ1は、基板10を平面視したときの第2凹部の内面に沿った長さc、及び基板10を平面視したときの第2側面の凹部以外の直線部の合計の長さdは、式(d/c>1.0)を満足する。すなわち、スイッチ1は、以下の式(1)を満足する。
b/a=d/c>1.0 (1)
スイッチ1は、式(1)を満足するように形成されることで、スイッチを半田付けによって実装基板に実装するときに溶解した半田が端子に接着することにより生じる張力の大きさをマンハッタン現象が発生する張力よりも小さくすることができる。
(第2実施形態に係るスイッチの構成及び機能)
図5は第2実施形態に係るスイッチの斜視図であり、図6(a)は図6に示すスイッチの正面図であり、図6(b)は図5に示すスイッチの平面図であり、図6(c)は図5に示すスイッチの側面図であり、図6(d)は図5に示すスイッチの底面図である。
スイッチ2は、枠体55を枠体15の代わりに有することがスイッチ1と相違する。枠体55以外のスイッチ2の構成要素の構成及び機能は、同一符号が付されたスイッチ1の構成要素の構成及び機能と同一なので、ここでは詳細な説明は省略する。
枠体55は、第1凹部33及び第2凹部43のそれぞれが形成される位置に対応する位置に、第1枠体凹部55a及び第2枠体凹部55bが第1枠体凹部15a及び第2枠体凹部15bの代わりに形成されることが枠体15と相違する。第1枠体凹部55a及び第2枠体凹部55b以外の枠体55の構成要素の構成及び機能は、同一符号が付された枠体15の構成要素の構成及び機能と同一なので、ここでは詳細な説明は省略する。
第1枠体凹部55a及び第2枠体凹部55bは、第1凹部33及び第2凹部43と同様に、半円状の平面形状を有する。第1枠体凹部55a及び第2枠体凹部55bの直径は、第1凹部33及び第2凹部43の直径φよりも大きい。第1枠体凹部55aの直径が第1凹部33の直径φよりも大きくなることで、第1凹部33と第1枠体凹部55aとの間の基板10の表面に第1平坦部56aが形成される。また、第2枠体凹部55bの直径が第2凹部43の直径φよりも大きくなることで、第2凹部43と第2枠体凹部55bとの間の基板10の表面に第2平坦部56bが形成される。
(第2実施形態に係るスイッチの作用効果)
スイッチ2では、第1凹部33と第1枠体凹部55aとの間の基板10の表面に第1平坦部56aが形成されると共に、第2凹部43と第2枠体凹部55bとの間の基板10の表面に第2平坦部56bが形成される。第1平坦部56a及び第2平坦部56bが第1凹部33及び第2凹部43の周囲に形成することで、基板10と枠体55とを接着する接着層が熱圧着時に溶解して流出した場合でも、溶解した接着層は、第1平坦部56a及び第2平坦部56bによって保持される。スイッチ2では、溶解した接着層を第1平坦部56a及び第2平坦部56bが保持することで、第2凹部43及び第2枠体凹部55bの内面に形成される第1電極21及び第2電極に溶解した接着層が付着して、絶縁不良が発生することを防止できる。
(実施形態に係るスイッチの変形例)
スイッチ1及び2では、第1凹部33及び第2凹部43は、半円形状の平面形状を有するが、実施形態に係るスイッチでは、第1凹部及び第2凹部の平面形状は、式(1)を満足すれば、半円形状以外の扇型であってもよく、扇型以外の湾曲形状であってもよい。また、実施形態に係るスイッチでは、第1凹部及び第2凹部の平面形状は、三角形及び矩形等の湾曲形状以外の形状であってもよい。
また、スイッチ1及び2では、一対の凹部である第1凹部33及び第2凹部43が形成されるが、実施形態に係るスイッチでは、式(1)を満足すれば、複数の凹部が対向する面に形成されてもよい。
また、スイッチ1及び2では、第1凹部33及び第2凹部43は、第1側面及び第2側面のそれぞれの中央部に形成される。しかしながら、実施形態に係るスイッチでは、第1凹部及び第2凹部は、第1側面及び第2側面の端部以外であれば第1側面及び第2側面の中央部以外の部分に形成されてもよい。
また、スイッチ1及び2では、可動導体13の形状は俵型形状であるが、実施形態に係るスイッチでは、可動導体の形状は、円形形状及びドーム状等の俵型形状以外の形状であってもよい。
また、スイッチ1及び2では、押し子14は円柱状を有するが、実施形態に係るスイッチでは、押し子は、直方体形状等の円柱形状以外の形状を有してもよい。また、スイッチ1及び2では、単一の押し子14が可動導体13の中央部13bとカバーシート16との間に配置されるが、実施形態に係るスイッチでは、複数の押し子が可動導体13の中央部13bとカバーシート16との間に配置されてもよい。さらに、実施形態に係るスイッチでは、押し子14は、省略されてもよい。
また、スイッチ1及び2では、基板及び枠体は別個の部材であるが、実施形態に係るスイッチでは、基板10及び枠体15、55は一体の部材であってもよい。例えば、実施形態に係るスイッチでは、基板は、表面に第1接点、第2接点及び可動導体を収容する収容部である凹部が形成されてもよい。また、実施形態に係るスイッチでは、基板は、リードフレームにより第1接点、第2接点及び外部接続用電極を形成すると共に、表面に第1接点、第2接点及び可動導体を収容する収容部である凹部がモールド樹脂によって形成されてもよい。
1、2 スイッチ
10 基板
11 第1接点
12 第2接点
13 可動導体
14 押し子
15、55 枠体
16 カバーシート

Claims (4)

  1. 第1接点及び第2接点を備え、第1側面及び前記第1側面と対向する第2側面を有する矩形の平面形状を有し、前記第1側面の端部を除いた位置に第1凹部が形成されると共に、前記第2側面の端部を除いた位置に配置された第2凹部が形成される基板と、
    前記第1接点と絶縁し、前記第2接点と導通するように配置された可動導体と、
    前記第1接点、前記第2接点及び前記可動導体を覆うカバーシートと、
    前記第1凹部の内面に形成され、前記第1接点と導通する第1電極と、
    前記第2凹部の内面に形成され、前記第2接点と導通する第2電極と、を有し、
    前記第1凹部の内面に沿った長さをa、前記第1側面の凹部以外の直線部分の合計の長さをb、前記第2凹部の内面に沿った長さをc、前記第2側面の凹部以外の直線部分の合計の長さをdとした場合に、以下の式(1)
    b/a=d/c>1.0 (1)
    を満足する、ことを特徴とするスイッチ。
  2. 前記第1凹部及び前記第2凹部は、円弧状の平面形状を有し、前記円弧の直径は、0.1mm以上である、請求項1に記載のスイッチ。
  3. 前記第1接点及び前記第2接点を囲むように配置され、前記第1接点、前記第2接点及び前記可動導体を収容する収容部を前記基板と共に形成する枠体を更に有する、請求項1又は2に記載のスイッチ。
  4. 前記基板の前記第1凹部及び第2凹部のそれぞれの周りには、前記枠体が接着されていない第1平坦部及び第2平坦部が形成される、請求項3に記載のスイッチ。
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