JP2023169404A - 通信機器、制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】接続先のセルラ通信網が提供するサービスを適切に選択し易くする通信機器、制御方法及びプログラムを提供する。【解決手段】通信機器と、公衆セルラ通信網と、ローカルセルラ通信網と、サーバと、を有する通信システムにおいて、通信機器100は、公衆セルラ通信網及びローカルセルラ通信網のうち少なくとも一つと通信可能な通信インターフェイスと、通信インターフェイスにより検出された検出セルラ通信網から、通信インターフェイスを介して網関連情報を取得するコントローラと、を備え、コントローラは、検出セルラ通信網が自機器に提供するサービスの種別である提供サービス種別を前記網関連情報に基づいて特定し、特定した提供サービス種別をディスプレイに表示させ、特定した提供サービス種別に基づいて、検出セルラ通信網への接続を推奨する接続推奨度を算出し、算出した接続推奨度を前記ディスプレイに表示させる。【選択図】図2
Description
本発明は、通信機器、制御方法及びプログラムに関する。
近年、第5世代(5G)のセルラ通信規格に準拠したセルラ通信システムが注目されている。このようなセルラ通信システムでは、通信事業者により運用される公衆セルラ通信網だけではなく、一般企業又は団体・個人により運用されるローカルセルラ通信網も構築されることが想定されている。なお、ローカルセルラ通信網は、プライベートセルラ通信網又は非公衆セルラ通信網と呼ばれることがある。
ローカルセルラ通信網は、地域ニーズや産業分野の個別ニーズに応じて様々な主体が柔軟に構築・利用可能である。また、ローカルセルラ通信網は、公衆セルラ通信網に比べて混雑度が低く、且つ伝搬環境が良好であり、通信機器に対して良好なサービスを提供できると考えられる。
公衆セルラ通信網及びローカルセルラ通信網が混在する状況下において、通信機器は、これらの2種類のセルラ通信網の中から接続先を選択する選択肢を持つことになる。通信機器は、一般的な手法として、自機器が契約を有するセルラ通信網であるホーム網を優先的に選択したり、自機器における受信電力が最も高くなるようなセルラ通信網を選択したりする。
3GPP技術報告書「3GPP TR 23.734 V16.2.0: Study on enhancement of 5G System (5GS) for vertical and Local Area Network (LAN) services (Release 16)」、2019年6月
しかしながら、ローカルセルラ通信網が特定のサービスの提供を目的として構築される場合、ローカルセルラ通信網が提供するサービスの種別が限定される場合があり得る。一方で、公衆セルラ通信網は、汎用的なサービスを提供するものの、地域ニーズや産業分野の個別ニーズに応じた特殊なサービスを提供しない場合があり得る。
よって、公衆セルラ通信網及びローカルセルラ通信網が混在する状況下において、上述したような一般的な接続先選択手法を適用すると、通信機器のユーザが利用したいサービスが接続先のセルラ通信網において提供されない事態が生じ得る。
そこで、本発明は、接続先のセルラ通信網が提供するサービスを適切に選択し易くするコントローラ及び制御方法を提供することを目的とする。
一実施形態に係るコントローラは、サービス種別に応じた複数のスライスに理論的に分割されたセルラ通信網から、通信インターフェイスを介して前記複数のスライスのそれぞれに割り当てられた識別子を取得し、前記識別子に基づいて、前記セルラ通信網が自機器に提供するサービスの種別である提供サービス種別の少なくとも一つを通知部に通知させる。
一実施形態に係るコントローラは、サービス種別に応じた複数のスライスに理論的に分割されたセルラ通信網から、通信インターフェイスを介して前記複数のスライスのそれぞれに割り当てられた識別子を取得し、前記識別子に基づいて、前記セルラ通信網が自機器に提供していないサービスの種別である未提供サービス種別の少なくとも一つを通知部に通知させる。
一実施形態に係る制御方法は、通信インターフェイスおよび通知部を備える電子機器の制御方法であって、サービス種別に応じた複数のスライスに理論的に分割されたセルラ通信網から、前記通信インターフェイスを介して前記複数のスライスのそれぞれに割り当てられた識別子を取得し、前記識別子に基づいて、前記セルラ通信網が自機器に提供するサービスの種別である提供サービス種別の少なくとも一つを前記通知部に通知させる。
一実施形態に係る制御方法は、通信インターフェイスおよび通知部を備える電子機器の制御方法であって、サービス種別に応じた複数のスライスに理論的に分割されたセルラ通信網から、前記通信インターフェイスを介して前記複数のスライスのそれぞれに割り当てられた識別子を取得し、前記識別子に基づいて、前記セルラ通信網が自機器に提供していないサービスの種別である未提供サービス種別の少なくとも一つを前記通知部に通知させる。
図面を参照して実施形態について説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(通信システムの構成)
まず、一実施形態に係る通信システムの構成について説明する。図1は、一実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。一実施形態に係る通信システムは、第5世代(5G)の3GPP規格に準拠したセルラ通信システムである。
まず、一実施形態に係る通信システムの構成について説明する。図1は、一実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。一実施形態に係る通信システムは、第5世代(5G)の3GPP規格に準拠したセルラ通信システムである。
図1に示すように、一実施形態に係る通信システムは、通信機器100と、公衆セルラ通信網210と、ローカルセルラ通信網220と、サーバ300とを有する。
通信機器100は、セルラ通信網とのセルラ通信を行う機能を有する機器である。通信機器100は、セルラ通信を行う機能を有しており、且つUI(User Interface)を有する機器であればどのようなものであってもよいが、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC、又はモバイルルーターである。なお、3GPP規格において、通信機器100は、UE(User Equipment)と呼ばれる。
公衆セルラ通信網210は、通信事業者により運用されるセルラ通信網である。公衆セルラ通信網210は、公衆5Gと呼ばれることがある。公衆セルラ通信網210を運用する通信事業者には全国規模で免許が交付される。
ローカルセルラ通信網220は、地域ニーズや産業分野の個別ニーズに応じて様々な主体が柔軟に構築・利用可能なセルラ通信網である。ローカルセルラ通信網220は、ローカル5Gと呼ばれることがある。例えば、一般企業又は団体・個人が周波数の割当を受けて自らローカルセルラ通信網220を運用できる。ローカルセルラ通信網220は、一般企業の施設内などのローカルエリアに限り免許が交付される。
公衆セルラ通信網210及びローカルセルラ通信網220は、5Gの3GPP規格に準拠している。公衆セルラ通信網210は基地局211を有し、公衆セルラ通信網210は基地局221を有する。図1において、各セルラ通信網に含まれる基地局が1つのみであるが、実際には各セルラ通信網に複数の基地局が含まれていてもよい。なお、5Gの3GPP規格において、基地局はgNBと呼ばれる。基地局は、5Gの無線アクセスネットワークであるNG-RAN(Next Generation Radio Access Network)を構成する。
公衆セルラ通信網210及びローカルセルラ通信網220のそれぞれは、5Gのコアネットワークである5GC(5G Core Network)をさらに有する。5Gにおいては、多様な通信機器がセルラ通信網に繋がることを前提としており、高速・大容量、高信頼、低遅延など、要求条件が異なる多様なサービスに対応する必要がある。このため、5GCは、異なるサービス(サービス要求条件)に応じた複数のスライスに理論的に分割されている。
ここで、各スライスには、S-NSSAI(Single-Network Slice Selection Assistance Information)と呼ばれる識別子が割り当てられている。各スライスは1つのサービス種別(SST)と対応付けられている。サービス種別としては、eMBB(高速・大容量)、mIoT(多数接続、省電力、低コスト)、URLLC(低遅延、高信頼)が規格で規定されているが、規格で規定されていないサービス種別も用いることができる。
ローカルセルラ通信網220が特定のサービスの提供を目的として構築される場合、ローカルセルラ通信網220が提供するサービスの種別(SST)が限定される場合があり得る。一方で、公衆セルラ通信網210は、汎用的なサービスを提供するものの、地域ニーズや産業分野の個別ニーズに応じた特殊なサービスを提供しない場合があり得る。なお、「セルラ通信網が提供するサービス」は、「セルラ通信網がサポートする機能」と考えることもできる。
サーバ300は、公衆セルラ通信網210又はローカルセルラ通信網220を介して通信機器100との通信を行う。サーバ300は、ローカルセルラ通信網220を管理するためのサーバであってもよい。
なお、通信機器100には、少なくとも1つの通信機器500が有線又は無線で接続されてもよい。通信機器500は、例えばWLAN(Wireless Local Area Network)接続を通信機器100と確立し、通信機器100を介して、通信機器100の接続先のセルラ通信網との通信を行う。これにより、通信機器500がセルラ通信機能を有していない場合でも、通信機器500が通信機器100を介してセルラ通信網との通信を行うことができる。
通信機器100には、拡張機器400が有線又は無線で接続されてもよい。拡張機器400は、例えばUSB(Universal Serial Bus)接続を通信機器100と確立する。拡張機器400は、通信機器100に対して給電を行う機能を有していてもよい。拡張機器400は、クレードルであってもよい。
拡張機器400には、少なくとも1つの通信機器600が有線又は無線で接続されてもよい。通信機器600は、例えばWLAN接続を拡張機器400と確立し、拡張機器400及び通信機器100を介して、通信機器100の接続先のセルラ通信網との通信を行う。これにより、通信機器600がセルラ通信機能を有していない場合でも、通信機器600が拡張機器400及び通信機器100を介してセルラ通信網との通信を行うことができる。
(通信機器の構成)
次に、一実施形態に係る通信機器100の構成について説明する。図1に示すように、通信機器100は、タッチパネルディスプレイ110と、少なくとも1つの物理ボタン113と、マイク121aと、スピーカ122aとを有する。但し、図1及び図2において、破線で示す構成は必須ではない。
次に、一実施形態に係る通信機器100の構成について説明する。図1に示すように、通信機器100は、タッチパネルディスプレイ110と、少なくとも1つの物理ボタン113と、マイク121aと、スピーカ122aとを有する。但し、図1及び図2において、破線で示す構成は必須ではない。
タッチパネルディスプレイ110は、その表示面が通信機器100の筐体101から露出して設けられる。タッチパネルディスプレイ110は、タッチパネル111と、ディスプレイ112とを有する。
タッチパネル111は、通信機器100への操作入力(タッチ入力)を受け付ける。タッチを検出する方法としては、例えば抵抗膜方式や静電容量方式があるが、任意の方式でよい。ディスプレイ112は、映像出力を行う。
ディスプレイ112は、文字(記号を含む)、画像、図形等のオブジェクトを画面上に表示する。ディスプレイ112は、例えば液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイである。タッチパネルディスプレイ110において、ディスプレイ112はタッチパネル111と重なるように設けられており、ディスプレイ112の表示領域はタッチパネル111と重複している。
物理ボタン113は、通信機器100への操作入力(押下)を受け付ける。物理ボタン113は、例えば、ホームボタン、電源ボタン、音声調整ボタン等である。
マイク121aは、通信機器100への音声入力を受け付ける。また、マイク121aは、周囲の音声を集音する。
スピーカ122aは、音声出力を行う。また、スピーカ122aは、電話の音声や各種プログラムの情報等を音声で出力する。
図2は、一実施形態に係る通信機器100の構成を示す図である。
図2に示すように、通信機器100は、タッチパネル111と、ディスプレイ112と、物理ボタン113と、音声入力部121と、音声出力部122と、センサ130と、ストレージ140と、通信インターフェイス150と、SIM(Subscriber Identity Module)インターフェイス160と、接続インターフェイス170と、バッテリ180と、コントローラ190とを有する。
タッチパネル111は、タッチ操作に対応する信号をコントローラ190に入力する。ディスプレイ112は、コントローラ190から入力された信号に基づいて、文字、画像、図形等のオブジェクトを画面上に表示する。
音声入力部121は、入力を受け付けた音声に対応する信号をコントローラ190に入力する。音声入力部121は、図1に示すマイク121aであってもよいし、外部マイクを接続可能な入力インターフェイスであってもよい。外部マイクは、拡張機器400に設けられてもよい。
音声出力部122は、コントローラ190から入力された信号に基づいて、音声を出力する。音声出力部122は、図1に示すスピーカ122aであってもよいし、外部スピーカを接続可能な出力インターフェイスであってもよい。外部スピーカは、拡張機器400に設けられてもよい。
センサ130は、各種の物理量及びデータを検出し、検出結果をコントローラ190に出力する。例えば、センサ130は、位置センサと、加速度センサと、温度センサとを含む。位置センサは、自機器の位置を検出し、位置データをコントローラ190に出力する。位置センサは、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機を含んでもよい。GNSS受信機は、GNSS衛星信号に基づいて測位を行い、自機器の地理的な位置(緯度・経度)を示すGNSS位置データをコントローラ190に出力する。加速度センサは、自機器に加わる加速度を検出し、加速度データをコントローラ190に出力する。加速度センサは、複数の加速度センサを含む多軸加速度センサであってもよい。温度センサは、温度を検出し、温度データをコントローラ190に出力する。これらのセンサのうち少なくとも1つが外部機器(例えば、拡張機器400)に設けられていてもよい。
ストレージ140は、プログラム及びデータを記憶する少なくとも1つのメモリを含む。ストレージ140は、コントローラ190の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。ストレージ140は、半導体記憶媒体、及び磁気記憶媒体等の任意の非一過的(non-transitory)な記憶媒体を含んでよい。ストレージ140は、複数の種類の記憶媒体を含んでよい。ストレージ140は、メモリカード、光ディスク、又は光磁気ディスク等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。ストレージ140は、RAM(Random Access Memory)等の一時的な記憶領域として利用される記憶デバイスを含んでよい。
通信インターフェイス150は、無線により通信する。通信インターフェイス150は、セルラインターフェイス151と、WLANインターフェイス152とを有する。セルラインターフェイス151は、例えば、5Gのセルラ通信規格に準拠して構成される。WLANインターフェイス152は、例えば、IEEE802.11規格に準拠して構成される。
SIMインターフェイス160は、SIM(又はUIM(User Identity Module))が取り付けられる。SIMインターフェイス160は、SIMを取り込み、取り出しができるようにしてもよい。SIMインターフェイス160は、コントローラ190から情報の読み出しや書き込みを受けた場合、SIMに記録された情報の読み出し、SIMへの書き込みを行う。SIMは、組み込み型のeSIM(Embedded SIM)でもよい。SIMは、通信事業者から支給されてもよいし、その他の手段で入手してもよい。
一実施形態において、公衆セルラ通信網210用のSIMとローカルセルラ通信網220用のSIMとが個別に用意されてもよい。公衆セルラ通信網210用のSIMを用いる場合、コントローラ190は、公衆セルラ通信網210をホーム網、ローカルセルラ通信網220をローミング網として用いる。一方、ローカルセルラ通信網220用のSIMを用いる場合、コントローラ190は、ローカルセルラ通信網220をホーム網、公衆セルラ通信網210をローミング網として用いる。或いは、SIMインターフェイス160には、公衆セルラ通信網210用のSIMとローカルセルラ通信網220用のSIMとの両方が取り付け可能であってもよい。
接続インターフェイス170は、拡張機器400と電気的に接続されるインターフェイスである。接続インターフェイス170は、拡張機器400と電気的に接続されるインターフェイスであればどのようなものであってもよいが、例えばUSBインターフェイスである。
バッテリ180は、自機器を駆動するための電力を蓄える。バッテリ180は、二次電池であればどのような種別のバッテリであってもよいが、例えばリチウムイオンバッテリである。
コントローラ190は、演算処理装置である。演算処理装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、SoC(System-on-Chip)、MCU(Micro Control Unit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、及びコプロセッサを含むが、これらに限定されない。また、コントローラ190は、GPU(Graphics Processing Unit)、VRAM(Video RAM)等を含み、ディスプレイ112に各種の画像を描画する。コントローラ190は、複数の演算処理装置から構成されてよく、複数の演算処理装置の協働により、各種の制御を実行してもよい。
コントローラ190は、通信機器100の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。コントローラ190は、タッチパネル111及び/又は物理ボタン113が検出した操作入力に基づいて、各種制御を実行する。コントローラ190は、入力された操作信号に応じた出力を音声出力部122やディスプレイ112等によって行ってもよい。
(通信機器の動作)
次に、一実施形態に係る通信機器100の動作について説明する。図3は、一実施形態に係る通信機器100の動作を示す図である。
次に、一実施形態に係る通信機器100の動作について説明する。図3は、一実施形態に係る通信機器100の動作を示す図である。
図3に示すように、ステップS1において、コントローラ190は、ネットワークサーチを行うようにセルラインターフェイス151を制御する。ネットワークサーチとは、接続可能なセルラ通信網を検出する動作をいう。例えば、セルラインターフェイス151は、各セルラ通信網(すなわち、公衆セルラ通信網210、ローカルセルラ通信網220)の基地局が送信する無線信号(例えば、同期信号や参照信号)の受信を試みる。コントローラ190は、無線信号の受信電力を測定し、受信電力が閾値を超えると、この受信電力に対応するセルラ通信網に接続可能であると判定する。以下において、ネットワークサーチにより検出されたセルラ通信網を「検出セルラ通信網」と呼ぶ。
検出セルラ通信網としては、1)公衆セルラ通信網210のみ、2)ローカルセルラ通信網220のみ、又は3)公衆セルラ通信網210及びローカルセルラ通信網220の両方、の3パターンがある。以下においては、検出セルラ通信網が公衆セルラ通信網210及びローカルセルラ通信網220の両方であるパターンについて主として説明するが、検出セルラ通信網は、公衆セルラ通信網210及びローカルセルラ通信網220のいずれか一方のみであってもよい。
ステップS2において、コントローラ190は、各検出セルラ通信網からセルラインターフェイス151を介して網関連情報を取得する。網関連情報には、例えば次のa)乃至c)の情報が含まれる。
a)網識別子:
網識別子は、検出セルラ通信網を識別する識別子である。
網識別子は、検出セルラ通信網を識別する識別子である。
b)提供サービス種別を示す情報:
提供サービス種別は、検出セルラ通信網が通信機器100に提供するサービスの種別である。上述したように、公衆セルラ通信網210及びローカルセルラ通信網220のそれぞれは、異なるサービス種別に応じた複数のスライスに理論的に分割されている。各スライスには、S-NSSAIと呼ばれる識別子が割り当てられている。コントローラ190は、検出セルラ通信網の各スライスのS-NSSAIを、この検出セルラ通信網の提供サービス種別を示す情報として取得する。コントローラ190は、S-NSSAI以外の情報も提供サービス種別を示す情報として取得してもよい。
提供サービス種別は、検出セルラ通信網が通信機器100に提供するサービスの種別である。上述したように、公衆セルラ通信網210及びローカルセルラ通信網220のそれぞれは、異なるサービス種別に応じた複数のスライスに理論的に分割されている。各スライスには、S-NSSAIと呼ばれる識別子が割り当てられている。コントローラ190は、検出セルラ通信網の各スライスのS-NSSAIを、この検出セルラ通信網の提供サービス種別を示す情報として取得する。コントローラ190は、S-NSSAI以外の情報も提供サービス種別を示す情報として取得してもよい。
c)網種別を示す情報:
網種別は、検出セルラ通信網が公衆セルラ通信網210であるか又はローカルセルラ通信網220であるかの種別である。
網種別は、検出セルラ通信網が公衆セルラ通信網210であるか又はローカルセルラ通信網220であるかの種別である。
また、コントローラ190は、ステップS1のネットワークサーチ時に測定した受信電力を網関連情報として取得してもよい。
ステップS3において、コントローラ190は、ステップS2で取得した網関連情報に基づいて、ディスプレイ112に表示させるための次のa)乃至d)の情報を特定・算出する。
a)網識別子(表示用):
コントローラ190は、検出セルラ通信網の網識別子を特定する。コントローラ190は、ステップS2で取得した網識別子をそのまま検出セルラ通信網の網識別子として特定してもよいし、ステップS2で取得した網識別子を可読性の高い形式に変換してもよい。
コントローラ190は、検出セルラ通信網の網識別子を特定する。コントローラ190は、ステップS2で取得した網識別子をそのまま検出セルラ通信網の網識別子として特定してもよいし、ステップS2で取得した網識別子を可読性の高い形式に変換してもよい。
b)提供サービス種別:
コントローラ190は、図4に示すように、ステップS2で取得した提供サービス種別を示す情報に基づいて、次のNo.1乃至No.8のサービス種別の候補の中から、提供サービス種別を特定する。検出セルラ通信網が複数である場合、コントローラ190は、提供サービス種別の特定を検出セルラ通信網ごとに行う。
コントローラ190は、図4に示すように、ステップS2で取得した提供サービス種別を示す情報に基づいて、次のNo.1乃至No.8のサービス種別の候補の中から、提供サービス種別を特定する。検出セルラ通信網が複数である場合、コントローラ190は、提供サービス種別の特定を検出セルラ通信網ごとに行う。
No.1:データ通信(インターネット通信)
コントローラ190は、検出セルラ通信網を介して特定のデバイスやサーバと通信可能か、或いは単位時間辺りに検出セルラ通信網を介して一定数のUL/DLパケットを送受信しているかを判定する。検出セルラ通信網を介して特定のデバイスやサーバと通信可能であると判定した場合、コントローラ190は、検出セルラ通信網の提供サービス種別の1つとしてデータ通信を特定する。或いは、単位時間辺りに検出セルラ通信網を介して一定数の上りリンク/下りリンクパケットを送受信していると判定した場合、コントローラ190は、検出セルラ通信網の提供サービス種別の1つとしてデータ通信を特定する。
コントローラ190は、検出セルラ通信網を介して特定のデバイスやサーバと通信可能か、或いは単位時間辺りに検出セルラ通信網を介して一定数のUL/DLパケットを送受信しているかを判定する。検出セルラ通信網を介して特定のデバイスやサーバと通信可能であると判定した場合、コントローラ190は、検出セルラ通信網の提供サービス種別の1つとしてデータ通信を特定する。或いは、単位時間辺りに検出セルラ通信網を介して一定数の上りリンク/下りリンクパケットを送受信していると判定した場合、コントローラ190は、検出セルラ通信網の提供サービス種別の1つとしてデータ通信を特定する。
No.2:音声通信
コントローラ190は、検出セルラ通信網を介してSIPサーバと通信可能か、或いは検出セルラ通信網の回線(CS)状態を判定する。検出セルラ通信網を介してSIPサーバと通信可能であると判定した場合、コントローラ190は、検出セルラ通信網の提供サービス種別の1つとして音声通信を特定する。或いは、検出セルラ通信網の回線(CS)が利用可能であると判定した場合、コントローラ190は、検出セルラ通信網の提供サービス種別の1つとして音声通信を特定する。
コントローラ190は、検出セルラ通信網を介してSIPサーバと通信可能か、或いは検出セルラ通信網の回線(CS)状態を判定する。検出セルラ通信網を介してSIPサーバと通信可能であると判定した場合、コントローラ190は、検出セルラ通信網の提供サービス種別の1つとして音声通信を特定する。或いは、検出セルラ通信網の回線(CS)が利用可能であると判定した場合、コントローラ190は、検出セルラ通信網の提供サービス種別の1つとして音声通信を特定する。
No.3:省電力機能(lowPowerConsumption)
コントローラ190は、検出セルラ通信網から通信機器100に省電力機能が設定されたか否かを判定する。省電力機能は、例えば、RRCメッセージの一種であるRRC Reconfigurationメッセージにより通信機器100に設定される。検出セルラ通信網から通信機器100に省電力機能が設定されたと判定した場合、コントローラ190は、検出セルラ通信網の提供サービス種別の1つとして省電力機能を特定する。
コントローラ190は、検出セルラ通信網から通信機器100に省電力機能が設定されたか否かを判定する。省電力機能は、例えば、RRCメッセージの一種であるRRC Reconfigurationメッセージにより通信機器100に設定される。検出セルラ通信網から通信機器100に省電力機能が設定されたと判定した場合、コントローラ190は、検出セルラ通信網の提供サービス種別の1つとして省電力機能を特定する。
No.4:温度異常抑制機能(overheatingAssistance)
コントローラ190は、検出セルラ通信網から通信機器100に温度異常抑制機能が設定されたか否かを判定する。温度異常抑制機能は、例えば、RRCメッセージの一種であるRRC Reconfigurationメッセージにより通信機器100に設定される。検出セルラ通信網から通信機器100に温度異常抑制機能が設定されたと判定した場合、コントローラ190は、検出セルラ通信網の提供サービス種別の1つとして温度異常抑制機能を特定する。
コントローラ190は、検出セルラ通信網から通信機器100に温度異常抑制機能が設定されたか否かを判定する。温度異常抑制機能は、例えば、RRCメッセージの一種であるRRC Reconfigurationメッセージにより通信機器100に設定される。検出セルラ通信網から通信機器100に温度異常抑制機能が設定されたと判定した場合、コントローラ190は、検出セルラ通信網の提供サービス種別の1つとして温度異常抑制機能を特定する。
No.5:高速大容量(eMBB)
コントローラ190は、検出セルラ通信網から取得するS-NSSAIのSST(slice/service type)が、規格でeMBBに割り当てられた値“1”を含むか否かを判定する。S-NSSAIは、例えばNAS(Non-Access Stratum)メッセージの一種であるRegistration Acceptメッセージにより通信機器100に通知される。コントローラ190は、検出セルラ通信網から取得するS-NSSAIのSSTが、規格でeMBBに割り当てられた値“1”を含む場合、検出セルラ通信網の提供サービス種別の1つとしてeMBBを特定する。
コントローラ190は、検出セルラ通信網から取得するS-NSSAIのSST(slice/service type)が、規格でeMBBに割り当てられた値“1”を含むか否かを判定する。S-NSSAIは、例えばNAS(Non-Access Stratum)メッセージの一種であるRegistration Acceptメッセージにより通信機器100に通知される。コントローラ190は、検出セルラ通信網から取得するS-NSSAIのSSTが、規格でeMBBに割り当てられた値“1”を含む場合、検出セルラ通信網の提供サービス種別の1つとしてeMBBを特定する。
No.6:高信頼、低遅延(URLLC)
コントローラ190は、検出セルラ通信網から取得するS-NSSAIのSSTが、規格でURLLCに割り当てられた値“2”を含むか否かを判定する。コントローラ190は、検出セルラ通信網から取得するS-NSSAIのSSTが、規格でURLLCに割り当てられた値“2”を含む場合、検出セルラ通信網の提供サービス種別の1つとしてURLLCを特定する。
コントローラ190は、検出セルラ通信網から取得するS-NSSAIのSSTが、規格でURLLCに割り当てられた値“2”を含むか否かを判定する。コントローラ190は、検出セルラ通信網から取得するS-NSSAIのSSTが、規格でURLLCに割り当てられた値“2”を含む場合、検出セルラ通信網の提供サービス種別の1つとしてURLLCを特定する。
No.7:多接続(mIoT)
コントローラ190は、検出セルラ通信網から取得するS-NSSAIのSSTが、規格でmIoTに割り当てられた値“2”を含むか否かを判定する。コントローラ190は、検出セルラ通信網から取得するS-NSSAIのSSTが、規格でmIoTに割り当てられた値“2”を含む場合、検出セルラ通信網の提供サービス種別の1つとしてmIoTを特定する。
コントローラ190は、検出セルラ通信網から取得するS-NSSAIのSSTが、規格でmIoTに割り当てられた値“2”を含むか否かを判定する。コントローラ190は、検出セルラ通信網から取得するS-NSSAIのSSTが、規格でmIoTに割り当てられた値“2”を含む場合、検出セルラ通信網の提供サービス種別の1つとしてmIoTを特定する。
No.8:その他サービス
コントローラ190は、検出セルラ通信網から取得するS-NSSAIのSSTが、独自仕様で各サービスに割り当てられた値を含むか否かを判定する。例えば、BusinessにSST“x”が割り当てられ、FactoryにSST“y”が割り当てられ、TransportにSST“z”が割り当てられ、AirportにSST“xx”が割り当てられ、DroneにSST“yy”が割り当てられ、TrainにSST“zz”が割り当てられる。コントローラ190は、検出セルラ通信網から取得するS-NSSAIのSSTが独自仕様で割り当てられた値を含む場合、この値に対応するサービス種別を検出セルラ通信網の提供サービス種別として特定する。
コントローラ190は、検出セルラ通信網から取得するS-NSSAIのSSTが、独自仕様で各サービスに割り当てられた値を含むか否かを判定する。例えば、BusinessにSST“x”が割り当てられ、FactoryにSST“y”が割り当てられ、TransportにSST“z”が割り当てられ、AirportにSST“xx”が割り当てられ、DroneにSST“yy”が割り当てられ、TrainにSST“zz”が割り当てられる。コントローラ190は、検出セルラ通信網から取得するS-NSSAIのSSTが独自仕様で割り当てられた値を含む場合、この値に対応するサービス種別を検出セルラ通信網の提供サービス種別として特定する。
c)接続推奨度
コントローラ190は、上記のようにして特定した提供サービス種別に基づいて、図5に示すように、検出セルラ通信網への接続を推奨する接続推奨度を算出する。具体的には、コントローラ190は、提供サービス種別ごとにスコアに換算し、検出セルラ通信網についてのスコアの合計により接続推奨度を算出する。接続推奨度は、スコアの合計値であってもよいし、スコアの合計値が閾値以上であるか否かを示すものであってもよい。或いは、接続推奨度は、複数の検出セルラ通信網についてスコアの合計値の高い順に並べたランキングを示すものであってもよい。
コントローラ190は、上記のようにして特定した提供サービス種別に基づいて、図5に示すように、検出セルラ通信網への接続を推奨する接続推奨度を算出する。具体的には、コントローラ190は、提供サービス種別ごとにスコアに換算し、検出セルラ通信網についてのスコアの合計により接続推奨度を算出する。接続推奨度は、スコアの合計値であってもよいし、スコアの合計値が閾値以上であるか否かを示すものであってもよい。或いは、接続推奨度は、複数の検出セルラ通信網についてスコアの合計値の高い順に並べたランキングを示すものであってもよい。
このような接続推奨度の算出において、コントローラ190は、通信機器100の過去のサービス利用実績を考慮して接続推奨度を算出してもよい。例えば、コントローラ190は、通信機器100が過去に利用したサービス種別とサービス利用回数(又はサービス利用時間)とを対応付けたサービス利用実績を管理する。コントローラ190は、サービス利用実績が多いほど、対応する提供サービス種別のスコアを高くするように調整する。具体例として、検出セルラ通信網が高速大容量(eMBB)サービスを提供しており、且つ、通信機器100が高速大容量(eMBB)サービスを頻繁に利用している場合、高速大容量(eMBB)サービスに対応するスコアが高くなり、その結果、この検出セルラ通信網に対応する接続推奨度が高くなる。
また、コントローラ190は、通信機器100に直接的に又は間接的に接続する他の通信機器(図1に示す通信機器500、通信機器600)に関する情報を考慮して接続推奨度を算出してもよい。例えば、コントローラ190は、通信機器100に直接的に又は間接的に接続する他の通信機器の数に基づいて、多接続(mIoT)サービスのスコアを高くするように調整する。具体例として、検出セルラ通信網が多接続(mIoT)サービスを提供しており、且つ、通信機器100に直接的に又は間接的に接続する他の通信機器の数が閾値を超えている場合、多接続(mIoT)サービスに対応するスコアが高くなり、その結果、この検出セルラ通信網に対応する接続推奨度が高くなる。或いは、コントローラ190は、通信機器100に直接的に又は間接的に接続する他の通信機器のそれぞれから提供を希望するサービス種別を取得し、取得したサービス種別に基づいて接続推奨度を算出してもよい。
さらに、コントローラ190は、検出セルラ通信網についての受信電力を考慮して接続推奨度を算出してもよい。例えば、コントローラ190は、受信電力が高いほど接続推奨度が高くなるように接続推奨度を調整する。
d)未提供サービス種別
コントローラ190は、上記のようにして特定した提供サービス種別に基づいて、検出セルラ通信網が自機器に提供していないサービスの種別である未提供サービス種別を特定する。
コントローラ190は、上記のようにして特定した提供サービス種別に基づいて、検出セルラ通信網が自機器に提供していないサービスの種別である未提供サービス種別を特定する。
図3に戻り、ステップS4において、コントローラ190は、ステップS3で特定・算出したa)乃至d)の情報をディスプレイ112に表示させる。コントローラ190は、検出セルラ通信網が2以上である場合、2以上の検出セルラ通信網のそれぞれについて、a)乃至d)の情報をディスプレイ112に表示させる。
図6は、一実施形態に係る画面表示例を示す図である。コントローラ190は、図6に示す表示画面をディスプレイ112に表示させる。
図6に示す表示画面は、ネットワークサーチの結果であることを示す文字列“Search Result”に加えて、ローカルセルラ通信網220に対応する表示領域R1と、公衆セルラ通信網210に対応する表示領域R2とを有する。
表示領域R1は、ローカルセルラ通信網220の網識別子“AAA-5G”と、ローカルセルラ通信網220の網種別“Local 5G”と、サービス種別ごとに設けられたボタンB11乃至B16と、ローカルセルラ通信網220の接続推奨度“Recommended”とを含む。コントローラ190は、このような接続推奨度の表示と共に、算出されたスコアを表示させてもよい。サービス種別ごとに設けられたボタンB11乃至B16は、提供サービス種別と未提供サービス種別とが区別可能な表示態様を有する。例えば、未提供サービス種別に対応するボタンB11、B12、B14がグレーアウトで表示されており、提供サービス種別に対応するボタンB13、B15、B16がハイライトで表示されている。
表示領域R2は、公衆セルラ通信網210の網識別子“BBB-5G”と、公衆セルラ通信網210の網種別“Public 5G”と、サービス種別ごとに設けられたボタンB21乃至B26と、公衆セルラ通信網210の接続推奨度“Not recommended”とを含む。コントローラ190は、このような接続推奨度の表示と共に、算出されたスコアを表示させてもよい。サービス種別ごとに設けられたボタンB21乃至B26は、提供サービス種別と未提供サービス種別とが区別可能な表示態様を有する。例えば、未提供サービス種別に対応するボタンB23、B25、B26がグレーアウトで表示されており、提供サービス種別に対応するボタンB21、B22、B24がハイライトで表示されている。
図6に示すような情報を表示することにより、通信機器100のユーザは、各検出セルラ通信網の詳細、特に提供サービス種別を把握できるため、接続先のセルラ通信網を適切に選択し易くなる。
図3に戻り、ステップS5において、コントローラ190は、ディスプレイ112に表示された検出セルラ通信網を選択するユーザ操作をタッチパネル111が受け付けた場合、ユーザ操作により選択された検出セルラ通信網を自機器の接続先として選択する。例えば、図7に示すように、表示領域R1をユーザが操作した場合、コントローラ190は、ローカルセルラ通信網220を自機器の接続先として選択する。
或いは、コントローラ190は、自機器の接続先のセルラ通信網を自動で選択してもよい。例えば、コントローラ190は、接続推奨度に基づいて、最も接続が推奨される検出セルラ通信網を自機器の接続先として選択する。
ステップS6において、コントローラ190は、未提供サービス種別のサービスの提供を要求する提供要求を接続先のセルラ通信網に対して行ってもよい。具体的には、コントローラ190は、ディスプレイ112に表示された未提供サービス種別がユーザ操作により選択された場合、選択された未提供サービス種別のサービスの提供を要求する提供要求を、セルラインターフェイス151を介して検出セルラ通信網(接続先のセルラ通信網)に送信する。
ここで、図8(a)に示すように、グレーアウトされて表示された未提供サービス種別のボタンを選択するユーザ操作をタッチパネル111が受け付けたと仮定する。この場合、コントローラ190は、このボタンに対応するサービスの提供を検出セルラ通信網(接続先のセルラ通信網)に要求する。この提供要求が検出セルラ通信網により承諾された場合、図8(b)に示すように、コントローラ190は、選択された未提供サービス種別のボタンの表示を提供サービス種別(ハイライトでの表示)に切り替える。
例えば、コントローラ190は、コントローラ190は、検出セルラ通信網に送信するNASメッセージの一種であるRegistration Requestメッセージに、提供を要求するサービス種別を示すRequested NSSAIを含めることによりサービス提供要求を行う。コントローラ190は、省電力機能又は温度異常抑制機能のサービスの提供供給として、RRCメッセージの一種であるUEAssistanceInformationメッセージを検出セルラ通信網に送信してもよい。
なお、コントローラ190は、図9に示すように、5Gのサービス種別(5G Capabilities)のうち、特殊なサービス種別(5G Extra Capabilities)のサービスの提供を要求するための各種ボタンEを表示してもよい。
また、図9において、ボタンB3は、メンテナンスモードを実行するためのボタンである。メンテナンスモードは、セルラ通信網(特に、ローカルセルラ通信網220)のサービス提供状況をサーバ300に報告するモードである。
メンテナンスモード時に、コントローラ190は、検出セルラ通信網を示す網識別子と、この検出セルラ通信網の提供サービス種別とを含む報告メッセージを、セルラインターフェイス151を介してサーバ300に送信する。コントローラ190は、この検出セルラ通信網に対応する受信電力の情報を報告メッセージにさらに含めてもよい。コントローラ190は、自機器の位置を示す位置情報(すなわち、位置センサにより検出された位置情報)を報告メッセージにさらに含めてもよい。このようなメンテナンスモードを実行することで、セルラ通信網の通信状態(位置情報、受信状況)や提供サービス種別を管理者側で把握できる。
コントローラ190は、メンテナンスモードを実行するユーザ操作が無くても、報告メッセージを自動でサーバ300に送信してもよい。例えば、コントローラ190は、接続推奨度が所定条件を満たしたとき、報告メッセージをサーバ300に送信する。ここで、所定条件は、接続推奨度が閾値よりも低いという条件であってもよい。これにより、管理者側で、サービス寄与度の低いセルラ通信網を把握できる。或いは、所定条件は、接続推奨度が閾値よりも高いという条件であってもよい。これにより、管理者側で、サービス寄与度の高いセルラ通信網を把握できる。
(その他の実施形態)
次に、その他の実施形態について説明する。以下で説明する実施形態の少なくとも一部は、上述した実施形態の少なくとも一部と組み合わせて実施されてもよい。
次に、その他の実施形態について説明する。以下で説明する実施形態の少なくとも一部は、上述した実施形態の少なくとも一部と組み合わせて実施されてもよい。
図10は、一実施形態に係る通信機器100のディスプレイ112に表示する画面の一例を示す図である。
一実施形態に係る通信機器100は、検出セルラ通信網に基づいて、第1の網種別の接続推奨度に対応する第1画像(第1オブジェクト)および第2の網種別の接続推奨度に対応する第2画像(第2オブジェクト)のうち少なくとも一つをディスプレイ112の少なくとも一部に表示してよい。図10において、第1オブジェクト及び第2オブジェクトのそれぞれがアイコンである一例を示しているが、各オブジェクトが区別可能な態様で表示されればよく、例えば、各オブジェクトは、文字、数字、図形、記号のいずれか又はこれらの組み合わせであってもよい。
例えば、図10(a)に示すように、コントローラ190は、ディスプレイ112の上部114(いわゆる、ピクト領域)に、第1画像としてアイコンX、第2画像としてアイコンYを表示してよい。アイコンXは、ローカルセルラ通信網220の網種別を示す記号”L”と、ローカルセルラ通信網220の接続推奨度の程度を示す推奨メータと、を含む。アイコンYは、公衆セルラ通信網210の網種別を示す記号”P”と、公衆セルラ通信網210の接続推奨度の程度を示す推奨メータと、を含む。
コントローラ190は、アイコンXおよびYにおいて、検出セルラ通信網の網種別に対応する接続推奨度に応じて、推奨メータの表示態様を変更してよい。コントローラ190は、推奨メータの表示態様を、検出セルラ通信網の網種別に対応する接続推奨度に応じて、図10(c)に示す態様Z11、態様Z12および態様Z13のうち一つの表示態様にしてよい。通信機器100は、推奨メータの表示態様を変更するための条件が予め設定されてよい。当該条件は、例えば、各サービス種別(例えば、図4および図5に示すサービス種別)の合計値に対応する閾値である。コントローラ190は、図10(c)に示すように、検出セルラ通信網の網種別に対応する接続推奨度(この説明では、各サービス種別の合計スコア)が、閾値1以下であれば表示態様Z11に、閾値1を超えて閾値2以下であれば表示態様Z12に、閾値2を超えれば表示態様Z13になるよう、推奨メータの表示態様を変更する。すなわち、図10(a)のアイコンXおよびアイコンYは、第1の網種別の接続推奨度が、第2の網種別の接続推奨度より高いことを示している。
但し、図10(c)のようにメータにより接続推奨度を表現することに代えて、又はメータにより接続推奨度を表現することに加えて、オブジェクト(画像)の色、大きさ、点滅速度のうち少なくとも1つを変更することにより接続推奨度を表現してもよい。
また、コントローラ190は、検出セルラ通信網が接続不可能になったとき(例えば、検出セルラ通信網に対応する基地局が送信する無線信号の受信電力が所定の閾値以下になった場合)は、推奨メータの表示態様を、図10(c)に示すように態様Z14に変更してよい。
このような通信機器100であれば、例えば、ディスプレイ112の上部114以外の部分を用いてアプリケーション画面(例えば、インターネットのブラウザ画面)の表示をしているときでも、検出セルラ通信網の状態を確認しやすい。
以下の例示では、第1の網種別の接続推奨度が、第2の網種別の接続推奨度より高いものとして説明する。
一実施形態に係る通信機器100は、検出セルラ通信網の接続推奨度に基づいて、接続推奨度が高い方の網種別に対応する画像を強調して、ディスプレイ112の少なくとも一部に表示してよい。例えば、コントローラ190は、検出セルラ通信網の接続推奨度に基づいて、アイコンXおよびアイコンYのうち、接続推奨度が高い方の網種別に対応する一方のみをディスプレイ112の上部114に表示してよい。具体的には、図11に示すように、コントローラ190は、第1の網種別の接続推奨度に対応するアイコンXをディスプレイ112の上部114に表示してよい。なお、コントローラ190は、第2の網種別の接続推奨度が第1の網種別の接続推奨度より高くなった場合には、アイコンXに換えて、第2の網種別の接続推奨度に対応するアイコンYをディスプレイ112の上部114に表示してよい。
また、アイコンXおよびアイコンYのうち、接続推奨度が高い方の網種別に対応する一方のみをディスプレイ112の上部114に表示するとき、コントローラ190は、当該一方のアイコンの表示態様を、他方のアイコンが表示されていないことを示すために変更してよい。例えば、コントローラ190は、当該一方のアイコンを点滅表示する、或いは、当該一方のアイコンの色を変更する等の表示態様の変更をしてよい。
一実施形態に係る通信機器100は、第1の操作に応じて、第1画像(第1オブジェクト)および第2画像(第2オブジェクト)のうち少なくとも一つに対応する各検出セルラ通信網の詳細を表示してよい。
例えば、図12(a)に示すように、検出セルラ通信網に基づいて、第1の網種別の接続推奨度に対応する第1画像(第1オブジェクト)および第2の網種別の接続推奨度に対応する第2画像(第2オブジェクト)をディスプレイ112の少なくとも一部に表示する場合(例えば、検出セルラ通信網の接続推奨度に応じて、アイコンXおよびアイコンYを表示する場合)、コントローラ190は、ディスプレイ112の上部114に対する第1操作(例えば、上部114の領域を指でタッチしてから下方に指を払う、いわゆるフリック操作)を受け付けると、図12(b)に示すように、アイコンXおよびアイコンYに対応する各検出セルラ通信網の詳細をディスプレイ112に表示する(ここでは、詳細として、図6の領域R1および領域R2と同じ表示を例示する。)。
例えば、図13(a)に示すように、検出セルラ通信網の接続推奨度に基づいて、接続推奨度が高い方の網種別に対応する画像を強調して、ディスプレイ112の少なくとも一部に表示する場合(例えば、検出セルラ通信網の接続推奨度に応じて、アイコンXおよびアイコンYうちアイコンXのみ表示する場合)、コントローラ190は、ディスプレイ112の上部114に対する第1操作(例えば、上部114の領域を指でタッチしてから下方に指を払う、いわゆるフリック操作)を受け付けると、図13(b)に示すように、アイコンXおよびアイコンYに対応する各検出セルラ通信網の詳細をディスプレイ112に表示する(ここでは、詳細として、図6の領域R1および領域R2と同じ表示を例示する。)。言い換えると、コントローラ190は、第1操作を受け付けると、非表示のアイコンYの詳細を、アイコンXの詳細と合わせてディスプレイ112に表示する。
一実施形態に係る通信機器100は、第2の操作に応じて、第1画像(第1オブジェクト)および第2画像(第2オブジェクト)のうち一つに対応する検出セルラ通信網の詳細を表示してよい。
例えば、図14(a)に示すように、検出セルラ通信網に基づいて、第1の網種別の接続推奨度に対応する第1画像および第2の網種別の接続推奨度に対応する第2画像をディスプレイ112の少なくとも一部に表示する場合(例えば、検出セルラ通信網の接続推奨度に応じて、アイコンXおよびアイコンYを表示する場合)、コントローラ190は、アイコンXに対する第2操作(例えば、アイコンXを指でタッチして所定時間後に指をディスプレイ112から離す、いわゆるタップ操作)を受け付けると、図14(b)に示すように、アイコンXに対応する検出セルラ通信網の詳細をディスプレイ112に表示する(ここでは、詳細として、図6の領域R1と同じ表示を例示する。)。また、図14(b)に示すように、アイコンXに対応する検出セルラ通信網の詳細をディスプレイ112に表示するとき、コントローラ190は、上部114においてアイコンXを非表示にしてよい。
例えば、図15(a)に示すように、検出セルラ通信網に基づいて、第1の網種別の接続推奨度に対応する第1画像および第2の網種別の接続推奨度に対応する第2画像をディスプレイ112の少なくとも一部に表示する場合(例えば、検出セルラ通信網の接続推奨度に応じて、アイコンXおよびアイコンYを表示する場合)、コントローラ190は、アイコンYに対する第2操作(例えば、アイコンYを指でタッチして所定時間後に指をディスプレイ112から離す、いわゆるタップ操作)を受け付けると、図15(b)に示すように、アイコンYに対応する検出セルラ通信網の詳細をディスプレイ112に表示する(ここでは、詳細として、図6の領域R2と同じ表示を例示する。)。また、図15(b)に示すように、アイコンYに対応する検出セルラ通信網の詳細をディスプレイ112に表示するとき、コントローラ190は、上部114においてアイコンYを非表示にしてよい。
一実施形態に係る通信機器100は、第1画像(第1オブジェクト)および第2画像(第2オブジェクト)のうち一方に対応する検出セルラ通信網の詳細を表示するとき、第3の操作に応じて、他方に対応する検出セルラ通信網の詳細を表示してよい。
例えば、図16(a)に示すように、第1画像および第2画像のうち一方に対応する検出セルラ通信網の詳細を表示する場合(例えば、アイコンX対応する検出セルラ通信網の詳細をディスプレイ112に表示する場合)、コントローラ190は、第3操作(例えば、所定の領域を指でタッチしてから左方に指を払うフリック操作)を受け付けると、図16(b)に示すように、アイコンYに対応する検出セルラ通信網の詳細をディスプレイ112に表示する。また、図16(a)に示すように、アイコンXに対応する検出セルラ通信網の詳細をディスプレイ112に表示するとき、コントローラ190は、上部114においてアイコンXを非表示にしてよい。また、図16(b)に示すように、アイコンYに対応する検出セルラ通信網の詳細をディスプレイ112に表示するとき、コントローラ190は、上部114においてアイコンYを非表示にしてよい。
通信機器100が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD-ROMやDVD-ROM等の記録媒体であってもよい。
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明したが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
100 :通信機器
101 :筐体
110 :タッチパネルディスプレイ
111 :タッチパネル
112 :ディスプレイ
113 :物理ボタン
121 :音声入力部
121a :マイク
122 :音声出力部
122a :スピーカ
130 :センサ
140 :ストレージ
150 :通信インターフェイス
151 :セルラインターフェイス
152 :WLANインターフェイス
160 :SIMインターフェイス
170 :接続インターフェイス
180 :バッテリ
190 :コントローラ
210 :公衆セルラ通信網
211 :基地局
220 :ローカルセルラ通信網
221 :基地局
300 :サーバ
400 :拡張機器
500 :通信機器
600 :通信機器
101 :筐体
110 :タッチパネルディスプレイ
111 :タッチパネル
112 :ディスプレイ
113 :物理ボタン
121 :音声入力部
121a :マイク
122 :音声出力部
122a :スピーカ
130 :センサ
140 :ストレージ
150 :通信インターフェイス
151 :セルラインターフェイス
152 :WLANインターフェイス
160 :SIMインターフェイス
170 :接続インターフェイス
180 :バッテリ
190 :コントローラ
210 :公衆セルラ通信網
211 :基地局
220 :ローカルセルラ通信網
221 :基地局
300 :サーバ
400 :拡張機器
500 :通信機器
600 :通信機器
Claims (7)
- 公衆セルラ通信網及びローカルセルラ通信網のうち少なくとも一つと通信可能な通信インターフェイスと、
前記通信インターフェイスにより検出された検出セルラ通信網から、前記通信インターフェイスを介して網関連情報を取得するコントローラと、を備え、
前記コントローラは、
前記検出セルラ通信網が自機器に提供するサービスの種別である提供サービス種別を前記網関連情報に基づいて特定し、
前記特定した提供サービス種別をディスプレイに表示させ、
前記特定した提供サービス種別に基づいて、前記検出セルラ通信網への接続を推奨する接続推奨度を算出し、
前記算出した接続推奨度を前記ディスプレイに表示させる、
通信機器。 - 前記コントローラは、
自機器の過去のサービス利用実績と、前記特定した提供サービス種別とに基づいて、前記接続推奨度を算出する請求項1に記載の通信機器。 - 前記コントローラは、
自機器に接続する他の通信機器に関する情報と、前記特定した提供サービス種別とに基づいて、前記接続推奨度を算出する
請求項1に記載の通信機器。 - 前記コントローラは、
前記算出した接続推奨度に基づいて、前記検出セルラ通信網を自機器の接続先として選択するか否かを決定する
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信機器。 - ディスプレイと、セルラ通信に対応した通信インターフェイスとを備える通信機器を制御する制御方法であって、
検出された検出セルラ通信網から、前記通信インターフェイスを介して網関連情報を取得することと、
前記検出セルラ通信網が自機器に提供するサービスの種別である提供サービス種別を前記網関連情報に基づいて特定することと、
前記特定した提供サービス種別を前記ディスプレイに表示させることと、
前記特定した提供サービス種別に基づいて、前記検出セルラ通信網への接続を推奨する接続推奨度を前記ディスプレイに表示させることと、を有する
制御方法。 - ディスプレイと、セルラ通信に対応した通信インターフェイスとを備える通信機器に、
検出された検出セルラ通信網から、前記通信インターフェイスを介して網関連情報を取得する処理と、
前記検出セルラ通信網が自機器に提供するサービスの種別である提供サービス種別を前記網関連情報に基づいて特定する処理と、
前記特定した提供サービス種別を前記ディスプレイに表示させる処理と、
前記特定した提供サービス種別に基づいて、前記検出セルラ通信網への接続を推奨する接続推奨度を前記ディスプレイに表示させる処理と、を実行させる
プログラム。 - ディスプレイ、およびセルラ通信に対応した通信インターフェイスを制御するためのプロセッサであって、
検出された検出セルラ通信網から、前記通信インターフェイスを介して網関連情報を取得する処理と、
前記検出セルラ通信網が自機器に提供するサービスの種別である提供サービス種別を前記網関連情報に基づいて特定する処理と、
前記特定した提供サービス種別を前記ディスプレイに表示させる処理と、
前記特定した提供サービス種別に基づいて、前記検出セルラ通信網への接続を推奨する接続推奨度を前記ディスプレイに表示させる処理と、を実行する
プロセッサ。
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