JP2023167840A - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2023167840A
JP2023167840A JP2022079338A JP2022079338A JP2023167840A JP 2023167840 A JP2023167840 A JP 2023167840A JP 2022079338 A JP2022079338 A JP 2022079338A JP 2022079338 A JP2022079338 A JP 2022079338A JP 2023167840 A JP2023167840 A JP 2023167840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer housing
arm
housing
electric wire
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022079338A
Other languages
English (en)
Inventor
竣哉 竹内
Shunya Takeuchi
照雄 原
Teruo Hara
元 松井
Hajime Matsui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2022079338A priority Critical patent/JP2023167840A/ja
Priority to PCT/JP2023/016301 priority patent/WO2023218945A1/ja
Publication of JP2023167840A publication Critical patent/JP2023167840A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/58Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】リアホルダが開くことを抑制しつつロックアームによる嵌合保持力を確保する。【解決手段】本開示のコネクタ10は、端子20と、インナーハウジング30と、リアホルダ40と、アウターハウジング50と、を備え、リアホルダ40は、インナーハウジング30から後方に引き出された電線Wを挟んで屈曲させる一対の電線押圧部を有し、アウターハウジング50は、電線Wを屈曲させた状態で一対の電線押圧部を全周にわたって覆う筒状をなして後方に開口する筒状部53と、アウターハウジング50の外面50Aにおいて前後方向にのびて形成されたロックアーム54と、を有し、ロックアーム54は、基端部55と、基端部55からアウターハウジング50の外面50Aに沿って後方に延出されたアーム部56と、アーム部56の延出端部56Cからアウターハウジング50の外面50Aに沿って前後方向に直交する幅方向に延出される一対の保持バネ57と、を有する、コネクタ10である。【選択図】図2

Description

本開示は、コネクタに関する。
従来、ハウジングから後方に引き出された電線を挟んで保持するリアホルダを備えたコネクタとして、特開2020-205231号公報(下記特許文献1)に記載のコネクタが知られている。リアホルダはハウジングの後端部に配設され、本体と、本体の後方側にヒンジを介して回動可能に接続された上側蓋部および下側蓋部と、を備えている。本体の後方側には、電線が両面に載置される載置部が延出されている。載置部の上下の両面には、電線の外周面に沿うように左右方向に波形状の複数の電線配索溝が左右方向に並んで形成されている。下側蓋部の側壁には、外方に突出する蓋ロック部が形成されている。上側蓋部には、蓋ロック部と対応する位置に、枠状をなして弾性変形可能な蓋ロック受け部が形成されている。上側蓋部が下方に回動されるとともに下側蓋部が上方に回動されると、蓋ロック部と蓋ロック受け部とが係止することで、上段側の電線が上側蓋部と載置部の上面との間に挟持され、下段側の電線が下側蓋部と載置部の下面との間に挟持される。
電線がリアホルダによって挟持された後、ハウジングの前方側からアウターハウジングが装着されることでコネクタが完成する。アウターハウジングは、ハウジングを収容するハウジング収容部と、リアホルダを収容するリアホルダ収容部と、ハウジング収容部の上面前端からリアホルダ収容部の上面の後端にわたって前後方向にのびるロックアームと、を備えている。コネクタと相手側コネクタが嵌合すると、ロックアームが相手側コネクタに設けられたロック突部に係止することで嵌合状態に保持される。
特開2020-205231号公報
しかしながら、上記のアウターハウジングでは、リアホルダ収容部がリアホルダを全周にわたって覆う形状とされておらず、リアホルダの上面の中央付近が外部に露出しているため、電線の反力によってリアホルダが開くことを抑えるのは困難であった。この対策として、リアホルダ収容部がリアホルダを全周にわたって覆う形状、すなわち筒形状にすることが考えられる。しかし、リアホルダ収容部を筒形状にすると、ロックアームのたわみ量を十分に確保することができなくなるため、嵌合状態に保持する際の嵌合保持力の低下が懸念される。
本開示のコネクタは、芯線と前記芯線の外周を覆う絶縁被覆とを有し、前後方向にのびる電線に接続されるコネクタであって、前記芯線に接続される端子と、前記端子を内部に収容するインナーハウジングと、前記インナーハウジングの後側部分に取り付けられるリアホルダと、前記インナーハウジングと前記リアホルダを内部に収容するアウターハウジングと、を備え、前記リアホルダは、前記インナーハウジングから後方に引き出された前記電線を挟んで屈曲させる一対の電線押圧部を有し、前記アウターハウジングは、前記電線を屈曲させた状態で前記一対の電線押圧部を全周にわたって覆う筒状をなして後方に開口する筒状部と、前記アウターハウジングの外面において前後方向にのびて形成されたロックアームと、を有し、前記ロックアームは、前記アウターハウジングの外面から立ち上がる基端部と、前記基端部から前記アウターハウジングの外面に沿って後方に延出されてその延出端部が前記アウターハウジングの外面側に変位可能なアーム部と、前記アーム部の延出端部から前記アウターハウジングの外面に沿って前記前後方向に直交する幅方向に延出される一対の保持バネと、を有する、コネクタである。
本開示によれば、リアホルダが開くことを抑制しつつロックアームによる嵌合保持力を確保できる。
図1は、コネクタを斜め前方から見た斜視図である。 図2は、コネクタを斜め後方から見た斜視図である。 図3は、コネクタの正面図である。 図4は、コネクタの背面図である。 図5は、仮係止位置においてインナーハウジングおよび開いた状態のリアホルダを斜め後方から見た斜視図である。 図6は、図5のインナーハウジングおよびリアホルダの内部構造を示した断面図である。 図7は、本係止位置においてインナーハウジングおよび閉じた状態のリアホルダを斜め後方から見た斜視図である。 図8は、図7のインナーハウジングおよびリアホルダの内部構造を示した断面図である。 図9は、コネクタの内部構造を示した断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)本開示のコネクタは、芯線と前記芯線の外周を覆う絶縁被覆とを有し、前後方向にのびる電線に接続されるコネクタであって、前記芯線に接続される端子と、前記端子を内部に収容するインナーハウジングと、前記インナーハウジングの後側部分に取り付けられるリアホルダと、前記インナーハウジングと前記リアホルダを内部に収容するアウターハウジングと、を備え、前記リアホルダは、前記インナーハウジングから後方に引き出された前記電線を挟んで屈曲させる一対の電線押圧部を有し、前記アウターハウジングは、前記電線を屈曲させた状態で前記一対の電線押圧部を全周にわたって覆う筒状をなして後方に開口する筒状部と、前記アウターハウジングの外面において前後方向にのびて形成されたロックアームと、を有し、前記ロックアームは、前記アウターハウジングの外面から立ち上がる基端部と、前記基端部から前記アウターハウジングの外面に沿って後方に延出されてその延出端部が前記アウターハウジングの外面側に変位可能なアーム部と、前記アーム部の延出端部から前記アウターハウジングの外面に沿って前記前後方向に直交する幅方向に延出される一対の保持バネと、を有する、コネクタである。
アウターハウジングが一対の電線押圧部を全周にわたって覆う筒状をなしているため、電線を屈曲させた際に電線の反力によって一対の電線押圧部が開くことを抑制しやすくなる。この背反として、アウターハウジングが筒状をなす形状をとることでロックアームのたわみ量が小さくなり、嵌合保持力の低下が懸念される。しかしながら、ロックアームの一対の保持バネは、アーム部の延出端部からアウターハウジングの外面に沿って前後方向に直交する幅方向に延出されているから、アーム部の延出端部をアウターハウジングの外面に向けて押し込んだ際に、アーム部の延出端部が回転することなくアウターハウジングの外面に平行な姿勢を保持しながら少ないたわみ量で変位する。したがって、コネクタが相手側コネクタと嵌合した際に、十分な嵌合保持力を得ることができる。
(2)前記保持バネは、前記アーム部の延出端部から前記幅方向に向かうにつれて前記アウターハウジングの外面側に傾斜していることが好ましい。
保持バネが傾斜しているから、アーム部の延出端部を押し込んだ際に保持バネに発生する応力を全体的に分散しやすくなる。
(3)前記アウターハウジングは、前記アーム部および前記一対の保持バネの上方に配された保護壁を有し、前記保護壁は全体として前方に向けて湾曲する形態をなし、前記一対の保持バネの一部と前記アーム部の一部とを覆うことが好ましい。
アーム部および一対の保持バネのうち保護壁によって覆われた部分は指で押すことができないため、指で押す位置を一定にできる。
(4)前記アーム部の両側縁には前後方向にのびる補強リブが形成されていることが好ましい。
アーム部が補強リブによって補強されるため、アーム部が破損しにくくなる。
(5)前記アーム部は、前記基端部から後方にのびて変形可能な本体部と、前記本体部よりも後方に配されて前記本体部よりも前記アウターハウジングの外面から離れた解除操作部と、を備えることが好ましい。
本体部よりも後方に解除操作部が配されているから、本体部の後端上方に解除操作部を配する場合よりも本体部が短くなる。本体部が短くなると、その分だけ本体部がたわみ変形しにくくなり、少ないたわみ量で十分な嵌合保持力が得られることになる。また、解除操作部が本体部よりもアウターハウジングの外面から離れているから、解除操作部とアウターハウジングの外面との間に形成されるたわみ空間を少しでも広くできる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のコネクタの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<実施形態>
本開示の実施形態について、図1から図9を参照しつつ説明する。以下の説明においては、矢線Zの示す方向を上方、矢線Xの示す方向を前方、矢線Yの示す方向を左方として説明する。なお、複数の同一部材については、一部の部材にのみ符号を付し、他の部材の符号を省略する場合がある。
[コネクタ]
図1および図2に示すように、本実施形態にかかるコネクタ10は、電線Wの端末に接続された端子20と、端子20を内部に収容する端子収容部33を有するインナーハウジング30と、インナーハウジング30における後側部分に取り付けられるリアホルダ40と、インナーハウジング30とリアホルダ40を内部に収容するアウターハウジング50と、を備える。電線Wは、導電性の単芯線または金属細線からなる芯線W1を絶縁被覆W2で包囲した周知の形態のものである。
[端子]
端子20は、金属製であり、図6および図8に示すように、端子本体21と、端子本体21に対して前後方向に移動可能なスライド部22と、を備える。端子本体21およびスライド部22は、プレス加工、切削加工、鋳造等、公知の手法により所定の形状に形成される。端子本体21およびスライド部22を構成する金属は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼等、必要に応じて任意の金属を適宜に選択できる。端子本体21およびスライド部22の表面にはめっき層が形成されていてもよい。めっき層を構成する金属は、スズ、ニッケル、銀等必要に応じて任意の金属を適宜に選択できる。
[端子本体]
端子本体21の前側部分は、前後方向に延びる角筒状の接続筒部23となっている。接続筒部23は、板状をなす相手側端子(図示せず)を前方から挿入できるようになっている。接続筒部23の内部には、弾性接触片23Aが配されており、接続筒部23内に挿入された相手側端子が弾性接触片23Aと接触するようになっている。接続筒部23の上壁の前側には、上方に山形状に突出して係止突部24が形成されている。
図6に示すように、接続筒部23の後方には角筒状をなす基部25が設けられている。基部25の後端部には、上側接続片26Aと下側接続片26Bが設けられている。上側接続片26Aは基部25の上壁の後端部から後方に延出され、下側接続片26Bは基部25の下壁の後端部から後方に延出されている。
上側接続片26Aと下側接続片26Bは前後方向に細長い形状をなし、それらの前後方向の長さは同程度となっている。上側接続片26Aおよび下側接続片26Bは、基部25の後端部を支点として、上下方向に弾性変形可能に形成されている。図8に示すように、上側接続片26Aの下面、および下側接続片26Bの上面は、芯線W1を挟み付け、電線Wと端子本体21を電気的に接続できるようになっている。
上側接続片26Aの下面には、後端部よりも前方の位置に、下方に突出する上側保持突部27Aが設けられている。下側接続片26Bの上面の後端部には、上方に突出する下側保持突部27Bが設けられている。上側保持突部27Aと下側保持突部27Bは、前後方向にずれた位置に設けられている。
[スライド部]
スライド部22は、前後方向にのびる角筒状をなしている。図6に示すように、スライド部22の内部の形状の断面は、端子本体21のうち、上側接続片26Aおよび下側接続片26Bが設けられた領域の外部の形状の断面と同じか、やや大きく形成されている。これにより、スライド部22は、端子本体21のうち、上側接続片26Aおよび下側接続片26Bが設けられた領域に外嵌可能になっている。
スライド部22には、上側押圧部28Aと下側押圧部28Bが設けられている。上側押圧部28Aはスライド部22の上壁の下面に配置され、下側押圧部28Bはスライド部22の下壁の上面に配置されている。
スライド部22は、図6に示す離間位置と図8に示す押圧位置との間を移動可能とされている。離間位置においては、スライド部22の上側押圧部28Aおよび下側押圧部28Bは、端子本体21の上側接続片26Aおよび下側接続片26Bの後端縁より後方に配されている。また、離間位置においては、上側接続片26Aと下側接続片26Bとの間隔は、芯線W1の直径よりも大きく設定されている。
押圧位置においては、図8に示すように、スライド部22の上側押圧部28Aは、端子本体21の上側接続片26Aの上面に対して上方から当接している。また、スライド部22の下側押圧部28Bは、端子本体21の下側接続片26Bの下面に対して下方から当接している。
スライド部22が端子本体21に対して押圧位置で保持された状態では、上側押圧部28Aが上方から上側接続片26Aを押圧することによって上側接続片26Aが下方に弾性変形するようになっている。また、下側押圧部28Bが下方から下側接続片26Bを押圧することによって下側接続片26Bが上方に弾性変形するようになっている。これにより、上側接続片26Aと下側接続片26Bの間の空間に、芯線W1が前後方向にのびた状態で配され、かつ、スライド部22が端子本体21に対して押圧位置で保持された状態では、芯線W1は、弾性変形した上側接続片26Aと下側接続片26Bによって上下方向から挟持されるようになっている。
スライド部22が端子本体21に対して押圧位置で保持された状態では、上側接続片26Aの上側保持突部27Aが芯線W1を上方から押圧し、下側接続片26Bの下側保持突部27Bが芯線W1を下方から押圧する。このように芯線W1は、上側保持突部27Aによって上方から押圧されるとともに、上側保持突部27Aと前後方向にずれた位置に配された下側保持突部27Bによって下方から押圧されることにより、上下方向について屈曲した状態に保持される。これにより、端子本体21における芯線W1の保持力を向上させることができる。
図6に示すように、スライド部22の前端部には、上壁から上方に突出する治具当接部29が設けられている。治具当接部29に後方から治具(図示せず)が当接して、治具によってスライド部22が前方に押されることにより、スライド部22が前方に移動可能になっている。
[インナーハウジング、端子収容部]
インナーハウジング30は、絶縁性の合成樹脂製であり、図7に示すように、略直方体状をなす本体部31と、本体部31の後端から後方にのびる隔壁32と、を備える。図8に示すように、本体部31には、端子20を内部に収容する端子収容部33が設けられている。端子収容部33は、前後方向にのび、図3に示すように、左右方向に間隔を空けて複数配されている。また、端子収容部33は、上下方向に2段に重ねられており、上段の端子収容部33と下段の端子収容部33とは左右方向にずれた位置に配されている。なお、端子収容部33の個数は任意であり、また上下方向に重ねられる場合の段数も任意である。端子収容部33の前端は前方に開口しており、相手側端子が挿入可能になっている。
図6に示すように、端子20が端子収容部33の内部に収容された状態で、端子20の係止突部24の位置に対応するように、インナーハウジング30には係止壁34が設けられている。係止壁34によって、係止突部24が係止され、端子20が後方に抜けないようになっている。
インナーハウジング30の前端部には、端子20の前端部に当接する前止め部35が形成されている。前止め部35は、端子20を端子収容部33の内部に挿入する際に、端子20がインナーハウジング30の前方に抜けないように当接する。
図7に示すように、インナーハウジング30の本体部31の左右両側壁には、仮係止ロック部36と本係止ロック部37とが外方に突出して設けられている。仮係止ロック部36は本体部31の後端部寄りの位置に配され、本係止ロック部37は仮係止ロック部36より前方に配されている。
[リアホルダ]
リアホルダ40は、絶縁性の合成樹脂製であり、前後方向に開口する箱状をなしている。リアホルダ40は、インナーハウジング30の後半部分に外嵌されるようになっている。リアホルダ40の左右両側壁の前端部寄りの位置には、ロック受け部41が設けられている。ロック受け部41は、概ね門形状をなしている。ロック受け部41は、インナーハウジング30の仮係止ロック部36および本係止ロック部37と係止するようになっている。
インナーハウジング30の仮係止ロック部36とリアホルダ40のロック受け部41とが係止することにより、リアホルダ40はインナーハウジング30に対して仮係止位置に保持される。また、図7に示すように、インナーハウジング30の本係止ロック部37とリアホルダ40のロック受け部41とが係止することにより、リアホルダ40はインナーハウジング30に対して本係止位置に保持される。
図8に示すように、リアホルダ40には、インナーハウジング30が嵌入されるフード部42が、前方に開口している。フード部42の前端部は、インナーハウジング30内に配された端子20の後端部を外側から覆うようになっている。フード部42の内部には、端子20の後端部と係止する後止め部43が設けられている。後止め部43は、電線Wが後方に引っ張られた際に、端子20がインナーハウジング30の後方に抜けないように当接する。
図5に示すように、フード部42の後端には、上側電線押圧部44Aと下側電線押圧部44Bが設けられている。上側電線押圧部44Aは上側ヒンジ45Aを介してフード部42の上壁の後端部に連結され、下側電線押圧部44Bは下側ヒンジ45Bを介してフード部42の下壁の後端部に連結されている。上側電線押圧部44Aと下側電線押圧部44Bは各ヒンジ45A、45Bが変形することによって回動可能とされている。
上側電線押圧部44Aの両側壁には、一対のロック片46Aが設けられている。ロック片46Aは、概ね門形状をなしている。下側電線押圧部44Bの両側壁には、一対のロック突部46Bが設けられている。図7に示すように、上側電線押圧部44Aと下側電線押圧部44Bが閉じた状態ではロック片46Aがロック突部46Bと係止することで上側電線押圧部44Aと下側電線押圧部44Bが開かないように保持される。
図8に示すように、上側電線押圧部44Aのうち下側電線押圧部44Bと対向する対向面には、山形状の上側突条部47Aが設けられている。下側電線押圧部44Bのうち上側電線押圧部44Aと対向する対向面には、山形状の下側突条部47Bが設けられている。上側突条部47Aは上段側の端子収容部33から後方に引き出された電線Wを下方に屈曲させ、下側突条部47Bは下段側の端子収容部33から後方に引き出された電線Wを上方に屈曲させる。上側突条部47Aは下側突条部47Bよりも後方に位置している。
上側電線押圧部44Aと下側電線押圧部44Bが閉じた状態では、各電線Wが各突条部47A、47Bによって屈曲させられることで各電線Wの反力が発生し、この反力によって各電線Wと各突条部47A、47Bが強く接触する。これにより、各電線Wと各突条部47A、47Bの間に摩擦力が発生し、電線Wの引っ張りに抗して電線Wが保持されるようになっている。また、各電線Wを伝わる振動は、各突条部47A、47Bによって遮断されるため、各端子20に振動が伝わることを抑制できる。
[アウターハウジング]
アウターハウジング50は、絶縁性の合成樹脂製であり、前後方向に開口する箱状をなしている。図1に示すように、アウターハウジング50は、相手側端子が前方から挿通される端子挿通孔51が複数形成された前壁52と、前壁52の周縁から後方にのびる筒状部53と、筒状部53の上面に形成されたロックアーム54と、を備える。図9に示すように、各端子挿通孔51は各端子収容部33と対応する位置に配されている。
図2に示すように、筒状部53は筒状をなして後方に開口する形態をなし、インナーハウジング30とリアホルダ40を緊密に内部に収容している。リアホルダ40は、上側電線押圧部44Aと下側電線押圧部44Bが閉じた状態で筒状部53の内部に収容される。筒状部53は、閉じた状態にある上側電線押圧部44Aと下側電線押圧部44Bを全周にわたって覆う形態とされている。上側電線押圧部44Aと下側電線押圧部44Bによって電線Wを屈曲させた状態では、電線Wの反力によって上側電線押圧部44Aと下側電線押圧部44Bが上下方向に開こうとするものの、筒状部53によって開きが抑制される。
ロックアーム54は、アウターハウジング50の外面50Aから立ち上がる基端部55と、基端部55からアウターハウジング50の外面50Aに沿って後方に延出させてその延出端部56Cがアウターハウジング50の外面50A側に変位可能なアーム部56と、アーム部56の延出端部56Cからアウターハウジング50の外面50Aに沿って前後方向に直交する左右方向(幅方向)に延出される一対の保持バネ57と、を有する。アーム部56の上面には係止部が設けられており、相手側コネクタに設けられた被係止部に係止部が係止することでコネクタ10と相手側コネクタが嵌合状態に保持される。
アーム部56は、基端部55から後方にのびて変形可能な本体部56Aと、本体部56Aよりも後方に配されて本体部56Aよりもアウターハウジング50の外面50Aから離れた解除操作部56Bと、を備える。アーム部56の両側縁には前後方向にのびる補強リブ56Dが形成されている。解除操作部56Bの下方に本体部56Aが存在せず、解除操作部56Bが本体部56Aよりもアウターハウジング50の外面50Aから離れて配置されているため、たわみ量(解除操作部56Bの下方への変位量)をできるだけ多く確保できるようになっている。
保持バネ57は、解除操作部56Bの後端部から左右方向に延出されている。すなわち、本実施形態では解除操作部56Bの後端部がアーム部56の延出端部56Cに相当する。保持バネ57は、アーム部56の延出端部56Cから左右方向に向かうにつれてアウターハウジング50の外面50A側に緩やかに傾斜し、アーム部56と反対側の端部がアウターハウジング50の外面50Aに対して急峻な角度で連結されている。
本実施形態では保持バネ57が左右方向にのびる形態とされているから、解除操作部56Bを押し込むと、解除操作部56Bが回転することはなく、アウターハウジング50の外面50Aに平行な姿勢を維持できる。仮に保持バネが前方にのびる形態とされているとした場合、解除操作部の後端部が下方に沈み込むようにして解除操作部が回転するため、その分だけ余分に押し込む必要がある。その点、本実施形態の解除操作部56Bでは回転による沈み込みが発生しないため、従来よりも少ない押し込み量(変位量)でも本体部56Aを同じ量だけ変位させることが可能となっている。
アウターハウジング50は、アーム部56および一対の保持バネ57の上方に配された保護壁58を有している。保護壁58は全体として前方に向けて湾曲する形態をなしている。保護壁58は、一対の保持バネ57の一部とアーム部56の一部とを覆うように配置されている。保護壁58の後端部に指の先端を沿わせるようにして指を配置すると、自ずとアーム部56の延出端部56C上に指が配置されることになる。したがって、解除操作を行う際に解除操作部56Bを押し込む位置が一定になるという効果が得られる。
図4に示すように、アウターハウジング50の外面50Aのうちロックアーム54のアーム部56が設けられている面50Bは、リアホルダ40側に凹んで形成されている。このため、アーム部56が設けられている面50Bの位置では筒状部53が部分的に薄肉になっているが、リアホルダ40の開きを抑制できる程度の厚みが確保されている。また、保護壁58は、後方から見て保持バネ57全体を覆うように形成されているため、外部からの衝撃を保護壁58で受けることができる。
[コネクタ10の製造方法]
以下、本実施形態にかかるコネクタ10の製造方法の一例を示す。
公知の手法により、端子本体21と、スライド部22とを形成する。端子本体21に対して、後方からスライド部22を組み付けて離間位置に保持させておく。次に、合成樹脂を射出成形することにより、インナーハウジング30、アウターハウジング50、およびリアホルダ40を形成する。インナーハウジング30の端子収容部33内に、後方から端子20を挿入した後、インナーハウジング30の後端部に、開いた状態のリアホルダ40を後方から組み付けて仮係止位置に保持させておく。
電線Wの端部において、所定の長さ寸法の芯線W1を露出させる。リアホルダ40のフード部42の内部に、芯線W1を後方から挿入する。芯線W1は、フード部42の内部を通過してスライド部22の内部に挿入される。図6に示すように、芯線W1はスライド部22の内部を通過して端子本体21の内部へと進入し、上側接続片26Aと下側接続片26Bの間に配置される。次に、後方から図示しない治具を治具当接部29に押し当てて、スライド部22を端子本体21に対して相対的に前方に移動させて押圧位置に保持させる。
スライド部22が端子本体21に対して押圧位置に移動するとき、スライド部22の上側押圧部28Aが、端子本体21の上側接続片26Aに上方から当接して下方へと押圧する。また、スライド部22の下側押圧部28Bが、端子本体21の下側接続片26Bに下方から当接して上方へと押圧する。これにより、芯線W1が、上側接続片26Aと下側接続片26Bに上下方向から挟持され、電線Wと端子20とが電気的に接続される。
芯線W1が上側接続片26Aと下側接続片26Bに上下方向から挟持された状態においては、芯線W1は、上側接続片26Aの上側保持突部27Aと、下側接続片26Bの下側保持突部27Bとに挟まれることにより、前後方向にのびた状態で、かつ、上下方向に屈曲した状態で保持される。これにより、端子20は芯線W1を強固に保持することができる。
次に、リアホルダ40を前方に押圧して本係止位置に保持させる。この後、上側電線押圧部44Aと下側電線押圧部44Bを閉じる。このとき、上側突条部47Aが上段側の電線Wに上から押圧し、下側突条部47Bが下段側の電線Wに下から押圧する。図8に示すように、上側突条部47Aと下側突条部47Bは電線Wの反力によって開こうとするものの、図7に示すように、ロック片46Aとロック突部46Bが係止することで閉じた状態に保持される。次に、インナーハウジング30とリアホルダ40をアウターハウジング50の内部に後方から組み付ける。以上により、コネクタ10の製造が完了する。
図9に示すように、リアホルダ40は、自身の後端がアウターハウジング50の後端と揃う位置に組み付けられている。図2に示すように、閉じた状態の各電線押圧部44A、44Bはアウターハウジング50の筒状部53によって全周にわたって覆われている。このため、電線Wの反力によって各電線押圧部44A、44Bの中央付近が拡開変形しようとした場合、アウターハウジング50の筒状部53によって拡開変形が阻止される。このため、上側突条部47Aと下側突条部47Bによる電線Wへの押圧力が低下することはない。したがって、電線Wが引っ張られた場合に端子20との接続部に外力がかかることを抑制でき、電線Wに伝わる振動が端子20に伝わることを抑制できる。
[実施形態の作用効果]
実施形態によれば、以下の作用、効果を奏する。
実施形態にかかるコネクタ10は、芯線W1と芯線W1の外周を覆う絶縁被覆W2とを有し、前後方向にのびる電線Wに接続されるコネクタ10であって、芯線W1に接続される端子20と、端子20を内部に収容するインナーハウジング30と、インナーハウジング30の後側部分に取り付けられるリアホルダ40と、インナーハウジング30とリアホルダ40を内部に収容するアウターハウジング50と、を備え、リアホルダ40は、インナーハウジング30から後方に引き出された電線Wを挟んで屈曲させる上側電線押圧部44Aおよび下側電線押圧部44Bを有し、アウターハウジング50は、電線Wを屈曲させた状態で上側電線押圧部44Aおよび下側電線押圧部44Bを全周にわたって覆う筒状をなして後方に開口する筒状部53と、アウターハウジング50の外面50Aにおいて前後方向にのびて形成されたロックアーム54と、を有し、ロックアーム54は、アウターハウジング50の外面から立ち上がる基端部55と、基端部55からアウターハウジング50の外面に沿って後方に延出されてその延出端部56Cがアウターハウジング50の外面50A側に変位可能なアーム部56と、アーム部56の延出端部56Cからアウターハウジング50の外面50Aに沿って前後方向に直交する左右方向に延出される一対の保持バネ57と、を有する、コネクタ10である。
アウターハウジング50が上側電線押圧部44Aおよび下側電線押圧部44Bを全周にわたって覆う筒状をなしているため、電線Wを屈曲させた際に電線Wの反力によって上側電線押圧部44Aおよび下側電線押圧部44Bが開くことを抑制しやすくなる。この背反として、アウターハウジング50が筒状をなす形状をとることでロックアーム54のたわみ量が小さくなり、嵌合保持力の低下が懸念される。しかしながら、ロックアーム54の一対の保持バネ57は、アーム部56の延出端部56Cからアウターハウジング50の外面50Aに沿って前後方向に直交する左右方向に延出されているから、アーム部56の延出端部56Cをアウターハウジング50の外面50Aに向けて押し込んだ際に、アーム部56の延出端部56Cが回転することなくアウターハウジング50の外面50Aに平行な姿勢を保持しながら少ないたわみ量で変位する。したがって、コネクタ10が相手側コネクタと嵌合した際に、十分な嵌合保持力を得ることができる。
保持バネ57は、アーム部56の延出端部56Cから左右方向に向かうにつれてアウターハウジング50の外面50A側に傾斜していることが好ましい。
保持バネ57が傾斜しているから、アーム部56の延出端部56Cを押し込んだ際に保持バネ57に発生する応力を全体的に分散しやすくなる。
アウターハウジング50は、アーム部56および一対の保持バネ57の上方に配された保護壁58を有し、保護壁58は全体として前方に向けて湾曲する形態をなし、一対の保持バネ57の一部とアーム部56の一部とを覆うことが好ましい。
アーム部56および一対の保持バネ57のうち保護壁58によって覆われた部分は指で押すことができないため、指で押す位置を一定にできる。
アーム部56の両側縁には前後方向にのびる補強リブ56Dが形成されていることが好ましい。
アーム部56が補強リブ56Dによって補強されるため、アーム部56が破損しにくくなる。
アーム部56は、基端部55から後方にのびて変形可能な本体部56Aと、本体部56Aよりも後方に配されて本体部56Aよりもアウターハウジング50の外面50Aから離れた解除操作部56Bと、を備えることが好ましい。
本体部56Aよりも後方に解除操作部56Bが配されているから、本体部の後端上方に解除操作部を配する場合よりも本体部56Aが短くなる。本体部56Aが短くなると、その分だけ本体部がたわみ変形しにくくなり、少ないたわみ量で十分な嵌合保持力が得られることになる。また、解除操作部56Bが本体部56Aよりもアウターハウジング50の外面50Aから離れているから、解除操作部56Bとアウターハウジング50の外面50Aとの間に形成されるたわみ空間を少しでも広くできる。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では一対の保持バネ57がアーム部56の延出端部から前後方向に直交する左右方向に延出されているものを例示したが、アーム部は例えば前後方向に対して60°から120°の角度で延出されているものでもよく、要するに前後方向に直交する左右方向に延出する部分を有していればよい。
(2)上記実施形態ではロックアーム54がアウターハウジング50の上面に設けられているものを例示したが、ロックアームがアウターハウジング50の側面に設けられているものでもよく、下面に設けられているものでもよい。
(3)上記実施形態では保持バネ57がアーム部56の延出端部56Cから左右方向に向かうにつれてアウターハウジング50の外面50A側に傾斜しているものを例示したが、保持バネがアウターハウジング50の外面50Aに平行をなすものでもよい。
(4)上記実施形態では保護壁58が全体として前方に向けて湾曲する形態をなしているものを例示したが、保護壁の一部が前方に向けて湾曲する形態をなすものでもよい。
(5)上記実施形態ではアーム部56の両側縁に補強リブ56Dが設けられているものを例示したが、補強リブが設けられていないものでもよい。
(6)上記実施形態では保持バネ57が解除操作部56Bの両側縁の後端部に連結されているものを例示したが、保持バネが解除操作部56Bの両側縁の全体に連結されているものでもよく、保持バネが解除操作部56Bの前端部に連結されているものでもよい。
10:コネクタ
20:端子 21:端子本体 22:スライド部 23:接続筒部 23A:弾性接触片 24:係止突部 25:基部 26A:上側接続片 26B:下側接続片 27A:上側保持突部 27B:下側保持突部 28A:上側押圧部 28B:下側押圧部 29:治具当接部
30:インナーハウジング 31:本体部 32:隔壁 33:端子収容部 34:係止壁 35:前止め部 36:仮係止ロック部 37:本係止ロック部
40:リアホルダ 41:ロック受け部 42:フード部 43:後止め部 44A:上側電線押圧部 44B:下側電線押圧部 45A:上側ヒンジ 45B:下側ヒンジ 46A:ロック片 46B:ロック突部 47A:上側突条部 47B:下側突条部
50:アウターハウジング 50A:外面 50B:アーム部が設けられている面 51:端子挿通孔 52:前壁 53:筒状部 54:ロックアーム 55:基端部 56:アーム部 56A:本体部 56B:解除操作部 56C:延出端部 56D:補強リブ 57:保持バネ 58:保護壁
W:電線 W1:芯線 W2:絶縁被覆

Claims (5)

  1. 芯線と前記芯線の外周を覆う絶縁被覆とを有し、前後方向にのびる電線に接続されるコネクタであって、
    前記芯線に接続される端子と、
    前記端子を内部に収容するインナーハウジングと、
    前記インナーハウジングの後側部分に取り付けられるリアホルダと、
    前記インナーハウジングと前記リアホルダを内部に収容するアウターハウジングと、を備え、
    前記リアホルダは、前記インナーハウジングから後方に引き出された前記電線を挟んで屈曲させる一対の電線押圧部を有し、
    前記アウターハウジングは、前記電線を屈曲させた状態で前記一対の電線押圧部を全周にわたって覆う筒状をなして後方に開口する筒状部と、前記アウターハウジングの外面において前後方向にのびて形成されたロックアームと、を有し、
    前記ロックアームは、前記アウターハウジングの外面から立ち上がる基端部と、前記基端部から前記アウターハウジングの外面に沿って後方に延出されてその延出端部が前記アウターハウジングの外面側に変位可能なアーム部と、前記アーム部の延出端部から前記アウターハウジングの外面に沿って前記前後方向に直交する幅方向に延出される一対の保持バネと、を有する、コネクタ。
  2. 前記保持バネは、前記アーム部の延出端部から前記幅方向に向かうにつれて前記アウターハウジングの外面側に傾斜している、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記アウターハウジングは、前記アーム部および前記一対の保持バネの上方に配された保護壁を有し、
    前記保護壁は全体として前方に向けて湾曲する形態をなし、前記一対の保持バネの一部と前記アーム部の一部とを覆う、請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記アーム部の両側縁には前後方向にのびる補強リブが形成されている、請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  5. 前記アーム部は、前記基端部から後方にのびて変形可能な本体部と、前記本体部よりも後方に配されて前記本体部よりも前記アウターハウジングの外面から離れた解除操作部と、を備える、請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
JP2022079338A 2022-05-13 2022-05-13 コネクタ Pending JP2023167840A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022079338A JP2023167840A (ja) 2022-05-13 2022-05-13 コネクタ
PCT/JP2023/016301 WO2023218945A1 (ja) 2022-05-13 2023-04-25 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022079338A JP2023167840A (ja) 2022-05-13 2022-05-13 コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023167840A true JP2023167840A (ja) 2023-11-24

Family

ID=88730326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022079338A Pending JP2023167840A (ja) 2022-05-13 2022-05-13 コネクタ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2023167840A (ja)
WO (1) WO2023218945A1 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3800312B2 (ja) * 2000-10-31 2006-07-26 住友電装株式会社 コネクタ
JP4075769B2 (ja) * 2003-10-30 2008-04-16 住友電装株式会社 コネクタ
JP4062250B2 (ja) * 2003-12-22 2008-03-19 住友電装株式会社 コネクタ
JP7190409B2 (ja) * 2019-06-12 2022-12-15 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2023218945A1 (ja) 2023-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5033651B2 (ja) ワイヤハーネス及びワイヤハーネス組立方法
JP6803875B2 (ja) コネクタ
JP6456510B2 (ja) 分岐コネクタ
JP4763576B2 (ja) カードエッジ型コネクタ
JP5836259B2 (ja) 同軸ケーブル付き同軸端子
WO2017110820A1 (ja) 分岐コネクタ
JP5201253B2 (ja) コネクタ端子
JP5134098B2 (ja) フラットケーブルコネクタ組立体
JP5598849B2 (ja) コネクタ、コネクタハウジング、およびコネクタの製造方法
WO2023218945A1 (ja) コネクタ
JP7092259B2 (ja) コネクタ
WO2021182093A1 (ja) コネクタ、及びコネクタの製造方法
JP7177995B2 (ja) ジョイントコネクタ
JP6013130B2 (ja) 圧接コネクタ及び端子装着方法
JP2019053841A (ja) コネクタ
JP7444131B2 (ja) コネクタ
WO2023204010A1 (ja) コネクタ
JP5846052B2 (ja) 電気接続箱
JP2020126826A (ja) ハウジング及びコネクタ
JP6641320B2 (ja) コネクタ
JP2014194890A (ja) プロテクタ付きシールドコネクタ
US11784422B2 (en) Junction box
JP2020087671A (ja) 端子接続構造
US11901686B2 (en) Junction box
JP2014049327A (ja) メス端子及びコネクタにおけるメス端子の固定構造