JP2023167895A - 除湿機 - Google Patents

除湿機 Download PDF

Info

Publication number
JP2023167895A
JP2023167895A JP2022079427A JP2022079427A JP2023167895A JP 2023167895 A JP2023167895 A JP 2023167895A JP 2022079427 A JP2022079427 A JP 2022079427A JP 2022079427 A JP2022079427 A JP 2022079427A JP 2023167895 A JP2023167895 A JP 2023167895A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
evaporator
suction port
filter
dehumidifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022079427A
Other languages
English (en)
Inventor
亮康 宮地
Sukeyasu Miyaji
直毅 加藤
Naoki Kato
好孝 明里
Yoshitaka Akisato
元 露木
Hajime Tsuyuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP2022079427A priority Critical patent/JP2023167895A/ja
Publication of JP2023167895A publication Critical patent/JP2023167895A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Abstract

【課題】熱交換器を通過する気流の速度分布の偏りを改善した除湿機を提供する。【解決手段】吸込口と吹出口とが形成された筐体と、空気清浄フィルタと、除湿手段と、を備え、吸込口から入った空気が、空気清浄フィルタを通過して除湿手段へ至るフィルタ風路と、空気清浄フィルタを通過せずに除湿手段へ至るバイパス風路と、を有し、バイパス風路は、フィルタ風路を挟んで左右両側にそれぞれ隣接し、バイパス風路は、フィルタ風路の左右の端部に沿って鉛直方向に伸延び、除湿手段は、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を有し、蒸発器は、内部に冷媒が流れる伝熱管が上下に分流する二つのパスを有するとともに、伝熱管は、左右の水平方向に延びる直線部を有し、この直線部の上下方向の本数は、二つのパスで同じであり、かつ、蒸発器の上下方向における水平中心線が、吸込口の上下方向における水平中心線と同じ高さになるよう設置される。【選択図】 図5

Description

本開示は、除湿機に関するものである。
特許文献1に除湿機が記載されている。この除湿機は空気清浄機能を備え、空気清浄効果に重点をおく運転と、除湿効果に重点をおく運転の、いずれか一方をユーザーが選択できるものである。
この特許文献1に示された除湿機は、吸気口から吸気される空気を熱交換器に通して除湿する。吸気口と熱交換器との通風路間で、熱交換器の前面側、つまり熱交換器から見て空気流の上流側の一部分を覆わないようにフィルターを配置している。そして、フィルターが熱交換器の前面側を覆わない部分には、空気流を遮断できるシャッターを設けている。シャッターは、熱交換器への通路の一部を覆う位置と当該通路を覆わない位置とに選択可能に設けられている。
特開2004-211913号公報
上記の特許文献1においては、吸気口と熱交換器との通風路間で熱交換器の一部を覆わないようにフィルターを配置しているので、フィルターの通風面積は熱交換器の通風面積よりも小さくなる。そして、シャッターを閉じた状態では、吸気口から吸気される空気はすべてフィルターを通過し、熱交換器の一部へ至る。一方、シャッターを開けた状態では、吸気口から吸気される空気は、一部がフィルターを通過して熱交換器へ至り、残りはフィルターを通過せずに、つまり、フィルターを迂回して熱交換器の一部へ至る。フィルターの圧損のため、フィルタを通過する空気は、フィルターを通過しない空気よりも風速が低下する。そのため、フィルターを通過した空気とフィルターを通過しない空気とが熱交換器を通過するとき、フィルターを通過した空気の風速は低く、フィルターを通過しない空気の風速は高くるので、熱交換器を通過する空気流の速度分布に偏りが生じ、除湿の効率が悪化する。特に、熱交換器における空気と冷媒との熱交換の効率を高めることによって除湿能力を向上させるために、内部に冷媒が流れる配管が冷媒の入口から冷媒の出口まで2つのパスを有する蒸発器を搭載している除湿機の場合には、蒸発器に流入する空気が偏った風速分布になることで、各パスにおける熱交換量にバラつきが生じ、除湿の効率が悪化する課題があった。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものである。本開示の目的は、熱交換器を通過する気流の速度分布の偏りを改善して除湿性能の悪化を抑制した除湿機を提供することである。
本開示に係る第一の態様に係る除湿機は、吸込口と吹出口とが形成された筐体と、筐体の内部に、吸込口から吹出口へ至る気流を発生させる送風手段と、空気清浄化手段と、気流の中の水分を除去する除湿手段と、を備え、送風手段が発生する気流が、吸込口、空気清浄化手段、除湿手段、吹出口の順に通過する除湿機であって、吸込口から入った空気が、空気清浄化手段を通過して除湿手段へ至るフィルタ風路と、吸込口から入った空気が、空気清浄化手段を通過せずに除湿手段へ至るバイパス風路と、を有し、バイパス風路は、フィルタ風路を挟んで左右両側にそれぞれ隣接し、バイパス風路は、フィルタ風路の左右の端部に沿って鉛直方向に延び、除湿手段は、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を有し、蒸発器は、内部に冷媒が流れる伝熱管が上下に分流する二つのパスを有するとともに、伝熱管は、左右の水平方向に延びる直線部とこの直線部の端部に連なって形成される湾曲部とを有し、伝熱管の直線部の上下方向の本数は、二つのパスで同じであり、かつ、蒸発器の上下方向における水平中心線が、吸込口の上下方向における水平中心線と同じ高さになるよう設置されるものである。
また、本開示に係る第一の態様に係る除湿機は、吸込口と吹出口とが形成された筐体と、筐体の内部に、吸込口から吹出口へ至る気流を発生させる送風手段と、空気清浄化手段と、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を有し、気流の中の水分を除去する除湿手段と、を備え、送風手段が発生する気流が、吸込口、空気清浄化手段、除湿手段、吹出口の順に通過する除湿機であって、吸込口から入った空気が、空気清浄化手段を通過して除湿手段へ至るフィルタ風路と、吸込口から入った空気が、空気清浄化手段を通過せずに除湿手段へ至るバイパス風路と、を有し、バイパス風路は、フィルタ風路を挟んで上下両側にそれぞれ隣接し、バイパス風路は、フィルタ風路の上下の端部に沿って水平方向に延び、除湿手段は、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を有し、蒸発器は、内部に冷媒が流れる伝熱管が上下に分流する二つのパスを有するとともに、伝熱管は、左右の水平方向に延びる直線部と該直線部の端部に連なって形成される湾曲部とを有し、伝熱管の直線部の上下方向の本数は二つのパスで同じであり、かつ、伝熱管の上下方向における水平中心線が、吸込口の上下方向における水平中心線と同じ高さになるよう設置されるものである。
本開示によれば、吸込口と吹出口とが形成された筐体と、空気清浄化手段を通過するフィルタ風路と、空気清浄化手段を通過しないバイパス風路を設け、バイパス風路は、フィルタ風路を挟んで左右両側、または、上下両側にそれぞれ隣接して、フィルタ風路の端部に沿って鉛直方向又は水平方向に延び、蒸発器は、内部に冷媒が流れる伝熱管が上下に分流する二つのパスを有するとともに、伝熱管は、左右の水平方向に延びる直線部と該直線部の端部に連なって形成される湾曲部とを有し、伝熱管の直線部の上下方向の本数は二つのパスで同じであり、かつ、蒸発器の上下方向における水平中心線が、吸込口の上下方向における水平中心線と同じ高さになるよう設置にすることで、除湿能力を増加させるために蒸発器を2つのパスを有する蒸発器にした際に生じる各パスでの熱交換量と風速分布の偏りを低減することができる。
実施の形態1の除湿機の背面図である 実施の形態1の除湿機の縦方向断面図である。 実施の形態1の除湿機の水平方向断面図である。 実施の形態1の除湿機の主な制御関係部品を示すブロック図である。 実施の形態1の除湿機の蒸発器の斜視図である。 実施の形態1の除湿機の蒸発器および凝縮器の断面図であり、伝熱管の直線部と直交する面の断面図である。 実施の形態1の蒸発器の側面図の一例である、図5の蒸発器の左側側面図である。 気流の流れを簡単に説明するための模式図である。 蒸発器の簡易斜視図である。 シャッターの構成を示す側面方向から見た簡略図である。 シャッターがバイパス風路を遮蔽しているときの水平方向の要部断面図である。 シャッターがバイパス風路を開放しているときの水平方向の要部断面図である。 実施の形態2の除湿機の縦方向断面図である。
以下、添付の図面を参照して、実施の形態について説明する。各図における同一の符号は、同一の部分または相当する部分を示す。また、本開示では、重複する説明については適宜に簡略化または省略する。なお、本開示は、以下の実施の形態で説明する構成のうち、組み合わせ可能な構成のあらゆる組み合わせを含み得るものである。
実施の形態1.
図1から図12は、実施の形態1の除湿機を示すものである。なお、除湿機の構造物の大きさおよび位置は、図示の例と実際とで異なることがある。また、説明の都合上、各図面において記載で適宜省略している場合もある。
図1は、実施の形態1の除湿機1の背面図である。図2は、実施の形態1の除湿機1の縦方向断面図である。図2は、図1に示したA-A線における断面図である。図3は、実施の形態1の除湿機1の水平方向断面図である。図3は、図1に示したB-B線における水平断面図である。図4は、実施の形態1の除湿機の主な制御関係部品を示すブロック図である。
本開示では、原則として、除湿機1が床面等の水平面に置かれた状態を基準にして、当該除湿機1について説明する。
まず図1について説明する。
除湿機1は、前ケース10Fと後ろケース10Bを備える。前ケース10Fと後ろケース10Bは、除湿機1の外殻を形成する筐体の一部を構成している。筐体は、後述する上ケース10Uと、複数個の車輪20が取り付けられた底板4を有している。前ケース10F、後ろケース10B、上ケース10U及び底板4によって、中空の箱型の筐体であるケース10が形成されている。
底板4には、除湿機1を移動させるため車輪(キャスター)20が、前後左右に互いに離れた位置に、1つずつ配置されている。底板4には、後述する電動圧縮機等の重量物を載置する。
前ケース10Fと後ろケース10Bは、ネジ等の結合具(図示せず)で結合することで1つの箱形形状に組み立てられたものである。前ケース10Fは、除湿機1の前面部分を形成する部材である。後ろケース10Bは、除湿機1の背面部分を形成する部材である。
前ケース10Fと後ろケース10Bの上端部には、平板上の上ケース10Uが連結されている。上ケース10Uの前方には、後述するルーバー13が配置され、上ケース10Uとルーバー13は、前後から向かい合う形で当接し、1つの平らな面を構成している。この面は、筐体の天井面となっている。
ケース10には、吸込口11および吹出口12が形成される。吸込口11は、除湿機1の外部から内部へ空気を取り込むための開口である。吹出口12は、ケース10の内部から外部へ空気を送り出すための開口である。
実施の形態1において、吸込口11は、後ろケース10Bの中央部分に正方形の窓状に形成される。吹出口12は、除湿機1の天井面部分に形成される。吹出口12には、後述するルーバー13が配置され、ルーバー13が軸(図示せず)を中心に、所定の角度まで上方向に開くことで、開放される。
吸込口11は、除湿機1を背面方向から見た場合、正方形である。この吸込口11は、長方形であっても良く、円形であっても良い。
除湿機1は、吸込口11を覆う吸込口カバー11aを備える。吸込口カバー11aは、例えば、格子状に形成される。又は、吸込口カバー11aは、全体が細かい鎧戸(ルーバー形状)であっても良い。この吸込口カバー11aは、吸込口11を介して除湿機1の内部へ異物が侵入することを防止する。吸込口カバー11aは、例えば、後ろケース10Bに対して、着脱自在に固定される。
吸込口カバー11aは、その表面全体に異物の侵入を防止するための「網」(ネット)が取り付けられている。または、吸込口カバー11aは、プラスチック材料で網形状を一体成型によって形成しても良い。吸込口カバー11aは、例えば空気中に舞い上がった大きな異物(紙くずや衣類等の繊維くず等)が、除湿機1の内部に侵入することを防止できる。なお、この吸込口カバー11aは、圧力損失が小さく、微粒子等の空気浄化作用も不十分なもののであり、後述する空気清浄化手段に含めないものとする。活性炭フィルター42とHEPAフィルター41とが、本実施の形態における空気清浄化手段の一例である。
除湿機1は、電動圧縮機6を備える。電動圧縮機6は、レシプロ式あるいはロータリー式等の何れの形式であっても良い。この電動圧縮機6は、圧縮機駆動用モータ6b(図4参照)により駆動され、後述する蒸発器31と凝縮器32とに繋がっている冷媒配管(「冷媒回路」ともいう。図示せず)の中に、冷媒を強制的に循環させる。すなわち、電動圧縮機6は、蒸発器31や凝縮器32等を冷媒配管で接続して構成された冷凍サイクルに、冷媒を圧縮して供給するものである。電動圧縮機6は、冷媒の吐出容量が可変に構成されていてもよい。電動圧縮機6の圧縮機駆動用モータ6bを駆動する駆動回路6a(図4参照)は、後述する制御手段である制御基板16aにより制御される。なお、電動圧縮機6は、駆動回路6aがインバータ駆動回路で構成されるインバータ圧縮機であってもよい。電動圧縮機6が冷媒の吐出容量を可変に構成されている場合には、除湿機1内の冷媒循環量は、電動圧縮機6の吐出容量を調整することにより制御することが可能となる。
図1において、ケース10の下部に貯水タンク7が配置される。貯水タンク7には、除湿動作に伴って蒸発器32の外部表面に結露して発生するドレン水が、直接滴下して導かれる。なお、貯水タンク7は、前ケース10Fに形成した取り出し口(図示せず)から除湿機1の外に取り出すことができる。
ルーバー13は、一枚の板状の部材で、吹出口12の近くに配置される。ルーバー13は、数枚の板状の部材によって構成しても良い。ルーバー13は、吹出口12から空気が送り出される方向を調整するためのもので、開閉自在に配置されている。
ルーバー13は、連結されたルーバー駆動用モータ13b(図4参照)によって姿勢が変更される。ルーバー駆動用モータ13bによって、ルーバー13は、吹出口12に対する傾斜角度が変化する。これにより、吹出口12ら吹き出される空気の方向を調整することができる。なお、ルーバー駆動用モータ13bはルーバー駆動回路13aにより駆動される。制御手段である制御基板16a(図4参照)からの駆動信号でルーバー駆動回路13aが制御され、ルーバー駆動用モータ13bの動作が制御される。制御基板16aは、金属製の板又は不燃性の耐熱プラスチック製ケースで形成された基板ボックス16の中に収容されている。
除湿機1は、操作報知部15を備える。操作報知部15は、使用者が除湿機1を操作するための入力操作部15a(図4参照)と報知部15b(図4参照)とから構成されている。報知部15bは、除湿機1の状態等を使用者へ文字等の可視情報で表示する。また、報知部15bは、音声で報知するようにしてもよい。操作報知部15に面する上ケース10Uの内部には、操作報知部15を制御する操作表示基板8が配置されている。操作表示基板8には、除湿機1の運転を開始/停止する運転スイッチが配置されている。操作表示基板8は制御基板16aと接続される。
操作表示基板8は、運転モードを、「除湿運転モード」、「空気清浄運転モード」または「除湿空気清浄運転モード」の3種類の中から、いずれか1つに切り替える運転モード切換スイッチを有している。
操作表示基板8の下方空間には、電源基板16b(図4参照)と、制御基板16aを収納した基板ボックス16とを配置する。商用電源17から交流電力が供給された電源基板16bは、制御基板16aや、各種モータ等に電力を供給する。この制御基板16aには、後述するファン21用の駆動回路21c(図4参照)と電動圧縮機6用の駆動回路(インバーター回路)6a(図4参照)とが、それぞれ実装されている。なお、駆動回路21c及び駆動回路6aなどの駆動回路は、制御基板16aと別の基板に実装されてもよい。
除湿機1の内部には、ファン21(回転翼)を備える。ファン21は、除湿機1の内部に空気を取り込み、取り込んだ空気を除湿機1の外部へ送る装置である。ファン21は、回転して、吸込口11から吹出口12へ至る気流を発生させる。
除湿機1の内部には、モータ21aが収容される。モータ21aは、ファン21を回転させる装置である。実施の形態1において、ファン21とモータ21aは、除湿機1の正面側に配置される。モータ21aは、水平方向に伸びた回転軸21bを介し、ファン21の回転中心部に接続されている。モータ21aは、駆動回路21cにより駆動される。駆動回路21cは、制御基板16aにより制御される。つまり、モータ21aは、制御基板16aにより、駆動回路21cを介して、回転の開始と停止及び回転数が、それぞれ制御される。
ファン21は、シロッコファン(多翼式ファン)であり、回転軸21bによって回転の中心部が固定されている。ファン21は、後方から後述するファンケース36の内部に空気を吸い込み、当該空気を吹出口12から吹き出させる。
ファンケース36は、ファン21とモータ21aの周囲を囲む。ファンケース36の後方側の壁面において、ファン21の前縁と対向した位置にベルマウス部37が形成されている。このベルマウス部37は、円形の大きな開口であり、口縁部が風下側に大きく湾曲している。ベルマウス部37は、凝縮器32を通過した気流を、円滑に吸い込むようになっている。
除湿機1は、空気中に含まれる水分を除去する除湿手段の一例として、蒸発器31、凝縮器32、電動圧縮機6及び減圧装置(図示せず)を備える。蒸発器31および凝縮器32は、電動圧縮機6と減圧装置とともに冷媒回路を形成する。
蒸発器31、凝縮器32、電動圧縮機6及び減圧装置は、除湿機1の内部に収容されている。蒸発器31と凝縮器32は、図2、図3に示すようにベルマウス部37の後方側を塞ぐように、それぞれが垂直に設置されている。電動圧縮機6は、底板4に設置されている。
符号38は、整流部材である。この整流部材38には、縦方向と横方向に交じわる枠が形成されており、その枠の間には、多数の通気窓が形成されている。つまり、この整流部材38は、格子状を成している。
この整流部材38は、後述する熱交換器の一部である蒸発器31の後面と、第一の空間33を隔てて対面している。つまり、整流部材38は、所定の距離をおいて蒸発器31と対向している。
また、この整流部材38は、後述する空気清浄フィルター(空気清浄化手段)の一部である活性炭フィルター42の前面との間に、第二の空間34を隔てて対面している。つまり、整流部材38は、所定の距離をおいて活性炭フィルター42の後面と対向している。
蒸発器31、電動圧縮機6、凝縮器32、および減圧装置は、冷媒配管等を介して順に接続される。蒸発器31、電動圧縮機6、凝縮器32、および減圧装置より形成された冷媒回路には、電動圧縮機6からの冷媒が流れる。
凝縮器32は、電動圧縮機2で昇圧された冷媒を凝縮して冷却するように構成されている。凝縮器32は、内部の配管に流れる冷媒と凝縮器32を通過する空気との間で熱交換を行う熱交換器である。凝縮器32は、冷媒の入口と出口、および空気の入口と出口とを有している。凝縮器32の冷媒の入口は電動圧縮機6の吐出口に冷媒配管で接続されている。凝縮器32は、ファン21によって発生する空気の流れにおいて蒸発器31よりも下流に配置されている。つまり、凝縮器32は、蒸発器31よりも風下に配置されている。後述する蒸発器31の伝熱管32bは円管でも扁平管でもよい。
減圧装置は、凝縮器32にて冷却された冷媒を減圧させて膨張させるように構成されている。減圧装置は、例えば膨張弁である。この膨張弁は電子制御弁であってもよい。なお、減圧装置は、膨張弁に限られず、キャピラリーチューブであってもよい。減圧装置は、冷媒の入口と出口を有する。減圧装置の入口は、凝縮器32の冷媒の出口と接続されている。減圧装置の出口は、図7に示すように、1つの入口70aを有し、途中2つに分岐し、2つの出口70b1、70b2を有する第1の冷媒配管70の、入口70aに接続される。第1の冷媒配管70の2つの出口70b1、70b2は、後述する蒸発器31の2つの冷媒の入口(IN1、IN2)と、それぞれ接続されている。
蒸発器31は、減圧装置にて減圧されて膨張された冷媒に吸熱させて冷媒を蒸発させるように構成されている。蒸発器31は、冷媒と空気との間で熱交換を行う熱交換器である。後述する図6に示すように、蒸発器31は、上下に分かれた2つのパス(冷媒経路)である上部パスP1及び下部パスP2を有している。蒸発器31は、冷媒の2つの入口(IN1、IN2)と2つの出口(OUT1、OUT2)、および、蒸発器31を通過する空気の入口と出口(図示せず)とを有している。つまり、蒸発器31は、冷媒の入口(IN1、IN2)と出口(OUT1、OUT2)を2つずつ有する。蒸発器31の2つの冷媒の出口(OUT1、OUT2)は、それぞれ、第2の冷媒配管71の入口71a1、71a2と接続される。入口71a1、71a2から第2の冷媒配管71に流入した冷媒は、第2の冷媒配管71の内部で合流し、出口71bに至る。出口71bは電動圧縮機6の吸込口に接続されている。蒸発器31は、ファン21によって発生する空気の流れにおいて凝縮器32よりも上流に配置されている。つまり、蒸発器31は、凝縮器32よりも風上に配置されている。蒸発器5の伝熱管は円管である。
続いて、図5から図7を参照して、蒸発器31および凝縮器32の構成を詳しく説明する。図5は、実施の形態1の除湿機の蒸発器の斜視図である。図6は、実施の形態1に係る蒸発器31および凝縮器32の断面図であり、伝熱管の直線部と直交する面の断面図である。なお、図6では、説明の便宜のため、蒸発器31および凝縮器32の一部が図示されている。図7は、実施の形態1の蒸発器の側面図の一例である、図5の蒸発器の左側側面図である。
本実施の形態に係る除湿機1では、図5に示すように、蒸発器31は、複数のフィン31aおよび伝熱管31bを有している。複数のフィン31aの各々は薄板状に構成されている。複数のフィン31aは互いに積層するように配置されている。伝熱管31bは互いに積層された複数のフィン31aを積層方向に貫通するように配置されている。伝熱管31bは、この積層方向に直線状に延びる複数の直線部31b1と、それぞれの直線部31b1の端部をつなぐ複数の湾曲部31b2とを有している。複数の直線部31b1の各々は湾曲部31b2により互いに直列に接続されることにより、伝熱管31bは蛇行するように構成されている。伝熱管31bは、冷媒が流れるように構成されている。伝熱管31bは円管である。伝熱管31bの直線部31b1は、地面に対して水平に配置される。これにより、直線部31b1に流れる冷媒は重力による影響を受けにくく、均一に流れるので、蒸発器31を通過する空気と安定して熱交換ができる。
凝縮器32は、図5と同様に、複数のフィン32aおよび伝熱管32bを有している。複数のフィン32aの各々は薄板状に構成されている。複数のフィン32aは互いに積層するように配置されている。伝熱管32bは互いに積層された複数のフィン32aを積層方向に貫通するように配置されている。伝熱管32bは、この積層方向に直線状に延びる複数の直線部(図示せず)と、それぞれの直線部をつなぐ複数の湾曲部(図示せず)とを有している。複数の直線部の各々は湾曲部により互いに直列に接続されることにより、伝熱管32bは蛇行するように構成されている。伝熱管32bは、冷媒が流れるように構成されている。伝熱管32bは、円管である。
図6は、凝縮器32の複数のフィン32aの積層方向および蒸発器5の複数のフィン15の積層方向のそれぞれに直交する断面における断面図である。蒸発器31では、図6に示される断面において、複数の伝熱管31bにおける直線部が配置されている。これら複数の伝熱管31bにおける直線部の外径および内径は互いに同一であってもよい。
本実施の形態の蒸発器31では、これらの複数の伝熱管31bにおける直線部31b1は、列方向に3列に並んで配置されている。これら3列の列方向における各列に配置された伝熱管31bにおける直線部31b1間の間隔は互いに同一であってもよい。なお、この間隔は、列方向における隣り合う各列に配置された伝熱管31bにおける直線部31b1の中心間の距離である。本実施の形態では、列方向において互いに隣り合う各列の複数の伝熱管31bにおける直線部31b1は、段方向に互いにずれるように配置されている。つまり、列方向において互いに隣り合う各列の複数の伝熱管31bにおける直線部31b1の中心は、列方向に一直線に配置されていない。
また、本実施の形態の蒸発器31では、列方向において互いに隣り合う各列の複数の伝熱管31bにおける直線部31b1は、列方向に互いに重ならないように配置されている。さらに、本実施の形態では、列方向において互いに隣り合う各列の複数の伝熱管31bにおける直線部31b1は、段方向に互いに部分的に重ならないように配置されている。
本実施の形態の蒸発器31では、これらの複数の伝熱管31bにおける直線部は各列において段方向に3段以上に並んで配置されている。また、本実施の形態では、これらの複数の伝熱管31bにおける直線部31b1は各列において段方向に直線状に並んで配置されている。つまり、各列において段方向に並んで配置された複数の伝熱管31bにおける直線部31b1の中心は一直線に配置されている。さらに、本実施の形態では、これら3列の列方向における両端の各列に配置された複数の伝熱管31bにおける直線部の段方向の位置は互いに同一である。また、これらの3列の列方向における中央の列に配置された伝熱管31bにおける直線部31b1の段方向の位置は、両端の各列に配置された複数の伝熱管31bにおける直線部31b1の段方向の位置間の中央に配置されている。
凝縮器32では、図6に示される断面において、複数の伝熱管32bにおける直線部(図示せず)が配置されている。図6に示すように、これら複数の伝熱管32bにおける直線部の外径および内径は互いに同一であってもよい。
本実施の形態では、これらの複数の伝熱管32bにおける直線部は、列方向に2列に並んで配置されている。これら2列の列方向における各列に配置された伝熱管32bにおける直線部間の間隔は互いに同一であってもよい。なお、この間隔は、列方向における隣り合う各列に配置された伝熱管32bにおける直線部の中心間の距離である。本実施の形態では、列方向において互いに隣り合う各列の複数の伝熱管32bにおける直線部は、段方向に互いにずれるように配置されている。つまり、列方向において互いに隣り合う各列の複数の伝熱管32bにおける直線部の中心は、列方向に一直線に配置されていない。
また、本実施の形態では、列方向において互いに隣り合う各列の複数の伝熱管32bにおける直線部は、列方向に互いに重ならないように配置されている。さらに、本実施の形態では、列方向において互いに隣り合う各列の複数の伝熱管32bにおける直線部は、段方向に互いに重ならないように配置されている。
本実施の形態では、これらの複数の伝熱管32bにおける直線部は、各列において段方向に3段以上に並んで配置されている。また、本実施の形態では、これらの複数の伝熱管32bにおける直線部は各列において段方向に直線状に並んで配置されている。つまり、各列において段方向に並んで配置された複数の伝熱管32bにおける直線部の中心は一直線に配置されている。さらに、本実施の形態では、これら2列の列方向における各列に配置された複数の伝熱管32bにおける直線部の段方向の位置は、隣り合う各列に配置された複数の伝熱管32bにおける直線部の段方向の位置間の中央に配置されている。
図7は、本実施の形態における蒸発器31のパス構成の一例である。蒸発器31の2つの入口をそれぞれIN1、IN2とし、2つの出口をそれぞれOUT1、OUT2とし、2つのパスをそれぞれ上部パスP1、下部パスP2とする。上部パスP1の伝熱管31bの直線部31b2の本数と、下部パスP2の伝熱管31bの直線部31b2の本数は同じである。また、入口IN1と入口IN2は同じ列に位置する。また、出口OUT1と出口OUT2は同じ列に位置する。入口IN1と入口IN2、出口OUT1と出口OUT2はそれぞれ、段方向に隣り合っていても、離れていてもよい。
また、除湿機1は、空気中の塵埃や臭気を除去する空気清浄化手段の一例として、空気を清浄化するための空気清浄フィルターであるHEPAフィルター41と活性炭フィルター42とを備える。HEPAフィルター41及び活性炭フィルター42は、後ろケース10Bの内部に収納される。
HEPAフィルター41は、空気中の細かい塵埃を捕集するフィルターである。活性炭フィルター42は、空気中の臭気を脱臭するフィルターである。活性炭フィルター42は、前述したように整流部材38の後面と、所定の距離の空間だけ離れて配置されている。
HEPAフィルター41と活性炭フィルター42は、後ろケース10Bより吸込口カバー11aを外した状態で、整流部材38の後方位置まで挿入できる。HEPAフィルター41と活性炭フィルター42は、後ろケース10Bの内部に着脱自在に設置できる。
後ろケース10Bには、空気清浄フィルターの配置の有無を検知するフィルター検知部(図示せず)を設ける。フィルター検知部は、HEPAフィルター41の縁部によって押下される検知レバー(図示せず)と検知スイッチ(図示せず)からなる。検知スイッチは、スイッチが押されている状態(ON状態)と押されていない状態(OFF)で、空気清浄フィルターの有無が判別できる。HEPAフィルター41を配置すると検知レバー(図示せず)が押下され、検知レバーが押されることにより、検知スイッチ(図示せず)がONとなる構造である。
整流部材38は、HEPAフィルター41および活性炭フィルター42を後ろケース10Bより取り外した状態において、使用者が蒸発器31に触れられないようにするための保護部材も兼ねている。従って、前方からユーザーの指等で押されても、その指等は蒸発器31に触れることはない。
実施の形態1において、除湿機1の内部には、吸込口11から吹出口12へと通じる風路が形成されている。該風路の内部を流れる気流は、吸込口11から、吸込口カバー11a、HEPAフィルター41、活性炭フィルター42、蒸発器31、凝縮器32、ファン21の順に流れる。吸込口11から入った空気が、空気清浄フィルター(HEPAフィルター41と活性炭フィルター42)を通って熱交換器(蒸発器31等)からファン21の方に流れるための一連の風路が形成されている。
ここで、吸込口11から吹出口12へと通じる風路を流れる気流を用いて、上流側と下流側を定める。例えば、熱交換器(蒸発器31等)に対し吸込口11がある側を上流側とする。また、熱交換器(蒸発器31等)に対し吹出口12がある側を下流側とする。
図3に示すように、湿度センサー61は、除湿機1の内部に配置される。ケース10の湿度センサー61の近傍には、湿度センサー61が除湿機1の外側と連通するための開口(図示せず)が設けられる。湿度センサー61は制御基板16aと接続される。制御基板16aは湿度センサー61により湿度検出情報が取得され、室内の湿度を測定することができる。湿度センサー61の測定結果は、制御基板16aからの表示指令を操作表示基板8に送信し、操作表示基板8により報知部15bに表示される。
図2に示すように、塵埃センサー62は、除湿機1の内部に配置され、塵埃センサー62の近傍部分には、塵埃センサー62が除湿機1の外側と連通するための口径の小さな開口(図示せず)が設けられる。塵埃センサー62は制御基板16aと接続される。制御基板16aは塵埃センサー62により塵埃検出情報が取得され、除湿機1が設置された室内空間の塵埃の量と濃度とを測定することができる。塵埃センサー62は、例えば、0.1μmの粒子を検出する性能を持つ。塵埃センサー62の検知結果は、制御基板16aからの表示指令を操作表示基板8に送信し、操作表示基板8により報知部15bに表示される。
図2に示すように、ガスセンサー63は、除湿機1の内部に配置され、ガスセンサー63の近傍部分には、ガスセンサー63が外側と連通するため口径の小さな開口(図示せず)が設けられる。ガスセンサー63は制御基板16aと接続される。制御基板16aはガスセンサー63によりガス検出情報が取得され、室内の空気の臭気を測定することができる。ガスセンサー63の測定結果は、制御基板16aからの表示指令を操作表示基板8に送信し、操作表示基板8により報知部15bに表示される。
図2に示すように、無線通信部(無線通信モジュール)26は、上ケース10Uの内部の天井部付近に収容される。無線通信部26は、除湿機1のある家庭内あるいは事務所に設置した無線ルーター(図示せず)等のローカルネットワーク設備との間で無線通信できるようになっている。無線通信部26は、ローカルネットワーク設備を介してインターネット回線(図示せず)に接続される場合もある。
従って、無線通信部26は、インターネット回線を通じて、遠隔地にあるスマートフォン等の情報処理端末器(図示せず)およびその他の通信機器と情報の授受ができる。なお、ローカルネットワーク設備とは、家庭内あるいは事務所内部の総電力使用量を制御する指令装置、あるいは、複数の電気機器の情報を収集して連携させる統合管理装置等でも良く、また、「アクセスポイント」ともいう場合がある。
図3に示すように、HEPAフィルター41および活性炭フィルター42の左右には、隣接してバイパス風路43がある。つまり、バイパス風路43は、HEPAフィルター41および活性炭フィルター42である空気清浄化を通過するフィルタ風路を挟んで左右両側に隣接して配置される。バイパス風路43は、後ろケース10Bの内部において、吸込口11の高さ方向の全域に亘って設けられる空間である。また、図9に示すように、バイパス風路43は、吸込口11の上下方向の水平中心線М1に対して対称な形状を成す。
バイパス風路43は、吸込口11から前方に伸びている風路である。つまり、後方から前方向に伸びた、幅の狭い通路である。図3に示すように、バイパス風路43は、バイパス風路外壁43aとフィルターケース外壁43bとに挟まれた風路である。バイパス風路外壁43aの後方端部と、フィルターケース外壁43bの後方端部との間の空隙は、バイパス風路43の入口となっている。逆に、バイパス風路外壁43a前方端部は、整流部材38の外周端部に接触して、途中で気流が外側へ漏れないようになっている。バイパス風路外壁43aの前方端部とフィルターケース外壁43bの前方端部との間の空隙は、バイパス風路43の出口となっている。
以上のように、吸込口11から除湿手段である熱交換器の一部である蒸発器31へと通じる風路は、フィルタ風路44とバイパス風路43とから構成されている。フィルタ風路44は、吸込口11からHEPAフィルター41と活性炭フィルター42とを通過して整流部材38に至る風路である。バイパス風路43は、吸込口11からHEPAフィルター41と活性炭フィルター42とを通過せずに、前記整流部材38に至る風路である。フィルタ風路44とバイパス風路43は、整流部材38の直前で合流する。
図3に示すように、除湿機1は、バイパス風路43の入口である吸込口を開閉して、バイパス風路43の気流を制限するための気流制限手段51を有する。この気流制限手段51は、吸込口11の左右端にそれぞれ配置される。ここでは、気流制限手段の一例であるシャッター51sについて説明する。
ここで図8は、気流の流れを簡単に説明するための模式図である。バイパス風路43は、気流ABがHEPAフィルター41と活性炭フィルター42とを通過せずに下流へ流れる風路である。このバイパス風路43に対し、HEPAフィルター41と活性炭フィルター42とを気流AFが通過する風路がフィルタ風路44である。
2つのバイパス風路43は、HEPAフィルター43と活性炭フィルター44を挟んで左右両側にそれぞれ形成されている。つまり、バイパス風路43とフィルタ風路44とは、隣接して前後方向に並行に配置されている。
バイパス風路43を通過する気流ABとフィルタ風路44を通過する気流AFとは、HEPAフィルター41および活性炭フィルター42の内部では合流しない。
空気清浄化手段を通過しない風路であるバイパス風路43と、空気清浄化手段を通過する風路であるフィルタ風路44とを隣接して配置することにより、除湿機1の中の風路をコンパクトに構成でき、除湿機1が小型化できる。なお、除湿機1を後面(背面)から見た場合、バイパス風路43の縦方向(上下方向)の高さ寸法は、HEPAフィルター41の縦方向(上下方向)の長さと同程度に設定するのが望ましい。
図9は、蒸発器の簡略斜視図である。蒸発器31は、後方から見た際の、上下方向の水平中心線М2の基準面からの高さL2が、吸込口11の上下方向の水平中心線М1の前記基準面(水平中心線М2の基準面と同じ)からの高さL1と等しくなるように設置されている。ここで基準面は任意に設定してよく、例えば、除湿機1が配置される床面であってもよい。また、バイパス風路43は、吸込口11の上下方向の水平中心線М1に対して対称な形状を成す。つまり、バイパス風路43は、蒸発器31の上下方向の中心線М2に対しても対称な形状を成している。これにより、フィルタ風路44および左右のバイパス風路43を通過したそれぞれの空気は、上下方向に対称な流速分布を有する気流となって蒸発器31に流入する。
ところで、一般的な蒸発器のパス数(冷媒経路数)を1つで構成する場合が多いが、本開示の蒸発器31は、冷媒が蒸発器31の入口から出口まで並行して配置される伝熱管31bで構成される2つのパス(上部パスP1、下部パスP2)を有する。これにより、パスが1つの場合と比べて、各パスでの冷媒の循環量を低下させることができるため熱交換量が増加し、除湿能力を向上させることができる。
一方、パスが1つの蒸発器の場合と比べ、パスが2つの蒸発器31は、蒸発器31を通過して、各パスの伝熱管31bに接続されるフィン31aに流入する空気の風速分布の影響を受けやすい。つまり、上部パスP1と下部パスP2におけるフィン31aに当たる気流が不均一な風速分布になると、各パスの熱交換量にバラつきが生じ、除湿の効率が低下する問題がある。しかし、上記実施例は、伝熱管31bの上下方向における水平中心線が、吸込口11の上下方向における水平中心線と同じ高さになるように設置し、風速分布の偏りを低減することで、除湿の効率低下を抑えることができる。
更に、蒸発器31の上部パスP1の伝熱管31bの各列の直線部31b2の本数と、下部パスP2の伝熱管31bの各列の直線部31b2の本数は同じである。また、入口IN1と入口IN2を同じ列に、出口OUT1と出口OUT2を同じ列にすることで、蒸発器31を均等に上下に分けることができる。これにより、蒸発器31に均一に空気を流入させた際に、蒸発器31の各パスにおける熱交換量の比率をより均等にすることができる。また、蒸発器の二つのパスの入口に接続される、入口が一つで、内部で分岐して出口が二つの冷媒配管の二つの出口と、蒸発器の二つの入口との接続が容易になる。また、蒸発器の二つのパスの出口に接続される、入口が二つで、内部で合流して出口が一つの冷媒配管の二つの入口と、蒸発器の二つの出口との接続が容易になる。
ここで、図10は、シャッターの構成を示す側面方向から見た簡略図、図11は、シャッターがバイパス風路を遮蔽しているときの水平方向の要部断面図、図12は、シャッターがバイパス風路を開放しているときの水平方向の要部断面図である。バイパス風路43にはシャッター51sが設けられている。シャッター51sの上側回転軸51aと下側回転軸51bを有する。また、バイパス風路43のバイパス風路上壁65とバイパス風路下壁66には、それぞれ上側軸受け65aと下側軸受け65bが設けられている。シャッター51sの上側回転軸51aと下側回転軸51bは、それぞれ上側軸受け65aと下側軸受け66aとに挿入されており、シャッター51sは回転自在となっている。
バイパス風路43のバイパス風路上壁65の内部に、シャッターモータ51mを配置する。シャッター51sの上側回転軸51aは、シャッターモータ51mの回転軸に接続される。制御基板16aは、シャッターモータ51mを駆動する駆動回路51aを制御することによりシャッターモータ51mの回転位置を制御する。図11に示すように、シャッター51sがバイパス風路43の気流の流れを遮蔽する位置と、図11、図12に示すように、シャッター51sがバイパス風路43の気流の流れを開放する位置と閉鎖する位置との間を回転動作する。
また、シャッター51sには、開閉検知部53を設ける。ここでは、開閉検知部の一例である開閉検知センサー53sについて説明する。バイパス風路43のバイパス風路下壁66の内部に、開閉検知センサー53sを配置する。開閉検知センサー53sは、制御基板16aと接続される。開閉検知センサー53sは、磁気を検知して、信号のON/OFFを行うもので、例えば、ホールICやリードスイッチなどを用いる。
シャッター51sの下端壁面には、磁石53aを設置する。シャッター51sが、バイパス風路を開放する位置(図12参照)にいるときに、磁石53aは、開閉検知センサー53sに対向する。すなわち、シャッター51sが、バイパス風路を開放する位置(図12参照)となった時に、開閉検知センサー53sが磁石53aを検知することで、制御基板16aは、バイパス風路が開放された状態であることを判断する。
バイパス風路43のバイパス風路上壁65の内部にシャッターモータ51mを配置し、バイパス風路下壁66の内部に開閉検知センサー53sを配置し、シャッターモータ51mと開閉検知センサー53sを向かい合う位置に構成したので、構成が簡単でコンパクトな配置となる。
以上のように、本開示の一つの実施例に係る除湿機1は、吸込口と吹出口とが形成された筐体と、筐体の内部に、吸込口から吹出口へ至る気流を発生させる送風手段と、空気清浄化手段と、気流の中の水分を除去する除湿手段と、を備え、送風手段が発生する気流が、吸込口、空気清浄化手段、除湿手段、吹出口の順に通過する除湿機であって、吸込口から入った空気が、空気清浄化手段を通過して除湿手段へ至るフィルタ風路と、吸込口から入った空気が、空気清浄化手段を通過せずに除湿手段へ至るバイパス風路と、を有し、バイパス風路は、フィルタ風路を挟んで左右両側にそれぞれ隣接し、バイパス風路は、フィルタ風路の左右の端部に沿って鉛直方向に延び、除湿手段は、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を有し、蒸発器は、内部に冷媒が流れる伝熱管が上下に分流する二つのパスを有するとともに、伝熱管は、左右の水平方向に延びる直線部とこの直線部の端部に連なって形成される湾曲部とを有し、伝熱管の直線部の上下方向の本数は、二つのパスで同じであり、かつ、蒸発器の上下方向における水平中心線が、吸込口の上下方向における水平中心線と同じ高さになるよう設置されるものである。
この実施例によれば、伝熱管の直線部の上下方向の本数は、二つのパスで同じであり、熱交換量の偏りを減らすことができる。また、蒸発器31の上下方向の水平中心線М2の高さL2を、吸込口11の上下方向の水平中心線М1の高さL1と等しくなるように設置することで、HEPAフィルター41および活性炭フィルター42を通過した空気が上下に均一に流れやすくなる。これにより、蒸発器11に流入する空気の風速分布の偏りを減らすことができる。
また、蒸発器の二つのパスの入口を、それぞれ同じ列に配置したので、蒸発器の二つのパスの入口に接続される、入口が一つで、内部で分岐して出口が二つの冷媒配管の二つの出口と、蒸発器の二つの入口との接続が容易になる。また、蒸発器の二つのパスの出口に接続される、入口が二つで、内部で合流して出口が一つの冷媒配管の二つの入口と、蒸発器の二つの出口との接続が容易になる。
実施の形態2.
図13は、実施の形態2の除湿機1の縦方向断面図である。本実施の形態に係る除湿機1は、バイパス風路43が吸込口11の上下に隣接している点が、実施の形態1に係る除湿機1と異なる。
HEPAフィルター41および活性炭フィルター42の上下には、隣接してバイパス風路43が水平方向に延びて設けてある。つまり、バイパス風路43は、HEPAフィルター41および活性炭フィルター42を通過するフィルタ風路44を挟んで、上下両側に隣接している。そして、バイパス風路43は、フィルタ風路44の上下の端部に沿って水平方向に延びている。バイパス風路43は、後ろケース10Bの内部において、吸込口11の横幅方向に亘って設けられる空間である。上下の各バイパス風路43は、同形状である。つまり、各バイパス風路43から吸い込まれる風量は等しい。
また、実施の形態1と同様に、蒸発器31は、内部に冷媒が流れる伝熱管31bが上下に分流する二つのパス(上部パスP1及び下部パスP2)を有する。伝熱管31bは、左右の水平方向に延びる直線部31b1と該直線部31b1の端部に連なって形成される湾曲部31b2とを有する。伝熱管31bの直線部31b1の上下方向の本数は二つのパスで同じである。かつ、伝熱管31bの上下方向における水平中心線M2の基準面からの多高さL2が、吸込口11の上下方向における水平中心線M1の基準面(水平中心線М2の基準面と同じ)からの高さL2と同じ高さになるよう設置される。
以上のように、本開示の一つの実施例に係る除湿機1は、吸込口と吹出口とが形成された筐体と、筐体の内部に、吸込口から吹出口へ至る気流を発生させる送風手段と、空気清浄化手段と、気流の中の水分を除去する除湿手段と、を備え、送風手段が発生する気流が、吸込口、前記空気清浄化手段、前記除湿手段、前記吹出口の順に通過する除湿機であって、吸込口から入った空気が、空気清浄化手段を通過して前記除湿手段へ至るフィルタ風路と、吸込口から入った空気が、空気清浄化手段を通過せずに除湿手段へ至るバイパス風路と、を有し、バイパス風路は、フィルタ風路を挟んで上下両側にそれぞれ隣接し、バイパス風路は、フィルタ風路の上下の端部に沿って水平方向に延び、除湿手段は、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を有し、蒸発器は、内部に冷媒が流れる伝熱管が上下に分流する二つのパスを有するとともに、伝熱管は、左右の水平方向に延びる直線部と該直線部の端部に連なって形成される湾曲部とを有し、伝熱管の直線部の上下方向の本数は二つのパスで同じであり、かつ、伝熱管の上下方向における水平中心線が、吸込口の上下方向における水平中心線と同じ高さになるよう設置されるものである。
この実施例によれば、伝熱管の直線部の上下方向の本数は、二つのパスで同じであり、熱交換量の偏りを減らすことができる。また、伝熱管の上下方向における水平中心線が、吸込口の上下方向における水平中心線と同じ高さになるよう設置されるこれにより、実施の形態1と同様に、蒸発器31の上下のパスそれぞれに対する風速分布の偏りを減らすことができる。
以下、本開示の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
吸込口と吹出口とが形成された筐体と、
前記筐体の内部に、
前記吸込口から前記吹出口へ至る気流を発生させる送風手段と、
空気清浄化手段と、
前記気流の中の水分を除去する除湿手段と、
を備え、前記送風手段が発生する気流が、前記吸込口、前記空気清浄化手段、前記除湿手段、前記吹出口の順に通過する除湿機であって、
前記吸込口から入った空気が、前記空気清浄化手段を通過して前記除湿手段へ至るフィルタ風路と、
前記吸込口から入った空気が、前記空気清浄化手段を通過せずに前記除湿手段へ至るバイパス風路と、を有し、
前記バイパス風路は、前記フィルタ風路を挟んで左右両側にそれぞれ隣接し、
前記バイパス風路は、前記フィルタ風路の左右の端部に沿って鉛直方向に延び、
前記除湿手段は、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を有し、
前記蒸発器は、内部に冷媒が流れる伝熱管が上下に分流する二つのパスを有するとともに、
前記伝熱管は、左右の水平方向に延びる直線部と該直線部の端部に連なって形成される湾曲部とを有し、前記伝熱管の直線部の上下方向の本数は前記二つのパスで同じであり、
前記蒸発器の上下方向における水平中心線が、前記吸込口の上下方向における水平中心線と同じ高さになるよう設置される除湿機。
(付記2)
吸込口と吹出口とが形成された筐体と、
前記筐体の内部に、
前記吸込口から前記吹出口へ至る気流を発生させる送風手段と、
空気清浄化手段と、
前記気流の中の水分を除去する除湿手段と、
を備え、前記送風手段が発生する気流が、前記吸込口、前記空気清浄化手段、前記除湿手段、前記吹出口の順に通過する除湿機であって、
前記吸込口から入った空気が、前記空気清浄化手段を通過して前記除湿手段へ至るフィルタ風路と、
前記吸込口から入った空気が、前記空気清浄化手段を通過せずに前記除湿手段へ至るバイパス風路と、
前記バイパス風路は、前記フィルタ風路を挟んで上下両側にそれぞれ隣接し、
前記バイパス風路は、前記フィルタ風路の上下の端部に沿って水平方向に延び、
前記除湿手段は、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を有し、
前記蒸発器は、内部に冷媒が流れる伝熱管が上下に分流する二つのパスを有するとともに、
前記伝熱管は、左右の水平方向に延びる直線部と該直線部の端部に連なって形成される湾曲部とを有し、前記伝熱管の直線部の上下方向の本数は前記二つのパスで同じであり、
上下方向における水平中心線が、前記吸込口の上下方向における水平中心線と同じ高さになるよう設置される除湿機。
(付記3)
前記二つのパスの入口は、それぞれ同じ列に配置し、
前記二つのパスの出口は、それぞれ同じ列に配置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の除湿機
1 除湿機、
4 底板、
6 電動圧縮機、
6a 駆動回路、
6b 圧縮機駆動用モータ、
7 貯水タンク、
8 操作表示基板、
10 ケース(筐体)、
10F 前ケース、
10B 後ろケース、
10U 上ケース、
11 吸込口、
11a 吸込口カバー、
12 吹出口、
13 ルーバー、
13a ルーバー駆動回路、
13b ルーバー駆動用モータ、
15 操作報知部、
15a 入力操作部、
15b 報知部、
16 基板ボックス、
16a 制御基板、
16b 電源基板、
20 車輪、
21 ファン、
21a モータ、
21b 回転軸、
21c 駆動回路、
26 無線通信部、
31 蒸発器、
31a フィン、
31b 伝熱管、
31b1 直線部、
31b2 湾曲部、
32 凝縮器、
32a フィン、
32b 伝熱管、
33 第一の空間、
34 第二の空間、
36 ファンケース、
37 ベルマウス部、
38 整流部材、
41 HEPAフィルター、
42 活性炭フィルター、
43 バイパス風路、
43a バイパス風路外壁、
43b フィルターケース外壁、
44 フィルタ風路、
51 気流制限手段、
51s シャッター、
51m シャッターモータ、
51a 上側回転軸、
51b 下側回転軸、
53 開閉検知部、
53s 開閉検知センサー、
53a 磁石、
61 湿度センサー、
62 塵埃センサー、
63 ガスセンサー、
65 バイパス風路上壁、
65a 上側軸受け、
66 バイパス風路下壁、
66a 下側軸受け、
70 第1の冷媒配管、
70a 入口、
70b1、70b2 出口、
71 第2の冷媒配管、
71a、71a2 入口
71b 出口、
P1 上部パス、
P2 下部パス。

Claims (3)

  1. 吸込口と吹出口とが形成された筐体と、
    前記筐体の内部に、
    前記吸込口から前記吹出口へ至る気流を発生させる送風手段と、
    空気清浄化手段と、
    前記気流の中の水分を除去する除湿手段と、
    を備え、前記送風手段が発生する気流が、前記吸込口、前記空気清浄化手段、前記除湿手段、前記吹出口の順に通過する除湿機であって、
    前記吸込口から入った空気が、前記空気清浄化手段を通過して前記除湿手段へ至るフィルタ風路と、
    前記吸込口から入った空気が、前記空気清浄化手段を通過せずに前記除湿手段へ至るバイパス風路と、を有し、
    前記バイパス風路は、前記フィルタ風路を挟んで左右両側にそれぞれ隣接し、
    前記バイパス風路は、前記フィルタ風路の左右の端部に沿って鉛直方向に延び、
    前記除湿手段は、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を有し、
    前記蒸発器は、内部に冷媒が流れる伝熱管が上下に分流する二つのパスを有するとともに、
    前記伝熱管は、左右の水平方向に延びる直線部と該直線部の端部に連なって形成される湾曲部とを有し、前記伝熱管の直線部の上下方向の本数は前記二つのパスで同じであり、
    前記蒸発器の上下方向における水平中心線が、前記吸込口の上下方向における水平中心線と同じ高さになるよう設置される除湿機。
  2. 吸込口と吹出口とが形成された筐体と、
    前記筐体の内部に、
    前記吸込口から前記吹出口へ至る気流を発生させる送風手段と、
    空気清浄化手段と、
    前記気流の中の水分を除去する除湿手段と、
    を備え、前記送風手段が発生する気流が、前記吸込口、前記空気清浄化手段、前記除湿手段、前記吹出口の順に通過する除湿機であって、
    前記吸込口から入った空気が、前記空気清浄化手段を通過して前記除湿手段へ至るフィルタ風路と、
    前記吸込口から入った空気が、前記空気清浄化手段を通過せずに前記除湿手段へ至るバイパス風路と、
    前記バイパス風路は、前記フィルタ風路を挟んで上下両側にそれぞれ隣接し、
    前記バイパス風路は、前記フィルタ風路の上下の端部に沿って水平方向に延び、
    前記除湿手段は、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を有し、
    前記蒸発器は、内部に冷媒が流れる伝熱管が上下に分流する二つのパスを有するとともに、
    前記伝熱管は、左右の水平方向に延びる直線部と該直線部の端部に連なって形成される湾曲部とを有し、前記伝熱管の直線部の上下方向の本数は前記二つのパスで同じであり、
    上下方向における水平中心線が、前記吸込口の上下方向における水平中心線と同じ高さになるよう設置される除湿機。
  3. 前記二つのパスの入口は、それぞれ同じ列に配置し、
    前記二つのパスの出口は、それぞれ同じ列に配置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の除湿機
JP2022079427A 2022-05-13 2022-05-13 除湿機 Pending JP2023167895A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022079427A JP2023167895A (ja) 2022-05-13 2022-05-13 除湿機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022079427A JP2023167895A (ja) 2022-05-13 2022-05-13 除湿機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023167895A true JP2023167895A (ja) 2023-11-24

Family

ID=88837854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022079427A Pending JP2023167895A (ja) 2022-05-13 2022-05-13 除湿機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023167895A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107477675B (zh) 立式空调室内机和具有其的空调器
JP5234205B2 (ja) 空気調和装置の室外機
KR101873047B1 (ko) 지하 공간 폐열회수 공기조화기
KR102193872B1 (ko) 제습기
JP4392310B2 (ja) 送風装置及びそれを用いた空気調和機
CN107923635B (zh) 除加湿装置
WO2015076287A1 (ja) 空調室外ユニット
JP2004101072A (ja) 空気調和機
JP2001280656A (ja) 空調換気扇
KR100693989B1 (ko) 공기 조화기
KR100867953B1 (ko) 공기조화기
JP2015218993A (ja) 空気調和機
JP2023167895A (ja) 除湿機
AU2014325645B2 (en) Air-conditioning outdoor unit
EP3370003B1 (en) Heat exchange ventilation device
KR100693990B1 (ko) 공기 조화기
WO2023218564A1 (ja) 除湿機
JP2005055085A (ja) 換気装置、換気装置付空気調和機、空気調和機
TWI836819B (zh) 除濕機
WO2023218567A1 (ja) 除湿機
CN111928357A (zh) 用于湿度调节的装置
WO2012140861A1 (ja) 熱交換形換気装置
WO2023218565A1 (ja) 除湿機
JP2014231027A (ja) 除湿装置
TWI809561B (zh) 除濕機