JP2023166839A - 電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池ケースと封止部材との接合部に損傷や破損が生じにくい電池を提供する。【解決手段】ここで開示される電池は、正極および負極を含む電極体と、電解液と、上記電極体および上記電解液を収容し、電解液注液孔15を有する電池ケース10と、電池ケース10の電解液注液孔15の周縁に接合され、電解液注液孔15を封止する封止部材16と、を備える電池が提供される。電池ケース10は、上記電極体の側の面に、電解液注液孔15の周囲において上記電極体に向かって突出する突出部14aを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、電池に関する。
従来、開口を有する外装体と、電解液注液孔を有しかつ上記外装体の上記開口を封口する封口板と、上記電解液注液孔を封止する封止部材と、上記外装体に収容される電極体および電解液と、を備える電池が知られている。これに関連して、例えば特許文献1には、まず外装体の内部に電極体を収容して外装体の開口を封口板で封止し、次に電解液注液孔から電解液を注液し、次に電解液注液孔の周縁に封止部材を溶接接合して、電池を気密に封止(密閉)することが記載されている。
特開2017-135025号公報
電解液を有する電池では、例えば充放電の繰り返しや高温環境での保存等によって、電解液が揮発して電池内にガスが充満することがある。これにより、電池の内圧が高くなると、封口板が反り返り、電解液注液孔の近傍が変形することがある。その結果、封止部材を溶接接合した部分が損傷したり破損したりする虞がある。本発明者の検討によれば、特に車両駆動用電源等として用いられるような高容量あるいは大型の電池では、封口板のサイズが大きくなったり電解液の量が多くなったりするため、かかる傾向が顕著だった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、電池ケースの電解液注液孔の近傍の変形を抑制して、電池ケースと封止部材との接合部に損傷や破損が生じにくい電池を提供することにある。
本発明により、正極および負極を含む電極体と、電解液と、上記電極体および上記電解液を収容し、電解液注液孔を有する電池ケースと、上記電池ケースの上記電解液注液孔の周縁に接合され、上記電解液注液孔を封止する封止部材と、を備える電池が提供される。上記電池ケースは、上記電極体の側の面に、上記電解液注液孔の周囲において上記電極体に向かって突出する突出部を有する。
本発明では、電池ケースの電極体側の面に、電極体に向かって突出する突出部が設けられている。これにより、封口板の電解液注液孔の近傍の剛性を高めることができ、突出部を有しない構成と比べて、相対的に内圧上昇時の変形を抑制することができる。したがって、電池ケースと封止部材との接合部が損傷したり破損したりすることを抑制でき、接合部の信頼性を高めることができる。
一実施形態に係る電池を模式的に示す斜視図である。 図1のII-II線に沿う模式的な縦断面図である。 図2の電解液注液孔の近傍を模式的に示す縦断面図である。 電解液注液孔の近傍を模式的に示す一部破断の斜視図である。 封口板に取り付けられた電極体群を模式的に示す斜視図である。 一実施形態に係るレーザ溶接の方法を説明する説明図であり、(A)は1回目の溶接の軌跡を、(B)は2回目の溶接の軌跡を表している。
以下、適宜図面を参照しながら、ここに開示される電池の好適な実施形態を説明する。本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本発明の実施に必要な事柄(例えば、本発明を特徴付けない電池の一般的な構成および製造プロセス)は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。ここに開示される電池は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。
なお、本明細書において「電池」とは、電気エネルギーを取り出し可能な蓄電デバイス全般を指す用語であって、一次電池と二次電池とを包含する概念である。また、本明細書において「二次電池」とは、繰り返し充放電が可能な蓄電デバイス全般を指す用語であって、リチウムイオン二次電池やニッケル水素電池等のいわゆる蓄電池(化学電池)と、電気二重層キャパシタ等のキャパシタ(物理電池)と、を包含する概念である。
また、以下の図面において、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は省略または簡略化することがある。また、本明細書において範囲を示す「A~B」の表記は、A以上B以下の意と共に、「好ましくはAより大きい」および「好ましくはBより小さい」の意を包含するものとする。
<電池100>
図1は、電池100の斜視図である。図2は、図1のII-II線に沿う模式的な縦断面図である。なお、以下の説明において、図面中の符号L、R、F、Rr、U、Dは、左、右、前、後、上、下を表し、図面中の符号X、Y、Zは、電池100の短辺方向、短辺方向と直交する長辺方向、上下方向を、それぞれ表すものとする。ただし、これらは説明の便宜上の方向に過ぎず、電池100の設置形態を何ら限定するものではない。
図2に示すように、電池100は、電池ケース10と、電極体群20と、正極端子30と、負極端子40と、正極集電部50と、負極集電部60と、電解液(図示せず)と、を備えている。電池100は、二次電池が好ましく、非水電解液二次電池がより好ましい。電池100は、ここではリチウムイオン二次電池である。
電池ケース10は、電極体群20および電解液を収容する筐体である。図1に示すように、電池ケース10は、ここでは扁平かつ有底の直方体形状(角形)の外形を有する。電池ケース10は、角形が好ましい。電池ケース10の材質は、従来から使用されているものと同じでよく、特に制限はない。電池ケース10は、金属製であることが好ましく、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄、鉄合金等からなることがより好ましい。電池ケース10は、開口12hを有する外装体12と、開口12hを封口する封口板(蓋体)14と、を備えている。電池ケース10は、本実施形態のように、開口12hを有する外装体12と、開口12hを封口する封口板14とを備えることが好ましい。
外装体12は、図1に示すように、底壁12aと、底壁12aから延び相互に対向する一対の長側壁12bと、底壁12aから延び相互に対向する一対の短側壁12cと、を備えている。底壁12aは、略矩形状である。底壁12aは、開口12hと対向している。平面視において、長側壁12bの面積は、短側壁12cの面積よりも大きい。
封口板14は、外装体12の開口12hを塞ぐように外装体12に取り付けられている。封口板14は、外装体12の底壁12aと対向している。封口板14は、平面視において略矩形状である。電池ケース10は、外装体12の開口12hの周縁に封口板14が接合(好ましくは溶接接合)されることによって、一体化されている。電池ケース10は、気密に封止(密閉)されている。
図2に示すように、封口板14には、電解液注液孔15と、排出弁17と、2つの端子引出孔18、19と、が設けられている。排出弁17は、電池ケース10内の圧力が所定値以上になったときに破断して、電池ケース10内のガスを外部に排出するように構成されている。端子引出孔18、19は、封口板14を上下方向Zに貫通している。端子引出孔18、19は、それぞれ、封口板14に取り付けられる前の(かしめ加工前の)の正極端子30および負極端子40を挿通可能な大きさの内径を有する。
電解液注液孔15は、外装体12に封口板14を組み付けた後、電解液を注液するためのものである。電解液注液孔15は、封口板14に形成されていることが好ましい。特に限定されるものではないが、車載用等として用いられるような高容量タイプの場合は、電池ケース10において、電解液注液孔15が形成された面(ここでは、封口板14)の短辺方向Xの長さが、20mm以上であることが好ましく、25mm以上であることがより好ましい。このように短辺方向Xの長さが長い場合、内圧上昇時にとりわけ封口板14が変形して反り返り易く、電解液注液孔15の近傍への負荷が大きくなる。したがって、ここに開示される技術を適用することが殊に効果的である。
図3は、電解液注液孔15の近傍を模式的に示す縦断面図である。図4は、電解液注液孔15の近傍を模式的に示す一部破断の斜視図である。図1~図4に示すように、電解液注液孔15は、封止部材(封止キャップ)16で封止されている。封止部材16は、金属製であることが好ましく、例えばアルミニウムやアルミニウム合金製からなることがより好ましい。図4に示すように、平面視において、電解液注液孔15および封止部材16の外形は、それぞれ略円形状である。封止部材16の外形は、円形が好ましい。ただし、他の実施形態において円形以外の形状であってもよい。図3に示すように、封止部材16の外径R2は、電解液注液孔15よりも大きい。図3、図4に示すように、電解液注液孔15は、ここでは封口板14の電解液注液孔15の周縁に封止部材16が接合(例えば溶接接合)されることによって封止されている。封止部材16の接合は、従来公知のレーザ溶接等の方法で行い得る。
図3に示すように、電池ケース10の封口板14は、突出部14aと、凹部14bと、第1突起14c1と、第2突起14c2と、を有する。凹部14bは、第1凹部14b1と、第2凹部14b2と、第3凹部14b3と、を含む。第3凹部14b3は、保液凹部の一例である。
突出部14aは、電池ケース10(具体的には封口板14)の電極体群20と対向する側の面、言い換えれば、電池ケース10内面(図3の封口板14の下面14d)に設けられている。突出部14aは、封口板14のベース部分(凹凸がない部分)から電極体群20の側(図3の下方)に向かって突出している。突出部14aを有することで、封口板14の電解液注液孔15の近傍の剛性を高めることができる。これにより、封口板14の近傍の変形を抑制することができる。したがって、封口板14と封止部材16との接合部Wが損傷したり破損したりすることを抑制でき、接合部Wの信頼性を高めることができる。
図3、図4からわかるように、平面視において、突出部14aの外形は、略環状(具体的には略円環状)である。図3に示すように、突出部14aの外径R1は、電解液注液孔15よりも大きい。突出部14aは、電解液注液孔15を囲むように、電解液注液孔15の周囲に設けられている。電解液注液孔15は、突出部14aを上下方向Zに貫通している。突出部14aの外径R1は、ここでは封止部材16の外径R2よりも大きい。突出部14aの外径R1は、封止部材16の外径R2よりも大きいことが好ましい。これにより、封口板14の電解液注液孔15の近傍における変形を、より効果的に抑制できる。ただし、他の実施形態において、突出部14aの外径R1は、封止部材16の外径R2と同じであってもよく、封止部材16の外径R2よりも小さくてもよい。
図3に示すように、断面視において、封口板14のベース部分(凹凸がない部分)の厚みをT1とし、突出部14aの厚みをT2としたときに、T1に対するT2の比(T2/T1)は、0.6以上が好ましく、0.8以上がより好ましい。上記比(T2/T1)は、概ね2以下、例えば1以下であってもよい。また、突出部14aの厚みT2は、1mm以上が好ましく、1.5mm以上がより好ましい。これにより、電解液注液孔15の近傍の変形をより効果的に抑制でき、ここに開示される技術の効果をより高いレベルで発揮できる。
凹部14bは、電池ケース10(具体的には封口板14)の外側の面(図3の封口板14の上面14u)に設けられている。図3、図4からわかるように、平面視において、凹部14bの外径は、電解液注液孔15よりも大きい。凹部14bは、電解液注液孔15を囲むように、電解液注液孔15の周囲に設けられている。平面視において、凹部14bの外径は、ここでは突出部14aの外径R1よりも大きい。凹部14bには、第2凹部14b2および第3凹部14b3を塞ぐように、封止部材16が配置されている。封止部材16を凹部14b内に配置することで、封止部材16の突出高さを抑制できる。これにより、封口板14と封止部材16との接合部Wが、電池ケース10の上面(具体的には封口板14の上面14u)から突出し難くなる。したがって、接合部Wが他の部材と干渉して、接合部Wに損傷や破損が生じることをより良く抑制できる。ただし、他の実施形態において、凹部14b以外に封止部材16を配置してもよい。
第1突起14c1は、凹部14b内に設けられている。図3、図4からわかるように、平面視において、第1突起14c1の外形は、略環状(具体的には略円環状)である。第1突起14c1は、略環状の一部が欠けていてもよい。第1突起14c1の外径は、電解液注液孔15よりも大きい。第1突起14c1は、電解液注液孔15を囲むように、電解液注液孔15の周囲に設けられている。図3に示すように、第1突起14c1の外径は、ここでは突出部14aの外径R1よりも小さい。第1突起14c1の内径は、封止部材16の外径R2と略同じである。第1突起14c1の内周側(電解液注液孔15の側)の壁面は、上面14uから垂直に延びている。第1突起14c1の内側には、封止部材16が嵌め合わされている。第1突起14c1は、封止部材16を嵌め合わせる位置を示す目安としても機能する。第1突起14c1の内縁は、封止部材16の上面16uと面一になっている。
第1突起14c1は、封止部材16の外周縁と接合(好ましくは溶接接合)されている。第1突起14c1と封止部材16の外周縁との境界には、接合部Wが形成されている。第1突起14c1を有することで、溶接接合を行う場合に溶け込み形状を安定化でき、アンダーカットが入ることを抑制できる。したがって、接合部Wを精度よく形成できる。接合部Wは、第1突起14c1に沿って略環状(具体的には略円環状)に形成されている。後述する製造方法に記載する通り、接合部Wは、略環状の部分と、略環状の部分から飛び出した位置に形成されたはみ出し部分とを有していてもよい。図3に示すように、断面視において、接合部Wは、封止部材16の厚み(上下方向Zの長さ)よりも短く形成されていることが好ましい。
凹部14b内において、第1突起14c1よりも外周側には、第1凹部14b1が設けられている。第1凹部14b1は、封止部材16で閉鎖されず、外部に解放されている。第1凹部14b1を有することで、接合部Wを形成する際の作業性を向上できる。また、電池の使用時等に接合部Wが他の部材等と干渉して、損傷したり破損したりすることを抑制できる。
第2突起14c2は、凹部14b内に設けられている。第2突起14c2は、封止部材16の電極体群20側の面(内側の面、図3の下面16d)と対向するように設けられている。第2突起14c2は、封止部材16の下面16dと当接していることが好ましい。第2突起14c2は、第2凹部14b2と第3凹部14b3とを仕切っている。図3に示すように、第2突起14c2の外径は、ここでは突出部14aの外径R1よりも小さい。第2突起14c2の外径は、封止部材16の外径R2よりも小さい。第2突起14c2を有することで、封止部材16の位置を安定化できる。特には、封止部材16の高さ(上下方向Zの位置)を調整して、第1突起14c1と封止部材16の上面16uとを安定して面一にできる。
図3、図4からわかるように、平面視において、第2突起14c2の外形は、略環状(具体的には略円環状)である。第2突起14c2の外形は、略環状であることが好ましい。第2突起14c2の外径は、電解液注液孔15よりも大きい。第2突起14c2は、第1突起14c1よりも内周側に設けられている。第2突起14c2は、電解液注液孔15の外周縁と第1突起14c1との間に設けられている。第2突起14c2は、電解液注液孔15を囲むように、電解液注液孔15の周囲に設けられている。本発明者の検討によれば、電池100の製造工程において、電解液注液孔15を封止部材16で封止する前に、電池100を搬送したり拘束したりする際に、電解液が電解液注液孔15の上端まで達することがある。第2突起14c2を有することで、このように電解液が電解液注液孔15の上端まで達しても、第2突起14c2が壁となり、第1突起14c1ないし接合部Wが電解液と接触することを抑制できる。したがって、溶接不良の発生を抑制でき、接合部Wの信頼性をより良く高めることができる。
図4に示すように、第2突起14c2は、一部に切り欠きNが形成されていることが好ましい。切り欠きNは、1つであってもよく、2つ以上であってもよい。切り欠きNは、平面視で点対称に設けられていてもよい。切り欠きNは、レーザ溶接時の熱によって揮発した電解液のガスや膨張した気体の逃げ道として機能し得る。また、万が一、電解液が第2突起14c2まで達しても、切り欠きNを通じて電解液を外装体12の側に戻すことができる。第2突起14c2は、電解液注液孔15の側の壁面が、電解液注液孔15に向かって直線状に傾斜している。第2突起14c2は、スロープ状である。これにより、第2突起14c2まで達した電解液を、電解液注液孔15の側に向けて速やかかつ適切に流すことができ、第2突起14c2の付近に電解液の液貯まりが形成され難くなる。
第2突起14c2の外周側には、第2凹部14b2が設けられている。第2凹部14b2には、第2突起14c2の外周側の壁面と封止部材16の下面16dとで区画された第1空間S1が設けられている。第1空間S1は、第2凹部14b2と封止部材16の下面16dとに囲まれた空間である。詳しくは、封口板14の上面14uと、第2突起14c2の外周側の壁面と、第1突起14c1の内周側の垂直な壁面と、封止部材16の下面16dとで囲まれた空間である。平面視において、第1空間S1の外形は、略環状(具体的には略円環状)であることが好ましい。第1空間S1は、接合部Wの真下に位置している。第1空間S1は、第2突起14c2と封止部材16の下面16dとの隙間に入り込んだ電解液を溜める溜池として機能し得る。これにより、電解液が封止部材16の下面16dを伝って第1突起14c1ないし接合部Wまで這い上がることを抑制できる。第1空間S1の体積は、2mm以上が好ましく、5mm以上がより好ましい。
第2突起14c2よりも内周側(電解液注液孔15の側)には、第3凹部14b3が設けられている。なお、第3凹部14b3において、電解液注液孔15が設けられている部分は、第3凹部14b3の底部のベース部分(凹凸がない部分)の延長線を境界とする。第3凹部14b3には、封止部材16の下面16dで区画された第2空間S2が設けられている。第2空間S2は、第3凹部14b3と封止部材16の下面16dとに囲まれた空間である。第2空間S2は、電解液注液孔15と連通している。第2空間S2は、電解液注液孔15の上端まで達した電解液を溜める溜池として機能し得る。第3凹部14b3を有することで、電解液が第2突起14c2まで到達しにくくなり、ひいては電解液が接合部Wに付着することを抑制できる。第2空間S2の体積は、第1空間S1の体積よりも大きいことが好ましい。第2空間S2の体積は、30mm以上が好ましく、50mm以上がより好ましい。
また図3に示すように、封止部材16の内側の面(図3の下面16d)には、中央部において電解液注液孔15に向かって突出する中央突起16aが形成されている。中央突起16aの外形は、略円形状である。図3に示すように、中央突起16aの外径は、電解液注液孔15よりも小さい。中央突起16aは電解液注液孔15の真上に位置している。中央突起16aの下端は、電解液注液孔15の上端よりも上方に位置している。中央突起16aが形成された部分の外側の面(図3の上面16u)には、中央凹部16bが設けられている。これにより、内圧上昇時に封止部材16が変形し難くなり、接合部Wの信頼性をより良く高めることができる。
電解液は従来と同様でよく、特に制限はない。電解液は、典型的には、非水溶媒と支持塩(電解質塩)とを含有する非水電解液である。ただし、水溶媒を含む水系電解液であってもよい。非水溶媒は、例えば、エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート等のカーボネート類を含む。非水溶媒は、カーボネート類を含むことが好ましい。特に、環状カーボネートおよび鎖状カーボネートを含むことが好ましい。支持塩は、例えば、六フッ化リン酸リチウム(LiPF)等のフッ素含有リチウム塩である。電解液は、必要に応じてさらに添加剤を含んでもよい。
正極端子30は、封口板14の長辺方向Yの一方側の端部(図1、図2の左端部)に配置されている。負極端子40は、封口板14の長辺方向Yの他方側の端部(図1、図2の右端部)に配置されている。図2に示すように、正極端子30および負極端子40は、端子引出孔18、19を挿通して封口板14の内部から外部へと延びている。正極端子30および負極端子40は、ここでは、かしめ加工により、封口板14の端子引出孔18、19を囲む周縁部分に、かしめられている。正極端子30および負極端子40の外装体12の側の端部(図2の下端部)には、かしめ部30c、40cが形成されている。
図2に示すように、正極端子30は、外装体12の内部で、正極集電部50を介して電極体群20の正極(図示せず)と電気的に接続されている。負極端子40は、外装体12の内部で、負極集電部60を介して電極体群20の負極(図示せず)と電気的に接続されている。正極端子30は、内部絶縁部材80およびガスケット90によって封口板14と絶縁されている。負極端子40は、内部絶縁部材80およびガスケット90によって封口板14と絶縁されている。
図5は、封口板14に取り付けられた電極体群20を模式的に示す斜視図である。電極体群20は、複数の電極体を有する。電極体の構成や形態は従来と同様でよく、特に制限はない。電極体群20は、ここでは3つの電極体20a、20b、20cを有する。ただし、1つの外装体12の内部に配置される電極体の数は特に限定されず、1つであっても、2つであっても、4つ以上であってもよい。1つの外装体12の内部に複数の電極体を備える場合、封口板14のサイズが大きくなったり、電解液の量が多くなったりして、内圧上昇が生じやすい。したがって、ここに開示される技術を適用することが殊に効果的である。電極体20a、20b、20cは、ここでは並列に電気的に接続されている。電極体20a、20b、20cは、それぞれ外形が扁平形状である。電極体20a、20b、20cは、ここでは、それぞれ捲回電極体である。電極体20a、20b、20cは、それぞれ捲回軸が長辺方向Yと略平行になる向きで、外装体12の内部に配置されている。
図示は省略するが、電極体20a、20b、20cは、それぞれ、正極と負極とセパレータとを有する。電極体20a、20b、20cは、ここでは、帯状の正極と、帯状の負極とが、帯状のセパレータを介して積層され、捲回軸を中心として捲回されて構成されている。なお、捲回軸方向は、長辺方向Yと略平行の向きである。ただし、他の実施形態において、電極体20a、20b、20cは、複数枚の方形状(典型的には矩形状)の正極と、複数枚の方形状(典型的には矩形状)の負極とが、絶縁された状態で積み重ねられてなる積層型電極体であってもよい。
正極は従来と同様でよく、特に制限はない。正極は、典型的には、正極芯体と、正極芯体の少なくとも一方の表面上に固着された正極活物質層と、を有する。正極芯体は、帯状である。正極芯体は、金属製であることが好ましく、金属箔からなることがより好ましい。正極芯体は、ここではアルミニウム箔である。正極芯体には、長辺方向Yの一方側(図2,図5の左側)に向かって突出する複数の正極タブが積層され、正極タブ群23が形成されている。正極タブ群23は、正極集電部50を介して正極端子30と電気的に接続されている。正極活物質層は、電荷担体を可逆的に吸蔵および放出可能な正極活物質を含んでいる。正極活物質としては、例えばリチウム遷移金属複合酸化物が挙げられる。正極活物質層は、正極活物質以外の任意成分、例えば、バインダ、導電材、等の各種添加成分を含んでいてもよい。
負極は従来と同様でよく、特に制限はない。負極は、典型的には、負極芯体と、負極芯体の少なくとも一方の表面上に固着された負極活物質層と、を有する。負極芯体は、帯状である。負極芯体は、金属製であることが好ましく、金属箔からなることがより好ましい。負極芯体は、ここでは銅箔である。負極芯体には、長辺方向Yの一方の端部(図2,図5の右側)に向かって突出する複数の負極タブが積層され、負極タブ群25が形成されている。負極タブ群25は、負極集電部60を介して負極端子40と電気的に接続されている。負極活物質層は、電荷担体を可逆的に吸蔵および放出可能な負極活物質を含んでいる。負極活物質としては、例えば黒鉛等の炭素材料が挙げられる。負極活物質層は、負極活物質以外の任意成分、例えば、バインダ、増粘剤、分散剤、等の各種添加成分を含んでいてもよい。
セパレータは、正極と負極との間に配置されている。セパレータは、正極と負極とを絶縁する部材である。セパレータとしては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン樹脂からなる樹脂製の多孔性シートが好適である。
正極集電部50は、図2,図5に示すように、正極タブ群23と正極端子30とを電気的に接続する導通経路を構成している。正極集電部50は、正極第1集電部51と正極第2集電部52とを備えている。正極第1集電部51は、封口板14の内側の面に取り付けられている。正極第2集電部52は、外装体12の短側壁12cに沿って延びている。正極第2集電部52は、電極体20a、20b、20cに、それぞれ付設されている。
負極集電部60は、図2,図5に示すように、負極タブ群25と負極端子40とを電気的に接続する導通経路を構成している。負極集電部60は、負極第1集電部61と負極第2集電部62とを備えている。負極第1集電部61および負極第2集電部62の構成は、正極集電部50の正極第1集電部51および正極第2集電部52と同等であってよい。
<電池100の製造方法>
電池100は、例えば、上記したような電池ケース10(すなわち、外装体12および封口板14)と、封止部材16と、電極体群20と、正極端子30と、負極端子40と、正極集電部50と、負極集電部60と、電解液(図示せず)と、を用意し、収容工程と、密閉工程と、を含む製造方法によって製造することができる。
収容工程では、例えばまず、電極体群20の正極タブ群23に正極第2集電部52を接合し、負極タブ群25に負極第2集電部62を接合する。次に、封口板14に、正極端子30と、負極端子40と、正極第1集電部51と、負極第1集電部61と、を取り付ける。これにより、封口板14と、正極端子30と、負極端子40と、電極体群20と、が一体化される。次に、封口板14と一体化された電極体群20を外装体12の内部空間に収容し、外装体12の開口12hを封口板14で封止する。封止は、例えばレーザ溶接等の溶接接合によって行うことができる。
密閉工程では、まず、電解液注液孔15から電解液を注液する。次に、封口板14の電解液注液孔15の周縁に封止部材16を接合して、接合部Wを形成する。これにより、電解液注液孔15を封止して、電池100を密閉する。一実施形態では、封口板14と封止部材16との境界面にレーザ光を照射するレーザ溶接により溶接接合して、溶接接合部を形成する。第1突起14c1に沿って環状の接合部Wを形成する場合には、環状の部分を2回以上に分けて溶接することが好ましい。複数回に分けて溶接することにより、レーザ溶接時の熱によって揮発した電解液のガスを逃がしやすくなり、溶接不良の発生を抑制できる。
図6は、レーザ溶接の方法を説明する説明図であり、(A)は1回目の溶接の軌跡を、(B)は2回目の溶接の軌跡を表している。本実施形態では、図6(A)に示すように、1回目のレーザ溶接において、(1)のように封口板14と封止部材16との境界面から外れた位置で溶接を開始し、封口板14と封止部材16との境界面にライン状の軌跡を描くようにレーザ光を照射する。次に、(2)のように折り返した後、(3)のようにさらに半円状の軌跡を描く。そして、(4)のように境界面から外れた位置で溶接を終了する。また、図6(B)に示すように、2回目のレーザ溶接において、(1)のように封口板14と封止部材16との境界面から外れた位置で溶接を開始したら、(2)のように封口板14と封止部材16との境界面で半円状の軌跡を描く。そして、(3)のように境界面から外れた位置で溶接を終了する。
このように、封口板14と封止部材16との境界面から外れた位置で溶接を開始し、境界面から外れた位置で溶接を終了することにより、始点および終点でレーザ光が強く照射され過ぎることを防止できる。したがって、電池ケース10(封口板14)や封止部材16に穴が開いて、電池100の気密性が不足することを抑制できる。なお、本実施形態では、1回目と2回目で溶接の軌跡を変更しているが、他の実施形態において、例えば図6(A)のレーザ溶接を2回行って環状の接合部Wを形成してもよいし、図6(B)のレーザ溶接を2回行って環状の接合部Wを形成してもよい。また、レーザ溶接を3回以上に分けて行うこともできる。
<電池100の用途>
電池100は各種用途に利用可能であるが、例えば、乗用車、トラック等の車両に搭載されるモータ用の動力源(駆動用電源)として好適に用いることができる。車両の種類は特に限定されないが、例えば、プラグインハイブリッド自動車(PHEV;Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、ハイブリッド自動車(HEV;Hybrid Electric Vehicle)、電気自動車(BEV;Battery Electric Vehicle)等が挙げられる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、上記実施形態は一例に過ぎない。本発明は、他にも種々の形態にて実施することができる。本発明は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。請求の範囲に記載の技術には、上記に例示した実施形態を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、上記した実施形態の一部を他の変形例に置き換えることも可能であり、上記した実施形態に他の変形例を追加することも可能である。また、その技術的特徴が必須なものとして説明されていなければ、適宜削除することも可能である。
例えば、上記した実施形態では、図3に示すように、接合部Wが封止部材16の厚みよりも短く形成されていた。言い換えれば、接合部Wが、第1空間S1に到達しないように形成されていた。しかしこれには限定されない。他の実施形態において、接合部Wは、封止部材16の厚みよりも長く形成され、第1空間S1まで達していてもよい。さらに、接合部Wは、第1突起14c1の内周側の垂直な壁面の長さよりも長く形成されていてもよい。本発明者の検討によれば、仮に第1空間S1に電解液が存在した状態でレーザ溶接が行われても、第1空間Sによって封口板14と封止部材16とが離間されているため、溶接不良になる虞は低い。したがって、このような態様であっても、上記した実施形態と同様に、ここに開示される技術の効果を適切に発揮できる。
以上の通り、ここで開示される技術の具体的な態様として、以下の各項に記載のものが挙げられる。
項1:正極および負極を含む電極体と、電解液と、上記電極体および上記電解液を収容し、電解液注液孔を有する電池ケースと、上記電池ケースの上記電解液注液孔の周縁に接合され、上記電解液注液孔を封止する封止部材と、を備え、上記電池ケースは、上記電極体の側の面に、上記電解液注液孔の周囲において上記電極体に向かって突出する突出部を有する、電池。
項2:上記電池ケースは、外側の面に凹部を有し、上記電解液注液孔は、上記凹部に配置されている、項1に記載の電池。
項3:上記凹部には、上記電解液注液孔を囲むように第1突起が設けられ、上記封止部材の外周縁と上記第1突起とが溶接接合されている、項1または項2に記載の電池。
項4:上記凹部には、上記電解液注液孔の周囲において、上記封止部材の上記電極体の側の面と対向する第2突起が設けられている、項2または項3に記載の電池。
項5:上記第2突起は、平面視で、略環状である、項4に記載の電池。
項6:上記第2突起は一部に切り欠きが形成されている、項4または項5に記載の電池。
項7:上記凹部には、上記電池ケースの上記第2突起の外周側の壁面と上記封止部材の上記電極体の側の面とで区画された第1空間を有する、項4~項6のいずれか一つに記載の電池。
項8:上記第2突起よりも上記電解液注液孔の側に位置する保液凹部を有する、項4~項7のいずれか一つに記載の電池。
項9:上記保液凹部と、上記封止部材の上記電極体の側の面とに囲まれる第2空間を有する、項8に記載の電池。
項10:平面視で、上記突出部の外形は、上記封止部材の外形よりも大きい、項1~項9のいずれか一つに記載の電池。
10 電池ケース
12 外装体
14 封口板
14a 突出部
14b 凹部
14c1 第1突起
14c2 第2突起
15 電解液注液孔
16 封止部材
20 電極体群
20a、20b、20c 電極体
100 電池

Claims (10)

  1. 正極および負極を含む電極体と、
    電解液と、
    前記電極体および前記電解液を収容し、電解液注液孔を有する電池ケースと、
    前記電池ケースの前記電解液注液孔の周縁に接合され、前記電解液注液孔を封止する封止部材と、を備え、
    前記電池ケースは、前記電極体の側の面に、前記電解液注液孔の周囲において前記電極体に向かって突出する突出部を有する、電池。
  2. 前記電池ケースは、外側の面に凹部を有し、
    前記電解液注液孔は、前記凹部に配置されている、
    請求項1に記載の電池。
  3. 前記凹部には、前記電解液注液孔を囲むように第1突起が設けられ、
    前記封止部材の外周縁と前記第1突起とが溶接接合されている、
    請求項2に記載の電池。
  4. 前記凹部には、前記電解液注液孔の周囲において、前記封止部材の前記電極体の側の面と対向する第2突起が設けられている、
    請求項2または3に記載の電池。
  5. 前記第2突起は、平面視で、略環状である、
    請求項4に記載の電池。
  6. 前記第2突起は、一部に切り欠きが形成されている、
    請求項4または5に記載の電池。
  7. 前記凹部には、前記電池ケースの前記第2突起の外周側の壁面と前記封止部材の前記電極体の側の面とで区画された第1空間を有する、
    請求項4または5に記載の電池。
  8. 前記第2突起よりも前記電解液注液孔の側に位置する保液凹部を有する、
    請求項4または5に記載の電池。
  9. 前記保液凹部と、前記封止部材の前記電極体の側の面とに囲まれる第2空間を有する、
    請求項8に記載の電池。
  10. 平面視で、前記突出部の外形は、前記封止部材の外形よりも大きい、
    請求項1または2に記載の電池。
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