JP2023165549A - 店頭受取方法及び、店頭受取方法システム - Google Patents

店頭受取方法及び、店頭受取方法システム Download PDF

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Abstract

【課題】商品受渡のスタッフが介在することなく、注文者が商品受取を可能とする店頭受取方法及び店頭受取方法システムを提供する。【解決手段】1又は複数のコンピュータを用いて、受取店舗における注文商品の店頭受取方法であって、コンピュータである予約注文サーバが、注文者から1又は複数の注文商品及び、受取店舗の入力を受け付け、注文データを生成するステップと、注文データ又は個別の注文商品に対して、受取用番号を付与するステップと、受取用番号を、注文商品の注文者に送信するステップと、受取店舗への注文商品の配送処理を行うステップと、受取店舗Sにおいて店舗端末装置が、注文商品を検品処理するステップと、検品済の注文商品を受取用番号が表示された、受取店舗の利用者が立ち入り可能なエリアに配置した受付棚の商品収容体に収容し、棚部に商品収容体を複数並べて載置可能な受取棚に載置するステップと、を備える。【選択図】図1

Description

新規性喪失の例外適用申請有り
本発明は注文商品を店頭においてセルフサービスで受け取る為の店頭受取方法及び、店頭受取方法システムに関する。
従来より、EC(Electronic Commerce)サイトを介して、商品を購入することが行われている。購入した商品は、例えば、決済後に事前に指定した送り先に送付される。これまでは、購入者の自宅のようなパーソナルな受取場所に商品を配送することがほとんどであったが、最近ではコンビニエンスストア(カウンター)や共用の宅配ボックス(宅配ロッカー)等のパブリックな受取場所に商品を配送し、購入者が受取場所に赴いて商品受取りを可能とするサービスも提供されている(非特許文献1)。
これらのサービスでは、原則的に配送前に決済を完了する必要があるが、配送後に決済を行うサービスも存在する。例えば、ウェブサイト上で商品及び実店舗を指定して指定した実店舗に商品を取り寄せし、実店舗において決済をすることで商品を購入する店頭受取サービスが知られている(非特許文献2)。この店頭受取サービスでは、実店舗への商品入荷を知らされた購入者は、実店舗に配置された受取カウンターに赴き、受取カウンターのスタッフに注文者名や商品名等を伝えて、商品についての決済を行う。
"amazon hub"、[online]、[令和4年3月9日検索]、インターネット〈URL:https://www.amazon.co.jp/ulp〉 "店頭受取サービス"、[online]、[令和4年3月9日検索]、インターネット〈URL:https://store.kinokuniya.co.jp/user-guide/storepickup/〉
近年では人員削減等の観点からセルフレジを導入する実店舗も増加している。一方で、上記の店頭受取サービスでは、受取カウンターにおいて商品の引き渡しを行うスタッフの介在が必要不可欠となる。
上記事情を鑑みて、本発明は、商品受渡のスタッフが介在することなく、注文者が商品受取を可能とする店頭受取方法を提供することを解決すべき課題とする。
上記発明を解決するために、本発明は、1又は複数のコンピュータを用いて、受取店舗における注文商品の店頭受取方法であって、
前記コンピュータが、注文者から1又は複数の注文商品及び、受取店舗の入力を受け付け、注文データを生成するステップと、
前記コンピュータが、前記注文データ又は、個別の前記注文商品に対して、受取用番号を付与するステップと、
前記コンピュータが、前記受取用番号を、前記注文商品の注文者に送信するステップと、
前記コンピュータが、前記受取店舗への前記注文商品の配送処理を行うステップと、
前記コンピュータが、前記受取店舗において前記注文商品を検品処理するステップと、
検品済の前記注文商品を前記受取用番号が表示された商品収容体に収容し、前記受取店舗の利用者が立ち入り可能なエリアに配置され、棚部に前記商品収容体を複数並べて載置可能な受取棚に載置するステップと、を備える。
また、本発明は、受取店舗における注文商品の店頭受取システムであって、
前記店頭受取システムは、受付部、送信部、発送処理部、商品管理部及び、受取棚を備え、
前記受付部は、注文者から1又は複数の注文商品及び、受取店舗の入力を受け付け、注文データを生成し、
前記注文データ又は、個別の前記注文商品に対して、受取用番号を付与し、
前記送信部は、前記受取用番号を、前記注文商品の注文者に送信し、
前記発送処理部は、前記受取店舗への前記注文商品の配送処理を行い、
前記商品管理部は、前記受取店舗において配送された前記注文商品を検品処理し、
前記受取棚は、前記受取店舗の利用者が立ち入り可能なエリアに配置され、棚部及び、商品収容体を備え、
前記商品収容体は、前記受取用番号が表示され、検品済の前記注文商品を収容可能に構成され、前記棚部に複数並べて載置される。
このような構成とすることで、受取店舗において、利用者(注文者)が受取棚より注文商品を取得することができ、注文商品の受渡に係るスタッフの介在をなくすることができる。これにより、セルフレジ設置店においては、スタッフが介在することなく、商品注文から商品購入までを行うことが可能である。
本発明の好ましい形態では、前記商品収容体は少なくとも天井方向が解放された箱状収容体であって、
前記箱状収容体の背表紙の高さは、前記棚部の高さの10~90%である。
このような構成とすることで、受取店舗のスタッフが、箱状収容体が空か否か(注文商品が注文者によって持ち去られたか否か)一目瞭然となり、箱状収容体の回収や並べ替え等が効率化する。
本発明の好ましい形態では、前記商品収容体は箱状収容体であって、
前記商品収容体の背表紙下側には、前記商品収容体内部に貫通した孔部が設けられる。
このような構成とすることで、受取店舗のスタッフが、箱状収容体が空か否か(注文商品が注文者によって持ち去られたか否か)一目瞭然となり、箱状収容体の回収や並べ替え等が効率化する。
本発明の好ましい形態では、前記棚部の高さの50%以上の大きさの2次元コードを表示するコード表示部を備え、
前記2次元コードは、ウェブサイトであって、前記受け付けるステップにおいて、前記注文データ及び受取店舗を入力する為のウェブサイトに直接又は間接的にアクセスする為の文字列を符号化したコードである。
このような構成とすることで、受取棚を介して、受取店舗に来店した顧客を、注文用のウェブサイトへ誘導することが可能となる。また、2次元コードをこのような大きさにすることで、例えば、会計の順番待ち等で並んでいるような、受取棚から離れた位置の顧客からでも、コードを読み取り可能とすることができる。
本発明の好ましい形態では、少なくとも前記受取店舗毎に一意となる受取用番号を記憶し、
前記付与するステップは、前記受取店舗に対応付けられた前記商品収容体を前記注文商品に割り当てることで、前記受取用番号を付与する。
このような構成とすることで、例えば、予め受取用番号が表示された商品収容体を利用することができ、受取用番号の表示に係るスタッフの負荷を軽減することができる。
本発明の好ましい形態では、
複数の前記注文商品は、1又は複数の梱包体により梱包された状態で前記受取店舗に配送され、
前記梱包体の外装には、梱包する1又は複数の商品を前記受取店舗のPOSシステムにおいて読取する為のコードが備えられる。
このような構成とすることで、梱包された状態で商品収容体に注文商品を収容でき、商品の破損や傷等を防止できる。
本発明は、商品受渡のスタッフが介在することなく、注文者が商品受取を可能とする店頭受取方法を提供することができる。
実施形態のシステムの装置構成を示すブロック図。 実施形態のシステムのハードウェア構成図。 実施形態のシステムの機能構成要素を示すブロック図。 実施形態の予約注文から配送までの処理フローチャート。 実施形態の受取棚の斜視図。 実施形態の受取棚の正面図。 実施形態の注文商品を収容した状態の商品収容体の斜視図。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図面には好ましい実施形態が示されている。しかし、多くの異なる形態で実施されることが可能であり、本明細書に記載される実施形態に限定されない。
<システム構成>
図1は、本実施形態のシステムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、店頭受取システム0は、予約注文サーバ1、利用者端末装置2、店舗端末装置3、受取棚4及び、配送元サーバASを備える。予約注文サーバ1は、利用者端末装置2、店舗端末装置3、配送元サーバASとIPネットワークである通信ネットワークNWを介して通信を行うが、通信プロトコルの種類に制限はなく、更に、ネットワークの種類、規模にも制限はない。
例えば、本実施形態では店頭受取システム0の構成、動作等について説明するが、実行される店頭受取方法等によっても、同様の作用効果を奏することができる。本実施形態では、予約注文プログラムを実行するサーバ装置である予約注文サーバ1及び、店舗端末プログラムを実行する端末装置である店舗端末装置3によって、店頭受取システム0の主要な機能構成要素が実現する。一方で、予約注文プログラム及び店舗端末プログラム双方の機能構成要素をコンピュータに実行可能に構成された店頭受取プログラムによって、店頭受取システム0を実現しても構わない。プログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一過性の記録媒体として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよい。
なお、予約注文サーバ1、店舗端末装置3及び、配送元サーバASは、例えば、汎用のサーバ向けのコンピュータ、パーソナルコンピュータ等を利用することが可能である。なお、予約注文サーバ1、店舗端末装置3及び、配送元サーバASのそれぞれは、複数のコンピュータを用いて構成されてもよい。利用者端末装置2は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、フィーチャーフォン、タブレット端末等を利用することが可能である。
<店頭受取手順の概要>
図1を参照して、店頭受取手順の概要について説明する。
まず、(1)商品の注文を行う利用者(注文者)は、利用者端末装置2を操作して、店頭受取の為のウェブサイトにアクセスし、店頭受取要求を行う。商品取り置き要求として、利用者が指定した1又は複数の商品(注文商品)と、その取り置きを行う店舗S(受取店舗)が、予約注文サーバ1に送信される。
(2)店頭受取要求を受け取った予約注文サーバ1は、配送元サーバASに対して、商品の配送依頼を送信(配送処理)する。ここで、配送元サーバASは出版取次Aが使用するコンピュータである。配送依頼の送信先となる配送元サーバは、注文商品毎に異なってよい。
(3)配送依頼を受け取った出版取次Aは、注文商品を受取店舗である店舗Sに配送する。(4)店舗Sでは、出版取次Aより配送された注文商品を、店舗端末装置3を用いて検品処理し、受取棚4へ載置する。(5)利用者は、店舗Sへ赴き、受取棚4から注文商品を受け取り、セルフレジにて注文商品の購入を行う。
<ハードウェア構成>
図2は、本実施形態におけるハードウェア構成図である。図2(a)は、予約注文サーバ1のハードウェア構成の一例を示す図である。予約注文サーバ1は、ハードウェア構成として、処理部101と、記憶部102と、通信部103と、を備える。
処理部101は、CPU等の1又は2以上のプロセッサを含み、本発明に係る予約注文プログラム、OSやその他のアプリケーションを実行することで、予約注文サーバ1の動作処理全体を制御する。記憶部102は、HDD、ROM、RAM等であって、本発明に係る予約注文プログラム、店頭受取の為のウェブサイトのリソース及び、処理部101がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。処理部101が、記憶部102に記憶されている予約注文プログラムに基づき、処理を実行することによって、後述する機能構成が実現される。通信部103は、通信ネットワークNWとの通信制御を実行して、予約注文サーバ1を動作させるために必要な入力や、動作結果に係る出力を行う。
図2(b)は、は利用者端末装置2のハードウェア構成の一例を示す図である。利用者端末装置2は、ハードウェア構成として、処理部201と、記憶部202と、通信部203と、入力部204と、出力部205と、を備える。
処理部201は、CPU等の1以上のプロセッサを含み、利用者端末装置2の動作処理全体を制御する。記憶部202は、HDD、ROM、RAM等であって、ウェブブラウザアプリケーション及び、利用者端末装置2を操作する為のアプリケーション等を記憶する。通信部203は、通信ネットワークNWと通信を制御する。入力部204は、マウス、キーボード、タッチパネル、物理スイッチ等であって、利用者による操作要求を処理部201に入力する。出力部205は、ディスプレイ等であって、処理部201の処理の結果等を表示する。
図2(c)は、店舗端末装置3のハードウェア構成の一例を示す図である。店舗端末装置3は、ハードウェア構成として、処理部301と、記憶部302と、通信部303と、入力部304と、出力部305と、を備える。
処理部301は、CPU等の1又は2以上のプロセッサを含み、本発明に係る店舗端末プログラム、OSやその他のアプリケーションを実行することで、店舗端末装置3の動作処理全体を制御する。記憶部302は、HDD、ROM、RAM等であって、本発明に係る店舗端末装置3及び、処理部301がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。処理部301が、記憶部302に記憶されている店舗端末プログラムに基づき、処理を実行することによって、後述する機能構成が実現される。通信部303は、通信ネットワークNWとの通信制御を実行して、店舗端末装置3を動作させるために必要な入力や、動作結果に係る出力を行う。入力部304は、マウス、キーボード、タッチパネル、物理スイッチ等であって、店舗従業員による操作要求を処理部201に入力する。出力部205は、ディスプレイ等であって、処理部201の処理の結果等を表示する。また、本実施形態では、店舗端末装置3は、入力部304として、配送された注文商品に付されたコードを読み取り、検品処理を行う為のコードリーダを備える。
<予約注文サーバ1の機能構成要素>
図3(a)に示すように、予約注文サーバ1は、機能構成要素として、受付部11、送信部13、発送処理部15、表示処理部17及び、データベースDB1を備える。店舗端末装置3は、受信部31、商品管理部33、送信部35及び、データベースDB3を備える。
データベースDB1は、店舗情報、利用者情報、商品情報及び、注文情報を格納する。店舗情報は、注文商品を受け取り可能な店舗に関する情報であり、本実施形態では、店舗の識別情報、店舗名、住所、電話番号を含む。また、利用者情報は、利用者の識別情報、氏名、送信先データ(電話番号やメールアドレス)等の情報を含む。商品情報は、注文商品に関する情報であり、本実施形態では、商品の識別情報、商品名、著者名、出版社名、出版年月日、ISBNコード、シリーズ名、価格、商品画像、注文先情報及び、注文可否フラグ、配送日数目安、を有する。注文先情報は、注文商品の発送元を示す情報である。本実施形態では、発送元は、注文商品を店舗に発送する出版取次Aであるが、例えば、注文商品を収容した倉庫を備えた配送センター等の物流拠点や出版社等、直接又は間接的に注文商品を店舗に発送する主体であってもよい。
<予約注文~配送の処理フロー>
図4は、予約注文から配送までの処理フローを示す図である。まず、ステップS401(以降、単にSXXXとする)において、利用者端末装置2は、予約注文サーバ1に対して、予約注文ウェブサイトの表示リクエストを行う。
表示処理部17は、利用者端末装置2のウェブブラウザより、店頭受取の為の予約注文ウェブサイトの表示処理要求を受け取ると、表示処理結果として、ウェブサイトのリソースを返送する(S402)。一般に、リソースは、複数のリソース情報を含む。リソース情報としては、全体構成の設計思想となり、所定のマークアップ言語(例えば、HTML(Hyper Text Markup Language))により記述された文書(HTML文書)、意匠の設計書であって、Webページのスタイルを設定する情報(コード)であり、例えば、HTMLの要素を選択的にスタイル設定(文字の色や大きさなど)するために利用されるCSS(Cascading Style Sheets)、例えば、JavaScript(登録商標)等、HTML及びCSSでは表現できない動作及び効果を指定可能とするWebブラウザ上で動作するプログラム並びに、静止画像及び/または動画像が挙げられる。
表示処理結果を受け取った利用者端末装置2のウェブブラウザがリソース情報を表示処理することで、ディスプレイ(出力部205)に、店頭受取の為のウェブサイトが表示される。利用者は、ウェブサイト上で、入力部204を操作して、商品を検索等し、カートに追加する。また、店頭受取する店舗を指定する。そして、S403において、利用者端末装置2は、カートに追加した1又は複数の商品を特定可能な情報(商品情報に含まれる識別情報等)と指定した店舗を特定可能な情報(店舗情報に含まれる識別情報等)を送信して、予約注文サーバ1に店頭受取要求を行う。なお、注文可否フラグは、商品情報に含まれた該当商品の店頭受取の可否を示す情報であり、商品情報として、注文可否フラグが可の商品のみ、注文が可能となる。
受付部11は、利用者(利用者端末装置2)から1又は複数の注文商品及び、受取店舗の入力を受け付け、注文データを生成する。この時、受付部11は、注文商品の受取用番号を生成する(S404)。本実施形態では、受付部11は、ウェブサイトから利用者の識別情報、注文商品に係る1又は複数の商品の識別情報及び、受取店舗の識別情報を受け付け、受取用番号として機能する注文番号を発行して、注文データをデータベースDB1に格納する。注文データには、注文番号、利用者の識別情報、注文商品の識別情報、受取店舗の識別情報を含まれる。
受取用番号は、店頭で、利用者が自身の注文商品を一意に識別する為の情報である。本実施形態では、商品注文に付帯した注文番号を受取用番号として使用するが、注文番号とは別途生成された、少なくとも受取店舗において注文商品を一意に区別することができる情報であればよい。
送信部13は、利用者に対して、注文商品に関する情報を送信する。S405において、送信部13は、利用者に対して、受取用番号を送信する。送信部13は、本実施形態では、注文完了通知として、注文番号を含む注文データに関する情報を、利用者情報に含まれた送信先データに対して送信する。また、送信部13は、直接又は、配送処理を介して、店舗端末装置3に対して、受取用番号を送信する。送信部13は、本実施形態では、納品予定の商品を示す納品データとして、注文番号を含む納品データに関する情報を、注文データに含まれた受取店舗の識別情報に基づいて、対象となる店舗Sの店舗端末装置3に対して送信する。納品データには、注文番号、利用者の識別情報、注文商品の識別情報、注文商品毎の配送元を示す情報、到着予定日、ステータス及び、検品日時が含まれる。ステータスは、例えば、検品前、検品済、購入済、到着予定日経過、取置日数超過等であり、納品データの格納時点では、例えば、検品前ステータスが設定される。
発送処理部15は、受取店舗への注文商品の配送処理を行う。注文商品には注文先情報が対応付けられており、S406において、発送処理部15は、注文商品を受け取り店舗に発送する発送元となる出版取次Aに対して、注文データに含まれた注文商品を特定可能な情報(商品情報に含まれるISBNコードや所品名等の1又は複数)と、発送先として指定された受取店舗を特定可能な情報(店舗情報に含まれる店舗名や電話番号等の1又は複数)を送信して、商品の配送要求を行う。配送要求には、希望発送日又は受取店舗への希望到着日等が含まれていてもよい。
配送元サーバASは、S406で送信された配送要求を受け取る。配送要求を確認した出版取次Aのスタッフは、S407において、配送要求によって指定された受取店舗に対して、指定された注文商品を発送する。この時、スタッフは、指定された注文商品を梱包体によって梱包して受取店舗に対して注文商品を発送するが、梱包体の外装には、梱包する1又は複数の商品を受取店舗のPOSシステムにおいて読取する為のコードが備えられる。
具体的には、梱包体表面(外装)に、梱包された1又は複数の注文商品を特定可能な情報として、検品用表示を行う。検品用表示は、ISBNコードを印字又は、シール貼付け等することで、梱包体表面に表示される。なお、発送処理部15が送信する配送要求には、受取用番号又は受取用番号と一意に紐づいた情報(例えば、受取用番号と区別される場合の注文番号)等が含まれてよく、その時、検品用表示としてISBNコードに加えて又は代えて、受取用番号又は受取用番号と一意に紐づいた情報を印字又は、シール貼付け等によって表示してもよい。
また、発送処理部15は、店舗端末装置3に対して、注文番号、利用者の識別情報、注文商品の識別情報、注文商品毎の配送元を示す情報及び、到着予定日を送信して、取置要求を行う。到着予定日は、注文日時又は配送要求日時に対して、配送日数目安等の所定期間を加算等することで決定される。
受信部31は、予約注文サーバ1から送信された情報に基づいて、納品データをデータベースDB3に格納する。
商品管理部33は、配送された注文商品を検品処理する。S408において、商品管理部33は、コードリーダ(入力部304)を介して梱包体表面から読み取られた検品用表示と、納品データとを用いて、商品を検品する。商品管理部33は、検品処理結果に基づいて、対応する納品データのステータスを更新すると共に、検品日時の付与を行う。
商品の検品が完了すると、S409において、送信部35は、予約注文サーバ1に対して、検品完了した注文番号を送信して、店着通知要求を行う。予約注文サーバ1が店着通知要求を受け取ると、S410において、送信部13は、店着通知として、受取店舗に注文商品が到着した旨を利用者に対して送信する。店着通知に、受取用番号が含まれていてもよい。
<店着通知~商品購入>
図5は受取棚4の斜視図、図6は受取棚4の正面(正対)図である。受取棚4は、受取店舗の利用者が立ち入り可能なエリアに配置され、複数段の棚部を備えた棚本体5、コード表示部6及び、棚部に載置された複数の商品収容体7を備える。符号HSは棚本体5(受取棚4)における棚部の高さを示す。
コード表示部6は、2次元コード61を備える。2次元コード61は、ウェブサイトであって、商品注文の為のウェブサイトに直接又は間接的にアクセスする為の文字列を符号化したコードである。符号HCは2次元コード61の高さ方向の大きさを、符号WCは2次元コード61の幅方向の大きさを示し、2次元コード61の大きさHC又はWCの少なくとも一方は、棚部の高さHSの50%以上の大きさであることが好ましい。ここで、間接的にアクセスするとは、直接アクセスしたウェブページから、1又は複数のリンクを経由することで、商品注文の為のウェブサイトにアクセス可能であることを意味する。
図7に示すように、商品収容体7は、少なくとも天井方向が解放された箱状収容体であり、受取店舗のスタッフは、検品済の注文商品Bを、商品収容体7に収容すると共に、受取用番号が表示された表示体71を、商品収容体7に設ける。本実施形態における表示体71は、受取店舗のスタッフが納品データに含まれた受取用番号を参照することで、受取用番号の一部又は全部が記述されたシール(例えば付箋)である。本実施形態では、受取店舗のスタッフは、注文番号の下4ケタを表示体71に記入し、背表紙7Aに貼り付けした商品収容体7を棚部に載置する。この際、本実施形態では、梱包体ごと商品収容体7に収容するが、梱包体を剥離して商品収容体7に収容してもよい。梱包体ごと商品収容体7に収容する場合であって、尚且つ梱包体の配送用のラベルに注文者個人が特定可能な情報(例えば、氏名、住所、電話番号等)が記載されている場合、好ましくは、記載部分をペンやスタンプで塗りつぶしたり、テープやシールを張り付けて覆い隠したり、ラベルを剥離した後に、商品収容体7に収容する。図示例の梱包体(注文商品B)は箱状体であるが、ボール紙や厚紙等で形成された封筒であってもよい。
商品収容体7の背表紙7A下側には、商品収容体内部に貫通した孔部73が設けられる。棚部に載置された状態で利用者と相対する商品収容体7の背表紙7Aの高さHFは、棚部の高さHSの10~90%であり、より好ましくは10~70%である。
店着通知を受領した利用者は受取店舗に赴き、受取棚4に並べて載置された商品収容体7の表示体71を確認する。その中から、注文完了通知や店着通知において送信された受取用番号を探し、自身の注文商品Bを商品収容体7より取り出す。そして、取り出した注文商品Bを、セルフレジにおいて会計し、購入することができる。
注文商品が購入されると、納品データのステータスが購入済に更新されることが好ましい。店舗のスタッフが、商品収容体7が空になっていることを確認した際に、入力部304を操作して、ステータスを更新してもよいし、POSを連動して、注文商品が購入された際に、ステータスを更新するようにしてもよい。一方で、商品管理部33は、注文商品が購入されず、検品日時から所定日数経過すると、ステータスを取置日数超過に変更する。この時、送信部35は、予約注文サーバ1に対して、取置日数超過通知要求を行う。予約注文サーバ1が取置日数超過通知要求を受け取ると、送信部13は、取置日数超過通知として、取置日数超過した旨を利用者に対して送信する。取置日数を超過した注文商品は、返送されたり、店頭の在庫に組み込まれたりする。
なお、本実施形態では、受取用番号として注文番号を用いているが、例えば、少なくともそれぞれの受取店舗内において一意となる受取用番号をデータベースDB1に記憶しておき、受付部11が、注文データに対して受取用番号を付与する構成としてもよい。
この時、受取店舗においては、商品収容体7に配置可能であって、予め受取店舗内において一意となる受取用番号が印字等により表示された表示体71を、注文データに付与された受取用番号に応じて選択し、商品収容体7に配置する。表示体71は、繰り返し使用可能な粘着体や、磁石、クリップ等によって、商品収容体7に配置され得る。商品収容体7に、分離不可能に受取用番号を印字等することで、分離不可に表示されていてもよい。
この時、予約注文サーバ1においては、受取用番号の使用状態管理を行うことが好ましい。例えば、受取店舗に対応付けられた商品収容体を注文商品に割り当てた日付又は日時から、所定期間経過前は使用中、所定期間経過後は未使用(割当可)とすることができる。あるいは、納品データのステータスが購入済に更新されることによって、それに割り当てされていた受取用番号を未使用(割当可)としてもよい。
0 :店頭受取システム
1 :予約注文サーバ
2 :利用者端末装置
3 :店舗端末装置
4 :受取棚
5 :棚本体
6 :コード表示部
7 :商品収容体
7A :背表紙
11 :受付部
13 :送信部
15 :発送処理部
17 :表示処理部
31 :受信部
33 :商品管理部
35 :送信部
61 :2次元コード
71 :表示体
73 :孔部
101 :処理部
102 :記憶部
103 :通信部
201 :処理部
202 :記憶部
203 :通信部
204 :入力部
205 :出力部
301 :処理部
302 :記憶部
303 :通信部
304 :入力部
305 :出力部
A :出版取次
AS :配送元サーバ
B :注文商品
DB1 :データベース
DB3 :データベース
HF :高さ
HS :高さ
NW :通信ネットワーク
S :店舗

Claims (7)

  1. 1又は複数のコンピュータを用いて、受取店舗における注文商品の店頭受取方法であって、
    前記コンピュータが、注文者から1又は複数の注文商品及び、受取店舗の入力を受け付け、注文データを生成するステップと、
    前記コンピュータが、前記注文データ又は、個別の前記注文商品に対して、受取用番号を付与するステップと、
    前記コンピュータが、前記受取用番号を、前記注文商品の注文者に送信するステップと、
    前記コンピュータが、前記受取店舗への前記注文商品の配送処理を行うステップと、
    前記コンピュータが、前記受取店舗において前記注文商品を検品処理するステップと、
    検品済の前記注文商品を前記受取用番号が表示された商品収容体に収容し、前記受取店舗の利用者が立ち入り可能なエリアに配置され、棚部に前記商品収容体を複数並べて載置可能な受取棚に載置するステップと、を備える店頭受取方法。
  2. 前記商品収容体は少なくとも天井方向が解放された箱状収容体であって、
    前記箱状収容体の背表紙の高さは、前記棚部の高さの10~90%である、
    請求項1に記載の店頭受取方法。
  3. 前記商品収容体は箱状収容体であって、
    前記商品収容体の背表紙下側には、前記商品収容体内部に貫通した孔部が設けられる、
    請求項1に記載の店頭受取方法。
  4. 前記棚部の高さの50%以上の大きさの2次元コードを表示するコード表示部を備え、
    前記2次元コードは、ウェブサイトであって、前記受け付けるステップにおいて、前記注文データ及び受取店舗を入力する為のウェブサイトに直接又は間接的にアクセスする為の文字列を符号化したコードである、
    請求項1に記載の店頭受取方法。
  5. 少なくとも前記受取店舗毎に一意となる受取用番号を記憶し、
    前記付与するステップは、前記受取店舗に対応付けられた前記商品収容体を前記注文商品に割り当てることで、前記受取用番号を付与する、
    請求項1に記載の店頭受取方法。
  6. 複数の前記注文商品は、1又は複数の梱包体により梱包された状態で前記受取店舗に配送され、
    前記梱包体の外装には、梱包する1又は複数の商品を前記受取店舗のPOSシステムにおいて読取する為のコードが備えられる、
    請求項1に記載の店頭受取方法。
  7. 受取店舗における注文商品の店頭受取システムであって、
    前記店頭受取システムは、受付部、送信部、発送処理部、商品管理部及び、受取棚を備え、
    前記受付部は、注文者から1又は複数の注文商品及び、受取店舗の入力を受け付け、注文データを生成し、
    前記注文データ又は、個別の前記注文商品に対して、受取用番号を付与し、
    前記送信部は、前記受取用番号を、前記注文商品の注文者に送信し、
    前記発送処理部は、前記受取店舗への前記注文商品の配送処理を行い、
    前記商品管理部は、前記受取店舗において配送された前記注文商品を検品処理し、
    前記受取棚は、前記受取店舗の利用者が立ち入り可能なエリアに配置され、棚部及び、商品収容体を備え、
    前記商品収容体は、前記受取用番号が表示され、検品済の前記注文商品を収容可能に構成され、前記棚部に複数並べて載置される店頭受取システム。
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