JP2023164298A - 時計の切り替え式表示機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】可能な限り普遍的であり幅広い用途に使用可能な切り替え機構、特に表示切り替え機構を開発する。【解決手段】第1の歯車及び第1の出力ホイールセット、第2の歯車及び第2の出力ホイールセットを備えた、時計機構であって、出力ホイールセットに接続された2つの可動入力部1、2を備える切り替え・連結機構500によって、それぞれ第1の歯車及び第2の歯車に固有の第1及び第2の示度を、表示手段8上に交互に表示するための、時計機構に関し、上記切り替え・連結機構はスライド式可動部5を備え、これは、上述の2つの可動入力部の間において定常的な張力下で移動でき、またユーザからの制御手段に対するユーザからのコマンドの作用下で選択される一方と交互かつ排他的に協働でき、これにより、所与の瞬間にスライド式可動部と係合している可動入力部と、表示手段との間の駆動接続を確立して、切り替え式ディスプレイを形成する。【選択図】図4

Description

本発明は、枢動によって移動できる第1の可動出力部を有する第1の機構、特に第1の歯車と、枢動によって移動できる第2の可動出力部を有する第2の機構、特に第2の歯車とを備え、上記第1の機構及び上記第2の機構は、上記第1の機構及び上記第2の機構それぞれに固有の第1の示度及び第2の示度を少なくとも1つの表示手段上でそれぞれ交互に表示するために、第3の機構、特に表示機構の運動を制御するよう、配設される、時計機構に関する。
本発明は更に、少なくとも1つの上述の時計機構を備える時計に関する。
本発明は時計のコンプリケーションの分野に関し、より詳細には時計のディスプレイの分野に関する。
異なる複数の表示間の切り替えは、時計愛好家にとって一般的なコンプリケーションであり、これは、基本のディスプレイの機構及び歯車に追加される更なる機構及び歯車を原因として、機械式時計の内部に大きな空間を必要とする。最もよく知られた用途としては、時間表示とクロノグラフのカウントダウン表示との間の切り替え、又はタイムゾーンの変更が挙げられる。
これらの機構の複雑さは、このような切り替え機構が典型的には単一の用途専用のものとなるような複雑さであり、他の表示変更を設計するためにこれらを修正するのは困難である。
本発明の目的は、可能な限り普遍的であり幅広い用途に使用可能な切り替え機構、特に表示切り替え機構を開発することである。この切り替え機構は、簡潔な方法で設計されているため、切り替え機構に使用されることが多い高価で壊れやすい差動要素を使用する必要が回避される。ハートカム等の相対位置決め要素の使用の必要も回避される。
この目的のために、本発明は、請求項1に記載の時計機構に関する。
本発明は更に、少なくとも1つの上述の時計機構を備えた時計に関する。
本発明の目的、利点、及び特徴は、添付の図面を参照して以下の「発明を実施するための形態」を読むことにより、更に明らかになるであろう。
図1は、本発明の具体的ではあるが非限定的な応用の範囲内で、特に2つの歯車である2つの機構のうちの一方と協働するように配設された1組の針等の、従来の表示機構の概略平面図を示す。この図は、これらの歯車がそれぞれ発振子の出力であり、2つの発振子が全く異なる特徴を有することができる、ある具体的なケースを示している。 図2は、切り替え・連結機構の一部の概略斜視図を示し、この部分は、同軸である2つの可動入力部を備える切り替えユニットを構成しており、上記2つの可動入力部はそれぞれ、連結用凹凸部を備えるハブを摩擦によって駆動し、上記ハブは、各面に相補的連結用凹凸部を備えたスライド式可動部を両側から挟み、上記相補的連結用凹凸部は、ある単一の角度位置において上記ハブの上記連結用凹凸部と協働し、所与の瞬間において上記連結用凹凸部にこのスライド式可動部が係合される。このスライド式可動部はメス型正方形を備え、これによりスライド式可動部は、スライド式可動部が一体として共に回転するシャフト上で、軸方向にスライドできる。スライド式可動部は、ばね又はレバー等の外部要素が、図の上側ハブ又は下側ハブによる所望の切り替えに応じて軸方向下向き又は上向きの力を印加することを可能にする、外側溝を備える。 図3は、同じ切り替えユニットの概略斜視図を示し、シャフトはスライド式可動部を支承し、このシャフトはその上端において:図示されているこの非限定的な例では筒かなと係合している中間車;及び本発明による切り替え・連結機構に含まれる制御機構と協働することにより、スライド式可動部を回転させて、上記スライド式可動部が上述のレバー又はばね(これらもまたこの制御機構に属する)によって押し付けられる上記ハブとの連結の角度位置を見つけ出すために配設された、駆動ホイールを支承する。この図3では、スライド式可動部は、図の下方の位置の第2のハブと係合している。従って上記中間車は、図の下方の位置の第2の可動入力部から、筒かなへと情報を伝達する。 図4は、図3と同じ位置における、同じ切り替えユニットの概略断面図を示す。スライド式可動部と下側の第2のハブとは、その相補的凹凸部の協働によって互いに連結された位置において確認できる。 図5は、図3、4と同じ位置における、スライド式可動部及びそのシャフトと、下側の第2のハブと、下側の第2の可動入力部とに限定された、同じ切り替えユニットの下部の部分概略上面図を示す。協働する相補的凹凸部を確認できる。第2のハブはそれぞれ第2の連結要素を備え、これらは連結位置において、スライド式可動部が備える第2の相補的連結要素と連結される。この非限定的な実施形態では、スライド式可動部は、3つの凹部で形成された第2の相補的連結要素を備え、上記凹部部は、互いから等しい角度位置にない、スライド軸に対して異なる半径に配置された、楕円形である。第2のハブは、噛合を容易にするための傾斜又は放射状表面を有するポストの形態の3つの凸部で形成された第2の相補的連結要素を備え、これらのポストは、スライド式可動部の上記3つの凹部と幾何学的に同一の様式で配置される。この配置により、1回転につき1つの協働位置と、正確な割り出しとが保証される。スライド式可動部の表面と、これらに対向する第1のハブ及び第2のハブの表面との間の、凸部及び凹部の他の構成を、本発明の範囲から逸脱することなく選択することもできる。 図6は、図3、4と同じ位置における、同じ切り替えユニットの部分概略上面図を示す。 図7は、地板及び制御手段を備える、本発明による時計機構の部分概略斜視図を示し、上記制御手段は、図の手前側にあるばね制御レバーを備え、上記ばね制御レバーは2つの停止部材の間で枢動でき、また上記ばね制御レバーの支持ピン等の支持要素は、図の手前左側に確認できる段付きねじ等の剛性保持要素から片持ち位置に設置されたフォーク状ばねに対して、力を印加する。このばねの各脚は、切り替えユニットのスライド式可動部の溝と係合する。図2~6の切り替えユニットは図の左側部分に確認でき、これはこの例では、図の奥側に確認できる筒かなとの噛合により、分表示の切り替えに関わる。同様の別の切り替えユニットが図の右側部分に示されており、これはこの例では、限定するものではないがこのケースでは上記筒かなと同軸である筒車との噛合によって、時表示の切り替えに関わる。上記地板は、上記剛性ばね支持要素と支持縁部との間の第1のキャビティと、この支持縁部を越える第2のキャビティとを備える。ばね制御レバーの角度位置に応じて、従って上記縁部に対する支持ピンの位置に応じて、剛性ばね保持要素及び支持縁部の反対側の上記ばねの遠位端の曲がりが、スライド軸の方向に対して平行な方向において、第1の方向又はその反対の第2の方向に加えられることが理解される。 図8は、支持ピンの位置を縁部に対して変化させることができる、ばね制御レバーの角度的変位:剛性ばね支持要素と支持縁部との間の実線と、この支持縁部を越えた破線との、極めて概略的な部分上面図を示す。 図9、10は、図8の2つの位置の極めて概略的な部分断面図を示す。図9では支持ピンが剛性ばね支持要素と支持縁部との間にあり、これにより、ばねの遠位端はこの図において上向きに移動し、スライド式可動部の溝は、この図の軸方向上向きに駆動される。図10では、支持ピンが支持縁部を越えており、これにより、ばねの遠位端はこの図において下向きに移動し、スライド式可動部の溝は、図9の方向とは反対方向の、この図の軸方向下向きに駆動される。 図9、10は、図8の2つの位置の極めて概略的な部分断面図を示す。図9では支持ピンが剛性ばね支持要素と支持縁部との間にあり、これにより、ばねの遠位端はこの図において上向きに移動し、スライド式可動部の溝は、この図の軸方向上向きに駆動される。図10では、支持ピンが支持縁部を越えており、これにより、ばねの遠位端はこの図において下向きに移動し、スライド式可動部の溝は、図9の方向とは反対方向の、この図の軸方向下向きに駆動される。 図11は、本発明による時計機構の部分概略斜視図を示し、ここでは上記制御手段の別の部分を確認できる。図7~10に示されている部分は、切り替えユニットのスライド式可動部の軸方向運動の制御からなる第1の機能を満たすものであるが、ばね制御レバーはこの図では奥の中央に確認でき、またばね支持要素はこの図の右側に確認できる。ここで示されている上記制御手段の新たな部分は、スライド式可動部と第1又は第2のハブとの間で軸方向接触が確立されたときに、スライド式可動部に回転運動を与えることによって、第1又は第2のハブそれぞれとの同期割り出し位置を見つけ出すことからなる、第2の機能を満たすものである。この目的のために、上記制御手段は、この図の手前右側に確認できるラックを備え、これは、図の中央部分に確認できるホイールセットを支承するラックレバーの回転を制御することにより、スライド式可動部のシャフトの端部の固定ねじの下側に確認できる、スライド式可動部と共に回転するように一体となった駆動ホイールセットに、回転を与える。この一連のホイールセットは、ラックの角度的移動を一方向のみに発生させることができる少なくとも1つのばねを備え、このラックは、駆動ホイールが駆動されてスライド式可動部が第1又は第2のハブそれぞれとの連結位置となった後で、連結解除され、これによりラックは静止位置に戻ることができる。 図12は、一部の部品は図示されていないため部分的であるが、上記制御手段の主要な要素の概略斜視図を示す。 図13は、一部の部品、特にばねは図示されていないため部分的であるが、ラックレバーをよりはっきりと認識できる視界による、上記機構の概略斜視図を示す。 図14は、同じ機構の異なる角度からの部分概略斜視図を示す。 図15は、同じ機構の異なる角度からの部分概略斜視図を示し、分表示切り替えユニットをこの図の手前左側部分に確認でき、図7の時表示切り替えユニットは、この図の奥の中央に確認できる。 図16は、分表示切り替えユニットと時表示切り替えユニットとの機能的組み合わせの、側面図に近い別の角度からの部分概略斜視図を示す。 図17は、分表示切り替えユニットと時表示切り替えユニットとの機能的組み合わせの、更に別の角度からの部分概略斜視図を示し、ばねのフォークの2つの脚をはっきりと確認でき、これらは各スライド式可動部の溝に挿入されている。従ってこれらの軸方向運動は同時である。 図18は、ラックレバーと、角度的移動を制限するためのその停止部材との、概略斜視図を示す。 図19は、ばね制御レバーと、地板におけるそのガイドとの概略断面図を示す。 図20は、ラックがその角度的移動を開始した位置における、ラック、ラックレバー、及び上記ラックレバーによって支承されたホイールセットの特徴の概略上面図を示す。 図21は、ラックがその角度的移動を終了した位置における、ラック、ラックレバー、及び上記ラックレバーによって支承されたホイールセットの特徴の概略上面図を示す。 図22は、ラックがその角度的移動を開始した図20による位置における、機構の特徴の概略斜視図を示す。 図23は、ラックがその角度的移動を開始した図20による位置における、機構の特徴の別の角度からの概略斜視図を示し、ばねがスライド式可動部と協働するエリアにおけるばねの形状を示すために、切り替えユニットのうちの一方は除去されている。 図24は、占有する空間量が最小である、地板の2つの高さ内への完成品の機構の一部の挿入の、別の角度からの概略斜視図を示す。 図25は、少なくとも1つの上述のような時計機構を備える本発明による機構を備える、特に腕時計である時計を示すブロック図であり、上記時計機構は、切り替え・連結機構と制御手段とを支承する構造体を備え、上記制御手段は、ユーザが操作できる制御部材を備える。この時計機構は、第1及び/又は第2の機構にエネルギを供給するために配設されるエネルギ貯蔵手段を備える。このケースでは、第3の機構は表示機構である。
本発明は、限定するものではないが特に腕時計である時計のための、切り替え式ディスプレイの製造に関する。
より詳細には、本発明は時計機構1000に関し、これは、枢動可能な第1の可動出力部101を備える、限定するものではないが特に第1の歯車である第1の機構100と、枢動可能な第2の可動出力部102を備える、特に第2の歯車である第2の機構200とを備える。
第1の可動出力部101の位置は第1の入力変数に関連付けられ、第2の可動出力部102の位置は第2の入力変数に関連付けられている。
上述の第1の機構100及び第2の機構200は、それぞれ順に、第3の機構の運動と、この第3の機構が備える少なくとも1つの第3の可動出力部の駆動とを制御するために配設される。図示されている例では、この第3の機構は、ユーザが行う選択に応じて第1の入力変数又は第2の入力変数の値を表示できる表示機構である。
特にこれらの可動出力部101、102は、少なくとも1つの表示手段800、8、28上での、第1の歯車100及び第2の歯車200のそれぞれに固有の第1及び第2の示度の交互の表示をそれぞれ制御するために配設される。
より詳細には、上述の第1の機構100及び第2の機構200は互いに独立して連続的に動作するが、これらは例えば単一のエネルギ源によって動力供給されていてよい。
本発明によると、時計機構1000は切り替え・連結機構500を備え、これは、2つの入力を構成する、より詳細にはそれぞれ連続的に動作する、第1の機構100又は第2の機構200と、出力を構成する第3の機構との間の、交互の排他的な連結のために配設される。
より詳細には、この切り替え・連結機構500は、それぞれ可動出力部101、102によって構成されるか、又は可動出力部101、102によって直接駆動される、2つの可動入力部1、2を備える。この切り替え・連結機構500はスライド式可動部5を備え、これは2つの可動入力部1、2の間において定常的な張力下で軸方向に移動でき、このスライド式可動部5は、2つの可動入力部1、2のうちの一方と交互かつ排他的に協働するように配設され、上記ホイールセットは、時計機構に含まれる制御手段300にユーザが与えるコマンドの作用下で選択され、これにより、特に切り替え式ディスプレイの用途において、所与の瞬間にスライド式可動部5と係合している可動入力部1、2と、表示手段800、8、28との間の駆動接続が確立される。
より詳細には、スライド式可動部5と、2つの可動入力部1、2とは、スライド軸D1を中心として同軸である。スライド式可動部5は、各可動入力部1、2に関してある単一の相対角度位置で相補的凹凸部が協働することにより、ある1つの時点において2つの可動入力部1、2のうちの一方のみと軸方向に連結できる。
スライド式可動部5は、制御手段300が備える、スライド式可動部5の軸方向位置を制御して保持するように配設される少なくとも1つのばね又はレバーによって、その連結位置に保持される。
この制御手段300は更に、スライド式可動部5に回転移動を与えて、スライド式可動部5と、このスライド式可動部5が押し付けられるホイールセットとの間の、第1の連結位置を見つけ出すために配設される。
ユーザは制御手段300を操作して、上記第3の機構と係合した第1の機構100及び第2の機構200のうちの一方の機構を連結解除した後、第1の機構100及び第2の機構200のうちのもう一方を、この第3の機構と係合させることができる。
より詳細には、切り替え・連結機構500は構造体600を備え、これは隆起した縁部10を備え、この縁部10は、制御手段300が備えるストリップ9と当接によって協働して、この切り替え・連結機構500が備えるスライド式可動部5の位置を修正する。
より詳細には、スライド式可動部5は、第1の可動入力部1によって、特に弾性アーム13を用いて摩擦駆動される第1のハブ3、及び第2の可動入力部2によって、特に弾性アーム24を用いて摩擦駆動される第2のハブ4と同軸の、スライド式連結スリーブであり、第1の可動入力部1又は第2の可動入力部2は、それぞれ第1のハブ3又は第2のハブ4を駆動するように配設される。
このスライド式可動部5は、1回転につき1つの位置での正面クリックによって、ユーザが制御手段3000に与えるコマンドの作用下で選択される2つの可動入力部1、2のうちの一方と交互かつ排他的に協働するように配設され、これにより、所与の瞬間にスライド式可動部5と係合している可動入力部1、2と、第3の可動出力部との間の駆動接続を確立して、場合に応じて第1の入力変数又は第2の入力変数に特徴的なストロークだけ、上記第3の可動出力部を枢動させる。ある有利な応用例では、上記第3の可動出力部は、表示機構である第3の機構に属する。
本発明は、分表示を切り替える具体的かつ非限定的なケース、及び時表示の切り替えに関して説明されており、これらの名称が、本明細書では様々な部品を示すために使用される。本発明は当然のことながら、時計に関する他の変数、例えばGMT、カレンダー等の切り替え、又は力、コマンド等の伝達に関する切り替え機構にも適用可能であり、上記表示は本発明の具体的かつ非限定的な例示的応用である。
上述の第1のハブ3及び第2のハブ4はそれぞれ第1の連結要素301及び第2の連結要素401を備え、これらは、一度に1つずつ、スライド式可動部5が備える第1の相補的連結要素5301又は第2の相補的連結要素5401と連結位置で交互に協働するように配設される。
更に制御手段300は、スライド式可動部5に、第1のハブ3又は第2のハブ4に当接するまで軸方向移動を与え、またスライド式可動部5に回転移動を与えることにより、スライド式可動部5と、このスライド式可動部5が押し付けられる第1のハブ3又は第2のハブ4との間の、第1の連結位置を見つけ出すように、配設される。
より詳細には、切り替え・連結機構500は、少なくとも1つの弾性復帰手段900、9を備え、これは、スライド式可動部5を軸方向に押して、このスライド式可動部5が押し付けられる第1のハブ3又は第2のハブ4に当接させるように、配設される。
より詳細には、第1の連結要素301及び第2の連結要素401はそれぞれ第1の爪クラッチ要素及び第2の爪クラッチ要素であり、これらは、一度に1つずつ、それぞれ第1の相補的爪状要素及び第2の相補的爪状要素である第1の相補的連結要素5301又は第2の相補的連結要素5401と、爪クラッチ係合位置で交互に協働するように配設される。
より詳細には、制御手段300は、スライド式可動部5と共に回転するように一体となった中間車7に回転移動を与えることにより、スライド式可動部5と、このスライド式可動部5が押し付けられる第1のハブ3又は第2のハブ4との間の連結位置を見つけ出すために配設される。
より詳細には、スライド式可動部5は、第1のハブ3に面する第1の面、及び第2のハブ4に面する第2の面上に、少なくとも1つのポスト又は溝を備え、これは、スライド式可動部5の回転移動中に、360°以下の相対的回転中のある1つの協働位置において、第1のハブ3及び第2のハブ4が備える溝又はポストと相補的に協働するよう配設される。
より詳細には、スライド式可動部5は、シャフト6上でスライドするように設置され、このシャフト6によってスライド式可動部5の回転が割り出され、このシャフト6は、表示手段800、8、28を直接又は間接的に回転させるために配設される。
より詳細には、上記シャフト6は、中間車7が組み込まれた歯車を介して、又はシャフト6によって回転が割り出される中間車7を介して、表示手段800、8、28を回転させるように配設される。
より詳細には、切り替え・連結機構500は、剛性保持要素14を介して上記少なくとも1つの弾性復帰手段900、9が固定された、構造体600を備える。上記弾性復帰手段は、構造体600が備える縁部10上に支持された少なくとも1つの主板ばね9を備え、また、地板600に挿入されたガイドブロック1200によって枢動するように設置された、制御手段300によって操作できるばね制御レバー12を備える。このばね制御レバー12は、ばね制御レバー12によって支承された支持ばね13によって弾性復帰手段900、9に押し付けられる支持ピン11を支承する。この支持ピン11は、ばね制御レバー12の角度位置に応じて、縁部10の一方又は他方の側部上に片持ち様式で支持されるように配設され、これにより、例えばスライド式可動部5の溝59内で支持されることによって、スライド式可動部5の、スライド軸D1の方向に応じて第1の方向又は上記第1の方向の反対の第2の方向の運動を制御する。
より詳細には、中間車7に回転移動を与えるために、制御手段300は制御要素を備え、これは、ばね制御レバー12の回転を制御した後、ラックレバー16と噛合したラック15の回転を制御するように配設される。このラックレバー16は制御ホイール20を支承し、これは、スライド式可動部5と共に回転するように一体となった駆動ホイール21と、ラックレバー16の角度位置に応じて噛合したり噛合しなかったりするように配設される。
より詳細には、第1の可動出力部101及び第2の可動出力部102は定常的に回転する。
本発明は、あらゆる種類の変数の表示に使用できる。
より詳細には、第1の可動出力部101及び第2の可動出力部202は、少なくとも1つの表示手段800、8、28上での、時間的示度である第1及び第2の示度の各表示を制御するために配設される。
本発明のある非限定的な例示的応用例を、このケースにおいては時針28及び分針8を備える同一の表示媒体800上での2つの別個の時間的示度の表示に関して、以下で説明する。
より詳細には、第1の歯車100は第1の調速部材1100によって駆動され、第2の歯車200は第2の調速部材1200によって駆動され、これらの第1の調速部材1100及び第2の調速部材1200は、それぞれ第1及び第2の時間的示度の表示のために、互いに独立して、ユーザの介入なしに、連続的に動作するように配設され、またそれぞれ、定常的に回転する第1の可動入力部1及び第2の可動入力部2を備える。
より詳細には、上述の第1の調速部材1100及び第2の調速部材1200は異なる方法で調速される。ある具体的なケースにおいては、第1の調速部材1100は第1の時間を表示するように調速され、第2の調速部材1200は第2の時間を表示するように調速される。制御手段300により、ユーザは、第1の時間又は第2の時間に従って自由に時間を表示させることができ、本発明による機構は、これら2つの時間のうち所与の瞬間に表示されていない方のカウントダウンの継続を可能にする。
従って図2は、上述の例に関する切り替え・連結機構500を示す。第1の時間専用の第1の歯車100は、下側の第1の日の裏車である第1の可動入力部1を駆動し、第2の時間専用の第2の歯車200は、上側の第2の日の裏車である第2の可動入力部2を駆動する。これらの「下側(lower)」及び「上側(upper)」という概念は何らかの優先順位を与えるものではなく、2つの機構を名称によって区別するためにのみ使用される。第1の可動入力部1は第1のハブ3に摩擦接続され、第2の可動入力部2は第2のハブ4に摩擦接続される。第1のハブ3及び第2のハブ4はそれぞれ第1の連結要素301及び第2の連結要素401を備え、このケースではこれらは、スライド軸D1の方向に対して平行な方向に延在する突出部によって形成され、また図5に示されているように異なる直径にわたって分布する。これらの突出部の遠位部分は傾斜しているか又は放射状になっており、これにより、スライド式可動部5の溝との協働が容易になる。軸D1に対して垂直な平面に突出し、かつ上記突出部に対して相補的であるこれらの溝は、第1の相補的連結要素5301及び第2の相補的連結要素5401を構成する。当然のことながら、製造プロセスを簡略化するために、これらの溝はスライド式可動部5の2つの面において一致していてよい。第1のハブ3又は第2のハブ4とスライド式可動部5との間の連動的な協働は、図5に示されているように、360°の回転につき1つの位置のみで可能である。
スライド軸D1の方向における軸方向連結は、容易に形成できる。スライド式可動部5は、図3で確認できる正方形プロファイル68に従って、シャフト6上で移動できる。このシャフト6は中間車7を支承し、従ってこの中間車7はスライド式可動部5と共に回転するように一体となっている。この中間車7は、ディスプレイ軸D8の周りで枢動する筒かな8と噛合する。従ってスライド式可動部5は、表示したい時間情報に応じて、この筒かな8と、日の裏車1又は2に対応するハブ3又は4との間の連結を保証する。よって図3、4は、第2の時間の表示に対応しており、第1の時間を表示するためには、スライド式可動部5をこの図において上向きにスライドさせる必要がある。
図8~10はより詳細に、特に2つの移動制限用の停止部材121、122の間で、レバー枢動軸D12に対してばね制御レバー12に加えられる回転が、どのようにして、縁部10の一方又は他方の側部上に片持ち支持された支持ピン11の位置を、ばね制御レバー12の角度位置に応じて修正でき、これによって、スライド軸D1の方向における、第1の方向又は上記第1の方向の反対の第2の方向のスライド式可動部5の運動を制御できるかを示す。図9では、支持ピン11の支点は、主板ばね9を構造体600に固定する剛性保持要素14、例えば段付きねじと、この構造体600が備える突出した縁部10との間に位置する。従ってスライド式可動部5は、この図において軸方向上向きに変位する。図10では、支持ピン11の支点は、剛性保持要素14及び縁部10によってその範囲が画定されるエリアの外に位置し、主板ばね9の片持ち支持された部分にその重みが掛かる。従ってスライド式可動部5は、この図において下向きに軸方向変位する。
しかしながら、スライド式可動部5と生成される表示に対応するハブ3又は4との間の整列の角度位置を見つけ出す必要があるため、上述の軸方向連結だけでは不十分である。
この目的のために、制御手段300は、スライド式可動部5を回転するように駆動するための手段を備え、上記手段は、360°以下の回転で1つの整列位置を見つけ出すために、スライド式可動部5が軸方向に押し付けられる第1のハブ3又は第2のハブ4に対する回転を、スライド式可動部5に与えるように配設される。図11~15は、厚みが小さいことを特徴とする非限定的な例示的実施形態を示し、これは時計に他のコンプリケーションを組み込むために有利である。
上述のように、制御手段300は制御要素を備え、これは、ばね制御レバー12の回転を制御した後、ラックレバー16と一体のレバーホイール17と噛合したラック15の回転を制御することにより、ラックレバー16をレバーホイール17の軸の周りで枢動させることができるように配設される。ラック15は1つの回転方向にしか作用せず、ばねによって戻される。レバーホイール17は、これもまたラックレバー16によって支承されている制御用ピニオン18と噛合する。制御用ピニオン18はこのケースにおいて、軸D20に沿って制御ホイール20と同軸であり、この制御ホイール20に対して、制御用ピニオン18はひげぜんまい19によって接続される。この制御ホイール20は、そのシャフト上に摩擦によって設置される。図18に見られるように、ラックレバー16は有利には、偏心器によってそれぞれの位置を好ましく調節できる2つの角度移動制限用の停止部材1601、1602の間で移動できる、アーム160を備える。この図18は、ラックレバー16によって支承される異なるホイールセットの凹部161、162を示す。制御ホイール20は、図3、4、6、7にも図示されている、スライド軸D1の周りでスライド式可動部5と共に回転するように一体となっている駆動ホイール21と、ラックレバー16の角度位置に応じて噛合したりしなかったりするように配設される。これにより、回転移動を中間車7に与えることができる。中間車7はねじ67によってスライド式可動部5のシャフト6上に保持される。
第1の時間又は第2の時間を表示する特定のケースを再び参照すると、第2の時間の示度から第1の時間の示度へと表示を切り替えるシーケンスは、以下のようにして行われる。ばね制御レバー12は時計回りに枢動して、図9のように主板ばね9に作用することにより、スライド式可動部5を第2のハブ4から逃し、スライド式可動部5を第1のハブ3に向かって軸方向に押す間だけ、スライド式可動部5を瞬間的に自由に回転できるようにする。次にラック15を制御することにより、レバーホイール17を駆動し、ラックレバー16を枢動させて、スライド式可動部5と共に回転するように一体となっているシャフト6を、制御用ピニオン18、制御ホイール20、及び駆動ホイール21を備える歯車によって駆動する。スライド式可動部5は、主板ばね9の作用によって第1のハブ3に対して押し付けられたままであり、スライド式可動部5は、第1のハブ3と協働する角度位置に到達するまで回転するように駆動され、第1のハブ3とスライド式可動部5との間の連結により、図4のケースでは上側の停止部材における、スライド式可動部5の軸方向移動の終了が認められる。ひげぜんまい19の存在により、ラック15は、第1のハブ3とスライド式可動部5とが連結した後であっても、その全移動をカバーできる。ラック15がその角度移動の全体を完了した後、ラックレバー16を枢動させたときのレバーホイール17の作用下で、ラック15はその静止位置へと反時計回りに戻され、制御ホイール20が駆動ホイール21から解放される。ばね制御レバー12は、スライド式可動部5に対する軸方向の力を維持してスライド式可動部5を第1のハブ3に押し付けるために、所定の位置に保持される。
図15~17は、図3~14に示されている分表示切り替えユニット26による分表示をベースにして、複数の時間的変数の表示を可能にするための、上述の原理の拡張を示し、1つの同様の構造が、時表示切り替えユニット27に関連している。
上記と同様に、切り替え・連結機構500は2つの2次可動入力部91、92を備える。2次スライド式可動部95は、2次可動入力部91、92の間において定常的な張力下で軸方向に移動できる。
より詳細には、溝959を備える2次スライド式可動部95と、2つの2次可動入力部91、92とは、2次スライド軸D2を中心として同軸である。より詳細には、2次スライド式可動部95は、第1の2次可動入力部91によって摩擦駆動される第1の2次ハブ93、及び第2の2次可動入力部92によって摩擦駆動される第2の2次ハブ94と同軸の、スライド式連結スリーブであり、第1の2次可動入力部91又は第2の2次可動入力部92は、それぞれ第1の2次ハブ93又は第2の2次ハブ94を駆動するように配設される。時表示の切り替え専用のこの組立体の全ての部品は、分表示のものと同様であり、個々の参照番号は、同じものの前に数字「9」を付したものである。分表示切り替えユニット26と時表示切り替えユニット27との接続は、分表示切り替えユニット26に、それぞれ第1のハブ3及び第2のハブ4と一体の中間伝達ホイール22、23、並びにそれぞれ第1の2次ハブ93及び第2の2次ハブ94に係合する移行部ホイール24、25を追加することによって達成される。2次シャフト96は、2次ねじ967によって保持された、このケースでは筒かな8と同軸である筒車28と係合する、2次中間車97を支承する。図17に示されている非限定的な実施形態では、主板ばね9はフォーク状であり、その各脚は、対応するスライド式可動部5、95に対して作用する。
上述の第1のハブ3及び第2のハブ4はそれぞれ第1の連結要素301及び第2の連結要素401を備え、これらは、一度に1つずつ、スライド式可動部5が備える第1の相補的連結要素5301又は第2の相補的連結要素5401と連結位置で交互に協働するように配設される。
更に制御手段300は、スライド式可動部5に、第1のハブ3又は第2のハブ4に当接するまで軸方向移動を与え、またスライド式可動部5に回転移動を与えることにより、スライド式可動部5と、このスライド式可動部5が押し付けられる第1のハブ3又は第2のハブ4との間の、第1の連結位置を見つけ出すように、配設される。
より詳細には、切り替え・連結機構500は、少なくとも1つの弾性復帰手段900、9を備え、これは、スライド式可動部5を軸方向に押して、このスライド式可動部5が押し付けられる第1のハブ3又は第2のハブ4に当接させるように、配設される。
より詳細には、時計機構1000は、第1の調速部材1100及び第2の調速部材1200にエネルギを供給するように配設された、エネルギ貯蔵手段3000を備える。
より詳細には、エネルギ貯蔵手段3000は、第1の調速部材1100及び第2の調速部材1200に同時にエネルギを供給するよう配設された、共通のエネルギ源を備える。
より詳細には、第1の調速部材1100及び第2の調速部材1200のうちの一方は、最大周波数で発振するよう配設された発振子を備え、他方は、最小周波数で発振するよう配設された発振子を備える。より詳細には、上記最大周波数は上記最小周波数の10倍以下である。
図1に示されている従来の針式ディスプレイのような1つの表示媒体上での、第1の表示示度と第2の表示示度との間の切り替えには、以下の3つの段階:第1の表示示度に対応する第1の歯車の連結解除、第2の表示示度に対応する第2の歯車との同期の発見、それに続く第2の歯車の連結が必要である。これら3つの段階は、2つの機能的機構:
‐スライド式可動部に対する各歯車の連結及び連結解除を可能にする、軸方向連結;
‐表示したい新たな情報の入力を可能にする、回転駆動機構
によって実施される。
本発明は更に、少なくとも1つの上述の時計機構1000を備える、特に腕時計である時計2000に関する。
1 第1の可動入力部
2 第2の可動入力部
3 第1のハブ
4 第2のハブ
5 スライド式可動部
6 シャフト
7 中間車
8、28、800 表示手段
9 ストリップ、弾性復帰手段、主板ばね
10 縁部
11 支持ピン
12 ばね制御レバー
13 支持ばね
14 剛性保持要素
15 ラック
16 ラックレバー
20 制御ホイール
21 駆動ホイール
100 第1の機構、第1の歯車
101 第1の可動出力部
102 第2の可動出力部
200 第2の機構、第2の歯車
300 制御手段
301 第1の連結要素
401 第2の連結要素
500 切り替え・連結機構
600 構造体
900 弾性復帰手段
1000 時計機構
1100 第1の調速部材
1200 第2の調速部材
2000 時計
3000 エネルギ貯蔵手段
5301 第1の相補的連結要素
5401 第2の相補的連結要素
D1 スライド軸

Claims (21)

  1. 枢動可能な第1の可動出力部(101)を備える第1の機構(100)と、枢動可能な第2の可動出力部(102)を備える第2の機構(200)とを備え、前記第1の可動出力部(101)の位置は第1の入力変数に関連付けられ、前記第2の可動出力部(102)の位置は第2の入力変数に関連付けられ、前記第1の機構(100)及び前記第2の機構(200)は、それぞれ順に、第3の機構の運動と、前記第3の機構が備える少なくとも1つの第3の可動出力部の駆動とを制御するために配設される、時計機構(1000)であって、
    前記時計機構(1000)は、それぞれ連続的に動作する2つの入力を構成する前記第1の機構(100)又は前記第2の機構(200)と、出力を構成する前記第3の機構との間の、交互の排他的な連結のために配設される、切り替え・連結機構(500)を備えること;
    前記時計機構(1000)は、前記第3の機構と係合した前記第1の機構(100)及び第2の機構(200)のうちの一方の前記機構を連結解除して、前記第3の機構と係合した前記第1の機構(100)及び第2の機構(200)のうちのもう一方を前記第3の機構と係合させるために、ユーザが操作できる、制御手段(300)を備え、前記切り替え・連結機構(500)は、前記第1の機構(100)又は前記第2の機構(200)と、前記第3の機構とを、1回転につき1つの角度位置において連結するための機械的手段を備え、前記機械的連結手段は前記1つの角度位置のみにおいて連結を可能にすること;並びに
    前記切り替え・連結機構(500)は、隆起した縁部(10)を備える構造体(600)を備え、前記縁部(10)と、前記制御手段(300)が備えるストリップ(9)とが当接によって協働して、前記切り替え・連結機構(500)が備えるスライド式可動部(5)の位置を修正すること
    を特徴とする、時計機構(1000)。
  2. 前記機構(1000)は、切り替え式ディスプレイを形成するための前記切り替え・連結機構(500)を備えること;
    前記第3の機構は、表示手段(800、8、28)である前記少なくとも1つの第3の可動出力部上で、前記第1の入力変数又は前記第2の入力変数の特徴である第1の示度又は第2の示度をそれぞれ必要に応じて表示するための、表示機構であること
    を特徴とする、請求項1に記載の時計機構(1000)。
  3. 前記第1の機構は、前記第1の可動出力部(101)を備える第1の歯車(100)であること;並びに
    前記第2の機構は、前記第2のホイールセット(102)を備える第2の歯車(200)であり、前記第1の可動出力部(101)及び前記第2のホイールセット(102)は、少なくとも1つの前記表示手段(800、8、28)上での、前記第1の歯車(100)及び前記第2の歯車(200)それぞれに固有の前記第1の示度及び前記第2の示度の交互の表示を制御するために配置されること;
    前記切り替え・連結機構(500)は、それぞれ前記出力ホイールセット(101;102)によって構成された、又は前記出力ホイールセット(101;102)によって直接駆動される、2つの可動入力部(1;2)を備えること;並びに
    前記スライド式可動部(5)は、前記2つの可動入力部(1;2)の間において定常的な張力下で軸方向に移動でき、前記スライド式可動部(5)は、前記制御手段(300)に前記ユーザが与えるコマンドの作用下で選択される前記2つの可動入力部(1;2)のうちの一方と、交互かつ排他的に協働するように配設され、これにより、所与の瞬間に前記スライド式可動部(5)と係合している前記可動入力部(1;2)と、前記表示手段(800、8、28)との間の駆動接続を確立して、切り替え式ディスプレイを形成すること
    を特徴とする、請求項1に記載の時計機構(1000)。
  4. 前記スライド式可動部(5)と、前記2つの可動入力部(1;2)とは、スライド軸(D1)を中心として同軸であること;並びに
    前記スライド式可動部(5)は、各前記可動入力部(1;2)に関してある単一の相対角度位置で相補的凹凸部が協働することにより、ある1つの時点において前記2つの可動入力部(1;2)のうちの一方のみと軸方向に連結でき、また、前記制御手段(300)が備える、前記スライド式可動部(5)の軸方向位置を制御して保持するように配設される少なくとも1つのばね又はレバーによって、連結位置に保持されること;並びに
    前記制御手段(300)は更に、前記スライド式可動部(5)に回転移動を与えて、前記スライド式可動部(5)と、前記スライド式可動部(5)が押し付けられる前記ホイールセットとの間の、第1の連結位置を見つけ出すために配設されること
    を特徴とする、請求項3に記載の時計機構(1000)。
  5. 前記スライド式可動部(5)は、第1の可動入力部(1)によって摩擦駆動される第1のハブ(3)、及び第2の可動入力部(2)によって摩擦駆動される第2のハブ(4)と同軸の、スライド式連結スリーブであること;並びに
    前記第1の可動入力部(1)又は前記第2の可動入力部(2)は、それぞれ前記第1のハブ(3)又は前記第2のハブ(4)を駆動するように配設され、前記第1のハブ(3)及び前記第2のハブ(4)はそれぞれ第1の連結要素(301)及び第2の連結要素(401)を備え、前記第1の連結要素(301)及び前記第2の連結要素(401)は、一度に1つずつ、前記スライド式可動部(5)が備える第1の相補的連結要素(5301)又は第2の相補的連結要素(5401)と前記連結位置で交互に協働するように配設されること;並びに
    前記制御手段(300)は、前記スライド式可動部(5)に、前記第1のハブ(3)又は前記第2のハブ(4)に当接するまで軸方向移動を与え、また前記スライド式可動部(5)に回転移動を与えることにより、前記スライド式可動部(5)と、前記スライド式可動部(5)が押し付けられる前記第1のハブ(3)又は前記第2のハブ(4)との間の、前記第1の連結位置を見つけ出すように、配設されること
    を特徴とする、請求項3に記載の時計機構(1000)。
  6. 前記切り替え・連結機構(500)は少なくとも1つの弾性復帰手段(900、9)を備え、前記少なくとも1つの弾性復帰手段(900、9)は、前記スライド式可動部(5)を軸方向に押して、前記スライド式可動部(5)が押し付けられる前記第1のハブ(3)又は前記第2のハブ(4)に当接させるように、配設されることを特徴とする、請求項5に記載の時計機構(1000)。
  7. 前記第1の連結要素(301)及び前記第2の連結要素(401)はそれぞれ第1の爪クラッチ要素及び第2の爪クラッチ要素であり、前記第1の爪クラッチ要素及び前記第2の爪クラッチ要素は、一度に1つずつ、それぞれ第1の相補的爪状要素及び第2の相補的爪状要素である前記第1の相補的連結要素(5301)又は前記第2の相補的連結要素(5401)と、爪クラッチ係合位置で交互に協働するように配設されることを特徴とする、請求項5に記載の時計機構(1000)。
  8. 前記制御手段(300)は、前記スライド式可動部(5)と共に回転するように一体となった中間車(7)に回転移動を与えることにより、前記スライド式可動部(5)と、前記スライド式可動部(5)が押し付けられる前記第1のハブ(3)又は前記第2のハブ(4)との間の、前記連結位置を見つけ出すために配設されることを特徴とする、請求項5に記載の時計機構(1000)。
  9. 前記スライド式可動部(5)は、前記第1のハブ(3)に面する第1の面、及び前記第2のハブ(4)に面する第2の面上に、少なくとも1つのポスト又は少なくとも1つの溝を備え、前記ポスト又は溝は、前記スライド式可動部(5)の回転移動中に、360°以下の相対的回転中のある1つの協働位置において、前記第1のハブ(3)及び前記第2のハブ(4)が備える溝又はポストと相補的に協働するよう配設されることを特徴とする、請求項5に記載の時計機構(1000)。
  10. 前記スライド式可動部(5)は、前記シャフト(6)上でスライドするように設置され、前記シャフト(6)によって前記スライド式可動部(5)の回転が割り出され、前記シャフト(6)は、前記表示手段(800、8、28)を直接又は間接的に回転させるために配設されることを特徴とする、請求項5に記載の時計機構(1000)。
  11. 前記シャフト(6)は、前記中間車(7)が組み込まれた歯車を介して、又は前記シャフト(6)によって回転が割り出される前記中間車(7)を介して、前記シャフト(6)を回転させるように配設されることを特徴とする、請求項8及び10に記載の時計機構(1000)。
  12. 前記少なくとも1つの弾性復帰手段(900、9)は、剛性保持要素(14)を介して前記構造体(600)に固定され、前記少なくとも1つの弾性復帰手段(900、9)は、前記構造体(600)が備える前記縁部(10)上に支持された少なくとも1つの主板ばね(9)を備え、また、枢動するように設置された、前記制御手段(300)によって操作できるばね制御レバー(12)を備え、前記ばね制御レバー(12)は、前記ばね制御レバー(12)によって支承された支持ばね(13)によって前記弾性復帰手段(900、9)に押し付けられる支持ピン(11)を支承し、前記支持ピン(11)は、前記ばね制御レバー(12)の角度位置に応じて、前記縁部(10)の一方又は他方の側部上に片持ち様式で支持されるように配設され、これにより、前記スライド式可動部(5)の、前記スライド軸(D1)の方向に応じて第1の方向又は前記第1の方向の反対の第2の方向の運動を制御することを特徴とする、請求項6及び請求項3に記載の時計機構(1000)。
  13. 前記制御手段(300)は、前記スライド式可動部(5)と共に回転するように一体となった前記中間車(7)に回転移動を与えることにより、前記スライド式可動部(5)と、前記スライド式可動部(5)が押し付けられる前記第1のハブ(3)又は前記第2のハブ(4)との間の、前記連結位置を見つけ出すために配設されること;及び
    前記中間車(7)に前記回転移動を与えるために、前記制御手段(300)は制御要素を備え、前記制御要素は、前記ばね制御レバー(12)の回転を制御した後、制御ホイール(20)を支承するラックレバー(16)と噛合したラック(15)の回転を制御するように配設され、前記制御ホイール(20)は、前記スライド式可動部(5)と共に回転するように一体となった駆動ホイール(21)と、前記ラックレバー(16)の角度位置に応じて噛合したり噛合しなかったりするように配設されること
    を特徴とする、請求項12に記載の時計機構(1000)。
  14. 前記第1の可動出力部(101)及び前記第2の可動出力部(102)は、定常的に回転することを特徴とする、請求項3に記載の時計機構(1000)。
  15. 前記第1の可動出力部(101)及び前記第2の可動出力部(102)は、少なくとも1つの前記表示手段(800、8、28)上での、時間的示度である少なくとも1つの前記第1の示度及び前記第2の示度の各表示を制御するために配設されることを特徴とする、請求項3に記載の時計機構(1000)。
  16. 前記第1の歯車(100)は第1の調速部材(1100)によって駆動されること;
    前記第2の歯車(200)は第2の調速部材(1200)によって駆動されること;並びに
    前記第1の調速部材(1100)及び前記第2の調速部材(1200)は、それぞれ少なくとも1つの前記第1の時間的示度及び前記第2の時間的示度の表示のために、互いに独立して、ユーザの介入なしに、連続的に動作するように配設され、またそれぞれ、定常的に回転する前記第1の可動入力部(1)及び前記第2の可動入力部(2)を備えること
    を特徴とする、請求項3に記載の時計機構(1000)。
  17. 前記第1の調速部材(1100)及び前記第2の調速部材(1200)は異なる方法で調速されることを特徴とする、請求項16に記載の時計機構(1000)。
  18. 前記時計機構(1000)は、前記第1の調速部材(1100)及び前記第2の調速部材(1200)にエネルギを供給するように配設された、エネルギ貯蔵手段(3000)を備えることを特徴とする、請求項16に記載の時計機構(1000)。
  19. 前記エネルギ貯蔵手段(3000)は、前記第1の調速部材(1100)及び前記第2の調速部材(1200)に同時にエネルギを供給するように配設された、共通のエネルギ貯蔵手段を備えることを特徴とする、請求項18に記載の時計機構(1000)。
  20. 前記第1の調速部材(1100)及び前記第2の調速部材(1200)のうちの一方は、最大周波数で発振するよう配設された発振子を備え、他方は、最小周波数で発振するよう配設された発振子を備え、前記最大周波数は前記最小周波数の10倍以下であることを特徴とする、請求項16に記載の時計機構(1000)。
  21. 請求項3に記載の少なくとも1つの時計機構(1000)を備える、時計(2000)。
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