JP2023160615A - チャネル制御装置、チャネル制御方法、及びチャネル制御システム - Google Patents

チャネル制御装置、チャネル制御方法、及びチャネル制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】金融機関におけるチャネルや業務の重要度を的確に踏まえた、精度良好な業務処理の重み付け制御を可能とするチャネル制御装置、チャネル制御方法及びチャネル制御システムを提供する。【解決手段】ネットワークを介して接続されたチャネル制御装置、複数のチャネル及び複数の実行システムにより構成されているチャネル制御システムにおいて、チャネル制御装置100は、金融機関のユーザ情報と、チャネルを介して受信した処理要求のログを保持する記憶装置101と、ログが示す各処理要求の発信ユーザの識別情報に基づきユーザ情報から属性を特定し、特定した属性をログにおける当該処理要求のレコードに紐付け、当該レコードのうち予め定めたターゲット層の属性が紐付いたレコード群のレコードが示す業務等の出現頻度をカウントし、出現頻度が基準を満たす業務等に関する処理要求を優先する制御を行う演算装置104を含む構成とする。【選択図】図2

Description

本発明は、チャネル制御装置、チャネル制御方法、及びチャネル制御システムに関するものである。
BaaS型ビジネスの浸透やチャネルの多様化に対応するために、金融機関チャネル系システムのアーキテクチャは、チャネル層と業務処理層が疎結合(APIによる連携)になると想定される。疎結合になることで、金融機関における営業店やインターネットバンキングだけではない、様々なチャネルからAPIを介した銀行業務が実現できる。一方で、そうしたチャネルを介した各種処理要求を適宜にコントロールする必要性も出てくる。

なお、オンライン上での業務処理に関して適宜制御を行う従来技術としては、例えば、金融機関における情報系システムの構築に際して効率のよいメッセージ処理システムを実現するメッセージ管理方式(特許文献1参照)などが提案されている。
この技術は、データベース制御機能及びデータコミュニケーション制御機能を備える情報系オンラインデータシステムに用いられ、該情報系オンラインデータシステムで処理すべきデータの入力処理制御を行い、入力データを得る第1の手段と、該入力データをメッセージキューファイルに格納制御する第2の手段と、前記メッセージキューファイルに格納されたデータをファイルデータとして取り出して業務処理プログラムに渡す制御を行う第3の手段とを有することを特徴とするメッセージ管理方式である。
特開平7-121477号公報
ところが、(何も対応をしなければ)チャネル多様化に伴う、顧客接点の増加機会を効果的に活かしきれない。また、チャネル多様化に伴って業務処理が呼び出される機会が増加するが、呼び出し分に応じたリソースの割り当てが困難となる可能性もある。
なぜなら、勘定系システムは、セキュリティ等の観点から、クラウドではなくオンプレで構築しているケースが多い故である。オンプレで構築されたシステムは、当該システムにおけるスケーラビリティが低く、突発的なアクセス数の増加に対応しきれない状況(サーバビジ―)が想定される。当然、チャネルごとの業務上の特性や効果等に応じたアクセス制御を行うこともできない。
一方、本出願人は、上記課題について既に考慮し、金融機関における対象業務やチャネル、システム特性を適切に踏まえた、効率的な業務処理の制御を可能とする技術(特願2021-105170)を開発している。
これにより、アクセス元のチャネルの種類と業務内容、接続先の基盤の種類を組み合わせ、処理に優先順序を付ける仕掛けを制御処理内部で作ることで、現状のサーバリソースおよび業務重要度に応じ負荷分散の最適化を実現した。
他方、そうした技術を採用するとしても、どのチャネルからどの程度のアクセスがあったのかが捕捉できておらず、いまだ課題が残されていた。すなわち、顧客が重視するチャ
ネルや業務の重要度を一元管理できていないため、そうした事象を踏まえるべき、性能設計時の処理の重みづけが適切にできないといった課題である。
そこで本発明の目的は、金融機関におけるチャネルや業務の重要度を的確に踏まえた、精度良好な業務処理の重み付け制御を可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明のチャネル制御装置は、金融機関における各ユーザの属性を示すユーザ情報と、所定のチャネルを介して受信した業務の処理要求に関するログを保持する記憶装置と、前記ログが示す各処理要求の発信ユーザの識別情報に基づき、前記ユーザ情報から当該ユーザの属性を特定する処理と、前記特定した属性を、前記ログにおける当該処理要求のレコードに紐付ける処理と、前記レコードのうち、前記金融機関にて予め定めたターゲットユーザ層の属性が紐付いたレコード群を抽出し、当該レコード群のレコードが示す業務又はチャネルの出現頻度をカウントする処理と、前記出現頻度が所定基準を満たす業務又はチャネルを特定し、当該業務に関する処理要求または当該チャネルを介して受信した処理要求を、その他の処理要求よりも優先する制御を行う処理を実行する演算装置と、を含むことを特徴とする。
また、本発明のチャネル制御方法は、情報処理装置が、情報処理装置が、金融機関における各ユーザの属性を示すユーザ情報と、所定のチャネルを介して受信した業務の処理要求に関するログを記憶装置にて保持し、前記ログが示す各処理要求の発信ユーザの識別情報に基づき、前記ユーザ情報から当該ユーザの属性を特定する処理と、前記特定した属性を、前記ログにおける当該処理要求のレコードに紐付ける処理と、前記レコードのうち、前記金融機関にて予め定めたターゲットユーザ層の属性が紐付いたレコード群を抽出し、当該レコード群のレコードが示す業務又はチャネルの出現頻度をカウントする処理と、前記出現頻度が所定基準を満たす業務又はチャネルを特定し、当該業務に関する処理要求または当該チャネルを介して受信した処理要求を、その他の処理要求よりも優先する制御を行う処理を実行する、ことを特徴とする。
また、本発明のチャネル制御システムは、金融機関における各ユーザの属性を示すユーザ情報と、所定のチャネルを介して受信した業務の処理要求に関するログを保持する記憶装置と、前記ログが示す各処理要求の発信ユーザの識別情報に基づき、前記ユーザ情報から当該ユーザの属性を特定する処理と、前記特定した属性を、前記ログにおける当該処理要求のレコードに紐付ける処理と、前記レコードのうち、前記金融機関にて予め定めたターゲットユーザ層の属性が紐付いたレコード群を抽出し、当該レコード群のレコードが示す業務又はチャネルの出現頻度をカウントする処理と、前記出現頻度が所定基準を満たす業務又はチャネルを特定し、当該業務に関する処理要求または当該チャネルを介して受信した処理要求を、その他の処理要求よりも優先する制御を行う処理を実行する演算装置と、を備えたチャネル制御装置を含むことを特徴とする。
本発明によれば、金融機関におけるチャネルや業務の重要度を的確に踏まえた、精度良好な業務処理の重み付け制御が可能となる。
本実施形態のチャネル制御システムを構成するネットワーク例を示す図である。 本実施形態におけるチャネル制御装置のハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態におけるログの構成例を示す図である。 本実施形態におけるユーザDBの構成例を示す図である。 本実施形態における合成データDBの構成例を示す図である。 本実施形態の業務・接続先優先度テーブルの構成例を示す図である。 本実施形態のチャネル優先度テーブルの構成例を示す図である。 本実施形態におけるチャネル制御方法のフロー例を示す図である。 本実施形態におけるチャネル制御方法のフロー例を示す図である。 本実施形態における業務・接続先優先度テーブル(更新後)の構成例を示す図である。 本実施形態のチャネル優先度テーブル(更新後)の構成例を示す図である。
<ネットワーク構成>
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態のチャネル制御システム10を構成するネットワーク構成図である。図1に示すチャネル制御システム10は、金融機関におけるチャネルや業務の重要度を的確に踏まえた、精度良好な業務処理の重み付け制御を可能とするコンピュータシステムである。
本実施形態のチャネル制御システム10は、図1で示すように、ネットワーク1を介して接続された、チャネル制御装置100、チャネル200、及び実行システム300により構成されている。これらのうち、少なくともチャネル制御装置100を含む複数装置を総称してチャネル制御システム10とする。
本実施形態のチャネル制御装置100は、金融機関における業務システムと様々なチャネル200との間の処理を仲介、制御するサービスの提供装置と言える。具体的には、API(Application Programming Interface)を金融機関内外の所定装置に公開するサーバ装置を想定する。
一方、チャネル200は、上述の金融機関が提供する各種の金融サービスを利用する際に行員やユーザが操作する端末、或いは外部システムである。具体的な例としては、ATM、テラー端末、センター端末、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどを想定できる。
また、実行システム300は、金融機関における金融業務を実際に実行する業務システムである。この実行システム300は、振込業務、入出金業務、投信業務、勘定系など、業務の種類ごとに構築、運用されることを想定する。
なお、上述の実行システム300は、金融機関におけるセキュリティポリシーや各種の規制などの関係を踏まえ、オンプレミス基盤にて構築、運用されているものと、そうしたポリシーとは異なる方針が採用され、クラウド基盤にて構築、運用さるものとが併存しているものとする。
オンプレミス基盤で構築、運用されている実行システム300としては、例えば、振込業務や入出金業務を想定できる。また、クラウド基盤で構築、運用されている実行システム300としては、投信業務を想定できる。勿論こうした運用例はあくまで一例であって、適用対象等について限定はしない。
<ハードウェア構成>
また、本実施形態のチャネル制御システム10を主として構成するチャネル制御装置100のハードウェア構成は、図2に以下の如くとなる。
すなわちチャネル制御装置100は、記憶装置101、メモリ103、演算装置104
、および通信装置105、を備える。
このうち記憶装置101は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される。
また、メモリ103は、RAM(Random Access Memory)など揮発性記憶素子で構成される。
また、演算装置104は、記憶装置101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPU(Central Processing Unit)である。
なお、プログラム102は、API(Application Programming Interface)を実装する関数、プロシージャ、変数、データ構造などのライブラリを含むことを想定する。
また、APIとしては、外部APIと内部APIの2種を含みうる。外部APIは、上述の金融機関以外の他事業者(のチャネル)からの処理要求を受けて処理結果を返す、いわゆるオープンAPIである。また、内部APIは、金融機関で運用するチャネル(例:ATM、テラー端末、センター端末等々)からの処理要求を受けて処理結果を返すAPIである。
また、通信装置105は、ネットワーク1と接続してチャネル200や実行システム300との通信処理を担うネットワークインターフェイスカード等を想定する。
また、記憶装置101内には、本実施形態のチャネル制御装置100として必要な機能を実装する為のプログラム102に加えて、ログ125、ユーザDB126、合成データDB127、業務・接続先優先度テーブル128、及びチャネル優先度テーブル129が少なくとも記憶されている。ただし、これらデータベースやテーブルについての詳細は後述する。
<データ構造例>
続いて、本実施形態のチャネル制御装置100が用いる各種情報について説明する。図3に、本実施形態におけるログ125の一例を示す。本実施形態のログ125は、それぞれのチャネル200を介して受信した、金融機関の顧客(ユーザ)が所望する業務の処理要求の履歴群である。
このログ125は、例えば、ログを一意に識別するログIDをキーに、当該ログが示す業務の処理時間、接続元のチャネル、処理内容たる業務、及び当該ユーザを一意に示すユーザIDといったデータを紐付けたレコードの集合体となっている。
図4に、本実施形態におけるユーザDB126の一例を示す。本実施形態におけるユーザDB126は、金融機関の各顧客であるユーザの情報を格納したデータベースである。
具体的には、当該ユーザを一意に識別するユーザIDをキーに、当該ユーザの性別、住所、氏名、年齢、及び金融資産といったデータを紐付けたレコードの集合体となっている。
図5に、本実施形態における合成データDB127の一例を示す。本実施形態における合成データDB127は、上述のログ125が示す或る業務処理の履歴と、当該履歴の起源となった処理要求を発したユーザの情報とをマージしたデータを格納したデータベース
である。
具体的には、ログIDをキーに、処理時間、ユーザ属性情報、チャネル、業務、及びユーザIDといったデータを紐付けたレコードの集合体となっている。
このうち、ユーザDB126のレコードから抽出した値としては、「ユーザ属性情報」欄の値が該当する。図5の例では、「ユーザ属性情報」欄に、性別と年代の各値が格納されている状況を示しているが、これに限定しない。例えば、住所、金融資産、といった値が格納されているとしてもよい。
図6に、本実施形態における業務・接続先優先度テーブル128の一例を示す。本実施形態における業務・接続先優先度テーブル128は、金融機関における業務ごとの優先度及び実行システムの各種情報を規定したテーブルである。
この業務・接続先優先度テーブル128は、例えば、業務名をキーとして、当該業務の(業務間での)優先度、当該業務に関する処理要求をAPIで受けて接続先とする実行システムの基盤種類(クラウド基盤かオンプレミス基盤)、及び当該実行システムの識別情報、といったデータを紐付けレコードの集合体となっている。
また図7に、本実施形態におけるチャネル優先度テーブル129の一例を示す。本実施形態におけるチャネル優先度テーブル129は、上述の処理要求の要求元であるチャネルの種類ごとの(チャネル間での)優先度の情報を規定したテーブルである。
このチャネル優先度テーブル129は、例えば、チャネル種類をキーとして、当該チャネルの優先度の値を紐付けレコードの集合体となっている。
<チャネル制御方法のフロー1>
以下、本実施形態におけるチャネル制御方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明するチャネル制御方法に対応する各種動作は、チャネル制御装置100がメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図8は、本実施形態におけるチャネル制御方法のフロー例を示す図である。この場合、チャネル制御装置100は、一定時間内に複数のチャネル200それぞれから、業務の処理要求を受信する(s10)。この処理要求が対象とする業務は、例えば、入出金、振込、口座残高の照会、遺言、といったものとなる。
続いて、チャネル制御装置100は、s10で受信した処理要求を、ログ125に格納する(s11)。
チャネル制御装置100は、上述のs10およびs11の各処理を、一定期間繰り返し、ログ125において所定量の履歴(レコード)が格納されたか判定する(s12)。
s12での判定の結果、所定量の履歴がログ125に格納済みとなった場合(s12:Yes)、チャネル制御装置100は、本フローを終了する。一方、s12での判定の結果、ログ125に未だ所定量の履歴が格納されていない場合(s12:No)、チャネル制御装置100は、処理をs10に戻す。
<チャネル制御方法のフロー2>
続いて、ログ125が或る程度の数の履歴を含むようになったことを前提として、その後に受信する処理要求に関する優先制御を、このログ125やユーザDB126等を踏まえて行う方法について説明する。
この場合、チャネル制御装置100は、ログ125が示す各処理要求の履歴におけるユーザIDに基づき、ユーザDB126の各レコード中から当該ユーザの属性情報を抽出する(s20)。
また、チャネル制御装置100は、s20で得た属性情報を、ログ125における当該処理要求のレコードに紐付けて新たなレコードを生成し、これを合成データDB127に格納する(s21)。
続いて、チャネル制御装置100は、合成データDB127に格納したレコードのうち、上述の金融機関にて予め定めたターゲット層の属性(例:女性30代)が紐付いたレコード群を抽出する(s22)。
このターゲット層としては、金融機関が当該営業店で或いは全営業店で戦略的に営業対象として構想したユーザ群であって、特定の属性を有する者達からなる集団を想定できる。或いは、当該営業店で或いは全営業店でマスの顧客層となっている者達を想定することもできる。
続いて、チャネル制御装置100は、s22で抽出したレコード群に含まれるレコードが示す、業務又はチャネルの出現頻度をカウントする(s23)。この場合、例えば、ユーザが「女性30代」であるレコードを、「入金」、「出金」、「振込」、「遺言」などといった業務ごと、又は「営業店端末」、「IB」などといったチャネルごとに分類し、その分類結果が含むレコード数をカウントする。
なお、上述の出現頻度のカウントに際し、当該レコード群のレコードが示す業務又はチャネルの出現頻度を、処理時間帯ごとにカウントするとしてもよい。例えば、ユーザが「女性30代」であるレコードを、「入金」、「出金」、「振込」、「遺言」などといった業務ごと、又は「営業店端末」、「IB」などといったチャネルごとに分類し、その分類結果が含むレコードを、さらに「処理時間」が示す時間帯(例:午前中/午後)ごとに分類した上で数をカウントする。
続いて、チャネル制御装置100は、s23でのカウント結果、すなわちレコード数(
出現頻度)が所定基準を満たす業務又はチャネルを特定する(s24)。例えば、他業務よりも該当レコード数が多い業務/チャネル、他業務よりも該当レコード数が所定割合以上多い業務/チャネル、などを特定する。
また、チャネル制御装置100は、s24で特定した業務について、業務・接続先優先度テーブル128にて設定された優先度の値を予め決められた割合で増大(図10における下線部分が増大対象)させるか、s24で特定したチャネルについて、チャネル優先度テーブル129にて設定された優先度の値を予め決められた割合で増大(図11における下線部分が増大対象)させる(s25)。
チャネル制御装置100は、以後に処理要求を受信する際、上述の業務・接続先優先度テーブル128やチャネル優先度テーブル129にて設定された優先度の値を参照し、その値に応じて、当該処理要求の処理を優先的に実行することとなる(s26)。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、金融機関におけるチャネルや業務の重要度を的確に踏ま
えた、精度良好な業務処理の重み付け制御が可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態のチャネル制御装置において、前記記憶装置は、前記業務ごとの優先度の情報と、前記業務の要求元である前記チャネルの種類ごとの優先度の情報をさらに保持し、前記演算装置は、前記出現頻度が所定基準を満たす業務について、前記業務ごとの優先度の情報における、当該業務の優先度の値を高める処理か、又は前記出現頻度が所定基準を満たすチャネルについて、前記チャネルの種類ごとの優先度の情報における、当該チャネルの優先度の値を高める処理を実行するものである、としてもよい。
これによれば、業務の重み付け定義(業務ごとの優先度の情報)や、チャネルの重み付け定義(チャネルの種類ごとの優先度の情報)が、予め定義されている状況に適宜に対応し、当該定義の精度向上を効率的に図ることができる。ひいては、金融機関におけるチャネルや業務の重要度を的確に踏まえた、さらに精度良好な業務処理の重み付け制御が可能となる。
また、本実施形態のチャネル制御装置において、前記演算装置は、前記出現頻度のカウントに際し、前記レコード群のレコードが示す業務又はチャネルの時間帯ごとの出現頻度をカウントし、前記出現頻度が所定基準を満たす業務又はチャネルを特定し、当該時間帯において、当該業務に関する処理要求または当該チャネルを介して受信した処理要求を、その他の処理要求よりも優先する制御を行うものである、としてもよい。
これによれば、1つの営業店であっても、時間帯毎に金融機関が想定する又はユーザが所望する取引やチャネルの傾向が異なる状況にも適宜に対処し、処理要求に関する重み付け制御のきめ細やかに実施できる。ひいては、金融機関におけるチャネルや業務の重要度を的確に踏まえた、より精度良好な業務処理の重み付け制御が可能となる。
また、本実施形態のチャネル制御方法において、前記情報処理装置が、前記記憶装置において、前記業務ごとの優先度の情報と、前記業務の要求元である前記チャネルの種類ごとの優先度の情報をさらに保持し、前記出現頻度が所定基準を満たす業務について、前記業務ごとの優先度の情報における、当該業務の優先度の値を高める処理か、又は前記出現頻度が所定基準を満たすチャネルについて、前記チャネルの種類ごとの優先度の情報における、当該チャネルの優先度の値を高める処理を実行する、としてもよい。
また、本実施形態のチャネル制御方法において、前記情報処理装置が、前記出現頻度のカウントに際し、前記レコード群のレコードが示す業務又はチャネルの時間帯ごとの出現頻度をカウントし、前記出現頻度が所定基準を満たす業務又はチャネルを特定し、当該時間帯において、当該業務に関する処理要求または当該チャネルを介して受信した処理要求を、その他の処理要求よりも優先する制御を行う、としてもよい。
1 ネットワーク
10 チャネル制御システム
100 チャネル制御装置
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
105 通信装置
125 ログ
126 ユーザDB
127 合成データDB
128 業務・接続先優先度テーブル
129 チャネル優先度テーブル
200 チャネル
300 実行システム

Claims (7)

  1. 金融機関における各ユーザの属性を示すユーザ情報と、所定のチャネルを介して受信した業務の処理要求に関するログを保持する記憶装置と、
    前記ログが示す各処理要求の発信ユーザの識別情報に基づき、前記ユーザ情報から当該ユーザの属性を特定する処理と、前記特定した属性を、前記ログにおける当該処理要求のレコードに紐付ける処理と、前記レコードのうち、前記金融機関にて予め定めたターゲットユーザ層の属性が紐付いたレコード群を抽出し、当該レコード群のレコードが示す業務又はチャネルの出現頻度をカウントする処理と、前記出現頻度が所定基準を満たす業務又はチャネルを特定し、当該業務に関する処理要求または当該チャネルを介して受信した処理要求を、その他の処理要求よりも優先する制御を行う処理を実行する演算装置と、
    を含むことを特徴とするチャネル制御装置。
  2. 前記記憶装置は、
    前記業務ごとの優先度の情報と、前記業務の要求元である前記チャネルの種類ごとの優先度の情報をさらに保持し、
    前記演算装置は、
    前記出現頻度が所定基準を満たす業務について、前記業務ごとの優先度の情報における、当該業務の優先度の値を高める処理か、又は前記出現頻度が所定基準を満たすチャネルについて、前記チャネルの種類ごとの優先度の情報における、当該チャネルの優先度の値を高める処理を実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のチャネル制御装置。
  3. 前記演算装置は、
    前記出現頻度のカウントに際し、前記レコード群のレコードが示す業務又はチャネルの時間帯ごとの出現頻度をカウントし、前記出現頻度が所定基準を満たす業務又はチャネルを特定し、当該時間帯において、当該業務に関する処理要求または当該チャネルを介して受信した処理要求を、その他の処理要求よりも優先する制御を行うものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のチャネル制御装置。
  4. 情報処理装置が、
    金融機関における各ユーザの属性を示すユーザ情報と、所定のチャネルを介して受信した業務の処理要求に関するログを記憶装置にて保持し、
    前記ログが示す各処理要求の発信ユーザの識別情報に基づき、前記ユーザ情報から当該ユーザの属性を特定する処理と、前記特定した属性を、前記ログにおける当該処理要求のレコードに紐付ける処理と、前記レコードのうち、前記金融機関にて予め定めたターゲットユーザ層の属性が紐付いたレコード群を抽出し、当該レコード群のレコードが示す業務又はチャネルの出現頻度をカウントする処理と、前記出現頻度が所定基準を満たす業務又はチャネルを特定し、当該業務に関する処理要求または当該チャネルを介して受信した処理要求を、その他の処理要求よりも優先する制御を行う処理を実行する、
    ことを特徴とするチャネル制御方法。
  5. 前記情報処理装置が、
    前記記憶装置において、前記業務ごとの優先度の情報と、前記業務の要求元である前記チャネルの種類ごとの優先度の情報をさらに保持し、
    前記出現頻度が所定基準を満たす業務について、前記業務ごとの優先度の情報における、当該業務の優先度の値を高める処理か、又は前記出現頻度が所定基準を満たすチャネルについて、前記チャネルの種類ごとの優先度の情報における、当該チャネルの優先度の値を高める処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のチャネル制御方法。
  6. 前記情報処理装置が、
    前記出現頻度のカウントに際し、前記レコード群のレコードが示す業務又はチャネルの時間帯ごとの出現頻度をカウントし、前記出現頻度が所定基準を満たす業務又はチャネルを特定し、当該時間帯において、当該業務に関する処理要求または当該チャネルを介して受信した処理要求を、その他の処理要求よりも優先する制御を行う、
    ことを特徴とする請求項4に記載のチャネル制御方法。
  7. 金融機関における各ユーザの属性を示すユーザ情報と、所定のチャネルを介して受信した業務の処理要求に関するログを保持する記憶装置と、
    前記ログが示す各処理要求の発信ユーザの識別情報に基づき、前記ユーザ情報から当該ユーザの属性を特定する処理と、前記特定した属性を、前記ログにおける当該処理要求のレコードに紐付ける処理と、前記レコードのうち、前記金融機関にて予め定めたターゲットユーザ層の属性が紐付いたレコード群を抽出し、当該レコード群のレコードが示す業務又はチャネルの出現頻度をカウントする処理と、前記出現頻度が所定基準を満たす業務又はチャネルを特定し、当該業務に関する処理要求または当該チャネルを介して受信した処理要求を、その他の処理要求よりも優先する制御を行う処理を実行する演算装置と、
    を備えたチャネル制御装置を含むことを特徴とするチャネル制御システム。
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