JP2023166819A - 軸受装置、ひずみ検出装置 - Google Patents

軸受装置、ひずみ検出装置 Download PDF

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英雄 藤裏
Hideo Fujiura
達也 滝本
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Yoji Iguchi
朋洋 丸山
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Abstract

Figure 2023166819000001
【課題】ひずみゲージを搭載し、回転軸の回転方向や回転角を示す情報を出力可能な軸受装置を提供する。
【解決手段】本軸受装置は、外輪と、前記外輪の内周側に前記外輪と同軸状に配置された内輪と、前記外輪と前記内輪との間に配置された複数の転動体と、を備えた転がり軸受と、前記転がり軸受の軸線に垂直な方向の断面視において、前記外輪の外周側の、前記軸線を中心とする同心円上の異なる位置に配置された複数のひずみゲージと、を有し、前記複数のひずみゲージは、1つ以上の第1ひずみゲージと、前記第1ひずみゲージのうちの1つと前記同心円の周方向に隣接して配置された第2ひずみゲージと、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、軸受装置、ひずみ検出装置に関する。
内周側に軌道面を有する外輪と、外周側に軌道面を有する内輪と、外輪の軌道面と内輪の軌道面との間に介在された転動体と、外輪又は内輪のひずみを検出するひずみゲージとを備えた転がり軸受が知られている。ひずみゲージは、例えば、転がり軸受の所定曲面の曲がり方向に沿うように湾曲した状態で貼り付けられ、所定曲面の半径と、ひずみゲージの貼り付け面の曲げ半径とが一致した状態となる(例えば、特許文献1参照)。
特開2007-198814号公報
ところで、転がり軸受を備えた軸受装置において、回転軸の回転方向や回転角が知りたい場合がある。そのような場合、従来はエンコーダやレゾルバなどの回転状況を把握できるセンサが採用されることがあった。
しかしながら、エンコーダやレゾルバを搭載するには、比較的大きなスペースが必要となる。エンコーダやレゾルバを搭載するスペースがない場合には、回転軸の回転方向や回転角を知ることが困難であった。そのため、エンコーダやレゾルバよりも小型のセンサを搭載して、回転軸の回転方向や回転角を示す情報を得たいとの要求があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、ひずみゲージを搭載し、回転軸の回転方向や回転角を示す情報を出力可能な軸受装置を提供することを目的とする。
本軸受装置は、外輪と、前記外輪の内周側に前記外輪と同軸状に配置された内輪と、前記外輪と前記内輪との間に配置された複数の転動体と、を備えた転がり軸受と、前記転がり軸受の軸線に垂直な方向の断面視において、前記外輪の外周側の、前記軸線を中心とする同心円上の異なる位置に配置された複数のひずみゲージと、を有し、前記複数のひずみゲージは、1つ以上の第1ひずみゲージと、前記第1ひずみゲージのうちの1つと前記同心円の周方向に隣接して配置された第2ひずみゲージと、を含む。
開示の技術によれば、ひずみゲージを搭載し、回転軸の回転方向や回転角を示す情報を出力可能な軸受装置を提供できる。
第1実施形態に係る軸受装置を例示する断面図(その1)である。 第1実施形態に係る軸受装置を例示する断面図(その2)である。 第1実施形態に係る軸受装置を用いた回転軸の回転数と回転角の検出について説明する図(その1)である。 第1実施形態に係る軸受装置を用いた回転軸の回転数と回転角の検出について説明する図(その2)である。 第1実施形態に係る軸受装置を用いた回転軸の回転数と回転角の検出について説明する図(その3)である。 第1実施形態に係る軸受装置を用いた回転軸の回転数と回転角の検出について説明する図(その4)である。 第1実施形態に係る第1ひずみゲージを例示する平面図である。 第1実施形態に係る第1ひずみゲージを例示する断面図である。 第2実施形態に係る軸受装置を例示する断面図(その1)である。 第2実施形態に係る軸受装置を例示する断面図(その2)である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
〈第1実施形態〉
図1は、第1実施形態に係る軸受装置を例示する断面図(その1)であり、転がり軸受の軸線に垂直な方向の断面を示している。図2は、第1実施形態に係る軸受装置を例示する断面図(その2)であり、転がり軸受の軸線を通る断面を示している。
図1及び図2を参照すると、軸受装置1は、転がり軸受10と、第1ひずみゲージ100A~100Gと、第2ひずみゲージ100Hとを有している。
転がり軸受10は、外輪11と、内輪12と、複数の転動体13とを有している。外輪11は、軸線mを中心軸とする円筒形の構造体である。内輪12は、外輪11の内周側に外輪11と同軸状に配置された円筒形の構造体である。複数の転動体13の各々は外輪11と内輪12との間に形成される軌道内に配置された球体である。軌道内にはグリース等の潤滑剤が封入される。
第1ひずみゲージ100A~100G及び第2ひずみゲージ100Hの各々は、転動体13の回転により生じる外輪11のひずみを検出するセンサであり、受感部となる抵抗体103を備えている。第1ひずみゲージ100A~100G及び第2ひずみゲージ100Hは、転がり軸受10の軸線mに垂直な方向の断面視において、外輪11の外周側の、軸線mを中心とする同心円上の異なる位置に配置されている。
図1及び図2の例では、転がり軸受10の軸線mに垂直な方向の断面視において、第1ひずみゲージ100A~100G及び第2ひずみゲージ100Hが配置される同心円は、外輪11の外周面である。第1ひずみゲージ100A~100G及び第2ひずみゲージ100Hの各々は、例えば、接着層を介して、外輪11の外周面に固定することができる。
第1ひずみゲージ100A~100G及び第2ひずみゲージ100Hは、径方向視で転動体13の軌道と重複する位置に配置されていることが好ましい。第1ひずみゲージ100A~100G及び第2ひずみゲージ100Hは、各々のひずみゲージの抵抗体103のグリッド幅方向の中心が、径方向視で転動体13の軌道の中心と重複する位置に配置されていることがより好ましい。このような配置により、第1ひずみゲージ100A~100G及び第2ひずみゲージ100Hは、転動体13の回転により生じる外輪11のひずみを高感度で検出することができる。
また、第1ひずみゲージ100A~100G及び第2ひずみゲージ100Hにおいて、抵抗体103は長手方向を外輪11の周方向に向けて配置されていることが好ましい。外輪11の周方向は軸方向よりも伸縮し易いため、抵抗体103の長手方向を外輪11の周方向に向けて配置することで、大きなひずみ波形を得ることができる。
第1ひずみゲージ100A~100Gは、軸線mに垂直な方向の断面視において、外輪11の外周面の周方向に等角度で配置されている。つまり、隣接する第1ひずみゲージのなす角度は等しい。ここで、第1ひずみゲージ100A~100Gの位置は、軸線mに垂直な方向の断面視において、抵抗体103の長手方向(グリッド方向)の中心の位置で規定する。また、隣接するひずみゲージのなす角度は、軸線mに垂直な方向の断面視において、隣接するひずみゲージの各々の抵抗体の長手方向の中心と軸線mとを結んでできる中心角の角度とする。
例えば、図1に示すθは、隣接する第1ひずみゲージ100Aと第1ひずみゲージ100Bのなす角度である。θは、例えば、360/7度である。なお、等角度には、±3度の誤差を許容するものとする。つまり、第1ひずみゲージの個数がn個であれば、隣接する各々の第1ひずみゲージのなす角度が360/n±3度以内であれば、n個の第1ひずみゲージは等角度で配置されていることになる。
なお、複数の第1ひずみゲージは、軸線mに垂直な方向の断面視において、同心円の1周にわたって満遍なく等角度で配置されていなくてもよい。すなわち、軸線mに垂直な方向の断面視において、すべての第1ひずみゲージが、第1ひずみゲージが両端に位置する同心円の円弧上に等角度で配置されてもよい。この場合、円弧上において隣接する第1ひずみゲージの角度は、360度を転動体13の個数との公約数が1のみである整数で割った値(便宜上、値Aとする)と等しいことが好ましい。この条件を満たすことにより、複数の第1ひずみゲージの直下を同時に転動体が通過しなくなるため、複数の第1ひずみゲージから同時に出力が出ることをなくすことができる。なお、『値Aと等しい』には、±3度の誤差を許容するものとする。つまり、円弧上において隣接する第1ひずみゲージの角度が値A±3度以内であれば、円弧上において隣接する第1ひずみゲージの角度が値Aと等しいことになる。
例えば、図1において、軸受装置1は、第1ひずみゲージ100A~100Gの全てを有していなくてもよい。例えば、軸受装置1は、図1に示す位置に第1ひずみゲージ100A~100Eを有し、100F及び100Gを有していなくてもよい。この場合、すべての第1ひずみゲージ(第1ひずみゲージ100A~100E)は、第1ひずみゲージ100A及び100Eが両端に位置する同心円の円弧上に等角度で配置される。
図1では、転動体13の個数が6であるため、例えば、7は、転動体13の個数との公約数が1のみである整数である。そのため、図1において、例えば、円弧上において隣接する第1ひずみゲージの角度は360/7度とすることが好ましい。なお、第1ひずみゲージ100Aと第1ひずみゲージ100Eの円弧上にない側の角度は任意であってよい。
第2ひずみゲージ100Hは、軸線mに垂直な方向の断面視において、第1ひずみゲージのうちの1つと外輪11の周方向に隣接して配置される。図1の例では、第2ひずみゲージ100Hは、第1ひずみゲージ100Aと外輪11の周方向に隣接して配置されている。
なお、軸線mに垂直な方向の断面視において、第2ひずみゲージ100Hの両側に配置される第1ひずみゲージのうち、第2ひずみゲージ100Hとのなす角度が小さい方の第1ひずみゲージを、第2ひずみゲージ100Hと周方向に隣接して配置された第1ひずみゲージとする。図1の例では、第2ひずみゲージ100Hと隣接する第1ひずみゲージは、第1ひずみゲージ100Gではなく第1ひずみゲージ100Aである。
軸受装置1では、第1ひずみゲージ100A~100G及び第2ひずみゲージ100Hを上記のように配置することにより、転がり軸受10の中心に回転軸(シャフト)を取り付けて回転させた際に、回転軸の回転数と回転角を示す情報を軸受装置1の外部に出力可能である。これについて、図3~図6を参照して説明する。なお、説明を容易にするために、図3に示す軸受装置1Aを用いて説明する。軸受装置1Aは、転動体を3個、第1ひずみゲージを4個備えている点を除き、軸受装置1と同様の構成である。
図4は、ひずみ検出装置を例示する回路図である。図4に示すひずみ検出装置2は、図3に示す軸受装置1Aと、複数のブリッジ回路21~24とを有している。
ひずみ検出装置2において、図3に示す軸受装置1Aの第1ひずみゲージ100A~100D及び第2ひずみゲージ100Hは、ブリッジ回路21~24に接続されている。ブリッジ回路21~24には、直流電圧Eが供給されている。これにより、ブリッジ回路21~24の抵抗R1に接続されている部分とGNDとの間から出力を得ることができる。ブリッジ回路21~24の出力は、AMP28で加算されると共にR2/R1倍に反転増幅され、Voutとして出力される。
具体的には、ブリッジ回路21では、第2ひずみゲージ100Hに隣接する第1ひずみゲージ100Aが、ブリッジ回路21の4辺のうち出力電圧取出し点の一方の側の一辺を構成し、第2ひずみゲージ100Hが4辺のうち出力電圧取出し点の他方の側の一辺を構成し、固定抵抗Rが4辺のうち他の2辺を構成している。
ブリッジ回路22~24では、第2ひずみゲージ100Hと隣接しない第1ひずみゲージ100B~100Dの各々が、4辺のうち出力電圧取出し点の一方の側の一辺を構成し、固定抵抗Rが4辺のうち他の3辺を構成している。
ブリッジ回路21~24では、各々のブリッジ回路の有する第1ひずみゲージの直下を転動体13が通過したときに出力が得られる。
図5は、転がり軸受の中心に回転軸を取り付けて回転させた場合の転動体の動きを模式的に示す図である。図6は、図5においてひずみ検出装置から得られる電圧波形の一例を示す図である。
図5(a)では、第1ひずみゲージ100Aの直下を転動体13が通過しており、第1ひずみゲージ100B、100C、及び100Dの直下を転動体13が通過していない。この場合、第1ひずみゲージ100Aが接続されたブリッジ回路21のみから出力が得られ、その出力を反転増幅した電圧波形として、図4のVoutから例えば図6(a)に示す電圧波形が得られる。
図5(b)では、第1ひずみゲージ100Bの直下を転動体13が通過しており、第1ひずみゲージ100A、100C、及び100Dの直下を転動体13が通過していない。この場合、第1ひずみゲージ100Bが接続されたブリッジ回路22のみから出力が得られ、その出力を反転増幅した電圧波形として、図4のVoutから例えば図6(b)に示す電圧波形が得られる。
図5(c)では、第1ひずみゲージ100Cの直下を転動体13が通過しており、第1ひずみゲージ100A、100B、及び100Dの直下を転動体13が通過していない。この場合、第1ひずみゲージ100Cが接続されたブリッジ回路23のみから出力が得られ、その出力を反転増幅した電圧波形として、図4のVoutから例えば図6(c)に示す電圧波形が得られる。
図5(d)では、第1ひずみゲージ100Dの直下を転動体13が通過しており、第1ひずみゲージ100A、100B、及び100Cの直下を転動体13が通過していない。この場合、第1ひずみゲージ100Dが接続されたブリッジ回路24のみから出力が得られ、その出力を反転増幅した電圧波形として、図4のVoutから例えば図6(d)に示す電圧波形が得られる。
図5(e)では、第1ひずみゲージ100Aの直下を転動体13が再び通過しており、第1ひずみゲージ100B、100C、及び100Dの直下を転動体13が通過していない。この場合、前述の場合と同様に第1ひずみゲージ100Aが接続されたブリッジ回路21のみから出力が得られ、その出力を反転増幅した電圧波形として、図4のVoutから例えば図6(e)に示す電圧波形が得られる。以降、Voutから図6と同様の周期的な電圧波形が得られる。
このように、図4のVoutからは直下を転動体13が通過した第1ひずみゲージから順番にパルス状の電圧波形が得られる。転動体の個数及び第1ひずみゲージの個数は既知であるため、パルスの個数をカウントすることで、転がり軸受10の中心に取り付けた回転軸の回転数を知ることができる。また、隣接するパルスの間隔を測定することで、転がり軸受10の中心に取り付けた回転軸の回転角を知ることができる。
軸受装置において、転動体の個数と第1ひずみゲージの個数とは1以外の公約数を持たないことが好ましい。この条件を満たすことにより、複数の第1ひずみゲージから同時に出力が出ることがなくなるため、回転角を検出する際の分解能を向上することができる。
なお、転動体の個数をN個、第1ひずみゲージの個数をn個とすると、転動体が一回転する際の回転角の分解能は、360/nN[度]となる。また、回転軸の回転角の分解能Δθは、Δθ=(360/nN)×(N/β)=360/(n×β)[度]となる。ここで、βは内輪1回転当たりに1つの第1ひずみゲージの直下を通過する転動体の個数であり、転がり軸受ごとに決まる固有の数値である。1回転当たりのβを多くするためには、転動体の直径は小さく、転動体の数は多く、転がり軸受のピッチ直径は大きくすることが好ましい。
例えば、図1に示す軸受装置1では、転がり軸受10は6つの転動体と7つの第1ひずみゲージとを有している。この場合、例えばβ=2.23であれば、約15分割(≒7×2.23)されるため、分解能はΔθ=360/(n×β)≒360/15=24[度]となる。なお、図1の例では、第1ひずみゲージの個数は7つであるが、軸受装置1は、1つ以上の第1ひずみゲージを有していればよい。ただし、回転軸の回転角の分解能を上げるためには、軸受装置1は2つ以上の第1ひずみゲージを有していることが好ましい。また、回転軸の回転角の分解能を上げるためには、第1ひずみゲージの個数は転動体の個数よりも多いことが好ましい。
ひずみ検出装置2において、ブリッジ回路21は、第1ひずみゲージ100A及び第2ひずみゲージ100Hを同一のブリッジ内に配置する2ゲージ法を用いている。これにより、ブリッジ回路21の出力の極性から回転軸の回転方向を知ることができる。例えば、回転軸が左回りの時にブリッジ回路21の出力が上昇から始まるとすると、回転軸が右回り時にはブリッジ回路21の出力が下降から始まる。
ひずみ検出装置2は、さらに直流電圧Eを供給可能な電源、Voutから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、A/D変換器の出力に対して演算を行う信号処理部等を有してもよい。信号処理部は、例えば、回転軸の回転数や回転角を算出する演算を行うことができる。
ここで、第1ひずみゲージ100Aについて詳説する。
(ひずみゲージ)
図7は、第1実施形態に係る第1ひずみゲージを例示する平面図である。図8は、第1実施形態に係る第1ひずみゲージを例示する断面図であり、図7のA-A線に沿う断面を示している。なお、以下では第1ひずみゲージ100Aについて説明するが、第1ひずみゲージ100B~100G及び第2ひずみゲージ100Hも第1ひずみゲージ100Aと同様の構造とすることができる。ただし、各ひずみゲージは、必要に応じ、部分的に異なる構造としてもよい。例えば、基材の大きさやカバー層の有無、その他の仕様は必要に応じて変えてよい。
図7及び図8を参照すると、第1ひずみゲージ100Aは、基材101と、機能層102と、抵抗体103と、配線104と、端子部105とを有している。但し、機能層102は、必要に応じて設ければよい。
なお、本実施形態では、便宜上、第1ひずみゲージ100Aにおいて、基材101の抵抗体103が設けられている側を「上側」と称し、抵抗体103が設けられていない側を「下側」と称する。又、各部位の上側に位置する面を「上面」と称し、各部位の下側に位置する面を「下面」と称する。ただし、第1ひずみゲージ100Aは天地逆の状態で用いることもできる。又、第1ひずみゲージ100Aは任意の角度で配置することもできる。又、平面視とは、基材101の上面101aに対する上側から下側への法線方向で対象物を視ることを指すものとする。そして、平面形状とは、前記法線方向で対象物を視たときの、対象物の形状を指すものとする。
基材101は、抵抗体103等を形成するためのベース層となる部材である。基材101は可撓性を有する。基材101の厚さは特に限定されず、第1ひずみゲージ100Aの使用目的等に応じて適宜決定されてよい。例えば、基材101の厚さは5μm~500μm程度であってよい。なお、測定対象物の表面から受感部へのひずみの伝達性、及び、環境変化に対する寸法安定性の観点から考えると、基材101の厚さは5μm~200μmの範囲内であることが好ましい。また、絶縁性の観点から考えると、基材101の厚さは10μm以上であることが好ましい。
基材101は、例えば、PI(ポリイミド)樹脂、エポキシ樹脂、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂、PEN(ポリエチレンナフタレート)樹脂、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂、LCP(液晶ポリマー)樹脂、ポリオレフィン樹脂等の絶縁樹脂フィルムから形成される。なお、フィルムとは、厚さが500μm以下程度であり、かつ可撓性を有する部材を指す。
基材101が絶縁樹脂フィルムから形成される場合、当該絶縁樹脂フィルムには、フィラーや不純物等が含まれていてもよい。例えば、基材101は、シリカやアルミナ等のフィラーを含有する絶縁樹脂フィルムから形成されてもよい。
基材101の樹脂以外の材料としては、例えば、SiO、ZrO(YSZも含む)、Si、Si、Al(サファイヤも含む)、ZnO、ペロブスカイト系セラミックス(CaTiO、BaTiO)等の結晶性材料が挙げられる。又、前述の結晶性材料以外に非晶質のガラス等を基材101の材料としてもよい。又、基材101の材料として、アルミニウム、アルミニウム合金(ジュラルミン)、チタン等の金属を用いてもよい。金属を用いる場合、金属製の基材101と機能層102との間に絶縁膜が設けられる。
機能層102は、基材101の上面101aに抵抗体103の下層として形成されている。本願において、機能層とは、少なくとも上層である抵抗体103の結晶成長を促進する機能を有する層を指す。機能層102は、更に、基材101に含まれる酸素または水分による抵抗体103の酸化を防止する機能、および/または、基材101と抵抗体103との密着性を向上する機能を備えていることが好ましい。機能層102は、更に、他の機能を備えていてもよい。
基材101を構成する絶縁樹脂フィルムは酸素や水分を含むことがあり、また、Crは自己酸化膜を形成することがある。そのため、特に抵抗体103がCrを含む場合、抵抗体103の酸化を防止する機能を有する機能層102を成膜することが好ましい。
このように、抵抗体103の下層に機能層102を設けることにより、抵抗体103の結晶成長を促進可能となり、安定な結晶相からなる抵抗体103を作製することができる。その結果、第1ひずみゲージ100Aにおいて、ゲージ特性の安定性が向上する。又、機能層102を構成する材料が抵抗体103に拡散することにより、第1ひずみゲージ100Aにおいて、ゲージ特性が向上する。
機能層102の材料としては、例えば、Cr(クロム)、Ti(チタン)、V(バナジウム)、Nb(ニオブ)、Ta(タンタル)、Ni(ニッケル)、Y(イットリウム)、Zr(ジルコニウム)、Hf(ハフニウム)、Si(シリコン)、C(炭素)、Zn(亜鉛)、Cu(銅)、Bi(ビスマス)、Fe(鉄)、Mo(モリブデン)、W(タングステン)、Ru(ルテニウム)、Rh(ロジウム)、Re(レニウム)、Os(オスミウム)、Ir(イリジウム)、Pt(白金)、Pd(パラジウム)、Ag(銀)、Au(金)、Co(コバルト)、Mn(マンガン)、Al(アルミニウム)からなる群から選択される1種又は複数種の金属、この群の何れかの金属の合金、又は、この群の何れかの金属の化合物が挙げられる。
機能層102の平面形状は、例えば抵抗体103、配線104、及び端子部105の平面形状と略同一にパターニングされてよい。しかしながら、機能層102と抵抗体103、配線104、及び端子部105との平面形状は略同一でなくてもよい。例えば、機能層102が絶縁材料から形成される場合には、機能層102を抵抗体103、配線104及び端子部105の平面形状と異なる形状にパターニングしてもよい。この場合、機能層102は例えば抵抗体103、配線104、及び端子部105が形成されている領域にベタ状に形成されてもよい。或いは、機能層102は、基材101の上面101aの全体にベタ状に形成されてもよい。
抵抗体103は、基材101の上面101aに形成されている。抵抗体103は、基材101の上面101aに所定のパターンで形成された薄膜である。第1ひずみゲージ100Aにおいて、抵抗体103は、ひずみを受けて抵抗変化を生じる受感部である。抵抗体103は、基材101の上面101aに直接形成されてもよいし、基材101の上面101aに他の層を介して形成されてもよい。
抵抗体103は、例えば、Cr(クロム)を含む材料、Ni(ニッケル)を含む材料、又はCrとNiの両方を含む材料から形成することができる。すなわち、抵抗体103は、CrとNiの少なくとも一方を含む材料から形成することができる。Crを含む材料としては、例えば、Cr混相膜が挙げられる。Niを含む材料としては、例えば、Cu-Ni(銅ニッケル)が挙げられる。CrとNiの両方を含む材料としては、例えば、Ni-Cr(ニッケルクロム)が挙げられる。
ここで、Cr混相膜とは、Cr、CrN、及びCrN等が混相した膜である。Cr混相膜は、酸化クロム等の不可避不純物を含んでいてもよい。
抵抗体103の厚さは特に限定されず、第1ひずみゲージ100Aの使用目的等に応じて適宜決定されてよい。例えば、抵抗体103の厚さは0.05μm~2μm程度であってよい。特に、抵抗体103の厚さが0.1μm以上である場合、抵抗体103を構成する結晶の結晶性(例えば、α-Crの結晶性)が向上する。また、抵抗体103の厚さが1μm以下である場合、抵抗体103を構成する膜の内部応力に起因する、(i)膜のクラックおよび(ii)膜の基材101からの反りが、低減される。
横感度を生じ難くすることと、断線対策とを考慮すると、抵抗体103の幅は5μm以上100μm以下であることが好ましい。更に言えば、抵抗体103の幅は5μm以上70μm以下であることが好ましく、5μm以上50μm以下であるとより好ましい。
例えば、抵抗体103がCr混相膜である場合、安定な結晶相であるα-Cr(アルファクロム)を主成分とすることで、ゲージ特性の安定性を向上させることができる。又例えば、抵抗体103がCr混相膜である場合、抵抗体103がα-Crを主成分とすることで、第1ひずみゲージ100Aのゲージ率を10以上、かつゲージ率温度係数TCS及び抵抗温度係数TCRを-1000ppm/℃~+1000ppm/℃の範囲内とすることができる。ここで、「主成分」とは、抵抗体を構成する全物質の50重量%以上を占める成分のことを意味する。ゲージ特性を向上させるという観点から考えると、抵抗体103はα-Crを80重量%以上含むことが好ましい。更に言えば、同観点から考えると、抵抗体103はα-Crを90重量%以上含むことがより好ましい。なお、α-Crは、bcc構造(体心立方格子構造)のCrである。
又、抵抗体103がCr混相膜である場合、Cr混相膜に含まれるCrN及びCrNは20重量%以下であることが好ましい。Cr混相膜に含まれるCrN及びCrNが20重量%以下であることで、第1ひずみゲージ100Aのゲージ率の低下を抑制することができる。
又、Cr混相膜におけるCrNとCrNとの比率は、CrNとCrNの重量の合計に対し、CrNの割合が80重量%以上90重量%未満となるようにすることが好ましい。更に言えば、同比率は、CrNとCrNの重量の合計に対し、CrNの割合が90重量%以上95重量%未満となるようにすることがより好ましい。CrNは半導体的な性質を有する。そのため、前述のCrNの割合を90重量%以上95重量%未満とすることで、TCRの低下(負のTCR)が一層顕著となる。更に、前述のCrNの割合を90重量%以上95重量%未満とすることで抵抗体103のセラミックス化を低減し、抵抗体103の脆性破壊が起こりにくくすることができる。
一方で、CrNは化学的に安定であるという利点を有する。Cr混相膜にCrNをより多く含むことで、不安定なNが発生する可能性を低減することができるため、安定なひずみゲージを得ることができる。ここで「不安定なN」とは、Cr混相膜の膜中に存在し得る、微量のNもしくは原子状のNのことを意味する。これらの不安定なNは、外的環境(例えば高温環境)によっては膜外へ抜け出ることがある。不安定なNが膜外へ抜け出るときに、Cr混相膜の膜応力が変化し得る。
第1ひずみゲージ100Aにおいて、抵抗体103の材料としてCr混相膜を用いた場合、高感度化かつ、小型化を実現することができる。例えば、従来のひずみゲージの出力が0.04mV/2V程度であったのに対して、抵抗体103の材料としてCr混相膜を用いた場合は0.3mV/2V以上の出力を得ることができる。また、従来のひずみゲージの大きさ(ゲージ長×ゲージ幅)が3mm×3mm程度であったのに対して、抵抗体103の材料としてCr混相膜を用いた場合の大きさ(ゲージ長×ゲージ幅)は0.3mm×0.3mm程度に小型化することができる。
端子部105は、配線104を介して抵抗体103の両端部から延在しており、平面視において、抵抗体103及び配線104よりも拡幅して略矩形状に形成されている。端子部105は、ひずみにより生じる抵抗体103の抵抗値の変化を外部に出力するための一対の電極である。抵抗体103は、例えば、端子部105及び配線104の一方からジグザグに折り返しながら延在して他方の配線104及び端子部105に接続されている。端子部105の上面を、端子部105よりもはんだ付け性が良好な金属で被覆してもよい。
なお、抵抗体103と配線104と端子部105とは便宜上別符号としているが、これらは同一工程において同一材料により一体に形成できる。
カバー層106は、必要に応じ、基材101の上面101aに、抵抗体103及び配線104を被覆し端子部105を露出するように設けられる。カバー層106の材料としては、例えば、PI樹脂、エポキシ樹脂、PEEK樹脂、PEN樹脂、PET樹脂、PPS樹脂、複合樹脂(例えば、シリコーン樹脂、ポリオレフィン樹脂)等の絶縁樹脂が挙げられる。なお、カバー層106は、フィラーや顔料を含有しても構わない。カバー層106の厚さは、特に制限されず、目的に応じて適宜選択することができる。例えば、カバー層106の厚さは2μm~30μm程度とすることができる。カバー層106を設けることで、抵抗体103に機械的な損傷等が生じることを抑制することができる。又、カバー層106を設けることで、抵抗体103を湿気等から保護することができる。
(ひずみゲージの製造方法)
本実施形態に係る第1ひずみゲージ100Aでは、基材101上に、抵抗体103と、配線104と、端子部105とが形成される。なお、必要に応じ機能層102やカバー層106が形成されてもよい。
以下、第1ひずみゲージ100Aの製造方法について説明する。第1ひずみゲージ100Aを製造するためには、まず、基材101を準備し、基材101の上面101aに金属層(便宜上、金属層Aとする)を形成する。金属層Aは、最終的にパターニングされて抵抗体103と、配線104と、端子部105となる層である。従って、金属層Aの材料や厚さは、前述の抵抗体103等の材料や厚さと同様である。
金属層Aは、例えば、金属層Aを形成可能な原料をターゲットとしたマグネトロンスパッタ法により成膜することができる。金属層Aは、マグネトロンスパッタ法に代えて、反応性スパッタ法、蒸着法、アークイオンプレーティング法、またはパルスレーザー堆積法等を用いて成膜されてもよい。基材101の上面101aに金属層Aを成膜後、周知のフォトリソグラフィ法により、金属層Aを図7の抵抗体103、配線104、及び端子部105と同様の平面形状にパターニングする。
なお、基材101の上面101aに下地層として機能層102を形成してから金属層Aを形成してもよい。例えば、基材101の上面101aに、所定の膜厚の機能層102をコンベンショナルスパッタ法により真空成膜してもよい。このように機能層102を設けることによって、第1ひずみゲージ100Aのゲージ特性を安定化させることができる。
抵抗体103、配線104及び端子部105を形成した後、必要に応じ、基材101の上面101aにカバー層106を形成する。カバー層106は抵抗体103及び配線104を被覆するが、端子部105はカバー層106から露出する。例えば、基材101の上面101aに、抵抗体103及び配線104を被覆し端子部105を露出するように、半硬化状態の熱硬化性の絶縁樹脂フィルムをラミネートする。そして、当該絶縁樹脂フィルムを加熱して硬化させることにより、カバー層106を形成することができる。以上の工程により、第1ひずみゲージ100Aが完成する。
〈第2実施形態〉
第2実施形態では、転がり軸受の外輪の外側にハウジングを有する軸受装置の例を示す。なお、第2実施形態において、既に説明した実施形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図9は、第2実施形態に係る軸受装置を例示する断面図(その1)であり、転がり軸受の軸線に垂直な方向の断面を示している。図10は、第2実施形態に係る軸受装置を例示する断面図(その2)であり、転がり軸受の軸線を通る断面を示している。
図9及び図10を参照すると、軸受装置1Bは、外輪11の外周面に接して配置されたハウジング20を有している。ハウジング20は、外輪11の外周面を全周に亘って押さえている。ハウジング20は、円筒状の部材である。ハウジング20、例えば、中心軸方向の両端が開放された中空円柱状である。ハウジング20は、例えば、真鍮、ステンレス鋼、アルミニウム等の金属により形成できる。ハウジング20の厚さは、ひずみの伝達性と必要な剛性とを考慮して適宜決定できるが、例えば、1mm程度としてもよい。
なお、円筒状の部材には、例えば、中空円柱状の部材の一部に加工が施されているものも含む。加工とは、例えば、中空円柱状の部材の一部にスリット、溝、穴、突起、段差などが設けられている場合である。もちろん、ハウジング20にスリットや溝を複数個設けてもよいし、両者が混在してもよい。また、ハウジング20の中心軸方向の一部分にスリットや溝を設けてもよい。このようなスリットや溝は、例えば、第1及び第2ひずみゲージに接続される配線の通路として使用することができる。
第1ひずみゲージ100A~100G及び第2ひずみゲージ100Hは、転がり軸受10の軸線mに垂直な方向の断面視において、外輪11の外周側の、軸線mを中心とする同心円上の異なる位置に配置されている。
図9及び図10の例では、転がり軸受10の軸線mに垂直な方向の断面視において、第1ひずみゲージ100A~100G及び第2ひずみゲージ100Hが配置される同心円は、ハウジング20の外周面である。第1ひずみゲージ100A~100G及び第2ひずみゲージ100Hの各々は、例えば、接着層を介して、ハウジング20の外周面に固定することができる。
このように、第1ひずみゲージ及び第2ひずみゲージは、ハウジング20の外周面に配置してもよい。この場合、軸受装置の組み立て性改善や軸剛性向上の効果を得ることができる。
以上、好ましい実施形態等について詳説したが、上述した実施形態等に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施形態等に種々の変形及び置換を加えることができる。
1,1A,1B 軸受装置、10 転がり軸受、11 外輪、12 内輪、13 転動体、20 ハウジング、21,22,23,24 ブリッジ回路、28 AMP、100A,100B,100C,100D,100E,100F,100G 第1ひずみゲージ、100H 第2ひずみゲージ、101 基材、101a 上面、102 機能層、103 抵抗体、104 配線、105 端子部、106 カバー層

Claims (9)

  1. 外輪と、前記外輪の内周側に前記外輪と同軸状に配置された内輪と、前記外輪と前記内輪との間に配置された複数の転動体と、を備えた転がり軸受と、
    前記転がり軸受の軸線に垂直な方向の断面視において、前記外輪の外周側の、前記軸線を中心とする同心円上の異なる位置に配置された複数のひずみゲージと、を有し、
    前記複数のひずみゲージは、1つ以上の第1ひずみゲージと、前記第1ひずみゲージのうちの1つと前記同心円の周方向に隣接して配置された第2ひずみゲージと、を含む、軸受装置。
  2. 前記複数のひずみゲージは、前記同心円の周方向に等角度で配置された2つ以上の第1ひずみゲージを含む、請求項1に記載の軸受装置。
  3. すべての前記第1ひずみゲージは、前記第1ひずみゲージが両端に位置する前記同心円の円弧上に等角度で配置され、
    前記円弧上において隣接する前記第1ひずみゲージの角度は、360度を前記転動体の個数との公約数が1のみである整数で割った値と等しい、請求項2に記載の軸受装置。
  4. 前記転動体の個数と、前記第1ひずみゲージの個数とは、1以外の公約数を持たない、請求項2に記載の軸受装置。
  5. 前記第1ひずみゲージの個数は、前記転動体の個数よりも多い、請求項2に記載の軸受装置。
  6. 前記断面視において、前記同心円は前記外輪の外周面である、請求項1に記載の軸受装置。
  7. 前記外輪の外周面に接して配置されたハウジングを有し、
    前記断面視において、前記同心円は前記ハウジングの外周面である、請求項1に記載の軸受装置。
  8. 前記第1ひずみゲージ及び前記第2ひずみゲージは、Cr混相膜から形成された抵抗体を有する、請求項1に記載の軸受装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか一項に記載の軸受装置と、複数のブリッジ回路と、を有し、
    前記複数のブリッジ回路は、
    前記第2ひずみゲージに隣接する前記第1ひずみゲージが、4辺のうち出力電圧取出し点の一方の側の一辺を構成し、前記第2ひずみゲージが4辺のうち出力電圧取出し点の他方の側の一辺を構成し、固定抵抗が4辺のうち他の2辺を構成する1つのブリッジ回路と、
    前記第2ひずみゲージと隣接しない前記第1ひずみゲージの各々が、4辺のうち出力電圧取出し点の一方の側の一辺を構成し、固定抵抗が4辺のうち他の3辺を構成する2つ以上のブリッジ回路と、を含む、ひずみ検出装置。
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