JP2023165490A - システム、ネットワークデバイス、システムの制御方法およびプログラム - Google Patents

システム、ネットワークデバイス、システムの制御方法およびプログラム Download PDF

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    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
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    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】消耗材を適切なタイミングで発注するシステム、ネットワークデバイス、システムの制御方法及びプログラムを提供する。【解決手段】デバイス(プリンタ)で使用される消耗材(インク)を管理するシステムにおいて、携帯端末は、消耗材の情報を容器(インクボトル)毎に管理するインクボトル管理手段と、同じ容器の消耗材を使用する複数のデバイスから、該消耗材の消費量又は該消耗材の残量を取得する取得手段と、消耗材の消費量を合計した合計消費量又は消耗材の残量に基づいて、デバイスで使用される消耗材の容器を配送する配送サービスに消耗材の容器の配送要求を行う配送要求手段と、を有する。配送サービスは、サーバだけでなく、1台又は複数台の情報処理装置の他、情報処理装置を含むデータセンターにより提供されたリソースを利用した仮想マシン(クラウドサービス)或いはこれらの組み合わせにより実現される。【選択図】図4

Description

本発明は、消耗材を管理するシステム、ネットワークデバイス、システムの制御方法およびプログラムに関する。
従来、消耗材であるインクの消費量をサーバに送信してインク残量を管理することで、インク残量が所定の状態になったら自動的に次のインクを配送するシステムがある。特許文献1は、プリンタからインク残量とプリンタIDとを取得し、インク残量が閾値以下である場合にプリンタIDに対応するプリンタのユーザにカートリッジを配送するための指示を外部装置に行うサーバ装置を開示している。一方、近年、液体ボトルのインクを注入可能な液体タンクを有するプリンタが登場している。このようなプリンタではプリンタに注入されているインク残量が少なくなってもインクボトル内にインクが残っている可能性がある。特許文献2は、所定期間あたりのインク消費量をもとにインクボトルに注入されていたインクの消費が完了するタイミングを推測し、インクの消費が完了するまでにインクボトルの配送要求を行う印刷装置を開示している。
特開2016-194771号公報 特開2021-30459号公報
特許文献2の印刷装置は自装置(1台のプリンタ)で使用したインク消費量に基づいてインクボトルの配送要求を行っているが、インクボトルは一般的に複数のプリンタで使いまわすことができる。特許文献2のシステムでは、複数のプリンタでインク消費量を算出している場合にインクボトルのインクの消費が完了するタイミングを算出できず、インクボトルの消費が完了するまでにインクボトルを配送することができない。
本発明は、消耗材を適切なタイミングで発注するシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のシステムは、デバイスで使用される消耗材を管理するシステムであって、消耗材の情報を容器ごとに管理する管理手段と、同じ容器の消耗材を使用する複数のデバイスから、該消耗材の消費量または該消耗材の残量を取得する取得手段と、前記消耗材の消費量を合計した合計消費量または前記消耗材の残量に基づいて、デバイスで使用される消耗材の容器を配送する配送サービスに前記消耗材の容器の配送要求を行う要求手段と、を有する。
本発明によれば、消耗材を適切なタイミングで発注することができる。
プリンタのハードウェア構成を示す図である。 プリンタの外観を示す図である。 インクタンクとインクについて説明する図である。 第1実施形態に係るシステムの構成を示す図である。 インク供給の仕組みを説明するである。 インクボトルの外観を示す図である。 プリンタで管理されるインクボトルレコードを説明する図である。 携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 携帯端末のソフトウェア構成を示す図である。 携帯端末で管理されるプリンタレコードを説明する図である。 携帯端末で管理されるインクボトルレコードを説明する図である。 プリンタを登録する処理を示すシーケンス図である。 携帯端末の表示の一例を示す図である。 インクボトルを登録する処理を示すシーケンス図である。 インクの配送要求を判定する処理を示すシーケンス図である。 インクの配送要求を判定する処理を示すシーケンス図である。 インクボトルの配送判定を行った結果を表示する画面の一例を示す図である。 第2実施形態に係るシステムの構成を示す図である。
(第1実施形態)
図1は、プリンタ100のハードウェア構成を示す図である。本実施形態のプリンタ100は、消耗材である液体ボトルのインクを注入可能なインクタンク110を有し、インクタンク110から供給されたインクの吐出により印刷を行う画像形成装置である。本実施形態ではプリンタ100が印刷機能およびスキャン機能を有するデジタル複合機(MFP)である場合を例に説明するが、プリンタ100はインクの吐出により画像を形成する機能を有していればよい。例えばプリンタ100は、単機能のプリンタ、複写機、ファクシミリ等であってもよい。
プリンタ100は、CPU101、ROM102、RAM103、EEPROM104を有する。CPU(Central Processing Unit)101は、プリンタ100内の各部を制御する。ROM(Read Only Memory)102は、各種のプログラムコードを記憶する。RAM(Random Access Memory)103は、各サービス実行時の画像データ等を一時的に記憶したり、バッファリングを行ったりする。また、RAM102はCPU101のワークエリア等として機能する。CPU101は、ROM102に記憶されたプログラムを実行することで、システムバス111に接続する各部を統括的に制御し、プリンタ100全体を制御する。
EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)104は、不揮発性のメモリであり、各種データを記憶する。EEPROM104に記憶されるデータは、例えば、プリンタ100の出荷先情報、インクボトルレコード、表示部106で表示する言語の設定などである。インクボトルレコードの詳細は、図7を用いて後述する。
プリンタ100は、さらに、通信部105、表示部106、操作部107を有する。通信部105は、USBやネットワークを介して外部装置と接続し、外部装置と通信を行う。RAM103は、通信部105が外部装置から受信した画像データ等も一時的に記憶する。表示部106は、例えば液晶ディスプレイを有し、文字、図形および指標(インジケータ)等を表示する。表示部106は、液晶ディスプレイに限られず、LEDやその他の表示器を用いて構成することも可能である。表示部106に表示される情報としては、例えば、プリンタ100の設定情報や、各インクタンクに収容されているインクに関する情報等がある。インクに関する情報には、インクタンクに収容されているインクの残量情報やインクの注入指示情報などが含まれる。表示部106への表示は、CPU101によって制御される。操作部107は、ユーザが各種の入力操作を行うためのスイッチ、ハードキー等を有し、ユーザからの入力操作を受け付ける。また、タッチパネルのように、表示部106が入力操作などを行う操作部107としての機能を果たす形態とすることも可能である。タッチパネルにおける入力座標と表示座標を対応付けることで、あたかもユーザがタッチパネルに表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。
また、プリンタ100は、スキャナ部108、プリンタ部109、インクタンク部110を有する。プリンタ100において、印刷機能はプリンタ部109で、スキャン機能はスキャナ部108で実現される。プリンタ部109は、外部から受信した画像データ、スキャナ部108から読み取った画像データ等に基づいて、インクジェット方式によって印刷用紙等の記録媒体に画像を印刷する。プリンタ部109は、インクジェットヘッドを有し、インクタンク部110からチューブを介してインクジェットヘッドに消耗材であるインクが供給される。また、プリンタ部109は、インク情報および用紙情報を管理する。インク情報は、プリンタ100で利用されるインクに関する情報であり、インクタンク110のインク残量情報が含まれる。用紙情報は、プリンタ100で利用される用紙に関する情報であり、積載用紙の枚数情報や印刷枚数の情報が含まれる。スキャナ部108は、原稿台201にセットされた原稿を光学的に読み取って電子データに変換し、ネットワーク経由で外部装置に送信したり、コピーを行ったりする。上述した各部は、システムバス111で相互に接続され、データを相互に送受信することが可能である。インクタンク部110は、インクを貯留する。インクタンク部110にはインクボトルからインクが注入される。
図2は、プリンタ100の外観を示す図である。プリンタ100は、表示部106、操作部107、インクタンク部110、原稿台201を備える。また、プリンタ100には、QRコード(登録商標)202が付帯(貼付)される。なお、図2に示される例ではインクタンク部110が外から見え、ユーザによる目視でのインク残量の確認が可能な構成となっているが、インクタンク部110はプリンタ100の内部に設けられ外から見えない位置に配置されていてもよい。
QRコード202は、プリンタを識別するためのプリンタシリアルIDが符号化されているコード画像である。QRコード202にはプリンタシリアルIDだけでなく、製品名、接続先のサーバのURL、携帯端末で読み取って対応するアプリケーションを立ち上げるための起動情報、プリンタの性能などを追加で符号化しても良い。また、上述の情報ごとに複数のQRコードがプリンタ100に配置されていてもよい。なお、本実施形態ではコード画像がQRコードである場合を例に説明しているが、これに限られるものではなく、例えばバーコードなど二次元のコードであってもよい。また、本実施形態ではQRコード202がプリンタ100の表面に貼付されている例を示しているが、QRコード202が表示部106に表示される形態でもよい。
図3は、インクタンクとインクについて説明する図である。図3(A)は、インクの注入方法を説明する図である。プリンタ100のインクタンクカバー301を開けると、インクタンク部110にアクセスすることができる。プリンタ100は、色の異なる複数種のインクを吐出して記録媒体にカラー画像を記録することが可能である。そのため、インクタンク部110には、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色のインクそれぞれを収納するために4種類のインクタンクが設けられている。以下の説明においては4色について簡略的に示すため、シアンをC、マゼンタM、イエローをY、ブラックをBk、とアルファベットを付す。インクタンク部110は、シアン色のインクを収容するインクタンク110C、マゼンタ色のインクを収容するインクタンク110M、イエロー色のインクを収容するインクタンク110Y、ブラック色のインクを収容するインクタンク110Bkを有する。インクタンク110C、インクタンク110M、インクタンク110Y、インクタンク110Bkはそれぞれ、インクの注入口302を備える。注入口302にあるキャップを開けて、インクボトル303からインクタンク部110にインクを供給する。インクの注入口302は色ごとに異なる形状になっており、違う色のインクボトルは注入できない仕組みになっている。また、色ごとだけでなく、インクの組成が違うために混ざると色味が変わってしまうインクも画質保障のために注入口302の形状を変更して作られている。なお、本実施形態では4種類のインクタンクが設けられている例について説明するが、インクタンクの数は1つでもよいし、複数であってもよい。
図2(B)は、インクボトルを説明する図である。インクボトル303は、消耗材であるインクの容器である。インクボトル300は、シアン色のインクが入っているインクボトル303C、マゼンタ色のインクが入っているインクボトル303、イエロー色のインクが入っているインクボトル303Y、ブラック色のインクが入っているインクボトル303Bkを有する。シアン色のインクを収容するインクタンク110Cにインクを補充する際には、シアン色のインクが入っているインクボトル303Cからインクを供給する。
図4は、第1実施形態に係るシステムの構成を示す図である。システムは、インクの残量またはインクの使用量に応じてインクボトル300の配送を配送サービスに要求して、インクボトル300の自動配送を実現するシステムであり、複数のプリンタ100、携帯端末402、サーバ401を有する。プリンタ100は、インクボトル303を用いてインクを注入するインクボトル方式の記録装置である。システム内の複数のプリンタ100(例えば、プリンタ100aおよびプリンタ100b)は、消耗材の容器であるインクボトル300を共有する。そのため、インクボトル300からはプリンタ100aにもプリンタ100bにもインクが供給される。各プリンタ100で消費されたインクの情報は、各プリンタ100から携帯端末402に送付される。
携帯端末402は、例えば、スマートフォンやタブレッット端末などの通信機能を有するネットワークデバイスである。プリンタ100と携帯端末402との通信は、例えば、ワイヤレスLAN、Bluetooth、セルラネットワーク(例えば、LTEや5Gなど)、インターネット回線、赤外線通信、有線などのいずれか、またはこれらの組み合わせで構成されてもよい。また、携帯端末402は、画像を撮像する撮像手段であるカメラ部を有する。サーバ401は、インクボトルの自動配送サービス、すなわちデバイスで使用される消耗材の容器を配送する配送サービスを提供する情報処理装置である。インクボトル自動配送サービスに加入しているユーザの元には、インク消費量が一定の閾値より多くなると自動的に新しいインクボトルが配送される。携帯端末402とサーバ401との通信は、LAN、WANなどの通信ネットワーク、セルラネットワーク、無線ネットワーク、電話回線、専用デジタル回線等のいずれか、またはこれらの組み合わせで構成されてもよい。すなわち、データの送受信が可能に構成されていればよく、通信方式はいずれの方式を採用してもよい。また、配送サービスは、サーバ401だけでなく、1台または複数台の情報処理装置の他、情報処理装置を含むデータセンターにより提供されたリソースを利用した仮想マシン(クラウドサービス)、あるいはこれらの組み合わせにより実現されてもよい。
図5は、インク供給の仕組みを説明するである。なお、ここでは解り易さのために1色のみの構成として説明を行うが、1色のみの構成に限定されるわけではない。記録ヘッド501は、インクジェット方式の記録ヘッドであり、インクを用紙などの記録媒体に吐出する。記録ヘッド501はキャリッジ502に搭載されている。ガイドシャフト503は、キャリッジ502を支持するためのガイドである。キャリッジモータ504は、キャリッジ502を駆動させるモータである。ベルト505は、キャリッジモータ504の駆動力をキャリッジ502に伝達する伝達機構である。キャリッジモータ504を駆動させることでベルト505が回転し、ベルト505に連結されているキャリッジ502をガイドシャフト503に沿って図5における左右に移動させ、記録ヘッド501を記録位置に移動させる。キャリッジモータ504の駆動、すなわち記録ヘッド501の位置は、CPU101により制御される。
インクタンク部110にはインク508が貯留される。また、インクタンク部110には供給チューブ511が装着されている。供給チューブ511は、インクタンク部110から記録ヘッド501にインクを供給するためのチューブである。インク508は、インクタンク部110から供給チューブ511を介して記録ヘッド501に供給され、吐出される。供給チューブ511の途中には、チョーク弁512が設けられる。チョーク弁512は、インクタンク部110と記録ヘッド501の間の流路を閉塞または開放する。具体的には、供給チューブ511の途中に設けられたチョーク弁512を閉じてインクを一時的に堰き止めるとともに、供給チューブ511のチョーク弁512から記録ヘッド501側を減圧し、内部空間を負圧とする。そして、この状態でチョーク弁512を開いて、記録ヘッド501へインクを供給する。
また、インクタンク部110内にはインク508と接触しうる状態で一対の電極509および電極510が設けられる。CPU101は、電極509および電極510への電圧印加時と印加終了時の電位差である電圧等を得て、この電気的情報を基準値となる閾値と比較することでインクタンク部110内のインク残量を計測する。また、CPU101は、インクの消費量のカウントを初期化した際のインク残量と現在のインク残量との差からインクの消費量を算出することもできる。なお、CPU101によるインクの残量および消費量の計測方法はこれに限られるものではない。例えば、印刷データに基づいてインクの使用量および残量を推定してもよい。
キャップユニット506は、記録ヘッド501の吐出面に対して密着して、記録ヘッド501の吐出面が乾燥して不吐にならないようにするキャップである。また、キャップユニット506は、記録ヘッド501のノズル列に対して空吐出や吸引回復などの回復動作を行う回復手段としての機能も併せ持つ。排出チューブ513は、インクを廃インク吸収体514に排出するためのチューブである。吸引ポンプ515は、記録ヘッド501および供給チューブ511のインクを吸引して廃インク吸収体514に排出するためのポンプである。具体的には、吸引ポンプ515は、キャップユニット506に記録ヘッド501の吐出面を密着させ、キャップユニット506を減圧することにより、記録ヘッド501および供給チューブ511のインクを吸引する。このように吸引ポンプ515は、記録ヘッド501へのインクの供給や、記録ヘッド501および供給チューブ511内の気泡をインクと共に排出する吸引回復動作をすることができる。廃インク吸収体514は、排出チューブ513を通り吸引排出されたインクを貯蔵する。
図6は、インクボトルの外観を示す図である。ここではインクボトル300Cを例にインクボトル300について説明する。抽出口601は、インク604の抽出口であり、先端が注入口302と組み合わさったときにインク604の注入が開始される作りになっている。抽出口601の形状は色ごとに異なっており、色を間違えて注入することを防止している。また、色ごとだけでなく、インクの組成が違うために混ざると色味が変わってしまうインクも画質保障のために抽出口601の形状を変更して作られている。
小窓602は、インク604の残量をユーザが視覚的に確認するための小窓である。小窓602は、透明な部材でできており、小窓602には目盛り603が設けられる。一方、インクボトル110Cの小窓602以外の素材は、インク604の光学変化を軽減するため光を完全には透過させない素材でできている。小窓602の目盛り603とインク604の表面とを一緒に読み取ることで、ユーザはインクボトル300C内のインク604の残量を把握することができる。なお、小窓602を通じて残量を把握する仕組みを説明したが、光学的に変化しにくい素材のインクの場合はボトル全体が透明でも良い。
また、インクボトル300Cの表面にはQRコード605が付帯されている。QRコード605は、インクボトルの管理に必要な情報が埋め込まれているコード画像である。インクボトルの管理に必要な情報には、少なくともインクボトルを一意に識別するためのインクボトルのシリアルIDが含まれる。また、インクボトルの管理に必要な情報には、インク型番、インク色、初期残量、製造日などのインクボトルに関する情報、インクボトルを管理するサーバへの接続情報(URL)、インクボトルを管理するアプリケーションの起動情報などが含まれていてもよい。なお、本実施形態ではコード画像がQRコードである場合を例に説明しているが、これに限られるものではなく、例えばバーコードなど二次元のコードであってもよい。
図7は、プリンタ100で管理されるインクボトルレコードを説明する図である。インクボトルレコード701は、プリンタ100で使用されたインクボトルの履歴情報であり、プリンタ100のEEPROM104およびサーバ401で管理される。インクボトルレコード701には、インクボトル毎のインクボトルレコード(インクボトルレコード702、インクボトルレコード707、インクボトルレコード708)がリスト形式で保持される。
インクボトル毎のインクボトルレコードの一例としてインクボトルレコード702について説明する。インクボトルレコード702は、インクボトルのシリアルID703、ボトル情報704、サーバ管理情報705、サービス情報706を含む。インクボトルのシリアルID703は、インクボトルを一意に識別するための情報である。ボトル情報704には、インクの色、インク容量、インクの製造日などの情報が格納されている。サーバ管理情報705には、サーバ401への接続情報、接続するためのセキュリティ情報、サーバに登録しているかのフラグなどの情報が格納されている。サービス情報706には、例えばインクボトル自動配送サービスの加入状況、前回配送日などの情報が格納されている。
図8は、携帯端末402のハードウェア構成を示す図である。携帯端末402は、携帯端末402のメインの制御を行うメインボード801と、外部との通信を行う通信部817とを有する。メインボード801は、CPU802、ROM803、RAM804有する。通信部817は、例えばWLAN通信を行うWLANユニットなど、外部とデータ通信を行うためのユニットである。通信部817は、バスケーブル816を介してメインボード801のシステムバス818に接続する。
CPU802は、携帯端末402の全体を制御する。ROM803は、CPU802が実行する制御プログラムや組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等を格納する。ROM803に格納されている各制御プログラムは、ROM803に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等の基本のソフトウェア制御を行う。RAM804は、SRAM(static RAM)等で構成され、プログラム制御変数等を格納し、また、ユーザが登録した設定値や携帯端末402の管理データ等を格納する。またRAM804は、各種ワーク用バッファ領域が設けられている。CPU802は、ROM803に記憶されたプログラムを実行することで、システムバス818に接続する各部を統括的に制御し、携帯端末402全体を制御する。
メインボード801はさらに、画像メモリ805、データ蓄積部812、不揮発性メモリ815、データ変換部806、電話部807、操作部808、GPS809、表示部810を有する。画像メモリ805は、DRAM(dynamic RAM)等を有し、通信部817を介して受信した画像データや、データ蓄積部812から読みだした画像データをCPU802で処理するために一時的に格納する。不揮発性メモリ815は、フラッシュメモリ(flash memory)等を有し、携帯端末402の電源がオフされた後でも保存しておきたいデータを格納する。例えば、アプリケーションで読み取ったプリンタ100に関する情報などが不揮発性メモリ815に格納される。データ蓄積部812は、カメラ部811で撮像した画像データを格納する。なお、携帯端末402のメモリ構成は上記で説明した構成に限定されるものではない。例えば、画像メモリ805とRAM804を共有させてもよいし、データ蓄積部812にデータのバックアップなどを行ってもよい。また本実施形態では画像メモリ805にDRAMを用いる例を説明したが、不揮発性メモリや着脱可能なハードディスク等を使用してもよい。
データ変換部806は、ページ記述言語(PDL)等の解析や、色変換、画像変換などのデータ変換を行う。電話部807は、電話回線の制御を行い、スピーカ部813を介して入出力される音声データを処理することで電話による通信を実現する。操作部808は、ユーザからの入力操作を受け付ける。表示部810は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイであり、各種入力操作や携帯端末402の動作状況、ステータス状況等の表示を行う。なお、タッチパネルのように、操作部808と表示部810が一体となっていてもよい。タッチパネルにおける入力座標と表示座標を対応付けることで、あたかもユーザがタッチパネルに表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。GPS(Global Positioning System)809は、現在の緯度や経度などの位置情報を取得する。
メインボード801はさらに、カメラ部811、スピーカ部813、電源部814を有する。カメラ部811は、撮像光学系と撮像センサを有し、撮像光学系を介して入射された光を撮像センサで光電変換して画像を取得する。カメラ部811で撮影された画像は、データ蓄積部812に保存される。また、カメラ部811でQRコードなどのコード画像を読み取るころで、コード画像に格納されている情報を取得することができる。スピーカ部813は、音の入出力を行う。例えば、スピーカ部813は、電話機能のための音声を入力または出力したり、アラーム通知に基づいて音を出力したりする。電源部814は、携帯端末402の電源やバッテリーを制御する。メインボード801の各構成要素と通信部817は、CPU802が管理するシステムバス818を介して、相互に接続されている。
図9は、携帯端末402のソフトウェア構成を示す図である。携帯端末402は、登録アプリ901、配送アプリ910、撮像手段920、通信手段921を有する。図9に示される各手段は、CPU802によりROM803などのメモリに格納されている制御プログラムをRAM804に読み出して実行することにより実現される。なお、本実施形態では登録アプリ901および配送アプリ910という2つのアプリケーションが携帯端末402に登録されている例について説明するが、登録アプリ901および配送アプリ910を1つのアプリケーションで実現してもよい。撮像手段920は、カメラ部811を制御し、画像を撮像して取得する。通信手段921は、通信部817を介しての外部装置(例えば、プリンタ100、サーバ401など)との通信を制御する。
登録アプリ901は、プリンタの情報およびインクボトルの情報を登録するためのアプリケーションである。携帯端末402およびサーバ401において、プリンタの情報はプリンタレコード(図10)として管理され、インクボトルの情報はインクボトルレコード(図11)として管理される。登録アプリ901は、プリンタ管理手段902、インクボトル管理手段903、表示制御手段904を有する。登録アプリ901のプリンタ管理手段902は、プリンタ100の情報を取得してプリンタレコードとして登録して管理する。プリンタ100の情報の登録処理については図12を用いて後述する。登録アプリ901のインクボトル管理手段903は、インクボトル303の情報を取得してインクボトルレコードとして登録して管理する。インクボトル303の情報の登録処理については図14を用いて後述する。登録アプリ901の表示制御手段904は、登録アプリ901が提供する画面の表示部810への表示を制御する。
配送アプリ910は、インクの消費量を合計した合計消費量またはインクの残量に基づいてインクボトルの配送サービスに配送要求を行うアプリケーションである。配送アプリ910は、インクボトル管理手段911、取得手段912、配送要求手段913、表示制御手段914を有する。インクボトル管理手段911は、登録アプリ901により登録されたインクボトルレコードを管理する。取得手段912は、プリンタからインクの消費量または残量を含む情報を取得する。配送要求手段913は、取得手段912が取得した情報に基づいて、インクボトルの配送要求の要否を判定し、配送サービスに配送要求を行う。表示制御手段914は、配送アプリ910が提供する画面の表示部810への表示を制御する。配送アプリ910が実行する処理は、図15および図16を用いて後述する。
図10は、プリンタレコードを説明する図である。プリンタレコード1001は、携帯端末402で管理されるプリンタの情報のリストであり、不揮発性メモリ815に格納されている。プリンタレコード1001には、プリンタごとのプリンタレコード(プリンタレコード1002、プリンタレコード1013、プリンタレコード1014)がリスト形式で格納されている。
プリンタごとのプリンタレコードの一例としてプリンタレコード1002について説明する。プリンタレコード1002は、製造情報1003およびフィールド情報1008を含む。製造情報1003はプリンタを製造する時に決まる情報である。製造情報1003には、プリンタのシリアルID1004、製造日1005、製品名1006、インク情報1007が含まれる。プリンタのシリアルID1004は、プリンタを一意に識別するための情報であり、製造時に採番される。製造日1005は、プリンタを製造した日時である。製品名1006は、プリンタの製品名称である。インク情報1007には、プリンタで利用されるインクに関する情報が格納される。
フィールド情報1008は、プリンタがユーザ先で使用されてから変更される情報である。フィールド情報1008には、登録日1009、サービス情報1010、使用インクボトルID1011が含まれる。登録日1009には、プリンタを登録した登録日が格納される。サービス情報1010には、プリンタをサポートしているサービスの加入状況や、サービスが実施されたログが格納される。例えば、サービス情報1010には、インクボトル自動配送サービスの加入状況、前回配送日などの情報が格納される。サービス情報1010には、インクに関してはサービス情報706と同様の情報が格納される。また、サービス情報1010には独自の情報が格納されてもよく、例えばサーバと通信した日時や、ポイントサービスに関する情報などが格納されてもよい。使用インクボトルID1011には、プリンタで使用されるインクボトルを一意に識別するシリアルIDが登録される。使用インクボトルID1011に登録されるIDは、インクボトルのシリアルID703と同様の情報である、複数のインクを利用するプリンタの場合は、使用インクボトルID1012のように、インクの数に応じて複数の使用インクボトルIDが登録される。
図11は、携帯端末402で管理されるインクボトルレコードを説明する図である。インクボトルレコードは、携帯端末402で管理されるインクボトルの情報のリストであり、不揮発性メモリ815に格納されている。インクボトルレコード1101には、インクボトルごとのインクボトルレコード(インクボトルレコード1102、インクボトルレコード1114、インクボトルレコード1115)がリスト形式で格納されている。
インクボトルごとのインクボトルレコードの一例としてインクボトルレコード1102について説明する。インクボトルレコード1102には、製造情報1102およびフィールド情報1108が含まれる。製造情報1103は、インクボトルが製造された際に決まる情報である。製造情報1103には、インクボトルのシリアルID1104、製造日1105、インクサイズ1106、インク色1107が含まれる。インクボトルのシリアルID1104は、インクボトルを一意に識別するための情報であり、製造時に採番される。製造日1105は、インクボトル303を製造した日時である。インクサイズ1106は、インクボトルの容量を示す情報である。インクサイズ1106には、例えば100ml、200ml、300mlなど実際の容量を格納してもよいし、大、中、小など相対的な容量の大きさを格納してもよい。インク色1107は、インクボトルに入っているインクの色であり、例えばシアン、マゼンタ、イエローなどの具体的な色を示す情報が格納される。
フィールド情報1108は、インクボトルがユーザ先で使用されてから変更される情報である。フィールド情報1108には、使用プリンタID1109、登録日1111、配送情報1112、サービス情報1113が含まれる。使用プリンタID1109には、インクボトルを使用したプリンタのシリアルIDが格納される。1つのインクボトルが複数のプリンタで使用される場合には、該インクボトルを使用した複数のプリンタのシリアルIDが登録される。インクボトルレコード1102の例では、使用プリンタID1109および使用プリンタID1110の2つの使用プリンタIDが登録されている。登録日1111には、インクボトルを登録した登録日が格納される。配送情報1112には、インクボトルの配送情報が格納される。配送情報1112の初期状態は「未配送」であり、インクボトルの配送要求時に更新される。配送情報1112を更新するタイミングについては図15で説明する。サービス情報1113には、インクボトル自動配送サービスへの接続情報(URL)、サービスへの加入状況、前回配送日などの情報が格納される。サービス情報1010には、インクに関してはサービス情報706と同様の情報が格納される。また、サービス情報1010には独自の情報が格納されてもよく、例えばサーバと通信した日時や、ポイントサービスに関する情報などが格納されてもよい。なお、サーバ401に格納されているインクボトルレコードも図11で説明した携帯端末402が保持するインクボトルレコードと同様の構造である。
図12は、プリンタ100をサーバ401に登録する処理を示すシーケンス図である。本実施形態では、携帯端末402を用いて未登録のプリンタ100のシリアルIDを取得してサーバ401に登録する。図12に示される携帯端末402による各処理は、携帯端末402のCPU802が、ROM803などのメモリに格納されている制御プログラムをRAM804に読み出して実行することにより実現される。図13は、携帯端末402の表示の一例を示す図である。
S1201で、携帯端末402は、ユーザの指示に基づいて登録アプリ901を起動する。S1202で、登録アプリ901は登録するプリンタのQRコードを撮影するように促す画面を表示する。ユーザは登録アプリ901の指示に従い携帯端末402のカメラ部811でプリンタ100のQRコード202を撮影する。図13(A)は、プリンタ100のQRコード202を撮影する際の携帯端末402の画面の表示の一例を示す図である。表示部810には、カメラ部811を通じて撮影しているプリンタ100を識別するためのQRコード202の画像と、ユーザに対して撮影操作を指示するためのガイダンス1301とが表示される。ガイダンス1301には、例えばQRコード202の画像が欠けている場合や撮影角度がQRコード202の読み取りに適切でない場合は、ユーザに撮影状態を修正するように指示が表示される。
S1203で、登録アプリ901のプリンタ管理手段902は、撮影したQRコード202の画像を解析し、プリンタ100のシリアルIDを含むプリンタに関する情報を取得する。例えば、登録アプリ901はプリンタ100のシリアルIDの他にも、プリンタ100の製品名、製造日、インク情報などの製造情報、フィールド情報などをQRコード202から取得してもよい。さらに、登録アプリ901は、サーバ401の接続情報をQRコード202から取得してもよい。そして、登録アプリ901は取得した情報をプリンタレコードに登録し、不揮発性メモリ815に格納する。図13(B)は、QRコード202を解析した結果を表示する画面の一例を示す図である。表示部810には、画像解析情報1302が表示される。画像解析情報1302には、QRコード202を解析した結果が表示される。画像解析情報1302には、例えば、プリンタのシリアルID、製品名、接続先サーバIDなどが表示される。また、QRコード202を読み取ったプリンタが未登録である場合は、登録ボタン1303が表示されてもよい。登録ボタン1303は、画像解析情報1302に表示されているプリンタをプリンタレコード1001に登録するためのボタンである。
S1204で、登録アプリ901のプリンタ管理手段902は、登録するプリンタ100の情報として、S1203で生成したプリンタレコードをサーバ401に送付する。S1205で、サーバ401は、携帯端末402から取得したプリンタレコードを登録する。S1206で、サーバ401は携帯端末402にプリンタ情報の登録完了を通知し、通知を受けた登録アプリ901は本フローを終了する。以上の処理により、未登録のプリンタ100をサーバ401に登録し、サーバ401が提供するサービスの対象とすることができる。
図14は、インクボトル303を登録する処理を示すシーケンス図である。本実施形態では、携帯端末402を用いて未登録のインクボトル303のシリアルIDを取得してサーバ401およびプリンタ100に登録する。図14に示される携帯端末402による各処理は、携帯端末402のCPU802が、ROM803などのメモリに格納されている制御プログラムをRAM804に読み出して実行することにより実現される。
S1401で、携帯端末402は、ユーザの指示に基づいて登録アプリ901を起動する。S1402で、登録アプリ901は登録するインクボトルのQRコードを撮影するように促す画面を表示する。ユーザは登録アプリ901の指示に従い携帯端末402のカメラ部811でインクボトル303のQRコード605を撮影する。図13(C)は、インクボトル303のQRコード605を撮影する際の画面の表示の一例を示す図である。表示部810には、カメラ部811を通じて撮影しているインクボトル303を識別するためのQRコード605の画像と、ユーザに対して撮影操作を指示するためのガイダンス1310とが表示される。ガイダンス1310には、例えばQRコード605の画像が欠けている場合や撮影角度がQRコード202の読み取りに適切でない場合は、ユーザに撮影状態を修正するように指示が表示される。
S1203で、登録アプリ901のインクボトル管理手段903は、撮影したQRコード605の画像を解析し、インクボトル303のシリアルIDを含むインクボトルに関する情報を取得する。例えば、登録アプリ901はインクボトル303のシリアルIDの他にも、インクボトル303の製造日、容量、色などの製造情報、フィールド情報などをQRコード605から取得してもよい。また、登録アプリ901はQRコード605からサーバ401の接続情報を取得してもよい。そして、登録アプリ901のインクボトル管理手段903は取得した情報をインクボトルレコードに登録し、不揮発性メモリ815に格納する。図13(D)は、QRコード605を解析した結果を表示する画面の一例を示す図である。表示部810には、画像解析情報1311およびプリンタ情報が表示される。画像解析情報1311には、QRコード605を解析した結果が表示される。画像解析情報1311には、例えば、インクボトルのID、インクの容量、インクの色などが表示される。また、プリンタ情報1312には、画像解析情報1311に対応するインクボトルIDを登録しているプリンタ100が表示される。また、プリンタ情報1312において画像解析情報1311に対応するインクボトルを使用するプリンタ100を登録できるようにしてもよい。また、QRコード605を付帯されたインクボトル303が未登録である場合は、登録ボタン1313が表示されてもよい。登録ボタン1313は、画像解析情報1311に表示されているインクボトルをインクボトルレコード1101に登録するためのボタンである。
S1404で、登録アプリ901のインクボトル管理手段903は、登録するインクボトル303の情報として、S1203で生成したインクボトルレコードをサーバ401に送付する。S1405で、サーバ401は携帯端末402から送られてきたインクボトルレコードに基づいて、サーバ401で管理するインクボトルレコードを更新する。S1406で、サーバ401は、携帯端末402にインクボトル情報の登録完了を通知する。
S1407で、携帯端末402は、登録するインクボトル303の情報としてS1203で生成したインクボトルレコードを、該インクボトル303を利用するプリンタ100に送付する。S1408で、プリンタ100は携帯端末402から送られてきたインクボトルレコードに基づいて、プリンタ100で管理するインクボトルレコードを更新し、本処理を完了する。以上の処理により、携帯端末402でインクボトルを撮影することで、インクボトルのシリアルIDを含むインクボトルの情報をサーバ401に登録し、更にプリンタ100にも反映することができる。
図15および図16は、携帯端末402を用いてインクの配送要求(発注)を判定する処理を示すシーケンス図である。図15は配送要求の可否をインク消費量の合計値(インクの合計消費量)に基づいて判定する例を、図16は配送要求の可否をインク残量に基づいて判定する例を示している。図15および図16に示される携帯端末402による各処理は、携帯端末402のCPU802が、ROM803などのメモリに格納されている制御プログラムをRAM804に読み出して実行することにより実現される。
まず、図15を用いて配送要求の可否をインク消費量の合計値に基づいて判定する場合について説明する。インクの配送要求の処理は、携帯端末402が保持しているインクボトルレコードごとに実行される。ここでは、図11に示されるインクボトルレコード1102を例に説明する。S1501で、携帯端末402は、ユーザの指示に基づいてインクボトルの配送アプリ910を起動する。なお、携帯端末402は配送アプリをユーザがあらかじめ設定したタイミングで自動的に起動させることも可能である。
S1502で、配送アプリ910の取得手段912は、インクボトルレコード1102のフィールド情報1108に使用プリンタIDが登録されている全プリンタから、インクの消費量を取得する。インクボトルレコード1102に対応するインクボトル303の配送要求を行うかを判定する場合には、携帯端末402は、使用プリンタID1109および使用プリンタID1110に対応するプリンタからインクの消費量を取得する。ここで各プリンタから取得するインクの消費量は、前回インクの消費量の初期化(S1511)を行って以降のインクの消費量である。プリンタからのインクの消費量の取得は、例えば、インクの消費量を含むプリンタの稼働状況を監視するプリンタ管理アプリケーションを介して取得するなど、その方法は問わない。
S1503で、配送アプリ910の配送要求手段913は、各プリンタから取得したインク消費量の合計値を算出し、算出したインク消費量の合計値と閾値とを比較する。インク消費量の合計値が閾値未満である場合は、現時点では次のインクボトルを配送してもらう必要がないため、本処理を終了する。一方、インク消費量の合計値が閾値以上である場合は、次のインクボトルを配送してもらうために、S1504の処理を行う。
S1504で、配送アプリ910の配送要求手段913は、インクボトルレコードの配送情報1112を確認する。配送情報1112の値が「配送済」など配送するための処理を行っていること示す値の場合は、本処理を終了する。一方、配送情報1112の値が「未配送」である場合は、S1505の処理を行う。S1505で、配送アプリ910の配送要求手段913は、サーバ401にインクボトルIDとインクボトルの配送要求を送信する。S1506で、サーバ401は、携帯端末402からのインクボトルの配送を受け付ける。S1507で、サーバ401は、サーバ401で管理されるインクボトルレコードを更新する。S1508で、サーバ401は、携帯端末402にインクボトルの配送受付完了を通知する。サーバ401から配送受付完了の通知を受けた携帯端末402は、S1509で、配送アプリ910のインクボトル管理手段903が、インクボトルレコード1102の配送情報1112を配送済に更新する。S1510で、配送アプリ910は、インクボトルレコード1102に登録されている使用プリンタID(使用プリンタID1109および使用プリンタID1110)に対応するプリンタに、インク消費量の初期化を指示する。インク消費量の初期化の指示を受けたプリンタは、S1511で、インク消費量の初期化を行う。
なお、本実施形態では、S1504で配送情報1112の値が「未配送」である場合に携帯端末402が自動で配送要求を行う例について説明したが、配送の要否をユーザが選択できるようにしてもよい。例えば、携帯端末402は、S1503で算出したインクの消費量の合計値と共に配送を依頼するかを確認するための画面をユーザに通知し、ユーザが配送することを選択した場合にのみS1505の配送要求を行う。
次に、図16を用いて配送要求の可否をインク残量に基づいて判定する場合について説明する。インクの配送要求の処理は、携帯端末402が保持しているインクボトルレコードごとに実行される。ここでは、図11に示されるインクボトルレコード1102を例に説明する。なお、図15と同様の処理については同じ符号を付すことでその説明を省略する。
S1601で、携帯端末402は、インクボトルレコード1102のフィールド情報1108に使用プリンタIDが登録されている全プリンタから、インクの残量を取得する。インクボトルレコード1102に対応するインクボトル303の配送要求を行うかを判定する場合、携帯端末402は、使用プリンタID1109および使用プリンタID1110に対応するプリンタからインクの残量を取得する。プリンタからのインクの消費量の取得は、例えば、インクの残量を含むプリンタの稼働状況を監視するプリンタ管理アプリケーションを介して取得するなど、その方法は問わない。
S1602で、携帯端末402は各プリンタから取得したインク残量を閾値と比較する。各プリンタから取得したインク残量のうち閾値未満のインク残量が1つでもある場合は、S1504の処理を行う。一方、各プリンタから取得したインク残量のすべてが閾値以上である場合は、現時点では次のインクボトルを配送してもらう必要がないため、本処理を終了する。
閾値を下回るインク残量のプリンタがある場合には、図15と同様に、S1504~S1509の処理を行い、インクボトルの配送状況を確認して、未配送の場合にはサーバ401に配送要求を送信し、インクボトルレコードを更新する。以上で図16に示される、残量に基づく配送要求の処理を終了する。なお、インク消費量の合計に基づく判定と、各プリンタのインク残量に基づく判定を組み合わせてインクボトルの配送要求を行うか判定してもよい。例えば、インク消費量の合計が閾値(第1の閾値)に達していなくても、いずれかのプリンタでインク残量が閾値(第2の閾値)未満となった場合には、インクボトルの配送要求を行う。インク消費量の合計が閾値未満でインクボトルの配送要求を行った場合のインク消費量の初期化(S1511)は、インクボトルの配送情報1112が「配送済」となった時点ではなく、インク消費量の合計が閾値以上となった際に行われる。これにより、複数のプリンタでインクの消費量に大きな差がある場合にも、インクの消費が早いプリンタでインク切れが起きる前にインクを補充するためのインクボトルを発注して配送してもらうことができる。
図17は、インクボトルの配送判定を行った結果を表示する画面の一例を示す図である。図17(A)は、インクの消費量の合計値が閾値未満であった場合の表示の例である。図17(A)に示される画面は、図15のS1504の処理の後に携帯端末402の表示部810に表示される。インクボトル情報1701は、配送判定の対象となっているインクボトル303の情報である。インクボトル情報1701はインクボトルレコード1102に基づいて表示される。インクボトル情報1701には、例えば、インクボトルのシリアルID、インク容量、インク色、配送情報が含まれる。プリンタ情報1702は、インクボトル情報1701に表示されているインクボトルを使用しているプリンタの情報である。プリンタ情報1702には、例えば、プリンタを識別するためのプリンタID、プリンタでのインクの消費量が含まれる。また、プリンタ情報1702には、各プリンタにおけるインクの残量が含まれていてもよい。配送判定結果1703は、インクボトルの配送判定を行った結果である。配送判定結果1703には、例えば、プリンタ情報1702に表示されているプリンタのインク消費量の合計値1704と、判定結果1705が含まれる。判定結果1705には、インク消費量の合計値が閾値以上となり新しいボトルの配送を発注した場合には、配送要求を行った旨をユーザに通知するための表示が行われる。一方、インク消費量の合計値が閾値未満であった場合には、ユーザに対してインクボトルが配送されるための閾値を通知するためのガイダンスが表示される。
図17(B)は、インクの消費量の合計値が閾値(第1の閾値)未満であったが、インク残量が閾値(第2の閾値)未満のプリンタがあった場合の表示の例である。図17(B)に示される画面は、図16のS1504の処理の後に携帯端末402の表示部810に表示される。配送判定結果1703には、例えば、プリンタ情報1702に表示されているプリンタのインク消費量の合計値1704と、判定結果1706が含まれる。判定結果1706には、インク残量が閾値を下回っているプリンタがあったことと、インクボトル配送をサーバ401に依頼するためのボタンが表示される。ユーザは、判定結果1706に表示されるボタンを操作することによりインクボトルの配送を選択することが可能である。
本実施形態では、インクボトルレコードを携帯端末402の不揮発性メモリ815とサーバ401の両方で保存する例について説明したが、サーバ401にのみ保存し、携帯端末402にはインクボトルレコードを保存しないようにしてもよい。インクボトルレコードを保持しない携帯端末402は、インク配送判定を行う場合などインクボトルの情報が必要な場合にサーバ401から取得する。これにより、携帯端末402の不揮発性メモリ815にインクボトル303の情報が記憶されていなくても配送判定が可能となり、携帯端末402の限られたメモリを解放することができる。
また、本実施形態では、コード画像を撮影してプリンタやインクボトルの情報を取得する例を説明したが、プリンタやインクボトルつけられたICチップを携帯端末402で読み取ってプリンタやインクボトルの情報を取得するようにしてもよい。また、プリンタやインクボトルの情報を取得するための撮像部や読取部はネットワークデバイスに外付けされる装置であってもよい。また、本実施形態では、消耗材としてプリンタでの印刷に使用するインクを例に説明したが、これに限られるものではなく、消耗材を使用して立体物を形成する3Dプリンタでの造形に使用するマテリアルであってもよい。複数の3Dプリンタで同じ容器のマテリアルを使用している場合に、適切なタイミングでマテリアルを発注することが可能になる。
以上説明したように、本実施形態によると、1つのインクボトルから複数のプリンタにインクを注入している場合でも、各プリンタにおけるインク消費量を合算することで、インクの消費が完了するタイミングを推測することができる。また、各プリンタにおけるインク残量を確認することでインクの消費量が異なる場合にもプリンタでインクの消費が完了するタイミングを推測することができる。これにより、1つのインクボトルを複数のプリンタ間で共有している場合でもインクボトルを適切なタイミングで発注することができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、携帯端末402上で動作するプログラムでインク消費量の合計値を算出して配送要求を行うか否かを判定する例を説明した。本実施形態では、インク消費量の合計値の算出をインクの配送サービスを提供するサーバ401で実施する形態を説明する。すなわちサーバ401が、配送アプリ910の機能を実現する。なお第1実施形態と共通する説明の内容は省略する。
図18は、本実施形態に係るシステムの構成を示す図である。システムは、複数のプリンタ100とネットワークで接続されたネットワークデバイスであるサーバ401を有する。第1実施形態では携帯端末402でインクボトル情報(インクボトルレコード)を管理していたが、本実施形態ではプリンタ100に入力する。プリンタ100は、インクボトル情報をEEPROM104に記憶する。また、プリンタ100は、ネットワークを経由してユーザによって入力されたインクボトル情報、プリンタ情報、インク消費量などの情報をサーバ401に送信する。サーバ401は各プリンタから受信したこれら情報をもとに、各インクボトルに対するインク消費量の合計値を算出する。インク消費量の合計値を算出したサーバ401は、インク消費量の合計値と閾値を比較して、インクボトルの配送判定を行う。インク消費量の合計値によるインクボトルの配送判定の処理内容は図15の処理内容と同様である。またサーバ401は、図16の処理内容と同様に、各プリンタにおけるインク残量をプリンタ100から取得して閾値と比較し、インクボトルの配送判定を行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、サーバ401がプリンタ100から直接インク残量などの情報を取得して配送要求を行うか否かを判定していたが、携帯端末402などのネットワークデバイスを経由してプリンタ100からの情報を取得するようにしてもよい。サーバ401は、携帯端末402を介してプリンタ100からインクの消費量や残量などの情報を取得し、消費量の合計値を算出し、消費量の合計値や残量と各閾値とを比較して、新たなインクボトルの配送を行うか否かを判定する。また、携帯端末402でインクの消費量の合計値の算出まで行い、算出した合計値をサーバ401に送信して、サーバ401で閾値との比較を行うようにしてもよい。また、プリンタからインクの消費量などの情報を収集してサーバ401に送信する機器は、携帯端末402に限られるものではない。携帯端末402の替わりに、PCなどの情報処理装置や、複数のプリンタの稼働状況を監視する監視装置として機能するプリンタが複数のプリンタからインクの消費量などの情報を収集してサーバ401に送信するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、1つのインクボトルから複数のプリンタに対してインク注入している場合でも、インクボトルを適切なタイミングで発注することができる。
本実施形態の開示は、以下の情報処理装置の構成を含む。
(構成1)デバイスで使用される消耗材を管理するシステムであって、消耗材の情報を容器ごとに管理する管理手段と、同じ容器の消耗材を使用する複数のデバイスから、該消耗材の消費量または該消耗材の残量を取得する取得手段と、前記消耗材の消費量を合計した合計消費量または前記消耗材の残量に基づいて、デバイスで使用される消耗材の容器を配送する配送サービスに前記消耗材の容器の配送要求を行う要求手段と、を有することをと特徴とするシステム。
(構成2)前記要求手段は、複数のデバイスから取得した前記消耗材の消費量を合計した合計消費量が閾値以上の場合に、前記配送サービスに前記消耗材の容器の配送要求を行うことを特徴とする構成1に記載のシステム。
(構成3)前記要求手段は、複数のデバイスから取得した前記消耗材の残量のうち少なくとも1つの前記消耗材の残量が閾値未満である場合に、前記配送サービスに前記消耗材の容器の配送要求を行うことを特徴とする構成1または2に記載のシステム。
(構成4)前記消耗材の情報には前記配送サービスによる前記消耗材の容器の配送状況が含まれ、前記配送状況が未配送である場合に、前記要求手段は、前記消耗材の消費量を合計した合計消費量または前記消耗材の残量に基づいて、配送サービスに前記消耗材の容器の配送要求を行うことを特徴とする構成1乃至3のいずれかに記載のシステム。
(構成5)前記要求手段は、前記消耗材の消費量を合計した合計消費量または前記消耗材の残量に基づいて前記配送要求を行えると判定した場合に消耗材の配送を依頼するかユーザに確認し、ユーザが配送を依頼した場合に、前記配送サービスに前記配送要求を行うことを特徴とする構成1乃至4のいずれかに記載のシステム。
(構成6)前記消耗材の情報には、前記消耗材の容器を一意に識別する情報および前記消耗材を使用するデバイスを一意に識別する情報が含まれ、前記取得手段は、前記消耗材が注入されたデバイスを一意に識別する情報に対応するデバイスから前記消耗材の消費量または前記消耗材の残量を取得することを特徴とする構成1乃至5のいずれかに記載のシステム。
(構成7)前記管理手段は、前記容器に付帯しているコード画像を読み取ることで消耗材の情報を取得して登録し、さらに該消耗材の情報に該容器の消耗材を使用するデバイスを示す情報を登録することを特徴とする構成1乃至6のいずれかに記載のシステム。
(構成8)デバイスが前記取得手段に送信する消耗材の消費量のカウントは、前記合計消費量が閾値以上の場合に初期化されることを特徴とする構成1乃至7のいずれかに記載のシステム。
(構成9)前記デバイスは、消耗材を使用して記録媒体に画像を印刷する画像形成装置または消耗材を使用して立体物を形成する3Dプリンタであり、前記消耗材は、画像形成装置で使用されるインクまたは3Dプリンタで使用されるマテリアルであることを特徴とする構成1乃至8のいずれかに記載のシステム。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
100 プリンタ
303 インクボトル
401 サーバ
402 携帯端末

Claims (12)

  1. デバイスで使用される消耗材を管理するシステムであって、
    消耗材の情報を容器ごとに管理する管理手段と、
    同じ容器の消耗材を使用する複数のデバイスから、該消耗材の消費量または該消耗材の残量を取得する取得手段と、
    前記消耗材の消費量を合計した合計消費量または前記消耗材の残量に基づいて、デバイスで使用される消耗材の容器を配送する配送サービスに前記消耗材の容器の配送要求を行う要求手段と、を有することをと特徴とするシステム。
  2. 前記要求手段は、複数のデバイスから取得した前記消耗材の消費量を合計した合計消費量が閾値以上の場合に、前記配送サービスに前記消耗材の容器の配送要求を行うことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記要求手段は、複数のデバイスから取得した前記消耗材の残量のうち少なくとも1つの前記消耗材の残量が閾値未満である場合に、前記配送サービスに前記消耗材の容器の配送要求を行うことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 前記消耗材の情報には前記配送サービスによる前記消耗材の容器の配送状況が含まれ、前記配送状況が未配送である場合に、前記要求手段は、前記消耗材の消費量を合計した合計消費量または前記消耗材の残量に基づいて、配送サービスに前記消耗材の容器の配送要求を行うことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  5. 前記要求手段は、前記消耗材の消費量を合計した合計消費量または前記消耗材の残量に基づいて前記配送要求を行えると判定した場合に消耗材の配送を依頼するかユーザに確認し、ユーザが配送を依頼した場合に、前記配送サービスに前記配送要求を行うことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  6. 前記消耗材の情報には、前記消耗材の容器を一意に識別する情報および前記消耗材を使用するデバイスを一意に識別する情報が含まれ、
    前記取得手段は、前記消耗材が注入されたデバイスを一意に識別する情報に対応するデバイスから前記消耗材の消費量または前記消耗材の残量を取得することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  7. 前記管理手段は、前記容器に付帯しているコード画像を読み取ることで消耗材の情報を取得して登録し、さらに該消耗材の情報に該容器の消耗材を使用するデバイスを示す情報を登録することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  8. デバイスが前記取得手段に送信する消耗材の消費量のカウントは、前記合計消費量が閾値以上の場合に初期化されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  9. 前記デバイスは、消耗材を使用して記録媒体に画像を印刷する画像形成装置または消耗材を使用して立体物を形成する3Dプリンタであり、
    前記消耗材は、画像形成装置で使用されるインクまたは3Dプリンタで使用されるマテリアルであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシステムと、
    画像を撮像する撮像手段と、を有することを特徴とするネットワークデバイス。
  11. デバイスで使用される消耗材を管理するシステムの制御方法であって、
    消耗材の情報を容器ごとに管理する工程と、
    同じ容器の消耗材を使用する複数のデバイスから、該消耗材の消費量または該消耗材の残量を取得する工程と、
    前記消耗材の消費量を合計した合計消費量または前記消耗材の残量に基づいて、デバイスで使用される消耗材の容器を配送する配送サービスに前記消耗材の容器の配送要求を行う工程と、を有することを特徴とするシステムの制御方法。
  12. デバイスで使用される消耗材を管理するシステムを制御するためのプログラムであって、
    消耗材の情報を容器ごとに管理する工程と、
    同じ容器の消耗材を使用する複数のデバイスから、該消耗材の消費量または該消耗材の残量を取得する工程と、
    前記消耗材の消費量を合計した合計消費量または前記消耗材の残量に基づいて、デバイスで使用される消耗材の容器を配送する配送サービスに前記消耗材の容器の配送要求を行う工程と、を有することを特徴とするプログラム。
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